キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
1 :
森末(仮)
:2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。
91 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:29:20 ID:???
もしも沢田が三杉に接触し、三杉が途中退場していなければ……。
それはこの試合を観戦していて誰もが思った事柄である。
だが、結果として東邦は勝ち、武蔵は負けた。
実況の言うようにサッカーに怪我はつきもの、と考えればこの結果も致し方なしなのだろう。
試合には勝ったが勝負では負けた、東邦のメンバーの殆どがそう考え、
都大会優勝とあっても浮かれた顔をするものは少なかったが、それでも勝ちは勝ちである。
控室に戻った彼らは気持ちをなんとか切り替え、全国大会へと気持ちを移そうとするのだが……。
ガチャッ
吉良「邪魔するぞ、若島津、タケシ」
若島津「えっ、あ、あなたは……!」
沢田「吉良監督!」
控室で全員が着替えを終え、帰路につこうとしていたその時、入ってきたのは吉良耕三……。
かつて若島津、そして沢田が所属をしていた明和FCの監督である。
東邦学園のメンバーらにとっては殆ど初対面であるが、若島津としては懐かしい顔。
そして沢田にとっては去年まで面倒を見てくれていた恩師であり、再会を喜ぶのだが……。
そんな彼らにも、どうしてここに吉良がいるのかという疑問が浮かぶ。
若島津「どうしたんですか吉良監督、こんな所に……」
吉良「なぁに、可愛い教え子達があの三杉がいる武蔵相手にどこまでやれるのか……見てみたかったまでの事よ。
結果はワシの期待を裏切られる形であったがな」
沢田「うぅ……」
若島津「……面目ありません」
92 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:30:50 ID:???
教え子――沢田と若島津が、天才と称される三杉を相手にどこまで戦えるか、期待をして観戦をしていた吉良。
しかし、結果は沢田も若島津も決して満足の行くものではない……。
否、一対一での勝負ならば両者共に完全に負けていたと言って差し支えの無いものだろう。
恩師にいい所を見せられなかったとあって深く反省をする若島津と沢田であったが、
そんな両者を厳しい目で見つめていた吉良は、途端にフッと笑みを浮かべて沢田を指さす。
吉良「じゃがタケシ、お前の今日の試合……殆どのプレイは見るに堪えんものだったが、
1点だけいい所があったぞ」
沢田「えっ? ど、どこですか?」
吉良「決まっておるじゃろう、あの三杉を潰したプレイじゃ!」
沢田「えっ……えええええええええええええっ!!?」
反町「(な、何言いだすんだこのオッサン!?)」
何らいい所が無かった若島津と沢田であったが、そんな中でも吉良が褒めたプレー……。
それは結果的に三杉を潰した、故意ではないヘッドバッドだった。
この言葉に沢田を含め、東邦メンバーは驚きを露にするのだが、
そんな事を知ってか知らずか吉良は更に話を続ける。
吉良「お前には昔からセンスがあった、上級生の中に入ってもそん色ない華麗なボール捌き、それがお前の最大の武器じゃ。
じゃが、その癖度胸だけは身につかん!
サッカーとは技術だけで出来るもんじゃない、『勝つ』という気迫がものをいうスポーツ!
そして、ワシがお前たちに教えたのは『何をしてでも勝つサッカー』じゃ!
そういう意味で、お前はワシにとっての落第生じゃった!」
沢田「そ、そんな……」
吉良「じゃが、今日の試合……あれはよかったぞ!
敵の中心となる選手は反則をしてでも止めていい、最悪負傷させてでもいい!!
取られない反則は高等技術とすらされているサッカー、ボール越しなら相手を殺してもいいルールのサッカー!
そのサッカーにおいて、相手に情けは無用じゃ!!」
反町「(無茶苦茶だ……)」
若島津「(相変わらずだな……)」
93 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:32:01 ID:???
そう、吉良が信条とし、かつての明和FCの面々に徹底させたのは『何をしてでも勝つサッカー』である。
これに愛弟子である若島津は共感し一歩間違えれば反則どころか、
当たり所が悪ければ死なせてしまう事もあるかもしれない『浴びせ蹴り』をサッカーに転用した。
だが、二番弟子である沢田にはその『何をしてでも』という点だけは受け付けられなかった。
生来の性格故か、沢田には相手を負傷させてでもという気迫だけは身につかなかったのである。
しかし、今日の試合――沢田が三杉を負傷させたプレーは正に吉良の教えそのもの。
相手に弱点があるのならばそこに触れず正当な手段で勝つのではなく、
むしろ弱点を苛めに苛め抜き勝つことこそ吉良の言うサッカーである。
沢田「そ、そんな……あれはわざとじゃ……」
吉良「むぅ……まだそのような事を言うか。 ええい、まどろっこしい奴め。
こうなればお前には徹底的にワシのサッカーを教え込むしかないようじゃな……」
沢田「えっ、えっ、えっ……?」
吉良「来い、お前を立派な『サッカー選手』へと育ててやろう。 ……ワシ流のな。
安心せい、全国大会までには間に合うようにしてやるわい」
これには沢田も困惑をするだけだったが、それで止まる吉良ではなかった。
ボール捌きに抜群の素質を持つ沢田が、ついに手段を択ばない暴力的サッカーに目覚めた。
それは正に吉良の待ち望んでいた状況であり、今ならば己の持つ技術全てを沢田に詰め込めるだろうと考えたのである。
吉良に首根っこを?まえられ、沢田はそのままずるずると引きずられるようにして姿を消す。
あまりの突然の事態に東邦メンバーはしばらくポカンと口を開けて茫然とするのだが……。
反町「いやいやいや! これって拉致、いや誘拐じゃないのか!? どうするんだよ!?」
若島津「慌てるな、あの吉良監督といえど流石にそこまで無理にしごく……。
というのはありえるかもしれんが、少なくとも殺したりはしない筈だ」
反町「そういう問題じゃないって! と、とにかく監督に連絡……」
小池「でも監督にそのまま言ったらさ、あの監督の事だから『勝手にいなくなるとはけしからん!』とか言って怒るぜ?
最悪そのままタケシを学校から追放するかもしれねぇ」
94 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:33:36 ID:???
慌てる東邦学園の良心・反町はとにかく誰か大人に報告をした方がいいのではと進言をするも、
監督である北詰の性格を考えればそれは良策とは到底思えず、この道は断念する。
若島津「それに話が広まれば色々と問題になるだろう。 吉良監督は俺の師匠でもある。
とばっちりで俺にまで被害がかかるかもしれん」
反町「うっ……で、でもどうすればいいんだ……?」
若島津「なんとか俺達で誤魔化すしかないだろう……そうだな、祖母が急に危篤になったから帰ったとか……」
小池「それなら流石に監督でも怒らないだろ。 連絡してなかったって事を怒るかもしれないけど……」
若島津「まあ俺達が言伝を頼まれていた、とでもすれば問題ないだろう。
よし、それじゃあお前たち、口裏を合わせろよ」
反町「(いいのかなぁ……?)」
結論として、東邦メンバーは沢田は吉良に連れ去られて失踪をしたのではなく、
祖母が危篤となり急に実家に帰ったという話にして誤魔化そうとした。
キャプテンである小池が代表をして北詰にそう話すと、
北詰は一瞬監督である自分に直接言わなかった事を不満そうに表情を変化させるも、
まだ中学1年――しかも親族の一大事とあればそれも仕方ないかと態度を軟化させ、納得してみせた。
北詰「……まぁ、仕方ないだろう。 そうだな、そうすると後で沢田の実家にお悔やみの電話でもせねばならんか」
反町「い、いえ! それはその……」
若島津「タケシの家は親戚が多いんで、葬式の場では多分家の人が忙しいと思います。
お悔やみの電話をするのは逆に迷惑になるかと思いますが……」
北詰「……しかし礼儀的にだな」
若島津「礼儀にかまけて相手の迷惑となるのは本末転倒だと思います。
祖母が倒れて参っているタケシの家に、必要以上に負担をかける事もないでしょう」
北詰「………………。 まあ、こういう事はデリケートな問題だしな」
若島津「(ホッ……)」
こうして各地で様々な動きがありつつ、いよいよ全国大会が幕を開く。
95 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:35:11 ID:???
『3年目 8月 日常パート』
板野「やっと出てこれた……新スレになってから全然僕の出番来なかったよ」
森末「仕方ないよ、NPCの描写も必要さ。
それじゃあ今月も日常パートにいこう。 これが正真正銘最後の日常パートだ」
板野「長いようで短かったなぁ……最後の日常パート、何をしよう」
A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>85-86
乙ありです。今の所は綺麗ですが、生来の性格……毒舌家、皮肉屋な所は残っています。
>>87
手術はしておりませんね。
96 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:36:23 ID:MPITZHYY
B
97 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:36:39 ID:X8/cxBkA
C
98 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:37:36 ID:btIuXQpk
B
これは引き次第で、大友や武蔵が本選にでることもあったのかな?
99 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:38:30 ID:???
なかったと思う、判定どれも同じ流れっぽいし
100 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:41:09 ID:???
JOKERだった場合は没収試合になったかもってぐらいかwwwww
101 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:41:42 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
============================================================================
板野「最後は誰かに会いに行くよ」
森末「なるほどね。 それじゃあ中学生編、最後に誰に会いに行くか、決めて貰おうか」
A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤
>>98-99
出てくる所は変わりませんね。誰が活躍するか、などの判定でした。
102 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:42:07 ID:X8/cxBkA
G小田
103 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:43:10 ID:Fo/1dR8+
F
104 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:43:56 ID:MPITZHYY
A
105 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:44:12 ID:???
全日本の中盤強化フラグは立ってるなー
板野の相方が誰になるか楽しみになってきたな
106 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:45:58 ID:aDcEUsDg
D
107 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 00:46:45 ID:X8/cxBkA
Dに変更
108 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 00:48:55 ID:???
>>107
変更了解です。
109 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 01:06:05 ID:???
>D.矢車
=========================================================
板野「……矢車くんに会いに行ってみようかな」
森末「ほほう、意外な所にいったね」
板野「大会が始まったらしばらく会えなくなりそうだからね。 今のうちに会っておくよ」
最後の日常パートを矢車と過ごそうと決めた板野は、早速繁華街へと出かけた。
北海道といえど8月は暑い。
そんな中でも矢車は以前板野があった時と同じように露店を開き、
今日のシルバーアクセサリーを売る商売に精を出していた。
板野「やあ」
矢車「兄弟……久しぶりだな。 もう俺の事は忘れているのかと思ったぞ……」
板野「(矢車くん程のインパクトを持つキャラをそうそう簡単に忘れられないと思う……。
それはそれとして、何を話そうかな?)」
A.「全国大会に応援に来てよ!」 矢車を応援に来てくれるように誘う
B.「どうしてシルバーアクセサリーなんか売ってるの?」 矢車の商売をしている理由を聞く
C.「ちょっと商品見せて貰っていいかな?」 品物を見せてもらう
D.「矢車くんって喧嘩強いんだよね? ちょっと教えてよ!」 喧嘩の仕方を教えてもらう
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
110 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:06:40 ID:X8/cxBkA
A
111 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:09:01 ID:aDcEUsDg
E A+マネージャーとしてついて来るよう提案(旅費浮かせ)
112 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:16:37 ID:x3/ak5XE
C
113 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:24:29 ID:Fo/1dR8+
B
114 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:27:03 ID:HNei+y72
C
115 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 01:31:35 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
116 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 01:49:12 ID:???
乙でした
あくまで話題になるものに乗っただけだから何も無くていいけど
何か良いものが出たらいいなあ
117 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:22:17 ID:???
>C.「ちょっと商品見せて貰っていいかな?」 品物を見せてもらう
===================================================================
矢車「好きにしろ……見るだけならタダだ……」
板野「それじゃあお言葉に甘えて……」
折角このような場所に来たのだから、
矢車の売りに出しているアクセサリーを見せて貰おうとしゃがみこんで商品に目を移す。
このふらのに来てから既に1年と少し、その殆どをサッカーに打ち込んできた板野だが、
こういったアクセサリーでお洒落をするという事にも多少の興味はある。
板野「あ、これ恰好いい!」
そうして板野が物色している際、目についたのは銀で出来た弾丸をモチーフにしたネックレス。
己のシュートの名が弾丸、拳銃といったものをイメージしているものだからか、
一目見た瞬間で気に入り目を輝かせる。
矢車「そいつに目をつけたか……まぁ悪くないモノだな。
後はコイツとかも女性人気が高い、ウチの一押し商品だ」
板野「これは指輪? ……でもこんなの今買っても、俺送る人なんていないし。
そもそもこういうのって指のサイズ計らないと嵌るかどうかわからないんじゃないの?」
矢車「甘いぞ兄弟……こいつはここにチェーンを通してネックレスにするんだ。
だから指のサイズを計る必要もない……サプライズで送るにはうってつけのモノだな」
板野「なるほど」
板野が商品に食いついた所を見て、矢車もここで攻勢に出る。
彼が紹介をしたのは、この店で女性から支持を受けている指輪型のネックレス。
サプライズで女性に贈るにはオススメだと矢車は言うが、
悲しい事に板野には今の所そのような予定は全くない。
118 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:23:22 ID:???
矢車「後はこの俺がつけているのとお揃いのも個人的にはオススメだ……」
板野「(……あれはちょっと、じゃらじゃらし過ぎじゃないかなぁ)」
ついでに矢車は自分がつけている、無駄にゴテゴテした腕に巻くブレスレットなどを勧めてくるも……。
その派手な装飾を自分がしたらどうなると板野はイメージし、
そしてやはりあまり似合いそうもないという結論に達し苦笑いをする。
板野「(でもまぁ一応候補には入れておこうかな……。
さてどうしよう? 折角だから何か買っておこうか……お小遣いを考えるとどれか1個が限度だろうけど)」
A.銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う
B.女性向けの指輪のネックレスを買う
C.矢車くんオススメのゴテゴテシルバーブレスレッドを買う
D.いや無駄遣いは駄目だ。ここは何も買わないでおこう
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>116
乙ありです。
119 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:24:33 ID:Fo/1dR8+
D
120 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:24:59 ID:aDcEUsDg
A
121 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:25:49 ID:X8/cxBkA
B
122 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:25:58 ID:Igt9993E
A
123 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:32:10 ID:???
そういや狼に関したイメージの選手っていたっけ?
124 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:51:27 ID:???
>A.銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う
=================================================================
板野「うーん……それじゃあこれを貰うよ」
矢車「それでいいのか? やはり俺と同じ奴をだな……」
板野「い、いいから! これでいいから!」
どうしても自分と同じものを板野に着けて欲しいのか執拗に進めてくる矢車であったが、
板野は両手を振って断り、銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う事とする。
矢車は少しだけしょんぼりと下を向くものの、すぐにそのネックレスを袋に包み、
板野から代金を受け取るとそれを手渡す。
矢車「まいどあり……」
板野「うん、ありがとう。 学校とかでは使えないけど、お守り代わりに持ち歩かせてもらうよ」
中学生である板野にとって、このアクセサリーを使用する機会というのは少ない。
学校のある時は当然校則違反になるからつけてはいられないし、
プライベートの時にと言ってもこれからは全国大会が始まりそれが終われば(恐らく)全日本Jrユースの合宿である。
だが、ここまで1年と少しの間をふらので過ごした思い出、
そういったものを全国へも持っていきたいと板野は考えていた。
大会が始まれば矢車や多田野、ダルビッシュといったこの地で出会った者達と会う機会は殆どなくなるが、
それを忘れないよう、いつでもこのふらの時代を思い出せるモノを手に入れたかったのである。
矢車「兄弟……俺には日なたの道は眩しすぎる……。 お前が目指そうとしているものもな……」
板野「矢車くん……」
矢車「サッカーは詳しくないが……南葛とかいう奴らがV2を達成して日なたの道を歩いているそうだな。
だったらそいつらを地獄に落としてやれ……這いつくばらせるんだ」
板野「……頑張ってくるよ! 絶対に優勝してみせるから、応援しててね!」
矢車なりの激励の言葉を受け、板野はその場を後にする。
その後ろ姿を寂しげに見やりながら、矢車は眩しそうに目を細めつつ、ひっそりと商売に戻っていくのだった。
125 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:52:53 ID:???
『3年目 8月 練習パート』
板野「矢車くんのお店でいい買い物させてもらったよ。
どう、似合ってるかな?」
森末「素敵だと思うよ。 この1年、いい思い出をふらので作れたみたいで良かった。
さぁ、今度は練習パートだ。 全国大会に向けて、最後の練習だよ」
板野「これが最後の練習のチャンスか……よく考えなきゃね」
森末「能力値は
>>2
に書いてあるから参考にするといい。 それじゃあ何をするか決めて貰おうか」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
シュート経験値:1
A.基礎能力を上げる
B.技を覚える
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>123
いなかったと思います。
126 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:53:28 ID:Fo/1dR8+
A
127 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:53:54 ID:???
失礼しました、正しくはガッツが「普通」になっているのでこうなります。
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル
普通:ドリブル、せりあい、ガッツ
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
128 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:54:18 ID:IUhl4rUo
A
129 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 20:57:26 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===================================================================
板野「基礎能力を上げるよ。 今から技を覚えても付け焼刃になりそうだしね」
森末「なるほどね。 なら次は何を伸ばすかだ」
板野「(これが中学生編最後の成長機会だ……どうしようかな?)」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル
普通:ドリブル、せりあい、ガッツ
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
130 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:57:47 ID:IUhl4rUo
A
131 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 20:58:22 ID:Fo/1dR8+
E
132 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 21:00:16 ID:X8/cxBkA
H
133 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 21:01:02 ID:DFLRR1R2
H
134 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 21:05:55 ID:???
>H.ガッツ
=============================================================
板野「うん……最後もガッツを伸ばす方向で練習するよ!」
森末「ふむ……最後までパスカットとブロックは伸ばさなかったね。
まあFWにはあまり必要とは言えない能力だから、そのほかを重点的にという感じかな」
板野「体力はあるに越した事が無いからね!」
森末「わかった、それじゃあ最後の練習だ! 頑張っておいで!」
板野「うん!」
こうして体力を更に増やす事に決めた板野は、
大会までの短い期間をランニングをする事で過ごした。
当然、先月やったように暑さにも負けないようにする為に着込んでの運動である。
先着1名様で、
★板野のガッツ特訓→(! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
出た数字×5のガッツが増えます。
135 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 21:06:22 ID:???
★板野のガッツ特訓→(
2
)=★
136 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:39:21 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 2 )=最大ガッツ+10★
==========================================================================
このふらのに来た時の板野はといえば、その体力自体は決して多くはなかった。
走り込みをしても松山程の持続性は持てず、小田達その他の面々の中に埋もれてしまう程度である。
だがこの1年、多くの時間を体力の増加に当てた事で板野のスタミナは飛躍的に増えていた。
今ならば松山ともある程度は併走できる程である。
板野「はぁっ、はぁっ……でもやっぱり、一気には増えないんだなぁ……」
森末「体力というのは地道に増やすものだからね。
それでも、君は少しずつ体力がついてきてるさ」
全国大会へ向けてふらのを発つ前日、
怪我をしないよう流す程度の軽い練習を終えた板野はそのまま残って走り込み、
こうして自宅へと帰りつき荒い息を立てながら森末の差し出してくれるスポーツドリンクを美味しそうに飲む。
森末「さぁ、ご飯とお風呂を済ませたらもうお休み。 明日はいよいよ全国大会に向かうんだ。
ゆっくりと休んで、万全の調子で迎えないと」
板野「そうだね……それじゃあ早速お風呂にいってくるよ」
森末「はいはい。 僕はご飯の準備をしているからね」
板野が脱衣所へと向かったのを確認して、森末はリビングへと戻りキッチンで料理を温め直す。
そして、火をつけてから再びリビングへ向かい……そこに置かれているスポーツバックに目をやる。
森末「………………」
明日からの全国大会に向けてのユニフォームなどのサッカー用具、そして身の回りのもの。
それらがしっかりと詰め込まれながらも、それでもある程度のスペースがある事を確認してから、
森末は板野が風呂から上がった事を察知し料理の支度に取り掛かるのだった。
※8月になっていたので板野の全能力が+1されます。
137 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:40:33 ID:???
〜 全国大会前日 ふらの中学・宿泊先の旅館 〜
小田「ふ〜、やっと一息つけるなぁ」
山室「やっぱり北海道から埼玉は遠すぎるぜ……」
松山「ちゃんと荷物は片付けておけよ」
ふらのメンバー「「「はい!」」」
そして翌日、全国大会の為にと上京をしたふらの中学のメンバーは去年も世話になった旅館に到着。
長旅の疲れから解放されゆっくりと羽を伸ばしつつ、
ある程度落ち着いた所で各々が自分の荷物を整理し始める。
板野もそんな彼らに習い、持ってきたスポーツバッグをごそごそとやり始めるのだが……。
森末「ぷはぁ……あー、苦しかった」
板野「うわぁっ!?」
松田「な、なんだ? どうした板野!?」
板野「うっ……な、なんでもない! あ、ちょ、ちょっとトイレいってくるよ!」
松田「お、おう……」
その途端、急にスポーツバッグの中から飛び出したのは森末である。
思いもよらぬ所から思いもよらぬ人物(?)が出てきた事に板野は飛び上がりそうになりながら驚くも、
まさか森末の存在を周囲に感づかれる訳にもいかず、何でもないと装いながら森末を服の下に隠してトイレへと急ぐ。
個室へと入った板野は大きくため息を吐きながら、服の下でもがく森末を出し、一体どういう事かと説明を求めた。
板野「どうして森末がスポーツバッグなんかに入ってるのさ!? びっくりしたよ!」
森末「いやほら……しばらく僕の出番が無くなりそうだし、それに会えないと板野も寂しがると思ってね。
潜り込んできちゃった」
板野「み、皆に見つかったらどうするんだよ……」
森末「大丈夫だよ、そんなヘマはしないから」
138 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:42:25 ID:???
明らかに地球上のどの生物とも違う姿をする森末は、知らない人から見れば珍獣である。
しかも人語を話し、家事全般をそつなくこなすという一般の動物とはまるで違う。
森末が見つかりでもしたら途端にパニックになると板野は心配するも、
森末は笑顔でそんな心配はないと尻尾を振って否定しつつ、
自分がここにいた方が板野にもメリットがあるという点を話し始める。
森末「君の大きなアドバンテージは、この先の歴史などを知っている事だよ。
だけどそれを誰かと共有する事は出来ない、これは大きなストレスになるよ。
知っている事を誰かに話せない、隠しながらずっと話さなきゃいけないってのはね」
板野「うっ……まぁ確かに、森末がいてくれた方が心強いとは思うけど……」
森末「ただこの旅館にいない方がいいっていうのもわかるからね。
僕はしばらく、大会が終わるまでこの辺りで野良精霊をやっておくよ。
もしも僕に相談したい事が出来たら、以前のように頭の中で僕を呼んでおくれ」
板野「野良って……野宿するって事? 大丈夫なの?」
森末「心配いらないさ。 僕は精霊だからね」
言っている意味はよくわからないが、ともかく凄い自信なのは確かである。
森末が近くで見守ってくれているという方が板野としても不安が少なくなるのは事実であるため、
板野はなんとなく釈然としない気持ちになりながらも森末がしばらくこの地に残る事に納得をした。
森末「因みに、早速情報が1つ入ってる。 ほら、これサッカーの雑誌。 ここ読んでみな」
板野「なになに? 『東邦学園1年生ゲームメイカー・沢田、チームを離脱』
『北詰監督はデリケートな事なので触れないでくれと取材拒否』……だって?」
森末「そう、一見すれば何か沢田に変な事があったのかなと思う記事だ。
ただ、この時期、東邦関係者がいなくなる……となれば、君にもある程度は予想がつくだろう」
板野「……吉良監督の元に行った、って事?」
139 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:43:56 ID:???
本来の歴史では、本編でも原作でも、
この大会直前の時期に日向小次郎は吉良監督のいる沖縄へと旅立っている。
そして『タイガーショット』という殺人シュートを磨いて帰ってくるというのは当然ながら板野も知っていたが、
まさかその役目に沢田が宛がわれたのだろうかと半分信じられない気持ちで推理をした。
板野「そもそもどうしてタケシが吉良監督の元にいったんだよ……。
あいつ1年生だから去年まで吉良監督に教えて貰ってたんじゃないの?
牙が抜けて檻に入れられるとかそういう問題の前に腑抜ける程の時間がなかったじゃないか」
森末「どうしてこうなったかは本人たちしか知らない事さ。 ただ、現実としてこうなってる。
まぁ常々注意しておくといいよ」
板野「うん……(こりゃ東邦もパワーアップしたと考えていいんだろうなあ)」
その後、森末はとりあえず今はこの程度の情報しかないと言ってからトイレの窓から外に出て、
また何かあれば会おうと約束し姿を消した。
板野はその姿を見送った後、部屋へと戻り改めて荷物を整理し、明日の大会当時に備えるのだった。
140 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:44:56 ID:???
〜 全国大会当日 大宮サッカー場 〜
ワーワー パチパチパチパチ
実況「第16回全国中学生サッカー大会、
照りつける太陽の中全国を勝ち抜いてきた各地の強豪たちが、入場を完了しました。
果たしてこの47チームの中から栄冠を掴み、
今、前年優勝を果たした南葛キャプテン、井沢くんから戻された真紅の優勝旗を手にするのはどのチームなのでしょうか?」
板野「(南葛は井沢がキャプテンなのか……まぁ、妥当だなぁ。 それに東邦……やっぱりタケシの姿がないや)」
全国大会当日、開会セレモニーの中に板野の姿はあった。
前に立ち、本編や原作では間違いなくその位置にはいなかった筈の南葛第2のコントロールタワーが優勝旗を返還するのを見つつ、
東邦学園の入場してきたメンバーの中に沢田の姿が無い事を確認する板野。
やはり翼や森崎、日向がいない事で様々な部分に変化が出てきている事を認識しつつ、
無事にセレモニーは終わり、早速今日、第一試合があるふらのはそのまま大宮サッカー場に残り試合前の準備を始める。
板野「(そういえば組み合わせ見せて貰ったけど……俺達と当たるのというか……。
ふらのの位置がそのまま原作や本編では南葛だった位置に、ふらのの位置には東邦が……。
そして、東邦の位置に南葛がくるようになってたよなぁ)」
この試合会場に来る前に見せて貰った組み合わせ表を見て板野が驚いたのは、その内容である。
本来ならば南葛がいるべき位置に、ふらのが入ってしまっていたのだ。
準決勝までは割とあっさり進めると思っていた板野はこの表を見て少しだけ落胆をするのだが……。
逆にこの組み合わせならば、この先も長い付き合いになるキャプ森キャラと多く会えると解釈をし、
むしろこれをチャンスだと思おうと前向きになろうとしていた。
板野「(で、南葛と同じ位置に入ったって事は1回戦の相手は……)」
監督「よし、みんな聞け。 これから東一中との試合についてのミーティングを始める」
板野「(早田のいる、東一中だ……!)」
141 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 22:46:34 ID:???
監督のいつもの声を聞きつつ、マネージャーからスタミナドリンクを受け取りホワイトボードに目を向ける板野。
ホワイトボードには府大会までの東一中の主なフォーメーションが記されており、
板野はそれを見ながら本編や原作での東一中の強さを思い出そうとする。
監督「まず皆知っていると思うが、これまでの大阪大会での代表は難波が常連だった。
今年も難波が出てくるだろうと思っていたが、そこで大物くいをしたのがこの東一中だ。
チームの特色としては守備を重視したチームで、府大会もロースコアで勝ってきている」
板野「(早田がいるチームだもんな……)」
監督「よってこちらは攻撃を第一に考え、まずは突き放す事を念頭に入れて戦おうと思うが……」
松山「(情報が少なすぎるな……守備を重視したチームといっても、中心となる選手がいるのかいないのか。
どういうタイプの選手なのかがわからないと作戦も建てようがない……)」
一方で、やはり監督はあまりサッカーの知識が豊富とは言えないのか、
曖昧な作戦指示をして一同の反応を伺う。
松山はといえば、今までに名前も聞いた事がなく、
しかも実際に試合も見ていないチームが相手では作戦の建てようもないと思ったのか、
うーんと腕組みをしたまま相手のフォーメーションを睨みつけている。
板野「(ここは何か言っておくべきかな? 情報を持ってるのは、この中では俺だけだ)」
A.「松山にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
B.「松山にマークをつけてくると思います。今日は俺が攻撃の中心になります」
C.「俺にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
D.「俺にマークをつけてくると思います。松山を攻撃の中心にしましょう」
E.「ロースコアの勝負になるなら逆にこちらも引きましょう。今日の試合は1点の重みが違います」
F.「(いや、特に何も言う必要はないか)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
142 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 22:49:44 ID:rUMhiF6c
C
143 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 22:51:15 ID:huAuq9pI
A
144 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 22:51:46 ID:X8/cxBkA
A
145 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 23:18:42 ID:???
>A.「松山にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
==================================================================================
松山「俺にマーク……?」
板野「松山はふらのの起点です。 守りを重視したチームが放置するとは思えない。
十中八九、松山を自由に動かさないようにしてくると思います」
監督「なるほどな……ならば他の皆で攻めよう、という事か」
板野の読みでは、早田は間違いなく松山を封じ込めてくると踏んでいた。
板野も十二分に力をつけ、シュート力であれば松山をも超える程になったが、
それ以外のあらゆる面においてはまだまだ松山には敵わない。
当然ながらエースは松山といえ、そこを早田が封じてくるのは疑いようもない事実だろう。
そして、松山が封じられるのならば、他の者達で攻撃をすればいい。
監督「よしわかった、ならば今日は松山にはボールを集めず、サイドのMFである若松と金田がゲームを作れ。
勿論、ボールを貰える時があれば松山も使って行け」
金田・若松「「はい(げげっ、やだなぁ……でも断れないし……)」」
松山「(藤沢とお別れをするにはまだ早すぎるんだ……こんな所で躓けない。 頼むぞ、皆)」
こうして作戦が決まった後、一同は松山を先頭にしてフィールドへと向かう。
いよいよ3年目の全国大会。
板野、松山、そしてふらの中全員の最後の夏が幕開こうとしていた。
146 :
森末(仮)
:2013/10/13(日) 23:19:46 ID:???
実況「さてこの大宮サッカー場ではふらの中学対東一中の試合がこれより行われます。
両チーム、今、キャプテンを先頭にしてゆっくりと入場してきました。
今日は他の会場でも2試合行われており、
多くのチームは王者・南葛の偵察をしようと他会場へと移動をしています。
ですがふらの中学もまた全国の常連校、この試合も見逃せないと観客も多く入っています」
板野達が入場をした途端、耳に入るのは実況の声。
確かに、決して超満員という程ではないが観客席は殆ど埋まっており。
その中には自分たちと同年代――恐らくは他校の生徒と思しき者の姿も見受けられる。
板野「(もしかして、誰か俺の知ってるチームの人たちも来てるのかなぁ?)」
先着1名様で、
★ふらのを偵察→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→来生「やべっ、会場間違えた」 小池「ん?(なんだこいつ?)」 出会っちゃ行けない2人が出会った……?
ダイヤ→弥生「淳、こっちよ!」 三杉「ああ、今行く」 三杉くんと弥生ちゃんだ!
ハート→小池「なんで南葛の試合見ないんだ?」 若島津「(松山……そして板野だったか、どれくらい成長した?)」
反町「(タケシ、大丈夫かなぁ……?)」 東邦の3人だ!
スペード→次藤「さて、それじゃふらのの試合ぶりを見せてもらうタイ」 佐野「そうですね」 比良都の2人だ!
クラブ→他のチームの皆は南葛の試合を見に行ってました……。
147 :
森崎名無しさん
:2013/10/13(日) 23:20:57 ID:???
★ふらのを偵察→
スペード2
★
148 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 00:04:36 ID:???
>★ふらのを偵察→ スペード2 ★
>次藤「さて、それじゃふらのの試合ぶりを見せてもらうタイ」 佐野「そうですね」 比良都の2人だ!
================================================================================================
この会場に残り、ふらのの試合を観戦する事に決めた者達。
その中には比良戸中のキャプテン、次藤洋とその次藤に懐く佐野満もまた入っていた。
次藤「特にあの板野……あいつのシュートば見とかないかんとね」
佐野「そうですね!」
次藤がサッカーの情熱を燃やし始めたのは、あの板野の強烈なシュートを見たからである。
果たして板野がこの1年でどこまで力をつけたのか、自分の期待通りなのか、それともそれ以上なのか。
王者・南葛ではなく板野の偵察をしようと彼が考えるのはごく自然な現象であった。
藤沢「(あの凄い訛りの人……板野くんの話してた? 松山くんの方が素敵なのに……)」
町田「ほら美子、どこ向いてるの? 応援するわよ!」
藤沢「え、ええ」
ふらの中マネージャーの2人がそんな次藤らの近くで観戦をする一方、
観客席の丁度反対側の上段……あまり人が来ない目立たぬ位置では、
2人の大人が試合開始の時を待ちつつ密やかな声で話をしていた。
片桐「見上さんは南葛ではなく、この試合を見に来ましたか……やはり松山を見に?」
見上「それもある……が、君に勧められた板野という少年も見ておきたくてね」
その2人とは、この夏地方大会が始まると同時に各地を転々と飛び回りながら、
この世代のサッカー少年たちの情報を集めてきた片桐。
もう一方は先頃全日本Jrユースの監督に就任し、西ドイツへの研修から日本へと再び戻ってきた見上である。
149 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 00:05:36 ID:???
見上「だが、彼らだけでもまだ足りんよ。 チームを作る上で中心となる選手というものが必要なのは当然。
しかし、それだけで勝てる程甘くはない……。
私としては、東一中を含め、様々な未知なる強豪が彼ら全国常連と言われているチームを脅かして欲しいものだね」
片桐「東一中の早田は、あの難波中の中西からゴールを奪っていますからね。
その実力をこの試合でも見せてくれれば嬉しいですが……。
……そういえば、ゴールキーパーと言えば、若林の方はどうなんですか?
西ドイツでの練習の成果というものは」
見上「源三か……」
試合の展望、そして見上のこの大会における各チームの期待について片桐は聞きつつ、
ふとしたきっかけで、見上がかつて小学生時代にコーチをしていた天才GK――。
今は西ドイツのハンブルグのJrユースチームに所属をしている若林源三の近況を聞いてみる。
この片桐の質問に、見上は……。
先着1名様で、
★○○バヤシ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→見上「ここには話は届いてないかね? 源三がハンブルグのキャプテンになった事を」 すご林!
ダイヤ→見上「よくやっている。恵まれた才能と与えられた環境に怠けずにな」 若林!
ハート・スペード・クラブ→見上「まぁ……ぼちぼちだな(あの練習嫌いは終ぞ治らんかった……)」 ダメ林!
150 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:06:05 ID:???
★○○バヤシ→
スペード9
★
151 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:07:39 ID:???
これは若島津にとっても全日本正ゴールキーパーを目指す物語になりそうだな
152 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:21:02 ID:???
まぁ、ダイス林は当然ハンブルグ戦では全部ダイスだから。
もう一度平均4の引きを見せてくれるはずw
153 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 00:35:11 ID:???
>★○○バヤシ→ スペード9 ★
>見上「まぁ……ぼちぼちだな(あの練習嫌いは終ぞ治らんかった……)」 ダメ林!
=================================================================================
片桐「(歯切れが悪いな……)」
見上「(環境がいい、才能がある、それは認めよう……。
だがアイツは完全にそれに甘え、怠けていた……あのような事が続くのは困るのだがな)」
見上と共に西ドイツへと渡り、サッカーの本場――日本よりも整った環境である西ドイツでの修行をしていた若林。
そんな彼を待っていたのは偏見を持つ地元のチームメイトからの暴行やリンチであったが、
若林はそれを1人1人潰し、己の居場所を作るコトには成功をしていた。
だが、あくまでも居場所を作るコトだけであり……彼がチームメイトと仲良くする事はなかった。
そして、若林にとって不幸な事に、彼は恵まれた才能だけで当時正GKとして所属していた少年よりも鋭いセーブが出来た。
結果的に彼が己の実力は西ドイツでもトップクラスなのだと認識をし、
その地位に胡坐をかいてしまうようになってしまったのである。
もしも友人がいれば若林を奮起させるよう説得をする者もいたのかもしれない。
当時傍にいた見上もまた、もう少しやる気を出すようにと何度も若林に告げた。
だが、悲しい事に見上の説得は若林に対して暖簾に腕押し、彼に助言する友人もいない。
そうして彼は才能を更なる磨きにかける事なく、
しかしそのままの状態でも西ドイツトップのキーパーとなるだけの実力を課せられる練習だけで得てしまったのであった。
見上「(確かに今のままならばあのままでも十二分に世界には通用するだろう……。
だが、将来……未来を考えた時に、あいつをあのままにしておくというのはな……。
面倒な奴だ、まったく……)」
154 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 00:36:18 ID:???
こうして全日本Jrユース監督、見上が人知れず頭を抱える中、
フィールドでは両チームの選手たちが入場を終えて体をほぐそうとしていた。
板野もまた、松山らと共に準備運動をして体を温めるのだが……。
早田「よう、お前がふらのの松山か」
松山「ん?」
板野「(で、出た! 早田だ! 誠の救世主だ!)」
その時、声をかけてきたのはなんと敵チームの選手――。
背番号7、板野のよく知るキャプ森でも大活躍の男、早田誠である。
初めて会う早田の姿に、これがあのいつもいい所で攻撃の芽を摘む頼れる男かと感嘆するが、
一方で早田は不敵に笑みを浮かべたまま松山をジロジロと不躾に見回す。
早田「どんな男かと思ったが実際に見てみっとデカいって訳でもなさそうだな。
あんたのマークは俺がするからヨロシクな」
松山「(早田か……試合開始前に、俺に向けて直接マークをすると言ってきた……。
余程自分のマンマークの技術に自信があるって事か?)」
板野「(ど、どうしよう、なんか早田の中で俺が凄くアウトオブ眼中な感じかな?
ここは何か言っておこうか?)」
A.「ちょっと待て、ふらのは松山だけのチームじゃないんだぜ」 ずいと前に出て早田に己をアピールする
B.「お前がエース殺しの早田か……噂は聞いてるぜ!」 早田の事を知っていると言ってみる
C.「どうでもいいけどあっち行けよ、審判に注意されるぞ」 早田を追い払う
D.「マークがついた所で松山がお前なんかに止められるもんか!」 松山の方が上だと宣言する
E.「わざわざ挨拶に来てくれたのか。 ならこっちも返さなきゃな。 ハウアーユー?」 漫才を振ってみる!
F.「(いや、首突っ込まなくていいか……)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>151
怠けていても若林は強いですが、ハンブルグ戦の結果や若島津の成長次第ではあり得ますね。
>>152
こちらの戦力もダウンしておりますが、本編のような大番狂わせに期待ですね。
155 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:36:47 ID:W86Mweiw
A
156 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:37:49 ID:gnDy/tPE
F
157 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:40:16 ID:lVZjEdHw
F
158 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:40:17 ID:2W/UQAwM
F
159 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 00:41:18 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
160 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 00:42:02 ID:???
試合前にわざわざ警戒されるよりも、シュート撃ってから一目置かれるほうが
割いいもんなw
161 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 06:29:01 ID:???
キャプテン争いとかあるの?
162 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 07:05:07 ID:???
キャプテン争いはただ一人本編で候補に入ってる若林が筆頭になると思う
ただダメ林だから総じて本編より余裕のある各中学のキャプテン勢の立候補も妄想してる
163 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 14:01:54 ID:???
次から試合に入りそうなので、その前に一応提案だけさせて下さい。
成長回数が多いからなのは分かるのですが、GKではなく活躍回数の多いフィールダーなのに
主人公だけ試合では一切覚醒しないというのも個人的に寂しい気がします。
なので他選手とのバランス的に、ダイス覚醒は当然無しでもJOKERを引いた場合のみ
主人公でもフラグ取得まではできる仕様にしたらより面白くなると思うのですが。
余りにアレな意見だと思われましたらスルーしてください。
164 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 14:05:06 ID:???
JOKER・6ゾロあたりは何かあって欲しいね。
Another-Cスレみたく、成長に有利に働くとかでも
165 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 21:42:26 ID:???
>>161-162
JY編以降はあり、板野くんも参加出来る予定です。
>>163-164
どうも、ご意見ありがとうございます。
確かに覚醒があるとなしとでは試合の盛り上がりなども違いますでしょうし、
>>164
さんの意見を取り入れて、少し成長に有利に働く形の覚醒システムを導入しようと思います。
ただ、あくまでこちらは試験的なので『JY編以降は使わない可能性がある』という点。
あくまでもボーナス的要素なので『成長のアテにはあまりならないかも』という点、ご理解願います。
また、試合中はどちらかのチームが引き分けも不可能かなとGMが判断した場合、
そこでダイジェストに移行するようになりますので、このボーナスを得る機会が減るかもしれないという点もご容赦下さい。
以下が考えてみた板野くんの覚醒システムです。
『板野くんの覚醒システム』
・JOKERを引いての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、5pt入手。
・ダイスで11、12を出しての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、2pt入手。
・とても上がりやすい能力を3ptで1上昇出来る。
同じように上がりやすいは7pt、普通で10pt、上がりにくいで20pt、とても上がりにくいで30ptとなります。
・ガッツは最大ガッツ+5のたびに10ptを使ってあげる事が出来ます。
・練習で会得出来る可能性があった技も、20ptで会得する事が出来るようにします。
・試合後に累計ptを計算し、そこでptが余っている場合に能力等を上げるかどうかを決定します。
それでは更新は後で。
166 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 22:51:51 ID:???
>F.「(いや、首突っ込まなくていいか……)」 何も言わない
===============================================================
板野「(下手に何か言って、悪目立ちしない方がいいもんな……)」
こうして板野は、特に何も言わずそのまま準備運動を再開。
その姿を早田はちらりと見ると鼻で笑い、再び松山へと好戦的な視線を向ける。
早田「(この9番(板野)も去年は中西からゴールを奪った奴らしいが……。
何も口出してこねぇって辺り、どうも気合が足んねぇなぁ。 チビだし)
ま、とにかく今年もお宅には1回戦で帰ってもらうから、そのつもりでいるんだな」
松山「なんだと!?」
審判「コラコラ、君たち! 試合開始前からヒートアップし過ぎだ!
君、早く戻りなさい!」
早田「へいへい」
何も言わず引っ込んでいた板野をあまり根性の無い奴だと判断した早田は、
この試合やはり松山がキーマンだと踏み更に挑発するような物言いをする。
これには松山も声を荒げるも、審判の注意が入り早田は他のメンバーが待つ場所へと戻っていった。
松山「相当口が悪いな、アイツ……」
板野「ま、まあまあ……熱くなりすぎないようにね、松山」
松山「ああ、わかってる」
こうして試合開始前に一悶着があったものの、お互いに準備運動を終え、
両チームのキャプテンはコイントスの為にとセンターサークルに集まるのだった。
………
……
…
167 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 22:52:54 ID:???
森末「やあ皆、久しぶりだね。 これからはいよいよ3年目の全国大会が始まって、
どんどん試合をやっていくことになるからよろしくね。
さて、緒戦は東一中、皆知ってのとおり早田が要の守りのチームだ。
ここに勝って、まずは全国大会のスタートをいい形で切ろうね! 以下がフォーメーションになるよ」
東一中 4−3−3
−−@−− @辻
−−B−− B早田
C−A−D C吉田 A山田 D佐々木
−−−−−
G−I−E G中井 I倉持 E林
−−−−−
F−H−J F小野寺 H三橋 J井出
−−−−−
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700
ふらの 4−3−3
森末「また、試合に関しては
>>165
で記述の通り、板野にも覚醒機会が回ってくるようになったよ。
いいカードが引けるように僕も祈っておくよ!」
168 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 22:54:16 ID:???
早田「とっとと始めちまおうぜ、審判、ウチは表だ」
松山「……では裏で」
審判「うむ……」
キィンッ
先着1名様で、
★コイントス→! dice★
と書き込んでください。マークで分岐します。
丁→ふらのボール
半→東一中ボール
169 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 22:57:30 ID:???
★コイントス→
1
★
170 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 22:59:40 ID:???
覚醒システムはそんな感じかな。
今はまだ自主選択で練習がないからあげたい能力を上げるだけだからいい
と思うけど、森崎みたいに、ガンガン自主練習できるようになったらまた変えた方がいいかもしれんね。
171 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:05:30 ID:???
あんまり自己アピールえらばれない傾向あるよね
172 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:09:20 ID:???
人物評価<得点(1点でも) という考えが多いんじゃないかな。
あと、大口叩くとピンゾロの法則出たりするからじゃない。
173 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 23:16:21 ID:???
>★コイントス→ 1 =東一中ボール★
==================================================================
早田「うっし、それじゃあこっちがボールで」
松山「陣地は……こちらでお願いします」
コイントスの結果、東一中が先行権を得、
松山は少し悩む素振りを見せてから自分たちがプレイをするフィールドを選択する。
一応松山が握手を求めると早田もそれに応じたが、すぐに自分たちの陣地へと引っ込んでしまい、
そのことに松山は再びムッと怒りを露にするも熱くなりすぎてはいけないと自分に言い聞かせながら戻っていく。
実況「どうやらボールは東一中が貰った模様、
センターサークルには三橋くんと井出くんが入りキックオフの笛を待っています!
全国常連のふらの中学に初出場の東一中、果たしてどこまで食らいつけるか?
まずはこのキックオフでいい攻撃の流れを作りたい所です」
早田「(ケッ、食らいつくだのなんだの、格下に見てくれるじゃねぇか)」
松山「(俺にはマークがつく……今日の試合、皆にまかせっきりになるかな)」
板野「(早田はブロックは大したことが無い筈なんだ……ロングシュートでどんどんゴールを狙っていけば、
マグナムシュートなら入る筈なんだ……!)」
次藤「こんな所で負けてもらっちゃあ面白くないタイ。 軽々とふらのには突破してもらいたいのう」
佐野「そうですね」
見上「あの東一中の早田という選手は、府大会では中西からゴールを奪っているんだったね?」
片桐「ええ、私も直接は見ていませんが……なんでもカーブ回転のかかったシュートだとか」
見上「(この世代はMFはともかく、DFは中山くらいしか才能のある者がいない。
攻撃の出来るサイドバックというのは、相応の実力を持っていれば喉から手が出る程欲しいのだがな……)」
ピィーッ!!
174 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 23:17:21 ID:???
こうして様々な思惑が重なる中、いよいよ試合開始を告げる審判の笛が鳴り響き、
大歓声が上がる中でキックオフとなる。
実況「さぁキックオフ! まずは東一中、三橋くんがボールをちょこんと出し……。
これを井出くんが溜めを作って右サイドの小野寺くんへと出しました!
そしてそのままゆっくりとサイドを駆け上がります!」
小野寺「よっしゃ、いくぜ!」
松山「小田、止めるんだ! すぐにボールを奪って、俺達の力を見せつけてやれ!」
小田「はい、キャプテン!(ちぇっ、こっちに来たか……)」
先着2名様で、
★小野寺→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小野寺が小田を抜く! そしてそのまま右サイドをゆっくりと駆け上がる
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、金田がフォロー、東一中スローイン)
≦−2→ふらのボールに。
175 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:18:06 ID:???
★小野寺→ドリブル 47 (
ダイヤQ
)(
1
+
4
)=★
176 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:18:10 ID:???
★小田→タックル 46 (
ハートJ
)(
2
+
4
)=★
177 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 23:33:24 ID:???
>★小野寺→ドリブル 47 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )=52★
>★小田→タックル 46 ( ハートJ )( 2 + 4 )=52★
>=0→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
================================================================-
小野寺「くっ、こいつ……!」
小田「(簡単に通したら何言われるかわかったもんじゃねぇ……!)」
元々守備は苦手である小田だったが、東一中もまた特別攻撃力が高いチームという訳でもない。
小野寺が己に出せる最大限のテクニックを用いてなんとか突破を試みようとするも小田は食らいついて離さず、
両者はしばしそのままこう着状態に陥り、隙を見て小田がボールに触れこぼれ球にする事に成功をする。
小田「やった!」
金田「ナイスファイト、小田!」
小野寺「(ちっ、突破出来なかったか! 流石に全国常連ってだけあって固いぜ……)」
実況「さぁ早くも攻守交代、こぼれたボールはふらののサイドハーフ、金田くんがフォローしました!
ふらの、ここから反撃開始といきたいものですが果たしてどう攻めるのでしょうか!?」
金田「(確かキャプテンにはマークがつくからボールは回さないって話だったよな……。
なら前にいる板野か、右サイドの山室だけど……)」
先着1名様で、
★金田の判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→松山「俺に持ってこい、金田! あの早田って奴とケリをつけてやる!」 松山くんカッカし杉
ダイヤ・ハート→金田「(中央に出すのは危険かな?)それっ、山室!」 右サイドの山室へとパスだ!
スペード・クラブ→金田「(キャプテンが駄目なら板野しかねぇな)それっ、板野!」 中央の板野へとパスだ!
178 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:34:04 ID:???
★金田の判断→
クラブA
★
179 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:34:11 ID:???
★金田の判断→
JOKER
★
180 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:35:07 ID:???
!?
181 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:35:12 ID:???
セーフだったのか惜しかったのか分からん
182 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 23:45:48 ID:???
>★金田の判断→ クラブA ★
>金田「(キャプテンが駄目なら板野しかねぇな)それっ、板野!」 中央の板野へとパスだ!
========================================================================================
ここで金田は板野へとパスを送る選択を取った。
ふらのというチームが松山というエースを中心にしたチームであるというのは誰しもが認める所であるが、
そのふらのにおいてNo.2の実力を持つのは板野。
決定力は群を抜き、突破力もまた身に着けている彼にボールを渡すという金田の判断は本来ならば間違っていない所だが、
今回に限っては少しばかり安易だったと言わざるを得ないだろう。
ポンッ
板野「ナイスパス、金田! よし……!」
早田「なーにがよし、だ!」
板野「うえっ!?」
実況「金田くん、このボールを中央の板野くんへと出しましたが……。
これにはなんとスイーパーの早田くんがチェックをかけるぞ!?
いつの間にこの位置まで上がってきていたのでしょうか!?」
次藤「予め上がってたんじゃなか、アイツは松山のマークにつこうとしていただけタイ。
そしてその進路上に板野がいて、そこにボールが飛び込んできた。
マークにつこうとしていた奴からしてみりゃ振って沸いた幸運タイ」
佐野「そうですね」
早田「そのボール、とっとと返してもらうぜおチビさんよォ!」
板野「(パス、パスで……駄目だ、今更間に合わない! キープするしかないぞ!)」
183 :
森末(仮)
:2013/10/14(月) 23:46:54 ID:???
先着2名様で、
★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★早田→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が早田を抜いた! そのまま中央を突破する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室と井出で競り合い、三橋がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。
【補足・補正・備考】
板野:ダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」
>>178-181
色々と判定の時にクラブAやJOKERが出すぎだと感じるのは気のせいでしょうか……。
184 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:47:43 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
クラブJ
)(
4
+
3
)=★
185 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:48:00 ID:???
★板野→ドリブル 52 (
スペード2
)(
1
+
1
)=★
186 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:48:51 ID:???
★早田→タックル 55 (
スペード9
)(
1
+
3
)=★
187 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:51:11 ID:???
やっぱドリブル上げたかったな・・・
こうなるの目に見えたんだよな
188 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:54:14 ID:???
ドリブラーでもないし、こればっかりは仕方ないかもしれん。
というより、早田君強すぎぃ! この人より強いタックルの持ち主いるのか?
189 :
森崎名無しさん
:2013/10/14(月) 23:56:35 ID:???
まあ早田は素のタックル力が、日向のいない日本チームではトップだし、
ある程度は仕方ない。
190 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 00:04:09 ID:???
本スレで早田にマークされたストラットも、結局ドリブルでは1回しか勝てなかったもんな。
191 :
森末(仮)
:2013/10/15(火) 00:06:47 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブJ )( 4 + 3 )=59★
>★早田→タックル 55 ( スペード9 )( 1 + 3 )=59★
>=0→ボールはこぼれ球に。山室と井出で競り合い
==============================================================================
早田「(へんっ、ビビっておたおたしやがって……!)おりゃああああっ!!」
板野「(! スライディングのタイミングが早い……! これなら!)はっ!」
早田「!?」
試合開始前の態度を見て、板野の事を完全に侮っていた早田。
彼はそのこともあって簡単にボールを奪えると思ったのか、安易なスライディングタックルで板野に襲い掛かる。
だが、板野もまたこの1年で攻撃能力を上げ続けてきた男。
早田の始動が早すぎた事もあってか反応をしてから体を動かす余裕があり、サイドステップで早田をかわそうとする。
早田「うおおおっ!!」
バチィッ!!
板野「ええっ!?(そんな、抜いたと思ったのに!?)」
早田「(くそっ、奪えなかったか!)」
しかし、早田もまた守備……特にタックルの鋭さには自信を持つ選手でもある。
このまま容易にキープされる訳にはいかないと咄嗟に手で地面を跳ねつけ、強引に方向転換。
驚く板野の足元からボールを救い上げ、そのまま高く跳ね上げさせる事に成功をした。
実況「これは凄い、早田くん! 一瞬抜かれたかと思いましたが強引にボールを零した!」
金田「げげっ、マジかよ!?(い、板野でも抜けないって……そんなのアリか!?)」
松山「(あいつ……口だけじゃないな。 板野を侮らず全力で来てたら奪われてた……)」
三橋「(早田がボールを奪えないだって!? マジかよ!?)」
倉持「(俺達の誰一人、早田を抜ける奴はいないってのに!)」
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