キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/13(水) 22:08:13 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1404568668/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、鈴仙を中心とした新生ルナティックスは
中山・永琳の一時離脱、謎の向日葵仮面の来襲などの逆境を乗り越えて、
予選リーグ第1試合・雑魚妖怪チームとの試合を5−1で圧勝する。

そしてそのまま鈴仙達は、妖精大連合対妖怪の山FCとの試合を観戦に。
チルノと来生を中心とする妖精大連合は奮闘するも、射命丸と反町を中心とする妖怪の山FCの総合力に圧倒され、
前半を2−0で折り返すこととなった。 しかし、そのハーフタイム。
何やら事情ありげな紫が妖精達の為に強力な助っ人、ジノ・ヘルナンデスを呼び出して……?
紫の理想、永琳の謎、第三者の思惑を孕みつつ、物語は次の局面へと向けて、ゆっくりと動き出す。

102 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:46:16 ID:???
キャプテン来生!

103 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:46:31 ID:???
(そっと去る兄貴)

104 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:51:02 ID:???
来生は普通にFWか?ディアスと同じトップ下か?

105 :99:2014/08/15(金) 22:52:06 ID:???
よっしゃあ!光をつかめたぜ!
ぶっちゃけここでクラブ出ると思ってたよ

106 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:54:38 ID:???
こっち的にはダイヤのほうでよかったのかな?

107 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:55:32 ID:???
クラブAw

108 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 22:58:04 ID:???
シュガーサテラなんてネタあったんだ

109 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 23:05:19 ID:???
正直紫m9って感情しか浮かばない

110 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 23:08:33 ID:???
紫って案外大したことなくね?

111 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 23:14:27 ID:???
雨降って地固まるってこのことか

112 :森崎名無しさん:2014/08/15(金) 23:21:19 ID:???
勝負はまだここから

113 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:41:58 ID:???
★光を掴む妖精→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→ハート・スペード+来生「全く、しょーがねぇヤツらだなぁ」来生が戻って来た!

――秋の晴空が、チルノの瞳に溜まった涙を乾かす。
紫の危惧したとおり、彼女の精神はやはり妖精の規格を超えて強靭だった。
チルノはカラッとした不敵な笑顔でチームメイト――そこには、ヘルナンデスも含まれていた――を、
見つめ返して強く言い放つ。

チルノ「アンタ達は……『覆水盆に返らず』って名ことわざを知ってるかしら?」

サニー「フクミズって何よ!? 難しい言葉で、紫みたくアンタも私をだますつもりなのね!?」

ルナ「いや、そのツッコミは色々と品性を疑うわ、サニー……。
っていうか、話し言葉でその意味を知らないっていう体なのに、なんで丁寧に漢字を間違えられるの?」

大妖精「……私は知ってるよ。 一度起きてしまった事は、もう直す事が出来ない……って意味でしょう?
この前、慧音先生の妖怪寺子屋で一緒に勉強したよね」

チルノは力強く頷く。
その瞳には、先程紫の提案を受け入れた時のような理性は無い。
しかし、その代わり、その瞳には――誰よりも熱い炎が滾っている事に大妖精は気付いた。

チルノ「……そう。 一回決めちゃった事は直せないもの。 最後までやるのよ、皆!
あたい達は、他の何よりも勝つ事を望んだ。 それで、色々と失くしちゃったものもあるかもしれない。
だけど――、それはもう拾う事ができないんだ! そしてその代わりに拾えるもの――つまり、『勝つ』のよ!」

チルノを始めとする妖精は馬鹿であるが、しかしその一方で物事の本質に関する嗅覚は鋭い。
だからこそ、彼女達は理屈では無く感情として分かっていた。
一旦捨てた当初の理念は、再び拾い直す事は難しい。
しかし、その為に得た勝利への布石は、これから手を伸ばせば、充分に届く位置にある。
――いや、捨てたからこそ、自分達は拾わなくてはいけないのだ……と。

114 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:43:32 ID:???
リリーW「――なんとなくですけど、わかりますよ……!」

リリーB「(カントクさんとの思い出は……正直、遊んでばっかりだった気もするけど。
けれど、その日々があったからこそ――私達は、勝ちに行く事が出来る。 それを忘れちゃ、ダメだったのね……)」

そして、妖精達は単純故に、そうと信じたら疑う事を知らない。
そもそも彼女達は、合理性や実利を求めてはいけなかったのだ。
そんな考え方は、自然に生まれ自然に生きる彼女達にはそぐわず、すぐに破綻する。

チルノ「――受け売りの言い訳とかへりくつなんて、そんなの氷みたくすぐに壊れちゃう。
あたい達は――あたい達らしくやるしかないのよ!」

そのために、チルノはシンプルな結論を出した。
――結局は、過去に何があろうと、自分達は自分達らしくやるしかないのだ、と。

サニー「……。 ――わ、私も丁度そう思っていた所よ!」

スター「はいはい。 あんたは張り合わなくて良いってば
(ホントにチルノってのは摩訶不思議な妖精だわ。
暑苦しくてワガママなのに、何故かこっちを体よくその気にさせてくるんだから)」

大妖精「(やっぱり、チルノちゃんは強い……! 最強なんだ……!!)」

ヘルナンデス「(――チームが、瓦解しない……? これがあのキャプテンの少女の魅力と言うのか……?
だとすると、俺はこれから……彼女から、色々と学ばないといけないな)」

来生(観客席)「…………(くっそー、何で俺、観客席にまで行っちゃったんだ?
良く分からんけどあいつらの目が変わったのを、もっと間近で見たかったのに……)」

そんなチルノの宣言に、妖精は奮起し、ヘルナンデスは改めてチルノという少女に籠められた熱に気付き、
そして来生は再び彼女達に興味を抱きつつ――妖精達の新たな反逆が始まった。

115 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:52:38 ID:???
――ピィイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ! 気を取り直して妖精大連合のキックオフです!
ボールはリリーW選手に渡り、リリーB選手との連続ワンツーでせめ……ああ〜〜っと、
やはりボールははたて選手にカットされました!」

……とはいえ、妖精達の士気が回復し、ヘルナンデスが鉄壁のGKであったとしても、
彼女達の逆転勝利は未だ厳しい。
何故なら、妖精達の総合力はやはり妖怪の山FCの選手達を大きく下回る。
そのために、更なる失点までにはならずとも、ボールを終始キープされ通しの状況が続いていた。
しかし――。

116 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:55:42 ID:???
チルノ「どっせーい! ……『フロストコラムス』ッ!」

ズッザアアアアアアアアアアアッ! バギイッ!

はたて「あっ、そんなぁ〜!」

雛「まだまだよ、『厄神式ダーティディフェンス』!!」

ギュルルルルッ……バギイイイッ!

チルノ「ぶべらっ!」

椛「いきますよっ、『アトミック・ファイヤー』〜〜〜!!」

バギュウウウウウウウウウウッ!

ヘルナンデス「必ず止めるッ!」

ガシッ!!

サニー「よっしゃ! ナイスよナンデスさんっ!」

ルナ「うんっ! そしてそのまま……!」

スター「『三妖精のフェアリーダンス』で中央突破よ〜〜!」

穣子「なんのなんの〜! ――お姉ちゃん!」

静葉「ええ、『オータムスカイラブパスカット』よ!」

ガシッ……バァアアアアアアアアアアアアアン! バシッ!

117 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:57:37 ID:???
鈴仙「――す、凄い。 妖精達、凄い死ぬ気で走ってる……!」

パスカル「……大した運動量だ。
ボールの支配率は目測でも4割を切っているというのに、それを感じさせない程のボールへの執念。
もしもこの試合がプロチーム同士の戦いだったら、次戦のコンディションを考え始めるだろうに、
妖精達には全くそんな気配が無い。 ―――ある意味では、ディアスやキスギに近い人種らしいな、妖精ってのは」

――しかし。それでも妖精達は走り続けた。
当初の理想や理念を一旦捨ててまで欲した勝利に向かって。
とはいえ、彼女達は馬鹿のように走り回り、ボールを前に持って行く以上の戦術を知らない。
それ故に、妖精達の必死の動きは悲しい程に報われず、点差は3のまま、5分が過ぎ、10分が過ぎ……。
後半も半分を折り返した、その時だった。

雛「悪いけど……ボールは頂くわ。 創符……『ペインフロー』ッ!」

ズザアアアアアアアアッ! バギイイイッ! ドゴオオオッ!

妖精B「きゃんっ!?」

一旦ボールをフォローしていた左SBの妖精Bは、
雛の厄を纏ったタックルを受けて大きく吹き飛び負傷する。
ゲーム自体は妖精Bを吹っ飛ばした本人である雛が、
ボールを真っ先に蹴りだした為に問題は無かったが、交代要員をどうするか。
滝のように汗を流しながらも、チルノが必死に考えていたその時だった。

118 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 00:59:30 ID:???
ザッ……。

来生「……けっ。 ザマーみろザマーみろ、やっぱり俺様が居なくて困ってんじゃねぇーか」

チルノ「……き、来生ッ! アンタってば、あたいらに愛想尽かして帰ったんじゃ……!?」

来生「ちょっと困らせてやろうと思っただけだよ。 この俺という才能が居ないと、どうなるか…ってな。
だけどあのナントカナンデスが予想以上に案外大したこと無かったから、充分困ったかな〜……って思って、戻って来たわけだ」

チルノ「な、なんだよソレ……! そんなら最初っから、力を貸しなさいよバーカ!」

来生「は? バカって最初に言った方がバカだし」

チルノ「ムギギギ……」

大妖精「ま……まぁまぁ落ち着いてよチルノちゃん。 ――それより、カントクさん……?」

一旦は妖精達と袂を分けた筈の来生が、暢気な表情のままに戻ってきたのだ。
そのあまりの呆気なさに、チルノはともかく大妖精は彼の意図が汲み取り切れずに困惑するのだが……。

来生「大ちゃん、頼むっ! どうもこいつら俺の才能を欲しているようだし、
あのナントカナンデスは頼りにならないからな。 ――俺も、一緒にサッカーさせてくれよ」

大妖精「えっ……!?」

来生「だってほら、『フクミズお盆に帰らず』って名セリフがあるだろ?
お盆に帰れなかったフクミズさんは、それを後悔せずに堂々とコミケに行ったっていう事から転じて、
一回出来なかった事はもう仕方が無い、って意味になった。
だから……もういいよ、『とにかく勝つ』って言う風にしたんだろ、妖精大連合の目標は?
だったら、点取り屋でエースの俺が居ないと、勝てないんだから、当たり前だよなぁ?」

大妖精「それは……えっと、勿論私は大歓迎ですけど……?」

119 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 01:01:49 ID:???
来生の突然な申し出。
大妖精は彼に限らずチルノの面倒も良く見ていた為に、彼らの唐突さには慣れ切ったつもりでいたが、
まさか喧嘩をしたすぐ後に、こうして自分達の為に戦ってくれるとは思っていなかったために、やはり動揺してしまう。

チルノ「……たのむ、キスギ。 キスギには悪いけどさ――あたい達は、もう「勝つ」って決めちゃったんだ。
だから、勝つ為に……あたい達に力を貸してくれ」

そして、それはチルノもある程度同じだったのだろう。
一旦鉾を収めた後も、何となく気恥かしげに目線を逸らし、しかし誠実に来生に対して頭を下げた。
来生はその言葉を非常に満足気に聞いて頷き。

来生「了解だぜ、そして……この勝負、俺達の勝ちだわ」

後半も15分を残していないと言うのに、彼は自信に満ち溢れてそう言いきった。

120 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 01:02:49 ID:???
実況「――さて、妖精大連合は妖精B選手が負傷で退場し、どうやら新たな選手が入場するそうです。
妖精B選手に代わり入るのは――来生選手です!」

反町「来生……だって!(――いや、確かに妖精チームの監督やってるのは知ってたけど。
まさかアイツも試合に出るなんて……?!)」

射命丸「反町君。 彼の実力については如何ほどご存知で?」

反町「あ、ああ。 来生は……全日本Jr.ユースでは日向に次ぐ、
いわゆる第二ストライカーとしての地位を確立していました。
俺の扱いが第三か第四位だったし……少なくとも、幻想入りする前までは俺以上のFW。
特に、直感を活かしたドリブルを得意としていて、世界ではともかく、国内ではかなりの破壊力を持っていました」

射命丸「ふむふむ……では、ドリブラーではあるけど、私程のドリブラーでは無い。
――そんな感じの認識でしょうかね?」

反町「ええ、まぁ。 それと色々性格的にも難があったし……。
正直、奴が幻想郷入りする前と変わっていなかったとしたら、今は、俺の方が実力は上だと思います」

来生の選手としての参加に純粋に驚いていたのは反町だった。
全日本Jr.ユースでは互いに日向の影に隠れた存在であったが、
その性格、特徴、プレースタイルの全てが自身とは正反対の物であり、
際だって友好関係がある訳では無かったが、内心で僅かなライバル心を抱いていた。

――そして反町を始めとする妖怪の山FCの一同は戦慄する事となる。
外界では単なる変人と切り捨てられた来生に秘められていた、恐ろしいまでの才能に。

121 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 01:20:30 ID:???
……と、いったところで、今日の更新はここまでにしようと思います。
皆さん、沢山コメントを下さり本当にありがとうございます。
正直、ここ最近のような無判定の文章パートを書いている時は、
「ちゃんと意味の通る文章を書けているかな?」「つまらない文章で退屈じゃないかな?」と心配になるので、
こうして感想や思った事を書いて頂くのはモチベ的にも文章の書きやすさ的にも非常に嬉しいです。
全てのコメントに返せないのだけは申し訳ないですが、読んで今後の展開や描写の参考にしたり、
JOKERやクラブA分岐の参考にしておりますw

>今回の判定について
ここでダイヤを引けたのは大きかったですね。
それ以外だったら、折角精神的には立ち直れても、問題解決にはもう少し時間がかかっていたと思います。
>シュガーサテラについて
原作キャラにしてもオリキャラにしても東方シリーズの妖精の名前って素敵ですよね。
チルノとかヒューイとかみたいな短いのも良いですが、サニーミルクとかシュガーサテラみたいなのもオシャレだと思います。
>紫って案外大したことなくね?
ここまで裏目るのは私も予想外でしたが、
却ってそれが『紫の力が弱まっている』という伏線を際立たせるのに良かったかな?とも思ったりしてます。
某ヒドラさんにしても、そもそも最初にハードル上げ過ぎたのが問題だったから、
今の内に色々言い訳しておけば大丈夫……?

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

122 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 06:23:37 ID:???
乙です。まぁ全部レイセンのせいらしいし

123 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 07:42:02 ID:???
乙です
なんだと!?やはり鈴仙の仕業だったのか!

124 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 07:43:13 ID:???
乙です。おのれ鈴仙

125 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 08:38:31 ID:???
おまえらwww
でもまぁ努力論を掲げて、結果出してるのは(東方組では)鈴仙ぐらいだよなぁ

126 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 08:47:41 ID:???
後は腹ペコタイガーくらいか
やはりタイバニは大正義。はっきりわかんだね

127 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:09:30 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>122
乙ありがとうございます。
もう一度どこかで、「どこまでが鈴仙が影響を与えた事による問題で、どこからがそれ以外の問題か」
……というのを整理した方が良いかもですね。
(ネタとは思いますが)全部鈴仙のせい、という訳ではないですw
>>123
乙ありがとうございます。
ですが、無自覚に悪人扱いされてる理不尽さも鈴仙に似合ってるような気もしますねw
>>124
乙ありがとうございます。
何でも鈴仙のせいにされるお陰で、鈴仙が不在でも存在感が高まっている…?
>>125-126
中山に近い鈴仙が結果を出し、その鈴仙との交流が比較的多かった星が強くなっている
……という事実は結構大事かもしれませんね。
いわゆるうどみょんは有名?ですが、鈴仙と星のコンビも結構良いと思います。
いつか埋めネタでヒーロー稼業をする二人とか書いてみたいです。牛角さんポジは慧音先生でw

128 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:10:41 ID:???
――ピィイイイイイイイイイッ!!

実況「ホイッスルが鳴り、試合再開です!
ヘルナンデス選手に加えて来生選手を加えた妖精大連合、
フォーメーションを3−5−2と前目に調整し、ガンガン攻める様相ですが、
ヘルナンデス選手の加入が裏目に出たように、来生選手の加入が
彼女達の陣形に乱れを生じさせないと良いのですが……!」

−−@−− @にとり
C−B−A C河童 B穣子 A河童
−−D−− D静葉
G−−−E G雛 E天狗
−−I−− Iはたて
−−−−−
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3
妖精大連合:4−5−1
−K−J− KリリーBJ来生 
−−−−−
−F−I− F大妖精 IリリーW
−−G−− Gサニーミルク
−E−D− EルナチャイルドDスターサファイア
−−−−−
A−H−C Hチルノ 
−−@−− @ヘルナンデス

129 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:12:00 ID:???
雛「(――早い所天狗の誰かか反町君にボールを渡したいわね。
よし、ここは……)――『ブロークンアミュレット』!」

グワアアッ、バシュウウウウウッ!!

スローインからボールを受け取った左サイドハーフの雛は、
新たに加入した来生の様子見と時間稼ぎを兼ねて、中盤トップ下のはたてにパスを送るが……。

大妖精「回って……何でも止めるッ!」

バッ! グルングルングルン……バシッ!

雛「な、何ですって……!?(この子、ドリブルだけじゃなくてパスカットも上手い……!)」

実況「で、出た〜〜! 大妖精選手の『スパイラルパスカット』!!
セービングの動きをパスカットに応用したそれは、
雛選手の厄を纏ったパスをも回転の勢いで完全に殺し、マイボールにしてみせる!
そして大妖精選手はそのまま〜〜〜!?」

大妖精「……お願いしますっ、来生さんッ!」

バコン! ……ポムッ。

来生「ハッハァ! 確かに受け取ったぜ!」

――雛のボールは大妖精によってカットされ、即ちボールは来生に渡る。
来生は当然、全く何も考える事も無く中央をドリブル突破していくのだが、
妖怪の山FCとて無策で来生を受け入れる訳では無かった。

130 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:13:09 ID:???
反町「(とうとうボールが来生に渡ったな……!
だが、来生のドリブル突破の恐ろしさは、抜けば抜くほどその技術にキレを増していく点!
少なくとも初速ならば、きっと射命丸さんにも及ばず――。
もしも俺が知る以上に成長していなければ、あの大妖精さんにも劣る筈なんだ!
だから、こうして―――)椛さん、射命丸さん、はたてさんッ!」

椛「ええ! こうして、調子づく前に人数を掛けて止めてしまえば……!」

はたて「来生くんとやらのドリブルは、案外怖いモンじゃない、でしょ!?」

射命丸「折角カッコ良い登場をして貰って恐縮ですが、貴方はここで醜態をさらす事になるのです!」

タッ! ズザアアアアアッ! ズザアアアアッ! ズザアアアアアッ! ズザアアアッ!!

来生の大まかなドリブル力とその特性を良く知る反町は、
事前に妖怪の山FCの前衛陣と相談をしており、一斉にタックルで迎え討つ事を提案していた。
来生の選手としての情報を知らない射命丸達は、この提案を飲まない理由も無く――。
研ぎ澄まされた連携力を活かして、隙の無い4段タックルを放つ。

実況「ああ〜〜〜っ! 来生選手の周囲四方には妖怪の山FCが誇る強力な前衛陣が!
皆さんもご存じの通り、射命丸選手、はたて選手、反町選手の3者には強力な必殺タックルがあり、
椛選手についても哨戒で鍛えられた足腰は地味ながら強烈だ!
来生選手、早速絶体絶命のピンチだ〜〜〜〜!?」

来生「ハッハァ! なんか説明が長くてよう分からんが、そうこなくっちゃな!」

バッ! ――シュウウウウン!!

反町「く、来るぞッ!(――初速が、思った以上に早い………!?)」

131 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:14:58 ID:???
先着2名様で、

★来生→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 射命丸→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 椛→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 はたて→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 来生、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リリーBがフォロー)(リリーWがフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
来生のマークがダイヤの時、「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
来生のマークがハート・スペードの時、「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
来生のマークがクラブの時、「キスギステップ(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ポイゾナスタックル(+2)」が発動します。
射命丸のマークがダイヤの時、「ハイスピードタックル(+3)」が発動します。
射命丸のマークがハートの時、「スピードタックル(+2)」が発動します。
はたてのマークがダイヤの時、「スピードタックル(+2)」が発動します。

132 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:15:33 ID:???
★来生→ドリブル 51 ( ハート10 )( 1 + 4 )=★

133 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:18:38 ID:???
★反町→タックル 48 ( ハート4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=
 射命丸→タックル 48 ( スペードA )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=
 椛→タックル 45 ( スペード6 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=
 はたて→タックル 47 ( ダイヤ3 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

134 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:21:28 ID:???
所詮来生、まぁ奪われてはないが

135 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:21:50 ID:???
来生でも4対1はきついか

136 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:24:58 ID:???
だが来生に人集めすぎると大妖精のドリブルにあっさりやられそう

137 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:37:19 ID:???
★来生→ドリブル 51 ( ハート10 )( 1 + 4 )+(マルセイユルーレット+3)=59★
★反町→タックル 48 ( ハート4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)+(ポイゾナスタックル+2)=57
 射命丸→タックル 48 ( スペードA )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=56
 椛→タックル 45 ( スペード6 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=52
 はたて→タックル 47 ( ダイヤ3 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)+(スピードタックル+2)=60★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして静葉がフォロー

来生「くらえーっ、『マルセイユルーレット』ォ!!」

クルンッ……クルクルクルッ!!

反町「(やっぱりそれか……だが、そのドリブルだったら俺も良く知っている!)
――くらえっ、『ポイゾナスタックル』だ!!」

ザッ、バシュウウウウウウウウウウウウッ! ――スカッ!

反町「し、しまった!?(――前まで通りの実力だったら、これで充分防げていた筈なのに!?)」

――反町は来生の実力をやや過小評価し過ぎていた。
彼のドリブルはこれまでのような技術や直感だけでなく、経験による確かな裏打ちがなされていた。
故に、反町は鋭いタックルを来生に向けるも――、それは僅かに届かない。

射命丸「……くっ!?(――あ、あれッ!? この人間のドリブル……私とほぼ互角じゃあ……!?)」

椛「うわ〜ん、やっぱり無理ですよ〜!?」

続く射命丸と椛も、僅かな油断があったのだろうか。
両者ともに来生の描く変幻自在のルーレットに阻まれる。

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:38:48 ID:???
はたて「(確かにヤバイドリブルだけど……でも、文のドリブルと比べたら速度で劣る!)
――だったら、私の方が……ずっと早い!!」

バシュウッ、 ギュウウウウウウウウウウウウッ!! ――バギイイッ!

来生「ハッハァー! ……って、アレ?」

辛うじてはたては、射命丸程では無いにしても速度を重視したタックルを用い、
FW3人のタックルによって、ドリブルコースを大きく制限された来生からボールを弾き。
何とか後方の静葉にボールを渡す事に成功する。

静葉「ウフフ……! 私達は九十九姉妹とは違うってトコ、見せてあげるわ!
――食らいなさい、『フォーリンパス』!」

――グワアアアアッ、バッゴオオオオオオン!

そして、静葉は暫くボールをキープした後、
来生のドリブル突破から態勢を立てなおした前方の天狗トリオにボールを渡す。
無論、彼女達にこれ以上点を取る意図は無く、
それはあくまで中盤の支配力を活かした遅攻に繋いで行くための手段だったが――。

大妖精「……何度だって。 私は止めてみせますっ!」

リリーW「私も手伝います〜!」

バアアッ!

……妖精達は、まだまだ諦めては居なかった。
CMFの位置に着いた大妖精とリリーWは、ここで静葉のボールをカットし、
再び来生に繋げるべく大きくジャンプしパスカットへと向かう。

139 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:42:16 ID:A0dgjQtg
実況「大妖精選手、リリーW選手! 二人掛かりでパスカットだ〜!」

先着2名様で、

★静葉→フォーリンパス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★大妖精→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 リリーW→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ はたて、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(射命丸がフォロー)(リリーBがフォロー)(来生がフォロー)
≦−2→妖精ボールに。

【補足・補正・備考】
大妖精のマークがダイヤ・ハートの時、「スパイラルパスカット(+3)」が発動します。

140 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:43:00 ID:???
★静葉→フォーリンパス 49 ( スペードQ )( 3 + 1 )=★

141 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:43:20 ID:???
★静葉→フォーリンパス 49 ( クラブ10 )( 2 + 2 )=★

142 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:43:35 ID:???
★大妖精→パスカット 48 ( ダイヤ3 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 リリーW→パスカット 44 ( クラブ9 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★

143 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:44:22 ID:???
よーしよしよしよし

144 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 20:46:00 ID:???
大妖精は有能

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 20:46:57 ID:???
すみません。補足欄に、
【リリーWのマークがダイヤ・ハートの時、「スプリングパスカット(+2)」が発動します。】
の一文を入れ忘れておりましたが、このままの結果で進行いたします。

146 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 21:13:26 ID:???
>静葉「ウフフ……! 私達は九十九姉妹とは違うってトコ、見せてあげるわ!
同じでした


147 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:25:22 ID:???
★静葉→フォーリンパス 49 ( スペードQ )( 3 + 1 )=53★
★大妖精→パスカット 48 ( ダイヤ3 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)+(スパイラルパスカット+3)=59
 リリーW→パスカット 44 ( クラブ9 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=52★
≦−2→妖精ボールに。

静葉の放ったパスは、回転を加えていない上にその速度が遅く、
まるで木の葉のようにすぐに揺れ揺れて、大妖精達の動きを翻弄するが――。

大妖精「動きにブレがあるならば――大きく回れば良いだけです!」

グルングルングルン……。 ―――バッ! ポムッ。

静葉「ウフフ……九十九姉妹の事を馬鹿にしたから、お姉ちゃんバチが当たっちゃった〜」チャキッ

穣子「そのキャラぶり返さないでお姉ちゃん!? でも弁々ちゃん達にはまた今後謝りに行こうね!?」

――小手先の技術では、大妖精を惑わす事は出来ない。
直線を包む円の動きにより、雛に続いて静葉のパスもまた封殺される形となった。

大妖精「―――来生さん、もう一回です!」

バシュウウウッ!

来生「あーいよ、すまねぇな……っと!」

そして、大妖精は再びボールを来生に返す。
そうなると、当初から来生を重点マークしていた反町や射命丸が再びタックルに向かうのだが――。

148 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:26:57 ID:???
反町「――む、来たな! だが今度は負けな――」

来生「あーらよっと、『クリップジャンプ』ゥ!」

ガシッ、ポーンッ!

射命丸「そ、そんな高等テクまでマスターしているとは……!?」

椛「〈もしも私が少しでもコースを妨害出来ていたら……!〉」

――今度のタックルは、CFの椛がやや前方に出過ぎていた事が仇となっていた。
雛よりも高いパス力を持つ静葉の『フォーリンパス』が、
こうもあっさりと大妖精に御せられるとは予測していなかった為、守備に出るのが遅れた格好となる。

そして――一度突破を許してしまった以上、
その時より来生哲兵は幻想郷最高クラスのドリブラーから、幻想郷『最高』のドリブラーへと変貌する。

ダダダダダダッ! クルッ!クルクルクルッ!

穣子「な、なにこのタックル〜!?」

河童「へ、ヘンタイ染みてるよ〜!?」

来生「ハーハッハァ!! 誰か俺様を止めるヤツはおらんのか!?」

3人抜き、4人抜き、――7人抜き。

次々と妖怪の山FCの守備陣を抜いて行くたびに、来生の実力は有機的に向上していき、
最終ラインの河童を抜いた段階で、彼のドリブル力は射命丸と互角どころか、その実力を既に二周程上回っていた。
――故に。

149 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:27:57 ID:???
にとり「う、うわあああ! 『撃て! バブルドラゴン』!! それと……『ウォーターカーペット』!!」

一番最後に彼に対峙したにとりは、吹っ飛ばされる事を免れたとはいえ。
明らかにトラウマレベル、分かっていても回避不可能なドリブルの恐怖によって、
精神的に大きく傷付けられる事となってしまう。

来生「何だその水鉄砲? お前、もしかしてバカなんじゃないのか?」

スッ……クルンッ。 ――バシュッ、――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

そして、全く無力と化したにとりに対して来生は見事なブーメランを放ち、
容赦無く得意の『マルセイユルーレット』を浴びせて突破。
ホイッスルの音を聞いた来生は確信して、こう観客に叫び付けた。

来生「ハッハァー! 見たかァ! この俺こそが妖精大連合の点取り屋! 来生哲兵だ〜〜〜〜〜!!」


妖怪の山FC 3 − 1 妖精大連合

150 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:29:00 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙
2ゴール 射命丸
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町、来生

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:30:17 ID:???

実況「ゴ――ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッル!!
妖精大連合の監督・来生選手は、サッカーにおいても一流だった〜〜〜!!
一度はボールを弾かれましたが、大妖精選手のフォローもあってそのドリブル力を遺憾なく発揮!
後半20分で、妖精大連合が息を吹き返しました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「なんだよアイツ!」「すげードリブルじゃないか!」「一回取られた時はまたかよって思ったけどな」
「大ちゃんも偉いぞー!」「リリーちゃんも良いフォローだったよ〜!」「キスギ! キスギ! キスギ! キスギ!」

鈴仙「嘘……! 来生君ってあんなにスゴい選手だったんだ……!?」

パスカル「いや。 俺が一緒に練習をしていた時は、今ほどの実力者では無かった。
だが――やはり、幻想郷の。妖精達の奔放な生き方が、彼のサッカーセンスを磨くのに役立ったんだろうな。
(そして、キスギが入ってからの妖精大連合の士気の上がり具合!
 あれは間違いなく、ディアスがチームで発していたソレと全く同質の物だったぞ……!)」

152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:32:32 ID:???
チルノ「……え、えへへへっ! やっぱりキスギはあたいの次に最強ね! 今のでよ〜く分かったわ!」

ルナ「何だかんだでカントクさんがいると、皆のテンションが違うよね」

スター「悔しいけど、あれはあれで一種の腐れ縁だもんねぇ。 大事にしてきましょ」

ヘルナンデス「(キスギ……。 知能は欠けるが、奴もまたチルノと同様に皆を沸かせる『何か』を持っているのか?
俺はかつて、奴のプレーをコメディアンとしてしか認識していなかったが、今のプレーは違った。
――そう、それを比喩するならば。  『ファンタジスタ』……!?)」

射命丸「……やられましたね。 実力的にも、話題性的にも」

はたて「話題性なんて考えてるヒマじゃないでしょうに。 これからどうするの、文?

パスワークで遅攻をするにも、あの大妖精ちゃんのパスカットは静葉さんの『フォーリンパス』だって奪っちゃうのよ?
私や文のパスだって、静葉さんと互角位だから――反町君の『トリカブトパス』位じゃないと対抗できない。

ボールキープにしても、今度は光の三妖精の『グレートトライアングル』……とかいう技が結構馬鹿に出来なくて、
多分文以外の選手だったら簡単にボールを奪われちゃう。

そして攻めようにも、あのヘルナンデス…って奴は、椛の『アトミックファイヤー』をあっさりとキャッチしちゃったんだから。
上手くいかないと、私達ガチで逆転負けか、良くて引きわけよ?」

射命丸「うっさいわねぇ、そんくらい分かってるってば。
(……とはいえ、さっきまでとは状況が大きく違うのも事実。はてさて、どうするこってすかねぇ……)」

妖精チームが1点の奪取に沸く中、一転追われる立場となった妖怪の山FC。
彼女達は今頃になって妖精達と来生、そしてゴールを守るヘルナンデスの脅威を認識せざるを得なくなっていた。
ヘルナンデスがゴールを守り、妖精達がチームプレーで中盤を支配し、来生が決定していく現在の妖精大連合は、
明らかに試合開始時の彼女達とは違っていた。

射命丸「――ま、私達に出来る手は少ない。 ここはあくまで無難に遅攻を重ねるしかないでしょうねぇ」

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:33:56 ID:???
――そして妖怪の山FCにとって辛い点。
それは、彼女達が如何に強敵と知っても尚、傑出したタレントの不足が原因で、
教科書通りの無難な戦い方しか取れぬという点があった。


ピィイイイイイイイイイイイイッ!

――そうして、妖怪の山FCからのキックオフを告げる笛が鳴る。
妖怪の山FCは、結局は先程のパスワーク主体の遅攻を繰り返し、
少しでも来生達に攻める時間を与えないように。
また、安易に攻め込む事で、ヘルナンデスによるカウンターチャンスを与えないように、あくまでも無難に振舞う事となる。
しかし、彼女達の無難な戦術は一定の効果こそあれど、試合を決定づける程の致命的な効果はない。

はたて「よし、ここはボールをキープして反町君に――」

サニー・スター・ルナ「さ、させなーいっ!」

バアアアアアアッ! バチイイッ!

リリーW「あ、ありがとうですよ皆!」

椛「そう簡単に、ボールが渡ったとは思わないでくださいっ!」

リリーW「だったら――『レインボーパス』ですよ〜〜! ……カントクさんっ!」

グワアアアアッ、パコオオオン!

椛「あっ……と、届かない!(私、パスカットはタックル以上に苦手だからなぁ……)」

来生「――ようし、俺様劇場第二部の開幕だァッ!!」

ダッ!

154 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:37:48 ID:???
――後半26分。 残り10分足らずを守り切れば勝利が確定する妖怪の山FCは、
僅かな気の緩みかパスワークを紙一重で妨害され、そのままボールを来生へと渡してしまう事になる。
当然ドリブルしか頭に無い来生は、反町とはたての守る中央を、今度は自慢の『マルセイユルーレット』で突破。

静葉「――み、穣子!」

穣子「うんっ! 『オータムスカイラブタックル』だね、お姉ちゃん!」

これには、先程の突破劇で散々懲りた秋姉妹がオータムスカイラブの準備に取り掛かるが、
ここで来生は、ある意味では最も信じがたい行動を取る事になる。

来生「やべっ。 ――大ちゃん、パス!」

バシュウウッ! ――ポムッ!

大妖精「は、はい……!?」

反町「な――なにィ!? 『来生が他人にパスを出した』だとォ!!!!????
し、しかも上手いぞ! ――はたてさんや射命丸さんと互角程度じゃないか!?」

このフィールドの中で、来生の事をある意味一番良く知っている反町が、
言いたい事を思わずそのまま大声で叫んでしまう。

射命丸「は? いや、この局面でパスを出すのもある意味そうヘンでは無い気がしますが……?」

反町「――あの来生が高い実力を持ちながら、代表では第2ストライカー。
……いや、実際には不動のストライカーでは無く、しばしば他の選手が登用されていた理由。
それは、来生は、『一度ボールを持ったらゴールするか奪われるまで、ボールを手放さない』……というのがあったんだ!
だけど、今のあいつは普通に大妖精さんにボールを渡していた。 それが信じがたいんです!」

155 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:39:09 ID:???
来生「人聞きの悪い事言うなよなー反町。
俺様だって、『信頼できる仲間』だったら、ボールくらい渡すさ。 ――な、大ちゃん?」

大妖精「き、来生さん……!(この人は、私達のことをそうまで……!)――は、はいっ!」

来生にとって妖精達は、自分と同じ価値観を持ち、本当に対等な感覚で話せる始めての相手だった。
勿論、外の世界でも滝や井沢のような親友は居るし、彼らと一緒に居る事が楽しく無かった訳がない。
しかしやはり、彼らと自分とは、どこかが「違う」。何かが「ズレて」いる。
来生はこれまでの人生で、自分は他人とは大きく違う感性を持っていると無意識に自覚し。
何時も笑いながらもその心の中で、そのズレによる痛みに苦しんでいた。

来生「(どうしてオトナにはおべっかしないといけねーんだ? どうしてイヤなのに勉強や練習しないといけねーんだ?
どうしてお金なんて紙っ切れに皆が群がるんだ? どうして皆、イヤな事をニコニコ笑って仕事してるんだ?
――誰に聞いても、滝や井沢に聞いても納得でき無かった俺の疑問に、
あいつらは笑って『そんなん意味ないよ!』……って、頷いてくれてた!
俺は人間だけど、あいつらと同じだ! だから、俺も、あいつらと同じようになるって、そう決めたんだ!)」

――妖精達は、自分の才能を認めてくれる。妖精達は、自分と一緒に心から笑ってくれる。
そう考えていたからこそ、彼女達が外の世界にいた『友達』のように大人(紫)にこびへつらい、
ヘルナンデスの加入を認めた時は心底腹が立った。
でも、その事を受け入れても尚決して自信を喪失しなかった彼女達には再び共感を覚えていた。

156 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:40:54 ID:???
大妖精「――来生さんっ! 『前転シュート』で決めてください!」

バゴオオオオッ……!

実況「秋姉妹を交わしてドリブルでサイドを駆け上がる大妖精選手!
最後に来生選手に向けて低い弾道のセンタリングを打ち放ちました!
来生選手はこれに思いっきり飛びついていく〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

チルノ「――キスギィイイイ! アンタがナンバーツーだァァァアアア!! ナンバーワンはいつまでもあたいだけどね!」

サニー「なんか盛り上がってきたわね! がんばれー! 天パカントクーー!!」

スター「こーいう体育会系的なノリって嫌いなのよねぇ。 ま、頑張んなさいな」

ルナ「スターってば意地っ張りだなぁ…。 がんばれ、カントクさーん!」

リリーW「がんばれ〜ですよ〜〜♪」

リリーB「がんばれ……!」

ヘルナンデス「(はははっ。 なんだこの馬鹿なノリは……!
あの時の俺達も、こんな馬鹿ばかりだったらああもこじれなかったろうに。
ようし、ここは……)俺も行くぞ! ――頑張れ、キスギーーーーーーー!!」

来生「俺が点取り屋! 来生哲兵だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

バッ! グルンッ! バシィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「来生選手、『前転シュート』だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

157 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 22:46:20 ID:A0dgjQtg
――妖怪の山FCの最終ラインは、もう既に大妖精が、来生が突破してしまっている。
残す障壁は実質にとりただ一人。 しかし、にとりもまたこの雰囲気に呑まれる程の小物では無い。

にとり「……ち、ちっくしょ〜! こっちだってなぁ、このチームに所属する事による給金でなぁ!
機材の購入費とかヒューガーへの『がんばろうヒューガー応援基金(※)』のノルマとかに充ててるんだ!
――こちとら、遊びじゃねぇんだよォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

ガシャーン、ガシャーン! ――ウィイイイイイイイイイイイイン!!

にとり「『飛べ! 三平ファイター』だぁあああああああああああああああああああ!!」

大妖精「(お願い……決まって! そうしたらきっと同点。 いや、ひょっとしたら逆転だって……!!)」

先着2名様で、

★来生→前転シュート 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(応援補正+1)=★
★にとり→飛べ! 三平ファイター 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧2→来生の前転シュートが妖怪の山ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リリーB&Wがねじこみ)(大妖精がフォロー)(妖精のコーナーキック)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
来生の応援補正は今回限りの限定補正です。

(※がんばろうヒューガー応援基金:ヒューガー社員に『任意』で課せられる会社への寄付金。
                      『任意』ではあるが各社員には毎年 2 万円のノルマが課せられている。
                      基金は全社員への『生きがいづくり』のために使われているらしい。

158 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:46:52 ID:???
★来生→前転シュート 57 ( スペード5 )( 6 + 2 )+(応援補正+1)=★

159 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:47:01 ID:???
★来生→前転シュート 57 ( ダイヤ4 )( 5 + 4 )+(応援補正+1)=★

160 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:47:27 ID:???
★来生→前転シュート 57 ( ダイヤ5 )( 5 +idice )+(応援補正+1)=★
いけー!

161 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:47:27 ID:???
★にとり→飛べ! 三平ファイター 55 ( クラブ7 )( 5 + 3 )=★

162 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:47:41 ID:???
★にとり→飛べ! 三平ファイター 55 ( ダイヤK )( 2 + 1 )=★

163 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:48:51 ID:???
これは・・・天才ファン来生!?

164 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:49:12 ID:???
★にとり→飛べ! 三平ファイター 55 ( ハート6 )( 6 + 6 )=★
にとり、12.7cm連装高角砲を使え!

165 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:49:54 ID:???
来生がこんなにも熱いとは…!
ヘルナンデスもいい意味で感化されてそう。

166 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:50:46 ID:???
逆転まであと2点!

167 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:52:29 ID:???
とにかくハイプレスかけて速攻で奪い返す
敵が縦ポンをかけてきたらセカンドリベロのナンデスに必殺ノイアークリアさせて勝負
時間が無いから安全策じゃあ勝てない

168 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:55:05 ID:???
前転シュートもあの打ち方でカーブ回転がかかってるトンデモ技

169 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:57:19 ID:???
ここで妖精が逆転勝利しないとルナティックスと二位突破した妖精と戦う確率が高くなる
同店引き分けだとシューターの数が多い妖怪の山が得失点差で一位になりそうだし

170 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 22:58:54 ID:???
妖精チーム勝って欲しいけど戦ってみたいのも妖精チーム

171 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 23:00:02 ID:???
やばい。妖精チームが魅力的になったなぁ。
強化されるのは、自チーム的においしくないけど、妖精チームには強くなってほしいぜ!

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 23:52:26 ID:A0dgjQtg
★来生→前転シュート 57 ( スペード5 )( 6 + 2 )+(応援補正+1)=66★
★にとり→飛べ! 三平ファイター 55 ( クラブ7 )( 5 + 3 )=63★
≧2→来生の前転シュートが妖怪の山ゴールに突き刺さる!

来生は飛んだ。 一緒に居て心から楽しいと思えた仲間の為に。
にとりも飛んだ。 こちらは純粋に自らの明日の生活の為に。
両者の想いも切実であり、決してどちらかに軍配が上がるべき物では無かったが――。

ギュウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ブウゥウウウウウウウウ……ン!!

にとり「あ、やべ、追いつかない………!」

その場合、結果を分ける事になるのは往々にして両者の技術だった。
にとりの発明した飛び出し兵器は、果たして来生の性格に反して精密に曲がるシュートの軌道を予測出来ず、
ボールを通してしまう。 そうなると、ゴールネット枠内の右端をきっちりと捉えていたそのシュートは、
もはや何者にも止められる事なく――。

ズバアアアアアアアアアアッ! ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


来生「見たかァ! 俺が点取り屋・来生哲平だ〜〜〜!!」


妖怪の山FC 3 − 2 妖精大連合

173 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 23:53:51 ID:A0dgjQtg
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙
2ゴール 射命丸、来生
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精

174 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 23:55:42 ID:A0dgjQtg
来生があの永琳が得意とする『前転シュート』を完全に模倣し、
にとりの守るゴールを突破して2点目を挙げた時。

……ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

――観客達は、間違い無く来生の創りだした伝説に酔いしれていた。

実況「こ……これは! これは信じられません!
妖精大連合の点取り屋が、まさしく幻想郷サッカー史に残る大逆転劇を見せようとしている〜〜!
妖精大連合、来生選手により2点目! つい10分前までは3あった点差を1に縮めてみせました!!
これはまさしくファンタジー! 彼こそが、伝説の『ファンタジスタ』なのか〜〜〜!?」

来生「ハッハァー! 見たかー! これが真のエースの力だァーー!!」

大妖精「(やっぱり、勝てる……! 私達は、勝てるんだ……!)」

チルノ「(妖精だけでは無いけれど。 あたい達の強さに皆がちょっとはビビってくれてる!
この調子で同点――そして、逆転よ!!)」

175 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 23:56:54 ID:A0dgjQtg
パスカル「――あれはディアスそのものだ。 そうに違いない……!
俺は知っている、ディアスがあんな風に人並み外れた能力とカリスマで聴衆を魅了し続けた姿を!」

鈴仙「ぱ、パスカル君落ち着いて……!
(っていうか、今の来生君でも私的にはヤバいって思えたんだけど。
――この来生君以上の実力者のディアス君って、どんなバケモノなんだろ……?)」

てゐ「妖精チームともしも当たったとしたら、案外苦戦しそうかもねぇ」

つかさ「(やっぱり、私だけじゃなかった。 チルノも。 妖精達も皆、強くなってる――!)」


射命丸「……これは酷い」

反町「……俺の責任だ。 俺が、来生の実力を過小評価していたから……!」

穣子「か、一樹君は悪くないよぉ!?」

静葉「――そう。ここはもはや、来生君と言うよりも妖精達全体の実力を過小評価し、
戦う前から油断していた私達全員の責任よ。
だから……私達は、残された僅かな時間を、全力で守り切らなくてはならない」

雛「……非常に厄い展開だけど。 そうするしかないわね」

妖精大連合や観客席の熱狂とは別に、妖怪の山FCのメンバーの焦りはここに来ていよいよ大きくなる。
普通ならまず有り得ないような逆転劇ではあるが、このあまりに熱くなりすぎた局面では、
何が起こるかは本当に分からない。
絶対の処方箋は無いと認識していても、しかし彼女達は改めて妖精達への。
来生やヘルナンデスへの警戒心を強め、最後か、最後の一つ前かになるキックオフへと備えるのだった。

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/16(土) 23:58:05 ID:A0dgjQtg
……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――そして、運命のキックオフが始まる。
試合時間は残り僅か、ロスタイムを含めても5分しかない。
普通に考えれば良くて同点、悪ければこのまま決着が着くと思われた勝負の行方は――?

先着1名様で、

★この試合最後の判定?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ絵札→妖精大連合が奇跡的に2点を入れ、3−4で逆転勝利!
ダイヤ→妖精大連合が1点を入れ、3−3の同点!
ハート・スペード・クラブ→妖精大連合が1点を入れ……かけるが試合は敢え無く3−2!

*来生の加入が後半15分と遅かった点、来生のドリブル突破が阻まれた事による時間ロスが原因で、
 勝利・同点の確率は低めに設定しております。
 (ただし、ヘルナンデスの加入により、失点の可能性は0となっています)

177 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 23:58:41 ID:???
★この試合最後の判定?→ ダイヤ2

178 :森崎名無しさん:2014/08/16(土) 23:58:43 ID:???
★この試合最後の判定?→ スペードK

179 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:00:18 ID:???
逆転サヨナラは無理だったかー

180 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:01:28 ID:???
ヘルナンデスのPKがなければ勝っていたのか。

181 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:03:47 ID:???
敗北、勝利よりも引き分けの方が結束が固まる気がする。

182 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:09:51 ID:???
今の妖精チームの方が普通に強いし1位突破はこっちか?

183 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:15:49 ID:???
とはいえ組み合わせ次第ではどちらとも戦わない可能性があるだろうし。

184 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:24:58 ID:???
三妖精は1セットでプレスするからラインは上げっぱなしになるのかな
ヘルナンデスのスタイルの変更か守備陣とすり合わせか

185 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 00:28:08 ID:???
【天パ】妖精奮闘記20【黄金期】

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 00:40:11 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
色々あって試合観戦が随分濃厚になりましたが、
今後の試合観戦はクラブAとかJOKERが出ない限りは大丈夫……だと思います(汗)
(決勝トーナメント辺りは色々書いてみたいですが)

>来生のキャラや妖精チームについて
色々と応援や感想を頂き、本当に嬉しいです。
この外伝を書こうと思ったきっかけの一つに、本編の魅力的なキャプ森キャラについて、
もっと色々深く掘り下げて書いてみたい……というのがあったので、
この外伝をきっかけに好きになったキャプ森キャラが居るならば、それ以上に嬉しい事はありません。

>妖精チームとの対戦について
詳しくはネタバレになるので言えませんが、やはりどうしても全ての主要チームとは対戦出来ない感じになっています。
ですが、この大会以降はルナティックスの以外のメンバーとサッカーをする機会もあるでしょうし、
仮に大会で当たらなくても、こうやって能力値を見たり、交流の機会を設けたりするのは決して無駄ではありません。
また、今の段階では敵の強化イベントになってしまいましたが、長い目で見れば、将来の仲間の強化イベントとも見れるかも?

>妖精チームの結束、今後について
色々あって結束は守られましたが、鈴仙が働きかけをする事で、
より一層の結束を得られたり、それによるおこぼれを鈴仙が貰える事もある……かもしれません。

>妖精奮闘記について
どなたかスピンオフでもして下されば嬉しいですw
妖夢奮闘記とかでも寅丸奮闘記でも良いです(爆)

それでは、皆さま、本日も長い時間お疲れさまでした。

187 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 02:31:07 ID:???
乙です
いやぁロマンチックだ、光をつかんでから実に妖精達がダイヤに祝福されてるね
このチーム、チルノとヘルナンデスでシュートは止め、大妖星がパスを止め
来生が決めるというかなりドイツ寄りのアルゼンチンだね
戦うとしたら結構めんどくさい相手になりそうだ
ただ唯一の救いは見たところ来生以外攻撃力が見た感じ大したことないくらいか
1VS1を狙うことも多いし判定できるだけ少なくして一斉に叩き潰すか
リリーW「ファング!」リリーB「ジョーカー!」

188 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 06:14:03 ID:???
今更過ぎるけどブローリンって破壊王ブローリンと超ブローリン4なんてのもあったんだ…

ガレリ「勘違いするな。超ブローリン3は変身をあと二回残している。この意味がわかるな?」
カグロット「ダニィ!?もうだめだ…おしまいだぁ…」

紫「公式がブロリストすぎるのも鈴仙って奴の仕業なんだ」

189 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 22:44:40 ID:???
カグーヤ「なんだって!それは本当かい!?(木場並感)」

実際新聞に注目してしまったのも鈴仙だし
見に行こうと誘ったのも鈴仙、つまり判定が行われたせいで結束が固まったので
あるいみ鈴仙のせいで間違いないwww

190 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 22:51:18 ID:???
言いがかりはやめたまえwww

そういや来生のドリブル51+クリップジャンプ+5って今まででた選手の中で最高値か?

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:18:39 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
私事で恐縮ですが、本日PCを買い換えました。
いろいろと快適になったのは良いのですが、肝心の文字入力がまだちょっと慣れてないので、
しばらくは今まで以上にゆっくり更新になるかもしれません。ご了承ください。
>>187
乙ありがとうございます。
判定も相まって、よい試合を書くことができてよかったです。
リリーコンビは若干目立てませんでしたが、春告ライダーW化したら活躍できるかもしれませんねw
>>188
私も知りませんでしたw
そもそもブロリーの超サイヤ人化って、1とか2のくくりでなく、「伝説の超サイヤ人」でひとつだと思っていました。
ただ、公式がブロリストというよりは、ファンからの人気(?)が高い故のプッシュな気もします。だってなんか無理やりっぽいし……
>>189
観戦に行ったのは鈴仙ですが、判定カードを引いたのは鈴仙ではないのでセーフですw
>>190
才レベルを合わせた最高値で言えば、永琳の53+月の頭脳的ドリブル+5が最大値ですね。
ただ、NTレベル3(7人抜き以上)の来生のクリップジャンプは59なので最大値かもです。
……超モリサキのヒールリフトも55+4で59ですが。

192 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:20:06 ID:???
★この試合最後の判定?→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→妖精大連合が1点を入れ、3−3の同点!

――後半のロスタイムは、まさに妖怪の山FCの全員が恐れたことが現実となったような試合運びだった。
強力な天狗社会というバックボーンに裏付けされた妖怪の山FCのメンバーは、
その期待通り、最後までプロフェッショナル的な根性を発揮して懸命にボールキープに執心した――筈であったが。

チルノ「あたいもそろそろカッコ良いとこ見せないとね! いくよっ、『フロストコラムス』ッ!!」

ズザアアアアアアアアッ、バチイイッ!!

射命丸「し、しまっ―――!?」

定石通り、敵陣サイドの深くにてボールキープを行い時間を稼いでいた射命丸は、
ここにきて終始攻守に動きっぱなしの疲労が原因か、とうとう捨て身のタックルに向かったチルノにより、
ボールを前方へと零してしまう。

来生「いよっしゃあ! よくやったぜチルノ!」

ポムッ。 ―――ダダダダダッ!!

そして、時間が経つほどに目に見えてその調子を増してきている来生がボールをフォローしたことにより、
その趨勢は大抵決した。 比較的後方からのドリブルによって、十分な助走と突破人数を稼いだ来生。
すなわちそれは、妖精大連合の1点目の再現だった。 

193 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:21:40 ID:???
椛「すみません、文さんっ!」

はたて「もう一回止めて―――だ、ダメっ!?」

反町「く、――――くそっ!(なんてザマだ。 来生がこうも自らの長所を磨いていたというのに。
反対に俺は、短所に少し目が行き過ぎていたのか……!?)」

雛「……ダメ。 この人には厄とかそんな概念はおよそ存在しない。
―――完全に、常人とは別の次元に生きているわ……!!」

穣子「――くっそ〜! こうなったらお姉ちゃん、『オータムスカイラブタックル』で……!」

静葉「無理よ穣子。 なぜなら―――私たちはすでに、来生君に突破されているのだから」

来生「見える……次にどうなるかが見えるぞ……!」

妖怪の山FCの名だたる選手を突破し、名もなき選手もまた突破し。
ニュータイプの血が最高に滾った状態の来生は、もはや人間にして人間の域を軽く超えている。
そしてその力は、日向や若島津のような単純な暴力ではなく、人の幻想に作用する力。
運命に愛され、自然を愛し、そして人を惑わし魅了する彼の力はまさしく伝承上の妖精そのものと言えた。
来生はそのまま、すでに及び腰のにとりが控えるゴールへと無策にも突っ込んでいく。

194 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:23:05 ID:???

来生「これだよ。 この感覚。 幸運の女神様も、地獄の悪魔様も、
みーんな俺の才能に嫉妬して近寄ってくるんだ。
だから――俺にはわかるんだ。 人の運命やその生く末―――そのすべてが……見えるんだ」

にとり「はぁ? 運命なんて見えないよ! あるのは統計に裏打ちされた確率論だけに決まってんじゃん!」

来生「ふ〜ん。 だったらわかるよなぁ? この俺様のボールの――行き先を!!」

バシュウッ……!

にとり「うぁっ……しゅ、シュートぉ!? あんたのドリブル力だったら、読みを当てられても強引にドリブルで行く方が、
勝率だって充分高いでしょうに。 それを、なんで……!?」

来生「なんでかって? そりゃあ……予感がしたんだよ。 「ここはシュートで行きなさい!」……ってな」

にとり「そ、そんなの……! 科学に対する……冒涜だぁああああ!?」

ズバアアアアアアアアアッ、ピィイイイイイイッッ!

―――そして、ドリブルに狙いを定めたにとりの虚を突いたシュートによって来生はハットトリックを決める。
彼は名実ともに、妖精大連合の「点取り屋」だった。



妖怪の山FC 3 − 3 妖精大連合

195 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:24:05 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙、来生
2ゴール 射命丸
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精

196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:26:41 ID:???
後半ロスタイムに来生が三度見せた奇跡に、観客は大きく湧き上がる。
もしかしたら、この来生という外来人は、妖精チームに対して本当に勝利をもたらすのではないか。
大会優勝はともかく、予選リーグ1位突破は濃厚と見られていた妖怪の山FCが、まさかの敗北を喫するのではないか。

―――もしもこの場に立っていた外来人が来生では無く、更に高い能力と気質を持った選手だったら。
あるいは、もしも来生の加入がもう少し早ければ。 言ってしまえば、後半開始直後の局面で、ヘルナンデスがPKを貰っていなければ。
その期待は恐らく裏切られずに済んだのかもしれない。
しかし、奇跡はそう起きないから奇跡なのであり、そんな奇跡の上にさらに奇跡が上塗りされることなど、本来はあり得ないのである。

――ピィイイイイイイイイイイッ!!

来生「くらえーっ! 『クリップタックル』だァーッ!!」

そのため、ボールが欲しい一心で射命丸へとタックルに向かう来生の狙いは、結論から言うと成就しなかった。

射命丸「……私たちは、それぞれが互いに意図は違えど。 それでも、チームの勝利の為にすべてを賭してやってきたつもりです。
貴方がたの友情と団結は確かに美談ではありますが――――美談で食える程、浮世は甘くはないッ!!」

タッ……ギュンッ! バシュウウウウッ!!

来生や妖精達にどのような思いがあれど、自分たちはただ諾々と敗北を忌避し、勝利を目指すのみ。
妖精大連合の希望を背負った来生のタックルが荒削りな太刀とすれば、
妖怪の山FCの矜持を抱いた射命丸のドリブルは研ぎ澄まされた小太刀。
これまでは太刀が勝ち続けて来たが―――この試合最後にして、ようやく。小太刀にも報いがあった。
絶好調の来生が放ったクリップタックルと、疲労を隠せない射命丸の何の普通のドリブル。
その勝負は互角か、あるいは来生の方が優勢である程だったが―――射命丸は、何とかボールをキープし続けることに成功する。
そうなれば、残り試合時間は数十秒、後の展開は全員の予想する通りに働いた。
射命丸は即刻はたてにボールを戻し、そこから高いパス力を持つFWの反町とのワンツーで妖精たちの最後の猛攻を潜り抜け――。

―――ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

妖怪の山FC 3 − 3 妖精大連合 試合終了!!

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:32:25 ID:???
実況「試合しゅうりょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う! 一体誰が、このような結果を予測していたでしょうか!
妖怪の山FC対妖精大連合との試合はなんと……引き分けに終わってしまいました!!

妖怪の山FCは前半戦、射命丸選手を中心とした強力FW陣によって攻勢を掛け、2−0と折り返したところまでは良かったのですが、
後半戦になって、妖精大連合に突如助っ人の外来人選手が加わったことが大きかったようです。
GKのジノ・ヘルナンデス選手は立ち上がりこそPKを献上してしまったものの、それ以降は無失点の大活躍。
そして何より、後半15分に加入した来生選手によるハットトリック劇は、まさに射命丸選手をも超えた、
素晴らしいドリブル力に裏打ちされたものでした!

試合結果こそ同点ですが、妖精大連合が勝っていてもおかしくない試合だったと言えるでしょう!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「キースーギ!キースーギ!」「チルノー!がんばったぞー!」「妖怪の山FCって案外大したことなくね?」
「いや、助っ人が反則すぎた」「しかし、この結果を知った大天狗様方がどう思うか……他人ながら同情するよ」

鈴仙「し、信じらんない……! 本当に、来生君ってば、決まりかけた試合を一人でひっくり返しちゃった……!」

――鈴仙が両手で口を押えて嘆息する通り、この試合における来生の活躍は信じがたい程度だった。
特に、鈴仙は前にテキトーな監督をやっている来生や、のんきなフリーター生活を送っている来生の顔を知っていたのだ。
だからこそ、その両者のイメージにも合わない。 下手をすれば、永琳とも間違えてしまいそうな来生のその表情に、
鈴仙は感嘆よりもひたすら驚愕していた。

パスカル「だが、最後のタックルが成功しなかったのはやはりキスギだったか。
ディアスだったら、ここは逆転していた。なぜなら、多くの観客がそれを期待していただろうからな。
……っと。 ところでレイセン」

鈴仙「な、なあにパスカル君?」

パスカル「俺は一応、これから妖精大連合の控室へ行って、キスギにねぎらいの言葉をかけるつもりだ。
これでも、俺が『オールドタイプ』の力を手に入れる時に尽力してくれた友達なんでね。
……レイセンも良ければ、俺についてくるかい?」

198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:34:26 ID:???
―――そして、そんなときに。 隣に座っていたパスカルが鈴仙に対して、妖精大連合の控室への同行を提案する。
鈴仙もチルノや大妖精との交流が全く無いでもなかったがため、気を利かせてくれているのだろう。
鈴仙としては、この試合を通してますます来生達に興味を持ったので、同行もやぶさかでは無かったのだが――。

しかしその直後、恥ずかしげに鈴仙のブレザーの袖が引っ張られる。
鈴仙からは三つほど離れた席に居たウサギBが、鈴仙のほうへと立ち寄って来たようだ。

ウサギB「あの〜、鈴仙さま。 もし宜しければ、私と一緒に、妖怪の山FCの控室へ行ってくださいませんか?
ほら、私って新聞が大好きで。 だからこの機会に、文々。新聞の射命丸さんに一度会ってみたくって……!
でも、一人じゃあ恥ずかしいし、名無し妖怪が一人で来ても舐められるか不審者扱いされるだけかと思うし……。
――反町さんとか、秋姉妹さんとかと仲がよさそうな鈴仙さまについて来てほしいんですけど……」

――なんと間が悪いことに、ウサギBは鈴仙に妖怪の山FCの控室の同行をお願いしに来たようだった。
確かにウサギBは前から情報通だったし、ほかの名無しウサギの誰よりも新聞を読むのが好きだったことは鈴仙もよく知っていた。
だからこそ、是非ともウサギBにも同行してあげたい所なのだが―――パスカルと同行したい、という気持ちも山々なのである。

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:35:41 ID:W0dzkr86
鈴仙「え、えっと……(う〜ん、ちょっと困ったわね……! 私の体はひとつしかないから、
妖精大連合の人たちと交流するか、妖怪の山FCの人たちと交流するかはどっちかしか選べない。
これから交流を深めていきたいってことを考えると、妖精大連合の方に顔を出したいし、
これまでの交流を大事にしていきたいってことを考えると、妖怪の山FCの反町君とかと会うのも悪くないのよね。
まぁ、パスカル君は最悪一人で行ってもらえば良いし、Bちゃんは……私の代わりにてゐに同行をお願いすればそんなもんだから、
どっちか断った方の心象が悪くなることはないでしょうけど―――どうしようかな)」

A:パスカルと同行し、妖精大連合の控室へと向かう。
B:ウサギBと同行し、妖怪の山FCの控室へと向かう。
C:それよりも、観客席にいる知り合いを探したい。
D:その他 自由選択枠 A+Bは時間的にできません。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

200 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:36:09 ID:/zdzgaDM
A

201 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:36:32 ID:zwatuMdM
B

202 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:37:01 ID:TWhPYB8A
A

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