キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/13(水) 22:08:13 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1404568668/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、鈴仙を中心とした新生ルナティックスは
中山・永琳の一時離脱、謎の向日葵仮面の来襲などの逆境を乗り越えて、
予選リーグ第1試合・雑魚妖怪チームとの試合を5−1で圧勝する。

そしてそのまま鈴仙達は、妖精大連合対妖怪の山FCとの試合を観戦に。
チルノと来生を中心とする妖精大連合は奮闘するも、射命丸と反町を中心とする妖怪の山FCの総合力に圧倒され、
前半を2−0で折り返すこととなった。 しかし、そのハーフタイム。
何やら事情ありげな紫が妖精達の為に強力な助っ人、ジノ・ヘルナンデスを呼び出して……?
紫の理想、永琳の謎、第三者の思惑を孕みつつ、物語は次の局面へと向けて、ゆっくりと動き出す。

204 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:37:52 ID:chOyF4H6
A

205 :森崎名無しさん:2014/08/17(日) 23:39:42 ID:U/2Xi5hs
B

206 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/17(日) 23:49:09 ID:???
Aが選ばれたところで、ちょっと短くて恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。


207 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 00:24:29 ID:???

D「Bちゃん代わりにこれを持っていって」おもむろに鈴仙は自身のうさ耳をBに着けた

208 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 21:57:20 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>207
乙ありがとうございます。
ウサギ耳二重装着はレベル高いですね……w


209 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 21:58:40 ID:???
A:パスカルと同行し、妖精大連合の控室へと向かう。

鈴仙「う〜ん、Bちゃんごめんね。 私、今から妖精大連合の方に行こうと思ってて……。
――同行なら、てゐに行ってくれるようお願いするから。 ごめんっ」

てゐ「ちょっとれいせ〜ん。 そんな安請け合いしちゃって私が実は忙しかったらどうすんのさ?」

鈴仙「アンタはどうせ暇でしょうに。 ……と、いうわけでお願いね」

てゐ「はいはい。 ほらよ、行くよBちゃん」

ウサギB「あっ……はい。 ありがとうございます、てゐ様!」

首尾よく話を聞いていたてゐの快諾もあり、ウサギBは無事に妖怪の山FCの控室へと向かうことができそうだ。
鈴仙はそのまま、パスカルと同行してウサギB達とは反対側――妖精大連合の控室周辺へと向かうことにした。
パスカルはその道中、鈴仙に親しげに話しかける。

パスカル「――しかし惜しかったなレイセン。 俺としては、ほとんど妖怪の山FCの辛勝で終わると確信していたんだが、
実際のところは引き分け。 あいにくと、どっちの予想も当たらない結果となってしまった」

鈴仙「ああ……そういえば試合開始前に予想してたっけ。 うーん、まさか引き分けなんてねぇ。
妖精チームとしては大金星でしょうけど、妖怪の山FCにとっては雪辱なんじゃないかしら」

パスカル「妖怪の山FCも決して悪いチームではなかったんだが……それでも、キスギやヘルナンデスの加入があっても、
辛勝に収める可能性は十分以上にあった。 それを引き分けにしたのは、やはり妖精達自身の力かもな。
―――しかし。 それよりも気になることがあったんだが……」

鈴仙「……何?」

パスカル「ああ、妖精チームや特にキスギの運動量を見ていて特に思ったことがあって。
―――確か前に俺たちが妖精たちと戦ったとき、彼女たちは比較的すぐにバテていただろう?
それに、キスギも能力は高くともそのスタミナの低さが難点だったと、俺はナカヤマから聞いたことがある」

210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 21:59:53 ID:???
鈴仙はすぐに察しがついた。 パスカルが言いたいこと、それは……

鈴仙「妖精たちのスタミナが向上している……ってこと?」

パスカル「そうだ。 そしてそれは同時に……博麗の巫女、レイムさんとやらのスタミナ不足についても、
少なくともある程度以上は克服されている、ということらしい」

鈴仙「? どうしてそこで霊夢が……―――って、そうか」

今朝(間違えても2か月前ではない)の花果子念報の記事のことを鈴仙は思い出す。
パスカルはその時、霊夢が光の三妖精と追いかけっこをしたという記事のくだりで、
霊夢のスタミナ不足を指摘したところである。
しかし、霊夢がスタミナ不足……という前提は、光の三妖精の体力の成長が全くなかった場合。
そして実際、この試合を見る限り、光の三妖精達のスタミナは前とは比べようもない程、十分に溢れていた。

鈴仙「霊夢も、今の光の三妖精と互角か、それよりちょっと及ばない程度のスタミナはある、ってことね。
(ということは、霊夢自身も決して魔理沙やほかの仲間に任せきりにせず、得点に参加してくる恐れが高い……ということでもある。
―――う〜ん、考えれば考えるほど恐ろしい話だわ……なんだかビクビクしてきた)」

――鈴仙の知る限り、霊夢の総合的な実力は永琳やパチュリーをも上回る。
その上で霊夢は、永琳以上に豊富な技と決定力を。 パチュリー以上に高いセンスと安定性を持っているのだ。
そんな彼女がさらに強化されたとなっては、鈴仙もいよいよどうすれば良いのかわからなくなるが……。

211 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 22:01:20 ID:???
パスカル「―――ま、いろいろ考えては見ても、俺たち凡才にできることは少ないよ。
ひたすら練習して、試合の時に抜け穴を探っていくことくらいだ。 だから、あまり今のうちにビクビクするなよ、レイセン」

鈴仙「わ、私はそんなビクビクしてないってば!」

パスカル「へぇ。 ……そういえば聞いたことがあるが、
ウサギはビクビクしているときは、鼻の頭の血管が浮かび上がるらしいぞ?」

鈴仙「う、ウソッ!?」バッ?

パスカル「はははっ、ウソだよ。 そんな必死に鼻の頭なんて押さえるなんて。
よっぽどレイセンはビクビクしていたんだな」

鈴仙「む、むむむ……何よそれっ。 パスカル君もてゐや姫様とかに似て来たんじゃないかしら?」

パスカル「悪かった、悪かったよ。 すまないな、レイセン(……でも、てゐ達の気持ちも少しわかるかもしれないなァ。
基本ひねくれているのに、こういう時は無駄に素直というか単純なんだから、弄り甲斐もあるというか)」

不名誉なことを思われているなぁ……と、思いつつも恥ずかしくて反論できない鈴仙。
鈴仙は、せめてもの反抗として、それから妖精大連合の控室へ向かうまで、
パスカルの呼びかけについて一切の無視を決め込むことにしたのだった。

*パスカルの評価値がやや上がりました。

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 22:02:44 ID:???
そして、鈴仙達はやがて妖精大連合の控室周辺へとたどり着く。
そこには、早くも妖精たちが群がって今回の結果を存分に噛みしめているようだった。

鈴仙「……お、居たわね。 なんか来生君とヘルナンデス君が前に出て、
いろいろと喋ったりしてるようだけど――試合後の反省会か何かかしら?」

鈴仙とパスカルが少し遠くで聞き耳を立てる。
そこには、試合開始前とあまり変わらない印象の来生がドヤ顔で妖精たちに講釈を垂れていた。

来生「おめーら、だらしねえぜ! まだまだドリブルの磨きが俺ほどじゃないってことが判明したな!
全く、この試合も俺様と……この、ナントカナンデスが入っていなければどうなってたことやら。
このままじゃ、妖精大連合じゃなくて来生様と愉快な仲間たちに改名だな!」

チルノ「は? かってなことぬかしやがって〜! 改名するならチルノ様と愉快な仲間たちでしょうが!!」

大妖精「チルノちゃん。 わかって言ってるんだと思うけど多分論点がズレてると思うよ……」

ヘルナンデス「(――ほう、あくまでこの結果を良しとはしない……か。 俺のミスがなければ勝っていた試合とはいえ、
引き分けを是とせず。 そして、勝利を最後まで狙っていくその強靭かつストイックな精神性―――。
成程、見かけに最初騙された俺が一番の馬鹿だったか)」

そして、ヘルナンデスは妖精たちの引き締まった表情を見て厳しいながらも心底関心した様子を見せており、
彼もまた、来生と同様に妖精たちに高い期待を寄せていることが見て取れる。

来生「――ま。 とりあえず試合が終わったことだし、後でみんなで『ドラゴンスフィア』の続きでもみようぜ!
開始は夕刻18時半。 場所はまたいつもの俺んちな〜!」

妖精大連合のメンバー「「「は〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」」」

――そして、一通り来生が言いたいことを言い終わったのだろう、彼はさっさと解散を告げて、試合後のアニメ鑑賞会の日程を告げる。

213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 22:03:58 ID:ANImBTpQ

ヘルナンデス「(さて……俺はどうしようか。 これが夢だったら、非常に良い勉強になったと済ませられるのだが……)」

同時に、若干居場所の無さを感じ取っていたヘルナンデスは、今になってようやく所在無げに現状に不安を覚えるのだが……。

来生「おい、お前もこいよナントカ! ちょうど何かの予感がして、今朝に鑑賞用のジュースを12人分買っといて正解だったぜ!」

ヘルナンデス「……お前は馬鹿か。 突如現れた外国の人間を何の警戒も無しに引っ張って―――と、説教でもしたいところだけど。
こちらも家なき身なんでね。 もしよければ、お邪魔させて貰いたいな」

来生「ハッハァ! その位丁半博打で大儲けの俺様にかかればワケないぜ!!」

――その心配は、どうやら不要の様相だった。

***

パスカル「――さて、どうやらあっちは落ち着いたようだ。
俺はキスギに軽く挨拶してくるが……レイセンにそこまで付き合わせる気はないよ。
レイセンはあのキャプテンの子(チルノ)達なり、光の妖精やら春告精なり。好きな子に挨拶でもしていてくれ」

鈴仙「うん、パスカル君(―――さて、私はどうしようかな……?)」

A:パスカルと一緒に来生に挨拶しに行く。
B:来生から一歩離れた位置のヘルナンデスに挨拶しに行く。
C:大妖精とチルノに挨拶しに行く。
D:光の三妖精に挨拶しに行く。
E:リリーコンビに挨拶しに行く。
F:ええい! 全員よ! 私は礼儀正しく全員に挨拶するのよ!?
G:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

214 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:04:47 ID:PAu2S+2Y
B

215 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:11:49 ID:ckyoWmFM
B

216 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:13:02 ID:dGkihKGc


217 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 22:30:42 ID:ANImBTpQ
B:来生から一歩離れた位置のヘルナンデスに挨拶しに行く。

鈴仙「(……いろいろと謎なのよねぇ、この人。 怖いけどちょっと声かけてみましょうか……)」

―――鈴仙はここで、来生よりもチルノよりも、突如現れた謎の外来人の方が気になっていた。
実は、脳内での練習試合でこのジノ・ヘルナンデスという青年を知ってはいるのだが、
それはあくまで鈴仙の能力が生み出した錯覚であり、本人ではない。
彼が突然この幻想郷に入って来た理由も含めて、鈴仙は是非彼のことを知りたいと思っていた。

鈴仙「……こんにちは、私は永遠亭の薬師・八意永琳が弟子の鈴仙・優曇華院・イナバと申します。 以後、お見知りおきを」

パスカルが来生と親しげに会話する後ろで、付き添いの風を装ってヘルナンデスに挨拶をする鈴仙だったが。

ヘルナンデス「エイエンテイ……? ヤゴコロエイリン……? ――何だい、それは。 この近辺の地名かい?」

鈴仙「―――えっ、師匠のことをご存じないんですか?」

ヘルナンデス「あまりに馬鹿馬鹿しすぎて、そうは見えないかもしれないが。 実は僕はこの地には、つい1時間も滞在していないんだ。
だから、君の師匠とやらが如何に有名でも、この……日本? の、片田舎に関する知識は何もないんだよ」

218 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/18(月) 22:31:45 ID:ANImBTpQ
鈴仙「そ、そうなんですか……!?(と、突然に幻想入り……!? しかもこのサッカー大会の日を狙って!?
もしかしなくても、八雲紫が絡んでそうな話なんだけど。 一体どんな事情なんだろう……!?
―――どうしよう。 失礼を承知で聞いてみようかな? それともやっぱり、ここは当り障りの無い会話でお茶を濁そうかしら……?)」

A:「そんな、一体どんな事情があってここに――しかも、妖精チームの助っ人に?」詳しく事情を聴いてみる。
B:「永遠亭は、人里はずれの竹林にある医院みたいなものです。 もしも用があったら宜しくお願いしますね」当り障りなく自己紹介する。
C:「――イタリアJr.ユースの正GK、ジノ・ヘルナンデス君ね。 パスカル君から話は聞いているわ」知っているアピールをする。
D:「突然迷い込んできたとは可哀想に。 住居はどちらに?」住居の位置について軽く確認しておく。
E:「よくわからないけど、小さい女の子ばかりで大変そうね……」小さい女の子について話をする。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

219 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:32:43 ID:PAu2S+2Y
A

220 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:35:16 ID:dGkihKGc


221 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:39:48 ID:ckyoWmFM
B

222 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:41:50 ID:1B4N01CI
E

223 :森崎名無しさん:2014/08/18(月) 22:50:37 ID:???
B

224 :223:2014/08/18(月) 22:51:49 ID:b+gIiWAg
B

sageっぱなしだった・・・


225 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:21:22 ID:pYxdCRJM
B:「永遠亭は、人里はずれの竹林にある医院みたいなものです。 もしも用があったら宜しくお願いしますね」当り障りなく自己紹介する。

鈴仙「(……仮にヘンに介入して、心象を悪くするのも良くないわよね。 リアルでは初対面なんだし、
ここは当り障りなく……)――たぶん、詳しいことは来生君とかから教えてもらえるでしょうけど。
さっき言ってた永遠亭ってのは、人里はずれの竹林にある医院みたいなもので、
八意永琳って方は、その医院の先生みたいなものです。 もしも用があったら宜しくお願いしますね」

彼自身この環境をいまいち理解していない状況下で、
いろいろと詮索をするのは余計な混乱を招くだろうし、何よりも鈴仙とヘルナンデスは初対面である。
もしもいろいろと彼について聞きたいことがあるならば、それは今日でなくとも、また日を改めてすれば良い話である。
鈴仙はそう考えて、簡単なあいさつ程度にとどめることにした。

ヘルナンデス「……それは、どうもありがとう。 君のお蔭で、病院送りになったときの楽しみが少し増えそうだ」

鈴仙「えっ……!(な、なななな何ソレ!? いきなりナンパ!?)」

ヘルナンデス「(おっと、耐性がないのかな。 少しやりすぎたようだ)……冗談さ。
でも、レイセン……と言ったか。 君にまた会える日を楽しみにしているよ」

ヘルナンデスは(おそらく)冗談も兼ねて軽薄に、暗に鈴仙に気がある風に答える。
ただ、彼の本国の女性と違ってこの鈴仙という少女は、どうもこうした軟派な口調には慣れていないようであり、
明らかに動揺を見せていたため、ヘルナンデスは少しだけ慌ててそう取り繕った。

鈴仙「はぁ、びっくりした……(――脳内試合でも思ったけど、私ってばやっぱり、
こういう風に自然に距離近づけてくる人ってまだまだニガテだなぁ……)」

ヘルナンデス「(男(パスカル)を連れて来たんだから、そういう付き合いには慣れてると思ったんだがなぁ。
あまりに鈍いのか、それとも意図的にキャラを作っているのか……よく分からないな)」

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:22:41 ID:???

***

来生「そんじゃな〜、デカルト」

パスカル「……わざと間違えているだろ? まぁ――また頑張れよ、キスギ」

そうしている内に、パスカルも来生と挨拶を終えていたようで、
妖精たちは散り散りに、幻想入りして本当に間もないヘルナンデスは来生に同行して、それぞれスタジアムを去っていく。
鈴仙は結局、ヘルナンデス一人と話すことができただけだったが、
それでも妖精たちはああ見えて義理堅いのか、挨拶に来てくれた鈴仙の存在を見つけると、それぞれが丁寧に挨拶をしてくれていた。

鈴仙「……さて、それじゃあ行きましょうか、パスカル君」

パスカル「ああ……そうだな、レイセン(――キスギがあんな力を身に着けていたとはな。
俺もそろそろ『オールドタイプ』に加えて、新たな武器を見つけたいところだが。 はてさて、どうすれば良いかな……?)」

―――そうして、妖精たちが去り、観客ややまばらになった妖怪の山モリヤスタジアムで、
鈴仙とパスカルのふたりはとぼとぼと歩いて家路へと着く中。

射命丸「――いけないわね。 このままでは……」

……普段の傲慢なまでの自信に溢れる鴉天狗が、
同じ帰路にて珍しく憔悴した表情を浮かべて歩いていた事にまでは、鈴仙もパスカルも気付きようが無かった。

*ヘルナンデスの評価値が上がりました。
*挨拶に来たことで、ほかの妖精大連合メンバー(来生含む)の評価値もほんの少し上がりました。


227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:23:52 ID:???
〜1日目午後・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・2日目】

――鈴仙自身がチームの一員として臨んだ、Cブロックの雑魚妖怪チーム対永遠亭ルナティックス戦。
――そして観戦に向かい、思わぬ結末を得た、Bブロックの妖精大連合対妖怪の山FC戦。
それ以外の試合として行われていた、Aブロックのバケバケ同盟対聖徳ホウリューズ戦および、
Dブロックの守矢みらくるず対毛玉たちの逆襲戦は、やはり残念ながらそう見どころの無い試合だった。

神子「……屠自古、決めてしまいなさい!」

バシュウウッ!

屠自古「御意。 ―――やってやんよ!」

グワアアッ、バコオオオオオオオオオオン!
   ―――ズバアアッ、ピピィイイイイイイイイイッ!!

実況「ゴ〜ル! トップ下の豊聡耳神子選手、見事なパスでCFの蘇我屠自古選手につなぎ、
屠自古選手は鮮やかなヘディングで決めました! これで神子選手が自らフリーキックで決めたシュートも含め2−0!
本来名簿に登録されている霍青娥選手に宮古芳香選手に岬太郎選手、それに多数の外来人の助っ人が不在ながらも、
見事な連携を見せています!」

布都「くぉらぁ敵どもー! お主らが頼りないせいで我の出番が来ないではないか〜!」

神子「大丈夫。 布都は私たちのチームの守備の要衝。
心配せずとも、6日目の紅魔スカーレットムーンズ戦ではとことん働いて貰いますからね。
(そして、青娥達は上手くやっているだろうか。 『そっち』の方に月の賢者が加勢したと聞いた分……少し不安ね)」

――謎のチーム、聖徳ホウリューズはその主力を大きく欠いたものの、キャプテンを務める神子を中心とした活躍により手堅く勝利。
しかし常に大局を見続ける彼女にとって、目先の勝利はそう重要な事ではなかった。

聖徳ホウリューズ 2 − 0 バケバケ同盟 Aブロック 第2試合終了!

228 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:26:07 ID:???
早苗「諏訪子様っ、お願いしますっ!」

バコオオオオン!

諏訪子「ほいさ、任されたよ……っと。 食らいな、『ミシャグジさま』!」

グワアアアアアアアアッ、バゴオオオオオン! ……ポーン、ポーン、ポーンッ!
 スカッ!   ――――――ズバアアアアアアアアアッ、ピピィイイイイイイイイイイッ!!

―――その点、主力が比較的多い守矢みらくるずの試合は、聖徳ホウリューズの試合と比べると見どころのある試合だった。
とはいえ、その見どころはその勝敗ではなく、相手の毛玉たちが神々の侵略を何失点で抑えるか否かについてではあったが。

ピエール「いくぞ、『スライダーパス』だ!!」

バシュウウウウッ! ―――ギュンッ!

早苗「(やっぱり、私のパスよりも鋭い……!)――ありがとうございます、ピエール君。
……いきます、『ドライブシュート』!!」

グワアアアアアッ、バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
  ギュウウウウウウウウウウウウウウウン……!  ――――――ズバアアアアアアアアアッ、ピピィイイイイイイイイイイッ!!

実況「決まりました、ゴ〜〜〜ル! 6点目を決めたのは早苗選手の必殺、ドライブシュートです!!
これは早苗選手が外界の中学校チームに所属していた時の必殺技でして、
早苗選手はこの能力と神奈子選手、諏訪子選手の加護を得て弱小中学だった自チームをベスト4まで導いたそうです!」

早苗「(……長野県では強豪でも、全国レベルの強者には敵わなかった。
そして――今もまた、妖怪の山単位では私は優秀なトップ下という自負はあるけど、
幻想郷全体ではやはり霊夢さんや永琳さんという強者には敵わないし、現に今、ピエール君には敵わない。
本当は、私なんかよりピエール君がトップ下をすれば良かったのに……!)」

229 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:28:52 ID:???
――妖怪の山FCから独立してサッカーを行う守矢みらくるずは、
家族経営の零細企業の体を見せるチームであったが、個人の実力は非常に高いチームだった。
幻想郷有数のCB・八坂神奈子を筆頭に、霊夢ほどではないが優秀なトップ下の早苗と、万能型FWの諏訪子。
これに加えて外界からピエールと若島津を加えているために、その総合力に反して縦のラインは非常に強烈。

神奈子「そらそら! 紅魔は1試合で8点取ったんだぞ。 ウチらは最低でも10点は取らなきゃ話題にならないぞ〜!」

諏訪子「うっさいなぁ。 人に言うなら、自分もやれっつーの」

バコッ……。

神奈子「おっ、手柄を献上してくれるのか。 うむうむ、神に対して殊勝な心掛けであるぞ。
それでは……『エクスパンデット・オンバシラ』ァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

グワアアアアアアアアアッ――――――――――――バッゴオオオオオオオオオン!!
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……ズバアアッ!
……ピピィイイイイイイイイイイッ!!

若島津「(つまらん、話題性など知るか。 俺が真に望むのは、力を磨きあった者同士の真なる修羅場……。
早く、俺を楽しませる奴と戦いたい……!)」

―――それゆえに、CBの神奈子はその派手好きで豪放な性格もあり積極的にシュートを繰り返し、
GKの若島津は弱者への怒りを籠めたセービングで毛玉たちの抵抗を完全に封殺。

ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「し、試合終了〜〜〜〜!! 守矢みらくるず、ガンガン攻めて攻めて攻めまくって、
その結果9−0で試合を終了させました! 得点は諏訪子選手のハットトリックに、早苗選手、ピエール選手が二点を挙げたことに加え……。
なんと、CBの八坂神奈子選手もまた、前衛の三選手と同様に二点を挙げています!
まさに信じられない攻撃的チーム! GKの若島津選手の堅守もあり、今回の守矢はやってくれるかもしれません!」

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:30:38 ID:???
神奈子「はっはっは、まあ上出来かな。 後は妖精達がよほど活躍しない限りは、
明日の一面は我々に決まったも当然だろう。 ねぇ、諏訪子?」

諏訪子「あー……そだね(なんかイヤ〜な予感がするなぁ……。 
具体的には、妖精チームのせいでウチらの活躍がしょぼくなって、神奈子がヘソを曲げるような)」

最終的には9得点もの大量得点で、守矢みらくるずは派手に大勝した。
しかしながら、諏訪子の神託が残念ながら的中し、その大勝が聴衆にはやや霞むことになるのだが……。
それはまた別の話である。

守矢みらくるず 9 − 0 毛玉たちの逆襲 Dブロック 第2試合終了!

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:32:18 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、諏訪子

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:34:43 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
ちなみに、細かい補足ですが、
>早苗選手はこの能力と神奈子選手、諏訪子選手の加護を得て弱小中学だった自チームをベスト4まで導いたそうです!
……と、ありますが、このベスト4というのは県内ベスト4であって、全国ではありません。
なぜベスト4かと言いますと、某スレ様の設定や展開をパク……リスペクトした感じだったりします。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

233 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 00:39:04 ID:???
ダイヤジスタの持ち主が主人公のスレですね
あのスレはトンでもがよくおきましたよね

234 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 00:39:43 ID:???
すみません、聖徳チームの得点やアシストを入れ忘れていたので、訂正します。

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール、
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼、反町、屠自古、神子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、諏訪子、神子

……が、正しいランキングです。
それでは、今度こそお疲れ様でした。



235 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 00:42:51 ID:???
あのフェアプレー精神を持ちつつも人を容赦なくどかどかと吹っ飛ばす奴が主人公の世界の
早苗さんか・・・ん?ってことは・・・JOKERかダイヤKあたりで来るかもしれんな・・・

236 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 01:02:42 ID:???
いや、来ないだろう
だってあのスレの諏訪子と神奈子のポジションが逆だし

237 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 22:51:47 ID:pYxdCRJM
こんばんは、今日も更新していきます。
>>233
その通りですw
トンでもがありつつも、ゲームやストーリーの面白さがあって本当に楽しかったです。
私もときたま読み返して自分のスレの展開やゲーム設計の勉強にしています。
>>235-236
あくまでパク……リスペクトなので完全にイコールではないです。
実はこれまでもダイヤK判定で某スレ様のキャラは出る可能性はあったのですが、
さすがにダイヤジスタさんは出ませんね。出るとしたら、もっと早苗さんに近いキャラが出るかもです。

238 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 22:53:29 ID:pYxdCRJM
〜3日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その2】

鈴仙「ふぁ……。 ―――師匠は、まだ帰って来ていないのね」

てゐ「姫様情報によると、帰ってくるの今日の夜だってさ。 
お師匠様がいないと開放感がハンパないけど。 やっぱしずっといないと、淋しいというか不安なもんねー」

鈴仙はてゐと並んで朝食の オムライス をかじり、 生姜湯 をすすりながらノンビリとした朝を迎えていた。
そんな鈴仙の手元にはもちろん『花果子念報』。
忙しい現代社会を生き抜く、デキる女の必須アイテムである(はたて談)。

てゐ「おっ、やっぱり昨日の妖精チームの活躍が1面記事なのね。
そんで神様のチームはちっこく9−0で勝利……と。
9−0って聞くとヤバい気もするけど、上下の実力差が激しい幻想郷じゃあ稀によくあることだし、インパクト不足だもんねぇ」

鈴仙「ちょ、ちょっと! てゐってば私の新聞勝手に覗かないでよ! 悔しかったら自分のお小遣いで購読してみなさい!」

てゐ「え〜っ、ケチくさいなぁ鈴仙。 どーせ減るもんじゃないのにさ」

鈴仙「……ま、それもそうだけど」

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 22:54:50 ID:pYxdCRJM
肩にふてぶてしく乗っかってくるてゐを適当にあしらいながら、
鈴仙はゆっくりと新聞のページに目を通す。 特に気になった記事は……?

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第2回」(※内容は更に判定)
B:おいでませ地霊温泉郷・ただいま秋の割引サービス中
C:最近幻想郷で人気のアニメ・『ドラゴンスフィア』の謎に迫る!
D:インチキ商売にご注意を〜全自動三戸(さんし)割り機〜
E:時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説 新設定
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

240 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 22:57:29 ID:LCS2xfIo
C

241 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 22:57:45 ID:EI9eDt0A


242 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:03:22 ID:WGss6PK6
E

243 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:07:48 ID:WAgvbaIg


244 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:08:40 ID:hcXRlKFI
F

245 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:09:37 ID:WGss6PK6
Dに変更します

246 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 23:48:14 ID:pYxdCRJM
D:インチキ商売にご注意を〜全自動三尸(さんし)割り機〜

鈴仙「え〜と、なになに……」

鈴仙は何気なく、「暮らしと生活」のページをめくると、そこにはこんな記事があった。

<インチキ商売にご注意を〜全自動三尸(さんし)割り機〜>    第○○○季  神無月の一

人里の人間を狙った、新たなインチキ商売が横行している。
人間の体内におり、庚申の日のたび天帝に人間の罪悪を告げて、寿命を縮めるとされる「三尸(さんし)」という虫。
その新対策として一時期取り沙汰された「四猿ちゃん」が、ただの木彫りの置物だったという事件については、
本紙でもすでに取り上げているが、今度は新たな手口が見つかった。

人里外れに出店を構える少年により提供されていた『全自動三尸割り機』。
売り子の少年は幻想郷では珍しい「科学」のキーワードを用いて言葉巧みに主婦をだまし、
これまで合計 6 個もの装置を売りつけてきたという。

庚申の日にも忙しく、なかなか眠って夜を明かせない女性のために開発された機械らしく、
匿名希望の少年は笑顔で、『あっと驚く主婦の味方だよ』と自信満々にその効果を述べているが、
その効果を確認できた人間は一人もおらず、苦情の声は静かに広がっている。
そもそも、どのあたりが女性向けなのかもわからない。
せいぜいが、売り子の少年の顔が女性受けする……と、言った程度である。

魔法の森の古道具屋や、旧地獄の雑貨屋など、幻想郷には元々インチキショップというのは絶えないが、
これからの時代、ものを買う側もリテラシーが問われてきている時代になったのかもしれない。
その少年は最後に、記者に向かってこう得意げに述べた。
「次は、死神をぐるぐる回してバターにする『グルグル不死ナール』という商品を考えているよ」
                                                〈姫海棠 はたて〉

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 23:52:39 ID:pYxdCRJM

鈴仙「はぁ。 なんというか、平和な記事ねぇ……。 
そんなの、怪しいと思ったら買わない! ……で良いのにさ」

てゐ「ふ〜ん……」

鈴仙「? なによてゐ? まさか……こんなつまらない記事から、サッカー大会攻略のヒントを掴んだ!
……なんて、言う気じゃないでしょうね? パスカル君みたいに」

てゐ「まさか。 私は頭が良いけど、無駄にグルグル頭を回転させるのはそんなに好きじゃないし。
……ただ、ちょっと気になったことがあってね。 具体的には――」

先着1名様で、

★てゐのヒント?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「私、実はこの売り子の名前と能力値と必殺技データの一切を持っているんだけど……」
ダイヤ→「―――これ、あの自称聖人一派の工作だよね?」
ハート・スペード→「私、実はこの売り子ってのを見たことがあるんだけど……」
クラブ→「この機械を作ったヤツは、よほどの関白亭主だなぁ……って」
クラブA→「ヤベッ、この売り子変装した私だわ」

248 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:53:56 ID:???
★てゐのヒント?→ ハート10

249 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:53:59 ID:???
★てゐのヒント?→ クラブ6

250 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:57:25 ID:???
クラブAw

251 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 00:00:49 ID:???
プラシーボにすらならないのか

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 00:04:40 ID:???
ちょっとだけ新情報が得られたかも?
……と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>250
出てたら多分、鈴仙がまきぞえを食らって不幸な目にあってましたw
>>251
ちょっと詳しくは考えてなかったですが、

連続でレバーを回し続けると全自動で三尸が退治されるよ! →それって眠らず夜を明かしてるのと同じですよね?
(※伝統的な三尸の対処法は眠らず起き続ける事)

……みたいなグルグルダシトール的理論だと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

253 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:03:29 ID:???
この詐欺事件も実は鈴仙って奴の仕業なんだ

254 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:05:45 ID:???
なんだってそれはほんとうかい

255 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:53:53 ID:???
おのれ鈴仙!許すまじ!

256 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 22:51:26 ID:q9FD7cNk
こんばんは、今日も更新します。
>>253-255
クラブAが出てたらリアルにそんな展開だったかもしれませんw

★てゐのヒント?→ ハート10 ★
ハート・スペード→「私、実はこの売り子ってのを見たことがあるんだけど……」

てゐ「いやね、まぁ……そんな大した話じゃあないんだけど。 私がこの売り子を多分見たことがあるんだけど。
それはもう見事な少年なんだよ……っていう話さ」

鈴仙「へぇ……。 アンタが手放しで人を褒めるなんて珍しいわね」

てゐ「おうとも、顔は良いのに気障ったらしくもないし、物腰も嫌味なところが全くなく穏やか。
記事ではイヤミっぽく書かれちゃあいるが、実際に会うとあまりに非の打ちどころのない善人。
まさに、人を喜ばせるために生まれて来たような、ある意味妖怪クラスに吹っ切れてる人間だ」

その少年について、まるでついさっきまで会っていたようにありありとした情感を籠めて表現するてゐ。
彼女が語るには、その売り子の少年は本当に完璧で素晴らしい人間の鑑であるかのごとく鈴仙に映る。

鈴仙「成程、つまりその少年とやらは完璧……ということ。 そして、それはつまり――」

しかしその一方で、鈴仙はてゐが真に伝えたいことを察していた。
単純で人を信じやすい性格の鈴仙ではあるが、さすがに何年も「この手の人物」と付き合っていると、
感情ではなく経験則と理論でなんとなくわかる。

てゐ「おっ。 鈴仙もようやく最近察しがよくなってきたね。 ――その通り、完璧なモノには大抵裏がある…ってことさ。
そして私が見るに、この記事は重要だね。
……何せ、こんな狭い幻想郷に私の同業。 天才的な詐欺師がぬくぬくと潜んでいるってことだから」

257 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 22:56:21 ID:q9FD7cNk
鈴仙「……確かに。 無警戒な私の前にそんなヤツが来たら、自分でいうのもイヤだけどきっと騙されてたでしょうね。
今の私でさえ、てゐの悪巧みに3回に1回は騙されてるというのに……」

てゐ「あっ、今盛ったね鈴仙ちゃん! 2回に1回は騙されてるってば」

鈴仙「むぐぐっ……。 う、うるさいわね! 人を騙すのは犯罪なのよ! 盗人猛々しいとはまさにアンタの事ね!」

てゐ「なにィ!? 私はキャッチアンドリリースがモットーなんだけど!?」

鈴仙「な〜にがキャッチアンドリリースよ!
だったらアンタが前私を落とし穴に落として減らした能力値返しなさいよ! このチンピラ妖怪が!」

てゐ「はぁ!? 確かに私は落とし穴に落としたけど、能力値減らしたのは自己責任じゃん! 私は何も関与してない」キリッ

鈴仙「そんな理屈……通るかっ……!! バカモーン!!」

ギャーギャー ワーワー

佳歩「う、うわぁあああん!? 鈴仙さま達が修羅場になってるよ〜!?
きっとこれから、お皿とか投げ合ったりするんだぁぁああ! 怖いよぉおお……!!」

つかさ「鈴仙さま、てゐさまっ! お二人とも良いオトナなんですから、そんな見苦しいケンカはやめてくださいっ!?」

輝夜「そーよそーよ! もっとこの落ち着いたセレブ系オトナな私を見習いなさいっ!!」

パスカル「(確かにケンカは見苦しいが。 少なくとも、カグヤさんにだけは言われたくないな……)」

……ノンビリとしていた筈が、なぜか無駄に活気づいてしまったような。
そんな、とある朝の永遠亭だった。

*鈴仙が謎の詐欺師に騙される可能性が大きく減りました。
*てゐと鈴仙はすぐに仲直りしたので大丈夫です。

258 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:02:55 ID:q9FD7cNk
〜大会3日目・午前〜

鈴仙「はぁ、てゐとは仲直りしたから良かったけれど。 実際、今日はどうしようかしら?
今日はルナティックスの試合が無いから……ちょっとは行動に自由は生まれるでしょうけど、
じゃあどうするか? ……ってなると困っちゃうのよね。

試合観戦も、いろいろ交流できたり敵情視察出来たりして良いけど、自由行動や自主練習も捨てがたいし。
特に、太陽の畑の幽香さんちに居候しているレティさんは、守備について色々教えてあげる、って言ってたから、
是非一度はお邪魔したいのよね。 後はお燐の言ってた地底の雑貨屋も気になるけど……こっちは、ちょっと大変かしら」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:地霊VS西行、命蓮VS博麗。 更にどの試合を見るか分岐)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:16
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
F:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※使えるアイテムは「パチェノート(使用時、鈴仙の全スキルに経験点が+! dice+! diceされる。 使い切り)」のみです。
   「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:各チーム1試合目終了〜ルナティックス2試合目までの大会スケジュール)

3日目    地霊×西行←今ここ  休   み   
        命蓮×博麗       休   み

4日目    休   み         休   み      
        休   み         休   み   

5日目    羽目×バケ       永遠×地霊
        人里×妖精       守矢×命蓮 

259 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:03:33 ID:pM+mnXt+


260 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:04:48 ID:CfFd8bqA
B

261 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:05:28 ID:Ae2x/0ls
B

262 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:05:29 ID:???
記事もう一回見れるんじゃないか?

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:08:01 ID:???
>>262
おっとすみません、なぜかもう二回見たように勘違いしていました。
ちょっと不自然になるかもですが、
新聞購読2回目→試合観戦先の決定→試合観戦イベント
という風に繋げていきたいと思います。

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:10:29 ID:q9FD7cNk
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:地霊VS西行、命蓮VS博麗。 更にどの試合を見るか分岐)

*観戦先の決定に先立って、新聞イベントの二回目を先に行いたいと思います。
 読みたい記事をお選びください。 大変失礼いたしました。 

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第2回」(※内容は更に判定)
B:おいでませ地霊温泉郷・ただいま秋の割引サービス中
C:最近幻想郷で人気のアニメ・『ドラゴンスフィア』の謎に迫る!
D:インチキ商売にご注意を〜全自動三戸(さんし)割り機〜
E:時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説 新設定
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで選択できます。
*一度選んだ記事についても選択できます。 この際、同じ記事を深く読み込むという形になります。

265 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:11:27 ID:pM+mnXt+


266 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:12:01 ID:???
B

267 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:15:46 ID:7t2Lg68+
B

268 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:16:53 ID:Ae2x/0ls


269 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:17:28 ID:2wG7hIWs


270 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:20:56 ID:WmDdlSHo


271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:45:06 ID:q9FD7cNk
E:時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白

鈴仙「(観戦先をみんなに相談する前に、とりあえず新聞でも読んどきましょうか。
さっきは、てゐとケンカしたせいで中途半端にしか読めなかったし……)」

そう思ってパラリと新聞をめくる鈴仙。
小難しい政治や経済の記事をすっとばし、地方ニュースの欄を眺めていると、
少しだけ興味深い記事が見つかった。

鈴仙「『時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白』……? 冥界で何かあったのかしら」

冥界には、最近の交流こそ少ないが、確かに大事な友人である白玉楼の庭師・魂魄妖夢が在住している。
彼女の身に何かがあったら大変だ……と、鈴仙は新聞の端っこに書かれたその記事に目を通すと、
中にはこんな事が書かれていた。

<時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白>    第○○○季  神無月の一

幻想郷の一部の住人で有名な『道場破り』が、とうとう死後の世界にまで姿を出したらしい。
白玉楼の敷地内で幽霊相撲の師範を営む亡霊(自称)・中西太一さんは語った。
「あれはワイが門下の幽霊たちの為にちゃんこを作っていた時のことや。
 あの道場破りはバアンとウチの門戸を破りおって、『俺とサッカーしてくれ』とぬかしおった。
 ワイは相撲が本業、サッカーは副業なんやと説明してもソイツは納得せんから、
 しゃーなしにワイは得意の『つっぱりセービング』でアイツのシュートを受け止めたるいうたら、
 あの道場破り、どないシュート撃ったと思う? …… まあそれよりも姉ちゃん、聞いてくれや。
 あれはワイがまだうら若き少年やった頃やった。 思えばアレがワイの人生のピークで ……
 なにィ? 幽霊がちゃんこどないして食べるか、やって? それはな …… ワイが …… こう
 ……」

272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:46:10 ID:q9FD7cNk
鈴仙「話なっがいわね、この相撲道場の師範……(っていうか、白玉楼は基本一般霊立ち入り禁止って聞いてたけど。
いつの間にこんな相撲道場まで出来たんだろう……)」

よく見れば、記事の七割弱がこの師範の関西弁でのトークに終始している。
これが記事を書いたはたての怠惰か、この中西という男の語り性によるものかはわからないが、
一部記事の本旨とは関係のなさそうな語りが多分に含まれており、非常に読みづらい。
少なくとも、この記事を新聞の隅に追いやったはたての判断は正しかったといえるだろう。

鈴仙「ふむふむ……」

――しかし、今ある新聞に文句を言っても記事の内容がよくなるわけではない。
鈴仙は我慢して辛抱強くこの記事を読み切る事を決意した。
そしてその結果、わかった事は……。

先着1名様で、

★中西のパーフェクト相撲教室→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→中西が相撲を引退し、K1ファイターとして近日デビューするという事だ。
ダイヤ→ハート+その男は、明日いっぱいまで冥界に滞在しているという事だ。
ハート→スペード+師範の中西のサッカー能力の程度だ。
スペード→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった事だ。
クラブ→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった……ような気がしたがどうも人違いっぽかった。
クラブA→記事の中西「実はワイ、庭師の女のコとデキとるんですわァ」鈴仙「そ、そんなの許すかァ!?」

273 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:46:57 ID:???
★中西のパーフェクト相撲教室→ クラブ5


274 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:47:03 ID:???
★中西のパーフェクト相撲教室→ スペードK

275 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:01:52 ID:CLi+NNyE
★中西のパーフェクト相撲教室→ クラブ5 ★
クラブ→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった……ような気がしたがどうも人違いっぽかった。

鈴仙「(まさかとは思うけど。 この道場破りって中山さんじゃあ……?)」

師範の口々から零れる、道場破りとやらの勇猛溢れるエピソードに高い実力。
そして強さを求めて冥界にまで訪れるバイタリティ。
鈴仙の脳裏には、そんな条件を持つ知りあいの影が鮮明に浮かび上がっていたが……。
―――記事の最後を見て、鈴仙は拍子抜けしてしまう。
***

……こう長々と、花果子念報のインタビューに答えてくれた中西師範が思うように、
この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手に対する道場破り行為は、
これまで必死に実力を磨いてきた幻想郷の一般人妖にとっては真に恐ろしいものである。

しかし、本誌が調査をしたところ、彼が今大会どこかのチームに加入しているという噂はないし、
彼のサッカーの実力も、かなり高いが博麗靈夢選手はおろか、その一段下の選手及ばない。
誰か『真の強豪』が現れた時、彼による道場破り行為はひと段落するだろう。
                                                 〈姫海棠 はたて〉


276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:05:50 ID:CLi+NNyE

***

鈴仙「――イ・ヨンウン。 ……って、誰!?」

ノリでそう叫んだ後に、鈴仙はああ、と思いだす。
彼は確か、依然は守矢の旅館で休息を取っており、
その中で、鈴仙ルナティックスの卓球大会にもしれっと参加していた実績がある。
(※詳しくはスレ8の>>200位を参考にしてください)

鈴仙「懐かしい名前な気がするけど――彼がそんなに強力な選手だったなんて。
これからもしも道中で会った場合は、仲良くしておくと損はないかもしれないわね……」

*イ・ヨンウンが幻想郷各地を回り修行をしているという噂を知りました。
*今後、道中にて彼と出くわすかもしれません。

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:09:49 ID:CLi+NNyE
……と。 あまり当り障りの無い情報を得てとりあえず満足した鈴仙は、
一息置いてから、真面目に本日見に行く試合をどうするかについて検討をする。

鈴仙「(何せ、今日の試合はどっちも予選リーグ屈指クラスの大試合。
それに、その一方は私たちのブロックの未対戦2チームがぶつかる試合。
そしてもう一方は、この大会きっての強豪チームと、それを覆しうる好チームとがぶつかる試合。
どっちも見逃したくない大事な試合だものね。 ここはすっごい迷うけど……)」

――迷いながらも、鈴仙はひとつの結論を出した。 それは……。

A:地霊殿サブタレイニアンローゼスVS西行寺亡霊連合の試合を見に行く。
B:博麗連合2014VS命蓮寺ロータスの試合を見に行く。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


278 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:10:31 ID:yI3/bkQs
A

279 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:11:31 ID:tsk4Xf6g
A

280 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:14:07 ID:CLi+NNyE
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
ちょっと日本語があまりにおかしくて気になるところがあるので訂正します。
>>275
×この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手に対する道場破り行為は……

○この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手による道場破り行為は……

>>276
×彼は確か、依然は守矢の旅館で休息を取っており、
 その中で、鈴仙ルナティックスの卓球大会にもしれっと参加していた実績がある。

○彼とは確か、以前に守矢の旅館で休息を取っていた時に面識があった。
 しかもその中で、イは鈴仙達永遠亭ルナティックスの卓球大会にも、リザーバーとしてしれっと参加していた実績まであるのだ。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

281 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:17:06 ID:2NdeAov+
A チームで2手に分かれたりするのかー?

282 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 17:40:43 ID:???
レティはたぶん相撲部屋にはいないな、ちゃんこ鍋食えそうにないし
ちゃんこ鍋っておいしいよね、店によっていろんな具とスープが違ってて
ってか中西が作るのかwww
中西が料理できるってことは本格的に妖夢っていらない子・・・?



283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:32:53 ID:CLi+NNyE
こんばんは、今日も更新します。
>>281
チームで二手は実は考えていませんでした(汗)
これから選択肢を出してみようかと思います。
二手に分けることで、全く見ないよりはヒントが出る反面、
鈴仙が見に行く試合での交流チャンスが減る……とかいう風にしようと思います。
>>282
ちゃんこ鍋は店に行くほどではないですが好きですね。
中西は白玉楼の敷地内にいるだけなんで、多分妖夢はいる……と思います。

284 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:33:57 ID:CLi+NNyE
A:地霊殿サブタレイニアンローゼスVS西行寺亡霊連合の試合を見に行く。

鈴仙「(……うん、そうね。 霊夢達の試合は、どーせ決勝トーナメントとかで嫌でも見ると思うから。
今はまず、地霊殿チームと妖夢達との試合を見て敵情視察といきましょうか)」

鈴仙はそう思い立って、実質的キャプテン代理の権限(?)を駆使して、
まずは永遠亭にいる永琳以外のルナティックスメンバー――すなわち、慧音と妹紅と中山を抜いた
十数人を呼び出して、軽くミーティングを始める。
そこで鈴仙は、みんなで今日の地霊殿サブタレイニアンローゼス対西行寺亡霊連合の試合を見に行こうと提案するのだが……。

輝夜「――ちょいまち、イナバ。 大局を見誤っては目の前の戦も覚束なくなる。
ここは、何人かを博麗チームの試合の偵察に行かせる……ってのも大事ではないかしら?」

鈴仙「ひ、姫様……!(――が、真面目なこと言ってる……!?)」

てゐ「(こりゃあひょっとしたら、明日は月が降ってくるかもしれんねぇ)」

ここで意外にも、携帯ゲーム片手にロクに話を聞いてなさそうな輝夜が建設的な提案をする。
あまりに意外すぎて、その場にいたウサギ達全員がざわめきたち、
パスカルが小声で鈴仙に、「なあ、あのカグヤさんは偽物じゃないのか?」と耳打ちするほどだった。

輝夜「(こ……こいつら……! この私がせっかくカリスマを発揮したというのに絶対ロクな事考えてないわね…!
くううっ……世が世ならば、見せしめにイナバを極刑に処していたところよ……!?)」

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:35:13 ID:CLi+NNyE

鈴仙「(――姫様はまたロクな事考えてなさそうだけど……確かに、チームを二手に分けるのは良い手かもね。
二手に分ければ、私が行かない方の試合についても、僅かばかりのヒントを得られそうだし。
ただ、そうなると、試合前とか後でのチームメイトの交流のチャンスが減る事になりそうなのが痛いかしら。
私が好きな子だけ選んでいければよいけど、世の中ってばそんなにラクじゃないし。 さて……)」

A:いや、全員で地霊殿チームの試合を見に行く。
B:二手に分けて試合を見に行くよう提案する。(誰が鈴仙に同行するか、更に判定)
C:人里(周辺)にいる慧音と妹紅に、博麗チームの試合を偵察してもらうようお願いすればどうか……と、提案する。
D:やんわりと、自分で連れていく選手を選べないか発言してみる。
E:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

286 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:36:16 ID:yI3/bkQs
B

287 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:36:19 ID:2NdeAov+


288 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:37:03 ID:Vfc9qkH6


289 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:47:30 ID:???
二手に別れるっていうけど、鈴仙は地霊殿チーム見学固定ですか?

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:56:55 ID:CLi+NNyE
B:二手に分けて試合を見に行くよう提案する。(誰が鈴仙に同行するか、更に判定)

鈴仙は輝夜の言う事も最もだと思った。
確かに、チーム内での交流は大事かもしれないが……それよりも、試合でしか見れない事はたくさんある。
それならばやはり、二手にメンバーを分ける事は試合で得られる情報を増やすには効率的だ。
鈴仙は輝夜に賛意を示すと、そこから明らかにゴキゲンになって、自分から意気揚々と紙を切り出してクジを作り出す。

パスカル「(普段は適当だけど、何かイベントがあると急に張り切りだすタイプだな、カグヤさんは……)」

そんな童心溢れる姿に、鈴仙やパスカルは思わず苦笑いを零しつつ。

輝夜「うっし、そんなわけで、この私が作ったクジ引きで! 誰がどっち行くか決めるのよ!
ただ、引率役として私とイナバとを分けようと思うわ。
んで、私は博麗チームの試合を見に行くから、イナバは地霊殿チームの試合を見に行く……って体にしようかしら。

スタジアムやサッカーコートの道中では、乱暴な妖怪や妖精が突っ込んでくるかもしれないけど、
イナバはこう見えても月ではそこそこのソルジャーだったっぽいし、私もこう見えても殺し合いには慣れてるからね!
パスカル君やらモブイナバズは安心して良いわよ」

鈴仙「あはは……(姫様が護衛……って聞くとふつう逆じゃないのか、って思うでしょうけど。
実際姫様ってば、腕力も妖力もかなりのものなのよねぇ……普段は絶対めんどくさがって見せないけど)」

――「金閣寺の一枚天井」をも楽々持ち上げるらしい腕っぷしに、
上古の時代からの宝具たる「五つの難題」を易々自らの物として扱う理力。
そしてその上に「永遠と須臾を操る程度の能力」というあまりにスケールの大きすぎる能力が備わっているのだから、
万が一、いや、億が一にも輝夜が本気を出したとすれば、どうなるかは想像したくない。
正直鈴仙としては、永琳並みかそれ以上に輝夜とは敵対したくないと思っている。

佳歩「(鈴仙さまといっしょのグループだったらいいなぁ……)」

つかさ「(地底の鬼を見たら、Dちゃんが泣き出してしまうかもしれないし。
出来れば、Dちゃんと一緒に博麗チームの試合を観戦できれば良いのだけれど……)」

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:05:03 ID:CLi+NNyE
そして、そんな鈴仙を尻目にほかのウサギ達やてゐにパスカルは輝夜作の
不揃いな紙片を一枚ずつ引いていく。
果たして、鈴仙と共に同行することになったのは……。

先着1名様で、

★鈴仙の旅の仲間→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→輝夜「ロベルト(全裸)とバルバス(パンツ)とこーりん(褌)よ!」
ダイヤ→妹紅と慧音、そして佳歩とつかさとウサギDだった。
ハート→てゐとパスカル、そして佳歩とウサギBとウサギCだった。
スペード→佳歩とつかさ、そして名無しウサギB・C・D・Kだった。
クラブ→妹紅と慧音とパスカルとてゐだった。

*前の選択もあるので、鈴仙は必ず地霊殿チームの試合を見に行くことになります。
*マークごとの優劣はあまりありません。

292 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:05:41 ID:???
★鈴仙の旅の仲間→ スペード5

293 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:16:22 ID:???
うわーウサギさん引率だー

294 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:18:26 ID:???
JOKER引くとつかさが大体わかったっていうに違いない

295 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:28:43 ID:CLi+NNyE
★鈴仙の旅の仲間→ スペード5 ★
スペード→佳歩とつかさ、そして名無しウサギB・C・D・Kだった。

佳歩「やったぁ、鈴仙さまと一緒だ!」

つかさ「(地底の妖怪は怖いけど。 鈴仙さまが居るから安心でしょうね……)」

ウサギD「(良かった〜。 Eちゃん……じゃなくて、つかさちゃんと一緒だよ…)」

ウサギK「(私はいらない子じゃないよ! あと、私たちの他にもリザーバー用のウサギFちゃんGちゃん達もいるって設定だよ!)」

ウサギC「はあ〜(くそでかためいきさん) いいよなぁ、どおせわたしなんか……しゅわっと!」

ウサギB「なんか色々混じってるよ、Cちゃん……」

鈴仙「あらら。 これはこれは……賑やかな見学班になっちゃったわねぇ」

輝夜「モブイナバズが固まっちゃったわね〜。 ま、これはこれで良いんじゃないかしら?」

てゐ「う〜ん。 なんかウサギ達が居ないと若干新鮮やなぁ……。 ま、たまにはいいかァ」

パスカル「となると。 博麗チームの見学班は俺とてゐとカグヤさん、
そして人里で合流予定のケイネさんとモコウさん……の5人になるのか、人数的には概ね丁度良いな。
(カグヤさんとモコウさんが同じ班ってだけでも不安だが……いつもの事だしな)」

輝夜「そんじゃ、私らはパスカル君もいる事だし徒歩で人里経由で、
異次元世界で不死鳥の力を手に入れ強靭なフィジカルを得たにも関わらずヘタれるモコラ(笑)さんと
慧音先生と合流しながら、妖怪の山モリヤスタジアム集合……って感じでいくわね!
イナバも、くれぐれもモブイナバを泣かさないように頑張るのよ!」

鈴仙「は、はい……(お願いですから、姫様も頑張ってくださいね……?)」

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:31:07 ID:CLi+NNyE
鈴仙率いる地霊殿見学班は、かくして佳歩とつかさをはじめとする永遠亭の妖怪ウサギ部隊となった。
そしてさっそく鈴仙一行は空を飛んで、試合の行われる人里サッカーコートへと向かう。

昨日の試合にも負けないほどの大観客の中、鈴仙は辛うじて全員分の椅子を見つけて、
きゃいきゃい騒ぎ立てる子供のウサギ達をあやしつけながら席へと誘導する。
その姿はまさに幼稚園や保育園の保母さんの如しだった。

鈴仙「(はぁ……こんだけ沢山のウサギ達の面倒を毎日見てるてゐも大変なのね……!
中間管理職な私の立場からは見えない事が、この小一時間で沢山見えた気がするわ。
―――さて、試合開始前の時間をどう過ごすかだけど……?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:佳歩、つかさ、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギK、その他名無しウサギ
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:地霊殿サブタレイニアンローゼスのロッカールームに行ってみる。
D:西行寺亡霊連合のロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

297 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:31:53 ID:z3nTxerM


298 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:32:16 ID:yI3/bkQs
A つかさ

299 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:36:29 ID:tsk4Xf6g
A つかさ

300 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:36:48 ID:ZuVrduns
A つかさ

301 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:56:28 ID:???
D行けば妖夢と会えるかな?

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/22(金) 00:06:26 ID:koMQMfrs
A つかさ

鈴仙「(せっかくの機会だから、つかさとお話してみようかしら……?)」

昨日の雑魚妖怪チーム戦で、名前が欲しいと鈴仙達に懇願したつかさ。
彼女の持つ冷静な理性と熱い魂は十分に知っているつもりの鈴仙だったが、
しかしつかさ自身の事を深く知っているわけではない。
ほかのウサギ達と比べても格段に大人の容姿と性格の彼女は手がかからない反面、
鈴仙やてゐの元から半ば独立していた雰囲気すらあった。

鈴仙「(あとは……Dちゃんと仲が良い、って事は知っているんだけど。
ほかの話題になるとさっぱりなのよねぇ。 何か趣味とかわかれば面白いんだけど……)」

鈴仙はつかさに対する話題をじっくりと考えて……こう口火を切った。

A:「そういえばつかさは、今興味のあるものとかないの?」つかさの趣味について聞く。
B:「今日の試合、どっちが勝つと思う?」試合について聞く。
C:「Dちゃんと、すごい仲が良さそうよね〜」ウサギDとの関係について聞く。
D:「ガッツ溢れるプレーをするには、まだまだ体力不足よ!」つかさの体力について話をする。
E:「つかさは、どんな選手になりたい……とかあるの?」つかさの目指す選手像について聞く。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


303 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:09:44 ID:FGuhzLDk
D

304 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:11:02 ID:N/asoZQo
F そういえばつかさって何かすきなこととかあるの?折角名有になったんだし
  また今度暇なとき付き合うわよ



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