キャプテン森崎 Vol. II ~Super Morisaki!~
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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/13(水) 22:08:13 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1404568668/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、鈴仙を中心とした新生ルナティックスは
中山・永琳の一時離脱、謎の向日葵仮面の来襲などの逆境を乗り越えて、
予選リーグ第1試合・雑魚妖怪チームとの試合を5-1で圧勝する。

そしてそのまま鈴仙達は、妖精大連合対妖怪の山FCとの試合を観戦に。
チルノと来生を中心とする妖精大連合は奮闘するも、射命丸と反町を中心とする妖怪の山FCの総合力に圧倒され、
前半を2-0で折り返すこととなった。 しかし、そのハーフタイム。
何やら事情ありげな紫が妖精達の為に強力な助っ人、ジノ・ヘルナンデスを呼び出して……?
紫の理想、永琳の謎、第三者の思惑を孕みつつ、物語は次の局面へと向けて、ゆっくりと動き出す。

243 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:07:48 ID:WAgvbaIg


244 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:08:40 ID:hcXRlKFI
F

245 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:09:37 ID:WGss6PK6
Dに変更します

246 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 23:48:14 ID:pYxdCRJM
D:インチキ商売にご注意を~全自動三尸(さんし)割り機~

鈴仙「え~と、なになに……」

鈴仙は何気なく、「暮らしと生活」のページをめくると、そこにはこんな記事があった。

<インチキ商売にご注意を~全自動三尸(さんし)割り機~>    第○○○季  神無月の一

人里の人間を狙った、新たなインチキ商売が横行している。
人間の体内におり、庚申の日のたび天帝に人間の罪悪を告げて、寿命を縮めるとされる「三尸(さんし)」という虫。
その新対策として一時期取り沙汰された「四猿ちゃん」が、ただの木彫りの置物だったという事件については、
本紙でもすでに取り上げているが、今度は新たな手口が見つかった。

人里外れに出店を構える少年により提供されていた『全自動三尸割り機』。
売り子の少年は幻想郷では珍しい「科学」のキーワードを用いて言葉巧みに主婦をだまし、
これまで合計 6 個もの装置を売りつけてきたという。

庚申の日にも忙しく、なかなか眠って夜を明かせない女性のために開発された機械らしく、
匿名希望の少年は笑顔で、『あっと驚く主婦の味方だよ』と自信満々にその効果を述べているが、
その効果を確認できた人間は一人もおらず、苦情の声は静かに広がっている。
そもそも、どのあたりが女性向けなのかもわからない。
せいぜいが、売り子の少年の顔が女性受けする……と、言った程度である。

魔法の森の古道具屋や、旧地獄の雑貨屋など、幻想郷には元々インチキショップというのは絶えないが、
これからの時代、ものを買う側もリテラシーが問われてきている時代になったのかもしれない。
その少年は最後に、記者に向かってこう得意げに述べた。
「次は、死神をぐるぐる回してバターにする『グルグル不死ナール』という商品を考えているよ」
                                                〈姫海棠 はたて〉

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/19(火) 23:52:39 ID:pYxdCRJM

鈴仙「はぁ。 なんというか、平和な記事ねぇ……。 
そんなの、怪しいと思ったら買わない! ……で良いのにさ」

てゐ「ふ~ん……」

鈴仙「? なによてゐ? まさか……こんなつまらない記事から、サッカー大会攻略のヒントを掴んだ!
……なんて、言う気じゃないでしょうね? パスカル君みたいに」

てゐ「まさか。 私は頭が良いけど、無駄にグルグル頭を回転させるのはそんなに好きじゃないし。
……ただ、ちょっと気になったことがあってね。 具体的には――」

先着1名様で、

★てゐのヒント?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「私、実はこの売り子の名前と能力値と必殺技データの一切を持っているんだけど……」
ダイヤ→「―――これ、あの自称聖人一派の工作だよね?」
ハート・スペード→「私、実はこの売り子ってのを見たことがあるんだけど……」
クラブ→「この機械を作ったヤツは、よほどの関白亭主だなぁ……って」
クラブA→「ヤベッ、この売り子変装した私だわ」

248 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:53:56 ID:???
★てゐのヒント?→ ハート10

249 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:53:59 ID:???
★てゐのヒント?→ クラブ6

250 :森崎名無しさん:2014/08/19(火) 23:57:25 ID:???
クラブAw

251 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 00:00:49 ID:???
プラシーボにすらならないのか

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 00:04:40 ID:???
ちょっとだけ新情報が得られたかも?
……と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>250
出てたら多分、鈴仙がまきぞえを食らって不幸な目にあってましたw
>>251
ちょっと詳しくは考えてなかったですが、

連続でレバーを回し続けると全自動で三尸が退治されるよ! →それって眠らず夜を明かしてるのと同じですよね?
(※伝統的な三尸の対処法は眠らず起き続ける事)

……みたいなグルグルダシトール的理論だと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

253 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:03:29 ID:???
この詐欺事件も実は鈴仙って奴の仕業なんだ

254 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:05:45 ID:???
なんだってそれはほんとうかい

255 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 20:53:53 ID:???
おのれ鈴仙!許すまじ!

256 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 22:51:26 ID:q9FD7cNk
こんばんは、今日も更新します。
>>253-255
クラブAが出てたらリアルにそんな展開だったかもしれませんw

★てゐのヒント?→ ハート10 ★
ハート・スペード→「私、実はこの売り子ってのを見たことがあるんだけど……」

てゐ「いやね、まぁ……そんな大した話じゃあないんだけど。 私がこの売り子を多分見たことがあるんだけど。
それはもう見事な少年なんだよ……っていう話さ」

鈴仙「へぇ……。 アンタが手放しで人を褒めるなんて珍しいわね」

てゐ「おうとも、顔は良いのに気障ったらしくもないし、物腰も嫌味なところが全くなく穏やか。
記事ではイヤミっぽく書かれちゃあいるが、実際に会うとあまりに非の打ちどころのない善人。
まさに、人を喜ばせるために生まれて来たような、ある意味妖怪クラスに吹っ切れてる人間だ」

その少年について、まるでついさっきまで会っていたようにありありとした情感を籠めて表現するてゐ。
彼女が語るには、その売り子の少年は本当に完璧で素晴らしい人間の鑑であるかのごとく鈴仙に映る。

鈴仙「成程、つまりその少年とやらは完璧……ということ。 そして、それはつまり――」

しかしその一方で、鈴仙はてゐが真に伝えたいことを察していた。
単純で人を信じやすい性格の鈴仙ではあるが、さすがに何年も「この手の人物」と付き合っていると、
感情ではなく経験則と理論でなんとなくわかる。

てゐ「おっ。 鈴仙もようやく最近察しがよくなってきたね。 ――その通り、完璧なモノには大抵裏がある…ってことさ。
そして私が見るに、この記事は重要だね。
……何せ、こんな狭い幻想郷に私の同業。 天才的な詐欺師がぬくぬくと潜んでいるってことだから」

257 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 22:56:21 ID:q9FD7cNk
鈴仙「……確かに。 無警戒な私の前にそんなヤツが来たら、自分でいうのもイヤだけどきっと騙されてたでしょうね。
今の私でさえ、てゐの悪巧みに3回に1回は騙されてるというのに……」

てゐ「あっ、今盛ったね鈴仙ちゃん! 2回に1回は騙されてるってば」

鈴仙「むぐぐっ……。 う、うるさいわね! 人を騙すのは犯罪なのよ! 盗人猛々しいとはまさにアンタの事ね!」

てゐ「なにィ!? 私はキャッチアンドリリースがモットーなんだけど!?」

鈴仙「な~にがキャッチアンドリリースよ!
だったらアンタが前私を落とし穴に落として減らした能力値返しなさいよ! このチンピラ妖怪が!」

てゐ「はぁ!? 確かに私は落とし穴に落としたけど、能力値減らしたのは自己責任じゃん! 私は何も関与してない」キリッ

鈴仙「そんな理屈……通るかっ……!! バカモーン!!」

ギャーギャー ワーワー

佳歩「う、うわぁあああん!? 鈴仙さま達が修羅場になってるよ~!?
きっとこれから、お皿とか投げ合ったりするんだぁぁああ! 怖いよぉおお……!!」

つかさ「鈴仙さま、てゐさまっ! お二人とも良いオトナなんですから、そんな見苦しいケンカはやめてくださいっ!?」

輝夜「そーよそーよ! もっとこの落ち着いたセレブ系オトナな私を見習いなさいっ!!」

パスカル「(確かにケンカは見苦しいが。 少なくとも、カグヤさんにだけは言われたくないな……)」

……ノンビリとしていた筈が、なぜか無駄に活気づいてしまったような。
そんな、とある朝の永遠亭だった。

*鈴仙が謎の詐欺師に騙される可能性が大きく減りました。
*てゐと鈴仙はすぐに仲直りしたので大丈夫です。

258 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:02:55 ID:q9FD7cNk
~大会3日目・午前~

鈴仙「はぁ、てゐとは仲直りしたから良かったけれど。 実際、今日はどうしようかしら?
今日はルナティックスの試合が無いから……ちょっとは行動に自由は生まれるでしょうけど、
じゃあどうするか? ……ってなると困っちゃうのよね。

試合観戦も、いろいろ交流できたり敵情視察出来たりして良いけど、自由行動や自主練習も捨てがたいし。
特に、太陽の畑の幽香さんちに居候しているレティさんは、守備について色々教えてあげる、って言ってたから、
是非一度はお邪魔したいのよね。 後はお燐の言ってた地底の雑貨屋も気になるけど……こっちは、ちょっと大変かしら」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:地霊VS西行、命蓮VS博麗。 更にどの試合を見るか分岐)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:16
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
F:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※使えるアイテムは「パチェノート(使用時、鈴仙の全スキルに経験点が+! dice+! diceされる。 使い切り)」のみです。
   「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:各チーム1試合目終了~ルナティックス2試合目までの大会スケジュール)

3日目    地霊×西行←今ここ  休   み   
        命蓮×博麗       休   み

4日目    休   み         休   み      
        休   み         休   み   

5日目    羽目×バケ       永遠×地霊
        人里×妖精       守矢×命蓮 

259 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:03:33 ID:pM+mnXt+


260 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:04:48 ID:CfFd8bqA
B

261 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:05:28 ID:Ae2x/0ls
B

262 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:05:29 ID:???
記事もう一回見れるんじゃないか?

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:08:01 ID:???
>>262
おっとすみません、なぜかもう二回見たように勘違いしていました。
ちょっと不自然になるかもですが、
新聞購読2回目→試合観戦先の決定→試合観戦イベント
という風に繋げていきたいと思います。

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:10:29 ID:q9FD7cNk
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:地霊VS西行、命蓮VS博麗。 更にどの試合を見るか分岐)

*観戦先の決定に先立って、新聞イベントの二回目を先に行いたいと思います。
 読みたい記事をお選びください。 大変失礼いたしました。 

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第2回」(※内容は更に判定)
B:おいでませ地霊温泉郷・ただいま秋の割引サービス中
C:最近幻想郷で人気のアニメ・『ドラゴンスフィア』の謎に迫る!
D:インチキ商売にご注意を~全自動三戸(さんし)割り機~
E:時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説 新設定
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで選択できます。
*一度選んだ記事についても選択できます。 この際、同じ記事を深く読み込むという形になります。

265 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:11:27 ID:pM+mnXt+


266 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:12:01 ID:???
B

267 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:15:46 ID:7t2Lg68+
B

268 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:16:53 ID:Ae2x/0ls


269 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:17:28 ID:2wG7hIWs


270 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:20:56 ID:WmDdlSHo


271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:45:06 ID:q9FD7cNk
E:時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白

鈴仙「(観戦先をみんなに相談する前に、とりあえず新聞でも読んどきましょうか。
さっきは、てゐとケンカしたせいで中途半端にしか読めなかったし……)」

そう思ってパラリと新聞をめくる鈴仙。
小難しい政治や経済の記事をすっとばし、地方ニュースの欄を眺めていると、
少しだけ興味深い記事が見つかった。

鈴仙「『時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白』……? 冥界で何かあったのかしら」

冥界には、最近の交流こそ少ないが、確かに大事な友人である白玉楼の庭師・魂魄妖夢が在住している。
彼女の身に何かがあったら大変だ……と、鈴仙は新聞の端っこに書かれたその記事に目を通すと、
中にはこんな事が書かれていた。

<時代はずれの道場破り!? 冥界の名関取大激白>    第○○○季  神無月の一

幻想郷の一部の住人で有名な『道場破り』が、とうとう死後の世界にまで姿を出したらしい。
白玉楼の敷地内で幽霊相撲の師範を営む亡霊(自称)・中西太一さんは語った。
「あれはワイが門下の幽霊たちの為にちゃんこを作っていた時のことや。
 あの道場破りはバアンとウチの門戸を破りおって、『俺とサッカーしてくれ』とぬかしおった。
 ワイは相撲が本業、サッカーは副業なんやと説明してもソイツは納得せんから、
 しゃーなしにワイは得意の『つっぱりセービング』でアイツのシュートを受け止めたるいうたら、
 あの道場破り、どないシュート撃ったと思う? …… まあそれよりも姉ちゃん、聞いてくれや。
 あれはワイがまだうら若き少年やった頃やった。 思えばアレがワイの人生のピークで ……
 なにィ? 幽霊がちゃんこどないして食べるか、やって? それはな …… ワイが …… こう
 ……」

272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/20(水) 23:46:10 ID:q9FD7cNk
鈴仙「話なっがいわね、この相撲道場の師範……(っていうか、白玉楼は基本一般霊立ち入り禁止って聞いてたけど。
いつの間にこんな相撲道場まで出来たんだろう……)」

よく見れば、記事の七割弱がこの師範の関西弁でのトークに終始している。
これが記事を書いたはたての怠惰か、この中西という男の語り性によるものかはわからないが、
一部記事の本旨とは関係のなさそうな語りが多分に含まれており、非常に読みづらい。
少なくとも、この記事を新聞の隅に追いやったはたての判断は正しかったといえるだろう。

鈴仙「ふむふむ……」

――しかし、今ある新聞に文句を言っても記事の内容がよくなるわけではない。
鈴仙は我慢して辛抱強くこの記事を読み切る事を決意した。
そしてその結果、わかった事は……。

先着1名様で、

★中西のパーフェクト相撲教室→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→中西が相撲を引退し、K1ファイターとして近日デビューするという事だ。
ダイヤ→ハート+その男は、明日いっぱいまで冥界に滞在しているという事だ。
ハート→スペード+師範の中西のサッカー能力の程度だ。
スペード→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった事だ。
クラブ→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった……ような気がしたがどうも人違いっぽかった。
クラブA→記事の中西「実はワイ、庭師の女のコとデキとるんですわァ」鈴仙「そ、そんなの許すかァ!?」

273 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:46:57 ID:???
★中西のパーフェクト相撲教室→ クラブ5


274 :森崎名無しさん:2014/08/20(水) 23:47:03 ID:???
★中西のパーフェクト相撲教室→ スペードK

275 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:01:52 ID:CLi+NNyE
★中西のパーフェクト相撲教室→ クラブ5 ★
クラブ→その道場破りが、鈴仙のよく知る人物であった……ような気がしたがどうも人違いっぽかった。

鈴仙「(まさかとは思うけど。 この道場破りって中山さんじゃあ……?)」

師範の口々から零れる、道場破りとやらの勇猛溢れるエピソードに高い実力。
そして強さを求めて冥界にまで訪れるバイタリティ。
鈴仙の脳裏には、そんな条件を持つ知りあいの影が鮮明に浮かび上がっていたが……。
―――記事の最後を見て、鈴仙は拍子抜けしてしまう。
***

……こう長々と、花果子念報のインタビューに答えてくれた中西師範が思うように、
この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手に対する道場破り行為は、
これまで必死に実力を磨いてきた幻想郷の一般人妖にとっては真に恐ろしいものである。

しかし、本誌が調査をしたところ、彼が今大会どこかのチームに加入しているという噂はないし、
彼のサッカーの実力も、かなり高いが博麗靈夢選手はおろか、その一段下の選手及ばない。
誰か『真の強豪』が現れた時、彼による道場破り行為はひと段落するだろう。
                                                 〈姫海棠 はたて〉


276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:05:50 ID:CLi+NNyE

***

鈴仙「――イ・ヨンウン。 ……って、誰!?」

ノリでそう叫んだ後に、鈴仙はああ、と思いだす。
彼は確か、依然は守矢の旅館で休息を取っており、
その中で、鈴仙ルナティックスの卓球大会にもしれっと参加していた実績がある。
(※詳しくはスレ8の>>200位を参考にしてください)

鈴仙「懐かしい名前な気がするけど――彼がそんなに強力な選手だったなんて。
これからもしも道中で会った場合は、仲良くしておくと損はないかもしれないわね……」

*イ・ヨンウンが幻想郷各地を回り修行をしているという噂を知りました。
*今後、道中にて彼と出くわすかもしれません。

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:09:49 ID:CLi+NNyE
……と。 あまり当り障りの無い情報を得てとりあえず満足した鈴仙は、
一息置いてから、真面目に本日見に行く試合をどうするかについて検討をする。

鈴仙「(何せ、今日の試合はどっちも予選リーグ屈指クラスの大試合。
それに、その一方は私たちのブロックの未対戦2チームがぶつかる試合。
そしてもう一方は、この大会きっての強豪チームと、それを覆しうる好チームとがぶつかる試合。
どっちも見逃したくない大事な試合だものね。 ここはすっごい迷うけど……)」

――迷いながらも、鈴仙はひとつの結論を出した。 それは……。

A:地霊殿サブタレイニアンローゼスVS西行寺亡霊連合の試合を見に行く。
B:博麗連合2014VS命蓮寺ロータスの試合を見に行く。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


278 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:10:31 ID:yI3/bkQs
A

279 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:11:31 ID:tsk4Xf6g
A

280 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 00:14:07 ID:CLi+NNyE
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
ちょっと日本語があまりにおかしくて気になるところがあるので訂正します。
>>275
×この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手に対する道場破り行為は……

○この【イ・ヨンウン】なる謎の韓国人テコンドー選手による道場破り行為は……

>>276
×彼は確か、依然は守矢の旅館で休息を取っており、
 その中で、鈴仙ルナティックスの卓球大会にもしれっと参加していた実績がある。

○彼とは確か、以前に守矢の旅館で休息を取っていた時に面識があった。
 しかもその中で、イは鈴仙達永遠亭ルナティックスの卓球大会にも、リザーバーとしてしれっと参加していた実績まであるのだ。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

281 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 00:17:06 ID:2NdeAov+
A チームで2手に分かれたりするのかー?

282 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 17:40:43 ID:???
レティはたぶん相撲部屋にはいないな、ちゃんこ鍋食えそうにないし
ちゃんこ鍋っておいしいよね、店によっていろんな具とスープが違ってて
ってか中西が作るのかwww
中西が料理できるってことは本格的に妖夢っていらない子・・・?



283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:32:53 ID:CLi+NNyE
こんばんは、今日も更新します。
>>281
チームで二手は実は考えていませんでした(汗)
これから選択肢を出してみようかと思います。
二手に分けることで、全く見ないよりはヒントが出る反面、
鈴仙が見に行く試合での交流チャンスが減る……とかいう風にしようと思います。
>>282
ちゃんこ鍋は店に行くほどではないですが好きですね。
中西は白玉楼の敷地内にいるだけなんで、多分妖夢はいる……と思います。

284 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:33:57 ID:CLi+NNyE
A:地霊殿サブタレイニアンローゼスVS西行寺亡霊連合の試合を見に行く。

鈴仙「(……うん、そうね。 霊夢達の試合は、どーせ決勝トーナメントとかで嫌でも見ると思うから。
今はまず、地霊殿チームと妖夢達との試合を見て敵情視察といきましょうか)」

鈴仙はそう思い立って、実質的キャプテン代理の権限(?)を駆使して、
まずは永遠亭にいる永琳以外のルナティックスメンバー――すなわち、慧音と妹紅と中山を抜いた
十数人を呼び出して、軽くミーティングを始める。
そこで鈴仙は、みんなで今日の地霊殿サブタレイニアンローゼス対西行寺亡霊連合の試合を見に行こうと提案するのだが……。

輝夜「――ちょいまち、イナバ。 大局を見誤っては目の前の戦も覚束なくなる。
ここは、何人かを博麗チームの試合の偵察に行かせる……ってのも大事ではないかしら?」

鈴仙「ひ、姫様……!(――が、真面目なこと言ってる……!?)」

てゐ「(こりゃあひょっとしたら、明日は月が降ってくるかもしれんねぇ)」

ここで意外にも、携帯ゲーム片手にロクに話を聞いてなさそうな輝夜が建設的な提案をする。
あまりに意外すぎて、その場にいたウサギ達全員がざわめきたち、
パスカルが小声で鈴仙に、「なあ、あのカグヤさんは偽物じゃないのか?」と耳打ちするほどだった。

輝夜「(こ……こいつら……! この私がせっかくカリスマを発揮したというのに絶対ロクな事考えてないわね…!
くううっ……世が世ならば、見せしめにイナバを極刑に処していたところよ……!?)」

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:35:13 ID:CLi+NNyE

鈴仙「(――姫様はまたロクな事考えてなさそうだけど……確かに、チームを二手に分けるのは良い手かもね。
二手に分ければ、私が行かない方の試合についても、僅かばかりのヒントを得られそうだし。
ただ、そうなると、試合前とか後でのチームメイトの交流のチャンスが減る事になりそうなのが痛いかしら。
私が好きな子だけ選んでいければよいけど、世の中ってばそんなにラクじゃないし。 さて……)」

A:いや、全員で地霊殿チームの試合を見に行く。
B:二手に分けて試合を見に行くよう提案する。(誰が鈴仙に同行するか、更に判定)
C:人里(周辺)にいる慧音と妹紅に、博麗チームの試合を偵察してもらうようお願いすればどうか……と、提案する。
D:やんわりと、自分で連れていく選手を選べないか発言してみる。
E:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

286 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:36:16 ID:yI3/bkQs
B

287 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:36:19 ID:2NdeAov+


288 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:37:03 ID:Vfc9qkH6


289 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 22:47:30 ID:???
二手に別れるっていうけど、鈴仙は地霊殿チーム見学固定ですか?

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 22:56:55 ID:CLi+NNyE
B:二手に分けて試合を見に行くよう提案する。(誰が鈴仙に同行するか、更に判定)

鈴仙は輝夜の言う事も最もだと思った。
確かに、チーム内での交流は大事かもしれないが……それよりも、試合でしか見れない事はたくさんある。
それならばやはり、二手にメンバーを分ける事は試合で得られる情報を増やすには効率的だ。
鈴仙は輝夜に賛意を示すと、そこから明らかにゴキゲンになって、自分から意気揚々と紙を切り出してクジを作り出す。

パスカル「(普段は適当だけど、何かイベントがあると急に張り切りだすタイプだな、カグヤさんは……)」

そんな童心溢れる姿に、鈴仙やパスカルは思わず苦笑いを零しつつ。

輝夜「うっし、そんなわけで、この私が作ったクジ引きで! 誰がどっち行くか決めるのよ!
ただ、引率役として私とイナバとを分けようと思うわ。
んで、私は博麗チームの試合を見に行くから、イナバは地霊殿チームの試合を見に行く……って体にしようかしら。

スタジアムやサッカーコートの道中では、乱暴な妖怪や妖精が突っ込んでくるかもしれないけど、
イナバはこう見えても月ではそこそこのソルジャーだったっぽいし、私もこう見えても殺し合いには慣れてるからね!
パスカル君やらモブイナバズは安心して良いわよ」

鈴仙「あはは……(姫様が護衛……って聞くとふつう逆じゃないのか、って思うでしょうけど。
実際姫様ってば、腕力も妖力もかなりのものなのよねぇ……普段は絶対めんどくさがって見せないけど)」

――「金閣寺の一枚天井」をも楽々持ち上げるらしい腕っぷしに、
上古の時代からの宝具たる「五つの難題」を易々自らの物として扱う理力。
そしてその上に「永遠と須臾を操る程度の能力」というあまりにスケールの大きすぎる能力が備わっているのだから、
万が一、いや、億が一にも輝夜が本気を出したとすれば、どうなるかは想像したくない。
正直鈴仙としては、永琳並みかそれ以上に輝夜とは敵対したくないと思っている。

佳歩「(鈴仙さまといっしょのグループだったらいいなぁ……)」

つかさ「(地底の鬼を見たら、Dちゃんが泣き出してしまうかもしれないし。
出来れば、Dちゃんと一緒に博麗チームの試合を観戦できれば良いのだけれど……)」

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:05:03 ID:CLi+NNyE
そして、そんな鈴仙を尻目にほかのウサギ達やてゐにパスカルは輝夜作の
不揃いな紙片を一枚ずつ引いていく。
果たして、鈴仙と共に同行することになったのは……。

先着1名様で、

★鈴仙の旅の仲間→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→輝夜「ロベルト(全裸)とバルバス(パンツ)とこーりん(褌)よ!」
ダイヤ→妹紅と慧音、そして佳歩とつかさとウサギDだった。
ハート→てゐとパスカル、そして佳歩とウサギBとウサギCだった。
スペード→佳歩とつかさ、そして名無しウサギB・C・D・Kだった。
クラブ→妹紅と慧音とパスカルとてゐだった。

*前の選択もあるので、鈴仙は必ず地霊殿チームの試合を見に行くことになります。
*マークごとの優劣はあまりありません。

292 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:05:41 ID:???
★鈴仙の旅の仲間→ スペード5

293 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:16:22 ID:???
うわーウサギさん引率だー

294 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:18:26 ID:???
JOKER引くとつかさが大体わかったっていうに違いない

295 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:28:43 ID:CLi+NNyE
★鈴仙の旅の仲間→ スペード5 ★
スペード→佳歩とつかさ、そして名無しウサギB・C・D・Kだった。

佳歩「やったぁ、鈴仙さまと一緒だ!」

つかさ「(地底の妖怪は怖いけど。 鈴仙さまが居るから安心でしょうね……)」

ウサギD「(良かった~。 Eちゃん……じゃなくて、つかさちゃんと一緒だよ…)」

ウサギK「(私はいらない子じゃないよ! あと、私たちの他にもリザーバー用のウサギFちゃんGちゃん達もいるって設定だよ!)」

ウサギC「はあ~(くそでかためいきさん) いいよなぁ、どおせわたしなんか……しゅわっと!」

ウサギB「なんか色々混じってるよ、Cちゃん……」

鈴仙「あらら。 これはこれは……賑やかな見学班になっちゃったわねぇ」

輝夜「モブイナバズが固まっちゃったわね~。 ま、これはこれで良いんじゃないかしら?」

てゐ「う~ん。 なんかウサギ達が居ないと若干新鮮やなぁ……。 ま、たまにはいいかァ」

パスカル「となると。 博麗チームの見学班は俺とてゐとカグヤさん、
そして人里で合流予定のケイネさんとモコウさん……の5人になるのか、人数的には概ね丁度良いな。
(カグヤさんとモコウさんが同じ班ってだけでも不安だが……いつもの事だしな)」

輝夜「そんじゃ、私らはパスカル君もいる事だし徒歩で人里経由で、
異次元世界で不死鳥の力を手に入れ強靭なフィジカルを得たにも関わらずヘタれるモコラ(笑)さんと
慧音先生と合流しながら、妖怪の山モリヤスタジアム集合……って感じでいくわね!
イナバも、くれぐれもモブイナバを泣かさないように頑張るのよ!」

鈴仙「は、はい……(お願いですから、姫様も頑張ってくださいね……?)」

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/21(木) 23:31:07 ID:CLi+NNyE
鈴仙率いる地霊殿見学班は、かくして佳歩とつかさをはじめとする永遠亭の妖怪ウサギ部隊となった。
そしてさっそく鈴仙一行は空を飛んで、試合の行われる人里サッカーコートへと向かう。

昨日の試合にも負けないほどの大観客の中、鈴仙は辛うじて全員分の椅子を見つけて、
きゃいきゃい騒ぎ立てる子供のウサギ達をあやしつけながら席へと誘導する。
その姿はまさに幼稚園や保育園の保母さんの如しだった。

鈴仙「(はぁ……こんだけ沢山のウサギ達の面倒を毎日見てるてゐも大変なのね……!
中間管理職な私の立場からは見えない事が、この小一時間で沢山見えた気がするわ。
―――さて、試合開始前の時間をどう過ごすかだけど……?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:佳歩、つかさ、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギK、その他名無しウサギ
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:地霊殿サブタレイニアンローゼスのロッカールームに行ってみる。
D:西行寺亡霊連合のロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

297 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:31:53 ID:z3nTxerM


298 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:32:16 ID:yI3/bkQs
A つかさ

299 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:36:29 ID:tsk4Xf6g
A つかさ

300 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:36:48 ID:ZuVrduns
A つかさ

301 :森崎名無しさん:2014/08/21(木) 23:56:28 ID:???
D行けば妖夢と会えるかな?

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/22(金) 00:06:26 ID:koMQMfrs
A つかさ

鈴仙「(せっかくの機会だから、つかさとお話してみようかしら……?)」

昨日の雑魚妖怪チーム戦で、名前が欲しいと鈴仙達に懇願したつかさ。
彼女の持つ冷静な理性と熱い魂は十分に知っているつもりの鈴仙だったが、
しかしつかさ自身の事を深く知っているわけではない。
ほかのウサギ達と比べても格段に大人の容姿と性格の彼女は手がかからない反面、
鈴仙やてゐの元から半ば独立していた雰囲気すらあった。

鈴仙「(あとは……Dちゃんと仲が良い、って事は知っているんだけど。
ほかの話題になるとさっぱりなのよねぇ。 何か趣味とかわかれば面白いんだけど……)」

鈴仙はつかさに対する話題をじっくりと考えて……こう口火を切った。

A:「そういえばつかさは、今興味のあるものとかないの?」つかさの趣味について聞く。
B:「今日の試合、どっちが勝つと思う?」試合について聞く。
C:「Dちゃんと、すごい仲が良さそうよね~」ウサギDとの関係について聞く。
D:「ガッツ溢れるプレーをするには、まだまだ体力不足よ!」つかさの体力について話をする。
E:「つかさは、どんな選手になりたい……とかあるの?」つかさの目指す選手像について聞く。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


303 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:09:44 ID:FGuhzLDk
D

304 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:11:02 ID:N/asoZQo
F そういえばつかさって何かすきなこととかあるの?折角名有になったんだし
  また今度暇なとき付き合うわよ



305 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:12:09 ID:Dv0O7Hjo
A

306 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:14:09 ID:Dv0O7Hjo
Eに変更します

307 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/22(金) 00:16:27 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。

>>293
中々交流しずらい名無しウサギとの交流チャンスになるかもですね。
>>294
世界が破壊されますね…。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

308 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:19:34 ID:10+givPM
E

309 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:19:51 ID:Nuw6pF76
A

310 :森崎名無しさん:2014/08/22(金) 00:37:09 ID:Nuw6pF76
Eに変更お願いします

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 00:52:05 ID:Qx9Mb3Ls
こんばんは、遅くなりましたが明日が休日なので少しは更新したいです。

ところで、突然ですが今日から暫く選択肢を2票決にしてみようかと思います。
理由としては、最近の更新&投票スピードなら、2票決でも余裕があるかな…と思ったからです。
また、投票を決定するために変更をしていただくのも非常に心苦しいですし、
そのせいでかえって投票の自由度を下げてしまっても……と考えたのもあります。

ただ、また全体的なスピードが上がって来て、2票決では対応しきれない場合は、
その都度様子を見たりご意見をうかがうなどして、3票決にしていきたいと思います。
相談も無く決めて恐縮ですが、宜しくお願いいたします。
(もしも反対意見等がありましたら、またコメントにて教えていただければ幸いです。)


それでは、次レスより更新を再開します。

312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 01:00:21 ID:Qx9Mb3Ls
E:「つかさは、どんな選手になりたい……とかあるの?」つかさの目指す選手像について聞く。

鈴仙はつかさのパーソナリティは勿論気になっていたが、
それよりも彼女が選手として、どんな方向性を求めているのか……という志向が気になった。
佳歩の場合は、「鈴仙に並べる2トップになる」……と、目標がずっと一貫していたために、
立場上練習をコーチする機会の多い鈴仙としても、佳歩とは付き合いやすいという面は多々あった。

鈴仙「つかさは、どんな選手になりたい……とかあるの?」

だから、つかさについても彼女の目指す方向性を切り口に、
色々と話を繋げていけないかと鈴仙は狙い……こう問いかけた。

つかさ「えっ…? あの、私ですか……?」

鈴仙「ええ、せっかくこの間名前を決めるときに色々とお話したしね。
それで、つかさについてもっと知りたいな……って思ったのよ」

つかさ「そう……ですね。 私、昔からあまりDちゃん以外とは話をしてませんでしたし、
こうして鈴仙さまの方からお話しをして頂けるなんて思っていませんでしたから……。
――ですから、先ほどは戸惑ってしまって、大変失礼いたしました」

突然に話を振られたつかさは、その大きな瞳を余計に大きくして驚いていたが、
数瞬の逡巡の後に、やがて普段の冷静さを取り戻して、鈴仙に向かって淡々と述べる。
その口調には親しみが十分に籠められていたが、どこか事務的な印象が抜けきらない。

つかさ「そして、鈴仙さまは……。 私の、選手として目指したい方向性。 それについてお聞きしたいのですね」

鈴仙「そ、そうよ……(う~ん、この幼いながらも達観しきった佇まい。 ホントに私やてゐよりも年下なのかしら、この子……?)」

そんなつかさの見せる身振りと表情は、何故か紅魔館のメイド長を思い出させるような瀟洒さと鋭さに溢れており、
育ての親的存在である筈の、てゐや鈴仙のような暢気さは殆どない。
そんな彼女の雰囲気に、鈴仙は逆にドギマギしながら話を聞く羽目になってしまう。

313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 01:03:18 ID:Qx9Mb3Ls

つかさ「……私が目指したい方向性。 それは――」

やがて、つかさはゆっくりとその小さな唇を僅かに開いて話し始める。
つかさが今現在目指す選手像は、つまり――。

先着1名様で、

★つかさの目標→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→つかさ「―――それよりも、私の。 いえ……私たちの過去を聞いてください」
       鈴仙「(くっ……ここでオサレ値を上げて来たわね…!)」
ダイヤ→ハート+「実は、具体的に技の開発を進めているんですよ」
ハート→「Dちゃんとの連携技を磨いて、二人でレギュラーを取れるような選手になりたいと思っています」
スペード→「ブロック一点においては慧音様をも上回るような、職人的なブロッカーでしょうか」
クラブ→「……すみません。 私にはまだまだ、佳歩ちゃんのような明確なビジョンが無い。 ただ……体力の低さは問題と思っています」
クラブA→つかさ「……そもそも私、最初はFW志望だったんですよね。 はぁ~、佳歩ちゃんはいいよなぁ、どぉせ私なんか…」
      鈴仙「(きゃ、キャラ変わったー!?)」ガビ‐ン?

314 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:06:09 ID:???
クラブA・・・今の俺には眩しすぎる・・・
★つかさの目標→ ハートQ

315 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:06:47 ID:???
★つかさの目標→ クラブ5

316 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:11:01 ID:???
石崎タイプで連携技、スクランブル顔面はさすがに無茶か

317 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 01:29:31 ID:Qx9Mb3Ls
★つかさの目標→ ハートQ ★
ハート→「Dちゃんとの連携技を磨いて、二人でレギュラーを取れるような選手になりたいと思っています」

つかさはごく当たり前かのように、そう鈴仙の前で言い切って見せた。

鈴仙「――やっぱり、Dちゃんのコンビプレイに拘りたいのね」

つかさ「……私の勝手な我儘と言われれば、仰る通りだと思います。
短期的にチームの勝利に貢献するならば、私はおそらくブロック一芸をひたすら磨き、
姫様の負担を減らすための壁となるのが最も効率的である事くらいならば、私もわかっているつもりですから。
ですけど……私は、最後までDちゃんとのプレーに拘りたいのです」

鈴仙「そう……分かったわ。 だったら、私もこれから機会があれば、
Dちゃんとの連携練習についても見て行くようにするわ。 うん、凄く参考になった」

先程まであくまで冷徹だったつかさだったが、やはり彼女はウサギDに対しては深い想いがあるらしい。
あくまでウサギDとのプレーに拘りたい、と語るつかさの横顔には堅さが残るものの、
そこには年相応の少女らしい熱っぽさと純真さが色濃く浮かんでいた。

つかさ「……もちろん、ブロック力ももう少しは高めていきたいですし。
そもそもブロックをするにも連携をするにも、まずは体力がないと意味が無いですからね。
何をするにしても、第一は基礎体力作りだとは思っていますけど」

鈴仙「そうねぇ。 体力作りはコーチしようも無い、努力の世界だから難しいと思うけど……」

つかさ「あら。 私は結構嫌いじゃないですよ、体力作り。 コーチのしようが無い……って事は、
それはつまり、才能が全く無い人でもやりさえすれば結果が出せるって事ですからね」

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 01:31:16 ID:Qx9Mb3Ls

――そして、その後のつかさの表情には、最初の人を寄せ付けないような雰囲気が幾ばくかは消えており。
会話を一区切りする際の最後には、大人っぽさと子供っぽさの両方を兼ね備えた、
艶やかで爽やかな笑顔を鈴仙に見せてくれていた。

鈴仙「(……なんとか、会話には成功したみたいね。 そしてつかさはやっぱりDちゃんに特別な想い入れがある…と。
体力練習やブロック練習だけじゃなくて、言った通りにDちゃんとの練習も見てあげるのが、
つかさと仲良くするための足がかりになる……のかな?)」

*つかさの評価値が上がりました。
*つかさとウサギDの関係、つかさ→(並々ならぬ関係?)←ウサギD が明らかになりました。
*つかさとウサギDとのコンビプレイフラグのフラグが立ちました。

319 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 01:33:23 ID:Qx9Mb3Ls
鈴仙「(――つかさとの会話は、中々実り多いものになってよかったわね。
さて。試合開始まで少しは時間がありそうだけど、残りの時間は何をしてようかなぁ……)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:佳歩、つかさ、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギK、その他名無しウサギ
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:地霊殿サブタレイニアンローゼスのロッカールームに行ってみる。
D:西行寺亡霊連合のロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に【2】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

320 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:34:25 ID:P9IEFQeA
AウサギC

321 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:35:01 ID:9fGTEU7Q

妖夢さんに会いたい
つかさとの会話から、ウサギDちゃんとも会話したいけどまた機会はあるだろう

322 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:36:17 ID:P9IEFQeA
A ウサギD に変更お願いします

323 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:36:39 ID:kael5YAI
E

324 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:40:14 ID:MQtnKORs
D

325 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:42:16 ID:UpTJJw0c
AウサギD

326 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:45:38 ID:???
妖夢、地霊殿よりも地獄臭がしとったなあ
謎(笑)の兄貴ができてたりしてw

327 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:53:50 ID:???
よし、中西にレティと相撲するように仕向けるんだな、任せとけ

328 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 01:55:16 ID:???
真・東方の横綱

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 02:09:36 ID:???
Dに決まったところで、今日の更新はここまでにします。
>>326
地獄に行けば兄弟が迎えてくれますので、
地獄に行けた方が幸せかもしれませんが、ちょっとどうなるかはわかりませんね。
>>327
レティさんの相撲ネタはやめろォ!(byレティさんはスタイル良いだけだよ派)
>>328
中西「何故、大相撲300年の歴史の中で横綱が68人しかいないかワイが教えてやろうやないかァ!」

それでは、みなさま、本日もお疲れ様でした。

330 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 02:11:32 ID:???
>>中西「何故、大相撲300年の歴史の中で横綱が68人しかいないかワイが教えてやろうやないかァ!」
負け西フラグ乙w

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/23(土) 23:11:56 ID:Qx9Mb3Ls
こんばんは、今日も更新していきます。
>>330
まだK1デビューしてないんで強いです。乙ありがとうございます。
ちなみに今は横綱は71人になるらしいですね。

D:西行寺亡霊連合のロッカールームに行ってみる。

鈴仙「(そうね……。 せっかくだから久しぶりに妖夢達の顔でも見に行こうかしら)」

特に何の気も無しに、鈴仙は友人の妖夢を応援するため、
遥々と人里サッカーコートのロッカールームへと向かう。
重々しい鉄製の扉に「西行寺亡霊連合 控室」と書かれた一枚紙が張られているその部屋は、
何となく物々しい雰囲気を醸し出しており、鈴仙は一旦その扉を開けるのを躊躇するも……。

鈴仙「……まぁ、ここまで来て引き返すのもちょっとアレだしね」

――と、軽く深呼吸してギィと扉を開く。 その中の様子は……。

先着1名様で、

★冥界チームの様子→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→イベント発生
ダイヤ・ハート→普通に和やかな雰囲気だった。
スペード・クラブ→少しピリピリした雰囲気だった。
クラブA→扉を開けると、そこは無数の瞳に囲まれた亜空間だった。

332 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 23:13:27 ID:???
★冥界チームの様子→ ハート8

333 :森崎名無しさん:2014/08/23(土) 23:13:27 ID:???
★冥界チームの様子→ ハート7

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 01:03:01 ID:W39xBQb6
★冥界チームの様子→ ハート8 ★
ダイヤ・ハート→普通に和やかな雰囲気だった。

鈴仙「お、おじゃましま~す……(――って言って。 ホントにお邪魔にならなければ良いんだけど……)」

――と、恐る恐る扉を開いた鈴仙に対して。

メルラン「うふふ~~♪ 今日は私のハットトリックが炸裂するわよ~~♪」

ルナサ「……頼む。 頼むから、今日は自陣ゴールから敵陣ゴール目がけてシュートとかはするんじゃないぞ……?」

リリカ「多分ルナ姉の言ってる事、もう既に聞いてないと思うよ~」

ルナサ「はぁ……。 どうせ私なんて……」

サッカーよりもその楽器の演奏に定評のある騒霊たちも。

藍「さて、今日は手筈通りにやるんだぞ? 橙。 期待しているからな」

橙「はい、藍さま!」

チームキャプテンの友人の懇意により派遣された式とその式も。

中西「(地獄の悪鬼どもめ、見とれやァ。 ワイはこの死にすらも打ち克って見せるで……!)」

利害の一致により偶々チームの一員として組み込まれた名もなき亡霊も。

幽々子「…ふふふ。 今日は終わったら何を食べようかしら~?」

そして、チームキャプテンを務める、由緒正しく名高き亡霊もまた、その全員がいつも通り。
地底の妖怪という半ば未知の勢力を前にしても、死者達はその在り方を一向に変える気配が無かった。
ただし――。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 01:04:13 ID:W39xBQb6
妖夢「(大丈夫かな……。 今日はちゃんとポストに当たらず2ゴール!
……いや、せめて1ゴール位は取れれば良いんだけど……はぁ)」

――その中でイマイチ死に切れていないからか、半人半霊の妖夢だけは一人、
試合を前にして緊張を隠しきれていない様子だったが。

藍「――む。 どうやら来客が参られたようだ。 橙、出てやりなさい。
(本当は主将の従者たる妖夢にでもやらせるべきだろうが……。
今の彼女はかなり緊張していて、それどころではないだろうからな)」

そして、そんな妖夢の緊張と同時に、来客の気配を感じ取った八雲紫の式。
八雲藍と呼ばれている彼女は自慢の九尾の狐尾を優雅にはためかせながら、
藍自身が編んだ式を被せた猫又の橙に応接を依頼する。

橙「はーいっ。 こちらは西行寺亡霊連合の控室ですけど、選手のご関係者さまでしょうか?」

鈴仙の前に姿を見せた藍の式・橙の背丈は佳歩やてゐと変わらない程小さい。
しかしそれでも、相応の躾はなされているのだろう、幼いながらもしっかりと礼をしながら、
丁寧な態度で鈴仙に臨んでくれていた。

鈴仙「永遠亭の鈴仙です。 妖夢の応援にと思って、 ライフガード を差し入れに来たのだけれど」

橙「……ああ、そうなんですね。 妖夢さーんっ、鈴仙さんが来てくれましたよ~?」

妖夢「はっ!? す、すみませんすみませんっ!? ……って、えっ。 鈴仙?」

鈴仙「やっほ。 最近はご無沙汰してたわね、妖夢。 応援に来させてもらっちゃったわ」

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 01:08:00 ID:W39xBQb6
橙が取り次いだ先の妖夢は、何か考えに耽っていたのか橙の呼び出しに対して、
非常に焦った様子を見せていたが、それでも、鈴仙の名を聞くと嬉しそうな顔を浮かべてくれた。
妖夢は鈴仙に駆け寄り、短く切った銀髪を揺らしながら熱っぽく鈴仙に語りかける。

妖夢「鈴仙。 鈴仙……! 私、最近ずっと鈴仙の事を考えていて……!」

鈴仙「へ、へっ?」

妖夢「あっ……! ご、ごめんね。 違う、そんな意味じゃなくって……!」

必死に鈴仙に何かを伝えようとするが、妖夢の言葉は要領を得ない。
恐らくは、試合に対する過剰な緊張が原因なのであろうが、
鈴仙は前に酒場や練習場で見た、どこか思いつめた妖夢の姿を思い出して心配になる。

鈴仙「(最近の妖夢ったら、昔に比べて浮き足立った印象なのよね。
それにしても、最近ずっと私の事を考えてた、ってどういう意味なのかしら……愛の告白? ―――っていう冗談はさておいて。 
私はこれから試合に臨む妖夢に、どんな言葉をかけてあげれば良いんだろう……?
中途半端な言葉は、逆に妖夢のプライドを傷つけてしまうかもしれないし難しいけど。 私は……)」

妖夢に対して、鈴仙は差し入れのライフガードを渡しながら、こんな一言を掛けてあげる事にした。
その一言とは……。

A:「――頑張りなさいな妖夢。 貴女ならきっとできるわ!」ベタだがシンプルに。
B:「私は私、妖夢は妖夢なんだから。 比べたりしちゃダメだと思うわ」アドバイスをする風に。
C:「何となく気持ちは分かるけど。とにかく、やるしかないわよ!」共感の意を伝える。
D:「ホラホラ、深呼吸して深呼吸。 そんなんじゃあ緊張で死んじゃうわよ?」軽く茶化した風に。
E:「妖夢が何を悩んでるかは分かんないけど。 私は、妖夢の事応援してるから!」自分は応援してると言う。
F:「――試合終わったら、飲みにでも行きましょう?」飲みにケーションする。
G:「ま、まずはお友達からでお願いしますっ!?」愛の告白の体で行く。
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337 :森崎名無しさん:2014/08/24(日) 01:09:39 ID:FeH3LV8c
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G

342 :森崎名無しさん:2014/08/24(日) 01:16:05 ID:FlwKtglw
G

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/24(日) 01:43:01 ID:W39xBQb6
D:「ホラホラ、深呼吸して深呼吸。 そんなんじゃあ緊張で死んじゃうわよ?」軽く茶化した風に。

鈴仙「(……妖夢は真面目だけど、その分色々と考え込み過ぎて突っ走るというか、
色々と悩んだりするタイプだからね……って、私も人の事あんまし言えないけど)」

幸いにも鈴仙は、妖夢のような考え方をする知人を他にも知っていたし、
何より妖夢程では無いが比較的生真面目な性格と自負のある鈴仙は、
彼女の悩みや焦りについて、幾らか心当たりもあった。

鈴仙「(要するに妖夢は、昔の―――パスカル君や中山さんと会う前の私みたいな状態……なんだと思う。
常に漠然とした不安とか無力感。 優秀な他者への劣等感が消えなくって、でも日々の忙しさに努力を怠って。
妖夢の場合は私と違って本当に真面目だから、努力を怠るって事はないでしょうけど。
それがまた悪い方に働いちゃって、頑張っても頑張っても報われない状態。
自分の目指す方向性が良く分からなくって、色々と混線している状態にいるような。 そんな気がする)」

それ故に、妖夢の悩みを分析する事自体については、鈴仙にとってそう難しい作業では無かった。
しかし、それを分析したからと言って、試合前のこの短時間にそれをありのままに話す訳にはいかない。
鈴仙はメンタルカウンセラーでは無く、あくまで妖夢の一友人にしか過ぎないのである。
そのため鈴仙は、敢えて妖夢の深い心理を掘り下げる事もせず、だからと言って無責任で上から目線の助言を行う事もせず。

鈴仙「ホラホラ、深呼吸して深呼吸。 そんなんじゃあ緊張で死んじゃうわよ?」

――と。あくまで友人として妖夢の緊張を指摘し、それ以上は突っ込まないことにした。
無暗な詮索は、妖夢の剣士としての高いプライドを損ねる事になると考えたからだ。

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