キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/06(金) 23:57:19 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1420820255/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられていた。
全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合を2−0で勝利した永遠亭ルナティックス。
予選リーグを全勝で終え、決勝トーナメントの一位通過が確定した鈴仙達だったが、鈴仙の表情は苦い。
鈴仙の友人にして西行寺亡霊連合のFW・魂魄妖夢の迷いと決意を知ってしまったからだ。
「ただ、強くなりたい」。それだけを願って、野心溢れる政治家・豊聡耳神子の軍門に入ろうとする妖夢の道は、
果たして本当に正しかったのか。鈴仙にも、妖夢本人にも分からぬ問いへの答えは見つからない。
――しかし、鈴仙には立ち止まって友を顧みる猶予すら与えられない。
鈴仙の成長による幻想郷の崩壊を怯える境界の妖怪。その式が今、主の命令を超えて、鈴仙に接触しようとしていた。
299 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 00:31:54 ID:???
乙ロットー!
今頃、監督のリグルパパとパパの人脈で補強した雑魚(笑)妖怪チームが地底チームを公開処刑中かな?w
FW リグル ミスティア ルーミア
MF 幽香 手羽先 下剤(突っ込み役) 魔王
DF ブンブン(勝手に下剤についてきた)地味コンビ
下剤「なんで僕まで…」
リグルパパ「俺、お前の世界の神だから自由にかりだせるんだわ」
レティモンド「これはひどい」
300 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 00:34:14 ID:???
レティは当然GKに抜擢、すなわち無敵
301 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 00:36:54 ID:???
流石に作者ネタはどうかと思うよ・・・
302 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 00:39:38 ID:???
乙デース!
誰を参加させるか悩みどころですね。
303 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 00:41:34 ID:???
前に師匠に鍛えてもらいたい人で名前が上がってた佳歩とディケイドが無難そう
特に佳歩の決定力が上がってくれたら助かる
304 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 01:04:06 ID:???
佳歩さんは決まりかなあ
あとはウサギB〜Dちゃんから連れて行きたいかな、個人的に
名有り昇格を狙いたい。
最悪まったくフラグ取得がなくても、信頼度上昇はあるのかな?
305 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 01:34:13 ID:???
乙です
唐突にウサギDの名前案にいずみ(こなたの姓)を思いついた
,ィマ 、 ヽ:、
,ィセテ' ,ィ! iヘ 'ミ\
/:戈' /:ッ' |∧ V_丶
/心ッ' ,ハV i=ミ:, ':,三ヽ
/三W ;三,' |三ハ V三,\
∧三=| i三{ ,--――‐-、 Y={ ',三=-':.
,:三ニ=ヨ |三| /::::::::::::::,、:::::::ヽ !三| }三三ニ:,
,'三ニ三;! !三! ,'_:::::::::/,ヘ\: :,-'; |三| |三三三',
!二三三| |三} {__,二=≦:::≧=ニ-! |ー=| !_三≧=-}
|-=≦三ヘ、 !=-! |=-:,__,-‐'`ー-、_,-'{ |三_! |三ニ三ス_|
i;ス三ニ三∧ |彡{ |メー-=-‐'´`ー-=ァ':! iミ=ヨ i=ニ三=ミヨ
!三三三=∧ :{少ヘ、,-{三'=ー、::::::::::,ィ'='ヲー}三=!、 ∧三ー=ニヲ
i三三=三';∧ /:|三ヲ':{ー-',:::::::::::\/::::::i'ーf'´!三ヲ `'ー--,ヘ二三二/
',三シヒ三三,'´ /ー-' `ヽ :ヽ、____,.:-:‐' |:,ヘ=-オ ゞ、-=/
Y三=ァ'¨ ':, ノ i:. :| `V_
{_ / ヽ、:/,-‐、,-‐――‐-、 ,-}、___,ノ ';_}
ゞ' /: / ,-‐―‐--、:.ヽ: : ヽ、 y'
/{ ヽ;' /: :,:'´ ̄`ヽ :ヽ :',: :ノ ,'\
,:'´ ,:':.ヽ、 ! |: : i :!: :| |¨ _,:ィ'ヽ、':,
i ;: : : :_,>――---、__,-'i :';: :.':, ノ: :;' i!-r---―――'¨ |: : ::} ::i
`ー-‐'
306 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 01:34:54 ID:???
京水www
307 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 02:33:32 ID:???
幽々子「はっ!私人生振り返っちゃってる!走馬灯だわSOUMATOU!
え、でも私死んでる。死んでるのに死ぬってどういうこと!?ですとDEATH
死んでしまうんデース!」
308 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:00:35 ID:???
こんばんは、少しだけ更新を再開します。
>>299
乙ロットありがとうございます。さとり様の心肺が停止しそうですねw
>>302
乙ありがとうございますです。ここは悩んで頂ければ嬉しいですね。
>>304
評価値の上昇については何とも言えないですが、鈴仙の行動次第になるかと思います。
>>305
乙ありがとうございます。
AAの元ネタを追えていないのですが、色々考えて下されば幸いですw
309 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:01:44 ID:???
F:草サッカーの申し込みに行く。
鈴仙「……まぁ、とりあえずはこっちに行ってみようかしら」
鈴仙は草サッカーのメンバー募集の新聞記事を思い出し、
人里の指定された住所――とある一軒家に向かう事にした。
家主は恰幅の良い子ども好きそうな中年の男性であり、
鈴仙はこの男性が人里FCのキャプテン――里人@である事を思い出した。
里人@「……ああ、貴女は。 どうも、慧音さんや妹紅さんがお世話になっています」
里人@は鈴仙が新聞記事を見てやって来たと知ると、恭しく腰を折り、その人里の家にしては広めな家内の客間に通された。
幻想郷でも人里では珍しい西洋式のチェアに座っていると、着物を着た上品そうな中年の女性――
恐らくは里人@の妻だろう――が、客人の鈴仙に
緑茶
を持って来てくれた。
里人@「まさか永遠亭から助っ人を出してくれるとは。ありがたい限りです」
試合中の印象とは違う、丁寧で落ち着いた物腰で里人@は礼を言う。
鈴仙もそんな里人@に合わせて社交辞令を二言三言述べると、話はすぐに本題に入った。
里人@「さて。 それでは――永遠亭からは、どの子を助っ人に出してくれる予定で?」
鈴仙「あっ、はい。 えっと……」
310 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:03:55 ID:0YdWpw1M
草サッカーの助っ人として声を掛けるかもしれない事は、既に永遠亭の妖怪ウサギ(てゐ含む)に連絡済みだ。
そのため、誰を選ぼうとも後で断られたりする事はないだろう。
誰を助っ人として登用しようか。鈴仙は暫く考えた上で答えたのは――。
A:……佳歩だ。(タックル・ドリブルフラグ持ち)
B:……ウサギBだ。(パス・タックルフラグ持ち)
C:……ウサギCだ。(タックルフラグ持ち)
D:……ウサギDだ。(つかさとのコンビプレイフラグのフラグ持ち)
E:……つかさだ。(ブロックフラグ持ち)
F:……ウサギKだ。(セービングフラグ持ち)
G:……てゐだ。(フラグなし)
H:その他 自由(?)選択枠 露鈴兎を出したい場合などはこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと3人まで登録できます。
*草サッカーの詳細ルールについては、>>297を参照願います。
311 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:05:10 ID:Kd3JY87Y
A
312 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:11:32 ID:cMZ3a7o2
B
313 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:16:40 ID:PvZVkwlQ
A
314 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:22:24 ID:???
>H:その他 自由(?)選択枠 露鈴兎を出したい場合などはこちらで
出していいんですかwww
315 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:27:21 ID:0YdWpw1M
A:……佳歩だ。(タックル・ドリブルフラグ持ち)
鈴仙「……まず一人目は、因幡佳歩を」
里人@「ああ……あの時のウサギAか! 今では随分有名になったけど、私は今も覚えているよ。
かつては私が、彼女の放ったボレーシュートをきちんと防いだ時の事をね」
鈴仙「半年前の対戦の時ですよね。 知ってると思いますけど、今のあの子は昔とは全然違いますよ」
里人@「はは、分かっている、分かっていますとも。 しかし、彼女が入ればそれは心強い……」
鈴仙が佳歩の名前を挙げた事で、里人@の声も俄かに活気めいた。
里人@は佳歩がまだ名も無いウサギAだった時代に、一度だけ対峙している。
あの時は里人@の方が格上だったが、今はどうなるか。
そんな風に思いがけず、鈴仙と里人@は昔話で盛り上がり……。
316 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:28:28 ID:0YdWpw1M
里人@「さて。 了解しました。 ……それでは、二人目はどうしますか?」
鈴仙「ええ、そうですね……」
さっきよりは緊張を解いた雰囲気で、鈴仙はこう答えた。
×:……佳歩だ。(タックル・ドリブルフラグ持ち)
B:……ウサギBだ。(パス・タックルフラグ持ち)
C:……ウサギCだ。(タックルフラグ持ち)
D:……ウサギDだ。(つかさとのコンビプレイフラグのフラグ持ち)
E:……つかさだ。(ブロックフラグ持ち)
F:……ウサギKだ。(セービングフラグ持ち)
G:……てゐだ。(フラグなし)
H:その他 自由(?)選択枠 露鈴兎を出したい場合などはこちらで
I:登録はもういい。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと2人まで登録できます。
*草サッカーの詳細ルールについては、>>297を参照願います。
>>314
出してどうなるかは、私もわかりません(無責任)たぶんBADENDでしょうか。
317 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:28:45 ID:PvZVkwlQ
E
318 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:30:39 ID:JLm9ddBQ
E
319 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:53:28 ID:0YdWpw1M
E:……つかさだ。(ブロックフラグ持ち)
鈴仙「――次には、因幡つかさを登録します」
里人@「因幡つかさ……ああ。 新聞にも載っていた彼女か。
地霊殿戦では、あの星熊勇儀のシュートを防いだとか何とか……」
鈴仙「ひょっとして、ちょっと強すぎて困るかしら……?」
里人@「――ああいや、そこはご心配無く。 選手層については、皆が楽しめるようこちらで調整しようと思っているよ」
里人@はそう言いながら、手元の名簿に名前を書きくわえていく。
鈴仙はその合間に、最後の3人目に誰を推そうかを考えていた。
鈴仙「(あと一人、あと一人か。 ……う〜ん、誰が良いかしらねぇ……)」
――佳歩とつかさに加えて、残り1名をどうするか。
悩みに悩んだ挙句、鈴仙が三人目として名前を挙げたのは……。
×:……佳歩だ。(タックル・ドリブルフラグ持ち)
B:……ウサギBだ。(パス・タックルフラグ持ち)
C:……ウサギCだ。(タックルフラグ持ち)
D:……ウサギDだ。(つかさとのコンビプレイフラグのフラグ持ち)
×:……つかさだ。(ブロックフラグ持ち)
F:……ウサギKだ。(セービングフラグ持ち)
G:……てゐだ。(フラグなし)
H:その他 自由(?)選択枠 露鈴兎を出したい場合などはこちらで
I:登録はもういい。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと1人まで登録できます。草サッカーの詳細は>>297を参照願います。
320 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:54:02 ID:PvZVkwlQ
B
321 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 17:54:30 ID:???
――と、言ったところで一旦ここまでです。
322 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 17:55:01 ID:LtU47Uk6
B
323 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:16:37 ID:???
B:……ウサギBだ。(パス・タックルフラグ持ち)
鈴仙「そうですね。 最後は……ウサギBで、登録をお願いします」
里人@「ウサギ……Bですね」
流石の里人@も、ウサギBの隠れた実力の高さについてはあまり知らない様子だった。
そのため、今まで佳歩、つかさと来ていた豪華な布陣を聞いた後と比べると、里人@の表情はあまり芳しくない。
鈴仙「ああいえ。 彼女も実は隠れた名選手なんですよ?
オールラウンダーなプレイヤーで、特にパスは下手な名有の選手よりも強いですから、
きっと足を引っ張る事は無いと思いますし……」
里人@「ああいえ、とんでも無い。 そもそも、永遠亭ルナティックスに所属しているというだけで、
その子がどれだけ高い実力を有しているかが良く分かります」
とはいえ、鈴仙がフォローをすると里人@は穏やかに謝意を告げる。その言葉は嘘が無いように思えた。
里人@は鈴仙に緑茶のお代わりを勧めながら、立ち上がり頭を下げた。
里人@「本当にありがとう。実は、募集を掛けたは良いが、あまり状況は芳しくなくて。
特に、これまで懇意にしていた妖怪達から、あまり良い返事を得られなくて困っていたんです」
鈴仙「……えっ。そうだったんですか」
里人@「――最近は、幻想郷も変わって来ています」
緑茶のお代わりをやんわりと断った鈴仙は、里人@につられて立ち上がる。
正面から見ると、里人@の顔は昔よりもどこか老けているように見えた。
324 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:17:37 ID:???
里人@「少し前までは、皆穏やかだった。
人里は建前上、人間の為の住処であり妖怪は不可侵だったけれど、
それでも夜は妖怪が紛れ込み、しかし人間は気にせず、一緒に酒や娯楽を楽しんでいた」
里人@は、客間にある洋窓の側に歩いていき、昔を懐かしむように外を眺める。
里人@「――しかし、時代は変わりつつある。
今日の新聞のお騒がせ妖怪の記事を見ましたか? あの菓子袋に爪楊枝を突き刺した奴です。
今までは適当にお尻でも叩いて終わりだった妖精レベルの悪戯を、自警団はまるで重罪人かのように扱う。
最近の地震や宗教騒ぎの疲れからか、人間は余裕を無くしてしまったからだと思います。
そして、もしかしたら――これからは妖怪も、そんな人間を愛すべき隣人として見てくれなくなるかもしれない」
鈴仙「…………」
鈴仙は、かつて豊聡耳神子がレミリア・スカーレットを下し、サッカーコートにて人間達に演説をしていた場面を思い出す。
彼女は、幻想郷を妖怪の支配から抜け出し、人間達を中心とする社会を作ると言っていた。
そして、そんな彼女の理想には――多くの人間が賛同していたではないか。
里人@「私は、命蓮寺の僧侶みたいに、『人と妖怪との平等』だなんてご立派な事を言う気はありません。
ですが、ああ――やっぱりこうして失ってみると。 かつてあったものの尊さというが、やっぱり実感するもんですね」
最後の言葉は、鈴仙に向けられていたのかどうか良く分からなかった。
里人@はここから暫くの沈黙の後、「呼び止めてしまって、申し訳ない」と首を振り、鈴仙が屋敷を出るまで見送りをしてくれた。
鈴仙「失ってみると、かつてあったものの尊さを実感する、か……」
鈴仙はかつて失いかけた月の友人と主人の顔を思い出しながら。
そして、今もしかすると失おうとしている、この美しい幻想郷を眺めながら帰路へと就くのだった。
*大会11日目(明日)午前の草サッカー大会には、佳歩、つかさ、ウサギBが出場する事になりました。
325 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:20:25 ID:0YdWpw1M
〜大会10日目・午後〜
鈴仙「――ふう。やる事はやったし、後は明日の午前を待つだけね!
さあ、予選リーグももう全日程が終わり、後は明日まで、自由行動か自主練習くらいしかする事がないけれど。
この残されたモラトリアムを、私はどう過ごすべきかしらね……!?」
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
×:チームで試合を見に行く(本日午後の試合:なし)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(参考:大会10日目〜大会11日目までのスケジュール)
午 前 午 後
10日目 雑魚×地霊 休 み(※午後・子ども草サッカー募集締め切り)←今ココ
毛玉×命蓮 休 み
11日目 休 み 休 み(※午前・子ども草サッカー試合
午後・ブリッツボール決勝戦・霧の湖エイブス)
326 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:20:57 ID:Kd3JY87Y
A
327 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:24:54 ID:PvZVkwlQ
A
328 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:26:09 ID:0YdWpw1M
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
鈴仙「――ま、とりあえずは自由行動で良いかしらね。 後は何をするかだけど……」
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
329 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:27:13 ID:Kd3JY87Y
A
330 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:27:16 ID:PvZVkwlQ
A
331 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:32:46 ID:0YdWpw1M
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
鈴仙「――最近出ずっぱりだったし、今日はおうちに居ましょうかね……。
でもせっかくだから、誰かの部屋にでもお邪魔しようかな?」
A:永琳に会いに行く。
B:輝夜に会いに行く。
C:てゐに会いに行く。
D:佳歩に会いに行く。
E:ウサギBに会いに行く。
F:ウサギCに会いに行く。
G:ウサギDに会いに行く。
H:つかさに会いに行く。
I:ウサギKに会いに行く。
×:中山に会いに行く。
K:パスカルに会いに行く。
L:自室でゆっくりする(ランダムイベントを起こせます)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
332 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:32:56 ID:PvZVkwlQ
A
333 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:33:06 ID:Kd3JY87Y
A
334 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:36:01 ID:???
しかし審判買収、プレイヤーたちには新聞だけでバレバレだったね
やっぱりフェアプレイヤーがイエローもらってたのは怪しかったか
335 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:53:55 ID:0YdWpw1M
A:永琳に会いに行く。
鈴仙「折角だし。師匠のトコにでも、行ってみようかなぁ……」
鈴仙は永琳の自室兼研究室へとお邪魔してみる事にした。
鈴仙が恐る恐る襖をノック(作法的にこれが良いのか鈴仙には良く分からない)すると、
奥から永琳が「入って良いわよ」と返事をする。
鈴仙「お、お邪魔します師匠」
永琳「……珍しいわね、ウドンゲがお小遣い以外で、自ら私の部屋を訪ねてくるなんて。何か用かしら?」
永琳の自室は相変わらず、良く分からない薬品やらビーカーやらがぎっしりで、
整理自体はしっかりされているものの、永遠亭でも永琳の居るこの和室だけ、
SF世界から飛び出して来たような不思議な空間となっている。
鈴仙「ああ、えっと……って、なんですかこの試薬?」
何の他意も無く、鈴仙は永琳の手元で怪しげな煙を吐く真っ白な薬を指差し質問してみるが、
永琳「ああ、これはね。 ……ちょっと、最近手に入った材料があってね。
新薬の調合をやってるのよ。 いずれ貴女にもモル……いや丸太……いやいやモニター……?
――そう、モニターにでもなって貰うかもしれないわ」
鈴仙「(絶対師匠、私の事モルモットとか丸太とかだと思ってるよ……ひどすぎるよぉ……)」
こんな風に、藪からヘビをつつくようになってしまうのはいつもの事である。
鈴仙は質問してしまった事を後悔しつつ、永琳との話題を考える事にした。
336 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 21:55:15 ID:0YdWpw1M
鈴仙「(えっと。 師匠とは……何について話をしようかしら……?)」
A:雑談をする(判定で印象値があがります)
B:サッカーの話をする(運が良ければスキルフラグや戦術スキルを得られます。さらに分岐)
C:薬売りの仕事に行きたい(アルバイトイベントが確実に発生します)
D:新薬の治験を志願する(バクチです。更に分岐)
E:決勝トーナメントで当たりそうな、守矢みらくるず対策について進言する。
×:持っている薬を改良して貰う。(現在持ってる薬:なし)
G:プロジェクト・カウンターハクレイについて質問してみる。
H:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
337 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:55:38 ID:PvZVkwlQ
E
338 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 21:55:49 ID:yOwNcYqE
E
339 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 22:23:06 ID:0YdWpw1M
E:決勝トーナメントで当たりそうな、守矢みらくるず対策について進言する。
鈴仙「(はっ! そ、そうだっ!)――あ、あの師匠!
今日はですね、決勝トーナメントで当たりそうな、守矢みらくるず対策についてご相談しようと思いまして……。
というのも実は、この間私が命蓮寺に潜入調査に行った際にですね!」
潜入調査も何も、普通に友人と世間話をしていただけなのだが、
少しでも永琳印象値を上げるべく鈴仙は敢えて大仰に報告をする。
そして、そんな畏まった風な鈴仙も一瞥だにせず、永琳はデスクに座ったまま、
永琳「……ああ、ウドンゲ。どこで手がかりを聞いたかは分からないけれど。
――貴女は、守矢の『ホームタウンディシジョン』について、何かしらの心配を覚えているのね」
――と、核心を告げてくれるのだった。
鈴仙「ほ、ほーむ……? 何ですか、それ?」
鈴仙は馬鹿でも無知でも無いが、それでも幻想郷や月では馴染みの薄い言葉を聞き、オウム返しに首を傾げる。
永琳はそんな鈴仙を何時ものように馬鹿にした風を見せず、冷静に解説をしてみせる。
永琳「ああ。 つまりは、『身内の審判による、身内びいきの判定』……その事を指すわ」
鈴仙「! そ、それですよ師匠! 星の話を聞く限り、守矢みらくるずは明らかにそれをやってます!」
永琳「……成程。 私も、迂闊な動きはしないようにしていたけれど。 やはり信憑性がありそうなのね。
あの寅丸星が嘘を吐く訳も無いでしょうし、単なる被害妄想という訳でも無いでしょうから」
永琳は鈴仙の話を聞きつつも、依然視線はデスクとその側にある試薬に注がれっぱなしだったが、
しかし納得した風に頷いてくれた。
鈴仙「……で。 それって――どうしたら良いと思います? 師匠」
340 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 22:24:11 ID:0YdWpw1M
少なくとも自分の話にある程度の興味は持たれていると知った鈴仙は、心の中で胸を撫で下ろす。
とはいえ、状況を報告しただけでは、まだスタートラインに立っただけに過ぎない。
ホームタウンディシジョンがあるとして、その対策をどうするか。
話の核心中の核心について、永琳はどんな答えを出してくれるのか。
永琳「…………」
永琳は静かに瞳を伏せ、少しだけ考える素振りを見せた後――鈴仙の方に向き直り、こう話した。
先着1名様で、
★少しだけ情報→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→永琳「そこは心配しなくて良いわ。アカシックレコードを改竄しておいたから」
ダイヤ・ハート→永琳「貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は部下を使うものよ」
スペード・クラブ→永琳「物理的に退場させるのが一番楽だけど……注意点があるわね」
341 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 22:24:24 ID:???
★少しだけ情報→
ダイヤK
★
342 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 22:24:28 ID:???
★少しだけ情報→
スペード6
★
343 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:03:31 ID:0YdWpw1M
★少しだけ情報→ ダイヤK ★
ダイヤ・ハート→永琳「貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は部下を使うものよ」
永琳「一番楽な方法は、怪しい裁定をしてくる審判を物理的に退場させる方法よ」
永琳はにべも無くそう言った。
鈴仙「ぶ、物理的って。 まさか一流のスナイパーやらヒットマンやらに狙わせるとか……? たかがサッカーの試合で……?」
鈴仙の脳内では、冴えない主審が謎のビッグボスを名乗る傭兵にCQCをかまされて失踪するイメージが浮かぶ。
まさか永琳は、そんな幻想郷でも幻想的過ぎる作戦を考えているのだろうか。
もしかしたら、永琳は自分を鉄砲玉にでもしようと考えているのか。
永琳「……あのねえ。幾らなんでもサッカーの試合で、そんなファンタジーな事あると思う? もう少し現実を見なさいな」
鈴仙「で、ですよねー」
現実離れした幻想郷で何を言うのかと思うが、確かに永琳の言う事ももっともである。
これはサッカーである。サッカーで人命が動いたら、サッカーどころの騒ぎで無くなってしまうでないか。
永琳は改めて、鈴仙に対して具体的な指針を説明した。
永琳「……具体的には、怪しい裁定をして来た審判に対して、貴女が狂気の瞳で暗示をかけるとか。
それとも、観客席の誰かお友達にお願いして、簡単な弾幕で審判を狙撃して貰うか、だけど。
――これでは貴女の狂気度か手間がかかってしまうし、あまりオススメでは無いわね。
もう少し良い手段を教えてあげるわ。 ――妖怪ウサギ達。あの子達の力を借りるのよ」
鈴仙「……えっ、妖怪ウサギ……佳歩とかBちゃんとかですか!?」
永琳「ええ。それなら貴女の手間もかからないし、今からでも出来るでしょう?
あの子達にお願いして、情報を収集して貰うのよ。
恐らく守矢が審判の買収をしていたら、きっとどこかにその証拠が出て来る筈。
そこを押さえてしまえば、相手もきっと軽々とはホームタウンディシジョンを行使しなくなると思うわ」
344 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:05:51 ID:???
>観客席の誰かお友達にお願いして
??「カグロットォー!」
345 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:08:28 ID:0YdWpw1M
鈴仙「な、成程……さすが師匠です。 その発想は、思いつきませんでした」
永琳「あなたの頭が堅いだけよ。 貴女は妖怪ウサギ達のリーダーでしょう? 出来る上司は、部下を使うものよ。
そしてそれは、一人でなんでもやるよりも意外と難しい。
自分だけじゃなく、部下の能力の限界と適性をしっかりと見極める必要があるからね。
普段の仕事からしてもそうよ。貴女はいつも一人で何でもやってしまいがちだけど……」
鈴仙「は、はい……(――あ、あれ? これってひょっとしてお説教……?)」
永琳がこちらを向いてくれるのは嬉しいが、今度は話が別な方向に脱線しそうな気がした。
これはひょっとして、最近ルナティックスにかまけすぎて、
妖怪ウサギの全体の面倒をあまり見切れていない自分へのお叱りの言葉なのだろうか。
鈴仙「す、すみません頑張りますっ!? で、では私早速仕事を依頼してきますっ!?」
永琳「あっ、待ちなさいウドンゲ」
タタタ……ぴしゃっ。
そう感づいた鈴仙は颯爽と言い訳を付けて、永琳の自室から逃走する事にした。
鈴仙の逃げ癖は治っているようで、中々根が深い問題なのかもしれない。
一方、取り残された永琳は特段鈴仙の振る舞いに怒っている訳では無かったが――。
永琳「……しまったわね。肝心な事を言いそびれてしまったわ」
永琳は少しだけ後悔した風に、苦々しげな表情をしながら鈴仙が駆けて行った襖を見やる。
永琳「――守矢の神々はあれでいて狡猾。 見え見えのホームタウンディシジョンを仕掛けて来るのにも、
きっと単に試合のアドバンテージを取る以上の策略か、バレても大丈夫なよう保険を掛けている筈なんだけど……」
……まあ、それはこちらが知った事では無いかしら、と考えを改めて、永琳は実験を再開するのだった。
346 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:10:50 ID:0YdWpw1M
*建設的な進言をした事に対して、永琳印象値が少しだけ上昇します。44→45
*永琳印象値が45に達したので、10日目の終わりに永琳による特別練習イベントが発生します!
――と、いったところで一旦ここまでです。
ダイヤ・ハートが出たので、これから直後に、ウサギ達によるホームタウンディシジョン破り小イベントが発生します。
内容としては、名無しウサギ1人を鈴仙が選んで守矢神社を調査して貰うものにしたいと思います。
347 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:11:54 ID:???
一旦乙です
名無しってことはつかさちゃんはなしかな?
一番向いているのはBちゃんっぽい。
348 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:12:12 ID:???
一旦乙です。やったやった永琳印象値上がると思ってた
349 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:15:20 ID:???
>大人しく真面目だが、意外と情報通で新聞好きなデータマン
やっぱりウサギBじゃないかな、ここでウサギC選んだらどうなるか気になるけどw
350 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:20:36 ID:???
ウサギC(笑)
たぶん悪手だけどやってみたくはある
351 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:21:32 ID:0YdWpw1M
***
鈴仙「……皆、集まったわね」
佳歩「はい!」
ウサギB「一体どうされたんですか、鈴仙さま?」
ウサギC「き、きんきゅ〜みっしょん?」
ウサギD「だ、大丈夫かなぁ、わたしたちに勤まるかなぁ……?」
つかさ「…………」(←静かに正座して話を聞いている)
ウサギK「わ、私のCQCが活躍する出番ですね!?」
――そして、鈴仙が永琳から有り難いアドバイスを貰った日の夜。
鈴仙は早速、永遠亭ルナティックスの名無しウサギ達を呼びつけて作戦会議を開く事にした。
内容は無論、先程永琳に話した通りの内容――守矢みらくるずの審判買収の証明である。
鈴仙「……かれこれこういう訳で、貴女達には、守矢みらくるずがやろうとしている悪事!
それを見破って貰いたいのよ……!!」
352 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:23:07 ID:0YdWpw1M
ウサギC「な、なんかわからんけど、おもしろそ〜……!」
ウサギB「Cちゃんはちょっと心配だよ〜……」
佳歩「とか言いつつ、Bちゃんも楽しげにしてるんじゃないの?」
ウサギD「す、すぱい、って奴ですか……? なんだか怖そう……」
つかさ「そうね、Dちゃん……」
ウサギK「しゅっ、しゅっ!」(←空手やってますアピールしてる)
鈴仙のざっくりとした説明を聞いたウサギ達の反応は三者三様。
楽しそうにしているウサギも居れば、やはり怖そうにおびえているウサギも居る。
鈴仙「(部下の能力の限界と適性をしっかりと見極める必要、か……)」
鈴仙は永琳から説教された言葉を頭の中で反芻しながら、改めてこの場に集まったウサギ達を見る。
鈴仙「佳歩は……自分でこう言うのもうぬぼれだけど、私が命じたら責任強く何でもやってくれそう。
ウサギBちゃんは……そういえばこの子、新聞記者とかに憧れてるんだっけ。こういう諜報活動の能力は実はピカ一かも。
ウサギCちゃんは……かなりあぶなかっしいけれど、この子が時折見せる謎の超才能はここで生きるかもしれない。
ウサギDちゃんは……怖がりだし、ちょっと頼りないかも。でも、つかさと一緒だったら、凄い力を発揮してくれそうなのよね。
ウサギKちゃんは……ふふ、必死で格闘出来るアピールしている。確かに、肉弾戦になったら頼り甲斐はありそうね」
順当に見ると、一番頼り甲斐がありそうなのはウサギB、後は、それぞれ一長一短……という所だろうか。
鈴仙「(――諜報活動が出来るチャンスはたぶん今日含めて2回。すなわち、今日の夜と明日の夜ね。
だから、今日失敗しても明日チャンスがありそうだし、それに、これがきっかけで思わぬ才能が目覚めるかもしれない。
そういう意味では、色々考えてみても面白そうだけど……)」
353 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:26:46 ID:0YdWpw1M
鈴仙は上司らしく体面上は偉そうに胸を張り、しかし内心では某ブラジルユース監督の如く動揺を隠しつつ、
偵察メンバーとして以下の妖怪ウサギを抜擢した。
A:「佳歩! 貴女なら何でもやってくれると信じてるわ!」
B:「Bちゃん! 今こそ新聞好きの貴女の情報力に期待してるわ!」
C:「Cちゃん! あんたの才能なら何でも出来るわ! たぶん!」
D:「Dちゃん、そして……つかさ。 貴女達二人だったら、協力して困難を乗り越えられると思うわ!」
E:「Kちゃん! あんたのCQCで守矢の神様をボコボコにしてやるのよ!」
F:「……っていうか。 こういう時一番役立つてゐはどこに居るのよ! てゐ! 出てきなさい!」
G:その他 自由選択枠 ウサギDとつかさ以外は単体でしか選べません。(A+Bなどは不可)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
354 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:28:03 ID:LtU47Uk6
B
355 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:28:23 ID:PvZVkwlQ
B ウサギC(ギャグ)展開見てみたいけどw
356 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:28:32 ID:MRMvsGFY
B
357 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:30:05 ID:???
G 露鈴兎
358 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:31:20 ID:???
てゐはどうだったの?スパイさせるには(悪名が)有名すぎた?
359 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:44:59 ID:???
ウサギSが一番よかったんだが・・・
360 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:49:51 ID:0YdWpw1M
B:「Bちゃん! 今こそ新聞好きの貴女の情報力に期待してるわ!」
ウサギB「わ、私ですかっ!?」
鈴仙直々の指名に、ウサギBは跳ねるように立ち上がる。
しかしその表情には困惑だけでなく、確かな自信が含まれていた。
鈴仙「――ええ。 Bちゃんってば、新聞とか雑誌の情報をしっかりと網羅していたからね。だから、期待してるわ!」
ウサギB「は、はい! とはいっても、私だったら雑誌記事の検証やらがメインで、
あまり実のある情報は得られないかもですけど……」
鈴仙「大丈夫。 チャンスはまだ明日もあるし、それにデータマンのBちゃんだったら、
仮に失敗しても、何らかの情報をきっと出してくれると思っているわ。
……無論、一発で成功してくれるとも期待しているけれどね」
ウサギB「鈴仙さま。 ……はい。 わたし、頑張ります! ――あ。でも、皆も手伝って!
今から取りあえず、これまでスクラップして来た記事から有用そうな記事を見つけなくちゃだけど、量が多いから……」
ウサギC「は〜い。 ちぇっ。Cを選んでればいまごろ、わたしのシュート力が67にせいちょ〜してたのに……」
佳歩「選ばれなくって悔しいからって、ウソをつくのはダメだよCちゃん……」
鈴仙の期待に応えるように、ウサギBは他のウサギ達にも上手に指示を出しながら、
外堀を埋めるように、守矢みらくるずのやろうとしている審判買収を突き止めようとしていた。
鈴仙は試行錯誤しながら、しっかりとタスクをこなそうとしているウサギ達の姿を見て安心し、
後は彼女達に天命を任せる事にした。
361 :
うそウサ。
:うそウサ。
うそウサ。
362 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/15(日) 23:52:21 ID:0YdWpw1M
***
そして、その次の日の朝。
ウサギB「お、おふぁようございます鈴仙さま……」
鈴仙「お、おはようBちゃん。昨日はご苦労様、凄いクマね」
鈴仙は昨日恐らく徹夜したであろうウサギBに労いの声を掛ける。
ウサギBはよれよれな顔をしていたが、しかしどこか仕事をやり切った雰囲気が見て取れる。
ウサギB「鈴仙さま、これ、昨日の報告書です……」
鈴仙「えっ、そ、そんな。 そこまでしてくれなくっても良かったのに……」
なんとウサギBは、律儀にも調査をしただけでなく、鈴仙に見せる為の報告書まで書いてくれていた。
夕べ暢気にぐうぐう寝ていた事にかなりの罪悪感を覚えながら、鈴仙は報告書に目を通す。
その内容は――。
先着1名様で、
★ウサギBの情報作戦→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ダイヤ+ウサギB「ついでに守矢みらくるずの主要選手の能力値も分かりました!」
ダイヤ→ウサギB「完璧です。これで守矢は完全に、ホームタウンディシジョンは出来ないと思います」
ハート→ウサギB「まだ完璧では無いですが。 今のままでも、、ホームタウンディシジョンはほぼ排斥出来ると思います」
スペード・クラブ→ウサギB「データだけは集めました。後は実証するだけです……」
クラブA→ウサギB「出来ました! 完璧です!」ウサギC「わ〜い……って」ガシャン!
ウサギCはウサギBが作った完璧なレポートに、
ジャキン謹製水
を零して台無しにしてしまった。
363 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:53:07 ID:???
★ウサギBの情報作戦→
ハート6
★
364 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:53:31 ID:???
ジャキン謹製水、いいもの持ってるじゃない
365 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:53:32 ID:???
★ウサギBの情報作戦→
スペード4
★
366 :
森崎名無しさん
:2015/02/15(日) 23:56:17 ID:???
最近カード運がいいね
巫女さん出張かな(すっとぼけ)
367 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2015/02/15(日) 23:57:26 ID:???
申し訳ありません、>>361に誤って投稿してしまいました……。
削除依頼はして来ましたので、気にせず進行願います。
誠に申し訳ありませんでした。
お詫びの言葉もございません。
368 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 00:12:24 ID:???
ウサギBの作戦は大体成功だ!
……と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は永琳の特訓イベント、10日目固定イベント(試合結果ダイジェスト+決勝トーナメント発表+α)、
11日目朝の新聞イベントくらいまで進めれば、と思っています。
>>347さん、>>348さん。一旦乙ありがとうございました。
名無しについて、つかさや佳歩も入れるつもりでしたが間違えました。
永琳印象値は簡単には上がらないですが、こうして手間を掛けた分は確実にあがると思います。
>>358
きっと部下を成長させるべく、敢えて見に回った……と、いう事にしてください(汗)
>ウサギCについて
ウサギB程で無いにせよ、それなりに効果がある予定でした。
また、運が良ければ追加でスキル・ニュータイプ的な何かの習得の可能性がありましたねw
>>367
巫女様さん、お忙しい中更新お疲れ様&どうかお気になさらずです!有栖さん応援してます。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
369 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 00:49:41 ID:???
お疲れーせんなのです
翌日も調査イベントはあるのかな?
それとも大体OKだかこれで終了?
もしあるならウサギCの才能開花とギャグ展開を期待してもいいかも、なんて
特訓は佳歩、ウサギB、けーね先生、つかさ辺り?
うむ、悩む
370 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 15:09:30 ID:???
乙です
多分審判に狙撃なり攻撃するとそのウサギの姿がカメラで映し出されるとかそういうことになる可能性が高い
となると誰からも姿を隠しつつ確実に殺る必要があるな
やはりここはアミバ流北斗神拳で時間差で消滅させるのがベストかと思う
つまり永琳トレーニングにはウサギBをつけて覚えさせるべきだな
371 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:24:55 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
削除コメントがてゐモードになってて感動しました。
>>369
お疲れーせんありがとうございます。
調査イベントについては、明日も実施可能にしたいと思っていますが、
現段階で大分成功している事もあり、完璧になる確率は1/4位だと思います。
ですがマイナスにはならないので、ウサギCのセンスや、ウサギDとつかさのコンビプレイに期待しても良いかもです。
>>370
乙ありがとうございます。
ウサギB「そ、そんな物騒な事しませんよ〜!?」
372 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:25:58 ID:???
ハート→ウサギB「まだ完璧では無いですが。 今のままでも、、ホームタウンディシジョンはほぼ排斥出来ると思います」
ウサギB「結論を言えば、まだ完璧じゃあないんですけど……」
恐縮した様子のウサギBの言葉とは裏腹に、その報告書はとても子供の妖怪兎が書いたとは思えないようなレベルだった。
報告書には簡単な新聞記事や雑誌記事だけでは無く、その一件一件に詳細な裏付け調査が為されており、
しかもどこで手に入れたのか、報告書には守矢神社の財務諸表やバランスシートに各種金銭貸借契約書まで貼ってある。
更には通帳口座の番号まで記してあって、口座への振り込み履歴や守矢一家の預金残高が幾らかまで、全て丸わかりだった。
この情報を上手に使えば、守矢神社を法的に二、三回は解体出来るのでは無いだろうか。
鈴仙「す、すすす、凄いわねこの報告書……」
ウサギB「これも日頃の情報取集のたまものですっ!」
えっへん! と胸を張るウサギBだが、やっている事はある意味暴力よりもおぞましい。
鈴仙は守矢神社の敷地に第二第三と付いている抵当権設定登記に、信仰の生々しさを感じながら、
この子だけは敵に回さないでおこう……と内心で決意する。
しかしそれでもなお、ウサギBは申し訳なさげに、
ウサギB「……でも、すみません。 ホントは買収された主審さんに電話を掛けてゆすろうかと思ったんですが、
この前お菓子買いすぎてお小遣いが少なかったから、そこまで電話を掛けるお金がなくって。
――あ、でも。 花果子念報さんと文々。新聞さん。
それから妖怪の山の内部事情を取り上げがちな鴉天狗の方々にはタレこみしといたので、多少の効果はあると思います!」
と、まるでヤクザ上がりの闇金業者のような事を言う。
それでいてお金が無い理由が「お菓子を買いすぎた」なのだから、余計に性質が悪い。
派手な成果やスクープに囚われず、こうした暗い作業をきちんとこなすあたり、
下手な鴉天狗よりも余程新聞記者らしい、とも褒められるのだろうが……。
鈴仙「……ま、まぁ。成果があったのは分かったわ」
鈴仙は怖くなったので、これ以上あまり首を突っ込まないようにした。
373 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:27:02 ID:ze/wfg9Q
ウサギB「はいっ。 これで守矢みらくるずはますます世間から疑惑の目で曝されるでしょうから、
これで守矢は、【試合中に1回か2回位しか、ホームタウンディシジョンを使わなくなった】と思います。
もしも使ったとしても、波風が立たないように、【反則を取る場合は、裁定が非常に甘くなる】事も期待出来るかと」
鈴仙「成程。それは大きいわね!」
ウサギB「ええ。なので、これだけでも充分大丈夫だとは思いますけど。
――もしも更に盤石にしたかったら、明日の夜にもう一度調査をすれば良いと思います。
必ず……とは言わずとも。成功すれば、守矢のホームタウンディシジョンを完璧に防げるでしょうから」
ウサギBはそんな鈴仙の表情を悟ったのか、これ以上詳細な調査方法を言わずに、
簡潔に現時点で見込まれる効果を説明してくれた。聞く限りでは、これでも十分過ぎる成果である。
鈴仙「(――これで大分いい感じの成果が出た。
後は折角だから、他の子にも社会勉強(?)をさせてあげるかどうか、って感じかしらね……。
ウサギCちゃんやDちゃんも面白そうだけど、ひょっとしたらKちゃんが謎のパワーに目覚めちゃったりして……)」
鈴仙はウサギBの報告書を受け取らず、都合の良い記憶だけを意識して残すようにした。
*ウサギBの評価値がやや上がりました。
*守矢みらくるずのチームスキル・ホームタウンディシジョンの大部分を封印する事に成功しました。
374 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:28:27 ID:ze/wfg9Q
〜特別イベント〜
【永琳の特訓・そのB】
永琳「……私もウドンゲに負けずに、誰かに特訓でもつけてみようかしら」
先程鈴仙が珍しく、守矢みらくるず対策の為に部屋を訪れた後の事である。
永琳は気まぐれにも、そんな事を考えていた。
永琳「色々と順調なお蔭で、この薬の作製も今のところは良い感じだし。
今日位は、試験管と試薬達とは離れた生活でも送ってみるのも良いかもしれないわ。
――そう、例えば……サッカーに青春を掛ける、うら若き乙女たちのドラマ的な生活とか」
誰がうら若き乙女なのだろうか……というツッコミは、決してしてはいけない。
普段の理知的な口調や立ち振る舞いから老獪なイメージこそあるが、
実際に何も知らない者が八意永琳の姿を見れば、恐らく彼女を十代の少女と見誤る。
背丈も十代半ばの少女に見える鈴仙よりも少し高い程度だし、肌も白く透き通っているし目もキレイだしとにかく若い。
永琳「それでよし」
永琳は誰にも見えない誰かに対しそう上機嫌に頷くと、一人特訓相手を考える事にした。
永琳「(特訓のルールは確かこうだった。
――特訓出来る選手は1名で、特訓内容と成果はウドンゲの特訓と同じ。
(参考:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1372258333/774)
だけど、どんな仲間でも自在に特訓出来るかと言われると、実はそうじゃない。
何故なら、
・【51】を超える能力値については、成長させる事が出来ない。
・総合力が【341】を超える選手については、成果が一段階ダウンしてしまう
から。
あと、輝夜の成長についても数値にペナルティが掛かるわね。 ……私が甘やかしてしまうから)」
375 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:29:27 ID:ze/wfg9Q
永琳はそうやって自らの思考を整理させた後に、
それを踏まえて特訓をさせたいメンバーの名前を思い浮かべた。
果たして、永琳が思い浮かんだ選手とは――。
***特訓させたいメンバーの名前を指名してください。(例:妹紅)***
(特訓可能メンバー:パスカル、てゐ、慧音、妹紅、佳歩、つかさ、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギK)
(ペナがかかるメンバー:
パスカル(総合値341以上のため。 また、ドリブル、パス、タックルは51以上のため成長しない)、
てゐ(パスは51以上のため成長しない)
妹紅(せりあいは51以上のため成長しない)
輝夜(GKの為成長にペナ。 また、セービングは51以上のため成長しない))
(参考・名無しウサギの能力傾向
ウサギB…パスがウサギ達の中では得意、総合力はウサギ達で最高。 パス(orてゐとのコンビプレイ)・タックルフラグ有
ウサギC…ドリブルがウサギ達の中では得意。タックルフラグ有
ウサギD…パスカットがウサギ達の中では得意。つかさとのコンビプレイフラグのフラグ有
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*ウサギKの場合は、GKですが成長にペナはかかりません。 ……理由はと言われると、そうじゃないと可哀想だからです(汗)
376 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:30:38 ID:R/MvTuhA
佳歩 社会勉強(笑)
377 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:32:22 ID:ZBQO8mPM
ウサギD
378 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:33:07 ID:ML8albW+
うさぎC
379 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:33:26 ID:vWfW2Jr+
佳歩
380 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:33:32 ID:zSQTYqjI
佳歩
381 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:56:14 ID:ze/wfg9Q
特訓対象→佳歩
永琳「(……そう言えば、最近佳歩が少し伸び悩んでいる感じね。ちょっと声を掛けてみようかしら)」
永琳は前の特訓時を思い出す。
あの時は何故か、佳歩は緊張して本来のパフォーマンスを出せないでいたが、今回は違うかもしれない。
永琳は彼女にしては珍しく、完璧な勘により、佳歩に特訓を施す事を決意した。
佳歩「はぁ。Bちゃんってば思ったより人遣い荒いよぉ……」
永琳「――佳歩。ちょっと良いかしら?」
鈴仙が早速ウサギ達に何かを仕込んでいるのを知っていた永琳は永遠亭の離れ、妖怪兎達の居住スペースへと向かう。
丁度その時、ようやくくウサギBの手伝いから解放された佳歩が廊下へと出て来た所を永琳は鋭く呼び止めた。
佳歩「ひ、ひぎいいいっ!? わ、わたした――私は何もやっておりません、お師匠さまっ!?」
急に呼び止められたショックで全身の毛を逆立て痙攣する佳歩だったが、
それでもウサギBがやろうとしている反社会的行為がバレる事を案じてか、健気にも「私は」何もやっていないと述べる。
……無論、永琳には事の全てがバレバレだったが。
永琳「……別に夜更かししている貴女を叱りつけに来た訳じゃないのよ。
ただちょっと、貴女が最近、自分の実力をどう思っているのかが気になって」
永琳は何も追求せず、単刀直入に言う。
佳歩もそんな永琳が暗に何を言いたいかを察し、緊張を解いて、代わりに辛そうな表情になる。
佳歩「は、はい。 正直、今のままじゃダメだって、そう思ってます……」
――佳歩は確かにここまで成長し、今や永遠亭ルナティックスにとって無くてはならない存在となった。
……が、それはあくまで、ルナティックスの選手層が未だ薄いからこその話である。
382 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:57:39 ID:ze/wfg9Q
佳歩「分かっています。わたしはこのままじゃ、ドリブラーとしても中途半端だし、シューターとしても中途半端。
その上パスや守備はからきしですし、今は良くっても、このままじゃあ……」
このままでは、一度掴みかけた夢――鈴仙との2トップ――は、再び元の夢へと戻ってしまう。
頑張っているのに、しかし結果を挙げられない苦痛。
これまで破竹の勢いで成長して来た佳歩は、今この場で、大きな才能の壁を感じていた。
普段の永琳ならば、「それが貴女の才能よ。仕方が無いわ」……などと、冷酷だが正確過ぎる答えを口走っていたかもしれない。
しかし、彼女なりの優しさか、それとも気まぐれか。この時の永琳の回答は、より暖かみのあるものだった。
永琳「……成程。それなら……今からこの私と、練習でもしてみない?」
佳歩「え、ええっ!? え、永琳様がですかっ!?」
永琳「――ちょっとだけね。
私も最近、キャプテンをウドンゲに任せ過ぎて、隠居暮らしに飽き飽きして来たのよ」
永琳はそう言って、どこからかサッカーボールを数個取り出し、縁側を超えて広い中庭へと裸足で向かう。
月の明かりがあるので、夜ではあるが練習出来る程度に充分明るい。
佳歩は最初、普段の永琳らしからぬ態度にかなり疑問を覚えながらも――。
佳歩「わ、わかりましたっ。 お師匠さまっ!」
――頭脳的だが直情的な佳歩は、ここで悩んでいても自分の求める答えは見つからないと感じていたらしい。
半ばやけくそになって、彼女は靴も履かずに、器用にリフティングをしている永琳の元へと飛び出していった。
383 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/16(月) 23:58:50 ID:ze/wfg9Q
先着2名様で、
★永琳の指導→! card★
★佳歩の根性→! card★
と書き込んでください。数値の合計で分岐します。
35→彼女に一体何が…? ガッツ+150、全能力+3、更に更に…?
31〜34→超進化!! ガッツ+100、全能力+2、更に…?
26〜30→進化! ガッツ+50、全能力+1、攻撃系or防御系各+1
16〜25→特訓は成功だ! ガッツ+50、全能力+1
10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+50、攻撃系各+1
2〜9 →残念な感じだった…。 ガッツ+30、防御系各+1
*攻撃系=ドリブル・パス・シュート・せりあい で、防御系=タックル・パスカット・ブロック・せりあい です。
*マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。これらの効果は重複しません。
*合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は判定)
*合計値が26以上の時、必殺技習得!(分野は判定)
*攻撃系の合計と防御系の合計を比較して、低い方=2〜9 高い方=10〜15 で表示しております。
*JOKERが出た場合は『ダイヤの15』として扱います。オールマイティにはなりません。
384 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:59:45 ID:???
★永琳の指導→
ハートQ
★
385 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:59:50 ID:???
★佳歩の根性→
ハート10
★
386 :
森崎名無しさん
:2015/02/16(月) 23:59:53 ID:???
★佳歩の根性→
ハートK
★
387 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:00:29 ID:???
おお、ナイス!
388 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:00:52 ID:???
カホロットォー!!
389 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:01:53 ID:???
カホロットー! ばんざーい!
390 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/17(火) 00:18:16 ID:MO5x7JV2
ここで佳歩が大きく成長、全能力+1にガッツ+50。更には必殺技を習得だ!
……と、いったところで今日の更新はここまでにさせていただきます。
更新の円滑化の為、先に佳歩の必殺技習得判定をさせて頂きます。
フラグ回収ではないので、ドリブルやタックル技を覚えた場合でも、佳歩のフラグは残ります。
先着1名様で、
★佳歩のボーナス判定→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ダイヤ+スキル・不屈の野兎習得!
ダイヤ→必殺シュート「ラビットダイブ」習得!
ハート→必殺ドリブル「やや華麗なドリブル」習得!
スペード→必殺パスカット「野兎ダッシュカット」習得!
クラブ→必殺タックル「野兎タックル」習得!
*1スレ目などで出て来た必殺技習得判定と一部技名が違っていますが、名前が変わっただけで性能は同じです。
今更ですが、佳歩の技名はキャプ翼&森で人気(?)な某キャラリスペクトです。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
391 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:19:32 ID:???
★佳歩のボーナス判定→
ハート4
★
392 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:19:58 ID:???
★佳歩のボーナス判定→
ダイヤ5
★
乙でした!
393 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:21:58 ID:???
攻撃系or防御系各+1
については判定でしたっけ?
394 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/17(火) 00:32:51 ID:MO5x7JV2
>>393
あっ、すみません!見落としてました(汗)
調べてみると、遥か1スレ目では特訓成功時に攻撃系or防御系各+1を選択で決めており、
あれから特に変更する旨も書いていなかったので、今回も選択制にしようと思います。
なのでこちらも折角なので、一緒に選択肢を出そうと思います。
お手数ですが、こちらにも投票について、ご参加ご協力お願いします。
***佳歩の上昇させたい能力分野を選択してください***
A:攻撃系(ドリブル、パス、シュート、せりあい+1)
B:守備系(タックル、パスカット、ブロック、せりあい+1)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
それでは、今度こそ、お疲れ様でした。
395 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:33:53 ID:iuchQxkw
A
396 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:34:07 ID:+J1qM7xA
A
397 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 00:46:07 ID:???
これで佳歩さんもドリブル、シュート51
ドリブル技(多分)3/4発動
ラビットテイルで58か……胸が熱いな
あれ……つよくね?
もうワンランク上のシュート技覚えたらすごいことになるんじゃ?
いやー、遠いところまで行っちゃったなあ
398 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 01:30:14 ID:???
名無し故に、周りと連携して最後に一発の鈴仙と異なり、
貰って上がり、撃つという特化型の独立した点取り屋が目標だったからね。
それ以外は得意でないし鈴仙のフォローがいるけど、逆に得点力は鈴仙とで2人分
因幡佳歩の最終進化であり、何よりその名になった
ウサギAという名無しの悲願でもあったし、理想の関係だよ
399 :
森崎名無しさん
:2015/02/17(火) 04:19:25 ID:???
乙ロットー!
これでおそらく次のツートップは決まり
中央の攻撃力が補強されたことで大胆にサイドに攻撃力を割きやすくもなった
いいことずくめなんだけど子供サッカーにこの巨大戦力を出してよかったのだろうかw
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