キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/10/29(土) 20:50:04 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1467125220/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!

しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
合流した反町一行の助力もあり、ブラジルサッカーの登竜門・リオカップの二回戦、サントスとの戦いに勝利した。

一方時を同じくして、鈴仙の相棒であり親友でもある永遠亭の妖怪ウサギ・因幡てゐ、佳歩、とつかさの三人は、
ブラジルと並ぶ南米のサッカー大国・アルゼンチンにて研鑽を積んでいた。
かつての旧友であるパスカルや妹紅達と出会い、さながら同窓会のような雰囲気も呈す中、
天才ファン・ディアスからも強い刺激を受け、佳歩達は地道ながらも成長を遂げる。
しかし、その影では彼女達の修行を見守るべく派遣された、永琳の使者が暗躍しており……?

407 :森崎名無しさん:2016/12/21(水) 23:09:32 ID:???
★清蘭→ドリブル 55 ( ハート2 )( 3 + 1 )=★

408 :森崎名無しさん:2016/12/21(水) 23:52:08 ID:???
★パルス→タックル 52 ( ハート7 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 52 ( ダイヤ5 )( 1 + 4 )+(人数補正+2)=★

409 :森崎名無しさん:2016/12/21(水) 23:59:07 ID:???
★センベロ→タックル 52 ( ダイヤK )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=
 妹紅→タックル 52 ( ダイヤ5 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=★

410 :森崎名無しさん:2016/12/22(木) 00:24:33 ID:???
すごい…パルスのタックルの引きが神がかっている

411 :森崎名無しさん:2016/12/22(木) 02:27:41 ID:???
これはラピュタ王ですわ

412 :森崎名無しさん:2016/12/22(木) 09:44:11 ID:???
シンクロ召喚のサルサノさんといい、パルスさんといい、このスレはモブが思わぬ活躍をするから面白い!

413 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/22(木) 22:49:05 ID:???
すみません、体調が優れないので、今日の更新はお休みします…。

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 00:10:46 ID:FUue+BHY
体調が戻ったので、ほんの少しだけ更新します。
>>410
ぴったし2差で止めてますね…
>>411
パルス君のバルスネタ、ポイズンスレでもありましたねw
>>412
サルサノさんに脚光が当たったのは素直に嬉しかったですね。
モブが思わぬ活躍をして流れが変わる…というのは、やはり判定ならではの面白さだと思います。

415 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 00:13:22 ID:FUue+BHY
★清蘭→ドリブル 55 ( ハート2 )( 3 + 1 )+(スピードストライク+4)=63★
★パルス→タックル 52 ( ハート7 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=65
≦−2→アルヘンチノスボールに。

清蘭「(今の私達には流れがある! だから勝てる!)」

清蘭は自分達の勝利を確信していた。
それは勿論、自分のドリブルが並のDFに何度も止められる筈がないという自信もあったが、
『この試合の趨勢について、サグメが発言していた』という事実も大きかった。

清蘭「(サグメ様はさっきのキックオフ前、この試合について口に出して言及されていた。
    つまり、この試合の流れが逆転した、という事!)」

……私達の計画は失敗した。恐らく、このままではアルヘンチノスが勝つでしょうね。
清蘭達の上司であり、発言により事態を逆転させる能力を持つ月の賢者・稀神サグメはそう言っていた。
『発言した内容と真逆の事態が起こる』と勘違いされがちな能力だが、彼女の場合、発言した内容は重要ではない。
内容にかかわらず、ある特定の事態について『言及する』という事がこの能力のトリガーとなっている。

清蘭「(これまでアルヘンチノス側にあった流れは、逆転した結果、私達イーグルラヴィ側に移った!
    実際鈴瑚も余裕でパス通してたし、私だって……!!)さあ、これが止められるかしらー!?」

運命の車輪は逆転し、自分達を栄光へと導いてくれている。
清蘭は自信たっぷりに得意の高速パワードリブル、『スピードストライク』を放った。
……が、ここで彼女は。いや、サグメをも含めたイーグルラヴィの面々はとある可能性を失念していた。

416 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 00:15:05 ID:FUue+BHY
パルス「―― パ ル ス !!」

カッ! ドゴオオオオオオンッ!

清蘭「ぐわぁぁああ〜〜! 目がぁ、目がぁぁあああ〜〜〜!」

実況「ああ〜〜! ここでパルス選手、二度目のパルスがさく裂だ〜〜〜!!
    清蘭選手は滅びの呪文を直に受け、両目を抱えて失明してしまいました!!」

鈴瑚「あれ……? 流れが変わってない……?」

サグメ(監督席)「……!(そうではない! 流れは確かにあの時変わっていた!
          しかし、……そもそもの流れを破壊されたら、何を言及しようが意味がない!
          彼はあの古代呪文で、流れを司る運命の車輪を破壊したのか……!!)」

事態を逆転させる能力を有しようが、そもそもの『事態』が崩壊しては意味が無い。
そうした意味で、とある古代先史文明の末裔であり、滅びの呪文に長けたパルスは、
サグメにとって最も相性の悪い人物だったと言えよう。

パルス「佳歩! 40秒でゴールしな!」

バシュッ……! パシッ。

佳歩「は、はいっ!」

実況「そしてパルス選手、佳歩選手にボールを託します!
    一度イーグルラヴィ側に傾きかけたと思われた流れは、再びカオスに!
    これから一体どうなるのか全く分からなくなりました〜〜〜!?」

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 00:17:26 ID:FUue+BHY
レイセン「私は行きます。足、ひっぱらないでくださいよ?」

ウサギD「……私はもう、足手まといにはなりたくない。それだけですっ!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアッ!

佳歩「……Dちゃん。あなたが何を考えているのか分からないけれど、私は勝つよ!」

タタタッ……!

実況「ドリブル突破を図る佳歩選手に、レイセン選手とウサギD選手がつきました〜〜!!」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★レイセン→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがフォロー)(井沢がフォロー)(鈴瑚がフォロー)
≦−2→イーグルラヴィボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
レイセンのマークがダイヤで「上手いタックル(+2)」が発動します。
ウサギDのマークがダイヤで「フェイントタックル(+2)」が発動します。

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 00:19:10 ID:???
今日の更新はここまでにします。

419 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 00:22:04 ID:???
★佳歩→ドリブル 55 ( ハートQ )( 1 + 4 )=★
パルスに壮大な設定がw 乙でーす

420 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 00:24:01 ID:???
★レイセン→タックル 52 ( ダイヤ9 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 53 ( ハートA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

421 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 00:25:16 ID:???
★レイセン→タックル 52 ( ダイヤ7 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 53 ( クラブ2 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★
バカ(褒め言葉)を大真面目にやるこの流れ大好き

422 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 20:31:33 ID:???
今日も少しだけになりますが、更新します。
>>419
乙ありがとうございます。
この設定は恐らく二度と日の目を浴びる事はないと思います。
>>421
皆が真顔でバカみたいな事をやってるのが、キャプ翼(キャプ森)の面白さの一つだと思っています。

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 20:34:01 ID:???
★佳歩→ドリブル 55 ( ハートQ )( 1 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=63★
★レイセン→タックル 52 ( ダイヤ9 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(上手いタックル+2)=64
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして鈴瑚がフォロー

佳歩「(ここは、真っ直ぐ行くとみせかけて……!)」

タタッ……クイッ!

レイセン「あまーい! 私だって伊達に玉兎やってませんよーーっ!」

シュパッ、ズザアアアアアアアッ……バチイッ!

実況「レイセン選手、佳歩選手のドリブルを見事止めた!
    ボールは左サイドから中盤へと流れていき、この試合地味な活躍を見せる鈴瑚選手へと渡ります」

鈴瑚「またかぁ、メンドイなぁ。でもまた、例のパスでも打っとけば……」

ザッ!

パスカル「そうはいくか! 打たれる前に刈り取るぞ!」

てゐ「そーいうパス大好きな他力本願キャラ、見てるとイライラするのよねぇ、鏡を見てるみたいで」

実況「しかし、鈴瑚選手にはパスカル選手とてゐ選手の2名がプレスを掛けており、
    このままでは得意のロングパスは出せません!」

鈴瑚「――ま。確かにパスのが得意だけどさ。私のドリブルだって、捨てたモンじゃないよ?」

スッ…!


424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 20:36:14 ID:FUue+BHY

先着2名様で、

★鈴瑚→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(団子LV3+2)=★
★パスカル→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴瑚、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(井沢がフォロー)(中盤の奪い合いに)(ウサギCがフォロー)
≦−2→アルヘンチノスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴瑚のマークがダイヤで「ルナティックセプテンバー(+4、吹飛2)」が発動します。
鈴瑚のマークがハートで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。

425 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 20:37:11 ID:???
★鈴瑚→ドリブル 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )+(団子LV3+2)=★

426 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 20:38:26 ID:???
★パスカル→タックル 55 ( ダイヤK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=
 てゐ→タックル 50 ( スペードJ )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★


427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 20:54:23 ID:FUue+BHY
★鈴瑚→ドリブル 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )+(団子LV3+2)=64★
★パスカル→タックル 55 ( ダイヤK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)+(クリップタックル+3)=64
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして中盤の奪い合いに

鈴瑚「団子パワーは充分。一気に押すよ!」

ダダダッ、ドンッ! ガシイイッ!

パスカル「ぐっ……! 前半までの無気力なプレーとは真逆に、なんて激しいチャージなんだ!
      だが、俺も負けていられないぞ!」

ガシッ……ググッ……ポーンッ!

鈴瑚「ちいっ……!」

パスカル「完全には奪いきれなかったか!」

実況「鈴瑚選手の力強いボールキープは、パスカル選手によって零れ球に!
    しかしボールの先は中盤の密集地帯であり、次に誰にボールが渡るか分からない!
    流れは消滅し、カオスがこの場を支配したとでも言うのでしょうか!」

サグメ(監督席)「(……イレギュラーの存在により、試合の流れは不明となった。
            これは私の望んだことではないけれど……もう少し、様子を見るしかないか)」

後半戦も20分に差し掛かり、イーグルラヴィとしてはそろそろ1点は返したい。
2点のリードを得ているアルヘンチノスはこのまま逃げ切りたい。
二つの想いが交錯する中ボールのやり取りは激しさを増し、その結果――。

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 20:58:55 ID:FUue+BHY
先着1名様で、

★中盤の奪い合い→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→輝夜「ものたりない……ものたりないわ!!」輝夜が勝手にオーバーラップだ!
ダイヤ→佳歩が前線でボールをフォロー!
ハート→てゐが前線へのロングパスを放つ!
スペード→鈴瑚が前線へのロングパスを放つ!
クラブ→清蘭が前線でボールをフォロー!

429 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 21:00:06 ID:???
★中盤の奪い合い→ クラブ2

430 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 21:09:10 ID:FUue+BHY
★中盤の奪い合い→ クラブ2 ★
クラブ→清蘭が前線でボールをフォロー!

井沢「(俺は勝つ……! ディアスが本物だか偽者だか知らないが、
    この試合はディアスの為だけじゃないって事、思い知らせてやる!)
    パルパルパル……パルシット!!」

ダダダッ! シュンッ、シュンッ!

実況「おっと! ここで中盤の拮抗を破ったのは意外にも井沢選手!
    嫉妬の力を身に纏った大王の如きドリブルでアルヘンチノスのMFを寄せ付けない!
    そして……!!」

井沢「悔しいが、決定力はお前の方が上だからな。頼むぜ!」

バシュウッ!

清蘭「はいはーい! さっきの変な呪文使って来るヤツ(パルス)は追いつけないし。
   今度こそ、この私の名ドリブルゴールを見せてやるわ!」

実況「井沢選手、自分はねじ込みに向かいつつ、清蘭選手にパス!
    先程パルス選手に阻まれたゴールを、もう一度目指します!」

妹紅「私だって負けないよ!」

つかさ「私も居ます……!」

清蘭「何人いたっておんなじよ。月の異次元サッカーを食らいなさーい!」

ビュンッ!


431 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/24(土) 21:10:38 ID:FUue+BHY

先着3名様で、

★清蘭→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バサロ→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★センベロ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 妹紅→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→清蘭、ドリブル突破。輝夜と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(井沢がねじ込み)(パルスがフォロー)(輝夜がフォロー)
≦−2→アルヘンチノスボールに。
【補足・補正・備考】
清蘭のマークがダイヤ・ハートで「スピードストライク(+4、吹飛2)」が発動します。
妹紅のマークがダイヤ・ハートで「正直者の死(+2、相手必殺ドリブル無効化)」が発動します。


*本日の更新はここまでにします。

432 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 21:15:04 ID:???
★清蘭→ドリブル 55 ( ダイヤ5 )( 2 + 6 )=★

433 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 21:22:46 ID:???
★バサロ→タックル 50 ( ダイヤ10 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=
 つかさ→タックル 52 ( スペード6 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★

434 :森崎名無しさん:2016/12/24(土) 21:25:36 ID:???
★センベロ→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=
 妹紅→タックル 52 ( ダイヤJ )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=★

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/25(日) 22:09:42 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/26(月) 22:56:42 ID:ddEOoHnE
★清蘭→ドリブル 55 ( ダイヤ5 )( 2 + 6 )=67★
★バサロ→タックル 50 ( ダイヤ10 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=60
 つかさ→タックル 52 ( スペード6 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=62★
★センベロ→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=62
 妹紅→タックル 52 ( ダイヤJ )( 4 + 2 )+(人数補正+2)+(正直者の死+2)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして井沢がねじ込み

清蘭「お願いだから通してー!」

妹紅「悪いが通さないよ!」

グルッ……! ブウン! ――シュパァァッ!

清蘭「きゃっ!?」

グンッ、バチイイイッ!

実況「清蘭選手、決死のドリブルで三人抜き……ですが、最後に立ちはだかった妹紅選手に及ばない!
    十八番の二段フェイントタックル『正直者の死』が炸裂し、ボールは零れ球に。
    ですが、そのボールはなんと、偽ディアス選手達が抜け俄然やる気の井沢選手の頭上に来て〜!?」

井沢「そ、そうだ……! 確かに俺はディアスには一歩及びなかったかもしれねえ!
    だけど、それ以外の奴らが相手だったら俺でもそこそこやれる筈なんだ! こいつを食らえ!」

バッ! グルンッ! シュパァァァァァッ!

井沢「くらえ、『オーバーヘッドキック』〜〜〜!!」

実況「井沢選手、高い打点からの必殺、『オーバーヘッドキック』だ〜〜!!
    ここで決まれば試合は2−1で同点、逆転が見えて来る!
    これを防げるのはDF全員が抜かれた今、GKの輝夜選手だけ!
    井沢選手、この大チャンスをモノにできるのか〜〜〜!」

437 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/26(月) 22:58:13 ID:ddEOoHnE
井沢「いけ! 俺の青春! 俺の全てを賭けたシュートだ! 決まれ〜〜!!」

輝夜「(いや、なんか盛り上がってるトコ悪いけど。……威力、ショボくない?)」


☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてみんな!!(セーブ力に固定で+10されます)200消費
超必殺キャッチです。強力ですが姫様はこれで良いのでしょうか…

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:56
井沢の『オーバーヘッドキック』の威力:56
輝夜のガッツ:700/700

438 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/26(月) 23:09:19 ID:ddEOoHnE
すみません、今日は早く寝たいので更新はここまでにします。
もし明日の朝までに投票が決まっていたら、明日の朝に判定だけ更新したいです。

439 :森崎名無しさん:2016/12/26(月) 23:19:31 ID:AYZyB90w



440 :森崎名無しさん:2016/12/26(月) 23:33:29 ID:waISgbyU
B
ここの井沢引き強いから怖い

441 :森崎名無しさん:2016/12/27(火) 00:10:03 ID:HGgOddoE
B

442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/27(火) 07:58:44 ID:23aZVcjo
B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費

輝夜「(ここでアイツら(カグヤファン)を使うのもシャクだし、とは言えキャッチングだと
    ポカミスした後の周囲の反応が怖いし……)ここは無難にパンチングね!」

グッ…!

実況「対する輝夜選手はパンチング! 手堅く井沢選手のシュートに向かいます!」

観客「…………」

井沢「期待しろよてめーら! いつもみたいにカグヤコールしろよっ!?」


先着2名様で、

★井沢→ 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★輝夜→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→井沢の「オーバーヘッドキック」がアルヘンチノスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(イーグルラヴィのコーナーキック)(清蘭が辛うじてフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→アルヘンチノスボールに。
【補足・補正・備考】
輝夜のマークがダイヤで、「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。

443 :森崎名無しさん:2016/12/27(火) 08:15:50 ID:???
★井沢→ 56 ( ハート2 )( 2 + 2 )=★

444 :森崎名無しさん:2016/12/27(火) 09:43:19 ID:???
★輝夜→パンチング 60 ( クラブ10 )( 6 + 2 )=★
そんなに2が好きなのか、井沢よ

445 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/27(火) 23:32:31 ID:23aZVcjo
★井沢→オーバーヘッドキック 56 ( ハート2 )( 2 + 2 )=60★
★輝夜→パンチング 60 ( クラブ10 )( 6 + 2 )=68★
≦−2→アルヘンチノスボールに。

ヒュルルル……

輝夜「ほいっと」

バシンッ!

実況「輝夜選手、力強くパンチング! 普段の奇天烈なセービングに埋もれがちですが、
    輝夜選手はこれでも先の全幻想郷選抜大会ではベストイレブンGKに輝いた逸材!
    難なく井沢選手の必殺シュートを防ぎます!」

輝夜「折角防いでやったのに、なーんか微妙に腹立つ実況ねぇ……」

妹紅「ボヤいてる場合じゃないぞ、輝夜! まあ良い、ボールは私がフィードする。それっ!」

グワァァッ、バシイイイッ!

実況「そして妹紅選手、輝夜選手のパンチしたボールをそのまま前線にクリア!
    これで局面は再びアルヘンチノスへと傾きます!」

井沢「(全く相手にされてねぇ。くそっ、やっぱり俺の実力じゃ、お話にならないってか……!)」


446 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/27(火) 23:33:51 ID:23aZVcjo
井沢が嘆く間も無く、ボールはセンターサークルを越え、FWの佳歩の方面へと飛んで行った。

佳歩「(……これが、この試合最後の大チャンス。そうなる気がします!)」

ダッ!

実況「そしてそして〜〜! 妹紅選手が蹴ったボールは佳歩選手がフォロー!
    後半戦もクライマックスとなり、アルヘンチノスは点差を3に広げんと猛攻します!」

ウサギD「もう一度、止めてみせる!」

レイセン「あ、私も居ますよ!」

タッ……! ズザアアアアアアアアアッ!

実況「当然それは避けたいイーグルラヴィの中盤を守るウサギD選手とレイセン選手の2名が、
    佳歩選手の突破を阻止すべく、スライディングタックルに出ました〜!!
    佳歩選手、果たしてこれを越えて得点に繋げられるか〜〜!?」

佳歩「抜く……!」


447 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/27(火) 23:35:41 ID:23aZVcjo

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★レイセン→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがフォロー)(てゐと鈴瑚で競り合い)(パルスがフォロー)
≦−2→イーグルラヴィボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
レイセンのマークがダイヤで「上手いタックル(+2)」が発動します。
ウサギDのマークがダイヤで「フェイントタックル(+2)」が発動します。

448 :森崎名無しさん:2016/12/27(火) 23:42:03 ID:???
★佳歩→ドリブル 55 ( ハートJ )( 2 + 2 )=★

449 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:05:08 ID:???
★レイセン→タックル 52 ( ダイヤ2 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 53 ( クラブQ )( 6 + 6 )+(人数補正+1)=★

450 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:16:33 ID:???
★佳歩→ドリブル 55 ( ハートJ )( 2 + 2 )+(頭脳的なドリブル+3)=62★
★レイセン→タックル 52 ( ダイヤ2 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(上手いタックル+2)=64
≦−2→イーグルラヴィボールに。

佳歩「ここは――!」

レイセン「隙ありです!」

ズザアアアアアアッ、バシッ!

実況「なんと! 佳歩選手またも突破失敗! レイセン選手の鋭いタックルの前に、
    ボールを完全に奪われてしまいます!」

レイセン「流れが今どうなってるかなんてわからないけど、このまま負けたらきっと、
      私が依姫様達にオシオキされちゃう! せめて一矢報いないと……!」

パスカル「だったら悪いな。故郷でオシオキされててくれ」

ザッ……!

実況「ですがここでパスカル選手がフォローに!
   レイセン選手がキープしたボールを奪うため、執拗なマークを外さない!」

451 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:17:58 ID:6EDHOY0E
先着2名様で、

★レイセン→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→レイセン、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴瑚がフォロー)(ペルシーがフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→イーグルラヴィボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。 


452 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:19:53 ID:???
★レイセン→ドリブル 53 ( クラブJ )( 1 + 6 )=★

453 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:23:03 ID:???
★パスカル→タックル 55 ( ハート10 )( 2 + 4 )=★

454 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:34:29 ID:6EDHOY0E
★レイセン→ドリブル 53 ( クラブJ )( 1 + 6 )=60★
★パスカル→タックル 55 ( ハート10 )( 2 + 4 )+(クリップタックル+3)=64★
≦−2→アルヘンチノスボールに。

レイセン「え、え〜いっ!」

パスカル「……甘いな!」

シュンッ、ガシイッ! ……ダッ!

実況「パスカル選手、レイセン選手のボールを刹那奪い取る!
    まるで刀の一振りによる必殺の『クリップタックル』です!!」

パスカル「ここで三点目を取ればこの試合は終わる。佳歩、頼んだぞ。
      バルバス監督やディアス達にハッタリかましたお前の度胸、見せてやれ!」

バシュッ!

実況「そしてパスカル選手は低いセンタリング! 目標は勿論、
    先程はボールを取られましたが、それでも根気よく食らいついていた佳歩選手にです!
    冷静で情熱的なアルヘンチノスの戦車は、イーグルラヴィに狙いを定めた〜〜!」

佳歩「(……ゴールを前にすると、自然と頭が冷静になる。あまりにも緊張してるからかな。
    でも。今なら。今だったら、焦って空回りせず、大胆に行ける気がする……!)
    ――佳歩、行きます!」

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/28(水) 00:37:34 ID:6EDHOY0E
                     バッ! グワァァァッ……!

ウサギD「(これまでの佳歩ちゃんのシュートとは違う!)……でも、私だって前とは違う!!」

陸「やっとこさ出番……って、なんかヤバげな雰囲気アル〜!?」

ガルトーニ「もうガルトファンでも何でも良い! 俺に力を貸してくれー!」

            佳歩「食らって。これが私の――『ラビットダイブ』よッ!!」

               ギュンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオッ!

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/28(水) 00:38:53 ID:6EDHOY0E

先着3名様で、

★佳歩→ラビットダイブ 65 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ウサギD→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ペルシー→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ソリージャ→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 陸→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ガルトーニ→パンチング 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじ込み)(てゐがフォロー)(ボルダベリがフォロー)
≦−2→イーグルラヴィボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の「ラビットダイブ」がイーグルラヴィゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじ込み)(てゐがフォロー)(ボルダベリがフォロー)
≦−2→アルヘンチノスボールに。
【補足・補正・備考】
ウサギDのマークがダイヤ・ハートで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。
陸のマークがクラブ以外で、「雷斬脚(+6、150消費)」が発動します。

*今日の更新はここまでにします。このシュートの成否にかかわらず、
 次回更新時にこの試合は終了となる予定です。

457 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:43:22 ID:???
★佳歩→ラビットダイブ 65 ( スペード3 )( 4 + 6 )=★
テイクオフ! 乙なのです!

458 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 00:56:32 ID:???
イブ 65 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ウサギD→ブロック 52 ( クラブ2 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=
 ペルシー→ブロック 50 ( ダイヤJ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=
 ソリージャ→ブロック 50 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=
 陸→ブロック 51 ( ダイヤA )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=★

459 :森崎名無しさん:2016/12/28(水) 02:35:18 ID:???
★ガルトーニ→パンチング 59 ( クラブ9 )( 3 + 5 )=★


460 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 01:25:19 ID:???
すみません、今日は描写パートの途中のため更新をお休みします。
次回更新(明日夜の予定です)は、試合終了からイベントパートまで大きく進められると思います。

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 01:26:46 ID:???
>>457
乙ありがとうございました!テイクオフでヘタれなくって良かったです…w

462 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 22:39:05 ID:X20PYx5Q
★佳歩→ラビットダイブ 65 ( スペード3 )( 4 + 6 )=75★
★ウサギD→ブロック 52 ( クラブ2 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=59
 ペルシー→ブロック 50 ( ダイヤJ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=61
 ソリージャ→ブロック 50 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=61
 陸→ブロック 51 ( ダイヤA )( 3 + 4 )+(人数補正+2)+(雷斬脚+6)=66★
★ガルトーニ→パンチング 59 ( クラブ9 )( 3 + 5 )=67★
≧2→佳歩の「ラビットダイブ」がイーグルラヴィゴールを突き破る!

ウサギD「(はじめて見る技だ……!)」

低いセンタリングに合わせて飛び込む佳歩を前に、ウサギDは身構えた。
これまで佳歩がルナティックスで見せて来たシュート技は、
持ち前のスピードを活かしたものが主だった。
しかし今回は、確信を持った上での力強いダイビングシュート。
小柄な彼女に似つかわしくないパワフルな技に対し、

ウサギD「でも……私だって、技術を磨いた! 自慢の『反転ブロック』で……!」

ウサギDも自分が新たに身に着けた技で向かおうとする。しかし――。

ギュウ……ウウウウウウウウウウウンッ! シュンッ!

ウサギD「は、早い! このシュート……力強い上に、早い!」

――佳歩がこの土壇場で試みた大技は、ウサギDの想像以上に強かった。
『ラビットテイル』と同様のゴール手前での力強いノビ。加えて、飛び込みによる更なる加速。
結果として、ウサギDはこのシュートに対し触れる事すら敵わなかった。

463 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 22:40:07 ID:???
陸「アチョ〜! 『雷斬脚』!」

ビュンッ! ……チッ!

陸「あ、アイヤァ〜……! もうちょっとだったのに……!」

そのため、これに辛うじて食らいつけた陸は優秀であると言えた。
もっとも、『食らいついた』が、彼のDFとしての限界でもあった。
ボールは全く勢いを減じる事無く、ガルトーニの手元にやって来て――。

観客「ガルト ガルト ガルト ガルト」(期待)

ガルトーニ「(カグヤはこんなプレッシャー(ファンの期待)の中で戦っていたのか……!
        俺には……できない……!!)」

実況「ガルトーニ選手、パンチング! だが届かない!」

ズバァァァァァァァァッ! ――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


アルヘンチノス 3 − 0 イーグルラヴィ

464 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 22:41:43 ID:???

実況「決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ル! 佳歩選手の新技!
    『ラビットダイブ』が、イーグルラヴィのゴールを突き破って3点目〜〜!!
   これで試合は後半残り10分程度を残し、3点差となりました!!
   これはもはや、大勢が決したと判断しても良いでしょう!!」

佳歩「……決めました」

清蘭「う、ううっ……。そ、そんなぁ……! 私よりも、あの子の方がFWとしても上って言うのぉ……?
    この試合に勝ったら、久しぶりにレイセン(鈴仙の方)とサッカーできると思ったのに……!」

鈴瑚「しゃーない。サグメ様の作って下さった流れがバルス、いやパルスされちゃった時点で、
    私達の負けは決まったようなモンだった。諦めよう、清蘭」

てゐ「あれ? アンタはえらく諦めが早いんだねぇ」

鈴瑚「おや、ここは同意してくれると思ったのにな。ここまで試合してて、
   私とアンタ、結構似たようなタイプかと思ってたけど」

てゐ「……ちょっと前まではそうだったかもね。でも、今は変わったのさ。誰かさんのせいでね」

鈴瑚「へぇ……。『変わる』かァ。月では珍しい概念だけど、面白そー」

レイセン「(私をここに送り出す前、豊姫様は仰っていた。
       『永遠亭はもはや、不変の場所では無くなった』……と。この試合が、それを表しているの?)」

つかさ「(Dちゃん……貴女が何を思い、ここまでやって来たのかはよく分かった。
     直接対決する事が出来なかったのは悔やまれるけれど……でも、会えてよかった)」

465 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 22:44:09 ID:???
ディアス?「……アイツ、有言実行しやがったな」

ディアスと思われていた少年「ああ。……自分らしく、決めやがった。俺も、ああなりたいなァ」

サグメ(監督席)「(……提示された事実に対し、震えながらも大胆に振る舞い状況を変える。
           大枠としては鈴仙と同じ。しかし、彼女は仲間に頼らず、自分自身の力を見せた。
           こうした点では、中山政男とも酷似している。……兎も角、言えるのは)……合格、ね」

佳歩のゴールに対し、様々な者が様々な感想を抱く中、サグメは注意深く……一言だけ呟いた。
言及の対象が不明であれば、それだけで事態が逆転する事はない。
つまり、この流れが変わる事は、もはや無い。そしてそれは、この試合が実質的に終了したも同義だった。
それを裏付けるように、このゴールの後、イーグルラヴィはもはや得点の機会を得られず――。

――ピッ、ピッ。ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了のホイッスルが鳴った〜〜〜! アルヘンチノス、イーグルラヴィを3−0で下しました!!」

……本物と偽者を決めるべくして始まった戦いは皮肉にも、
自分は自分であると断じて割り切れた者の力により、かくして決着が着いた。


アルヘンチノス 3 − 0 イーグルラヴィ 試合終了!

466 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/29(木) 22:46:49 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでです。恐らく次回か次々回には佳歩の章が終了する予定です。
今日は深夜にこの続きを書くか、何かをする予定です。


467 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 00:21:14 ID:???
乙でした
バルスとか言うチートスキルやばいっすね・・・

468 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:45:23 ID:m4ltm56+
〜エンディング〜
【佳歩一行・真のディアスと遭遇する】

〜アルヘンチノス・練習場〜

ディアス?「お疲れっす、佳歩先輩!」

ディアスと呼ばれていた少年「やっぱ、自分の力だと上手くいかねーな。タハハ……」

――あの試合から数日。
二人の偽ディアスは、佳歩達と合流し一緒に鍛錬を積む事となった。
天パ型能力向上機を外した二人の実力はお世辞にも高いとは言えなかったが、
それでも元々の素質は充分にあったのだろう、着実に自分らしいプレースタイルを確立させていた。

佳歩「ディアス?君。先輩ってのはおかしいよ……。だって、二人とも私よりおっきいし」

ディアス?「そんな事は関係ねえっす、それに貴女は俺に、自分らしく生きる為の自信を与えてくれた。
       もしあんとき、バルバスさんの思惑通り試合が流れてたら、俺達は今も腐ってたと思いますから。
       ディアスになれない……ディアスになりたい……って、出来る筈もない事言いながら」

てゐ「お〜い、練習お疲れさん。 カミュ(水瓶座) 買って来たけど、飲む?」

つかさ「てゐ様が奮発して下さったの。皆さんもどう?」

ディアス達・佳歩「「「飲みます!」」」


469 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:46:57 ID:m4ltm56+

***

てゐ「……しかし。あの月の連中とかバルバス監督の思惑が結局良く分かんないね。
    月の連中は負けたのに満足顔で帰ってったし、バルバス監督は失敗作のディアス・コピーを
    特にどうするでも無く放っておいてるし」

つかさ「月の方々の思惑は良く分かりません。ですが、バルバスさんについては……推測ですが。
     上層部の指示とは言え、非人道的な行為――少年のディアス化をしていた事について、
     何かしらの負い目を持っていたのではないでしょうか。だから、彼らをそのまま放免にした、とか」

佳歩「その辺りは、本当に推測になってしまいますしね……おや」

ドゴオオオン……!

佳歩達が飲み物片手に雑談をしていると、遠くで爆発音が鳴り響く。
テロをも彷彿される光景だが、佳歩達にとってはもはや慣れっこだった。

佳歩「姫様と妹紅さんも、相変わらずですし……。今日はどこで喧嘩してるんでしょう」

てゐ「全幻想郷選抜の海外修行だ、って最初は言ってたけれど。どこまでホントなんだかねぇ。
   私にはどうも、あの二人が練習サボって海外旅行に行ってたようにしか思えないよ」

つかさ「ふふふ。ありえそうですね、あのお二人なら」

佳歩「後、不思議だったのは……ウサギCちゃんかな。月の人達に仕込まれて急成長したDちゃんや、
    姿を見れなかった霞ちゃんも気になるけれど。何であの子がこんなところに……。
    しかも、ドリブルはやたら上達しているし」

470 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:49:08 ID:m4ltm56+
ウサギC「それについてはわたしがおしえてあげよう!」

つかさ「Cちゃん、何時の間に!?」

ウサギC「わたしがこのくにで天パ神にであい、かみのけ〜じをうけたのです」

てゐ「はいはい、天パ神の啓示ね、前も聞いたよー」

ウサギC「ちがうよ! 天パ神は『いる』んだってば!」

つかさ「Cちゃん。見間違えとかじゃなくって?」

ウサギC「ちがうもん! これはほんとにほんとに『いる』んだもん!
      わたしにせぐうぇ〜ドリブルとかおしえてくれたもん!」

――そんな中、会話に乱入して来たウサギCの言葉が何故か引っかかる。
普段は冗談ばかり言ってフワフワしているウサギCが、天パ神という単語にはやけにこだわっている。

佳歩「まぁまぁ……。だったらCちゃん。私達にもその天パ神さんのいる場所を教えてよ。
    Cちゃんも凄く上達してたし、私達もあやかりたいな」

そのため、佳歩は何となくの興味本位でそうウサギCに優しく語り掛けたのだが――その時だった。

471 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:52:49 ID:m4ltm56+
???「ハッハァ! その必要は無いぜ!」

バッ! クルクルクルッ! スタッ!

パスカル「ハァハァ……はしゃぎすぎだろう!」

練習場に一人の天パと――それを追うパスカルの影が見える。

ディアス?「これは……?」

一体何ごとだ、と佳歩やディアス達は訝る間もなく、その天パは人間離れした動きで佳歩達に接近する。

ウサギC「あーーー! 天パ神だーーーーー!」

ウサギCと黄色い歓声を上げると、天パ神はサムズアップで応じながら、練習場に転がっていたボールを一つトラップし。

天パ神「久しぶりの実戦だ。おいパスカル! それと、そこのちっこいの3人!
     あー、そこの天パッ子(Cちゃん)はダメだ。4人で良い、ちょっとドリブルさせろや!」

ギュンッ!?

佳歩「え、――何コレ!?」

てゐ「いきなりのエンカウント〜!?」

つかさ「でも、この人……凄いドリブル力です! この前の試合のディアスさんとは……比較にならない位に!」

パスカル「(……彼女達に、『アイツ』を抜く事は不可能だろう。――できるとしたら、俺くらいか)」

天パ神「ハッハァーー! ハッハハァーーーーーッ!」

――自分がドリブルしたいから。あまりにも唐突な理由のみで、彼は佳歩達に勝負を仕掛けて来た。

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:54:11 ID:m4ltm56+
先着3名様で、

★天パ神→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(天才の特権+1)=★
★佳歩→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 てゐ→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★つかさ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 パスカル→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→天パ神、実力を見せる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→佳歩一行、なんと天パ神に勝利!

【補足・補正・備考】
天パ神のマークがダイヤで、「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
天パ神のマークがハートで、「ダブルヒール(+5)」が発動します。
天パ神のマークがスペードで、「天才的なドリブル(+5)」が発動します。
天パ神のマークがクラブで、「スキルステップ(+3)」が発動します。
天パ神はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。
天パ神はスキル・天才の特権により、ドリブル力が常に+1されます。
佳歩のマークがダイヤで「野兎タックル(+2)」が発動します。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。 


*パスカル以外のキャラがドリブルを零れ球以上にした場合、そのキャラにボーナスを付与します。

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:58:07 ID:m4ltm56+
今日は夜から泊まりがけで外出するので、更新はここまでにします。
すみません、>>472についていきなり修正ですが、
*パスカル以外のキャラがドリブルを零れ球以上にした場合、そのキャラにボーナスを付与します。
は、
*パスカル以外のキャラがドリブルを零れ球以上にした場合、佳歩、てゐ、つかさ全員にボーナスを付与します。

に変更したいと思います。元々確率が低いのに、一人だけだとボーナスが小さいと思い直しました。
申し訳ないですが、宜しくお願いします。

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 12:59:58 ID:???
>>467
乙ありがとうございます。パルス君は次回登場時は少し強化しようかなとか思ってますw

475 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 13:24:27 ID:???
★天パ神→ドリブル 57 ( ハートK )( 4 + 2 )+(天才の特権+1)=★

476 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 13:25:49 ID:???
★天パ神→ドリブル 57 ( クラブ7 )( 3 + 1 )+(天才の特権+1)=★

なるほど、クラブでダイス2と2引けばいいんだな!
てゐさん貴方はどこでそんなもの買ってきたの……

477 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 13:42:19 ID:???
★佳歩→タックル 49 ( ハート2 )( 5 + 5 )+(人数補正+2)=
 てゐ→タックル 50 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=★

478 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 13:42:45 ID:???
>>476 有言実行とは恐れ入ったが遅かった
★佳歩→タックル 49 ( クラブ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=
 てゐ→タックル 50 ( ダイヤJ )( 2 + 1 )+(人数補正+2)=★

479 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 14:48:58 ID:???
★つかさ→タックル 52 ( JOKER )( 3 + 1 )+(人数補正+2)=
 パスカル→タックル 55 ( スペード3 )( 1 + 4 )+(人数補正+2)=★

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 15:00:18 ID:???


ベアトリーチェ「……んげ!? お、お師匠様ァ!? どうしてこんな辺鄙な場所に!?」

森崎「……あんだよ。また魔女の助っ人か……?」

項垂れる森崎の傍に、新たな魔女が現れた。
年の位は少女らしさが残るベアトリーチェよりは上だが、老婆では無く妙齢の女性と言える。
白髪で山高帽をかぶり、物語に出て来るような古風な出で立ちのまさしく魔女は、
穏やかながらも決然とした表情で、傲慢なるベアトリーチェに対峙した。

白髪の魔女「……ワルギリア。そう呼んでください。
      詳しい事を語る暇はありませんが、少なくとも今は、私は貴方の味方です」

森崎「誰が信じるかよ、こんな状況下で」

森崎の拒絶にも、ワルギリアと名乗った魔女は、目を細めたまま小さく笑みを作るのみ。
彼女は彼女で、強い意志と芯の通った女性である事が伺われる。
そう言われる事を見越してか、ワルギリアは二言目にこう言った。

ワルギリア「……では。この状況下で、あの魔女――ベアトリーチェを倒し。
      なおかつ、翼君を元通りにする方法がある。そう言ったら、貴方は私を信じてくれますか?」

森崎「先に方法を示せ。でないと信じない」

ワルギリア「ほっほっほ。中々に冷静な子だこと。でも、その方が理解が早そうで助かるかしら」

ワルギリアは警戒を解かぬ森崎に慈母の笑みを見せながらそう独り言ちる。
しかし、すぐに表情を真剣な物に戻すと、

ワルギリア「では。本当は一から理論を説明したいのだけれど。貴方はそういうのは嫌いでしょうし。
      まずは実戦を見せてあげましょう」

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 15:03:38 ID:???
すみません、ちょっとしたゲーム用スレを作ったのですが、
間違えてそっちの方の文章をこのスレに投下してしまいました(爆)
>>480は無視でお願いします。

482 :森崎名無しさん:2016/12/30(金) 22:53:47 ID:???
つかさちゃんがディ……天パ神とたとえワンプレイでも互角に張り合うとか熱い

483 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/31(土) 21:27:45 ID:H6tWNwWI
>>32 大丈夫です!参加ありがとうございます。

ベアトリーチェ「くっくっく。まずは復唱要求で情報集めか。定石だな。
         むぅ……そうだな。前者については復唱を拒否する。理由は特に無い。
         後者については、……まあ、復唱してやっても良いだろう。
         復唱! 【封鎖されていた出入り口以外からベアトリーチェは体育用具室を出入りしていない】!」

森崎「ギギギ……! 人が折角参加してやってるというのに、いきなり半分は復唱拒否かよ……!」

ワルギリア「まぁ、最初はこのようなものですよ。
       ですが、前者の復唱拒否は中々に興味深い。『青き真実』で、突っついてみるのも良いかもしれませんね」

森崎「? それってつまり、正解に近づいているって事か?」

ワルギリア「……さあて。そこまではわかりませんねえ。ただ一つ言えるのは、『青き真実』は、
        幾らでも放てるという事。復唱要求では埒のあかない場合は、臆せず使ってみるのが吉ですよ」

484 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/31(土) 21:31:32 ID:???
すみません、またしても誤爆です(泣)>>483も脳内削除でお願いします…

485 :森崎名無しさん:2017/01/01(日) 00:38:58 ID:???
シェスター さん、 中里 さん、 さん、 長野 さん、
中里の親父 さん、 アーバックル監督 さん、 賀茂 さん、 ブンナーク さん
「「「「「「「「明けましておめでとう!」」」」」」」」

486 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:17:37 ID:Nc2xbols
明けましておめでとうございます。今年も更新を初めていきます。

昨年は中々筆が進まず、長期間休載していた事もあり、ご迷惑をおかけしました。
ですが、書きたい想いは今も変わらず持ち続けていますので、
どうなっても、最後まで『楽しんで』、この物語を書き上げたいと思っています。

永らく付き合って下さっている皆さんにつきましても、引き続き参加して頂ければ嬉しいです。
また、より多くの皆さんに参加して頂く為にも、色々な方法で森崎板を盛り上げていきたいと思っています。
(そのために、という訳では無いですが、数日前には突然に新スレを立ち上げさせていただきましたw)
これからも、また宜しくお願いします。

487 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:19:30 ID:Nc2xbols

佳歩「え……ディアス……?」

そしてそれは――佳歩達はとんでも無い存在と対峙して、しかも零れ球とは言え勝利してしまった事を意味していた。


ディアス(本物)「ハァ〜。全く、バルバス監督の奴、俺様を急にヘンな場所に軟禁しくさって……!
           ま、暫くしたら平謝りで解放してくれたからまだ許してやるけどよー。
           パスカル、お前も助けに来てくれて良かったじゃねーか」

パスカル「すまんって何度も言ってるだろ……(偽ディアスと本物のディアスの違いに気付かなかった、
      なんて言い辛いな……)」

ディアス「ま、もういいけどよ。しっかし、それが噂のちびっこ共かァ。中々やるじゃん。
      この俺からボールを零してみせるなんてよ。ま、本気じゃなかったんだけどな!」

つかさ「(子供っぽいような、大人びているような……良く分からない。捉えどころのない少年ですね)」ヒソヒソ

てゐ「(まさしく大物、って感じだね。こうしてみると、偽と本物って大分違うんだね〜)」ヒソヒソ

ディアス「でも勿体ねーなー。お前等、もうじきブラジルに発つんだろ?
      絶対俺達と一緒に居た方が楽しいってのに、ホント勿体無いぜ」

佳歩「ありがとうございます。でも、……すみません。私達には、進むべき道があるんです」

ディアス「そうかよ。だったら止めないけどさ。でも、初対面だがおめーらは気に入ったぜ!
      ちょっくら一緒に練習しないか? この俺様が天才のドリブルを伝授してやるよ!」

パスカル「……そいつは妬けるな。俺と一緒に練習しに、ここまで来たんじゃなかったのか?」

ディアス「うるせーな、そっちも忘れてねーよ。んじゃ練習するぞ、えっと、名前は……。
      ま、そんなのどーでもいいな! さっさとやろうぜ、ちびっ子ども、それと……後ろに居る奴らも!」

488 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:22:22 ID:Nc2xbols
すみません、いきなりやらかしました(汗)>>487はミスです。

★天パ神→ドリブル 57 ( ハートK )( 4 + 2 )+(天才の特権+1)+(ダブルヒール+5)=69★
★佳歩→タックル 49 ( ハート2 )( 5 + 5 )+(人数補正+2)=61
 てゐ→タックル 50 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )+(人数補正+2)+(シロウサギチャージ+2)=61★
★つかさ→タックル 52 ( JOKER )( 3 + 1 )(*JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+2)=69*
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。

天パ神「今日の気分はハートのキング! となるとやっぱりこれだよなァオイ!」

グッ……ポーンッ、ポーーーーンッ!

天パ神は意味不明な独り言と共に、持っていたボールを足元に寄せて大きく持ち上げる。
幻想郷でも、そして外界においても一部の限られた選手のみが使いこなせる『ヒールリフト』の構え。
しかし、彼が神たる所以は恐らく、そのヒールリフトを両脚を使う事により、二段構えで放つ事が出来たためだろう。

佳歩「何、コレ……!」

てゐ「いやいや、レベルが違いすぎるでしょ……!?」

『ダブルヒール』。この技自体は、先の試合で偽ディアスが使ってはいた。
だが、今回眼前で放たれたそれは、偽ディアスが使ったそれとは完成度が大きく異なる。
軌道、フェイント、足遣い――凡そすべての要素において華麗かつ芸術的。
思わず見惚れてしまうその技術を前に、佳歩やてゐのような「頭の回る」者達は、
その絶望的な力量差を前に立ち尽くすしかできなかった。

つかさ「うおおおおおおおおおっ! それがどうしたって言うんですかぁぁぁあっ!!」

天パ神「ぶべらっ!?」

バギュンッ! バギッ!

489 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:24:19 ID:Nc2xbols
――が、つかさだけは違った。
彼女は普段は大人びた淑女然としている兎妖怪であるが、その内面は根性に満ち溢れている。
野性的な唸り声を上げながら、つかさは大ジャンプして、浮いたボール越しに天パ神を蹴飛ばす事で、
ボールを奪うまでは行かずとも、零れ球にする事に成功していた。

天パ神「う、うう〜ん。や・ら・れ・た〜……」

ウサギC「天パ神! しなないで天パ神〜〜〜!!」

パスカル「……は。ハハハ……。お〜い、大丈夫かディアスー」

佳歩「え……ディアス……?」

そしてそれは――佳歩達はとんでも無い存在と対峙して、しかも零れ球とは言え勝利してしまった事を意味していた。
なんせこの天パ神こそが、今回の騒動の中心であり、アルゼンチンの至宝。本物のファン・ディアスその人なのだから。

ディアス(本物)「ハァ〜。全く、バルバス監督の奴、俺様を急にヘンな場所に軟禁しくさって……!
           ま、暫くしたら平謝りで解放してくれたからまだ許してやるけどよー。
           パスカル、お前も助けに来てくれて良かったじゃねーか」

パスカル「すまんって何度も言ってるだろ……(偽ディアスと本物のディアスの違いに気付かなかった、
      なんて言い辛いな……)」

ディアス「ま、もういいけどよ。しっかし、それが噂のちびっこ共かァ。中々やるじゃん。
      この俺からボールを零してみせるなんてよ。ま、本気じゃなかったんだけどな!」

つかさ「(子供っぽいような、大人びているような……良く分からない。捉えどころのない少年ですね)」ヒソヒソ

てゐ「(まさしく大物、って感じだね。こうしてみると、偽と本物って大分違うんだね〜)」ヒソヒソ

ディアス「でも勿体ねーなー。お前等、もうじきブラジルに発つんだろ?
      絶対俺達と一緒に居た方が楽しいってのに、ホント勿体無いぜ」

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:29:06 ID:Nc2xbols
佳歩「ありがとうございます。でも、……すみません。私達には、進むべき道があるんです」

ディアス「そうかよ。だったら止めないけどさ。でも、初対面だがおめーらは気に入ったぜ!
      ちょっくら一緒に練習しないか? この俺様が天才のドリブルを伝授してやるよ!」

パスカル「……そいつは妬けるな。俺と一緒に練習しに、ここまで来たんじゃなかったのか?」

ディアス「うるせーな、そっちも忘れてねーよ。んじゃ練習するぞ、えっと、名前は……。
      ま、そんなのどーでもいいな! さっさとやろうぜ、ちびっ子ども、それと……後ろに居る奴らも!」

偽ディアス達「お、俺達も?」

ディアス「たりめーだ。一人でも人数が多い方がドリブル突破してて楽しいからな。来いよ!」

ディアスは機嫌がいいのか、それとも持ち前のスケールの大きさか、
自分を倒した佳歩達一行を気に入ったらしい。それどころか、彼は佳歩達のみならず、
偽ディアス達すらも引き込んで練習を始めると言い出した。

ウサギC「やっぱり天パ神さんはにんげんのかがみじゃないか(かくしん)」

佳歩「ハァ……でも、分かったよ。Cちゃんは天パ神……じゃなくて、
    行方不明で軟禁中だったディアスさんにサッカーを仕込まれたから、
    あんなに上達していたのね?」

ウサギC「そのと〜り! 天パ神がいたいえにはにわもあったからね!
      こどもがいっぴきしのびこむくらい、らくしょうってわけよ!」

……ウサギCを通して、佳歩は改めて、本物のディアスの計り知れなさ。
スケールの大きさ。――今後敵として対峙した場合の恐ろしさを実感するのだった。

491 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:30:24 ID:Nc2xbols

てゐ「……なんか。私らがアルゼンチンに派遣されたの、分かった気がする」

そんな中、てゐがポツリと呟いた。

つかさ「理由……? それは、あの偽者騒ぎに乗じて、私達の危機感を高める
    ……と、いうのとは別にという事ですか?」

てゐ「うん。私達は……私達が憧れてて、でも追いつけない相手に対して、
   どうやって接していくべきか。ディアス君と、その周囲に居るヤツらを通じて、
   それをずっと問いかけられてた、と思うんだ」

つかさ「だったら。私は逆に、憧れを頂いて貰っている相手に、
    どうあり方を示すべきかを問われていた気がします。
    私は……Dちゃんに、その答えを示せなかったかもしれないけれど」

鈴仙の相棒を自負する佳歩とてゐ。二人と比べ鈴仙との距離は離れるものの、
ウサギDという妹に対して、自分はどうあるべきかを考え続けていたつかさ。
この三人にとって、今回の修行は自分達の在り方について考える良いきっかけとなっていた。

佳歩「――憧れは決して、コンプレックスとなってはならない。
    相手に焦がれる余り、自分を見失ってはならない。
    自分は自分と割り切る事こそが、憧れる相手に近づく為には必要。……私は、そう思います」

そう話す佳歩の横顔は、これまでのように優柔不断に悩む様子は無い。
彼女は試練を乗り越え、守られる子供から一人の戦士として、
共に並び立つ『相棒』の下へと戻る準備を、着実に進めていた。

492 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:32:44 ID:Nc2xbols

          『憧れ』とは魔法であり、呪いでもある。

     未だ幼き彼女達は、試練を通じてその本質を学び取った。

       天才の矜持、凡才の意地、そして秀才の流儀。

      彼女達は確かにそれらが入り混じる戦いに勝利した。

       しかし、この戦いはむしろ幕開けに過ぎない。

         物語は合流し、更なる混沌を迎えていく。

              だが、案ずることはない。

物語の主人公の手札には、強力な切り札が三枚、ここに加えられたのだから――。
 


                                         −佳歩の章 完−

493 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 13:49:17 ID:Nc2xbols

*佳歩の章クリアボーナスとして、主人公キャラの佳歩、つかさ、てゐの全能力が+1されます。
*天パ神(ディアス)に勝利したボーナスとして、佳歩、てゐ、つかさ全員の最大ガッツが+50、
 ドリブル力が+1、低い浮き球補正が+1されました。
*もともとドリブル力が低いつかさは、更にドリブル力が+3されました。
*つかさがタックルフラグを習得&回収し、「根性タックル(1/4でタックル+3、吹飛2)」を習得しました。

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 14:25:09 ID:Nc2xbols
…と、言ったところで一旦ここまでです。次回は久しぶりに鈴仙パートに戻ります。
参考として、現在の三人の能力値を公開します。

−現在の能力値−
選手名   ド  .パ シ タ  カ .ブ  せ  総  高/低 ガッツ フラグ
佳歩    56  55 56 50 54 47 49  367 2 / 3  850  ドリブル、タックル、パスカット
てゐ    55  56 54 51 54 45 48  363 2 / 3  810  パス、シュート、競り合い、アシ○、コンビプレイ(鈴仙)、OT
つかさ   51  46 50 53 51 56 51  358 2 / 3  850  ブロック

 ※必殺技・スキル一覧は次レス

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 14:26:24 ID:Nc2xbols

  佳歩
情熱的なドリブル(1/4でドリブル+4、吹飛2)
頭脳的なドリブル(1/4でドリブル+3、吹飛3)
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3、吹飛3)
野兎シュート(シュート+4)120消費
ラビットテイル(シュート+7)200消費
ラビットダイブ(空シュート+8)300消費
真実の友情(シュート+14、要鈴仙、てゐ(※)、ポスト・枠外無効)250×3消費、1試合1回限り
 ※発動の起点はてゐ。発動には(佳歩と)てゐと鈴仙がゴール前まで上がっている事が必要。
野兎ボレー(低シュート+3)160消費
プランスラビット(近シュート+4)120消費
野兎タックル(1/4でタックル+2)

  てゐ
シロウサギドリブル(1/2でドリブル+3、吹飛2)
バックスピン兎玉(パス+3)80消費
エンシェントデューパー(パス+6)150消費
ロビングシュート(近シュート+7)200消費
シロウサギチャージ(1/2でタックル+2、吹飛4)
フラスターエスケープ(3/4でパスカット+3)
スキル・本気モード(後半以降リードできていない時点から試合終了まで全能力+1、必殺技発動率+1/4)
マリーシア(接触プレイの攻撃時クラブで負けた時相手の反則に出来るが、5以上の差で負けた場合はバレてしまう)

  つかさ
竹林兎キープ(1/4でドリブル+3)
根性タックル(1/4でタックル+3、吹飛2)
反転ブロック(1/4でブロック+6)150消費
顔面ブロック(1/4でブロック+6)150消費
ソウルブロック(1/4でブロック+8)250消費
スキル・ムーンラブ(ムーンラブの土台になれる)※ウサギDが居ないため技は封印中
スキル・ど根性(ガッツが0になるまでガッツペナ無効、ガッツ0になると強制交代)

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 14:43:13 ID:???
>>485
返信遅れてすみません、新年の挨拶ありがとうございます!
中々濃いメンツによる挨拶ですね…中里家の出席率が高いw

497 :森崎名無しさん:2017/01/01(日) 14:55:37 ID:???
試合前
選手名   ド  .パ シ タ  カ .ブ  せ  総  高/低 ガッツ フラグ
佳歩    55  54 55 49 53 46 48  360 2 / 2  800  ドリブル、タックル、パスカット
てゐ    53  55 53 50 53 44 47  355 2 / 2  760  パス、シュート、競り合い、アシ○、コンビプレイ(鈴仙)、OT
つかさ   47  45 49 52 50 55 50  348 2 / 2  850  ブロック
試合後
−現在の能力値−
選手名   ド  .パ シ タ  カ .ブ  せ  総  高/低 ガッツ フラグ
佳歩    56  55 56 50 54 47 49  367 2 / 3  850  ドリブル、タックル、パスカット
てゐ    55  56 54 51 54 45 48  363 2 / 3  810  パス、シュート、競り合い、アシ○、コンビプレイ(鈴仙)、OT
つかさ   51  46 50 53 51 56 51  358 2 / 3  850  ブロック

佳歩とつかさのドリブル値ですけど、+1されていないですよ
試合前と比べて佳歩はドリブル力が合計+2、つかさは合計+5です

498 :497:2017/01/01(日) 14:57:42 ID:???
後、つかさの最大ガッツが+50されていませんでした

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 15:01:10 ID:???
>>497さん
すみません、ありがとうございます。
ただ、後出しで申し訳ないですが、佳歩のドリブルについては56を上限にさせて頂きます。
つかさについては修正します。失礼いたしました。


−現在の能力値(修正後)−
選手名   ド  .パ シ タ  カ .ブ  せ  総  高/低 ガッツ フラグ
佳歩    56  55 56 50 54 47 49  367 2 / 3  850  ドリブル、タックル、パスカット
てゐ    55  56 54 51 54 45 48  363 2 / 3  810  パス、シュート、競り合い、アシ○、コンビプレイ(鈴仙)、OT
つかさ   52  46 50 53 51 56 51  358 2 / 3  900  ブロック

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 22:45:12 ID:Nc2xbols
>>66

森崎「こうなりゃ、一度基本に帰るか。ありとあらゆる可能性を疑ってやるぜ。」
    復唱要求! 「体育用具室は校内に一つである」!」

ベアトリーチェ「ほほう……そこを突いて来るとは面白い発想だ。
          ようし、復唱してやろう。【体育用具室は校内に一つである】!
          『二つの体育用具室があり、用具室Aで死亡した翼を用具室Bに運んだ』
          というトリックは通用しないぞォ!」

森崎「わざわざ解説どうも。……チッ、また考えなおしか」

ワルギリア「ですが、そう言った発想の方向性自体は良い筋ですよ。
        死体発見現場以外にも、私達が当たり前と思って見逃している点が多々あるかもしれません。
        そこから、真相を見出す為のヒントが出て来る可能性だってあります。
        分からない時はハチャメチャな説でも良いので、復唱要求や仮説をどんどん出して攻めていきましょう」


☆ベアトリーチェに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆


501 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/01(日) 22:49:02 ID:???
すみません、またしても誤爆を…。
あまりにも誤爆が多いとスレを見返しづらいと思うので、
可能であれば、レスの削除依頼を出す事も検討しています。
(本当は私が誤爆しなければ済む話なのですが…(泣))

502 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 20:55:48 ID:4yGz+HWo
−鈴仙の章B−  〜VS フラメンゴ〜

***

――夢を見ていた。
夢の中であの少年は、サッカーボールを片手に半べそになっていたのを覚えている。

「どうしたの?」

少年に問いかけてみる。彼はしゃくりあげながら、こう答えた。

「折角練習したのに……入団テストに落ちそうなんだ。
 僕、本物のサッカーボールで練習したこと、なかったから……」

「……」

それを聞いて、「そう。頑張ってね」と通り過ぎる事だってできた。
だから、こう答えたのは本当の気まぐれだった。

「だったら、一緒に練習しよう。本物のサッカーボールだって、あげるよ」

「いいの……?」

少年は上目遣いで、キラキラとした視線を向けている。
その余りの真っ直ぐさに、心が打たれそうだった。

「ねえ、名前……聞いても、良いかな?」

彼はこう聞いて来た時は少し困った。
だけど、この純粋な、サッカーを愛する少年になら別に良いと思えた。

――そう。『今とは違って』。その時自分は、間違いなくサッカーを愛していたのだ。

503 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 20:57:17 ID:4yGz+HWo
***

−リオ州・コリンチャンスが宿泊しているビジネスホテル一室−

鈴仙「『怪奇! 夜のフラメンゴユース宿舎から、激しく頭の悪そうな絶叫!
    三十年前に死んだ選手の亡霊が……』……って、何よこの記事」

アヤソフィア「えー。面白そうな記事で、別に良いじゃないですかー」

サントスとの試合に勝利した鈴仙達コリンチャンス一行だったが、彼女達の気は決して休まる事は無い。
何せ、次に控えているのは今回のリオカップでもサンパウロに並んで優勝候補最筆頭のチーム、
フラメンゴとの試合だったからだ。
そのため、鈴仙は自称情報通のフリー記者兼選手のアヤソフィアに対し、
情報収集を依頼していたものの――この通り、結果は散々たるものだった。

鈴仙「あーのーねー! 私は別に面白さなんて求めてないのっ。
    ていうか、サントスの時は凄い色々情報くれたじゃない。
    あんな感じで、フラメンゴについても情報を集めて欲しかったのに……」

アヤソフィア「とは言いましてもですよ、鈴仙さん」

最近どうもカリカリする事の多くなった鈴仙に、
鈴仙を最もカリカリさせる原因たるアヤソフィアは気だるげに応えながら、
その辺にあるスポーツ新聞を取って来る。

アヤソフィア「フラメンゴはもう半年、いや一年以上も前から有名チームとして、
        各種新聞や雑誌に飽きるほどピックアップされ続けてるんですよ。
        だから、今さら私が調べるまでもないって言うか、ググレカスって感じって言うか」

504 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 20:58:41 ID:4yGz+HWo
鈴仙「むぅ……。ま、まぁ。確かに私も悪かったかもしんないけどさ……」

アヤソフィア「そーですよっ。という訳で、今度有名店の美味しい 冷やし中華 奢って下さいね」

鈴仙「(何か言い負かされてるような気がする……)」

何となく釈然としない気を抱きながらも、鈴仙は改めて手元の新聞記事を読み直した。

505 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 20:59:54 ID:4yGz+HWo

−リオカップ優勝候補・フラメンゴユースに迫る!−

とうとう始まったブラジル若手サッカーの登竜門・リオカップ!
今回はその優勝候補チーム・フラメンゴユースについて、その魅力と強さに迫った。

まずはキャプテンでありFWのカルロス・サンターナ選手だろう。
その決定力はますます磨かれており、自慢の『ミラージュシュート』の決定率は、
今大会始まって以来脅威の100%!
突破力、中盤の支配力も高く欠点の無い、まさしくサッカーサイボーグに相応しい存在だ。

次に指令塔であるMF、リカルド・サンタマリア選手だ。
頭脳明晰で卓越した指揮能力を誇る上、ゲームメイクの技術、守備力ともに今大会トップクラス。
彼に勝てるのはサンパウロの10番、ツバサ・オオゾラしか居ないと表される彼もまた、
大きくその実力を伸ばしている。間違いなく要注意人物だろう。

三番手として紹介するのはDFのジョゼ・トゥーリオ――ファンからはジェトーリオと呼ばれている選手だ。
DFとしての彼の守備力は平均以上程度であるが、オーバーラップからの攻撃力は、
下手なチームのエースストライカーにすら匹敵する程高い。
また、様々な奇襲手を使っており、ファン以外にとっては非常に嫌らしい選手と呼べるだろう。

そして、彼ら以外の選手についても決して油断ならない。
今年のフラメンゴは選手層が全体的に厚く、上述の三選手以外についても、
他のチームの同クラスの選手と比べて総合力が高い。
無名選手であっても決して油断ならない、まさしくバランスの取れた名チームと言えるだろう。

加えて、今回フラメンゴには『ナトゥレーザ』なるコードネームで呼ばれた
秘密兵器があるようだが……残念ながら、その詳細については現在明かされていない。
しかし、今度対戦するコリンチャンスが、前評判以上の実力を見せている事から、
彼らの秘密兵器がお目見えになる日も近いのかもしれない。

506 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 21:02:16 ID:4yGz+HWo

アヤソフィア「……で。どう思いますか、鈴仙さん」

鈴仙「びっくりするほど、前見た記事と同じね……コレ、焼き直しじゃないの?」

アヤソフィア「全く、傲慢な読者層はすーぐそうクレームをつける。
        我々記者サイドがどれだけ苦労して、日々の新聞記事を埋めているのか……」

鈴仙「ま、まぁ。そこは良いけど……。――アヤソフィアでも、この『ナトゥレーザ』の正体は掴めないの?」

アヤソフィア「んー、まあ。ぶっちゃけると調査中ですな。冒頭の三文記事だって、
        別に全くの捏造記事じゃないですし」

鈴仙「(三文記事だって自覚はあるんだ……)――そ、それなら先に言ってよ!
    だったら、この謎を調べて行けば……」

アヤソフィア「まーまーまー。そう慌てない慌てない。試合までまだ時間はあるんですし。
        それに、これ以上の情報を得る為にはですね……。
        う〜む。リオ州一番人気の 牛丼 位奢って貰わないと、割に合わないですし」

鈴仙「そ、それは私も金欠だし。そこはホラ、友達割引とか……」

アヤソフィア「――鈴仙さん。何か勘違いしてませんかな?
        私はあくまで単なる助っ人であり、貴女の仲間でもトモダチでもありませんよ。
        金銭的なバックアップを条件に、チームに入れさせて頂いてる立場にも拘わらず、大変失礼ですが」

鈴仙「うっ……」

鈴仙は甘えた声を出すが、アヤソフィアはそれを冷たい口調で制する。
これまで一緒に居たせいで、何となく彼女もまた反町や秋姉妹達と同様、自分の仲間ではないか。
そう思いかけていた鈴仙は、少しだけ居た堪れない気持ちになった。

507 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 21:03:27 ID:4yGz+HWo
コン、コン、コン……。

鈴仙「あれ……誰だろう……?」

――そんな僅かに緊張した空気を破ったのは、ドアをノックする音だった。
鈴仙が慌てて扉を開けると、そこには懐かしい顔が揃っていた。

佳歩「鈴仙さま……! ホンモノの鈴仙さまだーーっ!」

つかさ「お久しぶりです。鈴仙さま」

てゐ「べーつに、客室にまで押しかける必要あったかねぇ……。
    これじゃまるで私までもが鈴仙に早く会いたかったみたいじゃんか。
    ――あ、おひさ〜」

鈴仙「佳歩、つかさ、それにてゐも……! という事は!」

佳歩「はい! 我々アルゼンチン派遣メンバー、無事に帰って来る事ができました!」

アルゼンチンでの修行を終えた佳歩達一行が、とうとう鈴仙達コリンチャンスに合流した。
反町達やアリスさんが合流した時とは違った嬉しさや懐かしさが鈴仙を覆う。
さっきまでの緊張が嘘のように、鈴仙は自然な笑顔を見せる事が出来ていた。

アヤソフィア「(……はぁ。仲間、ねぇ)」

そして、その後ろで、今しがた自分は仲間ではないと宣言していたアヤソフィアが、
佳歩達と鈴仙の笑顔を見て、影のある表情を見せた理由が何であるか。
――それは誰にも分からなかった。


*佳歩・てゐ・つかさがコリンチャンスに合流しました。

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 21:07:30 ID:4yGz+HWo
<<<鈴仙の章B・基礎練習フェイズその1>>>

鈴仙「……さてと。佳歩達も随分頼もしくなったみたいだし。
    私も負けてらんないわね! 基礎練習で出来る事は限られてるけど。
    それでも、千里の道も一歩からだしね!」

今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。

A:ドリブル(54)  上がりにくい
B:パス(54)    上がりにくい
C:シュート(55)  とても上がりにくい
D:タックル(52)  上がりにくい
E:パスカット(52) 上がりにくい
F:ブロック(47)  上がりやすい
G:せりあい(53)  上がりにくい
H:フラグの開発をする。(更に選択)

所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、低シュート(10/20)、タックル(10/20)、
           スキル・アリスさん操作(特殊)


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

509 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 21:13:53 ID:3VssKxpQ
H

510 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 21:16:45 ID:74DtmtLo


511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 21:26:23 ID:4yGz+HWo
H:フラグの開発をする。(更に選択)

鈴仙「よし、フラグの開発でもしようかしら! 具体的には……」


A:ドリブル(15/20)
B:低シュート(10/20)
C:タックル(10/20)
D:スキル・アリスさん操作(別途特殊判定します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

512 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 21:34:44 ID:Mjb9ZvbA


513 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 21:53:23 ID:PUWAS1E+


514 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 21:56:45 ID:4yGz+HWo
B:低シュート(10/20)

鈴仙「パルメイラスのネイからヒントを教えられたダイレクトシュート……。
    そろそろ真面目に、研究してみる必要があるわね」

鈴仙は新たな必殺シュートの訓練に励んだ。


先着1名様で、

★鈴仙の低シュート練習→! dice★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在10ポイント)

515 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 22:07:00 ID:???
★鈴仙の低シュート練習→ 4

516 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 22:34:23 ID:4yGz+HWo
★鈴仙の低シュート練習→ 4 ★
→4ポイント獲得!

タッ、バシイィィィィッ! バシィイイイッ!

鈴仙「うーん。まだまだね。これじゃあ、ブラジルで戦えるまでのパワーが足りないわ。
    でも、そこそこの収穫はあったかな」

鈴仙は低い浮き球シュートの実力を伸ばした。

*鈴仙の低シュートフラグのポイントが+4されました。(現在10→14ポイント)

517 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/02(月) 22:35:44 ID:4yGz+HWo
☆てゐがコンビプレイフラグを習得したので、その技の方向性について選択肢を設けます。

てゐ「そういえばさ、鈴仙ちゃん」

鈴仙「どうしたのよ、突然」

てゐ「いやね? 私もアルゼンチンで色々と訓練したワケよ。
    それに加えて、鈴仙とのコンビプレイについても色々案を考えてたワケでさ〜」

鈴仙は、突然練習会場に現れたてゐの話に耳を傾ける。
そして、色々な突拍子もないコンビプレイ案について意見を聞き、
最終的には多くの案の一つについて、これから形にしていくこととなった。
それは――。

A:連続ワンツーにしよう。(パス+3の連続ワンツー、要てゐ、80消費)
B:ツインシュートにしよう。(低シュート+5、要てゐ、150消費×2)
C:ツインタックルにしよう(固定でタックル+3、要てゐ)
D:ツインパスカットにしよう。(固定でパスカット+3、要てゐ)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

518 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 22:41:59 ID:WlnhzCoc
A

519 :森崎名無しさん:2017/01/02(月) 22:50:50 ID:74DtmtLo
A

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/03(火) 23:57:45 ID:???
A:連続ワンツーにしよう。(パス+3の連続ワンツー、要てゐ、80消費)

鈴仙「やっぱり、コンビプレイって言ったら連続ワンツーじゃない?
    私達、中盤でも近い位置に居るからワンツーは役立つと思うし、
    それに、『インビジブルデューパー』や『真実の友情』みたいな大技を狙うなら、
    二人で一緒に前に上がれる連続ワンツーは有効だよ、やっぱり」

てゐ「そうだねぇ。私的には、結構シュート力も上がったからツインシュートもおもろいかと思ったけど。
    でも、確かにそっちのが王道だよね〜」

てゐは鈴仙の意見に同意し、連続ワンツーに関するコンビプレイを磨く事にした。


*てゐのコンビプレイフラグの完成形が「連続ワンツー(パス+3の連続ワンツー、要てゐ、80消費)」になりました。

521 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/03(火) 23:59:34 ID:???
すみません、こちらの方の更新はこれだけにします(汗)
屁理屈推理スレは暫くお休みして、(悪魔の証明とかのTIPSを書くかもしれませんが)
明日からはこちらを重点的に更新したいと思います。

522 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:06:12 ID:+xZS7186
***

〜フラメンゴFC・宿舎〜

サンタマリア「(……はぁ。今日のミーティングも胃が痛かった)」

リカルド・サンタマリアはすっかり手放せなくなった胃薬を飲み下しながら、
自室に続く廊下を一人歩いていた。

サンタマリア「ジェトーリオの奴は相変わらず場を掻き乱す事しか言わないし、
        キャプテンのカルロスは惚けて『アーサー…アーサー…』としか呟かない。
        他のメンバーは真面目で優秀だが、積極性には欠ける。
        頼みの綱の監督も、無能では無いが頼りない。
        ……俺が纏めるしか無い状況だと言っても、ああ……辛い……」

生真面目なサンタマリアが割を食う事自体は今日に始まった事では無いが、
最近はますます状況が悪化している。昔はジェトーリオも聞き分けが良かったし、
カルロスにしたって、普段は(とある悪癖を除いて)好青年の筈なのだ。

ジェトーリオ「ん〜? 今なんか俺の名前を呼ぶ声が聞こえたような?
        アレ!? そこに居るのはサンタマリアじゃないか!
        おーい、疲れてるようだけど、あっついブラックコーヒーでも一緒に飲まない?」

……耳障りな声を聞いて、サンタマリアの胃がキリリと痛む。
噂をすれば影。サンタマリアのストレッサーその1が夜の廊下に立っていた。

523 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:07:56 ID:+xZS7186
サンタマリア「コーヒーは胃に悪い。わざと勧めているのか」

ジェトーリオ「んもー、そんなつっけんどんに接しなくても良いじゃん。同じチームメイトなんだからさー」

サンタマリア「分かってる。だから試合の時は一切の私情も無しに、お前に頼っているじゃないか」

ジェトーリオ「ちぇっ。さっすがこの僕を突き落としてフラメンゴの司令塔に立った男は違いますな。
        やっぱその厚い面の皮で、強烈なヘディングゴールを量産してるワケさ」

サンタマリア「……感情的になる気力も無いから、黙っててくれ。ただでさえ胃が痛いんだ」

陽気な態度の中にも、ジェトーリオはサンタマリアへの悪意を隠さない。
これだけならば、ジェトーリオはサンタマリアを憎んでいるだけの小物、と表する事が出来たのだが、
しかし残念な事に、彼は世の中すべての人類に対して平等に悪意を振りまくのを至上の喜びとする変人だった。
だから、サンタマリアが彼を避けて自室に戻ろうとするのもごく当然の反応だったが――。

ジェトーリオ「ジェト君のお役立ち情報〜♪」

サンタマリア「まだ何かあるのか。役立ち情報というなら、お前を消す方法を教えてくれ」

ジェトーリオ「もーっ。またそんな事言って。さっき監督がオーナーと電話してるのを聞いた、
        ホントに耳より情報なのにさー」

サンタマリア「……一応聞く。お前の耳ざとさには信頼を置いているからな」

こうした時に限って、ジェトーリオはその有能さを不要に発揮するのが常だった。
サンタマリアは彼の言葉に耳を傾けざるを得なくなる。
ジェトーリオはいつも通りの人を食った表情を崩さず、サンタマリアに耳打ちした。

ジェトーリオ「――明後日のコリンチャンス戦。上層部はいよいよ`ナトゥレーザ'の『三人』を投入するらしいよ」

サンタマリア「何だと……!」

524 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:10:41 ID:+xZS7186
――大会開会前から一部マスコミに囁かれている、フラメンゴFCの秘密兵器『ナトゥレーザ』。
サンタマリアも『彼ら』の概要やその卓越したサッカー能力を把握していたが、
まさか、このリオカップで起用されるとは。サンタマリアは驚きを隠せなかった。

ジェトーリオ「まあわかるよ。だって、これまでの試合映像見たでしょ? コリンチャンスは案外強敵だ。
        カルロス・ザガロ級のストライカー、ネイ級のドリブラー、ツバサ・サンタマリア級のゲームメイカー。
        加えてディウセウ級のディフェンダーが続々加入しているお祭りチームだ。
        僕らの将来がかかった大会で、最大戦力を投入するってのは理に適ってる。

        しかも、彼らのポジションと得意能力は、ウチらの弱点にドンピシャ! だからね。
        だって、『ドリブルが得意なFW』、『ブロックが得意なDF』、『セーブ力に優れたGK』でしょ?
        ――もはやコレ、『コリンチャンスが苦戦するように戦力補強しました!』って言わんばかりの人選だよ?」

サンタマリア「し、しかし。彼らの実力面はともかく。性格面から今大会での投入は控えるという方針になった筈では……?」

ジェトーリオ「そんな事、僕に言われても判んないよ。でも、彼ら確かに絵になりそうだからねー。
        最悪負けても良いから、興行的に目立てばいいや的な感覚なのかも?」

サンタマリア「そ、そんな事が……いや。確かに。今の勝ちつつもパッとしない俺達の状況なら、あり得るかもしれんな…」

サンタマリアはジェトーリオの悪意ある可能性を否定できない。
自分達はあくまでプロサッカー選手という『商品』である事には変わりない。
長期的な利益の為に丁寧に育てられる場合もあれば、短期的な利益の為に切り捨てられる場合もある。
フラメンゴがコリンチャンスを脅威とみなして、勝ちを放棄してでも後者の手段に出たとしてもおかしくはなかった。

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:17:37 ID:+xZS7186
サンタマリア「――だとしても、俺達は勝つしかないだろ。それがプロ。俺達の生きる道なんだ……」

ジェトーリオ「あーあ。相変わらずマジメ君だねぇ。そう肩肘張って生きてても、良い事無いよ?」

サンタマリア「真面目なのは好き好んでやっているんだ。忠告には感謝するが、今更変える気はないな」

言いたい事を言い終えたのか、ジェトーリオはそれを最後に「んじゃ、おやすみ〜」と立ち去って行った。
夜の宿舎に取り残されたサンタマリアは、ふぅ、と溜息をついて追加の胃薬を服用してから。

サンタマリア「(浮わついている。……ジェトーリオだけじゃない。カルロスも、きっと……俺自身も。
         むしろ、だからこそ。『自然から生まれた者《ナトゥレーザ》』の力が必要なのかもしれないな……)」

未だ舞台上に姿さえ見せぬ助っ人達の影に希望を籠めて、ひと時の休息に入るのだった。


***


カルロス「アーサー。俺は君に問いたい。……何故あの時君は、俺を置いていったんだ……?」

その頃で、チームキャプテンのカルロスもまた、自室にて一人苦悩していた。
とは言え、彼の苦悩はサンタマリアやジェトーリオが会談していた際のそれとは違う、
現実から浮遊した、ロマンチストな悩みである故、他者からの共感は得られにくかった。

カルロス「でも。その理由ももうすぐに聞ける。だから、……待っていてくれよ、アーサー……!」

カルロスは『アーサーと同じくらいに』大切にしているサッカーボールを小脇に置いたまま、
年老いてなお想い人を待つ老人の如し呻き声を上げながら、決然と立ち上がる。

カルロス「――練習をしよう。試合の日は、アーサーに恥ずかしくないプレーをしなくてはいけないからな……」

彼が『アーサー』に賭ける想いは既に、呪いにも近い恋情の域へと達しつつあった。

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:19:33 ID:+xZS7186
<<<鈴仙の章B・基礎練習フェイズその2>>>

鈴仙「……いよいよ明日がフラメンゴとの試合ね!
    ウチもかなり戦力が補強されて頼もしいけど、相手も中々手強いような気がするわ。
    負けないように、まずは千里の道も一歩かーら。……うーん、どうしよう」

今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。

A:ドリブル(54)  上がりにくい
B:パス(54)    上がりにくい
C:シュート(55)  とても上がりにくい
D:タックル(52)  上がりにくい
E:パスカット(52) 上がりにくい
F:ブロック(47)  上がりやすい
G:せりあい(53)  上がりにくい
H:フラグの開発をする。(更に選択)

所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、低シュート(14/20)、タックル(10/20)、
           スキル・アリスさん操作(特殊)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

527 :森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:30:37 ID:7Rg3/9U+
A

528 :森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:33:39 ID:bL8HKU++
A

529 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:39:59 ID:+xZS7186
A:ドリブル(54)  上がりにくい

鈴仙「やっぱりドリブルが大事かしら。ボールキープは基本中の基本だしね」

鈴仙は改めてドリブルの基礎を補強する事にした。

先着1名様で、

★鈴仙のドリブル練習→! card★

と書き込んでください。数値・マークで分岐します。

JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
7〜13→+1!
1〜6→効果が無かった。

530 :森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:43:28 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→ クラブQ

531 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:54:34 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→ クラブQ ★
7〜13→+1!


タッ、タタッ……クイッ!

鈴仙「――うん。よしっ! 私のドリブルだって捨てたモンじゃないわね!」

鈴仙は短期間の練習ながらも、確実に技術を向上させる事に成功した。


*鈴仙のドリブル力が+1されました。54→55
*今日の更新はここまでにします。

532 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:55:25 ID:tyxlOemk
〜スタジアム・控室〜

コーチ「よし、みんなきけい……グヒヒ」

てゐ「(このいかにもなエロオヤジの下で頑張ってたのか……鈴仙。ご愁傷様だわ)」

佳歩「ねぇつかさちゃん。あの本って……」

つかさ「か、佳歩ちゃんは見ちゃいけません!」

チームに子ども(外見は)が加わっても何の配慮もなく、
公園のゴミ箱から拾って来たエロ雑誌片手にニヤけるコーチの号令の下、
いよいよ迎えたフラメンゴユースとの試合前ミーティングが始まった。

アヤソフィア「敵チーム情報なら元記者の私に任せろー! ……と、言いたい所なんですが。
         フラメンゴは有名過ぎて、私ならではの情報ってあんまり無いんですよねぇ」

静葉「……FW、MF、DFにそれぞれ有力なA級選手が1人。
    他の選手もタレントとは言わずとも、総合力がかなり高い……散々言われてる情報よね」

とはいえ、ミーティングにあっても特別な新情報は入って来ない。
決して優勝候補とまでは言えないグレミオや、練習を非公開にしていたサントスと比べると、
元々の地名度が高く、更に人気チームであるフラメンゴについては、むしろ情報が氾濫していた。

穣子「まぁ、でも。それってつまり、難しい事は考えなくても良いって事だよね。
    これまで言われてきた情報を基に、これまで通りの戦略を――」

533 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:57:00 ID:tyxlOemk
しかし、穣子がのどかにそう結論付けようとした時だった。

てゐ「……【名有りとは言えない選手でも、ちょっとした必殺技を持っている可能性がある】。
    【スタメンメンバーに、名有りのFW、DF、GKを入れて来る可能性がある】――って、情報は?」

鈴仙「えっ……!? ちょ、ちょっとてゐ。あんた何、加入早々いい加減な事を……!」

てゐが不意打ちと言わんばかりにポツリと呟いた。
それは、鈴仙達がこれまで散々調べた情報の中からは分からないものばかりだった。

てゐ「元記者サンが居る中で悪いけど。情報ツウってのは、この私が元祖なんだよね〜」

アヤソフィア「……ほう、流石は鈴仙さんのお仲間だ。こりゃ私、早々にお役御免ですかな?」

アヤソフィアはおどけるようにそう言って見せるが、彼女もまた、てゐの情報収集能力に舌を巻いているようだった。

佳歩「てゐ様、何時の間にそんな情報を……?」

てゐ「んー。まぁ、ちょいとイタ電をね。フラメンゴは選手が優秀だけど監督が微妙って聞いたから。
    オーナーのフリして電話かけたら、色々自分らの仕上がりだとか、謎な構想だとか、全部教えてくれた」

つかさ「この方は、もう。本当に慎重ななのか、大胆なのか……!」

コーチ「ふおっふおっ。こりゃ中々、またおもろいヤツが仲間になったもんじゃのう。
    ――後はこれで胸やら尻やらが出てたら100点満点だったゾイ」

てゐ「キモイ」

コーチ「ふ、ふほっ、ゴホッ! ガハァッ!? ……ふぅ。幼女に罵られるのも良いモンじゃのう」

鈴仙「(またヘンな性癖が増えたっ!?)」

534 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:58:10 ID:tyxlOemk
アリス「(やった! やっと発言出来た!)……コホン。兎に角、今の情報も加味して、
     試合開始時のフォーメーションを吟味してみるべきね」

そしててゐの発言で周囲が色んな意味で盛り上がる中、
アリスさんはここぞとばかりに仕事をする事で自分の居場所を主張する。
その結果、以下のフォーメーション案が組まれた。

−−@−− @名有GK?
B−C−A C名有DF?
−−D−− Dジェトーリオ
−−−−− 
G−E−J Eサンタマリア
−−−−− 
−−−I− Iカルロス
F−H−− H名有FW?
(参考)サントスの予想スタメン図:4−3−3
コリンチャンス:3−4−3
−H−J− H鈴仙 990/990 J佳歩 850/850
F−−−− Fアヤソフィア 800/800
−I−G− Iアリス 800/800 G反町 870/870
−−−−− 
−E−D− Eてゐ 810/810 D静葉 830/830
−B−C− Bミャージ 700/700 Cつかさ 900/900
−−A−− A穣子 880/880
−−@−− @ピュジェ 700/700
控え:クラウディ(FW)、ゲーノス(FW)、ナバイロ(MF)、マギッシ(MF)、ビベス(DF)
    ライア(MF)、ニータ(DF)
備考:ライアは必殺パス、ミャージは必殺タックル、ニータは必殺ブロック持ち

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 23:04:03 ID:tyxlOemk

反町「(名有選手を全員スタメンに組み込んだ形か。……少し守備の人員が薄いのが気になるが、
     確かに中々攻撃力が高そうだ。何より、タレントの人数で圧倒できている)」

佳歩「(鈴仙さまと文句なしのツートップだ!)……むーん。他にいじるとしたらどうでしょうか。
    名有選手を全員スタメンで出すことに拘らなければ、もっと色んな発想も思いつきますし」


鈴仙「(反町君は元からだけど、佳歩もしっかりと地に足を付けて考えてる、って感じになったわね。
    やっぱり、アルゼンチンで成長したのかしら。――さて。私の方から何か言いたい事はあるかな……)」

アルゼンチン組の早速の活躍に鈴仙は関心しつつ、
アリスさんが考えてくれた布陣について問題が無いかどうかを検討した。

A:アリスさんの考えた布陣で問題ない!
B:いや、アヤソフィアと反町をSH、アリスさんをトップ下にした3−5−2にして、中盤を固めるべきだ。
C:いや、アヤソフィアをSH、静葉をSBに置いた4−4−2にして、守備を固めるべきだ。
D:いや、自分(鈴仙)と反町を入れ替えて、自分(鈴仙)の『狂気の瞳』スキルを有効活用すべきだ。
E:その他 他に陣形が思いついたらどうぞ。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

536 :森崎名無しさん:2017/01/05(木) 23:47:47 ID:MZQOLIXQ
A

537 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/06(金) 00:44:22 ID:???
すみません、票が入らないので今日の更新はここまでにします(汗)
でも確かに、いきなりフォーメーションについて選択肢があっても、どれが良いか分からず選びにくいですよね…。
と、言う訳で各選択肢に関する私の所見を書いてみる事にしました。

A→これでも問題ないと思います。突破力・決定力の高い選手を前に置いた、攻撃重視の布陣。
B→アヤソフィアはドリブルが強く、MF能力もそこそこ。反町はFW・MFどっちも出来るユーティリティプレイヤー。
   アリスさんの総合力は現在チームトップ。この三人を中盤に配置し層を厚くする選択肢。
C→静葉のタックル力はチームでもトップクラス。その上に『オータムスカイラブ』使いの穣子との連携が容易。
   また、DF4人は人数補正やフォロー面から守備的に安定しやすい。
D→鈴仙はMFでもやっていけるし、反町もシュートが結構強い。
   その上で、判定数の多いMFに鈴仙を置く事で、強力なデバフスキルの『狂気の瞳』を沢山発動させる作戦。

暫くは2票決にしつつも、少しでも投票していただきやすいよう、工夫をしたいと思います。
それでも中々進まないようであれば、1票決での進行(あるいは、投票要素を更に減らして描写に切り替え)を
検討したいと思っています。本日もお疲れ様でした。

538 :森崎名無しさん:2017/01/06(金) 01:04:57 ID:???
Bとかにするとフォーメーション図はどうなりますか?

539 :森崎名無しさん:2017/01/06(金) 08:34:54 ID:lr2OggTo
A

540 :森崎名無しさん:2017/01/06(金) 19:16:38 ID:BRFRyGxo
A

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 02:32:57 ID:???
こんばんは、今日は更新したかったのですが、書いてる途中に寝落ちしてしまいました。
こんな時間なので、明日まとめて更新したいと思います。
>>538
フォーメーションは選択後、GM側で一番良いと思われる布陣を提示するだけで、
特に詳細に拘る気はありませんでした。
(細かい配置まで考えても、試合にあまり影響しない割に、時間だけかかると思ったので)
攻撃重視、中盤重視、守備重視、搦め手とざっくりとした選択肢だけ提示するのが
シンプルで選びやすいと思ったのですが、中々難しいです…。



542 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 09:32:30 ID:???
個人的な感想ではありますが、各フォーメーションの特徴については
>>537の説明があったぐらいがちょうどいいかなーと思います

チームのブレーン枠の選手が
いくつか案を出す→>>537ぐらいの説明をしてくれる→投票
の流れにすればテンポもさほど悪くならないですし、そんな形式のスレもあったと記憶しております

???さん「そうすれば私の台詞も増えて一石二鳥ね!」

543 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:04:02 ID:XBjtUS2g
>>542
コメント・ご意見ありがとうございます。そうですね、その位の説明は必要だったと思います。
私自身、展開を急ぎすぎるあまり、肝心の内容について考えられていなかったですね…。
アリスさんは扱いは不憫かもですが、ブレーン面、試合面、ギャグ面等あらゆる分野で助けられてますw
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A:アリスさんの考えた布陣で問題ない!

鈴仙「(……アリスさんの布陣で良いと思うかな。私、佳歩、アヤソフィア、反町君、アリスさん。
     攻撃力の高いメンバーがそろって前に出てるってのは、敵にとっても中々怖いと思うし)」

アリスさんの考えた案について特に異論は無い鈴仙は、特段の発言をしなかった。
そしてそのまま試合開始を迎え――。

*****

〜マラカナンスタジアム・フィールド〜

実況「さあ、リオカップもいよいよ本戦に突入!
    そして今日のカードはいきなり注目の、コリンチャンス対フラメンゴです!!
    大会開催前からサンパウロに次ぐ強豪チームとして注目を集めたフラメンゴ!
    当初こそ無名でしたが大番狂わせを起こし続けたコリンチャンス!!
    両チームともに今大会人気チームであり、事実上の決勝戦と呼ぶ評論家すらいます!
    果たして今日の試合、一体どうなるのでしょうか〜〜!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「キャー! カルロスー!」「レイセン! 応援してるぞー!」「コリンチャンス、このまま優勝しちまえ!」
   「流石にここはフラメンゴだろ」「サンタマリア!」「アキシマイ!」「ジェトーリオ!」「ソリマチ!」「アリスさん(小声)」

544 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:05:25 ID:XBjtUS2g

佳歩「アルゼンチンも凄かったけど……こっちも凄いです!!」

つかさ「私、もうなんだか熱くなって来ました……!」

反町「(よし。今日も頑張るぞ……!)」

コーチ「グフフフ……。今日も勝って、コリンチャンスファンのピチピチギャルを増やすんじゃぞ、皆」

静葉「コーチ。真面目にして頂けませんか?」チャキッ

穣子「お姉ちゃんがコーチさんの首筋にカッター当ててる! ろ、老人虐待だよぉ!?」

てゐ「いや、何か違うだろ……色々と」

アヤソフィア「観客の皆さんは元気ですねぇ。私も叩かれないようにしないと」

鈴仙「……リオカップもこれで大体折り返しかしら。こんなに凄いチームを倒してもゴールじゃないなんて。
    まだまだ先は長いなぁ――って、勝つ前からそんな事考えてちゃダメか。シャキっとしないと!」

鈴仙達一行はそれぞれに胸を張ってスタジアムに入場するが……。

鈴仙「――って、アレ? アリスさんが居ないような……」

鈴仙以外誰も気づいていないようだったが、アリスさんが列に居ない。
とうとう他者との関係性に疲れ、引きこもりになってしまったのではないかと鈴仙は心配するも。

アリス「がくがくぶるぶる……」

……いや、アリスさんは皆から離れているだけで、別に消えてはいなかった。
スタジアムの入り口でボールくんを抱きしめながら震えているだけである。

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:09:36 ID:XBjtUS2g
鈴仙「――ちょっと、アリスさん。中学時代のフラッシュバック起こしたんだったら、医務室に送るけど?」

アリス「ち、違うのよぉ、鈴仙。あっち見てよ……ほら」

鈴仙「あっち? あっちって、フラメンゴの方のベンチだけど……って、うっ」

しかし、それには何らかの理由があった。
アリスさんが震えながら示す指先には――確かに、少しだけ、いや結構中々怖かった。

カルロス「……アーサー……あれはやっぱりアーサーだ。見間違いが無い……!!」

鈴仙「あれって……フラメンゴのキャプテンのカルロス……君だよね。
    うん、確かに怖いわね……あの血走った形相は。何か危険な確信に満ち溢れたような顔つきは」

アリス「そうよ……きっと私と、私の親友のボールくんとの仲を引き裂こうとしてるに違いないわ……!
     でもそうはさせない。私のトモダチはボールくんだけ。他の誰にも、彼は渡さないんだからぁ……!!」

鈴仙「――ま、まぁ。でもきっと彼も故意の反則プレーとかはしないと思うし。
    紳士的なプレーで評判が高いって、雑誌にも書いてあったし多分大丈夫よ。……少なくとも試合中は」

アリス「――そ、そうよね。……ごめんね、鈴仙。心配かけて」

鈴仙「うん……(でも。落ち着いて考えると。ボールを抱きしめながら
    被害妄想豊かに歯ぎしりしてるアリスさんも割と怖いわよね。
    極力関わり合いになりたくないっていうか、トモダチにはなりたくないっていうか……)」

鈴仙は本音を心の奥にそっとしまうと、アリスさんの手を取り励ましながら、
フィールドの中央へと向かうのだった。

546 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:10:39 ID:XBjtUS2g
カルロス「……アーサー……アーサー……!」

サンタマリア「――目が怖いぞ、キャプテン。少しは落ち着いてくれ。
        (あの三人は遅刻か? 全く、どれだけマイペースなんだ……)」

ジェトーリオ「サンタマリア大丈夫ぅー? 俺が代わりに胃薬飲んどいてあげよっか?」

一方で、鈴仙達コリンチャンスと同じタイミングでフィールドに出たフラメンゴにも一波乱があった。
カルロスやジェトーリオについては、もはや特筆すべき問題ではない。
サンタマリアにとって解せないのは、昨日聞いた『ナトゥレーザ(自然)』のコードネームで呼ばれた、
フラメンゴの助っ人3人組が未だに姿を見せない事である。
最初はまたジェトーリオに騙されたか、とも思ったサンタマリアだったが、
監督もまた、今日のミーティングにて助っ人の存在を明かし、その上で未だ不在な点について
首をかしげているのだから、恐らく嘘では無い。
だからきっと来るはずだ、と思っているのだが、……試合開始1分前になっても、彼らはまだ来ない。

サンタマリア「……来ないものを嘆いても仕方ない。カルロス、そろそろコイントスの時間だぞ」

カルロス「あ……ああ。すまない……」

カルロスはサンタマリアの声で漸く我に返り、そのままセンターサークルへ向かう。

鈴仙「あんたがカルロス・サンターナね……今日はよろしくね」

カルロス「ああ。君のうわさはかねがね聞いているよ。
      レイセン……異国から来た少女だが、とても優秀なストライカーだと」

一旦アーサーモードから抜け出したカルロスは、冷静さを取り戻したようで、
鈴仙に対しても紳士的に振る舞ってくれる。メオン、ザガロと挑発的な面々が続いた中で、
彼の穏やかさは鈴仙的にもありがたかった。

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:16:08 ID:XBjtUS2g
審判「それでは、コイントスを」

鈴仙「はい(……とりあえず。今日の試合は少なくともカオスな事にはならなさそうね……)」

アリスさんの通報もあって最初は警戒していた鈴仙も、カルロスと実際に接する事で安心感を抱きつつあった。
カルロス以外のメンバーも普通そうな風体の少年ばかりで、鈴仙は穏やかにコイントスを始める事が出来た――。
が、鈴仙の心が穏やかなのはこれまでだった。


天パの妖精「……」

ビッ。タン、ツーーーッ、スーーーーーーーーッ……。

鈴仙「……え? セグウェイ?」

一人の少年が、二人の少女を肩に乗せて観客席からフィールドに降り立った。
彼はとても滑らかな動きでここまで来たため、セグウェイに乗っているのかと鈴仙含む周囲の者は勘違いしたが、
彼はなんと、サッカーボールの上に乗ってここまでやって来たようだった。そして――。


天パの妖精「ハッハァーー! ヒーロー登場だぜェ!」

ふんわりフェーブの妖精「最強のDFが来てやったわ!! これでもう安心なさい!!」

ストレートの妖精「ふ、二人とも……。遅刻してるんだから、前口上は後にしようよ……!」


鈴仙「こ、この声は……」

――どこかで聞いた事のある、非常に頭の悪そうな笑い声を聞いた。

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:18:05 ID:XBjtUS2g
佳歩「え!? もしかしてディアスさん!?」

てゐ「違うっしょ。ディアスはもちっと肌が……って」

つかさ「……そんな。あの子はまさか――!」

その笑い声を近々聴いた覚えのある佳歩、てゐ、つかさのアルゼンチン派遣組は、敏感に反応した。
ただし、佳歩とてゐは驚きと畏怖の感情を抱く一方、
つかさだけは自身のライバルとの邂逅に対し、感情の高ぶりを見せていた。

アヤソフィア「ナトゥレーザ……自然。自然……妖精。はぁ。こりゃとんでも無い連想ゲームでしたね」

鈴仙「自然……妖精。妖精……天パ……最強……うっ、頭が……」クラッ

カルロス「おい、大丈夫か? 顔色が悪いぞ!」

鈴仙「ごめん。……今回の試合はこそは、常識に囚われた試合ができると思ってたから、つい……」

――そこで鈴仙も察する。察してしまう。フラメンゴの助っ人の正体を。

実況「お〜〜〜っと! ここでフラメンゴ、あらかじめ選手登録されていた助っ人3人組が登場!
    助っ人A! 天パの妖精・キスギ! 助っ人B! 最強の妖精・チルノ!
    そして助っ人C! 無名の妖精・ダイチャン! 試合開始直前となって、滑りこみ参戦だ〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
   「なんだこいつら!?」「あの天パ…噂の偽ディアスか!?」「いや、あれは地毛らしい。きっと本物だ!」

来生「ハッハァ! 南葛の点取り屋・ファン来生様の登場だ〜〜!」

チルノ「ハッハァ! こっちは妖精の点取り屋・ファンチルノ様だぞ〜〜!」

大妖精「チルノちゃんはDFだから、そっちに専念してね!? ……あ、GKの大妖精です」

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:19:36 ID:XBjtUS2g

――『ナトゥレーザ』とは即ち、個人の名では無く。彼らの属性を指していた。
自然から生まれる妖精。人の身でありながらその生き方が妖精に近い来生。
フラメンゴのオーナー陣が、飛行機事故によりアマゾン奥地で漂着していた3人を発見し、
そのサッカーの才能を見出したのは、まさしく双方にとって僥倖だった。

鈴仙「なんてムリヤリな設定よぉ……!」

穣子「でも、三人とも生きててよかったねぇ……人間、死んだらオシマイだもんね。わかるよ〜」

反町「(穣子さんは神だし、来生はともかくチルノとかは妖精だから、色々と違うような……)」

勿論、真面目にサッカーがしたい鈴仙にとっては、こうした常識外の出来事は受け入れ難かったのだが。
しかし、鈴仙だけがこうした辛い思いをしている訳では無い。

サンタマリア「(お、俺はこんな非常識が皮を被ったような面々を加えてサッカーしないといけないのか……!
         だ、駄目だ。覚悟はしていてもやはり耐えられない……!)ぐ、グボハァー!!」

ジェトーリオ「ひいいっ! 大変だ、サンタマリアが吐血したー! 救護班、早くー!」

フラメンゴ側はフラメンゴ側で、ストレスが限界値を超えて倒れる者もいる。
とどのつまり、この状況についてコリンチャンス側もフラメンゴ側も立場は同じ。
そうならば、鈴仙が耳を幾らシワシワにしようとも試合は恙なく行われるべきなのだ。

550 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:21:09 ID:XBjtUS2g
審判「……さあ、早くコイントスを」

カルロス「はい」

鈴仙「(え……? 今明らかに血を吐いてる人が居た気がするけど……?
     気のせい、なのかな……。私の方がおかしいだけなのかなぁ……?)」

鈴仙は薄れゆく意識の中、辛うじてコイントスに参加した。


先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→コリンチャンスボール
スペード・クラブ→フラメンゴボール
JOKER・クラブA→審判(ロベルト)「ここだ、ここでキャストオフだ!」鈴仙・サンタマリア「「」」プクプク


*一旦ここまでです。続きは夕方〜夜頃に更新します。

551 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 14:23:15 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ9

552 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 14:23:24 ID:???
★コイントスの結果→ スペード2
まさかの妖精三人組wwwこれは予想できなかったわ

553 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 17:51:29 ID:???
乙です

サンタマリア……生きろ

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 22:56:33 ID:XBjtUS2g
更新再開します。
>>552
妖精を出そうと思ったのは単純にナトゥレーザからの発想ゲームでしたw
あと、スレタイも地味に伏線だったと思います。(ディアス+偽ディアス+来生=天パ祭り)
>>553
乙ありがとうございます。
サンタマリアの胃痛キャラが加速したと思います。

555 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 22:57:49 ID:XBjtUS2g
★コイントスの結果→ クラブ9 ★
スペード・クラブ→フラメンゴボール

鈴仙「あっ……裏だった」

カルロス「では、俺達が先攻させて貰おう」

実況「コイントスの結果、フラメンゴの先攻でキックオフとなりました!
    果たしてこの死闘を制すのは、一体どっちになるのでしょうか〜〜!?」

来生「それは勿論、この俺様だぜ! 17人抜きでゴール決めてやる!」

サンタマリア「そ、それって逆走してるじゃないか……ゴフッ!」

ジェトーリオ「ちょっとサンタマリア、点滴打ってるんだから無理しないで!」

鈴仙「(死闘って言うか、既に死にそうな人が居るわね……)」

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

そして。……一抹では到底済まない数の不安を抱えながらも。
審判の無慈悲なホイッスルにより、コリンチャンスとフラメンゴの試合は始まった。

556 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:00:51 ID:XBjtUS2g
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「ヒント神・ヨッチャンです。今回は鈴仙の章その3・リオカップ第三試合、フラメンゴ戦を紹介します!
       フラメンゴはテクモ版2・3でリオカップ編ラスボスを務め。
       本スレでもサンパウロに次ぐ強豪として描かれただけあり、かなりの強敵チームです!
       このスレでは、カルロス君・サンタマリア君・ジェトーリオ君の強化は勿論、
       来生君、チルノ、大妖精の加入、その他モブ選手の強化……等、更なる改造を施しています。
       が、こちらも佳歩、てゐ、つかさの加入で強化されているので、難易度はそう高くないと思いますよ。

−−@−− @ラスレイ
B−C−A Bサーノス H(ホントはC)チルノ Aビオン
−−D−− Dジェトーリオ
−−−−− 
G−E−J Gイシーズ Eサンタマリア Jファリヤ
−−−−− 
−−−I− Iカルロス
F−H−− Fタルーツ H来生
サントス:4−3−3
コリンチャンス:3−4−3
−H−J− H鈴仙 990/990 J佳歩 850/850
F−−−− Fアヤソフィア 800/800
−I−G− Iアリス 800/800 G反町 870/870
−−−−− 
−E−D− Eてゐ 810/810 D静葉 830/830
−B−C− Bミャージ 700/700 Cつかさ 900/900
−−A−− A穣子 880/880
−−@−− @ピュジェ 700/700

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:02:36 ID:XBjtUS2g
ヨッチャン「要注意選手ナンバーワンは勿論カルロス君です! 突破力・決定力・守備力全てが優れた万能選手の彼を、
       少しでも動かさないようにする事が勝利の秘訣となるでしょう。

       来生君はトリックスターとして充分過ぎる程のスキル・必殺技を備えています。
       流石に本物のディアス君程では無いですが、高い突破力はまさしくワールドクラス!
       動き出したら止まらないという点では、ある意味カルロス君より厄介かもしれません。

       点滴を打ちながら試合に臨むMF・サンタマリア君も侮れませんよ。
       派手な必殺技こそ少ないですが、アリスさんとほぼ互角の実力を持ち、
       特殊戦術を持つ司令塔の彼は中々に厄介な存在です。

       リベロ的なポジションにいるDF・ジェトーリオ君。
       彼はブロックはそこまででは無いですが、ダーティさを活かしたタックルが持ち味。
       アリスさんと言えども、彼の毒牙にかかるとドリブルゴールも厳しいかもしれませんね。

       そして、フラメンゴの弱点だったシュートブロックを補う二人の妖精、
       チルノと大妖精の加入は中々大きいです。二人とも燃費は悪いですが、
       強力なブロック/セービング技を覚えています。
       大型シュートよりも、小型シュートを連発する方が有利かもしれません。

       最後に一点。【この試合は、負けた場合はゲームオーバーでリセット】となります。
       特に数値的なペナは設けないですが、緊張感を持って戦えるよう描写等は工夫したいと思いますので、
       時には気楽に、時には真剣にゲームに参加して頂ければ嬉しいです!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

558 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:04:14 ID:XBjtUS2g

サンタマリア「こっちのキックオフだな。よし、まずはボールキープで大勢を掴んで……」

パシッ。タタタタタッ……!

来生「ハッハァー! 初手11人抜きだーいっ!!」

サンタマリア「(大丈夫だ。この位はまだ想定の範囲内だ……)」キリキリ

実況「キックオフと同時に、来生選手がボールを貰って中盤を駆ける駆ける駆ける!
    まるでファン・ディアスさながらの、無法のドリブル突破だ〜〜!」

鈴仙「こ、これは避けられないわね……佳歩!」

佳歩「鈴仙さま。ええ、二人で止めましょう!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアッ!

来生「あっれー。お前らどこかで見た事あるような。ま、良いか! いっくぜー♪」

559 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:05:14 ID:XBjtUS2g

先着2名様で、

★来生→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 佳歩→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→来生、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カルロスがフォロー)(反町がフォロー)(アヤソフィアがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
来生のマークがダイヤで「セグウェイドリブル(+5)」が発動します。
来生のマークがハートで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
来生のマークがスペードで「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
来生のマークがクラブで「キスギステップ(+2)」が発動します。
来生はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
佳歩のマークがダイヤで「野兎タックル(+2)」が発動します。

560 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 23:14:36 ID:???
★来生→ドリブル 55 ( ハートK )( 5 + 3 )=★

561 :森崎名無しさん:2017/01/07(土) 23:16:44 ID:???
★鈴仙→タックル 52 ( ダイヤ4 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 佳歩→タックル 50 ( クラブQ )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:36:35 ID:XBjtUS2g
★来生→ドリブル 55 ( ハートK )( 5 + 3 )+(クリップジャンプ+5)+(狂気の瞳-2)=66★
★鈴仙→タックル 52 ( ダイヤ4 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)+(マインドストッパー+3)=62
 佳歩→タックル 50 ( クラブQ )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=56★
≧2→来生、ドリブル突破。

来生「ヒャッホー!」

ガシッ……ポーーンッ!

実況「来生選手、見事過ぎる『クリップジャンプ』! 鈴仙選手と佳歩選手を一足飛びです!」

鈴仙「そ、そんなァ! 私も必殺タックルで行きたかったのに!」

佳歩「まるで……まるで、ディアスさんみたいです!!」


アリス「――彼を調子付かせては危険よ。皆で取り囲んで!」

反町「(来生……! 前にも増してドリブルが変態的になっているな……!)」

てゐ「私じゃ、あんま戦力にならんかもしれんけどなぁ」

静葉「(この中では私のタックルの威力が一番高い。それでも、確実に防げるかどうか……!)」

来生「んー? 次は4人掛かりかァ。ま、楽勝だな! 今の俺は未来が見える!」

実況「来生選手、当然の権利の如くドリブル継続! 次に狙いを付けたのは、
    アリスさん選手、反町選手、てゐ選手、静葉選手からなるコリンチャンスのMF4人です!」

穣子「(ど、どうしよう。ここは私が土台になって、『オータムスカイラブタックル』に行った方が良いのかな……?)」

563 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:39:22 ID:XBjtUS2g

鈴仙「(穣子と静葉が悩んでる――って、そうか。
     二人で合体の『オータムスカイラブタックル』に行くかどうか、決めあぐねているみたいね。
     確かに、来生君の今のタックルを止めるには、合体タックルに行ってもらう方が確実だけど。
     ……でも、そうなると二人ともガッツを消費する上、強力なブロッカーでもある穣子の手が埋まっちゃうのよね。
     だから、合体タックルに出て穣子不在の隙に、カルロス君あたりにねじ込まれると少し厳しい。
     それに試合も始まったばかりだし。……うう〜ん、どうしようかしら……)」

A:静葉には穣子を土台にし、『オータムスカイラブタックル』に出て貰う!(威力:60)150×2消費
B:静葉にはそのままタックルに出て貰う。(威力:55)
C:静葉は動かないでいて貰う。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

564 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 00:13:07 ID:l8H4QKlE
A

565 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 00:28:00 ID:Z5X5eCfc
A

566 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 00:40:40 ID:GIZiA9D6
A:静葉には穣子を土台にし、『オータムスカイラブタックル』に出て貰う!(威力:60)150×2消費

鈴仙「(ここで出し惜しみしてちゃダメ! ここは確実に止めないと!)
    ……穣子! 静葉さんを手伝ってあげて!」

穣子「う、うん! 分かったよ鈴仙! ……お姉ちゃん!」

静葉「ありがとう、穣子。それじゃ!」

ガシイッ、バーーーーーーーーーーーーーーーンッ!

静葉「も〜いくつ寝ると、立秋〜〜〜!!」

実況「で、出た〜! 来生選手のドリブルに対し!
    静葉選手が伝家の宝刀、『オータムスカイラブタックル』を発動〜!
    常識外れのドリブルには、常識外れのコンビプレイで対抗します!!」

来生「ヒャハッ! 無駄無駄! 俺は点取り屋だァ!!」

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 00:41:54 ID:GIZiA9D6
先着2名様で、

★来生→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(NTLv1+1)=★
★アリスさん→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 反町→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 てゐ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 静葉→オータムスカイラブタックル 60 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→来生、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カルロスがフォロー)(タルーツがフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
来生のマークがダイヤで「セグウェイドリブル(+5)」が発動します。
来生のマークがハートで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
来生のマークがスペードで「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
来生のマークがクラブで「キスギステップ(+2)」が発動します。
来生はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。
アリスのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。
反町のマークがハートで「ポイゾナスタックル(+2)」が発動します。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。

568 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 01:00:44 ID:???
★来生→ドリブル 55 ( クラブ5 )( 4 + 5 )+(NTLv1+1)=★

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 01:06:57 ID:???
今日の更新はここまでにします。

570 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 01:19:12 ID:???
★アリスさん→タックル 54 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=
 反町→タックル 50 ( ハートJ )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=
 てゐ→タックル 51 ( クラブK )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=
 静葉→オータムスカイラブタックル 60 ( ハート5 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=★


571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 14:22:54 ID:GIZiA9D6
★来生→ドリブル 55 ( クラブ5 )( 4 + 5 )+(NTLv1+1)+(キスギステップ+2)=67★*反則!
★アリスさん→タックル 54 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数補正+2)+(トリップワイヤー+2)=63
 反町→タックル 53 ( ハートJ )( 2 + 5 )+(人数補正+2)+(ポイゾナスタックル+2)=64
 てゐ→タックル 51 ( クラブK )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=60*反則受!
≧2→来生、ドリブル突破。…の筈が来生の反則!

来生「ヒャッハー! もう止まんねーぞ!」

スタッ! スタタタタッ!

アリス「な、何なのこの独特のステップ!?」

反町「(ジンガの動きを取り入れた……? いや、我流な気がする。でも……無理だ!)」

来生のドリブルは間違いなく絶好調で、反町やアリスさんの実力を以てしても止まらない。
秋姉妹が控えてはいるが、このまま11人抜きの恐怖が一同の脳裏によぎる。

てゐ「……」

そんな中で、てゐは一人恐れる事なく冷静に構えていた。
しかし、彼女のタックルは弱弱しく、到底来生を破る事はできないだろう。
……では、彼女は一体何を狙ったのか? それは――。

来生「……ハッハァー!」

てゐ「(今だ! ……)んぎゃーーーっ!」

クイッ……ドスンッ! ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「来生選手、反則だ〜! 勢い余っててゐ選手を押してしまいました!
    試合開始直後で負傷も無いという事で、審判は注意のみに留めましたが、これは痛い!
    フラメンゴ、貴重な先攻を失ってしまいました〜!!」

572 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 14:23:56 ID:GIZiA9D6
鈴仙「てゐ、今あんた……」

てゐ「――いーんだよ。こういう汚れ役ってのも、案外嫌いじゃないからね」

……てゐは来生の反則を誘発し、それによって彼の突破を阻んだのではないか。
鈴仙が口に仕掛けた事を、てゐは止める。その手段が決して褒められたものではない事を知っていたから。
そしてその一方で、こうした手段が有効である事を、賢しい彼女は良く認識していたからこそ、
来生の神がかった突破を阻止できたのも事実だった。

静葉「……とにかく、今はこっちのフリーキックよ。ボールは自陣からだから、いきなりシュートは狙えないけれど。
   それでも、自由な方法で切り込む事が出来ると思うわ」

アリス「方法は色々あるわね。鈴仙、佳歩、アヤソフィア。FWやWGにボールを運ばせるか。
     反町君にてゐのような、パス力の高い選手にボールを前線に送ってもらうか。
     私がドリブル突破しても良いけれど。MFが前に出過ぎた場合、カウンターが少し怖いわね」

佳歩「中央はカルロスさんやサンタマリアさん、ジェトーリオさんの縦のラインが出来ています。
    一方で、中盤のサイドは比較的手薄そうですけど。
    ……でも結局、中央でジェトーリオさんやチルノちゃんと対決する事を考えれば、問題は一緒かもしれません」

てゐ「私がロングパスで鈴仙ちゃんに運んでも良いけど。あの半病人のMF(サンタマリア)がちょっち怖いね。
    アイツ、『オフサイドトラップ』みたいな技持っててもおかしくないよ。技さえなけりゃ、私のパスが一番だって自信はあるけど」

鈴仙「結局はいつも通り、どの作戦も一長一短ってワケね……」


573 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/08(日) 14:25:50 ID:GIZiA9D6
鈴仙は次のフリーキックからの攻撃について考える事にした。

ドリブルによる中央突破は、強い選手と当たるリスクが高い。
MFによるパスはローリスクだが、MFの上がりが遅くなる可能性があるし、
ロングパスになると、『オフサイドトラップ』に掛かってしまう恐れもある。

仲間達の情報を踏まえつつ、鈴仙が選んだ攻撃方法は――。

A:FWの自分(鈴仙)に渡して貰い、中央突破を図る!(鈴仙のドリブル:55)
B:FWの佳歩に渡し、中央をドリブル突破して貰う!
C:WGのアヤソフィアに渡し、左サイドをドリブル突破して貰う!
D:OMFのアリスさんに渡し、中央をドリブル突破して貰う!
E:OMFの反町に渡し、反町の必殺パスでボールを前線に運ぶ!
F:DMFのてゐの必殺パス『エンシェントデューパー』で、一気にボールを前線に送る!
G:その他 ここからシュートしたい方はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*来生が注意を受けました。
*外出するので一旦ここまでです。続きは出来れば深夜に更新したいです。

574 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 14:34:46 ID:qAVOD/9E
C

575 :森崎名無しさん:2017/01/08(日) 14:39:03 ID:7XJ4hDl2
c
乙でした!

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 00:59:25 ID:MGYyPwiA
>>575
乙と投票ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:WGのアヤソフィアに渡し、左サイドをドリブル突破して貰う!

鈴仙「――この局面で無理に中央突破を試みる必要は無いわ。
    サイドのスペースを利用して、少しでもボールを前線に上げる事だけを考えましょう」

アヤソフィア「サイドアタック……となると、ウインガーの私の出番ですな?
         よろしい、ここいらで古株の私も存在感を発揮しないといけませんしね。
         是非行かせて貰いましょうか」

鈴仙の提案に対して、アヤソフィアは快諾する。
周囲の者達としても、結局はそれが一番堅実な戦術であるとして反対する者はいなかった。
そして――。

――ピピィイイイイッ!

実況「コリンチャンスのフリーキックで試合再開です。キッカーのてゐ選手!
    ボールを右サイドに向かって蹴りだし、そのボールは……アヤソフィア選手がフォロー!」

アヤソフィア「さーて。ブラジル最速の私の足の出番ですねっ!」

ダッ!

イシーズ「くそっ、負けるか!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアッ!

実況「アヤソフィア選手に対してタックルに向かうのは、フラメンゴのサイドハーフ・イシーズ選手です。
    パス能力に長け、サンタマリア選手を補佐する影のゲームメイカーでもある彼ですが、
    中盤の守備力も安定している! 後はそれが、快速のアヤソフィア選手にも通じるかが問題です!」

577 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 01:00:38 ID:MGYyPwiA

アヤソフィア「一瞬で抜き去ってあげるわ!」

先着2名様で、

★アヤソフィア→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★イシーズ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アヤソフィア、左サイドを突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(アリスさんがフォロー)(サンタマリアがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アヤソフィアのマークがクラブ以外で「高速ドリブル(+4)」が発動します。


*すみません、短いですが今日の更新はここまでにします。

578 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 01:10:13 ID:???

★アヤソフィア→ドリブル 56 ( ハートJ )( 4 + 2 )=★

579 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 02:32:49 ID:???
★イシーズ→タックル 52 ( ハート6 )( 3 + 4 )=★


580 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 19:27:12 ID:MGYyPwiA
★アヤソフィア→ドリブル 56 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(高速ドリブル+4)=66
★イシーズ→タックル 52 ( ハート6 )( 3 + 4 )=59★
≧2→アヤソフィア、左サイドを突破成功。

アヤソフィア「無駄なあがきですね!」

シュンッ!

イシーズ「ぐっ! は、早い……!!」

実況「アヤソフィア選手、左サイドを悠々と突破! これでコリンチャンスは一気に攻撃チャンスに!」

ジェトーリオ「ちぇーっ、イシーズのうすのろ。でも、ま……得点王さんをマークしとけば一緒かな?」

スッ……!

鈴仙「(こいつ……ジェトーリオ! 私の方を明らかに警戒してるわね。
    とはいえ、ベッタリとしたマンマークでは無く、アヤソフィアがドリブルゴールを目指そうとしたら、
    それはそれで臨機応変に動ける立ち位置に居る。厄介ね)」

チルノ「うおーっし! このあたいの最強ブロックで防いでやるぞー!!」

大妖精「チルノちゃん、ムチャはしないでね!
     (――でも、チルノちゃんが居ないと私の体力も持たないし。沢山シュートが来たら嫌だなぁ……)」

実況は攻撃チャンスと煽っているが、実際の所はフラメンゴの守りも固く、
簡単にはゴールを奪えない状況にある。とりわけ、シュートブロックに対し構えるチルノと大妖精。
そして、鈴仙をマークしつつもドリブルゴールに対してある程度の警戒を外さぬジェトーリオ。
この三名を躱しきらない限り、コリンチャンスのゴールは厳しい。

581 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 19:29:48 ID:MGYyPwiA
鈴仙「(幸いに、こっちは攻撃的な布陣にしたお蔭で攻め駒は豊富にある。
     後はどの手札から切っていくか……ね)」

鈴仙自身が攻めるか、アヤソフィアにこのままドリブルゴールを目指させるか。
鈴仙とのツートップのFW、佳歩に賭けるか。あるいはOMFの反町、アリスさんか。
様々な方法が考えられる中、鈴仙達コリンチャンスが採った選択は……。

A:アヤソフィアからパスを貰い、自分(鈴仙)がジェトーリオを躱す!(鈴仙のドリブル:55)
B:アヤソフィアにはこのままドリブルゴールして貰う。(アヤソフィアのドリブル:56)
C:佳歩に低い浮き球。新技『ラビットダイブ』で決めて貰う!(威力:67)
D:反町にグラウンダーのパス。『スコーピオンドライブ』で決めて貰う!(威力:63)
E:アリスさんにパス。そしてドリブルゴールして貰う。(アリスさんのドリブル:57)
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

582 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 19:34:44 ID:JnBtYJt+
C

583 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 19:36:29 ID:fGMfgocI
C

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:07:36 ID:MGYyPwiA
C:佳歩に低い浮き球。新技『ラビットダイブ』で決めて貰う!(威力:67)

佳歩「鈴仙さま……私に行かせてください!」

鈴仙「佳歩! ……だ、大丈夫なの!?」

佳歩「……私は真の意味で、鈴仙さまの相棒になるべく修行してきました。
    その成果を、早速今ここでお見せしたいんです。私を信じてください!」

強い意志を持ってそう話す佳歩の横顔は確かに、鈴仙が信じるに値していた。
これまでの弱さ、幼さを克服し。ゴール前であっても大胆不敵に立ち振る舞える、
そんな佳歩の成長を知った鈴仙は、アヤソフィアにこう指示を出した。

鈴仙「アヤソフィア、センタリングをお願い!」

アヤソフィア「そう言いながら、貴女は動かない。という事は佳歩ちゃんに任せるおつもりですね。
         ……了解しました、良いでしょう!」

バシュッ!

佳歩「(来た!)……決めます! 見ていてください!」

タタタッ……バッ!

実況「アヤソフィア選手、ゴール前まで向かいセンタリング!
    それに対して低いボールに動きを合わせるのは……コリンチャンスのFW・佳歩選手です!
    この試合初加入となった彼女ですが、その可愛らしい外見からは、
    彼女がパワフルなフォワードであるとは到底想像できません!」

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:10:47 ID:MGYyPwiA
ジェトーリオ「(へえ、あの動き……)――おーい! 僕もブロックに混ぜろよぅ!」

タタタッ……!

サーノス「えっ!? でもお前、レイセンのマークは大丈夫なのか……!」

ビオン「幾らあの子が強くても、これまで活躍して来たレイセン程じゃないだろ!
     それなら、レイセンのねじ込みを警戒すべきじゃ……!」

ジェトーリオ「はぁ。見た目と先入観だけで判断とか、君らって本当ニブいってか、バカだよね。
        多分だけどさ。……あの子のシュート、相当ヤバいよ?」

チルノ「そーなのかー」

大妖精「それはチルノちゃんのキャラじゃないでしょ……。
     ……でも、相手のシュートが何であろうと、私達は止めるだけだもんね。
     私も回って、何でも止めちゃうよ!」

実況「ブロックに向かうのはチルノ選手とフラメンゴのCB2名……に、加えて。
    ジェトーリオ選手も鈴仙選手へのマークを外し、4人がかりの守備に出ました!
    セカンドストライカーのシュートにしては厳重な包囲とも言えますが……」

佳歩「敵が何人だろうが、関係ありません。……私は、私の仕事をするだけですッ!」

バッ!

てゐ「(……セカンドストライカー? 馬鹿だね、実況もフラメンゴの選手も。
    あの狡賢そうな奴(ジェトーリオ)だけは気付いたみたいだけど。
    あの子はもはや、鈴仙の影なんかじゃなくて、鈴仙と互角。
    いや、ことダイレクトシュートにおいては……あの子は、鈴仙以上のストライカーなのにさ!!)」

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:12:47 ID:MGYyPwiA

例えこれがリオカップでの初プレーであっても、その周囲には4名ものDFとGKが居ても、
佳歩は全く動じない。それだけの試練を、彼女は乗り越えて来たからだ。
そして放つ。これが因幡佳歩の意地。鈴仙に並び立とうと努力し、近づき――そして超えて行った者のシュートを。

          佳歩「食らって。これが私の――『ラビットダイブ』よッ!!」

               ギュンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオッ!


587 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:14:57 ID:MGYyPwiA

先着3名様で、

★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ジェトーリオ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 サーノス→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ビオン→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★大妖精→ローリングセービング・改 65 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(反町がねじ込み)(ファリヤがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の「ラビットダイブ」がフラメンゴゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)(ファリヤがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
ジェトーリオのマークがダイヤで「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
ジェトーリオのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
チルノのマークがダイヤ・ハートで「顔面アイシクルフォール(+13、400消費、成功しても零れ球)」が発動します。
チルノのマークがスペードで「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。


588 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 20:16:32 ID:???
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ハート6 )( 2 + 4 )=★

589 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 20:16:38 ID:???
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ハート6 )( 6 + 2 )=★

590 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 20:18:11 ID:???
★ジェトーリオ→ブロック 55 ( ダイヤ6 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=
 サーノス→ブロック 53 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )+(人数補正+2)=
 ビオン→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 55 ( スペード7 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=★

591 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 20:25:40 ID:???
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( ハートA )( 5 + 3 )=★

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:53:22 ID:MGYyPwiA
結果には関係ないですが、ジェトーリオの必殺ブロックは「反転ブロック」でした。修正します。
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ハート6 )( 2 + 4 )=73★
★ジェトーリオ→ブロック 55 ( ダイヤ6 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)+(反転ブロック+6)=69*減衰!
 サーノス→ブロック 53 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )+(人数補正+2)=60
 ビオン→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=66
 チルノ→ブロック 55 ( スペード7 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)+(顔面ブロック+6)=67★
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ハート6 )( 2 + 4 )+(減衰-1)=72★
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( ハートA )( 5 + 3 )=73★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてファリヤがフォロー

ギュンッ! ゴオオオオオッ……!!

ジェトーリオ「(それみた事か……って、言うか何だよコレ!
         強いとは思ってたけど、まさかカルロスの新技以上の威力だなんて……!)――ええいっ!」

ジェトーリオは咄嗟に今大会に備えて新たに習得したブロック技を使い、
佳歩のシュートに対応してみせたが――その威力は、彼の想像を遥かに上回っていた。
そのため、彼の渾身のブロックも、威力を損ねるのみに過ぎない。

チルノ「でりゃーーっ!」

ブロック力に定評のあるチルノも、佳歩のスピードに追いつけない。
そしてここで、見る目の無い選手に、周囲の観客や実況も気づく。
……この少女は今、とんでも無いシュートを放ったという事に。

大妖精「(す、凄いシュート……! でも、私だって負けません!)
     ――ここよ、ここで回るのよ!」

ダッ! グルウウウウッ! ……バシッ!


593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:54:40 ID:MGYyPwiA

実況「大妖精選手、必殺の『ローリングセービング・改』でボールを辛うじて弾く!
    佳歩選手のシュートも凄かったが、このセービングも中々凄い!
    瞬発力で言えば、メオン選手をも大きく上回る精度です!」

――故に、ここでボールが前方に弾かれた事は、佳歩の失敗では無く。
ジェトーリオの機転と大妖精の技術が優れていた為であると周囲も認識した。
しかし、如何に優れたシュートであろうが、決まらければ意味がない。

佳歩「あちゃ……失敗しちゃいましたか。てへへっ」

鈴仙「(佳歩……体力は消耗したみたいだけど、メンタル面では全然凹んでないわね。
    今のシュートの威力も凄かったし。何というか、……本当に末恐ろしい子だわ)」

佳歩もそれを分かっているが故に、決まらなかったシュートを必要以上に悔やまない。
鈴仙はこのシュートを通して、佳歩の技術的・精神的成長の全てを感じ取った。


594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 20:55:56 ID:MGYyPwiA

実況「さあ、……前方に弾かれたボールは、フラメンゴのサイドハーフ。
    ファリヤ選手がフォロー! しかし攻撃を諦めないコリンチャンスはしがみつく!
    ファリヤ選手に対し、OMFの反町選手が付きました〜!!」

反町「(ここで俺がボールを奪えれば、まだ攻撃は続けられる!)――行くぞっ!」

先着2名様で、

★ファリヤ→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ファリヤ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(サンタマリアがフォロー)(静葉とカルロスで競り合い)(アリスさんがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
ファリヤのマークがダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。
反町のマークがハートで「ポイゾナスタックル(+2)」が発動します。

595 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 21:04:17 ID:???
★ファリヤ→ドリブル 53 ( スペード8 )( 3 + 4 )=★

596 :森崎名無しさん:2017/01/09(月) 21:07:46 ID:???
★反町→タックル 53 ( スペード2 )( 4 + 4 )=★

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/10(火) 00:34:14 ID:LKwyGoHo
★ファリヤ→ドリブル 53 ( スペード8 )( 3 + 4 )=60★
★反町→タックル 53 ( スペード2 )( 4 + 4 )=61★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてアリスさんがフォロー

反町「でりゃーーーっ!」

ズザアアアアアアアッ……バチイイッ!

ファリヤ「ちいっ!」

実況「ファリヤ選手、反町選手の切れ味鋭いタックルを完全には躱しきれない!
   ボールは前方に零れてしまいました! そしてそのボールをフォローしたのは……」

アリス「とうとう私の時代が来たっ!(皆、ここは冷静に攻めを継続するのよ)」

サンタマリア「本音と建前が逆になってるぞ……!」

イシーズ「(体調悪いのに丁寧に突っ込み過ぎだろ、サンタマリア……)」

実況「ボールをフォローしたのはアリスさん。中盤敵陣寄りの位置でボールキープを試みます!」

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/10(火) 00:35:27 ID:???
先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★サンタマリア→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(静葉がフォロー)(てゐがフォロー)(カルロスがフォロー)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

*今日の更新はここまでにします。

599 :森崎名無しさん:2017/01/10(火) 00:36:42 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=★

600 :森崎名無しさん:2017/01/10(火) 00:55:37 ID:???
★サンタマリア→タックル 55 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 ( ハート10 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)=★

すごく嫌な予感がするけどおいしい予感もする!

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 00:22:33 ID:???
>>600
ここでアリスさんが一発退場とかだったら、爆笑と同時に絶望ですね…。

★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=64★
★サンタマリア→タックル 55 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=63
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして静葉がフォロー

サンタマリア「(サントス戦の活躍を見るに、彼女のドリブルは危険だ!
         敵にボールが渡っても良い、立ち上がりから芽を摘む!)……ハッ!」

シュパッ、ポーンッ!

アリスさん「ああっ!? 私のボールくんが!?」

実況「アリスさん、自慢のテクニックを見せつける前にサンタマリア選手によりボールカット!
    奪うよりも弾く事を重視したプレイが、今回は功を奏しました!
    ボールは……静葉選手がフォローしましたが、どんどん後ろに追いやられていきます、コリンチャンス!」

カルロス「……見ていてくれ、アーサー!」

ダッ!

静葉「くっ……(あのカルロス・サンターナとの初勝負が私とは……!
    ハッキリ言って分が悪いけれど。それでも、やるしか無いわね……!)」

602 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 00:24:25 ID:ujnIQ1k6
先着2名様で、

★静葉→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★カルロス→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉、ボールキープ成功。試合を一旦落ち着かせる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォローし一旦試合は落ち着く)(タルーツがフォロー)(来生がフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
静葉のマークがダイヤで「落葉ターン(+4)」が発動します。
カルロスのマークがダイヤで「ミラージュタックル(+3)」が発動します。


*短いですが、今日の更新はここまでにします。

603 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 00:42:40 ID:???
★静葉→ドリブル 54 ( ハートA )( 4 + 6 )=★

604 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 01:18:43 ID:???
★カルロス→タックル 56 ( クラブ2 )( 4 + 6 )=★

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 21:50:01 ID:ujnIQ1k6
★静葉→ドリブル 54 ( ハートA )( 4 + 6 )=64★
★カルロス→タックル 56 ( クラブ2 )( 4 + 6 )=66★
≦−2→フラメンゴボールに。

静葉「ここは純粋な実力勝負……!」

カルロス「ならば、俺が取らせて貰おう。君のボールキープはまだ甘い!」

グンッ! ズザアアアアッ、バシイッ!

実況「カルロス選手、静葉選手からボールを奪った!
   パワフルなショルダーチャージで体勢を崩した一瞬の隙を、このサッカーサイボーグは見逃しません!
   そして、カルロス選手、比較的手薄なコリンチャンスのバイタルエリアへと侵入し……!」

カルロス「まずは小手調べだ。俺達に勝つというなら、この位防いでもらおう!」

グワァァァァァァッ!

穣子「く、来るよぉつかさちゃんっ!?」

つかさ「仲間のDFのミャージさんがフォローに動いてくれています。欲をかかず、防ぐ事だけを考えましょう!
     私も行きます。……うぉぉぉおおおぉぉぉおっ!!」

カルロス「――行くぜ、ミラージュシュート!」

……バッギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 21:51:45 ID:ujnIQ1k6
先着3名様で、

★カルロス→ミラージュシュート 64 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★ピュジェ→パンチング 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(タルーツがねじ込み)(ミャージがフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→カルロスの『ミラージュシュート』がコリンチャンスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(タルーツがねじ込み)(フラメンゴのコーナーキック)(ミャージがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。

【補足・補正・備考】
カルロスの「ミラージュシュート」には吹飛係数3があります。
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

607 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 21:58:46 ID:???
★カルロス→ミラージュシュート 64 ( クラブ10 )( 6 + 5 )=★

608 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 21:58:53 ID:???
★カルロス→ミラージュシュート 64 ( ダイヤA )( 6 + 5 )=★

609 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 22:00:41 ID:???
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤ4 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 56 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=★

610 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 22:03:35 ID:???
★ピュジェ→パンチング 58 ( ハートK )( 4 + 1 )=★

611 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 22:35:21 ID:???
これはしょうがない。切り替えていこう。
先に失点するのは久しぶりな気がする…

612 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 22:38:45 ID:???
サントス戦でも先制点は取られていたぞ

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 22:46:08 ID:ujnIQ1k6
★カルロス→ミラージュシュート 64 ( クラブ10 )( 6 + 5 )=75★
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤ4 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)+(ロイヤルスイートポテトルーム+8)=73*減衰!
 つかさ→ブロック 56 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)+(顔面ブロック+6)=69★*吹き飛び!
★ピュジェ→パンチング 58 ( ハートK )( 4 + 1 )=63★
≧2→カルロスの『ミラージュシュート』がコリンチャンスゴールに突き刺さる!

ギュィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!

穣子「ふえっ!? ぼ、ボールが増えててててて……でも、全部とめれば一緒だよ!
    お願い止まって、『ロイヤルスイートポテトルーム』ゥーっ!」

ブウンッ……ガシッ!

つかさ「(いけない、この衝撃は……!)――きゃぁぁっ!」

――バッ、ドゴオオオッ!

衝撃波とハイスピードの影響により、まるでツインシュートの如く大きくブレる、
カルロスの十八番のシュートに対し、穣子とつかさのブロックは体を為さない。
穣子の全力ブロックすらもが僅かにその威力を減衰させる事のみが精いっぱいであり、
つかさに至ってはタイミングを読み間違い、大きく吹き飛ばされてしまう。

ピュジェ「お、俺だってポストよりはマシだろ……、って、すみません調子乗りましたァァァ!」

グンッ! ドゴオオオオッ!

――最後に残されたGKのピュジェは、お世辞にも名ゴールキーパーとは言い難い。
そうなると、ここまで決定率100%を誇って来たカルロスのシュートを止められる道理もなく……。

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 22:49:38 ID:???

バシュッ! ズバァァァァッ!

  ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


コリンチャンス 0 − 1 フラメンゴ

615 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 22:51:56 ID:???
実況「決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ッル! 先制点はフラメンゴ!
    前半5分にカルロス選手の『ミラージュシュート』が、コリンチャンスのゴールに突き刺さりました!
    来生選手のドリブル劇場が反則で流されて以降、調子のよかったコリンチャンスですが、
    少しずつ戦線を後ろに押し戻され、最後は絶好調のカルロス選手に決められてしまいました。
    フラメンゴにとっては良い得点、コリンチャンスにとっては辛い失点でしょう!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

つかさ「(守れなかった……!)」

アリスさん「……ごめんなさい。私がボールをキープできなかったばかりに。
       だから絶交とか止めて下さいお願いしますまた一万円持って来ばずがらっ!?」

佳歩「えっ、い、絶交!? でも私達、絶交以前にそもそもトモダチでしたっけ……?」

アリスさん「う、ううううううっ……! また裏切られた!? 世界は悪意を中心に回っているのよぉ。
       この世界で信じられるのは自分自身のみなのよぉおおっ……」

反町「(苦しい失点のショックが引き金となって、アリスさんの過去の辛い思い出がフラッシュバックしたみたいだ。
    本当はこんな時こそ、全員で気をしっかり持つべきなのに)
    ――皆、落ち着きましょう。過去を悔やんでいても、何もはじまらない。ねえ、静葉さ……」

静葉「ウフフ……私のせいで試合に負ける。全ては私のせいで終わるのよぉ〜♪」チャキッ

穣子「お、お姉ちゃん! 久しぶりに死なないでぇー!? カッターナイフは仕舞っててぇー!!??」

反町「……………(ショックで昔のネガティブ癖が復活してるし……もう駄目だ)」

てゐ「……う〜ん。今の失点で皆のテンションが下がってるね。鈴仙、次どうするのさ」

鈴仙「ええ……うん。勿論、考えてるわよ。いい案は無いけどさ……」

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/11(水) 22:53:34 ID:ujnIQ1k6
コリンチャンスの一同は、フラメンゴの強さを前に士気を落としてしまっていた。
決して作戦的に間違っていた訳でも無いにも関わらず、少しずつ相手に押されて負けた……。
という辛い事実が、ますますメンバーを苦しめているように鈴仙は思えた。


てゐ「フォーメーションチェンジの時間は取れないっぽいし、次のキックオフの攻め方でも考えようか。
    このまま真っ直ぐ行って、地道に中央突破なりサイドアタックなりで少しずつ切り込んでいくか。
    敢えて深めでボールキープして時間を稼ぎ、敵が釣られた所をカウンターで一網打尽にするか。
    それとも、今の布陣を活かして、ワンツーやらドリブルやらでFW・MF全員でなだれ込むとか。
    どうやるのが一番相手を崩しやすいか。どうやるのが今の自分達の陣形でやりやすいか。
    その辺り、しっかり考えてみるっきゃないね」

鈴仙「そうね……」

多かれ少なかれ絶望感が漂う中で、一人ポーカーフェイスを絶やさないてゐはそれだけで頼もしい。
彼女の助言を聞きながら、鈴仙は一同を鼓舞するがてら、次のキックオフ時の攻め方について、
こう指示を出す事にした。

A:「今のは誰の責任でも無い。気を取り直していきましょ!」このままキックオフを迎える。
B:「少し守備を厚くした方が良いかしら。全体的に少し引いて、次はカウンターを狙いましょ」守勢を強める。
C:「今の失点は痛いわ。一刻も早く取り返すよう、全体的に上がり目で行きましょう」攻勢を強める。
D:鈴仙(裏声)「サンターナ キミハ マチガッテイルヨ ワタ…レイセンガ タダシイヨ」カルロスに精神攻撃。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*本日24:00までに投票が決まっていたら、もう少し更新します。決まらなかったら、今日はここまでにします。

617 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 22:56:22 ID:CQnZfMgs
C

618 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 23:25:42 ID:qZgzSk0w
D

619 :森崎名無しさん:2017/01/11(水) 23:37:35 ID:TH9dXhCc
C

620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 01:24:04 ID:???
本当にすみません、投票を頂いたので更新したかったのですが、
待っている間別の文章を書いていたらこんな時間になってしまいました(泣)
更新は明日にさせて頂きたいと思います……

>>611-612
作戦ミスではないのに、じわじわと押されてしまう展開でしたね…
先制点は辛いですがまだまだ逆転可能です。

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 23:04:27 ID:qD5desek
C:「今の失点は痛いわ。一刻も早く取り返すよう、全体的に上がり目で行きましょう」攻勢を強める。

鈴仙「……今の失点は痛い。ここは全体的に上がり目で攻めていきましょ」

てゐ「それが良いかもね。なだれ攻撃だ! ……ってヤツ?」

アヤソフィア「まあー、本当に全員で突撃して行ったら、今の私らの戦術理解度的に厳しいですし。
         現実には、FW、WG、OMFの全員がねじ込み上等で上がってく、って感じでしょうか」

反町「(となると、俺も攻撃参加か……! できればやっぱり、ゴールを決めたいな)」

佳歩「私、がんばります。次こそは決めてみせます!」

鈴仙はチームの士気を回復させ、また、この不利な状況から脱却するためにも、
次のキックオフは攻撃重視で行く事を選んだ。その意見に対しチーム内からは異論は無い。

鈴仙「で、次は実際にどうやって攻めるかだけど……」

アリスさん「だったら……私に任せてくれないかしら」

つかさ「えっ、アリスさん!? 大丈夫なんですが、さっき強い被害妄想に囚われてましたけど……」

アリスさん「大丈夫大丈夫ぅ。なんか私今なら、ボールくんの声が聞こえてくる気がするから……」

穣子「それ多分、大丈夫じゃないよぉー!?」

静葉「でも実際、このチームで一番突破力が高いのはアリスさんなのよね……。どうするの、鈴仙?」

鈴仙「え、ええーっと、うーん……(アリスさんってめんどくさいからなぁ。『スキル・アリスさん操作』
    でもあれば別だけど。やっぱり、ちょっと関わりたくないなぁ……)」

622 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 23:05:56 ID:qD5desek
誰が中心となって攻めるかについては、アリスさんが謎の主張をし始めた為、
ホントにコイツ大丈夫なのかと場は一瞬だけ騒然となったが……。

アリスさん「ウフフ……ボールくんの声がするわ……ウフフ………」

鈴仙「(こ、こわい……)」

――うつ状態を乗り越えた反動で、一種のトランス状態に陥っているアリスさんを誰も止める事ができない。
かくして、鈴仙の攻撃的布陣はアリスさんに託される事となった。そして――。

ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さぁ〜! キックオフです! 試合は現在0−1でフラメンゴがリード!
    前半5分で不利となったコリンチャンスは鈴仙選手がボールを蹴って、
    少し後ろのアリスさん選手に渡しました。そして……!」

アリスさん「……ボールくん、私を導いて!」

ダダダダダダダッ!

実況「アリスさんドリブル突破〜〜! 試合開始直後の来生選手の突破にも負けない轟音で、
    センターサークル付近を爆走しております〜!!」

来生「ヒャッホー! 飛んで火に居る中央突破だぜェー!」

カルロス「(やはり、あれはアーサーに違いない。俺には分かる。分かるんだ……!)」

実況「それに対してタックルに向かうのはフラメンゴのカルロス選手!
    そして自分の方がもっと上手くドリブルを扱えるんだ! と、来生選手も駆けつけます!
    コリンチャンス、まずはここを無事に突破できるのか〜!?」



623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 23:07:37 ID:qD5desek
先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★カルロス→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 キスギ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(反町がフォロー)(タルーツがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
カルロスのマークがダイヤで「ミラージュタックル(+3、吹飛3)」が発動します。

624 :森崎名無しさん:2017/01/12(木) 23:10:21 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )=★

625 :森崎名無しさん:2017/01/12(木) 23:14:43 ID:???
★カルロス→タックル 56 ( スペード8 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=
 キスギ→タックル 53 ( スペード4 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

626 :森崎名無しさん:2017/01/12(木) 23:15:21 ID:???
★カルロス→タックル 56 ( ダイヤ8 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=
 キスギ→タックル 53 ( スペード10 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=★

627 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 23:27:58 ID:qD5desek
来生がカタカナになっていますが、特に意味はありません(汗)
ただ、来生のスキル・ファンタジスタを書き漏らしていたので追加します。
★アリスさん→ドリブル 57 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(プリズムターン+4)=70★
★カルロス→タックル 56 ( スペード8 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=62
 キスギ→タックル 53 ( スペード4 )( 2 + 1 )(ファンタジスタにより11)+(人数補正+1)=65★
≧2→アリスさん、ドリブル突破!

ボールくん(※アリスさんの妄想の産物)「アリスさんガ タダシイヨ」

アリスさん「うん分かったわ、ボールくん! でもさん付けはちょっと辛いかな……ウフフ」

シュンッ、ククククッ……!

カルロス「……!? アーサーじゃ、ない……!」

来生「ヒィヤッハァー! 俺は点取り屋だァーって、アイタッ!」

実況「アリスさん、何かを呟きながらまずは前線を突破!
    カルロス選手が上の空、来生選手が敢え無く転倒したのも運が良かった〜!!」

佳歩「(でも、来生さん。転んだ割りには正確にアリスさんの足元を捉えていたような。偶然かな……)」


サンタマリア「――何だったんだ、さっきの突っ込み不在のドリブルは! ――ッ、また胃が……!」

イシーズ「怒るとまた胃に穴が空くぞ、サンタマリア……」

アリスさん「神秘体験を経て、今こそ真のファンタジスタに覚醒すべき時なのよ、私……!」

実況「陶酔したアリスさんの超絶ドリブルは留まるところを知らない!
    アリスさん! 次は中盤のサンタマリア選手とイシーズ選手が相手です!」


628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/12(木) 23:30:35 ID:qD5desek

先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★サンタマリア→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、更にドリブル成功。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(反町がフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

629 :森崎名無しさん:2017/01/12(木) 23:44:21 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブJ )( 2 + 3 )=★
あぁーっと!

630 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 00:01:34 ID:???
★サンタマリア→タックル 55 ( スペード10 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 ( スペード9 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=★

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/13(金) 00:50:27 ID:xIWAGbkc
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブJ )( 2 + 3 )=62★
★サンタマリア→タックル 55 ( スペード10 )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=63
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして反町がフォロー

アリスさん「ウフフ……ボールくん。ボールくん……」

サンタマリア「ふざけるな……何がボールくんだ! 現実を見ろッ! ボールが喋る訳ないだろ!
         お前みたいなのが居るせいで、俺のッ、胃がッ……!!」

ズバッ! ――バチイイイッ!

実況「サンタマリア選手、怒りの籠ったタックルでアリスさん選手のボールを弾いた〜!
    アリスさん選手、サンタマリア選手の前に二度も敗北を喫してしまいました! ですが……!」

反町「(上がり目に動いていたお蔭で、俺でも充分フォローできるぞ!)」

タタタッ……パシッ。

実況「そのボールは積極的に上がっていた反町選手がフォロー! コリンチャンス、前のめりな攻勢が功を奏したか〜!!」

ファリヤ「だが。裏を返せばここで奪えれば俺達のチャンスって訳だ!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアッ!

実況「ですがフラメンゴ、コリンチャンスの攻勢を突いていく! サイドハーフのファリヤ選手が反町選手にタックルだ〜!」

反町「(言う通り、ここで負けると辛い。絶対にボールをキープするぞ!)」

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/13(金) 00:52:18 ID:xIWAGbkc
先着2名様で、

★反町→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ファリヤ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(静葉がフォロー)(来生がフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
反町のマークがダイヤで「毒々しいドリブル(+2)」が発動します。


*今日の更新はここまでにします。

633 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 00:54:19 ID:???
★反町→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 1 + 2 )=★
ソリマチ卿を称えるのだ 乙なのです

634 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 00:57:12 ID:???
★ファリヤ→タックル 51 ( ハートQ )( 2 + 1 )=★

635 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 02:22:07 ID:???
これはたたえられないw
相手も味方もw

636 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 10:38:42 ID:???
我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

637 :森崎名無しさん:2017/01/13(金) 19:03:31 ID:???
ソリマチ卿「私のシュート力は67です」
サルサノ「守護神より放たれし聖なる楯よ、今こそ魔の光を反らせ!シンクロ召喚!禁忌ゲシュマイディッヒ・パンツァー!」

実況「おおっと!ソリマチ卿の単なるシュートがサルサノくんのシンクロ召喚で枠外に反れました!」
解説「お客さんが盛大に車田吹っ飛びしてますね!ソリマチ卿のシュート力は、67だそうですからね」

パルメイラス戦にこの光景が見られるのか
頑張って勝ち進もうぜ!

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/14(土) 02:36:21 ID:5iW9gMfQ
>>633
乙ありがとうございます。
この引きはアリ虐めの少年反町君ですね…
>>635
一応勝ってるので、ある意味称えられるのでしょうかw
>>636
乙ありがとうございます。毒の魔法で敵を弱体化したのでしょう…
>>637
『反町のシュート力が67なのは他外伝の話であり、このスレではそこまで強くない』
『サルサノ君がポスト枠外を誘発したのは偶然であり、そうしたスキルは無い』
とか青で切ったら即雲散霧消しそうな光景ですね…

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/14(土) 02:37:30 ID:5iW9gMfQ
★反町→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 1 + 2 )+(毒々しいドリブル+2)=58★
★ファリヤ→タックル 51 ( ハートQ )( 2 + 1 )=54★
≧2→反町、ボールキープ成功。

反町「(くそっ……! 緊張して動きが定まらない……!)」

ファリヤ「(むっ! 型どおりのドリブルかと思いきや中々不規則だな……)」

実況「反町選手とファリヤ選手、どこかぎこちない動きでありながらも対峙!
    そして微妙な戦いの末、反町選手が辛うじてボールをキープしました!」

反町「(は、恥ずかしい……けど、勝ちは勝ちだ! 後はボールを前に……!)」

バシッ!

佳歩「ありがとうございます、反町さん!」

実況「そしてそのボールはすぐ前方の佳歩選手に! コリンチャンス、同点のチャンスに近づきました〜〜!!」

鈴仙「(近づいた、ってだけでまだまだ厳しいけどね……。
    ――特に厄介なのは、こっちのバイタルエリア中央で様子見しているジェトーリオ君。
    さっきの佳歩のシュートを見てからは、私にばっかり気を向けてはくれないわ。
    佳歩の突破やシュートも十二分に警戒している。
    でもだからと言って、私やアリスさんへのパスが素通しになるかの保障は無いし。
    反町君に戻して撃って貰うとしても、ちょっとゴールから遠い気もするし……。
    う〜ん。必勝法ってのは無さそうだから、少しずつ切り崩していくしかないのかしら……)」

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/14(土) 02:39:58 ID:5iW9gMfQ

順調に攻め上がれつつも、敵の粘りもあって中々有効な決定打が出せない状況。
そんな中で鈴仙が採った方策は――。

A:「佳歩、そのままドリブル突破よ!」(佳歩のドリブル:56)
B:「佳歩、私とワンツー突破でもう一遍、『ラビットダイブ』よ!」(佳歩側のパス:55)
C:「佳歩、ここから『ラビットテイル』でお願い!」(威力:63)200消費
D:「佳歩、私にグラウンダーのパスをお願い!」(佳歩のパス:55)※判定により素通しの可能性アリ
E:「反町君に返して、『スコーピオンドライブ』を撃って貰いましょう!」(威力:63)250消費
F:「アリスさんに渡して、一気にドリブル突破して貰いましょう!」(アリスさんのドリブル:57)
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

641 :森崎名無しさん:2017/01/14(土) 08:13:57 ID:GoZcwwCk
D

642 :森崎名無しさん:2017/01/14(土) 08:32:38 ID:s1dqz1Vg
D

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 01:18:22 ID:vwW/Ho7I
D:「佳歩、私にグラウンダーのパスをお願い!」(佳歩のパス:55)※判定により素通しの可能性アリ

鈴仙「(丁度良い具合に警戒がバラけている! 今なら……!)――佳歩、私にパスをお願い!」

佳歩「はい! 分かりました、鈴仙さま!」

グワッ、バシュウウッ…!

実況「佳歩選手、ここでボールをバイタルエリア中央の鈴仙選手にパス!
    先程の佳歩選手のシュートも凄かったが、鈴仙選手も依然脅威である事は変わりありません!」

ジェトーリオ「(ふーん。どうしようかなぁ……)」


先着1名様で、

★佳歩のパスへの反応→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→大妖精「ここです! ここで私の『スパイラルパスカット』の出番です!」大妖精、オーバーラップ!?
ダイヤ・ハート→ジェトーリオ「(僕はブロックに回った方が良いかな)」うごかない!
スペード・クラブ→ジェトーリオ「(僕が行くしかないよね)……それっ!」パスカットに行く!


644 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 01:25:52 ID:???
★佳歩のパスへの反応→ スペード5

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 01:41:25 ID:vwW/Ho7I
★佳歩のパスへの反応→ スペード5 ★
スペード・クラブ→ジェトーリオ「(僕が行くしかないよね)……それっ!」パスカットに行く!

ジェトーリオ「(ここを通しちゃって、全員でシュートブロックに行くのも良いけど。
         僕のブロックじゃあそこまで役に立てないし、何より痛いし)……それっ!」

バッ!

実況「佳歩選手のパスに対し、リベロのジェトーリオ選手が飛び出した〜!
    敵得点圏でのボールカットに成功し、そのまま試合を振り出しに戻したい考えでしょうか!」

佳歩「(き、来ちゃった……! でも、私だって負けません!)」

先着2名様で、

★佳歩→パス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェトーリオ→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(アリスさんがフォロー)(チルノがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
なし。


646 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 02:02:07 ID:???
★佳歩→パス 55 ( ハートK )( 3 + 4 )=★

647 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 02:32:55 ID:???
★ジェトーリオ→パスカット 53 ( ダイヤ6 )( 4 + 3 )=★
佳歩ちゃんパスも強くなって(しみじみ)

648 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 19:38:52 ID:vwW/Ho7I
>>647
佳歩はかなり強いです。現時点では鈴仙以上のFW能力を持っています。(競り合い以外)
その代わり、鈴仙以外のキャラの成長機会は今後限られると思うので、 
最終的には鈴仙も佳歩に負けないかそれ以上に強くなると思います。

★佳歩→パス 55 ( ハートK )( 3 + 4 )=62★
★ジェトーリオ→パスカット 53 ( ダイヤ6 )( 4 + 3 )=60★
≧2→鈴仙、パスキャッチ。

佳歩「舐めないでくださいっ!」

バシュッ……!

ジェトーリオ「ふうん。意外とパス上手いじゃん。ひょっとして、君こそがこのチームのエース?」

実況「佳歩選手のパスに、ジェトーリオ選手は届かない!
    グラウンダーのパスは、バイタルエリア中央の鈴仙選手へと届きました〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

大妖精「さっきので結構消耗しちゃったけれど。……でも、次も全力で行きます!」

チルノ「へっへっへー。次こそはあたいの全力をお見舞いしてやるわ!」

ビオン「(ブロックでは殆ど役に立てないが。ドリブル突破だったら……!)」

実況「ジェトーリオ選手が飛び出してカットに向かった事もあり、
    鈴仙選手の攻撃を受けるのはチルノ選手と大妖精選手。
    そしてタックルが得意なDF・ビオン選手の3名です!
    この布陣を鈴仙選手はどう崩すのでしょうか〜〜〜!?」

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 19:39:55 ID:vwW/Ho7I
鈴仙「(どう崩すって、シュートしかないのだけれど。
     さっきのプレーを見る限り、チルノも大妖精も大分腕を上げてるわね……。
     並大抵のシュートじゃ崩せない気がするわ。とはいえ、ドリブル突破が楽勝、とも言えないし。
     うん。やっぱりここは――!)」

A:「マインドエクスプロージョン」だ!(威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
B:「マインドブローイング」だ!(威力:62+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
C:「マインドシェイカー」だ!(威力:60+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))150消費
D:普通のシュートだ!(威力:55)80消費
E:いや、ここはドリブル突破だ!(鈴仙のドリブル:55)
F:その他 アヤソフィアにパス出ししたい方はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

650 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 19:40:55 ID:dCIIMf0+
A

651 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 19:44:33 ID:KpRcWw4A
A

652 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 19:56:50 ID:vwW/Ho7I
A:「マインドエクスプロージョン」だ!(威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費

鈴仙「(いつだってそうだった!)今回も、全力で……!」

グワァァァァァァァァァァァァァッ!

実況「鈴仙選手全力で右脚を振り上げた〜〜!
   カルロス選手の『ミラージュシュート』に勝るとも劣らない威力を秘める必殺技!
   『マインドエクスプロージョン』の構えです!」

鈴仙「……食らいなさい! これが私の『マインドエクスプロージョン』よッ!!」

バッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!
ギュン……ギュンギュンギュン……!!

鈴仙「決まれぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

チルノ「へっへ。あんたもあたいの伝説の錆にしてくれるわ!」

バッ!

大妖精「す、凄いシュート……! でも、さっきよりはマシだよ。回って何でも止めてみせます!」

バッ! グルン、グルングルンッ!



653 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/15(日) 19:58:09 ID:vwW/Ho7I
先着3名様で、

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 64 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ビオン→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 チルノ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★大妖精→ローリングセービング・改 65 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(反町がねじ込み)(サーノスがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の「ラビットダイブ」がフラメンゴゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)(サーノスがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
チルノのマークがダイヤ・ハートで「顔面アイシクルフォール(+13、400消費、成功しても零れ球)」が発動します。
チルノのマークがスペードで「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。

654 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 20:04:38 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 64 ( クラブ6 )( 5 + 5 )=★

655 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 20:10:43 ID:???
★ビオン→ブロック 53 ( スペード7 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=
 チルノ→ブロック 55 ( スペード2 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=★

656 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 20:16:28 ID:???
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( ダイヤ3 )( 2 + 3 )=★

657 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 20:45:49 ID:???
決まったな。

658 :森崎名無しさん:2017/01/15(日) 20:55:14 ID:???
もう3発位シュートをGKに届かせたらへばりそうだ

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/16(月) 00:43:57 ID:mYSnpuNM
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 64 ( クラブ6 )( 5 + 5 )=74★
★ビオン→ブロック 53 ( スペード7 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=65*吹き飛び!
 チルノ→ブロック 55 ( スペード2 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)+(顔面ブロック+6)+(狂気の瞳-2)=71★*吹飛&減衰
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( ダイヤ3 )( 2 + 3 )=70★
≧2→鈴仙の「マインドエクスプロージョン」がフラメンゴゴールを突き破る!

鈴仙「――歪んで爆発しろッ、私の感情!」

グウウンッ……!

ビオン「むぐっ……あ、頭が……!」

チルノ「あ、あたいはこんなんには負け……ぎゃふんっ!」

ドゴゴオオオオッ!

大妖精「(チルノちゃんが身体を張ってくれたお蔭で、シュートの勢いは弱まった。
      でも……)ごめんなさい、防ぎきれない……!」


バギイイイッ!
 ――ズバァッ、ピピィイイイイイイイイイイイイイッ!!


コリンチャンス 1 − 1 フラメンゴ



660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/16(月) 00:45:17 ID:mYSnpuNM

実況「決まった、ゴ〜〜〜ル! 鈴仙選手、ここで女を見せました!!
    鮮やかなパワーシュートでフラメンゴの固い守備を破り同点ゴール!
    前半はもうじき10分に差し掛かりますが、ここで悪い流れを払拭しました!」

観客「ワアアアアアアアアアアアア!!」「レーイーセン!」「レーイーセン!」

鈴仙「ようし、決まったァ!」

佳歩「さっすが鈴仙さまです! でも、次は私ですよぅ!」

鈴仙「えっへへ。佳歩も言うようになったねぇ」

反町「(強い……このツートップ! このままじゃあ、俺なんてとても割り込めないな……)」

互いにハイタッチでゴールを祝福する鈴仙と佳歩を見て、後ろで見ていた反町は思わず息を飲んでいた。
これまでは鈴仙が専ら佳歩をリードしているイメージだったが、今は違ったからだ。
今のこの二人は、間違いなく対等な存在。フランスで能力を高めた反町であっても、入り込めない雰囲気。
彼女達はこの時点ですでに、熟練のツートップの貫録を醸し出していた。

アリスさん「(鈴仙って、私の前ではあんな爽やかな表情見せないわよね。
        ……やっぱり、私への親切は偽りの優しさだったのかな。
        リアルが充実している人特有の、安っぽい同情だったのかなぁ……)」

――その横のアリスさんは鈴仙というトモダチを誰かに取られた事による被害妄想に囚われていたが。
……まぁ、それはあまり関係が無かった。


661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/16(月) 00:46:56 ID:mYSnpuNM

ジェトーリオ「あ〜あ。やっぱりダメだったかァ。僕達も頑張ったのにさ。ね、皆?」

大妖精「すみません……ちょっとだけ、息が切れてきました……」

チルノ「ちくしょう……あたい、全然大ちゃんを守れてないよ。でも、次こそはッ!」

カルロス「…………」

来生「ハッハァ! 点取り屋の俺様が、点くらい幾らでも取ってやるから気にすんな!」

一方のフラメンゴは意気消沈こそしていなかったものの、
次のキックオフに対してどう出るべきか、その検討を迫られていた。

サンタマリア「……ダイチャンのセーブ力は凄いが、体力的な不安もある。
         少なくとも、ここは拙速に攻めるべきではないだろう」

サンタマリアは点滴台にもたれながら、現状について意見を述べる。
チームのブレーンである彼に対し反対する者は基本的にいない。

カルロス「…………」

ジェトーリオ「そうだねぇ……」


662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/16(月) 00:51:03 ID:mYSnpuNM

――意見があるのは、キャプテンのカルロスが作戦を微調整する事か、
ジェトーリオが悪意に満ちた何かを思いついた時かのどれかである。
そして、今回の場合は――。


先着1名様で、

★フラメンゴの戦略→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→カルロス「うぉぉぉおおっ、アーーサーーーーーァッ!!」
ダイヤ・ハート→サンタマリア「ここは一旦試合を落ち着かせよう……」
スペード・クラブ→ジェトーリオ「ねぇ、一旦試合を落ち着かせようよ。でさ……」

663 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/16(月) 00:52:41 ID:???
今日はここまでにします。更新に間が空いてしまってすみません(汗)
>>657
主人公の意地を見せましたね。
>>658
チルノはともかく、大妖精のガッツは実は結構ヤバいです。

664 :森崎名無しさん:2017/01/16(月) 00:56:15 ID:???
★フラメンゴの戦略→ ダイヤ3

665 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/18(水) 00:59:16 ID:J6O3okvA
★フラメンゴの戦略→ ダイヤ3 ★
ダイヤ・ハート→サンタマリア「ここは一旦試合を落ち着かせよう……」

ジェトーリオ「……ま、そうするしかないよね〜」

サンタマリア「よし。それじゃあ他に異論は無いな」

ジェトーリオが鷹揚に頷く。他のメンバーもサンタマリアの意見に賛成のようだった。

カルロス「……ああ、決まったのか」

……ただ一人、カルロスだけは空を仰いだまま、意見すら聞いていない様子だった。
サンタマリアは、少し厳しい口調でカルロスに問いかける。

サンタマリア「カルロス……お前、大丈夫か」

カルロス「すまない。プレーに没頭していれば、忘れられるんだが……。
      どうしても、気になる事がなってな」

サンタマリア「……俺達はプロだ、とか。今更分かり切った事を俺が上から言える資格はないし、
        プレー時のお前のキレが落ちてない事も分かっている。
        だが――いや。今は口論はよそう。もうじき始まる」

カルロス「……悪い」

ホイッスルを吹こうとしている審判の視線を感じたため、サンタマリアはこれ以上は追及しない。
カルロスは罰の悪そうな表情を浮かべたが――。

ピィイイイイイイイイイイイッ!

――それ以上のやりとりは、同点を許してしまったフラメンゴによるキックオフの笛により、
立ち消えとなってしまった。

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/18(水) 01:00:55 ID:J6O3okvA


***

カルロス「――イシーズ!」

バシュッ!

イシーズ「ああ、貰った。――ファリヤ!」

バシュルルルルッ……!

サンタマリア「よし、その調子だ。暫くボールをキープして、敵のタイミングをずらしてくれ!」

鈴仙「流石はユースチームとは言え、プロね。パスワークの連携がしっかり取れている!」

来生「なー、俺もパスワークに入れてくれよー。パスしてくれたらドリブルゴールしてやるからさー」

タルーツ「お前はパスワークの意味を調べてから発言してくれ……」

――それから試合は、サンタマリアの集団指揮力と、カルロスの個人技。
そして何よりフラメンゴ全体の組織力の高さを活かした緻密なパスワークにより、暫くの間膠着した。
(来生は不満そうにしていたが)


667 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/18(水) 01:02:24 ID:J6O3okvA
アリスさん「(……もうすぐ前半も20分を越えて、クライマックス! 敵が来るとしたらもうすぐ……!)」

試合が動いたのは、鈴仙のゴールから10分以上時間が経ってからだった。
中央のサンタマリアがボールをキープして暫くの間離れない。
その気配を察知して、アリスさんが身構えたその時だった。

サンタマリア「……行くならそろそろだ。ここは通す、『バナナパス』だ!」

グワァァッ、バシュルルルルルルルルルッ……!

アリスさん「――予想通り。来たわね!」

バッ!

実況「出た〜〜! サンタマリア選手の必殺『バナナパス』だ〜〜〜!
    リオカップに備え、元々得意としていたバナナシュートをパスに応用した、
    サンタマリア選手の必殺パスです! ボールは……前線に飛び出したカルロス選手を目指しています!」

反町「(アリスさんがパスカットに出た! だったら、俺も数合わせ位は……!)」

バッ!

実況「それに対してパスカットに動いたのは、コリンチャンスのOMF二人!
    アリスさん選手と反町選手です! これはどうなるでしょうか!?」


668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/18(水) 01:04:15 ID:J6O3okvA
先着2名様で、

★サンタマリア→バナナパス 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 反町→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→カルロス、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(来生がフォロー)(中盤の奪い合いに)(佳歩がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/18(水) 01:06:34 ID:???
短いですが、今日の更新はここまでにします。
昨日は連絡なくすみません、ずっとダンガンロンパV3やってました(爆)
クリアした感想を言うとネタバレになりますが、色々と集大成的な作品だったと思います。
特に、ラストの絶望感とその後に残る希望感が良かったです。
過去作プレイされた方は、是非買ったら良いと思います。(ダイマ)

670 :森崎名無しさん:2017/01/18(水) 01:12:09 ID:???
★サンタマリア→バナナパス 57 ( クラブ9 )( 2 + 4 )=★

671 :森崎名無しさん:2017/01/18(水) 01:16:18 ID:???
★アリスさん→パスカット 56 (! card)( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 反町→パスカット 51 (! card)( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★
乙でした!

672 :森崎名無しさん:2017/01/18(水) 01:17:56 ID:???
★アリスさん→パスカット 56 ( スペード7 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=
 反町→パスカット 51 ( ハート3 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=★

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/19(木) 01:18:38 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします(汗)
>>671
乙ありがとうございます! 更新が遅くなりすみません…

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/20(金) 00:04:55 ID:???
★サンタマリア→バナナパス 57 ( クラブ9 )( 2 + 4 )=63★
★アリスさん→パスカット 56 ( スペード7 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=65
≦−2→コリンチャンスボールに。

ギュンッ! クククッ……!

実況「サンタマリア選手のバナナパスは今日も冴えています。
    速度と威力を保ちつつ、急激な変化を加えてカルロス選手へと向かいます!」

アリスさん「――確かに凄いパスね。でも、この程度なら取れるわ!」

バァッ! ……パシッ!

サンタマリア「なにィ!」

カルロス「(サンタマリアのパスが、あんなに簡単に取られた……!?)」

実況「……ですが、これはアリスさん選手の正確なパスカットのコース内!
    急激な変化をブレインで読み切ったアリスさんの胸元へと落ちていきます!
    前半戦もクライマックスという所で、再びコリンチャンスボールになりました!!」

鈴仙「す、凄いわアリスさん! ……じゃあ、ここは――」

アリスさん「ウフフ……やはり私とボールくんとの仲は一番という事ね……!
       東方人気投票でも、私とボールくんがベストパートナー部門1位間違いなしね……」

タッ…!

鈴仙「(しまったわ。アリスさんがまた、ボールくんとの交信に夢中で現実を見落としてる……)」


675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/20(金) 00:07:24 ID:???


来生「おいそこの頭ヤバそうな姉ちゃん! 俺にボールくれよー! ボールが俺様を呼んでいるんだよー」

ダッ!

アリスさん「ウフフ……何かしら、この頭のヤバそうな子は。ボールくんと私の友情は、決して途絶える事は無いというのに……」

実況「えー、ボールを奪い取ったアリスさん選手、恍惚とした表情で来生選手に向かいました!
    来生選手の傍にはやや下がり目に居たフラメンゴのFW・タルーツ選手が居り、2対1です!
    アリスさん選手、ここで来生選手に負けない活躍を見せてしまうのでしょうか〜!?」


先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★来生→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 タルーツ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(反町がフォロー)(てゐがフォロー)(カルロスがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

676 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 00:21:08 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード4 )( 3 + 4 )=★

677 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 00:29:04 ID:???
★来生→タックル 53 ( クラブ3 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 タルーツ→タックル 51 ( スペード9 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/20(金) 00:57:50 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード4 )( 3 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=67★
★来生→タックル 53 ( クラブ3 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=62
 タルーツ→タックル 51 ( スペード9 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=59★

アリスさん「それーーっ! サッカーはブレイン。ブレインなのよぉ〜……!」

タッ! ギュインッ、シュパッ!

来生「ちっくしょー! あいつ、俺みたいなドリブルしやがって!!」

タルーツ「(確かに、ブレインという割には感性頼りのドリブルだったような……)」

実況「アリスさん選手は今日も絶好調! まずは順調に前線の2人を抜いていきます!」

ジェトーリオ「ちぇーっ。サンタマリアがしっかりしないせいで、嫌なヤツにボール来たなァ」

タッ…!

実況「それに対しては、ジェトーリオ選手が飛び出してタックルに向かいます!
    ジェトーリオ選手はフラメンゴの誇るストッパーですが、ラフプレイも目立つ曲者。
    アリスさんの才能に対し、ジェトーリオ選手はどう奇手を打つのでしょうか!」

ジェトーリオ「(へへっ、でも実況も良い煽り方してくれるねぇ。やってやろうじゃないか、奇手ってヤツをさ)」

スッ……!

アリスさん「………」


679 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/20(金) 00:59:05 ID:pn/jS2uw

先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ジェトーリオ→ダーティディフェンス 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破成功。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(イシーズがフォロー)(チルノがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
ジェトーリオのマークがクラブで反則が発覚します。

*今日の更新はここまでにします。

680 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 01:11:48 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード9 )( 6 + 4 )=★

681 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 01:17:07 ID:???
★ジェトーリオ→ダーティディフェンス 58 ( クラブ6 )( 4 + 2 )=★

682 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 02:45:44 ID:???
おおっとこれは痛いぞジェトーリオ

683 :森崎名無しさん:2017/01/20(金) 08:55:42 ID:???
このあとの判定次第だけどこれで大分有利になったな

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 01:31:06 ID:2lNrU7uI
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード9 )( 6 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=70★
★ジェトーリオ→ダーティディフェンス 58 ( クラブ6 )( 4 + 2 )=64★*反則発覚!

アリスさん「(……さっきの動き。故意に私の服を引っ張ろうとしてるわね)」

狂っていても持ち前の洞察力と推理力の高さを失わず、
アリスさんはジェトーリオの僅かな動きで彼の意図を察知した。

ジェトーリオ「(彼女はキスギと同じ天才肌の選手。こうした機敏には疎い筈さ!)」

クィッ…!

そしてジェトーリオはアリスさんの狂気的な側面しか知らぬ故に誤算をした。
気付かれているにも関わらず、意図的な反則プレー――ダーティディフェンスを敢行してしまった。

アリスさん「(やっぱり来たわね)……甘いわ!」

クルンッ!

ジェトーリオ「!?」

審判「(あの動きは……!)」

アリスさんはジェトーリオが襲い掛かる直前に、審判にも目立つような大きいターンを行った。
本来これではボールは容易く奪われてしまうような大振りな動きであったが、
元から正攻法でボールを取る気が無い者を引っかける分には問題無かった。

ジェトーリオ「……僕とした事が。相手が相手だと思って油断していたよ」

アリスさん「あら、何の事かしら? 私はボールくんの導きに従っただけよ!」

タッ!

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 01:33:21 ID:2lNrU7uI
実況「アリスさん選手、魅せる優雅なターンでジェトーリオ選手を突破!
    一見危ない動きに見えましたが、ジェトーリオ選手はたじろぎ動けなかった!
    そして残す守備陣は、DF2人とGK1人のみとなりました〜〜!」

審判「(……ここは笛を鳴らさず、アドバンテージを取るか)」


チルノ「よーし、来い! アリスさん」

ビオン「俺の上手いタックルを食らえ、アリスさん」

アリスさん「(子供っぽい妖精にまでさん付けされて、一線を引かれてる……)
       こ、……子供に、何が分かるって言うのよぉ……!!」

ビュンッ!

実況「そしてバイタルエリアを越えてもアリスさん選手の判断はドリブルで変わらない!
    周りの味方を一顧だにせず、チルノ選手達が守るゴールへと向かっていく〜〜!」

鈴仙「あ、アリスさん……早いってば!(どうしよう、足の速い私はともかく、
    佳歩はボールに追いつけてない。ねじ込みを狙うのは厳しいかしら……)」



686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 01:35:49 ID:2lNrU7uI

先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ビオン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 チルノ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破し一対一に!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩とサーノスで競り合い)(ファリヤがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
ビオンのマークがダイヤで「上手いタックル(+2)」が発動します。
チルノのマークがダイヤ・ハートで「フロストコラムス(+2)」が発動します。

687 :森崎名無しさん:2017/01/21(土) 01:37:31 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード9 )( 4 + 4 )=★

688 :森崎名無しさん:2017/01/21(土) 01:38:10 ID:???
★ビオン→タックル 53 ( スペード3 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=
 チルノ→タックル 52 ( JOKER )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=★

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 02:41:07 ID:2lNrU7uI
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード9 )( 4 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=68★
★ビオン→タックル 53 ( スペード3 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=58
 チルノ→タックル 52 ( JOKER )( 4 + 4 )(JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)+(フロストコラムス+2)=70★
≦−2→フラメンゴボールに。

アリスさん「それっ! これが私のブレインサッカーよ!」

シュンッ! ククッ……!

ビオン「く、悔しいが上手い!」

実況「アリスさん選手、得意の頭脳的ドリブルでまずはビオン選手を突破!
    このままチルノ選手を抜き、残すはゴールと行きたいところですが……!?」

チルノ「えーい! 何が頭脳よ! サッカーはね、お利口さんだけのものじゃないんだよーッ!」

ズッ、ザアアアアアアアアアアッ! バシッ!

アリスさん「……!!」

実況「チルノ選手、反骨の必殺タックル『フロストコラムス』!
    氷柱のように鋭いタックルでアリスさんの快進撃を止めてみせた〜〜!!」

サンタマリア「(ふざけているヤツだと思ったが。やはり奴の熱量は本物……!)――チルノ、俺に渡してくれ!」

チルノ「ようし。えーっと……いけーーっ!」

バシイイッ!



690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 02:42:37 ID:2lNrU7uI
実況「そしてチルノ選手は何とかサンタマリア選手の顔を思い出してパス!
    これでボールは再び中盤に戻りますが、アリスさん選手、鈴仙選手、佳歩選手。
    そしてフォローに備えていたウインガーのアヤソフィアの4人は、
    先程の突破の影響により自陣へと戻れない〜〜!
    コリンチャンス、厳しいカウンターを守り切る必要があります!」

サンタマリア「――行けるか? カルロス」

カルロス「……大丈夫だ、プレーに私情は挟まない」

サンタマリア「力強い言葉だな。よし、じゃあ信じるぞ!」

グワァァッ、バシュルルルルルルルルル……ッ!

実況「そしてサンタマリア選手はカルロス選手にパス!
    フラメンゴ、1点目のようにミラージュシュートに全てを託します!」

来生「(アレ? 俺のドリブルゴールは? ま、いっか。どうせ後で取れば良いし)」


バシュルルル……

てゐ「う〜ん。これじゃあパスカット要員が、私と静葉ちゃんの二人しか居ないよ。どうする?」

静葉「そうね……(――ここで確実に取るには、『オータムスカイラブ』が良い。
    だけどそれは、私自身の体力だけじゃなく、守備の要である穣子の身動きと体力をも消費する。
    今はこの大技――使うべきなのかしら?)」

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 02:44:04 ID:2lNrU7uI
鈴仙「(サンタマリア君からカルロス君へのパス。これを全力でカットすべきか否か、
    静葉が悩んでるみたいね。ここは私が指示を出した方が良いかなぁ……?)」

A:静葉には『オータムスカイラブパスカット』に出て貰う!(威力:58)150消費
B:静葉には普通にパスカットに出て貰う。(威力:53)
C:その他 静葉は動かない! などはこちらで

鈴仙のガッツ:760/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

692 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/21(土) 02:45:50 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>682-683
今回は判定を省略し、アドバンテージとしました。プレーが止まった際に判定を実施します。
ジェトーリオが封じられるとドリブル突破が大分楽になりますね。

693 :森崎名無しさん:2017/01/21(土) 10:08:26 ID:d3warcK6
B

694 :森崎名無しさん:2017/01/21(土) 11:41:25 ID:QEPKd8/+
A

695 :森崎名無しさん:2017/01/21(土) 12:44:31 ID:Q5bg13rE
B

696 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/23(月) 00:36:36 ID:4z784tCM
B:静葉には普通にパスカットに出て貰う。(威力:53)

鈴仙「(オータムスカイラブを使うと、強力なブロッカーである穣子が封じられてしまう。
     となると、ここは……)静葉、ここは無理に連携を使う必要は無いわ!」

静葉「鈴仙、ありがとう。そうさせて貰うわ!」

バッ!

てゐ「まっ、私が本気出せば止めれるかな〜」

実況「コリンチャンスはDMFの静葉選手とてゐ選手がパスカットに!
    サンタマリア選手、ここでパスをカルロス選手に繋げ、
    前半クライマックスのこの局面で2−1にすることができるでしょうか!?」

先着2名様で、

★サンタマリア→バナナパス 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★静葉→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→カルロス、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(来生がフォロー)(穣子がフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
静葉のマークがダイヤ・ハートで「フォールカット(+2)」が発動します。
てゐのマークがクラブ以外で「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/23(月) 00:37:54 ID:???
…と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。
(昨日は付き合いがあり、何も書き込みできずすみません…)
本日もお疲れ様でした。

698 :森崎名無しさん:2017/01/23(月) 00:57:36 ID:???
★サンタマリア→バナナパス 57 ( クラブA )( 4 + 6 )=★

699 :森崎名無しさん:2017/01/23(月) 01:11:11 ID:???
★静葉→パスカット 53 ( ハートQ )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 54 ( スペード7 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=★

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/23(月) 22:01:21 ID:4z784tCM
★サンタマリア→バナナパス 57 ( クラブA )( 4 + 6 )=67★
★静葉→パスカット 53 ( ハートQ )( 1 + 2 )+(人数補正+1)+(フォールカット+2)=59
 てゐ→パスカット 54 ( スペード7 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(フラスターエスケープ+3)=66★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして来生がフォロー

バシュルルルッ、ギュンッ!

てゐ「……そこだ! 届け『フラスターエスケープ』ッ!」

バシュンッ! ――バチッ……!

実況「サンタマリア選手の鋭いバナナパスにてゐ選手、辛うじて食らいついた!
    ですが、その零れ球をフォローするのは……!」

来生「ハッハァ! 露払いごくろーさんっ! 後はこの点取り屋に任せろ〜!」

ダッ!

穣子「ひ、ひぃいっ! 来たよぉ!?」

つかさ「(厳しい状況ね……!)」

実況「ボールをフォローしたのは謎のベールに包まれた謎の天パ・キスギ選手です!
    非常識的な動きで、つかさ選手と穣子選手が守る最終ラインをこじ開けようとしている〜!
    コリンチャンス、ここで再び1点のビハインドは追いたくありませんが、守り切れるでしょうか!?」

701 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/23(月) 22:02:36 ID:4z784tCM
先着2名様で、

★来生→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 つかさ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→来生、突破成功! GKと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カルロスがねじ込み)(ミャージ(味方DF)がフォロー)(ピュジェ(味方GK)がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
来生のマークがダイヤで「セグウェイドリブル(+5)」が発動します。
来生のマークがハートで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
来生のマークがスペードで「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
来生のマークがクラブで「キスギステップ(+2)」が発動します。
来生はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。
穣子のマークがダイヤ・ハートで「ウォームカラーハーベスト(+2)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで「根性タックル(+3、吹飛2)」が発動します。

702 :森崎名無しさん:2017/01/23(月) 22:03:22 ID:???
★来生→ドリブル 55 ( ハートJ )( 6 + 4 )=★

703 :森崎名無しさん:2017/01/23(月) 22:03:42 ID:???
★来生→ドリブル 55 ( クラブ8 )( 6 + 3 )=★

704 :森崎名無しさん:2017/01/23(月) 22:04:18 ID:???
★穣子→タックル 55 ( スペード2 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=
 つかさ→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=★

705 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/25(水) 00:54:13 ID:???
すみません、今日はこちらの更新はお休みさせて頂きます…
明日は更新したいと思います。

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/27(金) 00:17:35 ID:1Y1ttpn2
★来生→ドリブル 55 ( ハートJ )( 6 + 4 )+(クリップジャンプ+5)=70★
★穣子→タックル 55 ( スペード2 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=59
 つかさ→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)+(根性タックル+3)=65★
≧2→来生、突破成功! GKと一対一に!

来生「ハッハァ! あっとふーたりっ!」

グッ……ポーンッ!

穣子「た、高いよぉ!?」

つかさ「まだです! まだやれます!」

ズザアッ、バァァァンッ! ……スカッ!

つかさ「そ、そんな……!」

実況「来生選手、ゴール前で穣子選手を相手に大ジャンプ!
    そして続くつかさ選手はド根性でスライディングを止めて飛び上がり、
    そのジャンプを食い止めようとしますが……だがとどかない!」

来生「ヒャッホー♪ こりゃゴール確定だな! 未来が’視える’ぜ……!」

ビュンッ!

ピュジェ「ち、ちくしょう……! 止められる気がしねぇけど……や、やってやる!」

バッ!

実況「コリンチャンス、後はゴールキーパーのピュジェ選手に全てを託すしかありません!
    ですが、ピュジェ選手の実力はリオカップ出場選手全体で見ても、
    決して高い水準ではありません。ここで止めれば大金星ではありますが……!?」

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/27(金) 00:19:13 ID:1Y1ttpn2
先着3名様で、

★来生の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 ピュジェの選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★来生 ドリブル/タンブルウィード 55/59 (! card)(! dice + ! dice)+(NTLv1+1)=★
★ピュジェ そなえる 53 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→来生、ゴールを決める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カルロスがねじ込み)(フラメンゴのコーナーキック)(ミャージがフォロー)
≦−2→ピュジェ、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
来生のマークがダイヤで「セグウェイドリブル(+5)」が発動します。
来生のマークがハートで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
来生のマークがスペードで「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
来生のマークがクラブで「キスギステップ(+2)」が発動します。
来生はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。


*すみません、短いですが今回の更新はこれだけにします。

708 :森崎名無しさん:2017/01/27(金) 00:21:00 ID:???
★来生の選択→ ダイヤ7  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 ピュジェの選択→ スペード2  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

709 :森崎名無しさん:2017/01/27(金) 00:32:35 ID:???
★来生 ドリブル/タンブルウィード 55/59 ( ダイヤ9 )( 2 + 3 )+(NTLv1+1)=★

710 :森崎名無しさん:2017/01/27(金) 01:14:17 ID:???
★ピュジェ そなえる 53 ( ハート3 )( 2 + 2 ) =★

711 :森崎名無しさん:2017/01/27(金) 18:16:34 ID:???
ハッハァ

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/28(土) 17:17:42 ID:???
すみません…今日と明日は仕事や所用があって更新できません。
(昨日は寝落ちしてました(汗))
>>711
見事に決められてしまいましたね…1−2になってしまいましたが、
まだまだ逆転の芽はあります、ジェトーリオも反則貰っていますし。

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/31(火) 00:54:06 ID:???
★来生 ドリブル/タンブルウィード 55/59 ( ダイヤ9 )( 2 + 3 )+(NTLv1+1)+(セグウェイドリブル+5)=66★
★ピュジェ そなえる 53 ( ハート3 )( 2 + 2 ) +(読み外しペナ-2)=55★
≧2→来生、ゴールを決める!

実質的な最後の壁であるつかさと穣子が破られると、最後の瞬間は呆気なかった。

来生「それーーっ!」

ビッ、タン、ツーーーッ、スーーーーーッ……

ピュジェ「!?!??!?!?」

来生は登場時と同じく、静止したボールの上に乗っかると謎の慣性に従って等速直線運動を始める。
この世に摩擦など存在しないのだ、という勢いで手も足も出ないピュジェの横を通り過ぎると――。

来生「ハッハァッ!」

バシュッ……パスッ。
―――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!


コリンチャンス 1 − 2 フラメンゴ




714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/31(火) 00:55:11 ID:???
実況「き、決まった……決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル!
    前半のクライマックスで謎の助っ人・来生選手が決めた、決めてしまった〜〜!
    これで試合は再びフラメンゴの優勢に! コリンチャンス、今までに無い辛い戦いを強いられています!」

来生「どうだァ! これが妖精の点取り王、来生哲兵様だァ〜〜〜〜〜ッ!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

鈴仙「そ、そんなァ……! 折角頑張って取った1点が、こんなアッサリ……!」

アヤソフィア「――いや。ですが不安材料はあっちにもあるようですよ。ほら、見て下さい鈴仙さん」

呆気ない失点に思わず狼狽してしまう鈴仙だが、アヤソフィアは冷静だった。
すっと前方を指さすと、そこには審判からの注意を受けているジェトーリオの姿が見える。
先程アリスさんに対し反則プレーを行った際は、アドバンテージを取られていただけのようだった。

アリスさん「やっぱり、反則プレーがバレたみたいね。……この私にあんな原始的な手を使うからだわ」

実際に彼のダーティディフェンスを受けたアリスさんもまた、憤慨した様子でその様子を見届けている。

アヤソフィア「ジェトーリオくんは、隠れたフラメンゴの攻守の要です。
        ブロック一辺倒のチルノさん以上に、彼が動きまわると厄介なのは間違いない。
        これでカードが出てくれて、ちょっとは大人しくなると良いんですがねぇ……」

審判「………」

ジェトーリオ「(チェッ。折角の得点なのにケチがついちゃったよ)」

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/31(火) 00:56:37 ID:9t11Dkoo
審判はやがて、ジェトーリオに向かって採決を出した。その内容は――。

先着1名様で、

★ジェトーリオの運命→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!
JOKER→ジェトーリオの口八丁でアリスさんの反則扱いに!?


*短いですが、今日の更新はこれだけにします。

716 :森崎名無しさん:2017/01/31(火) 01:01:39 ID:???
★ジェトーリオの運命→ スペード7

717 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/01(水) 00:21:34 ID:???
今日は更新をお休みします(汗)
文章は書いてるのですが中々纏まらず…すみません。

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/02(木) 00:39:47 ID:???
申し訳ない、今日も更新をお休みします。
近いうち(たぶん今週末)には更新再開します。

719 :森崎名無しさん:2017/02/02(木) 22:23:43 ID:???
お疲れ様です!
無理なさらずゆっくりやってください。
楽しみにしてますよー

720 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/05(日) 00:39:33 ID:???
★ジェトーリオの運命→ スペード7 ★
7〜10→厳重注意

審判「(限りなくクロに近いが……残念な事に、決定的な瞬間を見逃していた。ならば仕方ないか……)
    ――君、危険なプレーは慎むように。次に同じ事をやったら……どうなるか分かるね」

ジェトーリオ「(おっ? 正直カードは覚悟してたけど、こいつはラッキー♪)ええ、気を付けます」

アヤソフィア「ええーっ。厳重注意は受けてますけど……カード無しって。
        あの審判さん、フランス人か何かですか?」

アリスさん「……悔しいけれど、逆に言えば次はカードの確率が高い。
       少しは相手も腰が引けると思うわ。それで――次のキックオフだけど。話しても良いかしら?」

鈴仙「え、ええ……(アリスさんがなんか意味も無く普通だ……)」

ジェトーリオが審判に注意を受ける様子を見ながら、鈴仙はアリスさんの言葉に耳を傾ける。

アリスさん「……今は前半25分を過ぎて、時間をかけてゆっくり攻め込むヒマは無い。
       だから、もし前半中に同点に追いつく為には……強硬手段を取るしかないと思うの。
       具体的には、私のドリブル突破。もしくは――あんたの、キックオフシュートよ」

鈴仙「き、キックオフシュートぉ……? 幾らフリーでも、ちょっと無理があるんじゃあ……?」

てゐ「いや……でも。成程ね、それも良い作戦かもよ? 決まるにしても、そうでないにしても」

鈴仙「ど、どういうこと? っていうか、ごくナチュラルに会話に混ざって来るわね、あんた……」

佳歩「――そうか。もしも決まらないにしても、鈴仙さまのシュートだったら、チルノちゃんや大妖精の消耗を狙えます!
    シュートブロックやセービングは、DFやGKにとって大きな負担になりますから!」


721 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/05(日) 00:41:19 ID:n03nTZ4o

アリスさん「てゐと佳歩の言う通りよ。純粋な得点確率で言えば、ジェトーリオ君が厳重注意を受けた今なら、
       私のドリブル突破の方が望みがあるかもしれない。
       でも、シュートには敵を消耗させるというメリットがあるわ。――鈴仙のシュートなら、決定率も悪くないと思うし」

静葉「その会話、私も意見を言わせて貰ってもいいかしら? ……ここは、無理に攻めないという手もあると思うの。
    アリスさんのドリブルも鈴仙のシュートも、充分同点を狙えると思うけれど。 
    ……でも、後半戦もまだ残っている。ここはボールキープで体力を温存して、後半戦に全力で同点、逆転を狙う手もあるわ」

反町「(鈴仙さんも佳歩ちゃんもシュートを1度ずつ撃って消耗しているからな。……確かにそれもアリか)」

アリスさんを口火に、前半戦終盤の攻め方について様々な意見が出て来た。
鈴仙のシュート。アリスさんのドリブル。後半に向けた温存。
鈴仙はキャプテンとして、この中から一つを選ばなくてはならない。

鈴仙「(試合は1−2の劣勢で、前半戦の攻撃チャンスは僅かしかない。
    正直辛い状況だけど、何かを選ばない事には始まらないし。ここは……)」

A:自分(鈴仙)のキックオフマインドエクスプロージョンに賭ける!
  (威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ−4)250消費
B:アリスさんの強行ドリブル突破に賭ける!
C:ここは無理をせず、後半戦に備える。(前半戦が終了し、時間経過分に加えガッツが50回復します。)
D:その他 佳歩にドリブル突破させたい場合等はこちらで

鈴仙のガッツ:780/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ジェトーリオが厳重注意を受けました。

722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/05(日) 00:43:33 ID:n03nTZ4o
短いですが、今日の更新はここまでにします。
>>719
ありがとうございます。中々更新できず済みませんでした。
仕事が繁忙期に入りつつあり、板から離れてしまってました。
明日は更新できればいいなと思っています。

723 :森崎名無しさん:2017/02/05(日) 08:17:26 ID:BYQXlyUM
B
乙でした

724 :森崎名無しさん:2017/02/05(日) 08:23:59 ID:OTCDS6mI
B

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/06(月) 00:19:29 ID:jLazW05I
B:アリスさんの強行ドリブル突破に賭ける!

鈴仙「……相手の消耗も魅力的だけど、私だって体力には限りがある。
    だったら、ここは一点を確実に狙いたいわ」

アリスさん「となると、私のドリブル突破を選ぶって訳ね」

アヤソフィア「うーむ。本来ならばこういう仕事はこの私こそが引き受けたいのですが。
        ですが、なぜか今やアリスさんの方が名ドリブラーである以上は、致し方ありませんな」

佳歩「相手はもう、これ以上点を入れる気はないように見えます。
   ボールが相手に渡ってしまったら、もう前半終了と考えた方が良いかもですね……」

鈴仙「そうね……。だからこそ、こっちとしてもノーリスクで賭けが出来ると考えれば良い。
    アリスさん、お願いするわ」

アリスさん「ええ! この私とボールくんとの友情の前に敵は無いわ!」

最後にアリスさんが少しだけいつもの雰囲気に戻ると、
一同はキックオフに備えてそれぞれの持ち場へとついた。そして……。


726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/06(月) 00:20:53 ID:jLazW05I
ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ〜! 試合再開です! 前半25分に1−2と劣勢のコリンチャンス!
    このマイボールを活かす事が出来るでしょうか……おっと!」

アリスさん「先手必勝よ、うおおおお〜〜〜っ!」

ダダダダダダッ!

カルロス「(……来たか!)」

来生「なんだァこいつ。俺のパクりか?」

実況「アリスさん選手、得意の特攻がはじまった〜〜!
    真正面のカルロス選手に来生選手をもろともせずに、果敢に突破を図ります!」

カルロス「(凄い勢いだが……2対1であれば、勝機はある!)いくぞっ!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!



727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/06(月) 00:22:22 ID:jLazW05I
先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★カルロス→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 来生→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(アヤソフィアとタルーツで競り合い)(イシーズがフォローし前半終了)
≦−2→フラメンゴボールに。前半終了。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
カルロスのマークがダイヤで「ミラージュタックル(+3、吹飛3)」が発動します。
来生はスキル・ファンタジスタにより、ダイスの目が2の場合12に、3の場合11になります。

728 :森崎名無しさん:2017/02/06(月) 00:22:46 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード4 )( 5 + 5 )=★

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/06(月) 00:33:55 ID:???
今日の更新はここまでにします。
あまり更新できず申し訳ないですが、明日以降も更新頻度が減るかもしれません…
>>723
乙ありがとうございます!

730 :森崎名無しさん:2017/02/06(月) 00:34:36 ID:???
★カルロス→タックル 56 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=
 来生→タックル 53 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/07(火) 00:24:51 ID:NVDeQGtg

★アリスさん→ドリブル 57 ( スペード4 )( 5 + 5 )+(頭脳的なドリブル+3)=70★
★カルロス→タックル 56 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)+(ミラージュタックル+3)=64
 来生→タックル 53 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=61★
≧2→アリスさん、ドリブル突破!

カルロス「食らえっ! 『ミラージュタックル』ッ!」

アリスさん「甘いわ、それっ!」

グワァァァァッ! ……シュンッ!

カルロス「(……! まさか、ここまでボールと精神を共有し合っているとは!)」

来生「ハッハァー! ……って、アレ?」

実況「き、決まった〜!! アリス選手、ナイスフェイント!
    起死回生のドリブルゴールに向けた劇場の第一幕は成功!
    しかしまだまだこれからです!」

サンタマリア「(カルロスが通されたか。となると厳しいが……周囲もプレスを強めてくれている!
         完全に奪えずとも、弾けさえすれば……!)」

アリスさん「私は負けない……なんかそんな気がするのよ!!」


732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/07(火) 00:26:28 ID:NVDeQGtg
先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★サンタマリア→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、更にドリブル突破!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(ファリヤがフォローし前半終了)(ジェトーリオがフォローし前半終了)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

*今日の更新はここまでにします。

733 :森崎名無しさん:2017/02/07(火) 01:09:46 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブ6 )( 2 + 5 )=★

乙なのです!

734 :森崎名無しさん:2017/02/07(火) 03:31:52 ID:???
★サンタマリア→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=
 イシーズ→タックル 52 ( ダイヤQ )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=★

735 :森崎名無しさん:2017/02/07(火) 22:35:36 ID:???
アリス キミハマチガッテル サンタマリアガタダシイヨ

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/08(水) 00:47:51 ID:W9wnK3rU
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブ6 )( 2 + 5 )=64★
★サンタマリア→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=65
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そしてジェトーリオがフォローし前半終了

サンタマリア「(欲をかいては負ける。ただ弾く事に意識を集中させるんだ……!)」

ズザアアアアアッ……バシイイッ!

アリスさん「!? わ、私とボールくんの絆がッ!?」

実況「あ〜っと! 怒涛の快進撃へと向かうはずのアリスさん選手!
    出鼻をくじかれるサンタマリア選手のタックルを食らい、ボールを弾かれてしまいます!」

鈴仙「あ、アリスさんっ!?」

佳歩「まだです! ここで私がボールをフォローすれば――!」

ジェトーリオ「……って、ワケにも行かないんだよねぇ。ごめんねぇ、おチビちゃん」

シュンッ…パシッ。

実況「……そして、ボールはフォローに向かっていたジェトーリオ選手により、あえなくフォロー!
    これ以上の点は不要と決めこんだフラメンゴは、巧みなパスワークでこれ以上の攻撃を寄せ付けません!」

鈴仙「(アリスさんの個人技を持ってしても、フラメンゴのチームワークは崩せない……!
     一方で、カルロス君や来生君が猛威を振るうと私達は太刀打ちできない……!
     強い、やっぱり強いよ。フラメンゴは……!)」

半ば祈るように粘り強くチャンスをうかがうコリンチャンスだったが、
フラメンゴメンバーの息の合ったパスワークに割り込み即得点に繋ぐチャンスを得る事ができない。
改めてリオカップの優勝候補チームの実力の高さに鈴仙は息を飲み――。

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/08(水) 00:51:57 ID:W9wnK3rU
ピッ。ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!


実況「前半終了〜〜〜! フラメンゴのリードで後半戦を迎えます!
    これまで破竹の勢いで勝利を積み重ねたコリンチャンスでしたが、
    やはりここが限界なのか!? それを吹き飛ばすような後半戦に期待です!」

――実況がコリンチャンスを大絶叫で煽り立てる中、前半戦は1−2の劣勢で終了した。


コリンチャンス 1 − 2 フラメンゴ  前半終了!

738 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/08(水) 00:53:28 ID:W9wnK3rU
…と、言ったところで短いですが今日はここまでにします。
>>733
乙ありがとうございます!短い時間でも少しずつ更新出来ればと思っています。
>>735
ここでサンタマリアに負けるのは予想外でしたね…。カルロスさえ越えれば得点率は高かっただけ、残念です

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 00:59:52 ID:e7uEBtCg
【ハーフタイム】

コーチ「グヒヒ……お疲れさん。苦戦しとるのぉ。あ?」

鈴仙「そういうコーチは気楽そうですね。まーたお酒なんて持ち込んじゃって。身体に毒ですよ?」

コーチ「まぁ、まぁ……。ワシは元医師じゃて、自分の体の管理くらいらくしょ――ゴホッ、ゴホゴホッ!」

アヤソフィア「医者の不養生ってのはこんな様子を言うんですねぇ。
         ま、コーチさんはそこそこに、軽く作戦会議でもしませんか?」

てゐ「作戦会議、ってもねぇ。……正直、具体的にこうすれば良い! ってビジョンが見えないんだよね」

静葉「前半は攻撃的な布陣を敷いて、実際に敵の強力なDF――チルノちゃんや大妖精ちゃんを消耗させる事はできた。
    だから、後半戦も攻勢を続けていけば、きっと最後には押し切れるとは思うのだけど……」

穣子「思うけど。でも、私達もそんなに大きな失敗はしてない筈なのに、
    試合をうまくコントロール出来てない感じはあるよねぇ。
    カルロスくんのシュートや来生くんのドリブルには、純粋に力負けしちゃったし」

反町「(つまりは、失敗をしないだけじゃなく。逆に相手のミスを誘うような。
     これまで以上の『何か』が必要、って事なのか……? 何かが何なのか、全く思いつかないけれど)」

佳歩「………」

つかさ「(佳歩ちゃん。凄い真剣に考え込んでる……。やっぱり、前と比べて集中力が増した気がするわね)」

アリスさん「(ど、どうしよう……私以外の皆もきちんと考えて発言してる。このままじゃ、知的キャラという、
        この私に僅かに残されたアイデンティティまでもが崩壊しちゃうよぉ……!)」


740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:01:10 ID:e7uEBtCg
鈴仙「(皆、色々考えてくれてるみたいね……アリスさんだけは、姿の見えない何者かに追い立てられてるようだけど)」

不利な状況で迎えた前半戦のハーフタイム。
コリンチャンスの面々は一斉にこの状況を挽回すべく、情報整理と作戦発案に思考を傾けているようだった。
そんな中で手を挙げたのは――

アリスさん「み、皆! この私にすっごく都会派な作戦があるんだけど……」

佳歩「……次の後半戦。アドバンテージを取れるかもしれない作戦を考えてみました!」

アリスさんと、佳歩の二人だった。発言が被った二人は、元々そこまで親交が無い事もあって、
互いに若干気まずそうに視線を合わせている。

鈴仙「作戦……?」

今まで自分が作戦を立案し、周囲の仲間はそれに同調する…という流れが多かっただけあって、
鈴仙は珍しい展開に目を丸くする。その中で、まずはアリスさんが話し始めた。

アリスさん「いいかしら? まず大前提として、次のキックオフは私達コリンチャンス側にある。
       そして、後半開始時は、相手も無理にリードを広げる必要もないという意図から、
       そこまで激しく攻めて来る事は無いと考えられるわ。
       つまり、私達は後半開始直後、安全にボールをキープできる可能性がある。そこでよ。
       私は――後半開始後、バイタルエリアでシュートせずにボールキープを続ける、という作戦を推すわ」

アヤソフィア「はぁ〜〜? アリスさん、トモダチを欲するあまり、いよいよ正常な思考まで出来なくなりましたか?
        バイタルエリアでボールキープだなんて、すぐにボールを奪われるに決まってる。自殺行為ですよ」

てゐ「いんや。でもアリスさんのキープ力があるんだったら、そこまで自殺行為じゃないかもよ?
    てか射命丸だって、ドリブル得意じゃん。二人が適度にボールを交換するなら、意外とアリかもよ、その作戦」

アヤソフィア「射命丸ってのが誰の事だか良く分かりませんが、成程。確かに二人だったら自殺行為も自殺で無くなる…か。
         で。そんな回りくどい事して一体何になるのか、ってのが聞きたいですが。普通にドリブルゴールすれば良いのでは?」

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:03:06 ID:e7uEBtCg
アリスさん「勿論、狙えるならばドリブルゴールも狙うわ。でも、私がフォーカスを当てたいのはそこじゃない。
       ……一度厳重注意を貰っているジェトーリオくんを苛立たせて、更なる反則を誘発させる事よ」

鈴仙「……! ジェトーリオ君のダーティディフェンスを、逆手に取るつもりなの……!」

アリスさん「ええ。……もしも彼が意図的に反則を仕掛けて来て、私が全力で意識を向けたなら。
       彼の反則を、より高い確率で明らかにする事が出来ると思うの。
       そうして、彼を実質的に封じ込めてから――私達は、悠々とドリブルゴールを仕掛ける。
       幸いチルノも大妖精も、タックルや一対一はそこまで強くないしね」

つかさ「なるほど……ドリブルゴールを主体としつつ、その障壁となるジェトーリオさんに狙いを定めると。
     それがアリスさんの作戦なのですね」

アリスさん「そうよ! ど、どう!? これで私もチームのブレインに……」

佳歩「――成程。だったら私の作戦とは逆の方向になりますね」

ドヤ顔で演説を締めようとしたアリスさんを遮って、次は佳歩が発言を始めた。

佳歩「私が考えた作戦――もっとも、そこまで作戦って程じゃないんですけど。
    それは、FWとMFが、全員で敵陣に攻め入る事です。それもドリブルやパスでなく、ワンツーを主体として」

静葉「MF……という事は、私も勘定に入るのね。でも、どうしてワンツーを主体に?
    こちらには強力なドリブラー、パサーが揃っているのに。彼らの個人技には頼らないのかしら?」

佳歩「はい。勿論、零れ球になった場合は個人技は必須なんですが。
    それでも、私はワンツーを主体に攻めるべきと思います。理由は、二つあります」

アリスさん「な、なによなによぉ……! 理由は二つありますって。
       まるでプレゼンが上手い新入社員みたいなセリフ使っちゃってぇ……」

反町「あの、アリスさん。取りあえず静かにしててくれませんか」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:04:40 ID:e7uEBtCg
嫉妬というか対抗意識を燃やしているアリスさんを尻目に、佳歩は説明を続ける。

佳歩「第一の理由。それは、フラメンゴのチームとしての特長にあります。
    来生さんやチルノさんの加入で少しは改善されましたが、
    フラメンゴはタテのライン――カルロスさん、サンタマリアさん、ジェトーリオさん――がしっかりしている反面、
    ヨコのライン――そのほかの選手さん達の実力については、隙があります。
    もちろん、グレミオやサントスの選手さんよりは強いんでしょうけど……でも、実力差は大きいです。
    ワンツーを使って広く攻める事で、この隙のある選手さんを動かさせる。これによって、攻撃チャンスが広がると思います」

てゐ「ふうん。でもさ、そんなに上手くいくかな? だってワンツーだったらさ、多くの人がパスカットに向かいやすいワケだよ。
    幾らモブ選手が弱点だって力説しても、それを補うようにカルロス君が入って来たら、結局意味無いんじゃない?」

佳歩「その弱点を克服できる手段を持っている。それが私がこの作戦を推す理由その二になります。
    そしてその手段とは――鈴仙さまです」

鈴仙「わ、私っ!?」

佳歩「はい。鈴仙さまのプレーには、相手のタイミングを歪ませる力――狂気の瞳の能力が籠っています。
    今回の作戦。鈴仙さまを中心としたワンツーをFW・MFの全員で行う事により、
    フラメンゴの主力選手を弱体化させ。そして、第一の理由で述べた比較的弱い選手の隙を突く。
    そして、バイタルエリアに着いてからは、数を活かしてシュートを連発する。
    ドリブルではなく、あくまでシュート主体で削っていく。私の作戦の終着点はここになります」

穣子「お、おお〜……? なんか全然良く分からなかったけど、佳歩ちゃんってすっご〜い!
    うん、この作戦にしようよ!」

静葉「せめて少しは理解する努力をしなさい、穣子……。
    ――それはさておき、鈴仙はどっちの作戦をとるつもりなのかしら?
    アリスさんが提唱した、ジェトーリオ君の反則を誘発させつつ、ドリブルゴールを狙う作戦。
    佳歩ちゃんが提唱した、名無し選手との実力差と鈴仙の才能を活かした、シュートチャンスを増やす作戦。
    どっちが正解って訳でも無いと思うけれど、このフラメンゴというチームには、どっちが有効だと思った?」

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:07:28 ID:e7uEBtCg
鈴仙「え、ええ〜っと……(どうしよう。私も穣子と同じ状態になってた……)」

サッカーはブレインを信条とするアリスさんと、元々頭の回転が早く、アルゼンチンで大胆さを身に着けた佳歩。
どちらの作戦も決して鈴仙にとって見劣りはしない。
後は鈴仙が、今回の局面においてどうするべきと考えたのか。それが大事な場面となっていた。

鈴仙「(長々と解説はあったけど、前半だって失敗したワケじゃないし。
     別にこのまま後半を迎えるって手も、普通にアリだしね……う〜ん、どうしようかな)」

ジェトーリオの反則誘発を見越した、アリスさんとアヤソフィアによるドリブル主体の作戦をとるか。
主力選手以外に着目した、中盤のワンツー突破及び、FW・MFによるシュートラッシュ作戦をとるか。
それとも、これまで通り真っ直ぐ攻めていくか。
鈴仙が下した決断は……。

A:特段の作戦変更は必要ない。これまで通り真っ直ぐ攻める。
B:アリスさんの反則誘発・ドリブル主体作戦を採用する。
C:佳歩のFW・MF特攻・シュート主体作戦を採用する。
D:いや、ここは私に良い考えが…(自由選択枠)

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。
*今日の更新はここまでにします。

744 :森崎名無しさん:2017/02/09(木) 01:14:20 ID:u++A6sjE
C

745 :森崎名無しさん:2017/02/09(木) 03:17:32 ID:5S42J3cg
C

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/10(金) 01:02:01 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。

747 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:12:04 ID:pRYJ2TQM
すみません、金曜土曜と夜に更新しようとして寝落ちしてました(汗)
今日もこれから外出するので一判定分のみになりますが、更新再開します。

C:佳歩のFW・MF特攻・シュート主体作戦を採用する。

鈴仙「……そうね。ここは佳歩の作戦を採用しましょ」

佳歩「――は、はいっ!」

アリスさん「わ、私の自我が全否定された……!」

鈴仙「……いや、してないってば。ただ、前半戦を見ていると、佳歩のシュートやアリスさんのドリブルじゃ、
    どうしてもフラメンゴの守りを突破できていなかったから。
    だから、後半戦は個人技よりもチームプレーで押し切る方が良いかなって。そう思ったのよ」

てゐ「なるほどねぇ。にしても全員かぁ。失敗したら大変そうだけど、上手く行ったら大分爽快だろうねぇ。
    佳歩もよく、こんな大胆な作戦を思いつくようになったよ」

つかさ「やっぱり、海外での修行で一番成長したのはあの子ですよね……」

佳歩「勿論、失敗した時のリスクは大きいです。なので、私も実は、少し怖いんですが…。
    でも、強い敵に勝つ為には多少のリスクは承知しないとダメだと思うんです」

静葉「……私としては、アリスさんの作戦も良かったと思うけれど。でも、そう決めたのならば、全力でやらせて貰うわ」

鈴仙「……ありがとう。それじゃ、後半戦も」

穣子「うんっ、頑張るよ〜!」

――そうして、コリンチャンスは後半戦に大きな賭けに出る事を決意しハーフタイムを終えた。

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:13:32 ID:pRYJ2TQM
【敵チームハーフタイム】

サンタマリア「……総括すると、苦戦する事はあれど、前半戦は概ね順調だったと言えるか」

ジェトーリオ「うんうんっ、この僕の活躍のお蔭でねぇ〜!」

サンタマリア「お前は早速審判から厳重注意を食らっていただろうが。
        前半最初の大型シュート――『ラビットダイブ』の脅威にいち早く気付けたことは評価できるが、
        やはり少し、慎重になるべきだ。俺が敵チームに居れば、まず間違いなく、お前の反則誘発を狙うだろう」

ジェトーリオ「はいはーい、分かってますよーだ」

カルロス「サンタマリアは、前半最後のタックルは素晴らしかった。もしもアレが防げなかったら、
      俺達は同点で前半を終えていた公算が高い。
      それ以外にも、お前を中心にチームを良くまとめてくれていた」

サンタマリア「よせよ、お前らしくもない。……それにカルロス。俺が何と言おうが、
        このチームのキャプテンはお前だ。プレー面で活躍してくれたのは本当にありがたいが、
        それだけじゃない。土壇場での精神的支柱になるべき選手は、お前なんだ。
        だから、その……」

カルロス「お前の言いたい事は分かっている。……試合以外の事に気を取られるな、だろう?
      何度もお説教を食らっているからな。だが、そこは安心して欲しい。
      実際にボールを交えて分かったんだ。……アーサーは、俺の知ってるアーサーじゃなかった。
      それなら俺は、いつも通りのカルロス・サンターナになれる。と」

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:14:46 ID:pRYJ2TQM
サンタマリア「カルロス……」

コリンチャンスと違い、フラメンゴのハーフタイムは穏やかだった。
場を掻きまわすジェトーリオは厳重注意を受けて謹慎。
カルロスは宣言通りプレイでは抜群の実力を見せた上に、試合開始までの迷いはないと言い切ったため、
サンタマリアにとっての懸案事項は無くなりつつあった。

来生「なぁなぁー、ハットトリックとハットリ君って似てね?」

チルノ「キスギは知らなかったのー?ハットリ君がサッカーで3点決めてばっかりいるから、
     ハットトリックって名前が出てきたんだよ! ふふん、あたいってば雑学王ね!」

大妖精「そうやってまことしやかに嘘をつくのはやめた方が良いよ、チルノちゃん……」

サンタマリア「ぐっ……!(そういえば、こいつらが居るのを忘れてた!
         いや、キスギも点を決めているし、後の二人もしっかりゴールを守っているから、
         あまり文句を言い辛いというか……しかしそれが却ってつらいというか……)」

――が、結局この試合になって新たな懸案が3人程出現している訳なので、
マイナスがゼロになっただけなのかもしれなかった。
試合中共に駆けた愛用の点滴台をさすりながら、彼は新しい胃薬の封を開けた。

750 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:15:53 ID:pRYJ2TQM

ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ、後半戦はコリンチャンスのキックオフでスタートです!
    ボールをまず取ったのはキャプテンの鈴仙選手!
    ですが……何やらコリンチャンスの様子がおかしいぞ!」

鈴仙「皆! 作戦通り、思いっきり攻めるのよ!」

佳歩「はいっ!」

アヤソフィア「さーてと、私はフォロワーにでも回りますかね」

アリスさん「(私の自我……私のアイデンティティ、私の人格……)」ブツブツ

反町「(アリスさん、地味にハーフタイムで自分の作戦が通らなかった事を気にしてるなぁ……めんどくさい)」

静葉「行くしか……ないわね!」

ダダダッ……!

カルロス「これは……!」

サンタマリア「愚かな!全員で攻め入る気か……! いやしかし、これはもしかすると……!」

実況「コリンチャンス、FW・MF全員での集団特攻! ボールを持つ鈴仙選手を先頭に、
    選手全員がフィールドを幅広く移動し、攻撃の幅を広げていきます!」

751 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:17:36 ID:pRYJ2TQM
てゐ「――鈴仙! 吐き出す爪楊枝はないけど私も本気さ!
    ここは早速、私らのコンビっぷりを見せつけてあげようじゃんか!」

鈴仙「てゐ。その言葉、信じるよっ!」

バシュウウウッ!

実況「そしてさっそく、鈴仙選手は本来DMFの筈のてゐ選手にパス!
    てゐ選手は前進しながらワンツーリターンの構え!」

カルロス「くそっ……やるしかないか。タルーツ、行くぞ!」

タルーツ「あ、ああ!」

バッ! ババッ!

先着2名様で、

★鈴仙→ワンツー 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 てゐ→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★カルロス→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 タルーツ→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙とてゐ、ワンツー成功!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(反町がフォロー)(アリスさんがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
カルロスのマークがダイヤで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動します。

752 :森崎名無しさん:2017/02/12(日) 13:46:25 ID:???

★鈴仙→ワンツー 54 ( ダイヤQ )( 2 + 6 )=
 てゐ→ワンツー 56 ( クラブA )( 2 + 6 )+(本気モード+1)=★

753 :森崎名無しさん:2017/02/12(日) 13:46:31 ID:???
★鈴仙→ワンツー 54 ( ダイヤ4 )( 2 + 6 )=
 てゐ→ワンツー 56 ( ダイヤ3 )( 1 + 1 )+(本気モード+1)=★

754 :森崎名無しさん:2017/02/12(日) 13:58:42 ID:???
★カルロス→パスカット 53 ( クラブK )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=
 タルーツ→パスカット 52 ( クラブQ )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=★

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/14(火) 00:37:11 ID:/wi+9kog
★鈴仙→ワンツー 54 ( ダイヤQ )( 2 + 6 )=62
 てゐ→ワンツー 56 ( クラブA )( 2 + 6 )+(本気モード+1)=65★
★カルロス→パスカット 53 ( クラブK )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=60
 タルーツ→パスカット 52 ( クラブQ )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=64★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そしてアヤソフィアがフォロー

ギュウウウン……!

てゐ「それいっ!」

バシュンッ!

実況「てゐ選手、息の合ったリターン! 鈴仙選手のキラーパスを難なく返してみせます!」

カルロス「くっ……もう少し助走を付ける事が出来たら、『ムーンサルトパスカット』が使えたのに!」

タルーツ「カルロス、まだ諦めるな! 俺だってただのカカシじゃないぜ!」

バッ! グッ……バチイイッ……!

実況「しかしこのパスには、カルロス選手に代わってフラメンゴのFW・タルーツ選手がカット!
   完全に弾けずとも、ボールを左サイドに流す事で時間を稼ぎます!」

アヤソフィア「おーっと、そんな簡単に時間稼ぎなんてさせませんぞ。
         鈴仙さん、私らのターンはまだこれからです。……それっ!」

バシュウッ!

実況「ですが……! これにはアヤソフィア選手が更にパス!
    サイドハーフのイシーズ選手の頭を越え、鈴仙選手にボールを戻そうとしています!」

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/14(火) 00:38:30 ID:/wi+9kog
サンタマリア「徹底してパスで攻める気か!(逆サイドの選手(佳歩、反町)の警戒を解く訳にもいかん。
        ここはイシーズにふんばって貰うしかないか……頼むぞ)」

イシーズ「カットに行けるのはオレ一人……で、でもやってやる! タルーツに続けッ!」

バァァッ!

先着2名様で、

★鈴仙→ワンツー 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 アヤソフィア→ワンツー 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★イシーズ→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙とアヤソフィア、ワンツー成功!得点チャンス!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(アリスさんがフォロー)(サンタマリアがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。

757 :森崎名無しさん:2017/02/14(火) 00:44:23 ID:???
★鈴仙→ワンツー 54 ( ハート10 )( 4 + 1 )=
 アヤソフィア→ワンツー 53 ( ダイヤA )( 3 + 6 )=★

758 :森崎名無しさん:2017/02/14(火) 01:27:25 ID:???
★イシーズ→パスカット 51 ( ダイヤA )( 6 + 1 )=★

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/14(火) 23:36:31 ID:/wi+9kog
★鈴仙→ワンツー 54 ( ハート10 )( 4 + 1 )=
 アヤソフィア→ワンツー 53 ( ダイヤA )( 3 + 6 )=62★
★イシーズ→パスカット 51 ( ダイヤA )( 6 + 1 )+(狂気の瞳-2)=55★
≧2→鈴仙とアヤソフィア、ワンツー成功!得点チャンス!

バシュルルル……

鈴仙「返すよ、アヤソフィア!」

バシッ!

イシーズ「やっぱり無理だー!」

実況「一度はボールを零されたコリンチャンスでしたが、アヤソフィア選手の活躍により
    ボールは再び鈴仙選手の元へ! そしてそこからリターンを受ければ……!」

ジェトーリオ「ちぇっ。前半からこうされなくて良かったよ!」

ワァアアアアアアアアアアアアアッ……!

実況「コリンチャンス、これは凄い!!なんと後半開始直後にして、
    バイタルエリア付近に合計7名もの選手が詰め寄るという事態に!
    鈴仙選手、佳歩選手、反町選手、アリスさん選手、静葉選手、アヤソフィア選手、そしててゐ選手。
    どの選手も高い攻撃力を持っており大変危険!
    命がけで1点を狙いに来たコリンチャンスに、フラメンゴはどう対処するのでしょうか!」

鈴仙「すごい……佳歩の作戦通りの展開だよ!」

佳歩「まだです……!ゴールを決めて、はじめて作戦通り、ですっ!
    鈴仙さま、ここは冷静に考えてください。誰がこのシュートチャンスの火蓋を切るのか……!」

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/14(火) 23:38:56 ID:/wi+9kog
鈴仙「勿論!(――今の状況は実況が言ってくれた通りだけど。
    具体的に言えば、今は私と佳歩に、ジェトーリオ君が均等に警戒を配っているみたいね。
    厳重注意を受けてるから、強襲タックルまではしないでしょうけど、フリーでシュートは難しいかな。
    逆に、反町君とアリスさんは、広くせめて戦線が散り散りになった影響でマークが薄い。
    これなら、フリーでミドルシュートを撃って貰う事も可能かも。
    特に静葉さんはほぼノーマーク。もしかしたら、守備の穴を突けるかもしれないわ。
    てゐやアヤソフィアにドリブルゴールをさせる手もアリかもね。
    仮に決まらなかったとしても、残りの私達でねじ込みを掛ける事ができるでしょうし。
    まあとにかく。今が非常に贅沢な選択が出来る状況である事には間違いないわね!)」

誰が言わずとも、今は間違いなく絶対の好機。
ここを逃す訳にはいくまいと、鈴仙がとった攻撃手段は――。

A:自分が決める。『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
B:佳歩が決める。『ラビットダイブ』だ!(威力:67)300消費
C:反町が決める。『スコーピオンドライブ』だ!(威力:63+(フリー補正+2)+ポスト無効)250消費
D:アリスさんが決める。『アーティフルドライブ』だ!(威力:60+(フリー補正+2))250消費
E:静葉が決める。『無回転落葉シュート』だ!(威力:58+(フリー補正+2))200消費
F:このままアヤソフィアにドリブルゴールを狙って貰う!(アヤソフィアのドリブル:56)
G:ここはてゐにドリブルゴールを狙って貰う!(てゐのドリブル:55)
H:その他 鈴仙でドリブルゴール、スルーを狙う場合もこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


*もしも24:00までに決定していた場合は、もう一判定分更新します。決定してない場合は、ここまでにします。

761 :森崎名無しさん:2017/02/14(火) 23:49:35 ID:EAcCV6Yo
C

762 :森崎名無しさん:2017/02/14(火) 23:51:11 ID:Aj9jTtQs
C

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/15(水) 00:03:44 ID:hIwcQBAU
C:反町が決める。『スコーピオンドライブ』だ!(威力:63+(フリー補正+2)+ポスト無効)250消費

鈴仙「(……ここはねじ込みも考えて、私や佳歩よりも、フリーのOMFに攻めて貰った方が良いわね。そして――)」

アリスさん「自我……エゴの抑圧……我思う故に我在り……」ブツブツ

鈴仙「(作戦を否定されたショックからか自我についての哲学を深めているアリスさんじゃなくって、
     ここは正確なシュートコントロール力を持った反町君に任せるべきね!)……アヤソフィア、中央に流して!」

アヤソフィア「中央……成程、そういう事ですねッ!」

バシュッ……パシッ。

反町「(鈴仙さん。俺が決めろって事か……!)」

グワァァァッ……!

実況「さあ、そしてボールはバイタルエリアでOMFの反町選手にボールが渡りました!
    高いパス能力と安定したプレーに定評のある彼ですが、本職MFとしての決定力も侮れません!
    反町選手、瞬間的にフリーの状態でシュートフォームに向かいます!」

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/15(水) 00:05:06 ID:hIwcQBAU
チルノ「あれー? あいつってどっかでみた事あるような……」

大妖精「妖怪の山FCに居た人間の男の子だよ。カントクさん(来生)は知らない人だって言ってたけど……。
     ――でも、油断できる相手じゃないよ! チルノちゃん、全力でねっ!」

チルノ「もちろんだ!ウサギはライオンを狩るのにも全力を尽くすんだ。あたいと一緒さ!」

大妖精「ウサギさんがライオンを狩ってたらスゴいよね……」

ジェトーリオ「あははっ。君たちって本当に面白いよね。でも……こいつはちょっと、笑えないかもよ?」

反町「(敵の守りは……DF4人にGK1人。固いけど……まずは、俺がその要塞にヒビを入れる!)
    くらえ! これが俺の『スコーピオンドライブ』だ!」

バッ、シイイイイイイイイイイイイイイイッ! ゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

反町「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/15(水) 00:06:30 ID:hIwcQBAU
先着3名様で、

★反町→スコーピオンドライブ 63 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★ジェトーリオ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 サーノス→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ビオン→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★大妖精→ローリングセービング・改 65 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(アリスさんがねじ込み)(てゐがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の「スコーピオンドライブ」がフラメンゴゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)(てゐがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
反町の『スコーピオンドライブ』は、ポスト判定が発生しません(枠外はあります)
ジェトーリオのマークがダイヤで「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
ジェトーリオのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
チルノのマークがダイヤ・ハートで「顔面アイシクルフォール(+13、400消費、成功しても零れ球)」が発動します。
チルノのマークがスペードで「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。

*本日の更新はここまでにします。

766 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 00:09:46 ID:???
★反町→スコーピオンドライブ 63 ( JOKER )( 6 + 3 )+(フリー補正+2)=★

767 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 00:18:01 ID:???
★ジェトーリオ→ブロック 55 ( スペードQ )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 サーノス→ブロック 53 ( ダイヤ5 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=
 ビオン→ブロック 53 ( ハート2 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★
我らが偉大なる毒々しい(ry

768 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 00:39:37 ID:???
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( スペード6 )( 4 + 5 )=★

769 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 01:57:34 ID:???
おお、ソリマチ卿の信徒歓喜の瞬間が!

我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

770 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 17:25:50 ID:???
毒と信仰が両方備わり最強に見える

乙なのです

771 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 17:51:32 ID:???
我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

772 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/16(木) 01:14:08 ID:ySnQsNXk
申し訳ない、今日は更新をお休みします。
>>769
乙ありがとうございます。
ここに来てまさかのソリマチ卿覚醒でしたね…
>>770
乙ありがとうございます。
この引きならシュート魔王にもなれますね。
>>771
乙ありがとうございます。これは信徒にならざるを得ないですね…

反町のJOKER覚醒ですが、スコーピオンドライブの性能向上の予定です。
(シュート力+8→9、ポスト無効→ポスト・枠外無効、ガッツ消費据え置き)
私としては、「スコーピオンドライブ・改」みたいな名前にしようと思っていますが、
もしも「オータムドライブ」とか「ソリマチ卿自慢のドライブシュート」とかネタがありましたら
参考にしたいので、コメントを頂ければ幸いです(汗)

773 :森崎名無しさん:2017/02/16(木) 09:54:25 ID:???
ソリマチドライブ

774 :森崎名無しさん:2017/02/16(木) 10:59:58 ID:???
モウルドスピア

775 :森崎名無しさん:2017/02/16(木) 19:13:03 ID:???
ベノンザッパー

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/17(金) 00:01:10 ID:???
すみません、今日も更新をお休みします。

反町の新シュート案につきまして、ご提案頂きありがとうございました。
シュート名ですが、強キャラ感とソリマチ卿要素を出したいので、
「ソリマチドライブ(シュート+9、ポスト・枠外無効)250消費」にしたいと思います。
他の技案につきましても、今後の覚醒時の技名の参考に出来ればと思います。

777 :森崎名無しさん:2017/02/17(金) 00:17:37 ID:???
もはやソリマチ自体が毒の代名詞になりつつあるしね
乙でしたー

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/18(土) 02:32:55 ID:???
★反町→スコーピオンドライブ 63 ( JOKER )( 6 + 3 )+(フリー補正+2)=80★
★ジェトーリオ→ブロック 55 ( スペードQ )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=59
 サーノス→ブロック 53 ( ダイヤ5 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=66
 ビオン→ブロック 53 ( ハート2 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=63
 チルノ→ブロック 55 ( クラブ8 )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=63★
★大妖精→ローリングセービング・改 65 ( スペード6 )( 4 + 5 )=74★
≧2→反町の「スコーピオンドライブ」がフラメンゴゴールに突き刺さる!

――まずは自分が切り込む。そう思って蹴りこんだ反町のシュートは。

ギュンッ! ゴオオオッ……!

ジェトーリオ「(え……?)」

サーノス「(何だこのシュートコース!?)」

ビオン「(しかもこれ……ドライブ回転が掛かってるぞ!?)」

チルノ「(でりゃーっ! あれ!? と、取れてない!? どうして!?)」

大妖精「(回って回って……回っても届かないッ!?)」

反町「(んん…? こ、これはもしや……?)」

――バシュン。ズバァァッ!
 ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

……信じられない程に呆気なく、強固な守備陣を破り、ゴールを決めてみせた。


コリンチャンス 2 − 2 フラメンゴ

779 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/18(土) 02:34:30 ID:???

観客「…………………」

実況「…………………」

その呆気なさは、審判がけたけましくホイッスルを鳴らしたにも関わらず、
騒ぎたがりの観客や実況が一様に、言いたい事を言えずに押し黙ってしまう程だった。

静葉「(これは……反町君の毒なのかもしれないわね。
    彼は人間だけど、元々毒に対する強い適正を持っていた。
    そこに私達への信仰の力とが織り交ざって、一種の魔法となった。
    反町君の毒の魔法の前には、誰もが言いたい事も言えなくなり――そして、屈服する)」

反町「(どうしよう。決めたのは嬉しいけれど……誰もが何も喋らないから寂しい……というか、逆に怖い……)」

反町は今、フラメンゴの11人及びモルンビースタジアムの全員をその魔法で屈服させた。
……が、そんな偉業を前にして、当の本人は周囲の水を打ったような静まり具合に怯えて、
言いたい事も言えない様子だった。


*反町がシュートフラグを習得&回収。「スコーピオンドライブ」が「ソリマチドライブ」に進化しました。
 (シュート力+8→9、ポスト無効→ポスト・枠外無効)※ガッツ消費据え置き


780 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/18(土) 02:37:25 ID:???
すみません、短いですが今日はこれだけです。
>>777
乙ありがとうございます。毒キャラとしての格が大分上がったと思います。

781 :森崎名無しさん:2017/02/18(土) 21:12:13 ID:???
では、唱和しましょう!

我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

782 :森崎名無しさん:2017/02/19(日) 13:00:45 ID:???
我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

783 :森崎名無しさん:2017/02/19(日) 19:47:01 ID:???
我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

784 :森崎名無しさん:2017/02/19(日) 20:41:07 ID:???
我らが偉大なる毒々しいウドンゲ卿を崇めるのだ乙

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/20(月) 00:29:07 ID:???

――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ、フラメンゴの攻撃で試合再開です! 現在の局面は後半3分で2−2の同点!
    先程は鮮やかなゴールを決めたコリンチャンスですが、ここを守り切れなければ意味がありません!
    フラメンゴ、ここは暫くの間パスワークで時間を稼ぎ……!」

鈴仙「(……! やっぱり、あっちも消耗してるって事ね……!)」

佳歩「鈴仙さま! ここは積極的に奪いに行きますか!?」

鈴仙「いや。ここは少し下がって様子見よ。反町くんやアリスさんと連携できるようにしましょ」

――反町が点を決めた直後のキックオフ。試合が動いたのはそこから5分後の事だった。

来生「……カルロス!」

バシッ……!

カルロス「ああ!」

ダッ!

実況「ここでカルロス選手が満を持してドリブル突破に出た〜〜!!」

反町「なにィ……来生がパスを出しただと!?」

アリスさん「それより、カルロス君が向かってる。……中央を堂々とブチ抜く気よ!」

鈴仙「わ、私達も協力するわ! ここは絶対に止めるのよ!」

佳歩「はいっ!」

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/20(月) 00:30:49 ID:stC0/1yw
先着3名様で、

★カルロス→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 佳歩→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★アリスさん→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 反町→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→カルロス、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(来生がフォロー)(タルーツがフォロー)(アヤソフィアがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
カルロスのマークがクラブ以外で「分身ドリブル(+4)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
佳歩のマークがダイヤで「野兎タックル(+2)」が発動します。
アリスのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。
反町のマークがハートで「ポイゾナスタックル(+2)」が発動します。

787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/20(月) 00:34:49 ID:stC0/1yw
…と、言ったところで今日の更新はここまでです。
時間はあったのですが更新の気力が無く、土曜はPCの前で何も書けず寝落ちしてました…(泣)
>>781-784
ソリマチ乙ありがとうございます。
ウドンゲ卿も勝手に毒の魔女扱いされてますね…薬的に考えたら割とおかしくないですがw

788 :森崎名無しさん:2017/02/20(月) 00:35:57 ID:???
★カルロス→ドリブル 57 ( スペード2 )( 2 + 1 )=★

789 :森崎名無しさん:2017/02/20(月) 00:51:35 ID:???
★鈴仙→タックル 52 ( ハート5 )( 1 + 4 )+(人数補正+2)=
 佳歩→タックル 50 ( ダイヤ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=★

790 :森崎名無しさん:2017/02/20(月) 01:24:38 ID:???
★アリスさん→タックル 52 ( ダイヤ8 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=
 反町→タックル 50 ( スペード2 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=★

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/21(火) 00:22:22 ID:???
すみません、今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。

792 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/22(水) 01:05:27 ID:???
すみません、今日も仕事が忙しいのでお休みします…

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/24(金) 00:03:37 ID:???
★カルロス→ドリブル 57 ( スペード2 )( 2 + 1 )+(分身ドリブル+4)=64★
★鈴仙→タックル 52 ( ハート5 )( 1 + 4 )+(人数補正+2)+(アイドリングウェーブ+2)=61
 佳歩→タックル 50 ( ダイヤ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)+(野兎タックル+2)=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてタルーツがフォロー

カルロス「……ここは絶対に抜かなければ!」

ダッ、ブウウ……ンッ!

実況「出た〜〜! カルロス選手得意の『分身ドリブル』!
    超高速かつ大きな動きのフェイントを繰り返す事により、
    相手選手はまるでカルロス選手が分身したかのように戸惑ってしまいます!」

鈴仙「こないだのザガロ君達程じゃないにしても。とんでもない能力者の集まりよね、ブラジルって……!」

佳歩「でも……捉えきれないワケじゃありませんっ!」

ビュンッ、ズバァァッ! ……バチイッ!

カルロス「……!!」

実況「で、ですが……ここで佳歩選手がファインプレー!
    瞬発的な動きを活かした「野兎タックル」を炸裂させて、カルロス選手のボールをサイドに弾く!」

タルーツ「いや、ここで攻撃を終わらせないぞ!」

アヤソフィア「そりゃそうでしょうね。だってあなた方、カウンターされたら虫の息でしょうし」

シュンッ!

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/24(金) 00:05:31 ID:???
実況「そして、弾かれたボールは左サイド側のフラメンゴFW、タルーツ選手がフォローしたものの、
    そこにはウインガーのアヤソフィア選手が猛追! 普段は守備意識がやや低い彼女ですが、
    俊足を生かしたタックル力には定評があります! フラメンゴ、ここは踏ん張りどころです!」

アヤソフィア「いきますよっ!」

先着2名様で、

★タルーツ→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アヤソフィア→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→タルーツ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(来生がフォロー)(アリスさんがフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
アヤソフィアのマークがダイヤ・ハートで「ハイスピードタックル(+3)」が発動します。

795 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/24(金) 00:12:33 ID:Bs5eek3c
短いですが、今日の更新はここまでです。
あと気付けば容量が500kbを越えていたので、久しぶりに新スレのスレタイを募集しようと思います。
(当スレは私が適当に考えたやつでしたし…)
次スレはフラメンゴ戦が終わり、仲間の章パート3が中心になると思います。

【】鈴仙奮闘記39【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日も遅くまでお疲れ様でした。

796 :森崎名無しさん:2017/02/24(金) 00:25:35 ID:???
★タルーツ→ドリブル 53 ( クラブK )( 2 + 5 )=★
乙でした

797 :森崎名無しさん:2017/02/24(金) 03:12:32 ID:???
★アヤソフィア→タックル 53 ( ハート8 )( 2 + 3 )=★

798 :森崎名無しさん:2017/02/24(金) 12:22:43 ID:???
【あゝ】鈴仙奮闘記39【毒々し】
【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】

799 :森崎名無しさん:2017/02/24(金) 20:48:01 ID:???
【ソリマチ】鈴仙奮闘記39【覚醒】

800 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/25(土) 01:45:42 ID:9ZOVODNw
★タルーツ→ドリブル 53 ( クラブK )( 2 + 5 )=60★
★アヤソフィア→タックル 53 ( ハート8 )( 2 + 3 )+(ハイスピードタックル+3)=61★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしててゐがフォロー

アヤソフィア選手「超高速で奪います!」

シュンッ!

タルーツ「早いのは凄いが……そろそろ見慣れてきたぜっ!」

ダッ!

実況「タルーツ選手、アヤソフィア選手の超高速ドリブルを読んで動く! 二人の勝負は互角、拮抗しています!」

アヤソフィア「拮抗? ……舐めないでほしいですねッ!」

シュンッ……バチイッ!

タルーツ「し、しまった!」

実況「しかし……拮抗の中、アヤソフィア選手が貫録を見せました!
    タルーツ選手に競り勝ってボールを後方へと押し出します!」

来生「待て待てー! そのボール、俺様が貰うぜ!」

てゐ「待ちなッ! 点取り屋を気取るなら私を倒していきな!」

スッ……ダッ!

実況「それに食らいつくのはてゐ選手と……来生選手!
    辛うじて先にボールをフォローしたのはてゐ選手ですが、来生選手もタックルで猛追!
    ここでボールを奪えればコリンチャンスのターンですが、果たしてどうなるか!?」

801 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/25(土) 01:48:31 ID:9ZOVODNw
先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★来生→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ボールキープ成功。こっちのターンだ!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(静葉がフォロー)(穣子がフォロー)(サンタマリアがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。

802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/25(土) 01:55:24 ID:???
…と、いったところで短いですが今日の更新はここまでです。
>>796
乙ありがとうございます!
>>798
スレタイ提案ありがとうございます!
>>799
スレタイ提案ありがとうございます!反町君の活躍は本当に予想外でした。

803 :森崎名無しさん:2017/02/25(土) 03:49:20 ID:???
★てゐ→ドリブル 55 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(本気モード+1)=★

804 :森崎名無しさん:2017/02/25(土) 05:04:25 ID:???
★来生→タックル 53 ( ハート5 )( 4 + 5 )=★

805 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/26(日) 23:50:24 ID:xXRzIBnw
★てゐ→ドリブル 55 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=64★
★来生→タックル 53 ( ハート5 )( 4 + 5 )=62★*吹き飛び!
≧2→てゐ、ボールキープ成功。こっちのターンだ!

てゐ「どきなっ! 今の私に近寄るんじゃないよ!」

ダダダダッ! ドガァッ!

来生「ぎゃふーんっ!」

実況「来生選手、ふっとばされた〜! 中盤底でボールをキープしたのはてゐ選手!
    現在の状況は後半も半ばにして、2−2の同点という拮抗した状況。
    コリンチャンスとしては、このチャンスを生かしたいところです!」

鈴仙「(……チャンスは活かしたいけど、後半最初みたいな奇襲はもう上手く行かなさそうね。
    ここは真っ直ぐ攻めるしかなさそう。で、そうなった時の方法としては大きく分けて3つ。

    1つ目は、てゐの高いパス力を生かしていきなり私や佳歩にボールを送って貰う方法。
    2つ目は、てゐにこのままドリブルを続けて貰って、全体のラインを押し上げる方法。
    3つ目は、暫く時間を稼いで、後半戦のクライマックスに勝ち越し点を狙う方法。

    それで、それぞれの方法の良い所と悪い所は……
    1つ目は速攻が可能だけど、攻めの駒が私と佳歩くらいになって、ねじ込みが狙えなさそうな所。
    2つ目はMFも含めた大人数で攻め上がる事が出来るけど、失敗した時のカウンターが怖い所。
    3つ目は相手を焦らして隙を突ければ最高だけど、途中でボールを奪われれば元も子も無い所。
    ……って、感じかしら)」


806 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/26(日) 23:53:14 ID:xXRzIBnw

てゐ「(鈴仙がなんか考えてるね。ここは鈴仙の意見を聞いてあげようか)」

鈴仙が考えている素振りを見て、てゐはここはボールを抑えたままですぐには動かない。
(こう見えても)自分の事を信頼してくれているてゐに対し、鈴仙が取った指示は――。

A:てゐには前線にパスを出して貰う。
B:てゐにはドリブルで攻め上がって貰う。
C:このままパスワークで時間を稼いで貰う。
D:その他 静葉に攻め上がらせたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*今日の更新はここまでにします。(日付を跨いでIDが変わった場合も有効とします)

807 :森崎名無しさん:2017/02/27(月) 00:48:10 ID:WOse8rtM

乙でしたー

808 :森崎名無しさん:2017/02/27(月) 00:57:54 ID:nBrEsPRo
A

809 :森崎名無しさん:2017/02/27(月) 00:58:13 ID:zxUy+W0w
A

810 :森崎名無しさん:2017/02/27(月) 01:04:43 ID:???
「ソリマチ卿と呼ばれる所以、お見せしよう!」
おつでした

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/28(火) 00:31:15 ID:5y9rYw3c
A:てゐには前線にパスを出して貰う。

鈴仙「ここは速攻。全力で一気にパスを出して、てゐ!」

てゐ「あいよっ!」

グワアッ!

てゐ「とりあえず……本気で蹴っとくよ!」

バシッ! ギュンッ! ギュンギュンギュンッ!

実況「こ、ここで出ました〜! てゐ選手の最大奥義・『エンシェントデューパー』!
    弱点だった燃費を改良した化け物パスは、他の追随を許さぬ鈴仙選手へのフリーパス!
    パスカットにいける線上にはカルロス選手、サンタマリア選手という強豪がいるにも関わらず、
    全く追いつける気配がしません!」

カルロス「ジグザグに動くパスか。しかもかなり早い。これは……真っ直ぐ行っては取れないな」

サンタマリア「くそっ! もっとも望んでいなかった展開だ!(だが……まだ望みはある。
         勝率は恐らく五分と五分ではあるが……これに賭けるしかない!)」



812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/28(火) 00:34:00 ID:5y9rYw3c
先着3名様で、

★てゐ→エンシェントデューパー 62 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★カルロス→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 サンタマリア→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★サンタマリアのスキル・オフサイドトラップ→(! dice + ! dice)★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、前線でパスキャッチ。得点チャンス!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(反町とジェトーリオで競り合い)(チルノがフォロー)
≦−2→フラメンゴボールに。
【補足・補正・備考】
カルロスのマークがダイヤで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動します。
サンタマリアのスキル・オフサイドトラップの数値が偶数の場合、オフサイドトラップが発動し、
強制的にフラメンゴボールのフリーキックとなります。(奇数の場合は失敗となります。)

813 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/28(火) 00:37:34 ID:???
今日の更新はここまでにします。
容量的にそろそろ次スレに移りたいと思います。
>>807
乙ありがとうございました。
>>810
ソリマチ卿は魔女界ではそこそこ強い部類な設定です。ヤムチャさん的な。

814 :森崎名無しさん:2017/02/28(火) 00:55:21 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 62 ( スペードA )( 5 + 2 )+(本気モード+1)=★
化け物パスって事実だけど酷い呼び方だな
乙です


815 :森崎名無しさん:2017/02/28(火) 00:57:35 ID:???
★カルロス→パスカット 53 ( スペード2 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 サンタマリア→パスカット 53 ( スペード5 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=★

816 :森崎名無しさん:2017/02/28(火) 01:21:04 ID:???
★サンタマリアのスキル・オフサイドトラップ→( 5 + 1 )★

817 :森崎名無しさん:2017/03/02(木) 23:41:24 ID:???
サンタマリア、胃が弱いだけかと思ったら、確率の確からしさを疑わずにはいられなくなる
オフサイドトラップを決めてきたか。

あ、あと遅くなりましたが乙です。


【さあ〜て】鈴仙奮闘記39【次回の奮闘記さんは】
【迫りくる】鈴仙奮闘記39【終結】

818 :森崎名無しさん:2017/03/04(土) 00:04:00 ID:???
【サンタマリアの】鈴仙奮闘記39【憂鬱】
【沈黙の】鈴仙奮闘記39【アーサー】
【時はまさに】鈴仙奮闘記39【FW戦国時代】
【謎の】鈴仙奮闘記39【アヤソフィア】

おくればせながら乙なのです

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