キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。

どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?

577 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:44:09 ID:oQUehgi6
D

578 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:45:43 ID:me2TUq0U
D

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:56:36 ID:???
陣形が↓のように決まったところで、一旦ここまでにします。

リトルウイングズ:4−4−2
−H−−− H鈴仙
−−−J− J反町
−−I−− Iパチュリー
F−−−G Fてゐ Gナズーリン 
−−E−− Eアリス
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

次回更新(速ければ今日深夜〜)から、早速イングランド戦に入って行ければと思います。

580 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:58:33 ID:???
576でDとCの順が逆なのでMFはフラット型ですよ

581 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 19:01:59 ID:???
>>580
すみません、順番ミスってました(爆)正しくはこうですね…

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり


582 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:38:51 ID:+bk24tF2
D:MFの陣形をフラット型にして、サイドハーフとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)

鈴仙「やっぱり、中盤はフラットに敷いた方が良いんじゃないかしら。
    こうなるとパチュリーさんが後ろに行ってしまって攻撃参加し辛いかもですけど、
    それよりも、攻めの駒が複数いるイングランドのFW陣に柔軟に対応できる方が良いと思いますし……」

パチュリー「……まあ、2トップの片割れが反町なら、前線である程度のゲームメイクも出来るしね。
       MFが下がり目になる事への不安も無いか」

霞「後ろについても、突破力の高いお燐さんと静葉さんに、ドリブルやパスもこなせる慧音さんが近くに居ますし。
  中盤が抜かれたとしても、バックアップは充分機能すると思います」

コーチ「ようし……では、これで確定じゃな」

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:40:02 ID:+bk24tF2
鈴仙は妖力を視力代わりに、ホワイトボードに描かれた明日の陣形。その最終版をしっかりと確認する。

コーチ「まー、明日は単なる練習試合じゃ。別に負けたからと言って、すべてが終わりな訳でもないし、
     逆に勝てたとしても、それは今後の勝利が約束された訳でも全くない。
     勿論全力で挑むのは当然としても……そう思い詰め過ぎんでもいいんじゃぞ?」

そんな様子が、緊張しているように感じたからか。あるいは鈴仙自身が無意識に緊張していたからか、
コーチはひんやり冷たい手で鈴仙の背中等を優しくバンバンと叩いてくれた。

鈴仙「あ、ありがとうございます……あと、最後の一発でお尻触りましたよね」

コーチ「ほ、ホゲェ……さ、最近トシで、手が痙攣してのぉ〜」

鈴仙「背中叩くつもりがお尻って、震え過ぎでしょ、手……」

コーチが普段通りのセクハラ老人に戻ったところで、ミーティングはお開きとなる。
鈴仙はパチュリーと共に自室に戻り、軽く言葉を交わす中。

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:44:03 ID:+bk24tF2
パチュリー「鈴仙。明日は何があろうと、自由に戦いなさい。私達は貴女に期待はするし、実力を高く評価はしているけれど。
       その事と、貴女に無理を強いる事とは別として考えたいからね……」

鈴仙「――ど、どうしたんですかマスターまで。私、そんなに緊張してます?
    た、確かに勝つか負けるか分からない中で宅飲みの企画を練ったりしてて、
    負けたらどうしようかなぁ、とか考えてましたけど」

その時のパチュリーのぶっきらぼうな言葉に、幾許かの気配りが滲んでいた事に気づき、鈴仙は驚いてそう返す。

パチュリー「……その様子だと気付いてないようだから、言うけれど。
       本来のあんたは、ここで皆とサッカーできるような状況には無いのよ。
       あんたは能力の拠り所である”瞳”を失い、同時に視力も失った。
       今こうして、一見普通に暮らせているのも、妖力を超音波のように飛ばして、
       おおよその風景や障害物を察知しているだけ。生来目を持たない蝙蝠みたいにね」

鈴仙「……………」

パチュリー「その努力は正直、驚嘆せざるを得ないわ。いくらあんたが妖で、
        元々波長を利用した気配察知や気配操作に優れているとはいえ、
        たった数日の訓練で、視力の代替を行えるようになるまでに至るのは困難の筈だもの」

パチュリーの囁くような声の他には、先に寝入ってしまったルームメイトのアリスの寝息しか聞こえない。
鈴仙が黙っている中。……パチュリーは、静かに警鐘を鳴らす。

パチュリー「鈴仙。……今の貴女は、強い。だけど……だからこそ、危うい。
       でも何よりも恐ろしいのは、誰もが、貴女自身さえも、その危うさに気付いていない事」

鈴仙「パチュリーさん。だから、気にし過ぎですってば。
    私はそんなに無理してないし、どーしても辛い時は皆と相談して……」

パチュリー「鈴仙」

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:52:34 ID:???
おどけた様子――ですらない。純粋に、パチュリーが何を言っているのか分からない様子で、
鈴仙は慌てて取り繕うのだが、彼女は――鈴仙の第二の師は、少しだけ声を和らげて、

パチュリー「肉体の機能の一部を失うという事は、貴女が意識する以上に大きい事である筈だと。私はそう言いたかっただけ。
        ねえ、鈴仙。……貴女は今、世界がどんな風に見えてる? その世界を、貴女はどう感じてる?」

最後にそう問いかけてから――「魔法使いには睡眠は必要ないから」と言って、傍らの本に意識を向け始めるのだった。
鈴仙は眠り支度をしながら、窓の外から見える”であろう”、美しい”と言われる”夜空を見て呟く。

鈴仙「(そんな聞き方、ずるいですよ、マスター。……私にとって、今の世界は――)」

儚げな蛍光を放つ緑の草木に、白く輝く星々。そして空を飾る赤と青、二つの月。
これらによって、魔界の夜は夜であっても明るく、そして色彩に満ちていると、かつてアリスは言っていた。
しかし、今の鈴仙にとって――。

鈴仙「(真っ暗で、白の線と輪郭しか掴めない世界。人が今、どんな顔をしているかも分からない世界。
     こんな世界に一人、放り込まれたみたいで――辛いし、寂しいに、決まってるじゃないですか……)」

――この素晴らしい筈の異世界は、ただただ無機質で平坦な。
白と黒の二色だけで出来た、気が狂いそうになる程の孤独で溢れた空間でしかない。

鈴仙「(でも。私は大丈夫。私は辛くない。だって、私には皆が居るから……。
    皆が居るから、私はずっと笑って来れたし、明日だって、きっとがんばれる……)」

もしも仲間が居なければ、強い目標が無ければ、きっと自分は駄目になっていただろう。
鈴仙はそう自分を鼓舞して、ここまで元気に楽しくやって来た。しかし、この時の鈴仙は気付かない。
強く成長した自分自身の心が、深く育んだ仲間との絆が。尊敬する人達への純粋な想いが。
鈴仙に倒れるまで戦い続ける事を強いる、重い枷と化しつつあったことに――。

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:53:37 ID:???
スレタイを回収したところで、今日はここまでにします。

587 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 20:36:30 ID:???
乙です
倒れるまで戦うのはにとりだけで十分なんだよなぁ

588 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:38:48 ID:???
乙です

>>587
にとり「えっ、やだ」
つかさ「えっ、倒れるまで戦うのは当然では?」
にとり「えっ、なにそれ怖い」

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:47:17 ID:???
>>587
乙ありがとうございます。
>>550のにとりが死んだらさとりに代えれば良いの選択肢に対し、作中外含め誰ひとり何も気にしてませんでしたね…
>>588
乙ありがとうございます。そう言えばつかさも倒れるまで戦ってましたね…

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:48:30 ID:+bk24tF2
〜魔界生活11日目 −練習試合 VSイングランド− 〜

そして夜が明け、練習試合の日がやって来た。

星「さあ皆さん乗って下さい! 聖輦船、出発進行ですよ!!」

いつでも無駄に元気な星の掛け声に合わせて、鈴仙達は屋敷の近くに止めた宝船
――聖輦船に乗り込んで、再び元の世界へと飛び立とうとしていた。

てゐ「久しぶりに元の世界の空気が吸えるのは良いけどさ。大丈夫なんかね」

佳歩「え? 大丈夫って……何がですか、てゐさま?」

つかさ「……『ハイパーカンピオーネ』。あるいは、八雲紫か、その他の勢力による妨害の事でしょうか。
    確か、星さん達のブラジルへの合流が遅れたのも、聖輦船での航空にトラブルがあった為と聞きました」

にとり「まぁ。そのヘンは私も対策はしてるからさ! ってのも、自由行動の時にこっそり聖輦船を改造してたんだよね。
    大船に乗ったつもりでいてよ!」

ナズーリン「君の改造だと、どうにも自爆の二文字が付きまとって離れず心配なんだがな……」

その旅程には不安はあるものの、昼前にはイングランドに降り立って、
昼に試合をし夕方には帰るというごく簡単な日程である。
一同は用心こそすれど、特段の不平もなく船に乗り込んで出航の時を待つ。

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:50:08 ID:+bk24tF2
霞「今はどこもかしこも、幻想郷なる土地での未曽有の世界大会に大わらわですからね。
  イングランドスーパーJr.ユースの皆さんの時間も、そこまで取れませんでした」

鈴仙「ちょっと聞くけど。そのスーパーJr.ユース……って、何?」

霞「ああ……そう言えば、ずっと説明してませんでしたね。
  スーパーJr.ユースとは即ち、年齢17才までという、ジュニアユースとユースの中間世代の事を指します。
  私達が出場と優勝を目指している、『幻想スーパーJr.ユース大会』というものも、
  この区分の選手達を集めた大会ですから、そう名付けられたんですよ」

反町「って、いやいや。そんな区分聞いた事ないぞ。それって本当にFIFAが決めたのか?」

パチュリー「そんな訳ある筈ないじゃない。八雲紫が――今の彼女をそう呼んで良いのか微妙だけど
       ――中山政男や森崎有三の世代を絞って叩き潰す為に作った、デタラメで非公式な区分よ。
       ただ。この世代は何故か、どこの国も稀代稀に見る有望株が揃っているのよね。
       だからこそ、各国もそのデタラメを知りつつ乗っかっているのよ。
       かつてのJr.ユース大会の雪辱を晴らす為に。あるいは、来たるべきワールドユース大会の気運を占う為にね」

穣子「??? パチュリーさんの言ってる事は長いからよく分かんないよ〜?」

静葉「要するに。どこの国の人達も、いっぺん腕試しをしてみたいって事なのよ、穣子」

穣子「なるほど〜! さすがお姉ちゃん! 分かりやすい!!」

パチュリー「釈然としないわね……」

アリス「魔法使いは理屈っぽく話が長くてなんぼの職業じゃない。今に始まった事じゃないわ」

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:51:43 ID:+bk24tF2
お燐「にしても、イギリスかぁ。懐かしいですね、さとり様」

さとり「ええ、そうね。……こいしと松山君は、上手くやっているかしら」

お燐「アレ? もう一人大事なヒトの事忘れてませんか〜? その銀細工のオシャレなペンダント、誰の為に買ったヤツでしたっけ〜?」

さとり「……やかましいわよ、お燐」

広い本堂が形を替えたコクピットに仲間達は集まって、よもやまな話に花が咲く。
その間、窓越しには美しい緑に彩られた魔界の平野が広がっていたが――。

星「さあ、出発しますよ……!」

ゴゴゴ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!

僅かの振動の後、窓の外は暁の空へと変わり、青と赤の月が近くに輝き――。

にとり「ワープゲート、準備オッケー! 目的地……イングランド! 聖輦船……レッツ、ゴーーーーッ!!」

――カッ!

――聖輦船は天を超え、遥かイングランドの地へと一同を運ぶのだった。


593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:53:48 ID:+bk24tF2
*****

−ロンドン・ウェンブリースタジアム−

実況「さあ〜〜! 間もなく始まりますエキシビションマッチ!
    イングランドスーパーJr.ユース代表チーム対、日本・幻想郷地域のクラブチーム、リトルウイングズとの対戦!
    幻想郷とはつい半年前日本に現れた謎の民族集団であり、未だその素性は掴めていませんが、その実力は確か!
    イングランドが由緒ある強豪である事を誰も疑わないでしょうが、昨年のJr.ユース大会では、
    サッカー後進国とされていた日本が、多くの古豪強豪を破って優勝した事実がある以上、
    どうして同じ日本にある、幻想郷という地域を舐める事が出来るでしょうか! 今日の試合、接戦となりそうな予感です!! 

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「ローブーソン! ローブーソン!」「ロリマーさんカッコいいー!」「リチャードォ!今日は皆殺しだァ!」「トーマス トーマス」

にとり「ひゅ、ひゅぃぃぃっ!? 観客が一杯だー!?」

鈴仙「あ、あのー。今日って、コレ。練習試合だったわよね、ただの」

霞「興行的に儲けたい方々が、私達の事を色々調べて、色々無駄に祭り上げてるみたいですね……」

コーチ「フォフォ。むしろ本番に近い環境で試合が出来てよかろうよ」

594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:54:49 ID:+bk24tF2

……イングランドに着いてからは、あれよあれよという間に試合となった。
試合をセッティングした向こう側の準備が良すぎたようで、
郊外の平地で船から降りた鈴仙達をイングランドのサッカー協会は手厚く歓迎。
そのままバスに乗せられて、来てみれば観客満員のスタジアムだった。

実況「試合開始は各チームの調整とミーティングを終えた30分後となります!
    それまでの間、観客の皆さまは暫しお待ちください!
    なお、両チームの記念グッズは1階の販売ブースにて絶賛販売中……」

鈴仙「記念グッズって。誰の許可を得て作ってんのよ」

慧音「全くだ。青少年の教育によからぬ物を売りつけて無ければいいが」

アリス「(私達のチームの皆の似顔絵ストラップ、ちょっとだけ欲しいな……)」

鈴仙達もブラジルやそれぞれの国での生活を通じ、幻想郷以外の世界の暮らしに慣れたつもりだったが、
やはりこの世界のスピードには着いて行く事が難しい。そう思いながら一同はミーティングに入って、
……昨日の夜、鈴仙達が考えたフォーメーションで当たる事について改めて了承を得る。

そして――。

テイラー「やれやれ。本当に女の子ばかりのチームなんだな。一人だけ男が混じってるけど」

ロリマー「女だからって油断出来るか! 良いか、あいつらは何時だって俺をバカにして……!?」

リチャード「誰が相手だろうと関係ねぇ! 俺のプレーで全員皆殺しにしてやる!」

ロブソン「……………」

595 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:57:08 ID:+bk24tF2
僅かなミーティングと動きの確認を終えた鈴仙は、キックオフを前にして、イングランドの主力選手と初めて対峙した。
特徴のない中肉中背の青年――テイラーは軽薄そうな笑みを湛えつつも、その裏で冷静に鈴仙達を見定めている様子であり、
全体的にがっしりとした体格の選手が多い中で華奢な体躯が目立つロリマーは、神経質そうに鈴仙を睨んでいる。
逆にイングランドの選手の中でも一番柄の悪いリチャードは早速物騒な事を捲くし立てていたが、
幻想郷やらサントスやらで耐性がついた鈴仙にとってはあんまり怖くない。むしろ常識人にすら見える。……ことは流石に無いが。

ロブソン「今日は、宜しく頼む。悔いの無い試合にしよう」

鈴仙「(で、デカい……! 18頭身くらいあるんじゃないかしら……? これ、本当に人間なの……?)」

その中でも、寡黙な雰囲気を隠さない青年――キャプテンのロブソンは、鈴仙を見下ろして語り掛けた。
その風貌はまさしく”巨人”の他言いようがなく、鈴仙三人半くらいの縦幅と、鈴仙二人分近くの横幅がある。
間違いなくビックリ人間の類であるが、考えてみればブラジルに居た頃から大柄の選手は大体人間離れしていた。
アマラウとかディウセウとかブローリンとか伝説の超スウェーデン人とか。

鈴仙「(と、兎に角、何か、コミュニケーションを……)」

しどろもどろになりながら、鈴仙は何か気の利いた事を言おうと考えて――。

A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。
B:「凄い大きさね。生活に苦労したりしないの?」素朴な疑問をぶつけてみる。
C:「……私の外見については、何か言ったりしないの?」目が見えない鈴仙への感想を求める。
D:「別に、あんたを倒してしまっても構わんのだろう?」強気に死亡フラグを立てる。
E:「ところであのリチャードって人、皆殺しとか言ってたけど。非紳士的行為で反則じゃないの?」ここだ!ここで反則取りだ!
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

596 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:00 ID:d2Mp7OLc
A

597 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:52 ID:Q9K8T7rQ
A

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:13:58 ID:wxP4fN4Y
A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。

鈴仙「きょ、今日はよろしくね……」

若干どもりながらも、鈴仙がごく常識的な態度と共に右手を差し出すと。

ロブソン「……ああ」

スッ……グワシイッ…!

鈴仙の顔を三回りくらい大きくしたサイズの手のひらに、鈴仙の右手はすっぽりと包み込まれた。
本当に色々と規格外の大きさである。救いなのは、このロブソンという青年は寡黙で紳士的な性格をしていた所だろうか。

鈴仙「(もしもこれで、後ろで中指立ててるリチャード君みたいなヤツだったら、今頃私の右手はミンチになってたよ……)」

礼儀正しくおよそ理想的な選手であるにも関わらず止まらない冷や汗に、鈴仙は辟易とするのだった。
そして――。

審判「さあ、コイントスだ」

試合開始の時が刻一刻と近づいていく。審判は鈴仙とロブソンをセンターサークルに呼び、コイントスを促す。

ロブソン「……レディーファーストだ。まず君が、表か裏かを選ぶと良い」

鈴仙「レディーファーストついでに、陣地かボールかも選ばせてくれれば良いのに……なんてね。私は表で」

ロブソンの威圧感に気圧されぬよう、精一杯の気丈さを演じて鈴仙はコイントスに応じ、
果たしてコインは投げられた。その結果は――。

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:18:46 ID:wxP4fN4Y
先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、ロベルト(全裸)の カウンターシュート がにとりに命中!
ダイヤ・ハート→リトルウイングズボール
スペード・クラブ→イングランドボール

600 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:19:27 ID:???
★コイントス→ スペード6

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:25:33 ID:???
イングランドのキックオフで試合開始!
……と、なったところで今日はここまでにします。


602 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:50:59 ID:???
乙でした
似顔絵ストラップ……一人だけ野郎の反町のが大量の在庫を抱えることになりそうだ

603 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 02:03:15 ID:???

もしJOKERだったら誰のシュートを打ち返してたんだろうかw

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:53:00 ID:???
>>602
乙ありがとうございます。
反町「(俺のだけ、似顔絵ストラップが売られてない……コーチのですら売られてるのに……)」
>>603
乙ありがとうございます。
やっぱりバルバス(パンツ)ですかね……>>521で伏線も張られてますし。

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:55:07 ID:wxP4fN4Y
★コイントス→ スペード6 ★
スペード・クラブ→イングランドボール

ロブソン「……裏か。ならば、俺達が先攻を取らせて貰おう」

鈴仙「分かったわ」

ロブソンは静かにそう呟くと、背を向けて自分のポジション――スイーパーの位置へと戻る。
その背中は、試合を前にして彼の闘志が膨れ上がるのに呼応して、更に大きく膨らんでいるように思えた。
そして――。

実況「さあ! コイントスも終わり、イングランドが先攻を獲得したようです。
    試合開始までのカウントダウンが始まります!
    今! 両チームの選手がポジションに付きまして……」

審判「―――!!」

ピィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

実況「イングランドのキックオフで、試合開始です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:56:33 ID:wxP4fN4Y
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「お久しぶりです、皆大好きヒント神・ヨッチャンですよ!
       今回の試合は第四章最初の試合にして、新チーム・リトルウイングズの初陣となります記念すべき練習試合。
       イングランドユース戦です! 流石に代表チームだけあって総合力は中々の物ですが、
       目立つ選手は少ないですし、何よりこちらもサンパウロ戦の時から力を付けています。
       是非とも勝利して、新チームの順風満帆な船出を飾りたいものですね!」

−−@−− @トーマス
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3
リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:59:13 ID:wxP4fN4Y
ヨッチャン「イングランドはフットボール発祥の地であり、まさしく由緒正しき古豪と言うべきチームですが、
       原作でも本スレでも、イタリアやアルゼンチンと比べると一歩も二歩も劣っているという印象のため、
       ゲーム的な実力としては、フランスやメキシコと同等の、中堅レベルとして能力を設定しています。

       ですが、キャプテンでCBのロブソン君の強さは別です!
       元々本スレでも世代トップクラスの守備力を誇っていましたが、当スレではそれを更に強化。
       補正+10のブロック技やら、1度だけガッツを全回復するスキルやらを持たせ、
       ピエール君やディアス君と比肩する実力者として君臨しています。

       また、テクモ版3でも謎の頼もしさと強さを見せるテイラー君は、周囲のインフレに合わせて、
       細々と技を追加させ、何でも出来るオールラウンドウインガーに仕上がっていますし、
       バウンドショットなる印象的なシュートを見せるロリマー君も、シュート一芸でなく、色々と技を習得させています。
       更に、GB版からゲスト参戦させたリチャード君も、荒っぽいプレーで魅せてくれる事を期待しているところです。
       ……ぶっちゃけ、ポブルセン君とかの下位互換っぽい感じかもですが。

       さて。【この試合は勝っても負けても話が進みます】。
       当然勝った方がレイセンにとって良い展開とはなるでしょうが、
       敗北したからと言って、レイセンや仲間達のがんばりが否定された訳ではありません。
       なので是非とも、試合が終わる最後の一秒まで気を抜かず。
       諦めずに参加をして下さればうれしいです!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:00:46 ID:wxP4fN4Y
テイラー「(まずは小手調べだな)――おいウィルソン、俺に回してくれ!」

ウィルソン「何時ものパターンだな。了解だ!」

バシュッ……パシッ。――シュタタタタッ!

実況「キックオフでボールを得たイングランドのトップ下・ウィルソン選手はそのまま前方右サイドにパス!
    イングランドの誇る3トップが1、万能ウイングのテイラー選手にボールを渡し……。
    テイラー選手はボールを受け取るや否や、右サイドを抉り出します!
    イングランド、まずは王道の攻撃パターンで相手の出方を伺う!」

反町「(そうはさせるか!)」

タッ……ズザアアアアアアアッ!

テイラー「唯一の男選手か。普通女所帯に男一人ってのは羨ましがられるモンだが、
      あんたは――なんか、別にどうでもいいや、って感じになるなァ……」

反町「(く、くそっ!? 舐めやがって……!)」

ダッ、ズザアアアアアアアアッ!

実況「テイラー選手の猛攻を阻むのは、この試合FWとしてスタメン出場の反町選手!
    無言ながらも気迫あるタックルで、ボールを奪いにかかります!」

609 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:02:37 ID:wxP4fN4Y

先着2名様で、

★テイラー→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→テイラー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ロリマーがフォロー)(ウッズがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
テイラーのマークがダイヤ・ハートの時「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

610 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:03:29 ID:???
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=★

611 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:08:10 ID:???
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )=★

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:28:35 ID:wxP4fN4Y
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=62★
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )+(ネオポイゾナスタックル+3)=66★
≦−2→リトルウイングズボールに。

反町「……食らえ! これが俺の『ネオポイゾナスタックル』だぁっ!」

グワァッ、ズザアアアアアアアアアッ……バシイッ!

テイラー「ぐっ……!? ゆ、油断したか……!」

実況「テイラー選手の速攻に対し、反町選手がいきなりファインプレー!!
    猛毒のように切れ味鋭いタックルで、テイラー選手のボールを奪いきった〜〜!!
    試合開始早々、リトルウイングズにボールが渡ってしまいます!」

鈴仙「よっしゃぁ! ナイスよ、反町君!」

反町が守りで活躍した事により、リトルウイングズは大きく攻撃の幅が広がった。
即ち、このまま反町を軸に速攻を掛けるか、中盤のパチュリーやてゐを軸に堅実に人数を掛け攻めるか。
あるいはこのままパスワークとボールキープで時間を潰し、相手が焦れて体勢を崩す瞬間を待つか。

鈴仙「(イングランドの布陣は4−3−3。ロリマー君テイラー君リチャード君が揃う3トップや、
     絶対的DFのロブソン君が居る4バックと比べて、中盤は幾分影が薄い。
     だから、このまま速攻ってのも充分効果的な筈だけど……ロブソン君対策が取り辛い欠点はあるかな。
     とはいえ、後ろのパチュリーさんとかに渡しちゃうと、それはそれで、
     ロリマー君やリチャード君に守備参加する暇を与えてしまう。
     遅攻で敵の隙を見せてくれるのを待つのも良いけど……運が悪ければ、逆に隙を突かれてボールを奪われるかも。
     ――さて。ここはどう攻めるべきかしらね……)」

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:30:27 ID:wxP4fN4Y

試合はまだ前半1分も経たない開始直後の局面に、鈴仙が出した指示は――。

A:ここは速攻だ。このまま反町に右サイドを突破させる!
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)
C:ここは堅実に、後方左サイドのてゐに大きくサイドチェンジして貰う。
D:ここは堅実に、後方中央のパチュリーにゲームメイクして貰う。
E:ここは遅攻だ。中盤でのパスワークに終始し時間を稼ぐ。
F:ここは奇行だ。反町には至高のカズキダンスで中盤を駆けあがって貰う。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:990/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:13 ID:qd3V1IEg
B

615 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:50 ID:R/LWkwHk
B

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:55:21 ID:wxP4fN4Y
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)

鈴仙「(ここは速攻よ……!)――反町君!」

反町「……了解だ、キャプテン!」

バシッ!

実況「反町選手、中央を走る鈴仙選手へとパスを出した!! これは……ワンツー・リターンだ!」

ウッズ「くそっ!」

ウィルソン「さ……させるか……!」

バッ! ババッ!

実況「鈴仙選手と反町選手のワンツーに追いつけるのは、右サイドハーフのウッズ選手と、
    ……トップ下のウィルソン選手の二名のみ!
    ウィルソン選手はやや左サイド側の配置に居たため、辛うじて追いついたという恰好です!」

鈴仙「(ここを通せばよし。通せなくとも……)」

反町「(この攻撃で、左サイドがガラ空きにだ!。俺達のペースで攻め続けられるぞ!)」

実況「ここを通ればいきなり1点目が近づくリトルウイングズの速攻!
    これをイングランドのMFは止められるのでしょうか〜〜〜!?」

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:56:22 ID:wxP4fN4Y
先着2名様で、

★反町→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)=
 鈴仙→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウッズ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(ケリーがフォロー)(ロリマーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
なし。

618 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:56:46 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=★

619 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:57:26 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード6 )( 1 + 6 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( スペードK )( 4 + 6 )=★

620 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:58:13 ID:???
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=★

何この、光と闇のコラボレーションw

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:32:03 ID:wxP4fN4Y
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=58
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=67★*フラグ習得!
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=61
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=57★
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!

反町「(キャプテン!)」

ピピピ……

鈴仙「(む、むむむ? 反町君の言いたいけれど言えない事が脳みそに伝わって来るような……!?)――そこねっ!」

タッ! バシイッ!

実況「鈴仙選手、反町選手の際どいコースに対して難なく追いつきリターンを決める! なんという息のあったコンビプレイでしょう!
    鈴仙選手と言えば薬、薬と言えば毒、毒と言えば反町選手と言った連想ゲーム的発想で鑑みるに、
    意外とこの二人、相性が良いのかもしれません!」

静葉「鈴仙。秋の夜道には気を付ける事ね……」チャキッ

穣子「それだけはダメだよお姉ちゃーん!? で、でもなんか悔しいよぉ……」

慧音「(まあ、実際の所、技巧派で柔軟なプレースタイルのFWという意味で、鈴仙と反町君はタイプが似ているからな。
    相性が良いというのも、同じタイプの選手同士、意思疎通がしやすいという事なんだろう。
    ルナティックス時代の、鈴仙とパスカル君との連携を思い出すな……)」

*鈴仙が反町とのコンビプレイフラグを習得しました。

622 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:33:25 ID:wxP4fN4Y
ロブソン「来たか。……皆、PA内を固めろ。敵は速攻で上がっただけで駒も少ない。絡め手を恐れる必要は無い。
      人数を掛けて守れば、きっと防げる」

ケインズ「お、おう!」

ブライヤー「ロブソンがそう言うなら、怖くないぞ!」

ネイマス「そうだ! 俺達には神の盾がついているんだ!!」

トーマス「(ま、マクガイヤーの奴……。なんで今日に限って風邪でダウンなんだよ……。俺、ブーイングは浴びたくないぞ……!?)」

実況「中盤を難なく潜り抜け、鈴仙選手と反町選手が今、バイタルエリア手前へと到達しました!
    リトルウイングズ、ここで決めれば大きいですが……一方で敵の壁も分厚い!
    ロブソン選手を中心とした4バックが、ガッチリとPA内を固めております!
    撃つなら好きに撃つが良い、という王者の風格すら見せる割り切った守り方ではありますが、
    その実これが一番厄介なイングランドの守り方! 鈴仙選手は、あるいは反町選手は、
    こうされてしまってはロブソン選手から逃れる事はまずできません!」

反町「(まさしく要塞、と言ったところか……!)」

鈴仙「(ロブソン君の威圧感。試合前の時と比べて更に増してるわね。
    ゴール前のこの位置からだと、マジで恐竜とか何かレベルよ……)」
    
視界が無くとも分かるロブソンの圧倒的闘気に、反町だけでなく鈴仙も思わず後ずさってしまう。
しかし自分達は今から、この壁を乗り越えてゴールを築かねばならないのだ。

鈴仙「(てゐもパチュリーさんも追いつけてないから、私か反町君か、どちらかが決めないといけない。
     幸いに全員がPA内に引き籠ってくれてるから、パスやダイレクトシュートはやり放題っぽいけれど、
     それはつまり、それだけロブソン君が、自分のブロックに自信を持っているからだろうし……。
     ドリブルゴールを目指すとしても、4人がかりの烈しいタックルを乗り越えなくちゃいけない。ここは……)」

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:34:37 ID:wxP4fN4Y
希望はあるが厳しい状況下で、鈴仙が下した決断は――。

A:「来い! 私に持って来い!」『マインドエクスプロージョン』で決める!(威力:65、1/4で敵GK転倒)250消費
B:「来い! 私に持って来い!」『マインドスパークルマイン』で決める!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費
C:「来い! 私に持って来い!」ドリブル突破からの一対一で決める!(鈴仙のドリブル:56)40消費
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)
E:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ポイゾナスオーバー』を打って貰う!(威力:66)
F:「反町君、一気に決めちゃいなさい!(と、言いつつ…)」反町にサイド際でボールキープさせる。
G:その他 普通のシュートを撃ちたい場合、鈴仙がポストプレイで反町に落としたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

624 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:37:52 ID:qd3V1IEg
B

625 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:41:25 ID:q0CMvhks


626 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:47:25 ID:f7MefGfs
F

627 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:50:49 ID:/hpQJFW6
D

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:02:43 ID:RBeB2Ny2
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)

鈴仙「……反町君、この勢いで一気に決めちゃって!」

反町「――ああ、分かった!」

グワァァァァァァッ……!!

実況「来た〜〜! 試合開始1分を待たず、リトルウイングズがこの試合1本目のシュートだ!
    シュートを放つのは、右サイドに捌けた反町選手! 充分に距離を取って、大きく右脚を上げます!
    そして…………!」

反町「(これが俺の魔法。『ソリマチドライブ』だ……!)」

バッ……シィィィィンッ! ゴオオオオオオオオオオオッ……!

ロブソン「……!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

実況「それに対して、ロブソン選手も不動のまま、気合を解放!
    地面を揺るがす恐ろしい気が、ここウェンブリースタジアム中を満たします!
    ロブソン選手の闘気と反町選手の魔法のぶつかり合い! 果たして勝つのはどっちだ〜〜!」

629 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:04:28 ID:RBeB2Ny2
先着4名様で、

★反町→ソリマチドライブ 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(ケリーがフォロー)(トーマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の『ソリマチドライブ』がイングランドのゴールを屈服させる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ケリーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
反町の『ソリマチドライブ』はポスト・枠外を無効化します。
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

630 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:05:17 ID:???
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=★

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:05:42 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>620
えらく極端な目が出ましたねwしかし反町君は得意な筈のパスの判定が何時も悪い気がします…


632 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:22 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

633 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:46 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★

634 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:07:18 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ハートA )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

635 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:48:27 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ダイヤ8 )( 5 + 6 )=★

636 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 23:44:12 ID:???
すみません、今日はアルコールが入ってしまったため、更新をお休みします。

637 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:20:42 ID:F6t/K9QQ
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=72★
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=59
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=65★
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)+(ティターンブロック+10)=78
≦−2→イングランドボールに。

ギュウウウウウウウウウウウウン……グググッ!

ブライヤー「な、なんて際どいコースを突きやがる!」

ネイマス「こ、こんなの取れないよぉ!?」

反町が放った自慢のドライブシュート『ソリマチドライブ』は、その精度とシュートコースの緻密さが特徴だ。
東邦学園時代からコツコツと磨き上げた職人技のシュートコントロール力を開花させたこの隠れた大技は、
その地味な外形に反して敵にとっては最高に嫌らしい、まさしく毒の魔法が籠った奇跡のシュートと言えた。

反町「(シュートは決して、相手を吹っ飛ばすのが有利と決まった訳じゃない!
    ロブソンみたいな巨漢が相手には、俺はその隙間を潜り抜けるテクニカルシュートが有効な筈だ!)」

反町自身も、自らの放ったシュートを、ロブソンが捉えられる訳がないと確信していた。
ロブソンは大柄故に、小回りの利いた動きが出来ないと推測し、
敢えて彼の身体のすぐ隣を抜けるコースを選択。その通りにシュートをなぞらせる。
しかし――ロブソンの豪胆なる闘気は、反町の智恵と職人芸の織りなす魔法を凌駕していた。

ロブソン「(……こいつ、やるな)」

ロブソンもまた、一流の選手として反町が放ったシュートが単なる二流半の技でない事に気付いていた。
生半可な気合では、自分はこのシュートに触れる事が出来ないと。ならばこそ――彼は全力で立ち向かう。

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:22:18 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「皆! 耳をふさいでいろ!」

ケインズ「!? お、おう!」

トーマス「一体何が始まるんだ……!?」

ロブソンは仲間達にそんな風変りな指示を出すと、大きな地響きともに、仁王立ちでPAに立ちふさがり、

ドンッ! ドドドンッ!

                ロブソン「■■■■■――――!!!」

ゴゴゴ……バリバリバリバリッ!

言語とも言えぬ、聞きがたくおぞましい叫び声を上げる。
声による空気の振動は破壊の衝撃と化し、地面はめくれ上がり、彼を中心に小さなクレーターを作る。
その光景はまさしく巨人――いや、神話にて語り継がれる巨神の末裔を彷彿とさせるもの。
これに対し、ボールはゴールへと推進しながらも、その圧を受けて大きく変形していき。

ゴゴゴゴゴゴ……ボンッ!

巨神の唸り声が聞こえてから数秒、小さな破裂音が鳴った。
ロブソンの脇を通り過ぎようとしたボールが、いよいよその衝撃波に負け、粉々に砕け散ってしまっていた。
これには審判も慌てて笛を鳴らし、試合はイングランドのゴールキックで進むのだが……。

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:23:25 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「……何とか、防げたか。間一髪だった」

反町「ば、バケモノ……バケモノだ……!!」

鈴仙「嘘でしょ……? グーパンチでボール破裂位なら驚かないでいたけど、
    叫び声だけでボール破裂ですって……!? こんなん、鬼の四天王レベルじゃないのよぉ……!?」

胸を撫で下ろしてごく平凡にブロックを喜ぶロブソンとは裏腹に、
その所業を間近で見ていた反町と鈴仙は、思わず地面にへたりこんでしまう。

鈴仙「(やっぱり、外の世界のサッカーはおかしいよ……早苗くらい常識に囚われてないよぉ……)」

そんな鈴仙の心の叫び声も無視されて、試合は進み――。

実況「さあ〜! リトルウイングズの攻撃は失敗してイングランドに攻撃の手が移りました。
    GKのトーマス選手のゴールキックから試合再開です。思いっきり前方にフィードされたボールは……」

ロリマー「よし、カウンターだ……!」

ポーンッ、パシッ!

実況「ボールはCFWのロリマー選手がフォローしました! 鈴仙選手と反町選手が前方に上がった今、
    これをタックルに向かえるのは……中盤のMFのパチュリー選手とアリス選手の魔女コンビです!」

パチュリー「……連携して止めるのよ。良いわね?」

アリス「(魔女コンビかぁ……えへへ、良い響きだなぁ……って、そんな事考えてる場合じゃないわ!)」

ロリマー「言っとくが、……俺が突破しても恨むんじゃないぞ!」

ダッ! バババッ!

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:24:38 ID:F6t/K9QQ
先着2名様で、

★ロリマー→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ロリマー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがフォロー)(テイラーがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
ロリマーのマークがダイヤ・ハートで、「バウンスフェイント(+3)」が発動します。
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「アグニシャイン(+2)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。

641 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:25:33 ID:???
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )=★

642 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:28:34 ID:???
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:50:29 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )+(バウンスフェイント+3)=68★
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=66
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)+(トリップワイヤー+2)=65★
≧2→ロリマー、ドリブル突破!

ロリマー「それっ!」

フワッ……バーンッ!

パチュリー「(一度浮かしたボールを、地面に叩き付けた? ミスキック……いや、違う!)」

パチュリーが気付いた頃には遅かった。そして彼女は侮っていた。
ロリマーは確かに世界トップクラスのFWと呼ぶには一歩劣るが、決して単なる凡才ではない。

ポーンッ、キュンッ。クイッ!

アリス「バウンドして零れた筈のボールが……戻って来たですって!?」

ロリマー「俺にはこれ一芸しかないんだよ。許せ」

卑屈にそう言い捨てながら、ロリマーは完全に出遅れたパチュリーとアリスの間を悠々と潜り抜ける。
世界では二流を自称する彼が唯一誇るちっぽけな才能。
それがこの、”バウンドするボールの軌道を読み切る”才能だった。

644 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:51:51 ID:F6t/K9QQ
ロリマー「……さて。折角だし、決めてみますかね」

グワァァァッ……!

そして――ロリマーはバイタルエリアに突入し、慧音のプレスが入るよりも早く、
その右脚を――小さく、振り上げて。

ロリマー「『バウンドショット』」

バシッ…。 ――ポーンッ! ポンッ、ポンッ、ポーーンッ、ポーンッ……。

慧音「な、なんだ。この不気味なシュートは……!?」

穣子「い、生き物みたい……諏訪子様の『ミシャグジさま』みたいに……ウネウネ、動いてる!」

実況「で、出た〜〜! ロリマー選手の十八番、変幻自在の『バウンドショット』です!
    まるで生き物のように不定形に、しかし着実にゴールを狙う魔弾が、リトルウイングズゴールを狙います!
    ロブソン選手の守備成功から一転、リトルウイングズは失点の危機だ〜〜〜!!」

静葉「(私の位置はSB。今から走れば、私が穣子を飛ばす土台になって、
    『オータムスカイラブブロック』に行けるけど……ここは、どうすべきかしら)」

にとり「へへーんだ。この位、私が本気を出せばチョロい(……けど、全力出すと後で死ぬしなぁ。
    慧音と穣子がブロックに来てくれそうだし、お燐や静葉もフォロワーで居るし。私は手抜きで良いかなぁ……?)」

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:56:24 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?

A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
B:穣子は一人でブロックに向かう!(穣子のブロック:57)

穣子のガッツ:880/880
静葉のガッツ:830/830

ロリマーの『バウンドショット』の威力:63

☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:57
ロリマーの『バウンドショット』の威力:63
にとりのガッツ:750/750

※二つの選択肢を同時に選んでください(例:AA、AB…など)
 (一つ目の記号=オータムスカイラブブロックを使うか否か、二つ目の記号=にとりのセーブ行動 とします)
※今回の選択肢は【部分一致制】で進みます。

646 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:58:04 ID:lrLlsaJo
AC

647 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:28:29 ID:OFh5gEns
BA

648 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:35:25 ID:c7Ql5ruI
AA
コンビプレイ覚醒狙いたいし失点もしたくないから

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:44:25 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?
A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
☆どのセービングをしてもらいますか?
A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費

静葉「(……ここはポジションの利を取りに行く!)――穣子、連携よ!」

穣子「うん。分かったよお姉ちゃん!」

ガシイッ、ボーーーーーーーーーーンッ!

実況「おっとお!? ブロックに向かう穣子選手の前に静葉選手がサイドから走り寄り……、
    ――自慢の『オータムスカイラブブロック』で飛んだ〜〜〜!」

にとり「(……いや! ダメだ! サボっちゃ駄目だ! 穣子達が全力で行ってて、
     私一人がサボってたら、間違いなく戦犯扱いされて殺される!
     戦わなくっちゃ……殺される前に……!)で、でりゃぁぁぁ!! 全力だぁぁぁっ!」

ウィ〜ン。ゴオオオオオオオオッ……!

実況「そしてにとり選手も最高級の『真・のびーるアーム』を発動!
    イングランドの攻撃を封殺する体制は万全だが、果たして〜〜〜〜!?」

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:45:33 ID:F6t/K9QQ
先着3名様で、

★ロリマー→バウンドショット 63 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→真・のびーるアーム 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(テイラーがねじ込み)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ロリマーの『バウンドショット』がリトルウイングズのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(イングランドのコーナーキック)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「アマテラスミラー(+8、250消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがスペードで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。

651 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:35 ID:???
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=★

652 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:59 ID:???
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 ( スペードA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

653 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:47:41 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 67 ( クラブJ )( 6 + 2 )=★

654 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:48:22 ID:???
おのれ妖怪1足りないめ……

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:07:50 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=72★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=74

穣子「地球の歴史で秋は何回来たと思ってんの? ……35億! あと5000万回」(たぶん)

ゴオォォォォォォッ……バチッ!

ロリマー「ちっ……」

実況「穣子選手と静葉選手、貫録の連携プレー! 普段は上空に穣子選手を飛ばす『オータムスカイラブブロック』ですが、
    今回は地面を跳ねる『バウンドショット』に対し、地面スレスレをグライダーのように滑空する飛ばし方で、
    ボールを薙ぎ払ってカット! 臨機応変なテクニックに観客席は感嘆の嵐です!」

鈴仙「(そ、そうよ……トンデモサッカーは外の世界の専売特許じゃない!
     私達だって、こんなにも凄いプレーができる仲間がいるじゃないのよ……!!
     そして何より反撃のチャンス! ――よし、元気が戻って来たわ!)」

鈴仙もまた、遠くで穣子達の連携が決まったのを確認すると、先程のロブソンのプレーで削がれた士気を回復させ、
次の攻めをどう組み立てるか考えを馳せた。

鈴仙「(無難に考えると、穣子にはこのままクリアして貰った方が良い。さっきのロリマー君みたく、
     一気に中盤を抜いてシュートまで漕ぎつかせられるかもしれないし。
     ただ、ロブソン君を抜くという観点から言うと、駒は多い方が良いに決まってる。
     その観点で言えば、今こそサイドバックを軸とした攻撃が有効になりそうだけど……。
     左のお燐と右の静葉さん。今のイングランドの布陣上、どっちが良いのかしら)」

穣子の傍にはさっそく、ボールを奪い返そうとリチャードやテイラーが迫って来ている。
サイドバックの二人には一旦GKのにとりを経由すれば安全にボールを配給できそうだが、
パチュリーやアリスへボールを渡すには、この二人を掻い潜らなくてはいけないだろう。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:09:51 ID:F6t/K9QQ

鈴仙「(一番理想的な攻めは、パチュリーさんに渡して、レジスタの視点の下、『パチュリー戦法』を発動して貰って、
     チーム全員で速攻を掛ける事なんだけどね。……さて、ここは――)」

A:「穣子、そのまま思いっきり前にクリアしちゃって!」クリアして流れを断ち切る。(更に判定)
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。
C:「静葉さんよ! 静葉さんのパスで中盤底から攻撃を組み立てましょう!」静葉のパスで攻める。
D:「パチュリーさんよ! 『パチュリー戦法』が炸裂すれば、攻撃が一気に加速するわ!」パチュリーの戦術で攻める。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

657 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:08 ID:lrLlsaJo
A

658 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:47 ID:c7Ql5ruI
B

659 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:24:40 ID:akZSEMDU
B

660 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:25:20 ID:JWG2Gv1s
B

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:37:57 ID:F6t/K9QQ
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。

鈴仙「(イングランドの陣形は……右サイド側にWGのテイラー君を置いた4−3−3。
     左のFWのリチャード君は今、中央の穣子に迫っている。つまり――)……穣子、一旦後ろに戻して!
    ――今こそ、アイツが。お燐が活躍すべき場面よ!」

穣子「ぇ……? あ、……うん!」

バシッ……!

実況「おっと穣子選手、ここで一旦ボールをGKに預けました。
    にとり選手は左コーナー付近のDF……お燐選手にボールをパス。遅攻でしょうか……?」

お燐「遅攻ぉ? あたいみたいな地獄っ子が、そんなノンビリとした事、する訳ないじゃん!」

ダッ……。 スタッ! スタタタタタッ……! シュンシュンッ!

実況「お、おお……!? こ、これは……!? お燐選手、超トリッキーな動きの、オーバーラップです!
    左サイド上で機械体操の如く前転後転バック宙を決めながら、鮮やかかつ大胆にボールを前方へ運びます!」

リチャード「ち、畜生……!」

ウィルソン「くそっ、させるか……!」

ケリー「俺も居るぞ!」

ダッ!

実況「キャット空中三回転なお燐選手を追いかけるのは、イングランドのMF2名!
    ウィルソン選手とケリー選手です! ですが果たして、この二人だけでこのトリックスターを捌けるのでしょうか!?」

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:39:14 ID:F6t/K9QQ

お燐「――さァさとり様、ベンチで見てて下さいよ。これが、あたいの真骨頂さ!」

さとり(ベンチ)「(なんか、とてつもなくイヤな予感しかしないんですが……)」

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(リトルウイングズのスローイン)(イングランドのスローイン)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。

663 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:42:27 ID:???
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)=★

664 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:12 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

665 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:18 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブ5 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( スペード9 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 00:25:31 ID:???
お燐がきちんと仕事を果たしたところで、今日はここまでにします(汗)
明日職場の飲み会があるので、更新できないかもです…
>>654
オータムスカイラブはもう一段階成長の余地があるのですが、惜しかったですね…

667 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 20:15:42 ID:???
なにぃ!お燐が中央以外で活躍だとぉ

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:53:19 ID:???
あまり飲まずに帰ってこれたので、少しだけ更新します。
>>667
正直ダイスって零れ球になると思ってました(びっくり)
いや実際、サイド際のお燐は反則級な能力値なので当然の結果なんですが…

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:54:28 ID:GrehIQpo
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)+(キャットランダムウォーク+5)=69★
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=57
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=57★
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!

お燐「それそれそれーっ!」

ダダダッ! バァァァッ! グルグルグルッ! スタタッ!

ウィルソン「す、凄すぎる……!」

ケリー「まるでディアスみたいなドリブルじゃないか!?」

実況「お燐選手、鮮やかな天才的ドリブルで中盤左サイドを一瞬で突破!
    ライン際での曲芸からの大ハンドスプリングでウィルソン選手ケリー選手を大胆に抜き去ります!」

さとり(ベンチ)「なにィ!? お燐が普通にサイドを突破したですって!?」

霞(ベンチ)「……? 別にお燐さんの実力でしたら、今の勝率は80%を超えていましたし……そう驚く事ではないのでは?」

さとり(ベンチ)「い、いや……そうなんですが。そうなんですがね……(絶対にヘタれると思ってた……)」

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:55:40 ID:GrehIQpo

ベンチでさとりがなんとなく釈然としない様子を見せるも、周囲にとってはそれどころではない。
イングランドのMF陣は手薄であり、DF陣がロブソンを中心にPA内に寄っている以上。
リトルウイングズにとって、このお燐のドリブル突破は絶好の得点チャンスとなるのだから。

鈴仙「い、いけるわ……! これなら……!」

さっきは攻撃に失敗したが、今回は状況が異なる。FWである鈴仙と反町がバイタルエリア前に構えているのは同じだが、
その後ろの布陣が厚い。左サイドバックのお燐から攻撃を組み立てたため、
まず、配置的にその前に居る、左サイドバックのてゐが鈴仙の随分近くまで上がってきている。
イングランドがリトリートを決め込む以上、彼女にドリブルゴールを任せるも、『インビジブルデューパー』を狙うも、思いのままだ。

鈴仙「(それだけじゃない。お燐にセンタリングを上げさせれば、私がスルーして反町君に渡す事だって。
     なんならポストプレイで、もっと別な誰かに渡す事だって出来る!
     いやむしろ、コーナーまで攻め上がって貰った上で、お燐にシュートを撃たせるのだって良いかもしれない。
     ロブソン君を超えるか、零れ球にする機会が得られれば、ゴール確率はぐっと上がるけど、その為には手数が必要だもの)」

ロブソン「………………(さて、どう来るか。お手並み拝見だ、リトルウイングズのキャプテンよ)」


671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:57:25 ID:GrehIQpo

ペナルティエリア内では依然、ロブソンが周囲の仲間達と共にPA内で城塞の如く立ちはだかっている。
無言の圧力に気圧されながらも、鈴仙達が出した攻撃方法は――。

A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
B:前方のてゐに渡して貰い、てゐにドリブル突破からの一対一を仕掛けて貰う!(てゐのドリブル:56)
C:ここは私に持って来い、『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4でGKに転倒ペナ)250消費
D:ここは私に持って来い、ドリブル突破からの一対一を仕掛ける!(鈴仙のドリブル:56)
E:私にセンタリングを、『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66+1/4でGKに転倒ペナ)300消費
F:私にセンタリングを、『玉兎スルー』だ!(威力:65)150消費
G:いっそお燐が決めて来い、サイドからフリーで『スプリーンイーター』だ!(威力:57+(補正合計+4))
H:その他 自由選択枠 反町に渡したい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

672 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 23:58:09 ID:et+Oapks
A

673 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 00:01:13 ID:qnTtKLGQ
A

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:09:37 ID:kwxAZoUw
A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費

鈴仙「(てゐが上がってくれている、この機会を見逃すもんですか……!)――お燐、前に渡して!」

お燐「前? ……ああ〜、了解了解!」

鈴仙は集中力を振り絞り、周囲の気配を察知して――今が最大のチャンスである事を把握していた。
だからこそ彼女は、お燐にそう指示を出すと共に、すぐそこに居ると確信している相棒に、

鈴仙「……居るんでしょう、てゐ。決めるわよ!」

――と、力強く促すと。

てゐ「――ああ、勿論さ。ウチらが最強の二人組である事を世界に見せしめてやろうよ!」

ポーンッ、バシッ。グワァァッ……ギュンギュンギュンギュンッ!

練習の時から何度も何度も聞き飽きた、力強く風を切るうねり声が聞こえる。
ここまで至れば、もはや視力の有無は関係ない。
幾千幾万と繰り返された動きをもう一度、ここに再現すればいいだけだ。
鈴仙は暗闇の中に思いっきりダイブして、身体を捻らせて――。

675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:10:50 ID:kwxAZoUw


                                てゐ「さあ喰らいな、イングランド! これが私達の奥義!」

鈴仙「真実の友情――『インビジブルデューパー』よッ!」

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
                        ギュンッ、バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 


実況「こ、これは。これは……凄い! 噂には出回っていましたが、まさかこれ程とは!
    てゐ選手の複雑なパスに合わせて、鈴仙がボレーシュートでダイレクトに蹴り込んだ!
    その結果、シュートは幻影の軌道さえ描きながら、イングランドのゴール前を超高速で駆け抜ける!
    幻想ブースターシュート、『インビジブルデューパー』が発動だ〜〜〜〜〜!!
    ロブソン選手を始めとするイングランドの最終ラインは、この幻想を止められるのか!?」

ロブソン「…………!!」

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:12:16 ID:kwxAZoUw
先着4名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 68 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがフォロー)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『インビジブルデューパー』がイングランドのゴールに決まる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:13:29 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。

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