キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】

1 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/09/01(日) 15:08:09 ID:rBXP2cuk
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏。
知人の男の子が近い将来襲われるであろう危険に対し、岬自身が立ち向かわなくてはならないと
予言されるなど、後日の波乱を予感されるお告げを、叔母の体を借りた祖先の霊から告げられる。
その覚悟がはっきりと固まらないうちに、パリ日本人学校へと入学しサッカー部に入部するも、
近所のフランス人学校チームから因縁をつけられ(たという態で)、賭け試合を行う事となった。
現在は前半が終了し0−0のままでハーフタイムに入り、落ち込んでいるあずみをフォローしよう、
というところまで進んでおります。

前スレ
【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1510457921/

328 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:06:04 ID:Z4JbIyWA
本題について切り出してきた。口をふき両手を膝の上に揃えながら、話を再開する。

聖薇「これから話す事は、誰にも話さないと、約束してくださらないでしょうか。友達にも、先生にも、私の母にも……
   母さんから、堅く口止めされてますから」
岬「うん、絶対に誰にも話さない、約束する」

出来るだけ安心感を与えられるよう、声色に混じり気ない返事をする。それを聞いて少しホッとした顔色になった後、
隠し続けてきた秘密というのを、僕に明かしはじめた。

聖薇「日本の五大財閥に水瀬、片桐、東豪寺、若林、そして早乙女財閥がある事は知っていると思います」
岬「うん(早乙女財閥……やはりそうか)」

素知らぬ顔をして、聖薇の告白を聞き続ける。

聖薇「その早乙女財閥内の、早乙女電子株式会社は、ご存知ですか」
岬「まあ、日本にいる頃にCMで見たし、パソコンとか売り出している会社だったような」

ここまで返事をして、ようやくハタと思い至ったという風に話を打ち切り、もしやという口調で、問いかける。



岬「まさか、いや、もしかしてだけど、早乙女さんって」
聖薇「そのもしか、です。私は早乙女電子の元代表取締役社長早乙女愛の長女、早乙女聖薇です」




329 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:08:00 ID:Z4JbIyWA
父さんが語った通りだった。聖薇が早乙女財閥の御令嬢だという話は、本当だった。

岬「そうか、そうだったんだ、今までちょっと、失礼なことでもしてたかな」
聖薇「そんな!」

慌てて僕に飛び込んで抱きつき、矢継ぎ早に哀願した。

聖薇「そんな事はありません!お嬢様だからって遠慮して離れて行かないで、
   クラスの皆と変わりなく接してくれて、ただのクラスメイトとして気遣ってくれたことがどれだけ嬉しかったか。
   上げ奉らないで、どうかクラスメイトの早乙女聖薇として、一緒にいさせて……」

親しい相手が去ってしまうかもという恐怖と焦燥を受け止めながら、ゆっくりと赤子をなだめるように聖薇の頭を撫でてやる。
無心にすがりつく聖薇の姿を見て、愛おしさが湧かない訳では無かったが、後の事を考えぐっとこらえる。

どれだけ時間がたっただろう。ようやく落ち着いた聖薇は取り乱した事を詫び、眼鏡を据え直した後、告白を続けたのだった。



先着で
★聖薇の過去 ! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートで分岐します。

ダイヤ絵柄・JOKER→?「……よう」岬・聖薇「「あなたは!!」」
ダイヤ〜スペード→クラブ+過去についてより詳細に語る
クラブ→過去に何があったか、なぜ風紀委員長になったかを語る

330 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:56:16 ID:Z4JbIyWA
一旦ここまでといたします。なお、岬君が後日あずみちゃんへ告白する事を決めていますが、
あずみちゃんが受け入れるか、そもそもどう反応するかは、スムーズにいくかもしれませんし
いかないかもしれない事を御留意お願いいたします。

331 :森崎名無しさん:2020/05/17(日) 12:29:14 ID:???
★聖薇の過去  スペード3

332 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/24(日) 17:00:18 ID:rU+8pYsg
申し訳ありません。今週はお休みさせてください。

333 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/28(木) 00:10:56 ID:WkquqaaE
Twitterにてキャプテン岬のメインヒロインのうちの1人、早乙女聖薇さんの
イラストを投稿いたしました。興味のある方はこちらよりご覧になってください。
なお、年齢は原作にちなんで高校生の頃の姿となっております。

・セーラー服姿の聖薇さん
https://twitter.com/sc3loyupbCmTqIC/status/1265659499253084161

・ビキニ水着姿の聖薇さん
https://twitter.com/sc3loyupbCmTqIC/status/1265660198909145088

334 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:57:13 ID:8HS4w75M
★聖薇の過去  スペード3 ★→過去に何があったか、なぜ風紀委員長になったかを、詳細に語る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
聖薇「先にも言いましたが、私は早乙女財閥次期総帥の長女として、父母妹と4人、家族と共に日本で暮らしていました。
   皆とても優しく穏やかで、一緒にいた日々が忘れられません。……離れ離れになったいきさつと共に」

岬「(会えなくなった?離婚でもしたかな)」

ドロドロとした話でも来るか、そう思った僕だったが、耳に聞こえてきたのはより奇怪な話だった。

聖薇「何年か前に日本で起こった、連続切り裂き事件は覚えてます?」
岬「まあ、テレビで見た位は」

もう何年前だったかも思い出せないが、東京のどこかの高級住宅地を中心に何度もバラバラ殺人が発生していた。
手がかりすらろくに見つからず一向に犯人が捕まらない事もあって、
「和製切り裂きジャック」だのあれこれ毎日のように騒いでいたんだっけ。

聖薇「その時私の家のすぐ近くでも起きたので父と母が心配して、
   それまでの車での送迎に加えて、私のためだけにガードマンを3人もつけてくれたのです。
   万が一にも危ない目に合わないようにって」

そこまで語ってから、聖薇は大きく深くため息をついた後、恐ろしい話を語りはじめたのだった。

335 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:58:18 ID:8HS4w75M
―――
―――――
―――――――
―――――――――


『うわっ!』


突然体が宙がえりになり、強かに落下して頭を「天井に」打ちつけてしまいました。
それも私だけではなく運転手も、そして山の大きいガードマン達も揃って打ちつけられてしまっていたのです。

瞬時のうちに私達を乗せた自動車が、空き缶を蹴飛ばすように激しく横転していたのでした。
打ちつけた頭の痛みにうめく暇もなく、非難のためガードマンに腕を引っ張られながら、なんとか外に出ました。

そして立ち上がってその場から立ち去ろうとした時、しぶきが顔にかかりました。
はじめは水しぶきだと思いました。その日は雨が降っていましたし、水たまりもあちこちにできていましたから。

ですが目元をぬぐった手が赤黒く染まり、目の前で運転手さんが金切り声を上げて倒れるのを見て、
私の顔にかかったのは血だと、理解させられました。
運転手さんが道路へ倒れ伏した先には、1人の男性が立っていました。それも様子が普通ではありません。



何しろ雨が降り続いているというのに、その人の周りには透明な膜でもあるかのように雨がドーム状によけて通っていたのですから。





336 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:59:52 ID:8HS4w75M
その奇怪な現象と、鉄サビをこすり合わせたような不気味な笑い声を聞いて、この人が例の殺人鬼だと直感いたしました。

ガードマン達もそう思って私の前について身構えたのですが、その屈強な人達が全員、
かまいたちに切り刻まれる木の葉のように、何mも離れた相手に瞬時にズタズタにされ、断末魔を上げて倒れてしまいました。

周りの人達を音もなく殺してしまった後、その人は私を見て薄笑いを浮かべながら、私に向かって歩き出してきました。

その時私がどう思ったか!あの血の気の無い薄笑いは一生忘れることはないでしょう。
恐怖のあまり口が裂けそうになる程に叫んで、気を失ってしまいました。



―――――――――
―――――――
―――――
―――


そこまで語ったところで、聖薇にしてはらしくもない荒いため息が吐き出されていた。
僕がそっとティーポットを持ってカップに注いで渡しても、わずかにうなづく以外は反応する気力も残ってないようだった。
重く静まった聖薇の心情をかき乱さぬよう黙って待っているうちに、聖薇が語りを再開した。

337 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:03:01 ID:8HS4w75M
聖薇「意識が戻った時、私は病室のベッドで横たわっていました。
   妹が泣き叫びながら飛びついて、父と母までが頬に涙を濡らしているのを見て、あの出来事は
   夢でも幻でもなく現実に起こったの事なんだと、否応なく受け止めざるをえませんでした。
   体の方はどういう訳か傷1つなく、検査を受けてもおかしいところはなかったのですぐに退院できました。
   ですが家に返って静かな自分の部屋へ戻ってみると、
   あの凄惨な光景がかえって鮮烈に蘇ってきて、絶えず恐怖に襲われるようになりました。
   ドアが不意に空いただけでも叫び声をあげるぐらいで、悪夢はどれだけ見たか数え切れません。
   外出はおろか外を眺めるのさえ怖くなって、家の中で閉じこもっていました。
   ただただそうしてあの恐ろしい記憶が私をむしばみ続けていた頃のある日、母が私に告げました」


早乙女『聖薇、2人で一緒に、殺人鬼の追ってこれない所で過ごしましょう』
聖薇『2人で、って、母さんのお仕事は』
早乙女『辞めました』
聖薇『ええっ!?』


聖薇「母は私を元気にするために、大企業の社長の地位を投げ捨てて、
   異国の地で2人きりで生活する道を選んでくれたのです。
   日本にいる頃は仕事で月に1度も会えませんでしたのに。
   他の家族と離れるのは寂しかったですが、母がいればきっと何とかなる、
   漠然とですがそんな風に思って、パリに移り住む事になったのです」

338 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:05:00 ID:8HS4w75M
聖薇「そうして母と一緒に本を読んだり、料理を作ったり、あちこちを散歩したりしているうちに、
   いつの間にか自分の内に怖いという気持ちが消えてなくなっていきました。
   そして学校に通うようになってから、みんなにはこんな怖い思いはしてほしくない、
   ずっと安心して過ごしていけるようになってほしいと思って、
   風紀委員へと入り学校内の安全と安全を脅かすであろうモノについて、目を光らせていました」

明かされなかったこれまでの境遇と、その心。忘れないようにと
頭に今までの言葉を刻み込んでいると、またも言葉がかかってきた。

聖薇「ですから私が優君を護ろうというのは、ただ義務として、あるいは関心を引くためだけに行こうという訳では無いのです。
   今の私のように、人生に悲惨な事があってほしくない、ずっと幸せでいてほしい。その一心だという事を信じてほしくて」

岬「う、うん、分かったよ」

聖薇の決意に同意したところで、自分の胸の内に置いていた疑問を晴らすべく、聖薇に尋ねてみた。

岬「そういえば、日本で襲われて気を失った時に、何か覚えていた事はある?」

339 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:07:08 ID:8HS4w75M
聖薇「あの時に、ですか?いえ全く」
岬「それじゃあ、この間の試合の後の事は?荒くれ達に向かって行った時の事」
聖薇「あの時……あの時も、ボールが私へと飛んできたのを見てから、記憶が途切れてしまってまして。
   気付いた時には早川さん達に担がれて家に運ばれていました」
岬「(直接の記憶はなしか)お母さんからは、何か言われなかった」
聖薇「それですけど、何でも私がフランスの男の子達をいたぶっていたという話を聞かされたみたいで、
  『あまりおてんばが過ぎないようにね』と、パリに来てからはじめて叱られてしまいました」
岬「(ははあ、あずみちゃんだな)」

快く思っていない相手だけに、聖薇がしでかしてしまった事を誇張して話してしまったのだろう。
あの母親の事だから本気にはしていないだろうが、後日機会を見つけて彼女をたしなめないといけないか。
そんな事を思いながら、話を核心へと進める。

岬「その記憶の無い時なんだけど、その時の早乙女さんは口調も態度も随分と漢っぽくなっていた。
  しかも雰囲気だけの話じゃなくて、あの荒くれ達を全員、ボール越しに次々と吹き飛ばしていたんだ」
聖薇「え、わ、私が、あの人達を!?」
岬「そう、あっという間にね。まるでお話に出てくるような、もう1つの人格が発現したみたいに。
  そして最後に、それとも違うような妙な事を言っていたね。『俺の愛のために』って」

340 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:08:34 ID:8HS4w75M
聖薇「俺の愛って、もしかして、母の」
岬「おそらくね。人格が違うというより、全くの別人のようだった。何か心当たりは」
聖薇「いえ、私も初耳でした。そんな不思議な事が私の身に起こっていたなんて。今日の夜にでも、母に尋ねてみます」

聖薇には何かが憑いている。しかし本人には全く意識も心当たりも無いという。
これ以上尋ねても進展は無さそうだったので、その後二言三言とりとめもない話を交わした後、帰宅する事にした。

別れの挨拶を口にして外に出る。ドアからカチリと鍵のかかる音を後ろにして立ち去ろうとした時、かけた鍵を外す音が聞こえ、
次いで慌ただし気にドアが開いて、聖薇が僕を呼び止めた。

聖薇「お待ちください。言い忘れていましたが、実は来月に私の誕生日がありまして。
   もしお暇でしたら、お越しになりませんか」

そのあまりに嬉しげな、僕の訪問を期待した笑顔を見て、
普段の僕にはあり得ない事だが、考えもせずに行くと返事をしてしまった。
その後家路に着きながら、あずみちゃんの事を思い出す。まだ関係を整理していないのにと後悔しきりだった。



だが、すぐに悩む必要はなくなった。

341 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:10:27 ID:8HS4w75M
翌日の朝、服を着替え終わって朝食の準備に取り掛かろうとしたところで、電話が鳴った。
受話器を取ると聖薇の声が、気ぜわしげに耳に伝わる。

聖薇「すみません、今日から私、しばらく学校を休みます」
岬「今日から?どうして」
聖薇「ごめんなさい、すぐに切らないといけなくて、これから少なくとも1カ月は、日本に戻らないといけません。
   詳しい話は日本に着いてから話しますので、それでは」

失礼しますと言い残し、電話を切られてしまった。聖薇らしからぬ乱雑とさえいえる説明不足と慌てぶり。

岬「(まあ、誕生会が中止になっただけでも良しとしよう)」

そう自分に言い聞かせて受話器を置いた直後、またもけたたましく電話が鳴り響く。
かけ直しかと思ったが、今度は電話越しにも分かるほど、心が浮き立っている人間の声が聞こえてきた。

沙織「ああ太郎くん!ビッグニュースよ!日本に戻って、いや私の人生で最大の、飛び抜けた上客から神おろしの依頼が!」

無間神社パリ分社を建立した後、運営が落ち着いてきたところで沙織さんは日本での様子を確認すべく一時帰国していたのだ。
その沙織さんに、飛び切り金払いのいい相手から依頼が来たという。その名を聞いて、僕は目を見開いた。


沙織「相手はなんと、早乙女電子の元社長さん!その娘さんにとり憑いているのは誰か、教えてほしいって!」




342 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:12:24 ID:8HS4w75M
*聖薇の感情値が6→13(最大値)になりました。岬の提案を無条件で受け入れるようになります。
 更に「信頼」「親友」段階のボーナスも適用されます。詳しくは前スレの464レスを参照の事。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1536464753/464

*聖薇の各人に対する感情が以下のように判明いたしました。

聖薇→(大好き)→岬
聖薇→(だらしない・劣等感)→あずみ
聖薇→(感謝・劣等感)→千早



と、いうところで岬と聖薇の1エピソードはいったんここで終わりです。
ちなみに聖薇の誕生日を11月にしたのは、後々の誕生日が他の主要人物と重ならないように
というこちらの都合による独自設定となります。

如月千早:2月25日
岬太郎:5月5日
早川あずみ:不明、7・8月頃が望ましい?
早乙女聖薇:11月に設定

聖薇とあずみの誕生日はまた後日確定する事といたします。その際は皆様の意見もうかがってまいります。


最後に、月の最後に得られる、今月分の岬君の収入を決定するために、以下の投稿をお願いいたします。
空白は埋めて投稿してください。

★このようにかせぐのだ⇒10+! num+! numフラン★

それでは、本日の投稿はこれで終わりといたします。

343 :森崎名無しさん:2020/05/31(日) 19:40:48 ID:???
★このようにかせぐのだ⇒10+ 8 + 9 フラン★

344 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/07(日) 21:51:06 ID:+spIrzDw
すみません、本日は投稿をお休みさせてください。明日投稿出来るよう尽力いたします。

345 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:19:28 ID:uFaMwq9o
★このようにかせぐのだ⇒10+ 8 + 9 フラン★→27フラン獲得!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第5.4話『このようにかせぐのだ』


僕は今、ヴォルテール通りのアタリフランス社前にいる。
より正確には、1階のゲームセンターとゲームソフト売り場を横目に抜けてたどり着いた、2階のオフィス入口にいる。

あずみ『受付に着いたらこれを渡して、話は通しておくから、問題なくキーを渡してくれるわ』

以前の打ち合わせで聞いた言葉を思い出す。胸ポケットから丁寧に折り畳んだ紙切れを取り出した後、受付へと歩いていく。

受付嬢「こんにちは、かわいい坊ちゃん、何かごよう?お名前は?」

幼さが残る少年がおずおずと自分の前に歩み出てくるのを見て、
受付嬢としてではなく1人の年上の大人として、鷹揚としたところをみせようとする気持ちがくすぐられたようだ。

岬「はい、岬太郎です!あずみちゃんからここに来てほしいって言われました!」

これから金銭の受け渡しを円滑に続けるには、万が一にも疑われたりしないように、相手の望んでいるイメージへと応えてみた。

346 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:20:29 ID:uFaMwq9o
受付嬢「あら、プリンセスから?そう、ふふ、うちのプリンセスはやんちゃで男勝りだけど、いい子だから大事にしてあげてね」

あずみちゃんは親の会社の人達からも可愛がられているようだ。密かに頭へ情報を浸みこませた後、
何食わぬ顔で「書類」を渡す。受付嬢はその1枚の紙を手に取って、目を丸くした。



岬太郎に対し、第2保管室の505キーの貸与を認める。
また、この証書により当該人物の第2保管室の入室を認めるものとする。

アタリ株式会社フランス支社代表取締役社長 早川こずえ



フランス語でこう言った内容の文書を渡す。
まさかこんな子供から社長直々の指示書類が渡されるとは思わなかったのだろう。
まごつきながら机の下から鍵を取り出して僕に渡し、保管室までの道筋を説明した後で、
いってらっしゃいませと恭しく頭を下げて見送ってくれた。

岬「(しかし、いくら一人娘の頼みとはいえ、支社長の名前を使ってまでここまでするとはね)」

そこまで自分の子供を溺愛しているのか、それとも商売に貪欲なのか。
あずみ母の思惑に想いを馳せているうちに、第2保管室へとたどり着いた。

347 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:23:44 ID:uFaMwq9o
鍵を開けて中に入る。中にはイベントで使っていたのか、様々なコスチュームスーツや小道具があちこちに収納されていた。

岬「(戦隊ものっぽいこのアタリスーツなんか、あずみちゃん好きそうだなあ……あ、あった)」

目当てのロッカーを見つけた。
鍵穴の上には8つのダイヤルがあり、指示したコードを入れないと開かないようになっていると、あずみちゃんから聞かされている。

あずみ『N、O、C、O、L、E、C、O、だからね。大切な事だから、忘れないで』
岬「(それはまあ、大事だろうなあ。信仰的な意味で)」

チラリと双海の双子の顔が浮かぶ。それはともかく、中に入っていた封筒を取り出す。
中にはいつどこで誰がいくら使ったかという明細書とそれを元にした僕の取り分、
2フラン硬貨13枚とチップとして1フラン、計27フランが入っていた。

岬「(675円相当、亜美や真美に奮闘してもらってもこれ位か。まあ1週間の金額ではあるし、
   今は安定収入の口が出来ただけ良しとしよう)」

少ないながらも収入源を確保した事に満足して、僕は保管室を後にした。この先この金の成る木を肥やしていけるかは僕の頭と、脚次第だ。


348 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:26:53 ID:uFaMwq9o
*賭け試合の報酬として27フランを獲得した!

岬の所持金:252フラン→279フラン



岬父「岬一郎です。これから恒例となる週最後の収入イベントについて、
   太郎がどのように報酬を受け取っているかを伝えるべくチュートリアルを挿入してみました。
   次回からは特に記述はしませんが、毎回こんな風に収入を得ていると理解してくだされば幸いです。
   本日はこれで終わりとなりますが、どうかこれからも、太郎をよろしくおねがいいたします」

349 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/12(金) 17:54:50 ID:lLFaD+6k
失礼いたします。申し訳ありませんが私用が立て込む形となりまして、
現状では満足のいく水準の岬君の物語を描ける見込みが厳しいものとなってしまいました。
その為勝手ではありますが、今月中のキャプテン岬の投稿をお休みさせてください。
来月も様々な用事があるため、投稿再開は早くとも来月の11日(土)からの見込みとなっております。

なにとぞ今しばらくお待ちくだされば幸いです。

350 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/25(木) 22:55:02 ID:umOQc0H+
すみません、本日は投稿をお休みさせてください。明日投稿出来るよう尽力いたします。

351 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/25(木) 23:05:22 ID:fvXHLN9M
申し訳ありません。なぜか350にて身に覚えのない投稿がされていますが、残念ながら来月11日くらいまで
投稿できないのは変わりません。混乱を招きかねない事となった事を、お詫び申し上げます。

352 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 11:56:46 ID:HQ2M1uog
丸山「早乙女さんは日本に一時帰国しました」

朝の回で開口一番に告げるや、教室内は一斉にざわめきだした。なにしろ誰より規則や規律にうるさく、
そして誰よりも早く登校して委員会活動の下準備や学校周辺の見回りに出る精力的な活動を見せていた風紀委員長が、
何の前触れもなく姿をかき消し仕事を放り投げてしまうとは。

あずみ「やった、これで学校に平和が戻ったよ」

嬉しさを隠そうともせず、隣からあずみちゃんが話しかけてくる。

あずみ「いろいろチョッカイばかりかけてくるから、バチが当たったんだ。すました顔してあたしの」
丸山「静かに!」

カンカンとチョークが黒板にノックされ、騒々しいおしゃべりが制止される。

丸山「1カ月位でまた、ここに戻ってきます。母親のお仕事の都合でやむなく日本に行くというだけですから、
   皆さん心配しないように」
あずみ「えー、そんなァ……神は死んだ、神は死んだ……」

353 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 11:58:47 ID:HQ2M1uog
一時帰国に過ぎないと告げられて、隣の少女はたちまち露骨に不機嫌な表情をさらけ出す。
ため息が僕の方にまで届いてくるがお構いなしだ。そんな時。

岬「(相変わらずだなあ、こんな調子で協力なんてできるやら)」
千早「ちょっといいかしら」
岬「どうしたの」
千早「早乙女さんの事、教えてもらえる」

えっと思わず口に出そうになるところを抑え、動揺を隠すべくできるだけゆっくり千早の方へと体を向けて、きき直した。

岬「急に一体、どうしたの」
千早「さっきの先生の話、どうもストンと腑に落ちないというか、隠したい事に気付かせないようにというのか、とにかくモヤモヤしていて」
岬「そうかな、特にヘンなところは無さそうだったけど」
千早「いえ、間違いなくあるわ」

話をやんわりとそらそうとするもキッパリと断言され、話は進行する。

千早「これから早乙女さんが帰ってくるまで、代わりの風紀委員長を決めなければいけない。
   面倒事ばかりの役割で急な事だから、決まっても熱心に取り組んではくれないでしょう」
   あずみ「ふーん、なんならいない時ぐらい風紀委員なんてやらずに」
千早「あずみ」

子供をたしなめる母親のように、友達を軽く言葉で制止する。

千早「そういう訳にはいかないでしょう。
   校内の見回りの人の手配とか、集団下校の付き添いの割り振りやその時の観察レポートの管理とかはどうするの」
あずみ「あーっ、そうか」

354 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 12:00:28 ID:HQ2M1uog
説明を聞いてあずみちゃんは納得し、引き下がる。この頃物騒になってきたパリにて生徒を安全に帰宅させるという名目の下、
例の凶悪犯に対する警戒と情報収集体制を、学校でとっている。

千早「そんな仕事をなんのフォローもせずに放り投げるなんてこと、絶対にしないひとなのに。
   そもそもいなくなるという事さえ初めて知った。絶対に、何かあったのよ。それで、岬君に尋ねてみようと思って」
岬「いや、気持ちは分かるけど僕なんかに」
千早「ふふふ」

否定をしようとすると千早は、なぜだか楽しげな笑みを僕に向けて、話し続ける。

千早「遠慮もしすぎるとイヤミになるわ。この間のサッカー部の活躍、学校で知らない人はいないから。
   当然、その後の早乙女さんとのやり取りも」

僕とそれ以外の態度の変わりぶりの事だろう。周りにはフランス人達しかいなかっただろうから、
話の詳細は分からないだろうが、話が広がっていくうちに誇張されてもおかしくない。
そして、よそを向いていたあずみちゃんが、突如風を切るような勢いでこちらに振り向き、
僕へと顔を突きつけるように近づけながら、問い詰めてきた。

あずみ「そうね。あいつがどんな寝言言ってたのか、スッゴク知りたいなあ」

355 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 12:02:49 ID:HQ2M1uog
千早「あずみの事はともかく、もしそんな親しい仲なら、何かしら話してくれているんじゃないかって、思ったの。
   せめてさしつかえの無いところだけでも、話してもらえないかしら。これからの事もあるから」
岬「(うーん、どうしよう。聖薇からは話さないでと頼まれたし、
   あずみちゃんは明らかに知りたい事が違っているし……ここは)」


A 「いや、僕も初耳で驚いているんだ」 あくまでシラを切り通す
B 「先生と同じ事を話していただけだよ」 当たり障りのない事だけを話す
C 「それは言えない、僕だけにって事で話してくれたんだから」 話す気はないという事を示す
D その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



そして本日はこれまでと致します。
なお、この回のタイトルが思い浮かばなかったのですが、
これはというタイトルがあれば、どうかご教示お願いいたします。

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0ch BBS 2007-01-24