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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[374]森崎名無しさん:2009/07/16(木) 00:35:13 ID:???
狐狗狸さんのたたり→8−
ダイヤJ
[375]森崎名無しさん:2009/07/16(木) 00:36:45 ID:???
白鳥の霊撃→13−
クラブ9
[376]森崎名無しさん:2009/07/16(木) 05:20:49 ID:???
タイムリーなので貼っていきますね
ttp://image.blog.livedoor.jp/guideline/imgs/e/2/e278e742.gif
知らなかった。
[377]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:33:52 ID:iWvTN8/M
狐狗狸さんのたたり→8− ダイヤJ =−3
白鳥の霊撃→13− クラブ9=4
白鳥、勝利!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
白鳥(流石に顔は殴れないよね)
逡巡しながらも繰り出される狐火を蹴り返し、あるいは殴り返し狐狗狸さんの隙を伺う。
狐狗狸さん「ちょろちょろ逃げ回るだけかえ?それなら……」
二度狐狗狸さんの――さっちゃんの――右腕が変化する。
白鳥「うわっ」
省39
[378]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:33:54 ID:iWvTN8/M
白鳥「ワンッ!ツーッ!……スリィッ!」
そり投げた姿勢のままブリッジを崩さず自らスリーカウントを取ってから立ち上がる白鳥。
見下ろせば気を失ったさっちゃんの口から何か白っぽいものがにょろんと出ている。
ノーザンライトスープレックスの衝撃で体内から出てきたのだろう。
白鳥「あんたがさっちゃんを操っていた奴?出てきなさい。さっちゃんから出てきなさーい!」
それを今だ金色に輝く手でつかむと引っ張り出すべく、渾身の力で手繰る。
省43
[379]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:34:00 ID:iWvTN8/M
近づいてみるとそれは白い子ギツネだった。
目を回しているのか、壁にぶつけたときに打ち所が悪かったのか子ギツネは目をまわして起きる気配はない。
おなかがわずかに上下していることからまだ生きてはいるようだ。
白鳥「悪いキツネ……だよね」
さんざんっぱら怖い目や酷い目にあわされ、友達をも奪われそうになった相手だが、こうして勝利してしまえば
それはそれで処置に困ってしまう。
しかたなくそばに座り込んで、様子を伺っていると
さっちゃん「……う、う〜ん」
省36
[380]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:34:03 ID:iWvTN8/M
白鳥「!?」
しかしその声もむなしくキツネの矢は白鳥の口へと一直線。だが――
子ギツネ「ぎゃっ」
見えざる力によって白鳥に触れる前に跳ね返される。
白鳥「あ、危なかったぁ」
ホッと胸をなでおろし、再びのびてしまった子ギツネを見下ろす。
さらに良く見てみれば右の前足だけ黒い毛並みで手袋をしているようにも見えた。
白鳥「坊やだ」
さっちゃん「手袋を買いに?」
白鳥「うん。にくきゅ〜だぁ」
省26
[381]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:34:06 ID:iWvTN8/M
処置を決めかね、ポッケに手を突っ込むと異物感がある。
なんだっけと取り出してみると
白鳥「あ、お守りだ」
さっちゃん「豊川稲荷のだね。日本三大稲荷の一つでお隣の愛知県にあるんだよね」
白鳥「そ、そうだね」(そうだったんだ)
博学なさっちゃんがお守りを一見しただけで薀蓄を披露する。
豊川稲荷の言葉は子ギツネにもよくわかったようで
子ギツネ「と、豊川稲荷ぃぃ!?」
また一段と怯えだし、全身の毛を逆立てる。
省33
[382]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:34:08 ID:iWvTN8/M
怯える子ギツネを白鳥が抱え上げ、さっちゃんがその首に素早くお守りを通した紐をかける。
さっちゃん「オン シラバッタ ニリウン ソワカ。オン シラバッタ ニリウン ソワカ」
そして真言を唱える。
白鳥「……な、何語?」
さっちゃん「……豊川稲荷の祈祷の呪文」
白鳥「よ、よく知ってるね」
さっちゃん「この間読んだ本に書いてあったの」
真言の効果か、お守りは淡く輝くと子ギツネにぴったりの大きさに少し余っていた紐と一緒に収縮していく。
省34
[383]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/16(木) 23:34:10 ID:iWvTN8/M
と、さっちゃんの下へ帰ろうとしたとき、暗い空から一筋の光がスポットライトのように白鳥を照らし出した。
その眩しさに目を手で覆って光をさえぎる。
??「よくぞ我が眷属を懲らしめてくれました」
白鳥「だ、だれ!?」
??「我が名は荼枳尼天(だきにてん)。豊川稲荷の鎮守神なる者」
白鳥「……神様?」
荼枳尼天「まあそのようなものだ。此度は我が眷属のキツネが迷惑をかけ、すまなかった」
光に目が慣れてくるとその姿がぼんやりと輪郭を現してくる。
省46
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0ch BBS 2007-01-24