※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】
[984]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 00:45:07 ID:HzutRiT6
………………
レミリア「ちょっ、ちょっと! なんであの女が出てくるのよ? ここは私の美しさに森崎が一目惚れするシーンのはずでしょ?!」
パチュリー「そこまでは脚本にも書いてないけど……確かにおかしいわね。
脚本では、風見幽香は最後まで名前しか登場しないはずなのに……ゲホッ。まさか、私の魔法が妨害されてる?」
レミリア「妨害って、ここにパチェ以上の魔法の腕を持ってる奴なんて……ッ?!」
省46
[985]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:39:05 ID:HzutRiT6
物陰から突如姿を表した生徒。それは、朝からずっと授業を休んでいた不良生徒……風見幽香だった。
森崎「……幽香?」
幽香「ふぅん、そいつが編入生ね。……へぇ」
レミリア「……失礼ね、初対面でいきなりそいつ呼ばわりなんて。あなた、一体どちら様?」
初対面だというのに、いきなり火花を散らす二人。しかも間に立つ森崎を挟んでである。
幽香「さて、どちら様でしょう?」
つい、と幽香が森崎の横に歩み寄る。……いや、歩み寄っただけではない。
省31
[986]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:40:24 ID:HzutRiT6
森崎「(夢って何だ?! いや、それよりもこの状況は明らかに『マズイ』ッ)」
レミリア「……雑草の妖怪風情が言ってくれるじゃない。
良いわ、元々お前みたいな奴が森崎の近くに居る事自体気に入らなかったのよ。ここで綺麗さっぱり消してやるわ……!」
幽香「あら、吸血鬼がそんなに偉いのかしら? その辺を飛んでる蚊だって血くらい吸うわよ?」
言葉を交わしながらも、だんだんとその険悪さを増して行く二人。
省46
[987]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:41:25 ID:HzutRiT6
………
……
…
ガバッ!!
森崎「はっ……! なんだ、夢か……」
森崎が跳ね起きると、そこはいつものメリーの家の自室だった。
窓から見える景色は未だ暗い。どうやら、柄にも無く深夜に起きてしまったようだ。
森崎「酷い夢だったぜ……。いや、既にどんな夢かも覚えてないが……」
半身を起こした跡を見てみると、シーツが自分の汗でびっしょりと濡れていた。もう今夜はこのベッドでは寝られそうにない。
省22
[988]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:47:43 ID:???
というわけで、埋めネタ終了です。
まずは、この間本編を疎かにして申し訳ありませんでした! 明日からガンガン進めていきますので……。
レミリアをメインに書くつもりが、結局微妙なことに。どうしてこうなった。ラブコメを書こうとすると指が逸れていくんだ!
新スレは明日立てます。以下は適当に使って頂いて構いません。
意見や要望、あとスレタイ案など頂けると嬉しいです。埋まらなければ後日適当に埋めますので。
ここが悪い! とか改善しろ! とかがありましたら是非どうぞ。
省5
[989]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 20:00:16 ID:???
新スレ立ちました、URLはこちらです。
capmori
これからも森崎が幻想入りをよろしくお願いします。
[990]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/29(土) 19:39:08 ID:???
六花と七花の馴れ初めが気になる方がいらっしゃるようなので、とりあえず妄想を書き殴ってみました。
本当にこんな事があったのかどうかは私にも判りませんが。
時間軸は一応明記していますが、八日目・幽霊チーム戦の夜です。
[991]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/29(土) 19:40:25 ID:???
ガラガラ……
七花「はふ〜、ようやくお風呂に入れる……」
お風呂道具の入った洗面器を右手に抱え、メリー家一階の浴室に続く扉を開ける七花。
今日は幽霊チームとの試合があったこともあり、体全体が汚れ、また疲れきっている。
平均以上に入浴を愛する彼女としては、一刻も早く汚れを落としてゆっくりと肩まで湯船に浸かりたかった。
七花「(うーん、もうクタクタ……。そうだ、もうお風呂は私で最後っぽいし折角だから泡風呂でも……)」
六花「……誰でございますか?」
省30
[992]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/29(土) 19:42:06 ID:???
サァァァァァァァァ、と頭からシャワーを浴びながら、七花が笑って言う。
熱い湯が彼女のしなやかな長髪を濡らし、そのまま緩やかな体のラインに沿ってさらさらと流れてゆく。
六花「む、たしかに言ったでございますが……しかし」
背中越しに、六花の逡巡する気配を感じ取る七花。
どうやら呼び捨てにするのが嫌というのではなく、どこか遠慮しているような様子である。
七花「(そういえば……六花ちゃんと私って、森崎様の所に来るまでは殆ど話したことも無かったんだっけ)」
省39
[993]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/29(土) 19:43:12 ID:???
七花が六花の外見を好ましく思っているのは確かだった。
だが、そんな上辺を超越して彼女が六花に対して抱いている感情は、ある種の一体感であった。
彼女と一緒なら何でもできる。いや、そもそも彼女は自分の半身なのではないかと、そんな錯覚すら抱くほどだ。
七花「ね、六花ちゃん。私も一緒に湯船に浸かっていい?」
六花「……狭いでございますよ」
七花「大丈夫! 人間用のお風呂だし、元々私たちには大きいくらいでしょ」
省29
[994]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/29(土) 19:44:15 ID:???
背中越しに語りかける。
彼女の言うあの時とは、勿論今日の幽霊チーム戦の前半終了間際……七花にとって決定的な転機となった時のことだ。
あの時、確かに六花は無数のパスの選択肢を持っていた。
しかし最終的に選んだのはとても攻撃参加は出来そうにない七花。それも、七花が零したボールだから、という理由でだ。
六花「……笑われるかもしれないでございますが。
貴方と一緒なら誰が相手でも負けはしない……何故か、そんな事を思ったのでございます」
省29
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24