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1- レス

【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】


[351]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/26(金) 19:11:36 ID:???
それから試合終了までの6〜7分…バティンとカルバリョは猛然と抗い続けた。
高い位置からでも懸命にボールを追い続け、フィオレンティーナに最後まで余裕を与える事をしなかった。
ブンナークと新田がガス欠となっていたフィオレンティーナもこれ以上攻める力は無く、
低〜中盤での懸命なボール争いを余儀なくされた。

そして…




ビッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!!

省26

[352]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/26(金) 19:13:35 ID:???
ユヴェントスとの長かった試合がようやく終了ー
と、言ったところで本日は終了です。
次回からは再び幕間です、相変わらず長くなりそうな悪寒がしています。
それでは皆さん良い週末をー。

[353]森崎名無しさん:2010/11/26(金) 19:14:00 ID:???
乙でしたー

[354]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/26(金) 19:18:31 ID:RdI6SA6g
乙でした!

[355]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 17:30:25 ID:???
復活してたの知らずに見逃してたー!
乗り遅れどころの騒ぎではありませんが、
ご復帰おめでとうございます&ユベントス戦乙でした!
大好きなシリーズなのでこれからも頑張って下さい!

……しかしレントゥルスさんには一体何が憑いてるんだろうかw

[356]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:14:20 ID:???
>>353 乙感謝であります!
>>354 ジノさんありがと! 次スレもガンバなんだぜ!
>>355 どうもです、恥ずかしながら帰ってきてます!
    またこれからも御参加下さると嬉しくてニヤニヤしちゃうのさ!
=====================================


実況「試合終了、勝ったのはフィオレンティーナ! それも3点差のワンサイドゲームでした。 省53

[357]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:16:56 ID:???

フィッツウォルタ「うん、楽しみだねぇ。」

ヘルマーが期待したのと違う答えがフィッツウォルタから返された。
まったくかすりもしない回答に、ヘルマーは頭に痛みすら感じた。

ヘルマー「いや、そうじゃない…こんな試合見せられて不安を覚えたオレの気持ちを察してくれ。」

フィッツウォルタ「ローマにはそんなサービスないよ、普段通りやるだけさ。」

ヘルマー(グッ…理論の塊みたいな人間のクセして、どうしてこうなんだコイツは…!)
省14

[358]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:18:05 ID:???
グラウンドでは、両チームの選手が様々に思うところを留め、あるいは吐き出していた。
ユヴェントスの選手達は当然軒並み突っ伏し、その悔しさと自身への怒りを表している。
ディーノは涙を流し、ジェンティーレは血が出るほどに拳を握っている。
ファケッティやスカラは混乱し、妙な事を口走る。
セザールは黙ってうな垂れ、ユルゲンは炭酸が飛び出るかのように号泣していた。
カルバリョも同様に悔しい思いを抱えていたが、彼はそれを押し殺してダラピッコラに話しかけた。
省32

[359]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:19:44 ID:???
言葉が詰まるダラピッコラ。
納得せずに生きた遠く長き日、そこに溜まりきった負の心。
筋違いと理解しつつも目の前の幼馴染を憎み、それをぶつけようとした自分。
だが彼は試合の中で、自分の内なる恩讐を乗り越え、ジョカトーレとして戦い抜いた。
そして今、彼の心にあるのは爽やかな風だった。
ただミゲル・カルバリョ勝つだけで、今のこの気持ちを得られたであろうか?
彼は自問自答する。

ダラピッコラ(きっと…出来なかった。  解らなかった…オレ一人の小さな心では!)
省25

[360]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:20:58 ID:???
笑顔でそう言われたカルバリョは、頭上に疑問符を沢山浮かべていた。

カルバリョ「解らん奴やな…今度はそんなイイ顔しおって。」

ダラピッコラ「へヘッ…お前には解んねーさ。」

カルバリョ「へーへー、好きにしたらエエがな。 ほんじゃまたな。」

ダラピッコラ「ああ、“また”な…。」

カルバリョは呆れつつも、毒気の抜けた幼馴染の様子に満足して去っていった。
彼は彼なりに、幼き日を共に過ごした相手を心配していたのだった。 省28

[361]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:23:18 ID:???
一旦息を吐き、笑うなよ、と一言前置きしてからダラピッコラは再び口を開いた。

ダラピッコラ「今までオレは生きていく為にカルチョをしてきた、それしか選択肢が無かったから…。
        生きていく為に、食っていけるようになるためにと必死でやって来た。
        でも今日からは違う…オレはカルチョでスター選手になるんだ。」

子供が夢みがちに口にするような事をダラピッコラは言った。 省38


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