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1- レス

【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】


[465]森崎名無しさん:2011/03/04(金) 01:33:19 ID:???
中盤五分だったのか・・・

[466]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:33:57 ID:???
>★反町→  ダイヤ2 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=70★
>★ムラサ→  クラブ7 ブロック 53 +(カードの数値)(人数差補正+1)=61★
>★椛→  クラブJ ブロック 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=67★
>★一輪→  ダイヤ3 げんこつスマッシュ 61 +(カードの数値)+(ブロック補正+1)=65★
>≧2→反町のシュートが命蓮寺ゴールに突き刺さる!
================================================================================= 省23

[467]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:34:57 ID:???
チィッ!!

椛「(掠ったのに……! くそォォォオオッ!!)」
佐野「一さん! 頼む、止めてくれェェェェェェ!!」
一輪「(止めたいけど……速い、上に……届かな……)うぎゃああああっ!?」

バコォンッ!! バシュッ!! ピピィーッ!!

反町「……え?」
佐野「畜生……」

しかし、それでも決まった。反町の撃ちそこないは、一流シューターの並のシュートくらいの威力はあるのである。

幻想郷Jrユース 3−0 命蓮寺ナムサンズ
省1

[468]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:36:15 ID:???
ジョン「あぁぁぁぁあああ〜っ! き、決まったァァァァ〜ッ!!
    幻想郷Jrユース、前半だけでなんと3得点〜ッ!!
    なんという圧倒的破壊力! なんという圧倒的な攻撃力でしょうかァ!?
    命蓮寺ナムサンズ守備陣、完全に崩壊! 前半で大きく突き放す3点のリードを手に入れたァァァ〜!!」

リグル「ハッハァー! これで3点差だァ!!
    やっぱり守備は大した事無いよ! 撃ちそこないでだって入るんだもん!!」 省63

[469]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:37:18 ID:???
ざわ……!!

穣子「ちょ、ちょっと、あれ……!」
反町「え? あ、あれは……!?」
魔理沙「(……靈夢、投げたか)」

不意に命蓮寺ナムサンズ陣営から、どよめきと混乱の声が聞こえ。
何事かとそちらへと視線を向ければ……なんと、そこではここまで中盤を支え続けていた、命蓮寺ナムサンズのエース。
博麗靈夢が、何故か単身、ベンチの方へとしずしずと帰還しており……。 省54

[470]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:38:19 ID:???
……ここで少し時間を巻き戻そう。
反町達が自陣へと戻り、作戦会議をしようとしていた頃。
命蓮寺の者達もまた、佐野を中心として懸命に体勢を立て直そうとしていた。

一輪「うぅっ……ご、ごめんなさい姐さん、ごめんなさい……!」
ムラサ「あんなの無茶よ……なんなのよ……星のレイディアントトレジャーがかわいく見えるわ」
椛「(届かない……撃ちそこないにも届かない……! くそっ、なんで……どうして……!!)」
佐野「お、落ち着け皆! 省78

[471]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:39:21 ID:???
佐野「こ、交代って……」
靈夢「申し訳ありませんが、私が力を貸せるのはここまでのようです……。
   後はよろしくお願いします、皆さん」
白蓮「……わかりました、靈夢さん。 体力が無いというのなら、仕方ありませんね」
佐野「ちょ……ちょっと待ってくれよ!? もうすぐハーフタイムなんだぜ!?
   せめてそれまで……」
靈夢「すみません、佐野さん……これにて失礼します……」
佐野「う……(嘘だろ……? なんでだよ……?)」
省49

[472]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:40:25 ID:???
一輪「姐さん……靈夢さんは……」
白蓮「……言ってはならないわよ、一輪。 彼女は本当に、体力が無くなったのかもしれません。
   私達に出来ることは、信じることだけです。 信じましょう。
   そして、靈夢さんの分まで戦いましょう。 いいですね?」
星「……はい」

そして、この事実は――靈夢の意図は、命蓮寺ナムサンズの者達にも、殆ど、看破されていた。
しかし、それでも、彼女達は靈夢を糾弾するような事はしなかった。 省13

[473]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:41:27 ID:???
小町「(サボり魔の私が言えたことじゃないが……それほど短くない付き合いの仲間を見捨てるって神経は、信じがたいねぇ)」
椛「(やっぱり博麗の巫女ッスね……)」
ルーミア「あれ……本当に疲れてるのかー? 汗、あんまりかいてないのかー……」
ぬえ「……あいつ、嫌いだわ」

小野塚小町、犬走椛、ルーミア、ぬえ……命蓮寺の住民という訳でも無い彼女たちからしてみれば。
靈夢のこの行動は、当然ながら許しがたい行為であった。 省47

[474]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:43:11 ID:???
ジョン「あ……っとぉ? これは靈夢選手、ここで妖精選手と交代します!
    先ほどのプレイで怪我でもしてしまったのでしょうか? とにかく、ベンチへと下がります!」

輝夜「(怪我ぁ? 見た感じしてないっぽいんだけどねぇ……まぁ、どっちにしろこれでこっち有利だわ)」

そして、この交代劇を見ていた幻想郷Jrユースベンチの輝夜は……。
これまた、これでこの試合も決着がついたと確信を持った。
博麗靈夢がいなければ、この3点差は、まずひっくり返らない。 省25


0ch BBS 2007-01-24