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【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
[561]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:27:43 ID:???
〜倉庫・地下室〜
山賊A「ぐぐ……せ、せめぇんだよ!もっとそっちにいけや!」
山賊B「うるせー!そっちこそ足をもっと畳んどけ!邪魔なんだよ!」
東の村の大きな倉庫の地下室。この牢屋に山賊たちがぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。
両腕をと両足をしめ縄できつく縛られ、まったく身動きできない状況である。
山賊頭「へっ、落ち着けよ。ちゃんと仲間の助けが来る。そう手引きをしているんだ」
山賊C「お頭!それは本当ですか!?」
省40
[562]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:29:03 ID:???
クライネに指名され、おずおずと前に出てくるアイネと呼ばれた紫髪の少女。
少女はゆっくりと山賊頭に近づくと、冷たい影を覆ったような表情を浮かべて言う。
アイネ「あなた方は助かりません。ここでアリティア従騎士に捉えられて王宮へと引き渡されます。
そうでなければ私たちの計画は成功しないのです。……ごめんなさい」
山賊頭「そ…そんな!お前ら……俺たちを騙したな!?」
アイネ「騙したわけではありません。初めから全て決まっていたことなんです」
省51
[563]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:30:13 ID:???
クライネ「さ。もうこんな埃っぽいところに用は無いわ。行きましょ、アイネ、ローローたち」
ローロー「あいあい。これで計画通りにきちんと仕事ができる。なぁ兄弟たち」
そう言うとローローは自分と同じ仮面をつけた男達に穏やかに語りかけた。
中山「(詳しい事情はわからないけど、俺達は村を襲っていた連中を懲らしめた。それでいいんだよな……?)」
ストラット「(それにしてもおっかねぇ姉ちゃんたちだぜ。ミアータとは天地の差だ…)」
省28
[564]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:31:23 ID:???
それから数時間後。すっかり日も暮れて夜空に星が瞬き始めた時刻。
ようやくクリス率いる第七小隊及び、部隊を単独で抜けだしたセシルはアリティア王宮へと帰還した。
ジェイガン「……それぞれ何か物申したいこともあるだろう。だが、今はマルス様の御前へと急ぐのだ」
弁明の機会などまったく与えられず、森崎たちはマルスが待つ玉座の間へと引き連れられた。
部屋の中にはセシル以外の第九小隊の面々。そしてあの東の村の村長もいる。
省42
[565]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:32:49 ID:???
ロディ「なっ…」
ルーク「なにィ!」
ライアン「そ、そんなァ…ぼ、僕達なにも悪いことをしてないのにィ…」
ジェイガン「確かに人道的に見れば立派なものだろう。
現にこの東の村の村長殿はお前たちに感謝をしてもし足りないと申しておる。
だが……予め指定された決まりを守れぬものに到底騎士の資格があるとは思えぬな」
セシル「! ……た、確かにそうかもしれません。ですが私たちは…!」
省53
[566]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/21(木) 23:34:44 ID:???
セシル「…………」
ジェイガン「今回、セシルの規則違反に課せられる罰。それは――」
セシルへの罰→! card
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→第九小隊の解散を命ずる!
スペード・クラブ→第九小隊の脱退を命ずる!
JOKER→???「ちょっと待ったァ!」セシルの窮地を何者かが救う!?
[567]森崎名無しさん:2011/07/21(木) 23:37:21 ID:???
セシルへの罰→
クラブ10
[568]森崎名無しさん:2011/07/21(木) 23:37:30 ID:???
セシルへの罰→
ダイヤ8
[569]森崎名無しさん:2011/07/21(木) 23:37:34 ID:???
セシルへの罰→
ダイヤK
[570]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/22(金) 00:37:08 ID:???
セシルへの罰→ クラブ10
>スペード・クラブ→第九小隊の脱退を命ずる!
ジェイガン「従騎士セシルよ。お前には第九小隊の脱退を命ずる!」
セシル「!」
傭兵A「あーあー可哀想に。まぁこれでアイツの仕切りから開放されるな。ははっ」
傭兵B「当然の報いだぜ。規律を乱し、勝手な行動に出たんだからなァ」
クリス「そ、そんな…待ってください!セシルは何も悪くありません!
それどころか彼女が助けに来てくれなければ、私やライアンは山賊たちに…」
省57
[571]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/07/22(金) 00:38:25 ID:???
森崎が彼女に伝えた言葉を捩ったその叫びは、非常に魂のこもったものだった。
その言葉を聞き、ジェイガンは口の端を持ち上げて静かに喉を鳴らす。
ジェイガン「フフ……見習いの分際で口だけは一人前気取りか。
その堂々たる態度。このジェイガンの盟友マクリルのまさに生き写し。
マルス様。そろそろこの辺りでご勘弁願えないでしょうか。
このジェイガンも、これ以上偽りとは言え汚名を被るのは苦しゅうございます」
省48
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0ch BBS 2007-01-24