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11人の戦士たち
[52]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:51:08 ID:???
カイン「どういう事だ、ユーノ?」
ユーノ「その前に……博麗さんの言う元の世界に戻す方法というのは、
この結界を超えて外の世界に僕たちを送るというもので合っていますか?」
霊夢「ええ、そうよ? それがどうかした?」
ユーノ「……だとすると、やはり少し危険だと思います」
霊夢の言う佐野らを元の世界に戻す方法……それは、この世界を包む結界を一時取り払い。
佐野らをその結界の外に出してから、再び結界を貼るというもの。
省69
[53]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:52:11 ID:???
とにかく、ユーノの説明と更にそれを噛み砕いた律子の説明により、霊夢による送還術も危険だと認識した一同。
再び脱出計画は座礁に乗り上げる。
ダークドリーム「(……そもそも、私にはもう帰る場所なんて無いし)」
剣崎「………………」
もっとも、霊夢の方法が駄目とわかると共に、結局帰れない事がわかった事によるものではなく。
その帰る場所が無い事を認識し、顔を曇らせる者も約2名ほどこの中にはいた。
省58
[54]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:53:20 ID:???
しかし、この案も穴があった。
八雲紫の住まいは基本的に彼女と彼女の従者しか知らず、本人も神出鬼没。
いつ、どこに現れるかもわからず待ち伏せも出来ない為、今から速攻で返してもらうというのは不可能なのであった。
霊夢「それに今、冬だし。 あいつ冬眠してるんじゃないかなー……」
アイビス「と、冬眠……?」
律子「まるでクマか何かね……。 ……それじゃあ、春になるまでは?」
霊夢「姿現さないかも」
省71
[55]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:54:20 ID:???
佐野「へー、この世界にもサッカーあるのか……」
霊夢「結構流行ってるのよ? 私だってやってるし」
佐野「ふーん」
霊夢「……あ、そうだ! そうよ、その方法があるわ!!」
佐野「えっ? 何? 何よ!?」
サッカーボールを手に持ち、なんとなく感慨深げにそれを見つめていた佐野。
これを見た霊夢は突如手をポンと打ち、佐野が驚く中、佐野の肩を掴んで熱弁する。
霊夢「あんた、この世界でサッカーしなさい!」
佐野「はァ!?」
省51
[56]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:55:20 ID:???
佐野「……うーん、ぶっちゃけいきなりすぎてアレだけど、それしか方法がねぇんならやるしかねぇのかな」
霊夢「男は度胸よ、何でも試してみなさい」
佐野「……なんだかすごく不安な文句だが、確かにやらなきゃはじまんねぇか。
よし、霊夢ちゃん! 俺にサッカーチーム紹介してくれ!」
霊夢「霊夢ちゃん言うな! あと……うん、紹介とか無理」
佐野「なにィ!?」
こうして佐野は霊夢の言葉にホイホイ乗せられてサッカーをする事に決めた。
省57
[57]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:56:21 ID:???
ダークドリーム「サッカー……って、何? それって、楽しい事?」
1人は純真無垢という言葉が似合いそうな程、透き通った瞳をこちらに向ける少女。
剣崎「……チームスポーツ、か」
1人は寂しそうに笑みながら、それでもどこか楽しそうにしている青年。
クーガー「そう! やる事があるのならば迷う事など何一つ無い! 後はその道をただひたすらに突っ走るのみ!!」
1人は快活に笑いながら早口で捲し立てる青年。
律子「あー……まあ、数合わせでいいなら……」
省30
[58]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:57:55 ID:???
カイン「フッ……任せておけ」
1人はキザに笑みながら、自信たっぷりに公言する男。
ユーノ「えっと……何をするのかまだよくわからないけれど。 帰る為に必要な事が手伝えるなら……」
1人はどこか自信なさげに笑みつつ、それでも力になると佐野に伝えるこの世界に飛ばされて最初に出会った青年。
彼ら、彼女らは……まだ出会ってから数十分しか経っていないが、それでも同じ境遇に立たされた仲間と言えた。
一部の者を除き、大抵のものは佐野に比較的協力的と言えたのだが……。
省18
[59]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 02:58:55 ID:???
∧_∧
⊂(#・ω・) 佐野「10人と1匹やないかい!!!」
/ ノ∪
し―-J |l| |
人ペシッ!!
[60]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 03:00:18 ID:???
霊夢「……大丈夫、ここじゃ手も足も無い奴がサッカーもしてたりするもの。
そいつも4足歩行だけど、顔とか後ろ足使ってボール蹴れるでしょ」
佐野「俺の知ってるサッカーと違う」
なんかシリアスに決まりそうだったのに、最後に小動物を持ってきたせいで全部台無しになったこの場面。
これには一同も苦笑いするのだが……。
一同もなんとなく佐野のキャラクター性というのがわかってきた気がしたので、生暖かい目で見守っていた。
省34
[61]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 03:01:20 ID:???
佐野「……ところでいつまでも動物ってんじゃかわいそうだよな。 名前つけるか、こいつ」
カイン「魔物のように見えるが……一体何の種族だ?」
ユーノ「……ちょっと待ってください、僕が聞いてみます」
剣崎「聞くって一体どうやって……って、ウェ!?」
地面で寝転がる小動物に、その腹を撫でてやる佐野。
なんとも癒される中、いつまでも名無しでは可哀想だと佐野は判断し名前をつけようとするが……。
省42
[62]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/09(金) 03:02:28 ID:???
それから再びユーノが人間に戻り、今のはあくまでもただの魔法であり。
自身はあくまでも人間であると説明をしてから、一同はひとまず落ち着く為に霊夢の案内で神社の中に通される。
大きな居間らしき部屋に通された一同は、掛け軸などの珍しいものにカインやアイビス、ユーノが喰いつく中。
そもそもどうして自分たちはこのような世界に集められたのだろうと素朴な疑問を口にした。
霊夢「うーん……まあ、理由は色々あると思うんだけどね……」
佐野「え? そうなの?」
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0ch BBS 2007-01-24