※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
異邦人モリサキ
[511]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 01:00:48 ID:xNFCHdok
*チェック
全力で応援せよ! → ! numnum
※ ! と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。
出た数値によって結果が分岐します。
また今回は、森崎の応援効果に知名度が加算されます。
加算式は以下の通りです。
(評価*2+魅力/10)
→「10*2+73/10」=27
応援値【1〜100】に知名度【27】を加算して出た数値が……
・127〜80:
「……はい!」
森崎の応援に、ソフィアがしっかりと応える!
・79〜40:
省13
[512]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y
:2012/06/28(木) 01:01:20 ID:???
全力で応援せよ! →
98
[513]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/06/28(木) 01:02:15 ID:???
EPやCPをつぎ込む気まんまんだったけど…お見事と言わざるをえない。
[514]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 01:22:25 ID:???
>>512
重要なポイントでの素晴らしい引き、ありがとうございました!
通常のEP1に加え、CP3を進呈いたします!
***
わりと厳しい条件に設定したはずの5月イベントの成功が概ね確定!
といったところで、本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
[515]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y
:2012/06/28(木) 01:38:34 ID:???
お疲れ様でした。
我ながら凄い引きだった。
[516]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:22:07 ID:???
***
・127〜80:
「……はい!」
森崎の応援に、ソフィアがしっかりと応える!
森崎の声は、一筋の矢であった。
寸分の狂いもなく飛んだ矢は、過たずにその目指す的を射抜いていた。
貫かれて真っ二つに割れたのは、ソフィアを縛る心の枷である。
す、と顔を上げた少女の表情に、もはや怯懦の色はない。
「……皆さん、はじめまして。ソフィア・ロベリンゲと申します」
千の群衆、二千の視線を前に口を開いたソフィアが、深々と一礼する。
省24
[517]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:23:28 ID:???
そこまでを言い切ったソフィアが、ちらりと司会を見やる。
原色の黄色を纏った男が、はっとしたようにソフィアを見、観衆へと気をやり、
それから我に返ったように大袈裟な身振りを取り戻して喋り出した。
「……っとぉ! 俺っちとしたことが、思わず雰囲気に飲まれちまったぜっ!
こんな殊勝な娘、最近そうはいやしねえ! 会場の野郎ども、温かく見守ってやってくんな!
それではソフィア嬢、アピールタイム、どうぞっ!」
司会が大仰に手を振って促すのへ、ソフィアが頷く。
省27
[518]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:24:32 ID:???
澄み渡る空 緑なす牧場
天帝 愛し子に微笑み
時折声を震わせ、また息遣いを乱しながら、しかし歌は続く。
懸命に、真っ直ぐに、ただ歌をうたう、そのことだけを見つめるような、声音。
空気も水も 大地もまた愛に満ちる
すべての獣たちは 再び愛に目覚める
最後の一節を歌い終えると、すう、と音が消える。
風の音も、街の喧騒も、千の観衆の身じろぎすら歌声に吸い込まれたかのような、一瞬の静寂。
「―――」
省17
[519]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:25:37 ID:???
二千の手から響く、豪雨のような音の嵐に、ソフィアが戸惑ったように立ち尽くしながら、言う。
それだけを口にするのが、精一杯のようだった。
ともすればそのまま崩れ落ちそうな危うさで立つ少女に、司会の男が慌てたように喋り出した。
「す、す、素ン晴らしいぃぃ! まさに、まさに驚異の新星ッ!
ソフィア・ロベリンゲ嬢でした!! 皆様、どうぞ改めて拍手をお願いいたしますッッ!」
絶叫を演じながら、袖に目線で合図を送る男。
省25
[520]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:26:39 ID:???
「……純白のブーケ賞、か。『五月の花嫁』には届かなくて、残念だったな」
「い、いえ! とんでもないです!」
ぶんぶんと首を振る、少女の手には小さな硝子細工が輝いている。
繊細な花々の束とそれを包む紙を模した硝子に、木製の台座が据え付けられた置物。
サウスドルファン駅前を紅く染め上げる夕焼けに照らされたそれは、コンテストの入賞者に贈られる
ささやかな賞品であった。
省40
[521]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/28(木) 22:27:40 ID:???
「今日は……すごく。すごく、楽しかったです。ううん、それだけじゃなくて……」
言葉を探すように。
「なんて言ったらいいんでしょう。その……私でも、ちゃんとできるんだ、って……。
やりたいこと、やりたいって言うの、楽しい……って。変な言い方ですけど、その」
小さく頷いて。
「歩ける、って。私でも、前に歩いていけるんだって。そういう風に、思えたんです、今日。
だから、私……今日のこと、忘れません。きっと、ずっと」
そう、言った。
省32
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24