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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[788]森崎名無しさん:2013/11/16(土) 17:26:39 ID:???
どこかの兎さんは反則しても審判に洗脳するからね。
プレスとサイドアタックの両立、美鈴の飛び出しもあるからゴール前は分散させないといけないっと。


[789]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:23:10 ID:???
こんばんは。今日も更新をしていきます。
>>785
乙ありがとうございます。
今までのチームと違い、絶対的なストライカーが2人(+α)いるのは結構きついんじゃないかと思いますので、
色々と戦術について考察して頂ければ幸いです。

>どこかの兎さんについて
よく色々としょっぱい事をやったりしていますが、ああ見えて実力はかなり高いですね。
スキルもかなり優遇されてますし、ああ見えても主人公補正は充分じゃないかと思います。 省18

[790]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:25:05 ID:???
★2回目のチャンス→ スペード2 ★
ハート・スペード・クラブ→パスを出す前に、咲夜が猛然とタックルに向かう!
咲夜「(相手――射命丸は恐らく、私のタックルを極力避けたいと思っている筈。
それよりも、まだまだ余力有り余るFW陣へのアシストに回りたいと。
……ならば、それを徹底的に邪魔するのが、私の務めですわね)」

ダッ! ――ズザアアアアアッ!

実況「おっと! ここで咲夜選手、前がかりに飛び出した! 省54

[791]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:26:06 ID:???
射命丸「さて、ここは一体誰に……」

咲夜の強烈なプレッシャーを一旦はくぐり抜けた射命丸はその時、
安堵からアシスト先の選定に思考を奪われてしまっており――。

咲夜「あら、ボールなら私に寄越して頂戴な」

ズザアアアアアアアアアッ!

射命丸「(に、二度めのタックル!? それも、相当無理な方向から!?
これじゃ、この位置でも―――!)く、くぅううううっ!?」

タッ! ビュウン!

咲夜の気配に気づいて再び高速ドリブルを始めようとした時には、 省28

[792]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:27:17 ID:???
メイドA「ぼ、ボールを!」

メイドB「よこして!」

メイドC「くださーい!」

咲夜の後ろに控えていた、妖精メイドのDF3名が素早くはたてに対してプレスを掛けに来る。
タックルが比較的得意な者が多い紅魔スカーレットムーンズのDF陣にとっては、
撃たせる前に取る方が安全だという判断に基づいていた。

はたて「(こ、ここはドリブル突破も良いけど、弾いてからのねじ込みを期待して―――!)
寄越す前に―――決めちゃうんだからッ!」
省32

[793]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:28:43 ID:???
実況「あ…ああっ! はたて選手の放つミドルシュートを――美鈴選手は弾き切る事が出来なかった!
こうなると、事態は非常に深刻であります! 反町選手、右サイド側に跳ねたその低弾道のこぼれ球に動きを合わせ…!」

反町「――このチャンスで、決めなくて……どうするッ!」

グワアッ! バシュウウウウウウウン!!

美鈴「い、いけない! セーブに向かわないと……!?」

反町が、至近距離からボレーシュートを放つ。 省14

[794]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:30:19 ID:???
実況「き、決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜ル!! 妖怪の山FC! 前半15分にして
待望の同点弾です! 雛選手を起点とし、射命丸選手が駆けあがった上で、
はたて選手がフォローしシュ−ト! そしてそれを反町選手が正確にねじ込むという、
まさに高度なチームプレーを魅せました〜!
レミリア選手とフラン選手の圧倒的個人技により挙げられた1点目とは全く正反対のこの展開!
果たしてどちらが勝つか、いよいよ分からなくなってまいりました〜〜〜〜!!」
省51

[795]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:32:43 ID:???
そんなチームの弱点を良く理解していた以上、
レミリアは美鈴の失態を想定の範囲内と捉え、あまり気にしてはいなかった。
ただし当然、敗北を甘んじて受け入れる程、レミリア・スカーレットはか弱くない。

レミリア「(見事なプレーだった、妖怪の山FCよ……。 だが――次は無いぞ)」

彼女は心の中で小さくそう宣言して、再びキックオフへと備えるのだった。


咲夜「(――今の失点は、私の原因ね。 あの天狗に、僅かながらも逃げ道を残してしまっていた)」
省37

[796]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:33:54 ID:???
そして一方妖怪の山FCは、自分達の一連の攻撃が完全に嵌った事による
華麗な同点劇に盛り上がり、その士気を少なからず高めていた。

穣子「一樹く〜ん! ナイスシュートだよ〜!」

静葉「フフ…流石ね。 これでこそ、頼りがいがあるというものだわ」

反町「よ、良してくださいよ静葉さん、穣子……。 今のはただのごっちゃんゴールですから」

椛「でも今は、巧く私達の連携が続きましたよね! やっぱり、ウチのチーム力は強豪相手にも通用しますよ文様!」
省37

[797]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 01:35:05 ID:???
…と、言った所で今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

[798]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/17(日) 11:51:38 ID:???
こんにちは、今日も更新していきますが…。
>>763のフォーメーションに一部誤りがありました。
正しくは、

−−@−− @にとり
C−B−A B穣子 A河童
−−−−−
−−D−− D静葉
G−−−E G雛
−−I−− Iはたて
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3
紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
−J−−− Jフラン
−−−H− Hレミリア
−−−−− 
GI−FE I小悪魔
−−−−− 省7


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