※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[492]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:26:18 ID:???
森崎は結局幻想入りの日から今まで、博麗神社の離れを借りてそこで生活している。
食事・洗濯等について霊夢は勿論何もやってくれない(結界があって、勝手に部屋に入る事もできない)ため、
実質的な自給自足の独り暮らしである。
そのため、魔理沙から偶に貰えた質の悪いキノコや草も、森崎にとっては割とありがたい。
魔理沙はそこから、森崎を神社まで連れていった。懐中時計を見ると、時刻は既に3時だった。

魔理沙「ふああ……眠い。明日は大会だし、寝るか……って。あれ」
省48

[493]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:27:25 ID:???
シュッ。シュッ! シュッ。シュッ!

魔理沙「……音?」

この時魔理沙は不思議な音を聞いた。何かが空を切るような幽かな音だった。

魔理沙「(何かの妖怪か、それともまだみぬ怪現象か……?
最近、オカルトボールがどうとか都市伝説がどうとかいう噂が立ってたし。割とあり得るかもだぜ……)」

音は神社の裏山から聞こえている。境内裏から少し飛んだ場所だ。
麓の方は開けていて林も無く、自分がもう少し小さかった頃は、同じく小さかった霊夢と一緒に川で遊んだ記憶がある。 省50

[494]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:28:46 ID:???
魔理沙は自分自身への怒りに体中を熱くしながら、全速力で空を駆けていた。
そうと決まれば、自分のすべき事はひとつしかない。

魔理沙「(駄目だ。もっと……もっと練習しなくちゃ! もっと努力しないと、私は主人公に憧れるだけの、単なる噛ませ犬だ……!)」

鈴仙が中山から多くの事を学んでいたように、魔理沙は森崎から多くの事を学んでいた。
それはこれまでの半年間での積み重ねでもあった。 省56

[495]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:31:37 ID:???
――と、言ったところで、今日の更新はここまでです。
いつまでNPCシーン続くんだという感じですが、これで分量的に半分位は行ったと思います。
明日にはNPCシーンを終わらせ、できれば14日目の行動選択に行ければなと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

[496]森崎名無しさん:2015/05/10(日) 03:04:35 ID:???
乙なのです!

霊夢「へえ……やるわね。素直に感心したわ」
魔理沙「おう、どうだ!」
霊夢「で……この神社の、裏山の惨状についてどう責任を取ってくれるのかしら?」
魔理沙「……観光名所にでもすればいいんじゃないか?」
霊夢「なるか!」

輝夜「オチオチキーパーもしていられないわね、幻想郷は……(汗)」

[497]森崎名無しさん:2015/05/10(日) 11:20:30 ID:???
>勇儀「森崎有三。初対面で会話もしてないが、私はあんたを気に入ったよ」
>完全なる功利主義から基づくドストレートな言葉は時に辛辣に思えるが、魔理沙にとってはむしろ好感の持てる話し方だった。

これは……LOVEの予感!(真勘違い)
アリス「うふふ…にがさないわよ」森崎「や め ろ」

[498]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 21:56:12 ID:???
こんばんは、今日も文章だけですが更新します。
>>496
乙ありがとうございます。裏山はあまり深く考えずに吹っ飛ばしてしまいました(汗)
石崎君ですら日向のコンクリ破壊タイガーショットを顔面で受けられるので、姫様だったら大丈夫ではないでしょうか。
>>497
森崎とかは敵役と言うよりも、もう一人の主人公って感じで書いてますね。
なので鈴仙の影でフラグが立ちまくりです。何のフラグかは分かりませんが。

[499]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 21:57:53 ID:???
*****

さとり「――ぅ。あ。ここ、は……?」

お燐「なーみょーほーれんげーきょー……。――あっ、さとり様! まだ生きてたんですか!?」

さとり「……ジョークという事は分かっているけれど。怒るわよ?」

お燐「すみませんすみません。九割ジョークでした」

さとりはお燐が普段押している猫車の中で目覚めた。
お燐が言う残り一割が何であるかを敢えて問わずに、さとりはまず周囲を眺める事にした。

さとり「ここは。地獄かしら……?」
省38

[500]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 22:00:29 ID:???

空「お燐違うよ! 核分裂じゃなくってミューオン触媒核融合だってば!
多分、あのミニ八卦炉が中間子工場代わりで、負ミューオンが物質中の水素の触媒となって自然崩壊したんだと思う!」

さとり「――そう。お燐、お空、ありがとう……」

さとりは空の科学的な説明を聞き流しながら、二人の頭をくしゃっと撫でて立ち上がる。
試合はまだ始まったばかり。お燐と空を支える一勢力の長としても、さとりはここで挫ける訳にはいかなかった。


***

省44

[501]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 22:02:33 ID:???

霊夢「――止めなさい。あのシュートは、アンタには荷が重すぎるから」

魔理沙「……えっ?」

――腐れ縁と自負しながらも、これまで長い間魔理沙の努力、そして限界を見続けて来た霊夢以外は。
霊夢は魔理沙を険しい顔で睨んで、キックオフに備えて元のポジションへと戻って行った。
魔理沙はそんな霊夢の発言の意図を掴みきれず……。

魔理沙「(――く、くそっ。霊夢のヤツ。なんなんだよ。そんな事言われたら、折角の楽しい気分が……!)」
省34

[502]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 22:03:48 ID:???
――1ゴール目を決めて以降も、地霊殿サブタレイニアンローゼスは諦めずに奮戦した。
確かに総合力的には、地霊殿サブタレイニアンローゼスは博麗連合に比べて圧倒的に劣る。
しかし、お燐のサイドアタックをはじめ、各所各所で長けた一芸を発揮しており。
前半終了間際まで、地霊殿サブタレイニアンローゼスは1−0の状態で辛うじて持ちこたえていた。

パルスィ「(とはいえ、やっぱり相手の守備力が妬ましいまでに高すぎる。 省47


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24