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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[400]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:16:03 ID:???
  鈴仙
〜■■■へ〜

先日は貴重な情報ありがとう。
    神子様
今日は■も絶対負けられない試合なの。それは前も言ったわよね?
     鈴仙
そこで■■■ちゃんにお願いがあるの。
                  永  琳
できる限り、今日の試合で■■■■■さんの足を引っ張って欲しい。
 鈴仙   永  琳             
■■■も■■■■■さんに無理をさせ■■■■■■■■るより、
省20

[401]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:17:09 ID:???
          
鈴仙「こ、これは……!!(霍青娥……神子の影として暗躍しているという、あの邪仙?
最近姿を見せないけれど。まさか、幻想郷に戻って来たというの……!?)」

佳歩「だ、ダメーー! これは違うんです、あの、そのっ!?」

始めは黙っていた佳歩も、話の本旨に差し掛かる頃には思わず大声をあげてしまう。
困惑するチームメンバーを尻目に、佳歩はたまらずこう暴露してしまった。
省50

[402]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:18:42 ID:???
てゐ「え……えっと。纏めると。佳歩は、鈴仙をスパイだと思っていた。
だけど、そんな筈ないと信じてたから、敢えて自分がスパイの嫌疑を被る事で、鈴仙の罪を隠そうとした………って、ことかい?」

佳歩「そ、そうですっ!! だって、鈴仙さまがスパイな訳ないのに。
こんな紙が見つかったら、ひょっとしたら皆鈴仙さまを信じないかもしれないって思って……!!」

佳歩は泣きながらそう答える。鈴仙は自分も泣きたくなった。 省58

[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:20:03 ID:???
中山「(――雨降って地固まる、か。これがあの冷徹で野心深いと評判の豊聡耳神子の作戦とは。
もしくは、人を人とも思わず玩具としか思っていないという、狂った邪仙の作戦とは、俄かには信じがたいな。
となると。この作戦の立案者とは、もしや……)」

一方で中山は、今回の一連の事件を一歩引いた目線で分析していた。
確かにこの作戦は永遠亭ルナティックスに精神的な動揺を与える事に成功している。 省64

[404]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:22:17 ID:???
鈴仙「私はおこったぞーーーー!! 神子ーザーーーーーーーーーーー!」
……的な展開になったところで今日は多分ここまでです。(余力があれば深夜にもう1更新したいです)

皆様、本日もお疲れ様でした。

[405]森崎名無しさん:2015/06/05(金) 23:23:27 ID:???
天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!!

[406]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:24:28 ID:???
恐らくどうでも良い余談ですが、青娥?の書いた鈴仙への脅迫状について、色々黒塗りになってるのは、
射命丸が前の試合で小悪魔に書きかけた脅迫状をベースにしているからです。
下剤もその時と同じヤツだったりします。

[407]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:06:36 ID:???
>>405
天狗の仕業……と見せかけて天狗でも無かったりしますw
(書いて無かったですが、射命丸とはたてが痴話喧嘩してた後で、
射命丸がメモを破って下剤と一緒に捨てた。それを何者かが黒塗りして書き直したと思ってください)

[408]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:08:03 ID:SuwihlJw
――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

鈴仙「…………!!」

通常よりも少し遅れてフィールドに入ったルナティックスのメンバーは、普段とは違って歓声では無く、盛大なブーイングにより歓迎された。

実況「さあ〜! 控室で何かトラブルがあったのでしょうか! いよいよ永遠亭ルナティックスが、フィールドへと入って来ました!
メンバーの一部は試合開始直前と言うのに、既に精神的に疲弊しきった表情を見せておりますが……! 省72

[409]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:09:13 ID:SuwihlJw
それでも、鈴仙達は負けずにフィールドを行進していく。
果たして中央には既に聖徳ホウリューズが一列に並び、ルナティックスを待っていた様子だった。

神子「――やあ、随分と待ちましたよ」

その先頭に立つ、紫のマントを羽織った黄金色の華奢な少女――豊聡耳神子は、
これまでの自身の行いをさておいて、朗らかな口調でルナティックスメンバーに挨拶をした。
それも、(一応)キャプテンの輝夜だけで無く、他のメンバーに対し手短だが優しげに挨拶に回り、 省55


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