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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[35]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/29(土) 02:03:16 ID:???
そこからの睨み合いはまさしく一瞬。
しかし対峙するパチュリーと超モリサキにとっては永遠にも等しい時間だった。
ドリブルで突破するか、シュートに向かうか。はたまたキックフェイントで本命はレミリアか。
理性を捨てた獣の如く、両者は言葉も忘れて感覚を研ぎ澄ませ――。
パチュリー「……―――!!」
グワアァァァァッ……!!
まず最初に動いたのはパチュリーだった。
眼光を光らせ、理性を失った状態でも尚的確なコースを瞬時に割り出し、
省51
[36]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/29(土) 02:04:31 ID:???
しかし、そんな希望的観測には、当然の如くいくつか間違いがあった。
まず、超モリサキは一対一が苦手では無い。
圧倒的なセービングの影に隠れてはいるが、彼は一対一の技術においても世界クラスの名手。
小柄な身体による制約は確かに大きいが、超モリサキがそうした生まれつきのハンディキャップを甘受する訳が無い。
そしてもう一つ。
超モリサキは野心家で傲慢である一方、強者を素直に強者と認め、
必要とあらばその教えを乞う程の謙虚さと誠実さも持ち合わせていた。
省56
[37]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/29(土) 02:05:35 ID:???
実況「……し、信じられない! 森崎選手! パチュリー選手のシュートに身体が追いつかないと見るや、
咄嗟の判断で間接を外して骨を伸ばし、腕の長さを無理矢理に拡張して見せた!
そして……ボールは森崎選手の腕を掠め、僅かに軌道を外し、ゴールポストにぶち当たります!
自分の身体を犠牲にしてでもゴールを防ぐ一連のプレー! まさしくこれが森崎選手の『がんばりフォートレス』!
森崎選手、セービングだけでなく一対一においても超一流のプレイヤーである事を証明してしまいました〜〜!!」
省55
[38]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/29(土) 02:09:23 ID:???
森崎の新一対一スキル・『がんばりフォートレス』が発動し、パチュリー敗北!? 森崎はやはり完全無欠!?
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
この技の元となった萃香さんのスキルは
capmori
に載ってるヤツでした。
それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
[39]森崎名無しさん:2015/08/29(土) 02:25:55 ID:???
乙です
輝夜「セービングだけじゃなく一対一も最強なんて反則よ反則!」
[40]森崎名無しさん:2015/08/29(土) 02:54:06 ID:???
乙です
これはズームパンチ!?まさか森崎は波紋の呼吸をマスターしていたのか!?
師匠!酒!波紋!このキーワードから森崎は高い酒の入ったグラスをもって一滴も零さないという
セービング練習をしていたのか!
[41]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/30(日) 01:15:01 ID:???
こんばんは、そしてすみません。
遅くなりましたがちょっとだけ更新しようと思ってたのですが、
キリの悪いところまでしか書き進められなかったので、明日に回します(汗)
>>39
乙ありがとうございます。森崎の能力は、姫様の大体上位互換みたいな感じですね。
>>40
乙ありがとうございます。そういやズームパンチみたいでしたねw
「がんばる」を突き詰めたらこういう感じになるかなと描写しました。
明日は予定が無いので、沢山文章を書きたいです……。
省2
[42]森崎名無しさん:2015/08/30(日) 13:14:59 ID:???
一対一必殺技と思ってたがスキルか。
[43]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/30(日) 15:23:16 ID:???
こんにちは、更新再開します。
>>42
扱い的には発動時強制的に消費ガッツが発生するスキル、と考えていたのですが、
確かにそれだと必殺ブロックとかと変わらないような気もしますね……。
表記の仕方については、また変わるかもしれません(汗)
[44]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/30(日) 15:24:36 ID:???
中里「(幻想郷に来てからの森崎は、前にも輪を掛けて無茶なプレーをするようになった。
無論、それは確かな技術に裏打ちされてのプレーではゴザるが)」
超モリサキの人間離れしたプレーを、中里は比較的離れた位置で冷静に観察していた。
後半戦も間もなく折り返しという地点での相手側――紅魔スカーレットムーンズによる奇行。
その真意が未だ不明としても、相手は今回の攻撃に相当強い想いを抱いていた筈だ。
省63
[45]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/08/30(日) 15:26:39 ID:???
*****
パチュリー「……フフ。アハハハ……!」
超モリサキ「とうとう狂いやがったか。これまでも俺にボロ負けして取り乱す自称天才はゴロゴロいたが、
試合中にフィールド上に突っ伏して爆笑するヤツはそうそういなかったぜ」
中里が影を見たほんの少し前の時間。
勝者となった超モリサキは、地面に倒れ伏したガラスの天才を見下し嘲笑していた。
咳をこらえながら、壊れた人形のように笑う少女は既に賢者と呼ぶべき要素は一つもない。
省49
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0ch BBS 2007-01-24