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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】


[328]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:48:47 ID:???
とだけ言い残すと、反町達に合流する事なくこの場を離れていく。
追いかけるかどうか迷う反町だったが、間髪を入れずして講堂の演台に学長が立ち、
演説が始まった事により、思考は中断された。

学長「えー、みなさん。突然お呼びして、大変申し訳ない」

学長は存在感の薄い老人だった。昔は欧州のサッカー協会でそこそこの地位に居た人物らしいが、
現在は名誉職的な学長というポジションに甘んじ、悠々自適の生活を送っていると聞く。 省57

[329]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 02:00:30 ID:???
…と、言った所で今日はここまでにします。

[330]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/05(木) 01:11:44 ID:???
すみません、今日は所用の為更新をおやすみします。

[331]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/06(金) 00:49:54 ID:???
すみません、今日は更新したかったですが、
どうにも文章を書きあぐねているので更新をお休みします。
色々書きたい事はあるのですが、更新できるようにするため思い切ってかなり短くしたいとか考えています。

[332]森崎名無しさん:2016/05/06(金) 04:48:06 ID:???
連日更新ありがとうございます、いつも楽しませて貰っています
描き続ければ詰まることもありますでしょうし、気楽にやっていきましょ!

[333]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:51:28 ID:???
***

……それから先の記憶は曖昧だった。
一瞬の沈黙の後、ピエールの発言に騒然とする講堂。

ボッシ「は……? フランスのサッカースクールが、日本に買収?」

ルスト「そんなのはどうでも良い! それよりも、どういう事だ!?
    俺達が、フランスサッカーの為の機械だって……!?」

マルセル「そんなの、認められるか! 今のままで良いじゃないか!」

それらは当然にして、彼の発言を否定する方向へと収束していく。 省33

[334]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:52:48 ID:???

彼らは揃って機械のような冷たい視線で、講堂で慌てふためく生徒たちを見下している。

ピエール「彼らは新体制の正当性を示す為に造られた戦士達。
     これまでのフランスユース候補生よりも高い身体能力・判断能力を持つ精鋭たちだ。
     国は、特に問題が無ければ、彼らを新たなユースメンバーにしようと考えている。
     ……さて、そこで本題に入ろう」

ピエールはここで一旦切って間を置いた。 省47

[335]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:56:36 ID:???
中西「ほーん。これがおフランスの学校かァ。なんや、日本と対して変わらへんな」

岬「言葉遣いに気を付けて、中西。……僕達は今まさに、最大のビジネスチャンスの渦中に居るんだ」

買収元の日本から来た派遣選手は、全日本ユースの主力選手――大柄な相撲GK・中西太一と、
かつてはフランスで個人技を磨き、幻想郷においても豊聡耳神子の忠臣として活動したMF・岬太郎。
日本サッカー協会の拡大事業担当者でもある彼らは、旧友たる反町を気に留める事なく、 省28

[336]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 03:03:06 ID:???
…と、いったところで今日の更新はこれだけです。
>>332
応援して頂きありがとうございます。
最近仕事はそこまで忙しくはないのですが、どうにも色々考えてしまい、ストーリーや描写が進まなくなってました。
今こそ初心に返って、即座に何でも書いていければと思っています。

[337]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:21:34 ID:???
***


穣子「……くん。一樹くぅん……!」

反町「…………。あ、あれ……いつの間に眠って……?」

穣子「! 良かった、気が付いたぁ! わたし、一樹君が死んじゃったかと……!」

静葉「穣子、そんな簡単に人間は死なないわ。……でも、本当に良かった」

気付くと、反町は保健室のベッドで寝かされていた。
視界には目を赤くした穣子と、涼し気な表情を絶やしてはいないが、心労の色が消えない静葉がいた。
省46

[338]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:22:44 ID:???
反町「あいつが……(――あいつが学校に反抗していたのも、いずれこうなる事を見越していたから、なのか……?)」

ナポレオンの傲慢な笑い顔を思い出す。
文化祭の時は憎らしく思えたそれも、こうした局面においては頼もしく思えた。

静葉「……そして。ナポレオン君と、旧ジュニアユース代表メンバーを中心とした、
    私達のクラスメート率いる旧体制代表――レジスタンスは、つい2時間程前に早速、新体制との試合を申し出た。 省35


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