※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[539]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/19(木) 00:16:03 ID:???
……と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでにします。
次回はパチュリー&慧音の加入描写を挟みつつ、遂にサンパウロ戦ミーティングに入りたいと思います。
大雑把な能力傾向については>>500-501でも描写しましたが、色々戦術等を考えて頂けるよう工夫できたらと考えています。
それでは、本日もお疲れ様でした。


[540]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/19(木) 22:36:49 ID:???
今日は仕事がとても忙しいので、更新をお休みします。

[541]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 00:02:15 ID:???
〜コリンチャンス宿舎(ホテル)・コーチの部屋〜

コーチ「……………」

カリ、カリカリ……。

白髪に髭をぼうぼうに生やした老コーチは、ノートに書く手をふと止めた。
外の光が眩しくなっており、気付けば夜を明かしてこれをしたためていた事に気付く。
最近はめっきり起きれなくなっていただけに、自らにここまでの気力が残っていた事を、彼は静かに驚いていた。

コーチ「(……これも、レイセンのお蔭か)」
省60

[542]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 00:03:32 ID:???
コーチ「……さてと。サンパウロとの決勝戦は、今日だったな?」

そう独り言ちて、彼は再度リオカップの日程を確認する。間違いない。
今日こそが、コリンチャンスがブラジル若手サッカーの登竜門・リオカップの決勝戦にて、
超強豪・サンパウロと対峙するその日である。彼は祈る。

コーチ「神よ。願わくば……私を今日も生かして欲しい」

――『サッカーで世界を平和にする』。若き日の彼の口癖だった。 省42

[543]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 00:06:39 ID:???

コーチ「ゴホッ! ゴホゴホッ! ……ウグッ。ウウウウッ……」

ボタリ。ボトッ、ドバアァァァァッ……。

咳き込むと赤黒い血が手から漏れる。この程度ならば、最近では日常茶飯事だったので驚かない。
しかしその直後、吐き気を覚えて大量の血液を地面にばら撒いた直後では、覚悟せざるを得なかった。
――自分はもう、見る事が出来ないのだと。
彼が晩年愛した義娘が、ブラジルサッカーの大舞台で活躍し、その理想の第一歩を踏み出す、その瞬間を。
省26

[544]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 00:20:58 ID:???
一旦ここまでです。今晩中には選択肢まで書き上げたいです…

[545]森崎名無しさん:2017/10/21(土) 01:03:21 ID:???
一旦乙です
コーチ、無茶しやがって……

[546]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 03:49:00 ID:???
〜マラカナンスタジアム・控室〜


鈴仙「……いよいよ、決勝戦ね」

鈴仙は緊張していた。しかしそれはコーチの不在による物ではない。
自らの海外修行の総決算。そしてかつての友人・妖夢との対峙による気持ちの昂りが原因だった。

てゐ「それにしても、あのエロスケベジジイコーチには呆れるよねぇ。
   『見たいAVがあるから決勝戦休むゾイグヒヒ』なーんてさ。隠れた名将気取ってるのは知ってたけど、
   別に決勝戦の場くらい、隠さなくても良いじゃんよぉ」
省37

[547]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 03:50:14 ID:???
コーチは倒れる前の『工作』で、偽の不在理由を作り、今日の試合に参加できない旨を
コリンチャンスのメンバー達に伝えていた。そのため、メンバー達は彼の不在を訝しみこそすれども、
真意には誰ひとり気付いていない様子だった。

鈴仙「(おじいちゃんも……コーチも根は真面目だから、本当にAVを見てる訳じゃないだろうけど。
    でもやっぱり、確かにおかしいような。まあ、でも。まずは決勝戦に集中しなくちゃ……!)」
省62

[548]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 03:53:01 ID:???

パチュリー「――それならば、賢者の助力が必要ね」


アリスさん「そ、その声はっ……!?」

カツン、カツン……。

頭脳キャラというアリスさんの数少ない心の拠り所を奪わんと、無慈悲で冷静な声が響いた。
乾いた二つの足音が控室の入り口から聞こえて、鈴仙達が振り返ると。


パチュリー「来たわ。……さ、安心なさい。これで貴方達の勝利は確定したのだから」

慧音「――私も戻った。微力ながら、只今より貴殿達に合流させて貰う」
省41

[549]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 03:54:11 ID:???

−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3

パチュリー「……まず間違いなく、サンパウロはこの布陣で来ると思うわ」

アリスさん「そうかしら。断定できる根拠は?(守るのよ! アリスさん! 私の皆からの信頼を。 省51


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24