※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[143]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:04:12 ID:???
傷一つ無くむくりと起き上がったアリスさん――いやアリスは、
慧音に軽く礼を言うと、落ち着いた様子で再び向き直った。

アリス「私は……その。自分で言うのも何だけど、人一倍プライドが高かった。
    それで、悩んでいても、誰にも相談できずに困っている内に……世界が、歪んで来たの。
    周囲の誰もが自分に悪意を振りまいているような、そんな錯覚に陥って……そこから先は、
    出来ればあまり、思い出したくないわね……」
省64

[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:06:16 ID:???
それに対してアリスは少しだけ恥ずかしそうに顔を赤らめ、もじもじと指をいじりながら、言いたい事を言おうとして口ごもる。
これがアリスじゃなくてこれまでのアリスさんだったら今頃、ぐるぐる目で頭を掻きむしりながら、
!とか!?を多用しいちいち喧しく騒ぐであろうことを考えれば、恐ろしいまでの豹変だった。

アリス「思えば、私がここまで孤独に狂わされたきっかけ。
    それは……単に、トモダチが欲しいと思ったこと。本当に、それだけだった」
省77

[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:09:24 ID:???
――と、強がらず素直に想いの丈を告げた。
孤独に狂って暴走しても自分を見切らず、なんやかんや言いながらずっと面倒を見続けた鈴仙は、
全てを失った今のアリスにとって、誰よりも大事なトモダチだった。

鈴仙「……うん。もちろんよ」

アリス「……! あ、ありがと。……で、でも別に、嬉しくなんてないんだからねっ!
    あ、ち、違うの! ……ああ、やっぱりダメね、私。中々素直になれないって言うか……」
省59

[146]森崎名無しさん:2018/02/24(土) 00:36:40 ID:???
アカン、アリスさんじゃないアリスに違和感が凄い

[147]森崎名無しさん:2018/02/24(土) 01:01:07 ID:???
千年パズル与えてアリスとアリスさんとをスイッチできるようにしよう

[148]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:20:47 ID:???
−チュートリアル・絆ポイントについて−

夕食時よりも少しだけ早く居間に行ってみると、にとりが一心不乱に、
霞が持っているスカウターのような小型機器を弄っていた。

ピピピピ……ピピピピ……ウィ〜ン、カチャッ。

にとり「よし、できたァ!」

鈴仙「何が出来たのよ……」

にとり「げげ、人間!?」

鈴仙「人間じゃなくて玉兎だってば……。で、何してたのよ、にとり」

ある意味お約束なやりとりを交わしながら、鈴仙はにとりの隣に座る。 省32

[149]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:21:52 ID:???
にとり「そ、そんな事言わずに聞いておくれよぉ……! 私達盟友だろぉ……?
     ていうか折角頑張って作ったんだから、誰かに誉めて欲しかったんだよぉ……!!」

――と、案外チョロいものだから、鈴仙も憎むに憎み切れないのだった。
鈴仙は結局、にとりの新装置の仕様について聞いてやる事にした。

にとり「良いか! 言っとくけどこの機械はマジでヤバい。霞だっけ、永遠亭のデータ兎から貸して貰ったスカウター。 省43

[150]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:23:00 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
 星 || + 6 ||
佳歩 || 1 0 ||
パチェ..|| + 7 ||
アリス. || 1 2 ||
静葉 || + 6 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 6 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 5 ||
つか || + 7 ||
さと || + 5 || 省9

[151]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:24:10 ID:???
鈴仙「こ、この数値は……?」

にとり「おっ、これが出たって事は成功かな? でもおっかしいなー。+5が最大だと思ってたのに、
    余裕でオーバーフローしてるぞー? −の数値も無いし……んー。んんーー……」

鈴仙の質問をよそにせず、にとりは液晶を後ろで覗き込みながら色々と唸っている。
それでも暫くして諦めたのか、きちんと説明をしてくれた。

にとり「うむ。これはズバリ! 鈴仙が他の仲間達と、どれだけ強い絆を築いているのかがわかる装置なんだ! 省32

[152]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:25:35 ID:???
にとり「……本当の仕様だったら5ポイントがゴールなんだけど。
    ま、そうさ。15ポイント以上は流石にもう上がらないからね。
    でも言っとくけど、15ポイントまで行くのも充分に大変なんだからね?

   そういう意味じゃあ、【こんなポイント、今のままでも充分問題ない】し、
   【よっぽどの事でもしない限りは、ポイントが減っていく事もない】だろうから、
   別に放置しててもそんなモンかもしんないね。
    省23


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24