キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
1 :
銀シュナ
◆DWysPbgK..
:2011/02/23(水) 22:41:54 ID:FiL6Uejo
人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。
そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。
金髪碧眼の若者である彼はついに子爵位の内定を手にし、爵位を持つ門閥貴族の道を歩む事になる。
彼の先にあるのは門閥貴族の筆頭として自由惑星同盟の叛徒達を滅する未来か、それとも…
今はまだ若き青年である彼の未来、それを知る者は未だいない。
銀河の歴史がまた1ページ…
前スレ
銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1296506795/
過去スレ
銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1294392924/
銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1291283308/
874 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 00:44:33 ID:anETuKH+
シュナイダー「そろそろ…出かけないと時間がなくなるな。用意をしておいで」
上手く仲直りが出来たことを喜ばしく思いながら口では冷静に指示をする。
シェリル「はい。ですが…いいのですか?」
たった今まで冷戦に近い状態になってしまったのだ。流石にすぐに切り替えられるほど単純な
精神構造ではないため、僅かに気が引けてしまう。
シュナイダー「何を言っているんだい。誘ったのは私だ。もちろん嫌なら無理に、とは言わない。
でも、世間を知るにはいい機会だとおもう」
出来るだけ彼女の負担にならないように言葉に気をつけて語りかける。
シェリル「嫌だなんて……少しだけ待ってください。すぐに用意します!」
そういいながら涙で腫れぼったくなってしまった顔をどうしよう?と思いながらドレスルームへと
駆け込むシェリルだった。
と、その一部始終を見ていたメイド長が話しかけてくる。
875 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 00:45:34 ID:anETuKH+
メイド長「よろしかったのですか?」
シュナイダー「なにが?とは聞かないでおくよ。」
メイド長「ならばよろしいのですが…名誉あるシュナイダー家、その家紋は若旦那様だけでなく、
大旦那様も兄旦那様も背負っている事だけは忘れないでくださいまし」
シュナイダー「………」
あえて何も答えず話をごまかす。
っと、そうしているうちにシェリル・ノームが戻ってくる。一般的な女性の身支度にしては
やや時間が短いのはきっと素の彼女自身…つまり素材が良いからであろう。
シュナイダー(………)
そしてシュナイダーは思う、彼女は綺麗だと。確かに屋敷に戻って半ば事故的に見てしまった彼女の
セミ・ヌードは美しかった。痩せぎすだった体には十分な栄養が行き渡り、少女特有の丸みを帯びた
体となったそれはもう別人の域と言ってもいいだろう。
だが、現在見る彼女の美しさは…まさに一幅の絵画。唇に注されたピンクのリップはみずみずしく、
薄くしかししっかりとなされた化粧は美しい部分をより美しく、そうでない部分などまるで無いかのように
化けさせた。衣装はやや貴族好みのよく言えばシック、悪く言えばレトロなものだったが、
彼女の身に纏われることで鮮やかに新しいファッションとして蘇らせてしまったようでもある。
876 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 00:46:37 ID:anETuKH+
シェリル「…どうですか?」
くるりと一回転。化粧用のフリルが色鮮やかに舞い、レース編みのリボンが彼女の美しい黄金の髪を
引き立たせていた。
シュナイダー(………)
どうしますか?
A.…美しい……思わず見惚れる。
B.凄いじゃないか!改めて彼女の素質に脱帽する。
C.綺麗だよ。旧友のように気障に決める。
D.うん。馬子にも衣装とはよくいったものだ。冗談で流す。
E.うん。十人並みだな。褒めているようで実は褒めない。
F.し、知らん。照れる。
G.特に何も言わない。
H.その他
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877 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 00:54:28 ID:hrgkzd3U
A
Fも惹かれるんだけどねー。ここはちょっと愛情をあげておきたい
878 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 01:05:03 ID:vAkEpxIg
A
879 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 01:05:34 ID:GfJ7Wgsg
B
880 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 01:12:28 ID:???
去年の淡白な反応が嘘のようだ…。
881 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 01:38:14 ID:anETuKH+
>>880
まあ一度成長した姿のスッポンポンを見てますからねぇw
流石に冷静ではいられないのでしょう。
A.…美しい……思わず見惚れる。
シュナイダー「美しい……」
思わず漏らすように言葉にしてしまう若き次期当主。
シェリル「え!?」
思わず聞き返す若き歌姫。しかし、きちんと聞こえていたようで明るいファンデーションが薄く塗られた
頬は時期外れの桜のように染まり、視線をシュナイダーに向けることが出来なくなっていた。
シュナイダー「あ、いや。なんでもない。それでは行こうか?」
紳士のたしなみとしてそういいながら手を差し出す。
シェリル「え?あ、はい。では、いろいろ至らぬことがあると思いますがよろしくお願いします」
シュナイダーの手をとる少女。イブニングドレスの露出が僅かに恥ずかしいのだが、貴族の趣味
というものだろうと納得し、なされるがままにランド・カーに乗り込む。
〜〜〜
882 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 01:39:27 ID:anETuKH+
そして片道2時間の道を気恥ずかしさからか、あまり会話する事も無く士官学校に到着する。
シュナイダー「お手をどうぞ、フロイライン」
次男として生まれたため市井の生活にもある程度理解があるが、やはりシュナイダーは貴族だった。
それ故に一通りの手ほどきを幼少の頃から叩き込まれていたシュナイダーはこういう場にはめっぽう強い。
シェリル「あ、あの…シュナイダー様?」
つい最近までレディファーストという言葉すら知らなかったシェリルの付け焼刃の知識では
シュナイダーの行動には戸惑うばかり。その美しさとは対照的に狼狽の色を隠しきれないでいた。
シェリル「シュナイダー様…あの…やっぱり…やめませんか?」
シュナイダー「ここまで来たんだ。別にここで歌えと言っている訳ではないよ。」
シェリル「歌えといわれた方が何倍もマシです!」
思わず声を大にして、その直後、顔を真っ赤にさせてしまうまだこういう経験の無い美しい少女。
シュナイダー「大丈夫、こういう経験はきっと役に立つ。失敗しても問題ないのは今だけなんだ。
本格的にデビューし夜会に招かれた時困るのは嫌だろう?」
理屈で感情を押し込める作戦に出るシュナイダー。そしてそのデビューの一言が決定的なものとなり、
ようやく歩き出そうとした時…
883 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 01:40:33 ID:anETuKH+
カルツ「おんや…シュナちゃん、正装して今年もジルベスターのパーティに出席するんかい?」
会いたいといえば会いたい、会いたくないといえば会いたくない相手に偶然出会ってしまう。
どうしますか?
A.カルツにシェリルのことを紹介する。
B.とりあえずごまかしてみる。
C.シェリルをつれて逃げる!
D.その他
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884 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 01:42:36 ID:rWRFjJZY
A
885 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 01:48:45 ID:OW8zkvno
A
ここまできて照れる場面でもないよね。堂々と。
886 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 02:20:38 ID:anETuKH+
A.カルツにシェリルのことを紹介する。
シュナイダー(別に疚しい事は無いか。)
だったら何故半年の間も秘密にしていたのか?と聞かれても、逆に聞かれなかったから、としか答えようの
ないあたりに弱点があるのだが、カルツがそんなことに突っ込んでくるとも思えず、シュナイダーは
シェリルを紹介することにする。
どう紹介しますか?
A.実家で預かっている子だ。と紹介する。
B.パトロンをしているんだと紹介する。
C.俺の彼女だ、と紹介する。
D.何言っているんだ。彼女はマリーじゃないか。ボケてみる。
E.その他
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887 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 02:21:35 ID:oABNz1Yw
C
888 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 02:26:17 ID:hrgkzd3U
E俺の彼女だ、――といったらどうする?(最後に笑って冗談であることをアピール)
889 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 02:30:27 ID:dxTAIpnM
B
890 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 02:36:27 ID:cw2B2JxA
B
891 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 20:45:13 ID:anETuKH+
B.パトロンをしているんだと紹介する。
シュナイダー(カルツに嘘をつく必要はないか)
彼は同じチームメイトである以前に幼馴染である。だから、というわけでもないのだが、現在において
シュナイダーの最も信用の置ける友人の1人であり、そういう人物に嘘をつくというのはなんとなく
気が引けてしまうのだ。
シュナイダー「ああ、実は半年ちょっと前からパトロンをしている。彼女の名前はシェリル・ノーム。
将来の歌姫だよ……似合わないか?」
最後に一言付け加える辺りに自信の無さが現れているのだが、そのことに気付かないカルツは…
カルツ「………パトロンという事は、世話しとるんか。えっと、シェリルさんというのかい。
ワシの名はヘルマン・カルツ。この学校でシュナイダーと仲ようしとる中の1人じゃ。」
とりあえず、あっけにとられながらも自己紹介を始める。
892 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 20:46:56 ID:anETuKH+
シェリル「あ、はい。シュナイダー様から聞いたことがあります。爪楊枝を決して外さない人だって。
……あ。」
言葉にした後、失礼な事を言ったのではないかと僅かに顔を紅くするシェリルノーム。
しかし、人間の出来ているカルツは特に気にした風なことも無く笑い飛ばす。
カルツ「よかよか。まあ、トレードマークみたいなものじゃけん。今更やめた方が心配されるわ。
……時にシェリル嬢。見たところ若いようじゃが…失礼ながら年齢は?」
シェリル「え!?え〜と、14歳ですが」
カルツ「……なるほど、マリーちゃんよりも年下か………ちょいちょい、シュナイダーさんや。
あ、シェリル嬢、ちょっと兄さんを借りるで」
そういいながら一瞥するとシュナイダーの肩を持ち、声の聞こえない位置まで無理やり移動させる。
シェリル「ほえ?お兄ちゃん?」
頭に?マークが2.3個ついている状態のシェリルをよそに…
カルツ「ふっふっふ、シュナちゃんよ。…きさん、シェリル嬢のことどう思っちょるんじゃ?」
まるで子供のちょっとした悪巧みを発見した親のような口調でそう尋ねる。
893 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 20:50:04 ID:anETuKH+
シュナイダー「先ほど言ったようにパトロンだが…それが?」
カルツ「いや表向きはええ。それで疑問に思うものもそうはおらんじゃろ。
じゃがワシの目はごまかされんぞ。……ずばり、シュナイダーは彼女のことをどうおもっとるんじゃ?」
シュナイダー(………)
どうしますか?
A.どうもこうも商品に手をつける馬鹿はいないだろう?と答える。
B.彼女は遠くにあって愛でるものだ。手をつけるつもりはない。と答える。
C.あ〜、まあ…なんだ。嫌いではないが、まだわからない。と答える。
D.好き、とは少し違うが、何か感じ入るものはある。と答える。
E.隠し通せないか。多分、好意以上の感情を抱いている。と答える。
F.黙秘権発動!黙ってシェリルをつれて逃げる。
G.…実はマリーの代わりなんだ。と答える。
H.その他
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894 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 20:51:14 ID:sb/pD2Co
D
今のシュナならこの辺りか?
895 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 20:51:30 ID:T/J6399I
E
896 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 20:51:58 ID:jK3sHWjw
C
僕人参。
897 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 20:55:35 ID:vAkEpxIg
D
898 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 21:11:03 ID:anETuKH+
D.好き、とは少し違うが、何か感じ入るものはある。と答える。
シュナイダー「好き。とは少し違うな。だが、何か感じ入るものはある。」
幼馴染であるカルツにだからこそ正直に答える。
カルツ「なんじゃ煮えきらんな。じゃがまあ、いろいろあったことじゃし、今はそれでええじゃろ。
ということで、シュナちゃんはシスコンやのうて、ロリコンじゃな。
……おっと、そんな怖い顔しなさんな。今は相手は14じゃが、シュナイダーが成人すれば20と17、
シュナイダーが25になれば25と22。ベストマッチじゃ。」
かはは、と笑うようにバンバンと肩を叩く。シュナイダーの過去を知るカルツにとって、
それがどういう形であったとしても、マリーに靡いていた感情を引き戻せるのは悪い事ではない、
と思っているらしい。
899 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/06(日) 21:12:04 ID:anETuKH+
カルツ「時にシュナイダー。今年もメッツァの幼馴染が士官学校にきちょるんじゃが…合流するか?」
本来のカルツの目的はそれだったことを追記して尋ねる。…因みにアルテミュラーもファーナと共に
同行するらしい。
どうしますか?
A.すまないが辞退しておく。
B.どうせなら全員に紹介しておこう。合流する。
C.その他
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900 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 21:14:28 ID:jK3sHWjw
A
このイベントでは愛情を稼いでおきたい
901 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 21:15:50 ID:rWRFjJZY
A
ファーナさんを餌にするとは…しかし涙を飲んでw
902 :
森崎名無しさん
:2011/03/06(日) 21:16:42 ID:vAkEpxIg
B
社会勉強も目的だし
903 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:10:50 ID:SQL5QxdI
A.すまないが辞退しておく。
一瞬だけ考える。本来シュナイダーが彼女を招待した理由というのは社会見学という意味である。
そのためには様々な人物と交友を広げ、さらには見識を得ることが妥当だと思われたが…
シュナイダー「いや。すまないが辞退しておこう」
心の中で思っていることと逆の言葉を口にする。
カルツ「そうじゃな。折角の逢瀬じゃ。お邪魔虫は退散するさ」
そういうと、不安そうにこちらを見ているシェリルに大きく挨拶を交わすとカルツは機嫌よく
帰っていくのだった。
〜〜〜
904 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:12:05 ID:SQL5QxdI
シェリル「良かったのですか?」
シュナイダー「ん?何がだ?」
シェリル「このような大きな学舎で偶然会うことなんてそうはないと思うのです。だから…」
聡い彼女は言葉を聴かずともカルツの本来の目的を察知していた。
シュナイダー「ああいいんだ。今はシェリルの方が大切だから」
この煌びやかなイルミネーションやオーナメントが作り出す雰囲気がそうさせているのだろう、
何気なく気障な言葉を口にする。
シェリル「///」
その言葉を過剰解釈したのか、その顔立ちほどには成熟していない精神が高揚していくのがシェリルには
恥ずかしい。
シュナイダー「ん?どうした?」
シェリル「いえ…あ、あの…学校内のどこに行かれるのですか?」
905 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:13:07 ID:SQL5QxdI
シュナイダー「そうだな…最初はやはり大会場だろう。あそこが一番賑やかだし、なによりジルベスター
パーティーはこの学校の中でプロムの次に盛り上がるイベントだ。」
去年のことを思い出しながらそう返事をし、会場を目指すことになる。
〜〜〜
そして、大会場。非常に大きな第一式典会場をこの日のために模様替えしたものであり、
3階層にわたるエリアが巨大な吹き抜けによって見通しよく映っている。
きらびやかな灯かりにこの日のために用意された軍楽隊の生の演奏。それは軍人という
無骨な響きとは無縁な豪奢なものであり、数が少ないとはいえ何度か社交場に出たことのある
シュナイダーでさえやはり気圧されるような雰囲気を持っていた。
シェリル「………」
ただただ圧倒されるシェリル。そこは彼女がパトロン探しのために通っていた2流の演芸場とは
比較にならない格式を持っており、貴族の社交場だといってもきっと彼女は信じてしまうだろう。
906 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:14:16 ID:SQL5QxdI
シュナイダー「どうしたんだ?やはり1人では心細いか?」
シェリル「いえ。…少しだけ感動していたんです。世界にはこんなにも美しい世界があるのだと。
光と音楽に溢れた世界があるのだと………去年の私には思いも浮かばない世界です」
身元引受人になる処理の中、素行調査や過去の履歴等を調べているうちにシュナイダーは
彼女の生い立ちを知ることになった。それは貴族として生まれ真っ当な教育を受けた自分とは
根本的に異なる世界。常にひもじさと身の危険を背中にあわせた世界。生きることは喜びではなく、
ただただ死の恐怖、餓えから逃れるための手段でしかなかった。
そういう意味で彼女がストリートギャングになる道や、あの地下の情報屋のような怪しい雰囲気の
店に身をゆだねることにならず、歌一つで光の世界を目指そうと考えたのは幸いだろう。
だからこそ今再び思う。たとえ、自分は彼女の辛さを共有できないとしても、彼女がせめてそうありたい
と思う道を作ってあげようと。光にすら喜びを…そして恐らく畏怖をも覚えている彼女を救うことで
自身が貴族であるが故の特権を享受している事実を忘れさせようとしているのだけかもしれないとしても…
907 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:15:22 ID:SQL5QxdI
シェリル「???どうしました?」
そう考えているうちに自分でも知らず知らず夜服に身を包む少女を見つめていたシュナイダー。
シュナイダー「あ、いや…そうだな…」
どうしますか?
A.とりあえず踊ろうか?
B.とりあえずそこの椅子に座って何か飲もうか?
C.まずは腹ごなし。思いっきり食べよう。
D.…いや、やっぱりここは人が多いな。ちょっとテラスの方にいこうか?
E.実は招待状は屋敷から連れ出す方便だったのさ。夜の街へ繰り出す。
F.シェリル…謳ってくれないか?
G.その他
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908 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:18:19 ID:???
Fは歌って、の誤植?
あと、シェリルって出会いの時点でシュナを感動させるだけの歌をもってたよな?
909 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:27:19 ID:VTWE3XfM
F
910 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:29:18 ID:N2Krh6co
B
911 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:36:33 ID:BxW0Z3Sg
F
912 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:39:22 ID:???
この場で歌わせたらメッツァとかと別行動にした意味あんまなくないか?
913 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:44:07 ID:SQL5QxdI
>>908
誤植というよりも…某オボンヌのパロディだったり。紛らわしくてすみません。
で、シェリルの歌能力は幾つかの項目を授けています。
現時点でパッションは既に平均を大きく超えているので瞬発力は素晴らしいです。
他にも歌唱力、演技力、持久力、魅力がありますが、まあ、基本的にシュナイダーは間接的にしか干渉
出来ないのであまり気にしないでください。※魅力は基本的に不変。
(この能力のグラフの形でスキルが『歌姫』になったり『銀河の妖精』になったりし、また
スキルそのものの効果も変わります)
因みにリズム感や音感は歌唱力の中に、振り付けやダンスは演技力の中に含まれています。
>>912
そうですね、目立てば気づかれます。…まあ、カルツがうまく立ち回ることを祈っていてください。
F.シェリル…謳ってくれないか?
シュナイダーは思う。彼女の成果を試してみたいと。故に頼んでみる。歌ってくれないか?と。
914 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 21:45:15 ID:SQL5QxdI
シェリル「え。でも。…私の歌はこの場にはふさわしくないと思うのですが…」
シェリルの歌はこういう社交場には似合わない。シェリルの衣装はシェリルの歌には似合わない。
だから、いいよどみ……
歌姫のデビュー?→! card
! cardのスペースを抜きコピペってください。
ダイヤ わかりました。思い切って歌ってみる!
それ以外 いいえ。ごめんなさい…
となります。
915 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:46:51 ID:???
歌姫のデビュー?→
ハート5
916 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:47:35 ID:???
まだ自信が足りないか……
917 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:49:38 ID:???
まあ、かなり依存してる感じだからな。
デビューしても間借りするんだろうか。
918 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 21:52:53 ID:???
前後の選択で、まず好感度を上げたいという人と歌手として自立させたい人がずれた感じかな。
919 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 22:14:27 ID:SQL5QxdI
>>916
自信が無いというより、会場に来ていきなり歌ってくれといわれても面食らうだけでしょう。
>>917
今のままならデビュー後も間借りをします。というより、既にシュナイダーさんが手放すつもりは
無いほどにシェリルのことを気に入ってます。
(但し、愛情というよりも保護欲みたいなものですが)
>>918
そうですね。せめて彼女が落ち着いてからその話題を持っていけばもう少し違った展開になったでしょうが。
歌姫のデビュー?→ハート5
それ以外 いいえ。ごめんなさい…
これは一つのチャンスだ。それがシュナイダーの考えだった。
そしてシェリルもその思考に気づかないほど愚かな女性ではなかった。
920 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 22:15:57 ID:SQL5QxdI
だが、シェリルの歌はアリアやオペラではない。バックの軍楽隊はきっとその楽曲を演奏できないだろうし、
アカペラで歌うとしても、この場には明らかにふさわしくない。そしてそれは自身だけでなく、
なによりもシュナイダーが失笑の的になる可能性があるのだ。たとえシュナイダーに嫌われたとしても
恩人である彼にそういう状況を作る事だけは許されない。そう考えたシェリルは、
シェリル「ごめんなさい…」
必ずしも彼女が悪いわけではないのだが、まるで親に怒られた小さな子供のようにそう返事する。
シュナイダー「………そうか。」
元々のシェリルの出した唯一の条件が歌いたい歌を否定しない事。逆に言えばここで歌わせるということは
歌の種類を狭める事であり、結果的に条件に触れてしまう事になるかもしれないためシュナイダーは
強くいえず、諦めるしかなくなる。
921 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 22:17:04 ID:SQL5QxdI
シュナイダー(…しまったな。性急過ぎたか……)
場の空気に呑まれている少女にいきなり歌えと言い出したことを我ながら恥ずかしくおもいつつ…
どうしますか?
A.とりあえず踊ろうか?
B.とりあえずそこの椅子に座って何か飲もうか?
C.まずは腹ごなし。思いっきり食べよう。
D.…いや、やっぱりここは人が多いな。ちょっとテラスの方にいこうか?
E.実は招待状は屋敷から連れ出す方便だったのさ。夜の街へ繰り出す。
F.シェリル…やっぱり謳ってくれないか?
G.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
922 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 22:20:16 ID:xjoBeW1I
B
ドラマチックなことをやりたがってズレるのは前世からの傾向なので、気を付けたいなあ、と自戒。
923 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 22:46:15 ID:8lZ2yFy6
B
924 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 22:46:39 ID:9KOCXkFo
C
925 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 23:22:54 ID:SQL5QxdI
>>922
ドラマチックな展開をしたい場合地味な下準備が必要なスレですからね。
それでも友好値がそこそこ以上になってる場合は確率成功にすることが出来るので挑戦す事
自体は悪くないと思います。
B.とりあえずそこの椅子に座って何か飲もうか?
シュナイダー「では…まずは何か飲もうか?」
僅かに重い空気を払拭するように話しかける。
シェリル「はい」
短くそう答えたシェリルと共に会場の端に設置させられたバー権休憩所へと移動する。
シュナイダー「そういえばシェリルはアルコールの経験は?」
シェリル「え?あ、ありませんが…」
926 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/07(月) 23:24:06 ID:SQL5QxdI
シュナイダー(ふむ…)
どうしますか?
A.自分はシャンパン、シェリルはソーダ水を頼む。
B.2人ともシャンパンを頼む。
C.2人ともソフトドリンクを飲む。
D.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
927 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 23:24:35 ID:VTWE3XfM
C
928 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 23:37:02 ID:xjoBeW1I
C
929 :
森崎名無しさん
:2011/03/07(月) 23:58:13 ID:???
相手の為に自分が下に降りるってのは地雷に思えるなあ。
シェリルのような女が相手では。
930 :
森崎名無しさん
:2011/03/08(火) 00:01:23 ID:???
俺は単純にこの状況で一人酒飲むのがいやだなあ。
行動するごとにダイス振って六で爆睡とかありそうじゃね?w
931 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/08(火) 23:37:09 ID:s1YeVXUo
>>929
いえいえ。別にアルコールのランクが上でソフトドリンクは下だという認識は無いはずなので
大丈夫ですよ。
>>930
シャンパン一杯で酔いつぶれて寝るって…どんだけ大きいグラスなんですかw
っということで、今回は選んでいても寝ることはありませんですよ。
あえて言えばリラックス効果と14歳にお酒を飲ませる道徳心の問題ですね。
銀英伝では結構若いうちから飲んでも大丈夫っぽいですがw
C.2人ともソフトドリンクを飲む。
シュナイダー「すまないが、ソーダ水をグラスで2つ」
アルバイトでウエイトレスをしている女性士官候補生にそう頼むシュナイダー。士官学校内では
シュナイダーのように悠々自適に過ごす士官候補生もいれば当然苦学生いるわけで彼女は後者で
あるようだった。
そして、その数分後。ようやく一息ついたとリラックスをするシュナイダーの元へ薄い琥珀色の
炭酸飲料が置かれる。
932 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/08(火) 23:38:09 ID:s1YeVXUo
シュナイダー「ん…ジンジャエールか。そうだな、気分だけでも乾杯するにはいい品選びだな」
シェリル「はい。……それにしてもシュナイダー様はやはり馴れておられるのですね?」
どことなく落ち着かない様子でグラスについた水滴で遊びながら尋ねるシェリル。
シュナイダー「ああ、まあな。社交界にでる事は無かったが、そういう子息たちが集まる会には
何回か出席しているからかもしれないな」
意図を計りかねているシュナイダーは全く面白みの無い回答をしてしまう。
っとそのとき、ようやく思い当たる。シュナイダーにとっては当たり前の光景となっていたので
大して気にもしてなかったのだが、周りの人物がちらちらとこちらのほうを覗いているのだ。
考えてみれば当たり前。士官学校内でも屈指の成績を誇り、さらには士官学校に在籍するには
明らかに高い身分を持つカールハインツ・フォン・シュナイダー。その注目度は恐らく現3年の
中でも3指にはいり、さらには脇にまだ若いとはいえ見たこともない美少女が座っているのだ。
基本的に男女間のゴシップを好むお年頃である青年達がそれを無視しろというのは流石に酷なこと
なのだろう。
933 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/08(火) 23:39:09 ID:s1YeVXUo
シュナイダー「…見られることに慣れないと、歌手デビューなんて出来ないぞ?」
シュナイダーも当初は鬱陶しいと思っていたのだが、慣れれば慣れるものである。現在では
見られているという意識はそのままに自由に行動している。それはある意味においては
人気者の有名税みたいなものであり、シェリルにそれを教える事は悪い事ではないと思えた。
シェリル「……そうですね。あ、そういえばお聞きになられましたか?」
シュナイダーの教えに神妙に頷いた後、デビューという言葉にシェリルは反応し、やや明るい声で
尋ねてくる。
シュナイダー「???いや。何のことか思い当たる節はないな」
実際に彼女が喜ぶ事で思い当たるものが無いシュナイダーは正直に答える。
シェリル「はい。実は、私…デビューが決まったんです!」
恐らくシェリルの口から言わせるためにメイド長も兄も父も黙っていたのだろう。彼女は嬉しそうに
報告してくる。
934 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/08(火) 23:40:13 ID:s1YeVXUo
シュナイダー(そうか。確かに半年以上レッスンを重ねているし、元々歌唱力という意味では
既に完成の域に達しているから当たり前といえば当たり前か…)
そう考えながら…
どうしますか?
A.それはおめでとう!と喜ぶ。
B.では何かお祝いが必要だな。プレゼントを考える。
C.そうか。クールに決めてみる。
D.まだ早いんじゃないか?金の卵はギリギリまで温める。
E.で、何時だ?話の先を聞く。
F.デビュー後の生活はどうするつもりだ?と聞く。
G.その他。
先にID表示で2票入ったものを選択します。
935 :
森崎名無しさん
:2011/03/08(火) 23:43:43 ID:iwqwj2r+
B
こういう時のための貯金で御座る
936 :
森崎名無しさん
:2011/03/08(火) 23:44:01 ID:3bWajNp+
B
ここは素直に。
937 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 18:13:20 ID:7YtpT+qM
B.では何かお祝いが必要だな。プレゼントを考える。
シュナイダー(めでたいことには違いない。何かプレゼントを渡したいものだが…)
そう考えるシュナイダー。しかしシュナイダーの手持ちの中で女の子が喜びそうなものなど
あるはずも無く…
どうしますか?
A.シェリルをつれて今から買い物に行く。
B.新年のカウントダウン後買い物に行く。
C.後日買い物に行って宅配で送る。
D.今もっているものを渡す。(アイテム名も記入ください)
F.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
※現時点の時刻であればどのお店でも開いてます。
938 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 18:23:04 ID:AHoVR7mA
A
939 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 18:26:42 ID:5DkJHr7U
F 後日一緒に買い物へ行く(取り敢えず今は祝辞と約束だけ)
940 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 18:51:14 ID:LczyiUtg
A
後日だと行動消費しそうだからなあ
941 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 20:06:17 ID:7YtpT+qM
A.シェリルをつれて今から買い物に行く。
ふと手元の時計を見る。
シュナイダー(まだ店は空いてる時間か…)
既に日は暮れているが今日はジルベスター。外灯は華やかに彩られ、この日を掻き入れ時とばかりに
ブティックや貴金属店、それに花屋など女の子が喜びそうな専門店は手薬煉引いて待っていることだろう。
シュナイダー「おめでとう、シェリル・ノーム。それでそのお祝いに何かプレゼントをしたいのだが、
今から街まで行ってみないか?」
シェリル「え?そ、そんな。感謝する立場の私がその上プレゼントなんて…とんでもありません」
シュナイダーの予想外の言葉に慌てふためく少女。既にこれ以上感謝のしようがない立場にいる
彼女にとってそれは恐縮するほか無い出来事だった。
942 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 20:07:18 ID:7YtpT+qM
シュナイダー「いや、これは私の気持ちだ。といっても今回は私のポケットマネーからだから
たいしたものは買えないが、それだけ私がシェリルに期待していると言うことだ。私の頼み…
聞いてもらえないか?」
真面目な顔でそう話しかけるシュナイダー。
シェリル「そんな…ずるいです。そんな風に言われたら断ることなんで、出来ないじゃないですか…」
言葉だけ聞くと非難しているようにも聞こえるが、その表情、その口調、その声色…それら全てが
喜びと感謝の意を表していた。
シュナイダー「ありがとうシェリル。私にとって君の成長が嬉しい。これから始まる君のストーリーを
身近で感じることが出来るというのがこんなに嬉しい事だと知ったのは…私にとっても喜びだ」
そうキザな表現であるが偽りではない言葉で更に押し切ると、もうシェリルに拒否する意志は完全に
なくなってしまう。そして、早速贈り物を購入するために大会場を後にすることとなる。
943 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 20:08:24 ID:7YtpT+qM
シュナイダー(さて…どんなものを買おうか?)
シェリルに聞けば一番なのだろうが、きっと彼女の性格からして遠慮するに決まっていると思った彼は…
どこに向いますか?
A.超高級セレクトショップ(1000帝国マルク〜)
B.貴金属店(100帝国マルク〜)
C.品の良いブティック(20帝国マルク〜1000帝国マルク)
D.お洒落な雑貨屋(10帝国マルク〜200帝国マルク)
E.可愛らしいフラワーショップ(1帝国マルク〜100帝国マルク)
F.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
所持金 1400帝国マルク
大体の価値は1帝国マルク=100円で換算しています。
944 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 20:13:16 ID:AHoVR7mA
D
この辺かなあ
945 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 20:28:51 ID:8Rw7TIwg
C
946 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 21:15:00 ID:DSof+NSM
D
947 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 21:50:52 ID:7YtpT+qM
D.お洒落な雑貨屋(10帝国マルク〜200帝国マルク)
シュナイダー(…考えてみればマリー以外の女性へのプレゼントというのはしたことがない。
確かマリーにプレゼントした時は……)
数年前の記憶を頼りに雑貨屋を目指すシュナイダー。
〜〜〜
そしてランド・カーを降りた先は洒落たアイテムや便利な雑貨が置かれている雑貨屋。
シュナイダー「あまり女性の喜ぶものがわからなくてすまない」
シェリル「そんな。私はその気持ちだけで胸がいっぱいです」
傍から見ると兄妹に見えるかもしれないなと思いながら品定めを始める。
948 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 21:52:08 ID:7YtpT+qM
何を買いますか?
A.いい香りのするアロマキャンドルセット 10帝国マルク
B.中々洒落たフォトスタンド 20帝国マルク
C.高級クリスタルを用いられたクリスタルグラス 50帝国マルク
D.イミテーションのリング 75帝国マルク
E.いつでも宇宙が見れるミニプラネタリウム 100帝国マルク
F.かなり手の込んだボトルシップ 150帝国マルク
G.インテリアにもつかえる高級時計 200帝国マルク
H.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
所持金 1400帝国マルク
949 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 21:55:30 ID:FRaRyuW2
E
950 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 21:55:54 ID:NoAWjtzQ
B
あんまり高いものだと逆に気遅れしちゃうかもしれないしな。
951 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 21:57:53 ID:AHoVR7mA
E
添える言葉は「軍人になれば、私は多くの時間を星の海で過ごすことになるだろう。
そんなとき、君がプラネタリウムの向こうに私を見てくれていればうれしい」
とかそんな感じで。
……リングも捨てがたいけどねー(縁日の指輪的な意味で)
952 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 21:58:59 ID:LczyiUtg
E
953 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 22:11:52 ID:???
>>951
ギップリャ
954 :
951
:2011/03/10(木) 22:13:46 ID:???
自分で書いてて「モゲロ」と思ったことは否定できないw
955 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:43:18 ID:7YtpT+qM
このスレも950過ぎたのでこの辺で次スレのスレタイ案を募集します。
銀河シュナイダー伝説5 〜○○篇〜
で、○○の中に二文字の単語を入れてお願いします。
>>950
とはいえ今着ているイブニングドレスは価格にして1000マルクはくだらないものだったりw
まあ、彼女のものではないのですが。
>>951
ご名答でございます。両方ともそのフラグになっています。ちなみにキャンドル以外はそれなりに
臭い台詞を用意していましたw
>>953
まさかこんなところで妖精に出会えるとはw
956 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:44:23 ID:7YtpT+qM
E.いつでも宇宙が見れるミニプラネタリウム 100帝国マルク
シュナイダー(ふむ。)
様々なものを見定める中、シュナイダーは一つの品を見つける。
それは小さな円柱と球をくっ付け、更にその回りにリングを取り付けられたもの。球には開閉可能な
無数の穴が開けられており、そこから光を通すと小さな星々が回りを映し出すようになっていた。
シュナイダー(よし、これだな)
インテリアとしての機能も考えられているのかおしゃれなつくりになっているそれをプレゼント用に
包んでもらうと、照れくさいので入り口近くに待たせていたシェリルの元へと向う。
〜〜〜
957 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:45:37 ID:7YtpT+qM
シェリル「まあ、こんなによいものを!?」
それは首都星オーディンの星空だけではなく、主要な有人惑星のほとんどの星々を。さらには
宇宙船から見た主要航路上の星の動きまで正確にコピーした一品である。
シュナイダー「ああ、私はあと2年で卒業だ。願えば首都星で暮らすことも出来るだろうが、
私は私の目的のために星の海を往く事になるだろう。そうなった時…星は常に君の元にも
あるのだということを忘れないでいて欲しい」
我ながら気障で陳腐だと思う。しかし、身勝手な事だが彼女に自分という存在を忘れないで
欲しいと思うのも事実。だから…という訳ではないが、そんな気持ちと共にそれを渡す。
シェリル「当たり前です。私にとってシュナイダー様は大切な人。たとえ会えなくなっても…
忘れる事なんて絶対にありません!」
シュナイダーの目を見つめながら凛とした表情で答えるシェリル・ノーム。痩せぎすだった体つきも
この数ヶ月のバランスの取れた食事と運動によって女性として著しく成長しており、当然顔つきも
ややキツめだった当初よりも柔らかくなっている。だからこそ、目を見つめられると僅かに狼狽して
しまうのだが、つい数時間前に自分は「足長おじさん」として彼女を守ると決意したばかりである。
958 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:46:39 ID:7YtpT+qM
一時の劣情を…それを本当にそう呼んでいいのかは不明としてそれを振り払うように彼女の肩に
手を当て僅かに遠ざける。
シェリル「……シュナイダー様?」
なんとなく拒否されたような気がして狼狽するシェリルをよそに…
シュナイダー「寒くなったな。もう今から戻ってもカウントダウンには間に合わないな。近くの広場
でもやっているだろうからそっちに向おうか?」
そういいながら自分の着ていたコートを夜会用の服にファーを巻いただけという薄着の彼女に被せる。
シェリル「……はい」
彼女は今はこのコートの暖かさでも十分だと自分に言い聞かせると、被せられたコートをぎゅっと抱きしめ、
薄着になった彼の首元にファーの襟巻きを巻きつける。
ふわっ…
彼女の女性としての香りが一瞬、いまだ士官候補生の立場にある青年の鼻腔をくすぐる。それは彼女の
せめてもの抵抗だったと…それに気付く程には彼はまだ女性の心を知らないのだった。
〜〜〜
959 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:47:40 ID:7YtpT+qM
一般人「5.4.3.2…1………わおおおおおーーーーー!!」
近くの広場とはいえ首都星の中心街近くである。人はごった返し危うく彼女と離れ離れになりそうな
事も1度や2度ではない。それでもぎゅっと正装の端を掴まれていたためかろうじてカウントダウンの
大型モニタが見える位置で年越しを過ごす事に成功する。
シュナイダー「シェリル、新年おめでとう。そして、今年はついにデビューなんだな」
シェリル「シュナイダー様、おめでとうございます。そして、ありがとうございます」
あちらこちらで新年を祝う言葉でごった返し、耳元近い彼女の声すら拾うのに一苦労な中、
シュナイダーとシェリルはお互いに祝いの言葉を述べる。
シュナイダー「それで…聞き損っていたがデビューは何時になるんだ?」
シェリル「はい。4月の頭にスケジュールは組まれてますが…」
960 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 22:49:33 ID:7YtpT+qM
シュナイダー(4月か…もうすぐだな…)
どうしますか?
A.必ず見に行くよと太鼓判を押す。
(一日サボって見に行きます。講義は−1補正で受ける事になります)
B.時間が合えば見に行くと話す。(自由行動ターンと日程が合えば見に行きます。確率低)
C.この日にしないか?と話す。(無理やり自由行動ターンと日時を合わせます。)
D.見にいけないけど頑張ってくれと話す。
E.特に何も言わない
F.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
961 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 22:50:27 ID:AHoVR7mA
A
マイナス1ならいいや
962 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 22:51:21 ID:LczyiUtg
A
963 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 23:24:46 ID:7YtpT+qM
A.必ず見に行くよと太鼓判を押す。
シュナイダー(一日くらいならいいか)
基本的にサボりはしないシュナイダーだったが、目的があるのであれば別である。
シュナイダー「必ず見に行く。」
短いが断定系の言葉で力強く答えるシュナイダー。
シェリル「本当ですか!?」
喜び故かそれとも寒さからか、頬を染めて尋ね返す。
シュナイダー「ああ。とはいえ、初日だけだが」
シェリル「もちろんです!特等席を用意して待ってます」
今までも演芸場で歌ってはいたというものの、きちんとプロモーションを行ってイベントを起こすのは
初めてである。シュナイダー子爵家だけでなく、父の新しい家名であるシューマッハ伯爵家まで
巻き込んでのプロデュースの効果は凄まじいものであり、既に一流のプロモーターの手によって
地下で様々な工作が行われている。
当人でありながらそこまでは知らないシェリルとシュナイダーは、僅かな不安と抱えきれない希望を
胸に将来に思いを馳せるのだった。
〜〜〜
964 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/10(木) 23:25:52 ID:7YtpT+qM
シェリル「…もう帰らないと…」
片道2時間という遠距離である。シェリルは少しだけ寂しそうにそう切り出す。
シュナイダー(………)
どうしますか?
A.ここで別れる。
B.せめて屋敷まで送り届ける。
C.自分も屋敷に泊まる。(1月の自由行動ターン消費)
D.もう少し一緒にいようと誘う。
E.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
965 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 23:34:08 ID:AHoVR7mA
B
Eとかマジ惹かれるけどねw
966 :
森崎名無しさん
:2011/03/10(木) 23:34:13 ID:LczyiUtg
B
967 :
銀シュナ
:2011/03/10(木) 23:59:53 ID:???
すみません、ちょっと早いですがここまでです。おやすみなさいませ。
あと、引き続きスレタイを募集します。
銀河シュナイダー伝説5 〜○○篇〜
で、○○の中に二文字の単語を入れてお願いします。
968 :
森崎名無しさん
:2011/03/11(金) 00:01:30 ID:???
乙でした
銀河シュナイダー伝説5 〜巣立篇〜
銀河シュナイダー伝説5 〜妖精篇〜
969 :
森崎名無しさん
:2011/03/11(金) 03:38:43 ID:???
乙でした〜。
銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜
銀河シュナイダー伝説5 〜学究篇〜
銀河シュナイダー伝説5 〜選択篇〜
970 :
森崎名無しさん
:2011/03/13(日) 17:09:25 ID:???
スレ主さんや板のみなさんは無事だろうか
まだまだ予断を許さない状況なだけに心配だ
971 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/13(日) 20:02:25 ID:rr4RtCR+
関東近辺及び以北の皆様に限らず今回の地震によって被害を蒙った皆様がご無事でいることを願うと共に
お見舞い申し上げます。
中の人の職場は系列に関東、東北の支社や営業所もありますが、以前ちょっと書いたように
地方にいるので直接的な被害はありませんでした。とはいえ、職場の知り合いや友人が被災で
連絡がつかず、少々欝気味ですが。
あんまり休んでいても気分が滅入るだけなので本日より再開いたします。
>>970
そうですね。今はただ無事であることを祈るばかりです。
972 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/13(日) 20:03:34 ID:rr4RtCR+
>>970
そうですね。今はただ無事であることを祈るばかりです。
B.せめて屋敷まで送り届ける。
シュナイダー(……ランド・カーだから安全だろうが、年端も行かない少女の夜中1人旅は
寂しいだろう…)
まるで自分に言い聞かせるようにそう思う。
シュナイダー「では送ろうか。もう夜中だしな」
シェリル「え?で、ですが…往復で4時間…今からだと戻った時には夜明け近くになりますよ?」
シュナイダー「なあに、たかが1日くらいなら眠らなくても大丈夫。それに運が良いことに
12月のオフはジルベスター、1月のオフはノイエスヤール。つまり連休だから寝正月をすれば問題ない」
シェリル「そう…ですか。それではすみませんがお願いします」
シュナイダーのその言葉に安心したのか、あるいはその好意を無碍にする事が出来ない性格なのか、
どちらかはわからないが男性もののコートを羽織っている桃金髪の少女は微笑むように返事をする。
〜〜〜
973 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/13(日) 20:04:41 ID:rr4RtCR+
夜中3時過ぎ。普段であれば2時間もあれば移動可能な場所であるシュナイダー子爵の邸宅だが、
この時間帯は幾つかのストリートが歩行者天国…つまり車両通行禁止になっていることから
迂回が必要で、尚且つ道が混んでいる事もあり予想よりも大きく遅れている。
シェリル「zzz…」
隣に信用に足る男性がいることで安心しているのか、それとも緊張の連続で気疲れをおこしていたのか、
夜会服に身を包まれている可愛いというよりも綺麗という言葉の方が似合う少女はいつの間にか
シュナイダーの肩に体を寄せ眠りについていた。
シュナイダー(寝息はまだ子供だな。今日は疲れたのだろう)
彼女の太股と掌の間にはシュナイダーのお祝いのプレゼントであるミニプラネタリウムがしっかりと
固定されており、どうやら気に入ってもらえたようだった。
974 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/03/13(日) 20:06:10 ID:rr4RtCR+
シュナイダー(…それにしてもよく眠っているな…)
彼女の豊かな髪を軽く弄りつつ…
どうしますか?
A.そのままそっとしておく。
B.なんとなく起こす。
C.ちょっと悪戯心がわきあがる。
D.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
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