キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/25(火) 00:37:30 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

正騎士昇格試験に挑む第七小隊と森崎たち。ロディとセシルが配属された第1部隊と
クリスとカタリナが配属された第3部隊は順調に試験をパスし、見事正騎士の称号を得る。
しかし、ルークとライアンが配属された第2部隊はまさかの途中リタイア。
これまでの成績が優秀だったルークは辛うじて合格するものの、ライアンは落第してしまう。

ここで転機が訪れる。日本サッカー協会と共同で行われる親善大会『アリティアカップ』で
チームの代表入りを果たすことが出来ればライアンの正騎士昇格が認められるという。
第七小隊は全員が一緒に昇格することでマルスの近衛騎士として認められることになっており、このチャンスに奮起するが
森崎は『破滅のツボ』による体力の虚弱化の改善を最優先し、ライアンのフォローを放棄してしまう。
これによりクリスたちとの関係が崩壊しかけるが、森崎は自身の弱さを正直にさらけ出すことで失いかけた絆を取り戻す。

そしていよいよ開催された第二回アリティアカップ!見事全員代表入りした第七小隊の面々と共に
森崎たちは前回の大会の汚名を晴らすべく、南武フースバルとのオープニングゲームに臨むのだった。

☆前スレ
【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1314356943/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:49:18 ID:???
予め足腰にバネを溜め、ボールに近い位置に体を入れていたのが勝因となった。
一瞬の鬩ぎ合いだったが、前準備を怠らなかったロディに軍配が上がったのである。

長野「(くっ……俺は油断していたのか?相手が自分より小さいやつだからって!)」

マーガス「背の高さというのは確かに天から与えられた大きな才能の一つさ。
     だが、それを振り回しているだけじゃ競り合いには勝てない」

シェスター「さっすがー。大きい人の言うことはやっぱり違うねぇ」

ビクトリーノ「ちなみにマーガスさんはどのへんの大きさが一番自信があるんだい?」

マーガス「こいつら……」

さらっと下ネタを口にする仲間の言葉を無視し、
自分と似たようなタイプの選手の失敗にマーガスは目を向ける。

マーガス「(だが……昔からそれ以外の武器を持てずに戦ってきたのならどうするんだ?
     今のままの俺じゃ、そのうちアイツのように自分より小さくてもフィジカルが豊富な奴らに競り負ける。
     そうなってしまったらポストプレイヤーとしての俺の価値なんて……!)」

悔しそうに地面に転がる長野の失態が未来の自分に重なって見え、マーガスは目元を摘んだ。

マーガス「(ドイツナンバーワンのポストプレイヤー、ケルン所属のエッフェンベルク。
     俺はいつかあの人のようなどんな厳しい球際での競り合いにも勝てるようになりたい。
     そのためにはもっと、もっと巧く、強くならなくちゃいけない…!)」

マーガスが葛藤している最中、ボールを確保したロディは前方をひた走るシーダに向けてグラウンダーのパスを転がす。
PA内を固める指示を受けている南葛DF陣は迂闊に飛び出せず、このパスを素通しさせてしまう。

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:50:31 ID:???
パシッ!

シーダ「よく繋いでくれたわねロディ。あとは私に任せて」

ダダダッ!!

アンナ「ここでボールを持つのはフースバル戦でも得点を決めたタリスの天馬姫シーダくんだ!」

ニーナ「浮き球に強い南葛陣営を警戒し、ドリブルで切りこんでいくようですね」

高杉「ふっ、無駄無駄無駄!このために俺たちはバックス5枚の布陣を組んだんだ!
   行くぞ関口、田代!囲んで身動きを取れなくさせるんだ!」

関口「おう!」

田代「むふふ…」

シーダ「なーんか嫌な予感が…でも、ここまで繋いでくれた皆のためにもやるっきゃない!」

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 22:52:03 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シーダ→! card+ ドリブル42=
============
関口→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
田代→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
高杉→! card+ タックル39+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!メクネスと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(マルスがフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
シーダのカードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
シーダのカードがハートで『グライダーステップ』で+3
高杉のカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

614 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:21 ID:???
シーダ→ スペード8 + ドリブル42=

615 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:28 ID:???
シーダ→ ダイヤ9 + ドリブル42=

616 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:52:57 ID:???
関口→ スペードJ + タックル34+(人数補正+3)=
田代→ ハート9 + タックル34+(人数補正+3)=
高杉→ スペード4 + タックル39+(人数補正+3)=

617 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 22:54:50 ID:???
アベル、シーダ、マルス、オグマなら問題なくぶち抜けるけど、
ロディはちょっと活躍の余地が少ない相手だなあ、これは。

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/16(金) 23:00:12 ID:???
>>617
そのあたりはやはり年季の差でしょうね。
第七小隊たちは支援のお陰でなんとか対等に戦えてますが、
基本能力ではどうしても他の選手に比べて劣る所がありますので。
============
シーダ→ スペード8 + ドリブル42=50

関口→ スペードJ + タックル34+(人数補正+3)=48
田代→ ハート9+(誘致+2) + タックル34+(人数補正+3)=48
高杉→ スペード4 + タックル39+(人数補正+3)=46

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!メクネスと一対一に!
※シーダに20の経験値が入ります
※シーダのレベルが8に上がりました
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。


シーダ ペガサスナイト レベル8
     成長率
H 22 60+! numnum=
力 10 40+! numnum=
技 10 60+! numnum=
速 17 90+! numnum=
運 14 70+! numnum=
武 11 70+! numnum=
守 9 20+! numnum=
魔 8  3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

619 :森崎名無しさん:2011/12/16(金) 23:01:14 ID:???
H 22 60+ 79 =
力 10 40+ 13 =
技 10 60+ 29 =
速 17 90+ 80 =
運 14 70+ 11 =
武 11 70+ 46 =
守 9 20+ 56 =
魔 8  3+ 25 =

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:11:11 ID:???
何か違和感があると思ったら、普段は『名前もまとめて』と記入がありましたね。
今回は私の記入ミスですので>>619さんの判定を採用していきますね。
============
H 22 60+ 79 =139→+1
力 10 40+ 13 =53
技 10 60+ 29 =89
速 17 90+ 80 =170→+1
運 14 70+ 11 =81
武 11 70+ 46 =116→+1
守 9 20+ 56 =76
魔 8  3+ 25 =28

シーダ   ペガサスナイト  レベル8 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP23/23     60
力 10       40
技 10      60
速 18       90
運 14      70
武 12      70
守 9      20
魔  8       3

以上のようになりました

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:12:42 ID:???
関口「うおおっ!」

田代「ぬーぼー!」

ザザッ!バッ!

シーダ「くっ、左右から同時に!?」

アンナ「PA内へと切りこんだシーダくんですが、関口くん、田代くんの
    張り付くようなチェックになかなか進むことができません!」

高杉「おっと、前もちゃんとよく見たほうがいいぜ!」

3人がかりの守備ならば、どれだけ優れたドリブラーといえども立ちどころに困るはず。
おとなしくバックパスするならよし、あわよくばボールを奪い取りたいと高杉はほくそ笑む。
しかし、シーダのペガサスナイトとして鍛えあげられた瞬発力とバランス感覚はこの包囲網でも揺るがない。

シーダ「私を止めたかったら、もう1人用意すべきだったわね。…はっ!」

ぽーん。

高杉「う、上だとぉ!?」

3方向を封じ込め、後ろだけしか逃げ道がないと思っていたのは間違いだった。
チップキックでボールを浮かせ、それを追うようにして軽やかに高杉たちをかわしていく。

アンナ「この狭い中を巧みにかわす!シーダくんの3人抜きでメクネスくんとの一騎打ちだ〜!」

メクネス「な、ナニヤッテルデスカー!?いきなりの大ピンチじゃアリマセンか!」

シーダ「どいて!アリティア選抜は絶対負けさせないから!」

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:14:15 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シーダ→(行動:! card)! card+ ドリブル43orシュート35=
============
メクネス→(行動:! card)! card+ 備える42=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!アリティア選抜が先制!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(岩見がフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→メクネスがボールを奪う!

【補足・補正】
行動がダイヤ・ハートでドリブル、スペード・クラブでシュートを選択します。
キーパーは選択の予想が的中で+3、外れると-3の補正を受けます。
シーダがドリブル時カードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
シーダがドリブル時カードがハートで『グライダーステップ』で+3
その他は>>13を参照してください。

623 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:15:35 ID:???
シーダ→(行動: クラブQ ) スペードJ + ドリブル43orシュート35=

624 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:15:58 ID:???
メクネス→(行動: ダイヤA ) ダイヤ7 + 備える42=

625 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:20:44 ID:???
うん、シーダは一対一禁止。8(以上)差なのに五割でシュートやられたらたまらんよw
そして、シーダでこれとなると、絶対的に火力不足だなあ。どうしたもんか。

626 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:33:01 ID:???
ギリギリだけどゴールしてるし、前半はこの一点差を守り切れればそれでも充分じゃない?

627 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 22:38:20 ID:???
あ、有利不利があったか、見落としてた。
たしかに、この一点を守り切れれば前半は十分だね。
可能ならFWの枚数を一枚減らしたいところだが。

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:45:40 ID:???
>>625
今回は運良く決まってくれましたが、次もうまくいくとは限りませんからね。
ちなみにこのスレではどのチーム相手にもそれなりに有効な
ドリブル突破オンリーにならないために、どんな選手でも一対一の選択は5:5となっております。
>>626
これからの試合展開は南葛の戦術の引きによるかもしれませんね。
ナポレオンがどれだけシュートを打つのを躊躇ってくれるか…
>>627
要判定ですが、ジェイガンにチームデータ変更を要請することは可能です。
ハーフタイムになれば、ジェイガンに話しかけることでより高確率で変更できますね。
============
シーダ→(行動: クラブQ ) スペードJ + シュート35=46

メクネス→(行動: ダイヤA ) ダイヤ7+(不利-2) +ドリブルに備える42+(予想外し-3)=44

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シーダが突破!アリティア選抜が先制!
※シーダに50の経験値が入ります
============
メクネス「(あれだけの包囲網を突破するからに、このオネエちゃんかなりドリブルに自信を持ってるみたいネ)」

間近でシーダのドリブルのキレを見せつけられたメクネスは
間違いなくシーダはドリブルで突っ込んでくると予想して構えを取る。
その時シーダはメクネスから普段おちゃらけた口調からは考えられない威圧感を感じ取る。

シーダ「(…だめ。昔のように単純に突っ込んでいるだけで勝てる相手じゃない。
    ここはドリブルじゃないわ。相手の裏をかくのよシーダ!)」

ドシュッ!

メクネス「ナ、ナンジャラホーイ!?」

629 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:47:12 ID:???
自分の勘を信じ、シーダは緊張で視界が霞む中、足元のボールをインサイドでコース隅へと蹴り込んだ。
まったく予想していなかったシュートを打たれ、
メクネスはゆっくりと転がっていくボールへと慌てて手を伸ばす。
だが幼少の頃に肩を脱臼したことで手に入れた、常人より長い腕を持ってしても
惜しくもこのシュートをゴールの枠外へと弾くことは出来なかった。

ピシッ!

シーダ「お願い決まって!」

メクネス「アララー!?」

コロコロコロ……ズン。
ピピイィィィィイイイ!!

シーダ「や……やったぁ!入ったァ!」

アンナ「ゴーーーーーール!!前半16分、南葛の堅い守備を破り先制点を奪ったのはシーダくんだ〜〜!」

ニーナ「ボールを奪われてしまうギリギリのラインをうまく避け、見事得点をモノにしましたね。
    彼女の試合に勝利したいという執念を形にしたような、良いゴールでした」

ロディ「流石ですシーダ様。見事なドリブルゴールです」

セシル「かっこいい…アタシもシーダ様みたいなドリブルが出来るようにがんばらなきゃ!」

マルス「よくやってくれたねシーダ。この調子で次も頼んだよ!」

シーダ「は……はいっ!任せてくださいマルス様!(く〜〜!!ゴール決められてよかった〜〜!!)」

630 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 22:48:37 ID:???
信頼できる仲間たち、そして愛するマルスからの祝福を受けて
シーダは自分が成し遂げたことの凄さを心から実感し、次も決めてみせると息巻いた。

森崎「(ヒュー。あのギリギリのラインをよくもまぁ決めてくれたもんだぜ。
   だが、この時間帯にリードできたことでかなり優位に立てそうだぞ)」

たかが1点、されど1点。早い時間帯で得られたリードを噛み締めつつ森崎は…


☆どうしますか?

A 自分も得点を決めたシーダを褒める。
B シーダまでボールをつなげたロディを褒める。
C さらに点差を広げるためにもっとプレスをかける指示を出す。
D 1点のリードで十分だ。ここからは引き気味に守るよう指示を出す。
E 南葛の選手を挑発してからかってやれ。(挑発する選手を明記してください)
F ジェイガンにチームデータ変更を要請する
G その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

631 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:09:01 ID:mi4kJWPQ
B
シーダは王子にまかしておく

632 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:10:48 ID:TCZ+tdt2
A

633 :森崎名無しさん:2011/12/17(土) 23:13:26 ID:tUY25F7A
B

634 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/17(土) 23:59:25 ID:???
>B シーダまでボールをつなげたロディを褒める。

森崎「ロディ!今の得点はお前の踏ん張りがあったからだ。よくやったぞ!」

クリス「うんうん。自分より大きい人相手に一歩も引かないんだもの。凄いよロディ!」

ルーク「た、確かにかっこよかったぜ。それでも俺の半分位だけどなー」

同じ第七小隊の仲間として、ロディの活躍が嬉しいのだろう。
森崎に重ねるようにロディに祝福の言葉をかけるクリスとルーク。

アベル「気を抜くなよ。これからもお前を起点にして繋いでいくかもしれないからな!」

ロディ「はいっ!どんどん回してください!
    (僕達の力は通用する。恐れずに立ち向かうんだ。アリティアの勝利のために!)」


※ロディの評価が上がりました!

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:06:17 ID:???
リンダ「やったぁ!さすがはシーダね。あのドリブルを止められる人はそうはいないわ。
    …っと、あ〜、ついつい試合の方に気を取られちゃう。
    はやくシーマを探さないといけないのに…」

リンダはピッチ上と観客席を落ち着かない様子で交互に見渡しながら、友人の活躍を喜んでいた。

リンダ「あらかた回ってみたけど何処にもいないわね。ひょっとしたら観客席にはいないのかしら?」

もしかすれば解説席の警護をしているミディアたちの所にいるかも知れない。
最後にもう一度アリティア選抜の面々を眺め――森崎の所で視線を止める。

リンダ「負けたら許さないんだから。頑張ってね、森崎くん」

そうつぶやくと、リンダは観客席を出ていき解説席へと移動していく。

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:07:17 ID:???
長野「くっ…あんな青臭い奴にいいようにやられるなんてな…!」

むざむざ相手に得点のチャンスを与えてしまった長野は、拳を握りしめて森崎たちに賞賛されるロディを睨みつける。

滝「年齢なんて関係ないな。翼や岬たちが苦戦した相手の後輩なんだ。あれくらいはやってくるさ」

来生「なんのなんの。取られたら取り返すだけだって!」

井沢「ああ、すぐに追いついてみせるさ。どんな相手だろうと南葛は負けないんだ。これまでもこれからも絶対にな!」

高杉「だがどうする?ドリブル対策を見込んで守備を厚めにしたが、奴らの攻撃力はそれを越えてくる…」

中里「あのシーダという女子を止めるには予めマークをつけるなどして対策せなばなるまいて」

岩見「それなら俺にやらせてくれ。その分サイドを開けちまうことになるが……」

中里「ふむふむ。それならば拙者と高杉殿で……」

高杉「よし、その手でいこう。もう1点もやらせないぜ」

アリティアの予想以上の攻撃力を前に、南葛は自分たちの戦術を手早く見直す。
そして南葛のキックオフの笛が吹かれて試合は再開される。

ピイイイィィィッ!!

アンナ「1点先制したアリティア、それを追いかけるウイングス!
    南葛の司令塔井沢くん、ここは何処から攻めていくのでしょうか」

井沢「(前半のうちに追いついておきたいところだな。ならばここは…)」

637 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:08:17 ID:???
井沢の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ナポレオンなら何とかしてくれるはず…!
ハート→さっきは惜しいところまで行った来生に任せたいな。
スペード→南葛の攻撃と言ったらこれだろ。滝に渡してサイドアタック!
クラブ→一気に攻めこむにはコレしか無い!修哲トリオのコンビプレーだ!
JOKER→俺の進化したバナナシュートを見せてやるぜ!

638 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:08:40 ID:???
井沢の判断→ クラブA

639 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:10:07 ID:???
ナイスマモノ

640 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:11:13 ID:???
トリオなのにコンビプレーとはこれいかに

641 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:32:37 ID:???
>>639
どうやらマモノさんは南葛出身の選手のプレーを見たいそうです。
>>640
確かにちょっとおかしかったですねw連携なりパスワークなりお好みでお願いします。
============
井沢の判断→ クラブA
>クラブ→一気に攻めこむにはコレしか無い!修哲トリオのコンビプレーだ!
============
井沢「(ナポレオンのシュートに頼りたいところだが、まだ早い。
   奴の力じゃなくても得点できる場面を作っておかないと攻め手を失いかねない)」

現在進行形でナポレオンへの警戒を強めているアリティアの守備陣営。
これはすぐにナポレオンにボールを渡すことで対処できそうだが、
それではナポレオンが自分で切りこんでいくことしか出来ず、
すぐに体力を使い果たしてしまうかもしれないのだ。
古尾谷の方針上、体力が切れてコンディションが低下したらすぐに交代をするだろう。
ナポレオンの得点力を試合終盤まで持続させる。
それがこの南葛のキャプテンであり司令塔である自分の役目なのだと井沢は考えていた。

井沢「滝、来生、走れ!修哲トリオの力を見せてやろうぜ!」

来生「おぉ?景気よく飛ばしていきますか〜!」

滝「一人だけで先走るなよ!って、言うだけ無駄か。俺が合わせるから好きに動けよ」

ダダッ!バコッ!バシーン!ダダッ!バコッ!

アンナ「は、早い!南葛、フィールドを大きく使った素早いパス回しで速攻をしかけます!」

小学生の頃からずっとトリオでつるんできた洗練されたコンビプレーでの突破を図る井沢たち。

642 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:33:51 ID:???
シーダ「2人でも難しい高速ワンツーをあの距離で、それも3人で…!」

井沢「このまま一気に中央突破だ!遅れるなよ2人とも!」

来生「ハッハァー!行くぜアリティア〜!聞いて驚け見て笑え〜!」

滝「驚かせるだけで十分だから。笑われなくていいから、な」

マルス「チームプレーにはチームプレーで対抗だ。シーダ、止めるよ!」

シーダ「はい!マルス様と一緒なら私は負ける気がしません!」

アンナ「流れるようにつながっていく三角パスがアリティアの中央ラインを駆け抜ける!
    しかしシーダくんとマルスくんがこのパスコースを遮ろうと飛び込む!」

643 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 00:35:10 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

井沢→! card+ 修哲トリオ45=
来生→! card+ 修哲トリオ44=
滝→! card+ 修哲トリオ45=
============
シーダ→! card+ カット40+(人数補正+2)=
マルス→! card+ カット38+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→修哲トリオが突破!(奇数:まだまだトリオで突き進む!偶数:トリオを解除し井沢がドリブル)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ナポレオンがフォロー)(アベルがフォロー)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う!

【補足・補正】
シーダのカードがダイヤ・ハートで『ハイジャンプカット』で+2
マルスのカードがダイヤで『ドルフィンカット』で+4
マルスのカードがハート・スペードで『フラッグカット』で+3
その他は>>13を参照してください。

644 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:35:41 ID:???
井沢→ ダイヤA + 修哲トリオ45=
来生→ クラブA + 修哲トリオ44=
滝→ クラブA + 修哲トリオ45=

645 :644:2011/12/18(日) 00:37:03 ID:???
やあ これは ひどい

646 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:38:10 ID:???
シーダ→ クラブ7 + カット40+(人数補正+2)=
マルス→ ダイヤQ + カット38+(人数補正+2)=

ひどいレベルで息が合ってるなw

647 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:49:29 ID:???
「笑われなくていいからな

いいや限界だ笑うねっ!!ww

648 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 00:52:05 ID:???
息の合った珍プレイ(笑)を見せてくれた修哲トリオは試合後、 レグ・コンサワット の特訓なw

649 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:27:29 ID:???
>>645
こんな夜遅くにマモノさんが友人連れで大勢でまぁ…
>>646
仲が良いということは大変よろしいことですね。(ニコッ
>>647
笑う門には福が来るといいますからね。面白いことがあったなら笑いましょう!
>>648
タイユース関連の単語が最近あちこちに出てるような気がします。このスレでの登場予定は残念ながらありません…
============
>井沢→ ダイヤA + 修哲トリオ45=46
来生→ クラブA + 修哲トリオ44=45
滝→ クラブA + 修哲トリオ45=46

シーダ→ クラブ7 + カット40+(人数補正+2)=49

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アリティアがボールを奪う!
※シーダに20の経験値が入ります
============
井沢、来生、滝。彼らは修哲幼稚園の頃からの腐れ縁であり、
家も近所で物心がつく頃には仲良くボールを蹴っていた仲である。
彼らの絆は固く、嬉しさも悲しみも常に共有してきた。
彼らは自分たちの絆に誇りを持っており、その絆が生み出す力の強さも知っている。
これまでもそしてこれからも大切にしていきたいかけがえのないものなのだ。
だが、時に強すぎる絆は自由を奪う重く苦しい鎖にもなりかねない。

滝「俺たちの連携を止められるやつなんかいないさ!」

来生「どいたどいたどいた〜!」

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:30:11 ID:???
マルス「通すものか!僕は左側をケアする。シーダは右側を!」

シーダ「ええ!あなた達に私たちの絆の強さを見せてあげる!」

井沢「うっ…こ、こいつら…!」

共に生きてきた年数を比べるのならば、圧倒的に修哲トリオが積み上げてきた物の方が多い。
だが、この両者の絆には大きな差があった。そう、男と女という性別の垣根を超えた『愛情』という名の絆だ。
男だけの熱い友情という青春に塗れて生きてきた来生たちにとってそれは異次元の存在であり
独断で手に入れることなど許されない禁忌の存在でもあったのだった。

滝「(くそっ、なんだこの思わず目を背けたくなってしまう輝きは…!)」

来生「(あれは…あれは存在しちゃいけない光なんだ…!)」

井沢「(ちくしょうー!ちくしょうー!わざわざ見せつけるようなふざけた真似しやがってー!)」

マルスとシーダが放つ異次元の光を浴びた修哲トリオの集中力は一瞬のうちに消し飛んだ。
双子が互いの意識や神経を共有することがあるという逸話があるように、
血の繋がりをも超えた強すぎる絆を持つ修哲トリオは測ったように同時に足を滑らせた。

ずるっ。ずるっ。ずるっ。

井沢・来生・滝「「「んわーーーーーっ!!!」」」

シェスター「ヒ、ヒーーー!!腹が、腹が…捩れる…くるし…!」

ビクトリーノ「ぐわっはっは!これだけ見事なフェイクショーはそこらのサーカスでも見られんぜ!」

マーガス「そ、そんなに笑うと失礼だろ。彼らだって真剣に…クッ…ププ…プスー!!」

651 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:31:54 ID:???
ナポレオン「ば、バカどもが!素直に俺にボールを渡してればよかったんだ!」

森崎「ぶっひゃっひゃっひゃ!お、お前ら…いい年こいてとんでもない伝統芸をやらかすなー!」

三人揃ってすってんころりんした光景を目の当たりにし、
森崎やシェスターたちは笑い転げ、ナポレオンは怒声を上げることしかできなかった。
もっとも彼らの名誉のために記しておくが、修哲トリオ自体には結構な女子のファンは居る。
顔が美形な井沢は当然として、滝の顔に似合わぬ渋い美声に惚れ込んでる人もいたり。
来生に関しては……とりあえずこの場ではノーコメントでお願いします。


ちなみにこぼれたボールはシーダが難なくキープした。
コントのような段取りでボール権を取り返したシーダは唖然として動きが止まってしまっていた。
森崎は歯を食いしばって笑いの感情を根性でねじ曲げつつ、顔を引き締めて指示を飛ばす。


☆どうしますか?

A そのままシーダにドリブルで攻めこんでもらう
B セシルに渡してドリブルで攻めこんでもらう
C ロディに渡してドリブルで攻めこんでもらう
D ボール運びはマルスに任せ、シーダは前線へと上がらせる
E ボール運びはアベルに任せ、シーダは前線へと上がらせる
F ボール運びはジョルジュに任せ、シーダは前線へと上がらせる
G 誰かをオーバーラップさせて攻撃に厚みを付けてみようか
H その他(好きな行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

652 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:33:04 ID:sEGGVZkw


653 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:36:10 ID:wMd7qb0Q
E

654 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 01:41:23 ID:???
>E ボール運びはアベルに任せ、シーダは前線へと上がらせる

森崎「くっ…ぼ、ボールはアベルに渡して、シーダ姫は前に…くくっ…」

気を抜けば思い出し笑いで集中力が途切れてしまう。
森崎は吹き出しそうになるのをなんとかこらえつつ、シーダに指示を出した。

シーダ「わ、わかったわ。それっ!」

バコッ!パシッ!

アベル「いやいやめずらしいものをみせていただいて。
    それじゃ、お返しとばかりに今度はこっちの攻撃といこうか!」


アベルの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→このまま自分で直接運んでみよう。ドリブルだ!
スペード→セシルにDFの裏をとってもらってパスを送る
クラブ→ロディに大きくサイドチェンジのロビングを送り競り合ってもらう!
JOKER→あの程度のキーパーならこっから(センターライン)シュート打っても入りそうじゃね?

655 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 01:42:34 ID:???
アベルの判断→ ハートQ



656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:00:47 ID:???
アベルの判断→ ハートQ
>ダイヤ・ハート→このまま自分で直接運んでみよう。ドリブルだ!
============
アベル「後輩たちばかりに目立たせるわけにもいかないでしょう。はっ!」

ズダダダダダダッ!

アンナ「シーダくんからボールを託されたアベルくん。さながら黒豹のように軽やかに右サイドを駆け抜けます」

ビクトリーノ「よく見ておくんだな。俺の見立てだとあの選手が
       この大陸のナンバーワンプレイヤーだと思うぜ」

シェスター「あいつは全日本ユースとの特別試合で決勝点を叩き込んだ……」

マーガス「シュナイダーのファイヤーショットに匹敵するキック力を持っていたな。
     そうか、南葛にナポレオンがいるのならアリティアには彼がいるのか」

滝がワンツーパスのために上がったことで、左サイドはがら空きだったこともあり
アベルはスルスルと何かつ陣営へと斬り込んでいくことができた。しかし…

中里「そこまででござるよ。(とは言え…彼奴の放つ強者の波動…如何様にして止めるべきか)」

関口「これ以上は進ませない!」

アンナ「中里くんと関口くんが立ちふさがる!アベルくん、突破できるか〜!?」

アベル「出来るかじゃない。出来なきゃいけないのさ。それがエースの仕事ってやつなんだからな」

657 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:02:07 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ ドリブル47=
============
中里→! card+ タックル36+(人数補正+2)=
関口→! card+ タックル34+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!(奇数:そのままドリブルでPAへ 偶数:ミドルシュートを狙う)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがフォロー)(田代がフォロー)(高杉がフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
中里のカードがダイヤで『波動旋風脚』で+4(吹っ飛び4)
中里のカードがハート・スペードで『疾風迅雷脚』で+2
その他は>>13を参照してください。

658 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:02:33 ID:???
アベル→ ダイヤK + ドリブル47=

659 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:02:35 ID:???
アベル→ ハート4 + ドリブル47=

660 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:03:29 ID:???
中里→ ダイヤQ + タックル36+(人数補正+2)=
関口→ クラブ9 + タックル34+(人数補正+2)=

661 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:07:09 ID:???
地獄行きももはや過去の話だな、アベル…。

662 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:10:39 ID:???
>>661
キャプ翼世界での彼女持ちは基本的に強いの法則が働いてるのでしょうか?
============
アベル→ ダイヤK + ドリブル47=60

中里→ ダイヤQ + タックル36+(波動旋風脚+4)+(人数補正+2)=54
関口→ クラブ9 + タックル34+(人数補正+2)=45

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!そのままドリブルでPAへ
※アベルに20の経験値が入ります
※アベルがKで勝利したので覚醒します
============
アベルドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→奇数:速さ+1 偶数:技1
ハート→奇数:速さ成長+5 偶数:技成長+5
スペード→『華麗なドリブル』1/4 +3 習得
クラブ→『素早いフェイント』1/4 +2 習得
JOKER→ダイヤ・ハート・スペード+『高速ドリブル』1/2 +4 習得

663 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:11:03 ID:???
アベルドリブル覚醒→ ダイヤK

664 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:12:12 ID:???
連続でダイヤK引きだと!?

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:48:41 ID:???
>>664
某ポストプレイヤーさんが力を貸してくれている…!彼の活躍の続きが待ち遠しい限りです。
============
アベルドリブル覚醒→ ダイヤK
>ダイヤ→奇数:速さ+1
※アベルの速さが18→19に上がりました!
============
アベル「(どれだけ辛く厳しい状況でも決して下を向かず。
    チームの勝利の可能性をたぐり寄せることが出来る存在。それがエース)」

2年前。アベルはアリティア王宮騎士団内だけでなく、アカネイア同盟軍としてでもエースの名を欲しいままにしていた。
全日本ユースとの特別試合において、長年苦しまされていたサッカーの苦手意識も克服し
大手を振って自分の新たな夢への一歩を踏み出せたのである。

アベル「(そして俺は置き忘れてきたものを取り戻すかのように、またここへと戻ってきた。
    そう。チームの皆に、マルス様に、森崎にかけた迷惑を取り戻すために!)」

第1回アリティアカップにおいて、アベルは今では想像できないほどの失態を繰り返し絶望のどん底に落とされていた。
自己を破壊し、全てを捨てて失踪してしまうところまで追い込まれていたアベルを救ったのは森崎だった。
体を張ってでも、力づくでもお前を連れ戻す。そう言って森崎は圧倒的に実力が上の自分に拳で挑んできた。
自暴自棄の末に力を手に入れようとするアベルではなく、
チームに迷惑をかけ、期待を裏切り続けるアベルが必要なのだと訴えかけながら。
きっといつか本来の力を発揮できる時が来ると信じて。

アベル「(森崎。あの時俺は後悔したよ。何を馬鹿なことを考えていたのかってな。
    どれだけ優れた力を得ようとも、自分を捨ててしまっては何の意味も成さない。
    アリティアの黒豹アベルという存在を消してまで得た力。それは俺の力じゃない。
    アベルと言う名を被った別人でしかない。俺は……俺自身の力を!
    お前が信じ、手を伸ばしてくれたこの力で、お前に勝利を捧げてみせる!!)」

ヒュッ…ダダッ!

666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:50:56 ID:???
中里「(揺さぶるフェイントの後に、一気に速度を上げる…典型的な技巧派か。ならば!)」

忍びの里で育ってきた経歴からか、足の速さには譲れない自信がある中里。
そう簡単に振り切られることはない。ならばあとはアベルからボールを奪い取れる力強さが必要だった。

中里「(中の里の奥義が一つ。風雷の如き疾さの対となる『剛』の奥義を受けよ!)」

ブオォン!!

中里「波おぉーーーーーっ!!波動旋風脚ーーーっ!!!」

ガキィッ!!

体内に溜め込んだ気を足元に集中させ、強烈な回し蹴りをタックルの要領で叩きこむ。
しかし、自己の存在に強い意志を固めたアベルの足は鍛え上げられた鋼のようにビクともし無かった。

中里「(な…なんと…!拙者の『気』を吸収しているとでもいうのか…!?)」

中里の動きや呼吸を全て読んでいなければとても出来はしないことをアベルはやってのけていた。
今のアベルにはそれを成し遂げるだけの実力も、集中力も、誇りも備わっているのだから。

アベル「悪くない腕だが…相手が悪かったな!」

ビュンッ!!

中里「……見事。澄んだ湖のような純粋なる力……これほどまでの『気』の持ち主はそうは見られぬ」

彼が相手では仕方がない。試合中の選手としては抱いてはいけない心を抱かせてしまう。
それほどまでに、アベルの持つ力は偉大だったのである。

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:52:12 ID:???
中里「(しかし…しかし。古来より忍びの者はお主のような力ある者を打ち破るために技を磨き上げてきたのだ。
   真正面から当たって勝ち目がないと分かれば話は早い。……アベル殿、次こそは……仕留める)」

持たざるものが持つものに対抗するための力を代々学んできた誇り。
それを証明するためにも、このまま引き下がる訳にはいかないと中里はすぐにアベルを追いかける。

アンナ「アベルくん、あっという間に2人をごぼう抜きだ!
    そのままドリブルでPA内へと切りこんでいく!アリティア、再び得点チャンスか!」

高杉「くそっ!何度も同じ手でやられるほど南葛の守りは甘くはないぞ!」

岩見「今度は俺もいるんだ。そう簡単に抜けはしない」

田代「ぬーぼー!」

アベル「これは随分立派なお出迎えだ。存分に御相手をしてあげないと失礼だな。……行くぜ」

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 02:54:02 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ ドリブル48=
============
田代→! card+ タックル34+(人数補正+3)=
岩見→! card+ タックル40+(人数補正+3)=
高杉→! card+ タックル39+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!メクネスと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに)(ロディがねじ込みに)(メクネスがフォロー)
≦−2→ウイングスがボールを奪う!

【補足・補正】
岩見のカードがクラブ以外で『執刀タックル』で+2(吹っ飛び4)
高杉のカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>13を参照してください。

669 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:55:03 ID:???
アベル→ ダイヤK + ドリブル48=

670 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 02:59:13 ID:???
田代→ スペードA + タックル34+(人数補正+3)=
岩見→ クラブJ + タックル40+(人数補正+3)=
高杉→ ダイヤ2 + タックル39+(人数補正+3)=

671 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:00:37 ID:???
3連続ダイヤK……だと……?

672 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 03:09:01 ID:???
>>671
これは何らかの特殊スキルのフラグを与えてもいいかもしれませんw
============
アベル→ ダイヤK + ドリブル48=61

田代→ スペードA + タックル34+(人数補正+3)=38
岩見→ クラブJ + タックル40+(人数補正+3)=54
高杉→ ダイヤ2 + タックル39+(パワータックル+3)+(人数補正+3)=47

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!メクネスと一対一に!
※アベルに20の経験値が入ります
※アベルがKで勝利したので覚醒します
============
アベルドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→奇数:速さ+1 偶数:技+1
ハート→奇数:速さ成長+5 偶数:技成長+5
スペード→『華麗なドリブル』1/4 +3 習得
クラブ→『素早いフェイント』1/4 +2 習得
どれかのK→『Knight(騎士)の誇り』判定時、KがJOKERと同じく絶対勝利に(覚醒効果はKのまま)
JOKER→ダイヤ・ハート・スペード+『高速ドリブル』1/2 +4 習得

673 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:22:55 ID:???
アベルドリブル覚醒→ クラブK

674 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 03:25:22 ID:???
お前が…キングフォームだ…!

675 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 03:28:44 ID:???
>>674
  。 。
 / / ポーン!
( Д )

あわあわあわわ…4連続Kとかとんでもない現象を目の当たりにしてしまった…
剣崎さんに敬意を表しつつ、今夜はここまで。
遅くまでお付き合いいただきありがとうございます。お疲れ様でした〜


676 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 09:34:59 ID:???
進化の力は自分には働かないものって設定にした方が綺麗だな

677 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 17:19:09 ID:???
第三小隊の傭兵を上回る引きだな乙でした

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:00:04 ID:???
>>676
現時点では森崎は成長が良ければ『星のオーブ』のおかげ、悪ければ『破滅のツボ』のせいにできる
非常にGMに都合のいいシナリオとなっていますね。
>>677
ミスターKの称号は回りまわってアベルの頭上に輝きそうです。
============
※アベルが『騎士の誇り』(サッカーでいずれかのKを出した時JOKERと同様に絶対勝利
             ただし、覚醒効果はKと同じ程度)を習得しました!




アリティア騎士を退役したアベルのもう一つの夢。
スポーツ店を経営し、アカネイア大陸のサッカー文化を影から支える力となること。
だが、アベルの心の中に残っている主君への忠義を示す『騎士の誇り』は
彼をまたアリティア王宮へと舞い戻らせる。過去に失いかけたモノを再びこの手で掴むために。

アベル「(マルス様。俺はたとえ騎士勲章を返還しても
    この心は一生貴方への忠義を貫くと決めています)」

ダッ!

田代「うっ!」

アベル「(森崎。お前のあの時の拳、結構痛かったんだぜ。だけど嬉しかったぜ。
    それだけ俺のことを引き止めたかったんだと心に響いたんだ)」

ビュンッ!

岩見「なにィ!」

679 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:01:10 ID:???
アベル「(カイン。俺のかってな選択で一番迷惑を被ったのはお前なのかもな。
    だが、俺はお前が残ってくれるから迷うことなく新たな夢へと歩き出せたんだ)」

ババッ!!

高杉「そんなァ!」

アンナ「な…なんということだっ!!3人がかりの鉄壁の守りなど初めからいないかのような
    華麗なステップで南葛ウイングスの選手たちをかわしていく〜〜〜!!」

高杉「くそっ、別個に行っても駄目だ!!3人同時に仕掛けるぞ!」

田代「おう!!」

岩見「これ以上俺たち南葛が点を奪われてたまるか〜〜!!」

アベル「(エスト。お前が背中を押してくれなかったら、きっと俺は今この場にはいなかったんだろうな。
    俺の騎士としての最後の仕事を一番側で見てみたいと言ってくれたお前の気持ち、本当に嬉しかった)」

クルッ……シュパァッ!!

ニーナ「三方を囲まれ逃げ道を失ったアベル選手。あっ、これはまた…!」

高杉「上に逃げるってんだろ!同じ手は食わないぜぇ!!」

アベル「(騎士団を去る俺が最後にできること。俺が正騎士になり今まで駆け抜けてきた
    栄光と希望、失意と絶望。その全てを、アリティア騎士の誇りを……!!)」

ポンッ!

岩見「いや…ち、違う!上じゃない!まさか…!!」

680 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:03:25 ID:???
田代「この狭いところを突っ切ってくる!?」

アベル「(クリス、カタリナ、ロディ、ルーク、ライアン、セシル。
    お前たち新たな若い力が、今度は俺の代わりにマルス様を守っていく番だ。
    だから見ていて欲しい。どんな困難が壁になってふさがってこようとも
    それを突き破ることが出来るのは最後の最後まで諦めずに…
    絶望に屈せず戦い抜くことが出来る強い信念を持つものだけだと!!)」

グ オ ア ア ッ ! !ドゴッ!バゴッ!ズギャッ!!

アベル「どけぇっ!!俺の進む道を塞ぐんじゃねぇ!!」

アベルは上半身を低く落とし、重心が揺らされないようにしたあとで
自分の持てる限りの脚力を一気にボールへと伝えた。
ボール越しに襲ってくる高杉たちの圧力を、自分の体重の3倍、勢いも加味すればそれ以上もの
衝撃を耐えしのぎ、一気に溜め込んだ力を放出する。

田代「げふうっ!!」

高杉「ば…ばかなぁ!!こっちは3人…3人がかりなんだぞぉ!?」

岩見「それをこうも容易く……吹き飛ばしてくるなんて……」

アンナ「と、突破したァ!!3人の圧力を1人で押し返してしまったァ!
    いったい彼の体の何処にあそこまでの力が秘められているのでしょうか!」

ニーナ「特に高杉選手との体格差は歴然としてるはず。それなのに……なんという根性なのでしょうか……」

シェスター「す、すごいすごいとは聞いてはいたが……予想以上のモノじゃないのこれ……」

マーガス「世界トップレベルと遜色の無いキレ、そして力強さだ…!」

681 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:05:09 ID:???
カッコ良すぎだよ〜〜〜

682 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:08:05 ID:???
ビクトリーノ「(……あれ、俺…震えてんのか?アベルのドリブルを見て……震えてるのか……)」

数ヶ月前。全日本ユースとの特別試合にて新田が観客全てを魅了し、感激の心を満たしたドリブルを『芸術』とするならば。
このアベルのドリブルは観客の心を戦慄で震わせ恐怖にも似た感情で縛り付けて離さない。
これもまた一つの『芸術』なのかもしれない。一瞬足りとも目が離せないドリブルを追いかけながら
ブレーメントリオはアベルの強引かつ美しいドリブルに魅せられていた。

ロディ「こ……これが……」

カタリナ「暗黒戦争で最も戦果を上げた……」

ライアン「た、大陸一の……」

ルーク「王宮聖騎士……」

セシル「アリティアの黒豹……」

クリス「…アベル…」

カイン「よく見ておくんだ。お前たちはこれからアイツを超えていかなければならない。
    それは俺も同じ。アイツが残していったものを受け取り、そしていつかお前たちを目指して
    新たに加わってくるであろう新たなアリティアの騎士たちのためにも……!」

森崎「行けェアベル!今のお前なら何も恐れるものなんて無いはずだ!!」

アンナ「南葛で残るはキーパーのメクネスくんだけだ!アリティア選抜、追加点なるか〜〜!!」

メクネス「アナタスゴイね。でも、ワタシもプロとしてここで退くわけにはイカナイ…!!」

アベル「黒豹の牙は得物を逃さない。覚悟を決めるんだな…!」

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:09:27 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→(行動:! card)! card+ ドリブル48orシュート45=
============
メクネス→(行動:! card)! card+ 備える42=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!アリティア選抜が先制!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(セシルがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(シーダがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ロディがねじ込みに。ゴールは空っぽ)
≦−2→メクネスがボールを奪う!

【補足・補正】
行動がダイヤ・ハートでドリブル、スペード・クラブでシュートを選択します。
キーパーは選択の予想が的中で+3、外れると-3の補正を受けます。
アベルは『騎士の誇り』でKが出ると絶対勝利(反則も受けません)
その他は>>13を参照してください。

684 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:09:43 ID:???
これは週刊誌が「ダメ豹時代を忘れるな! 全盛期のアベル伝説(ダイス的な意味で)」特集をするレベル
…週刊誌?

685 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:10:06 ID:???
アベル→(行動: クラブ9 ) スペードQ + ドリブル48orシュート45=

686 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:10:13 ID:???
アベル→(行動: スペードK ) ハート6 + ドリブル48orシュート45=

687 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:11:06 ID:???
メクネス→(行動: クラブ8 ) クラブ5 + 備える42=

688 :21スレ618:2011/12/18(日) 22:11:22 ID:???
メクネス→(行動: ハート10 ) ダイヤ7 + 備える42=

>ミスターKの称号は回りまわってアベルの頭上に輝きそうです。
なにィ!?

689 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:11:54 ID:???
メクネス→(行動: クラブ2 ) クラブ4 + 備える42=

690 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:20:45 ID:???
>>682のカインの台詞がちょっと意味不明になっていたので訂正をば。

カイン「よく見ておくんだ。お前たちはこれからアイツを超えていかなければならない。
    それは俺も同じ。アイツが残していったものを受け取り、そしていつかお前たちを目指して
    新たに加わってくるであろう新たなアリティアの騎士たちに伝えていくためにも……!」
============
>>684
ダメダメな時期を知っているからこそ、今のアベルの躍進には色々と来るものがありますねw
マルスもそうなのですが、このスレでは初めから強いキャラよりも
良成長した叩き上げが猛威をふるうのが実にFEらしいと感じます。
>>688
あの頃からずっとご参加してくれてるんですか?本当にありがとうございます!
そして宜しければこれからもどうか判定に参加してくれると嬉しいですw
============
アベル→(行動: クラブ9 ) スペードQ + シュート45=57

メクネス→(行動: クラブ8 ) クラブ5 + シュートに備える42+(予想的中+3)=50

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルが突破!アリティア選抜が追加点!
※アベルに50の経験値が入ります。
※アベルのレベルが3に上がりました!

691 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:22:56 ID:???
先着『1名』様で『名前もまとめて』一気に判定をお願いします。


アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+! numnum=
力 15 40+! numnum=
技 18 50+! numnum=
速 19 50+! numnum=
運 9 40+! numnum=
武 13 70+! numnum=
守 17 20+! numnum=
魔 6 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

692 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:23:39 ID:???
H 33 70+ 68 =
力 15 40+ 35 =
技 18 50+ 40 =
速 19 50+ 20 =
運 9 40+ 39 =
武 13 70+ 11 =
守 17 20+ 97 =
魔 6 3+ 15 =

693 :森崎名無しさん:2011/12/18(日) 22:23:42 ID:???
アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+ 90 =
力 15 40+ 34 =
技 18 50+ 57 =
速 19 50+ 49 =
運 9 40+ 12 =
武 13 70+ 70 =
守 17 20+ 00 =
魔 6 3+ 21 =

694 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/18(日) 22:27:06 ID:???
アベル パラディン レベル3
     成長率
H 33 70+ 90 =160→+1
力 15 40+ 34 =74
技 18 50+ 57 =107→+1
速 19 50+ 49 =99
運 9 40+ 12 =52
武 13 70+ 70 =140→+1
守 17 20+ 00 =20
魔 6 3+ 21 =24

アベル  パラディン レベル3 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP34/34     70
力 15       40
技 19      50
速 19       50
運  9      40
武 14      70
守 17      20
魔  6       3

以上のようになりました。
============
短いですが一旦ここまで。前半24分で2対0とかなり優勢に立てましたね。
ここから南葛は一気に反撃思考に切り替えてきますので、
森崎にとっての戦いは今始まったというところでしょうか?
それでは、また明日の更新でお会いしましょう〜

695 :森崎名無しさん:2011/12/19(月) 23:02:04 ID:???
乙でした

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:15:19 ID:???
なんか長くなってしまって昨日は更新出来なかったよ…ごめんなさい…

>>695
乙感謝です!
============
メクネス「(足の振りが鋭いネ。これは…シュート!)」

世界的な選手と比べれば実績も実力も無いとは言え、プロのGKとして養ってきた経験は決して裏切らない。
アベルの行動を瞬時に読みきったメクネスは頭をかばいながら素早くボールへと滑りこむ。

ガッ…!

メクネス「(やったネ。ワタシの方が早くボールを抑え……!?)」

アベル「うおおおおおぉぉぉぉおおあああああああああっ!!!」

 ゴ ッ !

メクネス「ノ……ノォ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

ガシュッ!!ズッシャアアアアァァァァッ!!

自分がアリティア騎士として生きてきた全ての事柄をこのフィールド内に焼き付けるように。
アベルの至近距離のシュートはメクネスごとゴールネットへと突き刺さった。

アベル「(……入った……)」

幾多のシュートチャンスを潰しては、ショックに打ちひしがれてきた弱々しい獣の姿は既になく。

アベル「う……うおおおおおおおお!!!」

697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:16:30 ID:???
狩りを成功させた『黒豹』が猛々しく勝利の雄叫びを上げる姿がそこにはあった。

ワアアアアアアァァァァァァァアアアアアアア!!!!

アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!
アベル!!アベル!!アベル!!アベル!!

観客の波が押し寄せるような歓声。過去に落ちぶれた者の大活躍を見て興奮しないものなどいない。
会場全体のアベルコールが、彼が真の強者になったことを証明するかのように地鳴りのように続いていく。
だが、そんな中でもこの二人だけは別次元を眺めるような冷たい視線を向けていた。

ラムカーネ「……ムカツクぜ」

ガーネフ「アリティアが得点したことですかな?それとも……」

ラムカーネ「それもあるけどな。一番腹が立つのは『奴』の態度さ。
      見ろよ、あのうれしそうな顔を。大事な親友が貫禄のゴールを決めてはしゃぐ子供のような顔を」

ラムカーネの侮蔑の視線は、自分と瓜二つの存在へと向けられていた。

森崎「よくやったぜアベル!!俺はお前ならやってくれると信じてたんだ〜〜!」

ラムカーネ「どう見ても『脇役』じゃねぇか。いくら偽物だろうと、俺の姿をした奴のあんな様子を見たくはなかったぜ」

拳を握り、歯をギリギリと軋ませながらラムカーネは続ける。

ラムカーネ「周りを見れば一目瞭然じゃねぇか。この会場の奴らはアリティアの『アベル』しか見えてねぇ。
      マルスやシーダなんかもそうだ。……誰も『奴』を見ちゃいねぇ……」

あまりにも耳障りがする賛美歌のようなアベルコール。彼にとって最も忌むべき存在を否応にも思い出させるものだった。

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:17:32 ID:???
ガーネフ「ふぇふぇふぇ…それは仕方のないことですじゃ。誰しもがより強く、より素晴らしい者へと心酔するもの。
     あの『まがい物』の性格と実力では……とても表舞台の中心で輝ける存在とは思えん」

ラムカーネ「だろ?奴はすっかり忘れてしまっているのさ。この俺様が!森崎有三という存在が
      如何にして地位を築き上げのし上がってきたのかを。
      森崎の本質とはかけ離れた情けない存在に自ら成り下がっちまったのさ!!」

ガーネフ「しかし、どうせ奴はそのうちお主に吸収される供物にしかならぬじゃろうて。
     いちいちそこまで気にかけるものでもあるまいて」

ラムカーネ「……ちっ。んなこた分かってるっつーの。ただ、奴が森崎の姿をしてるくせに
      まったくもって森崎らしくないのが気になってな。
      俺は本当に奴を吸収して正真正銘本物の森崎に戻れるのか不安になってきたぜ」

ガーネフ「ふぇふぇふぇ……人の人格などというものは1年もすれば変わりゆくものじゃ。
     気にすることもありますまい。むしろ、奴が周囲の信頼を集めている今の状況こそ……」

ラムカーネ「ああ。分かってるさ。分かっちゃいるんだが……あーくそっ!ムカツクムカツク!」

ガーネフ「(……しかし、おかしな話じゃな。どう見てもこの男、物語の主役を任せられるような魅力も容姿も才能も皆無に等しい。
     何故故ガトーはこの男に『星』の力を授けたのじゃ?何か見落としていることがあるのじゃろうか……)」

主役に相応しくない男が主役になろうと必死になる姿に、何か違和感を感じ始めるガーネフ。
それこそ今のラムカーネは森崎の姿をした別人のような存在に思えて仕方がなかったのだ。

ガーネフ「(この男は知っている。力無きものが力在りしものに打ち勝つ方法を。
     その知恵を最大限に生かし、ここまでの力を手に入れているのじゃろうが……)」

互いの命の恩人であり、共に野望の協力者として手を結ぶことになったガーネフとラムカーネこと超モリサキ。
暗黒地竜メディウスという絶対的な存在を失い、マフーを形成する闇のオーブで辛うじて命をつなぎ止めている現状、
この身の丈に合わない野望を抱き、それを叶えようとする男の存在をより詳しく知ろうと考えていた。

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:18:43 ID:???
ガーネフ「(下等な存在故に成り上がろうとする知恵や欲が大きいのは確かじゃが…それだけでは無い?
     ふむ……これは少々調べまわってみる必要がありそうじゃな)」

アベルの得点で盛り上がる観客席の中に、暖かな涙を浮かべて微笑む姿があった。
彼の恋人であり、騎士団復帰を最後まで躊躇していた彼の背中を押したエストだった。

エスト「……よかった。ほんとに……よかったね、アベル……」

仕事に熱心になればなるほど、彼のやり残したことに対する未練が浮き彫りになっていく姿をエストは間近で見ていた。
それがすごく辛かったし、それを放って置けるほどエストは薄情ではなかった。
何よりもアベルの気持ちを理解し、それを支えていくと誓ったのだ。
店の経営の負担はこれまで以上に重くのしかかってきたけれど、それでもアベルの本当の笑顔を取り戻させてやりたかった。
自分の選択は間違っていなかった。胸がじんわりと熱くなっていくのを感じながら、エストは目尻に浮かべた涙をそっとタオルで拭う。

エスト「…って、あれ?どうしてこんな所に都合よくタオルが?」

しかもよく見ればこのタオルには見覚えがある。一定の買い物をした客に無償で配っている『パンサー』の広告が入ったミニタオルである。
ふと顔を見上げると、つい先日大量のユニフォームとスパイクを買っていってくれた黒髪の青年が座っているではないか。

エスト「わぁ!貴方は確か……この間の!」

イスラス「…ども」

ひざ掛けにしていたタオルをいきなり横からぶんどられ、
唖然とした表情を向けているイスラスに、エストは反射的な営業スマイルを向けて語りかける。

イスラス「あの緑髪の選手が……」

エスト「そうそう。ちゃんと覚えていてくれたんだね〜、えへへへ。
    何を隠そう、彼こそがアカネイア大陸ナンバーワンプレイヤー、
    元アリティア王宮騎士団筆頭のアベル!どーお?すっごいでしょ!」

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:19:44 ID:???
まるで自分のことのように自慢するエスト。だが、イスラスの目から見ても
あのアベルと言う選手は周囲の選手と比べて格段にレベルが違っているのが分かった。

イスラス「(いいドリブルだった。雄大に、自由に、体で風を切っていくような……)」

イスラスの脳裏には幼い頃、友人家族たちとピクニックで訪れたキューケンホフ公園が映っていた。
大量のチューリップやパンジーが咲き誇る花壇の花を踏み荒らさないようにボールを追って駆けまわったあの頃。

イスラス「(……なんでだろうな。奴のドリブルを見ていると今にもボールを蹴りたくなってくる。
     奴を追いかけ、並び、追い抜き……想像しただけで……胸が躍る)」

今の自分の全力ダッシュでも追いつけるのは容易ではない。それだけの魅力がアベルのドリブルから感じられたのだ。
それ故に、自分たちがこれから彼に対してしなければならないことを思い出し胸が詰まる。

イスラス「(……バビントン、ストラット、中山。お前たちは……お前たちは本当に……)」



試合が始まる数刻前。中山たちはガーネフから改めてアリティア選抜に対する妨害工作の指示を受けていた。

ストラット「……今のがガーネフからの指示の全てだ。最後にもう一度だけお前らに聞いておきたい。
      この妨害工作を、本気でやろうとしているのかどうかを」

ストラットが皆を見回す中、中山がハッキリとした意志を瞳に宿して口を開く。

中山「…それが森崎の意思だというのなら、俺は断るつもりはない」

バビントン「……ねぇ、中山。でも、これは流石に――」

中山「俺は森崎を助けてやりたいんだ!その為だったら……」

701 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:21:12 ID:???
イスラス「他人がどうなろうと構わん、か。随分身勝手な思想だな」

中山「軽蔑してくれても構わない。だけど俺にとって森崎は……かけがえのない存在なんだ。
   ……トモダチなんだ。救い出してやりたいんだ。俺が、アイツを……傷つけてしまったから……」

ストラット「親友への償い、か」

中山「……俺に出来ることなんてこれくらいのことしかない。
   なけなしの才能を闇のオーブで補っている俺には……もう、こうすることしか……」

ストラットは中山の気持ちが痛いほど理解できていた。
自分も過去に親友に対して許されない罪を犯してしまったのだ。
それが原因で周囲に及ぼした迷惑ははかりしれず、
そしてそのことをキッカケに自分はスランプに陥ってしまった。
そんな彼が目の前に吊るされた闇のオーブへと手を伸ばすのにそこまで時間はかからなかった。

ストラット「お前がそこまで本気だというのなら。……いいぜ。付き合ってやるよ」

中山「ストラット…!」

イスラス「! 貴様…本気なのか!?」

バビントン「イスラス……仕方が無いよ。昨日もあの女の子が言ってたでしょ?
      監視の目がある以上、僕達はガーネフさんに従うしか無いんだよ…」

イスラス「…………」

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:22:14 ID:???
イスラス「(……俺は、奴の自由に風をきっていくドリブルを……この手で奪おうとしている……)」

エスト「ね。君、さっきから怖い顔してるけどさ。お腹でも痛いの?」

イスラス「! いや……なんでもない」

エスト「無理をしちゃだめだよ。そだ、こんな事もあろうかと……はいこれ」

イスラス「……これは?」

エスト「痛み止め。このエストちゃんの特製配合だから効き目ばっちり間違いなーし!
    あなたはお得意様だからね。特別に無料にしちゃうよ〜!
    ……さっきタオル勝手に使っちゃったのもあるしね。てへへ」

イスラス「……ども」

アヤックスアカデミー時代。よく足を滑らせ怪我をしていた自分を世話してくれた一人の少女。
やけに明るい笑顔で、ときに煩わしくなるくらいに接する彼女がエストの姿にだぶついた。
オランダユースのマネージャーも勤め上げた彼女は、今何をしているだろうか。
全日本ユースとの戦いに敗れた直後。謎の力に体を支配され体力をを使い果たして倒れてしまい
医務室に担ぎ込まれる自分の手を最後の瞬間まで握っていてくれた彼女は、今。

イスラス「(……シャル。俺は今、実力で勝てないからと他の手段で
     扱き下ろそうとしている外道に手を貸している。お前が今の俺を見たら何を思うだろうな?)」

エスト「どーいたしまして。あ、もう試合再開するみたいよ。
    いっけー!アベル〜!このままもう1点かましちゃえ〜〜っ!!」

小さな体をゆすらせて、アベルを懸命に応援する姿が春の日差しを浴びて輝いている。
あまりにも眩しい。闇のオーブで力を保っている今の自分ではあまりにも眩しい姿だった。
純真な人を応援する心が、そしてそれを受けて奮起する者の関係が、今のイスラスには眩しすぎる。

703 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:23:25 ID:???
イスラス「(…俺が…俺が伸ばす手の先は…)」

アリティアの絶対的エース、アベルの恋人であるエストを人質に取り、脅迫せよ。
彼女はあまりにも無防備だ。昏倒させ、担ぎ、自慢の俊足で逃げきる事は容易である。

イスラス「(俺の手は……)」

自分の手を握り締める手。その手は温かくなければならない。
優しくなければならない。暗く冷たい闇などではなく。暖かな、今目の前にあるような光でなければ。

イスラス「(クッ……クックック……俺は何を迷っていたんだろうなぁ……)」

中山が自分の意志を貫き通すように。ストラットがその心を進んで労るように。
バビントンが善意と悪意の狭間で恐怖するように。
自分も自分のやりたいことを選択すればいいだけなのだ。
結果的にその選択が間違いを招く結果になってしまったとしても。
自分が選び、それを見ていて応援してくれる人がいるならば、迷うことはない。

イスラス「(リブタ、三杉。…俺はもう二度とお前たちと共にサッカーができなくなるかもしれん。
     だが、それでも俺は……俺たちのサッカーを。オランダの誇り高きサッカーを。
     あの下衆野郎の加勢のためだけに汚してしまうのお断りなんだ。
     俺の手を握り続けてくれたあいつのためにも、俺はこの手を汚すわけにはいかない)」

イスラスはエストの背後に伸ばしかけた手を引っ込めると、鞄に入れてある仮面の感触を確かめる。
体に大きな負担を強いる闇のオーブの力を制御するための、今のイスラスにとっては命を守る大事なものだ。

イスラス「……邪魔なんだよな。視界は狭まるし。何より走っても風を顔で感じられん」

704 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:25:50 ID:???
前半戦も半分を過ぎた頃。南葛ウイングスは2点のリードを許したことで浮き足立っていた。
特に、エースストライカーのナポレオンの荒れっぷりは前評判以上であった。

ナポレオン「何故俺にボールを回さない!俺に回せばすぐに点をとってやれるってのに!」

井沢「お前には何人ものマークがついていただろ!
   前半最初にこぼれ球を運良く拾えた時と違い、お前へのパスコースが封じられてるんだよ!」

ナポレオン「マークなんか関係ねえ!俺があんなひょろっちい奴らに競り負けるとでも思ってんのか!」

滝「こらこら、言い争ってる場合じゃないだろ。井沢、お前も何か考えがあるんだろうが
  うちで一番得点力があるのは間違いなくナポレオンだぞ。もう形振りかまってる暇はないと思うぜ」

高杉「…悔しいが滝の言うとおりだ。奴の力を借りなければ、森崎を、アリティアを倒すことは今の俺達には出来ない」

ナポレオン「けっ、ほーら見ろ。素直に俺に頼っていればそれで解決するんだよ!」

井沢「……分かった。だが、お前までボールを繋ぐための算段は俺が練る。
   お前がこのチームのエースなのは事実だが、俺がこのチームのキャプテンなんだ。
   俺はお前を信じてパスを繋ぐ。だからお前も俺を信じてパスを待て」

井沢の最大の危惧は、ナポレオンの全力シュートが森崎に通じなかった場合である。
森崎の弱点がスタミナ不足という情報は得ているが、問題はその限りあるスタミナをどの状況で注ぎ込んでくるかだ。
ナポレオンの必殺シュートは絶対的な得点力がある切り札である。
できるだけ確実に得点を稼ぐためには、森崎が消耗した状況をつくりだしてから打ち込んでもらいたかったのだ。
だが、ナポレオンはWYの借りを返すためにこの日本まで乗り込んできたという。
そんな彼の言うことだから、疲弊した森崎ではなく全力の森崎と戦いたいはずである。
何よりも、これから開催される日本リーグにおいて、ナポレオン以外の得点パターンを確立しておく必要がある。
井沢は祈るような気持ちでナポレオンからの返答を待った。

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:27:24 ID:???
彼の辞書には→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「…分かった。だが、今度しくじったらもう我慢の限界だぜ。
スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ
クラブ→「ふざけるな!俺は今すぐこのメガキャノンシュートで森崎をふっ飛ばしてやりてぇんだ!
JOKER→「お前の気持ちは分かった。そんじゃ、あの『秘密兵器』を早速試そうぜ…!

706 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 15:28:50 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 15:58:37 ID:???
彼の辞書には→ スペードQ
>スペード→「いいだろう。だが、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ

ナポレオン「分かった。俺も『キャプテン』の言うことは聞いてやるさ。
      だがよ、俺の体力はあまりに余ってるってことを忘れるんじゃないぜ」

井沢「ああ。この前半のうちに1本は必ずシュートチャンスを作ってみせる。
   それが出来なかったときは……お前の勝手にするがいいさ」

ナポレオン「へいへい。話がわかる指揮官さんでほんと助かるぜ。
      それじゃあさっさと行きますかぁ。2点差なんてすぐに俺がひっくり返してやるからよ」

井沢「(…まったく、大した自信だよ。俺にもアイツくらいの強烈なキック力があれば…)」

井沢がこれまで見てきたキャプテンを目指す者たちは、誰しもが自慢できる才能を持つものばかりだった。
何でもそつなくこなせ、平均点を叩き出せる自分よりも、ウィークポイントを叩き潰せるほどの
圧倒的な武器を持つ彼らが、井沢の目にはとても眩しく映っていた。

ピピィィィィッ!!

アンナ「本日三度目のキックオフの笛が吹かれました!
    2点差を追いかけるウイングス、どう仕掛けていくのでしょうか」

井沢「(…俺の長所。この身長とジャンプ力。それを活かすためには…)滝っ!」

バコッ!

ニーナ「ここでウイングの滝くんがボールを受け取ります。
    それと同時に井沢くんが一気に前線へと上がって行きますね」

ナポレオン「! なんのつもりだ!俺にシュートを打たせるんじゃ……」

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:00:29 ID:???
井沢「だから俺が楔役を引き受けるんだ。まぁ見てなっての!」

井沢からボールを受け取りライン際を軽快に走っていく滝をセシルが懸命に追いかけていく。

セシル「こんのぉ!待ちなさいよそこの出っ歯!」

滝「待てと言われて待つわけにはいかないって、ハチマキの嬢ちゃん!」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

滝→! card+ ドリブル41+(サイドアタック+2)=
============
セシル→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!(奇数:井沢にロビング 偶数:来生とコンビプレー)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを割りウイングスのスローイン)(アベルがフォロー)(ルークがフォロー)
≦−2→セシルがボールを奪う!

【補足・補正】
滝のカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
セシルのカードがダイヤで『スピードタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

709 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:00:47 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=

710 :森崎名無しさん:2011/12/20(火) 16:01:06 ID:???
セシル→ クラブ2 + タックル36=

711 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/12/20(火) 16:10:33 ID:???
滝→ ハート5 + ドリブル41+(サイドアタック+2)=48

セシル→ クラブ2 + タックル36=38

【攻撃側】−【守備側】
≧2→滝が突破!井沢にロビング
============
ビュンッ!

セシル「は、速い!?アタシが追いつけないなんて…!」

滝「へへ、悪いがサイド際のドリブルだけは譲れないんだよな。…そらっ、頼んだぜ!」

バァン!!

アンナ「ここで中央へと折り返します。このボールに動きを合わせる井沢くんと、
    彼をマークするマルスくんが競り合います!」

井沢「司令塔対決ってわけか。負けないぜ!」

マルス「身長では勝てなくとも、競り勝って見せるぞ!」

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