キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/03(木) 10:05:02 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティアカップ最終日。森崎たちアリティア選抜は反町率いる東邦タイガースを打ち破り悲願の全勝優勝を成し遂げる。
だが、大会中様々な妨害工作を仕掛けてきた超モリサキことラムカーネたちの策略により
森崎は残念なことに大会ベストイレブンに選ばれることはなかった。
それでも森崎は大切な仲間たちと勝ち取った優勝という栄冠以上のものはないのだと満足する。
その後、交流会のフードバトル大会が行われたり、上の世代の中心選手小豆沢に激励を送られたりと
アリティア王国で過ごす最後の夜は静かに終わろうとしていた……が!

ついにラムカーネが己の力と身体を取り戻すために森崎に襲いかかる。
手下である暗殺組織の一員を使い、森崎を攫ったラムカーネはサッカーの勝負を持ちかけてくる。
たった一人での孤独な戦いを強いられる森崎。闇の中に助けを呼ぶ声を聞きつけたのは
彼がこのアカネイア大陸で培い、育て上げてきた堅い信頼で結ばれた絆の力の象徴だった。
アカネイア騎士団、ブレーメントリオや早田たちと力を合わせ、森崎はラムカーネと宿命の対決を繰り広げる。


☆前スレ
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

540 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 09:23:51 ID:???
やばーい

541 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 09:41:55 ID:???
>>540
ま、まだ大丈夫!数値差ではこっちの方が有利なはずですから!
===========
★Jローロー→ ダイヤQ + ドリブル47+(華麗なドリブル+3)=62★

★早田→ クラブ4 + タックル47+(オーラ+10)=61★

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。Eローローがフォロー
============
リンダ「(私が扱える中でも最大級の威力を誇る呪文『オーラ』。
    このブーストならどんなに相手が素早くてもそれを凌駕できるパワーを得られるはず)」

リンダの目論見は正しく、この超級魔法の加護で強化された早田が抜かれる要素など無きに等しいはずだった。
だが。それでも最後まで何が起こるかわからないのがこのサッカーというスポーツなのだ。
どれだけ可能性が低かろうとも。どれだけ絶望的な状況だろうとも。
それを打破できる瞬間というものはいきなり目の前に転がってくることがある。
絶対的な勝利を前にした油断が招き入れたのか、最後の瞬間まで諦めること無く
勝利を追い続ける気持ちが呼び込んだのかは誰にもわからない。

ガガッ!ボーン……

Jローロー「しまったァ!」

早田「げっ、キープできなかっただと!?こ、こぼれ球は……ああっ!?」

リンダ「う…嘘よ。嘘……こ、こんな事って……」

Eローロー「(ディアスや翼にあって僕に無かったもの。それは『天才』と呼ばれ持て囃される才能なんかじゃなかった。
      これなんだ。最後の最後まで諦めずに戦い続けることが出来る『勝利への執着心』。
      自分だけでなく仲間すらも奮い立たせることが出来るこの力……この力は!!)」

542 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 09:43:38 ID:???
グアアッ……!!

心を闇に染めてまで縋ってきたあの二人のような力は今の自分には残念ながら無い。
それでも。ここでボールを拾い、目の前に訪れたこの機会が巡ってきたということは。

Eローロー「(決めるよ。何が何でも。僕は……チームを、仲間を絶対に負けさせはしない。
      負けてたまるか。このシュートで絶対に……同点に追いついてみせるんだ!!)」

誰もが持っているであろうこの輝きに気づけるかどうかは本人次第なのかもしれない。
それはひょっとして闇のオーブの暗黒のおかげでようやく気付かされるほどの小さな、けれども強い光だった。

Eローロー「僕にだってやれるんだっ!いっけええぇぇぇぇっ!!」

中里「も、森崎殿ーッ!!」

シーマ「狼狽えるなっ!シュートコースを塞げばどうとでもなる!」

森崎「ぐっ…う、動いてくれよ俺の体…!そうじゃなきゃ俺は中山に申し訳が……たたねぇんだよおぉぉぉぉっ!!」

先ほどのリンダの魔法の力で蓄えられた最後の気力を振り絞り、森崎はセービングの構えを取る。

543 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 09:47:02 ID:???
☆どうしますか?


森崎ガッツ 120/530

A キャッチング   威力0 消費20
B パンチング    威力2+1 消費40(1/4で『鋭いパンチ+3』1/4で『リザイアパンチ(ガッツ回復)』)
C がんばりセービング 威力4 消費100
C がんばりヒップアタック 威力10+1 消費100〜400(ダイヤ以外で行動キャンセル)


Eローロー シュート45

中里 ブロック36+(人数補正+2)
シーマ ブロック42+(人数補正+2)

森崎   セービング51+(ガッツ200以下-1)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

544 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 09:48:46 ID:garkAesM
B

545 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 09:49:16 ID:???
※修正。正しい選択肢は以下のようになります。

A キャッチング   威力0 消費20
B パンチング    威力2+1 消費40(1/4で『鋭いパンチ+3』1/4で『リザイアパンチ(ガッツ回復)』)
C がんばりセービング 威力4 消費100
D がんばりヒップアタック 威力10+1 消費100〜400(ダイヤ以外で行動キャンセル)


546 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 09:53:44 ID:LuXxdNZI


547 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 10:10:39 ID:???
>B パンチング 威力2+1 消費40(1/4で『鋭いパンチ+3』1/4で『リザイアパンチ(ガッツ回復)』)

森崎「(何故だ。何故奴らはここまで戦える。あんな奴のためにここまで死力を尽くして戦えるんだ)」

残り僅かになった体力のせいなのか、森崎は仮面軍団のしぶとさに不気味さとともに恐怖を覚えていた。
こんな後ろ向きな感情を抱いてしまうのも、あのラムカーネという存在を自分の心から消し去ってしまったからだというのだろうか。

森崎「(怖がるな。俺は乗り越えたんだ。仲間との絆でチームを、アリティアカップを全勝優勝させたんだ。
   恐れることはないはずだ。このシュート、絶対に、絶対に止めてみせる……!!)」

破滅のツボの影響で悲鳴を上げる体にムチを打ち、森崎は拳を固めて腰を落とす。
アベルの店から送られたこの『パンチグローブ』は、きっとこのシュートを止める助けになってくれるはずだ。

中里「(くっ…忍びの技を封印した途端、周囲の世界がこうも変わり果てようとは。
   だが、拙者は諦めぬ。僅かだろうと可能性が残っている限りは)」

シーマ「(彼らのこの異様なほどまでの集中力の源はいったい何?
    だけど……こうして真剣に立ち向かってくる者を相手できることはやはり嬉しいものね)」

未来への希望を胸に中里は飛び跳ね、全力を尽くせる誇らしさを胸にシーマは構える。
そしてEローロー。天才という雲の上の存在を見上げ続けていたことで、足元と心がぐらついていたこの青年。
彼の名はバビントンといった。母国のため、
そしてチームのために死力を尽くせるこの青年は、今ようやく何かを掴みかけようとしていた。

バビントン「いけェ!」

森崎「(中山。俺は『破滅』なんかには絶対に負けたりしない。それがお前に出来る唯一の償いだから。
   だから俺は……この体で世界を目指し続ける。だからこんなところで……)」

バンッ!

森崎「こんなところで終わるわけにはいかないんだ!うおおおおぉぉぉぉっ!!」

548 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 10:12:48 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。


★Eローロー→! card+ シュート45=★
===========
★中里→! card+ ブロック36+(人数補正+2)=
シーマ→! card+ ブロック42+(人数補正+2)=★
===========
★森崎→! card+ パンチング54+(ガッツ200以下-1)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(Hローローがフォロー)(ラムカーネがフォロー)(シェスターがフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→Eローローのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(Hローローがねじ込み。森崎は倒れている)(Iローローのねじ込み。森崎は倒れている)(ラインを割り闇の軍団のCK)
≦−2→森崎がボールをパンチ!シェスターがフォロー

【補足・補正】
シーマのカードがダイヤで『大盾ブロック』で+8(消費300 減衰効果+5)
シーマのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎のカードがダイヤで『鋭いパンチング』で+3
森崎のカードがハートで『リザイアパンチ』で勝利時数値差×10/2のガッツ回復
その他は>>10を参照してください。

549 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:13:52 ID:???
★Eローロー→ ダイヤ9 + シュート45=★

550 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:14:25 ID:???
★中里→ スペード4 + ブロック36+(人数補正+2)=
シーマ→ ダイヤJ + ブロック42+(人数補正+2)=★

551 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:15:15 ID:???
★森崎→ ハート7 + パンチング54+(ガッツ200以下-1)=★

552 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:16:09 ID:???
久々に参加できた

553 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:19:16 ID:???
とまった

554 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 10:34:36 ID:???
>>552
最近はかなり不定期な更新になっていますからねw今後とも機会があったときは宜しくお願いします。
>>553
止めてくれましたね!流石は守備に定評のある『ジェネラル』です。
===========
★Eローロー→ ダイヤ9 + シュート45=53★

★中里→ スペード4+(有利+2) + ブロック36+(人数補正+2)=44
シーマ→ ダイヤJ + ブロック42+(人数補正+2)+(大盾ブロック+8)=63★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!
※シーマに20の経験値が入ります
===========
バビントン「いけェ!これが僕の『ドライブシュート』だァ!!」

雄叫びとともに放たれたそのシュートは、天才と呼ばれるスタープレイヤーが放つような
並み居るブロッカーを吹き飛ばし、虹を彷彿とさせる見事な落ち方もしない何の変哲もないシュートだった。
だが確かに彼の中では見事な放物線を描いていた。それは闇のオーブに精神を酷く蝕まれことによる悲しき幻覚だった。

中里「(それでも…今の拙者からしてみれば見事なシュートでござる。だがこの程度では……)」

シーマ「悪いけど、キーパーにすら届かせられないわねそれじゃあ。はあっ!!」

バチィッ!!

Eローロー「あ……ああっ……そん……な…ァ」

ガーネフ「(ふぇふぇふぇ…つかの間の希望の後に覆いかぶさる絶望、か)」

ラムカーネ「(あーあー使えねぇ。ここで決められないようじゃアイツは何時まで経っても『天才』なんかにゃなれねぇな)」

555 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 10:35:58 ID:???
リンダ「やったァ!さっすがシーマ。頼りになるぅ〜」

シーマ「フフッ、こう見えても守備だけは得意なのよね。さァ、後はロスタイムだけ。気を引き締めなさい!」

森崎「(た、助かったのか。だが、不思議なものだ。リンダの話じゃ彼女はただの宮仕えのお嬢さんって聞いてたが)」

まだゴール前にボールが残っているにもかかわらず慌てること無く味方に指示を出し、ボールを繋ごうとする
シーマの堂々とした姿に森崎は頷きながら感心する。

森崎「ああいうのを『カリスマ』っていうのかね。……とにかく、危機は脱した。後数分だ。何としても耐え切るぞ」

Hローロー「くっ……ちくしょう!ボール、ボール、ボールを寄越せェ〜〜!!」

Iローロー「ミアータ…ミアータ…ああっ…ミアータ!俺はまた……何もできずに終わるのか!」

ラムカーネ「(……いい気になるなよ偽物が。俺にはまだとっておきの『切り札』があるんだよ。
      覚えておけ。テメェに出来る程度のこと、
      本物の『キャプテン森崎』である俺様ができないことなどありゃしないってことをなぁ)」

ロスタイムは3分。だが、ボールを持つのはアリティア特別選抜。
何とかしてボールを奪いたい闇の軍団だったが、仲間との信頼で築きあげられた巧みなパスワークの粗を探すのは困難だった。

シーマ「キャプテン殿。次は誰にボールを預けるべき?最後の指示をお願いしたいの」

森崎「ああ。ここまでよく守ってくれたぜ。よし、みんなきけ!」

556 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 10:37:29 ID:???
☆どうしますか?

A マーガスに大きく放り込め!
B 新田に大きく放り込め!
C 小豆沢に放り込め!
D イスラスに放り込め!
E シェスターにキープさせるんだ!
F 来い、俺に持って来い!森崎のオーバーラップだ!
G シーマの判断に任せる
H もはや為す術なしのラムカーネたちを挑発する

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

557 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:45:28 ID:LuXxdNZI


558 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 10:47:18 ID:7iKr/Kzo


559 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 11:01:55 ID:???
大丈夫か、これ?

560 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 11:08:03 ID:???
>E シェスターにキープさせるんだ!

森崎「シェスターに渡してくれ。アイツのキープ力ならこの残り時間、逃げ切ってくれるはず」

シーマ「彼のこと、信頼しているのね。分かったわ。私も彼のことを信じてみる」

バコッ!パシッ!

シェスター「サンキューかわいこちゃん。君から託されたこのボール、絶対に渡させないからね」

軽口は叩きながらも、その瞳は真剣そのものだ。先程は自分が突破されたことであわや失点の危機まで陥ってしまった。
その借りを返しておきたいというのもあったが、何より目前に迫った勝利に対して心が滾らないわけなどなかった。

ラムカーネ「この野郎、おとなしくボールを渡しやがれ!」

Fローロー「俺たちが生き返るためには勝たなくちゃならないんだ。絶対に奪わなくちゃ!」

シェスター「(彼ら仮面の正体が何かは分からないが、これだけ必死になるということは
      きっと相応の目標みたいなものがあるんだろうね。だけど……)」

ババッ!ザッ!

シェスター「俺は意地でもブレーメンの宿舎にアイツを連れて帰らなきゃいけないんでね。
      悪いがここまでだ。華麗に決めさせてもらうよ!」

561 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 11:09:53 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★シェスター→! card+ ドリブル48=★
============
★ラムカーネ→! card+ タックル45+(人数補正+2)=
Fローロー→! card+ タックル41+(人数補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シェスターが突破。試合終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了!
≦−2→ボールを奪った選手がすかさずシュートを放つ!

【補足・補正】
シェスターのカードがダイヤで『フラミンゴクリップ』で+5
シェスターのカードがハートで『華麗なドリブル』で+3
Fローローのカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>10を参照してください。

562 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 11:10:13 ID:???
★シェスター→ クラブ4 + ドリブル48=★

563 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 11:10:35 ID:???
★ラムカーネ→ ハート6 + タックル45+(人数補正+2)=
Fローロー→ ハート8 + タックル41+(人数補正+2)=★


564 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/14(木) 11:15:07 ID:???
★シェスター→ クラブ4 + ドリブル48=52★

★ラムカーネ→ ハート6 + タックル45+(人数補正+2)=53★

【攻撃側】−【守備側】
=−1→ボールはこぼれ球に。試合終了!
===========
ラムカーネ、おとなしくダロスに任せておけばまだ望みはあったのに……
といったところで一旦ここまで。ようやく『前日編』も佳境に差し掛かってきましたね。
第2部本編にはまだもう少しかかるとは思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。それではまた〜

565 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 11:16:32 ID:???
乙でしたー

566 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 15:11:57 ID:???
乙でしたー
何とか勝ったがパッとしない試合だったな
森崎が得たものは大きいが敵味方バンバン覚醒して遺恨の無い試合になって欲しかったが……

567 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 15:21:23 ID:???
イベントを全然起こせなかったのが痛恨だよなあ……
ミディア出せなかったのは特につらい。

568 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 23:55:49 ID:???
後半は特に、敵味方ともあんまりぱっとしなかったからねえ。
試合通して存在感発揮してたのは草原の狼さんだけな気すら。

569 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 23:57:45 ID:???
後半は一応、森崎が頑張ってたよw

570 :森崎名無しさん:2012/06/14(木) 23:59:42 ID:???
90分通して開幕のイスラスショーが一番の見せ場だった
そういうこともサッカーにはあるな

571 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:37:50 ID:???
>>565-566
乙どもですー。ラムカーネ戦はこの後も何度か行われるので、次の試合に期待しましょう。
>>567
彼女とはしばらくの間お別れですからね。Jローローの復帰は難しくなりましたね。
>>568
アリティア選抜は一本もシュートが撃てませんでしたね。Kローローの出番が……
>>569
ガッツが枯渇するまで止め続けてくれましたからね。JOKER覚醒もしましたし、個人としては言うことなしだと思います。
>>570
あれも半分イベントでの得点でしたからねぇ…。確かに消化不良な展開でした。
===========
シェスター「(くっ…しつっこいなぁ。最後くらいかっこよく決めたかったのに)」

シェスターのドリブルは試合終了間際での疲れもあるのか普段のキレは失われていた。
ラムカーネとJローローの執拗なマークを振り払えずに動きが止まってしまう。

中里「(シェスター殿、無理は禁物でござる。一旦後ろに下げてやり過ごすでござるよ)」

シュタタタッ…

Fローロー「(後ろの選手が上がってきている。よ〜し、ここは…)」

相手の行動を完璧に読み切り、先回りでのボールカットを狙うFローロー。
後は相手が勝手にこちらにボールを渡してくれるのを待つだけだった。だが。

ラムカーネ「今ならボールを楽に奪えるぜ。おらっ、よこしやがれェ!!」

シェスター「うわっ!」

ドガァッ!!

572 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:39:25 ID:???
ラムカーネ「ギャハハっ!!ざまあみろ!見たか!これが本物の森崎様の実力だァ〜ハッハッハ!!」

反則ギリギリのラフプレイでシェスターのボールを奪いにかかるラムカーネ。
だが、この無理なボール奪取は残り僅かのロスタイムを大幅に消費する悪手だった。
試合の展開よりも自らの活躍を重視してしまったツケはすぐに支払われることになる。

ピッピッピ〜〜〜〜〜〜ッ!!

ラムカーネ「ハッハッハッハッハ……ハァ!?」

シェスター「くくっ……助かったよ。わざわざ貴重な時間を浪費してくれたことに感謝しなくちゃね」

森崎「お、終わった……勝った!勝った……ぐうっ……」

体全体を襲う痛みに顔を歪めつつも、チームの勝利に喜び、拳を天に突き上げる森崎。
妖しい赤い月の光も、今ならば素敵な祝福の演出にさえ思える晴れやかな気分だった。

ラムカーネ「う…うそだ。こんなの何かの間違いだ。俺が負けるわけねぇ。負けるわけねぇのに……」

ラムカーネは敗北という現実に打ちのめされて崩れ落ちる。
それと同時に仮面の男たちも電池が切れたかのように動かなくなる。
負けた。偽物から力を奪い、不完全な肉体を完全なものにするという野望はここに潰える。
それはラムカーネだけではない。不幸にも前大戦で命を失ったアカネイア同盟軍の勇士たちにも言えることだった。

Cローロー「そんなァ……俺たちが……森崎が……負けた……?」

Aローロー「わ、我々の復活の望みは……絶たれてしまったのか……む、無念……」

Jローロー「ミディア……ごめん……俺は結局君の元へは……帰れそうに……な……」

573 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:40:26 ID:???
絶望に絶望を重ねた重苦しい雰囲気が闇の軍団を包み込む。
だがその陰惨な光景を見つめるガーネフは何故か嬉しそうな笑みを浮かべていた。
この惨めな敗北すらも、自分たちの野望の一端になるとでも言わんばかりに。

ガーネフ「(あの裏切り者の小僧の存在が全てじゃったな。奴が心変わりさえしなければこんな無様な結果にならずに済んだものの。
     じゃが……ふぇっふぇっふぇ。お主にとっても儂にとっても
    『裏切り』とは切っても切れぬ関係よ。これも運命と言えるかもしれぬのう)」

試合の結果など些細な問題でしかない。あの力さえ用いれば、なんということはない。
何度でもやり直せばいいのだから。勝つまで。都合の良い世界が巡り巡ってくるその日まで。何度でも。



森崎「(へへ……なんだか一気に疲れがのしかかってきやがったぜ。だが、まだ俺にはやるべきことがあるよな)」

ラムカーネに打ち勝ち、自分の存在という証明をしてくれた仲間たちにねぎらいの言葉をかけなければ。
暗闇に一人取り残され、どうしようもなかったはずの森崎を助けに来てくれた彼らがいなければ、この結果は無かったから。

森崎「みんな、ありがとう。俺たちの勝利だ!」

早田「へへっ、なぁに。気にすることねぇよ。兄弟のピンチに駆けつけるのは当然だろ?」

シェスター「大事なチームメイトにリーグ開幕前に潰れてもらっちゃ困るんだよねぇ」

マーガス「それで、気になっていたんだが……あのお前そっくりの謎の男は一体何者なんだ?」

森崎「ああ。ちょっと信じられない話かもしれないんだが、実はあいつは……」

森崎は曖昧ながらも自分の知る限りのラムカーネの情報を仲間たちに話した。
昔の自分の性格や心を色濃く受け継ぐもう一人の自分自身。言わば森崎の『影』であると。

574 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:41:43 ID:???
イスラス「……なるほど。奴が執拗にお前のことを狙う理由がようやく分かった。
     お前に存在を認められなかったもう一つの人格が、何らかの力を得て実態を得た。
     そしてこの『仮面』で手駒を集めてお前に成り代わろうとしてやがったってわけか」

そう言うとイスラスはポケットから何かを取り出す。青白く輝くそれは、森崎は何処かで見覚えがあった。

森崎「それは……星のオーブ?にしては随分小さいが……」

前対戦にて、魔王ガーネフを倒すために用いられたスターライトの魔導書。
この魔導書を錬成するための力の源として使われたのが、
今はアカネイアの王宮で厳重に保管されている光のオーブと、この星のオーブである。

イスラス「これは奴から与えられた『仮面』を踏み割った時に出てきたものだ。
     値打ちものの宝石か何かかと思ってお守りがわりに持っていたんだが……
     お前の話を聞いてはっきりした。こんな不気味なものを持ち続ける趣味は俺にはない」

そう言うと森崎の方へとその青い炎が宿るように燃え、輝くかけらを放り投げてくる。
咄嗟にキャッチしたが、確かに彼からしてみれば都合の良い『駒』として扱われそうになった曰くつきのモノに違いない。

森崎「(一応引き取っておくか。マルスやマリクなら何か知ってるかもしれないしな)」



※イスラスから謎のかけらを受け取りました。

575 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:42:55 ID:???
赤い月の光が徐々に消え、東の方から徐々に明るさが戻ってくる。
そんな夜明け前の見事なグラデーションの空の下、この試合を一人見守る男がいた。
その男も『仮面』をしていた。だが、森崎たちと戦った男の仮面とは随分と趣が違う。
相手に威圧を与える鬼のような仮面ではなく、純粋に顔を覆い隠すようなシンプルなデザインである。

????「良かった。どうやら『彼』は負けなかったようだ。いざとなれば俺が出ていくつもりだったが……」

その男の表情は仮面で隠れているため分からない。だが、少なくともこの試合へ強い意識があったのは確実だった。
疼いていたからだ。自分も彼らと同じフィールドに立ち、ボールを蹴り駆けまわりたい。
そう願わずにはいられない質なのは『こんな姿』になっても変わらないことに妙におかしくなってしまう。

????「君にはこれからも勝ち続けてもらわなければいけない。そう、それが『あの人』の願いであり、そして――」

何よりも自分のために。この因果から逃れるための唯一無二の存在。森崎有三。いや……

????「―――。」

もうすぐ夜が明ける。そしてそれからが始まりだ。この広大な大空をいつか再び駆け巡れる日が来ることを祈って。

576 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:43:56 ID:???
森崎「……さて。後はアイツだけだな」

仲間と勝利の喜びをわかちあった森崎は、やり残した仕事を終えるためにゆっくりと歩き出す。
未だ自分の敗北を受けいられずに呆然と立ち尽くす男の前に。
髪の一房が心奪われるほどに黄金に輝いている以外、自分と瓜二つの存在の前へと立つ。

ラムカーネ「うそだ…こんなの間違いだ…俺は負けない…負けるわけないのに…」

森崎「……ラムカーネ。いや、もう一人の森崎有三。俺が生み出してしまった……『影』」

ラムカーネ「こんなのありえない…信じられない…認められない…」

森崎「おい、聞こえてるのか。返事くらいしろ!」

ラムカーネ「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……そう、嘘さ。夢さ。幻さ。
      そうさ、これは全て空想、妄想。作り物のまがい物。ひひ…うひひひひ…」

森崎「…駄目だ。完全に我を失ってやがる。だが、いったいどうすれば」

身から出た錆というわけではないが、彼という存在を宿さなければ
自分は一生『キャプテン』という立場を目指すことも、そして翼や若林に立ち向かおうとさえ思わなかっただろう。
そのことだけに関しては、正直感謝してもしきれないところがある。
ドイツブンデスリーガでプロとして戦っていけるようになったのも、
彼と、そして自分の体に宿る『リセット』と『星のオーブ』の力があればこそだと森崎は思っていた。
彼をこのまま放っておく訳にはいかない。森崎はなんとか彼とコンタクトを取るべく色んな行動をとってみる。

森崎「なぁ、何か返事しろよ。おい、ラムカーネ!」

顔の前にひらひらと手を翻してみたり、耳や鼻を引っ張ってみたが、相変わらずうわ言をブツブツと呟くだけのもうひとりの自分。
それどころかその表情は次第に狂気じみてきており、語気も荒々しくなっていく。

577 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:45:12 ID:???
ラムカーネ「ひひ…うひひ……さぁて、そろそろこんな間違った世界にはおさらばしねぇとな。
      俺が目立ち、輝ける世界。『森崎有三』という存在が主役として生きられる世界……
      ひゃっはっはっはっは、そうとも!『キャプテン森崎』という素晴らしき世界に行けば俺は…俺はァ!!」

ギシィッ!!

森崎「!?」

森崎が見たのは、一生で一度も見たくないし想像もしたくない悲惨な光景だった。
自分と同じ顔、同じ姿の人間が自ら首を絞めながらも笑っている。

ラムカーネ「俺は…何度だってやり直す。絶対に諦めるものか…諦めてたまるものかヨォ……グギギ……」

森崎「て、テメェ……ま、まさか……!」

それは森崎にも無自覚にだが見知った光景だった。再起不能に陥り、志半ばで倒れた無数の自分自身の影たち。
彼らは以前、森崎をラムカーネの魔の手から助けてくれた。だが、もしもこのラムカーネが自分と同じ存在なのだとしたら。

ラムカーネ「テメェにできて俺にできないことは何もない。覚えておけ。俺は絶対に諦めねぇ。
      森崎有三が。大空翼や若林源三を足蹴にし、日本サッカーの救世主と崇められる夢のような世界だ……
      お前にも見せてやらァ。ひひっ…うぎひっ……げっ……かかっ……」

ミシミシと嫌な音が漏れるほどに、ラムカーネの両手には凄まじい力が込められている。
既に顔も青ざめ、泡を吹き出した自分と同じ顔の男の最期の瞬間が、森崎の神経を飲み込む。

森崎「や、やめろ!それ以上続けたらお前、本当に……!!」

ラムカーネ「ひゃひゃ……ひゃ……あ…ばよ…また……会おう……ぜ」

578 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:46:32 ID:???
グ キ ン 。



森崎「わあああああああああああああああああっ!!!!!」

ガバッ!!

森崎「な、何だ今のは…!?お、俺が自分の首を絞めて……自分で自分を、ころ……」

悪夢に耐え切れず、目覚めて跳び起きた森崎は辺りを見回す。
そこはアリティア王宮のバルコニーへと続く渡り廊下だった。
アリティアカップが終わり、後夜祭で盛り上がり、
酔いを覚ますためにと屋上へと上がった記憶がぼんやりと浮かび上がってくる。
そこで小豆沢からドイツへと旅立つ際の餞別の言葉をもらい、そしてここでカタリナと出会い……

森崎「あ、れ…?じゃあ……今のは……夢……だったのか……?」

頭に鉛を詰め込まれたかのように重い。体全体が悲鳴を上げているかのようだ。
早田やシェスターたちと共に、ラムカーネたちとサッカーで勝負をしたあの光景は全て夢だったのだろうか。
ふと周囲を見渡すと城の兵士たちもいたるところで酔いつぶれて寝てしまっているではないか。

森崎「くそっ…なんという寝覚めの悪い夢だ。ううっ、寝冷えしちまったのか寒気までしやがるぜ。
   まだまだ夜は冷える時期だしな。何か暖が欲しいところだぜ。そうそう、こんな風に。うーあったけー」

都合よくパチパチと音を立てる炎に手を当てる森崎。だが、その炎が明らかにおかしいことに気がつく。
ここは城の中。焚き火などして良い場所ではないことは馬鹿でもわかる。そして次の瞬間――

「「「「「うわあああああああああああああ」」」」」

森崎「ななな、なんだぁ!?」

579 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:47:46 ID:???
ただごとではないことはすぐに理解できた。あちらこちらから火の手が周り、助けを呼ぶ悲鳴が聞こえてくるのだから。

森崎「一体全体どういうことなんだよ……マルス、アベル、カインは……みんなは何処だ!」

酔いや気だるさは一瞬で吹き飛んだ。頭を覚醒させつつ、森崎は急いで階段を駆け下り、玉座の間へと急ぐ。





明日の近衛騎士受勲式の準備のため、クリスを始めとする第七小隊の面々はジェイガンに玉座の間へ集められていた。

ルーク「なぁクリス。明日は待ちに待った騎士受勲の日だぜ!ここまで来たのはクリスのおかげだな。
    俺が隊長譲ってエースポジションを全うしたおかげだな!はっはっは!」

セシル「ったく、口だけは既に一人前の騎士よねぇ。でも、確かにルークの言うとおりかもね。
    クリス。あなたが隊長として私達を纏めてくれなければ今の私たちはなかったわ」

クリス「そんなことないわ。私達全員の力で掴みとった栄光よ。
    ……そして、多くの他の従騎士の夢の犠牲の上に立っていることも忘れてはいけないわ」

ロディ「森崎殿の言葉は厳しかったな。だが、現実は確かにその通りだろう。
    私たちはライバルを蹴落とすことで、今まさに正騎士の資格を得ようとしているのだから」

カタリナ「でも、そうしなければ誰も夢を叶えることはできません。
     誰かが幸せになれば、必ず他の誰かが不幸になる。それは今回の騎士試験だけじゃなく
     生きている上で、絶対に避けては通れない現実なんです。……仕方ないんですよ」

クリス「……本当にそうなのかしら」

カタリナ「えっ…?」

580 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:49:17 ID:???
クリス「森崎さんが言っていた『他人の夢を壊すことは悪いことじゃない』って言葉はそういうことじゃないと思うの。
    確かに私達が正騎士になることで、夢を遠回りにされた人は絶対にいるわ。
    その人達から酷い恨みを買うことも覚悟しなくちゃいけないと思う。でも!」

ライアン「クリスさん……」

ライアンの心配そうな声を聞いて、不安にさせまいとクリスはにこりと微笑む。

クリス「でもね。そんな張り詰めた気持ちだけ抱えてて、私達が本当に近衛騎士に選ばれたと思う?
    ……私は違うと思うんだ。騎士は、主君を、民を、皆を守るための存在よ。
    その身を犠牲にしてまで、守るべきもののために戦い続けることが出来る覚悟。
    どんなに苦しくても前を向き続けることが出来る強さも……あの人から学んだから。だから!」

ジェイガン「その言葉を聞けただけで、近衛騎士に任命したかいがありましたな、王子」

マルス「うん。僕もそう思うよ」

クリス「えっ…?」

ルーク「マ、マルス王子!」

ジェイガンを伴って現れたのはマルスだった。近衛騎士たちの様子を自ら見てみたいとジェイガンについてきたのである。

マルス「人の上に立つ者がいる場所というのは、自らがのし上がって出来上がるものじゃない。
    多くの人に支えられることで、ようやく立つことが出来る、脆い場所でもあるんだ。
    それを分からない者に、人の上に立つ資格はないと僕は思っている」

立場や権力に溺れること無く、自分を支え、共に戦ってきてくれた仲間を自分の身以上に大切に思うことが大事なのだ。
だが、クリスは一つ腑に落ちないところがある。マルスは前大戦中に同盟国の裏切りを受け、父を失い、亡国の王子にならざるを得なかった。
そんな境遇を経験したにも関わらず、どうしてこうも人を信ずるという意思を強く持ち続けることが出来るのだろう。

581 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:50:22 ID:???
クリス「マルス様。私はまだ未熟な騎士です。だから迷っているんだと思います。
    人を信じる絆の強さは、マルス様や森崎さんを見ていればわかります。
    ……でも、やっぱり怖いんです。その信頼はいつ、どんな状況でも本当に壊れることはないのかと」

マルス「信頼という言葉だけなら誰でも紡げる。そしてその言葉は一瞬で裏返されることもある。
    僕もそれは分かってはいるんだ。でもね」

マルスは懐から藍色に輝く勲章を取り出す。アリティア中の憧れの的である正騎士を表す勲章だ。

マルス「信じることをやめてしまえば、この勲章もただの飾りになってしまう。
    騙されようとも、裏切られようとも、それでも相手を信じ続けることが出来た時。
    ……初めて『信頼』というものが生まれるんじゃないかな」

カタリナ「……騙されようとも、裏切られようとも……」

マルス「だから僕は明日、この勲章を君たちに託したい。アリティアの名の下に、誇りある近衛騎士として僕の傍で仕えて欲しいんだ。
    君たちが立派な正騎士になれる日が来ることを僕は信じ続ける。だから君たちも、信じて欲しい。
    僕が立派な王になれるように。この国が豊かで笑顔であふれるように。そして、大陸に真の平和が訪れるようにと」

ジェイガン「その勲章を身につけるからには信条を行動に移すことを義務付けられる。
      覚悟せよ。お主たちはマルス様とともに、このアリティア王国を支えることになるのだから」

ルーク「おっしゃあ!正騎士になったからには次は一人前の聖騎士を目指さなきゃな。
    ゆくゆくは大陸最強の聖騎士の称号も得て……うひひ、夢が広がるぜ!」

ロディ「この身に余る光栄だ。まずは家族に報告したい。幼い兄弟たちに、自慢できそうだ」

ライアン「これからもクリスさん、いいえ、クリス隊長の元で立派な騎士を目指して頑張りますね!」

セシル「そういうことね。今までありがとう。そして、これからもよろしくねクリス!」

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:51:36 ID:???
クリス「あ、あはは…なんだか改めてそんな事言われるとちょっと落ち着かないわね……」

セシル「なになに〜照れてるの?意外と可愛いとこあるじゃない。ね、カタリナ?」

カタリナ「はい。クリス…。クリスと私が会ってから今まであっという間でしたね。
     私、忘れません。今まであなたと一緒に入られたこと……絶対に」

クリス「どど、どうしたのよカタリナ。急に改まって。私たちはこれからも今までどおりよ。
    あなたの軍略があるからこそ、私は輝けるの。だから、ね?」

先程から何か様子がおかしいカタリナを心配そうに覗きこむクリス。
カタリナは恥ずかしいのかなかなか目を合わそうとしてくれない。

カタリナ「……クリス。あの、あのですね。……私……」



バ ァ ン ! !



城の兵士が火急の出来事だと言わんばかりの形相で玉座の間に飛び込んできたのだ。

ジェイガン「何事だ!騒々しい!」

兵士「も、申し上げます!し、襲撃です!何者かがこのアリティア城に侵入を!」

ジェイガン「!? なんだと……賊は何人だ!?」

兵士「わ、わかりません。気がつけば城内に…すでにあちこちに火の手をあげられて…」

583 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:52:38 ID:???
ジェイガン「ええい、宴で気の緩んだ所を狙ってきおったか。分かった、儂が前線で指揮を執る。マルス様、どうかあれを」

マルス「うん。分かった」

マルスはクリスたちに先程取り出した『正騎士』の勲章を渡していく。

ジェイガン「受勲の儀式は後回しになってしまうが、お前たちにアリティア近衛騎士の初の任務を申し付ける。
      この玉座の間と、マルス様をお守りするのだ。分かったな」

ルーク「お、押忍!」

ロディ「了解しました」

ジェイガンは慌ただしく這いずりまわる兵士を叱咤しつつ、賊が侵入したという場所へと向かった。



既に1時間は過ぎただろうか。煙の匂いや喧騒の声が徐々に近づいてくるのが分かる。
まだ玉座の間に賊の侵入はないものの、このまま待機していては危険なのではと誰もが思い始めていた。

ルーク「おいおいおい、なんだかやばくないか?俺たちも加勢しに向かったほうが…」

ロディ「心配ない。城内は大勢の兵が守っているはずだ。いざとなれば賊の数人など……」

カタリナ「……数人ではないですよ。50ほどの一兵団と呼んでいい規模の集団です」

クリス「カタリナ…?」

この緊急事態に努めて冷静な口調で語りだすカタリナの様子にクリスは嫌な予感を覚えながら首を傾げた。

カタリナ「後夜祭の宴でただでさえ気が緩んでいる兵士など、カカシのようなものです。薬も盛られていますから」

584 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:54:14 ID:???
ライアン「薬……?な、なんの話をしてるんですかカタリナさん……」

カタリナ「城内を自由に動ける内通者がいれば兵に一服盛るのも、仲間を手引きするのも簡単にできます。
     だから信用されるまで、何日も何日も過ごして機会を待つ。そういう命令だったんです」

コツ、コツ、コツ。

セシル「カタリナ!ちょ、ちょっと何処行くの!勝手に外に出ちゃ危ないわ。そっちからは……!?」

賊たちの声が。そう言おうとした瞬間、セシルは気づいてしまった。
彼女の言葉の意図が。何故こうも容易く賊の侵入を許してしまった原因が。

セシル「…………うそ。嘘よねカタリナ。こんな芝居、冗談じゃすまないっての!」

クリス「待ってカタリナ!待ちなさい!」

カタリナ「私はカタリナではありません。…すみません皆さん。
     私の本当の名前は『アイネ』。このアリティア城に侵入した賊の仲間。
     私の目的はただひとつ。英雄王マルス。あなたの暗殺です」

紫色の炎が地面を走る。玉座の前に立つマルスの足元の絨毯が一瞬で灰のかけらへと変貌する。

マルス「――!」

アイネ「……これが、私の『夢』なんです。ごめんなさい、クリス……」

585 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 12:56:16 ID:???
森崎「あちいあちいっ!城の中がまるで火の海じゃねぇか。玉座の間は……ええと、どっちだったけ?」

ただでさえ道に迷いやすい構造の城が、炎が舞う所為で方向がうまく定められない。
とにかく玉座の間へたどり着けばきっと誰かがいるはずだ。森崎は炎をかき分けながら突き進んでいく。


★炎の道を抜けて→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カイン「マルス様、何処におわす!」カインと合流したぞ
ハート→シーダ「マルス様は、マルス様は無事なの?」シーダと合流したぞ
スペード→オグマ「あちらこちらから妙な仮面が襲ってきやがる」オグマと合流したぞ
クラブ→リフ「ひええっ、森崎殿ー助けてくだされー!」リフと合流したぞ
JOKER→エリス「皆さん、落ち着いてこちらの方に避難を!」エリスと合流したぞ

586 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 12:56:32 ID:???
★炎の道を抜けて→ ハート2

587 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:10:06 ID:???
ラムカーネとまたやるのかキャプテン森崎と中山さんディスクられるのはもう見たくない…

588 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:11:24 ID:???
完全に別の話なのだからそこまで気にすることじゃないだろ

589 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 13:24:26 ID:???
傲慢で脅迫したり暴力もふるってキャプテンに就任した森崎、本来ない才能を与えられて輝く中山政男
彼らにそれを望んだのは参加してた人達だったわけだから
咎められたり悪役として否定されると、釈然としない気持ちが生まれるのはわからないでもないが……
上のほうで闇のオーブも必要ってあたり、変化はある筈。 不満あるならぶちまけるより選択で変えていけばいい。
それが参加式の醍醐味だよ

590 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 14:25:26 ID:???
中山さんはともかく、キャプテン森崎のほうは悪い部分だけを抽出した感じだろw
仲間を信じるのと、手駒としか考えてないのは、両立してたりするしな。

591 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 14:28:41 ID:???
最近の森崎はともかく初期森崎は普通に結構外道である
それに本編森崎はキャプテンにも正GKにもなれて能力もトップクラスというのがあるからな
もしそうなれなかった場合はもっと外道に走ってたと思うよ


592 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 14:32:44 ID:???
まあこのスレは【リセット】を盛大にDisってるし(スレ主自身からはルール的に必要だったと思いますよ、って言葉もあったけど)
わざわざ「キャプテン森崎」なんてタイトルまで引っ張ってのラムカーネの凶行だし、ある程度嫌な気分になるのはしょうがないでしょ。
それに対して「口にもするな」「嫌なら出ていけ」なんて他のスレでよく見る対応は、少なくとも俺にはできないよ。
更に言うなら、このスレでは「最後はみんなハッピーな結末になるように」とアナウンスされてるから、そこを信じようよ。

593 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 16:36:35 ID:???
1さんと2さんとではリセットの意味が結構違うから、もやもやはする

594 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/16(土) 18:34:50 ID:???
>>587
この苦しい状況から這い上がるであろう彼らの活躍に期待して欲しいというのが本音なのですが…
彼らのファンにはちょっと嫌な展開を描写してしまいましたね。すみません。
一つ言うならばラムカーネも中山も『悪役』ではないです。そこだけははっきりと言わせてください。
>>588
ありがとうございます。けれどもこういった本編の事項と照らしあわせて意見が出てくれるのはとても嬉しいのです。
>>589
外道に振る舞える選択肢は適度に混ぜていますし、森崎の性格を矯正していくことは不可能ではありません。
ただ、このスレは基本的に善人が多いのでちょっと躊躇してしまうかもしれませんね。
>>590
しつこいくらいに何度もオーバーに表現することを心がけてますねw
今の私からはこれからの展開に期待して下さいとしか言えません……。
>>591
ギャグとして済まされる行動と済まされない行動が織り交ざった、絶妙な行動基準だったと思います。
原作の森崎の性格では到底考えられない行動もあったりと、当時の盛り上がり具合は素晴らしかったですね。
>>592
ディスるという表現にはちょっとう〜んと考えてしまいますね。
このスレで使わせてもらっている『ファイアーエムブレム』という作品が
【リセット】と切っても切れない関係のゲームだけに、主題の一つとして盛り込んでいるだけであり、
私はリセットという行動を馬鹿にしたいとも否定したいとも思ってはいません。
ゲーム進行の際には絶対に必要なことですし、リセットがあるからこそ出来るギャグには何度も笑わせてもらいました。
リセットした際に無かった事にされた記憶や存在たちがもしもその場に留まることができたらどうなるのか?
リセットしても『敗北数』がきっちりと残るこの作品だから書けるお話を、私は皆さんと作っていければいいなと思います。
>>593
そのもやもやを取り除ける展開をいつか書けるように、私も頑張らなければいけませんね。精進します。
===========
とりあえずお返事だけ。更新は明日の朝になると思います。
これからも様々な意見がいただけるなら是非お願いしたいです。
このスレは皆さんの言葉と熱意、そして私の拙い文章力で成り立っておりますのでw
多分きっとこれからの『ファイアーモリブレム』も、今後もよろしくお願いいたします。

595 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 21:16:41 ID:???
乙です。
長く続けていれば穏当な発言や表現ばかりといかないでしょうし、難しいテーマに挑戦継続してる主さんに感心させられます。
因縁の試合第一節を終えて新展開、これからもぐいぐい引っ張ってくださるよう、楽しみにしてます!

596 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/17(日) 09:04:01 ID:???
>>595
乙ありがとうございます。今回のことにかぎらず、ゲームバランスで不安なところや
シナリオで疑問に思ったことなどは遠慮なく言っていただければ幸いです。
ラムカーネや中山たち仮面軍団との対決は試合結果だけでなく
如何にして特定の選手同士を『接触』させていくかも大事になってくると思います。
===========
★炎の道を抜けて→ ハート2 ★
>ハート→シーダ「マルス様は、マルス様は無事なの?」シーダと合流したぞ


森崎「えーっと、確かこっちの中庭を経由していけば中央館に……だっけ?」
   だ〜っ、こんな時空から見渡すことが出来れば一発で分かるってのに」

その時である。何かが羽ばたくような大きな音が上空から聞こえてくる。
見上げてみると、そこにはいつか手斧を当て損なった天馬の尻が目に入った。

森崎「あの美味そうな…じゃなかった、あの馬はまさか!」

シーダ「森崎くん!無事なのね?無事だったら手を振って返事をしてちょうだーい!!」

森崎「やっぱりシーダだ。こいつはラッキーだぜ。おーーーい、ここだ!俺は無事だぞ〜〜〜っ!!」

シーダは森崎の無事を確認すると、愛馬の天馬、エルカイトの手綱を引いて
徐々に地面へと降りてくる。そしてこの騒ぎは何事なのかと尋ねてきた。

シーダ「私は南武フースバル用の離宮にある陽子さんの部屋に行っていたんだけれど…。
    王宮の方の空がまるで火事にあったみたいに真っ赤になっていたから慌てて飛んできたの」

こちらに向かう途中、山賊らしき男たちが何人も押し寄せて城門をこじ開けようとしているのを見たらしい。

森崎「もしかすればジェイガンさんが言っていた最近辺りをを騒がせている山賊かもしれないな」

597 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/17(日) 09:06:02 ID:???
新人騎士の訓練で戦ったサムシアンの残党。捕らえたはずの彼らの仲間が再び襲いかかってきたのかもしれない。

森崎「とりあえず玉座の間へ行ってみれば誰かがいるはずだ。
   きっとマルスもそこにいる。シーダ、エルカイトの背に乗せてくれないか?」

シーダ「ええ、もちろんよ。急いでマルス様の無事を確かめないと……」

シーダは鞍の位置を変えて少し前の方へとまたがる。後ろの空いたスペースに乗るように促す。

森崎「(そういえば今まで誰かの馬に同乗することはあってもペガサスに乗るのはもしかして初めてかも)」

まさかこんな非常事態に初めての空中散歩の機会が訪れるとは思わなかった森崎は少し緊張する。
しかしグズグズしてはいられない。意を決して森崎はペガサスの背へと飛び乗った。
目指すは王宮にある玉座の間。天馬の羽ならばすぐにでもたどり着けるはずだが……


★エルカイトのぼうけん→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カイン・ドーガ「この辺りの賊は殲滅した。すぐにそっちに向かう!」カイン・ドーガと合流したぞ
ハート→エスト「大変だよ、城下町にも山賊が!」エストと合流したぞ
スペード→オグマ「姫、ご無事で何より」オグマを回収しつつ玉座の間へ!
クラブ→エルカイト「(この男からは何故か危険を感じる)」なんと森崎が乗るのを嫌がり出す!
JOKER→夢の中で見たような仮面をした大男が裏手口に入っていくのを見つける。追ってみよう!

598 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 09:06:29 ID:???
★エルカイトのぼうけん→ クラブ6

599 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 10:08:08 ID:???
ここでクラブを引くとはねぇ…

600 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 11:16:27 ID:???
食おうとしてるのバレてるwww

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 08:50:13 ID:???
★エルカイトのぼうけん→ クラブ6 ★
>クラブ→エルカイト「(この男からは何故か危険を感じる)」なんと森崎が乗るのを嫌がり出す!


それは森崎がアカネイア大陸に送り込まれてまだ間もない頃。
ガルダの海賊の根城に迷い込んだ彼は、途方に暮れた彼はとりあえず
身の安全を確保するため海賊の一味として振る舞うことにしたのである。
その後、成り行き上でアリティア騎士団の滞在する砦へと攻撃を仕掛けることになり、
道中で応援を呼ぶために空を飛ぶシーダのペガサスを見つけたのが全ての事の始まりだった。

そう。あのとき森崎はシーダの乗るペガサス、エルカイトに非常に興味を惹かれていた。
それは珍しい動物だの空を飛んでいるだのとは全くベクトルの違うもの。
ただただ『美味しそうだなぁ』という食欲という本能が生み出す生理的な興味だった。

エルカイト「(なんやこの男、さっきからワイの尻じっと見て。やらしいわぁ、ほんまやらしいわぁ)」

ペガサスという生物は非常に繊細で、人の言葉や行動、心理まで理解できる賢い動物と呼ばれている。
森崎の自分に対する『おまえうまそうだな』という深層心理を察知したエルカイトは身の危険を感じ、暴れだす。

ブヒヒヒヒーーーーン!!ブルルルッ!!

森崎「のわわっ!?なな、なんだァ!?」

シーダ「どど、どうしたのエルカイト。どうどう、落ち着いて!」

エルカイト「(堪忍やぁシーダ。こいつ、さっきからワイのこといやらしい目で見とるさかい。
      悪いけどこの男を安心して背中に乗せられん。ただでさえ炎が回って熱くて敵わんのに)」

シーダ「……なんだか森崎くんのことを警戒しちゃってるみたいね。ちょっと人見知りなところがある子なの。気を悪くしないでね」

森崎「うっ……べ、別に気にはしてないさ。問題はこれからどうするかだな……」

602 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 08:51:16 ID:???
☆どうしますか?

A 乗せてくれないならしかたない。シーダは先行させて自分は徒歩で進む
B 今は緊急事態なんだぞ!むりやりのってやる!うりゃー!
C ペガサスの肉を食べてみたいという邪念を断ち切りエルカイトをなだめてみる
D 目には目を、動物には動物を。ペットのヒヨコ、フェザーちゃんに説得をお願いしてみる
E ここは正直に全てを話そう。シーダにペガサスの肉を一度食べてみたかったことを暴露する

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

603 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 09:12:59 ID:UtLCztPg


604 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 09:29:37 ID:udy+carM
D

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 10:07:18 ID:???
>D 目には目を、動物には動物を。ペットのヒヨコ、フェザーちゃんに説得をお願いしてみる


森崎「(気にするなとは言われたがやっぱりちょっとショックだな…)」

思えば昔から犬や猫からはそっぽを向かれた子供時代を思い出す。
ふれあいによるコミュニケーションの疎通が得意ではなかった幼少の森崎が
脅迫や暴力による支配に魅入られてしまったのはしかたのないことだったのかもしれない。

森崎「(だがそれも今となっては昔の話。俺にだって心をひらいてくれるペットができたんだ)」

偶然うみたてたまごから産まれ、刷り込みにより森崎を親だと認識したヒヨコ、フェザー。
まだ無垢で幼いこの雛鳥を見つめると、どうにも穏やかな気持ちになり生き物を大切にしたいという心が芽生えてくる。

森崎「(待てよ。もしかして、俺が動物に優しいことを理解してもらえればなんとかなるのでは?)」

森崎はフェザーを大事そうに抱えると、まだ興奮冷めやらぬエルカイトの目の前へと持っていく。

シーダ「あら、その子は確かこの間の雛鳥ね」

森崎「ああ。このペガサス、どうやら俺のことを怖がっているみたいだからな。
   こいつに俺は安全だって所をなんとかして伝えてもらいたいんだ」

本来ならば食材用として不幸な結末になるはずだった彼女を助け、
こうして一羽の動物として共に生きていることを証明することが出来ればあるいは。

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 10:08:58 ID:???
★フェザーの説得→! card+(無垢な雛鳥+3)=
エルカイトの反応→! card=★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

フェザー-エルカイトの数値が0以上で説得成功です。
数値が足りなくても、マークが一致すれば説得成功かつイベント発生。
どちらかがJOKERを出しても説得成功。さらに出た方に特別なイベントが起こります。

607 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 10:09:09 ID:???
★フェザーの説得→ スペード4 +(無垢な雛鳥+3)=
エルカイトの反応→ ハート6 =★

608 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 10:10:48 ID:???
綱渡り成功 サンキューピッヨ

609 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 13:14:17 ID:???
正直うまくいくとは思わんかった

610 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 22:05:26 ID:???
ペガサスとお話するヒヨコ、なんだかとってもファンタジー。
この状況でなければほのぼのする光景なんだがなー。

611 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 22:17:40 ID:???
エルカイトが関西馬だったとは

612 :森崎名無しさん:2012/06/19(火) 10:34:59 ID:???
サンキューピッヨ吹いた

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:00:02 ID:???
>>608
色々世話がかかるかもしれませんが、これからも大事にしてあげてくださいね。
>>609
引きの悪さに定評のあるモリブレム森崎ですが、徐々に改善しているようですね。
>>610
大きさも種族も全く違うこの二匹。果たしてどんな話をするのでしょうか。
>>611
早田ともウマが合うかもしれませんね。馬だけn
>>612
今後の食事系イベントでファッ○ューピッヨにならないことを祈るばかりです…w
===========
★フェザーの説得→ スペード4 +(無垢な雛鳥+3)=7
エルカイトの反応→ ハート6 =6★
※説得成功!
===========
※ここからは動物語での翻訳文になります。
※アカネイア大陸では馬も鳥も虫も簡単に意思疎通ができます。便利な世の中ですね〜


エルカイトの面前へと持ち上げられるフェザー。青く透き通った宝石のようなエルカイトの両目が、
まだしっかりと毛も生え揃っていない丸々とした黄色い塊を見つめる。

エルカイト「なんや、こりゃまたえっらいちっちゃい客人やなぁ」

フェザー「は、はじめまして。こんにちわ」

エルカイト「おう、こにゃにゃちわ〜。お嬢ちゃん、名前は?」

フェザー「フェザーって言います。お父ちゃんがつけてくれた大事な大事な名前です」

614 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:01:18 ID:???
エルカイト「ワイの名前はエルカイトや。よろしゅうなー。
      しっかしフェザー……『羽』か。なんや、まだ毛も生え揃っていないちみっこい羽やのう」

フェザー「エルカイトさんの羽はとっても大きくて立派ですね。すごいです、羨ましいです」

エルカイト「ほほ、そうやろそうやろ?なにせ『エル』サイズの『カイト』やからな。
      知っとるか?カイトっちゅうのは『凧』とも呼ばれる空高ーく掲げられる人間が作った道具でな。
      凧っちゅうてもあの脚が8本あるうねうねしたいきものちゃうで〜。
      そんなデカイ凧のように空を飛ぶための羽がこれや。立派なのは当然や」

フェザー「へえ〜。そんな話初めて聞きました。エルカイトさんはものしりなんですね」

エルカイト「はっはっは、あんま褒めんといてや。伊達に数十年も生きとらんって。
      ……ところでお前さん、あの野獣のようなやらしい目つきの小僧のこと、お父ちゃんと呼んでたな」

フェザー「はい。卵料理にされるはずだったわたしを助けてくれたとっても優しい人なんです」

エルカイト「ほう。それはホントか?
      (まぁ見かけからして、馬を取ってくおうとする凶暴な人相には見えんわなぁ。
      アカンなぁ。ワイの観察眼も耄碌しはじめたんやろか。敵わんなぁ)」

フェザーの言葉が真実なら、森崎が自分に向ける異様な視線は少なくとも敵意や悪意ではないようにも思える。
こんな無垢な雛鳥の命を救い、娘として育てるだけの器量を持つ人間が、まさか馬を取って食おうなどすることもあるまい。

フェザー「だから、どうかその立派な翼で飛べるエルカイトさんにお願いしたいんです。
     お父ちゃんを背中に乗せてあげてください。お願いします、お願いします」

エルカイト「わかったわかった。そないに褒めんでも乗せたるから安心しとき。
      せっかく料理にされるのを免れたのに、このままじゃこんがりとした焼き鳥になっちまうからなぁ。
      (……ったく、こないな澄んだ瞳で訴えかけられたらマムクートでさえコロリと言うこと聞かされるわ)」

615 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:02:57 ID:???
フェザー「わあっ、ありがとうございますエルカイトさん!」

エルカイト「礼はいらんて。それよりごめんなぁ。お前の父ちゃんのこと誤解してからに。堪忍なぁ。
      お嬢ちゃん、いいお父ちゃんを持って幸せやな。大事にしてやるんやで」

フェザー「はい!わたしもいつかエルカイトさんみたいな立派な羽を手に入れて
     お父ちゃんを背中に乗せて飛ぶことができたらいいなぁ……」

エルカイト「…………あっはっはっはっは!せやな、夢はデカければデカイほどいい。
      一度きりの人生や。目標は高く掲げてナンボや。応援しとるで」

フェザー「はいっ!エルカイトさんの羽ばたき方を参考にさせてもらいます!」

エルカイト「おう、よ〜く見とき。一瞬で目的地へとご案内しますわ〜!
      (……まぁ、夢を見る事に罪はあらへんよなぁ。それが例えどんなに努力しても空を飛べない鳥だろうと、な)」

こうして無垢な雛鳥フェザーの純真な説得に心動かされたエルカイトは、森崎を背に乗せることを承諾した。


※フェザーとエルカイトに友情が芽生えました。
※今後、森崎がシーダと会話することでイベントが発展していくかも…?

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:06:59 ID:???
シーダ「よかった。どうやら落ち着きを取り戻してくれたみたいね」

森崎「持つべきものはペットと言ったところか。へへ、助かったぜフェザー。後でとっておきのエサを用意してやらんとな」

シーダ「お願いねエルカイト。目指すは玉座の間のある中央館。ハッ!」

バササッ!バサーーーーッ!

森崎「う、うひょーーー!!すっげぇ〜!本当に飛んでる!飛んじゃってる〜〜〜〜っ!!」

シーダ「振り落とされないようにしっかり捕まっててね。それっ!!」

力強く手綱を引くと、それに呼応するかのように、逞しい両足が空中を蹴りあげる。
優雅にも見える羽ばたきとともに上昇すると、熱風の流れに乗り、二人と二匹は一気に王宮を目指す。


★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カイン・ドーガ「この辺りの賊は殲滅した。すぐにそっちに向かう!」カイン・ドーガと合流したぞ
ハート→エスト「大変だよ、城下町にも山賊が!」エストと合流したぞ
スペード→オグマ「姫、ご無事で何より」オグマを回収しつつ玉座の間へ!
クラブ→アテナ「山賊、牢屋から逃げてった。アテナ、捕まえるの手伝う」アテナを回収しつつ玉座の間へ!
JOKER→夢の中で見たような仮面をした大男が裏手口に入っていくのを見つける。追ってみよう!

617 :森崎名無しさん:2012/06/19(火) 19:07:59 ID:???
★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→ スペード9

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 14:59:05 ID:???
★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→ スペード9 ★
>スペード→オグマ「姫、ご無事で何より」オグマを回収しつつ玉座の間へ!
===========
エルカイトの背中から見下ろす風景はある程度見慣れたアリティア王宮を全く別の世界から眺めているように感じた。
賊の襲撃や炎が回っていなければゆっくりと飛び回ってもらいたいところである。
そんな時、煙の中に見覚えのある男の姿が目に留まる。どうやらシーダも気がついたらしい。

シーダ「あそこにいるのはオグマ!?森崎くん、一旦降りるわよ」

森崎「お、おう。(普通の馬よりもバランス取るのが大分難しいな。天馬騎士って思ったよりも大変な職業なんだな)」

腰がふわりと浮き上がる急降下独特の感覚に包まれながら、森崎は煙の中に佇むオグマの側へと降り立つ。

オグマ「姫、ご無事で何より。おう、森崎も一緒か」

鋼の剣を鞘に戻しつつ、オグマは森崎たちと周囲で起こった状況の情報を交換する。

オグマ「賊の大本は先日捕らえたサムシアンの残党と見て間違いないでしょう。
    奴らは城下町に忍び込み、火をつけて周り混乱に乗じて暴れまわっております」

シーダ「城の兵士たちの目を盗んでよくもまあそこまで大胆なことを……」

森崎「オグマはここ一帯の賊どもを退治していたのか?」

オグマ「ああ。あらかた片付けたんで丁度移動しようとしていたところに都合よく合流できたというわけだ。
    姫、私もお伴いたしましょう。何やら嫌な予感がします。以前お話ししたお父上の密命……御覚えでしょうか?」

シーダ「ええ。タリス島の反乱に関与していたという組織の話ね。……まさか!」

オグマ「賊の中に数名確認が取れました。仮面をつけた、他の連中とは明らかに技量の違う『暗殺者』を。
    とにかく今はマルス王子が心配です。玉座の間へと急ぎましょう」

619 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:00:12 ID:???
森崎「オグマが一緒に来てくれるなら心強いぜ。よーし、一気に突っ切るぞ!」

城下町の警護に向かった騎士団たちの活躍で、徐々に火の手は抑えられてはいるが、
まだマルスの無事が確認できてないうちは安心できない。
森崎はシーダ、オグマを引き連れて玉座の間へと続く庭園を抜けていく。

シーダ「ついたわ。ここの窓から玉座の間の横へと出られるはずよ」

オグマ「姫、下がっていてください。……つあっ!!」

ズシャッ!バリィーーーーーン!!

森崎「よし、突入だ!マルス、みんな!無事かーーーっ!?」

大型の窓を叩き割り、森崎たちは強引に部屋の中へ雪崩れ込む。
そこにいたのはマルスとクリスを始めとする第七小隊の面々。どうやら全員無事なようだ。
だが、まだ賊たちとの戦いの最中らしく、周囲には戦いの跡が生々しく残っていた。

シーダ「マルス様!マルス様ー!」

マルス「シーダ、よかった。無事だったんだね」

森崎「ふう、どうやら間に合ったみたいだな。やれやれだぜ」

マルス「森崎!君も無事だったのか。よかった」

森崎「しかし、こんなに大量の賊の侵入を許すなんて、城の兵士たちは何をしていたんだ?
   いくら宴の後だからって気を緩みすぎだっての!」

アイネ「それは……賊の手引をした者がいたのです。
    城の兵士たちは薬を盛られ、身動きを取れなくされてしまって…」

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:01:23 ID:???
森崎「なるほど、相手にも中々の策士がいるようだな。(昔の俺も好んでいた策略だぜ)
   それで、その手引きしたスパイ野郎はどこにいやがるんだ?」

クリス「森崎さん危ない!離れて!」

森崎「へ?」

自分の鼻先を紫炎が通り過ぎる。思考が途切れかけたのは鼻の周りを包む焦げ臭い匂いだけではなかった。
この炎を浴びせてきた者。それはつい先程、自分に餞別の強化呪文を唱えてくれたあの少女。

森崎「おい、嘘だろ。そんなこと……あるはずが……」

改めて周囲の戦いの跡を見回す。その中心に立つ見慣れた少女。
森崎を理想の軍師だと言い、憧れの感情で慕ってきてくれたあの娘が氷のような冷たい表情で立っていた。

森崎「カタ……リナ……」

アイネ「……残念ですが私はカタリナではありません。とある『組織』から差し向けられた『刺客』です。
    催眠魔法をかけたはずなのですが、こんなに早く復帰するなんて。さすがは森崎さんですね」

森崎「おい待てよ。何かの冗談だろ?カタリナがマルスを暗殺しようとする刺客…!?」

オグマ「(新人騎士にしては明らかに浮いた実力。なるほど、そういうことだったのか……)」

シーダ「カタリナ、馬鹿な真似はやめて!何かわけがあるのでしょう?あなたのような優しい娘が……こんなこと!」

アイネ「シーダ様……短い間でしたが、こんな私に優しくしてくださって感謝しています。
    でも、これで分かったでしょう?私は優しくなんてない、ただ忠実に命令をこなす人形のような存在なんですよ」

表情を一切変えずに淡々と喋るその姿は確かに人形、それも背筋が凍るほどの不気味な美しさを放つものだった。
それでもシーダは首を横に振り、必死の説得を試みる。

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:03:01 ID:???
シーダ「聞いてカタリナ。あなたがその組織に何らかの理由で縛られているのだとしたら…!
    私にできることならなんでもするわ。だからお願い、剣を引いて!」

アイネ「……残念ですがそれはできません。だって、それはシーダ様では絶対にできないことでしょうから」

シーダ「そんなことないっ!確かに私は頼りないかもしれないけれど……私はあなたのことを大切に思っているの!」

もしも妹がいたらきっとこんな風に楽しかったのだろう。彼女と一緒に料理を作った数日間の思い出を胸に、シーダは叫ぶ。

アイネ「……私の目的があなたのこの世で一番大切な存在を消してしまうことだとしてもですか?」

シーダ「!?」

アイネ「私がこの騎士団に潜入した目的。それは英雄王ことマルス王子の暗殺。それだけです。
    あなたに出来ますか?私を組織のしがらみから解き放つのと引換に、それが出来るのですか?」

シーダ「…………っ」

アイネ「それでいいんですシーダ様。だからあなたは……全力で大事なものを守るために私を倒してください。
    もっとも……私も全力で任務を遂行するつもりです。それが私の許された唯一の生きがいなんですから……」

シーダ「カタリナ……こんな、こんなことって……」

全て彼女の言うとおりだった。マルスを。最愛の人を失うことと引換にすることなどできないことを見透かされている。
悔しい。呆気無く陥落する自分の意思の弱さが憎らしい。心を折られ、観念したようにシーダは引き下がる。

クリス「カタリナ。私達、もう戦うことしかできないの?どちらかが倒れることでしか解決できないことなの?」

アイネ「……もう何も言わないでください。私の任務に与えられた時間をこれ以上消費するわけにはいかないんです」

カタリナ、いやアイネは素早く森崎たちと距離を取ると再び数人の手下たちに徒党を組ませて攻撃を仕掛けてくる。

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:04:51 ID:???
マルス「……森崎。とにかく今はこの場を切り抜けることを考えよう。
    賊の半数は退けたが、まだ相当の数が残っている。部隊を分け、それぞれ掃討に当たらせるんだ」

森崎「くっ……これこそ悪い夢であってくれよ。なんでだよ、なんでアイツが……」

もはや振りかかる火の粉を払うには戦う以外に道はない。
先ほどの悪夢以上の絶望感に包まれながら、
森崎はつい数時間前まで信頼していた少女が率いる部隊を倒すことを強いられる。



・今回の戦場パートの任務一覧

@サムシアン残党(斧、剣使いが多い)
Aアイネ暗殺隊(剣、魔法使いが多い)

☆どうしますか?

A 森崎がメンバーを振り分ける(2つの部隊を自由に振り分けることができます)
B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます)

※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。
【クリス・ルーク・ロディ・ライアン・セシル・マルス・シーダ・オグマ】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

623 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:09:26 ID:???
指揮持ってるの誰だっけ?

624 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:14:04 ID:???
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/44
を見る限り、ルークとライアン以外は持ってる

625 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:28:48 ID:GFatuU5c
じゃあ
Bライアン
死んでも助かる今のうちに

626 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:41:01 ID:nDUnFulQ
B ライアン

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:05:32 ID:???
>Bライアン


森崎「ライアン、ここはお前に部隊編成を任せる!」

ライアン「え…!?ええっ!?」

クリス「ちょ、ちょっと森崎さん!よりによってこんな一大事に指揮経験のないライアンに任せなくても!」

森崎「こんなときだからだよ。お前はもう一人前の正騎士なんだろ?
   だったら義務を全うするんだ。お前なら出来るって俺は信じているぞ」

マルス「(カタリナが賊の間者だという事実を前にしても、あくまでも冷静に、
    仲間の成長の一過程として捉える君の戦術眼はある意味恐ろしいよ)」

つい先程まで信頼しあっていたはずのカタリナの裏切り。
その事実を迅速に受け入れ、そして対峙することを選んだ森崎にマルスは驚いていた。

マルス「(駄目だな僕は。心のなかでまだどこか覚悟を決めかねている。
    彼女は本当に僕達を裏切るためだけに、あの笑顔を振りまいていたというのか?
    僕やシーダ、第七小隊の仲間との信頼を得るためだけに、今までずっと……)」

何か事情があるのではないか?それを改善できる手段がどこかにあるのではないか?
現時点で互いの主張が相容れない今、分かり合う事ができないことはマルスもよく分かっている。
それでも。相手への信頼を全て断ち切った瞬間、絆は。彼女との繋がりが消えてなくなってしまうように思えたのだ。

ライアン「わ…分かりました。この正騎士の勲章にかけて、僕が皆さんを纏めあげて見せます!」

一度は見捨てられかけた森崎からの期待の言葉に胸を膨らませ、ライアンはその小さな体に見合わない大きな声で指示を出す。

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:08:03 ID:???
★@サムシアン残党→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎・クリス・セシル・ライアン
ハート→マルス・シーダ・オグマ・ライアン
スペード→ライアン・森崎・ルーク・ロディ
クラブ→ライアン・森崎・マルス・シーダ
JOKER→ふと天井を見上げるライアン。巨大なシャンデリアが目に留まる。…ちょうど真下に敵軍がいるぞ…

629 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:12:18 ID:???
★@サムシアン残党→ ダイヤ7

630 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:12:37 ID:???
★@サムシアン残党→! card★

631 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:40:09 ID:???
★@サムシアン残党→ ダイヤ7 ★
>ダイヤ→森崎・クリス・セシル・ライアン

ライアン「森崎さんを指揮官に、僕とクリスさん、セシルさんでチームを組みます」

森崎「(カタリナと特に仲の良かったクリスとセシルをあえて戦わせないようにするか。
   まったく、子供みたいな顔の割には中々よく考えてやがる)」

ライアン「(カタリナさんが賊の仲間だったという事実を、あの二人はまだ受け入れきれていません。
     そんな状態でカタリナさんと戦うと冷静さを失う可能性があります。
     ……これでいいんですよね森崎さん。あくまでも今は賊を、彼女たちを退けることを第一に考える。
     それが仲間を支え、守ることが義務の『指揮官』の行動なんですよね…!)」

感情に流されないように、戦力的にもっとも有効に戦えそうな組み合わせを模索し、示すこと。
この数日間の訓練の中で、ライアンが森崎との訓練の日々で学んだことだった。

ライアン「残りのメンバーはマルス様を指揮官にしてカタリナさん……
     いいえ、賊の魔導師たちを掃討してください。お願いします!」

シーダ「……賊。そう。彼女はもう私達の敵……敵なのね」

オグマ「敵は切る。俺にできる事はそれだけだ」

ロディ「彼女の使命がマルス様の暗殺というのならば…それを止めるのが我々正騎士の役目」

ルーク「ちくしょう……こんなのアリかよ。俺たち、友達じゃ…仲間じゃなかったのかよ!」

マルス「森崎、そちらの部隊は任せたよ。できる事なら彼女を捕縛して事情を問いただしてみせる」

森崎「……そんな余裕が出来るような相手だったらな。よし、行こう、行こうぜみんな!」

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:41:35 ID:???
☆森崎の『星』の力で獲得した経験値を分け与えることができます。

A 獲得した経験値を全て与える
B 獲得した経験値を折半する
C 今回は見送る

【クリス・セシル・ライアン】

※A〜Bの場合は誰に経験値を与えるかを明記してください。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:58:03 ID:AJHQ/LZs
Bライアン

634 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 10:12:02 ID:TNBPIoyE
Bライアン

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 10:23:27 ID:???
>Bライアン

※森崎の経験値をライアンと折半します。



@サムシアン残党討伐部隊(斧、剣使いが多い)
☆森崎(2)
・クリス
・セシル
・ライアン

Aアイネ暗殺隊討伐部隊(剣、魔法使いが多い)
☆マルス(2)
・シーダ
・オグマ
・ルーク
・ロディ

以上のメンバーで出撃します。

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 10:24:35 ID:???
〜森崎隊〜

玉座の周りは開けた場所になってはいるが、この部屋は多くの柱や門で入り組んでいる。
山賊たちの包囲網を抜け、有利に戦えるための部隊の動かし方はいくらでもあるはずだ。

森崎「敵の主力はマルスの方に向かっているから、多少は気が抜けそうだが…」

ここまで厳しい訓練に耐え抜いてきたクリスたちの実力があれば賊程度の敵に手こずることはない。
問題はその実力をいかんなく発揮できるメンタルを保てられるかどうかだ。
ライアンの提案でカタリナから遠ざけることはしたものの、
実際に戦いが始まらなければ彼女たちの不安の状態は把握できまい。

森崎「(あいつらも既に正騎士。そう『プロ』なんだ。いつまでも俺が付きっきりで世話をするわけにもいかない。
   自分の前に立ちふさがる障害を乗り越えられるのは、結局は自分自身の力でしかできないことなんだ。
   クリス、セシル。そしてライアン。お前たちの『プロ』としての心意気、側で確かめさせてもらうぞ)」


☆どうしますか?

A 敵部隊の偵察(敵部隊の人数を先に調べ、先制攻撃を仕掛けやすくします)
B 戦場の確認(防御や回避に有利な地形を探しますが敵に先制されやすくなります)
C 仲間と会話する(仲間と会話し、ヒントを得たり支援を高め合います)
D 道具を使用、交換する(道具を使用したり交換します。内容により評価も上下します)
E 周囲を散策する(周囲の状況を確認し、道具入手などの特殊なイベントが発生します)

※C・Dの場合は誰と交流するかも明記してください。【クリス・セシル・ライアン】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

637 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:20:44 ID:tZQnnYNc
A


638 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:23:34 ID:TNBPIoyE


639 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:24:25 ID:fkNnzSKg
B

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 13:05:14 ID:???
>B 戦場の確認(防御や回避に有利な地形を探しますが敵に先制されやすくなります)


森崎「ここは守備のことを第一に考えて有利に戦えそうな地形を探そう。
   身を隠せるくらいの柱が何本かまとまって立っていれば助かるんだが…」


★CHIKEI→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→玉座の間下にあるという回復魔法陣を利用しよう【守備+2 回避+4 毎ターン5回復】
ハート・スペード→手頃な柱を発見!【守備+1 回避+1】
クラブ→なんも見つかりまへーん
JOKER→ふと壁に手を当てるとくるりと回転する。隠し扉を発見してしまった!
※数字がK〜Jで先制率変化なし、10〜6で-1、5〜Aで-2されます。

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