キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/03(木) 10:05:02 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティアカップ最終日。森崎たちアリティア選抜は反町率いる東邦タイガースを打ち破り悲願の全勝優勝を成し遂げる。
だが、大会中様々な妨害工作を仕掛けてきた超モリサキことラムカーネたちの策略により
森崎は残念なことに大会ベストイレブンに選ばれることはなかった。
それでも森崎は大切な仲間たちと勝ち取った優勝という栄冠以上のものはないのだと満足する。
その後、交流会のフードバトル大会が行われたり、上の世代の中心選手小豆沢に激励を送られたりと
アリティア王国で過ごす最後の夜は静かに終わろうとしていた……が!

ついにラムカーネが己の力と身体を取り戻すために森崎に襲いかかる。
手下である暗殺組織の一員を使い、森崎を攫ったラムカーネはサッカーの勝負を持ちかけてくる。
たった一人での孤独な戦いを強いられる森崎。闇の中に助けを呼ぶ声を聞きつけたのは
彼がこのアカネイア大陸で培い、育て上げてきた堅い信頼で結ばれた絆の力の象徴だった。
アカネイア騎士団、ブレーメントリオや早田たちと力を合わせ、森崎はラムカーネと宿命の対決を繰り広げる。


☆前スレ
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 08:50:13 ID:???
★エルカイトのぼうけん→ クラブ6 ★
>クラブ→エルカイト「(この男からは何故か危険を感じる)」なんと森崎が乗るのを嫌がり出す!


それは森崎がアカネイア大陸に送り込まれてまだ間もない頃。
ガルダの海賊の根城に迷い込んだ彼は、途方に暮れた彼はとりあえず
身の安全を確保するため海賊の一味として振る舞うことにしたのである。
その後、成り行き上でアリティア騎士団の滞在する砦へと攻撃を仕掛けることになり、
道中で応援を呼ぶために空を飛ぶシーダのペガサスを見つけたのが全ての事の始まりだった。

そう。あのとき森崎はシーダの乗るペガサス、エルカイトに非常に興味を惹かれていた。
それは珍しい動物だの空を飛んでいるだのとは全くベクトルの違うもの。
ただただ『美味しそうだなぁ』という食欲という本能が生み出す生理的な興味だった。

エルカイト「(なんやこの男、さっきからワイの尻じっと見て。やらしいわぁ、ほんまやらしいわぁ)」

ペガサスという生物は非常に繊細で、人の言葉や行動、心理まで理解できる賢い動物と呼ばれている。
森崎の自分に対する『おまえうまそうだな』という深層心理を察知したエルカイトは身の危険を感じ、暴れだす。

ブヒヒヒヒーーーーン!!ブルルルッ!!

森崎「のわわっ!?なな、なんだァ!?」

シーダ「どど、どうしたのエルカイト。どうどう、落ち着いて!」

エルカイト「(堪忍やぁシーダ。こいつ、さっきからワイのこといやらしい目で見とるさかい。
      悪いけどこの男を安心して背中に乗せられん。ただでさえ炎が回って熱くて敵わんのに)」

シーダ「……なんだか森崎くんのことを警戒しちゃってるみたいね。ちょっと人見知りなところがある子なの。気を悪くしないでね」

森崎「うっ……べ、別に気にはしてないさ。問題はこれからどうするかだな……」

602 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 08:51:16 ID:???
☆どうしますか?

A 乗せてくれないならしかたない。シーダは先行させて自分は徒歩で進む
B 今は緊急事態なんだぞ!むりやりのってやる!うりゃー!
C ペガサスの肉を食べてみたいという邪念を断ち切りエルカイトをなだめてみる
D 目には目を、動物には動物を。ペットのヒヨコ、フェザーちゃんに説得をお願いしてみる
E ここは正直に全てを話そう。シーダにペガサスの肉を一度食べてみたかったことを暴露する

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

603 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 09:12:59 ID:UtLCztPg


604 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 09:29:37 ID:udy+carM
D

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 10:07:18 ID:???
>D 目には目を、動物には動物を。ペットのヒヨコ、フェザーちゃんに説得をお願いしてみる


森崎「(気にするなとは言われたがやっぱりちょっとショックだな…)」

思えば昔から犬や猫からはそっぽを向かれた子供時代を思い出す。
ふれあいによるコミュニケーションの疎通が得意ではなかった幼少の森崎が
脅迫や暴力による支配に魅入られてしまったのはしかたのないことだったのかもしれない。

森崎「(だがそれも今となっては昔の話。俺にだって心をひらいてくれるペットができたんだ)」

偶然うみたてたまごから産まれ、刷り込みにより森崎を親だと認識したヒヨコ、フェザー。
まだ無垢で幼いこの雛鳥を見つめると、どうにも穏やかな気持ちになり生き物を大切にしたいという心が芽生えてくる。

森崎「(待てよ。もしかして、俺が動物に優しいことを理解してもらえればなんとかなるのでは?)」

森崎はフェザーを大事そうに抱えると、まだ興奮冷めやらぬエルカイトの目の前へと持っていく。

シーダ「あら、その子は確かこの間の雛鳥ね」

森崎「ああ。このペガサス、どうやら俺のことを怖がっているみたいだからな。
   こいつに俺は安全だって所をなんとかして伝えてもらいたいんだ」

本来ならば食材用として不幸な結末になるはずだった彼女を助け、
こうして一羽の動物として共に生きていることを証明することが出来ればあるいは。

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/18(月) 10:08:58 ID:???
★フェザーの説得→! card+(無垢な雛鳥+3)=
エルカイトの反応→! card=★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

フェザー-エルカイトの数値が0以上で説得成功です。
数値が足りなくても、マークが一致すれば説得成功かつイベント発生。
どちらかがJOKERを出しても説得成功。さらに出た方に特別なイベントが起こります。

607 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 10:09:09 ID:???
★フェザーの説得→ スペード4 +(無垢な雛鳥+3)=
エルカイトの反応→ ハート6 =★

608 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 10:10:48 ID:???
綱渡り成功 サンキューピッヨ

609 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 13:14:17 ID:???
正直うまくいくとは思わんかった

610 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 22:05:26 ID:???
ペガサスとお話するヒヨコ、なんだかとってもファンタジー。
この状況でなければほのぼのする光景なんだがなー。

611 :森崎名無しさん:2012/06/18(月) 22:17:40 ID:???
エルカイトが関西馬だったとは

612 :森崎名無しさん:2012/06/19(火) 10:34:59 ID:???
サンキューピッヨ吹いた

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:00:02 ID:???
>>608
色々世話がかかるかもしれませんが、これからも大事にしてあげてくださいね。
>>609
引きの悪さに定評のあるモリブレム森崎ですが、徐々に改善しているようですね。
>>610
大きさも種族も全く違うこの二匹。果たしてどんな話をするのでしょうか。
>>611
早田ともウマが合うかもしれませんね。馬だけn
>>612
今後の食事系イベントでファッ○ューピッヨにならないことを祈るばかりです…w
===========
★フェザーの説得→ スペード4 +(無垢な雛鳥+3)=7
エルカイトの反応→ ハート6 =6★
※説得成功!
===========
※ここからは動物語での翻訳文になります。
※アカネイア大陸では馬も鳥も虫も簡単に意思疎通ができます。便利な世の中ですね〜


エルカイトの面前へと持ち上げられるフェザー。青く透き通った宝石のようなエルカイトの両目が、
まだしっかりと毛も生え揃っていない丸々とした黄色い塊を見つめる。

エルカイト「なんや、こりゃまたえっらいちっちゃい客人やなぁ」

フェザー「は、はじめまして。こんにちわ」

エルカイト「おう、こにゃにゃちわ〜。お嬢ちゃん、名前は?」

フェザー「フェザーって言います。お父ちゃんがつけてくれた大事な大事な名前です」

614 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:01:18 ID:???
エルカイト「ワイの名前はエルカイトや。よろしゅうなー。
      しっかしフェザー……『羽』か。なんや、まだ毛も生え揃っていないちみっこい羽やのう」

フェザー「エルカイトさんの羽はとっても大きくて立派ですね。すごいです、羨ましいです」

エルカイト「ほほ、そうやろそうやろ?なにせ『エル』サイズの『カイト』やからな。
      知っとるか?カイトっちゅうのは『凧』とも呼ばれる空高ーく掲げられる人間が作った道具でな。
      凧っちゅうてもあの脚が8本あるうねうねしたいきものちゃうで〜。
      そんなデカイ凧のように空を飛ぶための羽がこれや。立派なのは当然や」

フェザー「へえ〜。そんな話初めて聞きました。エルカイトさんはものしりなんですね」

エルカイト「はっはっは、あんま褒めんといてや。伊達に数十年も生きとらんって。
      ……ところでお前さん、あの野獣のようなやらしい目つきの小僧のこと、お父ちゃんと呼んでたな」

フェザー「はい。卵料理にされるはずだったわたしを助けてくれたとっても優しい人なんです」

エルカイト「ほう。それはホントか?
      (まぁ見かけからして、馬を取ってくおうとする凶暴な人相には見えんわなぁ。
      アカンなぁ。ワイの観察眼も耄碌しはじめたんやろか。敵わんなぁ)」

フェザーの言葉が真実なら、森崎が自分に向ける異様な視線は少なくとも敵意や悪意ではないようにも思える。
こんな無垢な雛鳥の命を救い、娘として育てるだけの器量を持つ人間が、まさか馬を取って食おうなどすることもあるまい。

フェザー「だから、どうかその立派な翼で飛べるエルカイトさんにお願いしたいんです。
     お父ちゃんを背中に乗せてあげてください。お願いします、お願いします」

エルカイト「わかったわかった。そないに褒めんでも乗せたるから安心しとき。
      せっかく料理にされるのを免れたのに、このままじゃこんがりとした焼き鳥になっちまうからなぁ。
      (……ったく、こないな澄んだ瞳で訴えかけられたらマムクートでさえコロリと言うこと聞かされるわ)」

615 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:02:57 ID:???
フェザー「わあっ、ありがとうございますエルカイトさん!」

エルカイト「礼はいらんて。それよりごめんなぁ。お前の父ちゃんのこと誤解してからに。堪忍なぁ。
      お嬢ちゃん、いいお父ちゃんを持って幸せやな。大事にしてやるんやで」

フェザー「はい!わたしもいつかエルカイトさんみたいな立派な羽を手に入れて
     お父ちゃんを背中に乗せて飛ぶことができたらいいなぁ……」

エルカイト「…………あっはっはっはっは!せやな、夢はデカければデカイほどいい。
      一度きりの人生や。目標は高く掲げてナンボや。応援しとるで」

フェザー「はいっ!エルカイトさんの羽ばたき方を参考にさせてもらいます!」

エルカイト「おう、よ〜く見とき。一瞬で目的地へとご案内しますわ〜!
      (……まぁ、夢を見る事に罪はあらへんよなぁ。それが例えどんなに努力しても空を飛べない鳥だろうと、な)」

こうして無垢な雛鳥フェザーの純真な説得に心動かされたエルカイトは、森崎を背に乗せることを承諾した。


※フェザーとエルカイトに友情が芽生えました。
※今後、森崎がシーダと会話することでイベントが発展していくかも…?

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/19(火) 19:06:59 ID:???
シーダ「よかった。どうやら落ち着きを取り戻してくれたみたいね」

森崎「持つべきものはペットと言ったところか。へへ、助かったぜフェザー。後でとっておきのエサを用意してやらんとな」

シーダ「お願いねエルカイト。目指すは玉座の間のある中央館。ハッ!」

バササッ!バサーーーーッ!

森崎「う、うひょーーー!!すっげぇ〜!本当に飛んでる!飛んじゃってる〜〜〜〜っ!!」

シーダ「振り落とされないようにしっかり捕まっててね。それっ!!」

力強く手綱を引くと、それに呼応するかのように、逞しい両足が空中を蹴りあげる。
優雅にも見える羽ばたきとともに上昇すると、熱風の流れに乗り、二人と二匹は一気に王宮を目指す。


★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カイン・ドーガ「この辺りの賊は殲滅した。すぐにそっちに向かう!」カイン・ドーガと合流したぞ
ハート→エスト「大変だよ、城下町にも山賊が!」エストと合流したぞ
スペード→オグマ「姫、ご無事で何より」オグマを回収しつつ玉座の間へ!
クラブ→アテナ「山賊、牢屋から逃げてった。アテナ、捕まえるの手伝う」アテナを回収しつつ玉座の間へ!
JOKER→夢の中で見たような仮面をした大男が裏手口に入っていくのを見つける。追ってみよう!

617 :森崎名無しさん:2012/06/19(火) 19:07:59 ID:???
★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→ スペード9

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 14:59:05 ID:???
★エルカイト「ほないくでー」フェザー「はーい」→ スペード9 ★
>スペード→オグマ「姫、ご無事で何より」オグマを回収しつつ玉座の間へ!
===========
エルカイトの背中から見下ろす風景はある程度見慣れたアリティア王宮を全く別の世界から眺めているように感じた。
賊の襲撃や炎が回っていなければゆっくりと飛び回ってもらいたいところである。
そんな時、煙の中に見覚えのある男の姿が目に留まる。どうやらシーダも気がついたらしい。

シーダ「あそこにいるのはオグマ!?森崎くん、一旦降りるわよ」

森崎「お、おう。(普通の馬よりもバランス取るのが大分難しいな。天馬騎士って思ったよりも大変な職業なんだな)」

腰がふわりと浮き上がる急降下独特の感覚に包まれながら、森崎は煙の中に佇むオグマの側へと降り立つ。

オグマ「姫、ご無事で何より。おう、森崎も一緒か」

鋼の剣を鞘に戻しつつ、オグマは森崎たちと周囲で起こった状況の情報を交換する。

オグマ「賊の大本は先日捕らえたサムシアンの残党と見て間違いないでしょう。
    奴らは城下町に忍び込み、火をつけて周り混乱に乗じて暴れまわっております」

シーダ「城の兵士たちの目を盗んでよくもまあそこまで大胆なことを……」

森崎「オグマはここ一帯の賊どもを退治していたのか?」

オグマ「ああ。あらかた片付けたんで丁度移動しようとしていたところに都合よく合流できたというわけだ。
    姫、私もお伴いたしましょう。何やら嫌な予感がします。以前お話ししたお父上の密命……御覚えでしょうか?」

シーダ「ええ。タリス島の反乱に関与していたという組織の話ね。……まさか!」

オグマ「賊の中に数名確認が取れました。仮面をつけた、他の連中とは明らかに技量の違う『暗殺者』を。
    とにかく今はマルス王子が心配です。玉座の間へと急ぎましょう」

619 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:00:12 ID:???
森崎「オグマが一緒に来てくれるなら心強いぜ。よーし、一気に突っ切るぞ!」

城下町の警護に向かった騎士団たちの活躍で、徐々に火の手は抑えられてはいるが、
まだマルスの無事が確認できてないうちは安心できない。
森崎はシーダ、オグマを引き連れて玉座の間へと続く庭園を抜けていく。

シーダ「ついたわ。ここの窓から玉座の間の横へと出られるはずよ」

オグマ「姫、下がっていてください。……つあっ!!」

ズシャッ!バリィーーーーーン!!

森崎「よし、突入だ!マルス、みんな!無事かーーーっ!?」

大型の窓を叩き割り、森崎たちは強引に部屋の中へ雪崩れ込む。
そこにいたのはマルスとクリスを始めとする第七小隊の面々。どうやら全員無事なようだ。
だが、まだ賊たちとの戦いの最中らしく、周囲には戦いの跡が生々しく残っていた。

シーダ「マルス様!マルス様ー!」

マルス「シーダ、よかった。無事だったんだね」

森崎「ふう、どうやら間に合ったみたいだな。やれやれだぜ」

マルス「森崎!君も無事だったのか。よかった」

森崎「しかし、こんなに大量の賊の侵入を許すなんて、城の兵士たちは何をしていたんだ?
   いくら宴の後だからって気を緩みすぎだっての!」

アイネ「それは……賊の手引をした者がいたのです。
    城の兵士たちは薬を盛られ、身動きを取れなくされてしまって…」

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:01:23 ID:???
森崎「なるほど、相手にも中々の策士がいるようだな。(昔の俺も好んでいた策略だぜ)
   それで、その手引きしたスパイ野郎はどこにいやがるんだ?」

クリス「森崎さん危ない!離れて!」

森崎「へ?」

自分の鼻先を紫炎が通り過ぎる。思考が途切れかけたのは鼻の周りを包む焦げ臭い匂いだけではなかった。
この炎を浴びせてきた者。それはつい先程、自分に餞別の強化呪文を唱えてくれたあの少女。

森崎「おい、嘘だろ。そんなこと……あるはずが……」

改めて周囲の戦いの跡を見回す。その中心に立つ見慣れた少女。
森崎を理想の軍師だと言い、憧れの感情で慕ってきてくれたあの娘が氷のような冷たい表情で立っていた。

森崎「カタ……リナ……」

アイネ「……残念ですが私はカタリナではありません。とある『組織』から差し向けられた『刺客』です。
    催眠魔法をかけたはずなのですが、こんなに早く復帰するなんて。さすがは森崎さんですね」

森崎「おい待てよ。何かの冗談だろ?カタリナがマルスを暗殺しようとする刺客…!?」

オグマ「(新人騎士にしては明らかに浮いた実力。なるほど、そういうことだったのか……)」

シーダ「カタリナ、馬鹿な真似はやめて!何かわけがあるのでしょう?あなたのような優しい娘が……こんなこと!」

アイネ「シーダ様……短い間でしたが、こんな私に優しくしてくださって感謝しています。
    でも、これで分かったでしょう?私は優しくなんてない、ただ忠実に命令をこなす人形のような存在なんですよ」

表情を一切変えずに淡々と喋るその姿は確かに人形、それも背筋が凍るほどの不気味な美しさを放つものだった。
それでもシーダは首を横に振り、必死の説得を試みる。

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:03:01 ID:???
シーダ「聞いてカタリナ。あなたがその組織に何らかの理由で縛られているのだとしたら…!
    私にできることならなんでもするわ。だからお願い、剣を引いて!」

アイネ「……残念ですがそれはできません。だって、それはシーダ様では絶対にできないことでしょうから」

シーダ「そんなことないっ!確かに私は頼りないかもしれないけれど……私はあなたのことを大切に思っているの!」

もしも妹がいたらきっとこんな風に楽しかったのだろう。彼女と一緒に料理を作った数日間の思い出を胸に、シーダは叫ぶ。

アイネ「……私の目的があなたのこの世で一番大切な存在を消してしまうことだとしてもですか?」

シーダ「!?」

アイネ「私がこの騎士団に潜入した目的。それは英雄王ことマルス王子の暗殺。それだけです。
    あなたに出来ますか?私を組織のしがらみから解き放つのと引換に、それが出来るのですか?」

シーダ「…………っ」

アイネ「それでいいんですシーダ様。だからあなたは……全力で大事なものを守るために私を倒してください。
    もっとも……私も全力で任務を遂行するつもりです。それが私の許された唯一の生きがいなんですから……」

シーダ「カタリナ……こんな、こんなことって……」

全て彼女の言うとおりだった。マルスを。最愛の人を失うことと引換にすることなどできないことを見透かされている。
悔しい。呆気無く陥落する自分の意思の弱さが憎らしい。心を折られ、観念したようにシーダは引き下がる。

クリス「カタリナ。私達、もう戦うことしかできないの?どちらかが倒れることでしか解決できないことなの?」

アイネ「……もう何も言わないでください。私の任務に与えられた時間をこれ以上消費するわけにはいかないんです」

カタリナ、いやアイネは素早く森崎たちと距離を取ると再び数人の手下たちに徒党を組ませて攻撃を仕掛けてくる。

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/22(金) 15:04:51 ID:???
マルス「……森崎。とにかく今はこの場を切り抜けることを考えよう。
    賊の半数は退けたが、まだ相当の数が残っている。部隊を分け、それぞれ掃討に当たらせるんだ」

森崎「くっ……これこそ悪い夢であってくれよ。なんでだよ、なんでアイツが……」

もはや振りかかる火の粉を払うには戦う以外に道はない。
先ほどの悪夢以上の絶望感に包まれながら、
森崎はつい数時間前まで信頼していた少女が率いる部隊を倒すことを強いられる。



・今回の戦場パートの任務一覧

@サムシアン残党(斧、剣使いが多い)
Aアイネ暗殺隊(剣、魔法使いが多い)

☆どうしますか?

A 森崎がメンバーを振り分ける(2つの部隊を自由に振り分けることができます)
B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます)

※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。
【クリス・ルーク・ロディ・ライアン・セシル・マルス・シーダ・オグマ】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

623 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:09:26 ID:???
指揮持ってるの誰だっけ?

624 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:14:04 ID:???
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/44
を見る限り、ルークとライアン以外は持ってる

625 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:28:48 ID:GFatuU5c
じゃあ
Bライアン
死んでも助かる今のうちに

626 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 15:41:01 ID:nDUnFulQ
B ライアン

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:05:32 ID:???
>Bライアン


森崎「ライアン、ここはお前に部隊編成を任せる!」

ライアン「え…!?ええっ!?」

クリス「ちょ、ちょっと森崎さん!よりによってこんな一大事に指揮経験のないライアンに任せなくても!」

森崎「こんなときだからだよ。お前はもう一人前の正騎士なんだろ?
   だったら義務を全うするんだ。お前なら出来るって俺は信じているぞ」

マルス「(カタリナが賊の間者だという事実を前にしても、あくまでも冷静に、
    仲間の成長の一過程として捉える君の戦術眼はある意味恐ろしいよ)」

つい先程まで信頼しあっていたはずのカタリナの裏切り。
その事実を迅速に受け入れ、そして対峙することを選んだ森崎にマルスは驚いていた。

マルス「(駄目だな僕は。心のなかでまだどこか覚悟を決めかねている。
    彼女は本当に僕達を裏切るためだけに、あの笑顔を振りまいていたというのか?
    僕やシーダ、第七小隊の仲間との信頼を得るためだけに、今までずっと……)」

何か事情があるのではないか?それを改善できる手段がどこかにあるのではないか?
現時点で互いの主張が相容れない今、分かり合う事ができないことはマルスもよく分かっている。
それでも。相手への信頼を全て断ち切った瞬間、絆は。彼女との繋がりが消えてなくなってしまうように思えたのだ。

ライアン「わ…分かりました。この正騎士の勲章にかけて、僕が皆さんを纏めあげて見せます!」

一度は見捨てられかけた森崎からの期待の言葉に胸を膨らませ、ライアンはその小さな体に見合わない大きな声で指示を出す。

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:08:03 ID:???
★@サムシアン残党→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎・クリス・セシル・ライアン
ハート→マルス・シーダ・オグマ・ライアン
スペード→ライアン・森崎・ルーク・ロディ
クラブ→ライアン・森崎・マルス・シーダ
JOKER→ふと天井を見上げるライアン。巨大なシャンデリアが目に留まる。…ちょうど真下に敵軍がいるぞ…

629 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:12:18 ID:???
★@サムシアン残党→ ダイヤ7

630 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:12:37 ID:???
★@サムシアン残党→! card★

631 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:40:09 ID:???
★@サムシアン残党→ ダイヤ7 ★
>ダイヤ→森崎・クリス・セシル・ライアン

ライアン「森崎さんを指揮官に、僕とクリスさん、セシルさんでチームを組みます」

森崎「(カタリナと特に仲の良かったクリスとセシルをあえて戦わせないようにするか。
   まったく、子供みたいな顔の割には中々よく考えてやがる)」

ライアン「(カタリナさんが賊の仲間だったという事実を、あの二人はまだ受け入れきれていません。
     そんな状態でカタリナさんと戦うと冷静さを失う可能性があります。
     ……これでいいんですよね森崎さん。あくまでも今は賊を、彼女たちを退けることを第一に考える。
     それが仲間を支え、守ることが義務の『指揮官』の行動なんですよね…!)」

感情に流されないように、戦力的にもっとも有効に戦えそうな組み合わせを模索し、示すこと。
この数日間の訓練の中で、ライアンが森崎との訓練の日々で学んだことだった。

ライアン「残りのメンバーはマルス様を指揮官にしてカタリナさん……
     いいえ、賊の魔導師たちを掃討してください。お願いします!」

シーダ「……賊。そう。彼女はもう私達の敵……敵なのね」

オグマ「敵は切る。俺にできる事はそれだけだ」

ロディ「彼女の使命がマルス様の暗殺というのならば…それを止めるのが我々正騎士の役目」

ルーク「ちくしょう……こんなのアリかよ。俺たち、友達じゃ…仲間じゃなかったのかよ!」

マルス「森崎、そちらの部隊は任せたよ。できる事なら彼女を捕縛して事情を問いただしてみせる」

森崎「……そんな余裕が出来るような相手だったらな。よし、行こう、行こうぜみんな!」

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 09:41:35 ID:???
☆森崎の『星』の力で獲得した経験値を分け与えることができます。

A 獲得した経験値を全て与える
B 獲得した経験値を折半する
C 今回は見送る

【クリス・セシル・ライアン】

※A〜Bの場合は誰に経験値を与えるかを明記してください。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 09:58:03 ID:AJHQ/LZs
Bライアン

634 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 10:12:02 ID:TNBPIoyE
Bライアン

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 10:23:27 ID:???
>Bライアン

※森崎の経験値をライアンと折半します。



@サムシアン残党討伐部隊(斧、剣使いが多い)
☆森崎(2)
・クリス
・セシル
・ライアン

Aアイネ暗殺隊討伐部隊(剣、魔法使いが多い)
☆マルス(2)
・シーダ
・オグマ
・ルーク
・ロディ

以上のメンバーで出撃します。

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 10:24:35 ID:???
〜森崎隊〜

玉座の周りは開けた場所になってはいるが、この部屋は多くの柱や門で入り組んでいる。
山賊たちの包囲網を抜け、有利に戦えるための部隊の動かし方はいくらでもあるはずだ。

森崎「敵の主力はマルスの方に向かっているから、多少は気が抜けそうだが…」

ここまで厳しい訓練に耐え抜いてきたクリスたちの実力があれば賊程度の敵に手こずることはない。
問題はその実力をいかんなく発揮できるメンタルを保てられるかどうかだ。
ライアンの提案でカタリナから遠ざけることはしたものの、
実際に戦いが始まらなければ彼女たちの不安の状態は把握できまい。

森崎「(あいつらも既に正騎士。そう『プロ』なんだ。いつまでも俺が付きっきりで世話をするわけにもいかない。
   自分の前に立ちふさがる障害を乗り越えられるのは、結局は自分自身の力でしかできないことなんだ。
   クリス、セシル。そしてライアン。お前たちの『プロ』としての心意気、側で確かめさせてもらうぞ)」


☆どうしますか?

A 敵部隊の偵察(敵部隊の人数を先に調べ、先制攻撃を仕掛けやすくします)
B 戦場の確認(防御や回避に有利な地形を探しますが敵に先制されやすくなります)
C 仲間と会話する(仲間と会話し、ヒントを得たり支援を高め合います)
D 道具を使用、交換する(道具を使用したり交換します。内容により評価も上下します)
E 周囲を散策する(周囲の状況を確認し、道具入手などの特殊なイベントが発生します)

※C・Dの場合は誰と交流するかも明記してください。【クリス・セシル・ライアン】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

637 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:20:44 ID:tZQnnYNc
A


638 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:23:34 ID:TNBPIoyE


639 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:24:25 ID:fkNnzSKg
B

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 13:05:14 ID:???
>B 戦場の確認(防御や回避に有利な地形を探しますが敵に先制されやすくなります)


森崎「ここは守備のことを第一に考えて有利に戦えそうな地形を探そう。
   身を隠せるくらいの柱が何本かまとまって立っていれば助かるんだが…」


★CHIKEI→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→玉座の間下にあるという回復魔法陣を利用しよう【守備+2 回避+4 毎ターン5回復】
ハート・スペード→手頃な柱を発見!【守備+1 回避+1】
クラブ→なんも見つかりまへーん
JOKER→ふと壁に手を当てるとくるりと回転する。隠し扉を発見してしまった!
※数字がK〜Jで先制率変化なし、10〜6で-1、5〜Aで-2されます。

641 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 13:06:08 ID:???
★CHIKEI→ ハートA

642 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 22:00:15 ID:???
★CHIKEI→ ハートA ★
>ハート・スペード→手頃な柱を発見!【守備+1 回避+1】


森崎「よし、この位置なら相手を迎え打ちやすいはずだ」

森崎は柱で囲まれた、なおかつ4人で陣取れそうな十分なスペースを確保する。
だが、そのために費やした時間は確実に相手側の先制のチャンスを広げてしまうことになる。

セシル「…クリス。とにかく今はやるしかないみたいよ。敵は待ってくれはしないんだから」

クリス「わかってる。私ももうアリティア騎士団の、テンプルナイツの一員なんだ。
    仲間も守れず、自分すら守ることもできなくなるほどうろたえてなんていられない!」

ライアン「森崎さん、戦闘準備完了です!」

森崎「ああ、とりあえずそのまま待機してくれ。セシル、相手に隙が見えたらお前の合図で一気に仕掛けるぞ。
   見たところ相手は歩兵だけ。機動力ならこちらが上だ。気を引き締めろよ!」

セシル「はいっ!(相手との間合いをしっかりと見極める。…見逃しはしない!)」


★VSサムシアン残党→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→山賊2人、盗賊1人の構成だ!(K〜8で森崎隊の先制)
ハート→山賊2人、盗賊2人の構成だ!(K〜8で森崎隊の先制)
スペード→山賊3人、盗賊2人の構成だ!(K〜8で森崎隊の先制)
クラブ→山賊3人、盗賊2人の構成だ!(K〜8で森崎隊の先制)
JOKER→なんと山賊たちが突然武器を捨てて降伏する!

643 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:00:54 ID:???
★VSサムシアン残党→ ダイヤ5

644 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 22:19:12 ID:???
★VSサムシアン残党→ ダイヤ5 ★
>ダイヤ→山賊2人、盗賊1人の構成だ!(K〜8で森崎隊の先制)
===========
山賊A「オヒョウ、あの時は世話になったなぁ」

狂気じみた笑いをあげる、しかし瞳には怒りと復讐の炎を燃やす山賊たちが森崎たちを睨みつける。

クリス「まさかあなた達は…!」

山賊B「そうとも。アリティア郊外の村ではテメェらにふん捕まったがこうして混乱に乗じて難なく脱獄よぉ」

盗賊A「牢獄ぐらしとはこれでおさらばさ!悪いが邪魔しようってんなら容赦はしねぇぜ」

ライアン「牢屋ぐらし体力の落ちてるあなたたち相手に、僕達テンプルナイツは負けません!」

盗賊A「うけけっ、精々吠えてな!行くぜオメェら!ヒャッハー!!」

セシル「くっ…ダメ!思った以上に相手の足が速くて接近されすぎた!」

森崎「ちいっ、しかたねぇ。みんな防御の構えを取るぞ。俺の指示を聞いてフォーメーションを組むんだ」

☆どうしますか?

A 全員横一列に並べ!(狙われる確率はcardで同じ)
B 壁は一枚だ!(7/13で壁役に、後ろの3人は2/13ずつ)
C 壁は二枚だ!(色別の9/13で壁役に、後ろの2人は2/13ずつ)
D 壁は三枚だ!(壁役はそれぞれ4/13。後ろの1人は1/13)
E 全員縦一列に並べ!(狙われる確率は前からK〜9、8〜5、4〜2、A)
※壁役を張る、または縦一列陣形の場合、誰を前に出すかも記入してください
【森崎・クリス・セシル・ライアン】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

645 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:29:40 ID:+kx+bH6I
E
クリス、森崎、セシル、ライアン

646 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:30:57 ID:OOFYGepg
B
クリス、森崎、セシル、ライアン

647 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:31:01 ID:TNBPIoyE
B クリス 森崎

648 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:33:44 ID:OOFYGepg
B
クリス、森崎

間違えました。こっちに変更すます

649 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/24(日) 22:40:28 ID:???
>>647-648
Bは壁役は一人なので、名前が前の方にあるクリスを壁役にするということでよろしいのでしょうか?
===========
>B クリス


森崎「ここは重騎士らしくクリスを壁役にして相手の攻撃を凌ぐぞ」

クリス「任せてください!」

盗賊「ぐぐぐ…あの分厚い鎧じゃ俺の剣は弾かれちまう。だがお前らの斧なら叩き割れそうだな。かかれー!」

山賊A・B「アイアイサー!」



先着【1名】様で一気に判定をお願いします。

★山賊Aの狙い→! card
山賊Bの狙い→! card
盗賊の狙い→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜7→クリス
6〜5→森崎
4〜3→セシル
2〜A→ライアン
JOKER→気合は十分だ!全員に攻撃するぞ!

650 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 22:43:50 ID:???
★山賊Aの狙い→ スペード5
山賊Bの狙い→ クラブA
盗賊の狙い→ スペード10


651 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 12:30:15 ID:???
★山賊Aの狙い→ スペード5→森崎
山賊Bの狙い→ クラブA→ライアン
盗賊の狙い→ スペード10→クリス ★


森崎「(マズイな。いくらクリスの守備が強固でも、武器の相性を覆すのは難しい)」

剣は斧に強く斧は槍に強く槍は剣に強い。俗にいう『3すくみ』と呼ばれる武器にまつわる相性。
山賊の豪腕と斧のアドバンテージが組み合わされば、堅牢なクリスも流石に崩されてしまうかもしれない。

森崎「ここは俺が前に出る!クリス、下がってろ!」

クリス「えっ…わあ!?」

森崎は割りこむような形で前に出ると、斧を振り上げる山賊Aの前に躍り出る。

山賊A「ヒャッホーイ!」

森崎「返り討ちにしちゃる!」

652 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 12:31:20 ID:???
先着『2名』様で

★山賊A 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→! card+12+指揮(1)=
攻撃判定→! card+20+指揮(1)=
回避判定→! card+9+指揮(1)=
守備判定→! card+7+指揮(1)=★

★森崎 24/24 鉄の斧(攻速…13+3『疾走』 係数…ダイヤ・ハートK〜10)
命中判定→! card+20+指揮(2)+支援(2)=
追撃判定→! card+20+指揮(2)+支援(2)=
攻撃判定→! card+23+指揮(2)+支援(2)=
回避判定→! card+19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=
守備判定→! card+19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
山賊Aの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+5
山賊Aの攻撃判定がハートで『剛力』で+3
森崎の攻撃判定がダイヤで『星撃』で攻撃合計値1.5倍(切り捨て)
森崎の守備判定がダイヤでダメージを半減(切り捨て)
戦闘計算式は>>8を参照してください

653 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 12:35:41 ID:???
★山賊A 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ スペード6 +12+指揮(1)=
攻撃判定→ ダイヤ8 +20+指揮(1)=
回避判定→ ハートK +9+指揮(1)=
守備判定→ ダイヤ8 +7+指揮(1)=★

654 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 12:37:46 ID:???
★森崎 24/24 鉄の斧(攻速…13+3『疾走』 係数…ダイヤ・ハートK〜10)
命中判定→ スペードQ +20+指揮(2)+支援(2)=
追撃判定→ ダイヤ7 +20+指揮(2)+支援(2)=
攻撃判定→ クラブ9 +23+指揮(2)+支援(2)=
回避判定→ ダイヤK +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=
守備判定→ ハート4 +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=★

655 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 12:38:16 ID:???
★森崎 24/24 鉄の斧(攻速…13+3『疾走』 係数…ダイヤ・ハートK〜10)
命中判定→ ハートQ +20+指揮(2)+支援(2)=
追撃判定→ ハート3 +20+指揮(2)+支援(2)=
攻撃判定→ スペードJ +23+指揮(2)+支援(2)=
回避判定→ スペード3 +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=
守備判定→ スペード7 +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=★

656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 12:48:25 ID:???
★山賊A 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ スペード6 +12+指揮(1)=19
攻撃判定→ ダイヤ8 +20+指揮(1)+5『怪力』=34
回避判定→ ハートK +9+指揮(1)=23
守備判定→ ダイヤ8 +7+指揮(1)=16★

★森崎 24/24 鉄の斧(攻速…13+3『疾走』 係数…ダイヤ・ハートK〜10)
命中判定→ スペードQ +20+指揮(2)+支援(2)=36
追撃判定→ ダイヤ7 +20+指揮(2)+支援(2)=31『必殺』
攻撃判定→ クラブ9 +23+指揮(2)+支援(2)=36
回避判定→ ダイヤK +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=37
守備判定→ ハート4 +19+指揮(2)+柱(1)+支援(2)=28★

山賊Aの攻撃!森崎は素早く身をかわした!
森崎の反撃!山賊Aに20ダメージ!
森崎の追撃!必殺の一撃!山賊Aのに60ダメージ!
山賊Aのは倒れた。森崎とライアンは20の経験値を得た。
============
シュッ…ズギャギャッ!!

山賊A「みぎゅげぇ!?」

森崎「へっ、そんなものかよ!」

山賊Aの攻撃を慣れた動作であっさりと避け、反撃の斧をしっかりと当てにいく森崎。
だが、もう一人の山賊はこの激突で崩れた陣形の隙を的確に狙ってくる。

山賊B「今なら後ろの奴らに一発おみまいできそうだぜ。ぐえっへっへ」

クリス「だ、ダメ!ここからじゃ庇いにいけないわ!」

657 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 12:50:39 ID:???
森崎「しまった!ラ、ライアーン!」

仲間たちの叫びも虚しく、屈強な山賊Bはライアンを射程圏内に捉えるとジリジリとにじり寄ってくる。

山賊B「ヒヒヒ、ボクぅ。痛いのは最初だけだからそんなに怯えなくても大丈夫さぁ…」

ライアン「(こ、怖くなんかないぞ。最終試験で一人ぼっちになったときは…もっと怖かったんだから!)」

だから大丈夫。今は仲間がいる。何も恐れることはない。基礎に習って防御をするだけだとライアンは構える。


先着『2名』様で

★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→! card+12+指揮(1)=
攻撃判定→! card+20+指揮(1)=★

★ライアン 25/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…)
回避判定→! card+7+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=
守備判定→! card+8+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
山賊Bの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+5
山賊Bの攻撃判定がハートで『剛力』で+3
ライアンの守備判定がダイヤで『防御』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

658 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 12:52:19 ID:???
★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ ハート9 +12+指揮(1)=
攻撃判定→ スペード3 +20+指揮(1)=★

659 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 12:55:37 ID:???
★ライアン 25/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…)
回避判定→ クラブ2 +7+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=
守備判定→ スペード7 +8+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=★

660 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 13:10:42 ID:???
★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ ハート9 +12+指揮(1)=22
攻撃判定→ スペード3 +20+指揮(1)=24★

★ライアン 25/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…)
回避判定→ クラブ2 +7+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=15
守備判定→ スペード7 +8+指揮(2)+柱(1)+支援(3)=21★

山賊Bの攻撃!ライアンに3ダメージ!
===========
ライアン「(相手の攻撃の軌道をよく見て、肩の装甲で受け止めるっ!)」

ガキィン!

山賊B「な、なにィ!」

鈍い痺れは感じるものの、今後の戦闘に支障をきたすようなダメージは無い。
ライアンは咄嗟のことながらうまく防御できたことにホッと息を吐く。

森崎「ライアン、無事か!?」

ライアン「これくらい平気です。それに僕だってもう立派な騎士。いつまでも守られてばかりじゃ笑われちゃいます」

セシル「ふふっ、言うようになったじゃない。(ライアンもなんだかんだ頼り甲斐が出てきたわね。アタシも負けてられない)」

盗賊「ぐぐっ、弓兵のくせになんて硬さだ。だが、この俺の剣さばきなら!」

クリス「コラーッ!これ以上大事な仲間を傷付けさせないわよ。アンタの相手はこの私よ!」

ようやく重騎士としての勤めを果たせると言わんばかりに迫力ある動きでクリスは盾を掲げ壁を張る。

661 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 13:13:01 ID:???
先着『2名』様で

★盗賊 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(1)=
追撃判定→! card+14+指揮(1)=
攻撃判定→! card+15+指揮(1)=
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+5+指揮(1)=★

★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→! card+13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→! card+5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→! card+16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
盗賊Aの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
クリスの攻撃判定がダイヤで『剛力』で+3
クリスの守備判定がダイヤ・ハートで『鉄壁』で+5
クリスの守備判定と相手の攻撃判定のマークが一致で『反射』で攻撃を跳ね返す
戦闘計算式は>>8を参照してください

662 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 13:16:35 ID:???
★盗賊 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペード7 +14+指揮(1)=
追撃判定→ クラブ10 +14+指揮(1)=
攻撃判定→ ハート9 +15+指揮(1)=
回避判定→ ハートK +8+指揮(1)=
守備判定→ ハート10 +5+指揮(1)=★

663 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 13:24:20 ID:???
★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ クラブ9 +13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→ スペード2 +23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→ クラブ7 +5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→ ダイヤ5 +16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★


664 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 13:56:42 ID:???
★盗賊 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペード7 +14+指揮(1)=22
追撃判定→ クラブ10 +14+指揮(1)=25
攻撃判定→ ハート9 +15+指揮(1)=25
回避判定→ ハートK +8+指揮(1)+3『俊敏』=25
守備判定→ ハート10 +5+指揮(1)=16★

★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ クラブ9 +13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=30
攻撃判定→ スペード2 +23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=33
回避判定→ クラブ7 +5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=21
守備判定→ ダイヤ5 +16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)+5『鉄壁』=35★

盗賊の攻撃!クリスは攻撃を受け止めた!
クリスの反撃!盗賊に17ダメージ!
クリスは10の経験値を得た
===========
クリス「ええーい!!」

グオンッ!ドガァッ!!

盗賊「ぜ、全然近づけな…ごはぁ!」

武器のリーチ差を巧みに使い、全く相手を寄せ付けること無く戦いを進めるクリス。
盗賊の身軽さを持ってしても、クリスの豪槍を避ける事はできなかった。

セシル「味方の被害は軽微ね。森崎さん、すぐに反撃の指示を!」

森崎「ああ、わかってるさ。このまま一気にたたみ込むぞ!
   (本当にどいつもこいつも強くなりやがった。そして更に伸びる兆しもある。
   正騎士になるための惜しみない努力の賜物か。俺だって……!)」

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/28(木) 13:57:45 ID:???
豊かな才能を発揮する後輩たちの奮闘に負けないように、森崎は反撃の指示を出す。


☆どうしますか?

A 指定戦闘(一人ずつ攻撃順序や相手を選択できますが、相手の人数によって選べない場合も)
B 自動戦闘(中の人が味方の体力や状況にあわせて自動で戦闘を行います)
C ランダム戦闘(敵部隊と同様にカード判定を用います)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

666 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 14:32:28 ID:HDY+plWg


667 :森崎名無しさん:2012/06/28(木) 14:47:03 ID:A9lv9RpQ
B

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 13:42:32 ID:???
>B 自動戦闘(中の人が味方の体力や状況にあわせて自動で戦闘を行います
===========
森崎「みんな、油断するな!」

森崎は臨機応変に敵の掃討にあたるように指示を出す。

ライアン「まずは僕が仕掛けます!」

反撃を受けない距離からの間接攻撃で、相手の戦力を削るのは常套手段。
ライアンはオーダーメイドの鉄の弓を引き絞ると、狙いを定めて放つ。


先着『2名』様で

★ライアン 22/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…ダイヤ・ハートK)
命中判定→! card+20+指揮(2)+支援(3)=
追撃判定→! card+20+指揮(2)+支援(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(2)+支援(3)=★

★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
回避判定→! card+9+指揮(1)=
守備判定→! card+7+指揮(1)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ライアンの命中判定がダイヤで『必中』で必ず命中
ライアンの攻撃判定がダイヤ・ハートで『練気』で+2
戦闘計算式は>>8を参照してください

669 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 13:43:21 ID:???
★ライアン 22/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…ダイヤ・ハートK)
命中判定→ スペードQ +20+指揮(2)+支援(3)=
追撃判定→ スペード10 +20+指揮(2)+支援(3)=
攻撃判定→ ハート9 +15+指揮(2)+支援(3)=★

670 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 13:46:43 ID:???
★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
回避判定→ クラブJ +9+指揮(1)=
守備判定→ クラブ10 +7+指揮(1)=★

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 13:54:55 ID:???
★ライアン 22/25 ライアンの弓(攻速…5 係数…ダイヤ・ハートK)
命中判定→ スペードQ +20+指揮(2)+支援(3)=37
追撃判定→ スペード10 +20+指揮(2)+支援(3)=35
攻撃判定→ ハート9 +15+指揮(2)+支援(3)+2『練気』=31★

★山賊B 28/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
回避判定→ クラブJ +9+指揮(1)=21
守備判定→ クラブ10 +7+指揮(1)=18★

ライアンの攻撃!山賊Bに13ダメージ!
ライアンの追撃!山賊Bに13ダメージ!
ライアンは10の経験値を得た
===========
ピシュッ!ピシュッ!

小気味よいリズムで放たれる鋭い矢は、山賊Bの膝を貫き完全に自由を奪い去る。

山賊B「げえぇ、も、もう駄目だァ!」

セシル「ナイスライアン!後はアタシに任せなさい!」

セシルは斧に有効な鋼の剣を構えると、素早く近づき振りかぶる。

672 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 13:56:17 ID:???
先着『2名』様で

★セシル 20/20 鋼の剣(攻速…8 係数…ダイヤ)
命中判定→! card+16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
追撃判定→! card+16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+17+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→! card+10+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→! card+9+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

★山賊B 2/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→! card+12+指揮(1)=
攻撃判定→! card+20+指揮(1)=
回避判定→! card+9+指揮(1)=
守備判定→! card+7+指揮(1)=★
と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
セシルの攻撃判定がダイヤK〜Jで『武器破壊』で相手の武器を【破壊】する
セシルの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
山賊Aの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+5
山賊Aの攻撃判定がハートで『剛力』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

673 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 13:59:42 ID:???
★セシル 20/20 鋼の剣(攻速…8 係数…ダイヤ)
命中判定→ ダイヤQ +16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
追撃判定→ スペード6 +16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→ クラブK +17+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→ スペードA +10+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→ スペードA +9+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

674 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 14:05:15 ID:???
★山賊B 2/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ スペード6 +12+指揮(1)=
攻撃判定→ クラブ2 +20+指揮(1)=
回避判定→ ダイヤQ +9+指揮(1)=
守備判定→ スペード9 +7+指揮(1)=★

675 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 14:37:35 ID:???
★セシル 20/20 鋼の剣(攻速…8 係数…ダイヤ)
命中判定→ ダイヤQ +16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=36『必殺』
追撃判定→ スペード6 +16+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=30
攻撃判定→ クラブK +17+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=38
回避判定→ スペードA +10+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=20
守備判定→ スペードA +9+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=19★

★山賊B 2/28 鉄の斧(攻速…1 係数…)
命中判定→ スペード6 +12+指揮(1)=19
攻撃判定→ クラブ2 +20+指揮(1)=23
回避判定→ ダイヤQ +9+指揮(1)=22
守備判定→ スペード9 +7+指揮(1)=17★

セシルの攻撃!必殺の一撃!山賊Bに63ダメージ!
山賊Bは倒れた。セシルは40の経験値を得た
===========
セシル「でえりゃあああああっ!!」

空を十字に切り裂いた後の、気合のこもった一撃が山賊Bの脳天を叩き割る。

山賊B「げへへっ……ぇ」

セシル「どんなもんよ。残るは後一人ね」

クリス「さァ、もうあとがないわよ。覚悟しなさい!」

壁際へと追い詰められる盗賊。必死に逃げ道を探しまわるが、そうはさせまいと森崎が追い込みをかける。

盗賊「ぐぐぐ…あともう一息で任務を終えられると思っていたのに」

森崎「おとなしく投降するならよし。まだ歯向かうってんなら容赦はしねぇぜ」

676 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 14:38:41 ID:???
盗賊「……けっ、どのみち任務に失敗したらそこで終わりなんだよぉ!うらああああーーーっ!!」

ヤケになって突っ込んでくる盗賊を見て、クリスは別の場所でマルス達と戦っているであろうカタリナのことを思う。

クリス「(任務に失敗したらそれまで。カタリナもそうなのかしら。もしそうなら……)」

駄目だ。感傷に浸るな。彼女は自分たちの『敵』だったのだ。
これまでの思い出は全て信用を得るための、仲間だと、友達だと思わせるための『嘘』だったのだ。
ここで彼女たちを野放しにすることはできない。マルスの暗殺が彼女たちの狙いだとするならば
『近衛騎士』という立場の自分は、彼女の『夢』を壊すことが義務付けられている。
これまでの思い出など全て夢、幻。無かったことにしてしまえばどんなに気が楽になることだろうか。

クリス「(カタリナ。あなたが私に向けてくれたあの笑顔は本当に嘘だったの?
    信じたくない。でも、信じなくちゃ私は……戦えない。槍を握れない…!)」

思えば彼女の言葉の節々には今の現状を予想するようなことが語られていたような気がする。
とくに最終試験前や、つい先程の会話で彼女の心の悲鳴を聞き取ることができなかったことに後悔を覚える。

クリス「(でも。今からでもやり直せるよ。なんの確証もないけれど、それでも私は……)」

たとえどんなことがあろうとも信じ続けることで初めて相手との『信頼』が築けるとマルスは言う。
それならば。これまでの『嘘』が『真実』になるほどに信じ続けることができるというのなら。

クリス「私は……私は過去を無かった事になんかしない!全部受け止めて、受け入れて……そして探すんだ。
    カタリナ。あなたのあの笑顔が真実だったと証明するための道を……絶対!!」

ならばやるべきことはただひとつ。早急にこの賊たちを倒し、もう一つの部隊に合流するだけだ。

クリス「うああああーーーーっ!!」

これから自分が戦う理由と覚悟を示すための槍。誓いの槍を構え、クリスは駆ける。

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 14:41:03 ID:???
先着『2名』様で

★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→! card+13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→! card+5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→! card+16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

★盗賊 5/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(1)=
追撃判定→! card+14+指揮(1)=
攻撃判定→! card+15+指揮(1)=
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+5+指揮(1)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
クリスの攻撃判定がダイヤで『剛力』で+3
クリスの守備判定がダイヤ・ハートで『鉄壁』で+5
クリスの守備判定と相手の攻撃判定のマークが一致で『反射』で攻撃を跳ね返す
盗賊Aの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

678 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 14:44:54 ID:???
★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ スペード7 +13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→ ダイヤQ +23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→ ダイヤJ +5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→ ダイヤA +16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

679 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 14:45:13 ID:???
★盗賊 5/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ダイヤ2 +14+指揮(1)=
追撃判定→ スペードK +14+指揮(1)=
攻撃判定→ ダイヤA +15+指揮(1)=
回避判定→ ハート4 +8+指揮(1)=
守備判定→ ハートA +5+指揮(1)=★

680 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 14:45:13 ID:???
★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ スペード8 +13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→ クラブ5 +23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→ クラブ3 +5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→ クラブ5 +16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=★

681 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:48:12 ID:???
★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜4)
命中判定→ スペード7 +13+指揮(2)+支援(3)+有利(3)=28
攻撃判定→ ダイヤQ +23+指揮(2)+支援(3)+有利(3)+3『剛力』=46
回避判定→ ダイヤJ +5+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)=25
守備判定→ ダイヤA +16+指揮(2)+柱(1)+支援(3)+有利(3)+5『鉄壁』=31★

★盗賊 5/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ダイヤ2 +14+指揮(1)=17
追撃判定→ スペードK +14+指揮(1)=28
攻撃判定→ ダイヤA +15+指揮(1)=17
回避判定→ ハート4 +8+指揮(1)+3『俊敏』=16
守備判定→ ハートA +5+指揮(1)=7★

クリスの攻撃!盗賊に39ダメージ!
盗賊は倒れた。クリスは40の経験値を得た
===========
ドガアッ!!

盗賊「ぎゃあむっ!!」

強烈なぶちかましを受け、壁にたたきつけられた盗賊は気を失って床に伸びる。

クリス「森崎さん、すぐにマルス様たちの部隊へと合流しましょう」

森崎「平気なのか?お前は特にカタリナと仲が良かったはずだから…」

おそらくライアンもそれを危惧し、こうして別の部隊で戦うように振り分けたはずである。
だが、クリスの強い決意を秘めた瞳を見れば、その心配は杞憂だったと気がつく。

682 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:49:14 ID:???
クリス「カタリナは確かに私達を騙し、そして裏切った『敵』です。それは間違いない事実です。
    ……でも、私はカタリナを信じることをやめません。だって、カタリナは私の『友達』だから!
    友達だから悪いことをやめさせる。それが出来るのはきっと私だけだから!」

自分たちを騙していたことから目をそらさない。でも、これまでの自分たちが重ねてきた『絆』を無かった事になんかさせない。
それが今はただの自分の思い込みだとしても。それがいつか真実になるように語りかけ続けることが――

クリス「私だけなんです。カタリナを取り戻すことが出来るのは」

ライアン「クリスさん……」

セシル「……私だって同じ気持ちよ。カタリナが敵だったなんて今でも信じられないもの。
    きっと何かわけがあるはず。そしてそれをどうにか出来るのは仲間で友達だった私達だけよ!」

森崎「(…どんなに酷く辛いことをされたとしても、友達への思いは決して変わることがない、か)」

破滅のツボを押し、運命を狂わせてしまったはずの中山。
その中山の怒りと悲しみを受け入れ、森崎は彼の手を取り自らの破滅のツボも押したのは記憶に新しい。
その時確かに彼はこう言ってくれた。たとえ森崎が弱くなろうとも、自分が強くなり守ってみせると。

森崎「(……そうだよな。トモダチを助けることが出来るのは世界中のどこをさがしてもトモダチだけなんだよな)」

この破滅のツボが原因で、世界一のGKになるという自分の夢が叶わぬものになる可能性は限りなく高いだろう。
それでも森崎は中山のことを恨むことはなかった。理由は簡単だ。彼が自分にとっての『トモダチ』だったから。

森崎「(きっとカタリナはクリスにとっての中山なんだ)」

大事なトモダチを取り戻す。その願いを叶えるために、できる事はただひとつ。

森崎「よし、すぐにマルス達と合流するぞ。急げ!」

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:50:39 ID:???
クリス「はいっ!!」

マルス隊との合流のために森崎たちは駆け急ぐ。
そして森崎は海外への挑戦のために、今は自宅で療養中であろう中山のことを思っていた。

森崎「(中山、待ってていてくれ。いつかまたお前と同じフィールドでもう一度サッカーをするためにも)」

この破滅へと歩み続ける体であろうとも、必ず夢を叶えてみせる。
ドイツ・ブンデスリーガで結果を出し、お前に勇気を届けてみせると改めて誓いを掲げるのだった。




〜マルス隊〜

森崎隊が素早く敵部隊を殲滅し、合流のために引き返し始めたその頃。
マルス隊は魔導師を中心とした暗殺者の部隊に苦戦を強いられていた。

オグマ「…ふう。なんとか一旦押し戻すことは出来たか」

シーダ「エルカイト、羽は痛まない?いくら魔法に耐性があるからって無茶はしないでね」

ロディ「エリス様との試験で魔導軍との戦いを経験していたとはいえ、やはり難敵ですね」

ルーク「鎧や盾がまるで意味をなさねぇんだものな。避けるしかねえってのは辛いぜ」

マルス「なにより怖いのはカタリナの存在だ。彼女の本気はきっとあんなものじゃない。
    自分を見習い魔導師だと偽れる程の実力を隠し持っていたんだ。油断はできない」

シーダ「……不思議ですね。ほんの数時間前まで一緒に料理を作って笑い合っていたあの子が、
    今では壁を挟んで命の奪い合いをしている。……夢であって欲しいです」

684 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:51:53 ID:???
ロディ「彼女の側にいながら、何の警戒も抱けなかった我々の不備です。申し訳ありません」

シーダ「い、いいえ。あなた達を責めているわけじゃないのよ。でもね、やっぱり何かがおかしいなって。
    そう思い込みたいだけの、私の勝手なワガママかもしれない。けど、あの笑顔は嘘じゃないって信じてあげたいの」

ルーク「そうですよ。カタリナの笑顔は嘘なんかじゃねぇ。特にクリスに笑いかけていたアイツの笑顔は絶対に
    信用を得るためだけの作り笑いなんかじゃなかった」

オグマ「ほう、そこまではっきりと言える確証はあるのかい、坊主」

ルーク「そ、それは……クリスのとびっきりの笑顔を返してもらえたのはアイツだけだったから」

本当なら自分が一心に受け取りたいクリスの笑み。それを唯一返してもらえ、そして微笑み返すカタリナの笑顔は嘘なんかじゃない。
もしそれが嘘だったなら、この胃の底がちくちくと痛む不愉快な気分はいったいなんなのだ。

ロディ「呆れるな。女の顔ばかり追いかけている君らしい理由だ。だが……」

オグマ「ははははは!いいねいいね、その若い青春の直感とやらに俺は賭けてみてもいいと思うぜ」

マルス「僕も彼女のこれまでの真剣さが全て信用を得るためだけの演技だとは思いたくない。
    たとえそれが任務のために仕方なく行われたことだとしても……ね」

シーダ「はい。打算だけで動けるほど、器用な人間はそうそういないって私も思います」

マルス「民を導く立場の僕がこんなことを言ってしまうのは間違ったことかもしれないけどね。
    ……よし、みんなきけ。敵部隊との距離を図りつつ、移動を開始しよう」

685 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:53:32 ID:???
★マルス隊の行動→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→周囲の散策
ハート→異性の仲間同士の会話
スペード→敵部隊の偵察
クラブ→有利な地形の確保
JOKER→仮面の大男が城の裏口へと向かうのを発見!

686 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 15:56:45 ID:???
★マルス隊の行動→ ハート2

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 16:54:05 ID:???
判定に『異性の』と書かれていますが、これは間違いで『仲間同士の会話』が正しいです。

★マルス隊の行動→ ハート2 ★
ハート→仲間同士の会話
============
★誰と誰?→! num&! num★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

0.1→マルス
2.3→シーダ
4.5→オグマ
6.7→ルーク
8.9→ロディ

※項目がかぶった場合は一つ下のキャラ(ロディの場合はマルス)が対応します

688 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 16:56:41 ID:???
★誰と誰?→ 0 & 2

689 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:10:06 ID:???
ですよねー

690 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:25:45 ID:???
さすがだ

691 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:41:07 ID:???
シーダ姫……貴様、イカサマをしているなッ!

692 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 21:35:04 ID:???
この二人の運は異常w

693 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:02:32 ID:???
>>689-692
原作でもこの二人の間には誰も入り込む余地がありませんからねぇ…
===========
★誰と誰?→ 0 & 2 ★→マルス&シーダ



マルス「シーダ、大丈夫かい」

シーダ「私なら平気です。この子の翼が魔法から守ってくれてますし」

マルス「そうじゃなくて。カタリナのことだよ。
    君は第七小隊のメンバーの中でも特に彼女のことを気にかけていたからね」

最終試験の模擬戦の直前に、カタリナがなかなか部隊に合流してこないという事態が起こったことがあった。
その時カタリナを捜索し、森の木陰に不安そうな顔で佇む彼女を励ましたのはほかでもないシーダである。
それ以来だろう。彼女に妹のように接し、共に料理を作る仲にまで至ったのは。
少しでもシーダの不安を取り除きたいマルスは、カタリナのことを聞き出して見ることにした。

シーダ「……あの子、最終試験での模擬戦の時に自分の出生のことを私に話してくれたんです。
    自分はノルダの街の出身で、家畜同然の扱いをされていたと」

マルス「奴隷市場ノルダか。前大戦で訪れたことがあったけど、酷い場所だった……」

シーダ「そんなあの子を助けてくれた人がいたらしいんです。そして、その人に自分は生きる意味をもらったとも」

ペガサスに乗りながら、背中越しに語りかけてくる彼女の言葉を思い出しながらシーダは語る。
あの時どうしてあんなに必死に謝ってきたのか。その真意が今、ようやく理解できた。
こうなることが彼女は初めから分かっていたのだ。だが、だからこそあの時のカタリナの涙に悔しさを感じれずにはいられない。

694 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:03:43 ID:???
何も分かってあげられていなかった。『誰にも譲れないものがあるのならそれを守ったって構わない』と
偉そうに語った自分が恥ずかしい。だから彼女は選んだのだ。
自分を地獄のような世界から救ってくれた人、おそらく暗殺組織の者だろう。
これまでのかけがえの無い思い出は全て夢だったと切り捨て、その者によるマルスの暗殺という指示を優先したのだ。

シーダ「私、悔しい。あの子に何もしてあげられなかった自分が情けなくて悔しいの。
    マルス様お願い。私にあの子と話をさせて。もう手遅れかもしれないけれど、
    ただ一言謝りたい。あなたの苦しみを取り除くことも和らげることもできなくて、ごめんって……」

マルス「……大丈夫だよシーダ。従騎士訓練で見た彼女の真剣な瞳は嘘偽りのないものだった。
    クリスたち第七小隊との絆もそうだ。少なくとも僕はそう信じている。
    それにまだ手遅れなんかじゃないさ。何故彼女は君の背中に涙を流したと思う?
    何故君に対して謝っていたんだ?迷っているから、後悔しているからじゃないのか?」

シーダ「!」

マルス「信じよう。確かにこうして裏切られることもあるかもしれないけれど。
    だからって信じることをやめてしまったらきっとそこまでなんだ。
    諦めちゃダメだシーダ。カタリナは僕達の仲間。大事な近衛騎士の一人なのだから」

それならばまだやり直せる可能性はあるはずだ。自分たちが紡いできたのは、
信用を得るためだけの上辺だけの偽りの絆ではなかったことを証明するためにも、
必ず彼女を救い出してみせると二人は強く決意する。

シーダ「(カタリナ。今のあなたの望みと私の望みは絶対に相容れるものじゃないわ。
    だから変えてみせる。あなたを組織という暗闇から救うことで、その願いを、夢を変えてみせるの)」


※マルスとシーダの互いの評価が上がりました。

695 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:05:43 ID:???
カタリナ「……もうすぐ敵部隊と接触します。各員、装備をもう一度確認してください」

魔道士「へへへ、英雄王だかなんだか知らねぇが俺たちの魔法であっという間に消し炭にしてやるぜ」

盗賊「なぁ隊長、折角だから城の宝物庫から何かちょろまかしちゃいましょうよ。
   確か何とかのオーブって国宝がこのアリティア城にあるとかないとか聞きやしたよ」

カタリナ「ダメです。私達の任務はあくまでもマルス様……アリティア王子の暗殺。
     余計なことをする余裕も時間も、私達にはありません」

長期間の潜伏行動の末、ようやく手に入れた最大にして唯一のチャンスなのだ。
あのアリティア王宮騎士団の半数以上を無力化させ、玉座の間に追い込むことが出来たこの機会を逃す訳にはいかない。

カタリナ「私たちはただ忠実に与えられた任務をこなすだけでいいんです。余計な事は考えてはいけません」

魔道士「……だよな。だからこうして何ヶ月もかけて綿密に暗殺作戦を遂行してきたんだもんな」

盗賊「逃走経路の方も準備万端。あとはサクッとあの王子様をやっちまうだけ。キヒヒッ!」

カタリナ「(クリス、ごめんなさい。でも、やっぱり私の夢、願いは……
     私をあの家畜同然の日々から助けだしてくれてあのお方……
     エレミヤ様の望みを叶えてあげる事。それだけなんです)」

頭の中に浮かぶ従騎士訓練の淡い思い出。せめてこの思い出だけは大切に取っておこう。
自分が歩めたかもしれないもう一つの世界。大切な仲間との日々だけは忘れずに心のなかにしまっておこう。

カタリナ「前方に目標確認。これより任務の最終段階を開始します」

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:07:45 ID:???
★VSアイネ隊→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アイネ、魔道士2人、盗賊1人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
ハート→アイネ、魔道士2人、盗賊2人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
スペード→アイネ、魔道士3人、盗賊2人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
クラブ→アイネ、魔道士3人、盗賊3人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
JOKER→ローロー「ウキキ、大変だアイネー」仮面の大男が慌てた(?)様子で飛び込んでくる

697 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 06:09:05 ID:???
★VSアイネ隊→ クラブ8

698 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 10:28:37 ID:???
うえ、ここでクラブか
増援にいけるまで大丈夫だろうか

699 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 11:01:09 ID:???
一部でもサクサク死んでいたからな……

700 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 11:24:12 ID:???
まあ、魔導師を先手で二人も潰せれば大丈夫かな。
カタリナのエルファイアーが直撃しても一発退場はないでしょ。

HP+魔防だとマルスとルークが28で一番脆いけど、HP32あるロディも
守備7だと盗賊の攻撃も結構通りそうで前衛には出しづらいねえ。
姫様+オグマのツートップ安定かな?
序章だから死亡はないと割り切って経験稼がせるのも手だけども。

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