キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/03(木) 10:05:02 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティアカップ最終日。森崎たちアリティア選抜は反町率いる東邦タイガースを打ち破り悲願の全勝優勝を成し遂げる。
だが、大会中様々な妨害工作を仕掛けてきた超モリサキことラムカーネたちの策略により
森崎は残念なことに大会ベストイレブンに選ばれることはなかった。
それでも森崎は大切な仲間たちと勝ち取った優勝という栄冠以上のものはないのだと満足する。
その後、交流会のフードバトル大会が行われたり、上の世代の中心選手小豆沢に激励を送られたりと
アリティア王国で過ごす最後の夜は静かに終わろうとしていた……が!

ついにラムカーネが己の力と身体を取り戻すために森崎に襲いかかる。
手下である暗殺組織の一員を使い、森崎を攫ったラムカーネはサッカーの勝負を持ちかけてくる。
たった一人での孤独な戦いを強いられる森崎。闇の中に助けを呼ぶ声を聞きつけたのは
彼がこのアカネイア大陸で培い、育て上げてきた堅い信頼で結ばれた絆の力の象徴だった。
アカネイア騎士団、ブレーメントリオや早田たちと力を合わせ、森崎はラムカーネと宿命の対決を繰り広げる。


☆前スレ
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

901 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:40:52 ID:???
>>900
第2部では森崎に春がやってくる日は来るのでしょうか…?
===========
>B 負傷したシェスターたちが気がかりだ。病院に行こう

重症を負ったシェスター、マーガス、ビクトリーノのことが心配な森崎は
自身の負傷の具合も見てもらうついでに病院へと向かう。
そこで彼は以外な人物と出会うことになる。

若林「よぉ、森崎。お前も来たのか」

シュナイダー「出来る事ならお前とはフィールドの上で会いたかったよ」

森崎「シュナイダー…それに若林まで。そ、その拳に巻かれた包帯は!?」

森崎は若林の右手を見て唖然とする。まるで『どうえもん』に出てくる子守りロボットの手のように
白い包帯でぐるぐる巻きにされた状態を見て痛々しさを感じる。

若林「お前たちブレーメンがケルンと戦ってる最中、俺達はバイエルンとの試合だったんだよ。
   で、こいつの代わりにスタメン入りしていたレヴィンって奴のシュートを止めた際に……な」

シュナイダー「悪いことをしたな。まさか俺のチームメイトにこのようなことをする奴がいようとは」

若林「なに、試合中のことだからな。それにお前自身も人のことは言えんぞ。
   腹にボールぶち当ててまでボールを奪おうとする奴なんてそうそういるもんじゃないしな」

シュナイダー「……こほん。俺達の話は置いといて、森崎はどうしてここに?」

森崎「ああ、今日の試合で俺のチームメイトもシュナイダーのように反則覚悟のプレイで潰されちまったんだ。
   俺も相当なチャージを受けて、ついでにちょっと治療してもらおうと思って」

902 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:42:55 ID:???
若林「……そうか。なぁ、良かったら話し相手になってくれよ。俺もこいつも退屈してたんだ」

シュナイダー「考えてみればこうしてお前とゆっくり話をする機会は今まで無かったかもしれん」

どうやら若林とシュナイダーは森崎と話をしたいらしい。だが、チームメイトたちの様子が気がかりでもある。


☆どうしますか?

A 先にシェスターたちの様子を見てくる
B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる
C まずは自分の治療が最優先。受付に行ってからだ

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903 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:46:28 ID:KtAJFIIs
B

904 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:49:42 ID:mxIJEmLg
B

905 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:53:09 ID:???
きれいなバヤシさんなんかこええ

906 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:00:27 ID:KtAJFIIs
【優勝を】ファイアーモリブレム39【諦めない】

907 :906:2012/07/14(土) 01:01:41 ID:???
sage忘れ申し訳ない

908 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:05:54 ID:???
>>905
チーム一丸となって優勝を勝ち取ったワールドユース大会を経て、全日本メンバーは本編に比べて大分丸くなってます。
光のオーブの影響もあるのでしょうが、森崎自身が拒まない限り原作同様彼は森崎の味方です。
もちろん代表GKを争う場があるならば全力で対抗してくるのは変わりありません。
===========
>B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる


森崎「仕方がないな。俺の豊富な話術でお前たちの退屈という退屈を根こそぎ滅ぼしてくれるわー」

シュナイダー「フッ、期待させてくれるな」

若林「(随分遠回りになっちまったが、お前とこうして腰を据えて話せる事ができてよかった……)」

談話用のフリースペースに場所を移し、適当な飲み物を買ってから3人は椅子に腰掛ける。
シュナイダーの足の具合は流石にまだ良くないらしく、手すりに掴まりながらゆっくりと足を伸ばしていた。

森崎「……やっぱり相当悪いようだな。今季も残り少ないが、さすがに復帰は無理そうか」

シュナイダー「無理を通せば出られんこともない。が、父親の方針で安静を言い渡された。
       むやみに選手生命を縮めたくなくば、こんな時くらい俺の言うことを聞いてくれとな」

若林「そこまで親から心配されちゃ言うことを聞くしか無いってか。お前、案外父親思いなトコあるんだな」

シュナイダー「母さんに当たり散らしていたあの時の父さんのことは、今でも簡単には許せない。
       でも、あの人も一人で苦労していたということを分かろうとすることは出来た。
       そういうお前はどうなんだ?ドイツに来た頃は親の束縛から開放されて清々するぜとか言ってたようだが」

若林「はは……確かに昔はそうだったかもな。だが、この歳になってようやく親父や兄貴達の気持ちも理解できるようになったよ。
   あの頃の俺は自分一人でなんでもできると思い込んでいたからなぁ、ははっ。
   ……家族っていいもんだよ。ホント、たまに来る手紙や餞別に救われたことは結構あるな。森崎、お前はどうだ?」

909 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:08:07 ID:???
☆どうしますか?

A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな
B 突飛もない行動を起こしたときは叱ってくれるしっかり者の両親だったな
C 俺がサッカーで活躍するたびに何度も応援してくれる頼り甲斐のある両親だったな
D あまり親の話題は出したくない。そこまで親子関係は良くなかったんだ…
E 親の話もいいけど、親を安心させるための準備は二人共出来てるのかい?ん?

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910 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:05 ID:vx9AUvqs
A

911 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:31 ID:KtAJFIIs
B

912 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:18 ID:fc45aU+Q
A
HP成長率上昇期待

本編通りなら「F:まあそこそこ、かな。少なくともサッカーへの理解はゼロさ」ってところかなw

913 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:21 ID:cWaquXSc
A

914 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:39:59 ID:???
>>912
原作でカバーできない情報の補完のための選択肢なのでそこまでの重要さは無いです。すみません…
実際はどんな両親だったんでしょうね。弱気なところもあれど、
いざというときは勇気を振り絞れる男なのでなかなか良い教育をしていたのではないかと個人的には思いたいです。
===========
>A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな

森崎「小さい頃から俺のことをやけに気にかけてくれた優しい両親だったな」

特に兄弟もなく、一人っ子だった森崎は両親の愛情を一心に受けて育った。
そのおかげか時折ワガママな一面もあり、困らせてしまったこともある。

森崎「(俺がプロと契約したときなんか腰を抜かして、でも手を叩いてはしゃいで喜んでくれたっけ)」

ドイツという不慣れな土地に旅立つときも、何度も持ち物をチェックしてくれたりと
少々うっとおしく感じるくらいに森崎のことを気遣う父親。
チームメイトと折り合いがつかず荒れながら家に帰った時、涙を流しながら慰めてくれた母親。
思い返せば、彼らが支えてくれたからこそ今の自分があると実感できる。
それこそ両親だけじゃない。学生時代に部活動に集中できたのは先生のおかげだし、
なによりもアカネイア大陸での冒険はいつも同盟軍の仲間たちとの協力で成り立っていたことだった。

森崎「……だよな。どんなにキツイ戦いだって力を合わせれば……なんとかなるはずなんだ」

優勝の望みが掻き消えそうになり、弱気になりかけていた心が少しずつ明るさを取り戻してくる。
少なくとも、先程までの絶望は無い。シェスターたちが怪我を治し、帰ってきてくれればきっとまた戦える。
諦めないことだけは昔から得意だったのだ。この誰にも譲れない性分も
自分を徹底的に甘やかしてくれた両親のおかげなのかもしれないと思った時、森崎は思わず吹き出した。

シュナイダー「その様子なら、家族とはうまくいっていたみたいだな。…正直少し羨ましい」

若林「俺たちなんか問題抱えまくりだったからな。まぁ、今となってはそのことすら誇れたりするけどな」

915 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:42:10 ID:???
えっへんとふんぞり返る若林。彼の立派な体格が、更に大きく膨らんだかのように思えるほど、その言葉は自信に満ちていた。

若林「にしても昔はいろいろあったよな。俺と4対1で喧嘩したこと、まだ覚えてるか」

森崎「忘れもしないさ。あの時はよくもやってくれたなこの野郎」

シュナイダー「な、なにィ?若林とケ、ケンカだと?ちょっとその話聞かせてくれないか」

森崎「ああいいぜ。こいつはホント傑作だから。遡ること今から10年前……」

周囲からは気弱な少年というイメージを押し付けられていた森崎のまさかの下克上人生に
シュナイダーは時折目を白黒させて、でも最後の最後まで興味深く話を聞いてくれた。

若林「でも気になってることが一つだけあるんだよ。どうしてお前はそこまでキャプテンになりたかったのか」

森崎「え?」

若林「俺からレギュラーを奪いたかったって気持ちはわかるぜ。折角代表に選ばれたからには試合に出たいのは誰だって同じだからな。
   だが、あの頃のお前は言っちゃ悪いが異常に思えた。どうしてそこまで『キャプテン』の座に執着してたんだ?」


☆どうしますか?

A キャプテンになれればお前や翼のようなスゴイ選手になれると思っていたから
B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから
C キャプテンになれればレギュラーも安泰だと思っていたから
D キャプテンになれれば嫌いなお前や翼を見下せると思っていたから
E ……俺にもよくわからない。でも、俺はただサッカーが好きだったんだと思う

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916 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:48:03 ID:fc45aU+Q
B
森崎、実は承認欲求強いほうなんじゃないかと思う。栄光と賞賛を意外と求めてるよね。

917 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 02:00:41 ID:vx9AUvqs
B

918 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:35:08 ID:???
>B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから


森崎「それは……キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思ったから」

若林「認めるって……誰が」

森崎「だから……城山監督や、その……お前や翼に。
   ずっと俺のことを下手くそだと見下してきた奴を見返せると、そう思ってたんだよ」

若林「……そっか。なるほどな。俺とお前の食い違いはそこから始まってたんだ」

森崎「え?」

若林「今更言っても信じちゃもらえんと思うが、俺はお前のことを見下した覚えはない。
   むしろ共感していた。どれだけ周りから罵られようともナニクソと立ち上がるお前の姿は……
   自分の思うような結果が出せないとすぐに投げ出していた俺には無かったものだったから」

シュナイダー「(若林のハングリー精神は森崎の影響で養われたものだというのか?)」

若林「俺が怪我してチームの離脱を余儀なくされた時も、お前ならゴールを任せられると思っていたんだ。
   ……まぁあの時は控えのキーパーはお前だけだったからそう考えるしかなかったんだけどな。
   背番号1。正GKの証の番号もお前から奪うつもりなんてこれっぽっちも無かったんだから。
   だけど、結局俺の気持ちはお前に届くことはなかった。俺や、周りの態度がお前を追い詰めてしまっていたのか」

森崎「若林……」

若林「お前のこと、ようやく少し分かった気がする。いや、今まで分かった気になっていたんだよな。
   こうして話をしてなきゃ一生分からなかったことだったと思う。
   改めて言いたい。お前こそ真の『SGGK』(スーパーがんばりゴールキーパー)だってな」

919 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:36:33 ID:???
シュナイダー「SGGK…若林。お前の通名でもあるそれは……」

スーパーグレートゴールキーパー。PA外からのシュートは絶対に許さない、東洋の守護神の証でもある称号。
スーパーがんばりゴールキーパー。どんな苦境でも決して諦めず、勝利を目指しチームを一番底から支える称号。
似ているようで少し違う。だけれども、それはゴールという最後の砦を守るに相応しい二つ名であることに変わりはない。

森崎「……なんじゃそりゃ。センスがないにも程が有るぜ。というか正直馬鹿にしてるだろ、そのあだ名」
若林「なにを言うか。俺と同じ、いや、あえて平仮名の頭文字を象った特別な称号だぞ。ありがたく受け取れ」
森崎「だーかーらー!その傍若無人な態度がむかつくから俺はお前のことが昔から嫌いだったんだー!」
若林「だからってうちの犬に落書きしたり汚いことしていいことにはならんぞ!」
森崎「汚いのはそっちだろうが!4人がかりで俺を取り囲んだこと、俺は一生忘れないぞ!」
若林「いいだろう、もうあの時の俺とは違う。ケンカ100段の実力とくとその身に味わわせてやらァ!」
森崎「上等ー!上等ー!表出ろコラァ!そのペタリハンドみたいなパンチで俺に勝つには一万光年早いっての」
若林「一万光年は距離だボケナスが!ちょっとはサッカーだけじゃなく一般常識も身に付けたらどうなんだお前は」
森崎「なにおー!」
若林「なにおー!」

シュナイダー「……漫才コンビSGGKでも名乗ったらどうなんだ、お二人さん」

シュナイダーが半ば呆れ、だが自分にも彼らのような本音でぶつかり合えるような友がいた事を思い出していた。

シュナイダー「(カルツ、どうしてるかな。俺がハンブルガーを去ったことをお前は快く思わなかっただろうが…
       いつか。いつかこの二人のように笑い合いながら語り合える日が来ればいいな)」

あの頃にはもう戻れない。でも、あの頃の日々は決して色あせること無く今の自分たちを輝かせている。
そう願わずにはいられなくないほどに、シュナイダーは森崎と若林が眩しく思えた。
それはまるで沢山の星々が燦々と光を放つがごとく。今自分たちに迫り来る闇を払ってくれると。

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