キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/21(木) 23:09:51 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

【前スレ】

キャプテン森崎外伝スレ11
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1362066008/

【あらすじ】

人里FCのキャプテン、上白沢慧音達から賭け試合を受けた、
蓬莱山輝夜(実質八意永琳)率いる永遠亭ルナティックス。
賭けの内容とは、負けたチームの主要メンバーが勝ったチームに
当分の間従属するというもの。
師匠や姫様の面子を守る為にも負けられないこの試合、鈴仙は
シュートチャンスに恵まれるも、なかなか得点できずにいる。
1−0のリードで迎えた後半戦、鈴仙は活躍できるのか?
そして、慧音が永琳を防ぐ為に考えた作戦とは?
幻想郷に紛れこんだ助っ人、アラン・パスカルの心境の行方は?
今、後半戦のホイッスルが鳴ろうとしていた――。

901 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 22:36:08 ID:IDuECN52
M

902 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 22:56:21 ID:???
M:無縁塚

鈴仙「案ずるより産むがやすし、ってね。
装備はないけれど、早速行ってみましょう、無縁塚へ!」

鈴仙は、意を決して、無縁塚に行く事を決意した。
もしかしたら、姫様の行っていた「しゃべるボール」やら、
「愛のハチマキ」やらが見つかるかもしれない。

永遠亭からまず魔法の森入口まで空を飛んで向かう。
そこから地上に降り立ち、入口入って少しの、目印になりそうな
大きな樹木に赤いロープを結ぶ。

鈴仙「あぶない時は、ここに戻ってくるとして…と。
月で習った実地研修がここで役に立つわね。」

念には念を入れて。
鈴仙の冒険が始まった――。

903 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 22:57:24 ID:GMUC74rk
先着1名様で、

★第一層 魔法の森→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER →レアアイテム発見!
K→弱小妖怪との対決。
Q→アリス「あら、珍しい来客ね」
J→魔理沙「ん? うどんげじゃないか」
10→何も無かった。
9→弱小妖怪との対決。
8→何も無かった。
7→アイテム発見!
6→何も無かった。
5→瘴気が…ガッツ−50。
4→やや強力な妖怪との対決。
3→瘴気が…ガッツ−50。
2→何も無かった。
1→強力な妖怪との対決!
クラブA→冒涜的存在との対決。

鈴仙のガッツ:690/690

*鈴仙のガッツは、戦闘やイベントで減っていきます。
0になったら、能力がダウンし、永遠亭に強制送還されます。
また、この週が終了すれば、鈴仙のガッツは全回復します。

904 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 22:58:25 ID:???
★第一層 魔法の森→ スペードA

905 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:10:47 ID:???
★第一層 魔法の森→ スペードA ★
1→強力な妖怪との対決!

鈴仙が意気揚々と魔法の森に足を踏み入れてから15分。

ガサッ

鈴仙「(…気配を感じる。これは――殺気!?)」ダッ!

鈴仙は素早く身を振りかぶり、
手を銃の形に構え、鈴仙に向かい飛び出す「ソレ」に向かい射撃する。

妖怪「グ、ゴォ…!」

だが、全身を蒼い甲殻で覆われた一つ目の妖獣相手に、
それは通用せず、しかし鈴仙とて咄嗟の受け身でダメージを
最小限化することに成功していた。

鈴仙「(――な、なかなか手ごわいみたいね。
でも、私で勝てない相手じゃあない!)食らえッ!!」

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:12:26 ID:GMUC74rk
先着2名様で、

★鈴仙→戦闘力 5 + ( ! card )=★
★強豪妖怪→戦闘力 8 + ( ! card )=★

と書き込んでください。カードの結果で分岐します。

【鈴仙】−【強豪妖怪】
≧5→完勝! ガッツ消費無し!
≧2→ 勝利! ガッツ消費−50!
=1、0、−1→引き分け! ガッツ消費−50で再度判定
≦−2→敗北。 ガッツ消費−200…。
≦5→完敗…。 永遠亭のベッドで目を覚ます。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、【スキル・狂気の瞳LV1】により敵の数値が−2されます。

907 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:12:42 ID:???
★鈴仙→戦闘力 5 + ( スペード9 )=★

908 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:14:17 ID:???
★強豪妖怪→戦闘力 8 + ( クラブK )=★

909 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:17:25 ID:???
このウサギ、全力でMAKEやがった・・・

910 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:30:45 ID:???
★鈴仙→戦闘力 5 + ( スペード9 )=14★
★強豪妖怪→戦闘力 8 + ( クラブK )=21★
≦−5→完敗…。 永遠亭のベッドで目を覚ます。

鈴仙「(一つ目の妖獣…ならば弱点は目しかない!)」

ダダダダダ!

鈴仙は全身に力を込めて、妖獣の目一点を打ち抜く。
さっきまでのような威嚇ではなく、全力の弾丸。

妖怪「グ、グゴゴゴ…」

散弾銃をも圧巻する、弾丸の波状攻撃。
それはもうすでに弾幕「ごっこ」ではなく。
戦場で兵士が、敵兵に向けて行うそれそのものだった――。

妖怪「グオオオ!?」 ドー…ン。

急所の目を撃ち抜かれた妖怪は、多量の緑の血を吐き出しながら、
地面に仰向けに倒れる。

鈴仙「や、やったか!?」

歓喜を込めて、鈴仙は額の汗をぬぐう。
油断せずに、相手の生体反応を確かめねば。
鈴仙は、おそるおそるその妖怪に近づき。

鈴仙「…うん、脈がない。 きっと死んだわ」

医術的な見地から、相手の死を読み取る。
そして、再び魔法の森の奥へと進むが…。

911 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:41:20 ID:???
妖怪「ゲ。グゴ、グゴゴ!!」ザザザ!

鈴仙「きゃ、キャアッ!」ドンッ!!

鈴仙は、背後から突進する目を喪った妖獣に突き飛ばされる。
そして、猛スピードで大きな幹に顔面から衝突する。

そう。妖怪は、死んではいなかった。
否、魔法の森より絶えず溢れだす瘴気により、「生き返った」。
人間向けの医術的な見地など、常軌を逸した生物である妖怪には通用しない。
永年の幻想郷暮らしで平和ボケしてしまった弊害か。
鈴仙は、妖怪でありながら、妖怪の恐ろしさを軽視していたのだ。
それとも。
――ひょっとしたら、『自分は優秀な玉兎だから、地上の妖怪に負けるはずがない』
という、前に捨てた筈の傲慢が、心の底に残っていたのかもしれない。

鈴仙「(あ…いったあ。 頭蓋骨、折れたかも…。
ごめんなさい、師匠…)」

鈴仙の意識は、暗澹とし、歪み、そして、薄れていった――。

912 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:44:08 ID:???
そして、場所は永遠亭の病室に移る。

永琳「魔法の森の妖怪に、ここまで苦戦するとはね。
依姫が知ったら、どんな顔をするやら」

鈴仙「うっ…や、やめてくださいよぉ」

永琳「冗談よ。――でも、迂闊に危険な場所に入ろうとしたのは、
頂けないわね。 通りがかった人形使いが貴女を拾わなかったら、
今頃死んでたわよ」

鈴仙「はい。…すみません、師匠」

永琳「ま、これからは、自分の実力を過信せず、常に準備を万端にしてから行く事ね。
――それより、少し悲しいお知らせがあるわ」

鈴仙「か、悲しいお知らせ!?」

永琳「…自明の事かもしれないけれど、貴女、2日くらい寝てたのよね。
多分、せっかく鍛えたサッカーの腕が鈍ってると思うわ」

鈴仙「えええっ!? そ、そんな〜」

永琳「大丈夫、きっとそんな大したことじゃあないわ。
――私の見立てでは…」

913 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:45:40 ID:GMUC74rk
先着1名様で、

★鈴仙、能力ダウン…→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ奇数/偶数→せりあい−1/最大ガッツ−50
ハート奇数/偶数→パスカット−1/ブロック−1
スペード奇数/偶数→シュート−1/タックル−1
クラブ奇数/偶数→ドリブル−1/パス−1
JOKER、ダイヤK→「あら? なんともないわね」

914 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:45:52 ID:???
★鈴仙、能力ダウン…→ ハートA

915 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:51:06 ID:???
★鈴仙、能力ダウン…→ ハートA ★
ハート奇数→パスカット−1

永琳「反射神経と、それに伴う脚の動きに、若干違和感を覚えるかもね。
これはもう、授業料と思うしかないわね。
まあ、危険な事にチャレンジすることも、
強くなるには一つの手段でもあるわけだから。
これに懲りず、また頑張ってみなさい」

永琳から暖かい言葉をかけてもらうものの、
鈴仙は数日は、ちょっぴり憂鬱な気分で過ごしたのだった――。

*鈴仙のパスカットが−1されました…。

916 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:53:39 ID:???
〜3月4週・練習フェイズ〜

鈴仙「ムリしたせいで、少し能力が下がってしまったわね…。
下がった能力を補うか、無視して長所を伸ばすか…。迷う所だわ」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  42  300  2  2 

所持中のフラグ:空シュート(10/20)、てゐとのコンビプレイ(0/20)

最大ガッツ:690

ルナティックレッドアイズ(1/4でドリブル+2)
マインドシェイカー(シュート+4、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費 
マインドブローイング(シュート+6、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
月人師弟コンビ(ワンツー+2)60消費
スキル・狂気の瞳LV1(全判定につき、1/4で敵能力−2)

A:基礎能力を上げる(更に分岐)
B:必殺技の練習をする(更に分岐)
C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります)
D:コーチングをする(更に分岐)

☆現在一緒に練習できる選手☆
妹紅、慧音、てゐ、中山、ウサギA、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギE:無条件で参加
輝夜:判定次第で不参加(サボり)
永琳、パスカル:コーチングの為不参加(パスカルは判定次第で練習可能)

☆コーチング可能な選手☆
てゐ、妹紅、慧音、ウサギA、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギE、ウサギ他

917 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/05(金) 23:54:49 ID:GMUC74rk
【補足・備考・注意点】

・一緒に練習したい選手がいる場合、選択肢の後にその選手の名前を記してください。
(例:A(一人の場合)、B妹紅(妹紅と練習したい場合))

・【誰かと一緒に練習をする場合】、もう一人の選手の能力値も上昇し、評価値も上がりますが、
 【鈴仙自身の成長効率は下がります】。
(基礎練習では上がりやすさ1段階ダウン、必殺技練習では! dice→! dice/2に)
なお、もう一人の選手の成長効率には影響がありません。

・コーチングは、鈴仙よりも総合能力の低いキャラを二人まで選び、
好きな能力値を上昇させることが出来ます。ですが鈴仙自身の能力自体は上昇させることはできません。
選択肢の後にその選手の名前を記してください。(例:D ウサギA、ウサギB)

・永琳、パスカルの能力値は基本的に上昇させることはできませんが、代わりに名無しウサギなど
能力値の低い仲間の能力をランダムで少し上昇させてくれます。

918 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:57:49 ID:7+rULFXA


919 :森崎名無しさん:2013/04/05(金) 23:57:58 ID:qWz8ikIY
Aてゐ

920 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:02:10 ID:3aU2kEOk
C

921 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:03:37 ID:l78jW1ws
Aてゐ


922 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:04:06 ID:B2tEOZzs
C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります)

鈴仙「華麗な必殺技? 高い基礎能力? そんなもの、
90分間ピッチに立てなければ意味なんてないのよ!うりゃー!」

鈴仙は力を込めて走り続けた。

先着1名様で

スタミナ練習→! card

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→最大ガッツ+40
ハート→最大ガッツ+30
スペード→最大ガッツ+20
クラブ→最大ガッツ+10
クラブA→転んで骨折する。最大ガッツ−10
JOKER・ダイヤ絵柄→最大ガッツ+50! さらにスキル・ケガしにくいのフラグ習得!

923 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:06:33 ID:???
スタミナ練習→ クラブ3

924 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:11:45 ID:???
いまいち運勢下がり目だね

925 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:12:10 ID:???
スタミナ練習→ クラブ3
クラブ→最大ガッツ+10

鈴仙「ひっ、ふっ、ひい…。今日は、病み上がりだから、ここまでにしましょう」

鈴仙は、竹林内を軽くジョギングして、基礎体力を整えた。

*鈴仙の最大ガッツが+10されました。660→700

926 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:13:14 ID:B2tEOZzs
〜コーチング〜
永琳「今日は、訳あって、2回コーチングを行うわ」

パスカル「一体どうして?」

永琳「作者のミスよ」

パスカル「(作者って誰だ、って聞きたい…)は、はあ…」

先着2名様で、
★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。
○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員
K→慧音
Q→てゐ
9・10・J→ウサギC
7・8→ウサギD
5・6→ウサギE
3・4→ウサギA
1・2→ウサギB
○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1

927 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:13:43 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ハート8
 永琳のコーチング内容→ スペード10

928 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:13:45 ID:???
★永琳のコーチング対象→ クラブK
 永琳のコーチング内容→ スペード4

929 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:14:51 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ スペードK
 パスカルのコーチング内容→ ハートK

930 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:15:13 ID:???
>>909
まさか魔法の森でMAKEるとは思わなかったですね…w
>>924
今まで、割りと順調でしたからね…。試合前に厄払いが出来るといいのですが。

931 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:26:53 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ハート8
 永琳のコーチング内容→ スペード10 ★
→ウサギDのブロック+1!
★パスカルのコーチング対象→ スペードK
 パスカルのコーチング内容→ ハートK ★
→慧音のタックル+1

永琳「ウサギD、こっちに来なさい」

永琳は、ウサギDを呼び出す。
彼女は今日も今日とてウサギEと戯れていたが、永琳の声を聞き、
名残惜しそうに、けれども意思を持って歩き寄る。

ウサギD「は、はい! お師匠様!」

少し背伸びをしたような態度のウサギDを見て、
永琳は少し微笑み、

永琳「貴女はDFだからね。今日は、ブロックの練習をしましょう」

ウサギD「ええっ…やだよ、私痛いの怖いよ…Eちゃあん…」

愚図りそうになるウサギDだったが、永琳はそんな彼女の頭を優しくなでる。

永琳「知っているかしら? サッカーが上手い人は、全然痛い思いをせずに、
ボールをはじき返せるのよ?」

ウサギD「う、うそ…そんなこと、ないもん」

永琳「…大丈夫よ。私がお手本を見せてあげるわ」

932 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:27:57 ID:???
―――――――――――――――
パスカル「…今日は、ケイネ先生。俺があんたをコーチングすることになった」

慧音「…確かに、君のタックルは、正直、私のよりも重く、そして鋭い。
こっちから指導を乞いたいと思っていたくらいだよ」

パスカル「…よしてください。俺なんて、外の世界じゃあ、まだまだ2流止まり。
――今の俺は、慢心が怖い」

慧音「パスカル君…(私としたことが。『人里の守護神』とか呼ばれて、
天狗になっていたのかもしれない。この一カ月、私はほとんど成長していなかった。
――ふふ、教師とは学ぶ職業である、とは言うが。ここで学ぶとはな)」

両者のコーチングは、なかなかの実績を挙げていた――。

*ウサギDのブロックが+1されました。
*慧音のタックルが+1されました。

933 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:29:55 ID:B2tEOZzs
〜コーチング〜
永琳「と、いうわけで2度目のコーチングね」

パスカル「ああ。そうですね(ツッコむのはもうやめよう…)」

先着2名様で、

★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。

○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員
K→妹紅
Q→てゐ
9・10・J→ウサギD
7・8→ウサギE
5・6→ウサギA
3・4→ウサギB
1・2→ウサギC

○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1

934 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:30:59 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ7
 永琳のコーチング内容→ ハートQ

935 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 00:31:34 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ ダイヤ3
 パスカルのコーチング内容→ クラブ7


936 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:42:42 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ7
 永琳のコーチング内容→ ハートQ ★
→ウサギEのタックル+1
★パスカルのコーチング対象→ ダイヤ3
 パスカルのコーチング内容→ クラブ7 ★
→ウサギBのせりあい+1

永琳「次は…ウサギEちゃんね。来なさい」

ウサギE「はい、お師匠様(Dちゃんが頑張ってたんだ…私も頑張らないと、
Dちゃんに示す顔がないわ)」

ウサギEは落ち着き払った様子で、永琳の指導を受ける。

永琳「そうよ、ウサギE! 貴女は他のウサギよりも背が高い!
だからそれを活かして、強力なスライディングタックルをするようにしなさい!」

ウサギE「は、はい!!」

ウサギD「(Eちゃん…。泥まみれになっても頑張ってて、凄いなあ…
私もEちゃんみたいな、強い子にならないと)」

937 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:43:49 ID:???
パスカルは、中山を呼び出し、ウサギBに競り合いにおけるポジショニングの
重要性を説明していた。

パスカル「いいかい? せりあいってのは、必ずしもデカイ奴が勝つとは限らない。
小さい奴でも――こうやって、上手く、位置を取れば」

中山「(――こいつ、巧い!? そしてなんて丁寧なプレイなんだ!?)くっ!」

パスカルは、高くジャンプした中山の胸をすり抜けていち早くボールを確保し、
器用に足を使いながらトラップする。

ウサギB「す、すごおい! 私でも、頑張れば大きい人にも勝てるんだ!
ようし、頑張るぞ!」

比較的小柄なパスカルが、テクニックを駆使して見事ボールを奪ったのに触発されて、
ウサギBのモチベーションも上がる。

中山「(…だめだ。また再び止まってきている。
如何な素晴らしい環境であろうと、そこに甘んじ努力を忘れれば、人間はすぐに停滞する。
――俺には、停滞すべき暇など無い筈だ!)」

そして、――普段は物静かなこの男も、その奥底で再び熱い炎を燃やしていた。

*ウサギEのタックルが+1されました。
*ウサギBのせりあいが+1されました。

938 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 00:51:32 ID:???
ここで3月4週の定期イベントとなりますが、
少し長くなるので、今日の更新は一旦ここまでとしたいと思います。

本日は何度も大きなミスをやらかしてしまいました。申し訳ありません。
今週平日にあまり更新できなかった分、気合を入れすぎてしまったのも
あるかもしれません。
楽しみながらも、節度を持って。
参加者の皆さまの参加があるからこそ、自分の創作は成り立っているのだ、
という事を忘れずに。
これからの更新をしていきたいと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

939 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 01:05:35 ID:???
乙です。

940 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 13:57:53 ID:???
こんにちは。昼ですが、少しだけ更新します。
今の更新は、ラスボスである博麗連合のメンバー加入イベントになりますが、
ほぼ文章パートのみになる上、完全オリジナル設定が爆発しています。
ご注意下さい。

>>939
乙ありがとうございます。やはり、こうした言葉を頂けるのは、
大変救われます。

次のレスより本編を始めて行きます。

941 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 13:59:04 ID:???
中里「…そこっ!」
タッ! クルン。…パシッ!

外界では表だって着ることの無かった、黒い忍者装束を着こみながら、
少年――中里正人は高空に放たれた天子へのパスを一回転してカットする。

天子「衣玖のパスがカットされるですって!?
…こ、こんなの認めないわ! だって今の、ハメ技じゃない!
天界基準ルールだったら今の無効だから!」

衣玖「総領娘様、そんな物は存在しませんよ…
(あと15分で定時。あと15分で定時…。あと15分で定時…!)」

中里「(この娘その人に、我々の先祖が仕えていたとは――。
俄かには信じられないでゴザル。それにしてもお付きの女性の
エロチックな衣装はたまらんでゴザルよ。ああ、覗きたい…)」

中里は家族と共に「幻想入り」することを決意した。
スポーツ忍者として活躍し、再び中の里を盛り立てて行く。
彼の夢は、Jr.ユース大会での活躍により実現しつつあったが、
些かそれには時間が足りなさすぎた。

――中の里元締にして中里の祖父、中里正重の死。享年65歳。
現存する忍者の末裔の中でも特に強大な力を誇った、彼の早すぎる死は、
中の里の滅亡を決定づける一員となったのだ。

942 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:00:14 ID:???
(ここから回想)
中里父「…もう、我々もここまでか」

真弓「あなた…」

普段は明るくおちゃらけた雰囲気の真弓も、
この時ばかりは憔悴していた。
真弓と中里父はいとこ同士であり、互いに里の将来を担う、
数少ない子供として期待されていた。
しかし、祖父以上に外界の常識を受けて育った彼らは、
常人と比しては優れているものの。かつて隆盛を誇っていた時代の
忍者と比べては、その能力は大きく劣っていたのだ。
そんな彼女らの一人息子である正人――中里のことである――も、
そこそこの才能を見せてはいたが、もはやこの世界で生きている以上、
優秀な曲芸師以上の能力は発揮できないだろうと思われていた。

中里父「我々の一族も、既に残り少ない。…父上の死で、きっと更に多くの
一族が外へと流れていくだろう。その意向を否定することはできない。
このままだと、数十年の内の滅亡は避けられぬ。――我々や正人の代ですらもはや
限界なのだ。あの子の才能を以てでも、この現代世界では『運動神経のとても良い少年』
止まり。あれが外部の者と結婚し、子を設けたとしても、
もはや忍者としての力は絶えているだろうよ」

真弓「…こうなったら、芸能人としてでも、パフォーマーや
スタントマンとしてでも。生き残るしかないんじゃないかしら?
――時代は変わった。お爺様やご先祖様の時と違って、
もう強い力を持った忍者はいらない。
これからは、人々に伝統を思い起こさせ、
物語のヒーローとしての忍者像を与えていくことが、私達の役目なのかもしれないわ…」

943 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:01:24 ID:???
中里父「斯様な事。父上が里の衰退を招いてでも嫌ったことではないか。
私としては、その意思を無駄にはしたくないのだ」

流れる沈黙。手詰まり感を真弓は少なからず感じていた。
忍者としてのプライドを捨て、道化として生き残るか。
先祖代々の教えを受け継ぎ、誇りを守ったまま死を迎えるか。
その二択以外に、策はないのだろうか。

中里「ち、父上! ならば拙者が――」

ここで、両親の話を黙って聞いていた中里が立ちあがる。
中里は、スポーツ忍者として活躍することで資金を集め、
それで里を救える。そう信じていたのだ。

中里父「正人…もはや、そういう問題ではないんだよ。
父上…いや、元締があと少しでも生きていれば、それで良かったのかもしれない。
忍者を辞めてしまう大きな要因は、やはり修行にかける金だからね。
だが…。そうして人材を育成する間もなく、元締は死んでしまった。
忍者としての質を上げようにも、人が居なくなる。
それほどまでの求心力が、父上にはあった。

――それに、もし正人が金を稼いだとしても、忍者の力の衰退を遅めることこそできても、
止めることはできない。…現代社会には、混乱から生じる魔が薄れている。
さらに、科学理論の発達で、真の意味での忍者という存在は、否応なく『幻想入り』
しつつあると言えるだろうね」

944 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:02:25 ID:???
中里「そ、そんな…!?」

中里は絶望する。自分の取ろうとしていた手段は、ただの時間稼ぎにしか過ぎなかったのか。

中里父「もちろん、金を稼いで有名になることで、才能ある人材が
入ってくるかもしれない。一族の者が戻ってくるかもしれない。
そうすれば、再興の可能性こそ残せることができる。
だが、あくまで可能性としてだけで、確実には決してならない」

中里「なるほど…。しかし、それでは結局手詰まり、ということでは
ないのでゴザろうか?」

中里父「――一つだけ、手段がある。
それは、我々が力をまだ残している状態で、『幻想入り』することだ。
そして、世に動乱が生じ、忍者が再び必要とされた時、戻ってくる」

中里「げ、幻想、入り…? どういう意味でゴザるか、父上?」

中里父「その前に――これを」

中里父は、そう言って部屋を出て、実家にある蔵へと赴く。
そうして暫くして、一枚の絵と――『写真』を持って戻ってきた。

中里父「我々の先祖が、遥か昔仕えていたとされる主君の絵と――『写真』だ」

中里「ば、馬鹿な!? 写真? 大昔のご先祖様の写真?
どういうコトでゴザるか!?」

中里父「生きているのだよ。――『幻想入り』した後の世界に。
父上から、いや先祖代々、中の里の元締となる者はこう言われてきた。
『もしも将来、この世界で忍者が廃れてしまった時、彼らを頼れ』と。
写真は、30年前に祖父が山奥の神社から持ち帰った物らしいが」

945 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:03:36 ID:B2tEOZzs
その絵と写真には、多くの男性に紛れて、一人の少女が座っていた。
その少女は、絵と写真では大きくその容姿を変えている。
絵を見る限り、日本人にしては明るいブラウンの髪をした少女だが、
写真の方では、明るいブルーに変わっている。
しかし、その愛くるしく可憐な顔立ちと、唯我独尊を表したような傲慢な表情は、
絵も写真も同じように思えた。

中里はこれを見て…

先着1名様で、

★中里の天子の第一印象→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→「(可愛らしいけれど、なんかムカつくでゴザる)」あまり良い印象ではない。
ハート→「(とりあえず覗きたいでゴザる)」とりあえず覗きたい!
スペード→「(か、かわいいでゴザル…。胸は無いけど)」一目ぼれ?する。
クラブ→「(どこか去勢を張っているような。…寂しがりやなのでゴザろうか)」良く観察してる。
JOKER、クラブA→中里「TE☆N☆SHI!」

946 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 14:05:53 ID:???
★中里の天子の第一印象→ ハートA


947 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 14:18:12 ID:???
ここはハートとスペードの順番を入れ替えるべきだった気がするw

948 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:39:04 ID:???
★中里の天子の第一印象→ ハートA ★
ハート→「(とりあえず覗きたいでゴザる)」とりあえず覗きたい!

中里「何はともあれ、容姿は及第点というか、超合格でゴザロウ。
そして、肝心の見どころでゴザルが…これがなかなか厳しい。
これならば、覗くというリスクに見合った、美しい双丘ないし起伏に富んだ
ボディラインを得る事が出来ぬ。
――と、素人は考えるでゴザロウな。だが、拙者はこの不敵な表情に注目する。
一族並んでの写真でかくも生意気な顔を出来るということは、つまりそれはプライドが
とてつもなく高く、また、潔白な身であるからこそ。
そんな少女が己が生物としての全てをさらけ出す時。無防備な表情。
自分のような優れた存在が、こんな卑しい忍者如きに見られているとは思わないで
ゴザロウ。そして拙者は風呂より上がりて、再び不敵ですました表情の彼女に、
こう(心の中で)言ってやるのでゴザルよ。
『全身で雄どもの性欲を刺激しおって。誘っているのでゴザルか?』と…グヒヒヒ
(父上、彼らは一体――?)」

中里父「正人よ。本音と建前が逆だぞ…」

真弓「まったく、この変態っぷり。誰に似たのかしら?」

あきれ返る中里の両親だった。

*中里の天子に対する評価が、中里→(覗きたい)→天子 になりました。


949 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:40:16 ID:???
中里父「まあいい…。これは名居家と、そして彼らの家臣たる比奈名居家の図。
古代から我が一族は隠密稼業を続けていたが、
彼らは、我々が一番初めに仕えた主君とされる」

中里父は、そう言って説明を続ける。

中里父「我が一族と名居家との繋がりは長かったが、
ある日終焉を迎える。神官であった名居家と、その家臣の比奈名居家。
彼ら一族が、天人として天界へ行くこととなったのだ」

中里「…きゅうに話が飛んだでゴザルな。天界?
そんなものが、この世にあるとでも言うのでゴザルか?」

中里父「…今のこの世界には、無い。忍者が駆逐されたように、
天界も、科学の発達により存在しないと証明されたからだ。
だが、存在自体が無くなったわけではない」

中里「…それが、『幻想入り』した世界にある。父上はそう仰るのでゴザルか?」

中里父は首肯する。
彼は、こんな嘘をつく人物ではなかった。

中里父「ああ。ある。その写真が、何よりの証拠だよ。
…祖父もまた、忍者の消滅を恐れ、実際に幻想に足を踏み入れたことがあるそうだ。
…祖父は、奇跡を信じて現世に留まるとしたらしいがね」

その写真は、旧式ではあるものの、カラーであり、鮮明に移っていた。
若干の変化こそあれど、その写真と絵の人物像は合致していた。

950 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:41:24 ID:B2tEOZzs
中里父「――あと、必要なのは、お前の返事だけだ。
…暫くこの世界には戻って来れないかもしれない。
それでも、行ってくれるか?」

中里「そ、そんな…拙者には現世には未練がある。
尽くすべき主君も居る。愛すべき友もいる」

中里父は、やはり、という表情で息子を見やる。
だが、困っているようには見えなかった。
息子を口説き落とす一言を知っているからだろうか。

中里父「これを見なさい、正人」

中里父はもう一枚懐に隠していた写真を息子に見せる。その写真には…

先着1名様で、

★中里父「幻想郷の女子は皆このレベルだぞ」→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→やる気がなさそうだが、気どらない可愛らしさのある巫女
ハート→お弁当箱のような帽子を被った、凛々しい顔立ちの女教師
スペード→お淑やかそうな、黒髪の美しい姫君
クラブ→長い兎耳で、ブレザーの美少女…って、あれ?
JOKER、クラブA→ロベルト本郷(全裸)とバルバス(パンツ)の2ショット。

951 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 14:46:15 ID:???
★中里父「幻想郷の女子は皆このレベルだぞ」→ クラブ9

952 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:58:25 ID:B2tEOZzs
★中里父「幻想郷の女子は皆このレベルだぞ」→ クラブ9 ★
クラブ→長い兎耳で、ブレザーの美少女…って、あれ?

中里父「これは父上が、30年前にその場所を訪れた際に、
竹林近くに居を構える白兎のような服を着た少女から購入したものという」

…その写真には、上目遣いで目を潤ませている、
ブレザー姿の可愛らしい少女が映っていた。
その少女の特徴として、藤色の長髪。そして頭には、
バニースーツのような、大きく長い兎耳がついていた。

…つまり、永遠亭がまだ外界から隔離されていた時に、
バレることはないと思ったてゐが隠し撮りした、鈴仙の生写真だった。
てゐは永遠亭が隔離されていた時から、永遠亭と外界を往来していたのだ。
(という設定でお願いします)

中里「(うーむ。これは面用な…。しかし、このレベルの女子が
多数存在するとは、なんとも素晴らしい…)」

しげしげと写真を見た中里は…

先着1名様で、

★中里の天子の第一印象→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ絵柄→「(可愛らしい女子でゴザルが、覗きたいとは思わないでゴザル)」
ハートK→「(覗きたくないでゴザル。大事にしたいでゴザル…? こ、この感情は!?)」ガチ惚れ
ダイヤA〜10・ハート・スペード・クラブ→「(ま、とりあえず覗くでゴザル)」覗きリストに入った。
クラブA→「ほほほほ惚れたでゴザルゥー!! 運命の人に出会ったでゴザルゥウ!!」
JOKER→「JKとか、劣化仕切っているでゴザル。幼子こそ史上でゴザル」中里、ロリコンになる

953 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 14:59:25 ID:???
天子ではなく鈴仙ですね…。
間に合えば、
★中里の鈴仙の第一印象→! card★
でお願いします。

954 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 15:01:58 ID:???
★中里の鈴仙の第一印象→ スペード3


955 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:06:09 ID:???
中里からの天子への評価値が高いと、ルナティックス不利かな、
と考えこの順番にしましたが、確かに内容的にはそうですねw
――――――――――――――――――――――――
★中里の鈴仙の第一印象→ スペード3 ★
ダイヤA〜10・ハート・スペード・クラブ→「(ま、とりあえず覗くでゴザル)」覗きリストに入った。

中里は、最初は乗り気ではなかった。しかし、鈴仙のようなレベルの高い少女
(覗き甲斐がある少女)が多数居るという証拠を見せ付けられると、たちまち翻意した。

中里「せ、拙者は、己の才能を試してみたい! 幻想の世界にて、
新たな力を得、そしてこの現世に帰り、そしてスポーツ忍者を目指す!
(そして多くの美少女、美女達のあられもない美しき姿をこの目に焼き付ける!)
父上、行くならば早速準備を!」

中里父「(…覗き目当てだな)」

真弓「(覗き目当てね)」

その下心は、両親にはバレバレだったが…。

そうして中里一家は、祖父が迷い込んだという神社へとやって来て、
そのまま『幻想入り』した。

――中山の時とは違い、これは必然であった。
元々現実と幻想との境界に生きた者が、自ら幻想に足を踏み入れようと決意したならば、
引き込まれるにに十分な理由となる。
そうして中里一家は、たまたま博麗神社でサッカーの練習をしていた比那名居天子に
出会い、息子を彼女の所属するサッカーチームの一員に加えるという条件を付けて、
無事、幻想郷に保護されることとなったのだった。
(回想ここまで)

*中里の鈴仙に対する評価が、中里→(覗きたい)→鈴仙 になりました。

956 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:09:47 ID:???
おっと、>>955の冒頭は、>>947へのレスです。
――――――――――――――――――――
霊夢「へー、天子の知り合い、っていうあの外来人、なかなかやるじゃない」

中里の練習風景をみながら、縁側で寛ぐ霊夢。
天子は、何処か不満そうな表情だった。

天子「――実はさあ、私アイツ…というか、『忍者』ってのが嫌いなのよねえ。
昔――まだ人間だった時に、私んトコや名居家に仕えていた忍者に、水浴びを覗かれたのよ!

私はこれで忍者が嫌いになったわね。だって、あまりにも卑怯すぎない!?
私は中立の立場で見て来たけれど、やっぱり天人が中心となるべきとあれで分かったわ。
忍者って輩は、嘘をついてまで、領主とか主君の盾役を確保したいらしいけど。
アイツらが幾ら足掻こうとも、天人に相手にすらされてないってことに、いい加減気づけっての。
天人は忍者なんかよりも高みにいるから、アイツらのイタズラにも笑顔だったけど、
いい加減にして欲しいわ」

忍者がそこまで嫌いなのか、急に饒舌になる天子。

天子「――まあ、アイツやその家族自体に恨みはないし、大会にも即戦力として役立ちそうだし。
見捨てたら私等どころか名居家の威信にも関わるから、保護はしたんだけど。
なんとなく信用できないのよ」

霊夢「ふーん、アンタも大変なのね」

適当に相槌を打つ霊夢。
緊張感こそなさそうだったが、大会エントリー前に、
強力なメンバーが一名、博麗連合に加入したことは確かだった――。
ちなみに衣玖は、今日は運よく定時ぴったりに帰宅した。

*中里正人が、博麗連合に加入しました。
*天子の中里に対する評価が、天子→(不信感?)→中里 になりました。

957 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:23:27 ID:???
〜3月4週・定期イベントフェイズ〜

【エントリーチーム決定】

中里が博麗連合に加入して数日後。

紫「…今日が締め切りだったわね。――藍、参加チームのリストアップを」

藍「はっ」

そう言って、藍は大きな紙を広げる。そこには、登録期限中にエントリーした
チームの名前が書いてあった。

@博麗連合2013
A西行寺亡霊連合
B紅魔スカーレットムーンズ
C雑魚妖怪チーム
D地霊殿サブタレイニアンローゼス
E命蓮寺ロータス
F守矢みらくるず
G永遠亭ルナティックス
H妖精大連合
I妖怪の山FC
J聖徳ホウリューズ
K人里FC
Lスカーレットムーンズ2軍
M毛玉達の逆襲
Nバケバケ同盟
O羽目玉チーム

958 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:24:56 ID:???
紫「ふふ…予定通り、皆が集まっての総力戦となったわね。
あとは、結果だけど…。ま、最悪私がテコ入れすれば関係ないし。
決まったようなものね」

余裕の笑みを浮かべる紫。

藍「(紫様のやり方は、やはりどこかおかしいように、
私は思います。けれど、私には正しいやり方が分からない。
思考停止と思われてもいい。私は、紫様の式として、
ただ忠実に仕事をこなすのみ――)」

疑問を抱きつつも、それでも主への忠誠を改めて誓う藍。

彼女らの計画は、今、音を立てて動き出したばかりであった。

*10月の大会の参加チーム名が判明しました!
(先ほどの番号は、大会の対戦順番とは一切関係がありません)

959 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:27:07 ID:???
〜3月4週 ランダムイベントフェイズ〜

鈴仙「もう4月か。寺子屋では入学式をやっていたわね。
それと、今週末はチルノ達のチームとの試合かあ。
今度こそ、ゴールを決めたいけど…」

960 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:28:23 ID:B2tEOZzs
すみません。>>959は3月4週ではなく、4月1週でしたね。申し訳ないです。
―――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙がすごすごと永遠亭の廊下を歩く。するとそこには…
★ランダムイベント→! card★

と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。

カードの数値が……

ダイヤ・ハート・スペードで…

K→来客だ!(さらに分岐)
Q→姫様が何か話があるようだ!
J→師匠から話があるようだ!
10→てゐが相談だって!何だろう!?
9→中山さんと会話した!その内容は…
8→慧音さんが訪ねてきた!
7→来客だ!(さらに分岐)
6→パスカルと雑談した!
5→ウサギ達がやってきたぞ!!
4→妹紅に会って普通にオシャベリした。
3→来客だ!(さらに分岐)
2→ゆ〜っくり過ごせた!最大ガッツUP!
1→来客だ!(さらに分岐)
JOKER→綿月姉妹が遊びに来た…?

クラブで…

クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
クラブ3〜7→バッドイベント発生!(さらに分岐)
クラブ2→視線を感じる…(さらに分岐)
クラブA→露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホー!!」

961 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 15:29:03 ID:???
★ランダムイベント→ スペード10

962 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:33:30 ID:???
てゐが相談に来たところで、昼の更新はここまでにしたいと思います。
レスが960を超えたので、そろそろ新スレを立てたいと思います。
もう少しはここで更新しますが、
もしよろしければ、新しいスレタイ案を考えて頂ければ幸いです。

【】鈴仙奮闘記【】

の形でお願いします。お一人でいくつでも考えて頂いて結構です。
それでは、しばらく失礼致します。

963 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 15:44:41 ID:???
細かい間違いですが、
【】鈴仙奮闘記2【】
ですね…。失礼しました。

964 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 15:58:25 ID:???
【がんばれ】鈴仙奮闘記2【鈴仙】
【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】
【目覚めろ】鈴仙奮闘記2【鈴仙】

965 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 17:44:50 ID:???
【各士】鈴仙奮闘記2【集来】
【運命への】鈴仙奮闘記2【反抗】
【わたしは】鈴仙奮闘記2【負けない】




966 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 21:35:32 ID:B2tEOZzs
こんばんは。只今帰ってきたので、少し更新したいと思います。
>>964,>>965
スレタイ案ありがとうございます、とても嬉しいです!
―――――――――――――――――――――――
★ランダムイベント→ スペード10 ★
10→てゐが相談だって!何だろう!?

てゐ「うーす、鈴仙ちゃん」

鈴仙「あっ、おはようてゐ」

廊下ですれ違ったのは、てゐだった。
ごく自然に挨拶をする二人。

てゐ「そうそう、鈴仙に話したいことがあったのよね。
実は――」

先着1名様で、

★てゐの相談→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→「今からコンビプレイの練習しない? って」
ハート「今日の午後から、ウサギ達何人かと人里に遊びに行かない? って」
スペード「そこそこ割りの良いバイト見つけたんだけど、行かない? って」
クラブ→「次の練習だけどさ、私とウサギの誰かをコーチングしてくれない? って」
クラブA→「へっへっへ〜鈴仙ちゃん、今お金に困ってるよねぇ〜♪」
JOKER→「新しい必殺技を開発しちゃって…」

967 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 21:36:01 ID:???
★てゐの相談→ ハート4

968 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 21:36:02 ID:???
★てゐの相談→ JOKER


969 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 21:37:45 ID:???
惜しい。

970 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 21:52:24 ID:B2tEOZzs
>>969
1秒差でJOKERを逃したので、もったいないオバケが狂気度をプレゼントしてくれました。
もったいないオバケ「もったいない、勿体ない。ほ〜んと、勿体ないわ〜♪」ムシャムシャ
妖夢「恥ずかしいんで辞めてください…幽々子様」
*狂気度が1上がりました。11→12
―――――――――――――――――――――――――
★てゐの相談→ ハート4 ★
ハート「今日の午後から、ウサギ達何人かと人里に遊びに行かない? って」

鈴仙「へえ、それいいわね!」

てゐ「うんうん、鈴仙ならそう言ってくれると思ってたわよ。
まー、全員は連れてけないし、遊びに行く店の広さとかも考えて、
一応私、鈴仙、あとウサギを3人くらい連れてくつもりなんだけど、
連れて行きたいウサギとかって、居る?
良かったら、私から今の内に声かけとくけど」

鈴仙「(うーん、そうねえ…。これは今まであまり交流の無かったウサギ達と
仲良くなれるチャンスだけど。親睦を更に深めるチャンスにもなるわけだから、
なかなか難しい選択肢ねえ…。どうしたものかしら?)」

A:ウサギAを誘う。
B:ウサギBを誘う。
C:ウサギCを誘う。
D:ウサギDを誘う。
E:ウサギEを誘う。
F:その他 ウサギFや露鈴兎を呼びたいときはこちらで

先に2票入ったウサギから選ばれます。
選択肢は、3人分同時に選択し記入してください。
(例:ABC(ウサギA、ウサギB、ウサギCを誘う))

971 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 21:54:46 ID:w/MrTcYI
ABC

972 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 21:57:57 ID:Zhm+Jv16
ADE

973 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 22:01:36 ID:???
ウサギAを連れて行くのは確定とします。
これより、残りのウサギ4人の中から2人を選択お願いします。
現在、ウサギB、C、D、Eともに各1票です。

974 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 22:03:21 ID:IEldYQoU
CD

975 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 22:38:54 ID:???
ACD:ウサギA、C、Dをつれて行く。

鈴仙「じゃあ…ウサギAちゃん、Cちゃん。それとウサギDちゃん。
この三人を誘ってくれない?」

てゐ「りょーかい。んじゃ、正午に永遠亭の玄関集合ね」

そう言って、てゐと鈴仙は別れた。
――――――――――――――――――――
【その日の正午】

鈴仙「さて、と…。ごめん、みんな待った?」

永琳から頼まれていた書類の整理を終えた鈴仙が、
永遠亭の玄関に着くとそこには、もう既にウサギ達は集合していた。

ウサギA「今日は楽しみですね、鈴仙様!」

ウサギC「おいし〜い甘味処に行きたいなぁ〜♪」

ウサギD「(できればEちゃんと一緒に行きたかったなあ…)」

てゐ「…ん、5分チコクかな。ま、罰金は1分1000円でいいよ」

鈴仙「ちょ、ちょっと! 私今1390円しか持ってないんだってば!」

てゐ「んじゃ、身体で払ってもらおうかねぇ〜ニシシシ」

鈴仙「もう、知らないっ!」

976 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 22:40:03 ID:???
からかって来るてゐを頑張ってあしらう鈴仙。
ウサギ達はそんな二人の様子を見て、

ウサギA「もう。ホントにお二人って、仲良しなんですね」

と、からかう始末。

鈴仙「そんなんじゃ…そんなんかも知れないけど!
今日はどこ行くの? てゐ、何か当てはある?」

てゐ「いんや〜。でも、リストはしてあるから、鈴仙が
そこから勝手に選んでいいわよ。皆もそれで文句ない、って言ってたし」

そういっててゐが懐から取り出した紙には、
いくつかの遊びスポットが記されていた。

977 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 22:41:06 ID:???
☆カフェ「ミラクルフルーツ」
 概要:守矢商事系列の、幻想郷最大の喫茶チェーン店。
     フルーツをふんだんに使ったケーキが美味しい。
 予算:一人500円〜
☆甘味処「夢桜」
 概要:かの亡霊嬢もお気に入りの老舗甘味処。
     四季折々の菓子が並び、今は特に桜餅がオススメ。
 予算:一人500円〜
☆八目鰻と酒「みすち屋」
 概要:歌が上手く愛想も良い店主が特徴的な八目鰻の店。
     酒も旨く、特に期間限定商品「雀酒」は絶品だとか。
 予算:一人1000円〜
☆「藤原焼鳥店」
 概要:健康マニアを自称する気さくな店主の醸し出す雰囲気は、
     隠れた名店チック。焼き鳥は旨いが、焼き竹の子は…
 予算:一人1000円〜
☆焼肉「おりん」
 概要:旧地獄の大人気焼き肉チェーン店が、遂に地上進出。
     お手頃価格で、気軽にスタミナ満点の焼き肉を楽しめる。
 予算:一人1500円〜
☆BAR「シューティングビール」
 概要:鬼の四天王、伊吹萃香が趣味で開業した妖怪BAR。
     敷居は高いが、色んな人妖が立ち寄る名店。
 予算:一人2000円〜
☆全裸カフェ「Rob Ert」
 概要:ヒャッホーーーーーーー!!!!!!
 予算:ヒャッホーーーーーーー!!!!!!

978 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 22:42:20 ID:B2tEOZzs
鈴仙「(へえ。さすがてゐ。情報通ね。色んなお店が丁寧に調べられてるわ。
最後のは…見なかったことにしましょう)」

鈴仙が予算とも相談しつつ、選んだ店は…

A:カフェ「ミラクルフルーツ」
B:甘味処「夢桜」
C:八目鰻と酒「みすち屋」
D:「藤原焼鳥店」
E:焼肉「おりん」
F:BAR「シューティングビール」
G:全裸カフェ「Rob Ert」
H:自分達で新たな店を開拓してみる。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

979 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 22:43:10 ID:Zhm+Jv16


980 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 22:46:05 ID:IEldYQoU


981 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 22:57:34 ID:oT4TgPLE
G

982 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 23:01:00 ID:???
ヒャッホーーーーーーー!!!!!!

983 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 23:19:52 ID:???
G:全裸カフェ「Rob Ert」
ロベルト(全裸)「ヒャッホーーーーーーー!!
Zeenlight この身脱いでも、いつまでもヒャッホーしていてーーー!!」

鈴仙達の立ち寄ったそこは、魔窟だった。
全裸のマスター。全裸の男たちが鈴仙達など完全に無視して、
奇声をあげつつ店内を踊り狂っている。

てゐ「(冗談で書いたのに…。まさかここが選ばれるとは思わなかったウサ…)」

ロベルト(全裸)が、不意にドライブシュートを放つと、
ウサギ達は全員吹っ飛んでお空のお星さまになってしまった。

てゐ「れ、れいせん! 私達だけでも逃げよう!?」

てゐが鈴仙の腕を引っ張るが、既に手遅れだった。
鈴仙の華奢な身体は、いつしか中年サッカー選手のようにたくましくなり、
ヒゲが生え、兎耳以外ロベルト(全裸)と変わらなくなってしまっていた。

露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホーーーーーー!!
全裸の瞳で脱ぐといいわーーーーー!!!」

てゐ「こ、怖い…こ、怖…」

張幡 す(パンツ)「そう。そんな時こそパンツ一丁になるのだ。
パンツは素晴らしい。世のサラリーマンは、これから毎日パンツで
出勤するべきだろう。なぜならパンツこそ、世の真理であり、正解だからだ」

露鈴兎(全裸)「なにィ!? 貴様、全裸を侮辱するか!?
くらえ! 全裸ドライブシュート!!!!!」

張幡 す(パンツ)「うおおおおおおおお!!!」

984 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 23:20:52 ID:???
全裸とパンツとの最終戦争は1000万年続き、
人類はこの戦争により多大な犠牲を強いられた。
そしてそれより5000年後、褌神コー=リンが復活。
両者を力により平定しようとするも、彼らの力は余りにも強大過ぎた。
コー=リンは死に、世界はこれより8000万年の暗黒時代を迎えることとなる。

彼らが滅びたのはそれから43億年後。
永らく眠っていた乱神ミ・カミの復活が原因だった。
しかしミ・カミの力は強大過ぎたため、地球は滅亡。
人類もまた、その長い歴史を終えた。

鈴仙がもしあの時全裸喫茶に行っていなければ。
世界は、今もなお平穏を湛えていたことだろうに――。

あ、ちなみに永琳と輝夜はとっくの昔に宇宙船でどこか別の平和な惑星に逃げていた。

ででんでんででででん♪←ゲーム版2の例の音楽

BAD END 2
「宇宙戦争」

*混沌とした結末を迎えたことにより、狂気度が加算されます。12→17

985 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/06(土) 23:33:20 ID:???
…と、言う訳で、新スレのテンプレ作りもありますので、
少し早いですが、今日の更新&このスレでの更新はキリよく?
ここまでにしたいと思います。
続きは、>>978の選択からとします。

スレタイですが、新スレを立てるまで、もう少し追加で募集したいと思います。
(なければ、>>964-965から選ばせて頂きます)

余った場合の埋めについてですが、何か聞きたい事、書いて欲しいシーン、
改善すべき点などを参加者様から書いて下されば、
出来る限りお応えする、といった形を取ろうと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

986 :森崎名無しさん:2013/04/06(土) 23:42:58 ID:???
乙でした

987 :森崎名無しさん:2013/04/07(日) 00:40:38 ID:???
【露鈴兎】鈴仙奮闘記2【じゃないよ】
【ディアスがキスギ】鈴仙奮闘記2【キスギがディアス】
【妖精と】鈴仙奮闘記2【大戦争?】

988 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 11:47:22 ID:???
Cフリーキック補正
フリーキック、もしくはフリーキック同様のノーマークでゆっくり狙いを定めて蹴れる状況では
キッカーのシュート力とパス力に+2されます。

D人数補正
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じてプラスの補正を受け有利になります。
具体的には2人か3人で+1、4人〜6人で+2、7人以上で+3です。
キーパーのセービングのみ例外でDFが何人居ても補正はつきません(飛び出しならつきます)。

Eマークについて
このスレでは、マークの効果を「タックル判定の増加」としてのみ扱います。
特定のスキルが無い限り、マークによって補正・ペナルティを受けることはありません。

Fスルーについて
シュートを撃つと見せかけてボールに触れない行動です。素のシュート力に+3した状態で
判定が行われ、成功するとキーパーにバランス崩しペナ(−2)をつけることができます。
バランス崩しペナがついている時にもう一度スルーをすると、転倒ペナ(−4)をつけることができます。
ただし、成功してもボールが敵選手に渡ったりフィールドの外に出てしまう事もあります。

Gポストプレイについて
このスレのポストプレイは、敵PA内で行われる、浮き玉のパス全般を指すこととします。
数値は、【(競り合いの数値+パスの数値)÷2+浮き玉補正】(端数切り上げ)とします。
ポストプレイが成功すると、パスの受け手である味方は有利な状況でシュートができます。

989 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 12:26:51 ID:???
間違えて前スレにテンプレを張り付けてしまったりしてしまいましたが、
無事に新スレを立てることができました。
スレタイ案を考えて下さった、>>964さん、>>965さん。
そして>>987さんは本当にありがとうございました。

【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1365302534/

今後の更新は、こちらのスレで行いたいと思います。
これからも、鈴仙奮闘記をよろしくお願い致します。
このスレの残りでは、参加者様のリクエストやご意見について、
積極的に受け入れて行きたいと思っていますので、
もし何かありましたらどうぞよろしくお願いします。

990 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 16:46:24 ID:GAf17EzI
〜4月1週・自由行動フェイズ@〜

鈴仙「さて、今日は何をしようかしら? バイトもしたいし、
敵情視察に行くのもいいかもしれないし。あと難題探しも。
永遠亭の中でも、頼みごとがあるチームメイトの為に役立ったりとかしたいわね」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  42  300  2  2 

最大ガッツ:700
現在のおこづかい:1390
永琳印象値:18
人気:10
狂気度:17

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

先に2票入った選択肢で進行します。
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991 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 16:47:59 ID:???
お昼の更新はここまでにします。
夜に少しだけ更新できたらと思います。

992 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:48:06 ID:???
こんにちは、埋めネタを投下させて頂きます。
――――――――――――――――――――――
〜埋めSS・ウサギ達の一日〜

永遠亭の朝は早い。

永遠亭に住む妖怪兎の一日は、仲間の少女兎と、妖怪ではない白兎。
そして姫様達の朝食作りから始まる。

ウサギC「ふんふんふ〜ん。 今日のおめざは、
ニンジンたっぷりの特製シチューだよ〜♪」

ウサギF「わあ、美味しそう! ありがとうCちゃん!」

今日の飯炊き係はウサギC。普段はマイペースで何を考えているか
わからない彼女だが、こういった食事の炊き出しは意外と得意で、
周りの兎たちからも評判は良かった。

鈴仙「おはよう、皆。おはよう、Cちゃん」

ウサギF「あ。鈴仙様、おはようございます!」

ウサギC「おっはよーございまーす」

下っ端ウサギ達の食事の用意があらかた終わった時間になると、
鈴仙が食堂に顔を出す。姫様やお師匠様の食事となると、
やはり兎達だけの腕では心許ない。
鈴仙には、その料理が姫様の下に運ばれるに足るものであるかどうかを
チェックする役割があった。
ちなみに、鈴仙自身の料理力は――。

993 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:49:06 ID:???
先着1名様で、

★鈴仙の料理力→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→かなり上手で、レストランの料理に匹敵する!
ハート→まあまあ上手で、いいお嫁さんになれるね、っててゐに言われるくらい。
スペード→普通!!
クラブ→へたっぴなので、専ら味見係。
クラブA→泥のようなシチューを作り、そしてそれを食した者は例外なく爆発する。
JOKER→鈴仙「このシチューはできそこないだ。 食べられないよ」


994 :森崎名無しさん:2013/04/13(土) 11:51:36 ID:???
★鈴仙の料理力→ クラブ9

995 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:53:44 ID:???
★鈴仙の料理力→ クラブ9 ★
クラブ→へたっぴなので、専ら味見係。

鈴仙「このお味噌汁は、ちょっと味が濃いわね。
姫様は薄味が好みだから、もう少し水を足してちょうだい。
焼き魚は――。うん、しっかり焼けてるわね。
幻想郷では魚は貴重だから、これからも丁寧に料理してね」

ウサギC「あいあいさ」


996 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:58:36 ID:???
間違えましたが、何食わぬ顔で続行します。
――――――――――――――――――――――――――
鈴仙の料理の腕前は、…下手っぴだった。
軍隊の特訓の一環として、炊き出しを行うこともあったが。
どうしても大雑把な感じになってしまって、
男の料理(醤油ご飯とか、ニラモヤシ炒めとか)みたいな、豪快な料理ならできるものの、
他人向けに出せるような食事は、到底だせるもんではなかった。

鈴仙は専ら、味見係として、
永遠亭の食堂を牛耳っていたのである。

*鈴仙の料理力が『へたっぴ』と判明しました。(多分あまり関係ない)

997 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:59:37 ID:???
朝食が終わると、ウサギ達は一斉に自由時間を与えられる。
遊びに行くもの、サッカーをして遊ぶもの、餅をつくもの――。
各々がそれぞれのしたい事をして過ごしているが、中には例外もいる。
ウサギ達の中でも、少し大人な(それでも外見は10歳ほどだが)少女兎達には、
持ち回り当番制で、鈴仙と共に薬を売りに行くものも何人かいた。

ウサギA「ご、ご迷惑をおかけしないように、頑張ります!
ふ、ふつつつか者ですが、宜しくお願いします!!」

ウサギAは、今日が初当番。案の定、緊張しきっていた。

ウサギB「つが一つ多いよ…、Aちゃん。緊張しすぎだってば。
ほら、リラックス、リラックス」

ウサギA「きゃっ、Bちゃん、くすぐったいよ」

一方で、もう一人の当番であるウサギBは、何度かこれを経験しているため、
すっかり慣れた様子。ガチガチになっているウサギAの肩をもんだりして、
リラックスさせようとしている。

永琳「ええ、気をつけて。もし危なくなったら、ウドンゲを頼るのよ」

鈴仙「最初は怖いと思うけど、慣れれば大丈夫よ。
心配せずに、私について来なさいな」

それをほほえましげに見守る永琳と鈴仙。
鈴仙は、薬売りを始めた最初の自分を思い出して、
自分も成長したなあ、とちょっぴり得意げで誇らしげな様子を見せる。

998 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:00:37 ID:???
永琳「あら、すっかりお姉さんね、ウドンゲ。
昔に売る薬のラベルを間違えたときに、大泣きして私に飛びついていたのが、
つい過去のようだわ」

鈴仙「し、師匠! 恥ずかしいので止めてくださいよ〜!」

ウサギA「なあんだ、鈴仙様も最初は失敗してたんだ!
ちょっと、安心しました!」

鈴仙「むむむ…。む、昔はとにかく、今の私はプロなのよ!
貴女達、私の事は先生とお呼びなさい!!」

ウサギB「じゃ、そろそろ行きましょ。 鈴仙先生!」

元気に竹林を飛びだす、三羽の妖怪兎達だった。
――――――――――――――――――――――


ウサギA「あ、あのっ! そこのお姉さん!
便秘でしたら八意永琳特製、強力下剤を…!」

女性「私は便秘じゃないわよ! 全く。失礼な子ね!」

ウサギB「復興工事、お疲れ様です。よろしかったら、
八意印の疲労回復薬はいかがですか?
本当は1000円なんですが、お師匠様が特別に200円で譲っていただけると――」

男性「本当かね? じゃあ、いただこうか」

鈴仙「皆、お疲れ様。そろそろお昼にしましょ」

薬売りに精を出すウサギ達を呼びつける鈴仙。

999 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:01:37 ID:???
ウサギB「そうですね。 私ももう、お腹がペッコペコで」

ウサギA「くすん…。全然上手くいかなかったよう」

充実した様子のウサギBに、全然薬が売れず落ち込んでいるウサギA。

鈴仙「(あっちゃー。Aちゃん、やっぱりこうなっちゃったか。
もっと私が見てあげればよかったんだけれど、今日は薬の入り様が多くて、
あまり面倒を見てあげられなかったからね…)」

どうフォローしようか。そう考えている時に、

ウサギD「あっ、鈴仙様だー! BちゃんにAちゃんもいるよ、Eちゃん!」

ウサギE「ちょっと、危ないわよDちゃん!? 転ばないでね?」

鈴仙達の下に駆け寄ったのは、ウサギDとウサギEだった。

鈴仙「あら、貴女達、人里に遊びに来たのね? 珍しいわ」

永遠亭の兎達は、基本的に永遠亭や竹林内部で遊ぶ事が多い。
人里には強力な妖怪や悪い人間が出没するから注意するように、
というてゐのお達しもあるが、単純に彼女らの少ないお小遣いでは、
人里に遊びに行っても何もできない、という理由が大きかった。

ウサギD「あ、あのっ! 今日は、Eちゃんと一緒に、
この間てゐ様が連れてってくれたお店に行こうと思って!!」

ウサギE「この子が案内してくれてたんですよ。
…もう10時のおやつどころか、12時のおやつになっちゃいそうだけれど」

1000 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:03:12 ID:???
鈴仙「(なるほどねえ……そうだわ!)」

ピン、と思いついた鈴仙。思考回路と連動して、
いつもはへにょりとしている兎耳もピン、と立ちあがる。

鈴仙「Eちゃんは、もう沢山薬売りのお仕事、してるもんね?」

ウサギE「え、ええ…そうですけど」

鈴仙「じゃあさ。今から、懇親会しましょ!
どうやって薬を売るか、とか。どんな事に苦労したか、とか。
Eちゃんの話を色々聞かせて欲しいな。
…あ、もちろん。ウサギDちゃんがよければ、だけど」

ウサギD「私は大丈夫です!! だって、皆と一緒の方が、
ずっと、ずぅーっと、楽しいもん!!」

快諾するウサギD。その言葉は純粋な本心から来るものだと言うことは、
キラキラと輝くその表情から容易に分かる。

ウサギA「えっ? もしかして、あの、『わすいーつ』のお店に、
連れてってくれるんですか!? やったー! 私、あのお店の桜餅、
大好きなんです!」

ウサギAの表情もまた、雨模様から一転。晴れやかになる。

ウサギB「じゃあ、決まりですね!(実は私も行きたかったんだよね♪)」

昼も食べずに、わすいーつを楽しむ兎達。そこで、先輩であるウサギEも交えて、
和気あいあいとした雰囲気で懇親会を行うことができ。
そして、そのお陰か、午後はウサギAも緊張が解け、上手く仕事をすることができたのだった――。
永遠亭の、ウサギ達の日常は、今日も平和に続いていた。       〜埋めネタ・完〜        

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