キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:00:35 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【Other】鈴仙奮闘記23【World】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1415891220/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。

全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第2回戦・地霊殿サブタレイニアンローゼスとの戦いに勝利した鈴仙。
そんな彼女の元にある日、かつてからの友人、魂魄妖夢が訪れる。
サッカーの特訓や過去の想い出話に花が咲く中、妖夢は鈴仙と道を違える決意。
――すなわち、謎の聖人・豊聡耳神子が主催する計画、『ハイパーカンピオーネ』の一員となる事を教えてくれた。
妖夢を信じて彼女の決意を後押しする鈴仙。 しかし、『ハイパーカンピオーネ』の前段階として神子が率いるチーム、
聖徳ホウリューズは勝利の為には手段を選ばぬ恐るべきチームだった。
ホウリューズの美しくも悪辣なプレーを前に倒れたライバル・紅魔スカーレットムーンズを見て、
鈴仙達は何を想い、どんな方向へと向かって行くのだろうか――。

165 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 18:18:06 ID:???
この変態エロウサギめぇ

166 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 19:03:26 ID:???
おまわりさんこいつです

167 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 01:01:32 ID:???
急用でしょうか?
無理はなさらずに、乙です。

168 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 05:25:20 ID:???
主人公が覗きで逮捕されたから更新不可になったんだよ

169 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 11:43:22 ID:???
ウサギは所構わず発情する生き物だからね

170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:53:08 ID:WbgK50x2
こんにちは、昨日はあんまり更新できなかったので、今日は更新したいです。
>>167
乙ありがとうございます、連絡無く更新止まってすみません。
夜から予定が入っており、ギリギリまで書いていたのですが焦っていました(汗)
無理な時は割と休んでいるので大丈夫です。お気遣いありがとうございました。
>変態について
クラブAだったら逮捕ENDでしたね。別世界のうどんちゃんが呼んでいるような気もしますw

171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:54:21 ID:WbgK50x2
★更衣室のイベント→ スペード7 ★
それ以外→松山「……」鈴仙「(あれは……松山君!)」

松山「………」

鈴仙「(あれは――松山君……!?)」

更衣室に居たのは、静かに一人で着替えをしている松山の姿だった。
彼自体まだ思春期の少年ではあったが、その身体はしっかりとバランス良く鍛えられており、
鈴仙はほんの少しだけ見惚れてしまう(さとりはその横でニヤニヤ笑っていた)。

さとり「……今はどうやら、彼一人しか居ないようですね。 暫く様子を見ますか」ヒソヒソ

鈴仙「で、でも気付かれますってば!」ヒソヒソ

さとり「そこら辺は、狂気の瞳とやらで何とかしてください」

鈴仙「あっ、そっか。 ……でも、あんまり勝手に動かないで下さいね。
私の能力だって、こんなイレギュラーな局面でどう作用するのか分からないんですから」

暫くは見に徹する事にした鈴仙とさとりは、波長をずらして気付かれないように更衣室の松山の横を通り抜け、
そして更衣室の一番奥、ロッカーとロッカーとの間で陰になる場所を陣取り待つ。
そこに現れたのは――。

小田(ふ)「……あれぇっ? どうしたのかなキャプテン?
部活も終わったと言うのに。 更衣室で一人、追加練習の準備かい?」

松山「……ああ、そうだ。 そうだよ……小田。 ただ、体操服が見つからなくて」

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:59:15 ID:WbgK50x2
松山の前に現れたのは背丈の低い少年。
小田は心底愉しそうな声で、松山の肩をポンと叩きながらそう告げた。
そんな小田の態度に反して、松山の態度はどこまでも暗かった。

小田「それは大変だ! 今から探さなくっちゃ!」

松山「……小田。 一緒に探してくれるのか? すまない……ありがとう」

小田「へへっ。 キャプテンが困ってるんだから当然だろ? 俺、今からメンバーを呼んでくる!
(――もっとも、体操服は俺達ふらのメンバーがドブに捨てといたんだけどな。
はぁ。 皆が反キャプテン派だって最初から知っていれば、こうして数の暴力で『出る杭』を撃てたんだけどな)」

松山「(……俺は確かに馬鹿かもしれないけれど、わかる。
小田は――皆は、俺に対して明確な敵意を秘めている。
勿論、先生や警察沙汰になる事を防ぐために、それを表面的にはしないけれど……)」

――何故なら、松山は知っていた。
小田や彼のチームメンバー……果ては、彼の住む地域全体にも広がらんとする自身への悪意の理由を。
それを知ったのは忘れもしないJr.ユース大会、フランス戦の前夜。
皮肉にも他者の感情に無関心な森崎によって教えられた自身の罪。

松山「(藤沢、皆。 ――俺が悪かった……)」

藤沢の想いに気付いてあげられなかったこと。
自身のエゴのみを信じ、チームメイトの真意を全く汲み取れなかったこと。
そうした自責の念が、帰国してからの松山を苦しめていた。

さとり「……と、いう事らしいですよ」ヒソヒソ

鈴仙「傍目から見たらわかりづらいけれど。
括弧で括られている部分を私達が読み取れるってのは、地味に便利ですねぇ。
神の目線で、物語を読み取れるっていうか……」ヒソヒソ

173 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:00:31 ID:WbgK50x2
そんな松山達の感情を読み取っていたさとりは、ひそひそ声でその全てを鈴仙に伝えてくれる。
感情を筒抜けに読み取られる方は堪った物では無い気もしたが、
鈴仙は素直に、その能力の便利さの恩恵にあずかる事にした。

鈴仙「……しかし。 こうなると松山の地獄の原因は、こうした深い自責の念があるから……なんでしょうか?
それともやっぱり、かつての仲間達からの仕打ちに耐えられなかった……とか」

さとり「……そうね。 恐らくはそれも多分にあるでしょう。
十数年も生きていない人間の子どもに対しては、恐らくこの学校、この地域というのが彼にとっての全て。
その全てから罪を糾弾され、そして否定されては――如何に彼の精神が気丈であっても、さぞかし辛い事であったでしょう。
ですが……この程度の話、言ってしまえばどこにもある話。
これだけで、ああも捻くれた人格が出来てしまうとは、あまり考えづらいのだけれど……」ヒソヒソ

鈴仙「……あっ! 二人が出ていきますよ。 追いかけましょ!」ヒソヒソ

小田に連れられるように、松山はその後を追って更衣室を去って行く。
鈴仙とさとりも、気配を殺しながら慌ててこの二人を追いかけようとするが――。

ブウウ……ンッ!  ……ゴオオオオッ……!

鈴仙「――きゃっ!?」

――突如、世界が黒く歪んだ。
これまでも、世界の端々にちょっとした歪みや黒い魔物の出現はあったが、
今回のひずみは、あまりに規模が大きすぎた。
地面が割れ、壁は溶け、ロッカーや照明など、周囲の物は禍々しく変質する。

さとり「世界が今までに無く、ひどく歪んでいます……!
そして恐らくは、この歪みの先にある何かこそが、彼の心を歪める決定的な切欠。
――さぁ、自我をしっかりと持って、私の手を握って。 決して、彼の心に取り込まれないようにしてください。 さもなくば……!」

鈴仙「さ、さもなくば……!?」

174 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:01:36 ID:WbgK50x2
さとり「――自発的に体中に鎖を巻き付けたり、褒められてるペットの犬猫に嫉妬したり、好きな人に吹き飛ばされて消し飛んだり。
最終的には、ネックレスを強奪した挙句、そのネックレスの副作用でおぞましい虫の怪物になるとかなんとか……」

鈴仙「そ、それは恐ろしいですね……ネックレスがどうとかは意味不明ですけど」

さとりに促されるまま、鈴仙は彼女の小さな手を握り、溢れる暗闇の襲撃から自身の身を守る事に専念する。
ともすると自己すらも喪ってしまいそうな奔流を受けて……やがて、その襲撃は俄かに終わりを告げる。

ブウ……ッン。 ―――――――。

鈴仙「お、終わった……?」

さとり「……そのようですね。 世界はすっかり学校でも無く暗闇ですが……しかし、先程までの混沌とは違った、静かな暗闇です。
私達に危害を加える可能性は、さしあたり無いと断言して良いでしょうか。
そして――ここは松山君の精神のより深層。 恐らく、ここに松山君の本心が隠されていると思います」

辿り着いた先は、一面の暗闇だった。 地面も天井も壁も無い、全くの黒。
光が無いにも関わらず、鈴仙の数歩先に居るさとりの輪郭がしっかりと見えているのが不思議ではあったが、
その時の鈴仙にはそこまで考える余力など無かった。

鈴仙「……兎に角、歩いてみましょうか。 他に手がかりも無い訳だし」

さとり「ええ」

足音も無く、地面を踏んだという感触も薄く、二人は暗闇を進んで行く。
何分、いや何時間。 何メートル、いや何キロメートル歩いただろうか。
時間や距離の感覚までもが薄らいだ頃に――果たして、二人は松山と邂逅した。


175 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:02:49 ID:WbgK50x2
松山「……なんだ。 あんた達か」

松山は虚ろに呟いた。
松山は体育座りをして、鈴仙達に視線を向ける気力も無く、膝の間に顔をうずめていた。
……その右手には、ボロボロになった布切れが握られていた。

さとり「……私が貴方を発見した時に持っていたハキマキの切れ端。 それは、貴方がかつて犯した罪の証だったのですね」

松山「……森崎――俺がハチマキを間違って渡した相手――は、ビリビリに破いて投げ捨てたって言っていたけれど。
気付いたら、俺の手の中に戻って来ていた。 それはつまり、俺の罪は永遠に許されないという事の証明だろう……?」

鈴仙「(ここでも「森崎」……か。 中山君と森崎は、一体元の世界でどれだけの人に影響を与えていたんだろう?)」

さとり「……なるほど。 半分くらいは分かりました。 貴方がかつて自己を否定するまで苦しみ。
そして、今なおも自らを縛り、地獄を受け止めようとする理由が。
――だけど。 これだけでは無いですよね? 松山君」

さとりの淀みない問いかけに対して、松山は無言で肯定した。

松山「……前提として、話しておきたい。
……俺はサッカーにおいて。 いや、サッカーに限らず人間がより良い生活を営むにおいて――人と人との絆。友情。団結。
そんな物が何より大切であると、信じて疑っていなかった。 ……いや、過去形じゃあない。
今だって、俺は純粋な損得勘定ではなく、数値や結果に表れない、人と人との信頼こそが重要だと強く信じている。
甘いだとか、理想論だとか馬鹿にされようともな」

さとり「……奇遇ね。 私も貴方と同感です」

鈴仙「(これまでの人を食ったような言動から見ると、俄かには信じがたいけどね……)」

さとり「鈴仙さん、今何か思いましたか?」

鈴仙「(ななな、何も思ってませーん!?)」

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:04:11 ID:WbgK50x2
松山が考えていた、鈴仙の知る彼らしからぬ理想を聴き、さとりは共感を示す。
彼女もまた、試合において自身のチームメイトを信じ続け、
そして、地上との親交を深めるという理想論的な目標の達成の為尽力していた。
その理想の裏に隠れた、決して無視できない現実の暗さを知りながら。

さとり「……さて。 前提は分かりました。 即ち、貴方が人の絆を信じる清廉な少年であるという事は。
ですが、今の貴方はどちらかと言えばその反対。 つまり、スタンドプレーを好み、他者との関わりを拒絶している。
この理由は一体どうして? そこまでも、かつての過ちに対する罪の意識が深いから?」

松山「……それは半分正解だ。
俺は、かつての俺の罪を許す事は出来ない。 しかし、それ以上にもっと許せない物がある」

鈴仙「あっ。 それってやっぱり……さっきのチームメイト?」

松山「……違う。 俺にとってもっとおぞましく、そして巨大な存在だ」

――ピシッ。

……刹那、世界が再び歪んだ。
暗闇に亀裂が入り、いよいよ松山の本心が露わとなっていく。

松山「……俺は……俺は……!!」

ピシッ、ピシピシッ……!

鈴仙「(胸を締め付けられるような感覚……! これが、松山という少年が抱いていた真の怒りと悲しみ!
これまでは混沌に隠されていたけれど、この感情は鋭く。 そして、淋しい……!)」

先程の襲い掛かる暗闇と比べ、今の変化は外面上大人しいと言っても良い。
しかし、今回の変化はその分、鈴仙の心情に深く訴えかけるような錯覚を覚える。
亀裂からは、次第に今までの黒よりも更に黒い色と……そして、不気味さすら覚える美しい白とが見え隠れていた。

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:05:36 ID:WbgK50x2
松山「……俺が、世界で一番許せない存在。
それは過去の罪でも、それを出汁に俺を追い詰めるふらのの皆でも無い。 俺は―――!」

バリイ……ンンッ!

やがて、亀裂が完全に割れ、松山の世界は更に深部へと達する。
その世界とはつまり―――完全なる黒と、完全なる白との二色の世界だった。

松山「俺は……過去の罪を許そうとし、あまつさえ自身の罪の責任を無理解なチームメイトに擦り付けようとする。
そんな身勝手な……自分の心に潜む『影』が、一番許せないんだ!」

そして、松山の存在もまた亀裂が入り消えた。 残ったのは松山の『影』だけだった。

鈴仙「……哀れな。 自分を許さない事こそが唯一の正義と信じ切り、
それを許そうとする自分こそが最大の悪と決めつけるなんて。
そんな事をしていては、貴方は永遠に許される事はないというのに!」

松山の影(以降便宜的に『影山』と表記)「……俺は、自分が何よりも神聖と信じているものを、自らの手で穢し、壊してしまったんだ!
たとえ誰が俺を許そうとも、サトリ妖怪。 俺を許したい俺が消滅しない以上、お前の行為は全て無駄なんだからな……!」

――つまり、松山光という少年は人一倍清廉でありたいに関わらず、その為の能力が明らかに欠如していた。
そしてそれ故に、理想と現実との果てなきギャップに苦しみ……それが、彼を地獄へと突き動かした。
他者との関わりを絶ち、自己を含む全てを拒絶する事のみが、自分の唯一の救いであると信じて。

さとり「……だけど貴方は、自分を許さないだけ出なく、自分を許し切る能力すらなかった。
地獄へと堕ちていく自分を肯定する「誰か」が居て欲しかった。 だけど、そんな者は当然この現実には存在しない。
……まさしく幻想の世界か。 さもなくば――虚構の世界にしか、ね」

影山「そこまで、解っていたんだな……。 ――兄貴の、矢車想の正体までも」

さとり「――お空がお土産で、河童から貰って来まして。 ――これが、矢車君の「モデル」ですよね?」

178 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:07:02 ID:WbgK50x2
さとりはポイと、ポケットから何かを影山へ投げつけた。
鈴仙は影だけと化した松山に近づいて、それが何かを確かめると。

鈴仙「これは確か……姫様も持っていたDVDドラマのケース。 それで、タイトルは……!?」

――それは少年向けの特撮ドラマのようだった。
しかし、鈴仙が目を丸くした理由はそのタイトルやストーリーでは無い。
そこには間違いなく、あの時の試合に出ていた矢車の姿が映っていたからだ。

さとり「……矢車想とは即ち、外界の特撮ドラマの登場人物が一人。
完全調和という崇高な理想を掲げながらも、主人公への嫉妬心に負けてスタンドプレーを行い、仲間を見殺しに。
信頼していたかつての部下にも裏切られた彼は――地獄の戦士として、同じ境遇をなぞった相棒と共に、
物語上の正義や悪に与せず、自身の生きる意味、戦う意味を孤独に問い続ける。
……まさに、今の貴方の境遇にピッタリ。
自分を認めてくれる、見捨てないでくれる……理想のヒーロー像ですね」

影山「そうさ。 そうだよ……! 俺は結局、中途半端なんだ!
自分の罪を受け入れる事も出来ない! だからといって、そんな自分を許し切る事も出来ない!
だから、俺は――兄貴にだけは、受け入れて、認めて欲しかったんだ……!」

さとり「罪を受けるべきと思う自分と、そこから解放されたい自分とのせめぎ合い。
それを認めて貰うために、第二の人格を作り、そうする内に……本来の自分を見失ってしまったのですね……」

鈴仙「…………!(――松山光。 彼もまた、中山さんとは違う意味でストイック過ぎる人物。
だけど彼は、中山さん以上に崇高な理想を持つ一方で、中山さん程強くは無い。
だから彼は、こうして自己を否定する事しか出来なかった! なんて、悲しい話なの……!)」

松山の本心を聞いた鈴仙は、胸を潰されたような気持ちになった。
この地獄の少年が持つ迷いは、そして怯えは。 完全にとは言えずとも鈴仙にとって共感できる。

鈴仙「(私が……私が、今の松山君に対して、何かを言ってあげる事は出来ないのかしら。
――私はさとりさん程松山君と親しくないけれど、それでも、これまで色んな経験をして来た。 何か――何か、言える事は……?)」

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:09:41 ID:WbgK50x2

鈴仙はどうしても、松山に何かを言いたくて堪らなかった。
誰よりも自身に厳しく、にも関わらず弱い彼を救えずとも、何かを……。

鈴仙「…………」

あまりに強烈な松山の自我を受けて戸惑うさとりを尻目に、鈴仙はこう口を開いた。

A:「私だって、かつて罪を犯した事があるから言うけど。 ――罪やそれを許さない自分も含めて、今の貴方なんじゃない?」
B:「中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの?」
C:「……私は良く分かんないけど。 また、ラーメンでも食べにいきましょ」
D:「さとりさんとかは、貴方を認めてくれてると思う。 他のチームの人だってきっとそうよ……!」
E:無言でポケットの「愛のハチマキ」を影山に投げ付ける。(渡すとは言ってない)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*今回の選択にも特に明確なアタリハズレは定めていません。
 ですが、自由選択枠で色々考えて下さった場合、少しだけプラスを上乗せする可能性があります(プラスされない可能性もあります)。

180 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:11:59 ID:89HRSoaA


181 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:23:15 ID:gdMJhXp2


182 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:30:33 ID:???
Wのおやっさんの台詞が思い浮かんだ

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:44:23 ID:WbgK50x2
B:「中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの?」

鈴仙「……私は、正直ほとんど部外者だし。 だから、的外れな事を言うかもしれないけれど」

鈴仙はどうしても言いたくなった。

鈴仙「……中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの!?」

影山「えっ……?」

鈴仙「――私も、凄く中途半端だから。
昔働いていた場所でも、色々良くしてもらっていたのに、途中で逃げ出したり。
いや……。 今だって、私は冷静にも徹しきれず、かと言って情に全てを投げ打つ自信は無い。
だけど、私は自分で……こんな自分も悪くないと思っている。
大事なのは、中途半端だとか許されるとかじゃなくって……自分で自分の事が好きで居られるか。
どうせ完全に正しい人間……とか妖怪とか……も居ないんだから、汚い自分も綺麗な自分も認めること。
それが大事なんじゃないの!?」

影山「それが出来るなら、苦労はしていないさ……。 良いよなぁ、お前は。
自分に自信があるみたいで。 お前だって、あのサトリと一緒という事か」

さとり「……私はあの方と違って、好き好んで男子更衣室にインする趣味は無いですけどねぇ」

鈴仙「さとりさん。 余計な事言う位なら黙っていて下さい」

さとり「失礼。 ……では、余計では無い事でも言いましょうか。
――例えば。 私だって、昔は自分に自信が無かったんだ……と、いう話とか」

鈴仙「あっ、そういう話だったら私にも―――!
……っていうか。 やっぱり、何でも切欠があるんだと思うわ!
だから、松山君。 貴方だって、このまま生きていればきっと……!」

184 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:45:58 ID:WbgK50x2
さとりと鈴仙は、互いに地獄を知り、それを乗り越えて来たという点で共通していた。
そうした意味では、この松山の葛藤にも何らかの共感を覚えていたのかもしれない。

影山「……」

影山は影のまま、黙って静かに鈴仙達の言葉に耳を傾けていた。
恐らくは、こうした慰め文句も彼の中では一度考えた内容ではあるだろう。
しかし、それでも、同じ事を自分で考えるのと他者から言われるのとでは意味合いは大きく異なる。
現に影山の影は次第に薄くなり、世界の破片とともに砕けた松山の身体は次第に再構成を始める。

松山「…………すまない」

松山の心象世界にある白と黒は……ほんの少しだけ彼の中心で混ざり、グレーの背景を作り出す。

松山「……俺は人一倍不器用だから、お前達が言いたい事を行動にすぐ移す事はできない。
だが……ああ。 そう言ってくれる人が居るというのは……幸せなのかもな」

さとり「……私の所――というか、地底では、貴方みたいな手合いの変人は沢山居ますから。
もしもそれで思いつめていたのならば……。
そうね。 一度オーバーラップでもしてみたら良いでしょうか。 ……前の試合の私みたいに」

松山「…………ふん。 アレのせいで、試合に負けたんじゃないのか?」

さとり「仰る通りで。 ……でも。 想いは口にするよりも、行動で示した方が伝わり易いのではなくて? ねぇ、鈴仙さん?」

鈴仙「ど、どうしてここで私に振るんですか……? ――まぁ、でも。 そうね。
悩む事も立派だけど――やっぱり、中途半端でも、前に進んで行った方が私は良いと思う、かな……?」

松山「…………」

―――パァァァァ……ッ!

185 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:47:18 ID:WbgK50x2
――鈴仙がそう言ったのと同時に、松山の影の上に本来の松山の輪郭が現れ、周囲は白夜のように光る。
その白色は、塗料のように気持ち悪い白では無く。
適度に黒と入り混じった、薄く幻想的で。 とても美しい白色だと鈴仙は思い――意識はそこで途切れた。



***



鈴仙「う、う〜ん……」

??「――目が、覚めたか」

――鈴仙が意識を取り戻した先は、再び地霊殿の暗い牢獄だった。

鈴仙「あれ。 私――戻って来たんだ……。 ――って! あ、あんたは!?」

矢車「折角介抱していたのに、目が覚めるなりあんた呼ばわりされる。 はぁ……どぉせ俺なんか……」

さとり「……そのネタはもう良いですから。
――鈴仙さん。 矢車君に代わって礼を言わせて頂きます。 本当にありがとう」

鈴仙「えっ。 その……さ、さとりさんが牢獄に居て。 ……え〜っと?」

さとり「――私達は、松山君の心の世界から脱出しました。 彼の心を僅かにでも慰めてね」

こうした精神的状態変化に慣れているのか、さとりは鈴仙よりも先に目覚めていたようだ。
相変わらずやさぐれた様子の矢車と並んで、倒っぱなしの鈴仙の様子を見ていたらしい。

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:48:35 ID:WbgK50x2
鈴仙「……松山君は、どうなったんですか? 矢車君が今もここに居るというのは、失敗したって事……?」

矢車「それは逆だ。 むしろ、相棒は酷く感謝している。
――自分を喪いかけ、俺という虚像のヒーローに救いを求める自分を、それで良いと言ってくれた……とな」

さとり「ただ、やっぱり私達の干渉が彼の未熟な精神にとって重荷だったようで。
なので今は、疲れて眠っている状態らしいです」

鈴仙「……そう。 だったら、それはそれで……良かったのかもね」

最初鈴仙は、松山の精神に間借りして存在する矢車は、消えるべき存在と無意識に考えていた。
二重人格は精神の病だ。 そのため、これを直す事こそが松山にとっての幸せなのだ……と。
医療に従事する者としては当然な、しかし傲慢な発想が残っていた事は否めない。
しかし、今の比較的穏やかな矢車の表情を見ると、その思いにも揺らぎが生じる。

さとり「……中途半端である事は、決して罪では無い。 人は清濁、その両方を合わせ持つ存在だから。
そうした考えを弱さや甘えと受け止める者は、きっと多いのでしょうね。
努力によってそうしたどっち付かずの状況を打破し、更なる成長を求めるべきだ……と。
――ですが、それを押し付けられる方は堪った物では無いと。 そういう話で良かったですかね」

鈴仙「そ、そうだったかしら……?」

矢車「地獄の底こそ至福だと言うのになァ……」

さとり「それはそれで、ちょっと極端過ぎますし。
……だけど、今の松山君にとっては、貴方の地獄が癒しになっていたのも事実。
ですから……私はそれを、否定はしません。 否定はね」

矢車とさとりとの関係も、より近しい物になっているような気がした。
今回の一件がその原因に関係しているかどうかまでは、今の鈴仙には分からないが……。
――しかし矢車の様子もまた、先日の試合に比べて随分と優しげになっているような。そんな気がした。

187 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:49:38 ID:WbgK50x2

矢車「……そこの兎」

鈴仙「は、はいっ!」

とはいえ、突然に精悍で鋭い目線の男に話しかけられても動揺しない程鈴仙の肝は据わっていない。
ピシっと背筋を伸ばして、ある意味当主のさとりに話しかけられた時以上に恐縮しながら矢車の方を向く。

矢車「……次に来た時でも、何時でも良い。 『お前の持っているハチマキを、俺達に譲ってはくれないか』。
――無論、その際は礼をする。 練習指導でも、戦術指導でも、お前の仲間の技術指導でも。
可能な事ならば、俺も協力を惜しまん。 ……無理にとは言わんが――な」

鈴仙「……は、はい。 それなら(――って言っても、渡しちゃったら姫様への難題プレゼントが出来なくなっちゃうのよね。
一回渡した後、姫様が返してくれるって言うなら別だし、『毘沙門天の宝塔』とかはそれで何とかなったけれど。
今回も上手くいくやら。 矢車……さんも、別に無理にくれ、って言ってる訳では無いし。
――どっちにしろ、姫様に要相談かしら)」

矢車の申し出が穏健であった事に安心しつつ、会話が一旦途切れたのを見計らって鈴仙は帰宅を申し出る。
精神世界での冒険で親交を深めたからか、さとりは夕飯でも食べて行けば…と誘ってくれたが、今は門限の方が大事だった。

さとり「……まぁ。 宜しければまた遊びに来て下さいな。
お燐もそれなりに貴女に懐いているし、『宝探しの続きまだ〜?』……とか、誘って欲しそうにもしていたし。
矢車君も、こう見えて――結構、貴女に感謝してると思いますよ?」

矢車「俺と一緒に地獄に落ちよう……」(←最大級の親愛表現らしい)

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:57:33 ID:WbgK50x2
さとりと矢車の二人に見送られながら、鈴仙は地霊殿を立つ。
矢車が太陽を眩しそうにしていたので(※地底では太陽が見えないが、気配をより近くに感じるらしい)、
二人は入口まで鈴仙を見送るなど殊勝な事もせず、暫く牢獄にて暇を持て余していたが。

さとり「(……しかし。 この一件については間違いなくあの子――こいしが絡んでいる筈なのに。
あの子は試合からして口数が少なかったし、最近は地霊殿にも帰って来ていないみたい。
――意識か無意識か。 ……何かを私に隠しているわね――あの子)」

……さとりの思考には依然、何かしらの引っ掛かりを残している様子であり。

矢車「(……当面は俺が相棒を守るが。 ――しかし、『来たるべき時』が来るのも、もうすぐかもしれんな……)」

矢車もまた、鈴仙とさとりの想いを前に、とある覚悟を抱いていた。

*さとりの評価値が上がりました。
*矢車/松山の評価値が大きく上がりました。
*鈴仙とさとりとの関係が、鈴仙→(友好)←さとり になりました。
*今後、「愛のハチマキ」を矢車(松山)に渡した場合、ボーナスが発生します。
 内容は、@鈴仙と松山との特訓イベントの発生
      A特殊戦術を確実に習得
      B能力値の低い仲間選手(名無しウサギ)対象の、強化イベントの発生
 ……の3つから選択できるようになる予定です。
*輝夜に渡した場合のボーナス(シュート力+2、ガッツ+50)とは基本的にトレードオフですが、
 輝夜との判定によっては両方ボーナスを得られる可能性もあります。

189 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 23:00:47 ID:???
すみません、ちょっと一旦ここまでです。
残り(6日目ハイライト&新聞選択)は、30分〜1時間後に行います。

190 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:11:15 ID:???
いったん乙でした。
松山君も少しは前に進めたようでなりより。
うーむ、心情的には渡したいがシュート+2とガッツ+50は捨てがたい……
特殊戦術はなだれ作戦かな?
ウサギさん強化イベントもいいね、悩む

191 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:30:09 ID:???
乙です
もしDVDが555、龍騎だったら確実に殺しに来てたな・・・

192 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:35:31 ID:???
なだれ攻撃はこれから先取得は難しそうだしね。
戦術を手にいれる機会は希少かな。
ただ、シュートとガッツはかなり美味しいんだよなぁ…

193 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:45:31 ID:???
やはりシュート+2とガッツ+50が欲しいよな。
松山のボーナスは運がよければでいいんじゃないかな。

194 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:50:33 ID:???
ぶっちゃけ主人公は必ず自分が動かせるんだし姫様にあげるべき
返してもらえたら(返してもらうように説得する?)プレゼントしよう
ただし裏っかわに愛羅武勇的なことが書いてある

195 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:51:07 ID:???
姫様、鉢巻くれないと新入りサポーターが岩盤浴にしちゃうぞ♪

196 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:54:08 ID:???
カグロットのティーチャーF(フリーザ)も連れてきて丁寧にお願いしてみるか

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:09:10 ID:???
〜6日目午後・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・6日目】

――さて。 ここでは今日行われた紅魔スカーレットムーンズVS聖徳ホウリューズの試合以外の結果について、
手短に述べていく事にする。

***

ピッ、ピッ……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了だ〜〜〜! 妖怪の山FCVSスカーレットムーンズ二軍の試合は3−0で、
妖怪の山FCの勝利! この結果自体は当然と言えましょうが、しかし妖怪の山FCは予想外に攻めあぐねた印象も受けました!
反町選手が1アシスト1ゴール、はたて選手が1アシストでいぶし銀の活躍を挙げたのに反し、
射命丸選手はこの試合2ゴールこそしたものの、ハットトリックを逃しており、若干地味な結果となっております!」

射命丸「(…………)……あやや。 これは手厳しい」

はたて「(一回ダイレクトシュートをバーに当ててさえなけりゃ、ハットトリックだったんだけど。
……でも、文がこんなに調子悪げなのも珍しいわね……大丈夫かなぁ)」

静葉「流石は特攻タックル部隊で有名なスカーレットムーンズの妖精メイド達、と言ったところかしらね。
私も、上手くボールをキープ出来なかったし……」

反町「(『ポイズンヘッド』が決まって良かった。 ……できれば、静葉さんのアシストで決めたかったけれど)」

にとり「(シュートで人が吹っ飛ばないって、素敵だなぁ……)」(←この試合無傷)

妖怪の山FC 3 − 0 スカーレットムーンズ二軍 試合終了!

198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:10:35 ID:???

***

幽香「……優雅に吹き飛びなさい、『フラワースパーク』!」

グワァァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオッ!!

中西「よ、横綱舐めるなァ! ワイ三段目やったけどォ!」

……バッチィイッ!

幽香「……へぇ、これを一旦止めるとはね。 でも……」

――ギュン!

中西「(――し、しまった!? このシュート……パワーシュートに見せかけ、
若干下に落ちとる、『スライダーシュート』や! くそっ、『つっぱりディフェンス』で行っとれば……)!!」

ポロッ……コロコロ……パスッ。

ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッィイッ!!

実況「決まった〜〜〜! 幽香選手華麗なゴール! 試合は後半残り6分を残して1−2!
雑魚妖怪チーム、格上相手に僅かな希望を残しました!」

リグル「やったね、幽香!(……でも、私は今日の試合もノーゴール。
……ぐすっ。 やっぱり私、才能無いのかなぁ……)」

幽香「――色々と考えるのは後にして。 さっさと次のキックオフに備えるのよ、リグル。
さもないと能力値……ゴホ、ゴホンッ! ――濃緑茶(のうりょくちゃ)、あげないわよ? フフフ……」

リグル「ご、ごめん(幽香って茶葉まで栽培してたんだ。 知らなかったなァ)」

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:11:42 ID:???

――雑魚妖怪チームと西行寺亡霊連合との試合は、純粋な実力差が出る結果となった。
トップ下幽香の支配力は確かに高かったが、重点的にマークを敷かれた事と、
幽香と実力的にほぼ伯仲している西行寺のトップ下・八雲藍の活躍もあり、
雑魚妖怪チームは中々チャンスに恵まれず――リグルのシュートも、
幽々子の恐るべきハイボールクリア・『リポジトリ・オブ・ヒロカワ』には敵わない。

一方で、妖夢やメルランのシュートについてはレティが何度もブロックに成功するも、
PA内のさとりをも圧倒しかけたプリズムリバー三姉妹の合体シュート――『コンチェルトグロッソ』に、
コーナーキックからの幽々子の奇襲、『西行寺無余回顧』など、強烈な威力のシュートは完封できずに2失点。
只今何とか幽香の『フラワースパーク』が決まったものの、時既に遅く。

――ピッ、ピッ、ピィイィィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了〜〜〜〜〜! 西行寺亡霊連合、2−1で雑魚妖怪チームを下しました!!
これで雑魚妖怪チームは0勝2敗、西行寺亡霊連合は1勝1敗!
雑魚妖怪チームの決勝トーナメント進出は絶望的になる一方、西行寺亡霊連合は厳しいながらも、
明々後日大会9日目の、永遠亭ルナティックスとの試合結果によりその進退が託される形となりました〜!」

妖夢「(今日の試合も私は駄目だったけれど……鈴仙。 私はやっぱり最後に、今の私で貴女と戦いたいです……!
――彼女達の流儀に染まり、私が、私で無くなる前に……!)」


雑魚妖怪チーム 1 − 2 西行寺亡霊連合 試合終了!


200 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:12:52 ID:???
***

霊夢「――よし。 それじゃあ今日の試合はガンガン行ってみましょっか」

森崎「たりめーだ。 なんたって俺様の得点王兼アシスト王の為にもな」

萃香「おっ。 流石に森崎は私との約束を覚えてるねぇ。 あ、嘘だったら攫いに行くからね」

森崎「フッ……(アシスト王と最優秀GK以外は、少しきついな……。 ――ま、何とかするか)」

針妙丸「ふふん、わたしだってアシスト王狙ってるもんね。 馬鹿にしないでよー?」

魔理沙「(……もう少しだ。 もう少しで、私は再び――この物語の『主人公』になれる筈なんだ……!)」

――緊張感が無い中でも、概して良い雰囲気を維持出来ているのは博麗連合では良くある事だった。
博麗連合VS毛玉たちの逆襲との試合は、結果としては火を見るよりも明らかであり、
サッカーコートに集った観客達も、霊夢が何アシストをするか、魔理沙が何ゴールをするか、
天子が、萃香が、アリスが、モロサキが……そうした有名タレントがどんな活躍をするかを見に来ている事は明白だった。
――そして。

ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了〜〜〜!! 8−0! 8−0の大差で試合が終了しました!!
霧雨魔理沙選手のハットトリック! 博麗霊夢選手の1ゴール3アシストを始めとして、
小野塚小町選手は2アシスト、森崎雄三……失礼、森崎有三選手は2ゴール1アシスト!
更に天人の比那名居天子選手は、オーバーラップからの1ゴール!
小人の少名針妙丸選手は、サイドを切り込みドリブルで1ゴール!
また、アリス・マーガトロイド選手も中盤を完璧に支配しつつ、自身も1アシストを決めています!
やはり強いぞ博麗連合! 優勝候補の貫録を見せつけました〜〜〜〜〜!」

201 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:19:04 ID:???
森崎「まずは現得点王のうどなんとかに下剤を……」
永琳「……へえ?」

森崎「……あっ(察し)」

博麗に対抗するには総合力も必要か、きついなあ

202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:21:39 ID:???
針妙丸「(うーん、アシストじゃなくてゴールしちゃった。 ま、いいか)」

アリス「(戦略面で、色々試せたのは良かったわね。 今日の試合)」

森崎「(ちっくしょー、小町の奴……。 面倒くさがってポストプレイばっかりしやがって。
お蔭で俺のアシストが霞んじまったじゃねぇか。
そして霊夢はちゃっかり3アシストしてやがるし。 美味しい所を持ってくのは、ホント翼そっくりだぜ)」

中里「(仕方ないとは言え、我ら守備陣は目立たんでゴザるなぁ)」

衣玖「(不要なアシストは極力控えておきましょう。
……昔、天界のサッカー大会で調子にのってアシストしてたら、
全試合ハットトリックの総領娘様差し置いてMVP取っちゃったような。
そんな(周囲の空気的な意味で)愚かな過ちは、もう二度と繰り返さない――!)」

……大方の予想と違わずして、博麗連合は王者に相応しい圧勝を遂げた。

博麗連合2014 8 − 0 毛玉達の逆襲 試合終了!

203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:23:46 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
6ゴール 鈴仙
5ゴール レミリア
4ゴール 勇儀、諏訪子、射命丸、魔理沙
3ゴール フランドール、来生、早苗、屠自古、森崎
2ゴール 神奈子、ピエール、星、神子、反町、メルラン、霊夢、天子
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、サニー、リリーB
      影狼、藍、空、幽々子、幽香、針妙丸

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗、ピエール、小町、霊夢
2アシスト 小悪魔、てゐ、神子、森崎
1アシスト 鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、アリス
       衣玖、針妙丸、空、リリーW、マミゾウ、岬、反町、はたて、ルナサ

204 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:24:12 ID:???
衣玖=HONDAwww

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:30:43 ID:???
…と、言った所でやっぱりきょうの更新はここまでです。
明日は新聞イベントからやりたいと思います。
>>190さん、191さん。 乙ありがとうございました。
>ハチマキとのトレードオフについて
やはりシュート力とガッツの上昇というのは垂涎だと思いますので、
それに対する松山達の報酬も高めに設定しています。
両取り出来ればベストですが、その辺りは中々難しいようになる(追加の手間がかかるなど)と思います。
>>201
えーりんだったら結果的には助けつつも、
鈴仙が下剤で苦しむ姿を見たいという個人的欲求とで葛藤する気もしますね…w
>>204
・アシストが上手い
・超一流クラスまででは無いが頼れるボランチ
・公務員属性(?)
的な共通点は意識していますね…w ダイスがどうなるかはまだ分かりませんがw

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

206 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:46:12 ID:???
西行寺は最高火力を出すにはDFのオーバーラップがあるから
相手が苦しくなってDFを上げたところを待ってましたとばかりにカウンターでガツン!

207 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 03:13:52 ID:???
森崎は鬼にどう言い逃れするんかね。
利根川流の「今回この大会だとは指定していない...!」でも使わないと無理じゃねぇかなぁ

208 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 07:05:26 ID:???
萃香「嘘ついたら攫うからね」アリス「うふふ…逃がさないわよ」森崎は人気者(なんとなくだけどまだ増えそう)

209 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 19:53:17 ID:???
矢車さん消えるっぽいけど幻想郷の能力で助けられるキャラっているかな
紫が実体と妄想の境界いじって実在させるぐらいしか思いつかないけどあいつ今うどんさんの敵なんだよなぁ

210 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 19:59:09 ID:???
鉢巻の報酬を両取りするには追加の手間もかかるらしいし早めにその条件だけでも聞いておいてもいいんじゃない

211 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 22:18:49 ID:???
エイキッキ「贈与の契約を片方の意志で打ち切れます
そして公序良俗に反する契約は、例え契約書があっても無効
よってこの契約、黒です。しかしあなたは(以下森崎に対する説教)」

鬼が嫌われた理由ときっとそこら辺に…いや、なんでもない

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:38:32 ID:???
こんばんは、休んでいたので更新します。
>>206
西行寺戦は最大火力の差的な意味で、ひょっとしたら地底チームよりも楽な試合になる…かもしれません。
>>207
まぁ萃香は原作からして割と自分から嘘ついてるので多分なんとかなります!w
私のイメージですが、萃香は鬼の約束とかについて割と柔軟な感じで、勇儀は逆に堅物な感じですね。
>>208
森崎も主人公ですから、やはり裏では鈴仙に負けない魅力を出していきたいですね(違)
>>209
矢車さんは当分は消えませんが、どうなるかは今後の展開や判定次第ですね。
>>210
何かの機会に輝夜と話しておいた方がいいかもですね。
>>211
幻想郷の法律ってどうなってるんですかね…




213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:39:58 ID:???
〜7日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その6】

鈴仙「ふああ。 おはよー……」

つかさ「あら、おはようございます鈴仙さま。 ご飯は 七草粥 を用意しましたので、ごゆっくり召し上がってくださいな」

鈴仙「あっ、つかさ。 ありがとうね」

少しだけ寝坊した朝の永遠亭。
永琳は朝から急患のようで既に食事を済ませており、こうして声を掛けてくれたつかさを始め、
他の妖怪ウサギ達(てゐ含む)も薬売りに雑用にイタズラに忙しいようだ。

鈴仙「パスカル君は……なんだ、もう食べ終わって腹ごなしの練習をしてるのか。
私も、仕事が無くてももうちょっと早起きしないと駄目ねぇ。 姫様を笑うに笑えないわ……ふああ」

ちなみに輝夜は勿論、連日連夜の激務(HNM狩り)で朝は中々目覚めてこない。
要するに、今の永遠亭の居間には鈴仙しか居ないという事だった。

鈴仙「(でも新聞は置いてある。 パスカル君かてゐあたりが、先に読んでたのかな?)」

たまには孤独な朝食も良いか……と、鈴仙は新聞をめくりながら朝食に手を付ける。

鈴仙「(そういや今日の午後は、ブリッツボールとやらの試合があるのよねぇ……。
未だにどんなスポーツかは知らないけれど、心の準備だけはしとかないとね)」

214 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:43:53 ID:/uPWj73Q
そうやってパラパラと記事を読み流す中、とある見出しが鈴仙の目に止まった。
その記事とは――。

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)
B:秋限定スイーツ始めました。「秋姉妹の焼き芋屋」(*限定スイーツ100円引き券付き)
C:人里で「妖怪狩り」横行 ……若者に広がる反妖怪主義
D:求人:寺子屋の子どもたちへのサッカーコーチ求む! 半日給2,500円〜
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

215 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:44:23 ID:UMbpZt9+
A もっとデータをくりー特に博麗のをくりー

216 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:45:42 ID:QsgxPzE2
E

217 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:45:50 ID:hlj9PbCw
E

218 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:46:17 ID:T6VIcrlM


219 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:15:32 ID:P3ny2Cho
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜

鈴仙「(ブリッツブリッツ……って、見てたらそんな記事が。 え〜っと、なになに……)」

<悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜>

――幻想郷のごく一部において、ブリッツボールが熱い。
ブリッツボールとは、魔法か機械で球形に固めた水の中を縦横無尽に泳ぎ回り、
互いのチームのゴールを狙いあうと言う水中サッカー的なスポーツ。
登場当時はその余りの競技難易度の高さに、一部の物好きな妖怪しか集まらなかったが、
最近はじわりじわりと人気を集めているという。

その人気の切欠となったのが、「プリンセス・ワカサギ」の異名で一部の妖怪に知られる
わかさぎ姫さん。 ……そして、そんな彼女の父親の存在だろう。
彼女の父親は幻想郷にブリッツボールを広めた第一人者であり、同時に最高の選手だった。
素早いスピード、力強いパワー、そして技巧的なテクニックで多くの河童や人魚、水の妖怪をブリッツの虜にしたという。

しかし、父親は全盛期にしてブリッツボールの世界から離れる事となる。 理由は――謎の失踪だった。
彼のホームグラウンドである霧の湖での練習中、愛する娘を残し、彼は突如姿を消したのだ。
だいだらぼっちの仕業と言い張る妖精以外に証人は居らず、彼の失踪は謎のまま葬りさられた。

――そして、その父親の偉業を継いだのがその娘だった。
父親が抜けた名門・霧の湖エイブスに入団したわかさぎ姫さんは、
父親譲りの素晴らしいブリッツの才能でチームを23年連続優勝に導き、第二のブリッツ黄金期を作り出した。

そんな彼女は、本日から開始の『幻想郷ブリッツカップ』にエースとして出場する。
古参の幻想郷ブリッツファンの多くは、彼女の父親が得意とした伝説のシュート――『ジェクトシュート』が、
今大会こそ娘たるわかさぎ姫さんの脚――いや、鰭から繰り出される事を期待しているそうだ。

サッカーに飽きた幻想郷の住民は、たまにはブリッツボールの観戦に行くのはどうだろうか。
ちなみに私はあんまし行きたくない。 スタジアムとかボロいし。             (姫海棠 はたて)

220 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:16:53 ID:P3ny2Cho
鈴仙「(何というか、最後の一文がかなり蛇足ねぇ……)」

最後にポロッと本音を載せてしまうはたてのいい加減さに辟易しながらも、
記事の内容自体は、スポーツゴシップ的にはそこそこ面白いと鈴仙は思った。
しかしやはり、ブリッツボールというスポーツはここ幻想郷においてもマイナーなスポーツのようであり、
文章の節々に、普及に向けた苦労を感じさせる。

鈴仙「(しかし、『ジェクトシュート』とは一体、どんなシュートなのかしら……。
そしてわかさぎ姫の父親の正体とは……? っていうか、姫のお父さんって言ったら王様じゃないの……?)」

謎が解けたというよりは、新たな謎が無駄に増えただけな気がしつつも、
ブリッツボールというスポーツの奥深さや大変さが、何となく分かったような気もする鈴仙だった。

*ブリッツボールについて少し詳しくなりました。
*『ジェクトシュート』というシュートの存在を知り、鈴仙に対する初見ペナが緩和されました。

221 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:18:25 ID:P3ny2Cho
鈴仙「(――さて。 もう一記事読んで、そろそろまた活動の準備でもしましょうか。 どんな記事を読もうかな……?)」

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)
B:秋限定スイーツ始めました。「秋姉妹の焼き芋屋」(*限定スイーツ100円引き券付き)
C:人里で「妖怪狩り」横行 ……若者に広がる反妖怪主義
D:求人:寺子屋の子どもたちへのサッカーコーチ求む! 半日給2,500円〜
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

222 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:09 ID:wNvEftIc
B

223 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:33 ID:h6yjMlB+


224 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:41 ID:T9otKOPU
A

225 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:51 ID:sGJHqJdg
C

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:31:22 ID:P3ny2Cho
A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)

鈴仙「……ま。 ここは無難に手堅く、情報収集と行きましょうか」

鈴仙ははたての連載記事に目を通してみた。
前に記事を読んだ時と同じく、有力チームのタレントの能力分析やインタビューが詳細になされている。

鈴仙「(今日は、どのチームの情報が書いてあるかなぁ……)」

果たして、紹介されていたチームの名は……。

先着1名様で、

★役立つ役立つチーム紹介→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→(スレの歴史的に)由緒正しき古豪・露鈴兎ヒャッホーズの紹介だった。
ダイヤ→大会最強の優勝候補・博麗連合2014の紹介だった。
ハート→由緒正しき古豪・西行寺亡霊連合の紹介だった。
スペード→誇り高き強豪・紅魔スカーレットムーンズの紹介だった。
クラブ→ある意味自分達を知れるいい機会? 永遠亭ルナティックスの紹介だった。

227 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:32:02 ID:???
★役立つ役立つチーム紹介→ クラブJ

228 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:40:43 ID:???
元から知ってるデータもらってもなあ

229 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:45:07 ID:???
無駄な情報ほど本当に無意味なものはない

230 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:51:13 ID:???
ハート様以上だったら助かったんだけどな

231 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:52:56 ID:???
ぶひひひひひ
永琳の評価はアミバか偽りの天才か

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 01:03:56 ID:P3ny2Cho
★役立つ役立つチーム紹介→ クラブJ ★
クラブ→ある意味自分達を知れるいい機会? 永遠亭ルナティックスの紹介だった。

記事の見出しにはこう書いてあった。

<人気実力急上昇中! 今大会最有力優勝候補? 永遠亭ルナティックス>

鈴仙「――あれっ。 私達のチームの紹介じゃない!」

……運が良いのか悪いのか、今日の特集は永遠亭ルナティックスのようだった。
前にインタビューに来ていたはたての事を思い出しながら、鈴仙はペラリペラリと記事を読んで行くが……。

鈴仙「(う〜ん。 もう知っている事を読んでも、あんまし意味が無いのよね。
ピックアップされてる能力も、私とてゐのコンビシュートとか、師匠のドリブルとか、姫様のセービングとかで、
割と良く見かける数値だし……)」

無論、永琳と輝夜が答えたらしいインタビュー内容だとか、はたての目を通しての鈴仙の評価だとか、
個人的に気になる記事は多々ある。
しかし、その情報が鈴仙やチームの直接的な利益に結び付くとは考えづらい。

鈴仙「(どうしようかな。 読み飛ばしちゃっていいかな。 それとも、やっぱりしっかり読み込もうかな。
これまでの状況を整理する為には、読んだ方が良いかもしれないけれど、
自主的に状況を把握している! ……って言うなら、あんまり役に立たないかもしんないし……どうしようかな?)」

A:記事を読み飛ばす。(すぐに自由行動フェイズに移れます)
B:記事をしっかり読む。(鈴仙、永琳、輝夜を中心とした能力評価や紹介が見ます)
C:永琳達のインタビューだけ気になるので読む。(能力評価を省略し、インタビュー内容だけ見ます)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

233 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:05:08 ID:xWtjzkKA
B

234 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:05:08 ID:h6yjMlB+
C

235 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:06:38 ID:???
ウサギC「私の評価はっと……」

236 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:09:41 ID:sEyisFs6
せっかくだから


237 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:11:43 ID:wNvEftIc
C
インタビューの内容が気になるな

238 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 01:15:24 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>228-230
連載も長引いて、現状の能力を把握し切れていない方にとってはプラスになるかな…
と思ったのですが、能力自体はスレを頑張って読み返せばわかりますし、
そういった意見の方もいらっしゃるかと思って、選択制にしてみました。
>>235
ウサギCちゃんは切り札だから。 マスコミにもまだ未公開の最終兵器だから…(震え声)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

239 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:20:14 ID:???
既に知ってるデータしか見れなかったのも鈴仙って奴の仕業なんだ乙

240 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:28:54 ID:???
ヤハリソウイウコトカ

妖夢「私はあなたと神子様のおかげ(どんな道を選んでも友達)で私はまっとうな半人半妖になれた
   今度は私があなたを救ってあげましょう」


241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:23:12 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。

>>239
乙ありがとうございます。
チーム特集は判定でハズレもある代わりに、アタリの場合はメリット大き目…と言う風にしたいですね。
>>240
妖夢が半分生き返って妖怪になってますね…

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:25:06 ID:???
B:記事をしっかり読む。(鈴仙、永琳、輝夜を中心とした能力評価や紹介が見ます)

鈴仙「――ま。 折角だから、読んでみましょうか」

情報は関係なく、気楽に一つの読み物として記事を読んでみようか。
そんな軽い気持ちで、鈴仙は新聞記事を読み込む事にした。

<人気実力急上昇中! 今大会最有力優勝候補? 永遠亭ルナティックス>

今大会を語るにおいて外せないのは、永遠亭ルナティックスの存在だろう。
元来このチームは、月の天才・八意永琳を中心としたハイレベルな個人技により
幻想郷サッカーの歴史を古くから彩って来たが、近日更にその人気と実力を伸ばしている。

というのも、これまで『八意永琳によるワンマンチーム』という印象を払拭できないでいた
ルナティックスにおいて、それ以外の選手の成長が著しい為である。
今や総合力においては博麗連合に次ぐとも噂されるこのチームについて、今日は分析する。


鈴仙・優曇華院・イナバ 〜仲間と狂気で強くなる幻想のテクニカルFW〜
突破力:B 得点力:S ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:A

解説:
成長著しいこのチームでも、随一の伸びを見せているのが彼女だ。
とはいえ、彼女個人の能力は高いとは言え、トップクラスと比べると一段劣る。
しかし、彼女の強さを確固たるものにしているのは、鍛え抜かれた眼力と仲間との連携力だ。
八意永琳選手の連続ワンツー、因幡てゐ選手とのコンビシュートに加え、更にアラン・パスカル選手との連携をも模索しているらしく、
彼女と対峙した際は、周りの選手への警戒も必須となるだろう。

注意すべき大技:
『インビジブルデューパー』――てゐ選手が出した変則パスに飛び込み放つ大技。
                    彼女が操る狂気の瞳と相まって、嵌れば幻想郷最高のシュートとも噂される。
                    威力:62(※ただし、動きがまだ洗練されきっていないため、1/4程度で失敗する可能性も)

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:26:27 ID:???

八意 永琳 〜説明不要の月の天才。しかし以前までの圧倒性は影を潜める?〜
突破力:S 得点力:A ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:S

解説:
説明不要のルナティックスの看板選手。ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット。
MFとして必要とされる全ての能力において平均を大きく超える水準と技を持ち弱点が無い。
ただし、先日の地霊殿戦にて水橋パルスィ選手に敗北を喫したように、
周囲の成長に伴い彼女もまた絶対的なエースでは無くなりつつある。
とは言え、まだまだ多くの選手にとって圧倒的な存在であるため、油断は禁物だろう。

注意すべき大技:
『ライフゲーム』――大技では無いが、計算され尽くしたコースのシュートで、敵の動きを封じる八意永琳の隠し玉。
             ド派手なドリブルやダイレクトシュートに隠れているが、こちらにも要注意。
             威力:56


蓬莱山 輝夜 〜幻想郷のSGGK(スーパー・グータラ・ゴール・キーパー)。しかし実力は高い〜
セーブ力:A 一対一:C 飛び出し:B

解説:
(色んな意味で)永遠亭ルナティックスのマスコット的存在……に過ぎなかったのだが、
ここ最近はまっとうなサッカースキルも上昇している。
特にセーブ力は大会でも強豪クラスとされる、古明地さとり選手や中西太一選手にも匹敵し、
必殺技を使った場合の瞬間的な守備力は伊吹萃香選手をも上回る。
一対一に不安が残るが、素のフィジカルやメンタルの強さ(ふてぶてしさ?)のお蔭か、最低限の水準はある。

注意すべき大技:
『たすけてえーりん!』――永琳選手……のような何かのパワーを借りたような気がする全力セービング。
                 その守備力も脅威だが、キャッチ属性の必殺技である事も地味に厄介。
                 威力:60

244 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:28:24 ID:???
鈴仙「(えへへ……私――と、ついでに姫様が師匠と並ぶ有力タレントとして紹介されてる。
やっぱりこういうのを見ると、これまでの積み重ねの成果が出てる……って思えて嬉しいわね。
――と。 あれ? これは……)」

鈴仙が驚いた事に、選手の紹介には続きがあった。

***

因幡 つかさ 〜新進気鋭のファンキーガッツウサギ〜
突破力:D 得点力:E ボールカット:D ゴール前:B スタミナ:D

解説:
これまでは注目に足るべき選手では無かったが、つい先日の地霊殿サブタレイニアンローゼス戦で大活躍を遂げた選手。
動きを見る以上、ブロック特化の選手に過ぎない事は間違いが無いが、
星熊勇儀選手の超パワーシュートを幾度も防いだ実績から、今回特別に掲載した。

注意すべき大技:
『ソウルブロック』――勇儀選手の『三歩必殺』をも防いだ『顔面ブロック』……をも上回る根性ブロック。
              基礎的技術が荒削りではあるが、発動した場合は中堅〜上位クラスのシュートをほぼカット出来る。
              大技である故、連発出来ないのが救いか。
              威力:56

***

鈴仙「……つかさが載ってる! でも、確かにあの子はこないだは八面六臂の大活躍だったからねぇ。
しかも、今までは名無しのウサギEだったのに、それが急成長したもんだから、取り上げられてても納得だわ」

新聞の注目選手に掲載されていたつかさの名前を見て、鈴仙はまるで自分の事のように嬉しくなる。
そして……つかさの紹介の次に掲載してあるコーナーは、ある意味ではそれ以上に鈴仙にとって気になる部分だった。

245 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:30:51 ID:???
鈴仙「(……で。 姫様とか師匠は、私の事何か言ってるのかなぁ……?)」

期待半分、不安半分で鈴仙は『キャプテンからの一言』欄にも目を通そうとする。

鈴仙「(姫様は多分相変わらずだろうけど。 師匠が私の事について言及するか。
したとしたら、どんな事を言っているのかは非常に気になるわね……一番弟子的に考えて)」

――緊張しながら、鈴仙は再び新聞に目を落とす。記事にはこう書いてあった。



(キャプテンからの一言〜蓬莱山輝夜さんと八意永琳さん(補佐)より〜)

『今大会の永遠亭ルナティックスは、妹紅以外の皆が頑張っていて、とても素晴らしいチームです。
特に、鈴仙とかは男の影響で張り切っちゃって上手くなったので、とても頼りにしています』

鈴仙「(この部分書いたの姫様ね……息を吐くような妹紅批判と、私にあらぬ疑いを擦り付ける技術の高さに呆れも出ないわ)」

鈴仙も(恐らく)新聞の読者達も、こうしたややこしい表現技法については慣れっこのため、もはや輝夜を糾弾する気は無い。
気にせず鈴仙は、更に続きを読み進める事にする。
暫くは恐らく輝夜による社交辞令的な内容(と妹紅批判)がメインとなっていたので適当に読み飛ばすと、
最後の一段落に、『キャプテン代理の八意永琳さんは……』――と、記載があったため、鈴仙はここでスピードを緩める。

鈴仙「え〜っと。 キャプテン代理の八意永琳さんは……『今大会、ウドンゲ――鈴仙には期待している。
普段の彼女は、大変間抜けで暢気で頼り無いというのが正直ではあるが、今回の彼女には、
今までには無い「何か」がある。 大会をご覧の方は、是非彼女のプレーにも注目をして……』
――う、ウソッ!? これ言ったの本当に師匠!?」

本人が傍に居ないからか、インタビュー記事での永琳は鈴仙の事を基本的に褒めちぎっていた。
それこそ、普段こんな事を言われたら偽物では無いかと思わん位に。
(無論、言葉の節々に暢気だとか間抜けだとか単純だとか、いつもの駄目出しは書いてあったが)

246 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:31:55 ID:???
『私は、彼女の素直さと仲間や友人を惹きつける能力に特に期待している。
特に後者は、今までの幻想郷サッカーの常識を覆す『何か』を為す為に、非常に大切になると思っている。
……素直すぎて、ホイホイ何にでも騙されそうなのは不安でもあるが』

――記事はそう締めくくられていた。
鈴仙の頬には、何時の間にかあったかい何かが零れ落ちていた。

鈴仙「(師匠……! 普段はあんなにボロクソに言ってるのに。 陰では私の事、こんなに評価してくれてたんだ……!)
ううっ。 あったけぇっ! 今まで生きててよかった……!」

鈴仙は素直に感動していた。 普段は冷たすぎる師匠が見せた、一かけらの暖かさに。

ゴォオッ、パチ……パチパチ……………!!

鈴仙「あったけぇっ……! あったけぇっ……! ――って、今ちょっと熱すぎるような……アチチチッ!
あつーーーッ! あついっ! も、燃えてるよぉおおっ?!」

そして、そのあまりの暖かさに――新聞までもが、炎に包まれて燃え上がっているようだった。
……気付けば、永琳の発する暖かさに、鈴仙の全身は火だるまになっているではないか。

鈴仙「(……し、師匠ぉ……! これって恥ずかしい事言っちゃった証拠の隠滅のつもりですか……?
――でも。 このままじゃあ私の存在まで、いんめ、つ……)ぐふっ!」

――そして鈴仙の精神と肉体は、自身を焦がしつくす炎により、焼け焦げていった。

永琳「(証拠隠滅、成功……というには火力が強すぎたけれど。
この分だと全身70%に渡る大火傷によるショックで意識を失ってるでしょうから、
その間に記憶を改竄しとけば良いわね……。
――さて、最近幻想入りしたSTAP細胞で作った人工皮膚の準備っと……)」

八意永琳は、やはりどこまで言っても弟子に対する愛情について不器用な女性だった。
(ちなみに鈴仙はこの後永琳の献身的な看護により、数分で何事も無かったかのように快復した)

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:33:55 ID:P3ny2Cho
〜大会7日目・午前〜

鈴仙「――うん。 つかさの作ってくれた七草粥美味しかった……!
ところで、新聞を読んでいた気がするけれど、ルナティックスの特集記事のインタビュー内容だけ
どうしても思い出せないなぁ……。 ――ま、いいか。
そういえば、今日は午後からブリッツボールの試合だっけ。
午前中に誰か1人か2人位誘ってみるのも良いけど、結局欠員は何人になるんだろ。
……まぁ、人を探そうと思ったら、その時分かるかしら」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
×:チームで試合を見に行く(本日午前の試合:なし)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:大会6日目〜西行寺戦までのスケジュール)
        午    前     午    後
6日目    紅魔×聖徳    雑魚×西行
        二軍×妖怪    毛玉×博麗

7日目    休   み←今ココ  休   み  
        休   み      休   み   

8日目    休   み      羽目×聖徳    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

248 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:34:54 ID:h6yjMlB+
A

249 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:35:37 ID:T9otKOPU
A

250 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:35:57 ID:7h/twOhc
Fおや、なんだろうこの焼け焦げた跡は

251 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:37:30 ID:???
新聞に天照でも仕込んだんですかね

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:54:56 ID:P3ny2Cho
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「……ま、何にせよ今日は、自由行動するしか無いかしらね」

取りあえず、今日は自由に行動しよう……と決めた矢先、

佳歩「あっ。 鈴仙さま今日もお出かけですか? 何かお手紙が届いていますよ。
え〜っと。 カワシロ ミトリさん……って、カタカナでそう書いてあります」

――と、佳歩がトコトコと慌ただしげに、鈴仙に一通の電報を寄越してくれた。
差出人の名前を、鈴仙は一瞬だけ思い出せなかったが……。

鈴仙「ああ……ああ。 地底の雑貨屋の店主の。 ありがと、佳歩。 その電報、何て書いてあるかしら?」

佳歩「えっと……キョウノケツイン……『今日の欠員』って、書いてあるみたいです」

……そう言えば、そんな名前だったとあの赤髪の河童――みとりの怯えた顔を思い出す。
ブリッツボールの試合で欠員が出た場合は連絡をすると言われていたが、どうやら電報を送ってくれたらしい。

鈴仙「(欠員1名は確実だから私が出て。 それで、もう追加で1人欠員になったら私が誰かを誘ってって。
そんな話だったと思うけれど……結局、どうなったのかしら?)――ねぇ、続きは? 続きは何て書いてある?」

佳歩「はい。 続きですね! え〜っと」

――欠員が居れば、鈴仙は午前中に知り合いからリザーバーを1人連れていける。
(鈴仙が連れてこない場合でも何とかする……とみとりは言っていたが)
居なければ逆に、鈴仙は午前中自由に時間を過ごせる事になる。

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:56:31 ID:P3ny2Cho
今日の自由行動内容に割と影響を与えるこの連絡を鈴仙は黙って聞き、そして……

先着1名様で、

★欠員について→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→欠員は5名!? つまり……みとり以外は全員、鈴仙が勧誘可能らしいぞ!?
ダイヤ・ハート・スペード→欠員は2名、即ち鈴仙の出席に加え、誰かを誘う事が出来るようだ。
クラブ→欠員は1名、即ち鈴仙の出席だけで足るようだ。

*ブリッツの勧誘に行く時点で判定を入れるよりも、この段階で判定を入れた方が効率が良いと思い至ったため、
 少しイベント判定の順番が前後しておりますが、ご容赦下さい。

254 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:12 ID:???
★欠員について→ クラブ3

255 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:25 ID:???
★欠員について→ クラブJ

256 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:27 ID:???
★欠員について→ クラブ7

257 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:58:56 ID:???
オフサイドトラップを学びに行こうか

258 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:01:26 ID:???
先に鉢巻の追加条件聞いておくのもありじゃない
できればトーナメントまでにはシュート+2欲しいし

259 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:03:22 ID:P3ny2Cho
★欠員について→ クラブ3 ★
クラブ→欠員は1名、即ち鈴仙の出席だけで足るようだ。

佳歩「ケツイン イチメイ……『欠員は1名』らしいですね……残念、私も行きたかったのに……。
――あっ、もし鈴仙さまが誘って下さるんだったら、ですけど」

鈴仙「んー。 まあ、この方が午前中時間を割かなくて良いからラッキーだったかもね。
このブリッツボールの試合……運が良ければ、もう1試合はあるから、
もしその時に欠員があったら、ひょっとしたら声を掛けるわ」

佳歩「ええ。 またよろしくおねがいしますっ」

ブリッツボールはフィジカルやガッツ、浮き球の練習にもなる……かもしれないとみとりから聞いていただけに、
ひょっとしたら佳歩達名無しウサギにとっても、試合に出れれば良い刺激になるかと思っていた鈴仙は残念がるが、
しかしすぐに心を前向きに戻して、それならばと今日の午前の予定を考える事にした。

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ブリッツボールの追加の欠員はいませんでした。

260 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:03 ID:h6yjMlB+


261 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:40 ID:T9otKOPU
B

262 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:51 ID:sZ7kbdWs


263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:13:49 ID:P3ny2Cho
A:永遠亭に居る(さらに分岐)

鈴仙「最近出ずっぱりだったし、今日の午前くらいは家に居ましょうか。
――ところで、これまでとちょっと仕様を変更して、良く試合に出る名無しウサギ達については、
個別に選択できるようにしといたわ。 これで練習とかに誘いやすくなった!……かも?」

A:永琳に会いに行く。
B:輝夜に会いに行く。
C:てゐに会いに行く。
D:佳歩に会いに行く。
E:つかさに会いに行く。
F:ウサギBに会いに行く。
G:ウサギCに会いに行く。
H:ウサギDに会いに行く。
I:ウサギK等その他名無しウサギに会いに行く。
×:中山に会いに行く。
K:パスカルに会いに行く。
L:自室でゆっくりする(ランダムで永遠亭内外の誰かが来るなど、イベントが発生します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

264 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:14:27 ID:h6yjMlB+


265 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:15:21 ID:sZ7kbdWs


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