キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:00:35 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【Other】鈴仙奮闘記23【World】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1415891220/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。

全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第2回戦・地霊殿サブタレイニアンローゼスとの戦いに勝利した鈴仙。
そんな彼女の元にある日、かつてからの友人、魂魄妖夢が訪れる。
サッカーの特訓や過去の想い出話に花が咲く中、妖夢は鈴仙と道を違える決意。
――すなわち、謎の聖人・豊聡耳神子が主催する計画、『ハイパーカンピオーネ』の一員となる事を教えてくれた。
妖夢を信じて彼女の決意を後押しする鈴仙。 しかし、『ハイパーカンピオーネ』の前段階として神子が率いるチーム、
聖徳ホウリューズは勝利の為には手段を選ばぬ恐るべきチームだった。
ホウリューズの美しくも悪辣なプレーを前に倒れたライバル・紅魔スカーレットムーンズを見て、
鈴仙達は何を想い、どんな方向へと向かって行くのだろうか――。

884 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:34:09 ID:EyaMpLXs


885 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:35:23 ID:2Udn7OCo
A

886 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:36:46 ID:v7ix+Dqo
A カウンターだからとりあえずはこっちで

887 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:39:09 ID:???
この試合で一番自由度高いのはここ
セカンドトップとかディアスのようなファンタジスタのポジションをパスカルがやる

888 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 23:59:25 ID:???
A:気持ち上がり目で、どちらかと言うと攻撃的に動いて欲しい。

鈴仙「――パスカル君はあくまでFW。 だから……そう。 どちらかと言うと攻撃的に動いて欲しいわね。
私とワンツーで上がったり、もし私にマークが集中してそうだったら、切り込んでみたり、
果敢に『バナナシュート』を撃ってみても良いと思う。 だから、気持ちはやっぱり上がり目の位置で。
そして、可能な限りで、中盤の師匠――は大丈夫そうだけど。 てゐとか佳歩とかの手伝いをして欲しいかな」

パスカル「成程、了解した」

パスカルは手短に鈴仙の意思に了解した。
……今考えてみれば、彼も攻守の要となるポジションに置かれた事に、不安を覚えていたのかもしれない。
だから、結論はともかく、こうして鈴仙が声を掛けてくれた事自体が、パスカルにとってはありがたいようだった。

パスカル「(……まさかこの俺が、こんな重大なポジションを任せられる日が来るとはな。
――俺自身もまだまだだろうが。 ……しかし、不安が和らぐと、何だか嬉しい気もする。
アイツに、少しだけ追いつけたようで……)」

そう思いかけたパスカルは、「そりゃないか」と否定しつつも。
彼もまた、一連の会話は自身の成長を改めて実感するきっかけとなっていた。

*パスカルの評価値がやや上がりました。
*パスカルがやや上がり目な思考で行動するようになりました。

889 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 00:08:18 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。 明日から漸く、試合が始まりそうです。
>>866
シュートシーン以外では活躍してるらしいので大丈夫です…w
>>867
クラブAの方もある意味ではカリスマでは無いでしょうかw
>>868
全世界ナイトメアとか不夜城レッドとかはともかく、
最近のでも『フィットフルナイトメア』とかは結構カッコいいと思います(弁護)
>サンプドリアのフォーメーションについて
現代的な布陣か何かかと思ったんですが、やっぱり違ったんですねw
赤井君は……人数補正&フォロー要員かな?
>>887
>セカンドトップとかディアスのようなファンタジスタのポジションをパスカルがやる
この発想は無かったです! パスカルの成長についても、また書いていきたいですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

890 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 00:12:19 ID:???
――と、すみません!
良く見たらスレ容量が490kbまで達しておりましたので、
ちょっとだけ早いかもですが、次スレのスレタイも募集してしまおうと思います。

【】鈴仙奮闘記25【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、西行寺亡霊連合との試合で1スレ埋まるかな…と思います。
試合の中で、鈴仙と妖夢についても、何か書いていきたいです。

それでは、今後こそお疲れ様でした。

891 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 00:17:29 ID:???
【パスカルの】鈴仙奮闘記25【テリトリー】
【炎の】鈴仙奮闘記25【カウンターアタック】
【天候の】鈴仙奮闘記25【支配者】
おつー

892 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 00:19:19 ID:???
【天空の】鈴仙奮闘記25【支配者】
間違えた、天候なんか支配できんがなw

893 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 15:51:55 ID:???
乙です。

【妖夢の悩み事は】鈴仙奮闘記25【内緒なの】
【決めろ電撃の】鈴仙奮闘記25【カウンター】
【レミリア様が】鈴仙奮闘記25【見てる】
【揺れる鈴仙】鈴仙奮闘記25【妖夢の決意】


894 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 20:11:38 ID:???
【友よ君はなぜ】鈴仙奮闘記25【悪魔に魂を売ったのか】

895 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 20:54:45 ID:???
一旦は妖夢の背中押してよかったか不安になったけど、妖夢もちゃんと考えてるだろうしね。
神子達を完全に信頼してるじゃないとも言ってたし、見極めていざというときは神子達を止めるためにあえてカンピオーネ入りしたとか。

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:37:56 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。

>>891-892
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
緋想の剣を持ってこないと天候は支配できませんねw
>>893
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>894
スレタイ提案ありがとうございます!
>>895
妖夢はちゃんと考えてるし、神子達の事を完全に信頼してる訳では無いですね。

宣伝っぽいですが、拙作のwikiのページを少しリニューアルしてみました。
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
内容は殆ど追加してないですが、順番を変えたり項目立てする事で見やすくなった…ら、いいなぁと思っています。
wikiに乗せて欲しい情報や、より分かり易くする為のアイデア等ありましたら、教えて頂ければ嬉しいです。

897 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:39:27 ID:???
実況「……さあ! いよいよ試合開始です! 予選リーグもいよいよ佳境、Cブロック第5試合!
永遠亭ルナティックス対西行寺亡霊連合との大一番!
これまで二勝のルナティックスに対するは、一勝一敗の西行寺亡霊連合。
ルナティックスが勝利し、いち早く決勝リーグへの進出を決定するか。
それとも! 西行寺チームが勝利し、予選リーグを再び混沌の渦に叩き込むか。
その結果は今、この人里サッカーコートに訪れた数千人の人妖達にしか分かりません!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「永琳!」「永琳!」「幽々子様!」「うどんちゃん! ゴール決めろー!」「ルナサさーん! 頑張れー!」
「あっ、あれが新聞に出てたつかさちゃんだよ!」「かわいいー!」「藍さまー! 橙ちゃーん!!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「カグロットォーーーーー!」

慧音「……予想以上に凄い観客だ。 今日の同じ時間には、守矢みらくるず対博麗連合の試合があるというのに」

ウサギB「あっち(妖怪の山スタジアム)も混んでるらしいですけど、上手くばらけた感じですね……」

輝夜「それだけ私への注目が凄いって事よ!」

てゐ「(確かにファン(?)の熱心さで言えば、姫様は大したもんウサ……)」

永琳「(この人入り。 この人気も――かつてのように、私だけのものじゃない。
今のルナティックスには、誰かさんのお蔭で魅力的なタレントが揃っているものね)」

鈴仙「(――今日の試合。 私は頑張れるかな……じゃない。 頑張らないと……!)」

試合前のフィールドはいつも、選手の、観客の、スタッフ達の――様々な感情が吹き溜まり混沌としている。
そんな坩堝のど真ん中に放り込まれた鈴仙は、嫌でも意識が研ぎ澄まされていくのを感じた。
不安や緊張を置きっぱなしにしつつも、戦意や敵意が高揚していくのは少しだけ不快だ。

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:43:38 ID:???
鈴仙「……キックオフまで、あと1分! よーーーっし!」

不意に、言葉を声に出してみる。 その方が少しでも何か嫌な気持ちが外に出ていく気がした。

鈴仙「よーーっし、頑張れ、私! がんばれーっ……!」

どうせ観客達の喧噪で、自分の声なんて聞こえやしない。
そう思って鈴仙は目をしっかり閉じて、何度も自己暗示を繰り返す。
声を出している間だけは、気分が本当に楽だった。

妖夢「もうすぐ試合が始まるよ、鈴仙?」

鈴仙「――は、はえ?」

――その行為を、通りかかった誰かに咎められるまでは。

妖夢「もう、一人で叫びっぱなしだなんて。 鈴仙ったら本当に暢気なんだから……」

その誰かは、短く切り揃えた銀髪を軽く揺らしながら、
やや釣り目で大きい瞳を訝しげにこちらに向けて、呆れたように溜息を吐く。
……周囲に白い霊魂を漂わせている誰かは改めて言うまでも無く、
鈴仙の大切な友人である半人半霊の白玉楼の庭師。 魂魄妖夢その人だった。

鈴仙「……よ、妖夢。 ……悪かったわね」

叫びたくなるような気持ちにさせたのはどっちよ……と、鈴仙は何とか言うのを押しとどめて、
居心地の悪そうに兎耳を弄りながら頭を掻く。
鈴仙から見た妖夢の表情は――もう、かつてのように迷っていないようだった。

妖夢「――鈴仙が気付かないうちに、もうコイントスも終わってる。 ……ルナティックスの陣地は、あっちの方よ」

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:45:26 ID:u7UH1Ky+
妖夢が指で鈴仙とは逆方向を指し示めしてくれる。
見ると、ルナティックスメンバーの何人かが鈴仙の戻りを気にしているようだった。
鈴仙は慌てて、自分の陣地側に戻ろうとするが。

鈴仙「(……待って、待ってよ。 私は――妖夢に何か言いたい事がある筈。
それが何かは、上手く言葉には出来ないけれど。
……少なくとも、朝から今までずっと気になりっぱなしな位には、私は妖夢に何かを伝えたい筈!
どうしよう。 今のうちに。 私は、妖夢と話してみたい……!)」

鈴仙は妖夢と話をしたくて堪らなかった。 話で無くとも、せめて何か言葉を掛けたいと思った。
一昨日の試合風景――神子がレミリアを打ち倒した時の光景がフラッシュバックする。
当然の権利のように繰り返される反則。 妖怪への一方的かつ理不尽な糾弾。
勝利のみを優先し、それ以外の全てを切り捨てる無慈悲さ。

妖夢はかつて、そんな連中と共に戦いたいと言った。 鈴仙はそれを何も知らずに後押しした。
そんな後悔が、妖夢と相対する事で鈴仙の中で噴火しつつあった。

鈴仙「――よ、妖夢ッ!」

妖夢「……れ、鈴仙? ……どう――したの?」

そうして鈴仙は戻りながらも振り向きざまに、妖夢の透き通った瞳を直視して――。

A:「……今日の試合、宜しくね」
B:「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」
C:「神子は正しくなんかない! 間違っているわ!」
D:「妖夢は。 勝つためならどんな汚い事をしても良いなんて、思っていないよね……?」
E:「私、あんたの事――み、見損なったわ!」(←泣きながら)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*難しそうですが、A〜Eについて、ゲーム的に大きなアタリハズレはありませんので、2票決とします。

900 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:46:12 ID:jzDX/8YU
B

901 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:34 ID:Fm2V4swg
A
信じるものは救われる的スタンス

902 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:47 ID:rckhEBIQ
D

903 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:49 ID:F+zIWrFk


904 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:48:21 ID:1PoaXphM
F もう一度言う。私は、妖夢を応援するから。今日の試合、全力で楽しもう!

905 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:48:56 ID:???
F ケコーンして!

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:24:32 ID:u7UH1Ky+
B:「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」

鈴仙の胸の内にあるのは妖夢への失望でも、神子への怒りでもなかった。
後悔は依然鈴仙の胸の中に燻り続けていたが、しかしそれよりも妖夢に投げかけたい言葉が鈴仙にはあった。
それは――。

鈴仙「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」

それは、何でも無い――純粋な疑問だった。
鈴仙の知る魂魄妖夢は、痛々しい程に真っ直ぐで、真面目で、正義感が強く。
そして――鈴仙以上に、とても不器用な少女だった。

鈴仙「豊聡耳神子は、勝利の為なら何をしても厭わないと言った。
それがどんなに非道で汚い手段であったとしても!
でも、妖夢は本当にそんな道が、本当に正しいと思ったの……!?」

だからこそ、鈴仙は不思議でならなかった。 妖夢が主人をも捨て、神子の軍門に下ろうとしている事に。
……最初は妖夢が神子達に騙されているのではないかと期待していた。
しかし、鈴仙は確かに見ていた。 妖夢が、聖徳ホウリューズと紅魔スカーレットムーンズとの試合を観戦していた姿を。
そして、その上で、今日の妖夢の瞳には何の迷いも無い。

その事実はつまり、妖夢が神子達の全てを知った上で、
なお神子が今大会後に企てているらしい計画――『ハイパー・カンピオーネ』に手を貸そうとしているという事を示していた。

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:30:23 ID:u7UH1Ky+

鈴仙「妖夢、どうして……? ひょっとして、何か弱みでも握られているとか……?」

鈴仙には分からなかった。 何故、妖夢がかくも神子達の計画に執着するのか。
観客やチームメイトの注目も忘れ、ただひたすら妖夢だけを見つめる鈴仙。
そんな彼女に対して、妖夢は――。

妖夢「前にも言ったでしょう? 豊聡耳神子を信じている訳でも、彼女の理想に興味がある訳でも無い。
私は、ただ――強くなりたい。 それだけ……だよ」

一言一言を噛みつぶすように、妖夢は俯き瞳を隠しながら。 鈴仙にはっきりと、そう告げるだけだった。

鈴仙「(本当にそれだけなの……? 妖夢。 あんたは、どうしてそこまで力を求めるの……?)」

そしてこの時の鈴仙は、妖夢の真意について、これ以上を追及できなかった。
それは、妖夢の想いを知りつつも、それを口に出しても妖夢を救えやしないと。
妖夢を却って苦しめる事になるだけだと、薄々感づいていたからかもしれない。

908 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:31:27 ID:u7UH1Ky+
*****


幽々子「……あっちは盛り上がっているわね〜。 気にならない?」

輝夜「そっちは随分と子離れ……いや、従者離れ? 出来てないわねぇ。
ウチの子も、アンタんとこの子も、もうしっかりと自分で立って考えられる年頃でしょ?
だったら、保護者がいちいち口を突っ込むべき事じゃあないわね」

幽々子「なるほど〜。 恥ずかしながら、私も最近、どうやってあの子に接したら良いのか分からなくて……」

輝夜「まぁまぁ。 ウチもウチで、永琳が意外に過保護だったりするからね……」

実況「ああ〜っと! コイントスが終わり、陣地が決定してもなお、
両チームのキャプテン――輝夜選手と幽々子選手はセンターサークルを離れない!
一体あそこでは、どんな激しい舌戦が巻き起こっているのでしょうか〜〜〜!?」

パスカル「(どっからどう見ても、思春期の娘を持つ母親同士の会話にしか聞こえないんだが……)」

幽々子「……っと、いけないいけない。 ついうっかりお喋りが長引きそうだったわね。
え〜っと、コイントスはもう終わったんだっけ? どっちボールで試合開始だったか、覚えてないかしら〜?」

輝夜「全く、惚けた亡霊さんねぇ。 まだ生きてる私としては、もう少しは生き急ぎたくなるモンだけど。
――で。 コイントスだっけ。 それは確か、えっと……」

909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:32:27 ID:u7UH1Ky+

先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→西行寺ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の コブラタックル が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

910 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 23:32:46 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ5

911 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 23:34:05 ID:???
コブラタックル(笑)
純粋に痛そう、つーか蹴りじゃないか

912 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:41:42 ID:u7UH1Ky+
西行寺ボールで試合開始!
…と、言ったところでちょっと続きを書くのに時間が掛かりそうなので、今日の更新はここまでです。
明日こそは、試合に入れると思います(汗)

>>905
結婚してたらハッピーエンドという名のBADENDになってたと思いますw
>>911
コブラタックルも意味深ではありますが、普通に進行しますw
蹴りが当たった後の輝夜「前が見えねェ」


また、同時にスレタイについても続けて募集いたします。

【】鈴仙奮闘記25【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、西行寺亡霊連合との試合で1スレ埋まるかな…と思います。
このスレは残り容量も少ないので、埋めずに使い切ろうかなと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

913 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 01:32:27 ID:???
乙です
幽々子はアリスとかがオススメ(別ゲー)
とりあえず精神的なペナがかかると思っていたがかからなくてよかったよ、鈴仙
狂気の瞳無効化くらいはもってそうだね。ブロックや浮き球も高そうだし瞳無効化とか持ってる可能性高そう
でもタックルが正直よくわからん。一度アミバぶつけて実験してみたいな
奪われても相手がカウンター狙いやすくしてくれるかもしれないしね
ところでサイドが不安なんだよね。タックル使える奴もう一人欲しいわ
前の試合みたいにサイドがダイヤ連発してピンチになったこともあるんだし
中山さんいれば両サイド対策できるんだろうけどそれでもやっぱ欲しいわ、うん
中西がすこしわからないこと多いのが怖い
【Yは彼方に】鈴仙奮闘記25【悩みを振り切れ】
【八雲紫なら】鈴仙奮闘記25【大丈夫】
【狙うは】鈴仙奮闘記25【一転攻勢】
【SUMOU】鈴仙奮闘記25【再び】
【GKにうどんを】鈴仙奮闘記25【打つ者あり】
【序曲】鈴仙奮闘記25【運命の交差点】

914 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 01:43:44 ID:???
乙です。

妹紅がほぼ完全にクリアラーとなった以上、やはりタックルと最低限のパスをもったウサギさんが一人欲しいね。
(奪っても味方に渡せなきゃ意味ない)
あまり高望みはしなくても、いると相手がやりづらい程度でいいから。
ゆゆ様のタックルは滅茶苦茶高くはないと思うけど、低いはずはなさそう。
あとリリカもいるしね。

【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
【なにが始まるんです?】鈴仙奮闘記25【永遠幽界大戦だ】

915 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 11:20:01 ID:???
ゴール前の5バックで数揃えて跳ね返すだから極端な話今回はサイドは素通りさせても許されるから大丈夫

916 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 14:36:31 ID:???
いや、だめだろ
妹紅だって何度も使えるわけじゃないんだし
それに地上必殺だってある

917 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 15:17:34 ID:???
そういうのは鳳翼天翔とフェニックス再誕を使い分ければ妹紅は最後まで持つんじゃないか。
肝心の敵のDFが上がってきたときはフェニックス再誕、それ以外は鳳翼天翔の連発とかを指示とか。
守備陣は妹紅以外もいるし多少抜いたところで簡単にはやられない。

918 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 15:43:49 ID:???
そうか、たしかにGKも強いしまぁ大丈夫か・・・
ちなみに一番心配なのはクリア時のクラブ

919 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:06:22 ID:???
反則ばかりは気にしても仕方ない。

しかし毎回サイド抜かれるのも心臓に悪いし、
中盤で止めた方がいいのはたしかだから、ウサギのタックル鍛えてもいいね。

あと、突っ込ませて相手の守備力みるなら師匠よりパスカル君の方がポジション的にいいんじゃないかな?



920 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:40:12 ID:???
しかしモブウサギのタックルを鍛えて間に合うの?
現状43とか44じゃあ使い物になるまでが遠すぎる
せめて最初から46位はないとかなり厳しい
モブウサギの元からの得意分野鍛えて戦力にしようという話なら普通にわかるけど

921 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:47:37 ID:???
まあそれ言われると、辛いんだけどさ……けど現状得意分野なんてないようなものだし、ウサギC、Dちゃん
このままもうウサギさんは放置の方針?

割りきるのも一つの手ではあると思うけど

922 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:49:58 ID:???
ウサギCがドリブル、ウサギDがパスカット、ウサギBがパスだったはず
得意分野だけならぎりで間に合いそうな気はしてる

923 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:53:00 ID:???
ウサギDの合体パスカットだけでも完成させれば
使いどころはかなり限られるけど戦力にはなるんじゃ?

924 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:59:29 ID:???
【追伸】鈴仙奮闘記25【妖夢を嫁にします】
【地獄鈴仙】鈴仙奮闘記25【地獄妖夢】
【スカート捲りで】鈴仙奮闘記25【レッドカード】
【サッカーの為なら】鈴仙奮闘記25【妖夢を泣かす】

そろそろ森崎板的にはシリアスブレイカーが来ると思うんだ

925 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 23:04:22 ID:???
草サッカー助っ人募集とかもあるし、関わっていくうちに伸びた能力を補強する感じが無難か

シリアスブレイカーとな?
来生、姫様、新入りサポーター、向日葵仮面etc……
既に十分じゃないですかね

926 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 23:14:16 ID:???
草サッカーは保護者同伴…リグルの保護者はパパが出てきたりしてw

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:32:07 ID:ul84+Zyg
こんばんは、容量がなくなるまで更新していきます。
>>913
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
ペナについては、不安や心配があってもプレーに影響させない程、鈴仙の心も強くなったという表現ですね。
>>914
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
地霊殿と違って、西行寺チームは守備よりのチームですね。
>>924
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
そろそろ露鈴兎・本後宇院・イナバの出番でしょうか……w

>戦略について
色々考えて下さってありがとうございます。
完璧な布陣、完璧な作戦は難しいですが色々考えて下されば幸いです。
クリア時のクラブが一番怖いのは、本スレも教えてくれましたがw

>名無しウサギの成長について
システム的に、能力値は48までは伸びやすくはなっています。
また、これはつかさか他の名無しウサギとの特訓イベントが発生した際に正式にお示ししようと思っていますが、
鈴仙の能力値アップを犠牲にして、名無しウサギの能力値を多めにアップさせる…と、いう選択肢を設けようと思っています。
ただそれでも、やっぱりある程度手間である事には間違いないと思います。 イベントを活用するのが近道かもですね。

928 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:33:47 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ5 ★
スペード・クラブ→西行寺ボール

輝夜「そうそう! 確かウチらのボールから試合開始――」

幽々子「……じゃなくて。 私達西行寺亡霊連合のボールで試合開始、だったでしょ?
ウソ付きは舌を引っこ抜かれるわよ〜」

輝夜「――チッ。 やっぱりアンタも惚けてるようで、中々にしたたかじゃないの」

幽々子「あら。 だったら私達、案外気が合うわねぇ」

輝夜「そうかもね。 アンタだったら私のLSメンバーに加えてやっても良いかも……と。
――どうやら、そろそろ始まっちゃうみたいね」

幽々子「そうねぇ。 んじゃ、会話はまた試合後で〜」

輝夜と幽々子はともすればこのまま何時間でも駄弁ってしまいそうな雰囲気だったが。
審判がこちらを不審な風に凝視している事に気づき、(一応)責任ある大人として、
二人はそれぞれの持ち場――GKとCBの位置へと下がって行く。

実況「さあ〜! 間もなくキックオフです!! ボールは西行寺亡霊連合から!
今や激しく舌戦繰り返す輝夜選手と幽々子選手もそれぞれのポジションに付いていきます!」

929 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:35:15 ID:???
―――ワァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

村紗「――ほら、寅丸。 もうすぐ試合が始まるわよ」

星「ええ! ……がんばれー! れいせーん!! ルナティックスー!!
――ああ! でもここで私が鈴仙だけを応援していれば『利他行』の教えに反する!?
ひ、ひじりーっ!? ナズーリーーンッ!? 私はどうすればーー!?」

村紗「昔から思っていたけど。 応援一つとっても、難儀な性格ねえ……」

穣子「わわわ。 もうすぐ試合だよ、一樹君!」

反町「分かっているよ、穣子さん(――あれから俺も、少しは力を手に入れたと思う。
だけど……それがまだまだなのは俺も分かってる。 鈴仙さん。 君はどうなんだ……?)」

レミリア「さて咲夜。 あんたはどっちが何対何で勝つと思う?」

咲夜「そうですね……やはりルナティックスが、2−0か3−0辺りで勝利、でしょうか。 ――お嬢様は、どうお考えで?」

レミリア「……フフフ。 それは内緒よ(先に言って大ハズレだったら、私のカリスマが地に堕ちてしまうからね。
ここは勿体ぶっといて、試合後に、『私も最初からこうなると思っていた』と断言する! ククク。 これぞ完璧な作戦ね……)」

幽香「永遠亭ルナティックス、西行寺亡霊連合。 どちらも私達が破れたチーム、ね……」

レティ「そうね。 ――最初は、どっちのチームにも善戦出来ると思っていたけれど。
幻想郷サッカーも時代が進んでいる。 私達みたいなのは、とっくに時代遅れのプレーヤーなのかしらね……?」

幽香「……そんな事言うのは辞めて。 咲いた花、吹く風の良し悪しを決めるのは、他者や時代であってはならない。
自分自身でその在り方と価値を決める事。 それこそが、それぞれ花と冬。 自然を冠する妖怪の在るべき姿でしょうに」

レティ「……フフ。 そうだった。 御免なさいね(――年老いた私達の在り方は、そう簡単に変わらない。
未来を担う妖怪達は今、何を想って生き。 そして、何の為にサッカーをしているのかしらね……)」

930 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:40:30 ID:???

謎のサッカー少年「………はじまる、か。 もうすこしで」

――アアアアアアアアァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアァァァァァッ………!!

観客席の熱狂と緊張もまさに最高潮。
悲鳴とも絶叫とも表現できる大歓声の渦の中心にはサッカーボール。
そして笛の音と共に蹴り出さん、奪い取らんと待ち構える選手達。

藍「(式としての私の役目において『勝利』は絶対では無い。
しかし――八意永琳。 同じバランス型のトップ下として、『私』は、貴女に勝ってみせる)」

パスカル「(今日はあくまで優勝への通過点だが、ある意味では俺の晴れ舞台だ。 見てろよ――ディアス)」

メルラン「うふふ〜! 今日こそハットトリックよ〜〜!!」

妹紅「そうはさせるもんか! 騒霊なんて、この私の炎で焼き尽くしてやるわ!」


妖夢「(鈴仙。 私には饒舌で気の利いた言葉なんて言えない。
そもそも、今の私はそんな言葉で片が付くほど綺麗じゃない。 だから、私は……!)」

実況「さあ! キックオフまであと3秒! ……2秒! ……1秒! そして……………!!」

―――ピィィィィイイイイッ!!  

妖夢「――私は、ただひたすら斬る! 斬って、『今』の私を伝えてみせる……!」

……タッ! バシィッ……!

実況「妖夢選手のキックオフで、試合開始だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

931 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:41:45 ID:???
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ヨッチャン「三か月弱くらい? ……ぶりにこんばんは。ヒントの神・ヨッチャンです!
今回の試合は、第二章の第三試合、西行寺亡霊連合との試合となります。
この試合で予選リーグも最終試合、第二章も漸く折り返しの位置まで達したという事です。

中山君が戻っていない等、大まかな条件は前回の地底チームとの試合と同じですが、
今回の対戦相手はまた、全く別のタイプのチームです。
攻撃力は低めですが、中盤の支配力と守備力に長け、DFによるオーバーラップからの奇襲を得意とする、
どちらかと言えば守備寄りなチーム……と評せるでしょうか。

とはいえ、敵の火力が地霊殿サブタレイニアンローゼスに比べ大きく劣る点。
そして、DFのオーバーラップにより隙を見せる機会が多い点を鑑みると、
試合難易度自体は、前回の試合に比べてやや落ちるかもしれません。

−−@−− @中西
−B−A− A幽々子
C−−−D Cリリカ
−−−−− 
G−−−E Gルナサ
−−I−− I藍
−−−−F F橙
−J−H− H妖夢 Jメルラン
西行寺亡霊連合:4−3−3
永遠亭ルナティックス:5−3−2
−H−−− H鈴仙 910/910
−−−J− Jパスカル 840/840
−−−−−
G−I−F Gてゐ 680/680 I永琳 900/900 F佳歩 720/720
−−−−−
D−A−E DウサギB 540/540 A妹紅 910/910 EウサギC 530/530
−B−C− Bつかさ 630/630 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

932 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:45:50 ID:???
特に注意すべきは、超大型CB・西行寺幽々子選手で間違い無いでしょう。
無論、彼女の強さが目立つのは空中戦ですが、地上では弱いとは言えません。
タックル・パスカット・ブロック全てにおいて一定以上の水準を保っています。 突破力もあります。
八意様など強力な選手で強行突破するか、隙を縫って、確実に攻撃していくかの二択となるでしょう。

GKの中西太一選手の能力も馬鹿には出来ません。
輝夜や古明地さとりのような特筆すべき能力は持っていないものの、安定して高めの能力を持っています。
また、相撲で鍛えた一対一は飛びぬけてはいませんが、中々のものです。

中盤を支配する八雲藍選手は、大変バランスの良いトップ下です。
どちらかと言うとドリブルやパス、シュートなど攻撃面において優れます。
八意様や風見幽香、パチュリー・ノーレッジなどには一歩以上劣りますが、それでも優秀で賢い選手です。

橙選手はドリブル突破に長けたウインガーですが、八雲藍との連携テクニックも中々です。
サイドアタック、アシスト、一対一など、様々な攻撃の場に顔を覗かせて来るでしょう。

プリズムリバー三姉妹は、単体ではそれぞれパス、シュート、タックルに長けたのみの、
平凡な一芸選手に過ぎません。 しかし、彼女達が近づき連携プレーを行う際には注意が必要です。
また、彼女達三人によるトリオシュートの威力はピカ一。 運が悪ければ、失点もあり得ます。

最後に、レイセンのお友達である魂魄妖夢さんですが……彼女はひょっとしたら、
このチームの名有選手の中では、一番脅威では無いかもしれません。
彼女なりに努力を重ねたのでしょうが、光る一芸も無く、FWとしての万能性も中途半端と言わざるを得ません。

さて、最後となりますが。【この試合では、ルナティックスが負けた場合ゲームオーバー】となります。
【引き分けは続行】とします。 負けた場合ではストーリーが続かない事となりますので、リセットが必要となりますが。
……その場合、多少のペナルティを取らせて頂こうと思います。
そのため、緊張感を持ったまま、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです」
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