キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】

1 :キャプテン岬 ◆AE6MkoqxCE :2017/11/12(日) 12:38:42 ID:???
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏する。その2日後の日本人学校訪問後、
サッカー部員を探すべくブローニュの森のシュッセ運動場まで出かけ、
そこでサッカー部キャプテン天ケ瀬冬馬を発見する。
自己紹介代わりの手合わせで岬に完敗した天ケ瀬は、他のメンバーにも
紹介すべく急遽電話で呼び出す。そして呼びだしたメンバーとの1VS10勝負が
はじまった、といったところまで進んでいます。

412 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/16(土) 16:53:54 ID:DNkmwWcQ
★日本人学校への到着時刻  ダイヤ10 ★→午後2時30分になっていた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(2時半か、ゆっくり探検できそうだ)」
教諭「こんにちは岬くん、こちらの都合で入学できずにすみませんね」

学校につくと初訪問時に案内をしてくれた先生が現れた。今だ入学できぬ事への詫びを聞いた後、
学校は午後6時に門を閉める、それまでは自由に出歩いて良いとの情報を得た。
先生が去った後、日本人学校を見渡してみる。建物の方に変化はなかったが、
あの雑草まみれだった箱庭校庭に変化が見られる。以前は全面伸び放題だった校庭が、
今は敷地の半分程が刈り込まれていた。

誰がなぜこんな事をしたか。気にはなるが校庭に誰もいない以上、確認もできない。
校庭の件は後回しにして、とりあえず学校内を歩き回ろう。

岬「(まずはどこへいこうかな……)」

★移動時間 ! dice★
現在時刻は14:30です。

A:「(僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」
B:「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」
C:「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」
D:「(音楽室に行ってみよう)」
E:「(美術室に行ってみよう)」
F:「(情報室?よく分からないけど、行ってみよう)」
G:その他、自由回答(要3票)


移動先についての選択は先に2票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。
移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

413 :森崎名無しさん:2018/06/16(土) 21:47:02 ID:kODcayUw
A
★移動時間  2

414 :森崎名無しさん:2018/06/16(土) 23:10:23 ID:elTccyqE
A

415 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 07:48:35 ID:QCQZ6oE6
A:「(僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」 移動時間は2分
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(まずは自分の教室だ。どんな所だろうか。どんな人がいるだろうか)」

薄暗い廊下を歩きながら思う。そういえばこうして入学の何週間も前に学校をうろうろするのは、
何十回も転校を繰り返した中でも初めてだ。未体験の事に少しワクワクしながら、僕が学ぶ予定の教室に近づく。
後何歩かで教室が見えるという所で、一旦立ち止まる。気付かれないようにできるだけ事前情報を得ておきたい。
周囲に人がいないのを確認した後、そっと教室をのぞき見て見る。すると……


★に誰か何してる? ! num★
0→(自由回答、先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください)
9→聖薇が長い筒とランドセルを担ごうとしている。大きな手提げバッグも持っているぞ
8→あずみが何人かの女子クラスメイトと机を囲んでいて、学帽の中に何個かサイコロを回している
7→男子生徒達が話をしている(さらに分岐)
6→女子生徒達が話をしている(さらに分岐)
5→聖薇とあずみが何やら話し合いをしている(さらに分岐)
1〜4→誰もいなかった


*現在時刻は14:32です。

416 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 09:11:42 ID:???
★に誰か何してる?  9

417 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:41:04 ID:QCQZ6oE6
           第11話『第一生徒発見』



★に誰か何してる?  9 ★→聖薇が長い筒とランドセルを担ごうとしている。大きな手提げバッグも持っているぞ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(あれは聖薇だな、ん、なんだあれ)」

教室後ろのランドセル棚から、自分のものであろう赤いランドセルを取り出す聖薇の姿が見えた。
ここまでは普通の光景だったが、彼女の右手には身長よりはるかに長い、
2メートルはあろうかという筒が2本、蛍光灯に当てないよう傾かせ、筒からのびる紐が首にかけてられていた。
しかもそのうちの1本は僕の頭より大きく見える程の幅の
さらに足元には彼女の肩から腰まですっぽりと埋まってしまいそうな、大きな手提げバッグも置かれている。

何かは分からないが、それはおいおい話していくうちに明らかになるだろう。
観察を終わらせて挨拶をかけ、親交を深めていく事にしよう。

岬「こんにちは、聖薇」
聖薇「こんにち…ああ、岬君」

僕の顔を見て柔らかな笑顔を浮かべて返事をする。
周りに人はいない。ル・エストで見せた穏やかな表情がそのまま残っているようだ。

岬「どんな所で勉強するのか見たくなってやって来たんだ。聖薇さんはこれから帰るの?」
聖薇「私はこれから弓の練習に」
岬「弓。その筒の」
聖薇「はい」

418 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:42:51 ID:QCQZ6oE6
そう言ったのちに取り出したランドセルをもう一度棚に戻した後、
小さな方の筒を壁に立て掛け、大きな方の筒の蓋を開けて弓を取り出した。
取り出された弓はやはり大きく、迂闊に振り回すと天井をこすってしまいそうだ。

聖薇「日本にいた頃から母さんの勧めで習っていました。今は教えてくれる先生はいませんが、
少しでも怠けてしまわないように、毎日努めています」

再び弓を筒にしまい始める。長く細いこの道具も使い慣れているのだろう、全く危なげなく
自然に筒の中へとしまわれていった。

聖薇「すみません。ここであまり弓を持ち歩くと危ないので、すぐに片づけてしまいました」
岬「大丈夫だよ。そうか聖薇さん、弓道やってるんだ」
聖薇「はい。これから今日の練習をします。岬君」

ここまで言って聖薇は辺りを見回す。教室内や廊下、窓の外まで見た後誰もいない事を
チェックした後、改めて僕の方に向きなおし、誘いの言葉を投げかけた。

聖薇「もしお暇なら、私の練習に付き合ってもらえませんか?他に誰もアドバイスをしてくれる人がいませんから」

岬「(うーん、思わぬところでお誘いか。特に用事があるわけでもないから、行ってみるか)
   アドバイスできるかは分からないけど、見るだけでも良ければ」
聖薇「はい、お願いします。1人よりも2人の方が練習にも張りが出ますから」

承諾の返事を受けて嬉し気にほほ笑む。いい笑顔だ。このまま関係を進めていきたい。

足元の手提げバッグを持ちながら聖薇の後をついていく。薄暗い廊下を抜け、玄関について靴に履き替え、外に出た。

419 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:46:59 ID:QCQZ6oE6
岬「(校内には無いのか。あれ、校庭に入った。もしかして)」

聖薇はベンチに筒を置く。その隣にランドセルだ。転げ落ちないようストッパー代わりにしようというのだろう。
ランドセルを置いた後で僕の方へ向かってきたので、頭に浮かんだ疑問を尋ねてみた。

岬「弓の練習って、ここでするの。この原っぱみたいな校庭で」
聖薇「はい。この学校には弓道場はありませんし、外にもそういったところはありません。
   それで先生に頼みまして、校庭を使わせてもらってます」

岬「そうなんだ、ひょっとしてここが半分刈られているのは」
聖薇「ここを使わせてもらえる条件の1つとして、草刈りをするように言われています。
   広い所ですから、毎日少しずつ、練習前に刈り取っているんです」

岬「ここを1人で。それは大変だ。随分時間がかかったんじゃあ」
聖薇「そうでもないですよ。いつまでにしなさいと言われている訳ではありませんから。
   最初は練習に最低限必要なところの草取りから始めて、
   それからは少しずつ、ビニール袋に入るだけの量を取っていくんです。
   それにこの草、家でも役立ってますから」

岬「役立つ?」
聖薇「はい、家に暖炉とかまどがあるのですけど、この草を干して乾かしておいて、
   火をつける時に使うと薪に火が付きやすいから、家で大切に扱ってます」

420 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:48:54 ID:QCQZ6oE6
説明をしながらバッグから手袋と、刃先が覆いに包まれた小さな鎌を取り出す。
これから草刈りをしようというのだろう。
僕もシャツの袖を肩までまくる。

岬「僕も手伝うよ。草が伸びてる所の境から取ればいいかな」
聖薇「岬君が?ダメです岬君にそんな事をさせる訳には」

岬「早い所聖薇さんの弓引く姿を見たいからさ、2人でした方が早いよ」
聖薇「でもそんな事をしてもらっても、私にはお礼が」

岬「この間お店でプレゼントもらったり、お昼を御馳走になったお礼だよ。気にしなくていいって」
聖薇「そうですか。では、せめてこの手袋と鎌を」
岬「いいよ、手は洗えばいいし、僕は男だ、草を抜くぐらい平気だよ」

大欲は無欲に似たり。パリでの長期にわたる生活のため、少しでも多く心からの協力者が欲しい。
ここで労を惜しまず働く事で、目の前の少女の歓心を少しでも多く掴んでおこう。
何とか了解を得た後、僕と聖薇は校庭の草刈りを行う事にした。

421 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:52:57 ID:QCQZ6oE6
先着で
★草取り中に(これから特に指示ない限り、「さらに分岐」します) ! card ★

JOKER→聖薇「岬君……」そっと手のひらを僕の手に重ねてきたぞ!?
ハートA〜3→天ヶ瀬「おお岬か、隣にいるのは……そうか。岬。男を見せろ」
          無駄にいい笑顔で親指を立てて去っていった
スペードA〜3→真美「……」亜美「……」
       後ろから双海姉妹が七年殺しの構えをして忍び寄ってきている
クラブ:「早乙女が男といるぞー!」「カップルカップル〜!」「聖薇にもようやく春が来たのね〜」
     上級生下級生同級生関係なく、野次馬達がはやし立ててきた
クラブA〜3→あずみ「岬くーん、あたしの家でゲームしよー!」(分岐なし)
上記以外:特に何も起こらなかった(分岐なし)

★校庭までの移動時間 ! dice分
聖薇との草刈り時間 ! numnum分
聖薇との草刈り達成率 ! numnum%★

と書き込んで下さい。マークで分岐します。!と各プラグインの間のスペースは埋めてください。

*現在時刻は14:32です。

422 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 12:55:32 ID:???
★草取り中に(これから特に指示ない限り、「さらに分岐」します)  ダイヤ8

423 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 13:11:07 ID:???
★校庭までの移動時間  6
聖薇との草刈り時間  95
聖薇との草刈り達成率  45 %★

424 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 13:23:05 ID:QCQZ6oE6
これから昼御飯をいただくため、少々失礼します。
夕方か夜に再開出来ると思います。

425 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 13:44:06 ID:???
割とはかどった方だけど、四時過ぎになっちゃったな

426 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 17:20:29 ID:QCQZ6oE6
★草取り中に(これから特に指示ない限り、「さらに分岐」します)ダイヤ8 ★→特に何も起こらなかった
★校庭までの移動時間  6 分
聖薇との草刈り時間  95 分
聖薇との草刈り達成率  45 %★
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「その小次郎っていうのが大変な暴れん坊だったからね。彼とのサッカーはスポーツというより戦争だった。
  向かい合うたびに人が宙を舞い、血しぶきを浴び、あたりが悪いと意識も失って病院送り。よく生きてこれたと思うよ」
聖薇「そんなに命がけの戦いだったのですか……そんな戦いでチームを優勝に導いた岬さんは立派です」

岬「僕なんか大したことしてないよ。僕はただ味方にパスを送ったり、敵のパスを止めたりしただけだから。
  翼くんや中山くんがいなかったら、優勝どころか全国大会さえ行けなかったかもしれない
 (身の安全的に考えて、翼くんにはヒヤヒヤさせられたなあ……あんな事を言う(※)なんて)」
聖薇「いいえ、岬君の話を聞いているに、サッカーは1人が個人が強ければあとはどうでも良いというようなスポーツではありません。
   チーム全体が力を発揮する事で勝てるスポーツのように聞こえます。
   ですから全体の流れを調整して、試合をコントロールしていたのですから、やはり岬君が一番優勝に貢献しています」
岬「うーん、そういう見方もあるのかなあ(よし、これでさりげなく僕の影響力を印象付けられた)」


※:【森崎有三】キャプテン森崎4【栄光の軌跡】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1130934258/648-651
より、翼くんが放った爆弾発言。元気でしょうか1さん。

427 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 17:22:02 ID:QCQZ6oE6
僕と聖薇は校庭の草取りをしながら、昔話に花を咲かせていた。
僕は日本でのサッカー大会での様子を、若干の誇張と誘導を交えてエキサイティングに話す。
相手は僕の話に興味を持ってくれた。それだけではなく僕の話題の誘導の事もあってか、
僕が優勝のキープレイヤーであったと思うようになってくれた。

聖薇「そうです。たとえ他の人が信じなくても、私は信じます。岬君がいなければ南葛小は優勝できなかった」

いつしか聖薇の手は止まり、真顔で僕を見て話していた。

聖薇「そんなあなたと友達になれた事を、私は誇りに思います」

顔を真っ赤にして告げてきた。ここまではっきりと敬意を告げられると
何回か経験したことがあるといえ、可愛い子からの好意的な反応は心に来るものがある。
そう思って聖薇を眺めてみると、はたと異変に気付いた。
照れているにしては顔以外の体も赤くなっており、残暑が厳しいにも関わらず、体から汗が流れていない。

聖薇「あ、うう……」

そう思っているうちに聖薇が草の上に倒れてしまった。
日射病だ。何十分も日なたで草刈りをしていたせいだ。
急いで彼女を抱き起こして日陰に運び、それから窓口に行って適当な理由をつけて
コップとうちわを借り、水道からなみなみと水を入れる。
聖薇の元に戻って口を開けさせ水を注ぎ、うちわであおぎながら、手持ちのハンカチで手足首元に顔、
さらに脇や腰にお腹と、異性として接触が辛うじて許される範囲を拭けるだけ拭いて、彼女の体力の回復を待った。
幸いにしてすぐに口がきけるようになるまで回復したらしく、僕の方を向くと、申し訳なさそうな顔をして謝った。

428 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 17:23:26 ID:QCQZ6oE6
聖薇「ごめん、なさい、わたしが、しゃべりすぎたせいで……」
岬「いいんだ。僕も無頓着すぎた。今日はもう家に帰って休んだ方が」
聖薇「いえ、もう少し休んだら弓をとります」
岬「聖薇さんそれは危ない。無理をしなくても」
聖薇「いいえ、せっかく岬君に練習を見てもらえるのですから、必ずします。ちゃんと休みますから」

何とか早い所家に帰して探索をしたかったが、思ったよりも頑固だ。そう簡単には引きそうにない。
結局今度危なくなったら有無を言わさず帰させると約束させ、何十分か休憩を取った後、
練習させる事にした。再開するころには草取りをしてから1時間半、すでに午後4時をすぎてしまっていた。

*休憩完了時点での時刻は16:13になりました、門限は18:00です。


こうして僕の忠言も退けながら、弓を取り矢をつがえ、校庭端の壁に据えられた
霞的(※)という白黒の的をめがけての行射を行った。結果はどうだったかというと……

先着で
★射出成功率 ! numnum%
聖薇の練習時間 ! numnum分★
と書き込んで下さい。!とプラグインの間のスペースは埋めてください。

※→https://blogs.yahoo.co.jp/kuroken3147/64077203.html

429 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 17:24:32 ID:???
★射出成功率  61
聖薇の練習時間  21 分★

430 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 18:17:35 ID:QCQZ6oE6
★射出成功率  61 %
聖薇の練習時間  21 分★
――――――――――――――――――――――――――――――――――

射的の練習、聖薇がいうところの射法八節の練習が始まった。矢を弓に構える弓構え、正面に静かに向き直る打起し。
矢を引き絞り発射の準備を整える会に入った後、無心となって的を見入り、矢を放つ。
ヒュッと鋭く響かせて飛ぶ。校庭の端から端、30メートルほどの距離を飛んで矢は霞的の端、あと数センチで外れるという所でささった。
続けて聖薇が二の矢をつがえる。振る舞いに少しの乱れもつかえも見られなかったが、今度はかすりもせずに外してしまった。
その後も彼女は矢を射続けたが、真ん中には一度も当たらず、的の淵をかすめたのを含めて6割くらいしか当たらなかった。
彼女の顔は厳しくなる。何とかして真ん中に当てようという執念がこもっているようだが、
矢を構えた途端、体がグラリと揺らいだ。かろうじて踏みとどまったがもはや限界だろう。

岬「もうダメもうダメ、やっぱり限界だよ今日はやめよう」
聖薇「まだ大丈夫です。せめて一度中央に当てないと」
岬「ダメ」

聞き分けの無い相手に対し、僕は相手の右手首をギュッと握り、制止した。
矢を放てなくなって観念したか、弓を下ろす。
その後弓をタオルで拭きながら、彼女は僕に詫びた。

431 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 18:20:34 ID:QCQZ6oE6
聖薇「ごめんなさいみっともない姿を見せてしまって。普段なら2回に1回ぐらいは中央に当てる事が出来るんです」
岬「いやいや凄いよ、構える姿なんか絵になってる。本当に絵に描いたら綺麗になるよ」
聖薇「まだ未熟です。少し想う事があったぐらいでああも乱れるなんて」

弓矢の手入れも終わって筒に戻し終わる。筒についた紐を肩にかけ、門に向かって歩く。

岬「大丈夫、送っていこうか」
聖薇「本当に大丈夫です。私は元気ですから。今度お見せするときは百発百中、真ん中を射止めてみせます。」

岬「そうか、楽しみに待ってるよ」
聖薇「はい、楽しみにしてください。それでは」

最後は笑顔に戻って、僕に別れを告げた。あれほどクタクタだったはずの様子を感じさせない
軽快な足取りで帰っていくのを見て、僕は安心して学校探索を再開する事にした。


*練習完了時点での時刻は16:34になりました、門限は18:00です。
*登場人物間の感情が以下のようになりました。

聖薇→(大切な友達)→岬
※「大切な友達」状態になると、BADイベントが発生しても、出来事を好意的にとってくれるようになり、
好感度ダウンの危険性が大幅に(こちらが意図的に嫌われるような選択肢を取らない限り)下がります。
そして、岬と誰かのもめ事が起きた時に、岬側になって応援してくれるようになります。

432 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 18:24:18 ID:QCQZ6oE6
岬「さて、ちょっと長くなっちゃったけど、聖薇と仲良くなれたから良しとしよう。
まだ時間は残っているし、次はどこへ行こうかな」


★移動時間 ! dice★
現在時刻は16:34です。門限は18:00です。

A:「(もう一度僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」
B:「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」
C:「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」
D:「(音楽室に行ってみよう)」
E:「(美術室に行ってみよう)」
F:「(情報室?よく分からないけど、行ってみよう)」
G:その他、自由回答(要3票)


移動先についての選択は先に2票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。
移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

433 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 18:28:58 ID:QCQZ6oE6
岬君が聖薇と分かれ、次の散策先を思案しているところで、今日は終わりにいたします。

>>425
95分はちょっと長くなりすぎたので、その分描写と結果に反映させました。
本来はもっとあっさり終わらせるつもりだったのですが。

434 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 18:31:47 ID:vmaMfCsQ
F

435 :森崎名無しさん:2018/06/17(日) 20:43:38 ID:6y1YSjP2
★移動時間  4
F

436 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 18:32:29 ID:CUuOZBZY
今週は仕事と資料読解のため、投稿できそうにありません。

ワールドカップと鈴仙奮闘記さんの別スレにちなみ、82年国際スパルタキアーダ
決勝トーナメントを妄想してみました。構成国は以下の通り。

(テクモ版キャプつば・キャプ森登場国、得点補正+1)
ソビエト
ポーランド
東ドイツ
ユーゴスラビア(直接出てきている訳ではありませんが、
        原作やキャプつば5にモブ選手がみられますし、なにより今後この物語で登場予定のため)

(各種キャプテン翼の世界に非登場、現実では当時中堅どころだった国)
チェコスロバキア
ハンガリー
ブルガリア
北朝鮮

437 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 18:38:48 ID:CUuOZBZY
次に決勝トーナメントの対戦位置を決めます。
先着順に、()内の一番左の数字で決め、重なった場合は1つ右の数字を適用、9と0は無効とします。
! numの間の隙間を埋めて投稿してください。

★ソビエト(! num )
ポーランド(! num、! num)
東ドイツ(! num、! num、! num)
ユーゴスラビア(! num、! num、! num、! num)★

★チェコスロバキア(! num、! num、! num、! num)
ハンガリー(! num、! num、! num、! num)
ブルガリア(! num、! num、! num、! num)
北朝鮮(! num、! num、! num、! num)★


438 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 18:59:17 ID:???
★ソビエト( 8
ポーランド( 01
東ドイツ( 939
ユーゴスラビア( 7779 )★

439 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 19:14:23 ID:???
★チェコスロバキア( 6069
ハンガリー( 4929
ブルガリア( 9192
北朝鮮( 7612 )★

440 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 19:24:15 ID:CUuOZBZY
投票の結果(北朝鮮はどこにも当てはまらなかったので、空いている5番に移動)
以下の組み合わせになりました。(トーナメント表は省略)

@ポーランド
Aブルガリア

B東ドイツ
Cハンガリー

D北朝鮮
Eチェコスロバキア

Fユーゴスラビア
Gソビエト

次のレスより、決勝トーナメント予選の対戦結果が判明します。
! diceの間を埋めて投稿してください。

441 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 19:26:18 ID:CUuOZBZY
★ポーランド! dice+1−! diceブルガリア
東ドイツ! dice+1−! diceハンガリー★

★北朝鮮! dice−! diceチェコスロバキア
ユーゴスラビア! dice+1−! dice+1ソビエト★

442 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 19:26:51 ID:???
★ポーランド 2 +1− 4 ブルガリア
東ドイツ 1 +1− 6 ハンガリー★

443 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 19:53:55 ID:???
★北朝鮮 64 チェコスロバキア
ユーゴスラビア 5 +1− 3 +1ソビエト★

444 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:01:00 ID:???
なんかすごいことになったぞ
あと、北朝鮮ってキャプつば2で出ていてませんでしたか?

445 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 20:26:47 ID:CUuOZBZY
ジャイアントキリング連発な試合展開となったところで、準決勝に入ります。
>>444
たしかに2で出てたことは出てたのですが、名有り選手が出てくる訳ではないし、
ストーリーで重要な役割のある国という訳ではないので、今回はその他大勢に入れました。
ただ、この物語においては、ちゃんとした役割の与えられた重要国となる予定なので、お楽しみに。

★ポーランド 3− 4 ブルガリア
東ドイツ 2− 6 ハンガリー★
★北朝鮮 6 − 4 チェコスロバキア
ユーゴスラビア 6− 4ソビエト★

ブルガリア、ハンガリー、北朝鮮、ユーゴスラビアが勝利!
------------------------------------------------------
★ブルガリア! dice−! diceハンガリー
! 北朝鮮dice−! dice+1ユーゴスラビア★

! diceの間を埋めて投稿してください。

446 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:28:07 ID:???
★ブルガリア 64 ハンガリー
北朝鮮 54 +1ユーゴスラビア★

447 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:33:02 ID:???
これはキム君のミサイルショットやアトミックロケットヘッドが炸裂してますね・・・

448 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 20:39:20 ID:CUuOZBZY
ブルガリアが2試合10得点という爆発的火力で勝利、北朝鮮は2試合11得点という
それ以上の爆発力を見せながらも引き分けといったところで、どうか
引き直してもらえないでしょうか。翌日に再試合をしたと解釈してください。

★北朝鮮! dice−! dice+1ユーゴスラビア★
(★延長北朝鮮! dice/3−! dice/3+1延長ユーゴスラビア★)

また引き分けになった場合に延長戦スコアを投稿してください。端数は切り捨てになります。

449 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:39:21 ID:???
ハンガリーめちゃくちゃ強いな
東ドイツを粉砕しやがった

450 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:40:58 ID:???
★北朝鮮 34 +1ユーゴスラビア★

451 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 20:45:38 ID:???
>>449
そんなハンガリーを倒したブルガリアのヨーグルトパワー凄すぎ…

452 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 20:52:31 ID:CUuOZBZY
>>447
キム君「VXチャージやアンチエアクラフトキャノンボレーもあるぞ!」
>>449
ブルガリア戦も併せて考えると、東ドイツのキーパーが紙なこと以外の理由があるのでしょう。
歴史的に考えて、集団戦法で東ドイツを圧倒したか、
東ドイツの某壊し屋が試合も壊してしまったとか……


★ブルガリア 6 − 4 ハンガリー
北朝鮮 3 − 5ユーゴスラビア★
ブルガリア、ユーゴスラビア勝利!いざ決勝!
------------------------------------------

★ブルガリア! dice−! dice+1ユーゴスラビア★

453 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:03:37 ID:???
★ブルガリア 23 +1ユーゴスラビア★


454 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:03:58 ID:???
★ブルガリア 61 +1ユーゴスラビア★

455 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:04:43 ID:???
キメてたヨーグルトが切れたな

456 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:18:51 ID:???
うっ、ヨーグルトがたりない!

457 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:23:05 ID:???
ヨーグルト切れさえなければ
ブルガリア優勝だったな

458 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 21:27:04 ID:CUuOZBZY
よく考えれば、今後のタイムスケジュールと「2年に1度」の開催間隔を考えると、
前回のスパルタキアーダの開催年は82年ではなく今年の83年でした。
訂正してお詫び申し上げます。
>>451
>>455
94年のアメリカW杯でブルガリアをベスト4に導いたストイチコフ・レチコフ・バラコフの3人クラスの
名選手の卵がいたのでしょう。ユーゴスラビアはそれ以上のチート選手ばかりでしたが。
全盛期の高橋先生が東欧の選手を描いたらどうなってたかなあ。


★ブルガリア 2 − 4ユーゴスラビア★
ユーゴスラビア、優勝!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
栄えある第17回国際スパルタキアーダは、ユーゴスラビアが優勝しましたー!
決勝トーナメント3試合で15点、平均5点という破壊力で、(東側)世界一の座をものにしましたあああああっ!
ストイコビッチ、ミヤトビッチ、スシッチ、プロシネツキら黄金世代の実力をまざまざとみせつけてくれましたっ!




459 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:28:05 ID:???
今後、ブルガリアが話に絡んでくることはあるんですか?

460 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/23(土) 21:31:14 ID:CUuOZBZY
数か月後、優勝の記念として、ユーゴスラビアサッカー協会は、西側諸国との親善試合を
幾つか組ませ、慰安も兼ねて選手たちを各地で試合を行わせることになった。その結果は……

★ユーゴスラビア! dice−! diceイタリア
ユーゴスラビア! dice−! dice西ドイツ★

★ユーゴスラビア! dice−! diceブラジル
ユーゴスラビア! dice−! dice日本★
! diceの間を埋めて投稿してください。


ユーゴスラビアの優勝が決まり、各地で親善試合も行う事が決まったところで、
今日は終わりにいたします。
>>456
>>457
うーん、ヨーグルトパワー恐るべし……

461 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:33:29 ID:???
★ユーゴスラビア 45 イタリア
ユーゴスラビア 51 西ドイツ★

462 :森崎名無しさん:2018/06/23(土) 21:36:34 ID:???
★ユーゴスラビア 26 ブラジル
ユーゴスラビア 31 日本★

463 :森崎名無しさん:2018/06/24(日) 09:22:15 ID:???
乙でした
下馬評ではダークホース以下のブルガリアがまさかの大健闘でしたね
恐るべしヨーグルトパワー!

464 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/27(水) 22:05:33 ID:YOZ/hjjo
ちょっとだけ、情報室の状況などを決めるために、あと1レスだけ投稿します。
その前に皆様からのコメントの返事をいたします。
このロシアW杯の時にスパルタキアーダを執筆できていれば、盛り上がっただろうなあああああ。

>>457
ブルガリア、となると直接岬君に絡んでくるという訳ではありませんが、そこの主力格の選手と、
後々勝負する予定になっています。(スパルタキアーダよりも後ですよ)
さらに言えばこの大会ででた8か国は、どこも何かしらの形で、岬君の物語に強く関わってきます。

>>463
うーん、ここまで活躍するとなると、何か選手用のヨーグルトでもあるんでしょうか。
パリでも売ってるといいんですが。

465 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/27(水) 22:08:47 ID:YOZ/hjjo
先着で
★情報室で誰が何してる? ! num★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とnumの間のスペースは埋めてください。

0→窓からは双海姉妹と1・2歳ほど年上の男の子がテーブルで話をしている。
  奥には僕と同じか年下の女の子がマイコンで何かを打ち込んでいる。
7〜9→窓からは双海姉妹と、姉妹より年上、僕よりは年下に見える女の子が、
   マイコンを使っている姿が見える。ドアは鍵がかかっている。
4〜6→窓からはおしゃべりをしながらマイコンを使っている双海姉妹が見える。ドアに鍵はかかっていない。
3→窓から中が見える。中では双海姉妹が電卓?で遊んでいる。ドアに鍵はかかっていない。
1・2→ドアは鍵が、窓もカーテンがかかっている。とても中の具合は分からない。

466 :森崎名無しさん:2018/06/27(水) 22:10:17 ID:???
★情報室で誰が何してる?  4

467 :森崎名無しさん:2018/06/27(水) 23:40:41 ID:???
ブルガリアからは相撲レスラーも出ていることからヨーグルトが何かしらすごい力を持っている可能性は確かにある(適当)

468 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/28(木) 06:47:52 ID:YRRb3Ggw
遅くなって済みません、463さん、乙ありがとうございました!

469 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 13:37:45 ID:5qLfYkp6
これより投稿を開始いたします。
>>467
ここまでブルガリアとヨーグルトに人気が出るとは思わなかった……


第12話『Misaki ga kita Shimai no Xanadu』

ぶらぶらと校内を歩き回る。
この学校は小中学校が一体となった校舎で、事前の説明では100人以上の生徒を抱える建物だと聞いていたが、
皆外へ行ったか家へ帰ったのか、不思議なほどに廊下で人に出くわさない。
右に左に階段を上り下りしてきままに歩いているうちに、見慣れぬ部屋にたどりついた。


情報室


岬「(情報室?何だこの教室は)」

何十回も転校を繰り返してきたが、こんな教室は初めてだ。
周りに人がいない事を確認してから、そっとドアの取っ手に手をかけ、窓から中をのぞき見る。

この部屋は普通の教室とは異なり、個別の机や教壇が見当たらない。
四方の壁に沿って長机が配置され、その机には何台ものマイコンが設置されている。

さらに奥を見回すと、ここから見て対角線上の位置にある1台のマイコンが、
はじめて白黒テレビを買った家のように、全体が布で覆われている。そしてその横では、

亜美「あうー、頭痛くなってきたよー」
真美「真美もー、でも今月中に仕上げないとここ追い出されちゃうよー」

悪童姉妹がキーボードの隣に顔を載せ、行きがかかりそうなほど顔が接近した状態で、愚痴をこぼしていた。

470 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 13:38:53 ID:5qLfYkp6
岬「(この様子なら嫌がられる事も無さそうだ。よし)」

中に入って話でもしてみよう。そう思った僕はコン、コン、コンと軽くドアを叩く。
不意の物音に2人とも同時に振り向くも、僕との視線が合った途端、喜色を浮かべてドアめがけて走り出した。

ドアを突き破らんばかりに急いで迫るため、ドアを開けて両腕を広げ、久しぶりに出会った
遠縁の叔父のように鷹揚な表情で双子を出迎えると、走った勢いそのままに僕の脚に突っ込み、歓待の叫びをあげた。

亜美「よくぞ来たー岬兄ちゃん!こっちは忙しくて死にそうだったんだぞ→!」
真美「探しても探しても見つからなかったしさ→!罰として、これから真美たちのいぎょーをたっぷりと知ってもらうかんね!」

いかにも私は怒ってるんだぞー、というぷーっと頬を膨らませた顔で僕の顔を仰いだかと思うと、
脚から飛び降り僕の手をとって先程まで作業をしていた、自分達のマイコンへと連れ込んでいく。

マイコンにたどりついた後、姉妹はマウスを動かし、キーボードであれこれと打ち込む。
その間に姉妹のマイコンをのぞき込む。2台のマイコンは他の長机に並べられたものと同じ種類、
銀色の本体に白と緑と水色のキーボード、黒いカートリッジと放熱口の間には誇らしげに、



MITSUBISHI ELECTRONIC ML−8000(※)                    MSX



と印字されていた。


※:https://www.msx.org/wiki/Mitsubishi_ML-8000

471 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 13:41:08 ID:5qLfYkp6
亜美「さあーまずは亜美のから見るのだ!これを見て恐れのののけ!」

真美よりも一瞬早く、亜美が出来栄え披露を名乗り出た。
出遅れた真美はまたもぷくっと顔を膨らませたが、どうしようもないと思ったのか、
マイコンの画面へと顔を向けて、何やら打ち込みはじめていた。

亜美「さ、亜美が作ったゲームソフト、『スターライン』とくとごしょーみあーれ!」
岬「(亜美が作った?)」

思わぬ言葉にドキッとしながらも、椅子に座ってマイコンに向かう。
画面を見ると画面の上部一杯に星で埋め尽くされ、その下には棒と玉が並んでいる。

亜美「左下のZボタンでラケットが右に、Xボタンで左に動くよー、それを動かして玉を弾いて、たくさん星を取っていってね!」

アタリフランスでプレイした『ブレイクアウト』のブロックが星に置き換わったゲームのようだ。
出来栄えを試すべく、童女謹製パソコンゲーム『スターライン』をプレイする事にした。

先着で以下の投稿を行ってください。その際、!とdiceの隙間は埋めてください。
★プレイ時間(試作段階なのですぐ終わります) ! dice★



次レスで『スターライン』のゲーム画面を疑似的に描写します。●が星を取る玉、====がラケットです。

472 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 13:42:56 ID:5qLfYkp6
 『スターライン』
・画面1

BALL  5 SCORE  0
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

        ●


       ====

・画面2(ある程度星を取り進めた時)

BALL  3 SCORE  180


★ ★ ★ ★  ★ ★ ★  ★ ★ ★ ★  ★ ★ ★   ★ ★ ★  ★ ★ ★    ★ ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★    ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★  ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★  ★ ★ ★ ★ ★  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★   ★ ★ ★  ★   ★ ★ ★ ★ ★     ★ ★ ★  ★ ★ ★ ★

        


               ====

473 :森崎名無しさん:2018/07/01(日) 13:43:53 ID:???
★プレイ時間(試作段階なのですぐ終わります) 4


474 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:04:19 ID:5qLfYkp6
★プレイ時間(試作段階なのですぐ終わります) 4 ★ (435での移動時間も含めると)現在時刻は16:42
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
パドルとキーボードという違いはあるが、元々が同じゲームのため、順調に星を集める事ができている。
余裕をもってプレイしていくうちに残りの星の数も少なくなっていく。
そろそろラケットの当て方に工夫が必要となってきたところで、ある事に気が付いた。

岬「(玉のスピードが速くなってきた)」

最初は散歩のようなゆったりとした速さの玉が、星がまばらになっていくにつれ早歩きになり、
小走りになってきている。ブレイクアウトの時も同じような仕様だった。

岬「(ただ星を消すだけでも大変だろうに、結構やるな、この子)」

内心左の童女の仕事ぶりに舌を巻きながら、星を集めていく。すべて取り終わってみると画面が変わった。


もうおわり〜? (H/Y)


岬「このHとYって何?」
亜美「Hは『はい』、またゲームできるよ」
岬「Yは?」
亜美「YES!」
岬「ええ、まいったなあ、これじゃ終わらせられない」
亜美「うそうそ、Yで終わらせられるよ。ほれ」

そういって亜美が勝手にYボタンを押して、ゲームを終了させる。

亜美「さあ、このゲームを作るために、三日三晩夜なべしながら昼寝して、組み上げたプログラムが、これだ→っ!」

475 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:06:16 ID:5qLfYkp6
10 REM ●●●●●●●●●●●●●●●●スターライン●●●●●●●●●●●●●●●
20 CLS
30 BX=14;A$=‶$$$$″;YD=1:SC=0:BALL=5
40 DIM B(28,21)
50 FOR R=4 TO 7
60 FOR C=1 TO 26
70 B(C,R)=1
80 NEXT C
90 NEXT R
100 FOR R=4 TO 7
110 FOR C=1 TO 26
120 LOCATE C,R:PRINT ‶★″
130 NEXT C
140 NEXT R
150 LOCATE BX,19:PRINT A=
160 Y=10:X=BX+2:XD=INT(RND(1)*2)-.5:PAUSE=30
170 LOCATE BX ,19:PRINT A‶●″
180 FOR R=1 TO 1200:NEXT R
190 LOCATE 0,0:PRINT ‶BALL″;BALL
200 LOCATE X,Y:PRINT ‶●″
210 FOR R=1 TO PAUSE:NEXT R
220 GOSUB 410
230 LOCATE X,Y:PRINT ‶●″
240 IF B〔X,Y〕<>1 THEN 270
250 YD=‐YD:BEEP:B〔X,Y〕=0:SC=SC+1
260 LOCATE 20.0:PRINT ‶SCORE″,SC*10

476 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:09:45 ID:5qLfYkp6
270 IF SC=100 THEN 540
280 IF Y=4 THEN PAUSE=1
290 IF X<2 OR X>26 THEN XD=‐XD
300 IF Y<2 THEN YD=‐YD
310 IF Y=18 AND X>=BX AND X<BX+4 THEN 360
320 BB=INT〔X〕
330 IF Y=18 AND BB>BX‐2 AND BB<BX+6 THEN 350
340 GOTO 370
350 XD=‐-XD*.8
360 YD=‐YD
370 IF Y>20 THEN GOTO 500
380 X=X+XD
390 Y=Y+YD
400 GOTO 200
410 REM ラケット
420 LOCATE BX,19:PRINT‶====″
430 G$=INKEY$
440 IF G$=‶Z″ THEN BX=BX‐2
450 IF G$=‶X″ THEN BX=BX+2
460 IF BX<1 THEN BX=1
470 IF BX>25 THEN BX=25
480 LOCATE BX,19:PRINT A=
490 RETURN
500 BALL=BALL‐1
510 BEEP
520 IF BALL<0 THEN GOTO 540
530 GOTO 160
540 PRINT ‶もうおわり〜?″ (H/Y)
550 INPUT D$
560 IF D$= ‶Y〜″ THEN END
570 RUN

477 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:15:08 ID:5qLfYkp6
亜美「どう、すごいでしょ→!あずみお姉ちゃんにも『よくできてる』ってほめられたんだよ→!」
岬「うーん、分かんない。クラークに泣きつきたいぐらいだよ」
亜美「クラーク?誰それ」
岬「昔のSF小説の大作家。『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』って言ってた人。
  これみると、まるで魔導書の呪文だよ」
亜美「ほへっ!?魔法?い、いやー前々から亜美は出来る子と思ってましたが、ここまで言われるとは思いませんでしたなー」

ほっこりした顔になって喜ぶ亜美。よほど嬉しかったらしく、腕がパタパタしている。

真美「さ、今度は真美の番だよ!乳臭い小娘は引っこんでな」

右隣の真美が僕の腕に上半身を引っ付けて座っていた椅子から引きはがし、自分の机へと座らせた。

真美「んっふっふ〜真美ののーみつテクで兄ちゃんをメロメロにしてやるかんね〜」
亜美「ふーんだ、年頃の女の子の部屋に入って紳士を貫いた兄ちゃんが、はすっぱ女にやられたりするもんかー」

にたにた笑いながら修羅場ごっこを繰り広げる姉妹に、あいまいな笑みを浮かべながらマイコンの方に目を向ける。
今度の画面上には線で囲まれた道と思われる空間に、米印のようなマークがいくつかと、1つの星が映っていた。

478 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:16:47 ID:5qLfYkp6
真美「ところで兄ちゃん、ポールポジション(※)ってゲーム知ってる?」

ポールポジション、聞き覚えのある名前だ。パリにきてからゲームに触れたのはアタリフランスしかない。

岬「筐体だけは見た事ある。あずみちゃんのゲームセンターで、覆いを被ったやつだっけ」
真美「そうそれ。あれって面白かったよ。他のやつとは違って真っ正面から操作出来て、本物を動かしてるみたいだった。
   まだ真美にはそこまでは出来ないけど、スピード感やコーナリングの感覚は負けてないからね」

そう自信満々に自分のゲームに太鼓判を押した後、説明を付け加えてレースをはじめさせた。

真美「Zボタンで車が左折、Xボタンで右折するよ、それじゃ、がんばってね!」

上から『スピードスター』とゲームのタイトルが現れる。上から3分の1のところで止まり、
かき消えた後、車が動き始めレースが始まった。


先着で以下の投稿を行ってください。その際、!とdiceの隙間は埋めてください。
★『スタートスター』プレイ時間(試作段階なのですぐ終わります) ! dice★


※ポールポジション:https://www.youtube.com/watch?v=BcEvrXYWVsI

479 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 15:19:51 ID:5qLfYkp6
       『スピードスター』のゲーム画面
・画面1(★が車、*は岩)

|  *        |
| *         |
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|           |
|      ★    |
|    *      |
|           |
|           |


・画面2
|  *  |
 |*    |
  |  ★  |
   |      |
  |  **   |
 |       |
 | *   *|
|  *    |
|       |

480 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 17:34:19 ID:5qLfYkp6
よく考えたら特に行動を特定するような選択肢ではないため、
続きを書き進めます。引き続き、478の投稿はお願い致します。



ポチポチとボタンを交互に押しながら、星のようにしか見えない車を動かして障害物をよける。

真美「なかなかいい具合だねえ、兄ちゃんプレイしたことあるの?」
岬「いや、はじめて」
真美「ほほう、いい筋してますなあ、じゃ、これでどう」

真美が言い終わるか終わらないかといったところで、急に道が曲がりはじめた。
すぐにZボタンを押して左にカーブするも、立て続けに右カーブ、左カーブと蛇のように道がうねりはじめた。
しかも進むごとに障害物は増え、道は狭くなっていく。何度か交わしながら進んでいくも、
カーブを曲がり切れずに壁へ衝突してしまった。



やらないか (H/Y)



岬「……ノーコメント」
真美「あれ、面白くなかった?」
岬「いや、最後のメッセージが分からなかっただけで、レースは面白かったよ」
真美「そりゃそ→だよ!この真美ちゃんがゲーセンやる時間も、亜美とコレコやる時間も削って作ったんだよ、これでダメなら詐欺だね」

ふふーという特異然とした表情が文字になって浮かびそうになるほど、愉快な顔になった。

真美「さ、この真美ちゃんの努力の成果、存分に感じてくれたまへ」

亜美に続き、真美もキーボードを叩いてプログラムを見せつけた。

481 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 17:38:09 ID:5qLfYkp6
10 REM ●●●●●●●●●●●●●●●●スピ→ドスタ→●●●●●●●●●●●●●●●
20 DIM L(5),R(5),S(5)
30 CLS
40 P1=10
50 P2=P1+8
60 Q=0
70 X=15
80 FOR S=1 TO 3
90 FOR I=1 TO 2
100 LOCATE P1,21PRINT‶|″
110 LOCATE P2,21PRINT‶|″
120 PRINT
130 NEXT 1
140 L〔5〕= L〔4〕: R〔5〕= S〔5〕= S〔4〕
150 L〔4〕= L〔3〕: R〔4〕= S〔4〕= S〔3〕
160 L〔3〕= L〔2〕: R〔3〕= S〔3〕= S〔2〕
170 L〔2〕= L〔1〕: R〔2〕= S〔2〕= S〔1〕
180 L〔1〕=P1+1: R〔1〕=P2
190 P1=P1+Q
200 P2=P1+8
210 BEEP
220 LOCATE X,11:PRINT ‶★″
230 G$=INKEY$
240 IF G$=‶Z″ THEN X=X‐1
250 IF G$=‶X″ THEN X=X+1
260 IF X=L〔5〕 OR X=R〔5〕 OR X=S〔5〕 THEN 410
270 S〔1〕=0
280 NEXT S
290 LX=P1+2+INT〔RND〔1〕*5〕
300 LOCATE LX,19:PRINT ‶*″
310 S〔1〕=LX:LX=0
320 BEEP

482 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 17:39:25 ID:5qLfYkp6
330 READ Q:IF Q=999 THEN 390
340 GOTO 80
350 DATA 0,0,0,1,0,0, ‐1, ‐1,0,0,1,1,0, ‐0,2, ‐0,5
360 DATA ‐0,5, ‐0,5,1,0,0,0, ‐0,5,0,5, ‐1,0,1,0, ‐1
370 DATA ‐0,3,1,0,5,0,5, ‐0,7, ‐1,0,1,0,7,0,0, ‐1, ‐1
380 DATA 999
390 LOCATE 0,0:PRINT ‶やるねえ!″
400 GOTO 450
410 FOR I=1 TO 20
420 K=INT〔RND〔1〕*5〕+128
430 LOCATE X,11:PRINT CHR$〔K〕
440 NEXT 1
450 LOCATE 5,22
460 INPUT‶やらないか″(H/Y) ″:A$
470 IF A$=‶H″ THEN RUN
480 END



岬「(ふう、ただのゲーム好き双子姉妹だと思ったけど、なかなかやるなあ。
せっかく彼女達に付き合ってみたんだし、そろそろこっちからも話を切り出してみようかな)」

そろそろこちらの利益を引っ張り出す時間だ。僕の知らない事はまだまだある。どんな事を聞き出してみようか。

483 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/01(日) 17:47:11 ID:5qLfYkp6
A 岬「今度はサッカーゲームでも作ってもらえないかな?(ちょっと興味がわいてきたぞ)」
B 岬「双海さん達の他にプログラミングやってる人っている?
   (誰か教えた人がいるはずだ。これ程の腕だと仲良くなれば役に立つかも)」
C 岬「意外だなあ、コレコビジョンはどうしたの?(交流の機会を持てないかな)」
D 岬「あずみちゃんとの仲直り、もう済んだ?
   (随分会ってないけど大丈夫かな。友好的な相手が潰れるのはもったいない)」
E 岬「あれからあずみちゃん、どうしてる?
   (随分会ってないけど大丈夫かな。友好的な相手が潰れるのはもったいない)」
F 岬「ここの学校や外の人達はマイコンゲームするの?それともテレビゲーム?
   (そうだ、金儲けの種になるかもしれない、聞いてみよう)」
G 岬「僕がサッカー修行中に、凄い事してるたんだなあ
   (彼女達を褒めつつ、さりげなく自分の行動をアピールしよう)」
H その他、自由回答(要3票)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



真美亜美のMSXプログラミングゲームをしたところで、今日は終わりにいたします。
ちなみにこの姉妹のプログラムは、パトリック・ボッサルトとフィリッパ・ディキンソン共著
『絵で分かるパソコン入門教室 ゲームでわいわいBASIC』(1984年)から引用したものです。
間違い等ありましたらどうかお許しを願います。

484 :森崎名無しさん:2018/07/01(日) 18:34:09 ID:8TRtCNs2
A

485 :森崎名無しさん:2018/07/01(日) 18:49:45 ID:???
★『スタートスター』プレイ時間(試作段階なのですぐ終わります) 2

486 :森崎名無しさん:2018/07/01(日) 19:00:16 ID:Em7tEZ8o
D

487 :森崎名無しさん:2018/07/01(日) 20:19:47 ID:XP5FO6Cs
D

488 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/07(土) 20:05:57 ID:FGZNKsbk
D 岬「あずみちゃんとの仲直り、もう済んだ?(随分会ってないけど大丈夫かな。友好的な相手が潰れるのはもったいない)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

童女2人がプログラミングなんてできるとは意外だった。サッカーゲームでも作ってくれたら
面白そうだとも一瞬考えたが、それよりも情報の収集の方が先だ。
この間の双海家で起こったトラブル、あれのケリはついたのかどうか、そっちを確認するのが先、
そう思いなおして姉妹に尋ねてみる。帰ってきた答えは……


先着で
★和解できたか ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER→ダイヤ・ハート+真美「そーいや、家に行く途中でもう1人合流したんだよ」(さらに分岐)

ダイヤ・ハート→真美「それならダイジョ→ブ!仲直りしたよ!」
        亜美「なんてったって、あずみお姉ちゃんもコレコをプレイしてくれたからね!」
        岬「(心配することは無さそうだな)」*数値が大きいほどあずみのコレコのめりこみ具合が大きい

スペード→真美「ちゃんとごめんなさいしたら仲直りできたよ!」亜美「ゲーセンでも一緒にゲームできたしね!」
     岬「(これで大丈夫かな?いや、一度会って確認すべきか)」

クラブ→真美「学校やゲーセンで話しかけても返事してくれないよー」亜美「気まずそうな顔してて、それ以上声かけられなかったんだ」
    岬「(喧嘩にはなってないだけ、まだマシか)」

クラブA→真美「よく考えたらあそこまで言われる事ないじゃん、アタリなんてだっさいよね→!」亜美「コレコの方が面白いよね→!」
     岬「(ああ、この様子じゃ第3者が立ち回らないと、仲直りなんてしそうにない)」

489 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 20:07:33 ID:???
★和解できたか  ダイヤ2

490 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 20:15:45 ID:???
仲直りできてなにより

491 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/07(土) 21:21:25 ID:FGZNKsbk
★和解できたか  ダイヤ2 ★真美「それならダイジョ→ブ!仲直りしたよ!」
              亜美「なんてったって、あずみお姉ちゃんもコレコをプレイしてくれたからね!」
              岬「(心配することは無さそうだな)」*あずみはコレコビジョンにはのめりこまなかったようです
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
真美「ああ、あの事?」

僕の問いかけを聞いた真美の顔や口調に変化は見られない。動揺を隠そうという風でもない。

真美「それならダイジョ→ブ!仲直りしたよ!もめちゃった次の日に亜美と一緒で仲直りに行ったんだ。
そしたら、『悪いのはあたし。面白いゲームをプレイするのが悪いわけないわ』って、許してくれたよ」
亜美「そんでお姉ちゃん連れて行って、今度は3人でコレコビジョンやってんだよ!まあお姉ちゃんの受けはいまいちだったけど」

岬「イマイチ?」
亜美「うん、ドンキーコング(※1)やってた時なんだけど『思ったほどアタリと違わない』って。
   絵はコレコがキレイだしステージも1つ多いよっていったら、
  『あたしのように心のゲームに捧げた人間は心の瞳でゲームをプレイしてるから、グラフィックは気にならない』なんていうんだ。
   ゲームのキモは変わってないしコレコのコントローラーは固くて操作しづらいとも言ってたよ」

岬「そうか。あずみちゃんも相当やりこんでるみたいだね(次世代機でグラフィックの良さを自慢してたのは黙っておこう)」
真美「ピットフォール(※2)も『グラフィックもアタリと変わってない』とか
   あれこれ言いながらハイスコア突破してたよ。ありゃお姉ちゃん相当やりこんでるね」
岬「(うん、ちゃんと仲直りできたみたいだな。この件についてはOKとして、これからどうしよう)」


※1:ゲーム黎明期における任天堂のキラーソフト。宮本茂とマリオのデビュー作としても有名。
アタリ版とコレコ版(ついでにインテリビジョン版も)の画質比較は「ドンキーコングいろいろ COLECO 1982」参照。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10494366

※2:アメリカのスーパーマリオブラザーズともいうべき存在。進むたびに新たな敵や仕掛け、ステージが現れるという
当時としては画期的な作りで、300万本以上売れたという。詳細は「【レトロゲーム】 歴史的名作 Pitfall!  【ATARI 2600】」参照。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26453514

492 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/07(土) 21:22:29 ID:FGZNKsbk
★おしゃべり時間 ! dice分★
現在時刻は16:42

A 姉妹に別れを告げて別の所に行く
B これから家に行ってゲームできないか尋ねる
C 外へ出てサッカーの腕前を見てもらえないか頼んでみる
D 姉妹にプログラミングを教えたであろう先輩の事について尋ねてみる
E 学校内のゲーム好きの情報について尋ねてみる
F その他、自由回答

それぞれ投稿をお願いします。おしゃべりの方は!とdiceの間の空白を埋めてください。
分岐選択肢の方はメール欄を空白にしてください。

493 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 21:28:25 ID:???
★おしゃべり時間  1 分★

494 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 21:28:28 ID:ygPrgAPU
D

495 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/07(土) 22:01:43 ID:FGZNKsbk
あずみと真美亜美との仲直りが確認できたところで、今日は終わりにいたします。

>>490
仲直りが出来たことにより、岬君のお金儲けと情報収集先の選択肢が広まりました。
この姉妹に限らず、名前のついてる登場人物との人脈形成は何かしらの利点を設けるつもりです。
ただ、全員がコストパフォーマンスに適っているとは限りません。誰これと仲良くなるのはロマン、ニヤニヤと
いった観点で選ぶのもありです。

496 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 22:03:27 ID:vauFKLgI
D

497 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 23:57:26 ID:MseKlmLk
D

498 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:12:56 ID:FW9oyBT6
D 姉妹にプログラミングを教えたであろう先輩の事について尋ねてみる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「それにしてもそんなにプログラムが打てるなんて凄いなあ、誰から教わったの」

話が凪いできたところを見計らって、心に浮かんできた疑問を口にしてみた。
この歳の女の子がプログラミングの教科書が読みこなせるかも怪しいし、親が教えたのならば家にあるマイコンで行うはずだ。

岬「(そういえばただの学校にこんなにマイコンがあるのもヘンだ。大抵のものは10万円はくだらない。
   どこからかの寄贈品を使っているのか。いや)」

マイコンのロゴを再び目にして、一旦浮かんだ考えを否定する。

岬「(ここのマイコンはおそらく全てがMSXだ。僕が翼くんや若林くん達と一緒にサッカー大会してた頃に、
   新聞やテレビで盛んに騒いでいたじゃないか。統一規格とかなんとかって。
   いくら安いからと言って最新式のマシンを日本から取り寄せて買うお金があるはずがない)」

この部屋がマイコンにあふれている理由も分かるかもしれない。
そんな思案を抱えての問いに、姉妹は一向に疑う様子もなく答えてくれた。

亜美「兄ちゃんには特別に教えてあげよう!亜美達のきょ→いのマイコンさばきはEA部部長のえりちんが教えてくれたのだ!」
岬「EA部?エリツィン?」
真美「たしかエレクトリカル・アーツ部って言って、マイコンでげーじゅつてきなことをいろいろやってみるっていうクラブだよ。
   キレイな絵を描いたり動かしたりゲームを作ったり。ま、普段はゲームで遊びまくる部活なんだけどね〜」

499 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:15:18 ID:FW9oyBT6
エリツィン、でなかった、「えりちん」なる人物がここを率いているようだ。
名前からしてエリかエリコかエリカか、そういった名前の女の子だろう。
もう少し聞き出そうと思ったところで、気になる発言が飛び出てきた。

真美「兄ちゃんにも紹介したかったんだけど、えりちんなかなか来ないからなあ最後に来たのって 1 日前だっけ」
亜美「違うよ 1 日前だよ」
真美「そうだっけ。まあなぜか知らないけど、えりちんあんまり学校に来ないんだ。あんまり来ないから、
   えりちんの父さんが大量にマイコンを学校にゆずってくれて、それでようやくちょっとは来てくれるようになったんだよ」

ほら、と言って真美が布に覆われたマイコンにタタタと駆け寄り、勢いよく布を取り去った。
現れたマイコンは他のとは違い、メタルグレーに輝いていていかにもといった具合に高性能感を発している。こちらのロゴは

MEC  PC‐6001mkU    

と印字されている。

真美「これはえりちん専用のマイコンで、真美達も本当は触っちゃいけないんだって。
   前にこっそり電源入れてみたら、「パスワード」だっけ?
   暗号みたいなもの入れろって言われて、入れなかったんだ。久しぶりにここへ来た時にも頼んでみたけど
  『真美ちゃん達のMSXはスプライトがある、今からそれになれた方がいい?』っていって、貸してくれなかったよ」
亜美「でも、えりちんってホントに凄いんだよ、本物そっくりのゲームが作れるんだよ。
   前なんかギャラクシアンのカセットもらえたからね!」

500 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:22:17 ID:FW9oyBT6
岬「ギャラクシアン?」
真美「インベーダーが進化したやつだよ!インベーダーと違ってエイリアンが突っ込んでくるの、
   おまけにグネグネ曲がってくるから打ち落とすの大変なんだ。
   思い返せばこれがきっかけではじまった、亜美とのギャラクシアン火の7日間戦争は……」

片割れとのゲーム戦争について熱く語りだす真美の話を聞いているうち、恐るべき事に気が付いた。

岬「亜美ちゃん。さっきギャラクシアン(※1)の『カセット』をもらったって言ったけど」
亜美「あ、うん、そうだよ。コレコ手に入れる前なんだけど、えりちんがアタリ2600でも使えるようにって、
   カセットでわたしてくれたんだ。あずみ姉ちゃんの部屋でやったギャラクシアン(※2)よりキレイだったよ」

とんでもない事を言ってのけた。いや、この「えりちん」なる女の子、とんでもない能力の持ち主だ。



※1:(えりちんが作った)ギャラクシアンのイメージ
https://www.youtube.com/watch?v=azb2-Z4hWAU

※2:アタリ2600のギャラクシアン
https://www.youtube.com/watch?v=aBLEv7SVAI8

501 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:29:46 ID:FW9oyBT6
見たところこの水瀬のマイコンはフロッピーの差込口はあってもカセットの挿入口はない。
反対にその他MSXはカセットは差し込めてもフロッピーを入れるところがない。
にも関わらずこのパソコンでゲームプログラムを作り上げた後、カセットにデータを入れて渡したという事は、
電子回路等についても相当の知識と技術を蓄えていることになる。

岬「(おまけに娘を学校に通わせるためだけにマイコンを何台も寄贈するところを見ると、
   この子の親はかなりの親バカのようだ。こういう子を手元に抱き込めたら、僕の学校生活も相当面白くなるぞ)」

そんな発見を元に1人で打算にふけっていると、姉妹が同時にパアンと僕の尻を左右から叩く。
何事かと振り返ってみると、全く悪びれない笑顔で、部屋を後にしようとしていた。

真美「じゃあね→兄ちゃん!また来てね→!」
亜美「入部大歓迎だよ→、今度はゲ→ムもやろ→よ!」

そういってトタトタと走り去ってしまった。


*情報室のEA部に真美、亜美、「えりちん」が所属していることが判明しました!
 今後「えりちん」についての情報を集めたり、情報室に向かう事で、彼女への接触が可能になります。


岬「ジャンケンポン、カセットポン」

日本にいた頃CMで聞いたMECのキャッチフレーズを口ずさみながら、教室を出て廊下を歩きながら、考えていた。

岬「(思わぬ収穫があったな。なかなか面白そうな女の子がいるじゃないか。
   もっと聞き出せなかったのは残念だけど、ま、仕方ない。またぶらつくかな。
   えっと、 08 分たったのか、さて次はどこに行こうかな)」

502 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:33:36 ID:FW9oyBT6
★移動時間 ! dice★
現在時刻は16:51です。

A:「(もう一度僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」
B:「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」
C:「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」
D:「(音楽室に行ってみよう)」
E:「(美術室に行ってみよう)」
F:その他、自由回答(要3票)

移動先についての選択は先に2票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。
移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


情報室から双海姉妹と岬が立ち去ったところで、第13話『Electorical Fountain of Ellie』を終了いたします。
選択が早く決まりましたら、また投稿を再開いたします。


503 :森崎名無しさん:2018/07/08(日) 17:11:50 ID:NweLONSc
★移動時間  5
D

504 :森崎名無しさん:2018/07/09(月) 15:40:54 ID:Pk0z7evg
D

505 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/10(火) 21:40:17 ID:hq3opqdo
D:「(音楽室に行ってみよう)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は1レスだけ投稿いたします。以下の分岐選択肢を投稿してください。


先着で
★音楽室で誰が何してる? ! num★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とnumの間のスペースは埋めてください。

0→5〜8+9、4人の女の子が歌っている
9→濃青色の長髪、スレンダーで同じ年頃の女の子が1人で歌っている
5〜8→同じ年頃の女の子3人、頬にそばかすを散らした子、赤い丸眼鏡をつけた子、おでこが広くヘアバンドを着けた子が歌っている
1〜4→音楽室には誰もいなかった

506 :森崎名無しさん:2018/07/10(火) 21:41:39 ID:???
★音楽室で誰が何してる?  6

507 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/13(金) 21:35:44 ID:8hCXGupY
今日も1レスだけ、岬君がどんな行動をするかについての選択をお願いします。
展開と選択の決定時間次第ではもう1レス投稿いたします。



A ドアを軽く叩いてみて、相手の反応を待つ
B ほんの少しだけドアを開けて、歌声を聴いてみる
C 「ちょっと聴かせてもらっていいかな」 ドアを開け、素直に尋ねてみる
D 僕の存在には気づいていない。こっそり忍び寄って後ろから驚かせてみようか
E ドアを少しだけ開け、数歩離れた後、彼女達に聞こえるか聞こえないか位の声で僕も歌ってみよう
F 興味ないから他の所へ行こう
G その他、自由回答(要3票)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

508 :森崎名無しさん:2018/07/13(金) 21:51:41 ID:sG7VN3O6
E

509 :森崎名無しさん:2018/07/13(金) 22:15:40 ID:b7wnfOA6
C

510 :森崎名無しさん:2018/07/14(土) 14:20:16 ID:Ja9g/Feo
C

511 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 18:17:29 ID:E18GrslY
★移動時間  5 ★ 現在時刻は16:56になりました。

★音楽室で誰が何してる?  6 ★→同じ年頃の女の子3人、
頬にそばかすを散らした子、赤い丸眼鏡をつけた子、おでこが広くヘアバンドを着けた子が歌っている

C 「ちょっと聴かせてもらっていいかな」 ドアを開け、素直に尋ねてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ぶらぶらと学校をうろつくうち、今度は音楽室へとたどり着く。
歩いている最中にかすかな声が聞こえたので振り向くと、かすかに空いたドアの隙間から、
ほがらかで何のよどみもない歌声が流れていたのに気が付き、向かってみようという気になった。
そうして音楽室のドアにぴったりとはりつき、例によって周りに人がいない事を確認してから、中を覗き見る。

音楽室自体は日本で見たものと変わりはない。ピアノが設置され壁は防音のためか隈なく穴があけられ、
黒板の上にはベートーヴェンやモーツァルトといった音楽家たちの肖像画がずらりと並んでいる。
妙だったのはその音楽室で歌っているのが、僕と同じぐらいの歳の女の子3人だけで歌っていた事である。
こんな時間だから授業ではないし、部活動にしては少なすぎる。
プリント用紙を手にして時々ちらりと見て歌う所をみると部活動とは別に、自発的に歌の練習をしているのだろう。

岬「(歌っている最中に話しかけるのもリスクはあるけど、紳士的かつ友好的に、礼儀を失わないようにすれば大丈夫だろう)」

観察を切り上げる事にした僕はドアを開け、彼女達に一礼する。
不意の来客に驚いたのか、歌声がやんで3人ともこちらに顔を向けた。

岬「歌っている最中にすみません、僕は岬太郎、来月からここに入学します」

512 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 18:19:29 ID:E18GrslY
そばかすの少女「え、えっと、あの、初めまして」

最初に反応したのは、頬にそばかすを散らした三つ編みおさげの女の子だ。
『赤毛のアン』のアン・シャーリーを日本人の少女に移し替えたような容貌だが、
アンとは違って押しに弱そうな反応を見せてくれている。

ヘアバンドの少女「へーえあんたが新入りさん?それはどーもご丁寧に」

腰に手をかけてグイっと顔を向けてきたのは、ヘアバンドを着けたおでこの広い女の子だ。
伝法な感じを漂わせながら臆することなく挨拶する様があずみちゃんに似ている。

眼鏡の少女「うーん、これは」

我関せずとばかりな言葉をつぶやくのは、赤い丸眼鏡をかけ絵筆のように先が平らなおさげをした女の子だ。
あれこれと僕の姿を見回してはいるが、対象者の発言には関心を抱いているようには見えない。

岬「10月に6年生のクラスに入ります、どうかよろしくお願いします」

そばかすの少女「ど、どうも、こちらこそ」
ヘアバンドの少女「あー転校生ってあんたなの?じゃ、あたし達とおんなじクラスじゃない、よろしく。
         あたしの名前は伊東絹代。ここにいる夕子も直と一緒に、コーラス部の歌の練習をしてたの。
         ほら2人ともちゃんとあいさつ」

夕子「うん、は、はじめまして、私は原田夕子です」
直「中原直。素直の直。そして岬君は…… 7 点」

絹代「ナオー、また初対面の相手に点数付けしてるわけ?」
直「いや 6 点かな?……うん、そうだ」
絹代「聞いちゃいないし……」

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0ch BBS 2007-01-24