キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】

1 :キャプテン岬 ◆AE6MkoqxCE :2017/11/12(日) 12:38:42 ID:???
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏する。その2日後の日本人学校訪問後、
サッカー部員を探すべくブローニュの森のシュッセ運動場まで出かけ、
そこでサッカー部キャプテン天ケ瀬冬馬を発見する。
自己紹介代わりの手合わせで岬に完敗した天ケ瀬は、他のメンバーにも
紹介すべく急遽電話で呼び出す。そして呼びだしたメンバーとの1VS10勝負が
はじまった、といったところまで進んでいます。

587 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 21:28:20 ID:Fmp6caUc
★あずみ クラブドライブ 18(! card) +(! dice +! dice)=★
★岬 ブロック 20(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
2≦X→あずみ「いやったあああああああああああああ!」岬「(耳が!耳がああっ!)」
−2<X<2→「よし」あずみ「あ、あたしのとっておきが……!」
X≦−2→あずみ「岬君ってこんなに強かったんだ……」岬「(よし、あずみちゃんの表情が……)」
【補足・補正・備考】
あずみ:クラブドライブ(シュート力+3、クラブでさらに+1)150消費



あずみちゃんがまさかの必殺シュート!果たしてこれを止められるか?っといったところで、
今日はここまでに致します。ちなみに、必殺技の元ネタについてはこれを参照の事。
Club Drive - Atari Jaguar
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5656725

588 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 21:29:08 ID:???
★あずみ クラブドライブ 18( ダイヤ8 ) +( 4 + 6 )=★

589 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 21:30:20 ID:???
★岬 ブロック 20( クラブQ ) +( 5 + 5 )=★

590 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 17:06:00 ID:???
1995年ってセガサターンにデイトナUSAが発売された年だぞ
なんだこれはたまげたなあ

591 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 17:21:41 ID:???
どのメーカーも3Dゲームの開発方法を模索してた時期にしてもこりゃ酷い出来だな
同じ年のエースコンバットとかグラが荒くても面白さはよく分かる仕上がりだし

592 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:34:35 ID:P+7ikf8E
これより投稿を開始いたします。

>>590
>>591
世界で一番早くポリゴンをゲームに取り入れた会社が、どうしてこうなった……
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17311472



★あずみ クラブドライブ 18( ダイヤ8 ) +( 4 + 6 )=28★
★岬 ブロック 20( クラブQ ) +( 5 + 5 )=30★
−2<X<2→「よし」あずみ「あ、あたしのとっておきが……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
風を切る音を響かせて頭上へとボールが浮かぶ。これからゴールを目指して落下するのだろう。
そう見立てたボールに不思議な事が起こりはじめた。

岬「(ボールが…震えはじめた!)」

放物線の頂点にいたったボールがかすかに震えた。そう思った次の瞬間には、
誰が見ても分かる程度にグラグラと震えはじめた。

岬「(ボールがぶれて、輪郭があいまいになってきている)」

重力に沿って落ちていくたびに、ボールのブレは大きくなり、昔テレビの科学番組で紹介された
電子雲みたいに、ボールと空の境が分からなくなってきた。

593 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:35:42 ID:P+7ikf8E
岬「(このままじゃ僕の間をすり抜けてしまう。それなら)」

咄嗟に判断を固め、ボールめがけて飛び上がる。

岬「(ブレが大きくなる前に、止めてしまえばいい)」

バッ!
カアァァァ……ッ。

胸でボールをトラップする。回転に比べ威力はそれ程かかっておらず、あっという間に
勢いは収まり、僕と共に下へ落ちていった。

岬「よし、と(こんな技があるなんて、驚いた。ここまでやるなんて、ますます、おや)」
あずみ「あ、あたしのとっておきが……あたしの最高の技なのに……!あっさり、とられ……!」

岬「(あらら、ショックを受けてるな。やる気をなくす前にフォローしないと)あずみちゃん」

呼びかけに驚いたのか、ハッとした顔で僕を見つめる。
どう接していいか分からないのかもしれない。ならば強気に押すまで。

岬「休憩しよう。ちょっとリラックスしないと」
あずみ「でも」
岬「僕に勝てるようになる方法、教えてあげる」
あずみ「え」

594 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:36:46 ID:P+7ikf8E
どういうこと。そう聞きたげに顔を向けてくるも、問いをかわしてベンチに向かう。
やむなくあずみちゃんもベンチに向かい、追い付いて僕の隣に座ってから、改めて投げかけた言葉の意味を問い質した。

あずみ「岬君に勝てるやり方って、どういうこと」
岬「簡単だよ。僕のサッカーの練習法を取り入れる事」
あずみ「練習法?岬君があんなに強いのは訳があるの」
岬「まあね、日本にいた頃なんだけど、小学校のサッカー部のコーチに、
  ブラジルの元プロサッカー選手がいてね。その人に色々教えてもらったんだ」

あずみ「ブラジルの……プロサッカー選手ぅ?!」

はじめポカンとして、次に素っとん狂な叫び声を上げた。ブラジルのプロなどという存在など、
日本人の何てことないサッカー少年少女には、雲の上どころか金星火星程にも隔絶した存在だ。
そんな相手を知っているどころか、直々にサッカーを教わるなど、到底信じられる話ではない。
そう疑われるのは困るので、日本で指導を受けその結果大会で優勝した事。
その合間合間に戦った相手のバックボーンを語るついでに、日本中を渡り歩いた僕のこれまでについても、語ってみた。

あずみ「岬君って、そんなに凄かったんだ……」

595 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:38:42 ID:P+7ikf8E
僕を見る瞳に尊敬の光が見え始めたが、すぐにほおを膨らませてすねはじめた。

あずみ「うえーずるいよー、そんなターボエンジン付けて自転車と勝負するようなもん、追い付けるわけないよー」
岬「だから僕の学んだ練習法を、あずみちゃんもすればいいんだよ。そうすればすぐ追い付けるし、追い越すのも遠い話じゃない」
あずみ「追い越す、あたしが?」
岬「そう、あずみちゃんは天才だからね」
あずみ「て、天才?あたしが!?」

思わぬ言葉だったのだろう、オロオロとしはじめた。ウソだと反発しないところを見ると、
僕の言葉を信用してくれているのだろう。

岬「間違いない。同い年の女の子でここまで出来る人は日本中回っても見た事ないよ。いや男の子だって数える位しかいない。
それにさっきのシュート。あんなに回転をかけたのはただの1度も見た事ない。もちろん僕にそんな事はできやしない。
間違いなく、あずみちゃんは僕以上の才能がある」

596 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:41:19 ID:P+7ikf8E
あずみ「う、ウソよ。あたしが天才なんて」

カーっと顔が赤くなっていく。無理もない。
誰がこの一介の少女に全国大会の優勝チームメンバーより才能があるとまで言われただろうか。

岬「本当だよ。賭けてもいいぐらいだ」
あずみ「本当ね。本当に本当ね」
岬「本当だ」

力強く念を押す。その言葉でようやく決心がついたらしい。あずみの目が輝いた。

あずみ「なる、必ずもっと上手くなって、岬君と一緒にサッカーできるようになる。
    そして他のやつらをみーんな見返して、それから、えっと」
岬「(よし、完全にやる気になってくれた。これからあずみちゃんに何を語りかけようかな)」

A 岬「来週また一緒にここで練習しない?(10月以降についても話し合っておきたいし)」
B 岬「これからはみんなとの練習も毎回行こう、ね(他の人と解けこんでくれればいいんだけど)」
C 岬「来週にでもサッカー雑誌買いに行かない?いい所見つけたんだ
   (ル・エストでも紹介してみて、もっと早く上達してもらおう)」
D その他、自由回答(その他、要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


一旦席を外します。ところでこのごろ思うのですが、少々描写が足りていないでしょうか?
人物の心情については特に毎回困っていて、おざなりすぎないか毎回不安になってます。

597 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 20:26:25 ID:dL8JxZZA
B

598 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 20:57:44 ID:P+7ikf8E
B 岬「これからはみんなとの練習も毎回行こう、ね(他の人と解けこんでくれればいいんだけど)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕の夢を叶えるには、その根城となるサッカー部を強化する必要がある。
そのためには訓練も必要だろうがまずはチームだ。
サッカー部をより良くしようという気を持ってもらわない限りは折角の才能も生かせない。
そう思ってあずみちゃんに声をかけてみた。その結果は……


先着で
★岬に対する高揚感VS先輩達への不満→! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+あずみ「そう言えば、あたしのクラスメイトで
           サッカーが上手い女の子がいるわ、サッカー部には入ってないけど」
ダイヤ・ハート→あずみ「岬君みたいな人って、他にもいる?」
        岬「いる。チームにいなくても対戦相手にいるかもしれないし、
          サッカーにのめりこむうちに変わっていく人もいる」
スペード→あずみ「……よーし、先輩達にあたしの才能を見せつけてやるわ!」
     岬「(まだ1人よがり気味だけど、僕がついていれば直るかな)」
クラブ→あずみ「分かんない。しばらく岬君とサッカーしながら、考えたい」
    岬「(僕が「他人とサッカーしたい」って欲求を引き出す必要があるな)」
クラブA→あずみ「……やだ。やっぱり先輩達とはしたくない」
     岬「(うーん、これは先輩達への下準備が必要だな)」

599 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 21:00:32 ID:???
描写は足りていると思う。不自然には見えない

600 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 21:18:04 ID:???
★岬に対する高揚感VS先輩達への不満→ スペードQ

601 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 22:54:00 ID:P+7ikf8E
スペードQ→あずみ「……よーし、先輩達にあたしの才能を見せつけてやるわ!」
     岬「(まだ1人よがり気味だけど、僕がついていれば直るかな)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
すっくとあずみちゃんが立ち上がって拳を天高く挙げる。

あずみ「……よーし、先輩達にあたしの才能を見せつけてやるわ!」

高く響く少女の宣言に、周りのフランス人達が振り向く。アジアの言葉など分からない。
年端のいかぬ女の子の叫びに奇異の視線を向ける。だが彼女は全く気にしていない。
やる事が見つかって情熱燃えたぎる時は他人の目など意識にも上らないものだ。

岬「(いい闘志だ。まだ1人よがり気味だけど、
   僕がフォロー、いやエスコートしていけば、意固地な態度もほぐれるだろう。
   やはり彼女は、僕にとって大事な仲間になりそうだ)」

やる気に燃える少女の姿を横目で眺めて、僕も密かに決心する。この少女の決意を
決しておろそかにしない、一本気で向かっていく志は金や謀略では手に入らない。
そういう心を持った人間を仲間にできるかが、ひいては夢の実現に関わってくるだろう。

岬「うん、いい言葉。僕もやる気が出てきたよ」
あずみ「岬君も?あたしも!見て!」

あずみちゃんは左腕をまくってみせる。肌の隅々まで体毛が勢いよく粟立っている。

あずみ「こんなのはじめてよ!よーし行くわよ練習再開!今日は1時間でも2時間でも走るわ!」
岬「分かった。僕も頑張るよ(さっきとは大違いだ。本当に、上手くいった)」

こうして、僕達はこの後インターバル走を再開した。あずみちゃんの熱気に影響されたのか
僕も何だか体中に熱い液が流れるような興奮が来て、全く疲れる事なく走り続ける事が出来た。

602 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 22:58:16 ID:P+7ikf8E
*岬とあずみの感情が以下のようになりました。
岬→(興味)→あずみ
あずみ→(尊敬するサッカー仲間・対等なゲーム仲間)→岬



>>599
そうだとしたら少しほっとしました。岬と女の子達の仲の進展が
少し急、ご都合主義的なように感じられましたし、もっと自然にできたような気がしていましたので。


もう少し続けます。こんな燃えるサッカー展開になりながらアレですが、
次からは例のナムコゲームセンターに舞台が移ります。
今後の展開に必要ともなりますので、どうかご容赦を願います。

603 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 23:01:19 ID:P+7ikf8E
第16話『ザカート・デロータ・ガルゾ(魔法、希望、そして……)』


1983年9月17日。
今の僕はフランスはパリ、ヴォルテール通りのPLAYCITY CARROTの前に来ている。
あずみちゃんのゲーム会社アタリフランスから道路を1本隔てた向かい側に位置し、今日オープンするというゲームセンターだ。
あずみちゃんにビデオゲーム(ゲームセンターや家庭用ゲームをまとめてそう呼ぶらしい)の
面白さを教えてもらって以来、飛躍的にこうしたゲームへの関心が高まってきている。
日常とは違う別世界。サッカーとも違う異次元の世界に対する刺激を味わってみたくて、今日こうして長時間歩いてやってきたのだ。

岬「(そうしてみたらこれだよ。長いなあ)」

着いてみてまず目にしたのは、店内からはみ出て街路にそって続く行列だった。
今この光景を目にしているかは分からないが、あずみちゃんが見ていたら血の涙を流して
もだえ苦しむ事だろう。それほどまでにこのゲームセンターは繁盛しているようだった。

岬「(暑い中待っているのは大変だ。空いている筐体もあるかもしれない。一体中を見に行こう)」

行列に並ぶのは一旦やめて店内に向かう。そうして人生2番目、自分の意志だけで初めて入った
ゲームセンターの中をのぞくと、すぐにアタリとの違いが見えてきた。

アタリの時は、日本でチラリと見たゲームセンターもそうだったが、
一応に暗く筐体の光がボワッと光り、また数を多くそろえるために筐体が敷き詰められていて、
所々歩きづらい所もあり、まるで秘密基地のような異世界感さえ漂っていた。
ここはそうではない。ちゃんと電灯が部屋の隅々まで光り、筐体の間は十分なスペースが設けられていて、
アタリの何倍も人がいるにもかかわらず、皆悠々と歩き回ってゲームに興じている。

604 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 23:04:12 ID:P+7ikf8E
岬「(なんていうか、開放的というか、こんなゲーセンがあるんだなあ)」

そんな事に感心しながら歩いていると、ひと際賑わっている筐体を見つけた。
よく見るとその後ろは行列ができている。外まで伸びていたあの行列だ。
筐体の周りにも見物客でごった返していて、ここからではなかなか見えない。
辛うじて見えるのは僕よりは背の高い、しかしそれ程年頃の変わらない現地人の少女が
周りと話しながらゲームをしている姿だった。

岬「(混んでるなあ、うーん、他は……あれ?)」

あまりの混雑ぶりに一旦下がって周りを見渡すと、ゲームセンターであまりに奇異な光景を見かけた。

何故かは知らないがゲームセンター内にある4・5メートル四方の空間。そこで男の子が絵を描いていたのだ。
もう少し具体的に見ていくと、年頃は僕よりも幼く小学生になったかなってないか位。顔つきからして同じ日本人だ。
その男の子がゲームセンターで絵を描いている。
それも左手にパレット、右手に絵筆を握り、イーゼルでキャンパスを固定させて描く、本格的な絵画だ。
どう考えても場違いなその光景にまず目を疑い、次に困惑した。こんな混雑して騒がしい所で、何の絵を描こうというのだろう。

岬「(うーんゲーセンって不思議なところだ。こんなのが見られるなんて。さて、どうしようかな)」


A 岬「(どんなゲームをしてるんだ?)」人込みにもぐりこんで、金髪少女の名プレイを観察する
B 岬「(何で絵なんて描いているんだろう)」ゲーセンの絵描き少年を尋ねてみる
C 岬「(折角来たんだし、僕もゲームしよっと)」 05 分ゲームする(3分につき4フラン使う)
D その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



……以上で今日の投稿を終わります。

605 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 23:16:36 ID:dL8JxZZA
B

606 :森崎名無しさん:2018/07/30(月) 07:25:59 ID:QM2MBmOI
B

607 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 06:21:33 ID:hSNFBJZ6
第16.1話『遥かなる地上絵』



B 岬「(何で絵なんて描いているんだろう)」ゲーセンの絵描き少年を尋ねてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ゲームセンターの絵描きというあまりに不調和な光景、小説でも漫画でも映画でもテレビでも見ないような
展開を目にしてしまっては、とても無視する事などできなかった。
 人込みを抜け林立する筐体を越えて、少年の元へやってきた。そのまま声をかけようと思ったが、
周囲の騒ぎ声や明滅する光の乱舞を一顧もせずただ一心に絵を描き続ける姿を見て、
今すぐ声をかけずに、1歩離れたところで待っていようと気をかえた。
釣りをする太公望を日が暮れるまで待ち続けた周の文王みたいで、どことなくこそばゆい。
そんな滅多に経験できない、しかしマニアックな感情にとらわれていては時間の無駄なので、
少年と夢中で描いている絵を、気付かれないよう観察してみた。
 目の前の男の子は見る感じでは確実に僕より年下、双海姉妹と同じか一つ二つ年上といった具合だろう。
紙の色は黒というより濃青色で、所々髪がはねてはいるものの
この騒がしさのためか、どことなく清浄感をまとっているような感じがする。
そんな男の子がこんなところでどんな絵を描いているか。
 もうほとんど描き上げているらしく周囲は全て仕上っており、後は中央で描いている何物かが終われば、絵が完成するようだ。
場所は南アメリカの森林地帯だろう、そこで戦闘機が天高く空を飛んでいた。
その戦闘機は上下2つのロケットエンジンノズルを中心にH字型の翼がつけられた、
スペースシャトルを戦闘型に改造したような形をしていて、近未来の戦闘機であるようだった。
白地に青で縁取られたカラーリングは機敏であり、どこかしら清浄感さえ感じさせる。
 その戦闘機が目指す先には青く澄んだ空に地平線を覆うアンデスの山々が備わっている。戦闘機と天地の間でかすかに見える
気流による速度感と清らかさが、どこか遠くの世界へと連れ去ってしまいそうになる。
 そして男の子が最後に描いている、山脈の手前から中央にかけて意気揚々と広がっているものは、
砂地に線で描かれた鳥の絵、アンデス文明の象徴ナスカの地上絵だ。
縮こまることなく悠々と大きく翼を広げ、クチバシは山につきささりそうになるほど長く伸びている。
太陽の光を反射させているからだろう、鳥が輝いているように見えた。

608 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 06:22:55 ID:hSNFBJZ6
右翼の羽の先まで絵筆が進む。羽先でそれ以前に描いていた羽の部分に触れた。完全に絵が描き上がったようだ。
一仕事を終えて満足そうにため息をつき、気持ちよさそうに伸びをしはじめた。
伸びは勢いが良く、座っている椅子をきしむほどに傾ける。そうして後ろへと視線が伸び、僕の目線と重なった。

男の子「……あ」

我に返る。急に意識が変わった事で、筋肉の緊張が抜ける。男の子がそう気づいた時には
椅子は後脚を軸に時計回りの回転運動に移りはじめた。

岬「(あぶない)」

とっさに椅子の縁をつかんで、転倒を食い止める。幸いほとんど落ちないうちに止めたので、
男の子は全く怪我をせずに済んだ。その男の子は急な変化に目をパチクリさせていたが、
様子が落ち着いてくると急に申し訳なさげに顔を曇らせ、椅子から降りて僕に頭を下げた。

男の子「あの、助けてくれてありがとうございました」
岬「あ、いや、いいんだよ、たまたま手が届いただけだから」

ペコリと頭を下げてから、僕にお礼の言葉を言う。
僕に気付いてからの一連の仕草を見て、

岬「(あどけない)」

と、感じてしまった。双海姉妹のような背伸びをしてスレたように見せかけるところがない。
ありきたりな表現だけど、自然の感情がそのまま湧き出て生まれたような子だ。

609 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 06:25:04 ID:hSNFBJZ6
岬「(って、いけない。ついボーっとしちゃってた。話をしないと)今、時間大丈夫?良かったら話がしたいんだけど」
男の子「あ、はい、大丈夫です」
岬「ありがとう。えっと……」


A 岬「僕は岬太郎、来月から日本人学校6年生のクラスに入るんだ。君は?
   (まずは自己紹介だ。この子もおそらく日本人学校に通ってるだろうし、仲間意識を持ってもらえれば)」
B 岬「新しいゲームセンターが出来るって聞いて、やってきたんだ
   (ここにいるからにはゲームに関心があるだろうし、ゲーム方面から仲間意識をくすぐってみよう)」
C 岬「なんでナスカの地上絵?(ゲームとは無関係そうな文化遺産の絵を、なぜゲームセンターで?)」
D 岬「親とか兄弟とか、付き添いの人はいないの
   (こんなところを子供1人で来れるはずない。その付き添いの人とも交流が持てれば)」
E 岬「片づけ終わったら僕と勝負しない?少しは出来ると思うよ
   (ゲームセンターにいるんだし、親交はゲームで深めるのが一番だろう)」
F その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

610 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 09:10:33 ID:lctei5eY
A

611 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 10:45:54 ID:hSNFBJZ6
A 岬「僕は岬太郎、来月から日本人学校6年生のクラスに入るんだ。君は?
   (まずは自己紹介だ。この子もおそらく日本人学校に通ってるだろうし、仲間意識を持ってもらえれば)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
問いかけたい事は色々あったが、まずはこれからの生活に当たって、縁をつないでおく事が先決だ。
そう考えた僕は、まず自分と同じ日本人学校の生徒だと、簡潔に自己紹介を行った。

男の子「岬さん、あ、岬先輩ですね」
岬「岬さんでいいよ。そんな堅苦しい言い方は好きじゃない。僕は君と友達になりたいんだ。
  あと、できれば『君』じゃなくて、名前が知りたいな」
男の子「あ、はい。岬さん。僕はきさらぎゆうって、言います。ゆうって呼んでください。
    きさらぎ君だと、お姉ちゃんみたいで、ちょっと」
岬「きさらぎゆう、って月の如く優しいって書くかな」
優「はい。そうです」

まずは男の子の名前を聞き出せた。ついでに姉の存在も確認できたが、今はそれよりも優の情報だ。

岬「そうか。優君は何年生?」
優「3年生です」
岬「3年生かあ。僕も人の事は言えないけど、誰か付き添いの人はいないの?」
優「いません。お姉ちゃんはゲームに興味が無いし、お母さんはいつも忙しくてなかなか来てくれないです。

岬「(『なかなか来てくれない』?お母さんはゲームに理解があるのかな)」
優「真美ちゃん亜美ちゃんとはよく行くけど。今日は用事があるって」
岬「用事?」

612 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 10:47:23 ID:hSNFBJZ6
外ではアタリのゲームを、家では(未確認だが)コレコビジョンを、学校でさえMSXでゲームを作っている、
あのゲーム大好き童女達がどうしたのだろう。

岬「へえ、あの子達がねえ」
優「岬さんはあの2人を知っているんですか?」
岬「うん、ちょっと前にね。結構ゲーム好きだったと思うんだけど」
優「何でもクラブの部長さんから招集をかけられたっていう事で、カセット作りのお手伝いに
  出かけるって言ってました。ほうびにその部長さんが組んだプログラムのゲームを
  カセットに焼いて、プレゼントしてくれるそうです」

岬「なるほど、それで1人でやって来たんだ」

優がここに1人でいる理由も分かった。ついでに双海姉妹との付き合いも分かった。
そろそろ何でここで絵を描いているのか。どんな思いで描いているのか聞こうと思ったが、
ちょうどその時、外から打撃音と悲鳴が聞こえてきた。



*優君が描いている絵のイメージ(一部相違あり)
http://fanblogs.jp/retrogamerz/file/xevious-fad-01.jpg

613 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 10:49:00 ID:hSNFBJZ6
第16.2話『男の名はスコット』



突如としてガラスが勢いよく叩き割られる音がし、すぐに悲鳴が続いて響いた。
振り返ってみると、1人の男が両手でにぎる何本ものボトルを振り回しながら、ゲームセンターの客を追い払っている。
床には深い赤色の液体が散らばっている。ガラスの破片も散らばっているところをみると、
男の手にしたワインボトルがたたきつけられたのだろう。

男「失せろ失せろ!ゲームなんかするんじゃねえ!」

大声でわめきながら振り回す。ボトルが宙を回るたび、周囲の客の手や顔や腕をかすめそうになる。
当然客達は悲鳴を上げて逃げ出す。

男「お前も!お前も!お前も!お前もだっ!」

外まで行列を作っていたところへも浮浪者が襲いかかる。たちまちクモの子を散らすように一目散に逃げ散る。
追い散らした客には追いかけようとはせず、代わりに叫び始めた。

男「ゲームなんかやめちまえ!いくら熱中しても、工夫しても、夢中になっても!」

思い切りボトルを床にたたきつけて、ゲームセンターが崩れんばかりの大声で、叫んだ。

男「結局俺みたいに、俺みたいに全てを失うだけなんだっ!!」

614 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 10:53:22 ID:hSNFBJZ6
岬「(あれは危険だ。相当興奮してるぞ。早い所ここから……おや)」

僕は目を丸くした。僕が見た時にプレイした少女が逃げるどころか姿勢を崩しさえせずゲームに夢中になっている。
すぐ近くではガラスの破片をやたらめったら踏みづぶし、地団駄踏んでいる暴れ者がいるにも関わらずにだ。
その暴れ者がが少女の方へ向かいだした。このままではあの少女に危害が加わるかもしれない。
かといって助けに行けばまず間違いなく痛い目にあうだろうし、後ろにいる優の事も気がかりだ。

岬「(うーん、ゲームセンターに来ただけでこんな事になるなんて。どうすればいい)」

必死に頭脳をフル稼働させ、なんとか打開策を考える。そうしてとっさに出した僕の結論は……


A 岬「(引きはがしてもあの女の子を外へ連れ出そう、優には別周りで外へ出てもらえばいい)」
B 岬「(浮浪者の前に言って説得しよう。知恵を使ってこの場を切り抜けるんだ)」
C 岬「(僕には関係ない事だ。それよりは知り合った優を守らないと)」
D その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

615 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 11:31:48 ID:???
Aだと間違いなく被害にあう
Bだと興奮した相手を説得できる自信が無い
Cだと優の口から人を見捨てた事を噂されそう、なかなか難しいね

616 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 11:55:14 ID:hSNFBJZ6
>>615
A→引きはがす前にプラグイン判定があります。それ次第で怪我するとは限りませんし、
 上手く行けばノーリスクで問題が解決する可能性もあります。

B→これまでの描写や83年時点でのゲーム事情を考慮すれば、説得の道が見えると思います。
 またAでもそうですが怪我をした際、優や少女の好感度上昇幅がより大きくなるなど、
 全くのマイナスで終わるという事もありません。

C→それについてはプラグイン判定次第となります。優君は心優しい子供なので、
  多分、おそらく、大丈夫でしょう。

617 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 12:28:54 ID:5H0ocyRk

ケガをしても名誉の負傷ってことにもできるし、瓶で殴られても死んだり後遺症が残る可能性もそんな高くない・・・
あ、でも相手がブルガリア人なら相撲レスラー多いから死ぬ可能性あったわ
ヨーグルトがあれば・・・

618 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 13:05:15 ID:hSNFBJZ6
済みません、急用が入りましたので、少々中座いたします。
もしかしたらこれで今日は終了するかもしれませんが、その際は
どうかご了承願います。

619 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 15:38:57 ID:???
パリの市場にブルガリア特製ヨーグルト売ってないかな

620 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 18:06:33 ID:hSNFBJZ6
>>617
ブルガリア人を一体何だと考えているのかと(以下略)。
この男はブルガリア人ではありません。ついでに言えばフランス人でもないのですが、
これ以上はネタバレになるため告げられません。

>>619
岬君のこれからのパリ探索次第、とだけ答えておきます。案外意外なところで売られているかも?



A 岬「(引きはがしてもあの女の子を外へ連れ出そう、優には別周りで外へ出てもらえばいい)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(助けよう)」

自分でも驚くほど迷わず、見知らぬ少女の救出を決めた。まさか死にはしないだろう、
ここで良いところを見せて、後輩と同年代の女の子、ギャラリーに良いところを見せたい。
きっとそんな打算があったからか、不思議と恐怖は感じなかった。

突然の事態にどうしていいか分からずオロオロしている優に、手早く告げる。

岬「優君。今すぐキャンパスを持って逃げるんだ。早くしないとこっちに来る。僕が向かってる間に外へ出るんだ」
優「でも、岬さんが危な」
岬「いいから!僕は大丈夫、さ、できるだけ遠ざかるように逃げるんだ!」

621 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 18:08:21 ID:hSNFBJZ6
口をろくに挟ませず言うだけ言って優を追い立てる。後ろの憂いも無くなって、僕は少女に向けて
走り出した。

岬「(走れ!少しでも速くしないと間に合わない!)」

暴漢に向かっていく。この打算交じりの勇気に対する結果は……

先着で
★走れ岬 ! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。

JOKER→ハート+少女「ああ……」岬「(潤んだ目でこっちを見て……まさか)」
ダイヤ→男「ぐわっ!」岬「(4フラン硬貨!まさか、あの子が!?)」少女「フフフ……」
ハート→岬「失礼!(見た目を気にしてる場合じゃない)」少女「キャッ!」 
      岬、少女を抱きとって救出成功!絵柄スートで好感度UP
スペード→男「何でこうなっちまったんだよう……」 男は泣き出して暴れるのを止めてしまった
クラブ8〜K→岬「危ない!(無理矢理でも引き離さないと)」少女「キャッ!」 
      岬、少女の腕を引きずり出して救出、9・13だと少女を怪我させてしまう
クラブA〜7→岬「うわっ!(間に合わなかった!)」岬、ボトルをまともに受けてしまう。
                        以下にその内訳を記す。

5〜7:幸い、かすり傷程度で済む、練習等に支障なし。優の好感度UP
3・4:肩の皮膚を切ってしまう。今週(9月第3週)の練習ができなくなる。優・少女の好感度UP
2:脚にに何針も縫う怪我を負ってしまい、 6 週間練習ができなくなる。優・少女の好感度大幅UP
A:岬「……ここは?」優「岬さん!」少女「ミサキ!」 目が覚めると、そこは病院だった。
    2 カ月練習ができなくなる。優の好感度大幅UP、そして少女は……

622 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 18:12:41 ID:???
★走れ岬  クラブQ

623 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 19:33:01 ID:hSNFBJZ6
★走れ岬  クラブQ ★→岬「危ない!(無理矢理でも引き離さないと)」少女「キャッ!」
岬、少女の腕を引きずり出して救出
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕は走り出した。だが逃げる客に野次馬が道をふさぎ、さらには床に転がる缶や紙ゴミに足を取られそうになり、
筐体にたどり着いた時には既に暴漢の攻撃範囲が少女にまで届こうとしていた。
少女の方は周りの具合を気づく事さえなく、夢中でボタンを押し、レバーを左右に動かしている。

岬「(相手を待ってちゃ間に合わない。なら)危ない!」

相手の反応を待たず、少女の右腕をつかみ取り、倒すように引き出して保護する。
すぐ目の前でボトルが叩き割られたが、幸い僕も少女もかすり傷1つ追わずにすんだ。

岬「(あとは)」

ギッと目を据えて暴漢をにらみつける。態勢が崩れ、まして少女を胸で受け止めたこの状態では、逃げ出す事もままならない。
せめて気迫で勝り相手に立ち向かおうと、あらんばかりの気迫を叩きつけた。

そうしてにらみ合っているうちに、相手の険しい目つきに次第に迷いが生じはじめ、
ついにはボトルを床に置いて腰を下ろし僕に話しかけた。

624 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 19:34:28 ID:hSNFBJZ6
男「俺の顔を見ろ、そして覚えておけ」

言われてみたので、先程まで暴れに暴れていた男の顔をじっと見る。
あごひげを蓄えひたいは稜々と広がっている。衣服はくたびれ所々に継ぎはぎ、どうみても浮浪者の身なりだ。
ただ、顔つきは若々しく、30を越しているようには見えない。
それだけならまだしも、これ程のあり様なら漂ってくるであろう悪臭も、なぜかほとんど発しない。
街を家にするようになってまだ日が浅いのだろうか。

警官「こらっ、大人しくしろ!」

そんな事を思っているうちに、バタバタと外から警官が現れる。
チッと舌打ちして男は立ち上がり、再びボトルを手にする。立ち去る前に一言、
身なりに似合わぬはっきりした声で、僕に告げて立ち去った。

男「こんな奴になるな、このスコットのように」

そう言って再びボトルを振り回し、外へ逃げていった。
結構警官がいたはずだが、結局スコットという男は捕まらず、パリの奥深くへと逃げ散ってしまった。

岬「(何があったんだろう。何か昔ゲームがらみで悔やむ事があったみたいだけど)」

最後の諭すような言葉に疑問が浮かんでいたが、その後警官に状況の説明を求められ、
結局 1 時間もわたって気を過ごすことになってしまった。

625 :森崎名無しさん:2018/08/04(土) 19:41:11 ID:???
目からビームを防ぐためにサングラスをしてそうだな

626 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/04(土) 19:48:35 ID:hSNFBJZ6
何とか無事に少女を救い出したところで、今日はこれまでにします。



以下、次回予告。

ゲームセンターから抜け出した岬と優、そして

少女「残念デシタ、もう少しで 500 0000点いったのに」

謎の男スコットから救い出した1人の少女は、大通りを共に歩く。

少女「おお、見えた!我が心眼に映りしは、まさしくバキュラ!」

叫ぶ少女、そしてパリに現れたバキュラ!

優「うわあ!」

罪なき子に迫る危機!

男「人間を肉塊に変える快感、久しぶりに味わえそうだ……」

得体のしれぬ未知の恐怖!


次回第16.4話『危機、そして底知れぬ予感』
どうぞご期待くださいませ。

627 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/07(火) 23:21:08 ID:N2LHVWyE
親族に不幸がありました事につき、来週の月曜日まで、投稿を休止いたします。
何卒ご理解をお願いいたします。

628 :森崎名無しさん:2018/08/07(火) 23:46:24 ID:???
お悔やみ申し上げます

629 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/14(火) 18:11:07 ID:1X0jrjxs
これより久方ぶりに、投稿を再開いたします。

>>615
先日はご丁重なお悔やみをいただきましてありがとうございました。
人への感謝の念薄く生きてきたスレ主ですが、幼い頃によく可愛がってくれました相手なだけに
思う所があります。今回あるいは次回の投稿あたりから人の生き死に関わる展開が続きますが、
できるだけ適当に済まさず、納得のいくようによく考えていこうと思います。

630 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/14(火) 18:12:42 ID:1X0jrjxs
岬「ふうっ」

ようやく警察から解放された。あれこれと予想外の事があったからには
ゲームをする気もならず、ゲームセンターを抜けヴォルテール通りへと歩いている。

1人で帰ったわけではない。先程出会ったばかりの後輩の優、そして。

少女「クミ…ユー、ガストノッチ?」
優「あ、リッジ・ブラジメルゾ、ガァ・ガストノッチ・エルバ」
岬「(なんだこれ)」

優と暴漢から助け出した少女がいる。
青い瞳に腰まで届くポニーテール、キャミソールによって現れている艶やかな肩、
スラリとした白のローライズは赤いヒールで終わっている。
もうあと数年もすればさぞ周りから言い寄られるようになるだろう。

その少女は僕の事をお構いなしに、聞いたことの無い言葉で優とやり取りをしている。
フランス語とも英語ともロシア語とも日本語ともアラビア語とも違う、見当のつかない言語。
さては東南アジアかアフリカか果てはインディアンの言葉でも使っているか。
そんな風にも思ったがゲームセンターで使う理由が無いし、
そもそもそのあたりの言葉は聞いた事もない。さらに言えば、
まだ10歳にも満たない優がスラスラと会話できる言語とは、一体何なのだろうか。

631 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/14(火) 18:14:43 ID:1X0jrjxs
少女「ジェルダ、グルゼ、フォルサ?」
優「ウ、トサ、アリ・ゲル」

らちが明かないので、少女の方へPardonと断りを入れた後、
優君の肩をポンポンと軽く叩き、日本語で状況の打開を要請した。

岬「いったい何を話しているの。僕の方はさっぱり分からなくて」
優「あ、すみません、ちょっと待ってください。今終わらせます」

そう返事した後で、優がなにやらつぶやく。その言葉を耳にした少女は
パチリとはっきりと分かる瞬きをした後、僕の方に顔を向ける。

少女「これは失礼いたしマシタ。久しぶりにユーに会えましたもので、少々浮かれてしまいマシテ。
   先程はどうもありがとうございマシタ」

ようやくまともな返事が返ってきた。この謎の少女がようやく発した一言から幾つもの情報を得られた。

岬「(日本語が上手いな)」

語尾の抑揚が若干怪しい位で、ほとんど淀みも言い間違いもなく、流暢に日本語を使っている。

岬「(見た目より年齢が上なのか?)」

そうだとしても話しかけてきた言葉が日本語とは珍しい。この歳のフランス人がフランス語でも英語でもなく、
日本語というのがキモだ。先程までのやり取り具合からして、少なくともこの少女と優の間に
友好的な関係が築かれているのは間違いない。

632 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/14(火) 18:16:01 ID:1X0jrjxs
岬「(まあ、何にしろ折角話しかけてきたんだ。何か話してみようかな。
   いや、優と話してみようかな。この子は日本人学校の後輩になるんだし、
   これからの生活上この子との関係構築の方が優先されるべきかも)」

悟られぬよう表情を変えずに思考をまとめ、僕は相手に語りかけた。

自信があるんだ」 得意分野を加えた自己紹介をしてみる
C 岬「結構熱中してたけど、そんなに面白い?」 先程までのめりこんでいたゲームについて尋ねてみる
D 岬「さっき何語を話していたの?聞いた事もない言葉だね」 優と
A 岬「僕は岬太郎。優君と同じ日本人学校の6年生だよ」 優を介して自己紹介をしてみる
B 岬「僕は岬太郎。ちょっとサッカーには話していた言葉について聞き出す
E 岬「優君はこの人と友達なの?」 比較的親しい優から少女の情報を聞き出す。
F 岬「さっきの絵、もう一度見せてくれる?素敵な絵を描くんだね」 ゲームそっちのけでのめりこんでいた絵について尋ねてみる
G 岬「気分直しにあっちへ行く?あそこも面白いと思うけど」 真向かいにあるアタリゲーセンへと2人を誘ってみる。
H 岬「さっき何を話していたの?日本語でもフランス語でもないからさっぱり」 優が話していた言葉について聞き出す
I その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2018/08/14(火) 18:21:46 ID:ZpBt/At6
C

634 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/14(火) 18:43:06 ID:1X0jrjxs
済みません、用事と執筆のため、1・2時間ほど後で投稿いたします。

635 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/15(水) 20:40:53 ID:1+dl/I+c
昨日は投稿できずに済みませんでした。少々ゲームの説明描写に難航していまして、
今日も投稿が出来そうにありません。歴史的傑作の魅力を伝えるのに100分の1も伝わったような気がしません。
投稿できるときはせめて10分の1は伝えられるようにしたいです。

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