キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 最新50
【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】

1 :キャプテン岬 ◆AE6MkoqxCE :2017/11/12(日) 12:38:42 ID:???
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏する。その2日後の日本人学校訪問後、
サッカー部員を探すべくブローニュの森のシュッセ運動場まで出かけ、
そこでサッカー部キャプテン天ケ瀬冬馬を発見する。
自己紹介代わりの手合わせで岬に完敗した天ケ瀬は、他のメンバーにも
紹介すべく急遽電話で呼び出す。そして呼びだしたメンバーとの1VS10勝負が
はじまった、といったところまで進んでいます。

497 :森崎名無しさん:2018/07/07(土) 23:57:26 ID:MseKlmLk
D

498 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:12:56 ID:FW9oyBT6
D 姉妹にプログラミングを教えたであろう先輩の事について尋ねてみる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「それにしてもそんなにプログラムが打てるなんて凄いなあ、誰から教わったの」

話が凪いできたところを見計らって、心に浮かんできた疑問を口にしてみた。
この歳の女の子がプログラミングの教科書が読みこなせるかも怪しいし、親が教えたのならば家にあるマイコンで行うはずだ。

岬「(そういえばただの学校にこんなにマイコンがあるのもヘンだ。大抵のものは10万円はくだらない。
   どこからかの寄贈品を使っているのか。いや)」

マイコンのロゴを再び目にして、一旦浮かんだ考えを否定する。

岬「(ここのマイコンはおそらく全てがMSXだ。僕が翼くんや若林くん達と一緒にサッカー大会してた頃に、
   新聞やテレビで盛んに騒いでいたじゃないか。統一規格とかなんとかって。
   いくら安いからと言って最新式のマシンを日本から取り寄せて買うお金があるはずがない)」

この部屋がマイコンにあふれている理由も分かるかもしれない。
そんな思案を抱えての問いに、姉妹は一向に疑う様子もなく答えてくれた。

亜美「兄ちゃんには特別に教えてあげよう!亜美達のきょ→いのマイコンさばきはEA部部長のえりちんが教えてくれたのだ!」
岬「EA部?エリツィン?」
真美「たしかエレクトリカル・アーツ部って言って、マイコンでげーじゅつてきなことをいろいろやってみるっていうクラブだよ。
   キレイな絵を描いたり動かしたりゲームを作ったり。ま、普段はゲームで遊びまくる部活なんだけどね〜」

499 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:15:18 ID:FW9oyBT6
エリツィン、でなかった、「えりちん」なる人物がここを率いているようだ。
名前からしてエリかエリコかエリカか、そういった名前の女の子だろう。
もう少し聞き出そうと思ったところで、気になる発言が飛び出てきた。

真美「兄ちゃんにも紹介したかったんだけど、えりちんなかなか来ないからなあ最後に来たのって 1 日前だっけ」
亜美「違うよ 1 日前だよ」
真美「そうだっけ。まあなぜか知らないけど、えりちんあんまり学校に来ないんだ。あんまり来ないから、
   えりちんの父さんが大量にマイコンを学校にゆずってくれて、それでようやくちょっとは来てくれるようになったんだよ」

ほら、と言って真美が布に覆われたマイコンにタタタと駆け寄り、勢いよく布を取り去った。
現れたマイコンは他のとは違い、メタルグレーに輝いていていかにもといった具合に高性能感を発している。こちらのロゴは

MEC  PC‐6001mkU    

と印字されている。

真美「これはえりちん専用のマイコンで、真美達も本当は触っちゃいけないんだって。
   前にこっそり電源入れてみたら、「パスワード」だっけ?
   暗号みたいなもの入れろって言われて、入れなかったんだ。久しぶりにここへ来た時にも頼んでみたけど
  『真美ちゃん達のMSXはスプライトがある、今からそれになれた方がいい?』っていって、貸してくれなかったよ」
亜美「でも、えりちんってホントに凄いんだよ、本物そっくりのゲームが作れるんだよ。
   前なんかギャラクシアンのカセットもらえたからね!」

500 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:22:17 ID:FW9oyBT6
岬「ギャラクシアン?」
真美「インベーダーが進化したやつだよ!インベーダーと違ってエイリアンが突っ込んでくるの、
   おまけにグネグネ曲がってくるから打ち落とすの大変なんだ。
   思い返せばこれがきっかけではじまった、亜美とのギャラクシアン火の7日間戦争は……」

片割れとのゲーム戦争について熱く語りだす真美の話を聞いているうち、恐るべき事に気が付いた。

岬「亜美ちゃん。さっきギャラクシアン(※1)の『カセット』をもらったって言ったけど」
亜美「あ、うん、そうだよ。コレコ手に入れる前なんだけど、えりちんがアタリ2600でも使えるようにって、
   カセットでわたしてくれたんだ。あずみ姉ちゃんの部屋でやったギャラクシアン(※2)よりキレイだったよ」

とんでもない事を言ってのけた。いや、この「えりちん」なる女の子、とんでもない能力の持ち主だ。



※1:(えりちんが作った)ギャラクシアンのイメージ
https://www.youtube.com/watch?v=azb2-Z4hWAU

※2:アタリ2600のギャラクシアン
https://www.youtube.com/watch?v=aBLEv7SVAI8

501 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:29:46 ID:FW9oyBT6
見たところこの水瀬のマイコンはフロッピーの差込口はあってもカセットの挿入口はない。
反対にその他MSXはカセットは差し込めてもフロッピーを入れるところがない。
にも関わらずこのパソコンでゲームプログラムを作り上げた後、カセットにデータを入れて渡したという事は、
電子回路等についても相当の知識と技術を蓄えていることになる。

岬「(おまけに娘を学校に通わせるためだけにマイコンを何台も寄贈するところを見ると、
   この子の親はかなりの親バカのようだ。こういう子を手元に抱き込めたら、僕の学校生活も相当面白くなるぞ)」

そんな発見を元に1人で打算にふけっていると、姉妹が同時にパアンと僕の尻を左右から叩く。
何事かと振り返ってみると、全く悪びれない笑顔で、部屋を後にしようとしていた。

真美「じゃあね→兄ちゃん!また来てね→!」
亜美「入部大歓迎だよ→、今度はゲ→ムもやろ→よ!」

そういってトタトタと走り去ってしまった。


*情報室のEA部に真美、亜美、「えりちん」が所属していることが判明しました!
 今後「えりちん」についての情報を集めたり、情報室に向かう事で、彼女への接触が可能になります。


岬「ジャンケンポン、カセットポン」

日本にいた頃CMで聞いたMECのキャッチフレーズを口ずさみながら、教室を出て廊下を歩きながら、考えていた。

岬「(思わぬ収穫があったな。なかなか面白そうな女の子がいるじゃないか。
   もっと聞き出せなかったのは残念だけど、ま、仕方ない。またぶらつくかな。
   えっと、 08 分たったのか、さて次はどこに行こうかな)」

502 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/08(日) 16:33:36 ID:FW9oyBT6
★移動時間 ! dice★
現在時刻は16:51です。

A:「(もう一度僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」
B:「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」
C:「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」
D:「(音楽室に行ってみよう)」
E:「(美術室に行ってみよう)」
F:その他、自由回答(要3票)

移動先についての選択は先に2票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。
移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


情報室から双海姉妹と岬が立ち去ったところで、第13話『Electorical Fountain of Ellie』を終了いたします。
選択が早く決まりましたら、また投稿を再開いたします。


503 :森崎名無しさん:2018/07/08(日) 17:11:50 ID:NweLONSc
★移動時間  5
D

504 :森崎名無しさん:2018/07/09(月) 15:40:54 ID:Pk0z7evg
D

505 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/10(火) 21:40:17 ID:hq3opqdo
D:「(音楽室に行ってみよう)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は1レスだけ投稿いたします。以下の分岐選択肢を投稿してください。


先着で
★音楽室で誰が何してる? ! num★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とnumの間のスペースは埋めてください。

0→5〜8+9、4人の女の子が歌っている
9→濃青色の長髪、スレンダーで同じ年頃の女の子が1人で歌っている
5〜8→同じ年頃の女の子3人、頬にそばかすを散らした子、赤い丸眼鏡をつけた子、おでこが広くヘアバンドを着けた子が歌っている
1〜4→音楽室には誰もいなかった

506 :森崎名無しさん:2018/07/10(火) 21:41:39 ID:???
★音楽室で誰が何してる?  6

507 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/13(金) 21:35:44 ID:8hCXGupY
今日も1レスだけ、岬君がどんな行動をするかについての選択をお願いします。
展開と選択の決定時間次第ではもう1レス投稿いたします。



A ドアを軽く叩いてみて、相手の反応を待つ
B ほんの少しだけドアを開けて、歌声を聴いてみる
C 「ちょっと聴かせてもらっていいかな」 ドアを開け、素直に尋ねてみる
D 僕の存在には気づいていない。こっそり忍び寄って後ろから驚かせてみようか
E ドアを少しだけ開け、数歩離れた後、彼女達に聞こえるか聞こえないか位の声で僕も歌ってみよう
F 興味ないから他の所へ行こう
G その他、自由回答(要3票)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

508 :森崎名無しさん:2018/07/13(金) 21:51:41 ID:sG7VN3O6
E

509 :森崎名無しさん:2018/07/13(金) 22:15:40 ID:b7wnfOA6
C

510 :森崎名無しさん:2018/07/14(土) 14:20:16 ID:Ja9g/Feo
C

511 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 18:17:29 ID:E18GrslY
★移動時間  5 ★ 現在時刻は16:56になりました。

★音楽室で誰が何してる?  6 ★→同じ年頃の女の子3人、
頬にそばかすを散らした子、赤い丸眼鏡をつけた子、おでこが広くヘアバンドを着けた子が歌っている

C 「ちょっと聴かせてもらっていいかな」 ドアを開け、素直に尋ねてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ぶらぶらと学校をうろつくうち、今度は音楽室へとたどり着く。
歩いている最中にかすかな声が聞こえたので振り向くと、かすかに空いたドアの隙間から、
ほがらかで何のよどみもない歌声が流れていたのに気が付き、向かってみようという気になった。
そうして音楽室のドアにぴったりとはりつき、例によって周りに人がいない事を確認してから、中を覗き見る。

音楽室自体は日本で見たものと変わりはない。ピアノが設置され壁は防音のためか隈なく穴があけられ、
黒板の上にはベートーヴェンやモーツァルトといった音楽家たちの肖像画がずらりと並んでいる。
妙だったのはその音楽室で歌っているのが、僕と同じぐらいの歳の女の子3人だけで歌っていた事である。
こんな時間だから授業ではないし、部活動にしては少なすぎる。
プリント用紙を手にして時々ちらりと見て歌う所をみると部活動とは別に、自発的に歌の練習をしているのだろう。

岬「(歌っている最中に話しかけるのもリスクはあるけど、紳士的かつ友好的に、礼儀を失わないようにすれば大丈夫だろう)」

観察を切り上げる事にした僕はドアを開け、彼女達に一礼する。
不意の来客に驚いたのか、歌声がやんで3人ともこちらに顔を向けた。

岬「歌っている最中にすみません、僕は岬太郎、来月からここに入学します」

512 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 18:19:29 ID:E18GrslY
そばかすの少女「え、えっと、あの、初めまして」

最初に反応したのは、頬にそばかすを散らした三つ編みおさげの女の子だ。
『赤毛のアン』のアン・シャーリーを日本人の少女に移し替えたような容貌だが、
アンとは違って押しに弱そうな反応を見せてくれている。

ヘアバンドの少女「へーえあんたが新入りさん?それはどーもご丁寧に」

腰に手をかけてグイっと顔を向けてきたのは、ヘアバンドを着けたおでこの広い女の子だ。
伝法な感じを漂わせながら臆することなく挨拶する様があずみちゃんに似ている。

眼鏡の少女「うーん、これは」

我関せずとばかりな言葉をつぶやくのは、赤い丸眼鏡をかけ絵筆のように先が平らなおさげをした女の子だ。
あれこれと僕の姿を見回してはいるが、対象者の発言には関心を抱いているようには見えない。

岬「10月に6年生のクラスに入ります、どうかよろしくお願いします」

そばかすの少女「ど、どうも、こちらこそ」
ヘアバンドの少女「あー転校生ってあんたなの?じゃ、あたし達とおんなじクラスじゃない、よろしく。
         あたしの名前は伊東絹代。ここにいる夕子も直と一緒に、コーラス部の歌の練習をしてたの。
         ほら2人ともちゃんとあいさつ」

夕子「うん、は、はじめまして、私は原田夕子です」
直「中原直。素直の直。そして岬君は…… 7 点」

絹代「ナオー、また初対面の相手に点数付けしてるわけ?」
直「いや 6 点かな?……うん、そうだ」
絹代「聞いちゃいないし……」

513 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 18:22:41 ID:E18GrslY
岬「(左から順に、夕子、絹代、直っていうのか。簡素だけど自己紹介も済んだし、次は何を話そうかな)」


A 岬「今何を歌っていたの」
B 岬「3人で歌っているみたいだけど、自主練?」
C 岬「良かったらもう一度歌ってもらえないかな」
D 岬「中原さん、さっきの点数ってどういう意味」
E 岬「伊東さんって早川さんに似てるなあ」
F 岬「原田さん、困っている事があったら何でも言ってみて。力になるから」
G 岬「僕はサッカー部に入ろうと思うんだけど、何か知ってることないかな?」
H 岬「この学校で個性的な人って、どんな人がいるかな」
I 岬「良かったら一緒に歌ってもいい?なんか楽しそうだったから」
J その他、自由回答(要3票)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

514 :森崎名無しさん:2018/07/14(土) 19:13:18 ID:pIpLLwXQ
B

515 :森崎名無しさん:2018/07/14(土) 20:20:21 ID:Ja9g/Feo
B

516 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 23:17:03 ID:E18GrslY
B 岬「3人で歌っているみたいだけど、自主練?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
絹代「そ、秋の謝恩会に向けて練習してるの」
岬「謝恩会?そういうのって卒業式の前に、あっ、そうか」
絹代「そういう事。ここはフランス、日本人高校はないしフランスの現地学校に通うのなんてそういないから、
   秋にごっそり日本に帰っちゃうわけ。
   すごいわよー、年明けた後の中学3年の教室なんて両手で数えられる位しかいなくなるから」

直「本題から外れてきてる、なんで3人なのか言わないと」
絹代「ちょっと、話の腰おらないでよ、直が言えばいいじゃない」

直「めんどくさい」
絹代「まったく……で、なんで3人で歌ってるかというと……」

517 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/14(土) 23:20:21 ID:E18GrslY
先着で
★映画版より3年前なので性格も少し変わってます ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER→夕子「実は今日、日本の友達が作詞をしてくれたんだけど……」
ダイヤ〜ハート→夕子「わ、私はみんなで歌うより絹ちゃんと直ちゃんで歌うのが楽しいから」
スペード・クラブ→絹代「ちょーっと夕子が人見知りするからねえ」夕子「ご、ごめん……」
クラブ2〜5→絹代「実のところ、コーラス部って私達3人しかいないのよね」岬「ええ……」
クラブA→絹代「アイツを待ってるんだ」夕子「あんな事が起こるまでは一緒に楽しく歌っていたし……」
     直「……私達だけじゃ、駄目なのかもしれない」




……というところで今日はここまでです。本来は14話の題名を挙げるべきだったのですが、
どうしても思い浮かびませんでした。どなたかお暇であれば、あれこれ挙げてもらえると嬉しいです。

そろそろ彼女達3人含む、元ネタについての解説もするべきかもしれません。

518 :森崎名無しさん:2018/07/14(土) 23:25:43 ID:???
★映画版より3年前なので性格も少し変わってます  スペード5

519 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/15(日) 12:49:02 ID:KLdhSQoQ
★映画版より3年前なので性格も少し変わってます  スペード5 ★
絹代「ちょーっと夕子が人見知りするからねえ」夕子「ご、ごめん……」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
絹代「ちょーっと夕子が人見知りするからねえ。
   先輩に話しかけられただけでも隠れようとしちゃうし、男の子とは年下でもまともに話せないし」

夕子「う、うん。ちょっと、怖くて、ごめんなさい」
岬「大丈夫、僕の事は気にしなくていいから
  (っと、ここまででもう 01 分経過してるな。もう残り時間も少なくなってきたし、どうしようか)」


A 岬「良かったらもう一度歌ってもらえないかな」
B 岬「中原さん、さっきの点数ってどういう意味」
C 岬「伊東さんって早川さんに似てるなあ」
D 岬「原田さん、困っている事があったら何でも言ってみて。力になるから」
E 岬「僕はサッカー部に入ろうと思うんだけど、何か知ってることないかな?」
F 岬「同じクラスのコーラス部員って他にいる?」
G その他、自由回答(要3票)


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
ただし現在時刻は16:56なので、経過時間が64分以上だと校内散策は終了となります。
54分以上だと、この選択肢以降の選択は出来なくなります。

520 :森崎名無しさん:2018/07/15(日) 13:48:36 ID:sBGzKBQc
C

521 :森崎名無しさん:2018/07/15(日) 14:36:00 ID:4mVx2/vg
A

522 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/15(日) 17:43:12 ID:KLdhSQoQ
少し本編の投稿まで間が空きそうですので、
本編の代わりにここまでに出てきたヒロイン達の出典とキャラクター性について少し描写いたします。


・早乙女聖薇(出典:……18禁ゲームゆえ割愛。知りたい人は名前にて検索)
 元は資産家の娘だったが、母親死亡後に入った後妻に父親を殺され財産を奪われるという
白雪姫ハードモード状態の娘。原作ゲーム内では斜め上の方向に感情が高ぶりやすいらしく、
その時の壊れっぷりは一見の価値あり。

・早乙女愛(出典:『愛と誠』)
 幼い頃スキー場で怪我させ、その事故がきっかけで人生を狂わせた漢への償いのため、
後にはその漢への愛のために、命を懸け体を張って困難に立ち向かっていったお嬢様。
 はじめて読んだのは10年以上も前、時々読み返してみますが、未だに花園学園転校後
よく命も貞操も無事に守れたと、読むたびに思わずにはいられません。
 読んだ人は皆納得してくれるでしょうが、あの漫画のキモはヒーロー側の愛に対するツンデレだと
思っています。梶原一騎とながやす巧の名コンビが織りなした、
あれ程緊迫感を保ち全てのコマに迫力を発し、そして何よりも尊いツンデレが見られる漫画は、そう見られるものではありません。

・岬沙織(出典:『無限のスーパーレッスン』)
当スレのオリジナルキャラクター……ではなく、サッカーとは畑違いの、数学の無間についての
解説書について登場する、美人だが少々傍若無人な、ってうわあああ……

東広島大学デ教鞭ヲトリ、ソノ確カナ論旨ト容姿デ人気ノ高イ天才数学教授デス。

一瞬なぜか意識を失いましたが、続きを記述いたします。苗字が一緒なので岬君の親戚という事にしましたが、
この人はこれから岬君とヒロイン達の将来について重要な働きをすることになりますので、どうかお楽しみに。
……いや脅されたりしてませんよ、ホントですよ?

523 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/15(日) 17:46:17 ID:KLdhSQoQ
・原田夕子(出典:映画版『耳をすませば』)
 映画のヒロイン月島雫の親友にて、自らも恋に迷う中学3年の思春期の少女。
原作者が『赤毛のアン』のファンであるため風貌はアンそっくりだが、雫へのアドバイスの時は
きっちり状況を把握して適切な助言を与えてくれたりと、弱弱しい見た目と違って結構現実的な少女でもあります。
 エンディングでは彼氏ができたみたいですが、
原作漫画の続編『耳をすませば 幸せな時間』で言及が無い所を見ると、2年間のうちに別れてしまった模様。
 スレ主がこの映画を見たのは15歳の時ですが、それ以来放映されるたび、
何てことないベッドタウンを美しく見せている描写、
未知の世界に挑戦しようというカップル2人の意志の発露を飽きもせずに見ています。
全くもって、このころのジブリは最高でした。近藤さんが今も生きていてくれればなああああああ。

・伊東絹代(出典:映画版『耳をすませば』)
 夕子・雫・直の友達にて、夕子・直と共にコーラス部に所属している。彼女の苗字はこのスレでのオリジナルです。
1年生の時に雫の彼氏と同じクラスメイトであったと夕子から語られており、
見事彼の心を射止めた雫の事を内心歯噛みしながら雫と交流している……
なんて展開があると野次馬的には面白そうだなあと思うぼっちスレ主でありました。

・中原直(出典:映画版『耳をすませば』)
 夕子・雫・絹代の友達にて、夕子・絹代と共にコーラス部に所属している。彼女の苗字はこのスレでのオリジナルです。
『幸せの時間』では夕子に代わり、福田君という彼氏を持つ恵まれた環境になった模様。
絹代の時もそうですが、彼女は原作でも映画でもほとんど描写がないので、
スレ主の偏見と都合により、独自のキャラ付けが施される事になりました。
その点は何卒ご了承願います。


以上で説明を終わります。519での選択肢が決定され次第、本編を再開いたします。

524 :森崎名無しさん:2018/07/18(水) 22:00:27 ID:9zNv2vrk
A

525 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/18(水) 23:21:59 ID:B95T7/1I
今日は1レスだけ、先の話の筋を決めるためのプラグインを投稿いたします。


A 岬「良かったらもう一度歌ってもらえないかな」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★夕子の歌唱力 ! num
絹代の歌唱力 ! num★

★直の歌唱力 ! num
(岬の歌唱力 ! num)★

0で伝説的な音痴、4で普通、7〜8で聞き惚れる位の歌声、9は聴いている間補正が発生する位上手い

★夕子の熱意 ! num
絹代の熱意 ! num
直の熱意 ! num★

0〜2で付き合いで入っている、3〜5で鼻歌を歌ったりする位には好きだが他人との交流の方がメイン、
6〜8で歌を歌うこと自体が楽しいし、練習もしている、9でプロを目指している

526 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 07:06:21 ID:???
★夕子の歌唱力  2
絹代の歌唱力  7

527 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 11:19:28 ID:???
★直の歌唱力  7
(岬の歌唱力  2 )★


528 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 14:27:36 ID:???
★夕子の熱意  1
絹代の熱意  6
直の熱意  0

529 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 14:45:20 ID:???
くっ、熱意がたりない!

ブルガリアのとくせいヨーグルトで熱意をチャージだ!

530 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 17:07:36 ID:???
いまなら北朝鮮から黄色いケーキもついてくる!

531 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/19(木) 22:18:38 ID:IfdI3SmQ
連絡とコメント返し、昨日のプラグイン投稿項目で入れてなかった事について、
1・2レスだけ投稿します。

まず連絡についてですが、ABCと選択肢による判断への票決についての変更です。
前回の評決では1つの決定に3日もかかり、それ以前のものも早くて3時間はかかっています。
あまり時間が間延びするとこちらの集中も途切れてしまい、なかなか展開が進まなくなってしまいますので、
当面の間、選択肢による票決はサッカー試合時を除き、

メール欄空白の1票のみとさせてください。

将来このスレへの参加者が増えた際には、2票決へ戻そうと考えております。
急な申し出ですが、ご理解とご協力をお願いいたします。

>>529
最近ブルガリアヨーグルトが万能食品と化している感がヒシヒシと感じられます。
そのうち「ヨーグルトを食べたら宝くじが当たった」「ヨーグルトのおかげで彼女ができた」なんてなるかもww

>>530
数日後、そこには ハロウィン衣装お姫様ドレス を着て歌いさわぐ夕子と直の姿が!

夕子「さわやかな風を感じます、ハンフリー・ギリングウォーターさん」
直「チタマ〜はま〜わ〜る〜」(『君をのせて』名古屋弁翻訳)

絹代「ダメだこりゃ」

532 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/19(木) 22:25:28 ID:IfdI3SmQ
★コーラス部3人娘と過ごした時間 ! numnum分★

★夕子の岬への好感度変化 ! num‐1(人見知り)+! dice/2(お人よし、端数切捨て)
絹代の岬への好感度変化 ! num
直の岬への好感度変化 ! num+! zange! num(独自の感性、JOKERならプラス、クラブAならマイナス)★

0〜4:特に変化なし、5〜8:打ち解ける、学校内でも無判定で話しかけられるようになる、9:岬にほんのりと好意を抱く

533 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 22:33:41 ID:???
★コーラス部3人娘と過ごした時間  67 分★

534 :森崎名無しさん:2018/07/19(木) 22:37:16 ID:???
★夕子の岬への好感度変化  0 ‐1(人見知り)+ 5 /2(お人よし、端数切捨て)
絹代の岬への好感度変化  2
直の岬への好感度変化  5 + *JOKER* 0 (独自の感性、JOKERならプラス、クラブAならマイナス)★


535 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/19(木) 23:22:10 ID:IfdI3SmQ
先程書き忘れましたが、現在時刻は16:57分ですので、歌の練習を聴いているところで、
今回の学校訪問は終了となります。

536 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:14:21 ID:MntFltFA
猛暑の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暑さにへばりながら、今日も投稿をはじめます。
まずは今週の平日に投稿したプラグイン選択肢の結果をまとめてから、次に進みます。


夕子の歌唱力  2 →音痴
絹代の歌唱力  7 →聞き惚れる位の歌声
直の歌唱力  7 →聞き惚れる位の歌声
(岬の歌唱力  2 )→音痴

夕子の熱意  1 →付き合いで入っている
絹代の熱意  6 →歌を歌うこと自体が楽しいし、練習もしている
直の熱意  0 →付き合いで入っている

夕子の岬への好感度変化  1→特に変化なし
絹代の岬への好感度変化  2 →特に変化なし
直の岬への好感度変化  5→打ち解ける、学校内でも無判定で話しかけられるようになる

コーラス部3人娘と過ごした時間  67 分→18:04、学校訪問終了

537 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:15:27 ID:MntFltFA
時間も少なくなってきた。せっかく音楽室に来たのだし、彼女達の歌が聴きたい。
彼女達の歌の実力や歌に対する感情、ひいては性格をつかみたいという思惑もあるが、
自分の前で女の子が歌ってくれるというシチュエーションにも、正直惹かれるものがあった。

岬「どうだろう、良かったらもう一度、みんなの歌を聴かせてもらえないかな」
夕子「えっ」

こまる。そんな表情にさっと顔が染まった後、胸元の両手を強く握りしめ、隣の友人へ顔を向けて視線を投げかけた。
どうか穏便に、私の代わりに断ってくれないか、と。
絹代にもその視線は届いていただろう。

絹代「いいわ。誰か他の人の意見も聞きたかったからね」

哀れ夕子の無言の懇願はあっさりとはねつけられた。夕子の瞳に憂いの色が強まり、より強い
視線を友人に投げかける。
ようやく友人の哀訴に気付いたという態でわざとらしく夕子に向けて瞬きした後、イタズラ気な笑顔を浮かべて、
幼子を教え諭すような口調で、夕子に言い聞かせた。

絹代「いい加減他人の前で歌う事に慣れないと。ここにいる岬君はそこいらにいる男の子よりは優しそうだし、
   音外して笑ったらあたしがブチのめしてやるから」

さらっと僕を脅迫しながら夕子に歌詞プリントを持たせる。
その間に直がカセットレコーダーのスイッチを押し、音楽を流しださせていた。

538 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:17:13 ID:MntFltFA
流れてきたのは『大地讃頌』だった。日本でも5年生の時卒業生に向けて、皆で歌った事のある合唱曲だ。
父さんにその事を話したら、何か遠い目をどこかに向けた後、感慨深く話したのが印象に残っている。

岬父「そうか。もう『仰げば尊し』じゃないのか」

昔よりは教師も厚かましくなくなったなとか、あれこれ口にしながら時の流れを感じていたのが、子供心にもよく分かった。
そういった人生の感慨といった面だけではなく、僕はこの曲を気に入っている。
人は小さく、大地は大きく偉大で、尊い。自分の存在が小さくなりながらも縮こまらず意気が清く力強く広がっていく。
天井一面に広がる宗教画のような静かな迫力をもたらすこの曲が大好きだ。

目の前で歌ってくれている絹代と直の歌声は、まさに昔感じた感動を呼び起こすものだった。
歌声を聴いているだけで心がおごそかになり、どこか寂しさを感じる声調を聴いているうちに、
危うく入部を希望しそうになりそうだった。
そうなるところを食い止めたのは僕のサッカーに対する夢と、夕子のおかげに他ならない。
といってもこのそばかす嬢が僕に気持ちを改めるよう説得したわけではない。
彼女の歌声が他2人に比べ著しく音痴であるために、どうにか変心を免れる事ができたのだ。
音が外れ発する声がグラグラにゆれる。音程はカナダにでも旅行へ出たのか、行方が分からない。
正直に言えば僕の歌も彼女と同じぐらいであり、ここで僕も音痴だと告白すれば、
もしかしたら少しは打ち解けていたかもしれない。

539 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:19:38 ID:MntFltFA
そうして一通り歌い終わった後、歌の具合についての意見の交換と改善への指摘が始まった。
反省会と言ってもこうまで実力差が離れている以上、実際は絹代の夕子へのダメだしタイムといったものであり、
先の反省とすべきところを率直に上げてああすべきこうすべきと指示していたのであった。
そんな2人を尻目にして、もう1人の女の子、直が話しかけてくる。

直「どう。岬君はここに入る?」
岬「いや、僕は歌が上手くないし、そこまで興味は」
直「それがいい。歌なんてそんなに熱中するものじゃない」
絹代「ちょっと、それどういう事よ」

コーラス部員が歌を否定した。この不届きな発言がカンに触ったのだろうか、絹代の矛先が直へ向かう。

直「大したことじゃない。歌は歌いたいときに歌えばいい。あれこれテクニックに気を向けるのは時間の無駄」
絹代「自分が上手く歌えるからってタイソーな言い分ね、
   全然練習に来ないのにいい声だすんだから。こっちは毎日練習してるのに、世の中不公平よ」

言葉には険がかかっているが、表情はそれ程怒っていない。
もう諦めているのか、ヤレヤレと両手を振った後で、直の所から離れていった。

岬「いや、中原さんって随分とはっきり言うんだね」
直「遠慮しないといけないのは友達じゃない。絹代ちゃんはそんな事で怒るほどくだらない相手じゃない」
岬「へえ、もしかしてここに入っているのは伊東さんがいるから?」
直「それもあるけど、ここは必ずどこかのクラブに入らないといけないから。
  夕子だって同じ。どこにも入りたがらないから、友達のいるここがいいだろうって、すすめた」

540 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:24:21 ID:MntFltFA
3人のうち少なくとも2人は、積極的に歌が好きという訳ではないらしい。
これは収穫になるかなと思っていたところで、校内放送が流れ始めた。

放送「ただいま5時50分。まもなく閉門の時間です。まだ校内に残っている生徒は、速やかに下校しましょう」

岬「もう時間か。僕も片づけ手伝うよ。練習とめちゃったし」
直「いい。岬君はまだ訪問者、客に手伝わせるわけにはいかない。それと」

他の2人とは離れて片づけを行いながら、僕に向かって話し続ける。

直「私の事はナオと呼んでくれればいい。また話ができるのが楽しみ」
岬「え、そんないきなりなれなれしいことしていいの。それに話って」
直「そこのところだけど」

はてなといった顔で彼女は頭をかしげる。特に僕へ思い入れがあるといった風には見えない。

直「自分でもよく分からない。ただ、岬君とは面白い話が出来そうな気がする」
岬「そっか。それは嬉しいよ。ありがと、直ちゃん(1人とは話が出来るようになった。収穫あり、だな)」

そうして3人に別れを告げ、学校を後にする。様々な人に好印象を与える事が出来、充実した1日だった。


*直と打ち解ける事ができました。入学後の学校内行動フェイズにて
彼女との会話を選択した場合、無判定で会話ができます。

541 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 17:29:45 ID:MntFltFA
*今回より岬君の財布は最初から身に着けている事とします。いちいちお金のために
行動が制限される事を防ぐためです。



【1983年9月2週】
岬「さて、次は何をしようかな」

A サッカーの練習に出かける、あと1回選択可
B パリのどこかに出かける(さらに分岐、B1含めあと1回選択可)
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、B含めあと1回選択可)

所持金:954フラン

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

542 :森崎名無しさん:2018/07/21(土) 19:10:09 ID:NqbzWUdc
B

543 :森崎名無しさん:2018/07/21(土) 20:05:40 ID:V1t1fkOg
B

544 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/21(土) 20:06:32 ID:MntFltFA
B パリのどこかに出かける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A 日本人学校
B 天ケ瀬家
C ヴォルテール通り
D ル・エスト(早乙女家)
E アタリフランス
F 双海家
G 15・16区周辺を散歩する
G1 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。
            これが採用された場合、この週の日常生活は選択できなくなります)
G2 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。交通機関(註)を利用します)
H その他、自由回答(要3票)


先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*(交通は地下鉄を使います。その際、1日乗り放題パス(Formule 1【フォルミュール・アン】40フランが必要になります。
またストライキが発生している場合(要判定)は選択不可となり、1回分の日常生活が消費されます)

545 :森崎名無しさん:2018/07/21(土) 20:09:59 ID:NqbzWUdc
B

546 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 11:00:51 ID:6ziE5ui+
B

547 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 11:41:41 ID:YqNlbg2k
第15話『サッカー部との事前交流……できるかな?』


B 天ケ瀬家
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そう言えばかれこれ1月近く、サッカー部の事を気にかけてなかった。フランスに来てから
色々な人と会ったからとはいえ、サッカー部の掌握をおろそかにしては、将来の夢の実現など夢のまた夢だ。
そう思った僕は依然教えてもらったサッカー部部長に連絡を入れるべく、
電話帳を取り出してダイヤルを回す。しばらく待っていると……


先着で
★土日に電話をしている事になってます ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER→ダイヤ+天ケ瀬「お前が来てくれれば、あのアマに目にもの見せてやれるからな!」
ダイヤ→天ヶ瀬「おお岬か、これからサッカー部の練習だが、一緒に来い!シュッセ運動場だ」
ハート→天ヶ瀬「おお岬か、これから練習だが、一緒に来い!…俺しかいないがな」
スペードK→クラブ+天ヶ瀬「そういや、珍しく早川も来てるし、双海のガキ共に……色々来てるぞ」
スペード→天ヶ瀬「今サッカー部の奴らと家でゲーム大会やってるから、お前も来い」
クラブ→岬「(……出ないな。留守か)」

548 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 11:44:59 ID:???
★土日に電話をしている事になってます  ダイヤ7

549 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 12:27:46 ID:YqNlbg2k
★土日に電話をしている事になってます  ダイヤ7 ★
→天ヶ瀬「おお岬か、これからサッカー部の練習だが、一緒に来い!シュッセ運動場だ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「もしもし」
天ヶ瀬「おお岬か、久しぶりだな。連絡も無いから心配したぞ。他のクラブに行きやしないかってな」

岬「ご心配をかけてすみません。ちょっと観光してたものですから」
天ヶ瀬「ああ観光か、そりゃここはパリだ。見たいものはいくらでもある。学校に入りゃそんな暇もなくなるしな。
    ま、悪いと思うなら、お前もサッカー部の練習一緒に来い!場所はシュッセ運動場、すぐに来るんだぞ」
岬「はい。分かりましたすぐ行きます」

言いたい事だけ言った後、電話は終わってしまった。唐突にサッカーの練習という事になったが、
いい機会だ。しっかり練習して彼らの印象を良いものにしよう。



そうして準備し、ブローニュの森を歩いてシュッセ運動場へ到着する。既に皆は集まっており、
僕の姿を見かけると手招きして呼びかけてくれた。

前回と異なるのは、今回は天ケ瀬だけではなく
途中からやってきて逃げ散った他のチームメイト全員が体操着を着て完全に練習モードに入っている事、

あずみ「あら、本当にサッカー部に入るんだ」

ブルマーをはいた早川あずみが、準備体操をしながら僕を迎えてくれた事だ。
やはり彼女もサッカー部員であるらしい。

550 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 12:29:26 ID:YqNlbg2k
天ヶ瀬「来たか岬、体操は済ませたか?」
岬「はい、家を出る前に軽く」
天ヶ瀬「そうか、じゃ、早速練習を始めるぞ。今日重点的にする事は……」

先着で
★岬以外の選手の能力は上がりません ! num★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とnumの間のスペースは埋めてください。

0→???「ちょっとワタシの練習に付き合ってもらえないカシラ?」謎の金髪少女が現れた!
9→天ヶ瀬「岬はどんな練習がいいと思う」
8→天ヶ瀬「走り込みだ、体力をつけるぞ!」
7→天ヶ瀬「競り合い練習だ!」
6→天ヶ瀬「ブロック練習だ!」
5→天ヶ瀬「パスカット練習だ!」
4→天ヶ瀬「タックル練習だ!」
3→天ヶ瀬「シュート練習だ!」
2→天ヶ瀬「パス練習だ!」
1→天ヶ瀬「ドリブル練習だ!」

551 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 13:33:45 ID:???
★岬以外の選手の能力は上がりません  1

552 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 14:31:52 ID:YqNlbg2k
★岬以外の選手の能力は上がりません  1 ★→天ヶ瀬「ドリブル練習だ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着で
★単発イベント&ソ連補正なしのため「上がりにくい」です→! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→1+&必殺技のフラグ習得!
11〜13→+1!
1〜10→効果がなかった

553 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 14:46:39 ID:???
★単発イベント&ソ連補正なしのため「上がりにくい」です→ スペードJ

554 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 16:00:36 ID:YqNlbg2k
★単発イベント&ソ連補正なしのため「上がりにくい」です→ スペードJ ★ドリブル値→+1!
*岬のドリブル値が23になりました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

天ヶ瀬「おーし、じゃ、2人1組になってディフェンス突破の練習だ。
    20回したら攻守を交代するように。攻守どちらも20回終わったら、今度はペアを代えて同じ練習をする」

ここまで指示を下した後、尻ポケットから折りたたんだプリント用紙を広げ、語り続ける

天ヶ瀬「左右に動きを変える時は、ボールの外側を引っかけるように。
    この時、引っかけた足をすぐに、立ち足とクロスさせるようにサイドステップすると、曲がりやすくなるからな」

岬「(ふーん、もっと精神主義かと思ったけど、ちゃんと指示するんだなあ)」

密かに天ケ瀬への評価を見直しながら、ドリブルの練習を開始する。

岬「(方向転換はボールの外側を引っかける)」

シュッ!

中江「うわっ!」

岬「(立ち足とクロスさせるようにサイドステップ!)」

ビュッ!バッ!

大杉「なんだよコイツ、取れる気がしねえ……」
岬「(よし、いい感じだ)」

こうして、思いかけずいい結果を残すことができた。

555 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 16:03:22 ID:YqNlbg2k
しばらくして休憩時間に入る。木陰のベンチに入って一休みしようと腰を下ろすと、不意に額から冷気を感じた。

あずみ「はい、お水。水分補給きちんとしなさい」

あずみちゃんが500ミリのペットボトルを額に押し付けていた。手を放して胸元に転がっていく。
手で受け止めた時には既に別の人の所へ行き、水を配り歩いていた。

蓋を開けて水を飲む。グイグイと一気に飲んでほとんど飲み干したところで、あずみちゃんが戻ってきた。

岬「さっきはありがとう、あずみちゃん」
あずみ「どーいたしまして。男女混合の女子サッカー部員ってのはマネージャーも兼用でね、
    下らない用事まで押し付けられるのよ」

ドカッと女の子らしくない勢いでベンチに腰を下ろすと、これまた勢いよく水を飲んでいく。

岬「(休憩時間を考えると少し話す時間はある。何か話そうかな)」


A 岬「僕のサッカーどうだった?(サッカーをどう思うか聞いてみよっと)」
B 岬「この間は姿見なかったけど、どうしたの?(サッカーの熱意はあるのかな)」
C 岬「真美ちゃん亜美ちゃんとは仲良くできた?(念のため仲を確認しよう)」
D 岬「向かいに新しくゲームセンターが出来るみたいだけど(あずみちゃんなら何か知ってるかな)」
E 岬「さっきキャプテンが持ってた紙、誰が作ってるの?(立案ができるようになれば影響力も増すかな)」
F 岬「そういえば顧問の先生はいないの?(それらしい人は見当たらないなあ)」
G その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

556 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 16:36:17 ID:6ziE5ui+
B

557 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 17:57:16 ID:zGpiqdRY
B

558 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 18:40:37 ID:YqNlbg2k
B 岬「この間は姿見なかったけど、どうしたの?(サッカーの熱意はあるのかな)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(何故あずみちゃんはこの間サッカーに出なかったんだろう)」

まず頭に浮かんだのは、なんだかんだ言ってもサッカー少年だからだろう、
この年の女の子にしては、少なくともまだ数値上ではあるが、2・3年上の先輩の方々をも凌駕する技量の持ち主ではないか。

岬「(何か理由があるなら、早いうちに対処しておかないと。彼女は割り合い仲が良い方だし、
   親交を深めていけばきっと僕の役に立ってくれるはずだ)」

そう思い定めた僕は、ブローニュの森への招集へ姿を見せなかった事について尋ねてみた。
問いかけを耳にしたあずみちゃんは、飲みかけのペットボトルの蓋を締めた後、僕の問いに答えてくれた。


先着で
★早川あずみとサッカー→! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。

JOKER→あずみ「実はシャンゼリゼFCの入団テスト受けてきたのよねー」岬「……え?」
ダイヤ→あずみ「1人で練習していたの。先輩達はやる気ないし負けると嫌な顔するし」
    岬「(耳元に近づいてきた、聞かれたくないんだろうな)」
ハート→あずみ「岬君が来るって聞いたからよ」 数値が高いほど……?
スペード→あずみ「ヒント。ブォン、ブォン、ブォン。これのゲームをやりにアメリカへ行ってたの」
     岬「(剣を振り回すような身振りに、あの擬音……もしや?)」
クラブ→あずみ「ゲームやりこんでたから。気分転換に行くぐらいかな」
    岬「(サッカーよりはゲームか。何とか関心を持って行けないかな)」

559 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 18:41:36 ID:???
★早川あずみとサッカー→ ダイヤK

560 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:33:49 ID:YqNlbg2k
★早川あずみとサッカー→ ダイヤK ★ あずみ「1人で練習していたの。先輩達はやる気ないし負けると嫌な顔するし」
岬「(耳元に近づいてきた、聞かれたくないんだろうな)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あずみちゃんの口が開きかけた。だが一瞬ピクッと顔を震わせた後、周りをキョロキョロと見回す。
そして僕の隣へと腰を移した後、耳元に顔を近づけて語ってくれた。

あずみ「1人で練習してたの。みんなで練習しても何にもならないから」
岬「何にもならない?(まあ、予想はつくけど)」

あずみ「この間うちのゲーセンに先輩達がいたでしょう」
岬「うん、そういえば3人いたはず」
あずみ「その3人よ。サッカーよりもタラタラする方が楽しいんでしょうね。
    ゲームしてても次はどうするか、どんな工夫をすればいいか考えずに、ただ音と光と数字に反応するだけ。
    そんなのがあの3人だけじゃない、他のもそうよ。
    うち以外のゲーセンやカフェでも見かけるの。最近のカフェはゲームの筐体置く所が増えてきたからね。
    練習に出てきて私の方が上手いってわかるとよそよそしくなるし、意見を言っても聞いてくれないし、
    そのくせ負けん気を出してまじめに練習しようともしない」

話を進めるたびに顔が曇りを帯びてくる。口にしてないだけでもっとひどい事や見たり聞いたりされたりしたのかもしれない。

あずみ「ゲームが面白いのはよく分かるけど、サッカーだって負けず劣らず楽しいのに。
    ボールと一緒に走るのも、相手を抜き去ってみせるのも、力一杯ボールを蹴ってゴールに入れるのも楽しいのに。
    仲間の先輩達がこれじゃあね。最近はユゴー通りの市民公園で1人で球蹴りしてるし、
    知ってる人がいる時は走り込みの練習も兼ねてサン・ペリーヌ公園まで行くんだ」

561 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:36:39 ID:YqNlbg2k
僕の耳から目に視線を移した後、今度はニカッと影の無い笑顔で語りはじめた。

あずみ「でも、岬君がサッカー部に来るって聞いて、もうちょっと頑張ってみようかなって思った。
    岬君はかなりサッカーが上手いみたいだし、ストイックに物事に取り組んでいきそうに見えたから。
    ゲームもそうだけど、サッカーも一緒にやれたら楽しいだろうなって」

天ヶ瀬「おーし、そろそろ練習再開……って早川、岬とのおしゃべり切り上げろよ」
あずみ「すみませーんキャプテン、ちょっと岬君から告白されてたもんでー!」
岬「えっ」
天ヶ瀬「もう告白か早いなー!見かけによらず結構気が早いんだな!」
あずみ「ホントですよー!ま、10年早いって答えましたけどねー!」

黒田「おお告白かあー!」
秋山「やるねえ!」
永井「気にするなー岬!失恋なんて誰も経験することさ!」
大杉「結構なじゃじゃ馬、振られて良かったかもしれないぞー!」

天ヶ瀬の呼びかけに対し、とんでもない事を言ってのけた。弁解する間もなく先輩達から茶々が飛ぶ。
この空気では弁解や反論は照れ隠しの類として、さらなるネタにされるだけだ。
このままジッと、数カ月は黙っていて、風化するのを待つほかない。
離れ際にパチリとウィンクするあずみを見て、もしかしたら担がれているんじゃないかと
思いながら、練習を再開した。
そうして1日の練習を終え、クールダウンした後に三々五々解散する事となる。
僕はあずみちゃんと一緒に帰って、事の真偽をただそうとするも、口火を切る前に相手から先手を取られてしまった。

あずみ「あたしは先に帰るね。一緒に帰って噂されると恥ずかしいし」

562 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:37:39 ID:YqNlbg2k
どこか取り澄ましたような口調で告げた後、急に手を伸ばして握手を求めた。僕が手を差し出すと
力強く握りしめた後、さらっと小さな声で告げて、走り去ってしまった。

あずみ「ちょっとパワーを送ったからね。逃がさないようにうんとゆっくり、人のいないところで手を開いて」

握りしめた手の内には何か物が入っている。先輩達と離れてから手を開くと、中には紙切れが
入っていた。


さっきはゴメン、明日の…時、一緒にまたシュッセで練習しない?ダメならうちに連絡して。

TEL:01‐XX‐XX‐XX‐XX


2人きりの練習の誘いだった。しかも電話番号まで書いてある。
これであずみちゃんとの連絡も容易になるし、特訓を介しての自勢力取り込みもできる。
上手く行った事を感じ、ようやく上機嫌で家に帰ることができたのだった。


*あずみとの練習の約束を取り付けました!9月2週の練習はあずみとの合同練習となり、
以下の利点がもたらされます。

・相互訓練による能力値上昇にボーナスあり
・相手との好感度UPの可能性あり

*あずみの家の電話番号が分かりました。これより日常行動の選択で「電話」が加わり、
留守による空振りの危険を回避できるようになりました。

563 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:42:24 ID:YqNlbg2k
ちょっと場を離れます。恐らくこれで終わりになるので、最後にあずみとどのような
練習をするかを選択してください。友達との共同練習のため、若干のプラス補正が付きます。
共同練習の場合ではどちらにも効果が適用されます。


A ドリブル:23 凄く上がりやすい+α
B パス: 22 凄く上がりやすい+α
C シュート:19 凄く上がりやすい+α
D タックル:21 凄く上がりやすい+α
E パスカット:21 凄く上がりやすい+α
F ブロック:20 凄く上がりやすい+α
G せりあい:19 凄く上がりやすい+α
H ガッツ:700 凄く上がりやすい+α

*(初期状態の上昇ポテンシャル。()内はガッツ)

・凄く上がりやすい
JOKER→+2&必殺技のフラグ習得!
13→+2! (+10)
7〜12→+1! (+5)
1〜6→効果がなかった

・凄く上がりやすい+α
JOKER→+2&共同必殺技習得!
13→+2!&共同必殺技のフラグ習得!
10〜12→+2! (+10)
4〜9→+1! (+5)
1〜3→効果がなかった


先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

564 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 20:44:32 ID:I1aHBkKk
H

565 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 22:03:14 ID:YqNlbg2k
思ったより早く帰れたので、少なくとも1レス続きを投稿します。
さらに続きを書けるかは不透明ですので、どうかご了承願います。
それにしてもいくら岬のエスコート付とはいえ、たった1度の練習で
上がり方が激しいのではないかと思いますが、その後の自主練も含めての改善になります。
要は仲良くなるために費やした事へのリターンと思ってください。



H ガッツ:700 凄く上がりやすい+α(ガッツについては、共同必殺技をスキルに置き換えてください)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着で
★(岬の)83年9月週2回目の練習→! card
(あずみの)83年9月週2回目の練習→! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→ +10&スキル習得!
13→ +10!&スキルのフラグ習得!
10〜12→ +10
4〜9→+5
1〜3→効果がなかった

*岬とあずみのガッツ:それぞれ700、500

566 :森崎名無しさん:2018/07/22(日) 22:14:53 ID:???
★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4
(あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10

567 :森崎名無しさん:2018/07/25(水) 20:46:47 ID:???
これからの練習方針はどうしようか?
スパルタキアーダの入団テストで合格するのを目指して岬の伸ばしたい能力値を上げることを優先したほうがいいかな?
それともサッカー部で頼れる味方を作るためにあずみの能力値を上げることを優先したほうがいいかな?

568 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 15:42:36 ID:Fmp6caUc
今日は投稿出来るか分かりませんので、まず567さんの質問について、拙いながらも答えさせていただきます。

ここの岬君はこの物語の主人公です。以前にも一部申し述べましたように、彼もまた森崎や日向のように、
野心に溢れた若者ですが、彼らとは違い、周囲とよく親しみ協力者として活用し、自らの不足を補っていく姿勢があります。
キャプテンの座獲得前の森崎にも似ていますが、彼とも違うのは、若干ではありますが視野に若干の余裕がある事です。
他人との交流を打算を抜いても楽しんでいたり、ゲームに興じていたり、他人の事を思いやる事さえします。
ですが、その分一つ事へ一心不乱に取り組み続ける事が出来ず、他人の力が必要になるのです。

前置きが長くなりましたが、一人黙々とサッカー漬けになるより、
他人と仲良くなり、適度に遊び、良く他人の力を借りてサッカーをするのが、
このスレでは効率が良くなります。

ただ、現実でもそうですが、みんながみんな人生を左右する程の人という訳ではありません。
しっかりした人とだらしない人等といった差はどうしてもあります。
良く吟味の上、岬君の未来を選んでください。

569 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:33:12 ID:Fmp6caUc
★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4  ガッツ値+5
(あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10  ガッツ値+10★
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌日。
僕は昨日サッカー部員達と練習を行ったこのシュッセ運動場へやって来た。
一緒に練習をする約束を交わし、こうして待っている訳だが、かれこれ 83 分待っても来ない。

岬「(すっぽかされたかな?いやそれにしては手が込み過ぎているし、うーん)」
あずみ「みさきく〜ん!」

疑念が浮かび始めた頃、あずみちゃんがようやく姿を見せた。急いで向かってきたらしく
遠くから見ても分かるほど汗まみれで、脚はフラフラしている。
僕の元に来た時にはすっかり息が上がっていて、しばらくは話しかけられそうになかった。
仕方が無いので彼女の手を取って昨日と同じく木陰のベンチに移り、息が整うのを待ってから、
ハンカチと水筒を渡した後、視線をそらした。

あずみ「ありがと。あれ、何であっち向いてるの」
岬「早いとこ体ふいた方が良いよ。汗かいてるから透けちゃう」
あずみ「あっ、あ、そうね、ちょっと、待ってて」

自分の状態を察したあずみは僕に背をむけた。体をふいているのだろう。衣服や体のこすれる音がする。
後ろで聞いているのは少々耳に毒だったが、すぐにふき終わってくれたのにはホッとした。

あずみ「ふーっ、ありがと。さあ早速練習」
岬「まだ早いよ。それだけ汗かいたのなら水分を補給しなくちゃ。はい、どうぞ。冷えてるよ」

570 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:34:14 ID:Fmp6caUc
冷蔵庫で冷やしたボトル入りのミネラルウォーターを差し出すと、返事もせずに勢いよく受け取って、叩き込むように口へ流し込む。

あずみ「んはーっ!うまいっ!」

喉が渇いていたのだろう。憩いの空間ブローニュの森を居酒屋に変えるため息をついた後、500ミリの水をあっという間に飲み干す。
飲み干した後は幸せそうな顔をして大きく伸びをした後、僕の手首をつかんで宣言した。

あずみ「さ、水も飲んだし、練習しましょ!まず何する?ドリブル?タックル?あたしとしてはシュートの練習が……」
岬「落ち着いて、まずは体をほぐさなきゃ。急いで向かったらケガするよ」
あずみ「あ、そうね、じゃ、ちゃっちゃと済ませちゃいましょ」

あずみの調子をなだめさせてストレッチに向かわせる。汗だくになってやって来たあずみちゃんに対し、
1つの疑問が浮かんだのだ。右足首を手でつかんでふくらはぎを伸ばしながら、彼女に尋ねてみる。

岬「家から走って来るなんて大変だったね」
あずみ「何の事?」
岬「いや、さっきフラフラになって来てたから。ここから家まで相当距離があるし」
あずみ「あたし、ブローニュの森入り口まではバスで来たのよ」
岬「えっ(やっぱり)」
あずみ「えっ」

571 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:35:18 ID:Fmp6caUc
思っていた通り、家から走って来た訳ではなかった。家から急いできたにしては早すぎる。
そして彼女の課題も見えてしまった。ブローニュの森の入り口からここまでは正味1キロもない。
いくら全力とはいえこれだけの距離で汗ダクダク脚フラフラとなるならば、体力の底などたかが知れている。

岬「する事が決まった。今日は体力づくりをしよう」
あずみ「えーそれはつまらないー」

口を丸くしてつれない宣言をとがめる。仕草は可愛いが彼女は僕の仲間となるべき人だ。そうである以上は
役に立ってもらわないといけない。抗議を風に受け流し、意見を続ける。

岬「それだけの距離へガッツが無くなると、試合になったら途中で動けなくなるよ」
あずみ「うー、確かに後半からキツクなるけどさあ……」
岬「頼むよ。僕だって試合が終わるまで一緒にプレーしたいんだから。2人で練習すれば1人よりも楽しいよ」
あずみ「ホントね。ウソだったら許さないからね」
岬「大丈夫だって、僕を信じて(2人の方が良いと思って、来てくれたんだから、さ)」
あずみ「うーん」

しょうがないといった表情を顔に浮かべて、こっちへと近づく。タオルなどを入れた袋を
肩にくくりつけた後、歩道へと向かう。

あずみ「何するの」
岬「これからインターバル走をする。全力疾走と小走りを繰り返して、スタミナをつけていくよ」

572 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:38:39 ID:Fmp6caUc
岬「あっ、右に公園の入り口が見えるよ。えっと、バガデル公園っていうんだ。公園の中に公園があるなんて、広いなあ」

インターバル中の小走りに入った。大通りから外れたブローニュの小道を2人で走っている。
涼しい風がほおをそよぎ、穏やかな木々に目にしての走りは心地よい。

あずみ「はっ、はっ、ふう、ふう」

あずみちゃんは風景を楽しむゆとりはないらしく、早くも息が上がっている。

あずみ「もう、いいんじゃない、休んでも」
岬「まだだよ。まだ10分ぐらいしか走ってない」
あずみ「えーっ」

恨めし気にこちらをにらみつける。これで休んでは成果はでない。何か工夫が必要だ。

岬「分かった。じゃあ次の電柱にたどり着いたら、休もう。持ってきたサンドイッチもあげるからさ」
あずみ「ホント?それまでなら、頑張る」

何とかやる気を出させ、インターバルを続行する。

573 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:40:37 ID:Fmp6caUc
岬「お、あんなところにスポーツ店がある。
  あんなところなら、スパイクとかユニフォームとか、いいのが売られてそうだなあ」
あずみ「次の電柱、次の電柱」

クロワ・カトラン通りにてスポーツ店を見つける。

岬「広々としたところに出たよ。へえゴルフ場だって、奥は……競馬場だ」
あずみ「次の電柱……」

開けたところに出てゴルフ場とロンシャン競馬場を目にする。

岬「馬も歩道を歩いてるよ、のどかだなあ」
あずみ「(次の電柱……って)」

レーヌ・マルグリット通りにさしかかったところで、あずみちゃんが肩をつかんで、叫んだ。

あずみ「公園に電柱なんてあるかーっ!」
岬「(バレたか。30分も気付いてなかったよ)」


あずみ「ひどいよまったく、岬君がそんなことするなんて」
岬「ごめん。少しでも長く一緒に走りたかったから」
あずみ「罰としてこのサンドイッチ、全部いただいちゃうからね!
    美味しいお昼が食べられなくてざーんね、うっ、ケホケホッ!」
岬「あーあー、そんなに焦っちゃあ、はい、お水」

サンドイッチでむせるあずみちゃんにボトルを差し出す。咳き込んだ後でひったくって水を飲み、
はあと大きくため息ついて不平を垂れる。

574 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:42:41 ID:Fmp6caUc
あずみ「まったく、これで筋肉痛になったらどうすんのよ」
岬「そうなったらそれは僕のせいだ。治るまでおぶってでも学校へ連れていく」
あずみ「そんな冗談。年寄じゃないし、クラスメイト達に何て言われるかわかりゃしないわ」

プンとした様子は変わらない。練習の方便が相手にとっては嘘とみられてしまったか。

岬「これを週に1度でいいんだ。続けていけば、そう遠くないうちにおしゃべりをしながら走れるようになるよ」
あずみ「ホントね。ウソだったら今度こそ許さないからね。
    まったく。ここまで岬君のリクエストを聞いてあげたんだから、そろそろあたしのリクエストも聞きなさいよ」

そう言うなりあずみちゃんは立ち上がる。

あずみ「ちょっとそこのボクー!ボール貸してくれなーい?」

広場で遊んでいた幼児からボールを借りた後、仁王立ちで僕に宣言した。

あずみ「走り込みはもう終わり!今度はあたしと勝負よ!互いにドリブル勝負でどうかしら?さ、岬君」

軽く足先でボールをこづき、僕に渡した後、後ろに跳ぶ。

あずみ「かかってきなさい、キャプテンも止められなかったドリブル、あたしが止めてやる!」
岬「分かった。行くよ(彼女にも、僕の実力を知ってもらおう。細工は不要だ)」

575 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:44:37 ID:Fmp6caUc
★岬 ドリブル 21(! card) +(! dice +! dice)=★
★あずみ タックル 13(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
X≦9あずみ「岬君ってこんなに強かったんだ……」岬「(おや、あずみちゃんの表情が……)」
2≦X<9→岬「よし」あずみ「そ、そんな!」
−2>X<2→あずみ「ええい!」岬「(く、ここまでとは!)」
X≦−2→岬「(なにィ!)」あずみ「ふふーんだ。あたしすごいでしょ!」

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」
*現在マリーシアは封印しています。



一旦この場を離れます。ひょっとしたらこれが今日最後の投稿になるかもしれませんが、
その時はどうかご了承を願います。

576 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 18:51:08 ID:???
★岬 ドリブル 21( ダイヤ10 ) +( 1 + 1 )=★

577 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 19:05:56 ID:???
★あずみ タックル 13( スペードK ) +( 2 + 4 )=★

578 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 19:06:27 ID:???
★あずみ タックル 13( ハート5 ) +( 2 + 5 )=★

579 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 19:56:51 ID:Fmp6caUc
すみません。岬のドリブル値は23の誤りでした。結果は変わりませんので、
数値だけを訂正して続けます。そして今数えてみたのですが、最後にサッカーの判定したのは実に8カ月も前でした。
サッカーの物語にも関わらず、ここまで遅くなってしまった事にも、お詫び申し上げます。

580 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 20:01:44 ID:Fmp6caUc
★岬 ドリブル 23( ダイヤ10 ) +( 1 + 1 )+(やや華麗なドリブル+2)=27★
★あずみ タックル 13( スペードK ) +( 2 + 4 )=19★
2≦X<9→岬「よし」あずみ「そ、そんな!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「いくよ(思い知らせてあげる。僕との実力差を、ね)」

あずみの元へ駆け寄る。インターバルの件もある、ここらであずみちゃんにも
僕の実力をしってもらい、素直に話を聞いてもらえるようにしよう。

あずみ「(よーし、ここで止めてギャフンって言わせてやる!)」
岬「(って言いたげな顔してるな。ここは)」

ポン。

岬「(ボールをこうして軽く蹴る)」
あずみ「(えっ?どうしてボールをあたしへ……?)」
岬「(当然相手は戸惑う。もちろんボールをプレゼントする訳じゃない)」

トッ、キュルルル……

あずみ「(ボールが、戻った!あ、待て)」
岬「(目をパチクリして可愛いなあ。さて、慌てて釣り出て来たところを)」

トッ、ポーン。

あずみ「ああっ!」
岬「(上へ逃がす。はい、おわり)」

つま先でボールを蹴ってあずみちゃんの頭上を飛び越させる。
すっかり動きが止まった相手を尻目に、悠々と横を抜けていった。

581 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 20:03:20 ID:Fmp6caUc
岬「さ、次は僕が守る番だっけ」
あずみ「え?」

間の抜けた返事が返ってくる。同い年の相手に完敗したときに出す、見慣れた声だ。

あずみ「え、ええ、そうよ!今度はあんなトリックなんかに負けないからね!」
岬「そうかな?(トリックねえ、ま、これを見てもそう言えるかな)」


★あずみ ドリブル 14(! card) +(! dice +! dice)=★
★岬 タックル 21(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。
なお、今回はイベント戦のため怪我は発生しません。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
2≦X→岬「(なにィ!)」あずみ「ふふーんだ。あたしすごいでしょ!」
−2<X<2→あずみ「ええい!」岬「(く、ここまでとは!)」
∸7<X≦−2→岬「よし」あずみ「そ、そんな!」
X≦∸7→あずみ「岬君ってこんなに強かったんだ……」岬「(おや、あずみちゃんの表情が……)」

582 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 20:05:31 ID:???
★あずみ ドリブル 14( スペード9 ) +( 1 + 6 )=★

583 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 20:09:12 ID:???
★あずみ ドリブル 14( ダイヤ8 ) +( 6 + 4 )=★

584 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 20:14:06 ID:???
★岬 タックル 21( ハート5 ) +( 3 + 3 )=★

585 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 21:23:00 ID:Fmp6caUc
★あずみ ドリブル 14( スペード9 ) +( 1 + 6 )=21★
★岬 タックル 21( ハート5 ) +( 3 + 3 )=27★
∸7<X≦−2→岬「よし」あずみ「そ、そんな!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あずみ「いっくわよー!GO!」
岬「(勢いよく迫ってくる、さっきの負けがこたえてるな)」

走るというより体当たりをかまそうとするような勢いで、襲い掛かってくる。

あずみ「(ここで、切り込む!)」
岬「(スピード、パワー、ボールさばき。この年の女の子でこれは凄い。育てれば伸びるだろう)」

彼女と対峙する。ここまでの彼女の実力を見るに、ポテンシャルは相当に高いものが有る。
きっちり時間を投資して、僕のパートナーを任せられる程にもなれるだろう。

岬「(とはいえ、今は実力差を分からせる時だ。それを分からせるのは。そうだな)」

視線が進む方向へ流れている。ボールの先と反対、これから切り返すのだろう。

岬「(自分の動きが読まれてるってのが、手っ取り早いかな?動きが分かれば先読みは簡単だ)そこっ!」

シュッ!
バチッ!

あずみ「そ、そんな!(早い、早すぎる!切り返そうと思った瞬間に取られるなんて!!)」
岬「(ポカンとしてる。大体は想像つくけど…何を思ってるか、分かるといいのになあ)」

586 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 21:25:23 ID:Fmp6caUc
こうして攻守ともに順当に勝利する。脚についた芝生を払った後、ボールを取り上げて告げる。

岬「さ、もういいかな?そろそろボールを返してあげないと」

借りていたボールの返却を催促してみる。彼女の気性からしてこう言われれば、
残りの気力を振り絞って立ち向かってくれるはずだ。

あずみ「ま、まだ!まだよ!今度こそ!」

傍目から見ても分かるほどにムキになって、あずみちゃんが言葉をさえぎる。

あずみ「あたしのシュートを受けて見なさい!あたしのシュートはチーム1!
キャプテンにもそう認められたシュートで、吹っ飛びなさい!」

サッカーゴールを指さして絶叫する。あそこに向かってキーパーになれというのだろう。
あいにくキーパーの経験はただの1度もない。ブロッカーとして向かうほかは無いだろうが。
それでも数値からいえば、決して危険な勝負ではない。

岬「分かった。じゃあ僕はゴールを守ればいいのかな」
あずみ「そう、今度こそあたしが勝つ!こうなったらとっておきを見せてあげる!」

いきり立つ相手の様子を眺めながら、ゴール前に立ってボールをみやる。
これも苦労なく止められるはず。そう思っていた。

あずみ「行けえええっ、クラブドライブ!」
岬「……え?」

587 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 21:28:20 ID:Fmp6caUc
★あずみ クラブドライブ 18(! card) +(! dice +! dice)=★
★岬 ブロック 20(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
2≦X→あずみ「いやったあああああああああああああ!」岬「(耳が!耳がああっ!)」
−2<X<2→「よし」あずみ「あ、あたしのとっておきが……!」
X≦−2→あずみ「岬君ってこんなに強かったんだ……」岬「(よし、あずみちゃんの表情が……)」
【補足・補正・備考】
あずみ:クラブドライブ(シュート力+3、クラブでさらに+1)150消費



あずみちゃんがまさかの必殺シュート!果たしてこれを止められるか?っといったところで、
今日はここまでに致します。ちなみに、必殺技の元ネタについてはこれを参照の事。
Club Drive - Atari Jaguar
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5656725

588 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 21:29:08 ID:???
★あずみ クラブドライブ 18( ダイヤ8 ) +( 4 + 6 )=★

589 :森崎名無しさん:2018/07/28(土) 21:30:20 ID:???
★岬 ブロック 20( クラブQ ) +( 5 + 5 )=★

590 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 17:06:00 ID:???
1995年ってセガサターンにデイトナUSAが発売された年だぞ
なんだこれはたまげたなあ

591 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 17:21:41 ID:???
どのメーカーも3Dゲームの開発方法を模索してた時期にしてもこりゃ酷い出来だな
同じ年のエースコンバットとかグラが荒くても面白さはよく分かる仕上がりだし

592 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:34:35 ID:P+7ikf8E
これより投稿を開始いたします。

>>590
>>591
世界で一番早くポリゴンをゲームに取り入れた会社が、どうしてこうなった……
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17311472



★あずみ クラブドライブ 18( ダイヤ8 ) +( 4 + 6 )=28★
★岬 ブロック 20( クラブQ ) +( 5 + 5 )=30★
−2<X<2→「よし」あずみ「あ、あたしのとっておきが……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
風を切る音を響かせて頭上へとボールが浮かぶ。これからゴールを目指して落下するのだろう。
そう見立てたボールに不思議な事が起こりはじめた。

岬「(ボールが…震えはじめた!)」

放物線の頂点にいたったボールがかすかに震えた。そう思った次の瞬間には、
誰が見ても分かる程度にグラグラと震えはじめた。

岬「(ボールがぶれて、輪郭があいまいになってきている)」

重力に沿って落ちていくたびに、ボールのブレは大きくなり、昔テレビの科学番組で紹介された
電子雲みたいに、ボールと空の境が分からなくなってきた。

593 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:35:42 ID:P+7ikf8E
岬「(このままじゃ僕の間をすり抜けてしまう。それなら)」

咄嗟に判断を固め、ボールめがけて飛び上がる。

岬「(ブレが大きくなる前に、止めてしまえばいい)」

バッ!
カアァァァ……ッ。

胸でボールをトラップする。回転に比べ威力はそれ程かかっておらず、あっという間に
勢いは収まり、僕と共に下へ落ちていった。

岬「よし、と(こんな技があるなんて、驚いた。ここまでやるなんて、ますます、おや)」
あずみ「あ、あたしのとっておきが……あたしの最高の技なのに……!あっさり、とられ……!」

岬「(あらら、ショックを受けてるな。やる気をなくす前にフォローしないと)あずみちゃん」

呼びかけに驚いたのか、ハッとした顔で僕を見つめる。
どう接していいか分からないのかもしれない。ならば強気に押すまで。

岬「休憩しよう。ちょっとリラックスしないと」
あずみ「でも」
岬「僕に勝てるようになる方法、教えてあげる」
あずみ「え」

594 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:36:46 ID:P+7ikf8E
どういうこと。そう聞きたげに顔を向けてくるも、問いをかわしてベンチに向かう。
やむなくあずみちゃんもベンチに向かい、追い付いて僕の隣に座ってから、改めて投げかけた言葉の意味を問い質した。

あずみ「岬君に勝てるやり方って、どういうこと」
岬「簡単だよ。僕のサッカーの練習法を取り入れる事」
あずみ「練習法?岬君があんなに強いのは訳があるの」
岬「まあね、日本にいた頃なんだけど、小学校のサッカー部のコーチに、
  ブラジルの元プロサッカー選手がいてね。その人に色々教えてもらったんだ」

あずみ「ブラジルの……プロサッカー選手ぅ?!」

はじめポカンとして、次に素っとん狂な叫び声を上げた。ブラジルのプロなどという存在など、
日本人の何てことないサッカー少年少女には、雲の上どころか金星火星程にも隔絶した存在だ。
そんな相手を知っているどころか、直々にサッカーを教わるなど、到底信じられる話ではない。
そう疑われるのは困るので、日本で指導を受けその結果大会で優勝した事。
その合間合間に戦った相手のバックボーンを語るついでに、日本中を渡り歩いた僕のこれまでについても、語ってみた。

あずみ「岬君って、そんなに凄かったんだ……」

595 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:38:42 ID:P+7ikf8E
僕を見る瞳に尊敬の光が見え始めたが、すぐにほおを膨らませてすねはじめた。

あずみ「うえーずるいよー、そんなターボエンジン付けて自転車と勝負するようなもん、追い付けるわけないよー」
岬「だから僕の学んだ練習法を、あずみちゃんもすればいいんだよ。そうすればすぐ追い付けるし、追い越すのも遠い話じゃない」
あずみ「追い越す、あたしが?」
岬「そう、あずみちゃんは天才だからね」
あずみ「て、天才?あたしが!?」

思わぬ言葉だったのだろう、オロオロとしはじめた。ウソだと反発しないところを見ると、
僕の言葉を信用してくれているのだろう。

岬「間違いない。同い年の女の子でここまで出来る人は日本中回っても見た事ないよ。いや男の子だって数える位しかいない。
それにさっきのシュート。あんなに回転をかけたのはただの1度も見た事ない。もちろん僕にそんな事はできやしない。
間違いなく、あずみちゃんは僕以上の才能がある」

596 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/29(日) 17:41:19 ID:P+7ikf8E
あずみ「う、ウソよ。あたしが天才なんて」

カーっと顔が赤くなっていく。無理もない。
誰がこの一介の少女に全国大会の優勝チームメンバーより才能があるとまで言われただろうか。

岬「本当だよ。賭けてもいいぐらいだ」
あずみ「本当ね。本当に本当ね」
岬「本当だ」

力強く念を押す。その言葉でようやく決心がついたらしい。あずみの目が輝いた。

あずみ「なる、必ずもっと上手くなって、岬君と一緒にサッカーできるようになる。
    そして他のやつらをみーんな見返して、それから、えっと」
岬「(よし、完全にやる気になってくれた。これからあずみちゃんに何を語りかけようかな)」

A 岬「来週また一緒にここで練習しない?(10月以降についても話し合っておきたいし)」
B 岬「これからはみんなとの練習も毎回行こう、ね(他の人と解けこんでくれればいいんだけど)」
C 岬「来週にでもサッカー雑誌買いに行かない?いい所見つけたんだ
   (ル・エストでも紹介してみて、もっと早く上達してもらおう)」
D その他、自由回答(その他、要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


一旦席を外します。ところでこのごろ思うのですが、少々描写が足りていないでしょうか?
人物の心情については特に毎回困っていて、おざなりすぎないか毎回不安になってます。

597 :森崎名無しさん:2018/07/29(日) 20:26:25 ID:dL8JxZZA
B

512KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24