キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 22:13:46 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1509881529/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙はブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験し、仲間と共に成長していくも、
ブラジルサッカーの登竜門・リオカップ。その決勝戦で大きな挫折を味わった。
名門サンパウロFCを牛耳るサッカーの怪物・大空翼。宇宙的な威力のシュートを誇るチェザーレ・ストラット。
そして、かつて道を違えた鈴仙の親友・魂魄妖夢。鈴仙と仲間達は、彼らを前に、為すすべなく敗北しただけでは足りず。
試合後。鈴仙は妖夢を庇い、凶弾に倒れて視力を失ってしまう。

どん底に堕ちた鈴仙を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達に最後の希望を与えていた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。

100 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:22:48 ID:???
*****



白蓮「私が出来る事はやりました。後は、このメキシコシティの街をどうしていくかは、皆さん次第です」

エスパダス「フン……まあ、少しは認めてやるよ。お前のお蔭で、少しは生活がマシになったってな」

エスパーニャ「俺らの生活は酷くなったけどなァ。ま、ムダ使いも省けて、貧乏人からのヘイトも減ったから良しとするかね」

壮絶なヒューガーとの試合を終えてから数日後。すっかり完治した白蓮は、愛車に跨って支持者達に別れを告げていた。
ヒューガーはあれから約束どおりメキシコシティでの自治権を放棄。
白蓮は差別の温床となるプレートを力づくで叩き割って、街は混然としつつも、元の活気を取り戻しつつあった。

星「聖……。ありがとうございます。貴女のお蔭で、私は自分自身を見失わずに済みました」

白蓮「いいえ。貴女が成長したのは、貴女自身がそれを望んだからです。
    他人は、あくまでその人の成長を後押しする事しか出来ません。
    そして、人間の――妖怪の成長とは即ち、意思の力の成長。
    貴女が、よりよい自分を望み、そうなりたいと思い続けたからこそ、今のあなたがあるのですよ」

白蓮は約束の期日が来た為に、幻想郷へと戻り、全幻想郷選抜と合流する事となる。
事情は知っているものの、別れを惜しむ星は、ふとこう聞いてしまう。

星「……私達と共にブラジルに渡り、鈴仙と戦うのは如何ですか」

白蓮「それは出来ません。私は、幻想郷に戻る必要があります。
    豊聡耳神子。我が命蓮寺の地下に廟を構え、幻想郷の支配を虎視眈々と狙う者。
    ――彼女が、本格的に動き出しています」

101 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:24:14 ID:???
ナズーリン「……ムラサや一輪は、大丈夫なんだろうね」

白蓮「彼女達は間違いなく、豊聡耳神子の政策――人間中心主義に反する存在。
    何等かの迫害を受けている可能性は多いにあります。そうした事情があるからこそ、
    私はこれ以上、幻想郷を離れていられません」

にとり「え、ええっと。……その。試合の時は、助けてくれて……ありがとう。
     なんていうか、私って自分で言うのもヘンだけど、縁日でお金巻き上げたりしてるし。
     悪いヤツだから助けてやんない、ってなるかと思ってたんだ」

白蓮「『善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや』……宗派はやや違いますが。
    仏教ではこんな言葉があります。阿弥陀仏は、善人でさえ救うのですから。悪人は尚更救われるのだ、……と。
    自分の悪を認識し、その上で救われたいと願う者を救うこと。それが、仏教の教えの一つでもあります」

にとり「なんか、イマイチ何言っているか分かんないけど。……でも。何となく、宗教も悪くないかも、って思えたや。エヘヘ」

星「にとりさんが我々の弟子になるというなら、是非歓迎しますよ!」

にとり「……ま、老後のヒマ潰しの一つにでも考えとくよ」

共に戦った星とにとりは互いにその絆を深めた。また、それは口数の少ないナズーリンにおいても同様だった。
――三人は、このメキシコで掛けがえの無い財宝を得たのである。また、星の成長はそれだけではない。

フラン「あの……僧侶さん。ありがと」

星「フランさん……ああ。もしかして、お姉様との事ですか。あれでしたら、私は意見を述べたまでですから」

フラン「もう遅いかもしれないけど。私、もうちょっと頑張ってみる。――立派な、『サイドアタッカー』になれるように」

102 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:25:21 ID:???
星はその後、心を閉ざしていたフランドールと接触し――そして、彼女に姉の真意を悟らせ、
再び元の明るい少女へと戻してみせたのだ。

星「(もっとも、私は聖のように上手くは出来なかったから。真正面からケンカでぶつかり合って。
   それで打ち解けた時に話を聞いただけ、なんですけど。そっちの方が……私らしい、ですかね)」

蓋を開けば、練習方針に関する些細なすれ違いがあったのみの簡単な話だったが。
それでも、星は自分なりに思い悩み、自分なりの方法で解決に導いてみせた。
――聖白蓮の代理でもなく、寅丸星として、彼女は誰かの希望となれたのだ。

白蓮「……ああ、そうだ」

白蓮は、そんな星たちの出立の餞として、大きな贈り物を残してくれていた。

白蓮「私は、このメキシコで素晴らしいバイクを見つけました。
    ですから、私が豊聡耳神子の一派から逃れる為に持ち込んだ……”聖輦船”を。
    貴女へと、渡しておきたいと思います」

星「え、ええっ……!?」

ナズーリン「ハハッ……本当に貴女はスケールの大きい御仁だ。
       貴女は、命蓮寺を焼かれる前に、船にして持ち込んで来たというのか……!」

にとり「そ、そそそ……そりゃ凄い! エンジニアとしての血が騒ぐよ!
    あの船、一遍動かしてみたかったんだよね……!」

ナズーリン「それにしても、聖。何から何まで。本当に貴女に頼り切りとなってしまった。
        ……何だか、申し訳なく思えてくるよ」

白蓮「私に出来る事は、この位ですから。私は神子のように、現状の支配体制を覆す事も出来ず。
    ただ、傍観し続け、やがて変わりゆく状況に飲まれつつあるだけ、なのですから……」

103 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:28:08 ID:???
星たちの――あるいは他の仲間達の希望ともなり得るこの申し出をもってしても、白蓮は謙虚にそう話す。
……もしかしたら、と星は思う。

星「(もしかしたら、聖もまた。私のように悩んでいたのかもしれない。
   ライバルである神子さんの攻勢に手も足も出ないまま、
   私やムラサ、そして一輪達を辛い境遇に立たせてしまった、と……。
   だからこそ、聖は出来る限りの事を、私達にしたかったのかもしれない……)」

ブロロロロロ……。

白蓮「――それじゃあ、また幻想郷で会いましょう」

白蓮は最後にそう言って――かつてスラム街でナズーリンを載せた時のように、
目にもとまらぬ速さで、地平線の彼方へと消えていった。

ナズーリン「……聖輦船が隠れている場所は聞いてある。それじゃ……行こうか。私達も」

星「ええ! 行きましょう!」

にとり「ようし、早速構造をチェックだー! 腕が鳴るねぇ!」

そして、三人も街を去り――そして、向かう。鈴仙や他の仲間達が待つブラジルへ。
次なる彼女達の戦いの場へ――。

104 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:30:03 ID:???
        
        今、正義を信じる者は光を受け継いだ。

  彼女達を取り巻く運命は空を飛び、はるか彼方の希望を目指す。

        ――しかし、その瞳に不安はない。

     彼女達は節制を愛し、献身を知り、調和を学んだ。

     その教えは、如何なる地においても同じく通ずる。

    物語を先に進め、一つにまとめるための糸は紡がれた。


                                           〜星・ナズーリン・にとりの章 完〜

105 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 20:32:38 ID:???
メキシコ編(ダイジェスト)(約70レス)(文章約50kb)が終了したところで一旦ここまでです。
時間のある時に文章パートは更新したいので、出来ればもうちょっと更新して、
予告していた紅白戦(9vs9のミニゲーム)が始まる所まで行けたらいいなと思っています。

106 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 20:59:12 ID:???
乙なのです

俺のバランス矯正ギブスは卑怯(笑)。こんなの笑うに決まってる

107 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 22:13:11 ID:???
〜第三章・エンディング〜
【さらばブラジル、戦いは新天地で−】

〜サンパウロ・サントス港〜

にとり「――ってな、感動ストーリーがあったワケなんだよ〜」

鈴仙がナズーリンから、彼女達の物語を聞いてから数日後。
晴れて退院した鈴仙はコリンチャンスのコーチやメンバーと、リトルウイングズの仲間達と共に、
サンパウロの港湾都市・サントスへと来ていた。
その道すがら、得意な表情でメキシコでの武勇伝を語るにとりだったが……。

にとり「その時! 日向小次郎の『ライトニングタイガー』をこの私の『真・のびーるアーム』で、
     見事にワンハンドキャッチしちゃったってワケさ〜!」

鈴仙「(ナズーリンから聞いた話だと、泣きながら走馬燈を見てたとか言う話だった気がしたけど……。
    まあ、突っ込んでも可哀想だから良いか……)」

そのストーリーは鈴仙が知る者と若干違っている気がした。

にとり「さてと……。お、あったあった」

やがてにとりは船着き場にある、一隻の木造船を指さした。
時代錯誤な木造の帆船はぷかぷかと穏やかな内海に浮かんでいるが、間違いない。


108 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 22:14:11 ID:???
慧音「これは……確かに。あの時の宝船だ! しかし、何故海に浮かべている。これでは、普通の帆船のようだが」

星「……私達三人は、この船に乗ってブラジルを目指しました。しかし――」

ナズーリン「――私達の船は、狙われていたんだ。国籍不明の戦闘機が現れ、何とかやり過ごしたものの。
       浮遊機能を攻撃されて、不時着してしまったんだ」

佳歩「な、なんですか、それ……!?」

てゐ「妖夢を狙った狙撃と言い、その話と言い。実力的な手段に訴えてるヤツらが居るって事だねぇ」

パチュリー「八雲紫……では、無いでしょうね。彼女の目的はあくまで、私達を真正面から打ち破る事でしょうから。
       だとすると消去法で、『ハイパーカンピオーネ』側の仕業って事になるけど」

にとり「誰が原因なのかは分からないけれど……。鈴仙が入院してる間。そういう事への対策も練ったんだ。
    ま。その辺りも含めて紹介するからさ、皆入ってよ。一見ボロい船だけどさ」

ナズーリン「悪かったな、ボロい船で……」

まるで聖輦船が実家か何かのように話すにとりにナズーリンがボソリと悪態を付くが、本人は気付かない。
鈴仙はつかさに介助されながら(大体どこに何があるかは、リハビリの結果掴みつつあったが)、船の中へと入ると。

アリスさん「あ! 皆!! 本当に来てくれたのね!」

そこにはいち早く、アリスさんが待ち構えていた。

ナズーリン「ご苦労だったね、アリスさん。……魔法機器の調子は大丈夫そうかい?」

アリスさん「ええ。一晩泊まり込んで調節してたお蔭でバッチリ! これなら、空間転移だって可能な筈よ」


109 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 22:15:01 ID:???
なんというか、想像してたのの10倍ぐらい酷い状況だったぜ
怖い街だぜメキシコシティ

スウェーデン産のメディカルマシーンってブローリンとかサイヤ人が使ってそうなアレですよね
日向のセリフといい、どこから突っ込んで良いのやらなのに良い話で終わってて余計笑いますわ

110 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 22:15:31 ID:???
どうやら彼女は率先して面倒な作業を引き受けていたらしい。
トモダチが欲しいがためのいじらしい行動に、鈴仙は何とも言えない感情を抱きつつも、周囲を眺める。
――視力は無いが。妖力を凝らして空間の広さを察知しようとする。

鈴仙「(……結構広いのね。でも、元はお寺だったから当たり前か)」

そんな鈴仙の察知能力は正確だったようで。

穣子「この位広かったら、みんなで暮らす事も出来るねぇ〜」

星「ええ。元々命蓮寺でした訳ですし。最悪何かあれば、ここで雨風を凌ぐ事は出来ますよ」

丁度同じ事を、穣子と星が話しているのが聞こえた。

コーチ「フォフォ……。となると。早速行ってしまうのかな、魔界に……寂しくなるのう」

鈴仙「コーチ……」

鈴仙の傍で老コーチが呟く。ブラジルに降り立って以来、迷惑もかけられたが、
この老コーチのお蔭で鈴仙もまた一回り強くなれたのは確かだ。

さとり「にとりさん達の話を聞くに、私達はよからぬ勢力に狙われているようですから。
    あまり長くブラジルにとどまって、ご迷惑をおかけする訳にはいきません」

お燐「……ま、死んだ時はいつでも言ってよ。死体なら、あたいが持ち去ってあげるしさ」

さとり「あんたはやめなさい、お燐」

近くでさとりが補足をしながら、お燐がいつも通りの冗談(と信じたい)をかましている。
コーチは少しだけ、何かを逡巡するような表情を見せ(髭だらけで分かりづらいが)――。
鈴仙にとって、意外に思える事を提案した。

111 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 22:27:32 ID:???

コーチ「鈴仙よ。もし良ければ、このワシを……魔界に、連れていってはくれまいか」

鈴仙「ぇ……?」

コーチ「心境の変化……ってヤツでのう。ワシも見たくなったのよ。鈴仙……お主らの行く末をな。
     何。決してジャマはせん。セクハラはするかもしれんがの……グヒヒ」

鈴仙「(それってジャマする、って事じゃん……)」

コーチ「……と、言うのは冗談として。どうかの。話を聞くに、今のお主らは本来の監督にも
     見捨てられ、特段の監督役やコーチ役も居ない様子じゃ。ワシでも、役に立てる事はあるやもしれん」

鈴仙「でも……コリンチャンスは大丈夫なんですか? リオカップに準優勝して、
    少しは評判も上向いたそうですけど、未だにクラブハウスは場末のバーですし」

コーチ「どーせワシには元々発言権も何も無かった。話題性があるのは確かじゃから、
     事務局とやらが何とかするじゃて。フォフォフォ……」

コーチの提案は有り難く思えるが……実際の所は鈴仙がこれまでチームを仕切っていたし、コーチにはパチュリーが居る。
チームドクターにしても、メンバーの大多数が丈夫な妖怪である上、鈴仙も医者の卵だから、彼が居なくてもなんら問題は生じない。

鈴仙「(でもそれは、実は頭の良いコーチも知ってる筈。だから、これは単純に聞いているのよね。
     ――自分という、私達の物語からしたら見ず知らずの部外者が。これ以上入り込んで来ても良いか? ……って)」

コーチ「勿論、嫌なら正直に言っておくれ。嫌々で同行するのも、させられるのも互いに得じゃないしのう。
     ここに居たら居たらで、コリンチャンスの立て直しの為に何かできる事もあるかもしれんしな」

112 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 22:29:49 ID:aPm3BzOY
フォフォフォと、まるで老人のように笑って――実際の彼はそこまで老人では無いのだ――、
鈴仙がどちらにも答えやすい風にフォローをしてくれる。

鈴仙「…………」

そんなコーチに対して、鈴仙は……。

A:「……ええ。良いですよ。監督兼コーチ兼チームドクターが居るのは心強いですし」快諾する。
B:「……いえ。これは私達の問題です。コーチを巻き込む訳には行きません」断る。
C:A+「良ければ、コリンチャンスの選手達も、何人か一緒に連れていきませんか?」選手も連れていく。
D:「コーチを巻き込む訳には行きません。ただ……コリンチャンスの選手を何人か貸してくれませんか?」選手だけ連れていく。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*コーチ及びコリンチャンスの選手を、今後のストーリーにどこまで関わらせていくかを投票で決めます。
 あくまでストーリー上の希望を聞くだけなので、ゲームバランス的にコーチが居ないと(居ると)ダメという事はありません。
*コーチの存在は、戦術決定の内容や負傷選手の治療速度に影響しません。(Aを見ると、影響しそうに見えますが)
<選択肢の詳細>
 ・Aを選んだ場合、コーチのみが魔界について行き、今後のストーリー等に関与します。
 ・Bを選んだ場合、コーチは魔界について行かず、ストーリー等への関与度も落ちます。
 ・C・Dを選んだ場合、コリンチャンスで技持ちのモブ選手、ライア(パス技持ち・MF)、
  ミャージ(タックル技持ち・DF)、ニータ(ブロック技持ち・DF)が加入します。
  (三人共に補欠扱いとなり、大きな成長は見込めません。)
 ・A・Bを選んだ場合は選手の加入はありませんが、代替措置として今後選手が加入する可能性があります。
  (加入しても補欠扱いとなり、大きな成長は見込めません。)

113 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 22:37:06 ID:pKGgM2pw
A

114 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 22:38:44 ID:3ECh5DbQ
A

115 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:05:18 ID:???
>>106
乙ありがとうございます。
本当は全裸でギブスを巻いてるシーンとか挿入しようと思いましたが、尺の都合でカットしました。
>>109
私自身メキシコは詳しくないのですが、キャプ翼やキャプ森を見る限り貧富の差が激しいのかなーって思って、
描写を盛った結果、F●7に出て来るような都市になりました。
スウェーデンは原作キャプ翼でも未来的な科学サッカーを取り入れてるので、
メディカルマシーンや重力100倍の修行室とかあっても自然だと思います。
原作キャプ翼のさらばサッカー(ryみたく、やってる事は無茶苦茶だけど、
何故かいい話っぽい感じを狙ったので、そう言って頂けると嬉しいです。

116 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:06:19 ID:???
A:「……ええ。良いですよ。監督兼コーチ兼チームドクターが居るのは心強いですし」快諾する。

コーチ「……そうか。それは良かったよ」

鈴仙の答えを聞き、コーチは嬉しそうに頷く。
実際、その提案は新天地で心細い鈴仙達にとっても悪い者では無かったし、
これまでのブラジルでの思い出を振り返ると、コーチには助けられた事も多い。
(セクハラを受けた回数の方がもっと多かったが)

鈴仙「他の皆にも言っておきますね。コーチが引き続き、チームの監督もしてくれるって」

コーチ「うむ。よろしく頼むゾイ」

鈴仙は念のため、他のメンバーに異論がないかを確認するも、

てゐ「ま、ヘンなオッサンだけど悪いヤツじゃないしねぇ〜」

反町「(チームの男性率が高くなって、少し気楽になるな……。
    本当は、コリンチャンスの選手も何人か入って欲しかったけれど)」

パチュリー「彼の戦術眼の深さは知ってるし。反対しないわ」

アリスさん「トモダチは一人でも多い方が良いものね、うんうん!」

仲間達は鈴仙が信頼するコーチであるなら大丈夫、と言った風に賛成ムードであり。

117 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:07:21 ID:???
お燐「(ふーん……)」

さとり「(……私とお燐は、彼に纏わる真実を知っている。けれど今は、明かすべき時ではありませんね)」

一部では訝し気な視線を向けている者もいたが……彼女達も反対はしない。

コーチ「私がここに”残っている”理由……。何となく、分かったような気がしたよ」

一方で、そんな周囲の雰囲気と――こうなった事実を認識した上で、彼は小さく独り言ちる。
それの意味するところは、今の鈴仙には全く見当もつかなかった。


*コーチが新チーム・リトルウイングズの監督兼コーチ兼チームドクターに就任しました。
 (ゲーム上のメリットは特にありません、フレーバーです)

118 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:18:04 ID:???
鈴仙「……さあ。それじゃあ」

佳歩「いよいよ出発……ですね」

星「機械的な修復はにとりさんが。魔法的な回路の修正はアリスさんとパチュリーさんがしてくれました。
   後は座標を固定して――魔界へと飛び立つだけです!」

――そして。いよいよ鈴仙がブラジルの地を離れる時が近づいて来た。
コーチともども、コリンチャンスの仲間達に別れを告げた鈴仙達は、
各々の日用品を聖輦船に詰め込んで、機器類の最終チェックを分担して行い。
後は、テイクオフを待つだけとなった。のだが……。

てゐ「……ん? ちょっと待ってよ」

ナズーリン「どうしたんだい、忘れ物か?」

てゐ「いやいや。違うけどさ。ただ――魔界に行くんだよね、私達」

にとり「しつっこいなー。そうだって言ってるじゃないか。
    魔界カップが来月にあって、『ハイパーカンピオーネ』か何かの追手が居るから、
    ブラジルには長居できないし、今の内にお引越しするんだって話でしょー?」

てゐ「それは知ってる。私の言いたい事はだね? つまり……。
    『魔界に行くとして。具体的にどこが拠点になるの? 魔界のどこに行くの?』って事さ」

にとり「あー。成程ね。そういう事ね。…………ねー、星ー」

つかさ「(分かって無かったのね……自分達が魔界のどこに行く予定なのか……)」

自分達が向かう先がどこなのかも分かっていないまま、様々な指示を出していたにとりに不安を覚えつつも、
一同は甲板に勢ぞろいして、詳しそうな星も交えて、向かうべき場所について確認をする事にした。
そして、発言した者は――。

119 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:19:16 ID:aPm3BzOY

先着1名様で、

★問われる魔界知識→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→反町「俺知ってるぞ。二週クリアしないとエンディングが見れないって言う…」魔界は魔界でも魔界村だ!
ダイヤ・ハート→アリスさん「魔界最大の都市・パンデモニウム。……ここに、小さい頃私が住んでた家があるんだけど」
スペード・クラブ→星「魔界地方都市・エソテリア。……ここに、かつて聖が拠点としていた住居がある筈です」
クラブA→一同「シ〜ン……」しまった! 誰も魔界について詳しくない!

120 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 23:22:08 ID:???
★問われる魔界知識→ スペードQ


121 :森崎名無しさん:2018/01/14(日) 23:28:53 ID:???
JOKERなら有馬とか阿佐とかが加入しそう(CAPCOM感)

122 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 23:33:17 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでです。
ちなみに原作東方星蓮船で星たちが向かっていたのは法界(魔界の中の一区画)であり、
作中でも魔界(法界上空)としか書かれてないので、
魔界にエソテリアという地方都市があるってのは創作です。(曲名から引っ張って来ただけ)
パチュリーの居る紅魔館の図書館の名前をブワル魔法図書館にしてるのと同じです。

ところで、今東方の人気投票が開かれています。
http://toho-vote.info/

もし当スレを見て興味を持って頂ければ、鈴仙等に投票して頂ければ嬉しいです。

>>121
JOKERなら鈴仙の服がはじけとんでましたね。

123 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:27:05 ID:???
★問われる魔界知識→ スペードQ ★
スペード・クラブ→星「魔界地方都市・エソテリア。……ここに、かつて聖が拠点としていた住居がある筈です」

静まる一同の中で手を挙げたのは、やはり星だった。

星「前にも少し話しましたが、私とナズーリンはかつて、聖を探し、その封印を解く為に仲間達と共に魔界を旅していました。
  ――その途中で、霊夢さんや魔理沙達にとっちめられたのですがね」

鈴仙「(私の時は、まあ。姫様を屋敷に隠すって目的があったけど。
    星ってば、ただ白蓮さんを探してるだけで因縁付けられたんだ……可哀想)」

星「とにかく。……その時に魔界の一部を見ているので、ある程度の土地勘があります。
   今回はまず、そこを目指そうと思っています。具体的には――」

そう言いながら、彼女は甲板の地面に大きな地図を広げた。
世界地図と似ているようで似ていない、様々な大陸が混在している、
輝夜が良くやっていたロールプレイングゲームの地図は――恐らく、魔界の全図なのだろう。
星は手に持つ錫杖で、その広い地図の中の隅の方にある、小さな大陸。その中心部にある盆地を指した。

星「エソテリア。付近に法界……悪しき魔力が入り込まぬ聖域を擁する、小さな地方都市です。
  人口はおよそ50万。魔界最大の都市にして、魔界神のおわしますパンデモニウムから、
  海を挟んで、距離にして5,000ラール――私達の単位で言うと、およそ25,000キロ。
  中央の政争も聞こえぬ、自然と文明が調和した長閑な地ですよ」

124 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:28:31 ID:???
穣子「へぇ〜。何かワクワクして来たね、一樹君! 私達、これからファンタジーの世界に行っちゃうんだよ!」

反町「(俺からすると、幻想郷の時点で大分ファンタジーの世界なんだけど……)」

パチュリー「質問だけど。そこにはきちんとした、サッカー設備があるのでしょうね。
       書物の知識では、魔界は全体的にサッカーが浸透していないとあるけれど」

ナズーリン「問題は無いと思う。確かに、中央都市であるパンデモニウムよりも、エソテリアは後進的だ。
        けれど魔界は全体的に、我々の世界よりも魔術を活かした科学が進歩しているし、生活水準も豊かなんだ」

コーチ「ま。ここにおっても、ストリートサッカーとバーのアルバイト位しかできんがのぉ……ホッホッ」

鈴仙「(コリンチャンスは圧倒的に貧乏だものねぇ……どうなのよ、サッカーコートも無いクラブチームって。
     アヤソフィアが加入時のお礼で遺してくれた、大会期間中の生活費も底をつきそうだし)」

さとり「住居に当てはあるのですか? 最悪、この聖輦船で暮らす事が出来るとは言え。
    やはり、これから魔界カップまでの時間を過ごすならば、相応の拠点は必要です」

さとりの的確な質問に対し、星は少し間を置いて答える。

星「かつて聖は、妖怪との共存を望んでいました。しかし、彼女と同じ人間によって、
  その思想は邪悪だと断罪され。先程述べた魔界の聖域――法界に封印されていました。
  しかし、その境遇を憐れんだ魔界神様が、時たまに恩赦として封印を緩め。
  暫くの間は、法界近郊の都市・エソテリアにて居を構え暮らす事をお許し下さったのです。
  ……今は人が居ない、その邸宅を借りれればと考えています」

125 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:29:32 ID:???
さとり「成程。サッカー設備も、住居の当てもあるという事ですか。
    貴女達、メキシコ派遣組が魔界カップが始まるに先んじて、魔界への移動を提案した理由が分かりました」

にとり「ま、私は一刻も早く、自分で直した聖輦船に乗ってみたいだけだけどね!」

アリスさん「……………」

静葉「どうしたの、アリスさん。何だか神妙な顔をしているけれど……」

アリスさん「!? べ、べべベ別に! 何も無いわ! 私と魔界には、なーんの繋がりも無いのよ! オホホ!!」

静葉「そう……なら良いけれど……」

アリスさん「オホ、ホ……(なら良いけど、じゃないでしょぉ……? ここは誰がどーみても、
       私と魔界との、のっぴきならない因縁を疑ってしかるべきでしょぉ……?)」

冷静な静葉はアリスさんのワケあり感を見事にスルーしたところで、一同に更なる質問は無くなった。


にとり「さあ、さあ! 座標はこれで確定したし、もう質問タイムはこれで良いだろー!
     ほらほら行こうよ〜! 私ゃ早くこの船を飛ばしたくてウズウズしてるんだよ〜!」

ナズーリン「全くもう、こいつと来たら……子どもじゃないんだからさ、しっかりしなよ」

佳歩「でも、私もワクワクしてきました。魔界って、どんなところなんでしょう……!」

つかさ「昔に八意様から聞いた話では、魔法使いのメッカであり、
     幻想郷よりも遥かに高濃度のエーテルが漂っていると聞くわ。
     弱い人間や妖怪では、息をするだけでも体調を崩すと言うけれど……」

てゐ「――ま。あんたらもそこは、アルゼンチンの修行やらなんやらで鍛えこまれたしね。心配ないと思うよ〜」


126 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:30:52 ID:???

反町「お、俺、大丈夫なのか……? そんな所行っても」

パチュリー「それが不思議なのよね。あんたは普通の人間だと思っていたけれど。
       調べてみると、強い毒の魔力を感じるのよ。まるで魔術師か何かみたいに……」

穣子「それがなくても、私達の信仰ラブパワーがあるから大丈夫だよっ!! ……たぶん」

――そして、いよいよ一行は出発の時を迎える。

コーチ「鈴仙。……思い残した事は無いかの。タルの中は調べたか?」

鈴仙「はい。……でも、タルの中を調べるのは、どっちかって言うと船から降りる時のような気が」

鈴仙はコーチと並んで、甲板の柵に立ち。サントス港の波止場で手を振ってくれる、
元々のコリンチャンスメンバーとの別れを惜しんでいた。

ライア「レイセン! 俺達はお前の事を忘れないぞー!」

ミャージ「コーチ! レイセン! 後は任せろー!!」

ニータ「コリンチャンスはこれからが再出発だ! 今度は俺達の手でリオカップに優勝してやる!」

鈴仙「ライア君……ミャージ君にニータ君まで……」

特に別れを惜しんでくれたのは、リオカップ前に急成長し、リザーバーとしての出番の多い三人だった。
彼らは戦友との別れに涙を浮かべながら、しかし前向きに戦う事を決意してくれる。
……鈴仙が驚いたのは、コリンチャンスのメンバー以外にも、この場で手を振ってくれる者が居た事だった。


127 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:32:38 ID:???
メオン「次は負けん……! 『マインドスパークルマイン』で来い! レイセン!」

鈴仙「(メオン君……グレミオ戦では負けてボロボロに叩かれた彼も、前を向いているんだ)」

ザガロ「くそったれーーーー! この俺達サントスを無視して魔界に行くなど許さんぞーーーー!!」

ディウセウ「オラ達もこれから、カイオー様って人の所に行って修行するんだぞーー!
       次はぜってー、負けねぇからなーーーーー!」

ブローリン「カグロットォォォオオオオオオオオオオオオオーーーーーッ!!」

鈴仙「(ザガロ君、ディウセウ君。それからスウェーデンのブローリン君。サントス戦は本当酷かったわよね……
     ……でも。まあ、あれも良い思い出……ではないわね。ガレリ君とか、しれっと殺されてるし)」

カルロス「噂を聞いたんで駆け付けて来たぞ、レイセン! 君は俺のトモダチだ。またサッカーをしよう。
      今度は俺と、君と、アルツールと。そして……アーサーお姉ちゃんとの四人でだ!」

鈴仙「(カルロス君……。フラメンゴ戦ではライバルだったけれど。
    その後、アーサーお姉ちゃん――アヤソフィアとの因縁を通じて、私達は交流を深めたんだっけ。
    あのブン屋。今頃何やってるんだろう……)」

エベルトン「ケッ! なーにが魔界だ、あのクソガキめ! この俺様に土下座してれば今頃、
       パルメイラスで有り難く扱いてやったのによ、勿体ねえ事しやがって!
       しかもあんの老いぼれまで、何考えてやがるんだ! ……二人で仲良く勝ち逃げしてんじゃねえよ。
       もう一遍、コリンチャンスを率いて、俺達と戦うべきだろうがよォ!」

コーチ「(エベルトン……我が友よ。君はレイセンと共に、腐っていた私に檄を入れてくれたな。
     過去の手術ミスで、君の妻と娘を奪った罪は忘れないが。
     ……せめてもの罪滅ぼしを、この少女に対して行いたいんだ。許してくれ)」

128 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:35:44 ID:???
ネイ「れ、レイセーーーーンッ!? なんで行っちゃうんだよ。俺とのデートの約束はーーーッ!?」

鈴仙「そんなモン、約束してないっつーーの! もうっ……!」

トニーニョ「まあ、気を落とすなよネイ。お前だって解ってるだろ? 彼女が喜ぶのは、甘い囁きじゃないって」

ネイ「ああ。分かってるよ……レイセーーン! 俺達ブラジル代表も、4月の『幻想スーパーJr.ユース大会』に出るんだ。
   その時こそ! 君が惚れてしまうようなプレーを連発するからなーーーっ!」

鈴仙「はいはい……(でも。ネイ君との交流は私にとっても貴重な経験だったのは確かだし。ま、期待してるわよ……!)」

新田「鈴仙さーーーーん! 見ていて下さい! 俺、絶対強くなります!
    そして、鈴仙さんの代わりに姉御を……妖夢さんを、見つけ出してやりまーーーす!!」

鈴仙「(新田君……ありがとう。サンパウロとの決勝戦前。貴方とやった練習は、掛けがえの無いものだったわ!)」

――鈴仙達の出立は、いつの間かにか彼女のライバル達にも情報が洩れていた。
コリンチャンスメンバーと勢ぞろいでサントス港へと向かう鈴仙達を見て、
彼らはこっそりとその後を付けていたのである。全ては、良き好敵手を見送るため。


129 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:36:45 ID:???
星「さあ乗員の皆さん! 我らが聖輦船は……魔界に向けて間もなく出発します!
  5! 4! 3! 2! ……テイク・オフでーーーーーーーーーーーす!」

惜別の時は長くは続かない。
ハイテンションに機器類を制御する星の声を背景に。

フワリ……!

鈴仙達一行を載せた船は、魔法と科学の力で海から僅かに浮き上がり。

ゴ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

鈴仙「みんな、さよなら……! またね……!!」

そしてそのまま……青空高くへと飛び上がる。ブラジルでは1月末は真夏。
しかし、風は涼しく、何より空が美しい。気付けば、あれだけ別れを惜しんでいたライバル達は、
もう豆粒のように小さくなってしまっていた。

にとり「軌道が安定するまで、このまま高空を300キロ程飛んでようか。
    それで、高度が10000メートルまで行ったら……!」

パチュリー「魔界へのワープ魔法の回路を起動させる。それで良かったのよね」

にとり「イクザクトリー! うっひゃ〜! こんな凄いマシンを操縦できるなんて夢みたいだー!」

さとり「どちらか言えば、高度なマジックアイテムに近い気がするけれど。これは果たしてマシンと言えるのでしょうか……」

お燐「まあまあ、さとり様。空飛ぶ乗り物はホラ。やっぱり、男の子のロマンじゃないですか。分かって下さいよ〜」

さとり「あんたもそこの河童も、女の子でしょうが……」

130 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:38:03 ID:???

反町「ひ、ひいいっ……!? た、高いー!? 酸素が薄いー!」

静葉「(肝心の男の子は震えあがってるわね……無理もないけれど)――反町君、私の手を取って。そうすれば怖くないわ」

穣子「って、ちょーーい! 何お姉ちゃん、一樹君に猛接近してるのー!?」

アリスさん「魔界……。まさか、帰って来る事になるとはね……」

つかさ「(――石崎了。先のサンパウロ戦で見せた彼のプレーは私に似通っていた。
      しかし、全てにおいて、彼は私を上回っていた。……私は、もっと上を目指さなくてはならない!)」

てゐ「大丈夫かい、佳歩ちゃん。怖くない?」

佳歩「……正直、足が震えます。でも、怖いとは感じません。だって、夢だったんですもの。
    こうして私も、鈴仙さまやてゐ様と肩を並べて。つかさちゃんも傍にいて。
    それで、一緒に大きな敵と戦うって事が……!
    ――本当は、霞ちゃん。Cちゃん。Dちゃん。Kちゃんとも一緒に戦いたかったんですけど」

てゐ「なーに。別に今から死にに行く訳じゃないんだ。帰ってから、良い土産話にしちゃおうじゃないか。
    ……もっとも、あいつらも黙ってお家で留守番してる訳じゃないだろうけど。
    CちゃんやらDちゃんは、アルゼンチンでも戦ったワケだしね」

星「ナズーリン。……私は実は、まだ怖いんですよ。自分の実力が、果たして本当に世界に通用するのか。
  私は本当に、寅丸星として、命蓮寺の希望になれるのかどうか」

ナズーリン「……知ってる。ご主人様は隠し事がヘタだからね」

星「むう。そんな言い方しなくても良いじゃないですか。それに、ナズーリンだって。
  出発の前夜は緊張して眠れないって私の部屋に押しかけて――」

ナズーリン「はいちょっとストップ。――これ以上語ったら、死ぬよ?」

131 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:39:10 ID:???
仲間達も船室から飛び出して、鈴仙と一緒に空の青さに溶け込んで。
強い風に髪の毛を思いっきりなびかせながら、思い思いに仲の良い友人たちと
これからの戦いに想いを馳せたり、純粋に今を楽しんでいたり、いつも通り雑談をしたりしている。

コーチ「鈴仙よ。ワシはお主のかつての師匠のように、お主を導いてやる事は出来ん。
     じゃが……年長者として、見守る事は出来る。……具体的には、そうじゃの。
     トイレのゴミ箱にピンホールカメラを仕掛けたり、シャワーの、給水口に……こう、セットしたりとか」

鈴仙「それは見守りじゃなくて盗撮だー!? 流石に通報しますよ!?」

コーチ「……と、言うのは冗談としても。これからの戦いが厳しくなる事は確かじゃ。そんな時、ワシは頼りにならん。
     じゃから。その時は仲間を頼るのじゃよ。……これはワシの勘じゃが。
     鈴仙達の勝利は、ここに居る、14人の仲間達との絆にかかっている。そんな気がするのじゃて」

鈴仙「絆……ですか」

コーチ「左様。絆じゃ。それは功利主義により、往々にして一笑に付されるが、決して侮るべきものではないぞ」

鈴仙「はい……(絆。……絆、か。確かに、先のサンパウロ戦。私達は最低限の信頼こそあれども、
    基本的には各国から合流して来たばかりの急造チームだったのかもしれない。だから、勝てなかった。
    ……そう、考える事も出来るのかもしれないわね)」

魔界へのワープを間近に控え、大空高く飛んだ鈴仙に対し、コーチはそう諭す。
絆。鈴仙はそのある意味では夢想的で理想主義的な都合の良い言葉を。何度も心の中で繰り返した。

鈴仙「(今はまだ、結束したての15人の新チームだけど。……でも、私はこのチームを大事にしていきたい。それは確かだ)」

ここに居る鈴仙の仲間達は、リオカップの敗北や、プロジェクト・カウンターハクレイからの離脱という困難を受けても尚。
鈴仙の為に涙を流し、鈴仙の為に立ち上がってくれた、掛けがえの無い友人達である。
ならば――と。鈴仙は青空を肌に触れて感じながら、思う。リオカップは終わりではない。

132 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:40:28 ID:???



鈴仙「(次の魔界カップ、必ず勝つ。そして……皆でもっともっと試合をして、強くなって……笑い合うのよ!)」

新チーム・リトルウイングズの戦いは。今ここに始まったばかりなのだと。




133 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/15(月) 23:50:20 ID:???

                    ――光を失って、視えたものがある。

                  ――光を失っても、失わなかったものがある。

              希望の光は暴風によって打ち砕かれても、しかし決して消えなかった。

            少女は、暗い絶望を歩ききり、その結果、天の果てにある希望を見出したのだ。

              それは決して容易な事ではない。それは誰にでも出来る事ではない。           

              しかし、そんな少女を称える者は居らず。更なる試練を以て迎えられる。

                  しかし、もはや誰も、彼女を絶望させる事は出来ない。

     彼女は全てを失い。にも拘わらず不変なる絆の欠片を、既にその手に握っているのだから――。


                         鈴仙奮闘記 第二部 第三章

                          リオカップ&海外修行編

                                  完

134 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:02:18 ID:???


〜聖輦船・船室〜

ゴオオオッ……。

パチュリー「さて鈴仙。貴女にこのノートを渡して……と。御免なさいね。今の貴女は目が――」

鈴仙「いえ、大丈夫です、パチュリーさん。集中して手で触れれば感覚で、何が書いてあるか分かりますから」

パチュリー「……そりゃあ、私だって魔力を手繰り寄せれば似たような事は出来るけれど。
       しょっちゅうそんな事をしているんじゃ、妖力のコントロールが大変でしょうに。
       良ければ、私が読んであげるけど」

鈴仙「本当に大丈夫ですって。それに、これも修行だと思えば! え〜っと、何々……」

パチュリー「やれやれ……。とんだ修行バカね」

外では空間を突き破る際に生じる轟音が生じているのを聞きながら、鈴仙はパチュリーに呼ばれ、
各々のメンバーに割り当てられた船室に来訪していた。

パチュリー「魔界への空間移動は数時間はかかる。だから今の内に、選手兼コーチとして、
        現時点での戦力状況を、貴女に説明しておこうと思っただけなのだけどね……」

パチュリーの目的は現状分析にあった。リトルウイングズの面々は各国で修行を積んだため、
幻想郷に居た時とは比べ物にならない程に強くなっている。
しかし、彼女達の個人技は未だ拙く、世界を相手取るには物足りない――パチュリー自身も、自身をそう評している
――と考察している為、パチュリーは鈴仙の療養中の時間を使ってデータを分析。
現時点でのメンバーの寸評をノートに記していたのだった。そのノートには、こう書かれている。

135 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:09:37 ID:???
評価基準一覧
突破力:ドリブルとパスを用いた、ボールを前に運ぶ能力。両方上手ければ当然評価は良い。
得点力:地上空中を問わないシュート力。燃費は考慮外とした評価。
ボールカット:タックルとパスカットを使い中盤でボールを奪う能力。便宜上突破力の対義的評価。
ゴール前:ゴール前で何が出来るか、の評価。要はブロックとクリアの上手さ。
スタミナ:読んで字のごとく。技の燃費などは考慮していない。

S:世界屈指。これ以上を求めるのは非現実的。
A:世界トップクラス。ここまで行けば十分に長所と言えるだろう。
B:世界標準クラス。幻想郷ならトップクラスと言えるが、世界で勝つには厳しい。
C:世界下位クラス。幻想郷では標準上位クラスであっても、世界では一山幾ら。
D:世界最下位クラス。幻想郷でも物足りないレベルだろうが、世界では使い物にならない。
E:完全に使い物にならない。お話にならないレベル。

鈴仙「この評価基準は……お師匠様が、全幻想郷選抜大会の時にやってたのと同じだ!」

パチュリー「多分だけど、全く同じじゃないわ。……私は今回、幻想郷の水準じゃなくて、
       世界全体の水準を基礎としてデータを作ったからね。
       いい機会だからハッキリ言うけど、幻想郷のサッカーが外の世界のサッカーより優れてる……ってのは、思い違いも甚だしい。
       むしろ、魔法や妖術を使わず、純粋な技術のみを高めた選手達の方が、
       幻想郷の下手な選手よりも高いセンスを持つと私は考えるわ」

鈴仙「それは……分かります。実際リオカップでも、ブラジルのサッカーレベルの高さを実感しましたから」

パチュリー「多分魅魔達は、そうした思い込みを排除する為にも、私達を海外に派遣したのでしょうね……。
        で、本題に戻るけれど。この評価基準、あんたが昔見た基準よりも、低く評価が出てるかもしんないけれど。
        それはあくまで、基準の平均値が世界に合わせて高くなったからだって事を、最初に付け加えるわね」

そう先に述べてから、パチュリーはページを一枚捲る。1ページ目には、FWの選手の寸評が書かれているようだった。

136 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:35:34 ID:???
FW
鈴仙
突破力:B 得点力:S ボールカット:C ゴール前:C スタミナ:S
備考:インビジブルデューパー等の連携技を考慮しない場合、得点力はA相当。
   失明のハンデがあっても充分に強力なFWだが、欲を言えばシュート以外が物足りない?

反町
突破力:B 得点力:B ボールカット:C ゴール前:C スタミナ:A
備考:バランスの取れた優等生FW。パスセンスは並のMF以上だが、パスカット等守備はやや軽い。
   トップ下やSH等としても起用でき、FW陣の中では一番柔軟に使える。秋姉妹との連携にも注目したい。


突破力:C 得点力:A ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:A
備考:タックルでボールを刈り取り、強烈なミドルやダイレクトを撃てる典型的CFW。
   突破力にやや不安が残るのが弱点。高いタックル力を生かしてリベロやサイドバックに配置するのも手か。

佳歩
突破力:A 得点力:A ボールカット:C ゴール前:E スタミナ:A
備考:守備がやや軽い反面、FW中随一のドリブル力を誇る他、一対一シュートや強力なダイレクトを持つ。
   鈴仙の最強シュート『真実の友情』のキーにもなっている事も大きい。SHとしての起用も可能。

137 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:36:49 ID:???
パチュリー「まずはFWだけど……正直、この面子はかなり贅沢ね。4人いるけれど、
       全員が全員。良い意味で個性があり、それぞれが独自の強みを持っている。
       
       まずは鈴仙、あんた自身だけど……。私が監督だとしたら。失明のハンデがあっても、
       私は貴女を第一のFWに推すわね。理由は勿論、強力な連携シュートよ。
       それだけじゃない。大技は無いけれど、あんたのパスやドリブルはそう悪くないもの。
       FWとして、必要最低限以上の能力は備わっていると思うわ。欲を言えば……
       ポストプレイとかボールカットとか。シュート以外にもう一つ、大きな武器を身に着けて欲しいけどね。

       まずは反町一樹。彼はFWでは鈴仙の次に総合力が高い。
       故に、FWで無くとも前衛であれば、どのポジションに置いても万遍無く輝ける……いや。
       最低限以上のタックル力を有し、パスセンスに優れた彼ならば、ボランチであっても活躍出来るかもしれない。
       シュートの爆発力では他の3人に遅れを取るけれど、この柔軟さは他の3人には無い特徴かしら。
       弱点は、ドリブルがあまり上手くない所と、全体的に中途半端な所かしら。高い水準での中途半端ではあるけど。

       次に寅丸星。彼女はお手本のような優秀なCFWよ。単独で撃てるミドルシュートの爆発力は、
       他の3人の誰よりも優れているし、タックル力の高さもDF顔負けで頼り甲斐があるレベル。
       それこそ、リベロに置いても活躍が見込める程にね。後はダイレクトも優れている。
       弱点は、ボールキープ力がFWにしては今一つなのと、基本的にCFW以外の居場所が無い事だけど。
       ……ドリブルをちょっと鍛えれば、サイドバックに置くのもありかもね。

       総合力では4番手の因幡佳歩だけど、彼女はドリブル力の高さで、他のFW達とは一線を画しているわ。
       永遠亭ルナティックスでも、チームの切り込み隊長として彼女が重宝されてたけれど。
       世界を舞台にしても、その役割は充分担えると思う。しかも、昔と違ってドリブル一芸でなく、
       爆発的な威力のダイレクトシュートも身に着けている。……それと、パスカットも案外上手いから、
       サイドハーフとしても運用できる。弱点はフィジカルの軽さ。そして、ミドルシュートが貧弱な所かしら」

鈴仙「成程……確かに、誰をどう使えば良いか、凄く迷いそうです」

パチュリー「まあ、嬉しい悲鳴ではあるのだけどね。……それはMFも同じよ」

ページを捲る音が聞こえる。意識を凝らしてみると、次のページにはMFの選手の寸評が書かれていた。

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:41:39 ID:???
MF
パチュリー
突破力:S 得点力:A ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:A
備考:世界屈指のレジスタだが、必殺シュートやポストプレイを活かした、FWとしての起用も可。
   弱点のフィジカル不足の解消や、パス・ポストプレイにおける分野に伸びしろがある。

アリスさん
突破力:S 得点力:C ボールカット:A ゴール前:D スタミナ:B
備考:能力的には第二のゲームメイカーやボランチを任せたいが、紆余曲折の結果ドリブルに特化している。
   感性を磨けば、突破力や得点力が更に成長するかも…?

静葉
突破力:A 得点力:D ボールカット:B ゴール前:D スタミナ:B
備考:静謐でテクニカルなドリブルとパスに定評。また、タックルも強く、小粒ながらも
   トップ下・ボランチ・SH・SBに万遍なく適正を持つ。穣子や反町との連携も強い。

てゐ
突破力:A 得点力:C ボールカット:C ゴール前:E スタミナ:B
備考:他の追随を許さない必殺パスや、鈴仙との連携シュートで光る存在。守備面では基礎力不足が露呈しがち?
   ボランチやSHが適正だが、強力な一対一シュートを活かしたWGも可?

139 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:46:57 ID:???
パチュリー「まずは私自身だけど……。まだまだ、世界を前にやれる事があると考えているわ。
        ドリブルはあまり伸びしろが無いかもしれないけれど、パスについてはまだまだ発展途上と思ってるし。
        それと……フィジカル不足――喘息を止める魔法・フォトシンセシスの影響なんだけど。
        それの克服も必要ね。それが出来れば、FWとして、ポストプレイヤーにもなれると思ってるわ。
        ……もっとも、豊富なFW陣を前に、私がわざわざFWになる理由は無いかもしれないけどね。

        次はアリスさんね。同じ魔女として認めるわ、彼女は優秀なゲームメイカー……で、あったと。
        一体何が起きたのか知れないけれど、どこかの天パ宜しくドリブルに特化しちゃって……
        ただ、その技術が世界屈指レベルに限りなく近いってのは、本気を出した彼女らしいけどね。
        アリスさんには二つの道があると思うわ。即ち、幻想郷時代の冷静なゲームメイカーと戻るか。
        それとも、独特の感性を磨ききり、爆発的な突破力と得点力を誇るトリックスターに目覚めるか。

        秋静葉。私とアリスさんの影で目立たないけれど。彼女もまた優秀なMFよ。
        ドリブルもパスも上手いし、タックルの腕もチームでは有数クラスで、単体でも中々の物。
        これに加えて妹の穣子や恋人?の反町との連携プレーで強化されるのだからね。
        弱点は得点力が低く、トップ下は任せられないところだけど。お得意の連携を鍛えれば変わるかも。
        『オータムスカイラブ』を攻撃でも活かせれば、彼女達の使い方はガラリと変わると思うわ。

        因幡てゐは総合力ではこの中で劣るけれど……でも、彼女を要らないという奴は居ないでしょうね。
        なんせこいつは、鈴仙の最強シュートの鍵を担っている最重要人物なんだから。
        それを差し引いても、『エンシェントデューパー』の威力は反則的だし、『ロビングシュート』で点も取れる。
        それに、ボールキープにタックルやパスカットも、ある程度はこなせる。概ね理想的なMFと言えるわ。
        ただ……、基礎力の不足は立派な弱点よ。今のままでは、強敵に力負けする機会が増えるわね」

鈴仙「(こうして見ると、パチュリーさんとアリスさんがOMF寄りで、静葉さんとてゐがDMF寄りなのかな。
    ただ、パチュリーさんやアリスさんはFWにもなれるし、てゐがWGになるのも悪くない。
    前のリオカップでも、静葉さんはサイドバックとして、ボールキープに穣子との連携に活躍してたから、
    FWのポジションは流動的になりそうね……)」

パチュリー「……次はDF。ここのポジションが一番数が多くて、五人居るのよね。
       ただこっちは、CB向きが3人にSB向きが2人と、あまりポジションの流動性が無いのが特徴かしら。
       ……じゃ、ページ捲るわね」

140 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:48:11 ID:???
DF
慧音
突破力:B 得点力:E ボールカット:S ゴール前:A スタミナ:A
備考:世界屈指に限りなく近いCBとして成長したが、ブロックの大技が無いという大きな欠点がある。
   DFリーダーとしての指揮力も磨きたいと思っているようだが…?

お燐
突破力:B 得点力:D ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:C
備考:サイド際に居る場合は、全評価を1ランク上として考える。
   サイド際ならWG、SH、SBどこでも出来る万能選手だが、中央に居ると全てが中途半端。

穣子
突破力:E 得点力:E ボールカット:B ゴール前:A スタミナ:A
備考:中々高水準のCB。静葉や反町との連携があればもっと強くなるが、攻撃力は皆無。
   オータムスカイラブを発展させれば、CB以外の活用法が出て来るかも?

つかさ
突破力:D 得点力:E ボールカット:D ゴール前:S スタミナ:S
備考:シュートをブロックで受け止める事のみに特化した選手。疲労を感じさせないド根性を持つ。
   総合力は低いがブロック力はDF陣トップのため、彼女の存在感は大きい。

ナズーリン
突破力:B 得点力:E ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:A
備考:メキシコでドリブルとタックルを大きく鍛えたが、パスカットやブロックもある程度出来るため、
   DFに置いていても決して腐らない。運び屋やタックラーが欲しい時には重宝する。

141 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:55:29 ID:???
……と、言ったところで超中途半端ですが、明日があるので今日はここまでにします(汗)
キャプ森本編でも、こうした能力評価があるのってワクワクしませんでしたでしょうか?私はしました。
そんな訳で、すみませんがもう少しだけお付き合い頂ければ幸いです。

今後の予定ですが、

@パチュリーによる現時点での選手の紹介 ←今ココ
 ↓
A魔界着、ちょっとイベントと第四章のスケジュール紹介
 ↓
B紅白戦(モブ選手等を交え、9vs9くらいでやる事を検討中。鈴仙の失明状態の仕様もここで明確化)
 ↓
C練習・自由行動選択開始

……と、言った風に進行したいと思っています。
質問があれば、ネタバレにならない範囲でお答えしたいと思います。
本日もお疲れ様でした。

142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:38:37 ID:???
更新再開します。

今見てみると、能力評価ですがパチュリーとアリスさん(と静葉)の突破力がちょっと過大だったかもです。
パチュリー・アリスさんは突破力A。その二人に一歩劣る静葉は、突破力Bが妥当かと思いました。
パチュリーはパス技を覚える、アリスさんはファンタジスタに覚醒orドリブル技4/4発動orパスもっと強化
くらいが、突破力S相当だと思います。

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:39:57 ID:???
パチュリー「まあ、選手一人一人の細かい特徴は備考欄を見て貰うとして、なんだけど……。
        さっきも言った通り、DFは各選手の特性がハッキリと分かれているから分かりやすい。
        そして何より、慧音という明確なディフェンスリーダーが存在する事が大きいわね。
        彼女はCBしか出来ないしさせるべきで無いけれど。タックル、パスカット、ブロック、クリア。
        DFとして必要な能力が全て高水準で纏まっているわ」

鈴仙「随分と推しますね……」

パチュリー「まあ、私もイタリアで彼女の成長は見届けているしね。身内びいきがあるのかもしれないけど。
       ただ、ブロックに大技を持たないという点だけは気がかりね。
       少し時間を取って練習すれば、問題なく解決するとは思うけれど……」

パチュリーは一拍置いて、他の選手の特長を雑駁に話し出す。

パチュリー「逆に、慧音以外の4人は小粒揃いになるかしら。
       お燐はちょっと特別な選手ね。サイド限定では頼もしいけれど、中央では並の選手になってしまう。
       彼女だけは唯一、DF以外にもSHやWGとしての起用が可能よ。
       必殺シュートも持っているから、少し鍛えれば、コーナーキックの奇襲とかも出来るようになるかも」

鈴仙「(なんかリオカップだけ見てると、サイドよりも中央の方が頼れそうな気がしたんだけどなぁ……)」

パチュリー「穣子は、慧音を一回り小さくしたようなスイーパーね。ただ、ブロックは現状では慧音を上回って、
       チームNo.2の実力者でもある。ボールキープの弱さで不安は残るけれど、
       静葉や反町を近くに置けば、弱点をフォローしつつ、強力な連携技で守備力を更に高める事が出来る。
       単独でも起用に足り得るけれど、やはり彼女の持ち味は、連携による爆発力でしょうね」

鈴仙「ナズーリンはどうでしょうか。話を聞くに、メキシコでドリブルとタックルを磨いたようですが……」

パチュリー「ナズーリンね。私もあんたが入院してる時、データ測定の為にも一緒に練習したけれど。
        一芸特化という印象はあまり無かったわね。ドリブルとタックルは元々苦手だったんでしょう、
        充分上手いし世界でも上位だとは思うけれど、それぞれ屈指レベルの選手には敵わないでしょうね。
        でも、彼女は元々パスカットやブロックで多彩な技を持っているから、他の分野も広くこなせるわ」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:41:14 ID:???
パチュリー「そんな彼女とは逆とも言えるのが、因幡つかさね。彼女の総合力はチームで最下位。
       一応ボールキープやタックルも出来ない事は無いけれど、世界ではほぼ使い物にならない。
       だけど……彼女はことブロックとスタミナにおいて、他の選手の追随を許さない。
       現時点でも決して侮れない選手だし。もしも他の分野も鍛えれば、
       慧音に次ぐ、第二のディフェンスリーダーともなり得るわね」

鈴仙「慧音さんが守備の中心になるとして。CBには連携の穣子と、ブロック特化のつかさ。
    SBには変幻自在のお燐に、広く仕事をこなせるナズーリンが居るって事ですね」

パチュリー「そういう事。選手の格としては慧音が抜きん出ていて、穣子とお燐が続く。
       そして、つかさとナズーリンはその後を追うって感じだけど。
       格の低い選手にもそれぞれの強みがある。決して、足手纏いにはならない筈だわ。
       さて、最後にGKの二人だけど……これも、中々悩ましい二人ね」

パチュリーは次のページを捲る。最後はGKの二人、さとりとにとりの二人の評価が載っていた。

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:43:18 ID:???
GK
さとり
セーブ力:B 一対一:S 飛び出し:S
備考:シューターがPA内に居る場合は、セーブ力を2ランク上として考える。
   PA内では天下無敵のGKだが、ミドルシュートに滅法弱い。試合に応じて、にとりと使い分ける必要がある。

にとり
セーブ力:A 一対一:A 飛び出し:B
備考:機械の力で高水準なセービングを繰り出せるし、一対一もさとり程ではないが上手い。
   燃費の悪さが最大の弱点のため、前半に使うだけ使いきって、後半はさとりに交代させるという手もある。

パチュリー「PA内での安定感だけを言えば、古明地さとりを選ばない理由は無い。
       PA内で彼女の守るゴールを破れるのは、それこそ、同じく世界屈指の選手しか居ないのだからね。
       ……だからこそ。リオカップ決勝でチェザーレ・ストラットがPA内で彼女からゴールを奪ったのは心底驚いたわ」

鈴仙「(逆にパルメイラスのサトルステギ君あたりは、大分攻めあぐねいていたものねぇ……)」

パチュリー「ただし……。彼女にはミドルシュートに弱いという大きな欠点がある。PA内ギリギリの場所。
       バイタルエリアで放たれたシュートに対しては、彼女の実力は一流半と言ったところ。
       まあ、それでも並のGK以上に強いんだけど。ああ、それと……。不安定な想起技を除けば、燃費が良いのは長所ね」

鈴仙「で。さとりさんとは逆にミドルシュートに強いのが、にとりになるって事でしょうか」

パチュリー「その通り。彼女は古明地さとりに無い大きな武器――いつでも発動できる、爆発的なセービング技を持っている。
        しかも、元々の素養があったからか、一対一もさとり程で無いにせよ優秀だし、飛び出しも出来る。
        ――セービング、一対一、飛び出し。その全てが大技だから、すぐにガス欠になるという明確な欠点があるけれど」

鈴仙「さとりさんはPA内に強いしスタミナはあるけれど、PA外からのミドルシュートに弱い。
    にとりはPA外からのミドルシュートには強いし、PA内も決して弱くは無いけれど、スタミナが無い。
    ……それぞれの長所と短所が、見事に食い違ってますね」

パチュリー「……このチームに、絶対的な正GKは存在しない。この二人のどちらをどう使うかは、悩み所になり続けると思うわ」

146 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:44:33 ID:???

――そうして鈴仙とパチュリーが、今後の戦略について議論に花を咲かせている内に……。

アリスさん「はぁ、はぁ……。疲れたわ……。でも、無事に……魔界に着いたわよ……!!」

パチュリーの分も魔法的な調整作業を担ってくれていたアリスさんが、肩で息をしながら部屋に入って来る。
紫の魔女は「ご苦労様」と無感情にかつての友人を労いつつ。

パチュリー「……私、魔界って行った事無いのよね。本で見ただけで」

そう言い残して、一人そそくさと甲板へと向かっていった。……ひょっとしたら、地味に楽しみだったのかもしれない。

アリスさん「鈴仙も行きましょうよ。魔界の空気はエーテルに満ちている。人間にとっては害をなす瘴気だけど。
       私達のような人外の物にとっては、とっても有益な物質だもの。一緒にエーテルの風を浴びましょうよ!」

アリスさんは、残された鈴仙の手を引いて、甲板まで介助してくれる。
鈴仙はその気遣いに甘んじて、船の外。甲板に繋がるドアを開いて――。

ゴオオオオッ……!

鈴仙「――暖かい。でも、涼しい……!」

盲目による暗闇を蒼く照らすような、心地よい風を感じた。


〜魔界・法界上空〜


青い雲に赤い空。赤い海。……夕暮れ時の海の中に潜り込んだような絶景が、甲板の外一面に広がっていた。



147 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:46:01 ID:???
佳歩「う、うわぁ……! サンパウロに居た時は、昼過ぎだったのに……!」

星「――魔界の空気は赤いんです。これは、空気の中に、酸素の他に魔力素が多く含まれているから……と聞きました。
  だから、今はお昼時でも、空だけは夕方みたいに赤く見えます。……ただ、暗くはありませんよ。
  昼でも青白く発光する植物が、エソテリアの近辺には沢山生えていますから」

ナズーリン「この辺りは……エソテリアから少し、法界よりに来てしまったみたいだね。
       おーい、にとり! もう少し面舵を一杯にしてくれ。それと、高度をもう少し低く。着陸準備だ!」

にとり「アイアイサー!」

にとりが指示に応じると、聖輦船は大きく転回し、青色の雲を突っ切って、地上へと向かう。
ぽかぽかする感覚はあるけれど、肌はひんやりとして気持ち良い。
鈴仙は目が見えない代わりに、触覚で魔界の空気を味わっていた。

反町「(あ、あれ……全然苦しくないぞ。人間にとって、魔界の空気は瘴気って聞いていたのに。
    ……俺、何時の間にか人間やめてたのか……? しかし、それにしても……凄く、綺麗だ)」

雲の下に降りて、地上が迫るにつれて、魔界の都市の一部が明らかになる。
近代的な無国籍なビルは無く、西洋風の洒落た意匠が施された白い住居が軒並び。
しかし、自然は豊かであるようで、星が言っていた、月のように光る草木が道路や住居間に生え並び。
サンパウロの中心街のような無骨さや慌ただしさでは無く、ゆったりとした時間が流れる印象を受けた。

てゐ「すっげ〜。あたしゃ1万年近く生きて来たけど、こんなファンタジーな街見るのは初めてだよ」

つかさ「あ! サッカーコートが見えました。魔界の地でも、サッカーはあるんですね……」

やがて一同を載せた船は、街から少し外れた平原――白く光る草や虹色の花が咲き、異界染みた美しさがあった――に降り立ち。

星「聖の住居は、エソテリアの郊外。ここから少し離れた場所にある……と、ナズーリンが言ってました。行きましょう」

ナズーリン「(まあ、ご主人が方向音痴な事位は想定の範囲内だよ……)」

148 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:51:16 ID:WmNUHaJg
鈴仙一行は、星(の前で目的地をダウジングマシンで探知するナズーリン)の案内を受けて、
平原から白亜の地方都市へと歩き始めた。そして――。

ナズーリン「……ようやく着いた。ここが、ご主人の言っていた場所だよ」

彼女達が辿り着いた、聖白蓮の隠れ屋敷の全貌は――。


先着1名様で、

★第四章の拠点です→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→超ハイテク、サッカーコート3面完備、リゾート設備万全。最高の物件だ!
ダイヤ・ハート→洋風な魔界にそぐわない、豪奢な和風建築だった。
スペード・クラブ→他の魔界の建築物同様、白い壁をした美しい屋敷だった。
クラブA→犬小屋同然のほったて小屋だった。鈴仙「コリンチャンスの時と同じ。いや、それ以下じゃないのよぉ……」

149 :森崎名無しさん:2018/01/16(火) 23:52:38 ID:???
★第四章の拠点です→ ハートQ


150 :森崎名無しさん:2018/01/16(火) 23:59:04 ID:???
>一緒にエーテルの風を浴びましょうよ!
あなたの目は増殖した。

151 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 00:39:07 ID:???
にとりが思ったより強そうだなぁ
過労死寸前まで扱き使ってから交代が良い気がした(酷い)

152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:09:31 ID:UQyWWvY2
★第四章の拠点です→ ハートQ ★

お燐「うわぁ……」

その建物を見たお燐は、思わず溜息を洩らした。

にとり「うっひゃー……。すっごいなー。……え。ここ。マジで私達の拠点になるの?
    鬼とか天狗とかじゃなくて、河童風情がこんなところに住んで良いの??」

静葉「これは。……私達もいつかは崇められて、こんな社に住みたいわね、穣子……」

穣子「うんうん。晴れて秋パレスを創る事になった暁には、こんな家にしようねぇ……!!」

反町「(何故に八百万の神々なのにパレス……横文字なんだろう……)」

鈴仙「えっ? 何? どんな建物?」

眼帯で両目を隠す鈴仙には、即座に周囲の視覚情報は入って来ない。
だから仲間達の反応を聞きながら、妖力を手繰り寄せてその建物の全容を把握しようとすると。

鈴仙「こ、これは……。和風の、お屋敷……?」

つかさ「その通りです。鈴仙様。……魔界の建物は基本的に、西洋のお城みたいなのですが。
     この家だけは違うんです。幻想郷の人里の、稗田の御屋敷。あんな風な、純和風の家なんです……!」

つかさの言葉を聞いて、鈴仙はいつかの薬売りで入った、稗田家――代々幻想郷の妖怪の脅威を
書物にしたためている、人里きっての良家だ――の景色を思い出す。

鈴仙「(永遠亭をもっと、生活感溢れるようにした感じの。平屋で、土間があって、座敷があって。
    ひろーい縁側と、中庭と、襖で仕切られた沢山の私室があって……。あんな感じね……)」

鈴仙の想像は当たっていた。しかし違う点もあった。

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:10:47 ID:UQyWWvY2

星「この屋敷は、魔界神様が、聖のかつて住んでいた世界……即ち、当時の日本建築を真似て作らせたそうです。
  しかし、気合が入ってしまったのか、一人で暮らすには幾分広くて。
  ……丁度、二十人程度が集団で生活できる程度の大屋敷になっているのですよ」

狭い幻想郷の狭い人里に造られるとなると、屋敷の広さには限界もある。
しかし、この魔界は土地が鈴仙達の世界よりも広いようであり。その間取りも、それに合わせて広く大きく作られていたのだ。
屋敷の中に入ると、それが良く分かる。

慧音「これは凄い。屋敷と言うよりは、ちょっとした旅館みたいだ」

パチュリー「移動するだけでも手間ね。読書好きとしては、面倒なのだけれど……」

一団の中では冷静な慧音達も、これからの魔界での戦いに向けて過ごす拠点としては、
この屋敷が快適な環境である事を認めており。パチュリーは文句を言いながらも、
目線ではトレーニングルームやサッカーコートにもなり得る、広い屋内運動場の場所を追って。

パチュリー「……ま。とりあえずはそこに荷物を置いて。今後の方針やざっくりとした計画でも、話し合いましょうか」

……と。選手兼コーチの立場として、そう提案を行った。


154 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:13:18 ID:UQyWWvY2

〜聖屋敷・屋内運動場〜

コーチ「……さてと。ここからは暫く、このワシが仕切らせて貰うゾイ」

パチュリーの先導の後、指揮を執る旨を申し出たのはコーチだった。

コーチ「ワシも魅魔さんから、魔界カップまでのおおよその日取りは聞いておる。
     じゃから、ワシは船で魔界に着くまでに……これからのスケジュールを考えておったのじゃよ」

彼は手際よく用具庫から可動式のホワイトボードを持って来ると、
大きな模造紙を磁石を使って貼り付けて、一同に示した。そこには、こう書いてあった。

−魔界カップまでの練習スケジュール案−

2月1日                 魔界着、ミーティング等
2月2日                 紅白戦
2月3日〜2月10日(8日間)    練習、自由行動
2月11日                練習試合
2月12日〜2月19日(8日間)   練習、自由行動
2月20日                魔界カップ開幕

155 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:14:41 ID:UQyWWvY2
コーチ「魔界カップが開かれるのは、今日から20日後※。もうあまり時間は無い。
     じゃが今日は旅の疲れもあるから、今後の方針の打ち合わせだけに済ませようと思う。
     そんでもって……明日はいきなりじゃが、紅白戦を行うぞ」

※魅魔は「1か月後の魔界カップ」と言ってましたが、鈴仙はその後も暫く入院してたので、20日となっています。

合流直後で連携も整えていない今の段階で、紅白戦という単語が出て来た事に対し、
一同は僅かに戸惑いを見せるも――淡々と老人は説明を続ける。

コーチ「ま。なんでそんなにせっつくかは、明日試合をしてみたらわかる筈じゃなから、説明はせん。
     そんで、紅白戦の翌日……明後日じゃな。そこから暫くは、午前に集中して練習を行い。
     そして、午後は各自自由行動とする。
     あまり根詰めても効果が出ん事は、腐ってもスポーツ医学者じゃからの、言わせてもらうゾイ。
     そんな日程を8日分程こなしたら――次は、練習試合を行う」

鈴仙「は、ハァ……練習試合!?」

反町「失礼ですが。こんな異世界で練習試合を引き受けてくれるチーム。
    それも、俺達の実力に適合したチームなんて、存在するのでしょうか……!?」

コーチ「フォフォ。その点は心配いらぬ! ……と、だけ言っておこう。
     対戦相手については、試合が近づいたらまた意見を聞こうと思うからの〜」

非常識な発言を繰り返しながらも、コートは飄々と好々爺めいた笑みを浮かべる。
しかし、これが単なる耄碌ではなく。彼なりの考えがあるであろう事が読めたため、
鈴仙はこれ以上の反論はしない。

156 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:16:02 ID:UQyWWvY2
コーチ「で。練習試合後はもう8日間。練習を行って魔界カップに備えるぞ。
     ……さてさて。この時点で何か質問のある者は?」

最後に、一通りの説明を終えたコーチは話を一旦切り、チームメンバーに質問を求めた。

鈴仙「(どうしよう。いきなり紅白戦をやるだの、魔界に居るのに練習試合をセッティングするだの、
     色々と不可解な事を言ってるコーチだけど……。あの人、普段はボケてるふりをしてるだけで、
     実際はとても賢いんだから、いい加減な事を言ってるとは思えない。
     ――ただ。それを差っ引いても、これからの生活だもの。気になる事は色々と質問はすべきよね)」

鈴仙は、これからの生活について為すべき質問は何かを考えるも――。
その辺りは、利発そうな仲間達が先回りをしてくれていた。


慧音「では、コーチ。システムは何を採用する心算ですか?」

コーチ「結論から言って、それはワシは決めぬ。基本は4−4−2となるじゃろうが……。
     しかし、このチームに居る選手は皆世界で戦えるタレント揃いじゃ。
     故に、様々な起用方法が想定される。それと、相手の戦術、戦法、特徴を加味する事も必要じゃからの」

パチュリー「妥当な判断ね。貴方が居なければ、私が同じ事を言っていたと思うわ。
        ……私からも質問、いいかしら。午前中は練習とあるけれど。具体的にはどんな方針を考えて?」

コーチ「全体練習は皆の連携を確認するに留め。基本的には各自で足りぬ分野、伸ばすべき分野を磨いて貰う。
     しかし、個人練習を強いるつもりはないゾイ。他人と共に練習する。他人を手伝い練習する。
     あるいは、他人に手伝ってもらい練習する……。その辺りのバリエーションは、各々で考えてもよいぞ」

157 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:18:41 ID:UQyWWvY2
アリスさん「は、はーいっ! えっと、キャプテンとかどうするのかしら!? あ、いやね!?
       鈴仙は心の友だし、別にキャプテンが嫌って訳じゃないのよ!?
       でも、ほら。『キャプテンアリスさん』って語感。魅惑的って言うか、人気者っぽいって言うか……」

コーチ「キャプテンは鈴仙で良いじゃろ。本人が嫌だというのでは無ければ。
     ただし。もしもキャプテンになりたいと言うならばワシかパチュリーに言っておくれ。
     選挙なり何なりを行うか、検討するゾイ」

アリスさん「え?!? 選挙!? なんか、私がキャプテンになるにはカード判定で14回中7回位JOKERが出ないと
       なれなさそうだし、別に良いかなぁ……アハハ、ウフフ……」

反町「(実際、キャプテン選挙の線は無さそうだよな。リオカップの敗北を乗り越えて結束してる俺達なんだ。
     多少の事があっても、チームの絆が揺らぐ事は無いだろう)」

佳歩「ええと。……すみません、あまり真面目な質問では無いのですが。
    ……部屋割りは、どうしましょうか。随分と広い屋敷ですが、人数分の個室は無いようですし……」

コーチ「う〜む……。その辺の勝手は分からぬのう」

ナズーリン「――さっき見て来た。3人が伸び伸びと過ごせる居間が、全部で6つはあったよ。
        私達はコーチを除いて15人だから、3人一組で一部屋に入れば良いんじゃないかな」

コーチ「ふむふむ、そうか。じゃあ、3人組を作って貰おうかのう。
     ……あ! 別にワシだけ個室……とか、そんな気配りは不要じゃからの……グヒョヒョヒョ……」

てゐ「とりあえず、このクソジジイは一人部屋で確定として。
    うん。丁度3で割れるから余りは生じないし、アリスさんはトラウマをフラッシュバックしなくても大丈夫だよ。
    ……そんじゃ。質問が無ければ3人組作って、部屋に荷物入れちゃおうか〜?」

コーチ「がああああ! あ、でもキモチイがああああ!」

コーチにアームロックをかけながら、てゐはそう提案する。一同で反対する者は居なかった。

158 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:20:17 ID:UQyWWvY2
鈴仙「(うーん。3人で一部屋、かぁ。なんだか、いよいよ合宿に来たぞ! ……って感じよねぇ。
    でもどうしようかな。てゐや佳歩でも誘うのが無難っぽいし、色々と込み入った相談も出来そうだけど。
     折角だから、普段は喋らない人と一緒な部屋にしたら、20日間の魔界ライフを通じて打ち解けられるかもしんないし……。
     貴重な機会だから、ちょっと真面目に考えてみよっと)」

ミーティングはなし崩しに解散となり、メンバーはてゐの提案通り、各々が誰と相部屋になるかを相談し合っている。
ただ一人アリスさんだけはガクガクと膝を震わせている。どうやら、トラウマが大きすぎててゐの言葉が聞こえなかったようだ。

鈴仙「(まあ。基本は練習と、その後の自由行動がメインになるんだし。夜に誰と部屋を一緒にするのかはオマケでしかない。
     でもやっぱり、接触の機会が多くなるのは確かだもんね。私は誰を誘おうかな……)」

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:鈴仙、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名同時に】選択して下さい★
 (例:佳歩、てゐ)
 ※投票は、【完全一致制】で行います。
   (例:「佳歩、てゐ」「佳歩、つかさ」で票が入った場合、佳歩の同室は確定しない
      「佳歩、てゐ」「佳歩、てゐ」で票が入って初めて、二人の同室が確定)


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

159 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:34:16 ID:UQyWWvY2
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
キャプ森で合宿と言ったら部屋割りなので(?)、投票式にしてみました。

詳細は紅白戦後にお示ししますが、
第四章の鈴仙の行動は、基本的に1日を1ターンとして、

1.練習フェイズ:@自分で練習 A仲間と練習 B仲間の練習を手伝う C仲間に練習を手伝って貰う で選択。
   ↓           
2.自由行動フェイズ:仲間を誘って(1〜2人程)魔界地方都市に遊びに行きます。
   ↓
3.仲間行動フェイズ:仲間が独自に練習したり、別の仲間と交流します。
             鈴仙の自由行動フェイズの内容が影響される事もあります。
   ↓
 (次の日へ)

……という形になります。(当スレ初期の進行を、ちょっとスケールダウンしたようなイメージです)
この際、相部屋の仲間については、交流が進みやすくなったり、夜にランダムでイベントが起きたりする
……事もあるかもしれません。(フレーバーメインで、オマケ程度のボーナスと考えてください)

他にも第4章の進め方について、ご質問等あればコメント頂ければ幸いです。
本日もお疲れ様でした。

>>150
JOKERだったらそれにしようと思いつつ、羽が生えるとかだったら良いですが、
鈴仙の顔が崩れかけたりしたら可哀想かなと思ってやめてしまいました。
>>151
最終的な格ではさとりに一段だけ落ちますが、さとりの弱点を補うという意味では充分強いですね。
テクモ版3の若島津君よろしく、必殺技を連発してから若林に交代させるという戦術も取れるようになっています。

160 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 01:44:55 ID:0IcAF4fU
乙でした

アリスさん、パチュリー
べ、別に誰からも誘われそうになくて可哀そうとか思ってるわけじゃないんだからね!

161 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 01:47:55 ID:jyc692UU
乙なのです
アリスさん、慧音

けーねせんせー! アリスさんを導いて!(無茶振り)

162 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 03:50:30 ID:qcIyLOCg
アリス パチュリー

163 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:23:56 ID:UQyWWvY2
更新再開します。
>>160
乙ありがとうございます!
アリスさんは何だかんだで愛されキャラだから…(震え声)
>>161
乙ありがとうございます。
さとり「想起『2人組で余った挙句先生とペア』」アリスさん「がああああ」
アリスさんをどうにかする方法は色々ありますが、慧音先生もその選択肢の一つですね。


今回ですがまず、紅白戦を始める前にちょっとしたイベントが挿入されます。
内容は本スレのパロディなので分かる人はすぐ分かりますが、
鈴仙達にとって有益なイベントであるのは間違いありませんので、気楽に参加して頂ければと思います。

164 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:25:05 ID:UQyWWvY2

>アリスさん、パチュリー

パチュリー「……鈴仙。もし良ければ、相部屋はどうかしら」

鈴仙「あ……はい! 私で良ければ喜んで!」

鈴仙が誰かに声を掛けようとする前に、パチュリーはそう声を掛けてくれた。全幻想郷選抜大会前。
鈴仙はパチュリーから様々な事を教わり、彼女を永琳に次ぐ第二の師……”マスター”として尊敬の念を抱いている。
また、失明した鈴仙の身を案じ、保護者に近い視線から、彼女が戦い続ける事を最後まで反対し続けていたのもパチュリーであり。
この二人は、互いに想い合う理想的な師弟関係にあると言えた。

パチュリー「良かったわ。小悪魔が居ないものだから、雑用をしてくれる奴が居なくって、困っていたのよ。
       ……さあ。喜びなさい。この賢者の弟子として、無限の叡智のお零れに与れる事を……」

鈴仙「(パチュリーさんって。未だに自分の事を賢者って信じて疑わないんだよなぁ……)」

……たぶん。

パチュリー「後一人はどうしようかしら。私の希望としては、イタリアで一緒だった、慧音と一緒が良いのだけれど」

鈴仙「それも良いですね。私も慧音さんとは永遠亭ルナティックスの時からの付き合いですし、話しやすいから。
    私、声掛けてきま――」

そして、少し奇妙な師弟コンビはもう一人のルームメイトに慧音を指名。さっそく勧誘に向かおうとするのだが――。

鈴仙「……う」

165 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:26:11 ID:UQyWWvY2
鈴仙「……う」

アリスさん「あ、……せ、せんせい。わたし……ふたりぐみ……つくれ……なく――て――」

正確には重いフラッシュバックに陥り呆然自失としたアリスさんと――目が、合ってしまった。
さとりに想起技を掛けられた訳でも無いのに、コーチやてゐの『3人組』というキーワードが地雷だったらしく。
魔界カップどころか練習すら始まる前から、既にリタイア寸前の状況に陥っている。

鈴仙「(――だ、駄目よ鈴仙! アリスさんは確かに可哀想だけど……でも私達は、慧音さんを誘うって決めたんだから!)」

正直、声を掛けてもいいなと思っていた鈴仙だけに、彼女の痛ましい姿には同情を禁じ得ないのだが。
……この一瞬の隙が命取り。

さとり「慧音さん。良ければ私と一緒の部屋は如何ですか。……連れが喧しいものだから、少しでも静かな方と相部屋したくて」

慧音「まさか、地霊殿のご令嬢にご指名頂けるとは。当然、断る訳にも行かないな」

さとり「ありがとうございます。でも、私はそんな大層な者じゃないです。気軽にさとり、って呼んでください。
    ……私と貴女はポジションが近い故、緊密な連携を求められるのですから」

お燐「さとり様だって、ぶりっ子モードじゃないですかー。ぶーぶー。もっといつもあたいにしてるみたいに、
    足踏んだりとか耳つねったりとかしないんですかー、って、イテテテ……!」

さとり「あんたは、いつもそうやってお行儀が悪いから。私も心を鬼にしているのよ……!」

慧音「ハハハ……確かに、賑やかな従者だな。だが、寺子屋の子どもを思い出すな。是非、ご一緒させてくれ」

慧音は、さとり・お燐の地霊殿主従コンビに取られてしまうのだった。


166 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:32:34 ID:UQyWWvY2

佳歩「あの……てゐ様。私とつかさちゃんと、一緒な部屋になっていただけませんでしょうか……」

つかさ「やっぱり、同じ永遠亭の兎妖怪同士の方が不安が無くて。……恥ずかしいのですが、どうでしょうか」

てゐ「勿論! 何言ってんだい、水臭いなァ。お前達は二人とも、この私の可愛い舎弟なんだからさ」

佳歩・つかさ「「ありがとうございます!!」」

てゐ「(こいつらは二人とも賢いけど、私からすりゃあまだ子供だ。不安になるのもしゃあないか。私が、守ってやんないとね)」


反町「あの。俺もコーチと相部屋に……」

穣子「一樹君は、私とお姉ちゃんの部屋でキマリだよねぇ〜」

静葉「そうね……反町君に悪い虫がついても困るし――ねぇ、反町君?」チャキッ?

反町「いえ……はい。ありがとうございます……(まあ……穣子さん達と一緒ならいつも通りだし……別に良いか)」


にとり「へっへー、ナズー! 一緒な部屋にしないかい? もう一遍あの坊主が乗ってた、”ぶいまっくす”とやらの話が聞きたいんだ!」

ナズーリン「私は別に構わないが……ご主人も一緒で良いかな?」

星「私はにとりさんは大歓迎ですよ! 同じメキシコで苦難を共にした者同士、仲良くしようじゃありませんか!」

にとり「んじゃ決定だね! ひっひっひ、ナズーは特に、今日は寝かさないぜぇ……!」

星「そ、それはダメです!? ふしだらな!! ナズーリンを狙うなら、代わりに私をやりなさーい!?」


167 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:33:58 ID:UQyWWvY2
――そして残りの部屋割りもびっくりするほど順当に決まって行き。その結果……。

パチュリー「しょうがないわね。私も、同じ種族魔法使い同士として放っておけないし……。
       アリスさん、一緒に部屋に戻るわよ」

アリスさん「!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!」

鈴仙「(凄い顔してる。たぶん、世界で一番最初に地球は丸いって発見した人も、こんな顔してたんだろうなぁ……)」

アリスさん「私が……あまり者に……ならない……!?!?!?」

パチュリー「はぁ。……あんたは算数も出来なくなったの? 15割る3は5。あんたが何をしようとも、余る訳がないじゃない……」

アリスさん「う、ううっ……うっうっ……! パチュリぃい……。持つべき者は、やっぱりトモダチよねぇ……!!」

パチュリー「いや。別にそんなんじゃ無いけれど……あと、鈴仙も一緒だから」

アリスさん「鈴仙も!!? ううっ……あったけぇっ……! 生きてて、生きててよかったぁ……!!」

鈴仙「(アリスさんと相部屋かぁ……ま、まあ。別に良いかな? アリスさんも声を掛けようと思った訳が無い訳でも無いし。
     それにパチュリーさんも、何だかんだで面倒見が良いから。きっと、なんとかなる……よね?)」

鈴仙とパチュリーは、消去法的にアリスさんを3人目のルームメイトにする事で決着し。
アリスさんはこの悪意ばかりの世界に、かくも暖かい絆がある事に驚き、そして涙するのだった。


168 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:35:09 ID:UQyWWvY2
コーチ「フォッフォ……という事は、部屋割りはこうなった、という訳じゃな。
     まあ、それは良かったっちゅー事で。明日は10時に、外にあったグラウンドに集合で良いかの。
     今日はまだ昼過ぎじゃが、旅の疲れもあるじゃろうし。買い出しやら身の回りの準備もあるから、お休みにするゾイ」

――かくして、なし崩し的に魔界ユースまでの強化合宿を取り仕切る立場となったコーチは、そのように述べて……。
一同は以下の部屋割りに沿って、解散するのだった。


1号室
鈴仙、パチュリー、アリスさん

2号室
さとり、お燐、慧音

3号室
てゐ、佳歩、つかさ

4号室
反町、穣子、静葉

5号室
にとり、ナズーリン、星

6号室
コーチ

169 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:36:25 ID:UQyWWvY2
それから一同は、再びナズーリンの案内でエソテリア郊外を散策。
日用品を売っている市場や病院など、生活を送るのに困らない施設を確認し。
(幸いな事に、魔界であっても人々の姿や食べ物の見た目・味は幻想郷や外界と一緒だった)
早速今日からの食料や生活用品を買い出しして、慌ただしく魔界1日目の午後を過ごすのだった。

パチュリー「本で読んだ通り。魔界には、月が二つあるのね……赤い月と青い月」

アリスさん「青い月はガイア。母なる星で、魔界の人間はここからやって来たと言われているわ。
       赤い月はテラ。父なる星で、魔界の人間は、死んだらあの星に帰ると言われてる」

パチュリー「詳しいのね、魔界に。書物にはそんな民間伝承、書かれていなかったわ」

アリスさん「……まあ、ね」

鈴仙「(あれから色々やって、なんとか落ち着いて貰ったのは良いけれど、アリスさんの歯切れが悪いわね……。
     慣れない環境で、適応障害を起こしかけているのかしら?)」

――簡単な夕食と会合を住ますと、相部屋となった鈴仙達3人は自室に戻り寝支度をする。
鈴仙の視力では直接見る事は出来ないが、空が見える窓からは美しい月が見えるようだ。
パチュリーとアリスさんが静かに語らっている姿を見て、鈴仙は。

鈴仙「(私も、二人と一緒に空を。魔界の月を見てみたいな……)」

――と。そんな望まぬ思いを抱きながらも。

鈴仙「(……ううん。それはちょっと贅沢よね。だって私は、今こうやって皆と一緒に居れるんだから。
    魔界の心地よいような、ピリピリするような空気に触れて。白蓮さんが昔居たお屋敷の、
    幻想郷を思い出す、懐かしい匂いを吸って。美味しい魔界の野菜を食べて。……明日からはまた、サッカーが出来るんだから)」

今、自分がここに居る事自体がこの上無い幸せなのだと感じながら、二人よりも先に、布団を被って眠ってしまうことにした。

                                           一日目 終了

170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:37:29 ID:UQyWWvY2
【二日目】
−特別イベントフェイズ−

そうして迎えた、魔界での初めての朝。鈴仙は、心地よい朝の空気を思い切り吸って、皆での朝食を楽しみ。
(食事は早寝早起きの穣子が作ってくれていた。朝から芋尽くしフルコースはちょっと重かった)

てゐ「さーて。今日は紅白戦をするって話だったけど。コーチはどんな考えなのかね」

つかさ「やはり、私達新チームの弱点を探し。そして明日からの練習に繋げていく為でしょうが……どうなるのでしょうか」

お燐「それよりもあたいは、チームが15人なのにどうやって紅白分けるのか気になりますねぇ」

さとり「成程、『7vs7だと、さとり様が余っちゃうじゃないかぁ……かわいそう』……ですか。
    良いでしょうお燐。その言葉、そっくりそのままあんたにお返ししてあげるんだから。
    というかどうやったら、GKが2人で私が余るとナチュラルに思えるのかしら……?」

一同はゆっくりと、紅白戦が行われる会場となる、屋外の練習場
――少し古いが、一応近くにサッカーコートがあった――へと向かうと。……そこには。

さとり「えっ……? ええ……? えええ……っ!?」

お燐「どーしたんですか、さとり様。あっちに何か…えっ!?」

にとり「ひゅいいいっ!? もしかしてあの人間!」

パチュリー「あれは……博麗神社の巫女服!」


171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:40:45 ID:UQyWWvY2
その少女が着ている服装は取り分け奇妙だった。紅と白を基調とした巫女服は何故か脇が開いていて、
長い黒髪には大きな赤いリボンが結われている。下半身はフリルが可愛らしいミニスカート。
これだけならただの腋巫女服だったが、スパイクを履いている事と足元のボールが、彼女がサッカー選手である事を窺わせていた。

見る人が見れば分かるだろう。これは博麗霊夢が身に着ける由緒正しい巫女装束だという事が。
そして彼女の髪型や、セパレートしてヒラヒラしている袖もまた彼女が博麗霊夢である事を示していた。

佳歩「ええええっ!? れ、霊夢さん!」

てゐ「あんだってぇ!? 霊夢は今頃、幻想郷で紫とよろしくやってんじゃなかったの!?」

コーチ「フォフォフォ……」

ここに居る筈の無い少女のまさかの登場に、誰もが紅白戦を忘れ視線を集中させる。
そんな騒めきを聞きつけて、鈴仙もまた動揺を隠せない。

鈴仙「(なんで霊夢がここに……!? まさか、サッカー大会に先立って、私達を退治する為にやって来たとか……!?
    いや、でも。だったら何でサッカーボールが足元にあるんだ、って話だし……!?)」

A:「霊夢ゥ! 一体魔界で何をしているのよ!?」
B:「皆落ち着いて! これから紅白戦でしょ!」
C:「いや……あれは霊夢じゃない! 霊夢は今幻想郷に居る筈よ!」
D:「だらしゃっぁぁぁぁぁい!」怒りに任せてボールを奪いにいく。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*各選択肢に深い意味はありませんので、気軽に投票したり、自由選択してみたりしてください。

172 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:43:02 ID:qQvaYr++
D

173 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:44:34 ID:u29Yxq6I
E
「あああああっ!!」
と大声を上げて気がそれた内に腹パン!
偽者め何しに来た!

174 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:47:40 ID:p8TqRbzc
E
私こそが本物の博麗霊夢だっ!!
食らえっ!必殺のジャンピングゴリラステーション!!

175 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:52:47 ID:qcIyLOCg
C

176 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 23:03:44 ID:jyc692UU
C

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 23:13:39 ID:UQyWWvY2
C:「いや……あれは霊夢じゃない! 霊夢は今幻想郷に居る筈よ!」

パチュリー「……確かに。ここに居てはいけない理由は山ほどありそうね」

つかさ「それに、何か変ですわ。霊夢さんがあんなスカウターを身に着けてる事なんてありませんでしたが」

ナズーリン「そう言えば、遠くて分からなかったが何か背丈がヤケに短いような……」

鈴仙が”霊夢がここに居る筈がない、つまりあの少女は霊夢ではない”と声高に主張すると、
他の仲間達もそれぞれの違和感を声に出し、ざわざわと騒ぎ出した。
そしてそれが耳に入ったのか、件の少女はボールを拾い上げて鈴仙達に近づいていく。
その少女の正体は……。

先着1名様で、

★出典:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1271135559/60-62→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→霊夢「え? なんで私がここに居たらいけないの?」本物だー!?
クラブA→井出(霊夢コス)「流石鈴仙さんなんだな。冷静に正体を見破られてしまったんだなァ」変態だー?!
それ以外→霞「……流石は鈴仙さま。お見事です!」永遠亭ルナティックスのデータ兎・因幡霞だ!

178 :森崎名無しさん:2018/01/17(水) 23:14:33 ID:???
★出典:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1271135559/60-62スペード3

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:26:15 ID:KrV4zwO2
★出典(URL略)→ スペード3 ★
それ以外→霞「……流石は鈴仙さま。お見事です!」永遠亭ルナティックスのデータ兎・因幡霞だ!

鈴仙「霞。……あんた、こんなところで何やってるのよ!?」

その利発そうな声を聴いて確信した鈴仙は、思わずすっとんきょうな声を上げた。

にとり「なんだぁ? このちんちくりん。よく見るとウサ耳ついてるし、ルナティックスの妖怪ウサギか?」

静葉「私は少しだけ覚えているわ。確か、妖怪の山FCとして、永遠亭と練習試合をした時に居たような……」

さとり「地霊殿の試合にも居たわね、そう言えば……」

鈴仙を始めとする、旧永遠亭ルナティックスメンバーは驚いて全員が口をあんぐりと開き。
彼女の事を深く知らないメンバーは逆に訝しんだ。一体、この少女は何者なのか?
そんな彼らの思いに応えるように、てゐが口を開いた。

てゐ「えーっと。彼女の名前は因幡霞。ちょっと前までは単に、名も無きウサギBちゃんだったけどね。
    新聞やら情報集めが好きで、ザ・データマンって感じな子だったよ。
    サッカーも上手かったよ。特に、パスが上手かったね。
    ボールキープもそこそこだったし、全体的に総合力が、他の名無しちゃん達よりも高かったかな。
    今回の新チーム・リトルウイングズには……残念ながら、落選したんだけどさ」

霞「すみません。ちょっとヘンな真似しちゃって。スパイする為の変装術を磨いていたんですけど」

反町「(いきなりスパイとか言う不穏な単語が出たのは置いておくとして。
    なぜ、この場面であんな変装をしたんだろうか。必然性が分からない……)」

アリスさん「でも不思議ね。一体どうやって遥々幻想郷から魔界まで。
       それも、この広い魔界の私達の練習場所まで、どうやって割り出して、どうやって来たのかしら?」

霞「それはですね……」

180 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:27:45 ID:KrV4zwO2
それでも絶えない疑問の声に、霞は自ら応じた。腋巫女服から、普段のピンクがかったワンピースに早着替えした霞は、
ポケットから一枚の新聞の切り抜きを差し出した。そこには、傷つき倒れる鈴仙の写真と、
『リオカップ注目のストライカー、鈴仙・優曇華院・イナバ、両目失明により選手引退へ』という見出しが書かれていた。

霞「私は、KちゃんとかFちゃんとか。他の永遠亭のウサギ達と一緒にお留守番していたんですけれど。
  ――ほら。幻想郷の結界が大会の後に壊れてしまったじゃないですか。
  その時から、外の世界の情報が頻繁に入ってくるようになったから、色々と調べてたんですよ。
  鈴仙さまや、他の皆は無事か。どこで何をしているのか……って。そしたら、こんな記事が出回ったものですから……」

霞はこれまでの経緯を簡単に語りだす。鈴仙がブラジルで負傷し倒れた記事を読むや否や、
これまで株や先物取引で稼いだ資金を元手に単身ブラジルに渡ったこと。
お見舞いに行こうと思ったが、時既に遅く(鈴仙の回復が新聞記事の見込みより早かった)、
鈴仙は入れ違いに退院し、サントス港へ向かっていたこと。その時機転を利かして目的地を推理して、
聖輦船の動力室にこっそりと潜りこみ。コーチに匿って貰いながらここまでやって来たこと。
やがて、彼女は懇願する。

霞「ごめんなさい。勝手について来ちゃって。だけど……、ついて来る内に思ったんです。
  やっぱり私も、鈴仙さまや佳歩ちゃん達。そして、皆さんのお役に立ちたいって。
  だから――私を、リトルウイングズに入れてください! お願いします!!」

パチュリー「……役に立てる、と言うと選手としてかしら。悪いけれど、そうは見えないのだけれど……」

パチュリーがやんわりと彼女の想いを却下しようとするが――ルナティックス時代から、
情報を得るには手段を択ばない行動力の高さがウリだった彼女は退かない。

霞「それは――認識してます。実際、皆さんが修行している間、私は永遠亭を切り盛りするのに必死でしたから。
  サッカー選手としては活躍出来ないと思いますし、する気もありません。
  私が加入したいのは選手じゃなくて――”スタッフ”です!」

穣子「す、すたっふ〜? 何それ?? フランス語??」

反町「チームの職員、って意味ですよ(穣子さんのボケが、天然である事を祈りたい……)」

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:29:17 ID:KrV4zwO2
霞「はい。私は選手としては皆さんの誰にも及びませんが、データ収集や戦術提案には自信があります。
  それに、『プロジェクト・カウンターハクレイ』から切り離された皆さんには、
  日常生活や事務をサポートする人材が、きっと必ず必要になってくると思うんです。
  私は、後方から皆さんをサポートしたい。そしてその人材は今、不足している。……どうでしょうか」

情報収集の為ならばと、危ない場数を何度も踏んで来たのだろう。
霞は緊張せず、逆に不敵な笑みすら浮かべて自分がチームに必要な人材である事をアピールし。

コーチ「フォフォ……。実はこの子を見つけたのはワシでのう。最初はつまみ出そうと思ったんじゃが。
     どうしても、と言い張るもんじゃし。実際、すこぶる仕事が出来る子みたいでのう。
     そんなこんなで、ここまで着いてくるのを黙認しとった、というワケじゃ」

コーチもまた、ここで彼女の同行の経緯を説明し補足する。

つかさ「そうだったのね……。本当に、大人しそうに見えて、行動力はぶっ飛んでいるんだから」

佳歩「霞ちゃんらしいと言えば、そうですけどね……」

星「でも、話を聞いていると、とても頼り甲斐のある子みたいです。
   私もなんだか、あの子と一緒に居たくなってしまいました」

ナズーリン「ご主人はお人好しだからねぇ……。――でも、実際どうするんだい?
       彼女の――因幡霞のスタッフとしての加入を認めるのかい?」

パチュリー「私は別に。スタッフが必要なのは確かだし。戦術面を検討できる人材が増えるのは良い事だと思うから。
       ……サッカーで役に立たないとは言っても、私達は15人しか居ないもの。
       万一退場や負傷者が続出した時は、16人目のメンバーが居る事は大きいわ」

霞「そうですね……サッカーではお役に立てないとはいえ。全くのデクの棒って訳じゃないと思いますよ!
  特にパスだけなら、世界トップクラス……に、一歩及ばない程度の実力はあると思います!
  ほ、他の分野は、出来れば聞かないで欲しいですけど……」

182 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:30:36 ID:KrV4zwO2
苦笑する霞だったが、次第に彼女の価値を認める者が増えているのは明らかだった。
そこで。満を持したかのようにコーチが告げる。

コーチ「……ワシの意見はこうじゃ。ここの霞ちゃんは、原則はスタッフとして加入させる。
     が、特別に選手が入り用の場合――8vs8で紅白戦を行いたい時とか――には、
     特別選手として、皆と一緒にプレーして貰う。今みたいにの」

反町「(成程……確かにこうすれば、8vs8で最低限試合としては成り立つな……)」

鈴仙「(最初っから、霞の存在も織り込み済みで、紅白戦やらを想定していたって事ね……)」

そこまで聞いて、鈴仙はコーチの狙いに納得しつつ。
……霞のスタッフ兼リザーバーとしての起用について思いを馳せる。

鈴仙「(私としては、一緒に戦った霞が、立場は違えども同じチームに来てくれるのは嬉しいし。
    霞の言う通り、色々と私達だけじゃあ手が回らない事をやってくれるのもありがたい。
    そう考えたら、大歓迎なんだけど……私達は元から、アウトローな身だもの。
    霞を無為に危険な目に遭わせても良いのか、っていう想いだってある)」

パチュリー「鈴仙。あんたは、どう思うの。私としては、あんたの意思に従うけれど。
       ……同じルナティックスの選手だったんなら、色々と事情も詳しいだろうしね」

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:33:02 ID:KrV4zwO2
パチュリーに急かされ、鈴仙は自分の意見を述べる。その内容は――。

A:霞をスタッフ兼リザーバーとして加入させる。
B:霞をスタッフとして加入させる(選手としては起用しない)
C:霞はリトルウイングズに加入させない。
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*霞を加入させたいかどうかを選ぶ投票です。
*霞の存在は、戦術決定やデータの把握に大きな影響を与えません。
 (霞が加入しない場合、戦術提案やデータ収集は他の仲間が行います)
*霞の選手としての実力は低く、加入しても補欠扱いとなり、大きな成長は見込めません。
 (自由選択で、選手専任として加入させるとした場合でも、成長の見込みは薄いです)
*霞をリザーバーとして加入させない場合、今後補欠として別のキャラクターが加入する可能性があります。
 (霞がリザーバーとして加入してもチャンスはありますが、可能性は下がります)

184 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 00:36:34 ID:qb9ttbn+
A

185 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 00:40:49 ID:1saK2Cpw
B

部屋は6室だっけ、部屋割り考え直さなくちゃ
アリスさん一人用テントとか持ってる?

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:43:47 ID:???
>>185
A・Bの場合部屋割りについては、霞はてゐ、佳歩、つかさと同室ということにしますので、アリスさんは死にません。
コーチは魔乳フェチなので同室でも大丈夫ですが、倫理的に考えて…

187 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 00:51:00 ID:???
良かった、可哀そうなアリスさんは居ないんだ

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 01:10:30 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
次回更新くらいから、紅白戦に入りたいと思っています。ルールについては、

*試合は15分ハーフ
*反則はあり(イエロー・レッドはなし)
*負傷はなし

を前提に、メンバー数を8vs8か11vs11(足りない分は名無しで数合わせ)にするかをちょっと悩み中と言った感じです。
人数が多い方が本番っぽくて楽しいかもですが、その分1キャラごとの行動回数は減るかもです。ご意見頂ければ幸いです。

>>187
クラブAとかで優しい世界(ただしアリスさんは除く)になるかもしれません(爆)
一応、アリスさんにも真面目な見せ場を作りたいとは思っていますが…どうなるか分かりません。

189 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 01:21:53 ID:???
乙でした

システム的に無理がなければ8VS8に1票
中盤スカスカで乱打戦になるならそれもまた良しということで

190 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 05:42:27 ID:N1BqtmY+
A

191 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 23:05:21 ID:???
正直コーチとか霞ぐらいのキャラなら判定なしで自動加入でいいと思う……テンポ止まるし

192 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 23:17:25 ID:???
そこは難しいところだよね……
このスレはどちらかというとストーリー重視なところはあるけどゲーム性はやっぱり重要だろうし
GMが勝手にゲーム上重要な事を決めるとそれはそれで不満が上がるわけで……
ダイスやカード運に一番翻弄されてるのはGMさんだろうし

193 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:25:32 ID:???
更新再開します。
>>189
乙ありがとうございます。ご意見頂いたので、8vs8の方向で考えました。
ただ、乱打戦であまりに大味になってつまらなくなってもな、と思ったので。

*人数補正の強化(3人で+2、6人で+3とする。普段より−1人)
*フィールドの大きさを気持ちコンパクトに(通常よりも判定数が増えそう?)
通   常    8vs8仕様
−H−J−  −G−H−
−−−−−  −−−−−
−G−I−  D−E−F
−−−−−  −−−−−
−E−F−  −−C−−
B−D−C  −A−B−
−−A−−  −−@−−
−−@−−

…という仕様を追加してみたいと思います。(もし上手くいかなければ、ハーフタイムで変えます)
色々と変則的ですが、色んな事が試せる試合にしたいと思ってます。

194 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:27:01 ID:???
A:霞をスタッフ兼リザーバーとして加入させる。

鈴仙「私はいいと思う」

鈴仙は右手を挙げて、賛成の意を表する事にした。

鈴仙「割と無鉄砲な霞の事だから、断っても色々と無茶をしそうだしね。
    だったら、望み通りに、チームを手伝って貰うのが良いと思うわ。
    ……ただの永遠亭の子だったら帰してるところだけど。霞が優秀なのは、私が良く知ってるしね」

霞「鈴仙さま……! ありがとうございます!!」

霞は鈴仙の判断に両手を挙げて喜び、子供っぽく大きくお辞儀をしてみせる。

てゐ「やれやれ。まさか本当に、こんな展開になるとはねぇ……。いや、嬉しいんだけどさ」

佳歩「霞ちゃん! 後で私達の部屋に来てよ。久しぶりにお喋りしたいな……!」


195 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:28:20 ID:???
アリスさん「!?(これでメンバーが16人になる……?! これは、鈴仙達に見捨てられ、
       私が一人用のテントで宿泊するフラグとなるのでは……!?)」ガクガクガク

反町「アリスさん……寒いなら、毛布でも持って来ようか?」

静葉「無理よ。彼女の凍てついた心は、どんな毛布をもってしても、温める事はできないわ……」

にとり「それよりも私は、あのスカウターっていう片眼鏡が気になるよぉ……! ああ、分解してみたい……!」

チームメンバーも、霞が決して悪い少女ではなく。むしろ、鈴仙やてゐも認める
策略家かつデータマンである事を知ったために、加入を断る向きは無い。

霞「私は皆さんの縁の下の力持ちとして、タオル配りにボール拭きから。
  諜報活動やハッキングまで、何でもこなします! これから、宜しくお願いします!!」

鈴仙「(霞ちゃんは良い子なんだけど。時たま不穏な単語が出て来るのが怖いのよねぇ……ハッキングとか)」

鈴仙は、霞が張り切るあまり、社会倫理的に好ましくない行為に手を染めないかだけは不安だったが……。
――それでも、この16人目の仲間の参入を喜ばしく思うのだった。

*因幡 霞がリトルウイングズのスタッフ(兼リザーバー)として加入しました。
*能力値は概ね低いですが、パスが得意です。


196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:29:47 ID:???
コーチ「さてと……んじゃ、前フリは置いといて。紅白戦の説明でも初めていこうかの」

霞が皆に歓迎された事を確認すると、コーチは軽く咳払いして本題に入った。

コーチ「紅白戦と言っても、ワシらは16人しかおらん。よって、8vs8の簡易的なマッチとして、
     皆の現状をチェックさせて貰おうと思う」

コーチは細かいルールを更に挙げていく。試合は15分ハーフ。反則は取るが、カードは出さない。
本来よりも縦幅、横幅ともに狭いコートを使用する……など。

穣子「えっ? なんで狭いコートにしちゃうの? いつもと同じ方が、本番感があって良いんじゃないの?」

さとり「通常のコートで8vs8をすれば、あまりにスペースが空きすぎるからでしょう。
    プレスを掛けたりする間も無く、余裕たっぷりのパスワークがまかり通り。
    更には中盤省略やロングシュートがあまりりやり易くなってしまいます。
    ……そうなると、流石に都合が悪いからでは?」

パチュリー「やっぱり、貴女は察しが良いわね、古明地さとり。レミィにあんたの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい位よ。
       私としても……概ね異論は無いルールね。選手はどうやって分けましょうか?」

コーチ「それも考えておる。まずは両チームのキャプテンを決めて、選ばれたキャプテンは二人ずつ、
     自分のチームに入れたい選手を入れることとする。しかし、そうなるとリザーバーの霞が余るのは必然で。
     そして、後攻のキャプテンは、ただでさえ先攻のキャプテンに欲しい選手を先取りされる上、
     最後に余るであろう、霞を入れなくてはならない事となる。

     ――これは不公平じゃから、こうしようと思う。
     【先攻での選手選択を希望する場合、先攻のチームには、最初から霞が加入していることとする】。

     つまり、先攻は選手の選択で優越する代わりに、リザーバーに1枠を取られるというハンデを負う。
     逆に、後攻は先攻に選手を奪われるハンデがある代わりに、正規選手のみで8枠を固められる。
     お邪魔虫みたいな扱いで、ちょっと可哀想じゃが。この方が公平性が保たれると思う」


197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:31:10 ID:???
霞「ちなみに私は全然気にしてませんよ。むしろこのルールを考えたの、私ですから」

穣子「え? 最初から加入している? え? えーっと、つまり……?」

静葉「(まずいわ。穣子の頭がパンク寸前ね……。一旦、話題を逸らさなくては)――選手の選択方法については良いとしまして。
    キャプテンはどうやって決めるつもりですか?」

コーチ「おお。まずはそっちの方が大事じゃな。キャプテンはワシが、独断と偏見で決めさせて貰う。
     まず。赤チームのキャプテンじゃが……鈴仙!」

鈴仙「は、はいっ! ルールは聞いて、何となく分かりました! 頑張ります!」

静葉の妹を想う計らいが成功し、特殊なルールの詰まった紅白戦の説明は一段落。
コーチは先に、キャプテンを指名する事にした。紅白のうちの赤チームのキャプテンは……やはり鈴仙。
リオカップでもキャプテンとして、皆の前に立ち続けた彼女が外れる道理はない。

コーチ「そして、白チームのキャプテンじゃが……」

――故に、問題は白チームの。もう一方のチームのキャプテンだった。


198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:32:12 ID:???
反町「(ウチのチームに、全日本みたいな派閥争いは無い。一体誰がキャプテンになるんだろう……?)」

アリスさん「(も、もしかして私!? 来ちゃう!? 超アリスさん伝説来ちゃう!?)」

さとり「それだけはない、と言っておきましょう」

お燐「割と真面目な話、さとり様じゃないですか。病院のお姉さん除きでこの中でキャプテン経験が一番長いのって、さとり様ですし。
    地霊殿サブタレイニアンローゼスは、幻想郷でもそこそこ名門チームだったしねぇ」

ナズーリン「キャプテンと言えば、ご主人もそうだが……」

星「仲間同士で戦い、結束を深める……! うおおおっ!! 燃えて来ましたぁぁッ!」

にとり「星は賢いし凄くイイヤツだけど、色々と残念だからなぁ〜……」

つかさ「てゐ様はどうですか? 統率力もありますし、駆け引きも上手ですから……」

てゐ「いやいや。私は人の上に立つタイプじゃないって。二番手三番手で後ろから支えるのが好きなのさ」

佳歩「パチュリーさんはどうですか?」

パチュリー「私も吝かでは無いけれど。現時点でコーチ兼選手的なポジションだからねぇ……」

慧音「(私も昔は、人里FCのキャプテンではあったが。他にも適任は多い。声は掛からんだろう)」

幾ら鈴仙がキャプテンである事に異論は無いとは言っても、今までこうした話が持ち上がらなかっただけに、
場は少しだけ色めき立つ。果たして、コーチが指名した選手とは……

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:34:45 ID:KrV4zwO2

先着1名様で、

★白組キャプテン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→自由選択+選ばれたキャラにちょっとだけボーナス!
ダイヤ→コーチ「てゐ。お主は控えめじゃが、その実、皆を纏める適正がある!」
ハート→コーチ「反町……と、言ったの。お主の雰囲気は、どこか鈴仙と似ておる」
スペード→コーチ「慧音先生。第一FWとバランスを取る意味でも、信頼感という意味でも宜しくじゃゾイ」
クラブ→コーチ「パチュリーよ。マスターとして、弟子である鈴仙の前に立ちはだかるのじゃ!」
クラブA→コーチ「おめえの出番じゃ、アリスさん!」一同「なにィ!?!?!?」

200 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 23:40:35 ID:???
★白組キャプテン→! card★

201 :森崎名無しさん:2018/01/18(木) 23:41:37 ID:???
★白組キャプテン→ クラブ4

202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:55:37 ID:KrV4zwO2
>>191
ご意見ありがとうございます。
コーチ及びコリンチャンスの選手達については、入れるかどうか純粋に迷った結果、選択制にしました。
霞については、井出互換のキャラとしてスタッフ加入は前々から考えていましたが、
リザーバー選手として入れるかどうかは、霞に思い入れのある人や、他に魔界出身の選手を探したい人で
票が割れるかな、と思ったために選択制にしました。
また、最近文章パート続きで、読者参加があった方が面白いかな、と思ったのもあります。
>>192
お気遣いありがとうございます。最近長文続きだったので、
ゲーム性とか自由度を出していきたいと思っていましたが、塩梅が難しいですね……
第四章では、原点に立ち返ってダイスやカード運任せの展開を増やしたいなと思ってます。

203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 23:57:30 ID:KrV4zwO2
★白組キャプテン→ クラブ4 ★
クラブ→コーチ「パチュリーよ。マスターとして、弟子である鈴仙の前に立ちはだかるのじゃ!」

パチュリー「……まあ、良いけど」

ノリノリで言い放ったコーチに対し、パチュリーは気だるげに答えた。

佳歩「パチュリーさんが……キャプテン……!?」

てゐ「そういや、むか〜し昔は、あいつもキャプテンやってたっけ。ブワルなんちゃらりーとか。
    喘息の影響で、後半しか出て無かったけど」

コーチ「このチームで、現時点で指揮力や統率力が最も高いのはお主じゃろう。
     また、実力面においても鈴仙を超えチームトップじゃ。
     鈴仙が今後、単なる精神的な支柱ではなく。司令官としてもキャプテンに相応しくなるためには、
     お主を超える必要がどうしても出て来る」

鈴仙「(つまりこれは、私への試練でもある、ってワケね……)」

パチュリー「そう言う事ならば、仕方ないわね。さあ鈴仙。この私を超えて見せなさい……フフフ……」

静葉「(パチュリーの事は余り詳しく知らなかったけれど。意外とチョロそうね……)」

204 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 00:03:04 ID:EIz7KZpo

昔からコーチ兼選手として、紅魔スカーレットムーンズを筆頭に様々なチームを後ろから導いて来たパチュリーだが、
キャプテンとして前面に出る機会は存外に少ない。そのため、簡易的な紅白戦と言えども、
仲間達は彼女のキャプテンシーに半分期待、半分不安を入り混ぜつつ、その采配を見守った。

パチュリー「さて……。コーチも言ってたと思うけど。まず私達はどっちが先に選手を選ぶかを協議して決める。
       この時、先攻の方は有利なんだけど、デメリットとして8人の内1人を、リザーバーである霞にしないといけなくなる。
       後攻はその逆がメリットになるって訳ね。……質問は?」

鈴仙「確認ですけど。先攻の方は最初、霞を加入させた上で。選手を二人、先に選べるって意味で良いんですよね?」

パチュリー「そうよ。つまり先攻はまず、霞、○○、××……と。3名の選手を加入させる事になる、という訳ね」

鈴仙「そうなると、先攻は一番最後に余った選手を取らないといけない、って訳ですけど。
    ……それはそれで、不公平とかはありませんか?」

パチュリー「無いわね。リザーバーを除く私達は、能力差こそあれども、皆何かしらの一芸を持っている。
       最後に余る選手にしても、極端な役立たずである事はあり得ないわ」

鈴仙「分かりました。それじゃ、選びましょうか」

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 00:05:29 ID:EIz7KZpo

★これより紅白戦の仲間選手を選択します。まず最初に、先攻で選手選択を行うか、後攻で選手選択を行うかを選んでください★

A:先攻で選手選択を行う。(最初の選択前、自動的に霞が加入します。霞加入後、自由に二名、選手を選べます。)
B:後攻で選手選択を行う。(パチュリーが先に霞及び二名の選手を選びます。その後、自由に二名選手、を選べます。)
C:その他 2人ずつ選手選択してたらテンポが悪いから、自動で決めて欲しい…など意見あればください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

206 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 00:07:51 ID:kfIqJq/s
B

207 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 01:05:25 ID:EIz7KZpo
すみません、早速ですが難しい判断を投票にして、テンポが悪くなってしまったかもしれません。
なので、投票して頂いた>>206さんには申し訳ないですが、どっちが先に選手を選ぶかは、
投票ではなく判定で決めたいと思います。


先着1名様で、

★選択権のコイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→??「ちょっと待ちな!!」その時 エスパーニャ 互換の選手が登場!
ダイヤ・ハート→鈴仙が先攻選択だ!
スペード・クラブ→パチュリーが先攻選択だ!

208 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 01:08:58 ID:???
★選択権のコイントス→ ダイヤ8

209 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 01:22:10 ID:EIz7KZpo
★選択権のコイントス→ ダイヤ8 ★
ダイヤ・ハート→鈴仙が先攻選択だ!

鈴仙「……では、私が先に選手を選びます!」

パチュリー「という事は。枠のうち1つはリザーバーの霞となるけれど、良いのね?」

鈴仙「ええ。同じルナティックスのよしみですから。逆にコンビネーションは取りやすいと思いますし」

パチュリー「そう……。じゃあ、自分と、霞と、残り6枠。選びたい選手を二人、選んでしまいなさいな」

鈴仙「(パチュリーさん、余裕綽綽ね……ルナティックスに居た頃の師匠を……永琳様を思い出すなぁ。
    ――ようし。目の前のパチュリーさんを疑似師匠だと思って。この練習試合、勝って見せるんだから!)」

鈴仙は意気込んで、自分と霞に次ぐ、第三と第四の選手を選び始めた。

210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 01:23:44 ID:EIz7KZpo
−リトルウイングズ メンバー一覧(残っている選手)−
FW:反町、星、佳歩
MF:アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり

★上記のメンバーから、鈴仙チーム3人目と4人目の選手を【2名同時に】選択してください★
 (例:佳歩、てゐ)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

 ※投票は、【部分一致制】で行います。
   (例:「佳歩、てゐ」「佳歩、つかさ」で票が入った場合、佳歩の加入が確定し、てゐとつかさは1票ずつ。
      次に「つかさ」で票が入った場合、つかさに2票が入ったこととなり、つかさの加入が確定)

鈴仙チーム(赤):残り6枠
FW 鈴仙
MF 霞
DF
GK


パチュリーチーム(白):残り7枠
FW
MF パチュリー
DF
GK

211 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 01:31:25 ID:1N7pvrWk
にとり、つかさ

さとりをマインドエクスプロージョンでぶち抜く作戦で

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 01:37:26 ID:EIz7KZpo
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。

コメントにて進行について意見を頂き、本当にありがとうございました。8vs8にするか11vs11にするかという事や、
コーチや霞の加入イベントについては、自分自身本気で悩んでいた事でしたので、意見があると本気で助かります。
今後もスレの進行についてご意見頂ければ(可能な限りですが)反映したいと思います。

自分の思いとしては、第三章(リオカップ編)ではストーリー性を重視して、判定や選択のダイナミズムを抑えていましたが、
それはゲームへの参加しやすさや面白さを損ね過ぎたのではないかと思っています。
そのため、第四章(魔界カップ編)では以前のゲーム性をある程度復活させ、かつ投票へのハードルをより低く自由にする事で、
少しでも多くの方に参加して頂けるようなスレ運営をしたいと考えています。(と、言いつつ長文を書く時もありますが…)
勿論作者である私自身が楽しいのを最優先なのは最初から変わりませんが、自分が楽しい事で他の方も楽しんで貰えればもっと楽しいので…。

そんなわけで、今回の紅白戦につきましても、色々と投票なり意見交換なりして頂ければ嬉しいです。
テンプレの能力値や、>>135-145あたりで各選手の評価など、参考となるデータは色々書いてあるつもりです。
鈴仙及び仲間達15人とも特徴があり、良い意味で迷えるチーム構成になっていると思っています。
ただ、皆強いので、○○を選ばないと詰み、みたいな事はありません(GKは選ばないと流石にマズいです)。
なので、考えつつも、気楽に投票等をして頂ければと思います。
長くなりましたが、本日もお疲れ様でした。

213 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 02:13:56 ID:???
乙でした
加入によるデメリットが無いなら自動でもいいかなーと思いますけど、
書きやすいように書いてもらうのが一番かと

214 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 04:31:39 ID:05kcr2BM
乙でした

てゐ 慧音

215 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 09:30:51 ID:yyfVL3J2
にとり つかさ

216 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 22:59:20 ID:Hjf6wXFQ
更新していきます。
>>213
乙ありがとうございます。
ストーリー的に他のキャラの見せ場や活躍機会が奪われる(かもしれない)等、
デメリットがあると思って選択制にしましたが、確かにゲーム的にデメリットが無いなら自動でも良いかもですね。
書きやすいように書くのは、私も常に第一優先でさせて貰ってます。
ただ、未熟なGM故、やはり一人だと迷ってしまう時もありますので、その際は助けて頂ければ嬉しいです。
(書きやすいように書くの優先で、折角のご意見が反映されない場合は、すみません…)
>>214
乙と投票ありがとうございます。助かります。

217 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:02:25 ID:Hjf6wXFQ
>にとり つかさ

鈴仙「私はまず、GKを選択するわ! ……にとり!」

にとり「オッケェ! 私の自慢のメカで零封にしくさってやるよ!」

鈴仙「そしてDFも。つかさ、あんたのブロックと根性は一級品だもの。よろしく頼むわね」

つかさ「……! はいっ!(総合力では下位の私がまず選ばれるなんて。
     ここは、鈴仙さまのご期待に沿う活躍をしなければ……!!)」

一番に指名されて誇らしげに胸を張るにとりと、一芸を見込まれて選ばれたのだと感じるつかさは、
互いに方向こそ違えど、高い闘志を抱きながら鈴仙の下に着いた。

パチュリー「成程。シュートに強い選手を組み入れたと言う訳ね。では、私は……。まず一人目に、古明地さとり。
        万一鈴仙が、次に貴女を選ばないとも限らないしね。
        まあ、純粋な練習の為の紅白戦で、そんな深読みまでは本来不要なんだけど……そうする方が、フェアっぽいからね」

さとり「(消去法的な選択でしょうが、構いません。私は何時でも、光を掴もうともがき続けるのみ……!)」

パチュリー「そして、二人目だけど――」

218 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:08:21 ID:Hjf6wXFQ
紅白戦であっても、本気で対峙する時と同じような思考法から。パチュリーはまず、GKの古明地さとりを選んだ。
万一鈴仙が次にさとりを選んだ場合、白チームには他にGKの適性を持つ選手は居らず、大量失点の恐れが生じる。
無論、鈴仙がそのような事をする筈は無いのだが……この選択は、パチュリーがこの試合を、
単なる馴れ合いの仲良し試合にはしたくないと考えている所作だった。

パチュリー「そして、次は……」

――その思考のまま、パチュリーは次の選手を指名する。

先着1名様で、

★パチュリーの選択1→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→パチュリー「アリスさん一択ね! 彼女からはエースの匂いを感じるわ……ハァハァ!!」三杉互換だ!
ダイヤ・ハート→「上白沢慧音。総合力で他を圧倒する貴女を取らない理由が無いわ」
スペード・クラブ→パチュリー「……星。寅丸星、こっちに来なさい」

219 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:10:46 ID:???
★パチュリーの選択1→ ダイヤ6

220 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:14:44 ID:???
そういえば星って新しい地上シュート覚えたんでしたっけ?
性能はまだ秘密ですかね

221 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:20:25 ID:Hjf6wXFQ
★パチュリーの選択1→ ダイヤ6 ★
ダイヤ・ハート→「上白沢慧音。総合力で他を圧倒する貴女を取らない理由が無いわ」

パチュリー「慧音。貴女の実力の高さは、この私が一番知っている」

慧音「感謝する、パチュリー。必ずやその信頼に応えよう」

二人は長年付き添った戦友同士のように、多くを語らず傍に寄り添う。
修行先のイタリアでは当初、パチュリーに対立していた慧音だったが。
その対立を乗り越えて、彼女達は強い信頼関係を結んでいた。

パチュリー「さあ。私はさとりと慧音を取った。次はあんたの番よ、鈴仙」

鈴仙「……はい!(パチュリーさんと慧音さん。ウチのチームの総合力トップ2が、
    一気に集まってしまったわね……。でも、サッカーは総合力だけじゃあ無い。
    戦術や戦略で、強い選手を破る事だってできるんだ!
    ――と、言う訳で。私は次に、誰を選ぼうかしら……)」

222 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:23:33 ID:Hjf6wXFQ
>>220
すみません、星はメキシコ編ラストで新地上シュート『コンプリートクラリフィケイション』を習得しています。アナウンス漏れです。
威力は圧巻の+12、吹飛係数1、消費ガッツ400です。
鈴仙にも佳歩にも反町にも無い彼女の武器の一つが、この最強格の地上シュートです。

223 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:24:42 ID:Hjf6wXFQ

−リトルウイングズ メンバー一覧(残っている選手)−
FW:反町、星、佳歩
MF:アリスさん、静葉、てゐ
DF:お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:

★上記のメンバーから、鈴仙チーム5人目と6人目の選手を【2名同時に】選択してください★
 (例:佳歩、てゐ)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

 ※投票は、【部分一致制】で行います。
   (例:「佳歩、てゐ」「佳歩、つかさ」で票が入った場合、佳歩の加入が確定し、てゐとつかさは1票ずつ。
      次に「つかさ」で票が入った場合、つかさに2票が入ったこととなり、つかさの加入が確定)

鈴仙チーム(赤):残り4枠
FW 鈴仙
MF 霞
DF つかさ
GK にとり


パチュリーチーム(白):残り5枠
FW
MF パチュリー
DF 慧音
GK さとり

224 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:26:44 ID:yyfVL3J2
てゐ 穣子

225 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:27:08 ID:Ke3+3NoA
アリスさん 星

226 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:28:22 ID:05kcr2BM
反町 てゐ

227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:30:34 ID:???
てゐは二票で決定です。
現在、穣子、アリスさん、星、反町が各一票ずつ入っている状況です。

228 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:31:36 ID:1N7pvrWk


229 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:39:15 ID:???
>てゐ、星

鈴仙「私の五人目はてゐよ。いつも通りちゃんと仕事しなさいよ」

てゐ「はいはい。鈴仙ちゃんは私が居ないと何にもできないしねぇ〜」

てゐは軽口を叩きながらも、どことなく嬉しそうに鈴仙の下に着いた。

鈴仙「六人目は……星! 久しぶりにタイガースターズの2トップの力、見せてやりましょう!」

星「ええ! 今こそ貴女の刃として、必ずやお役に立って見せますよ、鈴仙!」

星もまた、かねてより鈴仙との親交は深く。久しぶりに肩を並べて戦える事を喜んだ。

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:42:17 ID:Hjf6wXFQ
パチュリー「(『インビジブルデューパー』に、『コンプリートクラリフィケイション』。
        強烈な中距離シュートが、どんどん揃って来たわね。
        ブロックを不得手とする慧音のみをスイーパーに置くのは、少し厳しいかしら。攻撃面については……)」

その流れで、パチュリーは冷静なままに次の指名を行う。選ばれたのは――。

先着1名様で、

★パチュリーの選択2→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→コーチ「ええい! お主たち若造には任せられん。ワシが出るゾイ!」ここだ! ここで乱心だ!!
ダイヤ→「佳歩。そしてアリスさん。相手がシューターを取るならば、こっちはドリブラーを取るわ」
ハート・スペード・クラブ→「静葉。そして穣子。あんた達の連携が必要よ」

231 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:43:56 ID:???
★パチュリーの選択2→ スペード3

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:53:02 ID:Hjf6wXFQ
★パチュリーの選択2→ スペード3 ★
ハート・スペード・クラブ→「静葉。そして穣子。あんた達の連携が必要よ」

パチュリー「(秋穣子は因幡つかさに次いで強力なブロッカー。守備力も総じて高い。
        秋静葉はアリスさんには実力で劣るけど、主に性格面で安定感があり。
        おまけに連携技で、穣子の守備力を更に底上げする事が出来る。彼女達をセットで呼びましょうか)
        ――静葉。そして穣子。あんた達の連携が必要よ」

静葉「良かったわ。最後まで選ばれなかったらどうしようかと」

穣子「紫のもやしさんありがとう! お礼に今度紫芋あげるね!」

パチュリー「誰がもやしの貴公女よ。誰が……」

温厚で牧歌的な秋姉妹に対し、パチュリーは不愛想な表情で文句たらたらであったが。
彼女達の連携が試合を左右すると考え、強い期待を抱きつつ二人を迎えていた。

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:55:25 ID:Hjf6wXFQ
鈴仙「(紫芋良いなァ……じゃなくて。8vs8だから、もう大分枠が埋まって来たわね!
     パチュリーさんは次に反町君を入れるつもりかしら?
     FW居ないし、彼も確か、土台としてなら『オータムスカイラブ』に参加できた気がするし……。
     私達は一応、全部のポジションに人は揃っているけれど……攻撃力を高めるべきか、守備力を高めるべきか)」

−リトルウイングズ メンバー一覧(残っている選手)−
FW:反町、佳歩
MF:アリスさん
DF:お燐、ナズーリン
GK:

★上記のメンバーから、鈴仙チーム5人目と6人目の選手を【2名同時に】選択してください★
 (例:佳歩、てゐ)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

 ※投票は、【部分一致制】で行います。
   (例:「佳歩、てゐ」「佳歩、つかさ」で票が入った場合、佳歩の加入が確定し、てゐとつかさは1票ずつ。
      次に「つかさ」で票が入った場合、つかさに2票が入ったこととなり、つかさの加入が確定)

鈴仙チーム(赤):残り2枠
FW 鈴仙、星
MF 霞、てゐ
DF つかさ
GK にとり


パチュリーチーム(白):残り3枠
FW
MF パチュリー、静葉
DF 慧音、穣子
GK さとり

234 :森崎名無しさん:2018/01/19(金) 23:57:27 ID:Ke3+3NoA
お燐 アリスさん

235 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/19(金) 23:59:31 ID:Hjf6wXFQ
『5人目と6人目』、とありますが、正しくは『7人目と8人目』でしたね…失礼しました。これがラストの選択となります。
なお、日付跨ぎギリギリの投票ですが、多重投票を行う方は居ないと考え、再投票は行いません。


ついでに>>204で、
鈴仙「そうなると、先攻は一番最後に余った選手を取らないといけない、って訳ですけど。
    ……それはそれで、不公平とかはありませんか?」
とか頭の悪い事を言っていますが、鈴仙チームはこれでもう8人が埋まるので、
最後に余った選手3人は、自動的にパチュリーチームに入る事になります。

236 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 00:02:10 ID:tEu5WCvE
アリスさん、ナズーリン

237 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 00:04:22 ID:ClnrJLs2
現在アリスさんが2票で決定です。
お燐とナズーリンで一票ずつ入っています。

238 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 00:09:56 ID:cjPAVcMg
ナズーリン

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:35:09 ID:ClnrJLs2
>アリスさん ナズーリン

鈴仙「(敵にはパチュリーさんと慧音さんという二大巨頭が居るんだし。
    ここはあの二人に次ぐ、強力な選手を入れたいんだけど……)」

アリスさん「ちらっ……ちらっ……」

鈴仙「(うん。なんかすごくつらいけど。でも、強いのは事実だし……)――じゃ。七人目はアリスさんで」

アリスさん「も、もーーっ! 鈴仙ったら、私の力を借りたいの!? 仕方ないわねぇーーッ!!?!!」

鈴仙「……やっぱなしで」

アリスさん「ご、ごめんなさいっ!? だからもう二度と、私をハブった仲良しライングループとか作ったりしないで!?!?」

鈴仙「(ライングループって何だろう……)――冗談よ。まあ、アリスさんは強いしね。うん……なんか、宜しく」

アリスさんの謎のテンションに軽くドン引きしながらも、その実力を信頼する鈴仙はアリスさんを選んだ。

鈴仙「最後の8人目は……ナズーリンね。サイドバックとしての実力、見せて頂戴。
    (ホントはお燐にしようか迷ったけど。なんかヘタれそうだしね……)」

ナズーリン「……ああ、了解だ。出来るところまでやってやるさ」

鈴仙に対し友情の念を抱いているナズーリンは、鈴仙の申し出に快諾してチームに着いた。


240 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:37:10 ID:ClnrJLs2
パチュリー「……これで決まりね。私は余ってしまった、佳歩、反町、そしてお燐。
        この3名を自分のチームに加えるわ」

佳歩「(ううっ、鈴仙さまと一緒のチームが良かったなぁ……。てゐ様も、霞ちゃんも、つかさちゃんも、
     鈴仙さまと一緒だし、羨ましいなぁ……)」

反町「(やはり、俺のFWとしての実力は中途半端か……? ――いや。後ろ向きになってはいけないな。
     俺には穣子さんと静葉さんがいる! 俺達は、1+1+1で300だ。 67倍だぞ67倍!!)」

お燐「(サイドでの実力なら、誰にも負けてない自信があるのに〜。やっぱ、前の大会のしくじりが大きいのかねぇ)」

――かくして、鈴仙チーム(赤)とパチュリーチーム(白)は、以下のように分かれる事となった。

鈴仙チーム(赤):
FW 鈴仙、星
MF 霞、てゐ、アリスさん
DF つかさ、ナズーリン
GK にとり

パチュリーチーム(白):
FW 反町、佳歩
MF パチュリー、静葉
DF 慧音、穣子、お燐
GK さとり

コーチ「(総合力ではパチュリーチームが大きく上回っておるな。
     また、反町、静葉、穣子という連携プレーが活きる3人を確保できたのは大きいかの。
     対する鈴仙チームは、選手のパワーという意味では劣るものの、てゐやアリスさん、つかさ等、
     一芸において非常に強い選手を配置しておるから、そこまで不利では無い。
     逆に、さとりに対して相性の良い、強力なミドルシューターである星。
     強力なパスを持ち、『インビジブルデューパー』の鍵となるてゐを擁している分、有利ですらあるかもしれん。
     果たして、どうなるかなこの試合……グヒョヒョ)」

241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:38:55 ID:ClnrJLs2

両チームの顔ぶれを見ながら、この試合審判役を務めるコーチは、気持ち悪い笑みを浮かべ……。
それぞれのチームは集まって、どんな布陣で行くかの検討を開始した。

鈴仙「いつものポジション通り、って事だったら。こんな風になるけれど」

鈴仙は棒きれを拾って、地面にいつもより少し小さめなコートと、
その中でのフォーメーション案として、こんな風に記載した。
(瞳は相変わらず眼帯で覆われているが、気配を察知する訓練の成果が出ており、
 自分が何を書いているかは察知できた)

−F−G− F星 G鈴仙
−−−−−
C−D−E C霞 Dアリスさん Eてゐ
−−−−−
−A−B− Aつかさ Bナズーリン
−−@−− @にとり

つかさ「2−3−2。8vs8サッカーでは、バランスの取れた編成だと思いますわ」

てゐ「でもさ〜、折角だったらいろいろ試してみたい気はするよね。折角の紅白戦なんだしさ」

ナズーリン「試す……と言うと。例えばどんな配置があるだろうか」


242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:39:56 ID:ClnrJLs2

霞「そうですね……私のデータによると、星さんのタックル力は、このチームでも慧音さんに並んでトップ。
  でしたら、そのワイルドさを活かして、リベロをやってみるのはどうでしょうか?」

星「わ、私がですかっ!?」

にとり「星ったら、大袈裟に驚き過ぎ! へー。でも、星がリベロ……つまり、DFの位置にいて、
     ボールを持ったら適宜オーバーラップなりして、奇襲のミドルシュートを撃つ! ……みたいな感じなんだろ?
     う〜ん。中々動きが難しいそうだなぁ。即席で出来んのかなぁ……?」

アリスさん「でも。やってみる価値はありそうね。即席で失敗したとしても、本番の試合で成功すれば良いんだしね」

鈴仙「(アリスさんって、たまにまともになるから困るのよねぇ……キャラがつかめなくて)
    ――そういう事だったら、他にもありそうね。例えば……アリスさんがウインガーになるとかもアリかも」

てゐ「(確かに、あの凄いドリブルを見たらそれもアリな気がする。けど……)」

つかさ「(アリスさんが、果たして本当に、鈴仙さまの言う事を聞いてセンタリングを上げてくれるのでしょうか……?)」

――仲間達は鈴仙の図面をたたき台に、色々な案を出してくれている。
星をDFとした鈴仙のワントップ。鈴仙をトップ下とした星のワントップ。
ドリブルや一対一シュートが上手いアリスさんやてゐをウインガーとし、
2−2−3という攻撃的な布陣を実現する案も挙げられた。

鈴仙「(どうしようかしら。どっちにしろ紅白戦なんだから、
     今のうちに、今しかできない事を試すっていう事も大事。
     だけど、敵はそんな甘えも許さず攻め続けるかもしれない。
     ……どれも正解、ってのは無さそうね)」

意見を反芻しつつ、鈴仙は更に考える。

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:48:46 ID:ClnrJLs2
鈴仙「(私自身にしたって、瞳を失った事に伴う弱体化は避けられないんだ。
    瞳の力で敵のパフォーマンスを落とす事はできないし、シュートでGKの体勢を崩す事もできなくなってる。
    ……この事実も、しっかり受け止めないといけないのよね)」

仲間の能力に適正。自身が負ったハンデ。色々なものを考慮して、鈴仙チームが打ち出した布陣は……。


A:元のポジション通り、2−3−2がベストだろう。
B:鈴仙をワントップ、星をリベロのDFとした、3−2−1を試してみてはどうか。
C:星をワントップ、鈴仙をトップ下とした、2−3−1を試してみてはどうか。
D:アリスさんをWGとした、2−2−3を試してみてはどうか。
E:てゐをWGとした、2−2−3を試してみてはどうか。
F:その他 組みたい布陣があればご自由にどうぞ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*鈴仙は当分の間、スキル・失明により、
   @スキル・狂気の瞳の効果が完全封印
   A”マインド〜”で始まるシュートの効果である、敵GKのバランス崩し・転倒効果が封印(威力は据え置き)
 のハンデを負うこととなります。(>>2の効果から、シュート弱体の効果が加わっています。)

244 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 03:57:59 ID:0OMohTXA
D

245 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 03:59:42 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
すみません、>>239まで寝落ちしてました(汗)

色々書いてしまってますが、今回の紅白戦については、パチュリーチームも覚醒の機会を得ますし、
敗北しても大きなペナルティ等は全く発生しないので(勝ったらほんの少しだけボーナスを出します)、
キャラの今後の起用法も含めて、色々と試行錯誤して頂ければ幸いです。

鈴仙の弱体化については、狂気の瞳の封印に加えて、マインド系統の弱体化が含まれます。
ただ、弱体化は転倒効果のみであり、シュートの補正等は変わりませんので、
鈴仙が極端に使えなくなる、という事は無いと思います。
失明した割には弱体化がマイルドですが、この辺りは、入院中もたゆまぬリハビリを続けた鈴仙の努力と、
鈴仙もまた人外の妖怪(玉兎)であるが故の、特異な体質によるものであると解釈して頂ければ幸いです。
それでは、本日もお疲れ様でした。

246 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 07:57:00 ID:tEu5WCvE
D

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:06:12 ID:???
ちょっとだけ更新します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
D:アリスさんをWGとした、2−2−3を試してみてはどうか。

てゐ「ふむふむ。確かにアリスさんのドリブルはなんかもう凄いからねぇ……んじゃ、こんな感じかな」

てゐは器用に鈴仙が書いたフォーメーション案を書き換える。

鈴仙チーム(赤):2−2−3
−F−G− F星 G鈴仙
D−−−− Dアリスさん
−C−E− C霞 Eてゐ
−−−−−
−A−B− Aつかさ Bナズーリン
−−@−− @にとり

鈴仙「うん。そんな感じで良いと思うわ」

アリスさん「ウイングなんてやった事無いから、良く分からないんだけど……」

星「大丈夫ですよ! ドリブルで切り込んで、FWにセンタリングを上げて。
  そして時には、強気にミドルシュートも狙っていく……そんな感じです! はい!」

鈴仙「(こうして考えると、ドリブルは勿論として。必殺のパスとミドルシュートを兼ね備えたアリスさんって。
    もしかしたら、ボールの供給役として最適な存在なのかも……)」

アリスさん「え、ええ。分かったわ(私が出すパス先によって、アリスさん派閥の支持率が、
       乱高下しちゃったらどうしよう……。やはり私は孤高。孤高のドリブラーになるしかないのよ……!!)」

てゐ「(精神的な不安定ささえ無ければ、ねぇ……)」

248 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:07:47 ID:???

一方のパチュリーチームも、鈴仙達と同じように集まって、布陣について協議していた。

パチュリー「……守備面では、鈴仙と星の2トップを如何にして防ぐか。
       攻撃面では、如何にしてつかさの壁を抜き、河城にとりの概ねソツの無い守りを砕くか。
       この辺りが課題となって来る筈。
       そこで考えたのが、以下の布陣よ」

−−@−− @さとり
−A−B− A穣子 B慧音
−−−−− 
CE−−D C静葉 E反町 Dお燐
−−−F− Fパチュリー
−−G−− G佳歩
パチェチーム(白):2−4−1

静葉「2−4−1。中盤を重視した布陣……?」

反町「(いや。パチュリーさんが俺達よりも一つ前の位置に来ている。これはつまり……)」

佳歩「わ、私がワントップですか……責任重大です!」

パチュリー「攻めの主軸は佳歩、あんたよ。寅丸星のボールカット力を除けば、
        敵チームにあなたのドリブルを安定して止められる者は少ない筈。
        強気に切り込んで、一対一を狙っていきなさい」

慧音「(佳歩の持ち味を最大限に生かす気か。他のFWに無い彼女の武器こそがドリブル。
     一対一での必殺シュートについても、FWでは佳歩以外だと、鈴仙しか持っていないからな……)」

249 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:09:02 ID:???

パチュリー「私は、佳歩をサポートする役割。ドリブルでは切り込みづらい局面では、
        私がワンツーの受け手になる。それと私は、ポストプレイも出来るからね。
        ワントップでマークが厳しくなった場合は、私を頼りなさい」

佳歩「は、はい!(そういえば、博麗連合と紅魔スカーレットムーンズとの試合でも。
    パチュリーさんはポストプレイや一対一のシュートで、あの森崎さん達を翻弄し。
    永遠亭ルナティックス以外では、唯一、森崎さんから点を奪った選手なんですよね……)」

反町「となると。俺はパチュリーさんのサポート役という所でしょうか。
    パチュリーさんが前に上がった時に、俺が代理のゲームメイカーとなれるような」

パチュリー「あなたはそれで良いわ。ただ……今日は折角の紅白戦だから、色々試してみたい事もある。
        もしも余裕があれば、秋姉妹との連携プレーを積極的に使えないか、考えてみて」

反町「分かりました(パチュリーさん……こうして一緒に居て分かって来たけれど。
    彼女は冷静だけど決して冷酷では無く、むしろ心の底には、他人を慮る優しさがある……。
    実力的に考えても、彼女が本来はキャプテンでも、おかしく無い。そうとすら思えてくるな)」

お燐「ねぇねぇ、あたいは〜?」

パチュリー「あんたと静葉の役割は簡単。撃たせる前に止める役よ。
       それぞれのFWにマークして――お燐は中央に入っても良いし、静葉は場合によって、
       反町か穣子のどちらを土台にして『オータムスカイラブ』をしても良いから――、
       タックルで、攻めの芽を摘む事に専念して」

静葉「ええ。善処するわ(私もタックルには一定の自信はある。それにお燐もリオカップで、
    強烈なタックルを覚え、ストラット君を圧倒してみせた実績がある。
    ――やはり彼女。自然とコーチ兼選手の座に就くだけあって、選手を良く見ているのね……)」

250 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:11:00 ID:???

穣子「私と慧音さんは、いつも通りのスイーパーで良いんだよね?」

パチュリー「ええ。……ただ、今回は人数が少ない8vs8だから。あなた達2人にも、
        積極的に前に出て貰う事があるかもしれない。その辺りの判断は、慧音に一任しようと思うわ」

慧音「任された(私もこの試合で、DFラインを纏める統率力を磨かなくてはな……)」

さとり「(パチュリー・ノーレッジ……。氷のような冷静さと炎のような情熱を併せ持つ彼女もまた、
     このチームのキャプテンを務めあげるに相応しい存在。今は、弟子である鈴仙の意思を尊重し。
     また、彼女に自分には無い可能性があると信じ、キャプテンの座を委ねているようですが……)

パチュリー「(このチームのキャプテンは、最後まで鈴仙であり続けるでしょうね。
        しかし、彼女が常に最善を引き続けるとは限らない。その時は私が賢者として、あの子を支える必要がある……)」

さとり「(成程。彼女の内心はそこまで鈴仙さんに……。
     ――彼女以外のキャプテン候補最有力がこれでは。このチームは盤石そうです)」

パチュリーは的確にチームメンバーに指示を与え、キャプテンとして十二分以上の働きを見せる。
もしも彼女が鈴仙と対立していたならば、パチュリーは鈴仙の大きな敵として、チーム内政治を揺るがしていただろうが……。
パチュリーの心を読んださとりは、その可能性が無い事を知って、こっそりと安堵の息をつく。そして――。

251 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:13:49 ID:???
コーチ「さて。両チームとも、キャプテンを先頭にして整列じゃ」

かくして、陣形を決めた鈴仙チームとパチュリーチームは、審判を務めるコーチを挟んで対峙した。

コーチ「前にも話したが、試合ルールについておさらいじゃ。
     試合は15分ハーフで、延長戦は無し。引き分けの時は引き分けじゃ。
     カードは出さんが、反則は取るからの。変なプレイは慎むように。
     そして、コートは見ての通り、普段よりも狭いコートを使うゾイ。
     故に、選手は少なくとも、プレスの頻度は変わらず――いや、むしろ多くなるじゃろうし。
     【より少ない人数でも、囲まれた場合の不利は大きくなる】じゃろうな」

霞「統計データによりますと、このコートでは、普段のコートと違って、
  人数補正の掛かり方が−1人分されるみたいです。
  つまり、+2の補正が掛かるのが、4人でなく3人に囲まれた時点で発生し。
  +3の補正が掛かるのが、7人でなく6人に囲まれた時点で発生するようですね」

にとり「人数補正……? −1人分……?」

ナズーリン「というか。一体どんな統計なんだ、それは……」

コーチ「コホン。それでは……質問が無いようなら、コイントスに移るゾイ。
     両チームのキャプテンは前に」

鈴仙「はい!」

パチュリー「……気を付けてよね。いくら妖力で気配が見えると言っても、完全じゃないんだから」

勢いよく一歩前に進む鈴仙と、気だるげに前に進み、鈴仙にそう忠言するパチュリー。
外面上、二人の温度差は大きかったが――チームの皆は知っている。
パチュリーもまた、鈴仙と同じく、心の奥底に熱い物を秘めた少女であることを。

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:17:19 ID:???
鈴仙チームとパチュリーチームの仲間達が見守る中。
果たして、先攻の攻撃権を得たチームは――。

先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、ロベルト(全裸)の シャドウパスカット がにとりに命中!
ダイヤ・ハート→鈴仙チームボール
スペード・クラブ→パチュリーチームボール

253 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 19:20:43 ID:???
★コイントス→ ダイヤJ

254 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 19:24:24 ID:???
キックオフシュート撃ちたいけどどうだろう
15分ハーフ+キーパーさとり+試合場狭い で効果的な気がする

255 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:53:39 ID:???
★コイントス→ ダイヤJ ★
ダイヤ・ハート→鈴仙チームボール

コーチ「ふむ。表じゃな」

鈴仙「……って事は、私ね。先攻で行きます!」

パチュリー「そんじゃ、私は後攻ね……」

鈴仙とパチュリーは互いに示し合って、それぞれのフォーメーションに着く。
フォーメーション図は以下の通りとなった。そして――。

−−@−− @さとり
−A−B− A穣子 B慧音
−−−−− 
CE−−D C静葉 E反町 Dお燐
−−−F− Fパチュリー
−−G−− G佳歩
パチェチーム(白):2−4−1
鈴仙チーム(赤):2−2−3
−F−G− F星 G鈴仙
D−−−− Dアリスさん
−C−E− C霞 Eてゐ
−−−−−
−A−B− Aつかさ Bナズーリン
−−@−− @にとり

ピィィィイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

コーチ「さあ、赤チーム(鈴仙チーム)の先攻で試合開始じゃあ!」


256 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 19:55:15 ID:ClnrJLs2
鈴仙「(漸く始まったわね……! 紅白戦とはいえ、貴重な試合。ここは色んな手を試さなくっちゃね!
     私の前方には、早速佳歩がボールを奪おうと意気込んでいるけれど、まだ余裕はある。
     星とワンツーしたり、アリスさんやてゐに渡したりする位は充分できそう。
     それと、――8vs8のコートだから、ゴールまでの距離も狭いわね。……ここからでも、40mくらい?
     ロングシュートに弱いさとりさんの特性を考えると、キックオフシュートも無謀ではない……かも、しれないわね)」

A:自分(鈴仙)のドリブルで佳歩を抜く!(鈴仙のドリブル:56)
B:鈴仙と星の連続ワンツー『タイガーバニーシンフォニア』で攻める!(鈴仙側の威力:57)
C:ウイングのアリスさんのドリブル突破に期待してみる!
D:中盤のてゐに預けて溜めを作り、ロングパスで前線に運んで貰う!
E:ヒャアがまんできねえ! キックオフで『マインドエクスプロージョン』よ!(威力:65)250消費
F:おめえの出番よ、星! キックオフで『コンプリートクラリフィケイション』だ!(威力:67)
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:990/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

257 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:03:06 ID:iPVBcRxg
C

258 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:04:12 ID:tEu5WCvE
C

259 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 20:04:16 ID:???
外出するので一旦ここまでです。続きはまた深夜になるかもです。
>>254
実際の8人サッカーだと、コートはもっと狭いみたいですが、
それだと流石に乱打戦前提になっちゃうので、補正は40m相応の+3が発生します。(いつもの試合は50mで+4)
星の『コンプリートクラリフィケイション』あたりだと、さとりにとって不利なのは否めないですね…

260 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:04:22 ID:axT36Apo
F
くらえ反町!私のシュートの威力は67です!

261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 20:20:57 ID:???
すみません、やっぱり1判定だけ更新します(爆)
>>260
ただのシュートで星の400消費必殺技と同値を出せる魔王がいるらしいですね…

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 20:22:23 ID:???
C:ウイングのアリスさんのドリブル突破に期待してみる!

鈴仙「(そうね! ここはやっぱりアリスさんに、ウイングとして活躍して貰おうかしら!)――アリスさん!」

バシッ……!

アリスさん「ええ! いくわよ、ボールくん!」

タッ……!

パチュリー「(成程。アリスさんを敢えて攻撃に特化したウインガーにした訳ね。でも、通させない……!)
       静葉。まずはここを防いでから星のマークに向かって。……反町。あんたは静葉をサポートして」

静葉「ええ、分かったわ……!(反町君の”サポート”。それはつまり――)」

反町「……静葉さん!(――『オータムスカイラブ』だッ!)」

ダッ! グワァァッ……!

パチュリーの簡単な指示を聞いた静葉と反町は、多くを語らぬままに最善の手に出る。
即ち――。

ガシイイッ! バァァァァァァァァァァァァァッ!

静葉「私の秋力は……53万です!!!!!!!」

コーチ「(出たの。反町を土台とした、秋静葉による『オータムスカイラブタックル』!)」

アリスさん「……ッ!(凄く厳しいわ……でも。私を導いて、ボールくん!!)」

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 20:23:56 ID:ClnrJLs2
先着2名様で、

★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★静葉→オータムスカイラブタックル 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、左サイドを突破!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙チームのスローイン)(霞がフォロー)(パチェチームのスローイン)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

*前の試合に立っていた、アリスさんの出目が2か3の場合の特殊イベントフラグは一旦封印されています。

264 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:24:22 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( ダイヤ4 )( 5 + 1 )=★

265 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:28:37 ID:???
★静葉→オータムスカイラブタックル 60 ( ハート2 )( 5 + 2 )=★

266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/20(土) 20:29:54 ID:ClnrJLs2
…、と言ったところで今度こそここまでです(汗)

267 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 20:37:11 ID:???
静葉さんつええ

268 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 21:02:39 ID:???
チームの仲間が強いのは良いことだけど、さてどうしよう
てゐのロングパス試すかなぁ

269 :森崎名無しさん:2018/01/20(土) 21:05:18 ID:???
こっちの強みはてゐの異次元レベルのパスとPA外シュートに弱いさとりに相性的にいい星ちゃんのシュートだからなぁ
とはいえてゐのシュートもオータムスカイラブ使われたら割とやばそう
15分ハーフだと消耗考えなくてすむからめっぽう強いね

270 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 00:10:26 ID:Pdsjj3Cw
更新再開します。
>>267
ガッツ消費150×2は大きいですが、安定してタックル60を出せるのは強いです。
>>268
てゐはドリブルもパスもこなせる仕事人タイプですね。出来る事が多すぎて困るタイプかもしれません。
>>269
15分ハーフだからこそ、普段なら中々できない戦術をやるのも手ですね。
もっとも、相手も同じ風に考える可能性もありますが。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
★アリスさん→ドリブル 57 ( ダイヤ4 )( 5 + 1 )+(プリズムターン+4)=67★
★静葉→オータムスカイラブタックル 60 ( ハート2 )( 5 + 2 )=67★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして霞がフォロー

アリスさん「それそれそれーーっ! この私の美技に酔いなさい!」

クルンッ! クルクルクルッ!

静葉「(凄い精度……そして速度のターンね。でも――『オータムスカイラブ』による加速があれば!)――それっ!」

ギュウウン……バチイイッ!

アリスさん「そ、そんなァ!? ボールが後ろに零れちゃうなんて……!?」

コーチ「(アリスさんのドリブル力は間違いなく、世界屈指クラスに限りなく近い。
      しかし、それすらも弾いてしまうとは。『オータムスカイラブタックル』、何たる威力よ。
      しかもCBとして重要な穣子だけでなく、広く中盤に適正のある反町が土台となれば、発動機会も限定されない。
      ……秋姉妹と反町一樹。彼らは単体では他のライバルに一歩劣るが。
      やはり連携技の便利さと爆発力は、他には無い彼らならではの魅力じゃの)」

――ポーン、コロコロ……パシッ。

霞「アリスさん、まだボールは生きてますよ!」

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 00:12:46 ID:Pdsjj3Cw
鈴仙「(ボールは霞がフォローしたわね。でも、敵の前線はプレスを掛ける余裕はなさそう。
    ただ、アリスさんや私や星にパスを出そうとしたり、ドリブルで駆けあがったりしたら、
    流石にカットやタックルには来ちゃうかも。特に中央付近はパチュリーさんが居るから、要注意ね。
    ……どうしよう。霞もパスならそこそこだし、前方左サイドのアリスさんにパスを出す位なら、できない事は無いと思うけれど。
    それなら、ドリブルもパスも出来るてゐに渡した方が確実かしら。うーん、ここは……)」

A:霞には前方のアリスさんにパスを出して貰う。
B:てゐに渡してから、てゐの『エンシェントデューパー』で自分(鈴仙)までボールを出して貰う。
C:てゐに渡してから、てゐの『オリジンデューパー』で自分(鈴仙)までボールを出して貰う。
D:てゐに渡してから、てゐにはドリブルで中央を突破して貰う。
E:ここは霞の判断に任せる。
F:その他 霞にドリブルさせたい場合等はこちらで

鈴仙のガッツ:990/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*参考:てゐの必殺パス一覧
 @バックスピン兎玉(パス+3)80消費
 Aエンシェントデューパー(パス+6)150消費
 Bオリジンデューパー(パス+8)300消費

272 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:17:42 ID:rW0FIO+M
D

273 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:21:34 ID:sgiMXVt6


274 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:23:28 ID:Gp0Ufbdg
B

275 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 00:36:38 ID:Pdsjj3Cw
B:てゐに渡してから、てゐの『エンシェントデューパー』で自分(鈴仙)までボールを出して貰う。

鈴仙「(――ここはやっぱり、てゐの強力なパス技に頼るべきね!)……霞、てゐに渡して!」

霞「ええ。了解です!」

バシッ……!

てゐ「はいはい。パスで行けば良いんだよね〜? ……んじゃ、それっと!」

グワァァッ! バギュンッ! ギュンギュンギュンギュンッ!

佳歩「て、てゐ様のパスが――『エンシェントデューパー』が来ちゃいましたぁ……!?」

パチュリー「落ち着きなさい、佳歩。あんたはボールがどこに飛ぶかを見極めてくれればいい。
        後は私が、奪ってみせるわ(もっとも。奪えない可能性の方が圧倒的に高いのだけどね……!)」

コーチ「(てゐの『エンシェントデューパー』は凶悪じゃ。基礎的なパス力の高さも相まって、
      消耗が大きい代わりに撃てば即パス成功に近い威力を持っておる。
      ……しかし。パチュリーのパスカット力は世界でも屈指クラス。
      何時まで経っても、自分のパスは素通りだと考えておると、足元を掬われるぞォ……?)」

276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 00:38:37 ID:Pdsjj3Cw

先着2名様で、

★てゐ→エンシェントデューパー 62 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 佳歩→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスさんがフォロー)(反町と星で競り合い)(お燐がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。

277 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:41:02 ID:???
確かにほぼ必ず通るクラスの武器はほしいよなぁ
★てゐ→エンシェントデューパー 62 ( ハート2 )( 6 + 5 )=★

278 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:42:15 ID:???
★パチュリー→パスカット 56 ( スペード2 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=
 佳歩→パスカット 54 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=★

279 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:43:28 ID:???
無慈悲

280 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:46:30 ID:???
わお、気合入ってるねぇ
こりゃ取れんわ

281 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 00:56:21 ID:???
パチュリーの引きが相変わらずひどいな

282 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:04:50 ID:???
KENJAさん・・・

283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 01:25:13 ID:Pdsjj3Cw
★てゐ→エンシェントデューパー 62 ( ハート2 )( 6 + 5 )=73★*フラグ回収!
★パチュリー→パスカット 56 ( スペード2 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=60
 佳歩→パスカット 54 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=61★

てゐ「……フッ。通るのが前提のパスだから、油断してても大丈夫かって? ――違うね!
    プロの仕事師は、確実に出来る仕事こそ、カンペキにこなすモンだよ!」

ギュンッ! ギュギュギュギュギュッ!

パチュリー「……!(こいつ。前より更にパスの精度が増している……!)」

佳歩「す、凄すぎです。てゐ様……!」

てゐ「馬鹿め! 凄いのはパスじゃあないよ!
    パスと一緒に幸せをお届けするてゐちゃん様の真髄は、そんなんじゃあないさ!」

ギュウウウッ……ン! コロコロコロ……パシッ!

鈴仙「て、てゐ……?(今、なんか。すっごい完璧に私の足元に来てるんだけど……パス!
    え? ええ? これなら、半分フリーみたいな感じでシュートが打てそうな。
    もしかして、センタリングとかでもこの精度だったりしたら、かなりとんでもないような……)」

てゐ「私はもはや、ただのパサーであっちゃあいけない。……付加価値を付けないとね」

コーチ「(成程のぉ……もはや頭打ちとなったパスの威力を高めるでなく。受け取った相手が、
     より強いシュートを撃ちやすいようにする風に、技巧を凝らしたか。
     確かに、基礎力も大技も兼ね備えた中。彼女の成長はそこしかないが。
     はてさて。これはやばい。世界でも彼女以上のパサーが、いよいよ存在しなくなってきたのう……)」

*てゐがパスフラグを回収。スキル・アシスト○(アシストに繋がるパス成功時、シューターのシュート力+1)を習得しました。
 (前はパスフラグとアシストフラグは別建てでしたが、一緒に回収とします。ご了承ください。)
*てゐのパスフラグは、第二部の成長限界に達しました。

284 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 01:27:41 ID:Pdsjj3Cw
鈴仙「(な、なにはともあれ! これでもうゴール前までは20メートル程度! このままシュートに……!)」

お燐「させないよ!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアッ!

鈴仙「ええっ、お、お燐……!? あんた、サイドに貼りついてるんじゃなかったの!?」

お燐「普段はそうだけど。今の仕事はお姉さんのマークだかんね! 取らせて貰うよ!」

鈴仙「ぐっ……!(折角てゐの良いパスがあったのに……! でも、ここで抜かないと。
    サイド際じゃないお燐の守備は軽い筈。基礎力で圧倒さえできれば……!)」

先着2名様で、

★鈴仙→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、ボールキープ成功。得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がフォロー)(穣子がフォロー)(慧音がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで「ルナティックブラスト(+4)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「ラビットスターター(+2)」が発動します。
お燐のマークがダイヤで「地獄の輪禍(+4、吹飛2)」が発動します。
お燐のマークがハートで「火焔の車輪(+3、吹飛2)」が発動します。

285 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:28:12 ID:???
★鈴仙→ドリブル 56 ( スペードJ )( 4 + 5 )=★

286 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:29:37 ID:???
★お燐→タックル 53 ( クラブ9 )( 6 + 2 )=★
がんばれーせん

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 01:43:29 ID:Pdsjj3Cw
★鈴仙→ドリブル 56 ( スペードJ )( 4 + 5 )=65★
★お燐→タックル 53 ( クラブ9 )( 6 + 2 )=61★
≧2→鈴仙、ボールキープ成功。得点チャンスだ!

お燐「(ぶっちゃけ、お姉さんは今目が見えないんだから。思い切って反則スレスレのプレーをしても――)」

鈴仙「――とか思って。小ずるい事をしようとしてるのがバレバレよッ!」

スカッ! シュンッ、シュタッ!

お燐「う、うにゃあ!?」

コーチ「ほう! 純粋に身のこなしだけでお燐のマークを剥がしたか……!」

霞「今の鈴仙さまは、瞳の力に頼る事ができないどころか、視力を制限されている。
  ――ですが、サッカーみたいにルールが決まっていて、注意すべき物体が決まっている以上は。
  最低限の気配察知能力さえあれば、ハンデにはならないみたいですね……!」

星「流石は鈴仙です! さあ! 後はゴールを決めるだけですよ!!」

穣子「ちょっとちょっと〜! 私達を無視しないでよー!」

慧音「その通りだ。ゴールを決めた気になるのは、私達を抜いてからにしろ!」


288 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 01:44:59 ID:Pdsjj3Cw

鈴仙「(慧音さんの言う通りよね……。実際、ボールを奪ったけれど喜んでるヒマは無い。
     さっさとシュートを撃つか、あるいは星に渡して決めて貰わないと危ないわ!
     ……星に渡す場合は、私みたいにマークがついていないか心配ではあるけど。
     GKがさとりさんである以上、ダイレクトや一対一は見込めないし。
     スルーやポストプレイをされても、飛び出してカットされる可能性が高いもの。
     悪い意味で、選択肢は限られている。ここは……!)」

A:このまま『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費
B:星に渡し、『コンプリートクラリフィケイション』で決めて貰う!(威力:67)
C:……ん? アリスさんがフリーだ。『アーティフルドライブ』を撃って貰おう!(威力:60+2)
D:その他 一対一やダイレクト、スルーを狙いたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

289 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:47:39 ID:Gp0Ufbdg
C

290 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:47:42 ID:Frp649Lc
A

291 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 01:48:39 ID:GsxqTZFo


292 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 02:00:58 ID:???
A:このまま『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費

鈴仙「……星にも私と同じように、マーカーがついていないとも限らない!
    ここは私が決めるんだ……!」

グワァァァァァッ……!

慧音「出たか……その振りは、『マインドエクスプロージョン』だな!」

穣子「よ〜し! 鈴仙が相手でも関係ないよ。芋の力で止めて見せるんだから!」

コーチ「(出たか! 瞳を失った事により、波長のオーラは失われたが。
     元々パワーとスピードを兼ね備えていた『マインドエクスプロージョン』じゃ。
     このPA外ギリギリの距離であれば、恐らく、決まる確率の方が高いじゃろうが……!?)」

霞「スカウター計測開始! シュート力、63……64……65! 危険度Aクラス!
  シュート決定率測定開始! ……決定率、60%以上! 鈴仙さまが勝つ可能性の方が高いですが……!?」

さとり「(……手抜きをする道理はない。思考の欠片を拾って、受信して……コースを割り出す!)――ソコデスッ!」


鈴仙「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇっ!! これが私の、『マインドエクスプロージョン』だぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!」

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオンッ! ギュン、ギュンギュンギュン……!!

293 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 02:02:28 ID:Pdsjj3Cw
先着3名様で、

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスさんがフォロー)(星がねじ込み)(さとりがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『マインドエクスプロージョン』がパチェチームのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスさんがフォロー)(星がねじ込み)(鈴仙チームのコーナーキック)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。

294 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:04:33 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( クラブ9 )( 3 + 5 )=★

295 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:04:53 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( ハート2 )( 3 + 3 )=★

296 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:05:35 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( クラブ3 )( 3 + 3 )=★

297 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:10:08 ID:???
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤA )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=★

298 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:10:31 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ハート4 )( 4 + 5 )=★

299 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 02:12:32 ID:???
鈴仙のマインドエクスプロージョンは、穣子の好守によって阻まれる……!
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 02:15:33 ID:???
>>279
世界屈指クラスの選手でも、JOKERじゃない限りは無理ですね…(白目)
>>280
まあ、エンシェントデューパーの時点で、正直取れる選手はかなり限られます。
そしてオリジンデューパーは、『ガッツ300を消費する代わりに必ずパスを前線に供給できる技』
と読み替えても良い位だと思います。
>>281-282
前の試合でもパッとしませんでしたね…サイレントセレナ外しましたし。
後悔させないよさんを思い出します。

301 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:19:43 ID:???
乙なのです

鈴仙さんは自分の引きが良くても、相手が最高かそれに近い目を出してくるという状態……
これはこれで主人公っぽい?

302 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 02:22:10 ID:???
乙でした

思えば石崎もえらく良い目でシュート防いで来たなぁ
ブロック怖いブロック怖い

303 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 12:26:27 ID:???
ブロック恐怖症になりそう。

304 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 13:11:01 ID:???
防がれるようなシュート持つほうが悪い(暴論)

305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 20:28:58 ID:???
>>301
乙ありがとうございます。今回は穣子の引きが良かったと言わざるを得ませんね…。
鈴仙は主人公ですが、今のところは最強ではありませんので、今は耐え忍ぶ時期かもしれません。
>>302-303
乙ありがとうございます。普段はGKに目が行きがちですが、ブロックは侮れないと思います。
特に+8補正級となると、発動時はヘタなGK以上になりますからね。石崎の引きは異常でしたが…
>>304
鈴仙はミドルで威力65、ダイレクトで威力66のシュートを撃てる他、一対一シュートもあったり、
ドリブル力も基礎力ベースでは中々高かったりとバランスが良いんですが、突出はしていないので、そこが弱点かもです。

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 20:30:49 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( クラブ9 )( 3 + 5 )=73★
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤA )( 6 + 4 )+(人数補正+1)+(ロイヤルスイートポテトルーム+8)=75
≦−2→パチェチームボールに。

鈴仙が放ったシュートは強烈な威力を持って、さとりが守るゴールを貫こうとしたが……。

穣子「そうはさせない! お芋さんパワーMAX! 石焼芋・『ロイヤルスイートポテトルーム』ぅっ!」

バァァァッ……ガシイインンッ! ……ポムッ!

鈴仙「や、やるわね。穣子……!」

穣子「ふっふーん。豊穣舐めんなぁっ! ぶいっ!」

コーチ「(秋穣子……彼女のブロック力はスイーパーとして充分及第点だ。
      あのクラスのシュートを弾き得るならば、世界でも十二分に戦えるじゃろうて。
      しかし、惜しむらくは――才能の限界として、彼女単独では、これ以上の大技には期待できぬところか。
      彼女の守備力を更に高める鍵はやはり、姉妹や恋人との連携によるみたいじゃのう……)」

慧音「穣子! シュートを防いで嬉しいのは分かるが、早くクリアーだ。寅丸が迫っているぞ!」

穣子「了解! ……それ〜っ!」

バシュルルルル……。

――鈴仙のシュートは穣子がクリアし。そして、試合は暫くの間膠着状態に陥る。
鈴仙達リトルウイングズの実力は、全員がある程度高い水準で拮抗しており。
また、慎重に攻めるパチュリーの性格も相まって、数分の間、大きな動きは見られなかった。
試合が動いたのは、鈴仙のシュートから5分近くが経過した、前半7分の事だった。

307 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 20:33:00 ID:Pdsjj3Cw

先着1名様で、

★前半7分の出来事→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「この魔界では常識にとらわれてはいけないのですっ!」キャラ変したさとりがオーバーラップ!?
ダイヤ→反町・静葉・穣子がトリオワンツーで攻め上がる!
ハート→お燐のサイド際でのボールキープを、鈴仙が奪いに向かう!
スペード→佳歩のドリブル中央突破を、鈴仙と星が止めに向かう!
クラブ→パチュリーが縦パスを受けて、ポストプレイだ!
クラブA→パチュリー「パチュリー戦法No.3『円は直線を包む!!』」パチュリーがなんか言ってる!

308 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 20:38:35 ID:???
★前半7分の出来事→ クラブA


309 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 20:40:03 ID:???
ゲェーッ!ロ○ンマスク!?

310 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 20:44:51 ID:???
とうとうゆで理論に手を出してしまった
賢者とは一体

311 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 20:55:36 ID:???
あまりの引きの悪さに住人を別の意味でドン底に叩き落とし、ついに「地獄の道を往く男」とスレタイになっちゃった岩見スレ天道

あまりの引きの悪さに災厄と敗北の神に憑かれてしまった霊夢スレおぜう様

この2人に匹敵する強者が爆誕した!
その名はパチュリー!!

312 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:03:44 ID:???
(賢者としてのパチュリーは)もうだめだ、おしまいだぁ・・・

313 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:16:40 ID:???
冗談抜きでライア君連れてくればよかったな…
アリスさん司令塔にしてさ

314 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:21:55 ID:???
賢者ェ・・・

315 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:35:18 ID:???
ゆで理論までマスターしてるとは流石だな。

316 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:38:13 ID:???
賢者さんもストレス溜まってて少しハッチャケたくなっちゃったんだろ

317 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 21:45:48 ID:???
前々からパチェさん関係でロ〇ン戦法ネタを入れてましたが、ここでヒットするとは…w
今回はクラブAですが、パチュリーのスキル・ファストブレイクが進化するので、チーム的にはプラスとなります。
(スレ初期の敵妹紅のネオヴォルケイノ分岐みたいな感じです)
パチュリーのおつむと新スキルの名前が残念になるデメリットはありますが…
>>309
負けたら鈴仙をムチで叩いて指導してきそうですね…(バ○グーダ並感)
>>310
今のパチェさんなら重い物体の方が軽い物体よりも早く落ちるとか言いそうですね…
>>311
霊夢さんとこのおぜう様と是非会わせてあげたいですね…
>>312
ロビ○マスクも超人界では超人博士とか言われたり、超人幕僚長とかなんか頭良さそうなポジションに
ついているんで多分大丈夫です。
>>313
流石にゲームバランスに影響する程ではない…と思いますw
>>314
パチェさんが賢者言い出したのも思えばタイガースターズ編での勧誘でのチョロ引きだったりしますし、因果を感じますね…
>>315
我々の知的レベルが追いついていないだけで、実はゆで理論が真実である可能性が微レ存…?
>>316
実際パチュリーは、チームやら鈴仙の為に色々尽くしてくれてると思います。

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 21:48:38 ID:???
★前半7分の出来事→ クラブA ★
クラブA→パチュリー「パチュリー戦法No.3『円は直線を包む!!』」パチュリーがなんか言ってる!

鈴仙「……?(なんだろう。皆の動きが――というか、行動の判断がなんとなく早いような気がする)」

その違和感に気付いたのは鈴仙だった。元々選手の総合力で上回るパチュリーチームだったが、
それにしてもボールを中々奪えない状況が続いたために、妖力を凝らして、よく選手の行動を観察していたところ。
――各選手が、恐らく司令塔であるパチュリーの指揮を逐一聞かずとも、自ずと最善の選択を取る場合が多い事に気付いた。

鈴仙「(指示を出さずとも、共通して統一された合図か何かがあるのかしら……?)」

最初は訝しむ鈴仙だったが――実際にパチュリーチームの選手とマッチアップする際に気付いた。
彼女達は、何かの『戦法』に基づいて、機械的に行動しているのだと。

佳歩「鈴仙さまが来ました! えっと、ここは……パチュリー戦法No.6! 『いなすときは柳の如く』ですっ!」

シュッ! シュパァァッ!

鈴仙「あっ! よ、避けられた!(佳歩のドリブル、いつもにも増して早かった……!)」

お燐「おっ、お姉さんが星ちゃんと一緒にタックルに来たから……パチュリー戦法No.1! 『獲物は逃がすな』だね〜」

タタッ、ギュンッ!

星「う、上手いです……!」

鈴仙「……え?(これはやっぱり、気のせいなんかじゃない……!)」

319 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 21:53:35 ID:???
静葉「(弾かれて、ボールを後ろの方まで押し込まれてしまったわね。でも……)パチュリー戦法No.7!
    『ピンチの後は最大のチャンス』……!」

グワァァッ、バシュルルルル……。

鈴仙「な、何コレ……?!(皆、攻撃判断が早くなってる! パチュリーさんのなんか全く具体性の無い、
    ワケの分からない戦法のせいで……!? う、ウソでしょ……?!)」

パチュリー「(フフフ……レミィから”サッカー博士”とも呼ばれた私は、長年の書物研究の成果により。
        体力の消耗を最小限におさえ、パスやドリブルを有効的に使う事のできる戦術を編み出していた。
        名付けて、『パチュリー戦法』! これまでは机上の空論だったけれど、イタリアでの実戦のお蔭で、
        随分と役に立つ戦術となったみたいね……!)」

霞「な、なんで……!? なんでこんな小学生でも思いつくような。知性の欠片も感じられなければ、
  具体的に何も語っていない、クソみたいな戦術で、皆の動きが改善されてるんですか……!?
  こんなの……こんなの、データには載ってなかったッッ!!」

コーチ「(ふ、ふ〜む……? ワシは最初、パチュリーがとうとう乱心したと思っておったが。
      どういう仕組みじゃろうか。実際にチームメンバーはこの戦法を意識する事により、
      行動の指針が簡略化され、シンプルにパス出しやドリブルが出来るようになっておる。
      実質、ファストブレイクの強化版というか……。これこそが、彼女がイタリアで磨いた、戦術眼の真髄……なのかのう?
      う〜〜〜む。分からん。分からんゾイ……)」

漸く異変に気付いた弟子の横顔を一瞥し、パチュリーはニヤリと笑みを漏らす一方で。
非科学的かつ非論理的な戦法未満の単語が実際に功を奏している事実に、霞は泣きながら激昂し。
様々な修羅場や理不尽を経験した筈のコーチも、しきりに首を傾げていた。

*パチュリーのスキル・ファストブレイク(発動時全選手のパス+1、全行動消費ガッツ1.1倍)が、
 スキル・パチュリー戦法(発動時全選手のドリブル・パス+1、全行動消費ガッツ1.2倍)に進化しました。

320 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:55:19 ID:???
そう言えばあの人の弟子のウォー◯マンも失明してたな

321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 21:56:23 ID:???

パチュリーによる謎な新戦術の威力に鈴仙チームの面々が驚きを隠せない中……。
彼女達の攻め手はいよいよ、ゴール前へと迫っていた。

反町「(よし……ここだ。ここで佳歩にセンタリングを上げる!)――『オオゼリパス』だ!」

グワァァッ、バシュッ……!

霞「反町さんがパスを出しました……! パス能力、58……いえ。60!!
  要警戒度A+ランク。てゐ様の『エンシェントデューパー』のSランクに次ぐレベルです!!」

アリスさん「だったら、私がカットに出るわ!」

コーチ「(ふむ。左サイドに掃けて上がった反町が、CFWの佳歩に向かってセンタリングか。
      狭いコートである都合上、アリスさんも戻ってカットに向かえておるが……。
      反町一樹。彼奴の高いキックコントロール力に裏打ちされたパスは、因幡てゐにも次ぎ、世界有数クラス。
      アリスさんもまた、パスカットにおいては、元々の得意分野である事もあって優秀ではあるが。
      レジスタであるパチュリーの指示と、更にはその謎戦法がサポートする中でも、果たしてボールを取れるんかのう……?)」

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 21:58:12 ID:Pdsjj3Cw
先着2名様で、

★反町→オオゼリパス 58 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=★
★アリスさん→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
 霞→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩に低いボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙チームのスローイン)(つかさがフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
反町のスキル・ポイゾナスセンスにより、パスカットに出た敵選手の人数補正が−1されます。
アリスさんのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

323 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:58:49 ID:???
★反町→オオゼリパス 58 ( スペード7 )( 1 + 5 )+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=★

324 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 21:59:20 ID:???
★アリスさん→パスカット 56 ( ダイヤA )( 5 + 4 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
 霞→パスカット 50 ( クラブ8 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★


325 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:02:41 ID:???
>霞「な、なんで……!? なんでこんな小学生でも思いつくような。知性の欠片も感じられなければ、
  具体的に何も語っていない、クソみたいな戦術で、皆の動きが改善されてるんですか……!?

クソみたいってwwww

326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 22:21:20 ID:Pdsjj3Cw
すみません、判定表の結果が逆でしたね。正しくは、
≧2→佳歩に低いボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(つかさがフォロー)(鈴仙チームのスローイン)
≦−2→鈴仙チームボールに。
です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★反町→オオゼリパス 58 ( スペード7 )( 1 + 5 )+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=66★
★アリスさん→パスカット 56 ( ダイヤA )( 5 + 4 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)+(ムーンサルト上海+4)=69
≦−2→鈴仙チームボールに。

ギュルルルルッ……!

アリスさん「この程度――! 行くわ、『ムーンサルト上海』ッ!」

バッ! バァァ……ッ! クルンッ、バシイッ!

反町「な、なにィ……!?(ま、また止められた……! サンパウロ戦の時と言い、俺って勝負弱いのか……!?)」

てゐ「おお〜。ナイスアリスさん!(こりゃあヤバイね。私の『エンシェントデューパー』でも、
    運が悪ければ普通に弾かれるなりされそうだわ。あー、アリスさんが味方で良かった〜)」

コーチ「(反町のパスは悪くないどころか、このチームではてゐに次ぐ、ナンバー2パサーな筈なんじゃがのう。
      どうにも、上手く行った記憶があんましないわい……)」

鈴仙「ナイスよ、アリスさん!(左サイドの静葉は……星をマークしているみたいね。
    という事はつまり、ここから敵陣深くまでは充分切り込めるみたいだけど。
    そこからが問題ね。星のキープを信頼するか。それともアリスさんに切り込んでもらうか……、って)」

タタタタッ……!

アリスさん「感じる……! ボールくんの声が聞こえるわ……! トモダチ100人への道を示すロードが今、示される……!」

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 22:22:23 ID:Pdsjj3Cw

鈴仙「(や、やばっ……! あの感じ。アリスさんがまた、トランス状態に入ったみたい……!
    とりあえず、ウイングのポジションを全うするように、サイドは駆け上がってくれてるけれど……次にどうするのか、
    全く読めない感じだわ……! こ、ここは取りあえず前に上がって……!)」

コーチ「(アリスさん……その総合力は、リトルウイングズでもパチュリー、慧音に次ぐナンバー3であるし。
      司令塔として充分相応しい能力を持っておるんじゃが。この制御しきれぬ謎メンタルが、やはり問題じゃのう……)」

鈴仙やコーチが固唾を呑んで見守る中、アリスさんは左サイドを駆け上がり。
静葉がぴったりとマークについている左FWの星と、お燐がサイドに寄りつつも警戒している、右FWの鈴仙。
そして慧音と穣子がPA内を固めている関係で、今やフリーとなっている自分自身を見比べて――。

先着1名様で、

★アリスさん特有の行動指示不可現象→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アリスさん「(待って。ヒールリフトで回転を掛けてから、『アーティフルドライブ』を撃てば……!)」アリスさん、……!?
ダイヤ→アリスさん「うおおお〜〜! 私の不定愁訴を癒してくれるのはドリブルゴールだけよ〜〜!」アリスさん、ドリブル!
ハート→アリスさん「(私ってばフリーじゃない! 今こそ決めて人気者になるチャンスよ!)」アリスさん、シュート!
スペード→アリスさん「(星は優しそうだから、トモダチになってくれそう!)」アリスさん、星にグラウンダーのパス!
クラブ→アリスさん「(こ、ここはトモダチの鈴仙にパスよっ!?)」アリスさん、鈴仙にパス!
クラブA→アリスさん「(パチュリーは魔女友達だから……パチュリーにパスね!)」アリスさん、そいつは敵だ!?

328 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:22:56 ID:???
★アリスさん特有の行動指示不可現象→ ダイヤ2

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 22:27:47 ID:Pdsjj3Cw
すみません、判定表を作ってから気付いたのですが。
パチェチームはGKがさとりであり、つまりドリブルゴールはかなり困難になっています。
逆に、フリーで撃てるかもしれないシュートはブロックの危険性こそあれ、比較的有利です。
そのため、判定表ではドリブルとあるのですが、

JOKER→アリスさん「(待って。ヒールリフトで回転を掛けてから、『アーティフルドライブ』を撃てば……!)」アリスさん、……!?
ダイヤ→アリスさん「(私ってばフリーじゃない! 今こそ決めて人気者になるチャンスよ!)」アリスさん、シュート!
ハート→アリスさん「(星は優しそうだから、トモダチになってくれそう!)」アリスさん、星にグラウンダーのパス!
スペード→アリスさん「(こ、ここはトモダチの鈴仙にパスよっ!?)」アリスさん、鈴仙にパス!
クラブ→アリスさん「うおおお〜〜! 私の不定愁訴を癒してくれるのはドリブルゴールだけよ〜〜!」アリスさん、ドリブル!
クラブA→アリスさん「(パチュリーは魔女友達だから……パチュリーにパスね!)」アリスさん、そいつは敵だ!?

という結果表に修正して、進行したいと思います。
つまり、次はアリスさんのシュート判定から入っていきます。
少し特例的な取り扱いですが、ご了承ください。

330 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 22:37:12 ID:Pdsjj3Cw
★アリスさん特有の行動指示不可現象→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→アリスさん「(私ってばフリーじゃない! 今こそ決めて人気者になるチャンスよ!)」アリスさん、シュート!

アリスさん「そ、そうだわ……! 私にはパスを出す以外の仕事があるじゃないの……!」

グワァァァァァッ……!

慧音「―――む。シュートか!」

穣子「そ、そう言えば。アリスさんったらフランスでも一人でシュートの練習とか、やってたかも……!」

静葉「……ッ!(フリーで撃たせるのはやむを得ないわね。古明地さとりの弱点である、
    寅丸星を放っておくわけにもいかないもの!)」

星「ぐっ……身動きが取れません! 競り合えれば、力負けしない自信はあるのに……!」

コーチ「(アリスさんのミドルシュートか……。ふむ。折角の機会じゃから、確認しておくゾイ)」

霞「(シュート威力……60! 危険度はCランクですが。フリーかつ、古明地さとりさんが相手なら、あるいは……!)」

アリスさん「見なさい、これが人気者特有の――『アーティフルドライブ』よ〜〜!」

バッ……ゴオオオオオオオオオンッ! ゴオオオオオオオオオッ……!

さとり「(PA外のシュートですが……大丈夫。全力を出せば止められる!)――ソコデスッ!」

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 22:38:35 ID:Pdsjj3Cw

先着3名様で、

★アリスさん→アーティフルドライブ 60 (! card)(! dice + ! dice)+(フリー補正+2)=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星と静葉で競り合い)(鈴仙がねじ込み)(さとりがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→アリスさんの『アーティフルドライブ』がパチェチームのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星と静葉で競り合い)(鈴仙がねじ込み)(鈴仙チームのコーナーキック)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。

332 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:40:53 ID:???
★アリスさん→アーティフルドライブ 60 ( クラブ9 )( 5 + 2 )+(フリー補正+2)=★

333 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:41:19 ID:???
★アリスさん→アーティフルドライブ 60 ( ハートQ )( 2 + 4 )+(フリー補正+2)=★

334 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:41:33 ID:???
★穣子→ブロック 56 ( スペードJ )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 ( クラブA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

335 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:43:58 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( スペード10 )( 6 + 5 )=★

336 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 22:44:24 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ダイヤ7 )( 5 + 1 )=★

337 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:04:23 ID:???
うーん、なんとか星に撃って貰わないとな
タイガーバニーシンフォニアでの突破から撃って貰うかねぇ

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 23:06:13 ID:Pdsjj3Cw
★アリスさん→アーティフルドライブ 60 ( クラブ9 )( 5 + 2 )+(フリー補正+2)=69★
★穣子→ブロック 56 ( スペードJ )( 2 + 4 )+(人数補正+1)+(ポテトルーム+4)=67*減衰!
 慧音→ブロック 56 ( クラブA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=61★
★アリスさん→アーティフルドライブ 60 ( クラブ9 )( 5 + 2 )+(フリー補正+2)+(減衰-1)=68★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( スペード10 )( 6 + 5 )=73★*成長限界
≦−2→パチェチームボールに。

バギュルルルルル……ッ!

穣子「パワーは普通の『ドライブシュート』よりも弱いけれど、その分鋭い!
    でも、――止めちゃうよ! 蒸芋『ポテトルーム』ぅ!!」

バァァッ! バチイッ……!

慧音「(くそっ! 届かない……穣子は上手く減衰してくれたようだが。さとりは止められるのか……!?)」

さとり「慧音さん、ご心配なく。……とめますっ!」

バァァァッ、グワシイイイイイッ!

アリスさん「な、なにィ!?」

さとり「――心を読む能力を使うまでも無く。対テクニカルシュートは私の得意分野です!
    この程度のシュートでは、流石にゴールを揺らしはしないわ!」

コーチ「(今のはさとりのファインプレーもあったが。何より、アリスさんのキック力不足が露呈した結果じゃのう。
      穣子の普通のブロックにも減衰されるようじゃ、どのみち世界の強豪DF相手には敵わぬ。
      シュートの性能は悪くないから、基礎的なキック力を底上げすれば違うじゃろうが……)」

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 23:07:34 ID:Pdsjj3Cw
さとり「……ここは一旦、ボールをフィードして試合を落ち着かせます」

慧音「それで良いと思う。お燐が後ろにいれば、彼女のオーバーラップを起点に攻められるだろうが。
    今の所は彼女は鈴仙のマークを優先させている。少なくとも前半終了間際まで、
    焦って攻め急ぐ必要はないだろう」

さとり「ありがとう。……それではっ!」

グワァァッ、ポーーンッ!

アリスさんの決死のシュートは、しかし同じく全力のセービングに出たさとりによって阻まれる。
そして再び中盤に戻ったボールは、両チームによる奪い合いが続くも、
流れとしてはゴールを二度も防いだパチュリーチーム側が優先権を握る事となる。

こんな中で、次に試合が動いたのは更に数分後。前半終了間際の12分の事となった。

先着1名様で、

★前半12分の出来事→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→佳歩「一瞬でも閃光のように……キックオフシュートです!」佳歩が魔王の悪影響を受けちゃった!
ダイヤ→反町・静葉・穣子がトリオワンツーで攻め上がる!
ハート→パチュリーが佳歩とワンツー突破に向かう!
スペード→お燐が鈴仙へのマークを解除し、サイド際を猛然と攻め上がる!
クラブ→ボールをフォローした星に対し、静葉の『オータムスカイラブタックル』が迫る!
クラブA→慧音「私がいつまでもハクタク化出来ないままと思ったか!」慧音が変身してオーバーラップ!

*さとりは第二部でのセービング成長限界を迎えているため、フラグを習得しません。

340 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:08:46 ID:???
★前半12分の出来事→ ハートA

341 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:09:00 ID:???
★前半12分の出来事→ ダイヤK

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 23:46:12 ID:Pdsjj3Cw
★前半12分の出来事→ ハートA ★
ハート→パチュリーが佳歩とワンツー突破に向かう!

パチュリー「(この前半戦、鈴仙とアリスさんにはそれぞれ一発撃たせてしまったけれど。
        さとりと相性の悪い寅丸星を動かせなかったのは大きい。
        ただ――それだけでは、勝てない。私達のチームは1本もシュートに漕ぎつけていない事実がある。
        ここは多少のリスクを負ってでも、強引に――!)佳歩、攻めるわよ」

佳歩「は、はいっ! パチュリーさん! どのように……」

パチュリー「――パチュリー戦法No.1よ。佳歩」

佳歩「! それはつまり――!」

ダッ……バシイッ!

パチュリー「そう。……『獲物は逃がすな』!」

鈴仙「ぅ……! わ、ワンツー!?」

てゐ「しかもまた、あの妙な戦法を使ってるよ!」

霞「あんな……あんな非論理的な戦法は駆逐すべきです! 鈴仙さま、てゐさま。止めましょう!」

バッ、ババッ!

コーチ「(パチュリーと佳歩のワンツーか……。ふむ。この二人のパス力は安定して高い上に、
     あの良く分からない戦術を発動させているならば、確かに分は悪くなさそうじゃ。
     しかし、てゐのパスカット力もアリスさんやパチュリー程じゃあないにせよ、高いぞ。
     しかも3人掛かりとは言え、この狭いサッカーコート。――はてさて。大丈夫なのかのう……?)」

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/21(日) 23:47:46 ID:Pdsjj3Cw
先着2名様で、

★パチュリー→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=
 佳歩→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=★
★鈴仙→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 霞→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 てゐ→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーと佳歩、ワンツー成功。そして……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(反町がフォロー)(星がフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで「ディスオーダーアイ(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。
てゐのマークがクラブ以外で「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。

344 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:52:24 ID:???
★パチュリー→ワンツー 55 ( スペード2 )( 5 + 2 )+(パチュリー戦法+1)=
 佳歩→ワンツー 55 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )+(パチュリー戦法+1)=★

345 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:53:16 ID:???
★鈴仙→パスカット 53 ( ダイヤ7 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=
 霞→パスカット 50 ( スペード4 )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 てゐ→パスカット 54 ( クラブ6 )( 5 + dice)+(人数補正+2)=★


346 :森崎名無しさん:2018/01/21(日) 23:53:26 ID:???
★鈴仙→パスカット 53 ( スペードQ )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 霞→パスカット 50 ( クラブJ )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=
 てゐ→パスカット 54 ( クラブ4 )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=★

347 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 00:31:31 ID:oltdQJGQ
★パチュリー→ワンツー 55 ( スペード2 )( 5 + 2 )+(パチュリー戦法+1)=62
 佳歩→ワンツー 55 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )+(パチュリー戦法+1)=59★
★鈴仙→パスカット 53 ( スペードQ )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=65

鈴仙「そこーーっ!」

バァァァッ、パシッ!

パチュリー「……しまったわね」

佳歩「そ、そんなァ!」

コーチ「(ふ〜む。今回のワンツー自体は問題無かったが、相手が悪かった。
      鈴仙も、単なるシュートと突破一辺倒のFWではない。
      最低限世界で戦える程度の守備力も、持ち合わせておるんじゃからの)」

鈴仙「ようし。何はともあれこれでまた、こっちの攻撃チャンスよ……!
    (パチュリーさんと佳歩を抜いたから、残っている中盤は反町君。そして――)」

静葉「(今日の私の仕事は潰し屋よ。星には悪いけれど、試合から消えて貰うわ……!)」

鈴仙「(星にへばりついている静葉さんね……正直、かなり厄介だわ。
     試合開始直後の『オータムスカイラブタックル』は破格としても。
     静葉さん単独でも、星相手なら十分有利に戦える程度のマンマーカーだものね。
     ……他には、私が単独で攻めるっていう手や、アリスさんやてゐに任せるって手もあるけど。
     ここは、どうやって攻めるのが一番良いかしら。う〜む……)」

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 00:33:02 ID:oltdQJGQ
鈴仙は、暫くの逡巡の後――こう攻め込む事にした。

A:自分(鈴仙)のドリブルで反町を抜く!(鈴仙のドリブル:56)
B:鈴仙のパスで反町を抜く。そして中盤深めに放り込んで、星と静葉で競り合わせる!(鈴仙のパス:55)
C:ウイングのアリスさんのドリブル突破等に再度期待してみる!
D:てゐに預けて溜めを作り、ロングパスで前線に放り込んで貰う!
E:星にパスだ。ドリブルで切りこんで貰ってから、『コンプリートクラリフィケイション』を撃って貰う。
F:もちろん超ロングシュートがベストだろう。『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:700/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

349 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 00:34:53 ID:b3ACjwW+
B

350 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 00:36:47 ID:bjaLlb5+
B

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 00:39:21 ID:???
Bが選ばれたところで、今日はここまでにします。
>>320
鈴仙「アワワ」
>>325
データ至上主義の霞的には、全くデータ的でないパチュリーの戦法が気に喰わなかったのでしょうね。
なお、この事で霞とパチュリーが対立するとかチーム内がドロドロになるとかはありません。ノリです。
>>337
星には今静葉がマークについています。ストラット君と同じですが、現状の星ではマンマークに弱いという弱点がありますね…
なお、今回の選択肢でタイガーバニーシンフォニアが出てませんが、
これは鈴仙が中盤のてゐ達と一緒にパスカットに向かった分、星との距離が離れた為と解釈してください。

352 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 01:00:25 ID:???
乙でした

パチェさんがアリスさんとツートップを組める面白い人になりそう
同室の人は大変ですね(白目)

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 22:46:52 ID:???
>>352
乙ありがとうございます。元々パチェさんも中々アレでしたが、今回のクラブAでもっと緩くなりそうですね。
アリスさんも含めてこんなキャラと同室になる人は、さぞかし奇想天外な人なんでしょうね(すっとぼけ)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:鈴仙のパスで反町を抜く。そして中盤深めに放り込んで、星と静葉で競り合わせる!(鈴仙のパス:55)

鈴仙「(――反町君は元FW。タックルはそこそこ強いけれど、パスカットは苦手な筈よ!)……これなら、どうかしらっ!」

グワァァッ、バシュウッ!

反町「(前方へのスルーパス? いや、これは……!)」

静葉「くっ……!(この軌道は、星への放り込みね……!
    上背もフィジカルも優れている星に、私が競り合いで勝てるかどうか……!?)」

コーチ「(中盤深め……これは星に競り合わせるよう仕向けたか!
     確かに。パスカットを苦手とする反町や、線が細く、フィジカルの弱い静葉を対処するには、これが最善の選択じゃ。
     しかし……)」

パチュリー「…………」

コーチ「(ロングパスには危険がつきものじゃ。特に、選手を動かす事の上手い司令塔が居るチーム相手には、な)」

354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 22:50:07 ID:oltdQJGQ

先着3名様で、

★鈴仙→パス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリーのスキル・オフサイドトラップ→(! dice + ! dice)★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→星と静葉が高い浮き球で競り合いだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(静葉がフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのスキル・オフサイドトラップの数値が偶数の場合、オフサイドトラップが発動し、
鈴仙が勝利しても、強制的にパチェチームボールのフリーキックとなります。(奇数の場合は失敗となります。)

355 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 22:50:36 ID:???
★鈴仙→パス 55 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )=★

356 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 22:52:48 ID:???
★反町→パスカット 51 ( スペードK )( 3 + 6 )=★

357 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 22:53:08 ID:???
★パチュリーのスキル・オフサイドトラップ→( 5 + 4 )★

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 23:02:50 ID:oltdQJGQ
★鈴仙→パス 55 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )=60★
★反町→パスカット 51 ( スペードK )( 3 + 6 )=60★
★パチュリーのスキル・オフサイドトラップ→( 5 + 4 )★→失敗!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして静葉がフォロー

パチュリー「(いや。今の反町の動きなら、私が指示するまでも無いわね……)」

反町「(鋭いコースだ! でも……)そこだっ!」

バアァァッ! バチイッ……ポーンッ!

鈴仙「そ、そんなぁ……弾かれるなんて!」

コーチ「(いや。今のはたまたま、反町の勘が冴えとっただけじゃ。普段なら、鈴仙が勝っておる。
     ……とはいえ、鈴仙のパスも安定はしておるが、トップクラスと比べると一つ物足りぬか。
     何か一つでも、大技があればのう)」

ポーンッ、パシッ!

静葉「ボールをフォローしたわ! 今から前線、に……」

ダッ!

星「うわあああん! そろそろ私にもボール下さぁい!」

ズバッ、ゴオオオオオオオッ……!

静葉「(しまったわ! これまで張り付いていた星が、逆に私に対してタックルを……!)」

霞「(タックル力……56! 凄いタックル力です。それこそ、世界でも屈指レベルの……!
   これなら、華麗な足技に長ける静葉さんにだって、充分勝てちゃうんじゃ……!?)」

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 23:04:33 ID:oltdQJGQ
先着2名様で、

★静葉→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★星→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(霞がフォロー)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
静葉のマークがダイヤ・ハートで「落葉ターン(+4)」が発動します。
星のマークがダイヤ・ハートで「ハングリータイガー(+3、吹飛3)」が発動します。

360 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:06:10 ID:???
★静葉→ドリブル 55 ( スペード6 )( 3 + 5 )=★

361 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:09:56 ID:???
★星→タックル 56 ( クラブ5 )( 3 + 6 )=★

362 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:15:22 ID:???
アリスさんとマスター相手にしてたらその内、鈴仙さんに苦労人ポジションだけじゃなくて世話焼き属性まで生えてきそう


363 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 23:28:23 ID:oltdQJGQ
★静葉→ドリブル 55 ( スペード6 )( 3 + 5 )=63★
★星→タックル 56 ( クラブ5 )( 3 + 6 )=65★
≦−2→鈴仙チームボールに。

星「ずりゃあああああああっ!!」

グワッシャァァァァァァァァッ!! ――バチイッ!

静葉「きゃああっ!?」

星「や、やったっ! 鈴仙ー! ナズーリーン! 取れましたよー!」

鈴仙「星、ナイス!(しっかし、凄いタックル力ね。日向小次郎のワイルドなプレーを思い出すわ。
    性格はあいつとほぼ真逆だけど……。――それにつけても、今はチャンスよ!
    慧音さんと穣子が向かってはいるけれど、まだ距離はあるからシュートも撃てるし。
    私も、サイドに寄りたがってるお燐のマークを外して、グラウンダーのシュートに行けそう。
    あと一応、アリスさんもフリーだし……センタリングを上げる事だって出来そうね。
    さあ、前半ももうすぐクライマックスだから、ここで1点決めときたい所だけど……!?)」

A:「星! 決めるなら今よ。全力のミドルでやっちゃって!!」(威力:67)
B:「私にグラウンダーのパスを。『マインドエクスプロージョン』で決めるわ!」(威力:65)250消費
C:「必殺ワンツーの『タイガーバニーシンフォニア』で、ゴール前まで突撃よ!」(鈴仙側の威力:57)
D:「アリスさんがフリーよ! アリスさんにパスを出してあげて!」(更に判定)
E:ここは星の判断に任せてみる。
F:その他 星にドリブルゴールさせたい場合、
  てゐにバックパスし、『インビジブルデューパー』を狙いたい場合等はこちらで

鈴仙のガッツ:660/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

364 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:29:51 ID:mpPclnGY
A

365 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:34:26 ID:VA5K3Z8U


366 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:41:29 ID:???
このタックル力なら本編ブラジル戦の日向みたいにリベロ起用もありかなー
あっちと違って他のFWも見劣りしない得点力あるし

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 23:44:52 ID:oltdQJGQ
A:「星! 決めるなら今よ。全力のミドルでやっちゃって!!」(威力:67)

星「鈴仙……! ええっ、分かりました。今こそ、この力を振るう時なのですね!」

                      グワァァァァァァァァッ……!!

ゾクッ……!

コーチ「(おっ、ついに出るぞ。 このチームでも最大級の火力の一つが……!)」

慧音「(な、なんだ! この悪寒は……!)」

穣子「これって。こないだのサンパウロの試合の時と一緒だよ……!?」

さとり「……(これこそが、世界トップクラスのシュート。これを掴めぬようでは、私は到底、光など掴めない……!)」


      星「今こそ、正義を執行する時! 完全浄化――『コンプリート・クラリフィケイション』ッ!」

                バッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!


368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/22(月) 23:46:58 ID:oltdQJGQ
先着3名様で、

★星→コンプリートクラリフィケイション 67 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(アリスさんがねじ込み)(さとりがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→星の『コンプリートクラリフィケイション』がパチェチームのゴールを浄化する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(アリスさんがねじ込み)(鈴仙チームのコーナーキック)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
星の「コンプリートクラリフィケイション」には吹飛係数1があります。
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。

369 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:47:19 ID:???

★星→コンプリートクラリフィケイション 67 ( クラブA )( 3 + 1 )=★

370 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:49:03 ID:???
★穣子→ブロック 56 ( クラブ9 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 ( スペード9 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=★

371 :森崎名無しさん:2018/01/22(月) 23:50:46 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ダイヤ8 )( 5 + 1 )=★

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 00:28:29 ID:BwSKnCRw
★星→コンプリートクラリフィケイション 67 ( クラブA )( 3 + 1 )=71★
★穣子→ブロック 56 ( クラブ9 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=62
 慧音→ブロック 56 ( スペード9 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=67★*減衰!
★星→コンプリートクラリフィケイション 67 ( クラブA )( 3 + 1 )+(減衰-1)=70★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ダイヤ8 )( 5 + 1 )+(光を掴みます!+3)=71★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして鈴仙チームのコーナーキック

ド ゴ ゴ  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ッ!

穣子「え!? 何コレシュート……ってホンギャッ!?」

バギイッ!

慧音「くっ……負けて堪るか……、って、ぐわぁあああーーーっ!」

ドゴオオッ!

霞「(シュート威力……ぴったり67! Cちゃんが居たら、死ぬほど喜びそうな数値ね……)」

鈴仙「(ナズーリンから話を聞いただけでも、物凄い威力のシュートだって分かったけど。
     こうして目の当たりにしてみると、とんでも無い威力ね……。
     ストラット君の『インゲンスゾーンシュート』と互角くらい?)」

佳歩「(パワーは絶対に敵わない。でも……スピードだったら、私の『ラビットダイブ』だって負けてません!)」

コーチ「(ワシの見立てでは、次の大会はこれを上回るシュートは多数出て来るじゃろう。
      しかし、この威力のシュートを、一人で、安定して、ミドルで出せるのは、今のところこのチームでは彼女しか居らん。
      先のタックル力を見ると、リベロやサイドバックで使いたい欲求も出て来るが……。
      この大砲をCFWとして使わんというのも、いやはや、なんとも勿体ない事よ)」

373 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 00:29:41 ID:BwSKnCRw
一同は放たれた星の必殺シュートの威力に舌を巻き、息を呑んでいたのだが――。

バァァァッ! ――バチイイッ……!

さとり「もう取られたような反応をするのは、やめて貰いたいですね……!
    (もっとも。私では、こうして弾くのが精いっぱいな訳なんですが……)」

コーチ「(ほう、アレを止めたか。まあ確かに、星は少し気合を入れ過ぎて蹴り損じた感じじゃったから、
      ベストコンディションのさとりが止められぬ道理はないが……中々やるのう)
     ピッピッピー。ほれ、ゴールラインを割ったから、コーナーキックじゃ。鈴仙チームの」

慧音「なんとか、さとりが守ってくれたか……」

さとり「――慧音さんが、威力を減衰してくれたお蔭です。
    そうでなければ、もっと分が悪い勝負に持ち込まれていたでしょう」

お燐「!(コーナーキックなら、あたいもブロックで活躍できるよ!)」

穣子「(ここを守れば、前半は無失点でオワリかな……?)」


星「ああ〜! すみません、私が不甲斐ないばかりに……!」

ナズーリン「良いから。ご主人は一々パフォーマンスが大袈裟過ぎるんだよ。
        ……それよりも、次のコーナーキックを考えなくっちゃ」

鈴仙「ええ、そうね……(でも、状況的にはかなり悪いのよね……)」

仲間達と軽く打ち合わせしながら、鈴仙は今しがたゴールを守ったさとり。
そして穣子と慧音に――お燐や静葉までが固めるペナルティエリアを注視する。

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 00:31:24 ID:BwSKnCRw
鈴仙「(セットプレーになっても、下手なダイレクトやポストプレイは、さとりさんの飛び出しで防がれちゃう。
     一対一を狙うのも難しい。さとりさんは勿論としても、慧音さんや静葉さんみたいなタックラーが居るんだから。
     とはいえ、一旦後ろに戻して星にもう一回蹴らせようとしても、その時はまた、静葉さんが張り付いてくるだろうし。
     そもそも星にしたって、さっきみたいな超威力のシュート、ポンポン撃って後半戦まで持つとも思えない。
     それと……コーナーから直接狙えるシュートを撃てるのは、
     アリスさん位しか居ないけど……そのアリスさんも、結構疲れてるのよね)」

PA内では無敵の強さを誇るさとりを相手にしてコーナーキックを行う事の難しさを、
鈴仙は改めて実感しながらも、しかし何か手は打たなければと考えて。その結果――。

A:自分(鈴仙)の『マインドスパークルマイン』でゴールを狙う。(威力:66)300消費
B:自分(鈴仙が星にポストプレイ。星の二度目の『コンプリートクラリフィケイション』に賭ける。(鈴仙のポストプレイ:59)
C:自分(鈴仙)は玉兎スルー。星が合わせてダイレクトしてくれる事を狙う。(威力:65)150消費
D:アリスさんに、コーナーから直接『アーティフルドライブ』を撃って貰う。
E:てゐにショートコーナーで、ドリブルゴールを狙わせる。
F:星にグラウンダーのパス。ボールキープさせてから、『コンプリートクラリフィケイション』を狙う。
G:今回のコーナーでは攻めない。後ろにボールを戻し、パスワークで様子を伺う。(更に判定)
H:仲間達に意見を募る(更に判定)
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:660/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

375 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 00:36:38 ID:Fsgx7brI

霞ちゃん助けて!

376 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 00:37:51 ID:IQG8buJM
H

377 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 00:49:03 ID:BwSKnCRw
H:仲間達に意見を募る(更に判定)

鈴仙「(ダメね。考えても一向に対さとりさんの策が思いつかないわ。
    というか、得点チャンスを作り易いPA内で無敵って、チートでしょ……リアルサッカー的に考えて)」

考えが煮詰まって来た鈴仙は、暫く考えるのを中断し、仲間の声に耳を傾ける事にした。

先着1名様で、

★私にいい考えがある→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→にとり「私に良い考えがある!」ゲェー! いつの間にかにとりが敵ゴール前に!
ダイヤ→てゐ「私がサイド際でボールをキープする。それから――『インビジブルデューパー』だ」
ハート→霞「鈴仙さまの『玉兎スルー』を使えば、あるいは……」
スペード→アリスさん「私のドリブル突破なら、さとりが相手でも抜けるかもしれないわ……!」
クラブ→星「鈴仙のダイレクトはどうでしょうか? もしかしたら決まる……かも、しれませんし」

378 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 00:49:40 ID:???
★私にいい考えがある→ クラブA

379 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 00:50:45 ID:BwSKnCRw
ニトリ ニトリ ニトリ ニトリ(予告)
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします(汗)
本日もお疲れ様でした。
>>362
パチュリーは敢えて愚者を演じることで、鈴仙を人間的に(妖怪兎だけど)成長させているのです。たぶん。きっと。かもしれない。
>>366
そうですね、その辺りは悩ましくなると良いなと思っています。
基本的にFW4人は全員が全員、それぞれ他には無い長所を持っているので強いです。

380 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 01:02:40 ID:???
イボンコ☆ペッタンコ
……この試合魔物さん気合い入りすぎてないですか?

381 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 01:07:07 ID:???
乙でした
みんな紅白戦だからってはっちゃけ過ぎだよぉ

382 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 01:30:20 ID:???
乙なのです

この人達、大会決勝とかでもシリアスな雰囲気出しながらしれっとはっちゃけそうな気がする
でもそんなこのチーム好きだわ

383 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 17:50:42 ID:???
クラブのAさん一家今度はこっちに引っ越してきたんすか・・・

384 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:02:44 ID:???
クラブA「よかれと思って出てきたよ!少し忘れてた?」

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 23:14:07 ID:BwSKnCRw
>>380
まさかまたクラブAが出るとは思いませんでした…
>>381
乙ありがとうございます。
最初は、「仲間同士の紅白戦で、しかも8vs8で盛り上がるかな…」とか少し心配してましたが、
杞憂となって(?)良かったです。
>>382
乙ありがとうございます。ゲーム的な観点で言うと、今回の紅白戦は仲間の能力を確認するとともに、
本格始動した新チームやその仲間達に、愛着を持って欲しいと思って企画しましたので、
そう言って頂けると大変うれしいですし、そうした意味では引きに感謝していますw
>>383
おぜう様を(引き的な意味で)陵辱し飽きてしまったのでしょうか…

386 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 23:15:45 ID:BwSKnCRw
★私にいい考えがある→ クラブA ★
JOKER・クラブA→にとり「私に良い考えがある!」ゲェー! いつの間にかにとりが敵ゴール前に!

鈴仙「良い考え、って。その声は……?」

にとり「私だよ、鈴仙!」

鈴仙「ゲェーッ!? あんたゴールキーパーでしょうが! なんで私達FWと同じ前線に居るのよ!」

星「ダメですよにとりさん。早くゴールの方に戻らないと」

てゐ「鈴仙。この河童は置いて行こう。どうやら気が狂ってしまったみたいだ」

鈴仙は目を疑った。目が見えないのに、それでも疑った。聞こえる筈の無い声が聞こえたのだから仕方ない。
鈴仙だけではない。周囲のメンバーもぎょっとしてあり得ない物を見るような目でにとりを凝視しているのに、
この偏屈な河童は全く気にする事もなく、にへらと笑って鈴仙にすり寄り、

にとり「それよりさぁ〜。今皆困ってるよね。困ってるよね! だったら、私に良い考えがあるんだぁ」ボリボリ

――と。空気を読もうともせず、自分の言いたい事ばかりをべちゃべちゃと話しまくる。
(キュウリを食いながら話すものだから、唾が鈴仙のブラウスにちょっとついた)

鈴仙「何なのよ、良い考えって。あんたのダイレクトシュートだとか、そんな寝ぼけた事をほざくようなら、
    簀巻きならぬ河童巻きにして、魔界の海に放り投げてやるんだからね……!」

鈴仙はにとりのプレーの多くは知らないが、幻想郷時代でも彼女は生粋の守備職人だった。
本職のGK以外でも、タックルやブロック等DFとして必要な能力はそこそこだったが、
攻撃面で彼女が活躍している姿を見た事がない。中山がパスカル達が入って来る前の草サッカーの試合では、
自信満々に放ったパスをルーミアに軽々カットされていたような、そんなイメージしかないのである。しかし。

にとり「ふっふっふ……今日の私はひとあじ違うぜぇ? なんたって、こんな事もあろうかと、
    スゥペェシャル! な、準備をして来たんだからねぇ〜〜〜〜!!」

387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/23(火) 23:18:22 ID:BwSKnCRw
鈴仙「(割と、イヤ〜な予感しかしないんだけどなぁ……)」

ウザいテンションを維持したままに、にとりは困惑するコーチを促し笛を鳴らし、
いよいよ自分の逃げ場すらも放棄しにかかっている訳だが……。
――そんな中明らかになる、にとりの「良い考え」とは果たして……。

先着1名様で、

★発明王?ニトリ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→にとり「この魔王式キック力増強シューズさえあれば、私のシュート力も67に……!」バリバリ!!
ダイヤ→にとり「じゃじゃ〜ん、ジャンプ台! さとりが心を読めない位、高い位置に行けば良いのさ!」
ハート→にとり「私は開発したんだ。敵のいかなるブロッカーも通さぬ最強のマシン・『スーパースコープ3D』を……!」
スペード・クラブ→にとり「さよなら鈴さん。どうか死なないで…」にとりがさとりの背中にくっついた!
クラブA→にとり「この電子レンジ型タイムマシンがあれば、コーナーキック前に戻れるんだ……! 飛べよおおおお!」
      ――にとり、タイムワープに失敗しゲル河童になる。

388 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:18:48 ID:???
★発明王?ニトリ→ スペード5


389 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:18:54 ID:???
★発明王?ニトリ→ クラブ10

390 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:23:05 ID:???
BAD ENDかな?

391 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:28:53 ID:???
多分さとりの上着を剥がすくらいの自爆しかできないと思うんですけど(名推理)

392 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:30:57 ID:???
さとりさんがびっくりする効果があるとか?
ドラゴンボール集めにナメック星に行かないと…いや、行かないでもいいかなーとちょっと思ったり

393 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:36:53 ID:???
魔界のいい土にキュウリの種植えれば5、6人に増えて生えてくるんじゃね?
同じ緑色だし

394 :森崎名無しさん:2018/01/23(火) 23:42:56 ID:???
ファウルですね、間違いない

395 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:14:37 ID:MFZSfY76
★発明王?ニトリ→ スペード5 ★
スペード・クラブ→にとり「さよなら鈴さん。どうか死なないで…」にとりがさとりの背中にくっついた!

鈴仙「(あれ、にとりったら……少し泣いてる?)」

その時、鈴仙だけが察する事が出来た。――にとりは決して、お遊びで前線までやって来た訳では無いのだと。

バァァァァッ……!

お燐「さとり様! 後ろを見てみろ!!」

さとり「ぬ!!!!(――この河童。もしかして……! というかお燐、仮にも主に対して何故命令口調……?)」

にとり「(ごめんね、皆……こうするしか、勝つ事が出来なかったんだ……)」

ガバァァッ!!

コーチ「なにィ! にとりがゴール前から飛び出したと思うと、そのままさとりの守る敵ゴールまで飛び出して、
     背中にビタッと張り付いたじゃとォ!!」

さとり「くっ……! こっ……このチビ……!」

鈴仙「(いや……さとりさんもにとりも、背丈ってそんなに変わんないし……)」

星「!?!? ま、まさか……にとりさん……!?」

にとり「さよなら鈴さん……どうか死なないで」

バラッ! シュウ〜〜〜ッ……!

にとりはそう最後の別れを告げると、青い上着を脱ぎ棄てると。
脱ぎ捨てたインナーの上には、無数のダイナマイトが巻き付けられており、その導火線は既に火がついていた。

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:16:04 ID:MFZSfY76
にとり「(ここで古明地さとりを殺せば、私達のチームは優勢になる……!
     くそっ! 怖くないぞ……! だって約束したんだ。こんな私を受け入れてくれた盟友の為にも。
     この試合……勝ってみせると……!!)」

さとり「なんでただの紅白戦にそんな気合入れてるのよ!? というか私達、仲間でしょうが!?」

そのメチャクチャな光景やらにとりの心境描写やらに思わずさとりも素に返ってしまうのだが、しかし導火線の火は消えない。
そして――。

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……ンッ!

大地を揺るがす大爆発が、パチュリーチームのゴール前で起きた。

霞「自爆して、相打ちだなんて……! こんなの、データに無かった……!!」

アリスさん「でもこれで、最大の壁であるさとりが消滅したわ。ゴールを入れるなら、今しかない……!」

鈴仙「(いや。色々おかしいでしょ!? なんでサッカーで。しかも紅白戦で、仲間が二人も死なないといけないのよ……!?)」

なんかもう色々とおかしい展開に、鈴仙は突っ込む気力すら失せてくるのだが。
それでも、思わざるを得ないのだった。「これ、サッカーの試合……だよね?」……と。

さとり「……いや。別に死にませんからね? 私もひ弱ですけど、一応妖怪ですし。
    (とはいえ、大分疲れたのは間違い無いのだけどね……)」

にとり「ひゅ、ひゅいい……(身体を張ったのに、ダメだったよぉ……)」

――なお、自爆した側もされた側もノリで消滅とか殺すとか言ってただけなので、
別に死んだり上着が吹っ飛ばされたりもしてない事を付記しておく。

*にとりがスキル・自爆(にとりが接触プレーで負傷した場合発動。負傷させた選手のガッツを300減少させる)を習得しました。
*今回は紅白戦のため、にとりは負傷しませんが、さとりのガッツが300減少しました。

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:17:32 ID:MFZSfY76
そして――パチュリーチームの一同は、にとりの自爆特攻作戦にある、超巨大なデメリットにも当の昔に気付いていた。

慧音「意味不明な展開だが。実態はこうだ。敵のGKがオーバーラップをして、さとりに一対一を挑んだ。
    我々は驚愕のあまり対応できなかったが、敵のGKは文字通り自爆して、攻撃は失敗したのだ。
    これが何を意味するか、と言えば……!」

パチュリー「――皆。今敵のゴールキーパーは不在! 一点奪ってから、前半を終えるのよ!」

パチュリーチーム一同「「「おおおおっ!!!!!」」」

ダッ!

鈴仙「あんぎゃーーっ!? やっぱりこうなったーー!!?」

てゐ「どーするんだよぉ……!? 私もアリスさんもコーナーキックで上がっちゃったから、
    後いるのは霞と、DF二人しか居ねぇよぉ……!?」

星「にとりさん……生きてて良かったです。グスッ」

ナズーリン「ご主人はもっと大事な事心配しような!? 宝塔ならともかく。
        どっかの風祝よろしく、常識まで落っとこすのだけはやめてくれよな!!?!!??」

パチュリーチームは当然の如く、ボールを前に蹴り出し速攻を開始。
先程猛威を振るった『パチュリー戦法』の下、面々は抽象的な指示を飛ばしながら、
高速で中盤を蹂躙していくのだった。そして――。

398 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 00:17:50 ID:???
キーパー性能的に本当に自滅しただけじゃないか……

399 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:23:06 ID:MFZSfY76
反町「――今がチャンスだ、佳歩!」

バシッ……!

佳歩「はいです、反町さん!(敵のGKは今不在! つまりは……霞ちゃん、つかさちゃん。ナズーリンさん。
    この三人を抜けば、ゴールは決まります!!)」

ダッ!

霞「(なんで、どうしてデータに無い事ばかりが起きるのぉ……? 私のデータ収集は、世界じゃ役に立たないの……?)」

ナズーリン「――霞、深い事を考えるのは止めるんだ! ここを止める事だけ考えよう!」

ズザアアアアアアアッ!

つかさ「(にとりさんが居ない以上、ゴールを守れるのは私しかいない。ここは、動けないわね……!)」

コーチ「(おのずと空いた鈴仙チームのスペースに、GK不在の混乱。これもあれば、佳歩が特攻を仕掛けるのも容易かったろうな。
      残された面々の中で頼りになりそうなのは、メキシコでタックルを鍛えたナズーリンじゃが。
      世界でも上位クラスの佳歩のドリブルに、果たして太刀打ちできるんかのう……)」

佳歩「抜きます!!」


400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:24:23 ID:MFZSfY76
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★霞→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ナズーリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更にドリブル突破! そしてシュート!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
霞のマークがダイヤで「テクニカルタックル(+2)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「ビジーロッド(+2)」が発動します。

401 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 00:26:19 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 ( ハート3 )( 2 + 5 )=★

402 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 00:26:46 ID:???
★霞→タックル 51 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 ナズーリン→タックル 55 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

403 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:39:08 ID:MFZSfY76
★佳歩→ドリブル 56 ( ハート3 )( 2 + 5 )+(頭脳的なドリブル+3)=66★
★霞→タックル 51 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=59
 ナズーリン→タックル 55 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+1)+(ビジーロッド+2)=65★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして反町がねじ込み

佳歩「……それっ!」

ポーンッ! ヒュンッ、シュンッ!

霞「(右に浮かせたと思ったら、それはフェイントで左! 佳歩ちゃん、こんなトリックプレイまで上手になったんだね……!)」

ナズーリン「――抜かせるかッ!」

ブーーンッ、バチイイイッ……!

佳歩「……ッ!(し、失敗しちゃいました! でも……この位置だったら!)」

ダダダッ!

反町「大丈夫だ! 俺が決められる……!(GKが不在だから、コースを絞って狙えるな。
    これなら――流石に俺でも決まる筈だッ!)」

グワァァァァァッ……! バッ……シィィィィィィィッ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!

つかさ「(反町さんのドライブシュート……! これを止めないと、点が決まってしまうわ!
     ここは気合を入れて……!)――うおおおおおおおおおおおおおおおっ! 止めてやるぅううっ!」

バァァァッ!

コーチ「(世界でもそこそこ上位クラスの反町のミドルに、世界でもトップクラスのブロッカーであるつかさのブロックか。
     本来ならば、その勝負は概ね互角……なんじゃろうが。GK不在の今、これは決まっちゃったのう……)」

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:40:13 ID:MFZSfY76

先着2名様で、

★反町→ソリマチドライブ 64 (! card)(! dice + ! dice)+(GK不在+5)=★
★つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧2→反町の『ソリマチドライブ』が鈴仙チームゴールに突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがねじ込み)(お燐がねじ込み)(パチュリーチームのコーナーキック)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

405 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 00:40:44 ID:???
★反町→ソリマチドライブ 64 ( ハートK )( 5 + 5 )+(GK不在+5)=★

406 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 00:48:04 ID:???
★つかさ→ブロック 56 ( ハートJ )( 6 + 1 )=★

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:50:36 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
次回は前半終了で作戦を微修正の上、後半戦に入っていくと思います。
本日もお疲れ様でした。
>>384
最近そもそも判定が少なかったのもあって、正直脅威を失念してましたね…。
>>390
クラブAなら紆余曲折の末鈴仙がドクター八意に刺殺されてバッドエンドでした。
>>391
さとり「ふう…おどかしやがって…」
>>392
スキル・自爆は某スレの某百貨店戦に出て来た栽培マンのスキルを参考にしましたね。
>>393
栽培ニトリのセーブ力は56だぞ…! キャッチだけならさとりにも匹敵する……!!
>>394
厳密には反則だが、審判のフエは鳴らず…(原作では良くある事)
>>398
実はさとりも、これでガッツペナ圏域近くになってます。ハーフタイムで回復してしまいますが…

408 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 01:14:17 ID:???
乙でした
先取点取られてしまったけど、新しいスキル覚えたしまあ良し…なのかなー?
吹き飛ばし属性のドリブル持ってる相手にマンマークさせる作戦を考えたけど使う機会無さそう

409 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 01:22:11 ID:???
質問です。にとりの怪我が接触プレーで悪化した場合も自爆は発生しますか?
もし発生するなら、怪我が酷くなるに連れて発動率が上がる強スキルに!
さあにとり、プレイ不能になるまで働くんだ!

410 :\:2018/01/24(水) 17:54:51 ID:???
サマルトリアの王子みたいなことを・・・

411 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 23:25:36 ID:MFZSfY76
>>408
乙ありがとうございます。正直にとりのスキルは微妙ですね…。
一対一で突っ込まれてピンチな時に、ちょっと敵を妨害できるかも? 位なスキルなので…。
>>409
にとり「ひゅいぃ……ブラック企業から転職したらまたブラックだったよぉ……」
スキルの発動については、1試合1回限りとします。
また、負傷時だと受け身な感じで、今回みたいなアグレッシブさが無いので、

スキル・自爆(にとりが接触プレーで反則したor負傷した場合発動。相手選手のガッツを300減少させる。1試合1回限り)

と、仕様を若干変更したいと思います(効果範囲を広げています)。
>>410
メガンテはシズハ先生(いつかの茶番モード)の得意技ですね。

412 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 23:26:41 ID:MFZSfY76
★反町→ソリマチドライブ 64 ( ハートK )( 5 + 5 )+(GK不在+5)=79★
★つかさ→ブロック 56 ( ハートJ )( 6 + 1 )+(顔面ブロック+6)=69★
≧2→反町の『ソリマチドライブ』が鈴仙チームゴールに突き刺さる。

ギュウウウウウウウウン……ゴオオオオッ!

つかさ「でりゃあぁぁぁっ!!」

反町のテクニカルなドライブシュートに対し、つかさは果敢に顔面を突き出しブロックに向かった。
――しかし、ただでさえ反町はシュートコントロールに優れている上に、
今回のようなGK不在の状況では、如何につかさのブロックが優れているとは言っても防ぎようが無い。
狙われるべきコースが、あまりに多すぎるのだ。

つかさ「……!(そ、そんな……届かない……!)」

反町「(よし! ……これは決まったぞ!)」

コーチ「(『アキュラシーシュート』では心許ないが故に、敢えて大技を出させたという意味では、
     つかさの存在も無駄では無かったようじゃが……。先のサンパウロ戦の石崎のような。
     根性の力で顔面をダイヤモンド級の硬度に変える、あの凄まじいセービングでも無い限りは、こうした場面は続きそうじゃ)」

よって、つかさの努力は全く実らず。
元々ポストや枠外のリスクを徹底的に排除した反町の必殺シュートが、この場面で失敗する筈も当然なく――。

ギュウウウウウウウウン……ズバァァァァッ!
 ピピイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!


鈴仙チーム 0 − 1 パチュリーチーム

413 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 23:28:05 ID:MFZSfY76

コーチ「ほーい、決まったゴール。反町の『ソリマチドライブ』が鈴仙チームのゴールに突き刺さったのう」

穣子「一樹く〜ん! ナイスシュート! 今の、魔王みたいでカッコ良かったよ!!」

反町「そ、それは言いすぎですよ……だって、ブロッカー以外は無人のゴールだったし」

にとり「ひゅいぃ……どうしてこうなった!」

鈴仙「アンタのせいに決まってるでしょうが……!!」グリグリ

にとり「や、やめろよーぅ。あんときは自爆が最善手だと思ったんだよー。ホントだよー……イテテテ」

シュートを決めてチームメイトに祝福される反町を尻目に、
鈴仙はにとりの頭部にグリグリ攻撃を仕掛けながら、次のキックオフについて思索する。

鈴仙「(決められたのは痛手に決まってるけど。それにしても、嫌なタイミングに決められたなぁ……。
    もうすぐ前半戦が終わっちゃう。普通だったら、ここは流したい所だけど、どうしよう。
    最悪、私のキックオフシュートなら決まる可能性が無いでも無いけれど。
    ……決まらなかったら、後半戦はかなりカツカツなガッツで攻めないといけなくなるのよね。
    星に任せるにしても、『コンプリートクラリフィケイション』はあまりに巨砲過ぎる。
    もう一度撃たせたら、後半戦はガッツ切れで、ほぼ使い物にならなくなりそうだし……)」

A:……無理をする必要はない。ここは流して後半戦に備えよう。
B:いや、ここは行ってみよう。キックオフ『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費
C:ここは星にやらせよう。キックオフ『コンプリートクラリフィケイション』だ!(威力:67)
D:ここはにとりに責任を取らせよう。にとりのどてっぱらにキックオフ『マインドエクスプロージョン』だ!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:680/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

414 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 23:32:24 ID:EMo79Jxk
A
まあデューパーもあるし

415 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 23:48:19 ID:stPeljOY
A

416 :森崎名無しさん:2018/01/24(水) 23:52:00 ID:???
>>411
自爆の件、ご回答ありがとうございます&仕様変更承知です
命尽きる寸前まで自爆テロさせられる可哀そうな河童は居なかったんだね

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/25(木) 00:17:35 ID:0s5l7iBo
A:……無理をする必要はない。ここは流して後半戦に備えよう。

鈴仙「(……いや。ここは無理をする必要は無いわね。後半戦に備えましょ)」

鈴仙はそう判断し、また周囲の仲間達も15分ハーフの紅白戦でこれ以上無理に攻め込む必要はないと考えたため、
次の鈴仙チームのキックオフは無難なパスワークに終始し――。

コーチ「ほいほい、ピピイイイイイイイイイイッ……っとな。前半終了じゃ。ハーフタイムに入りなさーい」

ゆるい雰囲気のコーチが、ゆるく前半戦の終了を告げるのだった。


鈴仙チーム 0 − 1 パチュリーチーム


418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/25(木) 00:22:02 ID:0s5l7iBo
−ハーフタイム−

コーチ「ハーフタイムは5分じゃ。ちょっと短いが、ゆっくり休んだり、作戦を練ったりするんじゃぞ〜」

鈴仙「……と、言う訳でさくっと作戦会議だけ、先にしちゃいましょうか。
   時間も無いし、8vs8で人数の勝手とかも違うから、サクっと決めちゃえばいいと思うけど。
   何か意見はあるかしら?」

霞「そうですね……。てゐ様をウイングの位置に置くのはどうでしょうか。
   狙いは勿論、鈴仙さまとのコンビシュート・『インビジブルデューパー』です。
   パスやパスカットを活用されるなら、てゐ様はボランチが適任ですが。
   そうなると中盤底に貼りつく機会が、どうしても多くなっちゃいますし……」

てゐ「私もある程度は前に上がってないと出せんしねぇ、アレ。良いかも」

アリスさん「ボランチだったら私も出来るわよ!! 特にパスカットなら誰にも負けないわ!!
       (――と、使える女をアピールして友達ゲットよ……!)」

にとり「でもそうなると、アリスさんの突破やらミドルシュートが使えなくなるし……。
    いっその事さぁ、アリスさんもてゐもウイングにしちゃうのはどう?
    メッチャ攻撃力高くなるんじゃない!?」

つかさ「(この方はなぜ、自ら茨の道を歩みたがるのかしら……。
      攻撃に特化した結果、シュートに困るのはGKである自分になる筈なのに……)」

ナズーリン「割り込んで済まないが。ご主人は前半戦、静葉さんに終始マークされてしまっていた。
        ならば、という訳では無いんだが。いっそご主人をDFの中央。リベロの位置に置くのはどうだろうか。
        前線の攻撃力低下は否めないが。奪い取ってからのカウンターは、随分と強力になると思う」

星「私は勿論、どんなポシジョンでも構いませんよ。この力が御役に立てるならば、どんな仕事だって引き受けます!」



419 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/25(木) 00:23:37 ID:0s5l7iBo
紅白戦の短いハーフタイムと言えど、鈴仙の仲間達は元気に明るく、
それぞれの思いや次の作戦を語ってくれたため、概ね和やかに作戦会議は進む。

鈴仙「(いろんな意見が出たけれど。後半戦。私達はどうするべきかしら……)」

そんな中で、鈴仙もまたリラックスした状態で、盲目の暗闇の中、希望が見える戦略を考える。そして――。

A:作戦変更は必要ない。特に何も話さず後半を迎える。
B:てゐとアリスさんの位置を入れ替え、『インビジブルデューパー』を狙う。
C:てゐを右ウイング、ナズーリンをMFにした1−2−2−4体制にし、攻撃に特化する。
D:星をDFの位置に置いた3−2−2体制にし、カウンターを狙う。
E:鈴仙「……誰が悪い?」にとりをガン見しながら、前半戦の失点の原因を冷静に分析していく。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:780/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(参考:現在のフォーメーション)
−−@−− @さとり
−A−B− A穣子 B慧音
−−−−− 
CE−−D C静葉 E反町 Dお燐
−−−F− Fパチュリー
−−G−− G佳歩
パチェチーム(白):2−4−1
鈴仙チーム(赤):2−2−3
−F−G− F星 530/850 G鈴仙 780/990
D−−−− Dアリスさん 590/800
−C−E− C霞 700/700 Eてゐ 810/810
−−−−−
−A−B− Aつかさ 850/900 Bナズーリン 850/850
−−@−− @にとり 750/750

420 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/25(木) 00:25:20 ID:0s5l7iBo
…と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。
なお、ハーフタイムにより全員のガッツが100回復しています。(ハーフタイムが短いので、回復量は少な目)
>>416
返信ありがとうございますー。クラブAで優しい世界(ただしアリスさんとにとり除く)に(ry

それでは、本日もお疲れ様でした。

421 :森崎名無しさん:2018/01/25(木) 00:32:33 ID:JnpuhxAk
すっごくEを選びたいが



422 :森崎名無しさん:2018/01/25(木) 01:00:36 ID:0YbQ2XCE
おつでした
同じくEを選びたいけれども



423 :森崎名無しさん:2018/01/25(木) 03:28:36 ID:NkezUnig
おつです

B

424 :森崎名無しさん:2018/01/25(木) 13:41:55 ID:???
今更だけど>>387のジャンプ台に既視感あると思ったら毒スレのフリーザ戦のアレかw

425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 01:08:35 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします(汗)
>>421
Eだと、にとりが「やめなよ鈴仙。今誰のせいか犯人探しをしても話は進まない。これからの事を考えようよ…?」
とか言い出して来て、周囲のヒンシュクを買ってましたね…たぶん。
>>422
乙ありがとうございます!私もE選んでみたいですw
>>423
乙と投票ありがとうございます!
>>424
パク…リスペクトしてます。最近読み返してましたが、新たな発見があって面白いです。
読み返して衝撃だったのは、実は板尾神が博麗神社の祀神だったあたりでしょうか…w

426 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:20:48 ID:z97/xfTU
B:てゐとアリスさんの位置を入れ替え、『インビジブルデューパー』を狙う。

鈴仙「――てゐをウイング、アリスさんを中盤に置きましょう。
    一点取られた以上、こっちも全力で攻めるのよ!」

霞「はい! それが良いと思います。なんせあっちには穣子さんが居る。
  彼女も、つかさちゃんにも負けない位のブロッカーですから。
  勝つ為には、強力なシュートが1本でも多いに越した事はありませんよ!」

にとり「ようし、それじゃあ決まりだ! 皆! 取られた1点は大きいけれど。
    皆で頑張れば返す事だって、逆転する事だって出来るんだよ! 後半戦も頑張ろうね!」

てゐ「誰のせいで一点取られたと思っとんねん……」

星「まあまあてゐさん。妖怪も人も、誰だってうっかりミスはするものです!
   私も昔はよく、大切な宝塔とサッカーボールを間違えました」

ナズーリン「(ご主人のうっかりと今のアレは違うような……)」

アリスさん「(にとりは良いなぁ。周囲の痛い視線すら気付かない程、鈍感でマイペースなんだから。
        私も、ああなりたかった。繊細になんて、なりたくなかった……!)」

つかさ「(失点の原因の半分は私にもある。まだだ。まだ、力が足りない……!)」

鈴仙が決めた方針について、反対する者はおらず、円満にミーティングは終了する。
若干にとりのお気楽な態度にドン引きする者もいるにはいたが……。
考えてみれば、この河童は昔から発明(とその為の金儲け)第一主義で、
マイペースで理解不能な面があったなぁ…と思い起こし、それ程気にはしない(諦めたとも言う)。

427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:22:28 ID:z97/xfTU
なお、上記の変更を踏まえた、鈴仙達の後半の布陣は以下のとおりとなる。

鈴仙チーム(赤):2−2−3
−F−G− F星 530/850 G鈴仙 780/990
E−−−− Eてゐ 810/810
−C−D− C霞 700/700 Dアリスさん 590/800
−−−−−
−A−B− Aつかさ 850/900 Bナズーリン 850/850
−−@−− @にとり 750/750


――鈴仙達と時を同じくして。パチュリーチームの方も同様に後半戦の動きを打ち合わせていた。

パチュリー「前半はお燐があまり動けてなかったわね。後半は鈴仙へのマークを解除するから、
        しきりにサイドを動き回って、敵を掻き乱してやりなさい」

お燐「は〜いっ。いやぁ、やっぱりマンマークって難しいねぇ」

さとり「地霊殿サブタレイニアンローゼスも、基本は個人の裁量任せで。
    組織的なマンマークはあまり練習しなかったわね。まあ、あの時は、マークが得意なパルスィが居たのも大きいですが」

静葉「私は星をマーク継続で良いかしら?」

パチュリー「そうね。前半は静葉、あんたのお蔭で星を殆ど封殺出来ていたし。
        後半戦も張り付いていきなさい。ただし、競り合い勝負には持ち込ませないようにね。
        貴女はどうも、フィジカルは弱いようだから(……逆に言うと、フィジカルさえ鍛えれば。
        エースを封じ込めるマンマーカーとしては申し分無い、とも言えるんだけどね)」

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:24:40 ID:z97/xfTU
穣子「よ〜し。後半戦もガンガン守っちゃうよ!」

反町「(俺の役割はまた、中盤の露払いと静葉さんか穣子さんとの連携の土台だろうな。
    ――でも、チャンスさえあれば駆け上がって、ゴールを狙ってやるぞ!)」

慧音「(お燐が鈴仙のマークを外れた以上。私は逆に、もう少し前目に上がって積極的にボールカットに行くとするか。
    鈴仙には悪いが。お前のシュートチャンス……なかったことにしてやる!)」

パチュリー「……と。そんな訳で。布陣は前半と一緒にするわ。ただし、佳歩」

佳歩「は、はいっ!」

パチュリー「後半戦は、もっともっと攻めるわよ。……私も手伝うから、一緒にね」

……この試合はあくまでも、紅白戦である。そして、キャプテンの座だとか、そんなものを争う為の試合でもない。
しかし、それでもパチュリーは――仲間達は、手を抜くつもりは一切ない。

パチュリー「(どっちが勝とうと関係が無い勝負にしても。いや、そんな勝負だからこそ――本気で、勝たせて貰うわ。
        ……なんて。レミィでもあるまいし、大人気ないかもしれないけれど)」

知識と日陰の魔女はそう独り言ちる。そして……。


コーチ「ピッピーー! ほれっ、試合再開じゃぞ〜」

鈴仙「(後半が始まったわね……! 後半はパチュリーさんチームのキックオフで試合開始。
    あっちのチームには、強烈なミドルを持った選手は居ないから、キックオフシュートは無いにしても……。
    反町君の強力なパスだとか、佳歩やパチュリーさんの中央突破とか、お燐のサイドアタックだとか。
    攻撃手段は割と豊富なのよね。さて、敵はどう来るか……)」

佳歩「ここは……」

429 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:26:44 ID:z97/xfTU
パチュリーチームは、後半戦でフォーメーションを変えてはいない。
中央のFWである佳歩は、ボールを渡された後、少しの間想いを巡らせて――。

先着1名様で、

★佳歩達の初手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→佳歩「当然ながらここはキックオフシュートですね」パチュリー「やめろォ!?」
ダイヤ→佳歩「(私の中央突破で、単身切り込んでみせます!!)」佳歩の中央ドリブル突破だ!
ハート→佳歩「(パチュリーさん戦法で、皆で切り込みます!)」パチュリー戦法だ!
スペード・クラブ→佳歩「(ここはお燐さんです! サイドアタックで切り込んでくれるハズです!)」お燐だ!

430 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 22:27:24 ID:???
★佳歩達の初手→ ハートK

431 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:52:29 ID:z97/xfTU
*記載忘れていましたが、後半戦で鈴仙チームが負けているので、てゐのスキル・本気モードが発動します。

★佳歩達の初手→ ハートK ★
ハート→佳歩「(パチュリーさん戦法で、皆で切り込みます!)」パチュリー戦法だ!

パチュリー「……佳歩。パチュリー戦法No.8。『攻める時は全力で』よ」

佳歩「はいっ!(そんな戦法あったかなぁ……?)」

鈴仙「(後ろでパチュリーさんが何か言った! これはきっと、速攻の合図よ……!)」

鈴仙の予測は結論として当たっていた。佳歩はパチュリーの指示を聞くとバックパスし、しかしそれは遅攻では無かった。

バシッ……バシッ……! タタッ……!

霞「ま、またあの、精神論丸出しの、非合理的戦法です……!」

てゐ「霞。精神論をバカにしちゃあいけないよ。……アイツら、マジで早くなってるから!」

コーチ「(基本はショートパスを即座かつ大量に仕掛ける、ファストブレイク……。
      しかし同時に、ドリブルでの突破やボールキープ時など、小回りが必要となる場面のフォローも行う。
      こうして考えると、パチュリー戦法とは何とも侮れん戦術よ……。
      世界の名だたる指令塔でも、こんな大胆な指揮を取れる選手がどれほどいるか……)」

パチュリー「(見えたわ。得点までの流れが――)……反町、サイドチェンジよ。お燐に出して!」

バシュッ……!

反町「(レジスタの――パチュリーさんの起点となる攻撃だ! 今こそ決めるチャンス、という事か……!?)
    ――了解です。……食らえ、『オオゼリパス』だッ!」

グワァァァッ……バシュウウウッ……!

432 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:53:54 ID:z97/xfTU
鈴仙「(サイド方向へのロングパス……これは、お燐へのサイドチェンジね!)」

霞「また、あの取りにくいパスです……!」

アリスさん「……でも。私なら取れるわ。ブレイン的に考えて!!」

先着2名様で、

★反町→オオゼリパス 58 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=★
★霞→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
 アリスさん→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、右サイド深めの位置でパスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がフォロー)(鈴仙とパチュリーで競り合い)(てゐがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
反町のスキル・ポイゾナスセンスにより、パスカットに出た敵選手の人数補正が−1されます。
アリスさんのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

433 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 22:54:11 ID:???
★反町→オオゼリパス 58 ( クラブ2 )( 6 + 6 )+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=★

434 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 22:57:27 ID:???
★霞→パスカット 50 ( ハート8 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
 アリスさん→パスカット 56 ( ハート4 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★

435 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 23:33:54 ID:???
・・・負け運・・・?

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 23:35:49 ID:z97/xfTU
★反町→オオゼリパス 58 ( クラブ2 )( 6 + 6 )+(レジスタ+1)+(パチュリー戦法+1)=72★
★霞→パスカット 50 ( ハート8 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=60
 アリスさん→パスカット 56 ( ハート4 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)+(上海人形カット+3)=64★
≧2→お燐、右サイド深めの位置でパスキャッチ。

反町「(――北詰監督にも言われた事がある。俺の武器はボールコントロール力の高さだと……)」

パスに向かう前、反町は回顧していた。日向の圧政に悩まされる前、
自分がまだのびのびとサッカーをやれていた時代に交わした、恩師とのやりとりを。

反町「(ミドルシュートでは、芯に当てた強烈なミドルシュートを撃てる。
    ダイレクトでも、敵の隙を縫って、正確なねじ込みを狙える。
    その長所は、FWにこそ相応しいと、監督は言ってくれたけれど……。
    ――それだけじゃない筈だ。俺の才能を活かせる場所は!)」

ギュルルルルルル……!

アリスさん「(す、鋭すぎる……! まるで、センチメートル単位でパスの落下点を予測してるみたいに……!)」

霞「(いえ、違います。反町さんのコントロール力は高くても、そこまでのパスは出せない。
   ……ただ。私達は翻弄されている。あの人は分かるんです。どの場所にパスを出せば、相手が嫌がるかを、カンペキに!)」

437 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 23:39:39 ID:z97/xfTU

反町「(……これだ! 高いコントロール力は、何もシュートの場面だけで輝かせる必要は無い!
     コントロール力と、敵の嫌がるコースを読む能力。これを活かせば、俺はパスでも世界で戦える筈なんだ……!)」

コーチ「(この感覚は……地味に凄い才能じゃ。これで、反町のパスは名実共に因幡てゐに次ぐ。
     そして、それはつまり――世界でも最高クラスに達したと言うことも意味している。
     今や彼はFWに限らず。OMF全般としての才能を持ち合わせていると言っても良いじゃろうな。
     ドリブル、パス、シュート。どれも平均以上にこなす、攻撃の便利屋。その柔軟さが、彼の長所と言えようか。
     ……もっとも、ドリブルはまだまだ磨く余地がありそうじゃが)」

*反町がパスフラグを習得。スキル・ポイゾナスセンスが成長し、パス時の人数補正・距離補正が無効となりました。
*反町のパスフラグは、第二部における成長限界に達しました。


バシュルルル……バシッ。

お燐「てなわけで、ボールはいただきだよ〜」

シュンッ! シュタタタタッ!

ナズーリン「……早い!(ラインを超える事を恐れず。いや逆に、こっちの恐れすら組み込んで、
        トリッキーな動きで翻弄している! 成程、これは強敵だ……種族的にも考えて)」

お燐「ネズミ駆除はあたいの得意分野さ! さぁ、さっさとやられちまいな!」

ビュンッ!


438 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 23:41:09 ID:z97/xfTU
先着2名様で、

★お燐→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★ナズーリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、ボールキープ成功。そしてセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(パチュリーがフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「ビジーロッド(+2)」が発動します。

439 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 23:41:38 ID:???
★お燐→ドリブル 54 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(サイドプレイヤー+2)=★

440 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 23:42:11 ID:???
★ナズーリン→タックル 55 ( ダイヤK )( 4 + 5 )=★


441 :森崎名無しさん:2018/01/26(金) 23:54:05 ID:???
今回の覚醒では反町のパスは+1されないのですか?

442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:02:03 ID:bEj4RciU
>>441
テンプレでは、該当能力が十分高いキャラは能力アップなし、とあります。
そして、充分高いことの目安は56とありますが、これは次の才レベルに上がった想定で記載していました。
そのため、現在の才レベルでは、目安は55となります。(これまでのスレと同じ)
よって、今回のパス覚醒で、既に55もある反町のパス力は上がりません。

なお、今後の才レベル上昇については、
・今回の紅白戦終了時に1アップ(能力限界57→58)
・魔界カップ決勝終了時に1アップ(能力限界58→59)※当スレ最後の才レベルアップ
になる事を予定しています。

443 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:06:47 ID:bEj4RciU
★お燐→ドリブル 54 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(サイドプレイヤー+2)+(キャッツウォーク+3)=63★
★ナズーリン→タックル 55 ( ダイヤK )( 4 + 5 )+(ビジーロッド+2)=66★
≦−2→鈴仙チームボールに。

お燐「そうれっ! これが灼熱地獄跡で磨いたあたいの足技……」

ナズーリン「――それがどうしたッ!」

ブーンッ、ブンッ。バシイイイッ!

お燐「うにゃぁっ!? な、なんでー!?」

ナズーリン「……確かに君の技巧は素晴らしい。しかし君は少し、自分に酔い過ぎている。
        身の程を弁えない駄猫に取って食われるほど、鼠ってのは馬鹿じゃないんでね」

お燐「そ、それはちょっと言いすぎなんじゃないのさぁ……! ううっ」

さとり「(私が同じこと言ったら、絶対に揚げ足取ってた癖に……。私にも、今みたいにシュンとなってみなさいよ……)」

鈴仙「(お燐の不調はまだ続いてると言うべきか。ナズーリンが頑張ったと言うべきか……ともかく、私達ボールね。
     どうしようかしら。ナズーリンはメキシコでドリブルも鍛えたらしいし、何よりお燐が今抜かれたから、
     パチュリーさんチームの右サイドは今ほぼガラ空きになってるから、オーバーラップも悪くなさそうだけど。
     折角だから、他の攻め口も考えてみたいわよね。具体的には、ボランチ・アリスさんによるロングパスとか、
     てゐのドリブルだとか……。失敗時のカウンターを恐れて、前方にクリアさせるのもアリかもだけど)」


444 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:07:51 ID:bEj4RciU

――後半2分。思わずボールを手に入れた鈴仙チームの攻め方は……。

A:「ナズーリン! そのままドリブルで駆けあがっちゃいなさい!」オーバーラップさせる。
B:「アリスさんよ。中盤底のアリスさんに渡してから、じっくりと攻めを作って貰うわ!」アリスさんに舵を取らせる。
C:「中盤を経由しててゐよ。ウイングに仕事をさせましょう!」てゐに渡す。
D:「ここはもう、一気に前に蹴りだしちゃって!」ボールをクリアさせる。
E:「おめえの出番だ、にとり!」とりあえずにとりにオーバーラップさせる。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:780/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

445 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 00:09:45 ID:upvvbfso
C

446 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 00:10:21 ID:mUKCGNcY
C

447 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:23:55 ID:bEj4RciU
C:「中盤を経由しててゐよ。ウイングに仕事をさせましょう!」てゐに渡す。

鈴仙「ナズーリン。ここは中盤を経由しててゐよ。ウイングに仕事をさせましょ!」

ナズーリン「ああ、分かった!(中盤となると、やはりここはアリスさんだな……)」

バシュッ……!

アリスさん「承ったわ!」

鈴仙「(考えてみたら……中盤って、あのアリスさんなのよね。大丈夫かな。また暴走しないといいけど……)」

アリスさん「……………!!!」

先着1名様で、

★中盤を経由して→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ナズーリン「(今こそてゐと鍛えたコンビプレイの見せ時だ!)」鈴仙「いつの間に鍛えたしっ!?」
ダイヤ・ハート→パスは問題なくてゐに渡る!
スペード・クラブ7以上→アリスさんのパスに対し、パチュリーがカットに向かう!
クラブA〜6→アリスさん「ここは勿論……私のドリブルゴールね!!1!!」アリスさん…

448 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 00:27:05 ID:???
★中盤を経由して→ ダイヤJ

449 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:58:28 ID:bEj4RciU
★中盤を経由して→ ダイヤJ ★
ダイヤ・ハート→パスは問題なくてゐに渡る!

アリスさん「(ここでドリブルして失敗なんてしたら、後でボコられそうだし……)それっ!」

バシュッ……!

鈴仙「(良かった。ボールを持ったら即ドリブルの天パアリスさんはいないんだ……髪型は若干天パだけど)」

……ポーンッ!

てゐ「よしよし、ナイスパス。んじゃ、いっちょ攻めてみるかね〜」

ダッ!

反町「……まだだ!(俺は攻撃だけじゃない。前線のボールカット力だって、日向程じゃないにしろ、そこそこあるんだ……!)」

ズザアアアアアアアアアアアッ!!

コーチ「(静葉が星のマークについておる故、反町が代わりにサイドに捌けたか。
      勝負は本気を出したてゐに分がありそうだが、どっちが勝ってもおかしくはない。はてさて……)」

450 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 00:59:44 ID:bEj4RciU
先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★反町→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ドリブル突破。チャンス圏内だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がフォロー)(霞がフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

451 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:00:29 ID:???
★てゐ→ドリブル 55 ( スペード7 )( 1 + 1 )+(本気モード+1)=★

452 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:02:32 ID:???
★反町→タックル 54 ( クラブQ )( 4 + 5 )=★

453 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:04:45 ID:???
ウサギH「てゐ様頑張って下さい! 全力で応援しますから!」

454 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:06:47 ID:???
本気(ピンゾロ)

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 01:22:11 ID:bEj4RciU
★てゐ→ドリブル 55 ( スペード7 )( 1 + 1 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=61★
★反町→タックル 54 ( クラブQ )( 4 + 5 )=63★
≦−2→パチェチームボールに。

てゐ「どきな! 今の私にちか……へぶっ!」

ステンッ、コロリーンッ!
            ……パシッ。

反町「(なんか……すんません)」

ダッ!

鈴仙「て、てゐのアホーっ……! カッコつけといて、芝にひっかかってコケるだなんて、サイテーよ、サイテー……!」

てゐ「う、うう〜ん。おかしいな、こんなハズじゃあ……」

コーチ「(……オホン。まあ、過ちは誰にでもあるとしておいて。先程はサイドを守った反町が、今度は逆に切り込みに向かったの。
      左サイドに居る中盤の選手は……霞だけか。こりゃあ、ちょっと不利かの?)」

反町「(大丈夫だ。……一対一なら、俺でも充分抜ける……! ここを抜いたら、センタリングもミドルシュートも撃ち放題だ!)」

霞「(ドリブル力は……53ですか。世界では可もなく不可も無くの数値。だったら――)私でも、止められます……!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアッ!


456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 01:23:46 ID:bEj4RciU

先着2名様で、

★反町→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★霞→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町、左サイドを切り込み得点チャンス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(パチュリーがフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
反町のマークがダイヤで「毒々しいドリブル(+2)」が発動します。
霞のマークがダイヤで「テクニカルタックル(+2)」が発動します。

457 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:24:28 ID:???
★反町→ドリブル 53 ( ダイヤ8 )( 3 + 6 )=★

458 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:26:22 ID:???
★霞→タックル 51 ( スペード4 )( 4 + 2 )=★

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 01:46:21 ID:bEj4RciU
★反町→ドリブル 53 ( ダイヤ8 )( 3 + 6 )+(毒々しいドリブル+2)=64★
★霞→タックル 51 ( スペード4 )( 4 + 2 )=57★
≧2→反町、左サイドを切り込み得点チャンス!

反町「それっ!」

シュッ、シュシュシュシュッ……!

霞「(ドリブル力、55に上昇……! この毒々しい微妙な動きが、ドリブルの精度を高めているのね……!)」

――シュパッ! タッ……!

反町「(よし、抜いたぞ! 後は……!)」

パチュリー「――反町。私に持って来なさい!」

反町「……ええ。パチュリーさん!」

グワァァッ、バシュッ!

パチュリーの指示に従い、反町は左サイド深くから、PA内のパチュリーに向けて、鮮やかな高いセンタリングを放つ。

つかさ「必殺シュート……? 『賢者の石』は、大技過ぎて使うのにデメリットがある筈では……」

ナズーリン「――いや。これは……シュートじゃあない! つかさ、一緒に跳ぼう!
        ブロックに身構えていても無駄だ。彼女は……その間隙を突こうとしている!」

つかさ「!? つまりこれは。紅魔スカーレットムーンズ戦でも見せた、あの綺麗なポストプレイ……!」

パチュリー「気付いても無駄よ。あんた達はブロックはそこそこ出来るようだけど、フィジカルは弱い。
        ならば、空中でのポジショニングに優れた私は、その弱点を突くしかないのだからね」

460 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 01:48:39 ID:bEj4RciU
バッ! グワァァァァッ……!

パチュリー「土――そして金符。『エメラルドメガリス』……!」

ポーンッ……!

鈴仙「(これは――パチュリーさんの必殺ポストプレイだわ!
    つかさとナズーリンの二人は、高い浮き球をクリアしに向かったけれど。
    にとりの方は大丈夫なのかしら。……何か、指示でも出しとく?
    飛び出させたら、三対一の数の利を生かせる分、失敗したら目も当てられないけど……。
    守り切る確率は、少しは高まるかもしれないし)」

――スッ……。

にとり「(む? あれは鈴仙のサインだね。え〜っと、なになに。あのサインの意味は、確か……)」

A:飛び出す!(威力:57)
B:『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:59)120消費
C:身構える。
D:にとりの判断に任せる。

パチュリーの『エメラルドメガリス(必殺ポストプレイ)』の威力:62
にとりのガッツ:750/750

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

461 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 01:51:26 ID:qmH4lXfI
B

462 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 02:05:54 ID:mUKCGNcY
B

463 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 04:19:06 ID:???
すみません、寝落ちしてました(汗)
中途半端ですが、今日の更新はここまでにします。
>>453
Hちゃんゾーンが発動している・・・!(※てゐ限定)
>>454
カッコ良さげな事とか大口叩いてなかったのに……(泣)

464 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 13:23:01 ID:bEj4RciU
B:『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:59)120消費

鈴仙「(8vs8の狭いコートだと、3人でクリアに行けるメリットは大きいし。
    それに確か。にとりは飛び出しも悪くなかった筈よね……!)」

鈴仙は現状を分析しつつ――永遠亭ルナティックス時代に、妖怪の山FCのGKを務めるにとりと対峙した時を思い出す。
あの時の彼女は、ブランクから明けたばかりの状態とはいえ、あの中山のボレーシュートを弾いた実績がある。

鈴仙「(にとり! 全力で飛び出しちゃって!)」

そのため、今回もそうしたファインプレーに期待して、鈴仙は飛び出しを指示するのだった。

にとり「了解だひゅい!」

つかさ「(え、それって語尾なの?)」

ナズーリン「(私は精々、数合わせ程度にしかならないだろうが……行くしかないな)」

バッ! バババッ!

パチュリー「(にとりが飛び出して来たのは少し厄介だけど……大丈夫。行ける)」

465 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 13:26:36 ID:bEj4RciU
すみません、今更ですがにとりのスキル・競り合い+2を加算するのを忘れていました。
なので、A、Bともににとりの飛び出し力は+2されます。
今回はにとりにとって不利な条件であるにも関わらずBが選ばれたため。
また、ストーリーの進行に大きな影響の無い紅白戦であるため、このまま続行します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着2名様で、

★パチュリー→エメラルドメガリス 62 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→ウーズフラッディング 61 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 つかさ→高いクリア 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ナズーリン→高いクリア 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩にボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がねじ込み)(パチェチームのコーナーキック)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
特に無し。

466 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 13:28:44 ID:???
★パチュリー→エメラルドメガリス 62 ( ダイヤ7 )( 5 + 3 )=★

467 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 13:31:53 ID:???
★にとり→ウーズフラッディング 61 ( スペードJ )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 つかさ→高いクリア 53 ( スペード5 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 ナズーリン→高いクリア 49 ( クラブA )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=★

468 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 13:48:02 ID:bEj4RciU
★パチュリー→エメラルドメガリス 62 ( ダイヤ7 )( 5 + 3 )=70★
★にとり→ウーズフラッディング 61 ( スペードJ )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=71
 つかさ→高いクリア 53 ( スペード5 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=63
 ナズーリン→高いクリア 49 ( クラブA )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてアリスさんがフォロー

バァァァァァァァァァッ!

にとり「だらっしゃぁぁぁぃいいっ! こちとら遊びじゃねーんだぞーーーっ!」

水を操る程度の能力を利用し、飛び出し時の推進力を高めたにとりの必殺飛び出し(兼クリア)、『ウーズフラッディング』。
機械狂の彼女にしては珍しい、河童らしい純粋な妖力と身体能力を活かしたそれは、決して侮れるものではなく。

ガガガガガッ……! バチイイッ!

パチュリー「(しまった。競り負けたわ……!)」

コーチ「(ほお……! パチュリーのポストプレイを退けたか。彼女の取り柄はセーブ力だけと思っていたが。
     飛び出しでもそれなりクラスか、それ以上の実力を持っておるとは。
     さとりのようなPA内に特化した強さは無いが。バランスの取れたGKとして、やはり彼女は外せんのう)」

ポーンッ、パシッ。

アリスさん「そして私の時代が到来したわね! さあボールくん! この私を世界一の人気者にしなさーい!!」

てゐ「それ、七つ集めないと無理なんすよね〜」

霞「(ボールはアリスさんがフォローしたけれど。アリスさんって昔と違って、精神的に不安定だからなぁ……。
   う〜ん。う〜〜〜ん。大丈夫かなぁ……)」

469 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 13:49:30 ID:bEj4RciU
先着1名様で、

★アリスさんの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アリスさん「鈴仙。貴女の意見を聞くわ」鈴仙「(アレ? なんか普通の事なのに……目から汗が……)」
ダイヤ・ハート→アリスさん「(ここで調子こいても、どうせ出る杭は打たれちゃうし……)ここはパスワークね」一旦試合は落ち着く。
スペード・クラブ7以上→アリスさん「(今はカウンターのチャンスよ!)……鈴仙!」鈴仙までロングパスだ!
クラブA〜6→アリスさん「ハッハァ! 私はエースで人気者なのよ〜!?」アリスさん、完全に別キャラと化しながらドリブル突破!

470 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/27(土) 13:51:05 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでにします。
続きはできれば夜更新したいです。

471 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 14:22:28 ID:???
★アリスさんの判断→ ダイヤ7

472 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 14:26:20 ID:???
パチェさんがどんどん変態になってきているのと反比例で、アリスさんがどんどん常識人になってきている

473 :森崎名無しさん:2018/01/27(土) 16:42:42 ID:???
にとりの判断に任せたくねぇなこれからwww

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 00:01:14 ID:eTpPsNT2
少しだけ更新します。
★アリスさんの判断→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート→アリスさん「(ここで調子こいても、どうせ出る杭は打たれちゃうし……)ここはパスワークね」一旦試合は落ち着く。

アリスさん「(カウンターを……いや。ここは無理に攻める局面じゃないわね)……霞。
       ここは一旦戦況を落ち着かせましょう」

霞「は、はいです!(良かった。今はちょっとまともだ……)」

アリスさんはここで試合を一旦落ち着かせる事を指示。
その判断は決しておかしいものでは無かった為、霞はこれに従い、試合は数分間の膠着状態に陥る。

コーチ「(戦況は現在、鈴仙チームの方に傾いておるか。しかし、ここから一点となると、
     そう簡単にはいかんぞい。さあ、どうなるか……)」


475 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 00:03:11 ID:eTpPsNT2

先着1名様で、

★後半7分の出来事→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→つかさ「そろそろ私の新技の出番です!」なんと、つかさが右脚を振りかぶり…!?
ダイヤ→てゐのサイドアタックに対し、再度反町がタックルに!
ハート→敵陣中盤深めで鈴仙がボールフォローするも、慧音が迫る!
スペード→アリスさんがロングパス。星と静葉との競り合いを狙う!
クラブ→ナズーリンがオーバーラップして、右サイドのお燐を抜く!
クラブA→霞「うわへへwwwコンピューターが弾き出しましたデータによりますと、鈴仙さまのシュート力は53万ですじゃwww」
       理外の展開続きで霞がこわれる!

476 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 00:03:46 ID:???
★後半7分の出来事→ クラブJ

477 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 00:18:55 ID:eTpPsNT2
>>472
今のところまだアリスさんの方がヤバいですね。アリスさんの判断力はかなりヤバいです。
来生とかならまだ良いんですが、下手に中盤を任せられるだけの能力を持つ選手なのがマズいと思います。
>>473
にとりは舎弟気質が身についてるので、鈴仙が制御してれば大体大丈夫です。

★後半7分の出来事→ クラブJ ★
クラブ→ナズーリンがオーバーラップして、右サイドのお燐を抜く!

バシッ……バシッ……バシッ。

鈴仙チームのパスワークは順調に続き、パチュリーチームは一点のリードを有しているとはいえ、
流石に進まぬ展開に焦れてくる。そして――。

お燐「うおおーーーっ! あたいは今あそぶぞーーー!!」

タタタッ!

ナズーリン「(しめた。……焦っている今がチャンスだ!)……抜く!」

ダッ!

コーチ「(……む! お燐が前のめりになった隙を狙い、ナズーリンがオーバーラップか!
      ここで抜ければかなり有利じゃが、しかしサイド際のお燐の実力は本物。
      もしもお燐を侮っているならば、逆に足元を掬われるが……)」

478 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 00:20:28 ID:eTpPsNT2
先着2名様で、

★ナズーリン→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスさんがフォロー)(霞がフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「小賢しいドリブル(+3)」が発動します。
お燐のマークがダイヤで「地獄の輪禍(+4、吹飛2)」が発動します。
お燐のマークがハートで「火焔の車輪(+3、吹飛2)」が発動します。

479 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 00:23:53 ID:???
★ナズーリン→ドリブル 55 ( ハート6 )( 3 + 2 )=★

480 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 00:26:34 ID:???
★お燐→タックル 53 ( クラブ4 )( 5 + 5 )+(サイドプレイヤー+2)=★

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 01:04:18 ID:???
…と、いったところで短いですが、今日はここまでにします。

482 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 02:03:10 ID:???
乙でした
アリスさん暴走はなんとかしないと中盤で使えなくなるなぁ
スキルのアリスさん操作を覚えるか、けーね先生にカウンセリングしてもらうか
諦めてFWとして天パ道を極めてもらうか…
にとりになにか専用の道具を発明してもらうというのも考えたけど絶対ロクな結果にならないですね!

483 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 03:39:11 ID:???
トモダチがいないのが情緒不安定の原因なんだしボールくんを10個くらいプレゼントしたら安定するかも適当()

484 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 03:44:16 ID:???
トモダチ・・・イッパイ・・・ボールサンボールサンボールサンボールサンボールサン

485 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 18:22:41 ID:???
にとり「アリスさんのためにトモダチを作ってあげたよ!」
???「モルスァ」

486 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 20:13:26 ID:???
ボールくんに依存すると翼の部屋みたくなるんかなぁ
なんとかしてあげなくちゃ(使命感)

487 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:02:39 ID:eTpPsNT2
>>482
乙ありがとうございます。
アリスさんの道としては、何等かの手段で元のクールでクレバーなプレイヤーに更生させるか、
このまま突き抜けたファンタジスタと覚醒してもらうかの二択ですね。
両立も最終的には可能ですが、とりあえずはどっちを優先するか、という事になると思います。
>>483
孤独感を抱きつつも、魔法使いとしてのプライドの高さが良い感じにこじれ合って、めんどくさくなってますね。
>>484
アリスさんの キャラのしょうたいが つかめない!
>>485
ファー○ーも幻想入りしてそうですね…
にとり製だと無駄に自爆してアリスさんの人間不信が加速しそうですがw
>>486
アリスさん「わたしんちって感じだ!!!!」

488 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:05:35 ID:eTpPsNT2
★ナズーリン→ドリブル 55 ( ハート6 )( 3 + 2 )+(小賢しいドリブル+3)=63★
★お燐→タックル 53 ( クラブ4 )( 5 + 5 )+(サイドプレイヤー+2)=65★
≦−2→パチェチームボールに。

ナズーリン「(こいつの動きは天才的だが、思考回路は単純だ! だからこうして、ちょこまかと動いてやれば……)
        ――って、えっ!?」

ズザアアアアアアアアアアッ、バシイッ!

お燐「甘いねぇ、騙し合いであたいに勝つのはちょいと難しいよっ!」

ナズーリン「くっ……!(焦って飛び出したのは、私を釣り出す為の演技だったのか……!)」

コーチ「(……今のは、お燐の賢しさを見くびっておったナズーリンの失態か。
      サンパウロ戦での動きは不安定だったが、サイド上に居る時のお燐の実力は本物。
      ここでオーバーラップを敢行したのは、悪いが愚策と断ずるを得まい)」

お燐「さ〜てと、次はどうするっかな〜♪」

ナズーリンから容易くボールを刈り取ったお燐は、サイドライン上を独特のフォームで駆け上がり。
いよいよペナルティエリアに、センタリングを出せるまでの位置に辿り着く。そこで彼女がとった行動は――。

489 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:06:15 ID:???
パチュリー「クールでクレバーなプレイヤーは私がいるから役割がかぶるわ」

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:07:24 ID:eTpPsNT2

先着1名様で、

★お燐の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→お燐「さァさとり様、決めちゃってください!」
             さとり「ありがとうお燐!」ゲゲーッ!さとりがオーバーラップだ!
ダイヤ→お燐「折角だし、あたいもシュートしてみようかな!」お燐がフリーでシュートだ!
ハート→お燐「もう一回、あの『ぽすとぷれい』ってのをやって貰えばいいのかな?」パチュリーに高いボールが渡る!
スペード・クラブ→お燐「ちびっこいウサギさん(佳歩)にセンタリングだね!」佳歩に低いボールが渡る!

>>489
鈴仙「えっ」パチュリー「えっ」

491 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:08:56 ID:???
★お燐の判断→ クラブ8

492 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:23:21 ID:eTpPsNT2
★お燐の判断→ クラブ8 ★
スペード・クラブ→お燐「ちびっこいウサギさん(佳歩)にセンタリングだね!」佳歩に低いボールが渡る!

お燐「(う〜ん。まあ、もうゴール前にはGKの他にはオトナっぽいウサギさん(つかさ)しか居ないしね。
    これだったら、一番強いヤツに決めて貰えばいっか!)……ほ〜い。ウサギちゃんにセンタリングだよ〜!」

バシュウウウッ!

佳歩「(す、すごく上手いセンタリングだ……)――は、はいです、お燐さん!」

パチュリー「(……そうね。今は佳歩が最善手。壁がつかさ1枚で、『ラビットダイブ』なら、決まる確率は高いわ)」

にとり「おっ? 永遠亭の元名無しウサギじゃん。これならラクショー……」

つかさ「と、思っているんでしたら、甘いですわ。……今の佳歩ちゃんのシュート力は、このチームでもトップクラス!
     前半戦の星さんの、『コンプリートクラリフィケイション』にも匹敵するのですから……!!」

にとり「な、なにィ?!」

佳歩「――佳歩、いきます!」

バァァァァァッ……!

にとりがつかさの言葉に驚愕するよりも早く、佳歩はお燐の出した完璧なセンタリングに飛びつく。
そして――。

493 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:24:25 ID:eTpPsNT2


            佳歩「食らって。これが私の――『ラビットダイブ』よッ!!」

               ギュンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオッ!


にとり「ぅ……ぇ……?(――あ、あいつの言ってたのはマジだ!? このシュート……凄く速いぞ!?)」

A:飛び出す!(威力:59)
B:必殺とびだし『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:61)120消費
C:身構える。(更に必殺セーブ選択)
D:にとりの判断に任せる。

佳歩の『ラビットダイブ』の威力:67
にとりのガッツ:630/750

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

494 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:26:56 ID:eU5lsrsk
C

495 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:27:24 ID:CjaEOjhs
C

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:31:59 ID:eTpPsNT2
C:身構える。(更に必殺セーブ選択)

にとり「(い、いや。こんなの飛び出したって間に合わない! 機械の力でセーブしないと……!?)」

☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:56
佳歩の『ラビットダイブ』の威力:67
にとりのガッツ:630/750

497 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:32:39 ID:Myf8OkhM
A

498 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:35:08 ID:BaM0ZMgE
A

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 21:48:03 ID:eTpPsNT2
A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費

先着3名様で、

★佳歩→ラビットダイブ 67 (! card)(! dice + ! dice)=★
★つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→真・のびーるアーム 66 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがねじ込み)(お燐がねじ込み)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の『ラビットダイブ』が鈴仙チームゴールを突き抜ける!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがねじ込み)(パチェチームのコーナーキック)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。

【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

500 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:49:00 ID:???
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ダイヤ7 )( 1 + 4 )=★

501 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:49:03 ID:???
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ハートK )( 1 + 3 )=★

502 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:50:42 ID:???
★つかさ→ブロック 56 ( スペード8 )( 3 + 2 )=★

503 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:52:28 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 66 ( スペード9 )( 5 + 1 )=★

504 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 21:52:38 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 66 ( クラブ6 )( 1 + 6 )=★

505 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 22:36:57 ID:eTpPsNT2
★佳歩→ラビットダイブ 67 ( ダイヤ7 )( 1 + 4 )=72★
★つかさ→ブロック 56 ( スペード8 )( 3 + 2 )+(反転ブロック+6)=67★
★にとり→真・のびーるアーム 66 ( スペード9 )( 5 + 1 )=72★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてパチェチームのコーナーキック

ギュウウウウウウウウン……!!

つかさ「――それっ!」

ブンッ!

つかさ「……ッ!(あとコンマ1秒早ければ、せめて威力を減衰する事はできたのに……!)」

――キィィィ……ィィィイインッ!

にとり「むぐぐ……は、早いけど。それだけじゃないか! 河童の科学にかかれば……こんなもんッ!
    ホーミングキャッチモード、最大出力だぁぁぁいっ!」

ウィ〜〜ィィンッ。グワァァァーーーッ!

佳歩「……ッ! もっと伸びて!」

背中のリュックから飛び出すにとりの『真・のびーるアーム』は、本人の反応速度を超えて急加速。
出遅れたにも関わらず、超高速で放たれる佳歩の『ラビットダイブ』にあと僅かで追いつきそうとなり――。

――ギュンッ! バシィィィッ……!

その結果は、引き分けに終わる。にとりのアームはボールを捉えこそしたが掴み切れず。
佳歩のシュートは弾かれてゴールバーを超えてしいまい――パチュリーチームのコーナーキックとなる。

506 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 22:38:08 ID:eTpPsNT2
コーチ「うむ。……これはコーナーキックじゃな! さあ諸君、備えい備えい!」

ナズーリン「(くそっ。これは私の判断ミスが招いたピンチだ……何とか、守り切ってみせないと)」

鈴仙「(でも、次は誰が攻めてくるのかしら。佳歩は今のラビットダイブで、体力の大半を使った筈。
     パチュリーさんの決定力は佳歩程ではないから、にとりでも充分防げる。
     ポストプレイにしても、にとりの飛び出しと大差ない威力だったしね。となると……反町君かしら。
     彼の『ポイゾナスオーバー』は、私の『マインドエクスプロージョン』にも匹敵する威力があるし)」

鈴仙チームはコーナーキックの狙いを、強力なダイレクトシュートを持つ反町と想定。
チームメンバー全員をPA周辺に下げ、キッカーのお燐が蹴り出す先を絞って、警戒を強めるのだが――。

コーチ「ほいほいピッピ〜、コーナーキックで蹴りだすんじゃよ〜」

パチュリー「(……しめた。相手は誰も警戒していないわね)――お燐。手筈通りに行きなさい!」

お燐「アイアイサ〜、……それぃっ!」

グワァァァァァァ……ッ!

てゐ「!? お燐が右脚を思いっきり振り上げた……!?」

鈴仙「そ、そうか……! ことコーナーキック。サイドの先端でのキックである以上。
  ――パチュリーさんチームには、お燐のシュートという選択肢もあったんだった……!?」

つかさ「大丈夫です! 私とナズーリンさん。そして霞ちゃん! 3人でゴールを守りましょう。
     人数をかけて守りさえすれば、GKまで届かさずに止める事だって出来る筈よ……!」

ナズーリン「勿論だ……! 是非やらせてくれ!」

霞「私は数合わせにしかなりませんが、やってみせます!」

507 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 22:41:52 ID:eTpPsNT2
お燐の奇襲に、鈴仙チームは慌てて体制を組み直しながらも――霞は感じていた。

霞「(スカウターによると、お燐さんの必殺シュートの威力は僅か57。
   ストラットさんが普通にシュートを撃つのと同じ位の威力です。
   でも。サイド際で……コーナーで、かつ、フリーでじっくり蹴れる状況だとしたら――!)」

このシュートは想像以上に、鈴仙チームにとって厄介な攻撃となり得る事に。

お燐「卑しき生者どもよ、霊達の怨念に喰い尽くされろ! 恨霊・『スプリーンイーター」ーッ!」

バッ……ゴォォォォォンッ! ……ギュルンッ。ギュルギュルギュルギュル……!!

にとり「ち、ちくしょう……またセービングかぁ……!」

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 22:45:07 ID:eTpPsNT2
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:56
お燐の『スプリーンイーター』の威力:57+(サイドプレイヤー+2)+(フリー補正+2)
にとりのガッツ:450/750

※先程よりにとりのガッツが20回復されていますが、先程は、5分経過後のガッツ回復20を反映していなかったためです。
 今回の数値が正しいです。

509 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 22:46:37 ID:Myf8OkhM
B

510 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 22:46:38 ID:eU5lsrsk
B

511 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 22:46:52 ID:CjaEOjhs
B

512 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 22:53:05 ID:eTpPsNT2
B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費

にとり「(これ以上全力出したら、ヘバって死んじゃうよ! ここはある程度節約してっと……)」

先着3名様で、

★お燐→スプリーンイーター 57 (! card)(! dice + ! dice)+(フリー補正+2)+(サイドプレイヤー+2)=★
★霞→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ナズーリン→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★にとり→のびーるアーム・改 64 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(てゐがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→お燐の『スプリーンイーター』が鈴仙チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(てゐがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
ナズーリンのマークがダイヤで、「超強力ペンデュラムガード(+8、250消費)」が発動します。
ナズーリンのマークがハートで、「ペンデュラムガード(+6、150消費)」が発動します。
ナズーリンのマークがスペードで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

513 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 22:54:38 ID:???
★お燐→スプリーンイーター 57 ( ハートQ )( 1 + 3 )+(フリー補正+2)+(サイドプレイヤー+2)=★

514 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 22:55:27 ID:???
★霞→ブロック 51 ( ハートK )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=
 ナズーリン→ブロック 53 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=
 つかさ→ブロック 56 ( クラブ8 )( 2 + 4 )+(人数補正+2)=★

515 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 23:00:10 ID:???
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( ハート10 )( 6 + 2 )=★

516 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 23:00:48 ID:???
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( ダイヤ4 )( 1 + 2 )=★

517 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 23:22:06 ID:eTpPsNT2
★お燐→スプリーンイーター 57 ( ハートQ )( 1 + 3 )+(フリー補正+2)+(サイドプレイヤー+2)=65★
★霞→ブロック 51 ( ハートK )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=60
 ナズーリン→ブロック 53 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)+(ダイビングブロック+4)=66
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしててゐがフォロー

お燐の放った必殺シュート・『スプリーンイーター』はいわゆるテクニカルシュートに属する。
敵のゴールキーパーを取り囲むように強烈なスピンの掛かったシュートは、
コーナーキックのように直接決め辛い場面であっても、その変化の大きさを活かして、自在にゴールを決められる事が強みであり。
地霊殿サブタレイニアンローゼス時代は、ストライカーである相棒・お空にマークが集中するのを見計らい、
その隙を突いてゴールを狙う事もしばしばあった。

お燐「(もっとも、当時のあたいは今以上にひ弱だったから、奇襲が決まるのは弱小チーム限定だったんだけどねぇ)……って」

ナズーリン「――止めるッ!」

バァァァッ……バシイッ!

お燐「ぐぐぐ……! や、やるねぇアンタ……!」

しかし。イギリスで基礎能力を鍛えたお燐であっても、シュートはまだ不得手な部類。
先程のオーバーラップ失敗を受けて、名誉挽回に燃えていたナズーリンの渾身のブロックに防がれてしまい。
……ボールはPA外に控えていた、てゐの足元へと転がっていく。

てゐ「しめた! 反町のヤツもフェイクでPA内に入っていたから、ここでボールを前方に運べば……!」

静葉「……させないわ!」

タッ、ズザアアアアアアッ!

星「あっ! 静葉さん! さっきまで私のマークについていたのに……!」

518 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 23:23:21 ID:eTpPsNT2
てゐ「(星ちゃんが下がったから、マークを外してこっちのカウンター封じに備えていたか!
    ……でも。1点負けてる状況で、また奪われるワケにも行かない。ここは――なんとしても抜いてやる……!)」

コーチ「(タックラーの静葉が来たが、てゐは余裕綽々の表情か。……これは、何かがあるな)」

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+1)=★
★静葉→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ドリブル突破。そして……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がフォロー)(アリスさんがフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐがクラブで敗北した場合、スキル・マリーシアが発動し相手の反則になります。
(ただし、5以上の差で負けた場合はマリーシアが発覚します)
静葉のマークがクラブ以外の時、「ロストウインドロウ(+2)」が発動します。

519 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/28(日) 23:24:37 ID:???
…と、言ったところで少し早いですが、今日の更新はここまでにします。

520 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 23:26:54 ID:???
★てゐ→ドリブル 55 ( スペード6 )( 6 + 3 )+(本気モード+1)=★
乙でした

521 :森崎名無しさん:2018/01/28(日) 23:27:41 ID:???
★静葉→タックル 55 ( ハート4 )( 4 + 1 )=★
乙です

522 :森崎名無しさん:2018/01/29(月) 01:31:30 ID:???
乙です
にとりが意外としっかり守ってくれる
というか相当優秀なんじゃないかと思い始めてきた

523 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/29(月) 23:21:15 ID:YQ0byRVM
★てゐ→ドリブル 55 ( スペード6 )( 6 + 3 )+(本気モード+1)+(シロウサギドリブル+3)=68★
★静葉→タックル 55 ( ハート4 )( 4 + 1 )+(ロストウインドロウ+2)=62★*吹き飛び!

静葉「(全体的に姿勢が不自然ね。まるで……敢えて転倒をしようとしているような)」

冷静な静葉はてゐの僅かな動きから、彼女の狙いを汲んで見せた。

静葉「(『マリーシア』――わざと反則を取られた風に見せかけて、優位を取るつもりね。
    でも、その手には乗らないわ。力を弱め、わざと相手に接触しないようにして……)」

てゐ「――そぉいっ!」

ドガッ! バゴオオオッ!

静葉「……ッ!?(そ。そんな……! 倒れるフリをしながら突進ですって……!?)」

てゐ「お姉さん。頭は良いみたいだけど、騙し合いには慣れてみたいだね〜」

静葉「読んでいたのね。私が貴女のマリーシアの演技に気付き、勝手に力を緩めてしまう事を……!」

霞「(やっぱり、てゐさまのトリックプレイは凄い……)」

コーチ「(ああは言っているが、イザとなればいつでも演技は出来たじゃろうな。
     ダーティなプレーヤーは好かれんが、一種必要悪的な存在でもある。
     このチームで、そんな役割を担えるのは彼女しかなかろうて)」

静葉を抜き去ったてゐは、ウイングとして左サイドをグングン駆け上がる。
中盤を担う反町は先程のコーナーキックに備えて前に上がっていたため、
左サイドはガラ空きとなっており――結果、てゐはPA付近、チャンスエリアまで容易く辿り着く。

524 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/29(月) 23:22:32 ID:YQ0byRVM
穣子「き、来ちゃったね!? でも負けないんだから!」

慧音「(鈴仙へのパスはさせん。……ボールを得た瞬間、奪い取ってやる!)」

DFの穣子はペナルティエリアをしっかり固め、さとりの弱点であるミドルシュートのブロックに専心し。
一方の慧音はやや前がかりの位置に立ち、俊足を生かしてゴール前へと走る鈴仙から、ボールを刈り取れるよう備えている。
なお、静葉のマークが外れた星は鈴仙よりも一歩遅れて、シュートを撃つにはやや離れた位置に居た。

鈴仙「(よし……これは大チャンスよ! てゐが上がっているから、『インビジブルデューパー』も狙えるし、
     星だって、少し距離はあるけれど、ノーマークで、『コンプリートクラリフィケイション』を撃てる。
     てゐのドリブルゴール、は……流石にさとりさんが居るから厳しいかしら。ここは――!)」

A:絶対に決める!『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
B:自分(鈴仙)にグラウンダーのパスを貰う。『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費
C:星にグラウンダーのパスをして貰う。『コンプリートクラリフィケイション』だ!(威力:67)
D:てゐにドリブルゴールを狙わせる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:800/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

525 :森崎名無しさん:2018/01/29(月) 23:31:55 ID:4e34xXBo
A
まあまずは一点

526 :森崎名無しさん:2018/01/29(月) 23:32:15 ID:pfO09X4w


527 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/29(月) 23:35:10 ID:???
>>520
乙ありがとうございます!
>>521
乙ありがとうございます!
>>522
乙ありがとうございます!
実際のところにとりは中々強いです。燃費が森崎以上に悪いですが…
さとりはミドルシュートにどうしても弱いので、にとりを活用しないといけない局面も多々出て来る予定です。


528 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/29(月) 23:49:21 ID:???
A:絶対に決める!『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費

鈴仙「(今こそ、あの技で決める時よ……!)――てゐッ!」

てゐ「……オーケー。やるよ、鈴仙!」

グワァァァッ……! バシュッ! ギュンギュンギュンギュン!

穣子「……う。こ、これってもしかして……!」

慧音「(まあ。素直に刈らせてはくらないか。だが――)……止めるぞ!」

てゐはPA横の位置から自慢の変化パス――『エンシェントデューパー』を、鈴仙に向かって放つ。
鈴仙の視界は眼帯で覆われ、未だ暗く盲いているが、何万回と交わした相棒のパスは、
もはや視ずとも、どこにあるかは一目瞭然。鈴仙は絶対の確信を持って飛び上がり――。

                                てゐ「タイミングはバッチリ。行っちゃえ、鈴仙!」

鈴仙「ええ。お久しぶりに――決めるッ!!」

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
                        ギュンッ、バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 

さとり「(凄い威力のシュート。これは……ストラット君の『インゲンスゾーンシュート』や、翼君の『サイクロン』以上……!)」

コーチ「(とうとう出たか。もしもこれが、サンパウロ戦にも出せていれば……と、悔やむのは女々しいが。
      しかし、そう思わざるを得ぬ位。圧倒的な、シュートじゃ……!!)」

529 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/29(月) 23:51:14 ID:YQ0byRVM
先着3名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 68 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がねじ込み)(アリスさんがフォロー)(さとりがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙達の『インビジブルデューパー』がパチェチームのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がねじ込み)(アリスさんがフォロー)(鈴仙チームのコーナーキック)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。

530 :森崎名無しさん:2018/01/29(月) 23:53:15 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( スペード10 )( 6 + 6 )=★

531 :森崎名無しさん:2018/01/29(月) 23:56:57 ID:???
決まったな、風呂入ってくるわ
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤ10 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 ( クラブ6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=★

532 :森崎名無しさん:2018/01/30(火) 00:00:04 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( スペード8 )( 5 + 4 )=★

533 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/30(火) 00:01:59 ID:???
鈴仙が見事に決めたところで、今日はここまでにします。
>>531
正直ポストを疑ってましたw

534 :森崎名無しさん:2018/01/30(火) 01:11:56 ID:???
乙なのです

私は穣子かさとりのJOKERを疑ってました(小声)

535 :森崎名無しさん:2018/01/30(火) 02:10:37 ID:???
乙でした
あんまりいい数字出ると逆に不安になるよね

536 :森崎名無しさん:2018/01/30(火) 12:23:25 ID:???
二回もクラブA分岐した後だもんな

537 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/31(水) 00:08:19 ID:???
今日は更新をお休みします。明日は更新したいです。
>>534
乙ありがとうございます。確かに、穣子とさとりならJOKER限定で止められますね…
インビジブルデューパーの威力68はかなりヤバいですので、6ゾロの時点で無理だと思い込んでました。
>>535
乙ありがとうございます。鈴仙は最近わりと勝負強い気がしますね…
>>536
確率的には少ない筈なのに、無性に心配になってましたw

538 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/31(水) 23:42:29 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( スペード10 )( 6 + 6 )=80★*フラグ習得!
★穣子→ブロック 56 ( ダイヤ10 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)+(ロイヤルスイートポテトルーム+8)=72
 慧音→ブロック 56 ( クラブ6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=64★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( スペード8 )( 5 + 4 )=71★
≧2→鈴仙達の『インビジブルデューパー』がパチェチームのゴールに突き刺さる!

穣子「そ、それーーーっ! 全力全開、『ロイヤルスイート……」

バババッ! グワァァァッ……スカッ!

穣子「って、む、無理ぃ!? こんなの取れないよ!?」

慧音「(視力を失ったにも関わらず、この精度の高さ――いや。むしろ余計な視覚情報を放棄したが故に、
    これまで以上に精度を増したというのか……!?)」

さとり「(鈴仙さんは、てゐさんがどこにボールを出すかを完璧に理解し、確信している!
     彼女は私のように、心を読む事など出来る筈もないのに……!)」

コーチ「(……凄まじい威力だ! この威力ならば、世界の舞台でもトップクラス……いや、トップになれる!
      しかもこれだけでなく、佳歩との連携も含めて威力と正確性を増した、『真実の友情』があるのだ。
      やはりハンディはあろうとも、鈴仙はこのチームの第一FWとなるに相応しいか……)」

周囲の誰もが、鈴仙達が放ったシュートは防げない事を理解し、彼女達の練熟した動きに息を呑まざるを得なかった。
それだけに、今回の『インビジブルデューパー』の完成度は高かった。高すぎたのだ。

539 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/31(水) 23:43:37 ID:???
鈴仙「はぁ、はぁ……!(決まった……! まだゴールネットを揺らす音も聞こえないけれど、分かった。
    このシュートは……決まった!!)」

てゐ「(我ながら、凄い所まで来たもんだ。……でも、もっと凄いのは鈴仙だ。
    鈴仙自身は絶対分かってないだろうけど――あいつ、まだまだ伸び代がある。
    もしかしたら、あれ以上の威力のシュートだって、撃てちゃいそうだよ……!?)」

――ズバァァァァァッ!
  ……ピッ、ピピイイイイイイイイイイイイイイッ!

そのため、鈴仙の予感通り、ゴールネットが大きな音を立てながら揺らされても、誰も驚きはせず。
僅かに間の抜けた、コーチによるホイッスルのみが、高らかに鳴らされるのみだった。


鈴仙チーム 1 − 1 パチュリーチーム

540 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/31(水) 23:51:29 ID:n1xTpxBs
パチュリー「(今のは、完全に私達の負けね。コーナーキック失敗からの、ウイングによる突破。
        そして、見事な連携シュート……。各々の駒が、上手く機能している。
        これに対して、私達は如何に反撃すべきかしら。
        綿密にパスを組み立てるか、パチュリー戦法による速攻か。あるいはいっそ、単騎突破か……)」

鈴仙「(なんとか点は取れたけど……。パチュリーさんも色々考えてる。
     後半戦もまだ5分以上残ってるし、得点チャンスはまだまだあるものね。
     次はパチュリーさんチームのキックオフだけど。私達はどう立ち向かうべきかしら……)」

チームメイトからの祝福を受けながらも、鈴仙は冷静に次のキックオフの動きについて思いを馳せていた。

鈴仙「(仲間全員で前掛かりにプレスをかけて、少しでもボールカットの機会を多くするか。
     後ろに引いて、確実にボールをカットする機会を窺うべきか。あるいはその中間か。
     どれが正解、ってのも無さそうだから難しいけど。ここは――)」

そしてキックオフの直前、鈴仙が仲間達に告げた次の作戦は――。

A:速攻でボールを奪い返せるよう、ガンガンプレスを掛けていく。
B:全体的にやや下がり目に守って、奪ってからのカウンターを狙う。
C:折衷案。鈴仙と星は上がり目の位置でプレス。他の皆は下がってカウンター狙いだ。
D:ここよ、ここでリトリートよ! 全員でPA内に籠って完全守備だ! そっから先はボールを得てから考える!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:550/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/31(水) 23:53:52 ID:n1xTpxBs
今回の投票ですが、日付を跨いでも再投票はナシとして、先に2票集まった選択肢で進行しようと思います。
それと、記載忘れてましたが…

*鈴仙がシュートフラグを習得しました。次に11以上で勝利する事によりフラグを回収します。

542 :森崎名無しさん:2018/01/31(水) 23:54:16 ID:ZEfdj+wE
A

543 :森崎名無しさん:2018/01/31(水) 23:54:54 ID:qkp5+wDo
A

544 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 00:17:52 ID:wnH/l7L+
A:速攻でボールを奪い返せるよう、ガンガンプレスを掛けていく。

鈴仙「――皆! ここは速攻で逆転よ。ガンガンタックルやパスカットに出て行ってね!」

星「ええ、分かりました!」

アリスさん「了解よ!」

鈴仙は仲間に対して積極的にボールカットに向かうよう指示した。そして。

コーチ「ピッピ〜〜〜〜。はい、パチュリーチームのキックオフで試合再開じゃぞ。
     試合は現在1−1で同点で、後半10分。紅白戦で15分ハーフじゃから、後大体5分じゃな。
     両チームとも、頑張って勝つんじゃよ〜」

パチュリー「(――さて。ここは……)」

キックオフで佳歩からボールを受け取ったチームキャプテンのパチュリーが示す、反撃への戦略は――。

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 00:20:28 ID:wnH/l7L+

先着1名様で、

★パチェチームの反撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→慧音「魔界の瘴気のお蔭で、今ならハクタクにもなれそうだ!」ここで唐突に慧音先生がハクタク化!
ダイヤ→パチュリー「(反町と秋姉妹の連携プレーで、奇襲を図ってみようかしら)」
ハート→パチュリー「(一度、佳歩に切り込ませてみようかしら)」
スペード→パチュリー「(反町のパスとお燐のドリブルを入り混ぜて、敵を翻弄してみるのも手ね)」
クラブ→パチュリー「(相手はプレスを掛けて来る筈。組織的なパスワークで手堅く攻めるべきね)」
クラブA→静葉「この呪文は殆ど魔法力を使わない…その代わりに己の全生命エネルギーを爆発力と変えて敵を討つのよ…!!」
      ここで唐突にシズハ先生がメガ○テ!

546 :森崎名無しさん:2018/02/01(木) 00:26:08 ID:???
★パチェチームの反撃→ ハート9

547 :森崎名無しさん:2018/02/01(木) 00:26:08 ID:???
★パチェチームの反撃→ スペードJ

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 00:45:59 ID:wnH/l7L+
★パチェチームの反撃→ ハート9 ★
ハート→パチュリー「(一度、佳歩に切り込ませてみようかしら)」

パチュリー「(そういえば、佳歩の中央突破をまだ一度も試して無かったわね。
        鈴仙チームには寅丸星がいるから、ストレートに突破するのは難しいと思うけれど……。
        ローリスクで敵陣を切り崩すには、彼女は実に勝手が良いし)……佳歩。ここは貴女の力を見せてやりなさい」

バシュッ……!

佳歩「(パチュリーさん……! ここは私を起点に、攻めを構築していくつもりなんですね。……ようし!)」

タッ!

鈴仙「……! 佳歩がいきなり、中央から切り込んで来る!」

星「ですが好都合ですよ、鈴仙! 作戦通りガンガンプレスを掛けて、速攻でボールを奪い取りましょう!」

鈴仙「……そうね。私も手伝うわ、星!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアッ……!!

コーチ「(真正面からの実力勝負に出たか! 星と鈴仙の布陣は強力じゃが、佳歩のドリブルもチーム内では屈指。
      しかも、レジスタとしての指揮能力を持つパチュリーの援護も厚いから、勝負はどうなるか分からん。
      しかし、ここで上手いのは、佳歩の扱い方じゃろうな。
      一見無謀な中央突破じゃが、佳歩が勝てば、パチュリーチームは2点目に大きく近づく。
      そして佳歩が負けても、近くの静葉やパチュリー自身が、すぐにボールカットに向かえる位置におる。
      即席キャプテンであるにも関わらず、チーム一の切り込み役を、見事に使いこなしておるのう)」

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 00:48:03 ID:wnH/l7L+
佳歩「……鈴仙さまが相手でも、一切容赦はしません。私は常に全力投球です!」

鈴仙「佳歩の事だもの。そんなの、言われなくても分かってるっ!」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★星→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 鈴仙→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(静葉がフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
星のマークがダイヤ・ハートで「ハングリータイガー(+3、吹飛3)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙と星はスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりに鈴仙(星)が反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。

550 :森崎名無しさん:2018/02/01(木) 00:50:00 ID:???

★佳歩→ドリブル 56 ( スペード7 )( 4 + 6 )=★

551 :森崎名無しさん:2018/02/01(木) 00:51:51 ID:???
★星→タックル 56 ( ダイヤQ )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=
 鈴仙→タックル 53 ( クラブ4 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=★

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 01:23:39 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 23:54:19 ID:wnH/l7L+
少しだけ更新します。
佳歩のドリブルですが、これはパチュリーのパスを起点としているため、スキル・レジスタが発動していました。
結果にて修正します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★佳歩→ドリブル 56 ( スペード7 )( 4 + 6 )+(華麗なドリブル+3)+(レジスタ+1)=70★
★星→タックル 56 ( ダイヤQ )( 3 + 1 )+(人数補正+1)+(ハングリータイガー+3)=64
 鈴仙→タックル 53 ( クラブ4 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=59★
≧2→佳歩、ドリブル突破!

佳歩「それっ!」

ギュンッ! クルクルクルッ! シュタッ!

星「う、うううっ……! 凄いドリブルです!」

鈴仙「(星のプレスもかなり容赦なかったけど、それよりも佳歩の技術が勝ってたわね……!)」

コーチ「(素晴らしい! 佳歩の突破力はやはり、世界でも充分通用するレベルじゃ。
      ドリブル力だけで言えば、パチュリーやアリスさんも負けておらんが、
      パスやボールカット等他の事もしないといけぬ故、突破に失敗した場合は中盤が弱体化してしまう二人と比べて、
      FWである佳歩はやはり、使い勝手が良い。このドリブルは、他のFWでは彼女にしかない強みじゃ!)」

パチュリー「良い調子よ、佳歩。この調子でドリブルゴールを目指しなさい。私と反町は、フォローに備えているから」

佳歩「了解です。――さあ、一気に駆け抜けますよ!」

ダッ……!

アリスさん「――そのドリブル、この私が止めてみせる!」

霞「(佳歩ちゃん相手に、私が勝てる確率は……ううっ、10%にも満たないよう。
   アリスさんも決してタックル功者とは言えないし、ちょっとマズいかも……)」

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/01(木) 23:57:03 ID:wnH/l7L+

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=★
★霞→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アリスさん→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更にドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(反町とてゐで競り合い)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
霞のマークがダイヤで「テクニカルタックル(+2)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。

555 :森崎名無しさん:2018/02/01(木) 23:58:14 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(レジスタ+1)=★

556 :森崎名無しさん:2018/02/02(金) 00:00:24 ID:???
★霞→タックル 51 ( クラブ7 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=
 アリスさん→タックル 54 ( ダイヤ2 )( 4 + 2 )+(人数補正+1)=★

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/02(金) 00:26:33 ID:???
――と、言ったところで非常に短いですが、ここまでにします。
明日はもう少し多めに更新できると思います。

558 :森崎名無しさん:2018/02/02(金) 01:04:47 ID:???
乙でした
佳歩のドリブルはやっぱり強力だなぁ
これは止まらんかも

559 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/02(金) 23:32:00 ID:13PydFDg
★佳歩→ドリブル 56 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(レジスタ+1)+(情熱的なドリブル+4)=71★
★霞→タックル 51 ( クラブ7 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=58*吹き飛び!
 アリスさん→タックル 54 ( ダイヤ2 )( 4 + 2 )+(人数補正+1)+(トリップワイヤー+2)=63★*吹き飛び!
≧2→佳歩、更にドリブル突破!

佳歩「そうだ。私はこんなサッカーがやりたかったんだ。楽しく、そして血沸き肉躍る戦いを……!」

ゴオッ……!

霞「か――佳歩、ちゃん?(スカウターの計測値が急上昇している……!?)」

一度思い込んだら猪突猛進全力前進の佳歩は、紅白戦という仲間同士で楽しく、
しかし全力でぶつかれる場を誰よりも楽しみ、そして燃えていた。

佳歩「うおおおーーっ! もっと、熱くなってくださーーーーいっ!!」

ドガンッ! バギドゴオッ!

霞「きゃーーーーっ?!」

アリスさん「そ、そんなァーー!?」

パチュリー「(……佳歩の調子は絶好調。このまま行ってくれれば、速攻で点を返せるわね。
        それに、佳歩がしくじったとしても、既に戦線は大分前に押し出されている。
        一気に波状攻撃を仕掛ければ、やがて崩れる筈よ)」

佳歩「このまま燃えて燃えて、燃えたままで突っ込んでいきます!!」

ナズーリン「くそっ……! ここまで来て、負けるもんか!」

つかさ「私も向かうわ……。佳歩ちゃんはこのまま、一対一を仕掛けて来るでしょうから!」

560 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/02(金) 23:33:21 ID:13PydFDg

タッ、ズザアアアアアアッ……!

にとり「(お、おいおい。二人してタックルに出るのは良いけど、ちゃんと防いでよねー……?
     私も一対一は苦手じゃないけど、アレが相手だと、流石に分が悪いしさ……)」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=★
★ナズーリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 つかさ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更にドリブル突破!にとりと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(にとりがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「レアメタルディテクター(+2)」が発動します。
 ※前の判定まで、技名をドリブル技(予定)の「ビジーロッド」と勘違いしてました。こっちが正しいです。
つかさのマークがダイヤで「根性タックル(+3、吹飛2)」が発動します。

561 :森崎名無しさん:2018/02/02(金) 23:39:31 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 ( クラブ6 )( 3 + 4 )+(レジスタ+1)=★

562 :森崎名無しさん:2018/02/02(金) 23:46:24 ID:???
★ナズーリン→タックル 55 ( スペード2 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=
 つかさ→タックル 53 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

563 :森崎名無しさん:2018/02/02(金) 23:46:34 ID:???
★ナズーリン→タックル 55 ( スペードQ )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=
 つかさ→タックル 53 ( ハート9 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)=★

564 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:30:21 ID:XO5dlpgg
★佳歩→ドリブル 56 ( クラブ6 )( 3 + 4 )+(レジスタ+1)=64★
★ナズーリン→タックル 55 ( スペード2 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=64

佳歩「はぁぁぁぁぁっ! 黙想!」

ナズーリン「黙想なのに五月蠅いんだよっ!」

バシュウウウッ……バチイイッ!

つかさ「(さっきはお燐さんのシュートをブロックしていたけれど、今はこうして、佳歩ちゃんのドリブルを真正面から弾いている。
     彼女の柔軟さが羨ましいわ……)」

にとり「いよぉぉっし! でかしたぞナズー! へっへー。ウサギなんて怖くないぞー、おとといきやがれってんだ!」

ナズーリン「おい馬鹿、油断するんじゃない! 私はただ、ボールを弾いただけだ。
        まだ、敵の攻勢は続いている……上を見るんだ、にとり!!」

にとり「……ほへ? う……え、って、うぇえぇぇっ!?」

ゴォォォォッ……!

佳歩が僅かの所で止まったのを、まるで自分の手柄かのように喜ぶにとりだったが、
ナズーリンの鋭い叱責に気圧され、ふと我に返ってゴール前を見上げると――。

565 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:34:09 ID:XO5dlpgg
パチュリー「(幸いに、私はまだ体力をそこまで消耗していない! ならば……久方ぶりに、これで決める!)
       ……日月、火水木金土……!!」

ゴォォォォォオオオオッ! グワァァァァァァッ……!

コーチ「むぅ……!(こ、このダイレクトシュートは……!)」

霞「もしかして……これは! 幻想郷サッカーでも霊夢さん、永琳様に並ぶ名プレイヤーとされた。
  パチュリー・ノーレッジが持つ、幻の超必殺シュートの構えっ!?」

パチュリーが暴風のように激しい魔力の渦を纏いながら、高い浮き球に動きを合わせつつ、
――高空から打ち下ろす恰好で、ローリングオーバーヘッドの体勢に出ていた。
これは、幻想郷サッカーの創成期、その圧倒的な威力と燃費の悪さで周囲を圧巻させた大技。

パチュリー「『賢者の石』。……貴女達は賢者による五行術の前に、為す術も無く果てるのよ!」

にとり「ひゅ、ひゅぃぃ……な、なななな、何が賢者の石だ……!
     さっきのウサギの突撃ダイブの方が、こ、こ、怖かったぞぉ……?
     だから、び、ビビッてなんてないんだからな!!! ホントだよ?!」

つかさ「(声が震えまくっているせいで説得力は皆無だけど、にとりの言う通り。
      今の私達なら、充分に防ぎうるシュートの筈よ……!)」

566 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:36:10 ID:XO5dlpgg
――パチュリーの超大技に対し、ブロック体勢を立て直して、果敢に立ち向かおうとするつかさ。
そして、縮こまり怯え慄きながらも、意地かプライドか、見え見えの虚勢を張り続けて立ち続けるにとりの行動は……。

A:飛び出す!(威力:57)
B:『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:59)120消費
C:身構える。(更にセービング方法を投票)
D:にとりの判断に任せる。

パチュリーの『賢者の石』の威力:65
にとりのガッツ:450/750

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:38:26 ID:XO5dlpgg
すみません、再度同じミスをしてしまいました(汗)
にとりのスキル・飛び出し+2を勘定していませんでした。選択肢(に記載の威力)については、

A:飛び出す!(威力:59)
B:『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:61)120消費
C:身構える。(更にセービング方法を投票)
D:にとりの判断に任せる。

パチュリーの『賢者の石』の威力:65
にとりのガッツ:450/750

が、正しいです。失礼いたしました。

568 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 00:39:37 ID:J+VWfqBM
C

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:41:58 ID:???
そして更にすみません。何票決か書いてないですね…orz
いつも通り、2票決でお願いいたします。

570 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 00:43:43 ID:ZZ3SjFTc
C

571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 00:50:18 ID:XO5dlpgg
C:身構える。(更にセービング方法を投票)

にとり「(とびだしはダメだ! どー考えても私が吹っ飛ばされて自爆するビジョンしか思いつかない!
     ここはやっぱり、自慢のメカに頼らなきゃ……!
     でも、後ろにはFWの反町も控えているから、全力を出し過ぎちゃうと、その後が怖いってのもある。
     ただ、それで今手加減したら、ますますねじ込みのリスクが高まるし……ど、どーしよう……)」

冷や汗を滝のように流しながら、にとりはどっしりとゴール前に棒立ちして、ブロックに飛び出すつかさを見送る。
そして、彼女が取った選択は――。

☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:56
パチュリーの『賢者の石』の威力:65
にとりのガッツ:450/750

572 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 00:52:24 ID:TuliWp9A
A

573 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 00:54:00 ID:J+VWfqBM
A

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 02:29:23 ID:XO5dlpgg
A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費

にとり「(逃げちゃダメだ! やっぱり、全力でセービングしないとやられるよっ!)」

先着3名様で、

★パチュリー→賢者の石 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→真・のびーるアーム 66 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーチームのコーナーキック)(お燐がねじ込み)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→パチュリーの『賢者の石』が鈴仙チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーチームのコーナーキック)(お燐がねじ込み)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーの「賢者の石」には吹飛係数3があります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

575 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 02:31:12 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
(セービング選択から判定まで、寝落ちして更新が遅れました、すみません(汗))

576 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 02:36:08 ID:???
★パチュリー→賢者の石 65 ( スペードJ )( 2 + 6 )=★

乙です。更新楽しみにしてますが、無理はなさらずに

577 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 03:03:15 ID:???
★つかさ→ブロック 56 ( クラブ6 )( 2 + 5 )=★

578 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 03:35:11 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 66 ( ハートK )( 2 + 5 )=★

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 12:54:31 ID:XO5dlpgg
★パチュリー→賢者の石 65 ( スペードJ )( 2 + 6 )=73★
★つかさ→ブロック 56 ( クラブ6 )( 2 + 5 )=63★*吹き飛び!
★にとり→真・のびーるアーム 66 ( ハートK )( 2 + 5 )=73★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてパチュリーチームのコーナーキック。

バッ……ゴオオオオオンッ!

つかさ「ぐっ……!(なんてこと。普段は技巧的なプレーに徹しておきながら、
     いざとなれば、こんなパワフルなシュートまで撃てるなんて……!)」

つかさはパチュリーのシュートの軌道に割り込んで、身体全体を使ってボールを抑え込もうとするも、
パチュリーが放った『賢者の石』に込められたパワーは彼女の想像を遥かに超えており。
威力を減衰する事すらできず、為すすべなく吹き飛んでしまう。

にとり「(酷い殺人シュートだけど……大丈夫。日向の『ライトニングタイガー』程惨くはないし、
     さっきの佳歩の『ラビットダイブ』程速くはない。これなら――)い、いっけーーー!」

ウィィィィ……ンッ!

にとり「水エネルギー全力全開! 『のびーるアーム』、スペシャルセービングモードだぁぁぁぁいいっ!」

ギュィィィン! ガシイイイイイッ!!

それでもにとりは諦めず、機械の出力を最大限にアップし、パチュリーのシュートをそのロボットアームで捉えた。
メキシコのスラム街に投棄された外界の最新機器を活用し、
そして何より幻想郷の内外にゴロゴロ存在する殺人シュートの使い手を意識して、
耐久性を大幅に上昇させた機械によるセービングは、世界屈指クラスに限りなく近い守備力を秘めていた。
――しかし。

580 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 12:55:47 ID:XO5dlpgg
ガリッ! ガガガガガガガッ……!

にとり「だ、だめだぁ……、機械は良くても、私のエネルギーが……、げ、限界だぁ……」

ポロッ。コロコロコロ……。
  ――ピピィイイイイイイイイッ!

にとりの発明した最新セービングマシン・『真・のびーるアーム』にも欠点はあった。
これまでも、高性能のマシンを稼働させる為のエネルギーはにとりの妖力に依存していたのだが、
今回のマシンは性能の高さを重視し過ぎ、エネルギーの燃費を度外視していたのだ。
そのため、既にこの試合において何度も妖力を消費していたにとりの方が、機械よりも先に悲鳴を上げ――。
やがて、ボールを受け止めきれず。ゴールラインを超えて転がってしまうのだった。

パチュリー「ケホッ、ケホッ……ふぅ(シュートは防がれたけど、にとりの体力が危険水域に入った。
        このコーナーキックを攻め切れば……私達の勝利は、大きく近づく)」

鈴仙「(まずいわ。にとりの奴、無茶し過ぎたせいでかなりフラフラになってるわね……。
    次にシュートを撃たれたら、もうまともなセービングは出来なくなるかも。
    ……このコーナーキックを死守しないと、私達の勝ちはないわ!
    ここは誰をマークするともなく、チーム全員でPA付近に入って、守り切らないと……!)」

同点のまま試合は残り5分を切り、守りの要であるにとりは満身創痍一歩手前。
鈴仙チームにとっては危機的な状況にある中、パチュリーチームのコーナーキックを示す笛が鳴る。

コーチ「パチュリーチームのキッカーは……ふむ。お燐じゃな。
     (強力なFWである佳歩や、強力なダイレクトを持つ反町辺りに狙いを絞りながら、
      さっきのような直接狙いも含ませた判断か。ふむ。これはどう来るか読めないの)」

581 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 12:57:18 ID:XO5dlpgg
お燐「(え〜っと、ここは……)」

先着1名様で、

★パチェチームのコーナー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→さとり「私が行くわ。ここらでお遊びはいい加減にしてくださいってところを見せてやります」
             ゲェーッ!? さとりがオーバーラップで前線に!?
ダイヤ絵札→お燐「(あっ、そうだ! 秋っぽいお姉さん達の連携を使えば……!)」
ダイヤ数字→お燐「(ん。賢者っぽいお姉さん(パチェ)が何か言ってる。『私に上げろ』かぁ……)」
ハート→お燐「(もういっぺん、あたいが直接狙ってみよっかな〜)」
スペード→お燐「(カゲの薄いお兄さん(反町)も、確かFWだったんだよね〜)」
クラブ→お燐「(やっぱりここは、ちびっこいウサギさん(佳歩)が無難かなぁ〜)」

582 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 12:59:29 ID:???
>>576
乙ありがとうございます。ご心配頂きありがとうございます。
今回については、単にお酒を飲みながら更新してたら寝てしまっただけでした(汗)
ただ、最近はインフルも流行っていますし、身体には気を付けようと思います。

583 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 13:05:34 ID:???
★パチェチームのコーナー→ ダイヤ9


584 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 13:05:55 ID:???
★パチェチームのコーナー→ スペード8

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 13:28:11 ID:???
★パチェチームのコーナー→ ダイヤ9 ★
ダイヤ数字→お燐「(ん。賢者っぽいお姉さん(パチェ)が何か言ってる。『私に上げろ』かぁ……)」

パチュリーはイタリアでの修行にて、戦術眼を磨くとともに、最大の弱点であるスタミナ不足を磨いていた。
そしてパチュリーは、この試合においては戦術指示がメインであり、先ほど放ったシュートと、
前半戦に行ったポストプレイを除いて、大きく動いておらず、体力的に余裕が残っていた。
そのため、彼女は先のシュートに引き続いて――お燐にサインを出し、自分へのポストプレイを指示させる。

お燐「う〜ん。それじゃあお言葉に甘えて、そうしてみようかなぁ……っと!」

グワァァッ、バシュウウウッ……!

てゐ「このボールの行先は……!」

霞「佳歩ちゃんでも、反町さんでもない。これは……また、パチュリーさん!?」

アリスさん「さ、さっきのシュートはもう撃てない筈よ!? 体力的にも考えて……!?」

ナズーリン「いや。恐らくではあるが。これは……ポストプレイだ!」

パチュリー「……(佳歩に一対一を狙わせるか、反町にフリー状態でシュートを撃って貰うか。
       それは後で考えるとしても。まずは、守備人員を一人でも多く削る事が重要の筈よ)」

星「わ、私はクリアに行きます! 競り合いはメキシコで、あまり鍛えませんでしたが……それでも、お役に立てる事はある筈ですから!」

つかさ「私は、ねじ込みに備えておきます。すみませんが、クリアは他の方が……!」

霞「じゃあ私が行くわ、つかさちゃん! 私だって、数合わせ位にはなる筈だから!」

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 13:43:49 ID:XO5dlpgg
鈴仙「(クリアに行ってくれるのは……星と霞の二人か。星は私達の中ではフィジカルが強い方だけど、
     それでも、今回みたいな空中戦はあまり慣れてなさそうね……。
     ここは、人数補正を稼ぐという意味でも、私がクリアに向かった方が良いかしら……?)」

鈴仙の判断は――

A:クリアに向かう!(鈴仙の高いクリア:57+(人数補正+2))
B:動かずフォローやカウンターに備える。
C:自分の代わりに、アリスさんにクリアに向かってもらう。

鈴仙のガッツ:510/990

にとり「ひゅーっ、ひゅーっ……(つ、つかれたぁ……。でも、ここで防がないと点を取られちゃうよ。
    どうしよう。このポストプレイ、飛び出してまで防いだ方が良いのかなぁ……?)」

にとりの判断は――

A:飛び出す!(威力:59)40消費
B:『ウーズフラッディング』で飛び出す!(威力:61)120消費
C:身構える。
D:にとりの判断に任せる。

パチュリーの『エメラルドメガリス(必殺ポストプレイ)』の威力:62
にとりのガッツ:200/750 ※現在、ガッツ300未満ペナ(−1)発動中

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(鈴仙とにとり、両方について一度に投票をお願いします。
 例:鈴仙はクリア、にとりは普通の飛び出し→AA 鈴仙はうごかない、にとりは身構える→BC)
 ※投票は、【部分一致制】で行います。
   (例:「AA」「AB」で票が入った場合、鈴仙の行動はA(クリア)で確定、
      にとりの行動はA(飛び出し)とB(必殺)で各1票。次に「B」で票が入った場合、B(必殺)で確定)

587 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 13:45:21 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでにします。
続きは恐らく夜になると思います。

588 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 13:50:58 ID:J+VWfqBM
AB

589 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 13:51:23 ID:okvphNi+
AC

590 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 15:48:48 ID:GUqTBo32
AD

591 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 15:55:12 ID:ILpE3R+A
AC

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 22:52:21 ID:???
鈴仙の判断→A:クリアに向かう!(鈴仙の高いクリア:57+(人数補正+2)) にとりの判断→C:身構える。

鈴仙「(ここはやっぱり、私も止めるしかない!)」

バッ!

にとり「(ん……鈴仙がクリアに飛んでくれたよ! なら、もしかしたら行けるかも!
     ここは体力温存兼クリアが失敗した時の保険として、身構えておくぞ!)」

グッ……!

コーチ「(パチュリーの体力もそう高い方では無い。ここの攻めが失敗したら、大分苦しくなるじゃろうな。
      ここの攻防はまさしく、勝負を分ける天王山となりそうじゃ)」

パチュリー「確実に通すわ。――土金符、『エメラルドメガリス』……!」

グワァァァッ――バシッ。ポーーーーンッ……!


593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 22:53:45 ID:XO5dlpgg
先着2名様で、

★パチュリー→エメラルドメガリス 62 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→高いクリア 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 星→高いクリア 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 霞→高いクリア 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、ポストプレイ成功。
    ※成功後のパス先は、パチュリーのカードがダイヤ・ハートで佳歩、スペード・クラブで反町
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(静葉がねじ込み)(お燐がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
特に無し。

594 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 22:58:37 ID:???
★パチュリー→エメラルドメガリス 62 ( ハートQ )( 6 + 3 )=★

595 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 23:00:51 ID:???
★鈴仙→高いクリア 57 ( ダイヤA )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=
 星→高いクリア 56 ( ハート7 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=
 霞→高いクリア 50 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=★

596 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 23:24:24 ID:XO5dlpgg
★パチュリー→エメラルドメガリス 62 ( ハートQ )( 6 + 3 )=71★
★鈴仙→高いクリア 57 ( ダイヤA )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=65
 星→高いクリア 56 ( ハート7 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=66
 霞→高いクリア 50 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=56★
≧2→パチュリー、ポストプレイ成功。佳歩にボールが渡る!

鈴仙「た、高い……!」

星「すみませんっ、とどきません……!!」

霞「(ポストプレイ力、62……! 世界でもトップクラスの高さです。
   さっきのダイレクトシュートと言い、パチュリーさんって本当に万能なんですね……)」

コーチ「(鈴仙や霞はともかく……星は実に惜しいのう。あのフィジカルとパワーがあるんじゃから、
      後はもう少し基礎技術さえ鍛えれば、クリアラーやポストプレイヤーとしても大成出来るというのに。
      今の時点だと、あまりに未熟と言わざるを得んのう……)」

鈴仙達の必死の抵抗は、パチュリーの高空ポストプレイには届かない。

パチュリー「(やはりここは、佳歩に任せるべきね……)それっ!」

バシッ!

オーバーヘッドに近い体制で、高く浮かんだボールを正確に、前方のゴール前へと送る。
そのボールを受け取ったのは――やはりと言うべきか、パチュリーチームでワントップを務める佳歩だった。

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/03(土) 23:27:17 ID:XO5dlpgg
佳歩「――決めます!」

ダッ!

にとり「(き、きたぁぁぁ……!? く、くっそー。あいつ、ドリブルもシュートも、私の全力を使って
     なんとか止められるかどうか、って位にはスゴいぞ!
     だけど、ここで全力を出し尽くしたら、いよいよ私はただのボロ雑巾だよ……ど、どうすれば……!?)」

鈴仙「(まずいわね。この危機的状況に疲労も相まって、にとりが混乱状態に陥りつつあるわ。
     ここは私が指示を出してあげないと……)」

A:普通にそなえる。(にとりの一対一:57)40消費
B:必殺一対一・『ウォーターカーペット』を発動してそなえる!(威力:59)120消費
C:にとりの判断に任せる。

にとりのガッツ:200/750 ※現在、ガッツ300未満ペナ(−1)発動中

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

598 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 23:35:26 ID:ZZ3SjFTc
B

599 :森崎名無しさん:2018/02/03(土) 23:55:17 ID:D7i+1jr2
B

600 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:01:54 ID:IDrw7bmI
B:必殺一対一・『ウォーターカーペット』を発動してそなえる!(威力:59)120消費

にとり「(もう……やるしかないんだよ!)……一瞬でも閃光のように生きるのが河童流だ!!
    よーーく覚えとけよ! バッキャローーーーー!!」

ゴオ……ッ!

佳歩「にとりさんが放つプレッシャーが増大しています……! さっきまで、あんなに虫の息だったのに……!」

にとり「さあ来いッ! 相撲で鍛えたフィジカルで、お前なんてふっとばしてやるんだからなー!」

バァァァァッ……!!

コーチ「(にとりと佳歩の一対一か! にとりの体力が十分かつ、佳歩がポストプレイによる恩恵を受けていなければ、
      良い勝負となりそうじゃったが……今回はもしかしたら、決まっちゃったかもしれんのう)」

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:03:44 ID:IDrw7bmI
先着3名様で、

★佳歩の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 にとりの選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★佳歩 ドリブル/プランスラビット 56/60 (! card)(! dice + ! dice)+(ポストプレイ補正+2)=★
★にとり ウォーターカーペット 59 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ゴールを決める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(静葉がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→にとり、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
にとりのマークと敵マークが一致時、スキル・撃て!バブルドラゴンにより敵の数値が−2されます。
佳歩がドリブルの時、
 佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
 佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
 佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。

602 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:06:08 ID:???
★佳歩の選択→ クラブ10  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 にとりの選択→ ダイヤ10  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

603 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:18:50 ID:???
★佳歩 ドリブル/プランスラビット 56/60 ( ダイヤK )( 1 + 1 )+(ポストプレイ補正+2)=★

604 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:20:29 ID:???
★にとり ウォーターカーペット 59 ( ハート10 )( 3 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1) =★

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:51:46 ID:IDrw7bmI
★佳歩の選択→ クラブ10  クラブならシュート
 にとりの選択→ ダイヤ10  ダイヤならドリブルに備える★
★佳歩 プランスラビット 60 ( ダイヤK )( 1 + 1 )+(ポストプレイ補正+2)=64★
★にとり ウォーターカーペット 59 ( ハート10 )( 3 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1)+(読み外しペナ-2) =63★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして反町がねじ込み

佳歩「(ここはシュートで決めます! きっと相手の不意を突ける筈ですから……!)」

にとり「(わ――わからん! わからんけど、ここはもうドリブルだろ! 私の第六感がそう言ってる!!)」

果たして、佳歩の企みは的中した。にとりはこれまでの佳歩の鮮やかなドリブルテクニックを見て、
この局面でもドリブルで攻めて来ると判断しており――。

佳歩「ウサギの俊敏さ、甘く見ないでください! ――『プランスラビット』ぉっ!」

バシュッ!

にとり「ひゅ、ひゅぇぇぇええぇぇlっ、シュートォ!?」

佳歩の想定外の行動を見るや否や、驚愕と共に急転回し、根性で追いつかんとせざるを得なかった。

佳歩「(……ぅ。でも、蹴り損じたかも……)」

にとり「ひゅい、ひゅい……!(お、思ったよりは早くはない! これなら……辛うじて追いつける!)」

ダッ! ――バチイイッ……!

幸いにも、奇襲に意識が向いてしまった影響か佳歩のシュートは精彩を欠いており。
疲労困憊のにとりでも辛うじて弾ける程度の速度と精度しか無かったのだが
――結果論で言えば、佳歩がひと思いに攻め切らなかった事で、にとりは更に絶望せざるを得なくなった。

606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:53:03 ID:IDrw7bmI
反町「(これは……低いボールだ! 今なら行けるぞ、これが俺の――)」

グワァァァッ……!

にとり「――げげっ、人間!?」

にとりが弾いたボールには、低空シュートの姿勢から、変則的なオーバーヘッドキックに向かう反町が喰らい付いていた。
元々ダイレクトシュートを得意としていただけあって、彼のシュートフォームは美しく。
そこから繰り出される大技の威力が、パチュリーの『賢者の石』にも負けない程である事は、容易に想像できた。

にとり「(も、もうダメだぁ〜〜〜。機械はエネルギー切れ。体勢は最悪。もう、何にもできないよ……!?)」

つかさ「にとり……! ここは私が防いで見せる。だから、立ち上がって……!」

ナズーリン「――微力ながら、私にも手伝わせてくれ! ここで決められたら、全てが台無しだ……!」

にとり「お、お前達ぃ……!?」

にとりの前には鈴仙チームのDF2人――つかさとナズーリンがブロックに飛び出すも、形勢は依然として不利。
今にも死にそうに息を漏らすにとりは、バランスを崩しながらも、この二人の頑張りを前に――。

にとり「……これが、私の最後の力だ……」

グッ……!

コーチ「(自己判断でパンチングに出たか! ……まあ、これしか選択肢が無いようなモンじゃから、仕方ないか。
      しかしこいつも、さとりとは別の意味で極端なGKじゃのう。
      技が使える内は強いが、技に依存している故、体力が切れたら途端に使い物にならんくなる。
      ――ここも、DF2人が抜かれたら、実質終わりじゃろうな……)」

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:54:13 ID:IDrw7bmI
先着3名様で、

★反町→ポイゾナスオーバー 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ナズーリン→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ100未満ペナ-3)+(バランス崩しペナ-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(静葉がねじ込み)(お燐がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の『ポイゾナスオーバー』が鈴仙チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(静葉がねじ込み)(お燐がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
反町の「ポイゾナスオーバー」には吹飛係数5があります。
ナズーリンのマークがダイヤで、「超強力ペンデュラムガード(+8、250消費)」が発動します。
ナズーリンのマークがハートで、「ペンデュラムガード(+6、150消費)」が発動します。
ナズーリンのマークがスペードで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

608 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:57:36 ID:???
★反町→ポイゾナスオーバー 65 ( スペードA )( 1 + 2 )=★

609 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:57:37 ID:???
★反町→ポイゾナスオーバー 65 ( ダイヤ10 )( 5 + 4 )=★

610 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:57:52 ID:???
★反町→ポイゾナスオーバー 65 ( ハート2 )( 4 + 1 )=★

611 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:59:25 ID:???
★ナズーリン→ブロック 53 ( スペードK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 56 ( ダイヤ9 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

612 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 00:59:29 ID:dLVkQxtQ
★ナズーリン→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 56 ( スペード6 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★

613 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 01:01:10 ID:???
★にとり→パンチング 60 ( クラブ6 )( 3 + 6 )+(ガッツ100未満ペナ-3)+(バランス崩しペナ-2)=★

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 01:07:15 ID:???
反町のねじ込みをつかさがガッチリブロックした所で、今日はここまでにします。
紅白戦については15分ハーフで延長戦無し。現状既に10分程度が経っているので、
次の鈴仙チームの攻撃でラストになるかなと思っています。本日もお疲れ様でした。

615 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 01:29:29 ID:???
乙でした
攻撃陣がいまいちピリッとしないなぁ
結構チャンスがあったのに決めきれない

616 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 08:57:58 ID:???
そういえば571の時点でにとりのガッツ:450/750、真・のびーるアーム使用で
ガッツ200消費して、586の時点でにとりの残りガッツは250になるので後の計算が
おかしくなっていますよ

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:06:10 ID:???
やや低速かもですが、更新再開します。
>>615
乙ありがとうございます。
佳歩のピンゾロからの反町の1+2は酷かったですね…先のサンパウロ戦を思い出しました。
>>616
すみません、ご指摘のとおりです(汗)
自分で決めておいてなんですが、本編と効果とガッツ消費がごっちゃになってました(爆)
にとりのガッツについては、
誤:>>586で200→ウォーターカーペット使用で120減→80
正:>>586で250→ウォーターカーペット使用で120減→130
となります。
結果的には変わってないですが、一対一時のにとりのガッツペナは−3でなく−2になりますね。

618 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:08:33 ID:???
★反町→ポイゾナスオーバー 65 ( スペードA )( 1 + 2 )=68★
★ナズーリン→ブロック 53 ( スペードK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(ダイビングブロック+4)=63
 つかさ→ブロック 56 ( ダイヤ9 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)+(ソウルブロック+8)=72★
≦−2→鈴仙チームボールに。

反町「喰らえ! これが俺の――『ポイゾナスオーバー』だぁッ!」

グルンッ! バギイイイイイイイイイッ……!

地面に手をつき、低空から打ち上げる体制の反町の変則オーバーヘッドキックは、
容赦なく鈴仙チームのゴールの隅を狙っていた。
ゴールキーパーであるにとりは立っているのがやっとであり、一応手の平だけはグーに握っていて、
少なくともパンチングをする意思がある事だけは伝わるのだが――それだけ。
もはや鈴仙チームには、ゴールキーパーが不在であると断じても良かった。

つかさ「……今こそ。私が磨いた力を役立てる時!」

バッ!

――しかし一方で、それはゴールを守る壁が不在である事を意味していなかった。
肝心要のにとりが窮地である事を受けて、ガッツファイターであるつかさが、
今回のブロックに賭けるモチベーションは急上昇していたのだ。

つかさ「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ゴオオオオッ……! バギイッ! ――ポムッ……。

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:09:37 ID:IDrw7bmI
反町「し、しまったァ!(コースを狙いすぎて、蹴り損じた……!)」

また。今回のシュートについては焦った反町のミスキックであるという側面も働き、
結果としてつかさは、見事その手中にボールを射止める事に成功する。

鈴仙「(やっぱり、つかさのブロックはここぞという時に頼りになるわね……!
     ルナティックスに居た時も、勇儀さんのシュートを止めたりとかしてたし。
     しかも、これでまだまだブロック分野には伸びしろがありそうなのが怖い位だわ……)」

鈴仙は安堵しながらも、カウンターに備えて前線へと大きく駆け上がる。
この数秒間でも、持ち前の足の速さも相まって、星よりも随分前目に出て来れた。

鈴仙「(コーナーキックで皆が下がっちゃったから、速攻でクリアして貰うのは逆に、
    敵にボールを奪われちゃう危険性があるかもしれないわね……。
    良い手段としては、キープ力もパス力もあるてゐかアリスさんに渡す方法だろうけど、
    てゐはちょっと距離が遠いし、アリスさんは判断力がちょっと不安かも。
    ――他は……試合も残りわずかだし、ナズーリンのオーバーラップに賭けるのもアリかしら。
    成功したら、てゐやアリスさんだけに任せるよりも、安定して中盤を支配出来そうだし……)」

ペナルティエリア付近には鈴仙チームの他、反町や佳歩以外のパチュリーチームの中盤選手
――静葉やパチュリーが控えているが、パチュリーはやや息を切らしている。
ただちにプレーに支障が出る程では無いようだが、
ダイレクトシュートとポストプレイを立て続けに放った代償はそれなりに大きかったようだ。
そんな中、鈴仙が下した判断は――。


620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:10:44 ID:IDrw7bmI

A:つかさには大きく前方にフィードして貰う。(更に判定)
B:アリスさんに渡し、中央からパスやドリブルで突破して貰う!
C:てゐに渡し、サイドからドリブルで突破して貰う!
D:ナズーリンに渡し、ドリブルでオーバーラップして貰う!
E:星に渡し、距離はかなり遠いが『コンプリートクラリフィケイション』を打って貰う!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:470/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

621 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 19:23:22 ID:yVHQsJu6
D

622 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 19:25:20 ID:63eJ3sFo
D

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:38:23 ID:IDrw7bmI
D:ナズーリンに渡し、ドリブルでオーバーラップして貰う!

鈴仙「(敵のゴール前には、依然と穣子と慧音さんが立ちふさがっている。
    だったら、失敗した時のリスクはあっても、攻め手は多い方が良い!)
    ――つかさ、ナズーリンよ。彼女に渡して!」

つかさ「……ええ。分かりました!」

バシッ……ポムッ。

ナズーリン「(この局面で私――となるとこれは、ドリブル突破か)――分かった。行ってみせる!」

タッ!

コーチ「(ナズーリンがドリブルで中央を上がったぞ。これはオーバーラップか!
     つかさのような守備特化型ではなく、こうした柔軟な攻めにも使えるのは彼女の強みじゃのう)」

お燐「う、……ねぇ。折角だからサイドに捌けて突破した方が、良いんじゃないかなぁ〜なんて……」

ナズーリン「中央に陣取る佳歩もパチュリーも反町もPA内。静葉は左サイドの配置の上、星のマークという任務故、
       私が今居る中央突破に対抗できない。そんな中、どうして君の得意場所で勝負する必要があるんだ!」

お燐「え、ええ〜い。イチイチ理屈っぽいなぁ……お説教してる時のさとり様そっくりだよ!」

タタタッ……ズザアアアアッ……!

お燐「構うもんかぁ! さっきみたく、もう一度タックルでボールを奪ってやるんだかんね!」

ナズーリン「(よし、来た! サイド際ならいざ知らず、中央での勝負なら私に分がある筈だ。このチャンス、逃しはしない……!)」

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 19:39:39 ID:IDrw7bmI

先着2名様で、

★ナズーリン→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスさんがフォロー)(霞がフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「小賢しいドリブル(+3)」が発動します。
ナズーリンはスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりにナズーリンが反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
お燐のマークがダイヤで「地獄の輪禍(+4、吹飛2)」が発動します。
お燐のマークがハートで「火焔の車輪(+3、吹飛2)」が発動します。

625 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 19:46:37 ID:???
★ナズーリン→ドリブル 55 ( ダイヤK )( 3 + 6 )=★

626 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 19:51:19 ID:???
★お燐→タックル 53 ( ハート6 )( 5 + 6 )=★

627 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 19:57:59 ID:???
ナズーリン、残念ながらこの猫は中央専門のプレイヤーだぞ。

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 20:07:11 ID:IDrw7bmI
★ナズーリン→ドリブル 55 ( ダイヤK )( 3 + 6 )+(小賢しいドリブル+3)=67★
★お燐→タックル 53 ( ハート6 )( 5 + 6 )+(火焔の車輪+3)=67★*成長限界
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして霞がフォロー

ナズーリン「私の身体は小さいし、特段自慢できるスピードもテクニックも無い。
       だが、頭だけは回るつもりだ……!」

シュンッ! クィッ! ……グッ! バッ!

佳歩「こ、この頭脳的なドリブル――私の技です!」

ナズーリン「やめてくれ。頭脳的、という程立派なものじゃないからね。これはさしずめ――『小賢しいドリブル』、と言ったところか」

ナズーリンは持ち前の賢さを活かしたドリブルでお燐を翻弄するも――お燐も負けていない。

お燐「ふんっ! 小賢しさなら、こっちも負けてないよ……それーーーっ!」

バッ! グルンッ! ――バギイイイッ!

ナズーリン「なっ、反則スレスレのチャージだと……! こんなのは単なるイカサマじゃないか!」

お燐「バレなきゃイカサマじゃないんだよ〜っと。――それっ、その黄金の右脚あたいがもろたァーーーッ!」

ナズーリン「(くそっ……! なんて滅茶苦茶なヤツなんだ! このまま勝負しても勝ち目が……ん?)」

霞「(……ナズーリンさん。こっちこっち!)」

ナズーリン「霞――すまない、任せた!」

バシッ……!

お燐「ちぇっ、バックパスかい。後少しだったのになァ〜」

629 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 20:09:17 ID:IDrw7bmI
お燐のダーティさも入り混じったパワープレイに対し、ナズーリンは劣勢となり。
――結果として、敗北する前に少し後ろの霞にバックパスする結果となる。
霞はそれから間髪入れずに右脚を振り上げて――。

霞「(私は所詮リザーバー。他の能力じゃあ単なる数合わせにしかならない。
   でも、ルナティックス時代から得意だったパスなら……)――『ピンポイントパス』ですッ!」

グワァッ、バシュウウウッ……!

静葉「(これは……左サイドのてゐへのパス! カットに行けるのは……私だけのようね。
    さっきのような『インビジブルデューパー』を防ぐためにも、ここは行くしかない……!)」

バッ!

先着2名様で、

★霞→ピンポイントパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★静葉→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がフォロー)(アリスさんとパチュリーで競り合い)(佳歩がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
静葉のマークがダイヤ・ハートで「フォールカット(+2)」が発動します。

630 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 20:09:56 ID:???
★霞→ピンポイントパス 55 ( ダイヤ8 )( 1 + 3 )=★

631 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 20:10:01 ID:???
★霞→ピンポイントパス 55 ( クラブ2 )( 5 + 4 )=★

632 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 20:14:57 ID:???
★静葉→タックル 53 ( スペード5 )( 6 + 3 )=★

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 20:26:13 ID:IDrw7bmI
静葉さんの判定がパスカットでなくタックルになっていますが、数値は正しいので続行します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★霞→ピンポイントパス 55 ( ダイヤ8 )( 1 + 3 )=59★
★静葉→パスカット 53 ( スペード5 )( 6 + 3 )=62★
≦−2→パチェチームボールに。

静葉「確かに良いパスだけど……コースが甘いわ!」

バァァッ……パシッ!

霞「そ、そんなぁ……! やっぱり実戦感覚が欠けてちゃあ、ダメなのかな……」

コーチ「(一番得意なパスであっても、世界では中の上程度のクラスじゃのう……これなら、
     コリンチャンスのライアのパスの方が精度が高かった。まあ、その代わり霞は必殺タックルを持っておるから、
     一概に選手としてどっちが上、とも言い難いかのう。どちらにせよ、リザーバーである分には充分じゃが)」

静葉「(星は私よりも前目の位置に居るから、さっきのような急襲的なタックルは出来ない。
    ここはドリブルではなく、パスで場を繋ぐべきね)……秋の夕暮れ。『ダスクフォーリンパス』よ!」

グワァァ……ッ! バシュウッ、ボーーーンッ……!

反町「(よし、静葉さんの必殺パスが決まったぞ! パスの受け手は前線の佳歩みたいだから……俺も、フォローに備えないと)」

アリスさん「そのパスが通った風なすまし顔をするのは止めて欲しいわね……!
        なんか、こう。信頼関係が築かれてるっぽくて妬ましいのよ!!」

バアアアッ……!

コーチ「(そして、静葉のパスにはアリスさんが入ったか。ここでパスを通されたら、今度こそ鈴仙チームは終わりじゃからのう。
      一応能力的にはアリスさんが有利じゃろうが……)」

634 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 20:28:27 ID:IDrw7bmI
先着2名様で、

★静葉→ダスクフォーリンパス 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がフォロー)(パチュリーがフォロー)(星がフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。

【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

635 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 20:34:05 ID:???
★静葉→ダスクフォーリンパス 56 ( ハート5 )( 4 + 2 )=★

636 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 20:37:59 ID:???
★アリスさん→パスカット 56 ( スペード9 )( 2 + 3 )=★

637 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 21:20:10 ID:IDrw7bmI
★静葉→ダスクフォーリンパス 56 ( ハート5 )( 4 + 2 )=62★
★アリスさん→パスカット 56 ( スペード9 )( 2 + 3 )=61★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして反町がフォロー

アリスさん「あっ、ヤバッ……!」

まるで落ち葉が風に吹かれてゆらりと舞うような、緩慢とした静葉のパスに、
嫉妬に狂ったアリスさんは翻弄されてしまい――満足にカットできず、ボールを前方へと転がしてしまう。
そして運の悪い事に、ボールが転がった先は……。

ポムッ。――グワァァァァァァッ……!

反町「(佳歩の『ラビットダイブ』には威力で劣るけど、俺だって本職はFWだ!
     この距離から、確実にゴールを射抜いてみせる……!!)」

にとり「ひ、ひーーーんっ!? ピンチから脱出できたと思ったのにぃぃ!?」

つかさ「(――これは、厳しいわね。私一人で、どこまで防げるか……!)」

ボールは中盤から少しだけ左サイドに寄り――そのまま前掛かりにいた反町がフォローする。
彼は数歩だけ進んでバイタルエリアに辿り着くと、そのまま右脚を振り上げてシュート体勢へと出る。

パチュリー「(幾らつかさと言えど、そう何度も好守は見せられない筈。そしてにとりは満身創痍。
        ……決まったわね、これは)」

反町「(くらえ! これが俺の赤き真実。――『ソリマチドライブ』だァァァッ!)」

バッ……ゴオオオオオオオンッ!

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 21:24:24 ID:IDrw7bmI
※すみません。改めてにとりのガッツを再計算していたところ、後半10分時点でにとりのガッツが20回復していませんでした。
 そのため、にとりの正しいガッツは150となり、のびーるアーム・改なら使う事が出来ます。
 なので、通常どおりのセービング選択を設けます。
 なお、今のところこれによる判定結果は無い(…と思います)ので、巻き戻しはせず続行とします。大変すみませんでした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

×:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:56+(ガッツ200未満ペナ-2)
反町の『ラビットダイブ』の威力:64
にとりのガッツ:150/750

639 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:26:23 ID:8v8F1kJM
C

640 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:29:46 ID:A594RDfg

力尽きるまで戦え!
にとりって割と酷い目に合ってる気がする

641 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:34:51 ID:nksBsVZQ
B

642 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:41:25 ID:???
>>640
ヒント:自業自得

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 21:42:20 ID:IDrw7bmI
B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費

にとり「(たぶん……このシュートを防いだら。私、死ぬだろうな……)」

反町が放ったシュートに対し、にとりは最後に残ったガッツの全てを機械に注ぎ込んで対峙した。

先着3名様で、

★反町→ソリマチドライブ 64 (! card)(! dice + ! dice)=★
★つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→のびーるアーム・改 64 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ200未満ペナ-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(にとりがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の『ソリマチドライブ』が鈴仙チームゴールを屈服させる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(パチェチームのコーナーキック)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
反町の「ソリマチドライブ」にはポスト・枠外が発生しません。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

644 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:42:58 ID:???
★反町→ソリマチドライブ 64 ( ダイヤA )( 1 + 6 )=★

645 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:45:07 ID:???
★つかさ→ブロック 56 ( ダイヤQ )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=★

646 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:45:31 ID:???
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( クラブ7 )( 2 + 1 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=★


647 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 21:46:57 ID:???
本編の紅白戦でもねじ込み地獄食らってた気がする

648 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 21:55:03 ID:IDrw7bmI
★反町→ソリマチドライブ 64 ( ダイヤA )( 1 + 6 )=71★
★つかさ→ブロック 56 ( ダイヤQ )( 1 + 5 )+(人数補正+1)+(ソウルブロック+8)=71★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてパチュリーがねじ込み

ギュウウウウウウウウウン……!

つかさ「何度だってシュートを撃たれるなら。何度だって……止めてやるうううううううううううっ!」

バァァァァァッ……バギイイッ!

鈴仙「つ、つかさ……!(す、凄い迫力よ……ボディ全体で反町君のシュートを受け止めた!
    そりゃあ、星の『コンプリートクラリフィケイション』とか、佳歩の『ラビットダイブ』と比べると一歩か二歩劣るとは言え。
    反町君だって、間違いなくかなりハイレベルなストライカーな筈なのに……!)」

パチュリー「(ゴール前で、ここまで体力を浪費するのは下策。これ以上は、私の身体の限界が来てしまうもの。
        でも――ここでゴールを決められれば、勝利は大きく近づく。)……決めるわ」

バァァァッ、グワァァァァ……ッ!

つかさ「あ、あの動きはサンパウロ戦でも見せた。捻りを加えた、パチュリーさんのハイパージャンピングボレー……!
     (ブロックに行ける選手は……もう居ない。完全に止めれずごめんなさい、にとり。後は、貴女に任せるわ……!)」

にとり「な、なんなのぉ、このシュート地獄はぁ……!? 私に対する嫌がらせなのぉ……??」

パチュリー「――月符・『サイレントセレナ』……!」

バシィィィィィィィィッ……!

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 21:56:16 ID:IDrw7bmI
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

×:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:56+(ガッツ200未満ペナ-2)
パチュリーの『サイレントセレナ』の威力:62
にとりのガッツ:150/750

650 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:00:37 ID:uxboRYBE
B

651 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:04:01 ID:nksBsVZQ
B

652 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:04:17 ID:8v8F1kJM
B

653 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:09:54 ID:IDrw7bmI
B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費

にとり「(ち、ちくしょう……やるしかないんだ。やるしか……!)」

ウィィィ〜……ンッ。 バッ!

にとりは決死の覚悟で最後に残った気力を機械に注ぎ込み、
この試合最後となるであろうセービングへと向かった。

先着2名様で、

★パチュリー→サイレントセレナ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→のびーるアーム・改 64 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ200未満ペナ-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→パチュリーの『サイレントセレナ』が鈴仙チームゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(静葉がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
特に無し。

654 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:10:48 ID:???
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( ハート3 )( 6 + 4 )=★

655 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:11:27 ID:???
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( スペード7 )( 5 + 5 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=★

656 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:19:35 ID:???
さすがは残業で鍛え上げた根性だ
どんな状況でも必死に最大のプレーを心掛けている

なおにとりの一点のせいで割とピンチなのは忘れてはいけない

657 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:26:08 ID:???
マリオさーん、助っ人に来…あ、やっぱりいいです

658 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:30:31 ID:???
森崎「GKの身で身勝手な行動をして自爆するとは感心しませんな、最近のGKはやんちゃで困る」

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:34:56 ID:IDrw7bmI
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( ハート3 )( 6 + 4 )=72★
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( スペード7 )( 5 + 5 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=72★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして静葉がねじ込み

にとり「と、止まれ、とまれぇぇぇ……!」

にとりは全力を出し尽くし、そのまた更に限界を超えて、妖力を注ぎ続けた。
しかし、最新型よりセービング威力を抑えた代わりに、燃費に優れるのびーるアーム・改であっても、
その動きは鈍く。本来ならガッチリとキャッチする事が出来たパチュリーのシュートすらも……掴めない。

バチイッ……!

にとり「ごひゅっ……―――」

パチュリー「ゲホッ、ゴホッ……!(弾かれた……!? もはや立っているだけでも限界の筈なのに、
        なんという根性なの、アイツ……)」

佳歩「ま、まだボールは生きています……! このままねじ込めば……! ――静葉さんっ!」

パチュリーもこのシュートにより魔法力の限界が来たのか、喘息の発作をぶり返し、意思疎通もままならない状態であるが。
……しかし、流れは未だパチュリーチームにある。弾かれたボールはワンバウンドしてから、
前掛かりに詰め寄った静葉の足元に低い軌道を描き――。

静葉「(低い浮き球……トラップしてシュートに行くのが最善だけど、アリスさん相手に競り勝つ必要がある。
     だったら、このまま撃つ方に賭ける……!)」

グワァァァッ……バシュッ!

コーチ「(静葉のボレーシュートか……。う〜む。技も無ければキック力も無い。酷いシュートじゃ。
     ハッキリ言って、これを普通の試合でやられると、暴挙と断ずるを得ないんじゃが……)」

660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:36:49 ID:IDrw7bmI
ナズーリン「くそっ……! またしても私のオーバーラップのせいで……!」

アリスさん「……いけない。ここで止めないと、決まっちゃうわ……!」

にとり「……アレ? 川の向こうに死んだおばあちゃんが見えるよ……? ねえ、私もそっちに行っていいかなぁ……?」

コーチ「(ナズーリンはブロックに行けず、向かえるのはクリアが苦手なアリスさんだけ。
      そしてにとりは……なんかもう、ドクターストップをかけた方が良いような状態。
      こんな特異な状況下じゃと……決まっちゃうかもしれんのう)」

先着3名様で、

★静葉→ボレーシュート 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→低いクリア 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→キャッチ 58 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(霞がフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→静葉のボレーシュートが鈴仙チームゴールに突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(霞がフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
特に無し。

661 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:37:44 ID:???

★静葉→ボレーシュート 54 ( クラブQ )( 1 + 4 )=★

662 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:37:54 ID:???
★静葉→ボレーシュート 54 ( スペード8 )( 5 + 6 )=★

663 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:39:17 ID:???
★アリスさん→低いクリア 53 ( クラブ3 )( 4 + 3 )=★

664 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:39:38 ID:???
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ9 )( 6 + 2 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

665 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:39:40 ID:???
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ10 )( 5 + 5 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

666 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:41:29 ID:???
天はこの谷河童に更なる試練をお求めらしい

667 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:45:12 ID:???
にとりさんすごいな
なお一点目の自爆で評価はプラマイゼロの模様

668 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:51:21 ID:???
サンパウロ戦に続いて肝心なところで反則がw

669 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:54:03 ID:???
そうかこぼれ球かと思ってたら反則w


670 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 22:56:04 ID:???
この状態だとつかさにGKやらせた方がPK防げると思うんだが

671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:57:49 ID:IDrw7bmI
★静葉→ボレーシュート 54 ( クラブQ )( 1 + 4 )=59★
★アリスさん→低いクリア 53 ( クラブ3 )( 4 + 3 )=60★*反則!
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ9 )( 6 + 2 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてナズーリンがフォロー…の筈がアリスさんの反則!?

アリスさん「さ、さらばサッカーーーーッ!?」

静葉「キャアッ!?」

バァァァッ、グワシィィィンッ! ……ピピィィィィィッ!

コーチ「ほいほーいそこまで。アリスさん、幾らクリアが苦手と言っても、無茶をしちゃいかんゾイ。
     今回の紅白戦はカードを取らんから良いものの、普通の試合だと退場レベルじゃぞ、それ。
     ……ってなワケで。ここはアリスさんの反則で、パチュリーチームのPKじゃな」

アリスさん「そ、そんなぁ……」

にとり「あれ? あんたは死神じゃないか。こんな所で何してるんだい?
    ……え? 舟? 乗ればおばあちゃんの所に行けるの?」

てゐ「PKかぁ〜。――ってか、あの河童大丈夫なの? なんか虚ろな目してブツブツ独り言言ってるけど」

ナズーリン「彼女曰く、日向の下で働かされていた時は、週に五回はこうなってたそうだ。
        なんでも、『現代社会のサラリーマンなら良くあること』らしいが」

鈴仙「(ほぼ毎日死にかけるって、どこの戦場なのよ……まぁ。にとりなら大丈夫よね。
    昔っから、幻想郷中の殺人シュートを一身に受け続けてたから、鍛えられてると思うし……)」

今まさに臨死体験をしているにとりだったが、日ごろの行いのせいか、
それとも彼女がこれまでに培ってきたタフさを信頼されてか、
試合中止やキーパー交代の話は出ず、淀みなくPKが行われることとなった。

672 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:59:58 ID:IDrw7bmI
>>670
確かにそんな気がしますね…(汗)ただ、つかさはGKとしての感覚・適正が無い分マイナス補正があり、
それを加味すると死にかけたにとりとトントンである、という事でご容赦下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
パチュリー「ゲホッ。ゴホオッ! ……はぁ、はぁ。ウチのチームのキッカーだけど。佳歩に任せてもいいかしら……?」

静葉「……そうね。私のキック力はこのチーム全体で見ても下位。
    だったら、私達のチームで一番のストライカーである佳歩に任せるのが道理よ」

佳歩「わ、分かりました……! 緊張するけど、頑張ります!!」

パチュリーチームのキッカーは……静葉ではなく佳歩。
にとりにとっては、仮に読みが的中したとしても、現状では防ぐのも難しい相手だが、
全力での勝負である以上止める訳にもいかない。

コーチ「うむ。キッカーは決まったようじゃの。……それでは」

ピピィイイイイイイイイッ!

にとり「…………? なんだか、雲の下が騒がしいなぁ。お祭りかな?」

佳歩「佳歩、行きます!」

グワァァァッ……バシイイイイッ!

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 23:01:32 ID:IDrw7bmI
先着2名様で、

★佳歩 シュート 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり セーブ力 56 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→佳歩のシュートが鈴仙チームゴールに突き刺さる!
≦0→にとり、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合はポスト・枠外にならない限り自動的にゴールです。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。

674 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:01:55 ID:???
★佳歩 シュート 56 ( ハート5 )( 5 + 6 )=★

675 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:01:56 ID:???
★佳歩 シュート 56 ( クラブ10 )( 2 + 4 )=★

676 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:02:36 ID:???
★にとり セーブ力 56 ( ダイヤ5 )( 6 + 4 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

677 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:03:02 ID:???
★にとり セーブ力 56 ( スペード7 )( 3 + 6 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

678 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:03:54 ID:???
旧ルールならポストだったが……
だけどよくがんばった

679 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:10:59 ID:???
よし!シュートフラグだ!って思ったけど流石にPKにはないか

680 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 23:29:42 ID:IDrw7bmI
>>679
PK時のシュート(セーブ)フラグについてですが、今回はナシとします。
PKのシュートは必殺シュート等に直接つながるものではない、という判断からです。
本編では多分無かったと思うんですが、外伝とか含めて取り扱い事例があれば、情報提供頂ければ助かります(汗)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★佳歩 シュート 56 ( ハート5 )( 5 + 6 )=★
★にとり セーブ力 56 ( ダイヤ5 )( 6 + 4 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★
※マーク不一致のため、自動的にゴールになります。

バシュッ、パサッ。

佳歩は右方向に蹴った。にとりはただ中央に立ち尽くしているだけだった。
よって、これを蹴るのが佳歩ではなく、ただ枠内に蹴る程度のサッカー技術のある子どもでも、何ら大差はなかった。

佳歩「(なんだか、死体を蹴ってるような、凄〜い罪悪感が……)」

しかし、一点は一点である。審判であるコーチはふう、と溜息をついて高らかに笛を鳴らした。


鈴仙チーム 1 − 2 パチュリーチーム


てゐ「あ〜あ。また勝ち越されちゃったかぁ」

星「ですが試合はまだ後半12分です! まだ20分もチャンスはありますよ!」

ナズーリン「……ご主人。一応言っておくけど、今回の試合は15分ハーフだからな」

星「!? す、すっかり忘れてましたぁ!?」

霞「延長戦も無いみたいですし、ここから先は、どうやって同点に追いつくか、
  という所が試合の焦点になりますね……」

681 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 23:31:03 ID:IDrw7bmI
アリスさん「(今みたいな逆境の時こそ、私のドリブルで逆転し、トモダチゲットよ……!!)」

鈴仙「(――とか、アリスさんは考えてそうだし、実際それもアリかもしんないけど。
    他にも手段はないものかしらねぇ……)」

つかさやにとりの健闘虚しく、とうとう2点目を取られてしまった鈴仙チームは。
改めて残された少ない時間で1点を、出来れば2点をもぎ取るか狙いを定める。

鈴仙「(正攻法で行くなら、やっぱりウイングのてゐに任せる方法ね。
    てゐもアリスさん程じゃないにせよ、中々のドリブラーだし、
    何よりてゐが前線に居れば、私も『インビジブルデューパー』を狙える。

    後は、星とのコンビプレイもアリかもしれないわね。
    さっきまでは中盤の要であるパチュリーさんが元気だったから憚られたけれど。
    『サイレントセレナ』を撃って虫の息な状態のパチュリーさんなら、勝てるかもしれないし。

    奇策としては――星あたりにキックオフシュートを撃たせるのもアリかも。
    もしも決まれば速攻で1点が入るし、逆転勝利だって現実的になる!
    失敗したらオシマイっていうリスクは勿論あるとしても、案外無茶じゃない選択かも。

    他にも、アリスさんの独創的な突破に賭けるのもアリよね。
    こっちは、アリスさんが暴走してさとりさん相手に一対一を挑みやしないか、ってリスクはあるけど。
    ……それでも、アリスさんが出てくれれば攻めの駒も増すのは事実だし)」

脳裏に色々な考えが閃く中、鈴仙達が取った、次のキックオフでの攻撃とは――。


682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 23:32:28 ID:IDrw7bmI

A:自分(鈴仙)と星の『タイガーバニーシンフォニア』で一気に進む!(鈴仙側の威力:57)
B:ウイングのてゐに運ばせ、『インビジブルデューパー』を狙う!
C:アリスさんのドリブル突破だ……アリスさんなら何とかしてくれる……!!
D:星のキックオフシュートだ……威力67と縁起の良い数字だから何とかしてくれる……!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:490/990(にとり同様、後半10分のガッツ20回復を反映させました)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

683 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:34:04 ID:yVHQsJu6
D

684 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:35:04 ID:IEcQtaZk
A

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 23:43:16 ID:IDrw7bmI
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>627
本当に中央に居る時は出目が良いですね…
>>640,>>642
にとりは割と姫様に近いタイプだと思いますが、保護者(永琳)が居ない分、より悲惨な目にあってるような気がしますねw
>>647
本編の紅白戦はキツかったですね…もっとも、今回の紅白戦は本編と違って、
そこまでシリアスな展開では無い筈なんですがw
>>656
にとりが自爆してなかったら1−0か2−1くらいで勝利でしたね…
>>657
ふしげん(東方二次創作のローグライク)のにとりって、強化版の色がマリオなんですよね…あっ(察し)
>>658
流石の森崎も自爆はしなかったですしね…(試合展開的な自爆をしていないとは言ってない)
>>666
天の声「ニトリ ニトリ ニトリ ニトリ」
>>667
実際優秀なGKである事は間違いないです。自爆はやっぱり男の子(女の子だけど)のロマンだから…
>>668-669
アリスさんの反則癖も地味にキツいですね…

686 :森崎名無しさん:2018/02/04(日) 23:45:23 ID:qKcFesIg
乙でしたー



687 :森崎名無しさん:2018/02/05(月) 00:31:24 ID:???
乙でした
にとり頑張ったなぁ、本編イタリア戦のヘルナンデスより頑張ったかも
自爆の件さえ無ければもうちょっと褒められたんだろうに、つくづく残念な奴よ

688 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:00:54 ID:UKcyC34g
A:自分(鈴仙)と星の『タイガーバニーシンフォニア』で一気に進む!(鈴仙側の威力:57)

鈴仙「(パチュリーさんチームでパスカットが上手いのは、パチュリーさん自身と、お燐と、慧音さん。
    でも、お燐はサイド際に寄ってるし、慧音さんは最終ラインの指揮に忙しい。
    そして今、パチュリーさんは度重なるシュートで疲労している……)――星! これはチャンスよ!」

星「ええっ!? まさかのキックオフシュートですかぁ!?」

鈴仙「違うってば。どーしてそうなるのよ……まあ。星の決定力ならセンターサークルから撃っても、
    そこまで分が悪い勝負じゃあ無いのかもしんないけど。……でも、そうじゃない。
    私が言ってるのは――アレよ。ほら、大分前になるけどさ、やったじゃん。あの連続ワンツー」

連続ワンツーとまで聞いて、真面目なのか呆けているのか分からない星も察しがついたようで、ああ……と、指を鳴らし、

星「ええっと……『多葦雅亜葉尼異真腑雄爾阿』ですよね!」

鈴仙「良いけど、なんでお経風なのよ……。『兎虎獣宴(タイガーバニーシンフォニア)』だってば」

星「とこじゅうえん……? なんでその漢字でタイガーバニーシンフォニアになるんですか?」

鈴仙「うん。私と星は少なくとも、センス面では分かり合えない事がわかっちゃったわね……」

そこからも間の抜けた会話が続いてしまう。基本的に真面目だが少しズレているのは鈴仙も星も似た者同士だが、
そのズレ方のベクトルは、この二人の間でもかなり異なっているようだった。

てゐ「はいはいお二人さん。久しぶりにいちゃつくのも良いけどさ〜。……次は結局、連続ワンツーで行くんだよね?」

鈴仙「あ、そうそう。そんな話だったわね。うん、そんな感じで」

星「ええ! 久しぶりに私達のゆゆうじょうぱぱわーを見せてやりましょう!」

てゐ「(すでにハモり方がズレとるし……)」

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:02:52 ID:UKcyC34g
そんな所を微妙に不機嫌なてゐが割って入って軌道修正され。
一同はとにかく、残された逆転の芽を鈴仙と星の速攻中央突破に賭けることとなった。そして――。

コーチ「ピピーーーっとな。鈴仙チームのキックオフで試合再開じゃーい」

どんどんいい加減になって来るコーチの笛を聞いて、鈴仙と星は互いに目を配せあって――。

鈴仙「――星、行くわよ!」

バシュッ……!

星「ええ、鈴仙!」

バシュッ……!

佳歩「こ、これは……! 連続ワンツーですっ!」

パチュリー「ゴホッ、ゴホッ……そう言えば、そんな技もあったわね。元々八意永琳との連続ワンツーには慣れてた鈴仙と、
       命蓮寺のパス至上主義サッカーが染みついていた星だからこそ、即席で出来た連続ワンツー。
       いわゆる『ゴールデンコンビ』とまで言われる突破力は無いにせよ、かなり厄介ね……」

これまでのブランクなど全くないように、二人は流暢に、美しく激しい連続ワンツーを始める。
チームこそ違えど強い友情を築きあった鈴仙と星のコンビプレイは、パチュリーが舌を巻く通り、高い水準で纏まっており。
中央から何とか飛び出した佳歩と、疲労したパチュリーでは相手にならないとさえ思えた。しかし。

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:10:31 ID:UKcyC34g
反町「(俺には体力も無ければ、パスカット技術も無い。だとしたら、俺に出来る事は……)――静葉さん!」

静葉「……ええ。ありがとう!(私一人の技術では、鈴仙達には勝てない。でも、二人の連携なら――!)」

ガシイッ! バアアアアアアアアアアアアアアン……!

静葉「私の秋は、百八式まであるのよ〜〜〜〜!?」

鈴仙「……!(しまったわ……! 反町君を土台にした、静葉さんの『オータムスカイラブパスカット』!
    静葉さんのパスカットの腕はそこそこだけど、これで一気に怖くなってしまったわね……。
    ――でも! 静葉さんがこうして出て来ただけ、ここを抜いた時の私達のチャンス度は上がる筈よ!)」

星「――誰が相手でも関係ありません。突破しましょう、鈴仙!!」

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:11:47 ID:UKcyC34g
先着2名様で、

★鈴仙→タイガーバニーシンフォニア 57 (! card)(! dice + ! dice)=
 星→タイガーバニーシンフォニア 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(ガッツ100未満ペナ-3)=
 静葉→オータムスカイラブパスカット 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙と星、一気に前線へ! 大チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(アリスさんがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。

692 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:12:46 ID:???
★鈴仙→タイガーバニーシンフォニア 57 ( ハート9 )( 6 + 5 )=
 星→タイガーバニーシンフォニア 55 ( ハートK )( 1 + 5 )=★

693 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:13:10 ID:???
★鈴仙→タイガーバニーシンフォニア 57 ( ダイヤK )( 4 + 1 )=
 星→タイガーバニーシンフォニア 55 ( クラブK )( 2 + 5 )=★

694 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:17:07 ID:???
★佳歩→パスカット 54 ( クラブ9 )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 56 ( ハートA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)+(ガッツ100未満ペナ-3)=
 静葉→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハートA )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=★

695 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:20:29 ID:???
パスフラグ取得ならず、残念

696 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:43:52 ID:UKcyC34g
★鈴仙→タイガーバニーシンフォニア 57 ( ハート9 )( 6 + 5 )=68
 星→タイガーバニーシンフォニア 55 ( ハートK )( 1 + 5 )=61★
★佳歩→パスカット 54 ( クラブ9 )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=64
 パチュリー→パスカット 56 ( ハートA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)+(ガッツ100未満ペナ-3)+(プリンセスウンディネ+3)=66
 静葉→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハートA )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=67★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順にてゐがフォロー

鈴仙「(……星のパスはとても丁寧。気配だけでも、どこにボールが飛んで来るのかすぐわかる!)」

星「(鈴仙のパスはとても受けやすい。どんな人がパスを出しても、受け止めてくれるような温もりを感じます)」

星と鈴仙のコンビネーションはこの時とても冴えており、特に鈴仙は星のともすればやや実直すぎるパスすらも、
独自のアドリブで見事なキラーパスへと転化してみせたりと、プレーの柔軟さが光っていた。

佳歩「(く、くやしいけど……! このままじゃあ、鈴仙さまとのツートップ、星さんに取られちゃう……!)」

パチュリー「ゴホッ、……ゴホッ……(見事な連携ね……。もう少し磨けば、更に輝きそう。そうすれば彼女達の連続ワンツーは、
        佳歩のドリブルにも負けない、私達の新たな攻撃パターンとして加えられそうね……ああ、喘息さえなければ取れたのに)」

鈴仙とのツートップを常に目指して佳歩は、ここにして自身にとっての最大のライバルが現れた事を自覚し。
パチュリーは魔力切れにより喘息がぶり返しており、半ばそれどころではない状況にあった。

静葉「……ッ!」

――バチイイッ……!

反町を土台にして高く飛んだ静葉だけが、このパスワークに喰らい付く事が出来た。
――しかし、彼女であっても、『喰らい付く』だけが限界だった。
辛うじて弾かれたボールは、自チームの選手不在の左サイド側へと流れていき――。

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:45:17 ID:UKcyC34g

――ポムッ!

てゐ「ほい、いっちょあがり〜」

スタタタタッ……!

それを見逃さず、ウイングのてゐはボールを奪取。そのまま脱兎のごとく素早さで左サイドを駆け上がり――。

穣子「う、ううっ……どうしよう慧音せんせー。来ちゃったよぉ……」

慧音「(正直、状況は辛いな。私は一応、鈴仙か寅丸にボールが渡った場合は、
    撃たせる前に取ろうとは考えている。しかし、位置取りが悪かったり、そうでなくとも、
    鈴仙が『インビジブルデューパー』を使って来たりしたら、その努力は徒花に終わる。
    だが……動かなくては、何も始まらないか)……穣子。君はやはりブロックに行ってくれ。
    私は出来る限りタックルに行く」

穣子「う、うん。分かった……!」

さとり「(恐らくこれが、この試合最後のセービング機会。勝ちます。そして、光を掴みます……)」

穣子と慧音が打ち合わせをしている中、さとりが静かに佇む敵陣PA付近へとたどり着く。
鈴仙と星もバイタルエリア手前まで飛び出しており、後は如何にしてゴールを決めるか。
鈴仙のサインによる判断を仰ぐのみとなった。

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:46:30 ID:UKcyC34g
鈴仙「(――たぶん、さとりさんに下手なポストプレイやスルーは通用しない。だからやるとしたら、
     ミドルシュートか、もう一度『インビジブルデューパー』かのどっちかね。
     ミドルシュートだと、私よりも星の方が威力に優れているけれど、慧音さんも身構えてる。
     運が悪いと、少し距離を置いてシュートしないといけないか、最悪タックルを交わさないと撃てないかも。

     『インビジブルデューパー』はその点、パスを直接撃つ訳だからある意味安心だけど、
     てゐもパスを出す分、撃った後のフォロワーが乏しくなるのが危険ね。
     星はダイレクトシュートを持ってはいるけど、私の『マインドスパークルマイン』と比べたら威力は劣るし。
     そんなシュートだったら、さとりさんにガッチリ防がれてしまうもの……。

     いっそのこと、てゐにドリブルゴールを狙わせてみるとか? あいつ、結構キック力はあるし。
     本気モードな中で『ロビングシュート』を出してもらえば、PA内のさとりさんにもガチ勝利出来たりして……?
     ――最悪、マリーシアとかでPKを引き出すとかも……しちゃうかもね。あいつだったら)」

そして、今回の選択もまた難しい所であるが。それでも、鈴仙は一生懸命考えて、
同点。そして叶えば逆転の為の攻撃を紡ぎ出す。その結果は――。


A:今こそチャンス!鈴仙とてゐの『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250消費
B:今こそチャンス!鈴仙の『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65)250消費
C:今こそチャンス!星の『コンプリートクラリフィケイション』だ!(威力:67)400消費
D:今こそチャンス!てゐのドリブルゴールだ!
E:その他 アリスさんのドリブルゴールに賭けたい方等はこちらで

鈴仙のガッツ:410/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

699 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:54:04 ID:7CxuSh1k

最大火力でGO

700 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 00:56:57 ID:TY91zfOs
A

701 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 01:28:01 ID:UKcyC34g
A:今こそチャンス!鈴仙とてゐの『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250消費

鈴仙「……やっぱりここは、持てる全力でやるしかないわ」

鈴仙はそう決断し、てゐにそっとサインを送る。てゐはニヤリと不敵な笑みを零してから、
少しだけサイド際を上がり――。

てゐ「ようし! それじゃあ。もういっちょ行ってみようか!」

バシュッ!
 ――ギュンギュンギュンギュンッ!

まずは、てゐが得意とする不可思議な変化シュート・『エンシェントデューパー』が飛び出す。
世界でも超一流クラスのパサーであるてゐの全力に対し、当然穣子と慧音は追いつけず。
そのまま――1点目の時と全く同じく――鈴仙の元に低いボールが届く。
後は簡単だった。鈴仙は、何も考えず、ダイレクトでそのボールを撃ち抜くだけ――!

                                てゐ「……私達のコンビが最強だ! いけっ、鈴仙!」

鈴仙「見えなくても、あんたの気配で一目瞭然ね。……ええ、決めますとも!」

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
                        ギュンッ、バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 

       鈴仙・てゐ「「これが……私達の友情! ――『インビジブルデューパー』だぁッ!!」」

702 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 01:29:19 ID:UKcyC34g
コーチ「(ドリブルは佳歩に、パスは反町に、シュートは星に負ける鈴仙じゃが。
      ……しかし、これはもう、他の誰にも真似が出来ん!! 凄い威力を……それも、
      こうも何度も繰り返して放てるのは、このチームでは鈴仙だけじゃ!)」

さとり「如何に凄いシュートであるとは言え……こちらも、そう何度も抜かれる訳には行きません。取ります!」

バァァァッ……!


703 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 01:31:21 ID:UKcyC34g

先着3名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 68 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がねじ込み)(お燐がフォロー)(さとりがフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙達の『インビジブルデューパー』がパチェチームのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(星がねじ込み)(お燐がフォロー)(鈴仙チームのコーナーキック)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがスペードで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。

704 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 01:32:19 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )=★

705 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 01:33:09 ID:???
★穣子→ブロック 56 ( クラブA )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 56 ( ハートK )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

706 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 01:36:27 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )=★

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 01:44:53 ID:UKcyC34g
鈴仙が決めて同点だ!…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
紅白戦はもう少しで終わりになりますが、最後に少しだけ、
逆転のチャンス(難易度かなり高め)を設けたいと思っています。
>>686
乙と投票ありがとうございました!
>>687
乙ありがとうございました! ヘルナンデスは確か最後ガッツが30くらい残ってた気がするので、
マイナス40まで突き抜けたにとりがある意味ナンバーワンですね。
実際のところつかさとナズーリンの助力込みとは言え、シュート威力61〜67の嵐を実質1失点で抑えたのは
かなりの有能さだと思います。残念さが目立つので分かりづらいですが。
>>695
鈴仙と星のコンビプレイも結構伸びしろがあります。
この辺りは、FWの2トップを佳歩にするか星にするかで悩ましいポイントになれば良いなと思っています。


708 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 02:54:59 ID:???
乙でした
てゐをウイングに上げたのが大当たりだったなー
今後もこの戦法使えるかも…と一瞬思ったけどFW過多になっちゃうか
アリスさんも突撃要因にするなら前目で使うことになるし
このチームは色んな戦術が取れるからすごい迷う

709 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 08:56:00 ID:???
そういえば反町も土台になれるんだな



……下着見えたりするのかな(小声)

710 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 16:17:12 ID:???
>>709 浮き球が使うたびに上がりそう・・・いや見慣れてる可能性も?

711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:07:18 ID:UKcyC34g
>>708
乙ありがとうございます。
てゐウイングはインビジブルデューパーを使う分には最適な選択ですね。
ただしこの場合、てゐのロングパスやパスカットがほぼ使えなくなるので、
攻撃手段が減ってマークされやすい点や、中盤底の守備力が下がる事がデメリットとなります。
新チームは人数こそ少ないですが、全員が粒ぞろいで、色んな攻め方、色々な可能性がありますので、
迷って頂いたり、考えて頂ければいいなと思っています。
>>709-710
鈴仙「良い事思い付いた!私や他の皆も『オータムスカイラブ』の土台になれたら最強じゃない!?」
穣子「嫌だよー! そうしたら皆にスカートの中とか見られちゃうじゃん!! 恥ずかしいよ!?」
静葉「そんな訳だから、その提案受けられないわ。……さ、穣子、反町君。オータムスカイラブの練習に行きましょう」
鈴仙「そっかぁ、仕方ないなぁ……ん?」

こんな感じです。

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:08:59 ID:UKcyC34g
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )=75★
★穣子→ブロック 56 ( クラブA )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=64
 慧音→ブロック 56 ( ハートK )( 1 + 1 )+(人数補正+1)+(三種の神器 鏡+4)=63★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )+(光を掴みます!+3)=69★
≧2→鈴仙達の『インビジブルデューパー』がパチェチームのゴールに突き刺さる!

穣子「さっきと同じシュートなんだから! 今度こそ止めなきゃ……!」

慧音「いや……違う! これはさっきと同じなんかじゃ、ない……!」

慧音がそう言う通り、鈴仙達のシュートは生きているかのように曲がり、うねり、そして急加速する。
例えば必ず右方向に変化するとか、急激に下降するとか、そうした規則性は無く、
複雑で理不尽な人間の感情の如く、ブロッカーの二人を翻弄しながら通り過ぎていった。

さとり「(……鈴仙さんは、とてもふしぎな人です。怖がりで臆病なのに、誰よりも勇敢で、暖かい。
     私と同じ闇を心に抱きながら、それ以上に眩しい光を同時に持っている。
     ――このシュートは。そんな闇と光が交じり合って……最強に、見える……!!)」

バァァァッ……!!

さとりは全身全霊のセービングを持ってこの生きたシュートに立ち向かうが、
無意識下では、自分にはこのシュートは止められない事を察知していた。
伸ばした手に、ボールは僅かに届かず――。

バシュンッ!
 ………ピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!


鈴仙チーム  2 − 2 パチュリーチーム


713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:10:49 ID:UKcyC34g
鈴仙「はぁ、はぁ……! や、やった。やったよ……!!」

てゐ「ひい、ふう。……一試合に二回はやっぱ、疲れるねぇ〜」

鈴仙とてゐは互いに疲労を隠せないながらも――ハイタッチで互いの健闘を讃え合い、
そして、試合終了直前とは言え、漸く同点に追いつけた事に対し言葉少なく喜びを感じ合う。

星「……素晴らしいコンビプレイです。私はなんだか、貴女達が羨ましく思えますよ」

てゐ「私からしちゃあ、あんたの連続ワンツーも中々に様になってて良いと思うけどね。
    ……ま、今んとこは年季分、私がリードかな」

星は謙虚に二人の間に結ばれた深い友情を称賛し、てゐは何故か勝ち誇った様子で胸を張り――。

アリスさん「(……く、雲の上の会話過ぎる……!! 友情……? コンビプレイ……?
        年季……? くそっ、一体彼らは何を話しているのかしら……!?)」

アリスさんはそんな様子に対し、妬ましさを感じる以前に、理解すら追いついていない。
そんな中、集団を纏めようと口火を切ったのは霞だった。

霞「鈴仙さま、てゐさま、ナイスゴールでした! 試合時間は後数分だけですけど、
  これでなんとかかんとか、逆転の芽が出てきましたよ!!
  鈴仙さまの疲労は、無視できないレベルですし、てゐさまも大分お疲れみたいですけれど、
  あっちにしたって、パチュリーさんや反町さんはもう殆ど動けないと思いますし、
  佳歩ちゃんも、もう『ラビットダイブ』は撃てないんじゃないかと思います。
  ……ですから、次のキックオフ。ボールを奪い次第速攻で片を付ければ、逆転で試合終了です!」

ナズーリン「鈴仙が体力切れとなれば、やはりご主人の『コンプリートクラリフィケイション』……だね。
        あれをロングシュートでも良いから、撃って貰えば、決まる確率はそこそこあると思う」

星「責任重大ですね。……ですが、私はもう昔みたいにへにょったりはしませんよ!」

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:13:43 ID:UKcyC34g
アリスさん「あ、あのー。万一となれば、私のドリブル突破もアリ……で良いかしら?」

つかさ「アリ……になると思います。確かにさとりさんとの一対一は厳しい勝負ですけど、
     さとりさんだって無敵では無い。アリスさん程のドリブラーが相手なら、決まるかもしれませんし」

鈴仙「ただ……パチュリーさんチームも、これで同点のまま、試合を流そうとしてくるかもしれないわね。
    今回は紅白戦。勝ち負けに拘るのは勿論だけど、疲労のあまり負傷しては意味が無いんだし」

てゐ「正直。次の相手のキックオフの出方次第だよね。
    相手が引いてくるなら、こっちはガンガンタックルやパスカットに出て、ボールを奪い取る。
    相手が押してくるなら、こっちはなんとかかんとか凌ぎ切って、反撃を待つ。
    ……この、簡単な二択しかないよ」

てゐの言葉に対して、反論する者はいない。
これにより鈴仙チームは試合のクライマックスを、後悔せぬよう流さず最後まで戦い切る事で同意を得たして。

鈴仙「皆! 最後の一秒まで諦めないのよ! これは、リオカップみたいに大きな大会でも何でもない、
    ただの仲間内の紅白戦だけど、それは同じなんだからね!」

チームメンバー「「「「「「おうっ!!」」」」」」

全員で威勢の良い掛け声を挙げて、それぞれの持ち場へと戻るのだった。

にとり「(風っ……! なんだ……? この風は……? しかし……なんて良い風なんだ……!
     散っていく……私もあの葉と一緒だ……! あ……。消える……。消えるな……!
     そうか……これが死か……。よし……行けっ……放たれろっ……! 飛散しろっ、河城にとり……!)」

なお、心拍と呼吸を停止したまま、心地よい風に吹かれている(らしい)にとりはゴール前に放置されていたのだが……。
この扱いについては決して『お前が自爆とかしなけりゃ、今頃2−1で勝ってたんだよ!』という、
鈴仙チームのメンバーが内心思っている本音が反映されていた訳ではなく、
彼女の耐久力に対する強い信頼感によるものである事を、本人の名誉の為に付記しておかなければならない。
……そういう事にしないと、いくら何でもあまりに不憫すぎるし。

715 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 23:16:18 ID:???
にとりの扱いがw

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:20:34 ID:UKcyC34g
コーチ「これが多分、最後のホイッスルかな。……それっ、ピピーーーーーーーーーーッ!……ってか」

コーチは最後だからと気合よく笛を鳴らし、やがてパチュリーチームのキックオフから試合は再開する。
とはいえ、中心メンバーであるパチュリーは既に疲労困憊であり、喘息の発作を起こしたままで、その場から動こうとはしない。

パチュリー「ゴホッ、ゴホッ……(――攻撃陣の消耗はこちらの方が上。守備陣の消耗はあちらの方が上。
        とても脆いバランス。残りの数分で、どっちに一点が決まってもおかしくない。私は……)」

スッ――。

しかしパチュリーは死んではいない。短く腕を上げ、チームメイトに指示を出している。
果たして、その指示の内容は――。

先着1名様で、

★最後の攻防→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→コーチ「もうお主ら若造には任せられん。今度はワシがやるゾイ!」コーチ、ご乱心!(割といつものこと)
ダイヤ・ハート→パチェチームは同点で流す向き。鈴仙達はプレスに向かう!
スペード・クラブ→パチェチームは速攻で逆転する向き。鈴仙達は守りを強いられる!

717 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 23:22:24 ID:???
★最後の攻防→ クラブ6

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:39:27 ID:UKcyC34g
★最後の攻防→ クラブ6 ★
スペード・クラブ→パチェチームは速攻で逆転する向き。鈴仙達は守りを強いられる!

お燐「――おっ、あたいかな?」

パチュリーがサインを出したのは――右サイド中盤のお燐だった。
そして彼女が出したサインの中身は至極簡単なものだった。

パチュリー「(……上がってからは、シュートなり佳歩にパスなり、何をしても良い。とにかく、サイドを突破しなさい)」

お燐「この仕事は、まさしくサイドプレイヤーたるあたいの為の仕事だね!よーし、行っちゃうよ!」

ダッ! ビュンビュンッ!

星「ああっ! お燐さんがドリブルに! パチュリーさん達、まだまだ攻めッ気たっぷりですよ!?」

鈴仙「(佳歩じゃなくてお燐にしたのは、……多分、佳歩も結構一杯一杯で、
     無駄にドリブルをさせると肝心のシュートの威力が低下しそうだからかしら。
     でも、そんなのはどうだっていいのよ!)星、私は行くわ……!」

ダッ!

お燐の動きはトリッキーで読めないが、決して足が速い訳ではない。
また、今回の彼女のポジションは前掛かりに攻められるウインガーではなく、
あくまでも攻めと守りを両立すべきサイドハーフの位置。
そのため、サイドに捌けて突破する彼女に対し、俊足の鈴仙が追いつく事は容易かった。

お燐「……む? なんか頑張るねぇ〜、お姉さんも」

鈴仙「お生憎と、諦めが悪いものでね。……さあ、ここで取らせて貰うわよ!
    (私に出来るのは多分、時間稼ぎ位だけど。でも、動く価値はある筈……!!)」

719 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 23:44:00 ID:UKcyC34g
どのみち、今の体力ではシュートは撃てない。
そう即座に判断した鈴仙は、無理矢理にもお燐に貼りついてボールを掠めとるべく動いた。

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★鈴仙→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ200未満ペナ-2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、ドリブル成功!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(アリスさんがフォロー)(星がフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙はスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりに鈴仙が反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。

720 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 23:44:41 ID:???
★お燐→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 5 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)=★

721 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 23:44:45 ID:???
★お燐→ドリブル 54 ( スペードQ )( 1 + 3 )+(サイドプレイヤー+2)=★

722 :森崎名無しさん:2018/02/06(火) 23:45:27 ID:???
★鈴仙→タックル 53 ( スペードJ )( 5 + 1 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=★

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 00:01:39 ID:HKcIzQgY
★お燐→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 5 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)+(キャットランダムウォーク+5)=70★
★鈴仙→タックル 53 ( スペードJ )( 5 + 1 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=57★
≧2→お燐、ドリブル成功!

お燐「あ、それそれそれーーーっ! これが地獄の火車猫の真髄だよーーっ!」

ビュンッ! シュババババッ! バッ! グルンッ、シュタッ!

鈴仙「ま、まるで曲芸みたいなドリブルね……! サイドアウトが怖くないの……?」

お燐「ぜんっぜん、怖くないね。線を越えたら魂まで焼きつくされるとか、そんなワケでもないのに。
    チンケなスローインを恐れて、サイドと仲良くならないなんて勿体無さ過ぎるよっ、アハハハッ!」

さとり「(ようやく。本当にようやく。お燐がサイド際で本領を発揮したわね……。
     鈴仙さんには悪いですけど。調子に乗ったあの子はもう、誰にも止められないもの)」


お燐「さあ、お次はどいつだい!」

アリスさん「だったら私が相手よ!」

ナズーリン「……アリスさんだけじゃない。私も居るぞ!」

アリスさん「!? そ、それって。もしかしてトモダチ宣言……?」

ナズーリン「……いや。人数を掛けてプレスした方が良いと思っただけだけど……」

アリスさん「!? そ、それって。もしかして昔文献に載ってた、”ツンデレ”とかいう……?」

ナズーリン「(何だか、喋っていて面倒臭いな……この人)」

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 00:03:03 ID:HKcIzQgY
コーチ「(鈴仙を突破したお燐に――ナズーリンとアリスさんがついたか。
     ナズーリンはブロックを捨て、鈴仙が張り付いている隙に前へと上がって来た恰好じゃが、
     それでも形勢はまだ不利じゃ。しかし、奪いさえすれば、試合の流れは大きく変わるぞ)」

お燐「何人居たって同じさ! この世界最強のサイドの魔術師!! お燐様の前に皆の者ひれ伏せーいッ!!!!」

さとり「(あ、なんかちょっと嫌な予感が)」

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★アリスさん→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ナズーリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、更にドリブル突破! そして……!?
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(霞がフォロー)(つかさがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「レアメタルディテクター(+2)」が発動します。
ナズーリンはスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりにナズーリンが反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。

725 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:08:04 ID:???
★お燐→ドリブル 54 ( クラブ5 )( 2 + 6 )+(サイドプレイヤー+2)=★

726 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:08:14 ID:???
★アリスさん→タックル 54 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ナズーリン→タックル 55 ( ダイヤQ )( 4 + 2 )+(人数補正+1)=★


727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 00:21:53 ID:HKcIzQgY
★お燐→ドリブル 54 ( クラブ5 )( 2 + 6 )+(サイドプレイヤー+2)=64★
★アリスさん→タックル 54 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(トリップワイヤー+2)=62
 ナズーリン→タックル 55 ( ダイヤQ )( 4 + 2 )+(人数補正+1)+(レアメタルディテクター+2)=64★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして霞がフォロー

アリスさん「踊りなさい、操られるがままに! 注力・『トリップワイヤー』ッ!」

お燐「無駄ァッ!」

ビュンッ!

ナズーリン「――そこだ! 捜符、『レアメタルディテクター』!」

グルンッ! ズザアアアアアアアアアッ……バチッ!

お燐「そ、そんにゃっ!? なんでー!? あたいは無敵のサイド魔王じゃなかったのー!?」

さとり「(調子に乗って、動きが大振りになり過ぎだもの……。全力だったら、易々突破出来てたでしょうに)」

調子の乗ったお燐は、やはりというべきか突破に失敗。
アリスさんとナズーリンによる大技の応酬に敗れ、ボールは中盤へと転がっていく。

霞「(パスの目的は星さん以外ありえない。でも、ただ渡すだけじゃあ、
   タックラーの静葉さんにボールを取られちゃう。だから、ここは中盤で競り合わせる位置で……)
   ――『ピンポイントパス』です!」

グワァァァッ、バシュウウウッ!

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 00:23:14 ID:HKcIzQgY
パチュリー「……反町。行けるかしら。ゴホッ、ゴホッ……!」

反町「な、なんとか。数合わせ位なら……!」

パチュリー「だったら充分。私の後に続いて(――これが恐らく、この試合で私が出来る最後のプレー。
        確実に奪い、佳歩に渡さなくては……)」

ボールをフォローした霞は、当初の作戦通り星へとパスを放ち、
それに対して中盤のパチュリーと反町が、息も絶え絶えになりながらカットに向かう。
鈴仙チームは星に繋ぐ為。パチュリーチームは佳歩に繋ぐ為。
残り1分少しの時間で1点を奪う為に、彼女達は全力を惜しまない。果たして、このぶつかり合いの結果は――。

先着2名様で、

★霞→ピンポイントパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=
 反町→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→星と静葉が中盤で競り合いに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(つかさがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→パチェチームボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。

729 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:24:49 ID:???
★霞→ピンポイントパス 55 ( クラブ6 )( 6 + 3 )=★

730 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:30:06 ID:???
★パチュリー→パスカット 56 ( ハートJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=
 反町→パスカット 51 ( ダイヤ9 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=★


731 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:30:26 ID:???
★パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ6 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=
 反町→パスカット 51 ( JOKER )( 2 + 2 )+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)=★

732 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:51:29 ID:???
★霞→ピンポイントパス 55 ( クラブ6 )( 6 + 3 )=64★
★パチュリー→パスカット 56 ( ハートJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)+(ガッツ100未満ペナ-3)+(プリンセスウンディネ+3)=66★
≦−2→パチェチームボールに。

パチュリー「体力が尽きようとも、生半可なパスは通さない……!」

フワッ……パシッ。

霞「そ、そんなぁ……!(――やっぱり、皆は凄いよ。私じゃあ、少なくとも選手としては役に立てないね……)」

霞が放った『ピンポイントパス』の精度はバッチリ。コースについても抜かりはなく、
霞としては満点に近い出来ではあったが――それでも、疲労したパチュリーにも敵わない。
緩急入り混じった動きの必殺パスカット・『プリンセスウンディネ』によって阻まれてしまう。
そして――。

パチュリー「佳歩。私はもうここまで。後は貴女が決めるのよ……むきゅ」

バシッ……バタリ。

佳歩「ぱ、パチュリーさんが!?」

コーチ「大丈夫じゃ。命に別状はない。眠っているだけじゃよ」

パチュリーによるラストパスが、ゴールから少し離れた位置の佳歩に届く。
鈴仙チームにとっては幸いな事に、佳歩はシュートを撃つ為にもう少し距離を詰めようとドリブルしたため、
パチュリーの卓越したアシストスキルについては、今回の佳歩には採用されない。しかし――。

733 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:52:35 ID:???
佳歩「これで、充分です……!」

グワァァァァァァァ……ッ!

つかさ「(佳歩ちゃん。……勝負よ)」

鈴仙チームは既に風前の灯だった。ナズーリンが前に出てお燐の特攻を阻み、
にとりが死んだ今、鈴仙チームを守る壁はつかさ一人しか居ない。
にも関わらず、つかさは家族にして親友でもある佳歩との一対一での対決にニヤリと笑みを浮かべて歓迎する。
佳歩もまた、好戦的な笑顔を向けて、大きく右脚を振りかぶり――。

佳歩「――これが私の今日最後のシュート! 天まで届け――『ラビットテイル』!」

バシュッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!

その一撃を、つかさに向かって放った。

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 00:53:45 ID:???
先着3名様で、

★佳歩→ラビットテイル 63 (! card)(! dice + ! dice)=★
★つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★にとり→キャッチ 58 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ0未満ペナ-5)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がねじ込み)(ナズーリンがフォロー)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩の『ラビットテイル』が鈴仙チームゴールに突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がねじ込み)(ナズーリンがフォロー)(アリスさんがフォロー)
≦−2→鈴仙チームボールに。
【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。

735 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:54:31 ID:???
★佳歩→ラビットテイル 63 ( ハート8 )( 4 + 4 )=★

736 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:54:59 ID:???
★佳歩→ラビットテイル 63 ( クラブK )( 4 + 4 )=★

737 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 00:57:21 ID:???
★つかさ→ブロック 56 ( ハートA )( 1 + 6 )=★

738 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 01:05:05 ID:???
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ6 )( 6 + 2 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★


739 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 01:05:43 ID:???
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=★
止めてやんよ!(無理ゲー)

740 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 01:09:02 ID:???
これがにとりが到達した無我の境地ですか……

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/07(水) 01:13:09 ID:HKcIzQgY
鈴仙達の逆転は失敗。逆に佳歩のシュートが決まってしまった……と思いきやポスト!?
と、言ったところで今日の更新はここまでにします。今日で紅白戦は終了かな、と思っていたら長引いてしまいました…(汗)
次回こそ、紅白戦が終了すると思います。

また、スレ容量が500kbに達しそうなので、スレタイを募集したいと思います。
次スレは、魔界カップに向けての育成・交流と練習試合(相手は現時点で未定)がメインになると思います。

【】鈴仙奮闘記43【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。

>>715
都内某所にあるにとりの墓はザルキーパー達の聖地となっており、
墓には大量のきゅうりやガラクタが備えられるとともに、
削り取られた墓石の一部はポスト祈願のお守りとして大切にされているそうです。
>>739
止まりましたね…(奇跡)
>>740
ブルノさん「ようやく俺の領域に辿り着いたか…ニトリ…」

それでは、本日もお疲れ様でした。

742 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 01:24:31 ID:???
自爆さえ無ければこの試合のMOMなのに不憫な奴よ

743 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 01:24:45 ID:???
乙でした
【魔界滑稽】鈴仙奮闘記43【河童噺】


744 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 02:11:32 ID:???
乙でした
にとりは最後まで勇敢だったよ…
お墓に冷えピタ張っておきますね

【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
【スーパーブラック】鈴仙奮闘記43【ゴールキーパー】

745 :森崎名無しさん:2018/02/07(水) 18:41:01 ID:???
乙なのです

【教えて】鈴仙奮闘記43【慧音先生】
【すごいよ】鈴仙奮闘記43【にとりさん】
【賢者の】鈴仙奮闘記43【偉大なる戦術】

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 00:53:22 ID:KYrSgkSw
遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>742
実際のところ2失点は自爆とアリスさん反則からのPKなので、
真正面からのセーブは全て防いでるんですよね…冷静に考えると凄いです。
>>743
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>744
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
にとりは何だかんだ言いながらも最期まで戦い続ける姿は好感が持てると思います。
散っていってるんだ…みんなの胸に…河城にとりが、少しずつ…!
>>745
乙とスレタイ提案ありがとうございます!

747 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 00:54:23 ID:KYrSgkSw
★佳歩→ラビットテイル 63 ( ハート8 )( 4 + 4 )=71★
★つかさ→ブロック 56 ( ハートA )( 1 + 6 )+(顔面ブロック+6)=69★*減衰!
★にとり→キャッチ 58 ( ダイヤ6 )( 6 + 2 )+(ガッツ0未満ペナ-5)=61★
≧2→佳歩の『ラビットテイル』が鈴仙チームゴールに突き刺さる。…と思いきやまさかのポスト!

つかさ「……っ!(こうして敵として相対すると、つくづく思うわ。佳歩はもはや、一流のストライカーなんだ、って……!)」

佳歩対つかさの勝負は、アルゼンチンでキック力を磨きに磨いた佳歩の勝利で終わった。
無論、つかさとてブロックを中心にその実力を大きく伸ばしていたが、
目標としている石崎やチルノのような最強のブロックは会得できておらず、若干伸び悩んでおり。
その結果、つかさは後僅かでシュートを弾くに至らなかった。

佳歩「(つかさちゃんに勝った……!)」

とはいえ、その実力差は僅差。佳歩はつかさを抜ききった事を悟り、大きく胸を撫で下ろした。
シュートコースは枠内を間違いなく捉えている。ポストに当たる事はない。
鈴仙チームのGKは生命活動を停止しており、もはや何の脅威でもない。

パチュリー「(ワントップでありながら、よくやったわ、佳歩……。
        マークを容易に剥がせる高いドリブル力を持ち、機関銃の如くシュートを放て。
        その上に、主砲足り得る『ラビットダイブ』を持つ貴女は、充分にこのチームの不動のFW足り得るわ……)」

パチュリーも倒れ伏しながら、信頼のおける仲間の活躍を見て、満足気な様子を隠さず。

霞「(試合時間はあと数十秒……文字通り、星さんのキックオフシュートが決まるかどうかの勝負になっちゃうよ。
   でも、穣子さんもまだブロックに出れるし、さとりさんだって、決してPA外でも雑魚じゃない。
   勝率0%……引き分け率も25%くらい……。厳しいよぉ……)」

霞はスカウターを使いながら、自分達の勝機が消え失せた事を確認して落胆する。
しかし。彼女達は賢いにもかかわらず、愚かにも忘れていた。
……鈴仙チームには、まだ”3本目のポスト”が、ゴール前中央に遺されていた事を。

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 00:56:02 ID:KYrSgkSw
ゴオオオオッ……!

佳歩のシュートが今、ゴールネットにつき刺さらんと猛進している。

にとり「………………」

にとりはもう動かない。何も反応しない。瞳孔反射すら起きていない。その代わり、彼女はただ立ち続けていた。
……命尽きた今も、ゴールキーパーとしての仕事を果たさなくてはならない。
一時期ヒューガーに入社していたにとりは、徹底した社内研修(研修なので賃金ゼロ)によりその事を叩きこまれていた。

にとり「……株式会社ヒューガー社訓。第30条の33の2第6項の2第1号の3のイ。
    『死んだ時は牛の如し。まだ健康な臓器を売り払って会社に寄付しよう』……!」

にとりはこれまでの走馬燈で、その教えを思い出していた。
そうだ。自分はまだ死んではいない。――いや、死んだとしても、まだ出来る事はある。
そう思い立った彼女は、たち所に身体を硬直させて――。

バシュッ……ガイイイイインッ!

にとり「…………」

佳歩「そ、そんな……弾かれた!?」

――鈍い金属音を立てながら、にとりはその身体をポストとしてボールを弾き返した。

ナズーリン「ば、バカな……まだ生きていたのか!?」

てゐ「いや、それは無い。完全に心臓が停止していた筈だ……! あいつは死んでいる!!」

アリスさん「じゃあ、一体なぜ……!? ハッ!? ま、まさか……そんな常軌を逸したセービングがあるなんて……!!」

コーチ「(……なるほど、な)」

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 00:58:31 ID:KYrSgkSw
まるで生命を吹き返したかのような彼女の奮闘に、一同は思わず慌てふためくが。
……一応知識人であるアリスさんや。医学を志す鈴仙やコーチはすぐにその理由に気付いた。

鈴仙「……死後硬直ね。遺体は普通、心臓停止に伴って筋肉中のATPが枯渇して、
    筋肉を収縮させるタンパク質が溜まってしまう。そして、その状態であれば、
    下手なシュートだったら、その身体の固さを利用して、弾き返す事が出来てしまう。
    にとりは自らの死後硬直状態を利用し、ゴールポストと同等の固さを得る事で、
    佳歩のシュートを弾き返したんだわ」

コーチ「もっとも、通常人間が硬直状態になるには、半日はかかると思うんじゃが。
     そのあたりは、そもそも激しいスポーツにより、分解酵素であるATPが枯渇していたことや、
     にとりに遺された僅かな妖力。そして死の間際に思い出した社畜精神が奇跡を起こして、
     タンパク質の滞留を促進したんじゃろうな……」

お燐「(え? 何この人達? なんかコワいんだけど……。 え? だって、硬直云々以前に、死んでるんだよね?
    なのになんで平然とサッカーしてるの?)」

さとり「(お燐。貴女は間違っていませんよ……)」

一同は死してなおシュートを防ごうとするにとりの謎な執念に驚き関心する中。
……死体が出て一番喜びそうなお燐は、一番常識人な反応を見せていた。
彼女は普段はふざけているし非常識だが、その実結構真面目なのである。


※あまりにヒドい描写ですが、にとりが完全死亡してキャラロストする事はありません。
 ゲーム的にはガッツが0になっただけであり、試合終了後には復活します。

750 :森崎名無しさん:2018/02/08(木) 01:06:13 ID:???
ツッコミ役しそうな鈴仙が淡々と解説してるのがツボった

751 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 01:06:27 ID:KYrSgkSw
コーチ「……と、ともかく! ボールはポストに当たって跳ね返ったぞ!
     さあ皆! 残り時間はあと1分! ここでプレーが途切れたら試合終了じゃあ!
     鈴仙チームは必死に攻めろォ! パチェチームは何とか守れェ!」

……にとりの生死について深く考える事は一旦止めにしようと考えたコーチは、
気を取り直してそう叫び、仲間達を煽り立てる。試合は終了間際。泣いても笑っても、鈴仙達の攻撃は一回こっきり。
そんな中、ポストと化したにとりによって弾かれたボールをフォローした選手は……。

先着1名様で、

★本当の最後の攻防→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→なにィ!? 跳ねかえったボールはそのままさとりが守るゴールへ!?
ダイヤ→てゐがフォロー! 星とのワンツーでマークを振り切りつつチャンス圏内へ!
ハート・スペード→ナズーリンがフォロー! 三度目の正直のオーバーラップで敵を惹きつけつつチャンス圏内へ!
クラブ→アリスさんがフォロー! 中盤を突っ切り一気にチャンス圏内へ!

752 :森崎名無しさん:2018/02/08(木) 01:08:07 ID:???
★本当の最後の攻防→ スペードA

753 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 01:15:52 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします(今日で終わりませんでした…)
ポストと化したにとりがボールを弾く展開まで考えてたんですが、書いてるうちに流石に酷すぎる風になってしまいました…(汗)
この辺りは試合後にフォローする展開を入れたいと思っています。
>>750
今回の現象を科学的に説得力ある風に描写したいと思った結果、医学に詳しそうな鈴仙が抜擢されてしまいましたね(爆)
ミステリーで死体の死後硬直を利用して銃弾引かせたりとかいうトリックはたまに見るんですが、
サッカーで死体の死後硬直を利用してシュートをセーブさせるのは、いくらトンデモサッカーが横行しているこのご時世でも、
私が初めてなんじゃないかという自信があります。

このスレは容量一杯まで使い切りたいので、もう一日だけスレタイを募集させて頂きます。
次スレは、魔界カップに向けての育成・交流と練習試合(相手は現時点で未定)がメインになると思います。

【】鈴仙奮闘記43【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日もお疲れ様でした。

754 :森崎名無しさん:2018/02/08(木) 01:49:13 ID:???
乙でした
【そして河童は】鈴仙奮闘記43【柱になった】

755 :森崎名無しさん:2018/02/08(木) 02:42:41 ID:???
乙でした
にとりのスーパーセーブ(?)はサッカーの域を出ているというか
武蔵坊弁慶とかグラップラー刃牙の侠客立ち≠ンたいな感じですね
たぶんサッカーでは初めてで最後じゃないかと…

【にとりよ】鈴仙奮闘記43【安らかに】

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/08(木) 23:42:42 ID:???
>>754
乙とスレタイ提案ありがとうございます!にとりはチームの柱(文字通り)になりましたね…
>>755
乙とスレタイ提案ありがとうございます。ポストにとりは弁慶みたいなイメージですね。
流石にもう少し現実的な展開にすべきか悩みましたが、
現時点でも既にゴールを冥王星までブン投げる人とかブルノさんを場外から呼び出してセーブする人がいたので、
死後硬直でポストになるのはまあ普通かな、と思い踏み切りました。

すみません、もう一判定くらい更新しようと思いましたが、判定中に容量オーバーしてしまったら申し訳ないので、
今日はやっぱり、新スレ立てを優先したいと思います。このスレについては、簡単な埋めネタで埋めたいと思います。
なのでスレを立てるまで少々お待ちください。

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 00:44:03 ID:???
★静葉のパスカット練習→( 3 + 4 )=7★
→7ポイント獲得!(現在7/20ポイント)

鈴仙「行くわよ……それっ!」

バシュッ……!

静葉「ええ! ……はあっ! やっ!」

鈴仙のパスに対して静葉は俊敏に動く。その動作自体は基礎が伴っており、
間違いなく世界の場においても戦える水準ではあったが……。

反町「(でも……これなら、俺の『オオゼリパス』で充分翻弄出来る。
     静葉さんの動きは、悪いけれどまだ教科書の範囲を脱し切れていない)」

チーム全体でもてゐに次ぐ高いパス力を誇る反町のパスに対してはさばき切れていない。
今日一日の練習に成果はあったが、静葉のパスカットにはまだまだ成長の余地が見て取れた。

*静葉のパスカット経験値が7ポイント加算されました。(0→7/20ポイント)

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 00:52:56 ID:???
>>757は誤爆です(汗)すみません。

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