キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。

どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?

552 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:01:39 ID:rH5xrT36
B
新作アニメネタがw
普通にスマホ使ってるのに違和感を覚えざるを得なかった

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 23:28:10 ID:8vdDaLrA
>>552
一見爽やかな世界観の中に見え隠れるマジキチ要素が盛り込まれててよかったです。
PAにバリアみたいなの張る魔法とかはこのスレでもやりたいです。
最近のバスって、車の下にボール通せるだけの隙間ありましたっけ……?

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 23:29:56 ID:8vdDaLrA
B:「にとりを先発させましょう。倒れるまで大技を連発させて、死んだらさとりさんに代えれば良いですし」

パチュリー「そうね。さとりでも問題無いと思うけれど、にとりにしたらより盤石だわ」

霞「イングランドに一対一が得意な選手は居ないですし、強いて言えばセットプレーでロブソンさんが出て来る場合、
  さとりさんの方が安心だってのはありますけど……でも。にとりさんの必殺セーブならそれも防げる。良いと思います」

コーチ「そんじゃ、とりあえずGKはにとりで決定……っと」

コーチはよっこらしょと老体を持ち上げて、ゴールキーパーの位置に「にとり」のマグネットを置く。

コーチ「さて。ここからが本番じゃな。陣形をどのようにするか。
     即ち、4−4−2とするか、4−3−3とするか、あるいは別の布陣か……」

そして、話題はその上――即ち、他の10人の配置と、それに関する陣形に関する物へと移る。

鈴仙「(イングランドが取るであろう布陣は4−3−3。これに対して私達は、どう対応すべきか……)」

鈴仙は考えて、コーチ達に対してこう答えた。

A:「ここはオーソドックスに、4−4−2としましょう。敵の攻撃に万遍なく対応できる筈です」
B:「ここは4−3−3で、3トップとしましょう。攻めの駒が多い程、ロブソン君を攪乱できます」
C:「ここは5−4−1で、守備とカウンターに重きを置きましょう。敵の攻めは一切許さず、確実に点を決めましょう!」
D:「ここは3−5−2で、中盤に重きを置くべきです。イングランドの弱点は中盤ですから、ここで圧倒できます」
E:「先に陣形を決めるより、先にポジション毎に誰を置くかを決めていきませんか?」
F:その他 陣形案等ありましたらこちらにお願いします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

555 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:38:28 ID:x6qKxRU2
A

556 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:39:47 ID:rH5xrT36
A

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 00:10:57 ID:SBksb1M2
A:「ここはオーソドックスに、4−4−2としましょう。敵の攻撃に万遍なく対応できる筈です」

鈴仙の提案に、コーチはふむ…と頷き了承する。
パチュリーや霞も反対を表明せず、提案はすんなりと受け入れられた。

霞「でしたら、まずDFを誰にするかから決めましょうか。
  恐らく能力値と適正的に、慧音さんと穣子さんが入るのは確定的でしょうが……。
  残りの二人はどうしましょうか?」

パチュリー「残ったDF候補は、ブロックに長けるつかさと、タックルやドリブルも幅広く出来るナズーリン。
        そして、サイド際の守備とオーバーラップにおいて優秀なお燐。
        あと……穣子との連携を活かすという意味での静葉のDF器用や、
        高いタックル力を活かしつつ、リベロ的に動いて貰う為の星のDF器用もあり得るかしら」

鈴仙「慧音さんと穣子以外でも、DF候補が5人となると、色々な選択肢が考えられるわね……良い事なんだけど、悩ましいわ」

慧音と穣子をDFで確定させるとしても、尚数多くある選択肢の中で、鈴仙が選んだのは――。

A:「ナズーリンとお燐を残りのDFにしましょう。両サイドバックに配置すれば、攻守ともに盤石よ」
B:「つかさとナズーリンを残りのDFにしましょう。つかさのブロック力は勿論、ナズーリンの大技にも期待できるわ」
C:「お燐と静葉を残りのDFにしましょう。オータムスカイラブを視野に置きつつ、サイドの守りを固めるわ」
D:「星とつかさを残りのDFにしましょう。つかさで守りを固めつつ、星で奇襲を狙うのよ」
E:その他 ここには無い組み合わせはこちらで(慧音と穣子を外す選択肢も可です)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

558 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 00:14:18 ID:me2TUq0U
C

559 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 00:54:16 ID:8Kv707OQ
C

560 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:40:56 ID:SBksb1M2
C:「お燐と静葉を残りのDFにしましょう。オータムスカイラブを視野に置きつつ、サイドの守りを固めるわ」

パチュリー「静葉をSBに置くわけね。まあ、この起用法は前にもして来たから問題ないと思うわ」

パチュリーはそう言うとホワイトボード上のマグネットを埋めていく。
「慧音」「穣子」「お燐」「静葉」。この4人がGKであるにとりを守るよう、PAの上部を取り囲んだ。

霞「じゃあ、次はMFですね。私としては、パチュリーさん、アリスさん、てゐ様の3人は
  殆ど確定で置いて良いと思ってまして。問題は4人目をどうするか、という事になるんですけど。
  静葉さんをDFに置いた場合、本職MFが居なくなっちゃうんで……」

コーチ「同感じゃな。その三人は能力的にも外す理由が無い。
     ……ただし。その三人のうちいずれかを、FWとして攻撃的に運用させる手はあると思うがな」

鈴仙「そう考えると、ただ残りの1人を選べばいい、って訳でもなさそうですね……」

鈴仙はじっくりと考える。中盤を担うべき4人をどのように配置するか。
まず考える。パチュリー、アリス、てゐをMFとする前提では、残りの1人は誰が候補足り得るか。

561 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:42:45 ID:SBksb1M2
鈴仙「(一番無難っぽいのが、パスやミドルシュートやタックルが得意な反町君なんだけど。
    彼ってボールキープやパスカットは案外大したことないのよねぇ。

    後は、ナズーリンも意外とSH向きかもしんない。ドリブルとタックルが得意な上に、
    パスカットもある程度は出来るんだし。守備寄りにはなるけど、悪くない選択だわ。

    他にも佳歩や私をMF……って手もあるけど。これはシュート力とかを考えると、ちょっと勿体ないかな?
    ただ、佳歩はルナティックス時代も良くSHをやってたし、能力的にも悪くないかもしれない)」

その上で更に考える。パチュリー達をFWで起用する可能性をも含めて。

鈴仙「(パチュリーさんはMFだけど、このチーム唯一のポストプレイヤーでもあるのよね。
     魔界での合宿でフィジカルを鍛えたみたいだし。ロブソン君を攪乱する意味でも、FW器用は良いかもしれない。

     てゐをWGとして起用するのもアリね。ボランチとしての守備力やロングパスには期待できなくなるけど、
     こないだの紅白戦の時みたく、『インビジブルデューパー』が格段に使いやすくなる。
     あと、てゐもアリス程じゃないけれどドリブルは出来るし、一対一で強力なシュートも持ってる

     後は、ドリブル力を考慮してアリスをFWにするという手もあるけれど……最近のアリスは暴走しなさそうだしね。
     それならFWに置くよりは、MFに置いてゲームコントロールをさせたいかな)」
    
――多くの考慮すべき事項を咀嚼し検討し考察した上で。
鈴仙は明日の試合で起用するMF4人について、こう切り出した。

562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:47:55 ID:SBksb1M2
A:「パチュリーさん、アリス、てゐ、反町君の4人にしましょう。これが一番無難です」
B:「パチュリーさん、アリス、てゐ、ナズーリンの4人にしましょう。ナズーリンの守備力と機動力を活かせます」
C:「パチュリーさん、アリス、てゐ、佳歩の4人にしましょう。佳歩の攻撃力と突破力があるのは大きいです」
D:「アリス、てゐ、反町君、ナズーリンの4人にしましょう。中盤を守備的に固めた上で、パチュリーさんはFWに出て貰います」
E:「パチュリーさん、アリス、反町君、佳歩の4人にしましょう。中盤を攻撃的に固めた上で、てゐをFWとして起用させます」
F:その他 ここには無い組み合わせはこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

563 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:49:06 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。本日もお疲れ様でした。

564 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 06:05:28 ID:???
B
投稿乙です。

ロブソンを抜けるパスとロブソンのパスを遮断出来る
パスカット能力者で中軸を固めれば、イングランドは
放り込みサッカーしか出来なくなるはず。

565 :564:2018/04/15(日) 06:07:15 ID:nTW49MsY
B

566 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 07:22:51 ID:me2TUq0U
B

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 09:55:56 ID:???
>>564
乙と投票コメントありがとうございます!

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:00:18 ID:SBksb1M2
B:「パチュリーさん、アリス、てゐ、ナズーリンの4人にしましょう。ナズーリンの守備力と機動力を活かせます」

鈴仙「今回の布陣は2トップですし、無理にMFをFW起用する必要はないでしょう。
    ここはそして、……4人目のMFは反町君でなく、ナズーリンにします」

パチュリー「確かに。彼女はドリブルとタックルを大きく伸ばしているし、
        パスカットも、元はと言えば彼女の得意分野の一つだった。
        パスは今一つだけど、それも守備的なSHとしての起用なら、ありかもしれない」

霞「総合力は決して高いとは言えませんが、ナズーリンさんは柔軟な起用法が想定されるタイプですからね。
  MFに置いても、器用に仕事をこなしてくれると思いますよ」

コーチ「ようし。それではMFも決まって……後は、2トップのFWだけじゃな。
     ワシとしては、鈴仙の先発は固定としても良いと思うが、どうかの」

パチュリー「異議無し。今の鈴仙は狂気の瞳こそ失っていて、
       視力の回復にかかるリハビリに時間を取られた点こそあるけど、
       依然として水準の高いFWである事は間違いないわ。
       鈴仙の隣を埋めるもう一人のFWをどうするか――これだけを考えれば良いと思う」

鈴仙「(なんかサラッと高い評価をしてくれてるなぁ……昔の私だったら却って卑屈になるか、
    逆に調子に乗ってそうだけど。ここは本来、客観的な評価を素直に受け止めるべきなのよね)」

2トップのFWのうちの1枠が自然と収まっても、成長した鈴仙は何の感想も示さない。
中山やパスカルだって、監督や周囲にそう評価された所で増長する筈がない。
だったら、自分も同じような態度を取りたい。そんな風に考えていた。

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:02:19 ID:SBksb1M2

鈴仙「残りの1枠は悩みますね。小回りと爆発力の両方を兼ね備えた佳歩か、
    いざとなればOMF的な運用もできる反町君か、
    それとも前線の守備力と強烈なミドルシュートを持つ星か……」

霞「佳歩ちゃんも反町さんも星さんも、それぞれタイプの違うFWですからね。
  試合の相手ごとに使い分けるのが得策ではあると思いますが」

鈴仙の隣に立つもう一人のFWをどうするか。一同が考えた末、行きついたのは――。

A:「佳歩にしましょう。強力なドリブルとダイレクトシュートでガンガン切り込んで貰います」
B:「反町君にしましょう。MF顔負けのパスと安定感あるシュートは攪乱に有効です」
C:「星にしましょう。星の必殺シュートなら、ロブソン君のどてっぱらをぶち抜く事も可能です」
D:その他 鈴仙を外したい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

570 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/04/15(日) 10:20:06 ID:nTW49MsY
B
なんにしろロブソンを交わさない事には。秋姉妹とのからみもあるし反町がいいと考えます。


571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:27:37 ID:???
…と、言ったところで外出するので一旦ここまでにします。
続きは昼過ぎ〜になると思います。

572 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 10:35:30 ID:8Kv707OQ
B

573 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 12:15:31 ID:PABo4YdQ
B

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:34:22 ID:???
少しだけ更新再開します。
ところで、>>548に出て来るイングランドのフォーメーション案でGKがラスレイとなってますが、
これは間違いです。GKはトーマス君です。
(本スレではマクガイヤー君が代表ですが、トーマス君はイギリス編で出た来た補正で代表入りしてます)

575 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:35:51 ID:SBksb1M2
B:「反町君にしましょう。MF顔負けのパスと安定感あるシュートは攪乱に有効です」

コーチ「ふむ。確かにそれなら安定しとるか。では……明日の布陣のたたき台としては、こうなるかの」

いつの間にか出来ていたフォーメーション図には、以下のようになっていた。

−−@−− @トーマス
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3
リトルウイングズ(案):4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
F−−−G Fてゐ Gナズーリン 
−−E−− Eアリス
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

パチュリー「DFは、お燐と静葉をSBに置く以上、この形が一番いいと思うわ。
       MFが……少し迷うわね。『インビジブルデューパー』の連携を考えれば、
       てゐはサイドハーフの方が良いと思うけど、単純なドリブル力やカット力で言えば、
       アリスをサイドハーフに置く方が良いとも言える」

霞「あとは、陣形の形でしょうか。この案では攻撃面を考えて、ダイヤモンド型にしていますが、
  守備に回る時は、サイドハーフと連携を取りやすいフラット型の方が望ましいとも言えますし……」

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:37:51 ID:SBksb1M2
鈴仙「そうねぇ……」


大まかな陣形は出来た。後は、細部を如何に詰めていくかが肝心である。
ミーティングも大詰めと言うところで、鈴仙達が下した判断は――。

A:この陣形で問題ない。
B:アリスとてゐの位置を入れ替え、アリスを左SH、てゐをボランチに置く。
D:MFの陣形をフラット型にして、サイドハーフとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)
   −−−−−
   FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
C:反町をシャドウストライカーの位置に置き、OMFとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)
   −H−−− H鈴仙
   −−−J− J反町
E:その他 細かい陣形移動をしたい場合はこちらで  C+Bと言った選択も可

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

577 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:44:09 ID:oQUehgi6
D

578 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:45:43 ID:me2TUq0U
D

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:56:36 ID:???
陣形が↓のように決まったところで、一旦ここまでにします。

リトルウイングズ:4−4−2
−H−−− H鈴仙
−−−J− J反町
−−I−− Iパチュリー
F−−−G Fてゐ Gナズーリン 
−−E−− Eアリス
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

次回更新(速ければ今日深夜〜)から、早速イングランド戦に入って行ければと思います。

580 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:58:33 ID:???
576でDとCの順が逆なのでMFはフラット型ですよ

581 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 19:01:59 ID:???
>>580
すみません、順番ミスってました(爆)正しくはこうですね…

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり


582 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:38:51 ID:+bk24tF2
D:MFの陣形をフラット型にして、サイドハーフとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)

鈴仙「やっぱり、中盤はフラットに敷いた方が良いんじゃないかしら。
    こうなるとパチュリーさんが後ろに行ってしまって攻撃参加し辛いかもですけど、
    それよりも、攻めの駒が複数いるイングランドのFW陣に柔軟に対応できる方が良いと思いますし……」

パチュリー「……まあ、2トップの片割れが反町なら、前線である程度のゲームメイクも出来るしね。
       MFが下がり目になる事への不安も無いか」

霞「後ろについても、突破力の高いお燐さんと静葉さんに、ドリブルやパスもこなせる慧音さんが近くに居ますし。
  中盤が抜かれたとしても、バックアップは充分機能すると思います」

コーチ「ようし……では、これで確定じゃな」

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:40:02 ID:+bk24tF2
鈴仙は妖力を視力代わりに、ホワイトボードに描かれた明日の陣形。その最終版をしっかりと確認する。

コーチ「まー、明日は単なる練習試合じゃ。別に負けたからと言って、すべてが終わりな訳でもないし、
     逆に勝てたとしても、それは今後の勝利が約束された訳でも全くない。
     勿論全力で挑むのは当然としても……そう思い詰め過ぎんでもいいんじゃぞ?」

そんな様子が、緊張しているように感じたからか。あるいは鈴仙自身が無意識に緊張していたからか、
コーチはひんやり冷たい手で鈴仙の背中等を優しくバンバンと叩いてくれた。

鈴仙「あ、ありがとうございます……あと、最後の一発でお尻触りましたよね」

コーチ「ほ、ホゲェ……さ、最近トシで、手が痙攣してのぉ〜」

鈴仙「背中叩くつもりがお尻って、震え過ぎでしょ、手……」

コーチが普段通りのセクハラ老人に戻ったところで、ミーティングはお開きとなる。
鈴仙はパチュリーと共に自室に戻り、軽く言葉を交わす中。

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:44:03 ID:+bk24tF2
パチュリー「鈴仙。明日は何があろうと、自由に戦いなさい。私達は貴女に期待はするし、実力を高く評価はしているけれど。
       その事と、貴女に無理を強いる事とは別として考えたいからね……」

鈴仙「――ど、どうしたんですかマスターまで。私、そんなに緊張してます?
    た、確かに勝つか負けるか分からない中で宅飲みの企画を練ったりしてて、
    負けたらどうしようかなぁ、とか考えてましたけど」

その時のパチュリーのぶっきらぼうな言葉に、幾許かの気配りが滲んでいた事に気づき、鈴仙は驚いてそう返す。

パチュリー「……その様子だと気付いてないようだから、言うけれど。
       本来のあんたは、ここで皆とサッカーできるような状況には無いのよ。
       あんたは能力の拠り所である”瞳”を失い、同時に視力も失った。
       今こうして、一見普通に暮らせているのも、妖力を超音波のように飛ばして、
       おおよその風景や障害物を察知しているだけ。生来目を持たない蝙蝠みたいにね」

鈴仙「……………」

パチュリー「その努力は正直、驚嘆せざるを得ないわ。いくらあんたが妖で、
        元々波長を利用した気配察知や気配操作に優れているとはいえ、
        たった数日の訓練で、視力の代替を行えるようになるまでに至るのは困難の筈だもの」

パチュリーの囁くような声の他には、先に寝入ってしまったルームメイトのアリスの寝息しか聞こえない。
鈴仙が黙っている中。……パチュリーは、静かに警鐘を鳴らす。

パチュリー「鈴仙。……今の貴女は、強い。だけど……だからこそ、危うい。
       でも何よりも恐ろしいのは、誰もが、貴女自身さえも、その危うさに気付いていない事」

鈴仙「パチュリーさん。だから、気にし過ぎですってば。
    私はそんなに無理してないし、どーしても辛い時は皆と相談して……」

パチュリー「鈴仙」

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:52:34 ID:???
おどけた様子――ですらない。純粋に、パチュリーが何を言っているのか分からない様子で、
鈴仙は慌てて取り繕うのだが、彼女は――鈴仙の第二の師は、少しだけ声を和らげて、

パチュリー「肉体の機能の一部を失うという事は、貴女が意識する以上に大きい事である筈だと。私はそう言いたかっただけ。
        ねえ、鈴仙。……貴女は今、世界がどんな風に見えてる? その世界を、貴女はどう感じてる?」

最後にそう問いかけてから――「魔法使いには睡眠は必要ないから」と言って、傍らの本に意識を向け始めるのだった。
鈴仙は眠り支度をしながら、窓の外から見える”であろう”、美しい”と言われる”夜空を見て呟く。

鈴仙「(そんな聞き方、ずるいですよ、マスター。……私にとって、今の世界は――)」

儚げな蛍光を放つ緑の草木に、白く輝く星々。そして空を飾る赤と青、二つの月。
これらによって、魔界の夜は夜であっても明るく、そして色彩に満ちていると、かつてアリスは言っていた。
しかし、今の鈴仙にとって――。

鈴仙「(真っ暗で、白の線と輪郭しか掴めない世界。人が今、どんな顔をしているかも分からない世界。
     こんな世界に一人、放り込まれたみたいで――辛いし、寂しいに、決まってるじゃないですか……)」

――この素晴らしい筈の異世界は、ただただ無機質で平坦な。
白と黒の二色だけで出来た、気が狂いそうになる程の孤独で溢れた空間でしかない。

鈴仙「(でも。私は大丈夫。私は辛くない。だって、私には皆が居るから……。
    皆が居るから、私はずっと笑って来れたし、明日だって、きっとがんばれる……)」

もしも仲間が居なければ、強い目標が無ければ、きっと自分は駄目になっていただろう。
鈴仙はそう自分を鼓舞して、ここまで元気に楽しくやって来た。しかし、この時の鈴仙は気付かない。
強く成長した自分自身の心が、深く育んだ仲間との絆が。尊敬する人達への純粋な想いが。
鈴仙に倒れるまで戦い続ける事を強いる、重い枷と化しつつあったことに――。

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:53:37 ID:???
スレタイを回収したところで、今日はここまでにします。

587 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 20:36:30 ID:???
乙です
倒れるまで戦うのはにとりだけで十分なんだよなぁ

588 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:38:48 ID:???
乙です

>>587
にとり「えっ、やだ」
つかさ「えっ、倒れるまで戦うのは当然では?」
にとり「えっ、なにそれ怖い」

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:47:17 ID:???
>>587
乙ありがとうございます。
>>550のにとりが死んだらさとりに代えれば良いの選択肢に対し、作中外含め誰ひとり何も気にしてませんでしたね…
>>588
乙ありがとうございます。そう言えばつかさも倒れるまで戦ってましたね…

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:48:30 ID:+bk24tF2
〜魔界生活11日目 −練習試合 VSイングランド− 〜

そして夜が明け、練習試合の日がやって来た。

星「さあ皆さん乗って下さい! 聖輦船、出発進行ですよ!!」

いつでも無駄に元気な星の掛け声に合わせて、鈴仙達は屋敷の近くに止めた宝船
――聖輦船に乗り込んで、再び元の世界へと飛び立とうとしていた。

てゐ「久しぶりに元の世界の空気が吸えるのは良いけどさ。大丈夫なんかね」

佳歩「え? 大丈夫って……何がですか、てゐさま?」

つかさ「……『ハイパーカンピオーネ』。あるいは、八雲紫か、その他の勢力による妨害の事でしょうか。
    確か、星さん達のブラジルへの合流が遅れたのも、聖輦船での航空にトラブルがあった為と聞きました」

にとり「まぁ。そのヘンは私も対策はしてるからさ! ってのも、自由行動の時にこっそり聖輦船を改造してたんだよね。
    大船に乗ったつもりでいてよ!」

ナズーリン「君の改造だと、どうにも自爆の二文字が付きまとって離れず心配なんだがな……」

その旅程には不安はあるものの、昼前にはイングランドに降り立って、
昼に試合をし夕方には帰るというごく簡単な日程である。
一同は用心こそすれど、特段の不平もなく船に乗り込んで出航の時を待つ。

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:50:08 ID:+bk24tF2
霞「今はどこもかしこも、幻想郷なる土地での未曽有の世界大会に大わらわですからね。
  イングランドスーパーJr.ユースの皆さんの時間も、そこまで取れませんでした」

鈴仙「ちょっと聞くけど。そのスーパーJr.ユース……って、何?」

霞「ああ……そう言えば、ずっと説明してませんでしたね。
  スーパーJr.ユースとは即ち、年齢17才までという、ジュニアユースとユースの中間世代の事を指します。
  私達が出場と優勝を目指している、『幻想スーパーJr.ユース大会』というものも、
  この区分の選手達を集めた大会ですから、そう名付けられたんですよ」

反町「って、いやいや。そんな区分聞いた事ないぞ。それって本当にFIFAが決めたのか?」

パチュリー「そんな訳ある筈ないじゃない。八雲紫が――今の彼女をそう呼んで良いのか微妙だけど
       ――中山政男や森崎有三の世代を絞って叩き潰す為に作った、デタラメで非公式な区分よ。
       ただ。この世代は何故か、どこの国も稀代稀に見る有望株が揃っているのよね。
       だからこそ、各国もそのデタラメを知りつつ乗っかっているのよ。
       かつてのJr.ユース大会の雪辱を晴らす為に。あるいは、来たるべきワールドユース大会の気運を占う為にね」

穣子「??? パチュリーさんの言ってる事は長いからよく分かんないよ〜?」

静葉「要するに。どこの国の人達も、いっぺん腕試しをしてみたいって事なのよ、穣子」

穣子「なるほど〜! さすがお姉ちゃん! 分かりやすい!!」

パチュリー「釈然としないわね……」

アリス「魔法使いは理屈っぽく話が長くてなんぼの職業じゃない。今に始まった事じゃないわ」

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:51:43 ID:+bk24tF2
お燐「にしても、イギリスかぁ。懐かしいですね、さとり様」

さとり「ええ、そうね。……こいしと松山君は、上手くやっているかしら」

お燐「アレ? もう一人大事なヒトの事忘れてませんか〜? その銀細工のオシャレなペンダント、誰の為に買ったヤツでしたっけ〜?」

さとり「……やかましいわよ、お燐」

広い本堂が形を替えたコクピットに仲間達は集まって、よもやまな話に花が咲く。
その間、窓越しには美しい緑に彩られた魔界の平野が広がっていたが――。

星「さあ、出発しますよ……!」

ゴゴゴ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!

僅かの振動の後、窓の外は暁の空へと変わり、青と赤の月が近くに輝き――。

にとり「ワープゲート、準備オッケー! 目的地……イングランド! 聖輦船……レッツ、ゴーーーーッ!!」

――カッ!

――聖輦船は天を超え、遥かイングランドの地へと一同を運ぶのだった。


593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:53:48 ID:+bk24tF2
*****

−ロンドン・ウェンブリースタジアム−

実況「さあ〜〜! 間もなく始まりますエキシビションマッチ!
    イングランドスーパーJr.ユース代表チーム対、日本・幻想郷地域のクラブチーム、リトルウイングズとの対戦!
    幻想郷とはつい半年前日本に現れた謎の民族集団であり、未だその素性は掴めていませんが、その実力は確か!
    イングランドが由緒ある強豪である事を誰も疑わないでしょうが、昨年のJr.ユース大会では、
    サッカー後進国とされていた日本が、多くの古豪強豪を破って優勝した事実がある以上、
    どうして同じ日本にある、幻想郷という地域を舐める事が出来るでしょうか! 今日の試合、接戦となりそうな予感です!! 

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「ローブーソン! ローブーソン!」「ロリマーさんカッコいいー!」「リチャードォ!今日は皆殺しだァ!」「トーマス トーマス」

にとり「ひゅ、ひゅぃぃぃっ!? 観客が一杯だー!?」

鈴仙「あ、あのー。今日って、コレ。練習試合だったわよね、ただの」

霞「興行的に儲けたい方々が、私達の事を色々調べて、色々無駄に祭り上げてるみたいですね……」

コーチ「フォフォ。むしろ本番に近い環境で試合が出来てよかろうよ」

594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:54:49 ID:+bk24tF2

……イングランドに着いてからは、あれよあれよという間に試合となった。
試合をセッティングした向こう側の準備が良すぎたようで、
郊外の平地で船から降りた鈴仙達をイングランドのサッカー協会は手厚く歓迎。
そのままバスに乗せられて、来てみれば観客満員のスタジアムだった。

実況「試合開始は各チームの調整とミーティングを終えた30分後となります!
    それまでの間、観客の皆さまは暫しお待ちください!
    なお、両チームの記念グッズは1階の販売ブースにて絶賛販売中……」

鈴仙「記念グッズって。誰の許可を得て作ってんのよ」

慧音「全くだ。青少年の教育によからぬ物を売りつけて無ければいいが」

アリス「(私達のチームの皆の似顔絵ストラップ、ちょっとだけ欲しいな……)」

鈴仙達もブラジルやそれぞれの国での生活を通じ、幻想郷以外の世界の暮らしに慣れたつもりだったが、
やはりこの世界のスピードには着いて行く事が難しい。そう思いながら一同はミーティングに入って、
……昨日の夜、鈴仙達が考えたフォーメーションで当たる事について改めて了承を得る。

そして――。

テイラー「やれやれ。本当に女の子ばかりのチームなんだな。一人だけ男が混じってるけど」

ロリマー「女だからって油断出来るか! 良いか、あいつらは何時だって俺をバカにして……!?」

リチャード「誰が相手だろうと関係ねぇ! 俺のプレーで全員皆殺しにしてやる!」

ロブソン「……………」

595 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:57:08 ID:+bk24tF2
僅かなミーティングと動きの確認を終えた鈴仙は、キックオフを前にして、イングランドの主力選手と初めて対峙した。
特徴のない中肉中背の青年――テイラーは軽薄そうな笑みを湛えつつも、その裏で冷静に鈴仙達を見定めている様子であり、
全体的にがっしりとした体格の選手が多い中で華奢な体躯が目立つロリマーは、神経質そうに鈴仙を睨んでいる。
逆にイングランドの選手の中でも一番柄の悪いリチャードは早速物騒な事を捲くし立てていたが、
幻想郷やらサントスやらで耐性がついた鈴仙にとってはあんまり怖くない。むしろ常識人にすら見える。……ことは流石に無いが。

ロブソン「今日は、宜しく頼む。悔いの無い試合にしよう」

鈴仙「(で、デカい……! 18頭身くらいあるんじゃないかしら……? これ、本当に人間なの……?)」

その中でも、寡黙な雰囲気を隠さない青年――キャプテンのロブソンは、鈴仙を見下ろして語り掛けた。
その風貌はまさしく”巨人”の他言いようがなく、鈴仙三人半くらいの縦幅と、鈴仙二人分近くの横幅がある。
間違いなくビックリ人間の類であるが、考えてみればブラジルに居た頃から大柄の選手は大体人間離れしていた。
アマラウとかディウセウとかブローリンとか伝説の超スウェーデン人とか。

鈴仙「(と、兎に角、何か、コミュニケーションを……)」

しどろもどろになりながら、鈴仙は何か気の利いた事を言おうと考えて――。

A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。
B:「凄い大きさね。生活に苦労したりしないの?」素朴な疑問をぶつけてみる。
C:「……私の外見については、何か言ったりしないの?」目が見えない鈴仙への感想を求める。
D:「別に、あんたを倒してしまっても構わんのだろう?」強気に死亡フラグを立てる。
E:「ところであのリチャードって人、皆殺しとか言ってたけど。非紳士的行為で反則じゃないの?」ここだ!ここで反則取りだ!
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

596 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:00 ID:d2Mp7OLc
A

597 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:52 ID:Q9K8T7rQ
A

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:13:58 ID:wxP4fN4Y
A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。

鈴仙「きょ、今日はよろしくね……」

若干どもりながらも、鈴仙がごく常識的な態度と共に右手を差し出すと。

ロブソン「……ああ」

スッ……グワシイッ…!

鈴仙の顔を三回りくらい大きくしたサイズの手のひらに、鈴仙の右手はすっぽりと包み込まれた。
本当に色々と規格外の大きさである。救いなのは、このロブソンという青年は寡黙で紳士的な性格をしていた所だろうか。

鈴仙「(もしもこれで、後ろで中指立ててるリチャード君みたいなヤツだったら、今頃私の右手はミンチになってたよ……)」

礼儀正しくおよそ理想的な選手であるにも関わらず止まらない冷や汗に、鈴仙は辟易とするのだった。
そして――。

審判「さあ、コイントスだ」

試合開始の時が刻一刻と近づいていく。審判は鈴仙とロブソンをセンターサークルに呼び、コイントスを促す。

ロブソン「……レディーファーストだ。まず君が、表か裏かを選ぶと良い」

鈴仙「レディーファーストついでに、陣地かボールかも選ばせてくれれば良いのに……なんてね。私は表で」

ロブソンの威圧感に気圧されぬよう、精一杯の気丈さを演じて鈴仙はコイントスに応じ、
果たしてコインは投げられた。その結果は――。

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:18:46 ID:wxP4fN4Y
先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、ロベルト(全裸)の カウンターシュート がにとりに命中!
ダイヤ・ハート→リトルウイングズボール
スペード・クラブ→イングランドボール

600 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:19:27 ID:???
★コイントス→ スペード6

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:25:33 ID:???
イングランドのキックオフで試合開始!
……と、なったところで今日はここまでにします。


602 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:50:59 ID:???
乙でした
似顔絵ストラップ……一人だけ野郎の反町のが大量の在庫を抱えることになりそうだ

603 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 02:03:15 ID:???

もしJOKERだったら誰のシュートを打ち返してたんだろうかw

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:53:00 ID:???
>>602
乙ありがとうございます。
反町「(俺のだけ、似顔絵ストラップが売られてない……コーチのですら売られてるのに……)」
>>603
乙ありがとうございます。
やっぱりバルバス(パンツ)ですかね……>>521で伏線も張られてますし。

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:55:07 ID:wxP4fN4Y
★コイントス→ スペード6 ★
スペード・クラブ→イングランドボール

ロブソン「……裏か。ならば、俺達が先攻を取らせて貰おう」

鈴仙「分かったわ」

ロブソンは静かにそう呟くと、背を向けて自分のポジション――スイーパーの位置へと戻る。
その背中は、試合を前にして彼の闘志が膨れ上がるのに呼応して、更に大きく膨らんでいるように思えた。
そして――。

実況「さあ! コイントスも終わり、イングランドが先攻を獲得したようです。
    試合開始までのカウントダウンが始まります!
    今! 両チームの選手がポジションに付きまして……」

審判「―――!!」

ピィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

実況「イングランドのキックオフで、試合開始です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:56:33 ID:wxP4fN4Y
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「お久しぶりです、皆大好きヒント神・ヨッチャンですよ!
       今回の試合は第四章最初の試合にして、新チーム・リトルウイングズの初陣となります記念すべき練習試合。
       イングランドユース戦です! 流石に代表チームだけあって総合力は中々の物ですが、
       目立つ選手は少ないですし、何よりこちらもサンパウロ戦の時から力を付けています。
       是非とも勝利して、新チームの順風満帆な船出を飾りたいものですね!」

−−@−− @トーマス
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3
リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:59:13 ID:wxP4fN4Y
ヨッチャン「イングランドはフットボール発祥の地であり、まさしく由緒正しき古豪と言うべきチームですが、
       原作でも本スレでも、イタリアやアルゼンチンと比べると一歩も二歩も劣っているという印象のため、
       ゲーム的な実力としては、フランスやメキシコと同等の、中堅レベルとして能力を設定しています。

       ですが、キャプテンでCBのロブソン君の強さは別です!
       元々本スレでも世代トップクラスの守備力を誇っていましたが、当スレではそれを更に強化。
       補正+10のブロック技やら、1度だけガッツを全回復するスキルやらを持たせ、
       ピエール君やディアス君と比肩する実力者として君臨しています。

       また、テクモ版3でも謎の頼もしさと強さを見せるテイラー君は、周囲のインフレに合わせて、
       細々と技を追加させ、何でも出来るオールラウンドウインガーに仕上がっていますし、
       バウンドショットなる印象的なシュートを見せるロリマー君も、シュート一芸でなく、色々と技を習得させています。
       更に、GB版からゲスト参戦させたリチャード君も、荒っぽいプレーで魅せてくれる事を期待しているところです。
       ……ぶっちゃけ、ポブルセン君とかの下位互換っぽい感じかもですが。

       さて。【この試合は勝っても負けても話が進みます】。
       当然勝った方がレイセンにとって良い展開とはなるでしょうが、
       敗北したからと言って、レイセンや仲間達のがんばりが否定された訳ではありません。
       なので是非とも、試合が終わる最後の一秒まで気を抜かず。
       諦めずに参加をして下さればうれしいです!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:00:46 ID:wxP4fN4Y
テイラー「(まずは小手調べだな)――おいウィルソン、俺に回してくれ!」

ウィルソン「何時ものパターンだな。了解だ!」

バシュッ……パシッ。――シュタタタタッ!

実況「キックオフでボールを得たイングランドのトップ下・ウィルソン選手はそのまま前方右サイドにパス!
    イングランドの誇る3トップが1、万能ウイングのテイラー選手にボールを渡し……。
    テイラー選手はボールを受け取るや否や、右サイドを抉り出します!
    イングランド、まずは王道の攻撃パターンで相手の出方を伺う!」

反町「(そうはさせるか!)」

タッ……ズザアアアアアアアッ!

テイラー「唯一の男選手か。普通女所帯に男一人ってのは羨ましがられるモンだが、
      あんたは――なんか、別にどうでもいいや、って感じになるなァ……」

反町「(く、くそっ!? 舐めやがって……!)」

ダッ、ズザアアアアアアアアッ!

実況「テイラー選手の猛攻を阻むのは、この試合FWとしてスタメン出場の反町選手!
    無言ながらも気迫あるタックルで、ボールを奪いにかかります!」

609 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:02:37 ID:wxP4fN4Y

先着2名様で、

★テイラー→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→テイラー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ロリマーがフォロー)(ウッズがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
テイラーのマークがダイヤ・ハートの時「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

610 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:03:29 ID:???
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=★

611 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:08:10 ID:???
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )=★

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:28:35 ID:wxP4fN4Y
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=62★
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )+(ネオポイゾナスタックル+3)=66★
≦−2→リトルウイングズボールに。

反町「……食らえ! これが俺の『ネオポイゾナスタックル』だぁっ!」

グワァッ、ズザアアアアアアアアアッ……バシイッ!

テイラー「ぐっ……!? ゆ、油断したか……!」

実況「テイラー選手の速攻に対し、反町選手がいきなりファインプレー!!
    猛毒のように切れ味鋭いタックルで、テイラー選手のボールを奪いきった〜〜!!
    試合開始早々、リトルウイングズにボールが渡ってしまいます!」

鈴仙「よっしゃぁ! ナイスよ、反町君!」

反町が守りで活躍した事により、リトルウイングズは大きく攻撃の幅が広がった。
即ち、このまま反町を軸に速攻を掛けるか、中盤のパチュリーやてゐを軸に堅実に人数を掛け攻めるか。
あるいはこのままパスワークとボールキープで時間を潰し、相手が焦れて体勢を崩す瞬間を待つか。

鈴仙「(イングランドの布陣は4−3−3。ロリマー君テイラー君リチャード君が揃う3トップや、
     絶対的DFのロブソン君が居る4バックと比べて、中盤は幾分影が薄い。
     だから、このまま速攻ってのも充分効果的な筈だけど……ロブソン君対策が取り辛い欠点はあるかな。
     とはいえ、後ろのパチュリーさんとかに渡しちゃうと、それはそれで、
     ロリマー君やリチャード君に守備参加する暇を与えてしまう。
     遅攻で敵の隙を見せてくれるのを待つのも良いけど……運が悪ければ、逆に隙を突かれてボールを奪われるかも。
     ――さて。ここはどう攻めるべきかしらね……)」

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:30:27 ID:wxP4fN4Y

試合はまだ前半1分も経たない開始直後の局面に、鈴仙が出した指示は――。

A:ここは速攻だ。このまま反町に右サイドを突破させる!
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)
C:ここは堅実に、後方左サイドのてゐに大きくサイドチェンジして貰う。
D:ここは堅実に、後方中央のパチュリーにゲームメイクして貰う。
E:ここは遅攻だ。中盤でのパスワークに終始し時間を稼ぐ。
F:ここは奇行だ。反町には至高のカズキダンスで中盤を駆けあがって貰う。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:990/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:13 ID:qd3V1IEg
B

615 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:50 ID:R/LWkwHk
B

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:55:21 ID:wxP4fN4Y
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)

鈴仙「(ここは速攻よ……!)――反町君!」

反町「……了解だ、キャプテン!」

バシッ!

実況「反町選手、中央を走る鈴仙選手へとパスを出した!! これは……ワンツー・リターンだ!」

ウッズ「くそっ!」

ウィルソン「さ……させるか……!」

バッ! ババッ!

実況「鈴仙選手と反町選手のワンツーに追いつけるのは、右サイドハーフのウッズ選手と、
    ……トップ下のウィルソン選手の二名のみ!
    ウィルソン選手はやや左サイド側の配置に居たため、辛うじて追いついたという恰好です!」

鈴仙「(ここを通せばよし。通せなくとも……)」

反町「(この攻撃で、左サイドがガラ空きにだ!。俺達のペースで攻め続けられるぞ!)」

実況「ここを通ればいきなり1点目が近づくリトルウイングズの速攻!
    これをイングランドのMFは止められるのでしょうか〜〜〜!?」

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:56:22 ID:wxP4fN4Y
先着2名様で、

★反町→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)=
 鈴仙→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウッズ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(ケリーがフォロー)(ロリマーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
なし。

618 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:56:46 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=★

619 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:57:26 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード6 )( 1 + 6 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( スペードK )( 4 + 6 )=★

620 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:58:13 ID:???
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=★

何この、光と闇のコラボレーションw

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:32:03 ID:wxP4fN4Y
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=58
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=67★*フラグ習得!
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=61
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=57★
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!

反町「(キャプテン!)」

ピピピ……

鈴仙「(む、むむむ? 反町君の言いたいけれど言えない事が脳みそに伝わって来るような……!?)――そこねっ!」

タッ! バシイッ!

実況「鈴仙選手、反町選手の際どいコースに対して難なく追いつきリターンを決める! なんという息のあったコンビプレイでしょう!
    鈴仙選手と言えば薬、薬と言えば毒、毒と言えば反町選手と言った連想ゲーム的発想で鑑みるに、
    意外とこの二人、相性が良いのかもしれません!」

静葉「鈴仙。秋の夜道には気を付ける事ね……」チャキッ

穣子「それだけはダメだよお姉ちゃーん!? で、でもなんか悔しいよぉ……」

慧音「(まあ、実際の所、技巧派で柔軟なプレースタイルのFWという意味で、鈴仙と反町君はタイプが似ているからな。
    相性が良いというのも、同じタイプの選手同士、意思疎通がしやすいという事なんだろう。
    ルナティックス時代の、鈴仙とパスカル君との連携を思い出すな……)」

*鈴仙が反町とのコンビプレイフラグを習得しました。

622 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:33:25 ID:wxP4fN4Y
ロブソン「来たか。……皆、PA内を固めろ。敵は速攻で上がっただけで駒も少ない。絡め手を恐れる必要は無い。
      人数を掛けて守れば、きっと防げる」

ケインズ「お、おう!」

ブライヤー「ロブソンがそう言うなら、怖くないぞ!」

ネイマス「そうだ! 俺達には神の盾がついているんだ!!」

トーマス「(ま、マクガイヤーの奴……。なんで今日に限って風邪でダウンなんだよ……。俺、ブーイングは浴びたくないぞ……!?)」

実況「中盤を難なく潜り抜け、鈴仙選手と反町選手が今、バイタルエリア手前へと到達しました!
    リトルウイングズ、ここで決めれば大きいですが……一方で敵の壁も分厚い!
    ロブソン選手を中心とした4バックが、ガッチリとPA内を固めております!
    撃つなら好きに撃つが良い、という王者の風格すら見せる割り切った守り方ではありますが、
    その実これが一番厄介なイングランドの守り方! 鈴仙選手は、あるいは反町選手は、
    こうされてしまってはロブソン選手から逃れる事はまずできません!」

反町「(まさしく要塞、と言ったところか……!)」

鈴仙「(ロブソン君の威圧感。試合前の時と比べて更に増してるわね。
    ゴール前のこの位置からだと、マジで恐竜とか何かレベルよ……)」
    
視界が無くとも分かるロブソンの圧倒的闘気に、反町だけでなく鈴仙も思わず後ずさってしまう。
しかし自分達は今から、この壁を乗り越えてゴールを築かねばならないのだ。

鈴仙「(てゐもパチュリーさんも追いつけてないから、私か反町君か、どちらかが決めないといけない。
     幸いに全員がPA内に引き籠ってくれてるから、パスやダイレクトシュートはやり放題っぽいけれど、
     それはつまり、それだけロブソン君が、自分のブロックに自信を持っているからだろうし……。
     ドリブルゴールを目指すとしても、4人がかりの烈しいタックルを乗り越えなくちゃいけない。ここは……)」

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:34:37 ID:wxP4fN4Y
希望はあるが厳しい状況下で、鈴仙が下した決断は――。

A:「来い! 私に持って来い!」『マインドエクスプロージョン』で決める!(威力:65、1/4で敵GK転倒)250消費
B:「来い! 私に持って来い!」『マインドスパークルマイン』で決める!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費
C:「来い! 私に持って来い!」ドリブル突破からの一対一で決める!(鈴仙のドリブル:56)40消費
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)
E:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ポイゾナスオーバー』を打って貰う!(威力:66)
F:「反町君、一気に決めちゃいなさい!(と、言いつつ…)」反町にサイド際でボールキープさせる。
G:その他 普通のシュートを撃ちたい場合、鈴仙がポストプレイで反町に落としたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

624 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:37:52 ID:qd3V1IEg
B

625 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:41:25 ID:q0CMvhks


626 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:47:25 ID:f7MefGfs
F

627 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:50:49 ID:/hpQJFW6
D

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:02:43 ID:RBeB2Ny2
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)

鈴仙「……反町君、この勢いで一気に決めちゃって!」

反町「――ああ、分かった!」

グワァァァァァァッ……!!

実況「来た〜〜! 試合開始1分を待たず、リトルウイングズがこの試合1本目のシュートだ!
    シュートを放つのは、右サイドに捌けた反町選手! 充分に距離を取って、大きく右脚を上げます!
    そして…………!」

反町「(これが俺の魔法。『ソリマチドライブ』だ……!)」

バッ……シィィィィンッ! ゴオオオオオオオオオオオッ……!

ロブソン「……!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

実況「それに対して、ロブソン選手も不動のまま、気合を解放!
    地面を揺るがす恐ろしい気が、ここウェンブリースタジアム中を満たします!
    ロブソン選手の闘気と反町選手の魔法のぶつかり合い! 果たして勝つのはどっちだ〜〜!」

629 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:04:28 ID:RBeB2Ny2
先着4名様で、

★反町→ソリマチドライブ 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(ケリーがフォロー)(トーマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の『ソリマチドライブ』がイングランドのゴールを屈服させる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ケリーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
反町の『ソリマチドライブ』はポスト・枠外を無効化します。
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

630 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:05:17 ID:???
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=★

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:05:42 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>620
えらく極端な目が出ましたねwしかし反町君は得意な筈のパスの判定が何時も悪い気がします…


632 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:22 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

633 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:46 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★

634 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:07:18 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ハートA )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

635 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:48:27 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ダイヤ8 )( 5 + 6 )=★

636 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 23:44:12 ID:???
すみません、今日はアルコールが入ってしまったため、更新をお休みします。

637 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:20:42 ID:F6t/K9QQ
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=72★
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=59
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=65★
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)+(ティターンブロック+10)=78
≦−2→イングランドボールに。

ギュウウウウウウウウウウウウン……グググッ!

ブライヤー「な、なんて際どいコースを突きやがる!」

ネイマス「こ、こんなの取れないよぉ!?」

反町が放った自慢のドライブシュート『ソリマチドライブ』は、その精度とシュートコースの緻密さが特徴だ。
東邦学園時代からコツコツと磨き上げた職人技のシュートコントロール力を開花させたこの隠れた大技は、
その地味な外形に反して敵にとっては最高に嫌らしい、まさしく毒の魔法が籠った奇跡のシュートと言えた。

反町「(シュートは決して、相手を吹っ飛ばすのが有利と決まった訳じゃない!
    ロブソンみたいな巨漢が相手には、俺はその隙間を潜り抜けるテクニカルシュートが有効な筈だ!)」

反町自身も、自らの放ったシュートを、ロブソンが捉えられる訳がないと確信していた。
ロブソンは大柄故に、小回りの利いた動きが出来ないと推測し、
敢えて彼の身体のすぐ隣を抜けるコースを選択。その通りにシュートをなぞらせる。
しかし――ロブソンの豪胆なる闘気は、反町の智恵と職人芸の織りなす魔法を凌駕していた。

ロブソン「(……こいつ、やるな)」

ロブソンもまた、一流の選手として反町が放ったシュートが単なる二流半の技でない事に気付いていた。
生半可な気合では、自分はこのシュートに触れる事が出来ないと。ならばこそ――彼は全力で立ち向かう。

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:22:18 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「皆! 耳をふさいでいろ!」

ケインズ「!? お、おう!」

トーマス「一体何が始まるんだ……!?」

ロブソンは仲間達にそんな風変りな指示を出すと、大きな地響きともに、仁王立ちでPAに立ちふさがり、

ドンッ! ドドドンッ!

                ロブソン「■■■■■――――!!!」

ゴゴゴ……バリバリバリバリッ!

言語とも言えぬ、聞きがたくおぞましい叫び声を上げる。
声による空気の振動は破壊の衝撃と化し、地面はめくれ上がり、彼を中心に小さなクレーターを作る。
その光景はまさしく巨人――いや、神話にて語り継がれる巨神の末裔を彷彿とさせるもの。
これに対し、ボールはゴールへと推進しながらも、その圧を受けて大きく変形していき。

ゴゴゴゴゴゴ……ボンッ!

巨神の唸り声が聞こえてから数秒、小さな破裂音が鳴った。
ロブソンの脇を通り過ぎようとしたボールが、いよいよその衝撃波に負け、粉々に砕け散ってしまっていた。
これには審判も慌てて笛を鳴らし、試合はイングランドのゴールキックで進むのだが……。

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:23:25 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「……何とか、防げたか。間一髪だった」

反町「ば、バケモノ……バケモノだ……!!」

鈴仙「嘘でしょ……? グーパンチでボール破裂位なら驚かないでいたけど、
    叫び声だけでボール破裂ですって……!? こんなん、鬼の四天王レベルじゃないのよぉ……!?」

胸を撫で下ろしてごく平凡にブロックを喜ぶロブソンとは裏腹に、
その所業を間近で見ていた反町と鈴仙は、思わず地面にへたりこんでしまう。

鈴仙「(やっぱり、外の世界のサッカーはおかしいよ……早苗くらい常識に囚われてないよぉ……)」

そんな鈴仙の心の叫び声も無視されて、試合は進み――。

実況「さあ〜! リトルウイングズの攻撃は失敗してイングランドに攻撃の手が移りました。
    GKのトーマス選手のゴールキックから試合再開です。思いっきり前方にフィードされたボールは……」

ロリマー「よし、カウンターだ……!」

ポーンッ、パシッ!

実況「ボールはCFWのロリマー選手がフォローしました! 鈴仙選手と反町選手が前方に上がった今、
    これをタックルに向かえるのは……中盤のMFのパチュリー選手とアリス選手の魔女コンビです!」

パチュリー「……連携して止めるのよ。良いわね?」

アリス「(魔女コンビかぁ……えへへ、良い響きだなぁ……って、そんな事考えてる場合じゃないわ!)」

ロリマー「言っとくが、……俺が突破しても恨むんじゃないぞ!」

ダッ! バババッ!

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:24:38 ID:F6t/K9QQ
先着2名様で、

★ロリマー→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ロリマー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがフォロー)(テイラーがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
ロリマーのマークがダイヤ・ハートで、「バウンスフェイント(+3)」が発動します。
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「アグニシャイン(+2)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。

641 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:25:33 ID:???
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )=★

642 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:28:34 ID:???
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:50:29 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )+(バウンスフェイント+3)=68★
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=66
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)+(トリップワイヤー+2)=65★
≧2→ロリマー、ドリブル突破!

ロリマー「それっ!」

フワッ……バーンッ!

パチュリー「(一度浮かしたボールを、地面に叩き付けた? ミスキック……いや、違う!)」

パチュリーが気付いた頃には遅かった。そして彼女は侮っていた。
ロリマーは確かに世界トップクラスのFWと呼ぶには一歩劣るが、決して単なる凡才ではない。

ポーンッ、キュンッ。クイッ!

アリス「バウンドして零れた筈のボールが……戻って来たですって!?」

ロリマー「俺にはこれ一芸しかないんだよ。許せ」

卑屈にそう言い捨てながら、ロリマーは完全に出遅れたパチュリーとアリスの間を悠々と潜り抜ける。
世界では二流を自称する彼が唯一誇るちっぽけな才能。
それがこの、”バウンドするボールの軌道を読み切る”才能だった。

644 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:51:51 ID:F6t/K9QQ
ロリマー「……さて。折角だし、決めてみますかね」

グワァァァッ……!

そして――ロリマーはバイタルエリアに突入し、慧音のプレスが入るよりも早く、
その右脚を――小さく、振り上げて。

ロリマー「『バウンドショット』」

バシッ…。 ――ポーンッ! ポンッ、ポンッ、ポーーンッ、ポーンッ……。

慧音「な、なんだ。この不気味なシュートは……!?」

穣子「い、生き物みたい……諏訪子様の『ミシャグジさま』みたいに……ウネウネ、動いてる!」

実況「で、出た〜〜! ロリマー選手の十八番、変幻自在の『バウンドショット』です!
    まるで生き物のように不定形に、しかし着実にゴールを狙う魔弾が、リトルウイングズゴールを狙います!
    ロブソン選手の守備成功から一転、リトルウイングズは失点の危機だ〜〜〜!!」

静葉「(私の位置はSB。今から走れば、私が穣子を飛ばす土台になって、
    『オータムスカイラブブロック』に行けるけど……ここは、どうすべきかしら)」

にとり「へへーんだ。この位、私が本気を出せばチョロい(……けど、全力出すと後で死ぬしなぁ。
    慧音と穣子がブロックに来てくれそうだし、お燐や静葉もフォロワーで居るし。私は手抜きで良いかなぁ……?)」

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:56:24 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?

A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
B:穣子は一人でブロックに向かう!(穣子のブロック:57)

穣子のガッツ:880/880
静葉のガッツ:830/830

ロリマーの『バウンドショット』の威力:63

☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:57
ロリマーの『バウンドショット』の威力:63
にとりのガッツ:750/750

※二つの選択肢を同時に選んでください(例:AA、AB…など)
 (一つ目の記号=オータムスカイラブブロックを使うか否か、二つ目の記号=にとりのセーブ行動 とします)
※今回の選択肢は【部分一致制】で進みます。

646 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:58:04 ID:lrLlsaJo
AC

647 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:28:29 ID:OFh5gEns
BA

648 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:35:25 ID:c7Ql5ruI
AA
コンビプレイ覚醒狙いたいし失点もしたくないから

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:44:25 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?
A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
☆どのセービングをしてもらいますか?
A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費

静葉「(……ここはポジションの利を取りに行く!)――穣子、連携よ!」

穣子「うん。分かったよお姉ちゃん!」

ガシイッ、ボーーーーーーーーーーンッ!

実況「おっとお!? ブロックに向かう穣子選手の前に静葉選手がサイドから走り寄り……、
    ――自慢の『オータムスカイラブブロック』で飛んだ〜〜〜!」

にとり「(……いや! ダメだ! サボっちゃ駄目だ! 穣子達が全力で行ってて、
     私一人がサボってたら、間違いなく戦犯扱いされて殺される!
     戦わなくっちゃ……殺される前に……!)で、でりゃぁぁぁ!! 全力だぁぁぁっ!」

ウィ〜ン。ゴオオオオオオオオッ……!

実況「そしてにとり選手も最高級の『真・のびーるアーム』を発動!
    イングランドの攻撃を封殺する体制は万全だが、果たして〜〜〜〜!?」

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:45:33 ID:F6t/K9QQ
先着3名様で、

★ロリマー→バウンドショット 63 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→真・のびーるアーム 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(テイラーがねじ込み)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ロリマーの『バウンドショット』がリトルウイングズのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(イングランドのコーナーキック)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「アマテラスミラー(+8、250消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがスペードで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。

651 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:35 ID:???
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=★

652 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:59 ID:???
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 ( スペードA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

653 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:47:41 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 67 ( クラブJ )( 6 + 2 )=★

654 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:48:22 ID:???
おのれ妖怪1足りないめ……

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:07:50 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=72★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=74

穣子「地球の歴史で秋は何回来たと思ってんの? ……35億! あと5000万回」(たぶん)

ゴオォォォォォォッ……バチッ!

ロリマー「ちっ……」

実況「穣子選手と静葉選手、貫録の連携プレー! 普段は上空に穣子選手を飛ばす『オータムスカイラブブロック』ですが、
    今回は地面を跳ねる『バウンドショット』に対し、地面スレスレをグライダーのように滑空する飛ばし方で、
    ボールを薙ぎ払ってカット! 臨機応変なテクニックに観客席は感嘆の嵐です!」

鈴仙「(そ、そうよ……トンデモサッカーは外の世界の専売特許じゃない!
     私達だって、こんなにも凄いプレーができる仲間がいるじゃないのよ……!!
     そして何より反撃のチャンス! ――よし、元気が戻って来たわ!)」

鈴仙もまた、遠くで穣子達の連携が決まったのを確認すると、先程のロブソンのプレーで削がれた士気を回復させ、
次の攻めをどう組み立てるか考えを馳せた。

鈴仙「(無難に考えると、穣子にはこのままクリアして貰った方が良い。さっきのロリマー君みたく、
     一気に中盤を抜いてシュートまで漕ぎつかせられるかもしれないし。
     ただ、ロブソン君を抜くという観点から言うと、駒は多い方が良いに決まってる。
     その観点で言えば、今こそサイドバックを軸とした攻撃が有効になりそうだけど……。
     左のお燐と右の静葉さん。今のイングランドの布陣上、どっちが良いのかしら)」

穣子の傍にはさっそく、ボールを奪い返そうとリチャードやテイラーが迫って来ている。
サイドバックの二人には一旦GKのにとりを経由すれば安全にボールを配給できそうだが、
パチュリーやアリスへボールを渡すには、この二人を掻い潜らなくてはいけないだろう。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:09:51 ID:F6t/K9QQ

鈴仙「(一番理想的な攻めは、パチュリーさんに渡して、レジスタの視点の下、『パチュリー戦法』を発動して貰って、
     チーム全員で速攻を掛ける事なんだけどね。……さて、ここは――)」

A:「穣子、そのまま思いっきり前にクリアしちゃって!」クリアして流れを断ち切る。(更に判定)
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。
C:「静葉さんよ! 静葉さんのパスで中盤底から攻撃を組み立てましょう!」静葉のパスで攻める。
D:「パチュリーさんよ! 『パチュリー戦法』が炸裂すれば、攻撃が一気に加速するわ!」パチュリーの戦術で攻める。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

657 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:08 ID:lrLlsaJo
A

658 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:47 ID:c7Ql5ruI
B

659 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:24:40 ID:akZSEMDU
B

660 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:25:20 ID:JWG2Gv1s
B

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:37:57 ID:F6t/K9QQ
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。

鈴仙「(イングランドの陣形は……右サイド側にWGのテイラー君を置いた4−3−3。
     左のFWのリチャード君は今、中央の穣子に迫っている。つまり――)……穣子、一旦後ろに戻して!
    ――今こそ、アイツが。お燐が活躍すべき場面よ!」

穣子「ぇ……? あ、……うん!」

バシッ……!

実況「おっと穣子選手、ここで一旦ボールをGKに預けました。
    にとり選手は左コーナー付近のDF……お燐選手にボールをパス。遅攻でしょうか……?」

お燐「遅攻ぉ? あたいみたいな地獄っ子が、そんなノンビリとした事、する訳ないじゃん!」

ダッ……。 スタッ! スタタタタタッ……! シュンシュンッ!

実況「お、おお……!? こ、これは……!? お燐選手、超トリッキーな動きの、オーバーラップです!
    左サイド上で機械体操の如く前転後転バック宙を決めながら、鮮やかかつ大胆にボールを前方へ運びます!」

リチャード「ち、畜生……!」

ウィルソン「くそっ、させるか……!」

ケリー「俺も居るぞ!」

ダッ!

実況「キャット空中三回転なお燐選手を追いかけるのは、イングランドのMF2名!
    ウィルソン選手とケリー選手です! ですが果たして、この二人だけでこのトリックスターを捌けるのでしょうか!?」

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:39:14 ID:F6t/K9QQ

お燐「――さァさとり様、ベンチで見てて下さいよ。これが、あたいの真骨頂さ!」

さとり(ベンチ)「(なんか、とてつもなくイヤな予感しかしないんですが……)」

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(リトルウイングズのスローイン)(イングランドのスローイン)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。

663 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:42:27 ID:???
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)=★

664 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:12 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

665 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:18 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブ5 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( スペード9 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 00:25:31 ID:???
お燐がきちんと仕事を果たしたところで、今日はここまでにします(汗)
明日職場の飲み会があるので、更新できないかもです…
>>654
オータムスカイラブはもう一段階成長の余地があるのですが、惜しかったですね…

667 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 20:15:42 ID:???
なにぃ!お燐が中央以外で活躍だとぉ

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:53:19 ID:???
あまり飲まずに帰ってこれたので、少しだけ更新します。
>>667
正直ダイスって零れ球になると思ってました(びっくり)
いや実際、サイド際のお燐は反則級な能力値なので当然の結果なんですが…

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:54:28 ID:GrehIQpo
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)+(キャットランダムウォーク+5)=69★
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=57
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=57★
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!

お燐「それそれそれーっ!」

ダダダッ! バァァァッ! グルグルグルッ! スタタッ!

ウィルソン「す、凄すぎる……!」

ケリー「まるでディアスみたいなドリブルじゃないか!?」

実況「お燐選手、鮮やかな天才的ドリブルで中盤左サイドを一瞬で突破!
    ライン際での曲芸からの大ハンドスプリングでウィルソン選手ケリー選手を大胆に抜き去ります!」

さとり(ベンチ)「なにィ!? お燐が普通にサイドを突破したですって!?」

霞(ベンチ)「……? 別にお燐さんの実力でしたら、今の勝率は80%を超えていましたし……そう驚く事ではないのでは?」

さとり(ベンチ)「い、いや……そうなんですが。そうなんですがね……(絶対にヘタれると思ってた……)」

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:55:40 ID:GrehIQpo

ベンチでさとりがなんとなく釈然としない様子を見せるも、周囲にとってはそれどころではない。
イングランドのMF陣は手薄であり、DF陣がロブソンを中心にPA内に寄っている以上。
リトルウイングズにとって、このお燐のドリブル突破は絶好の得点チャンスとなるのだから。

鈴仙「い、いけるわ……! これなら……!」

さっきは攻撃に失敗したが、今回は状況が異なる。FWである鈴仙と反町がバイタルエリア前に構えているのは同じだが、
その後ろの布陣が厚い。左サイドバックのお燐から攻撃を組み立てたため、
まず、配置的にその前に居る、左サイドバックのてゐが鈴仙の随分近くまで上がってきている。
イングランドがリトリートを決め込む以上、彼女にドリブルゴールを任せるも、『インビジブルデューパー』を狙うも、思いのままだ。

鈴仙「(それだけじゃない。お燐にセンタリングを上げさせれば、私がスルーして反町君に渡す事だって。
     なんならポストプレイで、もっと別な誰かに渡す事だって出来る!
     いやむしろ、コーナーまで攻め上がって貰った上で、お燐にシュートを撃たせるのだって良いかもしれない。
     ロブソン君を超えるか、零れ球にする機会が得られれば、ゴール確率はぐっと上がるけど、その為には手数が必要だもの)」

ロブソン「………………(さて、どう来るか。お手並み拝見だ、リトルウイングズのキャプテンよ)」


671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:57:25 ID:GrehIQpo

ペナルティエリア内では依然、ロブソンが周囲の仲間達と共にPA内で城塞の如く立ちはだかっている。
無言の圧力に気圧されながらも、鈴仙達が出した攻撃方法は――。

A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
B:前方のてゐに渡して貰い、てゐにドリブル突破からの一対一を仕掛けて貰う!(てゐのドリブル:56)
C:ここは私に持って来い、『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4でGKに転倒ペナ)250消費
D:ここは私に持って来い、ドリブル突破からの一対一を仕掛ける!(鈴仙のドリブル:56)
E:私にセンタリングを、『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66+1/4でGKに転倒ペナ)300消費
F:私にセンタリングを、『玉兎スルー』だ!(威力:65)150消費
G:いっそお燐が決めて来い、サイドからフリーで『スプリーンイーター』だ!(威力:57+(補正合計+4))
H:その他 自由選択枠 反町に渡したい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

672 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 23:58:09 ID:et+Oapks
A

673 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 00:01:13 ID:qnTtKLGQ
A

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:09:37 ID:kwxAZoUw
A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費

鈴仙「(てゐが上がってくれている、この機会を見逃すもんですか……!)――お燐、前に渡して!」

お燐「前? ……ああ〜、了解了解!」

鈴仙は集中力を振り絞り、周囲の気配を察知して――今が最大のチャンスである事を把握していた。
だからこそ彼女は、お燐にそう指示を出すと共に、すぐそこに居ると確信している相棒に、

鈴仙「……居るんでしょう、てゐ。決めるわよ!」

――と、力強く促すと。

てゐ「――ああ、勿論さ。ウチらが最強の二人組である事を世界に見せしめてやろうよ!」

ポーンッ、バシッ。グワァァッ……ギュンギュンギュンギュンッ!

練習の時から何度も何度も聞き飽きた、力強く風を切るうねり声が聞こえる。
ここまで至れば、もはや視力の有無は関係ない。
幾千幾万と繰り返された動きをもう一度、ここに再現すればいいだけだ。
鈴仙は暗闇の中に思いっきりダイブして、身体を捻らせて――。

675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:10:50 ID:kwxAZoUw


                                てゐ「さあ喰らいな、イングランド! これが私達の奥義!」

鈴仙「真実の友情――『インビジブルデューパー』よッ!」

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
                        ギュンッ、バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 


実況「こ、これは。これは……凄い! 噂には出回っていましたが、まさかこれ程とは!
    てゐ選手の複雑なパスに合わせて、鈴仙がボレーシュートでダイレクトに蹴り込んだ!
    その結果、シュートは幻影の軌道さえ描きながら、イングランドのゴール前を超高速で駆け抜ける!
    幻想ブースターシュート、『インビジブルデューパー』が発動だ〜〜〜〜〜!!
    ロブソン選手を始めとするイングランドの最終ラインは、この幻想を止められるのか!?」

ロブソン「…………!!」

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:12:16 ID:kwxAZoUw
先着4名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 68 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがフォロー)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『インビジブルデューパー』がイングランドのゴールに決まる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:13:29 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。

678 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:19:43 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤJ )( 3 + 5 )=★

679 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:24:30 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペード2 )(! dice + 3 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ9 )(! dice + 2 )+(人数補正+2)=★

680 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:26:55 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( ダイヤK )( 3 + 2 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ハートA )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

681 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:29:39 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤQ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブ4 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

682 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:31:58 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 1 + 2 )=★

683 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:36:38 ID:???
乙でした
ロブソン引き強いなぁ

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 18:15:18 ID:???
今日は外出予定が入ってしまったので、更新をお休みします。
>>683
乙ありがとうございます。GM的には強キャラ感が出ていて良かったとも思いつつ、
そろそろヘタれて欲しいところですね…(汗)

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:43:36 ID:???
更新再開します。ロブソンの描写を考えていたら、いつにもましてトンデモサッカーになりましたが、
笑って受け止めて頂ければ幸いです(汗)

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:44:36 ID:hXIQA0tY
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤJ )( 3 + 5 )=76★
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤQ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)+(ティターンブロック+10)=79
≦−2→イングランドボールに。

 ――バ バ バ バ バ  バ ッ !

空を薙ぎ払い切り裂く轟音と共にボールはゴールを目指す。
反町が先程放った『ソリマチドライブ』はあくまで完全なるテクニカルシュートだったが、
鈴仙達の『インビジブルデューパー』はその軌道の不可思議さに加えて、圧倒的な速度とパワーを持つ。
相手を吹き飛ばす事には特化していないため、ロブソンの腹を貫く事は不可能にしても、
少なくとも先程のように、叫び声だけで防げるような代物ではない。

ロブソン「(……良いシュートだ。技術、速度、そしてパワー……。必殺シュートに必要な要素のすべてが、
       非常に高い水準で込められている。そして何より、これを放った者も、相当に高い基礎技術を持っている。
       ――これは、全力の全力でも無ければ、止められまい)」

――そしてロブソンは、当然にこのシュートを正確に評価していた。
故に、彼は全力を駆使して、このシュートを防ぐ為の唯一の手段を取る。

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:46:33 ID:hXIQA0tY
ロブソン「むううううんっ!」

ズシンッ! ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

実況「お〜っと! ロブソン選手、地面を強く打ち据えながら、闘気のオーラを解放していく〜〜!
    周囲の空気がビリビリと震え、スタジアム全体が揺れている事が実況席からでも分かります。
    これは一体、何が――」

実況が話し終える前に――。それは起きた。

ロブソン「――αδαμα?」

ギンッ! ブウウウウウウウウウウウウンッ!!

ロブソンは小さく呟いた刹那、巨木の如き右脚で大きく薙いだ。
周囲からは暴風が吹き荒れて、ネイマスやケインズ等仲間のDFごとゴール前から吹き飛ばされていく。
しかし恐るべきはそれだけではなく。

バァァァッ……キンッ!

鈴仙「――ぇ」

その丸太は――鈴仙のシュートを、完璧に捉えていたのだ。
長さ80センチはあろう、特注サイズのスパイクの足の甲に――サッカーボールが小さくスッポリと収まっていた。

688 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:47:46 ID:hXIQA0tY
霞「こ、これは……この気は。あの技は……!? でも、そんな。あり得ない……!」 

つかさ「同じCBとして、あの人の力が絶大なのは分かりますが……霞ちゃんは、もっと詳しい事が分かるの?」

霞「信じたくはないけど、ね……。――つかさちゃんは、”ティーターン十二神”って、聞いた事ある?」

つかさ「ごめん。私、あまり物語とかには詳しくなくて……」

さとり「私は分かりますよ。外の世界のギリシャ神話やローマ神話に出て来る神々の話ですね」

眼前で展開される神々しき光景に言葉を失う鈴仙達に代わり、ベンチで試合を観戦している
霞につかさ、さとり達はこの現象を分析しようとしていた。

さとり「ティーターンとはそも、天空の神ウーラノスと大地の神ガイアの間に生まれた十二の子を指します。
    天空と大地との間に生まれた故に、それぞれの子が、非常に巨大な躰を持っており、
    ゼウスやハデスを始めとする、オリュンポス十二神の生みの親でもあると言われています」

佳歩「あ! ゼウスとかハデスとかなら私も知ってます! でも、その話とロブソンさんが、どう関係するんでしょうか……?」

さとりの解説に至極常識的な佳歩の質問が入る中、霞はある確信を持って、こう仮説を述べた。

霞「さっき、ロブソンさんが呟いていた『αδαμα?』って言葉。これはギリシャ語でアダマスと呼んで、
  ”征服されない”って意味にもなるんだけど……これはギリシャ神話でいう、魔法の金属を指す言葉でもあるの」

さとり「昔、こいしがどこかから外の世界のゲームソフトを持って来て、私に見せてくれましたけど、
    その時に『アダマンタイト』という金属が出てきましたね。これは多分、アダマスが語源となっているのでしょう。
    ……そして、ティーターン十二神にアダマスと言えば、ある神の名前が浮かび上がってきます」

さとりの補足に、霞の言葉を待たずして。……無言を貫くコーチが口を開いた。

コーチ「――Κρ?νο?(クロノス)、か。……成程。そうだとすれば、あの巨躯も、
     アダマスの加護を持つ事も、そして噂に聞く、一度だけの復活能力も、全て説明がつくの」

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:49:47 ID:hXIQA0tY
慧音「何という事だ。ならばあの少年はクロノス神の生まれ変わりだとでも言うのか……!?」

パチュリー「そんな事は言っていない。ただ、彼にはそれに比肩するだけの力があると。そう言いたいだけよ」

鈴仙のシュートを防ぎきり、今まさにボールを前方にフィードしてみせたロブソンを尻目に、
チームの知識人層である慧音とパチュリーはそう囁きあう。

パチュリー「クロノスはアダマスで出来た鎌を使い、父であるウーラノスを去勢した。
       それと同じように、ロブソンもアダマスの力を使いこなす才能がある。
       彼はその力を利用して、鈴仙や反町のシュートを阻んで見せたのよ」
       
慧音「スウェーデンのブローリンが腹筋を。ブラジルのディウセウが気功を。
    そしてつかさや全日本の石崎が顔面を使うのと同じく、彼はアダマスの力で、シュートを防ぐとすれば、
    確かに辻褄が合う。そして、もしそうならば、ロブソンの復活能力にも説得力が出る……」

アリス「クロノスは息子のゼウスとの戦争に負け、地獄の果てであるタルタロスへと追放された。
     しかし後に、クロノスは楽園――エリュシオンの管理者となる事を許された。
     成程、噂に聞くロブソン君の復活能力は、その逸話が元であると言える訳ね」

パチュリー「まあ。あくまでも仮説だけどね。……ともかく。
       ロブソンは『インビジブルデューパー』を真正面から防げる程の実力者。
       次以降は、攻め方をもっと考えないといけないという事よ」

反町「(最後のパチュリーさんのまとめだけあれば、これまでのやりとりと描写の一切が不要な気がする……)」

反町が空気を読んで敢えて言いたい事を言わないでいる中で、
イングランドはボールをフィードし、次なる反撃に備えて牙を研いでいる。
次にボールを拾った選手は――。

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:52:34 ID:hXIQA0tY
先着1名様で、

★ゴッド・オブ・サッカー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ロブソンがフィードしたゴールは、そのままにとりの守るゴールへ!?
ダイヤ→ナズーリンがフォローするも、テイラーが迫る!
ハート→テイラーがフォロー。
スペード→ロリマーがフォロー。
クラブ→リチャードがフォロー。

691 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 22:54:15 ID:???
★ゴッド・オブ・サッカー→ スペード4

692 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:04:53 ID:???
クロノス相手ならムテキゲーマー呼んでこなくちゃ……(元ネタ違い)

693 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:09:02 ID:???
そうか!ゼウス、つまり雷属性のシュートを当てれば倒せるってことか・・・!

694 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:12:14 ID:hXIQA0tY
★ゴッド・オブ・サッカー→ スペード4 ★
スペード→ロリマーがフォロー。

ポーンッ、パシッ。

ロリマー「ちぇっ、また俺か……」

リチャード「ぼやいてるんだったら俺にもボールを寄越せ! 殺すぞ!」

ロリマー「……分かったよ、リチャード。何べんもシュートするのは疲れるし、次は頼んだ」

グワァァァァァッ……!

ロリマー「『バウンドパス』」

バシッ。――ポーンッ、ポーンッ……!

実況「ロブソン選手のフィードを中盤で受け止めたのはロリマー選手。そしてロリマー選手は即座に
    前方左サイド側のリチャード選手へとパスを出しました!」

アリス「(パチュリーは鈴仙達のフォローに行くために前に出過ぎた。ここは、私が止めなくちゃ!)――取るッ!」

フワァッ……!

実況「それに対して飛びつくのは、アリスさん……失礼、アリス選手です!
    さん付けが取れ、クールさを取り戻したらしい彼女は果たして、ボールをクールに奪えるのでしょうか!?」

695 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:13:19 ID:hXIQA0tY

先着2名様で、

★ロリマー→バウンドパス 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリス→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リチャード、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(テイラーがフォロー)(慧音がフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
アリスのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

696 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:14:06 ID:???
★ロリマー→バウンドパス 56 ( クラブK )( 6 + 1 )=★

697 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:15:10 ID:???
★アリス→パスカット 57 ( スペードA )( 3 + 4 )=★

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:31:32 ID:hXIQA0tY
★ロリマー→バウンドパス 56 ( クラブK )( 6 + 1 )=63★
★アリス→パスカット 57 ( スペードA )( 3 + 4 )=64★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そしてナズーリンがフォロー

ポーンッ、ポンッ……クルッ!

アリス「(――くっ。シュートだけじゃなくて、パスも取り辛いなんて……!)」

バァァァッ……バチイッ!

実況「アリス選手、ロリマー選手の『バウンドパス』にも喰らい付き、辛うじてですがボールをカット!
    ボールを右サイドに流し、右サイドハーフのナズーリン選手にフォローさせます! しかし……!」

ナズーリン「……そう簡単には、攻めを諦めてくれないようだね」

テイラー「それがサッカーだからな。――さて、行くぞ!」

バッ、ズザアアアアアアアアアアアッ!

実況「そこには右ウイングのテイラー選手が待ち構える! ナズーリン選手目がけて猛タックルだ〜〜!!」

699 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:33:19 ID:hXIQA0tY
先着2名様で、

★ナズーリン→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★テイラー→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(静葉がフォロー)(慧音とリチャードで競り合い)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「小賢しいドリブル(+3)」が発動します。
ナズーリンはスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりにナズーリンが反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
テイラーのマークがダイヤで「テクニカルタックル(+2)」が発動します。

700 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:34:10 ID:???
★ナズーリン→ドリブル 56 ( ハート9 )( 4 + 6 )=★

701 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:37:53 ID:???
★テイラー→タックル 54 ( スペード5 )( 5 + 1 )=★

702 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:28:09 ID:Na5zAVRM
★ナズーリン→ドリブル 56 ( ハート9 )( 4 + 6 )+(小賢しいドリブル+3)=69★
★テイラー→タックル 54 ( スペード5 )( 5 + 1 )=60★
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。

ナズーリン「それっ!」

バッ! クルンッ……、シュパァァァッ!

テイラー「……そう簡単には奪わせてはくれない、か」

ナズーリン「それがサッカー、だからね」

実況「ナズーリン選手、細々とした動きと大胆なフェイントを入り混ぜた『小賢しいドリブル』で
    テイラー選手を突破! リトルウイングズ、これで当面の危機からは解放されます!」

鈴仙「(ロブソン君は色々と常識外れだけど、他の選手相手だったら、皆も何とか戦えてるみたいね……)」

鈴仙は胸を撫で下ろしつつも、次の攻め手を考えながら前へと走り出す。

鈴仙「(激しい攻防があったけど、試合時間自体はそこまで進んでいないのよね。
     今でやっと、前半5分が経過したってところかしら。
     ロブソン君もある程度は消耗したようだけど、まだまだ余裕たっぷりみたいだし、攻めには未だ困りそうね……)」

イングランドはロリマーとリチャードによる攻撃を潰された格好となるが、
反面、中盤のMFは前線に上がり切っておらず、鈴仙達の攻撃には幅広く対応できる形をとっている。
しかし、鈴仙達リトルウイングズの面々もFWである鈴仙や反町を含め、中盤に概ね固まっているため、
攻撃の手段としては潤沢にあるように見える。

703 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:29:34 ID:Na5zAVRM
鈴仙「(ナズーリンのドリブル力は、今テイラー君を軽々突破したのを見た通り高い。
    パスについても、ドリブル程じゃないにしても技を持っていた筈だし、
    遠い場所にパスして貰う事もできる。さて、ここは……)」

A:ナズーリンにはこのまま右サイドを突破して貰う。
B:一旦中央のパチュリーに渡し、ゲームメイクをして貰う。
C:左サイドのてゐにサイドチェンジ。再度『インビジブルデューパー』を狙う。
D:すぐ傍のアリスにパスし、アリスの高いドリブル力を生かして攻め込む。
E:前方の鈴仙にパスを出して貰う。
F:前方の反町にパスを出して貰う。
G:ここは焦らず、パスワークで敵の出方を伺う。
H:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

704 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 00:31:04 ID:HEpZPYog
B

705 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 00:33:31 ID:/F2GLafU
B

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:39:46 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>692
ギリシャローマ神話のクロノスってもう一人居ますからね…私はこれ描写するまでごっちゃにしてました。
>>693
今回はクロノスなんで雷霆に弱そうですが、機会があれば他のティーターン要素も出したいですね。

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 21:55:20 ID:Na5zAVRM
B:一旦中央のパチュリーに渡し、ゲームメイクをして貰う。

鈴仙「(焦って点を狙っても、さっきみたくロブソン君に阻まれてオシマイになるだけ。
     だったら、レジスタの視点と才能を持つパチュリーさんに、堅実にゲームを組み立てて貰うべきね!)
    ――ナズーリン! パチュリーさんに渡して!」

ナズーリン「――私もそれに賛成だ。それっ!」

バシュッ……!

冷静な観点から、鈴仙はパチュリーへのパスを指示。
鈴仙を信頼しているナズーリンは指示通り、右サイドから中央へとボールを送った。

ウッズ「……………」

これに対し、パスカットに動けるのはナズーリンと同じく右サイドを守るイングランドのMF・ウッズのみ。
彼はナズーリンのこのパスに対して……。

先着1名様で、

★ウッズの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→出たら考えます(汗)
ダイヤ・ハート・スペード→「(今急いても意味がない。ウィルソンと協力できるよう、下がるべきだ)」
クラブ→「(ここで奪い返せばカウンターだ! 俺一人でもカットに行くぞ!)」

708 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 21:58:55 ID:???
★ウッズの判断→ クラブ8

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:05:35 ID:Na5zAVRM
★ウッズの判断→ クラブ8 ★
クラブ→「(ここで奪い返せばカウンターだ! 俺一人でもカットに行くぞ!)」

ウッズ「……ここは、俺一人でもカットに行くぞ!」

実況「あ〜っと! ウッズ選手! 右サイドから離れて中央へのパスをカットに向かう!
    パチュリー選手にボールが渡ればマズいと判断しての行動でしょうが、これが吉と出るか凶と出るか!」

ナズーリン「くっ……!(――だけど、私だってパスサッカーを重んじる命蓮寺ロータスの一員だ。
        焦りの末に出たパスカット位ならば、通して見せる!)」

先着2名様で、

★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウッズ→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスがフォロー)(鈴仙とロブソンで競り合い)(ウィルソンがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

710 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:08:26 ID:???
★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 ( スペード6 )( 3 + 1 )=★

711 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:10:17 ID:???
★ウッズ→パスカット 53 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=★


712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:25:33 ID:Na5zAVRM
★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 ( スペード6 )( 3 + 1 )=59★
★ウッズ→パスカット 53 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=62★
≦−2→イングランドボールに。

ウッズ「フットボールの祖国を舐めるなよーーっ!」

バァァァッ、パシッ!

ナズーリン「く、くそっ……! 焦ってしまったか……!」

実況「ナズーリン選手、ショートパスながらも精密な軌道を描くパスでしたが……!
    ここはウッズ選手のファインプレーに阻まれる!」

ウィルソン「よくやった、ウッズ! 一旦中央の俺に回せ!」

ウッズ「お、おう!」

バシッ……ポムッ。

実況「そしてボールはイングランドのI番、ウィルソン選手の下へとたどり着きますが……!」

パチュリー「そこまでよ……」

ズザアアアアアアアアアアッ……!

実況「これに対しては、中盤に戻っていたパチュリー選手が反撃に打って出ます!
    静かながらもキレのあるタックルで、ウィルソン選手を刈りに向かった〜〜〜!」

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:27:02 ID:Na5zAVRM

先着2名様で、

★ウィルソン→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウィルソン、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがフォロー)(静葉とテイラーで競り合い)(慧音がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「アグニシャイン(+2)」が発動します。

714 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:29:42 ID:???
★ウィルソン→ドリブル 54 ( スペード3 )( 3 + 5 )=★

715 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:31:16 ID:???
★パチュリー→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:47:41 ID:Na5zAVRM
★ウィルソン→ドリブル 54 ( スペード3 )( 3 + 5 )=62★
★パチュリー→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 1 )+(アグニシャイン+2)=64★
≦−2→リトルウイングズボールに。

パチュリー「我が食べしギーは神々及び大祖始への供物なり。……火符・『アグニシャイン』!」

ゴォォォッ……ズバァァァァァァァッ! ――バシイッ!

ウィルソン「ぐっ……! こんのヒョロい身体で、良くこんな激しいタックルが出来るな……!」

パチュリー「……力とは即ち知識。叡智の末に磨かれた知識は、もはや暴力と変わらないわ」

実況「パチュリー選手、技巧的ながらも燃えるような激しいタックルでウィルソン選手からボールを奪います!
    ナズーリン選手のパスミスもありましたが、最終的にはリトルウイングズにボールが戻って来た恰好となりました!」

パチュリー「(さて。これで一旦仕切り直せたけれど。次はどうしようかしらね……)」

先着1名様で、

★賢者の一手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「(見える……見えるわ。全ての展開が……!)」
ダイヤ・ハート→「パチュリー戦法発動よ。中盤全体でラインを押し上げる……!」
スペード→「ここはアリスを攻撃に使いましょう」
クラブ→「ここは私自身が上がって攻撃を組み立てるわ」
クラブA→「ここは一瞬でも閃光のように、超ロングシュートを打つべきね…大魔導士的に考えて」

717 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:48:47 ID:???
★賢者の一手→ ダイヤJ

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:20:12 ID:Na5zAVRM
★賢者の一手→ ダイヤJ ★
ダイヤ・ハート→「パチュリー戦法発動よ。中盤全体でラインを押し上げる……!」

パチュリー「(ロブソンは真正面からぶつかり合っても勝てない。ならば、数の利で押すしかない。
        となれば……)――アリス。パチュリー戦法No.5で行くわよ」

アリス「No.5……『生きる道を考えろ』ね! 分かったわ!」

タッ……!

実況「パチュリー選手、ここは自分でボールをドリブルしながら、自らの傍らに寄って来たアリス選手に指示を出した。
    その内容は至極抽象的で何を言っているのか分かりませんが、これは何かの暗号のようで、
    アリス選手は合点承知の様子で! これは……!」

パチュリー「――ファストブレイク。速攻よ!」

バシッ、……バシィィィィッ!

実況「――これは、中盤のアリス選手を交えた二人による速攻!
    パチュリー選手は走りながら右サイド寄りのアリス選手にパスを出して、リターンを待つ格好!
    リトルウイングズはやはり数で攻め切る様子です!!」

ウッズ「そ、そんなァ……!」

テイラー「(まずいな。ウィルソンがボールを奪われた以上、このままではカットに行けるのが
      ウッズ一人しか居ない。だったら、俺が戻るしかないか……!)」

タッ……!

実況「これに対するイングランドは、右サイドのウッズ選手に加えて……、
    前線から戻って来た万能WG・テイラー選手も協力して対応するようです!」

719 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:21:13 ID:Na5zAVRM
パチュリー「(テイラーが戻って来たのは厄介ね。でも、ここさえ抜ければ……)」

アリス「(……ここさえ抜ければ、もう上がり切っている反町君や鈴仙。
     それと左サイド側で様子をうかがっているてゐも合わせて、総勢5人で得点を狙う事が出来る。
     そうなると必然、ロブソン君の狙いもブレが生じる筈だから……勝ち目は大きくなる!)」

先着2名様で、

★パチュリー→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=
 アリス→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=★
★テイラー→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウッズ→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーとアリス、一気にバイタルエリア付近まで駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がフォロー)(鈴仙とロブソンで競り合い)(ケリーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
テイラーのマークがダイヤで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。

720 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 23:22:55 ID:???
★パチュリー→ワンツー 56 ( クラブK )( 5 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=
 アリス→ワンツー 55 ( クラブ3 )( 3 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=★

721 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 23:25:16 ID:???
★テイラー→パスカット 54 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=
 ウッズ→パスカット 53 ( スペードK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:36:41 ID:???
パチュリーとアリスの魔女コンビが中盤を突破!
…と、言ったところで早いですが、今日はここまでにします(汗)

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 21:52:41 ID:N5oxnfGU
★パチュリー→ワンツー 56 ( クラブK )( 5 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=63
 アリス→ワンツー 55 ( クラブ3 )( 3 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=60★
★テイラー→パスカット 54 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=59
 ウッズ→パスカット 53 ( スペードK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=59★
≧2→パチュリーとアリス、一気にバイタルエリア付近まで駆け上がる!

アリス「――そこねっ!」

バシュッ!

パチュリー「……そのとおり」

パシッ。

実況「アリス選手、鋭い観察眼でパスコースを看破し、追うパチュリー選手もそれを読み切る!
   テイラー選手もウッズ選手もまるで対応できません!
   ”パチュリー戦法”が発動して選手全体のフットワークが軽くなる中、前半5分を過ぎ、リトルウイングズ再び得点チャンス!」

ロブソン「(俺の体力の消耗もそろそろ激しい。ここを守り切って暫くは時間を稼ぎたい所だが……。
       敵もいよいよシューターを増やして来たな。あのI番(パチュリー)も強力な必殺シュートを持つと、
       試合前のミーティングでは情報があった。誰ひとりとして、油断は出来ぬ)」

鈴仙「(……さて。またもチャンスね! 今度の今度こそゴールを決めたい所だけど、
     またもロブソン君が仲間のDFと一緒にPA内をガチガチに固めて来てるわね……。
     普通にシュートするんじゃあ、どうしてもあの壁を乗り越えなくちゃいけなくなるわ)」

鈴仙は眼前の巨大すぎる体躯を見上げて溜息を吐きつつ、打開策を考える。

鈴仙「(てゐは……上がり目の位置につけてくれてるけど、その分左サイドハーフのケリーが下がって来てる。
     間違いなく、『インビジブルデューパー』を警戒してカットに出て来るでしょうね。
     それ以外は……すぐ近くに反町君、そして今上がって来たアリスとパチュリーさんの三人が居て、
     大変心強い事この上ないんだけど。さて……ここはどうやって、イングランドを突き崩すか、ね)」

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 21:53:54 ID:N5oxnfGU
緊張感と同時に威圧感が漂うイングランドのゴール前に萎縮しないよう胸を張って、
果たして鈴仙が下した判断は――。

A:今こそ、『マインドエクスプロージョン』で決める!(威力:65、1/4で敵GK転倒)250消費
B:今こそ、ドリブル突破からの一対一で決める!(鈴仙のドリブル:56)40消費
C:今こそ、決めるフリして『玉兎スルー』。反町かパチュリーかアリスに決めて貰う!(威力:65)150消費
D:パチュリーからてゐにパス。その後『インビジブルデューパー』を狙う!(パチュリーのパス:55)
E:パチュリーの必殺ポストプレイ・『エメラルドメガリス』で鈴仙に落として貰う!(威力:63)
F:アリスのドリブル突破からの一対一で決める!(アリスのドリブル:58)
G:その他 『ソリマチドライブ』や『アーティフルドライブ』を撃って貰いたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

725 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 21:56:17 ID:LmO22SrE
E

726 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:25:33 ID:GYqZjfgo
E

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:39:49 ID:N5oxnfGU
E:パチュリーの必殺ポストプレイ・『エメラルドメガリス』で鈴仙に落として貰う!(威力:63)

鈴仙「(ロブソン君を始め、イングランドの選手は警戒している……私だけじゃない、
     反町君や、パチュリーさんも含めて……ならば逆に、それを利用するッ!)」

思い立った鈴仙はパチュリーにサインを出すと、次に反町に対して目配せ。
僅かな挙動で作戦の全容を理解してくれた二人はコクリと頷くと、

パチュリー「……反町、あんたがセンタリングを出しなさい」

バシュッ……!

実況「パチュリー選手、右サイドに寄っていた反町選手にグラウンダーのパスをするやいなや、
    単身PA内へと突撃していきます! これはもしや、パチュリー選手のダイレクトシュートでしょうか!?
    職人・反町選手は黙ってサイドを抉りきり、これに対してイングランドは深追いせず穴熊をつらぬく!」

反町「(……いける。これでポストプレイが通り、ロブソンの間隙を縫えれば――間違いなく、点が決まる!)」

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:40:53 ID:N5oxnfGU
ロブソン「……………」

先着1名様で、

★ロブソンの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→トーマス「うぉおおおぉおおどっけぇぇぇぇぇ!」その時、トーマスが機関車の如く飛び出した!
ダイヤ・ハート・スペード→ロブソン「(2トップのFWはシュートを撃っている。ならば次は彼女が来てもおかしくない)」
クラブ→ロブソン「(……ここは、搦め手で来たかもしれん。クリアに出る!)」

729 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:44:13 ID:???
★ロブソンの判断→ ダイヤ7

730 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:44:33 ID:???
★ロブソンの判断→ ダイヤ10

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:57:07 ID:N5oxnfGU
★ロブソンの判断→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→ロブソン「(2トップのFWはシュートを撃っている。ならば次は彼女が来てもおかしくない)」

ロブソン「(……次は彼女が高いダイレクトを狙って来る可能性は充分あり得る。ならば、ここで動くのは得策でない、か)」

――ロブソンはここで見を選んだ。これまで直線的な攻めを続けて来たリトルウイングズは、
もう一度、高火力のシュートを撃ちこんで来る可能性が高い。
そして、もしそうならば、自分はクリアに出るよりも、ブロックに備えていた方が良いと考えたためだ。
しかし結論として、今回の彼の判断は誤っていた。

パチュリー「(しめた。ロブソンは上がってこない。ならばこのポストプレイ――決まるッ!)」

バァァァッ、グルンッ! ―――ポーーーーーンッ!

ロブソン「……ぬ!」

実況「――パチュリー選手、高いセンタリングを思いっきり打ち下ろすと思いきや……!
    これはなんと、ポストプレイだ〜〜! 高いジャンプ力からのオーバーヘッドポストプレイで、
    ロブソン選手の手だし出来ない位置に、低くボールを落とします! そしてその落下点には――!」

タタタタタッ……!

鈴仙「(き、決める……!!)」

実況「バイタルエリアでねじ込みに備えていると見せかけた鈴仙選手が、駆け込んでいる〜〜!!
    リトルウイングズ、三度目の正直はポストプレイ! 奇襲を持って、ロブソン選手の牙城を崩しました〜〜〜!」

ケインズ「ち、ちくしょう……!」

ブライヤー「せめてクリアに行ける俺達が向かうんだ! 弾ければロブソンに回せる!」

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:58:38 ID:N5oxnfGU
パチュリー「……あんた達にそれが出来るなら、ね」

ロブソンが出遅れれば、パチュリーの美技に着いていける者は誰も居ない。
イングランドのDF二人が遅れてクリアに向かうも、その実力差は歴然としている。

パチュリー「これは悠久の知識が築いた萃玉の塔――土金符『エメラルドメガリス』。」
       ――浅ましき無窮の民よ、賢者の威光に怯えて往ね!」

先着2名様で、

★パチュリー→エメラルドメガリス 63 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=★
★ケインズ→高いクリア 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→完全に空いた空間で、鈴仙に低いボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスがねじ込み)(ネイマスがフォロー)(ロブソンがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

733 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:59:45 ID:???
★パチュリー→エメラルドメガリス 63 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )+(パチュリー戦法+1)=★

734 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:01:26 ID:???
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=★

735 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:03:32 ID:???
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード7 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 ( ダイヤ5 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=★

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 23:19:13 ID:N5oxnfGU
★パチュリー→エメラルドメガリス 63 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )+(パチュリー戦法+1)=69★
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=63
 ブライヤー→高いクリア 56 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=68★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてアリスがねじ込み

ブライヤー「う……うぉぉぉおおおっ! バカにするなぁぁぁっ……!」

バァァァッ! ガギイインッ! ……ポーンッ。

パチュリー「ぐ……!(こいつ、反則覚悟で……! ホームタウンディシジョンを狙ったのか、
        それともこれが、イングランド流のサッカーとでも言うのか……)」

実況「パチュリー選手に対して、ブライヤー選手が荒っぽくクリアに出た〜〜!
    反則スレスレの烈しいチャージですが、……審判の笛は鳴らず!
    ボールは、低い軌道を描き、鈴仙選手が狙った位置とは別の場所にバウンドしていき……!」

ロブソン「……クリアさせて貰うぞ!」

ゴオオオオッ……!

アリス「そうは……させない。私の、友達の為にも……!!」

バァァァァァッ……!

鈴仙「アリスさん……いや、アリス!?」

実況「これに対して……烈風の如くボールをはじき出すロブソン選手に、小柄で華奢なアリス選手が喰らい付く!
    ロブソン選手の右脚程の大きさしかないアリス選手ですが、死の恐怖を乗り越え敢然と立ち向かっています!
    ここはシュートを撃ちこむしかない〜〜!!」

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 23:21:12 ID:N5oxnfGU

アリス「……七色の魔法使いの奥義をとくと味わいなさい。戦操――『ドールズウォー』!」

グワァァァァァァァッ……バギイイイイイイイイイイイイッ!!

先着3名様で、

★アリス→ドールズウォー 61 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ロブソン→低いクリア 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(反町がねじ込み)(ネイマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→アリスの『ドールズウォー』がイングランドのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(反町がねじ込み)(ネイマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

738 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:22:38 ID:???
★アリス→ドールズウォー 61 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=★

739 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:23:59 ID:???
★ロブソン→低いクリア 58 ( クラブ6 )( 1 + 3 )=★

740 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:26:09 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( クラブ4 )( 2 + 4 )=★


741 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:31:18 ID:???
これは敬意を表す意味でアリスさんと言いたくなる

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:11:01 ID:gUeCbTy6
★アリス→ドールズウォー 61 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=73★*フラグ習得!
★ロブソン→低いクリア 58 ( クラブ6 )( 1 + 3 )=62★
★トーマス→パンチング 60 ( クラブ4 )( 2 + 4 )=66★
≧2→アリスの『ドールズウォー』がイングランドのゴールに突き刺さる!

ロブソン「■■■■■――!!」

ブオオオオオオオンッ……!!

反町のシュートを掻き消した叫び声と共に、容赦なく繰り出される破壊の槌。
ボール諸共アリスの四肢を粉砕せんとするロブソンの右脚を、アリスはギリギリまで惹きつけて――。

アリス「――踊りなさい!」

ロブソン「………!!!!!?????」

バァッ! グルンッ……! ――バシュウウウウウウウウウウッ……!

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:12:46 ID:gUeCbTy6
闘牛士の如く、アリスは全身を仰け反らせて身をかわしつつ、
その返す左脚で――ボールにスピンをかけて思いっきり地面にたたきつける。

バンッ! ポーーーーーーーーーーーンッ! ポン、クルンッ……ツツツーッ。

それからのボールの動きは、まさしく人形劇。
バウンドに加えて僅かの逆回転がかかったボールは踊るようにロブソンや、
その向こうのトーマスの手をすり抜けてゴールへと流れていき――。

トーマス「そ、そんなァ……!?」

コロコロコロ……。
  ――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

ゴールラインを僅かに超えたところで静止。その直後に審判のホイッスル。
前半6分。イングランドの城壁・ロブソンを潜り抜けたのは鈴仙でもなく、反町でもなく、パチュリーでもなく。
腫れ物扱いされていた孤高の魔女の殻を破り、不器用だが愛すべき少女と変わった、
アリスさん――否、七色の魔法使い・アリス・マーガトロイドによるものとは、誰しもが想像だにしておらず。

――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………!!!

練習試合にも関わらず満員のウェンブリースタジアムは、巨大な絶叫に包まれた。


リトルウイングズ 1 − 0 イングランド




744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:14:43 ID:gUeCbTy6

実況「ゴ、ゴール!! ゴールゴールゴール!! ロブソン選手を破ってゴールを決めたのは、
    なんと……リトルウイングズの第二のゲームメーカー・アリス選手でした!!
    死をも恐れず、果敢にかつ冷静に、テクニカルなジャンピングボレーシュート。
    『ドールズウォー』を放って、鮮やかな先制ゴールを上げた〜〜〜〜〜〜〜!」

観客「アーリース! アーリース!」「美人でクールで度胸あるとか…惚れるぜ」「キャーかわいいー!」
   「おい! さっさとアリスグッズを増産しろ! ソリマチは後回しで良い!」「ですよねー」

鈴仙「(あ、アリスさん……いやアリス? むしろ逆にアリスさん? ……なんか分からんけど、
    今のシュートは凄かったわ……! ヘタなFW顔負けレベルには。
    ――そ、それより! このゴールは本当に貴重よね。早くも試合に漂っていた閉塞感を払拭してくれたし。
    何より、ロブソン君も決して無敵じゃないてのが分かったわね……!)」

実況も観客も、今のゴールには騒然としているのが分かる。アリスの選手としての評価は勿論高かったが、
それはドリブラーだとか、精々がパスカットの上手いボランチだとか言う意味であり、
まさかロブソン相手にシュートを決めるとは誰もが思っていなかったのである。そして当の本人はと言うと――。

アリス「―――――」

鈴仙「(あまりの事に絶句しているわね……脳みそのCPUが追いついてないと言うか。
     まあでも、これまで日陰者な生活を送って来たから、仕方無いのかしら……)」

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:17:22 ID:gUeCbTy6
キャラ変しても相変わらず、こうした出来事に対しては一杯一杯なアリスに対し、
鈴仙は友人として、どう声を掛けようかを悩んで――。

A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。
B:「ほらアリス、皆にハイタッチして来なさいよ」ここはクールに、仲間と喜び褒め称えられるよう促す。
C:「アリス……あんたこそが、このチームのエースよ!」エース認定してあげる。
D:「よーし! この調子でガンガン攻めていくわよー!!」仲間全員の士気を向上させる。
E:「いや。ここはパチュリーさんのポストプレイも褒めるべきよ」パチュリーも褒めてあげる。
F:「ロブソン。ブロックする為だけのDFと思っていたが、まさかここまでの阿呆とは思わんかったぞ」慢心する。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*アリスがシュートフラグを習得しました。次に11以上で勝利した時、フラグを回収します。

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:19:33 ID:gUeCbTy6
キャラ変しても相変わらず、こうした出来事に対しては一杯一杯なアリスに対し、
鈴仙は友人として、どう声を掛けようかを悩んで――。

A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。
B:「ほらアリス、皆にハイタッチして来なさいよ」ここはクールに、仲間と喜び褒め称えられるよう促す。
C:「アリス……あんたこそが、このチームのエースよ!」エース認定してあげる。
D:「よーし! この調子でガンガン攻めていくわよー!!」仲間全員の士気を向上させる。
E:「いや。ここはパチュリーさんのポストプレイも褒めるべきよ」パチュリーも褒めてあげる。
F:「ロブソン。ブロックする為だけのDFと思っていたが、まさかここまでの阿呆とは思わんかったぞ」慢心する。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*アリスがシュートフラグを習得しました。次に11以上で勝利した時、フラグを回収します。

747 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:21:17 ID:l5ZYtcYc
A

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:21:22 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。すみません、二重投稿になってしまいました(汗)
>>741
アリスさんはやっぱり持ってますね…引き的な意味で。
パチュリーさんが大口叩いて零れ球になってるのは許されましたね(小声)

749 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:23:41 ID:m0Gyazxs
乙でした


750 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:24:28 ID:3r7qn4vE
B

乙です、アリス素敵

751 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:24:59 ID:G+If7roQ
A、 Bより素直に喜び表現したほうが良い気がする

752 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 16:33:52 ID:???
ロブソンクリアそんなに高くないな・・・
やはり地に足がついてないとだめなのかな

753 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 22:40:38 ID:???
結果に関係ないけど、ロブソンせりあい57の低い球補正2でクリア数値59じゃないですか?

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 23:57:44 ID:???
すみません、今日は帰りが遅くなったので更新をお休みします。
明日は更新できると思います。
>>749
乙と投票ありがとうございます!
>>750
乙と投票ありがとうございます。アリスさんもといアリスが漸く輝き始めましたね。
>>752-753
すみません、データ管理してるエクセルでの浮き球補正が1となっていました。
>>520で出ているとおり、ロブソンの低い浮き球は2、競り合いは57なので、
低いクリア値は59です。アリスがトラップをためらう程度には強いですが、そこまでではないですね。

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/27(金) 00:52:05 ID:???
早く帰りはしたのですが寝過ごしました…(汗)

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:03:04 ID:e02EYz6s
遅くなりましたが、更新再開します。
夜までは外出とかしながらの低速更新となりそうですが、ご容赦ください(汗)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。

鈴仙はこの時、自分がゴールを決めた時以上に、何か感慨めいたものを感じていた。
今でこそ、鈴仙にとっても周囲にとってもアリスは魅力的な少女に映っているが、
過去の彼女がそうでなかった事を知っていたから。

鈴仙「(正直、最初の印象は最悪だったのよね……)」

幻想郷でサッカーが流行して以来、鈴仙が宴会などの場を通してでなく、
面と向かってアリスと交流したのは意外と最近の事だった。

鈴仙「(プリズムリバーと鳥獣伎楽のコンサートでたまたま会ったのはいいけれど、
    会話の途中で謎の逆ギレをされて突き飛ばされたんだっけ……)」
※参考:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393080407/274-285

時間にすればわずか半年ほど前の筈だが、まるで4年程前のように感じるなぁ、と述懐しつつ、
それからのアリスとの交流を思い出していく……のだが。

鈴仙「(後は……魔法の森で無駄に手厚い歓迎をされたり、博麗連合戦で敵として対戦したり。
    なんかいつの間にか新チームの一員になってフランスに行ったは良いものの、
    ブラジルで合流した時には更に拗らせてヤバい人になりかけてて……。
    ――こうして考えてみると、アリスとの思い出って、これまでロクなもんじゃなかったわね)」

改めて、どうして自分がここまでアリスに対してキレなかったのかが不思議に思う。
それはある種の憐憫だったのか、同情だったのか、自分より不器用な者への優越感だったのか。
その根底は自分自身でも良く分からないが、何かがあれば仲違いをしていてもおかしくなかった。
――だが、それも過去の話。

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:04:29 ID:e02EYz6s
鈴仙「(慧音さんの体罰指導が本当に良かったのか、釈然としないところはあるけれど。
    ――とにかく、アリスは魔界に来てから生まれ変わったのよね。
    昔みたく、プライドが高くてとっつきにくい訳でもなく、
    ちょっと前みたく、メンタルを病んで被害妄想に追われている訳でもなく。
    もっと素直で、だけど仲間の為に理知的かつ献身的に動いてくれるというか)」

今のアリスは、仲間の為に最善の判断をして、最善のゴールを決めてくれた。
(アリスさん状態のままだったら、無理やりにでもトラップしてドリブルゴールを狙ってたかも)
その成長の過程に鈴仙は感動して、それに対して、カッコいい事を言おうと思っても言えず。

バンバンッ!

アリス「きゃっ!」

鈴仙「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」

興奮が冷めやらず、背中をバンバンと叩いて、そんな事しか言えない。
感極まったのか呆然としていたアリスはびくっと肩を震わせて、

アリス「も、もうやめてよ鈴仙。びっくりしちゃうじゃない」

と、顔を赤らめながら、少しだけ興奮した様子で振り向いた。

鈴仙「ごめんごめん……でも。本当にすごく嬉しかったのよ。アリスが、なんかこう……普通に活躍してて」

アリス「そこでしんみりされても困るってば。試合はまだ序盤戦で、1点リードしただけなんだから。
     それに、イングランドだってもうこれ以上隙は見せないと思うし……」

鈴仙「まあ、そんな冷静に分析されても困るんだけどさ……ほら、皆とハイタッチでもして来なさいよ」

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:05:58 ID:e02EYz6s

鈴仙と話すうちに、アリスは普段の冷静さを取り戻しているようだったが、
それはそれで、ゴールを決めたばかりの選手の行動としてはそぐわない気もする。
そんな訳で、ばつの悪くなった鈴仙はそう言って会話を終了しようとするのだが。

ぎゅっ。

鈴仙「……ふぇ?」

アリス「柄じゃないのは分かってるけど、言わせて。
     ……いつもありがと、鈴仙。あなたは……私の最高の、友達よ」

アリスは鈴仙から離れず、逆に抱きしめて、小さくそう言って……今度こそ、仲間の元へと駆けて行った。
その時の人形のように華奢で細いアリスの身体の温もりに。
鈴仙は、これまでのような欺瞞めいたものとは違う、真の意味での『友情』を感じていた。

*アリスの絆ポイントは上がりません。
 (試合中のポイントの上下は原則なく、加えて、現時点でアリスの絆ポイントは充分に高い(+13)ためです)


759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:07:06 ID:e02EYz6s
――一方のイングランドはというと。

リチャード「ロブソォン! テメエ、何してやがんだ! テメエの判断ミスで失点しちまっただろうが!
       オラッ死ねっ! 死んで詫びろ! 何死んでんだ殺すぞッ!」

ロブソン「……返す言葉も無い。今回の失点の元を辿れば、俺が、I番(パチュリー)のポストプレイを
      舐めていた事が原因だったからな」

テイラー「と言っても、ロブソンの判断も無理は無いと思うけどね。彼女は信じられない位細いし、
      どうみてもポストプレイヤーってタイプの選手じゃない。
      それに……幻想郷時代の試合データと比較分析するに、彼女は短期間で競り合い能力を格段に伸ばしている。
      ロブソンがダイレクトシュートに決め打ったのも、仕方ない判断だと思うよ」

ロリマー「幾らそれが正論だとしても、俺達が失点した事実は変わらないよ。
      はぁ……ホームでボロ負けしちゃったら、後が怖いから嫌なんだよなァ」

チームの中核である4人――ロブソン、テイラー、ロリマー、リチャードが、
各々に今回の失点について振り返り。そして、次の攻めをどう組み立てていくか、簡単に打ち合わせをしていた。

テイラー「ロブソン、体力は大丈夫かい? ”巨神の加護”は強大が故に代償が大きい。
      それを短時間の間に2回も使ってしまったんだから、いくら君が蘇生能力を持とうとも、
      このペースでは試合最後まで持つか、いよいよ怪しくなる」

ロブソン「正確な判断の上、気を配ってくれて助かる。……正直に言えば、次は遅攻として欲しいのが俺の思いだ」

リチャード「遅攻だとォ!? そんなチンタラやってる場合じゃねぇだろ!
       俺はさっさと一点を返したくて辛抱たまらねーんだよっ! 死ねっ! もっと頑張れっ!」

ロリマー「俺はぶっちゃけどうでも良いけどね。まあでも、……早々に『バウンドショット』を打ったから、
      ちょっと休ませてくれれば助かる、かな?」


760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:08:29 ID:e02EYz6s

慎重派のテイラーにロブソンと、過激派のリチャード。それに日和見主義者のロリマーが加わった
打ち合わせは若干の紛糾を見せるも――仮にもプロ候補生である彼らは短時間で一つの結論を出す。
その内容は――。

先着1名様で、

★イングランドの次の攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ウィルソン「実は俺は イ・ヨンウン 互換の能力を持っている! これで逆転だ!」
ダイヤ・ハート→リチャード「やられたら速攻でやり返す! 倍返しだ!!」
スペード・クラブ→ロブソン「少し飛ばし過ぎだ。ここは時間をかけて攻めていくぞ」

761 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 13:10:44 ID:???
★イングランドの次の攻撃→ ダイヤ6

762 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 15:16:32 ID:???
「もっと頑張れっ!」で笑ったw
リチャードは頭のレベルを落としたポブルセンって感じだな

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:23:47 ID:e02EYz6s
>>762
リチャード君のキャラ付けを模索した結果、某ち○ちん亭みたくなってしまいました…w
同じ暴力系でも、ポブルセンは選手としての格や知性は上だと思ってます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★イングランドの次の攻撃→ ダイヤ6 ★
ダイヤ・ハート→リチャード「やられたら速攻でやり返す! 倍返しだ!!」

リチャード「クソがァ! やられたら速攻でやり返すのが俺達の流儀だろうがよォ!」

ロブソンとテイラーの慎重な提案を、リチャードは最後まで頑として跳ね付け続けた。
テイラーやロリマーは先程までの攻撃に参加していたが、リチャードはあまり参加できておらず、
その分体力が有り余っていた事も、彼の語気を強くさせていたようだ。

テイラー「……しょうがないな、リチャードは。だったら、二つ条件をつけよう。
      一つ。攻撃失敗し、次にボールを取り返したら、余程の好条件で無い限り遅攻とする。
      二つ。攻撃方法は……俺達FW3人の”アレ”によるものとする」

テイラーは指を折り曲げて二つの条件を提示する事で、リチャードの譲歩を促す。
リチャードは不機嫌そうに舌を打ち続けていたが、

リチャード「……死ねよ」

ロリマー「(今の死ねよはOK、って意味なのか……。しかし、さっそくアレを使うとは、ねぇ……)」

やがてテイラーの条件を受け入れる事で合意を得た。そして――。

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:26:39 ID:e02EYz6s
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ〜! 前半6分で1−0、リトルウイングズが1点のリードをもぎ取った中、
    イングランドのキックオフで試合再開です!
    イングランドは、右サイドのテイラー選手にボールを渡し……………!」

テイラー「(俺もリチャードもロリマーも、世界レベルでは二流のFWだ。
       特に俺の格なんかは、フランスのナポレオンにも一段落ちると言って良いだろう。
       だが――俺達はそれだけでは、終わらない!)――ロリマー! リチャード!」

ロリマー「……はいはい、分かってるよ!」

リチャード「御託は良いから早くしろオラッ死ねッ!」

バッ! ババババッ!!!

反町「(こ、これは……!?)」

実況「あ〜〜っと! テイラー選手ロリマー選手リチャード選手! 三人が一気に右サイドに傾いて並んでいく!
    そして……」

テイラー「行くぞ! これが俺達のコンビネーション――!!」

ロリマー「『ジェットストリームアタック』だ……!」

リチャード「死ねやァァァァアァァァァアァァァァァァァァッ!」

バシュッ、バシュンッ、バシュッ……!


765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:27:48 ID:e02EYz6s
パチュリー「三人トリオでの、連続ワンツー……それも超近距離の!」

アリス「わざわざ三人を片方のサイドに寄せるリスクを負う分、スピードが半端ない事になっているわね……!」

ナズーリン「……来るぞッ!」

実況「イングランド、ここでFW三人組の新兵器を出した〜〜!!
    三人が並び重なりながらの突撃染みた連続ワンツーで、リトルウイングズの右サイドを折りに向かいます!
    これを防ぐのは……反町選手、パチュリー選手、アリス選手、そしてナズーリン選手の4人!
    さあ、これはどうなるか〜〜〜〜〜!?」

先着2名様で、
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 (! card)(! dice + ! dice)=
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★アリス→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ナズーリン→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→イングランドのFW3連星が中盤を突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ウィルソンがフォロー)(てゐがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。
アリスのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「ナズーリンペンデュラム(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがスペードで「ゴールドラッシュ(+2)」が発動します。

766 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:33:32 ID:???
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )=
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 ( スペード5 )( 5 + 3 )=
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 ( ハートJ )( 5 + 3 )=★

767 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:37:38 ID:???
★反町→パスカット 52 ( スペード4 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 57 ( ハート8 )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=★

768 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:43:43 ID:???
★アリス→パスカット 57 ( ダイヤQ )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=
 ナズーリン→パスカット 54 ( クラブ9 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=★

769 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 20:38:36 ID:???
テイラー!リチャード!ロリマー!ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!

770 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 21:01:28 ID:???
>>769
お前誰だよ!?

771 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:07:01 ID:Js2Da2zM
すみません、更新が遅くなりました。
>>769-770
実は元ネタの方をあまり知らなかったりします(汗)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )=66
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 ( スペード5 )( 5 + 3 )=62
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 ( ハートJ )( 5 + 3 )=64★
★反町→パスカット 52 ( スペード4 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=66*フラグ回収!

この世代のイングランドは良く、フランス代表と比較される事が多い。
実力が拮抗としている事もそうだったが、チームとしての構造が似ていたからだ。
即ち、一人の世界トップクラス選手を中心としたチーム、というものであり、
フランスの場合はピエールが、イングランドはロブソンがそれにあたる。
実際のところはロブソンよりもピエールの方が汎用性で優れ、
イングランドの他の選手はフランスよりも総合力が高いという相違はあれど、その見解はおおよそ的外れでは無い。
――そして当然、その見解をテイラー、リチャード、ロリマーの三人は良しとしていなかった。

リチャード「ふざけんなイングランドはロブソンだけじゃねぇ! 死ねッボケッ!」

ロリマー「マジな話、このままじゃあ俺達も一山幾らで終わりだもんなァ。この世代に生まれたくなかった」

テイラー「どうしようもない話をしても無益さ。前向きに考えなくちゃ」

リチャードもロリマーも、そしてテイラーも、決して実力の低いFWではない。
むしろもう一世代前、二世代前に生まれて活躍していたならば、
それぞれが世界でもトップクラスの選手として活躍できる程度の水準を持っていた。

しかし――不運な事に、この世代の彼らの周囲には、それより優秀な選手が多すぎた。
前述のロブソンやピエールはもとより、ドイツのシュナイダー、ミューラー。オランダのクライフォート。
イタリアのストラット、ジェンティーレ、ヘルナンデス。これらと比べては、どうしても彼らは見劣りした。
だからこそ、性格も信条も全く違う3人は手を取り合い、『ジェットストリームアタック』という
特殊な連続ワンツーを身に着け、これを世界で戦う為の武器にしようとしていた、のだが――。

772 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:14:03 ID:Js2Da2zM
反町「うぉぉぉぉっ!」

バァァァァッ! グンッ! ―――バチイイッ!

テイラー達と同じような星の下に生まれ、それでも尚奮闘を続ける選手など世界中に居る。
彼らの奇襲に対して真っ先に喰いついた反町などはその最たる例である。
サッカーの名門・東邦学園創始以来最優のFWとしてもてはやされ、
現に全国中学サッカー大会の準決勝までは得点王候補に名を馳せながらも、
日向という圧倒的な実力を前に牙を砕かれた経験のある彼は、テイラー達が磨いた技術の根底にある想いを理解しつつ、
――それを、全身全霊のパスカットで阻んだ。

テイラー「ち、畜生……!」

ロリマー「はぁ。どーせ俺達なんか……」

リチャード「くそっ……なんだそのパスカット、どこで覚えて来た!? 凄いね♪」

反町「(世界は甘くない。今のパスワークは見事だったが、俺でも弾ける水準だった。
    それに、もし俺が取れなかったとしても……パチュリーさんかアリスさん。
    あるいはナズーリン。俺以外の誰かなら、弾くどころか完全に奪えただろうな……)」

ボールを左サイドに流しながらも、反町は言いたい事を敢えて言わない。
口にする事は、テイラー達への侮辱に繋がると考えたからだ。それに……。

反町「(……今のパスカットは、これまで頭に思い描いていてもできなかった技術が使えた。
     これからはきっと、もっと安定して使える気がするぞ)」

彼は彼自身で、今の突破を最前線で阻んだ事による大きな成長を実感し、何かを言うどころではなかった。

*反町がパスカットフラグを回収。
 能力値が+1され、『テクニカルカット(仮)』(1/4でパスカット+2)を習得しました。

773 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:15:27 ID:Js2Da2zM
実況「反町選手、超ファインプレーでボールを左サイド側へと弾いて流しました!
    そのボールはてゐ選手がフォロー! そして……」

てゐ「(よっし。これで前に行けたらまた『インビジブルデューパー』が打てそうだなぁ。でも……)」

ウィルソン「ぜ、絶対に前には通さんぞ!」

ケリー「ここで止めれば、もう一度攻撃出来る!」

てゐ「ま、そー簡単には通してくんないよねぇ〜。はーやれやれ」

実況「てゐ選手の前にはイングランドの中盤、ウィルソン選手とケリー選手がついた〜〜!」

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、鈴仙と共にバイタルエリアへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パチュリーがフォロー)(ブライヤーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがダイヤ・ハートで『シロウサギドリブル(+3、吹飛2)』が発動します。
てゐがクラブで敗北した場合、スキル・マリーシアが発動し相手の反則になります。
(ただし、5以上の差で負けた場合はマリーシアが発覚します)

774 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 22:16:13 ID:???
★てゐ→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=★

775 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 22:17:04 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ハート10 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:21:30 ID:???
今のうちに訂正を。
まず、てゐの『シロウサギドリブル』は通常時でも発動率3/4でした。
そして、41スレ目>>241でも6ゾロで勝利しているので、ドリブルフラグを習得していました。
なので今回で、てゐはドリブルフラグ回収となります。

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:30:09 ID:Js2Da2zM
★てゐ→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=67★*フラグ回収!
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ハート10 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

てゐ「……さて。私もいい加減、本気でやんないとねっ!」

ビュンッ!

ウィルソン「き、消えた……!?」

ケリー「まさかこいつ、空間転移の能力者か! あるいは時空操作……!?」

ポンッ!

てゐ「ざーんねん。そのどっちでも無いよ。っていうか、サッカーで空間転移とか時空操作って、
   幾らなんでもトンデモ過ぎ……でもないか。出来る奴にも結構心当たりあるし」

実況「あ〜〜っと! てゐ選手、変幻自在のテクニカルドリブル!
    相手の視線を利用した『消えるフェイント』の技術を応用して、ウィルソン選手達の背後に立つ!」

てゐ「実況もズレてるなぁ。私がそんな面白くもない『消えるフェイント』如きで胸を張ると思う?
    むしろ――本番はこれからさ。ほら、上を見てみな!?」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:31:28 ID:Js2Da2zM
ウィルソン「う、上……!? って、何も――」

てゐ「スキ有りッ!」

バッ! ビュンビュンッ! ドガバギグシャッ!

ケリー「グボハァー!?」

実況「何と!? てゐ選手、突破しただけではとどまらない! 敵選手の隙を突いて、
    ボール越しに二人を強引に吹っ飛ばした〜〜!? パワー、スピード、テクニック。
    全てが揃った上で行使される、因幡の白兎・てゐ選手の極上の美技!」

てゐ「ショータイム! ……ってね」

ロブソン「(日本最古のトリックスターとも呼ばれる、因幡の白兎……それが彼女の正体か。成程、面白い)」

鈴仙「(てゐのドリブルも、これでかなり頼れるようになったわね……。
     パスは元々チート染みてたけど、これならマジで、切り込み役のFWも任せられそうかも)」

*てゐがドリブルフラグを回収。
 『シロウサギドリブル』が『シロウサギトリック』(3/4でドリブル+4、吹飛2)に進化しました。
*てゐのドリブルが、第二部における成長限界に達しました。

779 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:32:50 ID:Js2Da2zM
実況「ウィルソン選手達を突破したてゐ選手は左サイドを厳しく切り込んで……そして、
    リトルウイングズ三度目の得点チャンスだ〜〜!」

ロブソン「……!!(まずいな、ここで攻められては。とはいえ、不用意にプレスを掛け、
      ペナルティエリア内の守りを脆くするのは愚策だ。結局は、同じように守るしかないか)」

鈴仙「(イングランドは、またしてもロブソン君を筆頭に4バックで引き籠った穴熊戦法か。
    さっきはそれを利用して、上手い事パチュリーさんのポストプレイでひっかけられたけど、
    今はパチュリーさんが若干上がり切れていない。
    代わりにてゐが上がってくれてるから、『インビジブルデューパー』を今すぐ撃つ事だって出来る。
    ……けど、そうしたらてゐのガッツが早くも枯渇しかけになっちゃうのよねぇ。
    後は……安定の反町君ってのもあるけど。反町君は反町君で、今日はシュートに守備に結構動いているし……)」

前半戦も早い内から飛ばし過ぎた故、鈴仙は仲間の体調を気にしつつ、
しかし僥倖にも得た攻撃チャンスを逃したくない。
バイタルエリアに居る自分の隣には反町が、そして左サイドにはてゐが居り、
少しだけ後ろにパチュリーとアリスが追いかけてくれている中。
右SHのナズーリンは敵のカウンターに備えて下がり目の位置をキープしている。

鈴仙「(攻撃手段は三つ。私か、反町君か、てゐ。
    この中で今は、どのカードを切るのが最善手なのかしら……)」

780 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:34:00 ID:Js2Da2zM
戦況上はこちらが一方的に攻めてはいるが、体力的にはそろそろ苦しくなってくる頃合いに、
鈴仙が下した判断は――。

A:決める。ダイレクトに『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費
B:決める。てゐと二人で『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
C:決める……と見せかけ『玉兎スルー』。反町に決めて貰う!(威力:65)150消費
D:決める……と見せかけ、ポストプレイ。反町に決めて貰う!(鈴仙のポストプレイ:59)
E:反町の低いダイレクトシュート、『ポイゾナスオーバー』で決めて貰う!(威力:66)
F:てゐのドリブル突破からの一対一を狙う!(てゐのドリブル:56)
G:てゐにはサイド際で時間稼ぎをして貰う!
H:その他 グラウンダーで『マインドエクスプロージョン』を打ちたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

781 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:37:59 ID:6843Nx6s
A

782 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:40:49 ID:dTIJc+NE
A

783 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:40:50 ID:BW7GLHZg
D

784 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:00:57 ID:aova2yG+
A:決める。ダイレクトに『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費

鈴仙は意識を集中させて、周囲の波長を読み取る。そして――。

鈴仙「……てゐ! 私に低い浮き球を頂戴! 私が一人で突っ込むわ!」

てゐにそう指示を出した。

てゐ「(……もう一発、『インビジブルデューパー』をやっちゃうと、私が早々に疲れちゃう。
    それを見越しての判断だとすると、心苦しいねぇ)」

ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット。そして鈴仙との連携。
前衛としてできる事は競り合いを除き全て平均以上にこなせるてゐの弱点が、最大ガッツの低さにある。
無論それは周囲と比べての話で、並の選手以上の体力は持っているのだが、
てゐは多芸故に、様々な役割を期待される上、その技の多くは燃費が良いとは言えない。

てゐ「(ま、それを今言っても仕方ないんだけどね)……そんなら、任したよ鈴仙!」

バシュウウウウッ!

実況「てゐ選手、鈴仙選手に低いセンタリング! 鈴仙選手はその軌道を視ようともせず突っ込んだ!
    先程の『インビジブルデューパー』程ではありませんが、これも両者の間に強い信頼感が無いとできないプレーです!」

ロブソン「(突っ込んだ……ポストプレイか? いや、……これは違う!)」

鈴仙「光は無くとも、思い出の閃光はいつまでも消えない。――食らいなさい!」

タッ、グルンッ! グワァァァァァァ……ッ!!

実況「鈴仙選手、ダイビングヘッドと前転シュートを組み合わせたアクロバティックな動き!
    これは……ブラジルで身に着けた新たな必殺シュートです!」

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:02:38 ID:aova2yG+

鈴仙「……炸裂せよ、近眼閃光花火。幻爆・『マインドスパークルマイン』ッ!」

バシュン! ゴォオオオオオオオオオオオオッ……!!

実況「鈴仙選手の『マインドスパークルマイン』〜〜〜〜〜〜!!」

鈴仙「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:06:34 ID:aova2yG+
先着4名様で、

★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『マインドスパークルマイン』がイングランドのゴールに炸裂する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤの時、敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

787 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:08:16 ID:???
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=★
今日はビックウェーブが来てるはず!

788 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:14:46 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=★

789 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:17:53 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★

790 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:19:35 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )=★

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:46:21 ID:aova2yG+
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=75★
★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=63
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=63★
★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)+(パワーブロック+4)=71*減衰!
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=64★
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )+(減衰-1)=74★
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )+(転倒-4)=64★
≧2→鈴仙の『マインドスパークルマイン』がイングランドのゴールに炸裂する!

ゴォォォォッ……!

鈴仙が放った『マインドスパークルマイン』は、いわゆるテクニカルシュートの範疇に入る。
即ち、センタリングを一度空中に蹴り上げてフェイントを行い、その隙を突いて
前転でボールを押し込むという複雑な動きを行うが故に、非常に難易度が高く。
ましてや、サンパウロ戦での銃撃により視力を失ったとされる鈴仙がそんな芸当を行う等、
到底不可能であるように思える。しかし――彼女は、やってみせた。

鈴仙「(……大丈夫。分かる。空気が読める。音が聞こえる。これなら――放てる!)」

鈴仙は皆の目に見えぬところで、途轍もない努力を重ねて来た。
この位は当たり前だと、かつて道を共にした少年の影を追いながら、走り続けて来た。
そしてその結果。視力以外の彼女の感覚は、いまや人間離れ
――いや、妖怪基準で考えても異常なレベルにまで、研ぎ澄まされていた。

792 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:47:33 ID:aova2yG+
霞「……今、とても気になっている研究材料があるんです」

コーチ「ほう。それは何だね」

霞「鈴仙さまです。あの方は努力と気合で、視力を失ったハンデを最小限に留め、
  今もこうして、普通の選手と遜色なくサッカーが出来ています」

普段こそ口にはしないが、霞やコーチはこの事実を特に重く受け止めていた。

霞「ですから、気になるんです。もしも、鈴仙さまが視力を――”狂気の瞳”を取り戻した場合。
  一体、何が起きるのか、って……」

コーチ「鈴仙の視力は、現在の医学では取り戻せん。視神経ごと、焼き切れてしまっているが故な。
     魔界の医学や魔法も同様じゃ。暇を見つけては色々と調べておったが、
     少なくとも、今のワシらに出来る範囲での治療法は存在せん。それこそ、神の奇跡レベルじゃ」

コーチはそこで短く切って、その上で、と前置きし。

コーチ「万一。今の鈴仙が往時の瞳を取り戻す事があれば――その時は、世界最高のストライカーの誕生の時じゃろう。
     ”スーパーストライカー”……今のあの子には、それを名乗る為の素地が出来上がっていると思うよ」

そう厳かに、客観的な事実を告げるのだった。

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:48:35 ID:aova2yG+
ロブソン「(なんという精度。そしてスピードだ……! とても視力にハンデのある者が放ったシュートとは思えん!)」

――やがて、シュートはロブソンの胸元まで迫っていた。
胸に風穴を空ける為ではない。その胸元をごく至近距離で潜り抜け躱して、
ゴールネットへと滑りこませる為のシュート。それを、ロブソンは防がなくてはならない。

ロブソン「αδαμ……!!」

ロブソンは三度詠唱し、全身の強度を神話級へと引き上げんとする。
しかし――詠唱の前に、ロブソンの肉体が限界に達した。

ロブソン「グォ、ォオオオオォォ……!」

神話の力を人間が引き出そうとなると、相応の代償が発生するのは至極当然の摂理である。
タルタロスを模した地獄の瘴気に苛まれ、ロブソンの肉体は朽ちて砕けようとしていた。

ロブソン「ま、まだだ。まだ、俺は……死なぬ……!」

――とはいえ、その肉体は瞬時に再生し、十代の少年らしい、若く瑞々しいものに戻る。
超越者特権。神話を根拠とする一度切りの転生を認められた”ゴッドハンド”クラスの能力が発動し、
尽きかけた彼の体力は再び最大値へと戻る。そしてそれだけでなく、

ロブソン「――ガァァァァァァァァアァァァッ!」

ガシッ!

巨体を力強く動かし、シュートの軌道に喰らい付いた。肉体の崩壊と再生が同時に行われる中、
ロブソンはシュートを防がんと、その身体をボールに差し出そうとしていた。
体内で鉄が溶けるような熱さを感じながら、しかし彼はその痛みを厭わない。
『パワーブロック』。数多く存在するブロック技の中でもごく基礎的ではあるが、
ロブソンはその地獄の痛みの中で発動してみせたのだ。しかし――それでも、鈴仙には及ばない。

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:49:42 ID:aova2yG+
キンッ! ……ゴォォォォ……!

ロブソン「(威力は減衰出来たが……それだけだ。俺は――失敗、した……!)」

ただ蹴り上げてタイミングをズラしただけの『マインドスターマイン』とは違い、
『マインドスパークルマイン』には、前転シュートによって生じる強烈な逆縦回転がある。
これにより、シュートは並大抵の衝撃では止まらず、ロブソンのブロックを受けても尚推進する。

ゴォォォォ……グンッ!

トーマス「な、なな……なんだ……!? このシュート、視てると、頭がぐるぐるして……はうっ!」

フラリ……バターンッ!

懸命にパンチングに飛んだ筈のトーマスは、特徴的な波長を描くシュートを凝視し続けた事により、
体勢を大きく崩して転倒。そしてそのまま――。

ズバァァァァ……ッ! ――ピピィィィィィィィィィィィィィィィイッ!

鈴仙「はぁ、はぁ……き、決まった……!」


リトルウイングズ 2 − 0 イングランド



795 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:52:27 ID:aova2yG+

実況「き、きまった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!
    鈴仙選手の『マインドスパークルマイン』が、イングランドのゴールに突き刺さった〜〜!
    これで試合は2−0! 前半戦10分を待たず、リトルウイングズが早くも2点リード!
    強い、強すぎるぞリトルウイングズ! 実力者揃いのイングランド相手に一方的に攻め続け、
    攻撃させる暇すら殆ど与えてくれません! 幻想郷発のクラブチームはやはり侮れなかった!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
   「レーイーセン! レーイーセン!」「イングランドーだらしねえぞー!」「ですよねー」

鈴仙「(また決まった……! 決めることが出来た……! 私は、私達は、世界で戦えるんだ……!)」

確かなシュートの感覚にホイッスル。そして周囲の爆発的な歓声。
鈴仙は自分のシュートが間違いなく決まった事を理解し、ほっと息を吐く。
そして改めて、自らや皆の力を実感し、胸に熱いものがこみ上げてくる。

鈴仙「(サンパウロには負けたけど。私達はまだやれる! ――ここから、もっともっと強くなれる……!)」

そこまで思うのはまだ早いかもしれない。試合はまだまだこれからなのだから。
しかしそれでも、鈴仙達がここまでイングランドの全力相手に善戦できた事実は変わりない。
心の深くでは敗北の傷が癒えない鈴仙にとって、この事実は大きな自信となった。

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:54:35 ID:aova2yG+
鈴仙「…………!」

観客の歓声に仲間達の暖かい声。そして敵陣の悔しそうな感情を肌に感じながら、鈴仙は――。

A:「見たかァイングランド! これが私達のチーム力よ!」自慢げに胸を張る!
B:「いよおおおおっし! やったぞおおおっ!」純粋に飛び跳ねる!
C:「今のは運が良かっただけ。油断しちゃだめよ、皆!」謙遜しながら釘を刺す。
D:「2点差だけじゃ済まさない、ガンガン攻めていくわよ、皆!」イケイケアピールする。
E:「私の実力は横に居る反町君の67分の1にも満たない…」ハッタリだ!
F:その他 選手交代させたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:420/990

797 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 01:59:01 ID:tbNHWPjU
A

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:59:43 ID:aova2yG+
*ロブソンのガッツが300を切ったため、スキル・ゴッドハンドが発動。ガッツが全回復しました。

――と、言ったところで今日はここまでにします。
また、スレの容量が500kbくらいになったので、次スレのスレタイも募集したいと思います。
次スレは、イングランド戦とその後の自由行動、そしてそろそろ他陣営の描写もしたいなとか思っています。

【】鈴仙奮闘記44【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。

あと、反町君の『テクニカルカット(仮)』(1/4でパスカット+2)の名称案を頂けると幸いです。
>>1の独断と偏見で採用します。無ければスベスベマンジュウガニカット的なのにするかもしれません(爆))

それでは、本日もお疲れ様でした。

799 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 07:11:28 ID:QTksR0aU
B

800 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 07:56:41 ID:id197ZMY
D

801 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 08:21:19 ID:tql4v6zw
反町パスカット名前案(格好良い名前にしました)

オゾンパスカット(単体では有毒だが、人類にとっては紫外線を吸収する有益なオゾンのようなパスカット)
アルセニックカット(「生物に非常に強い毒性」のヒ素にちなむ)
カーボンモノキサイドカット(誰かあと1人いないと不安定な一酸化炭素(穣子or静葉的な意味で)にちなむ)

802 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 10:17:03 ID:???
ミミングスソードカット

盲目の英雄ミミングスが所有しているという、伝説の魔剣。
遅効性の毒が塗ってあるとされ、神ですら斬られたら死を免れない。神殺しの剣として恐れられた。
名前の由来は、反町の足にミミングスソードが宿ったという夢を見たことから。

803 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 11:30:34 ID:/2+PtaRo
A
【さよなら】鈴仙奮闘記44【アリスさん】
【絆の力で】鈴仙奮闘記44【どこまでも】

804 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 16:56:36 ID:???
【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】
【再起への】鈴仙奮闘記44【咆哮】
【心の眼で】鈴仙奮闘記44【彼女は何を見る】

乙です

805 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 18:34:37 ID:???
【神々の】鈴仙奮闘記44【黄昏】
【異世界】鈴仙奮闘記44【チートサッカー】

806 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:28:45 ID:aova2yG+
スレ容量ギリギリまで更新します。
>>801-802
必殺技名の提案ありがとうございます!由来まで書いて頂き大変面白く読ませて頂きました。
技名ですが、『オゾンパスカット』にしようと思います。毒かつ無害そうな感じが反町君っぽいかと思ったので…
ミミングスソードカットにして反町がロブソンを両断する描写も考えましたが、
それやるといよいよサッカーじゃなくて異能バトルスレになるのでやめましたw
>>803
投票とスレタイ提案ありがとうございます!
>>804
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>805
スレタイ提案ありがとうございます!

807 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:30:22 ID:aova2yG+
A:「見たかァイングランド! これが私達のチーム力よ!」自慢げに胸を張る!

鈴仙は胸を張って、心の底からそう言い放った。
今回の自分のゴールが、自分だけの力だけによるものではない事くらいは百も承知だ。
反町が好守を見せ、てゐが繋いで、完璧なセンタリングを放ってくれたからこそ、ゴールを挙げる事ができた。
それだけではない。前のアリスによるゴールだって、ナズーリンやパチュリーの協力無くしては出来なかったし、
そもそも穣子達の連携が無ければ、ロリマーの『バウンドショット』により、先制されていたかもしれない。

鈴仙「(少なくとも今のところ、私達のチームは、総合力においてイングランドを圧倒している!
    クラブチームじゃない。一国の代表選手を集めたユースチームが相手でも、私達は戦えてる!)」

――ゴールを挙げた今でも、ロブソンは恐るべき選手だと理解しているし、
テイラー達の連続ワンツーは未然にこそ防げたが、決して軽視すべきではない。
個々の実力で言えば彼らは、鈴仙達リトルウイングズの選手を上回る、あるいは肉薄するだろう。
しかし、鈴仙達は個々で戦う必要は無い。苦手な分野は得意な選手に任せれば良いし、
自分が動けない場合は、仲間に動いて貰えば良い。
そんなチームメンバー同士の連携が、ロブソン達という個を上回り得るのだ。

ロブソン「……強い少女だ、君は」

ゴールを守り切れなかった責任を感じて地面に伏せるロブソンは、
鈴仙の言葉の裏に潜む、決して慢心では無い確かな自信を感じ取り、そう呟く。
同時に彼は内心で、

ロブソン「(俺達は奥の手を全て出し尽くさねば、負ける。いや、出し尽くした所で、
       勝てる保証など全く無い。……しかし、それでも全力を尽くさねばならんだろう。
       それが、彼女達のような尊敬すべき戦士に対する、最大限の敬意だ)」

――そう、鈴仙達への評価を更に高め。次はどう攻めるべきかに想いを馳せていた。
……イングランドの闘志は、2点差程度で尽きはしない。

808 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:31:32 ID:aova2yG+
***

ピィィィィィィィィィ……ッ!!

実況「さあ! 気を取り直してキックオフ! 現在の状況は前半9分を前にして、
    幻想郷出身のクラブチーム・リトルウイングズが2−0でイングランドを圧倒している状況です。
    まだまだ闘志が尽きぬイングランドですが、一旦状況を落ち着かせる為か、パスワークに徹しており……」

鈴仙「マスター、ここは……」

パチュリー「……無理に取りにいかなくても良い。あんたも、反町君も、てゐも疲れている。
        バックアップに佳歩と星が居るとは言え、こんな早い時間に攻め疲れても意味が無いわ」

鈴仙「(パチュリーさんの意見は見。私はそれに逆らう権利はあるかもしれないけど……。
    だけど、ここで無理に3点差を狙うのは、リスクが大きすぎるわね)」

実況「リトルウイングズ側もまた、無理に攻めには行かない状況、余裕が見えています」

鈴仙達が攻め疲れている中、イングランドはロブソンの超回復能力もあり、比較的体力に余裕を残している。
そんな中でイングランドがゆっくりと攻撃を構築してくれるのは、鈴仙達にとってもメリットが大きい為、
無理に邪魔する事はしない。イングランドを中心とするパスワークの時間は、そのまま5分程度続き――
試合が動いたのは、前半も半ばを過ぎた、16分になっての事だった。

 ※当試合は前後半30分ハーフで選手枠交代は3名まで。延長戦は無く、同点の場合はそのまま引き分けとします。
  (今更の解説ですみません)


809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:33:19 ID:aova2yG+
先着1名様で、

★イングランドの攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ウィルソン「覚醒した! 俺の正体は 山岡美子 だったんだよ!?」ウィルソンが覚醒だ!?
ダイヤ→リチャード「オラッ! ドリブル突破させろ!」リチャードが正面突破だ!
ハート→テイラー「(失敗してもリスクが少ないのが、俺のドリブル突破だ)」テイラーのサイドアタック!
スペード→ロリマー「俺の『バウンドパス』で行くか……」ロリマーのパスだ!
クラブ→テイラー「もう一度、『ジェットストリームアタック』だ……!」テイラー達が徒党を組む!

810 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 23:34:18 ID:???
★イングランドの攻撃→ ダイヤ5

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:48:04 ID:aova2yG+
★イングランドの攻撃→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→リチャード「オラッ! ドリブル突破させろ!」リチャードが正面突破だ!

リチャード「うおおおっ! もう(遅攻に)甘えてる場合じゃねぇ!」

ダッ! ダダダダダダダッ!

実況「ああ〜〜! CFWのリチャード選手、我慢できずにドリブルで正面突破だ〜〜!
    粗雑で乱暴ではありますが、テイラー選手にも決して引けを取らないドリブル技術で、
    鈴仙選手と反町選手をぶち殺そうと突進しています!!」

鈴仙「まるでケダモノね……!」

反町「キャプテン、どうする? 一応、俺一人のタックルでも互角の勝負は出来ると思うけど……」

鈴仙「そうね……(――幸いに、こっちも体勢を整えていたから、リチャード君がこっちに突っ込むまで、
    どう守るか指示を出す程度の余裕はある。二人がかりで止めるか、戦力を分散するか。
    あるいは若干のリスクはあるけど、ある程度深くまで泳がせてからボールを奪うってのも、
    敵陣を崩すという意味では効果的かもしんないわね。さて、ここは――)」

A:反町と二人で迎え撃つ!(鈴仙のタックル:54)
B:反町だけ行かせ、自分はフォローに回る。
C:自分だけ迎え撃ち、反町はフォローに回って貰う。
D:敢えて動かない。パチュリーとアリスに任せつつ自分と反町は反撃に備えて上がる!
E:鈴仙「オラッ催眠!」催眠術(できない)でリチャードを足止めだ!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:460/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

812 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 23:58:04 ID:???
A

813 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:05:33 ID:ndjmqH2k
A

814 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:10:27 ID:6kJBFObA
A

815 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:22:42 ID:2XyI+YWY
A:反町と二人で迎え撃つ!(鈴仙のタックル:54)

鈴仙「雰囲気で分かる……アイツは超ヤバイ人よ! 少しでも泳がせておく訳にはいかないわ!」

反町「分かった。それじゃあ、一緒に行きましょう!」

ダッ! ダダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアッ……ッ!

実況「この試合2トップのFWの鈴仙選手と反町選手、並んでリチャード選手に対峙!
    そしてそのまま、スライディングタックルを仕掛けます!!」

リチャード「オラッドリブルで死ねッ!吹き飛びで死ねッ!!心臓ブチ破られて死ねッ!!!!」

反町「(サッカーを殺人技と勘違いしてる人って、なんでこんなに多いんだろうか……)」

816 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:24:11 ID:2XyI+YWY

先着2名様で、

★リチャード→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リチャード、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ロリマーがフォロー)(テイラーがフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
リチャードのマークがダイヤで、「殺人ドリブル(+4、吹飛1)」が発動します。
リチャードのマークがハートで、「強引なドリブル(+2、吹飛1)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙はスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりに鈴仙が反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
反町のマークがダイヤ・ハートで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

817 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:25:23 ID:???
★リチャード→ドリブル 54 ( ダイヤA )( 6 + 4 )=★

818 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:26:08 ID:???
★鈴仙→タックル 54 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=★

819 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:26:51 ID:???
★鈴仙→タックル 54 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 ( スペード2 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:27:18 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
これ以上更新すると容量が一杯になりそうなので、続きは次スレでやりたいと思います。
それまでもう暫く(多分明日の夜)、スレタイを募集させてください。
次スレは、イングランド戦とその後の自由行動、そしてそろそろ他陣営の描写もしたいなとか思っています。

【】鈴仙奮闘記44【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日もお疲れ様でした。

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 22:30:13 ID:???
新スレを立てました。

【再起への】鈴仙奮闘記44【咆哮】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1525177959/

続きは新スレで更新したいと思います。これからも拙作を宜しくお願いいたします。
このスレの残り容量は雑文でも書いて埋めようと思います。
(考えてみれば前スレも埋まってないので、何とか埋めたいと思います…)

822 :◆85KeWZMVkQ :2018/05/02(水) 00:53:52 ID:???
すみません、>>821のスレタイ間違ってますね…汗
【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】が正しいです。

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