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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ5


[581]森崎名無しさん:2010/02/10(水) 01:16:34 ID:???
嫌われてるというより多すぎると考えてるんじゃないか?
キャプアモ終わっちゃったし

[582]森崎名無しさん:2010/02/10(水) 07:17:55 ID:???
なら更新が止まっている外伝を、著者の許可を得て二代目襲名でもしてくれよ
エネルギーは建設的な方に向けようぜ

[583]582:2010/02/10(水) 07:26:41 ID:???
>>581

[584]581:2010/02/10(水) 12:10:57 ID:???
>>583
そうだねすごくごめんタイトル未定の人にも・・

[585]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:00:06 ID:5QZQKFTM
>>東方と絡むことの是非
数が多いから需要があるのか、それとももう飽和しているのかはデータを作る時にもちょっと悩みましたね
その妥協案として幻想ポイント制度を考えてみたんですが、序盤なので効果のほどはまだ未知数ですね……
まあ、虻蜂取らずになりかねないシナリオを組んだ私の所為ですが
とりあえず暫くはキャプ森寄りの展開が続くので、様子を見てご判断ください
-----------------------------------------------------------------------------
〜朝〜
省58

[586]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:01:43 ID:5QZQKFTM
〜放課後〜

紋切り型の入学式や、若干の小言と連絡事項のみのホームルーム。入学一日目は、つつが無く終わった。

大前「部活動入部の受け付けはまだなんだよな……とりあえず、今日のところは見学で済まそうか」

独り言を漏らしつつも、校内をうろつく。
他県の中学校に上がったとはいえ、学校の構造自体にそう変わりがあることはないようだ。
お陰で、大前はすぐに目当てのサッカーグラウンドに辿り着いた。
省44

[587]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:02:45 ID:5QZQKFTM
呆然とする大前の眼前で、矢の様な鋭いセンタリングが上がった。

ガラの悪そうな上級生「へっ。悪いが頂くぜ、先輩さん方ようっ!!」

声を発すると同時、フォワードらしき上級生が地面を蹴った。
ボールが通る位置に向けて、鞭のしなりを持った脚が伸びる。ジャンピングボレーだ。

大前(決まった!)

胸中で当然のことのごとく断じる大前だったが、

温厚そうな上級生「ポジショニングが甘いな」

ポンっと軽い音を立てて、センタリングがカットされる。 省27

[588]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:04:06 ID:5QZQKFTM
3年生A「はは、ナーイスパースっ」

上級生C「く、くそッ」

先ほどとは反対側のペナルティエリア内での空中戦。
一瞬、二つの影が交錯した後、ボールはそれが定められたことであるかのごとく、ネットを揺らしていた。

ピピーッ!!

ゴールを告げるホイッスルが響く。
大前はその音色を、別世界のもののように遠く感じていた。

大前(……なんてこった。どいつもこいつも、今の俺じゃあ太刀打ちできっこないくらい強い。 省44

[589]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:06:26 ID:5QZQKFTM
同級生?「そこの君。大丈夫? ずいぶん顔色が悪いみたいだけど」

大前「だ、誰だ!」

掛けられた声に振り向くと、一人の少年が立っていた。
制服の真新しさから見るに、おそらくは同じ新1年生のようだ。

同級生?「ごめんごめん、驚かせちゃったかな。僕はA組の雪村。多分、君と同じ1年だよ」

大前「あ、ああ。俺は大前良。C組だ」

動揺が残る返事を返しながら、声を掛けてきた少年を注視する。 省39

[590]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:08:10 ID:5QZQKFTM
雪村「……やっぱり、ここから見てるだけじゃ駄目だね。行こうか」

大前「ああ……」

今日のところはもう帰ろう。そして、この学校でサッカー部に入るのかどうか、改めて考え直そう。
大前はそんなことを考えながら返事をした。
だが、

雪村「うん、君ならそう返事をしてくれると思っていたよ。じゃあ、行こうか!」

大村「は?」

気が付くと、体がグラウンドの方へ進んでいた。
雪村に引っ張られている。そう気付くのに、間抜けにも数瞬の時間が掛った。
省16

[591]タイトル未定:2010/02/10(水) 21:09:34 ID:5QZQKFTM
上級生A「ん? なんだお前ら」

上級生B「見学希望の1年坊か。見るんだったらちゃんと、大人しく――!?」

雪村「失礼しまーす! ……っと!」

ズザザっ!
言うなり、丁度ボールをキープしていた部員からタックルでボールを奪う。

大前(なにィ!? コイツ、油断があったとはいえ、上級生から事もなげにボールを取りやがった!)

あの攻守ともに尋常ではない3年生や、2年生の中心になっていたフォワードほどではないが、どの選手も自分より2、3段は上だった。 省33


0ch BBS 2007-01-24