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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[369]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:46:24 ID:???
〜ヒューガー〜

ビクトリーノ「お、おいミスギ!本気なのか?」

三杉「もう一度言う。あのアベルという選手は僕に任せてくれないか?
   ビクトリーノ。彼をオススメ選手と紹介してくれた君には悪いが
   僕は彼のような、フィールド上で落ち込み、やる気のないプレーをする選手を許して置けない」

ビクトリーノ「…ッ!」

そのころヒューガーの控え室では三杉が物怖じしない表情で自分の意志を皆に伝えていた。 省54

[370]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:47:31 ID:???
日向「フン、まぁお前の好きにすればいい。俺の獲物はあくまでも森崎だけだ。
   この試合で奴を絶望の淵に叩き落し、二度とキャプテンに立候補しようと思わなくなるほど徹底的に潰してやる。
   ……じゃあ、あの緑色は三杉に任せるとして、だ。前回に引き続き、俺に積極的にボールを集めろ」

ビクトリーノ「…ああ。俺が前衛で指揮をとるから、ダ・シルバも俺のフォローを頼む」

ダ・シルバ「おう!精一杯頑張るぜ!」
省59

[371]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:48:31 ID:???
日向「…よし、みんな準備ができたみたいだな。フォーメーションはサンパウロ戦と同じ。
   右サイドをナバール、中央及び左サイドをビクトリーノが切り開き、俺にボールを集める。
   守りの方は初めから期待はしていない。気楽に守れ。そして若島津に任せておけ」

ジェイク「お、おう…」

ベック「わ、わかったんだな〜」

バヌトゥ「(この3日間、非常に息の詰まる生活だったのう。この少年は確かに 省58

[372]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:49:57 ID:???
モロドフ「最後に……どうか怪我だけはしないようにな。聞けばお主たちは
     将来を期待されている選手。こんな野試合で選手生命を無駄にすることだけはせぬようにな」

三杉「(一昨日からもそうだが、この方は異様なほどに僕たちの身体を気遣ってくれている。
   まぁ、一国の伯爵ほどの身分の方ならば納得はいくが…どうも気になるな)」

三杉は初めのころ、モロドフのことを信用できないでいた。ヒューガーの監督代理となったのも 省36

[373]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:51:14 ID:???
アンナ「アリティア国の皆さまお待たせしました!いよいよこのアリティアカップも最後の試合となりました。
    アカネイア同盟軍盟主マルス王子が所属している、アリティア騎士団指揮官森崎君が率いるアカネイア!
    それを待ち受けるのは、その圧倒的攻撃力で先日サンパウロを撃破したヒューガー!
    キャプテンである日向君は、森崎君とは同郷の知人かつライバルというまさに因縁の対決!
    果たしてどちらのチームが栄光を掴み取ることができるのか! 省67

[374]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:52:29 ID:???
日向「よう森崎。昨日は良く眠れたか?落ち込みすぎて試合放棄するんじゃないかと心配したぞ。
   まァ、無事でなによりだ。アカネイアカップでの借りを返すと同時に…お前にトドメをさしにきたぜ」

そう言い放つと日向は森崎に右手を差し出す。傍から見れば、ライバル同士の対決前の相手を称える握手だ。
だが、先ほどの口ぶりから見てどう考えても日向が好意を向けているとは思えなかった。 省40

[375]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 21:56:01 ID:fFs/EnKA

一貫性を保つ(アカネイアカップ最後のあれ)
+おそらく日向にとって最大の挑発。

[376]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:00:18 ID:DgJVKbc+
B
認めよう、現状こっちは格下だい。
だけど窮鼠は猫を噛むんだぜ!

[377]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:39:13 ID:???
訂正とお詫び。
372のモロドフの最後の台詞は三杉のものです。
他にも誤字がかなり目立っておりますが、どうかご容赦ください…
===============
>B普通に握手。しかしこちらは全力の笑顔で互いの健闘を願う

ガシッ!

森崎「忠告ありがとう。だけど、俺たちも負けないよ。
   今日はお互い、いいゲームができるよう頑張ろう!(ニコッ)」

森崎は自分ができる最大級の笑顔で、日向の握手を受けた。 省59

[378]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:40:49 ID:???
森崎「それは…俺たちが世界一強いチームだったからだろう?」

日向「ああ、その通りだ。そしてその世界一強いチームを作る要因となったのはなんだと思う?」

森崎「……どういうことだ?」

日向「お前や俺がチーム内で権力を求め奪い合う。その結果、全日本Jrユースには競争心が生まれ、育まれた。
   世界レベルのサッカーには程遠かった俺たちがあの短期間でアレだけ強くなったのは…俺たちが決して馴れ合うことが無かったからだ」
省70


0ch BBS 2007-01-24