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1- レス

銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[290]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 21:43:36 ID:JH1A09OY
B

[291]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:00:21 ID:b9+zhuGI
B.流石に重荷を1人で背負いすぎだ。困った事があればいって欲しいと望む。

シュナイダー「……少尉、それは流石に背負いすぎだ。確かにクロイツァー少尉の任務は
私を補佐すること。確かにそこに私情はいらない。だが、それでは私が困る。前にもいったかもしれないが、
君が倒れたら困るのは私なのだ」

恐らく彼女には感情論は通じない。この一年半共に仕事をすることで学んだことの一つである。

モニカ「…そうですか」
省22

[292]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:01:21 ID:b9+zhuGI
だがこの1年半でわかった事もある。彼は私個人にはあまり興味をもっていないが、任務遂行のために
体調を心配する事は出来るという点である。つまるところ女としては見ていないが、部下としては
見てくれており、倒れない程度には面倒を見てくれるという点である。

…まあ、地味なデスクワークをあまりしてくれないという根本的な負担軽減に気づかないのは
貴族らしいといえばそれまでだが。

とにかくつまり、この中佐の言葉は事実なのだろうとは感じるのだった。
省14

[293]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:02:24 ID:b9+zhuGI
〜〜〜

長い旅も終わる。軍艦のような乗り心地をあまり重視しないワープとは異なり、何時跳躍したのか
外窓のシャッターが閉まる事以外のことではほとんど気づけない静かな亜空間跳躍航法は短距離
長距離をあわせ14回におよび、首都星、帝都オーディンの上空まで近づいていた。

そして旅人達に快適さを与えていた空間も、徐々に下船準備に必要な手続きのために一時的に
閉鎖されていきシュナイダーたちも皆と同様に下船の準備をしていた。

シュナイダー「忘れ物は…ないか」
省35

[294]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:03:24 ID:b9+zhuGI
〜〜〜

そこは軍事施設が密集する地区の一角。一際壮麗な統帥本部の隣にある施設で高さ自体は他の
軍施設と同様せいぜい一般家屋の2階建て程度といって良いだろう。むしろ、その施設の中枢は
地下に置かれ、まるで蟻の巣の如く広がっていた。

シュナイダー(次の勤務地はここか…)

左右後方に寡黙なオスヴァルト・メッツァ中尉と眉目秀麗なモニカ・クロイツァー少尉を引きつれ
高速エスカレーターで地下数十メートルの位置まで一気に下がっていく。
省12

[295]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:04:27 ID:b9+zhuGI
シュナイダー(………)

ようやくたどり着いたのは豪奢さに壮麗さを混ぜたような重厚な両扉。折角迷宮のようなつくりにしたのに
これでは意味が無いなと苦笑したくなる心を平静にさせると規律正しくノックをし、「入れ」という
言葉と同時に扉を開く。

シュナイダー「カールハインツ・フォン・シュナイダー中佐。ただいま着任しました!」

敬礼の動作と共にそう宣言する。目先にいるのは老齢の大将。名をクラーマーという憲兵総監である。
省17

[296]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:05:27 ID:b9+zhuGI
シュナイダー「ハ!閣下にご指導いただき、帝国皇帝陛下のため粉骨砕身の覚悟であります!」

それをなんとなく知るシュナイダーだったが、それでも礼儀をわきまえない彼ではない。
口上と建前を完璧にこなし、後ろに控える二人も同じように敬礼を行う。

クラーマー「うむ。このオーディンは陛下の威光もあり平穏そのものじゃ。じゃが、虫けらというものは
いくら叩いても何時もどこからか湧き出てしまう。子爵殿には期待しておるぞ」
省25

[297]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:06:28 ID:b9+zhuGI
シュナイダー「ハ!軍隊内における独立部隊であり、軍隊内部における事件、事故の解決を行う部署だと
認識しています!」

オッペンハイマー「まあ、それも正解といえば正解か。だが、ほとんどの場合は治安維持と
要人の護衛、それに式典会場の警備など、どちらかといえば地味な部署だ。まあ、部署が部署だけに
様々な情報の集まるところだから、将来のためには一度は経験をしていた方が良いだろう。」
省33

[298]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:07:28 ID:b9+zhuGI
帝国暦481年10月 任務ターン

メッツァ「遅くなったが俺が副官になるから能力がかなり変わる。注意するべきだ」

そういうのは司令部入り口で待ち受けていたオスヴァルド・メッツァ中尉。

モニカ「今回は関係ありませんが、能力の補正を得られるのはその補正値が一番大きい人物のみです。
たとえば、運営能力が120と122の副官がいた場合、その両者の補正率が50%であれば
122の副官の補正を得、120の方が60%、122の方が50%であった場合、120の副官の 省19

[299]銀河シュナイダー伝説:2011/10/24(月) 00:08:28 ID:b9+zhuGI
憲兵隊における任務は毎回決まっているわけではない。また、暇な時は『任務として』訓練を
行う事が出来るのは艦長職とは非常に大きい違いといえるだろう。

受付「今月行われる任務は以下のとおりです。いずれかをお受けください」

違った。非常に大きい違いはそれだけではなく、受付などに『女性士官』がいるということだ。
これでモニカの精神的負担も随分と改善される事だろう。

どの任務を受けますか? 省67


0ch BBS 2007-01-24