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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[325]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:42:37 ID:???
それに対するアルシオンの回答は辛辣だった・・・
少なくともジョアンにとって、それは耳を疑い、塞ぎたくなるような現実だった。
アルシオン「ジョアン監督、貴方は間違っています・・・・・・・・・二つの意味で。」
ジョアン「…どういうことだ、アルシオン?」
アルシオン「闘いとは敵を倒す事が目的…そしてフィオレンティーナは間違う事なき敵です。
しかもい今敵というだけじゃあない、奴等はWトーナメントでも敵になる相手…
省33
[326]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:44:13 ID:???
しかしアルシオンはジョアンの様子に構う事なく更に持論を展開させる。
アルシオン「考えても見て下さい、監督に教わったテクニックは素晴らしい物です。
各人は自分のポジションに必要な個人技を十ニ分に備えており…
そして必要とあらば、フィールダー全員がチャンスメーク出来る突破力を持つ。
今更ドリブルよりも劣るパスワークだけで攻めるなど非効率…愚の骨頂ではないですか?」
ジョアン「………」
省32
[327]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:45:14 ID:???
しかしジョアンは反応せず黙りきった儘、シニョーリなどはアルシオンを是とするような茶々を入れる。
発現がズレているシニョーリにフィッツウォルタが頭を押さえて呆れている内に・・・
彼の教育係(みたいな役回り)のクスタはシニョーリを畳んでしまう。
そしてアルシオンがその機を縫って再び発言を始め、フィッツウォルタはそれを止められない。
アルシオン「それにコーチ、彼等の中にオレを満足させるパスを出せる者…
省67
[328]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:47:34 ID:???
ジョアン「アルシオン・・・・・・・・・貴様・・・ わ・・・ワシに 背くと言うのか・・・・・・?
アルシオン・・・お前が・・・・・・。」
アルシオン「背く…?」
ジョアンはまるで戯言の様な言葉を弱々しく吐いていた。
ピクリとアルシオンが肩を震わせ、頬も引き攣らせる。
そもそもジョアンが今日まで若く精悍を保ってこれたのは、その決意の強さゆえだった。
それが揺らぎ崩落しかけた今、彼は本来の冷静な思考も言葉遣いも失っていた。
省61
[329]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:49:00 ID:???
アルシオン「もうこれ以上は良いでしょう・・・。 オレの言いたい事はそれだけです、監督。
後半はドリブルでフィオレンティーナを攻めます。」
ジョアン「・・・・・・・・・。」
アルシオンの言葉は締め括られた。
それに対してジョアンは何も言い返せなかった。
フィッツウォルタ(ば、バカな・・・・・・こんな・・・)
フィッツウォルタは信じられなかった。 目の前の光景が受け入れ難かった。
省25
[330]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:51:06 ID:???
ディッテンベルガ「・・・話にならんな。 アルシオン、オレはお前の指示には従えん。」
イスラス「・・・クック・・・お前だけに格好良い真似させるかよ・・・っと言うべき所か・・・?」
ディッテンベルガ「ま、そうだな。」
アルシオン「ほう・・・?」
クスタ「・・・・・・。」
アルシオンとジョアンの間では、(選手達には理解できないが)話が済んだようである。
けれど選手達が一体となってアルシオンの言葉に従うかと言えば『No』。
省26
[331]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:54:12 ID:???
ナジーブ「フフッ・・・。」
フィッツウォルタ「ミルチビッチ・・・?」
ミルチビッチ「・・・・・・・・・」
そこに立っていたのは・・・フィッツウォルタにとってのASローマのチームメイト:ミルチビッチと、
カンピオーネのオーナーに当たるナジーブ・ユブンタイ、そして彼らの他に初めて目にする選手が2人・・・。
全員で4名がの人物が控え室へと入ってきたのだった。
急な乱入者に戸惑う選手達を他所に、先程の言葉の続きがオーナーの口から流され始めた。
省39
[332]森崎名無しさん:2011/12/12(月) 18:56:07 ID:???
さらば矢部ッチュ
[333]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 18:56:27 ID:???
ミルチビッチ「そうそう、右サイドバックだった奴・・・ああ、貴様だ。
後半はオレが右をやる、貴様は別なとこに就け。」
カルバリョ「あんっ・・・? 何様のつもりやおんどれ?」
オルミーガ「ピャタコーフ、後半はイスラスの位置に就けるか?」
ピャタコーフ「ああ・・・別に構わない。」
フィッツウォルタ「待った!!!!」
好き勝手に話が急転していく状況に、鋭く『待て』と一声かかった。
省27
[334]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 19:01:31 ID:???
ナジーブ「フンッ、そんな事か・・・。」
フィッツウォルタ「そんな事だって!?」
真っ当過ぎるくらいのフィッツウォルタの言。
しかしオーナーは、まるでそれが取るに足らぬ事のように鼻で笑った。
ナジーブ「勘違いしているようだから今教えておこう。
諸君等に報酬は支払われるが、このチームは決してプロチームではない。
即ち通常の組織形態とは違ってな・・・采配も監督への全権委任ではないのだよ。」
フィッツウォルタ「なにぃっ!?」
省33
[335]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/12(月) 19:02:31 ID:???
一旦ここまででござーーーっす
もうちょっとで後半にーーーーー
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0ch BBS 2007-01-24