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異邦人モリサキ
[407]ノータ ◆JvXQ17QPfo
:2012/06/18(月) 20:36:34 ID:???
体術・魅力
理由:上と同じような感じ。
それとこの戦いは、死なない、逃げない、負けない戦いをしないとまずいからね
回避と防御に特化したら序盤は楽になりそう
[408]◆9OlIjdgJmY
:2012/06/18(月) 22:01:13 ID:???
体術・魅力
前回、とてもよい判定結果ならスキル習得かもとおっしゃっていたので
ポイントの蓄積で習得できる仕組みなら、今回まず間違いなく習得できるから。
[409]Q513 ◆RZdXGG2sGw
:2012/06/18(月) 22:43:53 ID:???
体術・休憩
体術のスキル狙い。それと、ガッツも多いほうがいいんじゃないかと
[410]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:38:53 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>403
の選択については……
>>407
ノータ ◆JvXQ17QPfo様の回答を採用させていただきます!
目的意識のはっきりした育成方針の提案、ありがとうございます。
CP3を進呈いたします。
ただ次回からは、他の方と似たご回答でもご自身の言葉でお願いいたしますね。
同様にスキル取得を意識された
>>406
◆W1prVEUMOs様、
>>408
◆9OlIjdgJmY様も
CP1を進呈いたします。
>>405
省16
[411]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:39:54 ID:???
***
「なあ、ヤングのおっさん」
「教官と呼ばんか! モリサキ、貴様は今日明日の基礎訓練を倍にしろ!」
汗まみれの森崎がヤング・マジョラムをつかまえて尋ねたのは、とある昼下がりのことである。
耳どころか下腹にずしんと響く大声を受けながら、森崎は平然と肩をすくめてみせる。
「はン、いつものことじゃねえか」
「……俺も段々と、貴様に懲罰を与えているのか特訓をしてやっているのか分からなくなってきた。
で、何だ。気になることでもあったか」
省38
[412]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:41:40 ID:???
「……彼らは自由騎士だ。訓練は義務ではない」
「自由騎士……?」
耳慣れない言葉に森崎が首を傾げる。
つい最近どこかで聞いた気もするが、思い出せない。
少なくともこれまで渡り歩いてきた各国には存在しない階級だった。
そんな森崎に、ヤングが説明を加える。
「自身で騎士の称号を得たわけではなく、また軍属としての階級も持たない世襲の騎士のことを、
我らがドルファンでは畏敬を込めてそう呼んでいる」
省35
[413]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:42:55 ID:???
華々しく並ぶ言葉の数々を聞いた森崎が、ボソリと漏らす。
「さしずめ老中の子……ってとこか。道理で偉そうなわけだ」
「ロージュー? 何だそれは」
「いや、こっちの話だ。続けてくれねえか」
呟きを耳にしたヤングが怪訝そうな顔をする。
森崎が小さく首を振って、先を促した。
「……まあ現当主といっても、聖騎士として名を馳せた奴の父親は既に他界しているから、
いま家を切り盛りしているのはその妻、つまりジョアンの母であるエリータス卿夫人だ。
省27
[414]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:47:13 ID:???
「おっさん、連中には訓練の義務もないって言ったろ。
要は気が向いた時に集まっちゃあ、ああやって遊んでるだけ。
どうせこの後は汗を流してどこぞで盛大に宴でも開くんだろうな」
「……」
沈黙は、雄弁な肯定だっただろうか。
「ジョアンのヤツもあの中にいるのか?」
「どうだろうな。気紛れな男で、自由騎士たちの『訓練』に参加するかどうかも
その日の気分次第と聞いている」
「……そうかい」
肩をすくめた森崎が、ふと銀の鎧の一団を見やる。
省28
[415]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:48:51 ID:???
ジョストとは、欧州で古くから行われていた騎士たちの遊興である。
集団戦ではなく、一騎討ちの形式で行われる試合をそう呼んだ。
しかし時代の流れとともに廃れ、どの国でも何十年も前に途絶えているような、
古典的な競技のはずであった。
「実際ンなことやってんの、初めて見たぜ……骨董品市場かよ」
「あれがこの国の、今の騎士の戦いだ。彼らは彼らなりに、本気で訓練をしているつもりだろう」
再び、静寂が降りた。
省36
[416]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:49:54 ID:???
「だが俺たちはその絵巻物と轡を並べるのさ」
「なにィ!?」
驚愕する森崎に、ヤングが淡々と言葉を紡ぐ。
「ドルファン王都騎士団は俺たち傭兵大隊を覗いては全八大隊から構成されている」
俺たち、とヤングは言った。
傭兵大隊の長を兼任するとはいえ、彼は大尉の階級を持つれっきとした正規軍の軍人である。
そこに込められた感情は、森崎には分からない。
分からないがしかし、その立ち居地の一筋縄ではいかないことだけは、理解できた。
省36
[417]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:51:12 ID:???
「騎士の定数は100名と言ったな。だが実のところそれが正騎士だけで満たされたことは、
先のプロキア=ゲルタニア戦役以来、一度もない」
「……」
「現役で戦場を知る歴戦の騎士たちは年老い、騎士団を退いていく一方だ。
軍属を望まん自由騎士どもを数に組み入れて、ようやく誤魔化している。
……今となっては、定数の約半分が自由騎士だ」
「ちょ、ちょっと待て」
開陳された事実を整理するように、森崎が言う。
省29
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0ch BBS 2007-01-24