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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[438]森崎名無しさん:2012/08/29(水) 23:09:28 ID:???
前スレ埋まっていないけどどうしましょうか?
[439]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:02:03 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、
>>431
の選択については……
>>437
◆9OlIjdgJmY様の選択を採用させていただきます!
まず関係の重い方から固めていく、というのは一つの手法ですね。
CP3を進呈いたします。
>>435
申し訳ありません、スキルの強化や変化は「隊員の所持スキル」に限ってのことで、
森崎のスキルには特に影響を与えません……。
ただ「撹乱」はパラメータを上げていけば取得できますので、そちらを目指しましょう!
省19
[440]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:03:07 ID:???
***
//馬術1
「うわっと、と……と!」
演習場の一角に設けられた林の中、情けない声を上げたのは森崎有三である。
「ふう……相変わらず慣れないぜ、馬ってやつは」
「お前が怖がるからだ。馬は乗り手の怯えを敏感に読むからな」
鞍上、バランスを崩しかけた森崎に言うのはトニーニョだった。
共に腕を磨こうと、森崎の誘ったものである。
しかし馬とのコミュニケーションの初歩で四苦八苦する森崎に比べ、仏頂面の白人は
省32
[441]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:04:24 ID:???
「トニーニョ、おい、トニーニョって!」
「……ああ。すまん、聞いている」
「いや、聞いてるじゃなくてよ……まあ、いいや」
肩をすくめる森崎に、
「……」
「……」
トニーニョは、再び黙り込んでしまう。
「……どうしたんだって、聞いてもいいか」
「……」
ともすれば不機嫌に見られがちな仏頂面に、今は何か違う色が浮かんでいるように見えて
森崎が問うのへ、トニーニョは答えず馬の腹を軽く蹴る。
省26
[442]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:06:36 ID:???
トニーニョ、と声をかけるよりも早く、ぼそりと呟く声。
「俺は自分が赦せずにいる」
その声は独り言じみていて、ひどく聞き取りづらい。
森崎に向けて語っているのではないようでもあった。
「俺にもっと……もっと力があれば、隊長を、隊の皆を死なせずに済んだのではないかと、
そればかりを考えている。あの日から、毎日、毎晩。ずっとだ」
「お前、それは……」
言いかけた森崎を遮るように、トニーニョが首を振って続ける。
省38
[443]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:07:43 ID:efdvYoTg
※ガッツが20減少。
馬術が26上がりました。
現在のガッツ:155
剣術:68 馬術:36 体術:62 魅力:78 評価:69
ATK:104 DEF:140 SPD:98 ini:19
***
*チェック
トニーニョとの関係が一定値に達したため、スキルが強化される可能性があります。
目標値【10】 → ! numnum
※ ! と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。
目標値以上の値が出れば成功しスキルが強化されます。
00が出た場合はスキルが変化します。
省12
[444]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y
:2012/09/01(土) 12:50:35 ID:???
目標値【10】 →
89
[445]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:54:08 ID:???
***
トニーニョのスキルが「威圧Lv2」に強化されました。
***
[446]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:55:14 ID:???
//馬術2
「しっかし、あん時ぁ驚いたぜ。お前がいきなり変なおっさん連れてきたと思ったら、
『このモリサキが皆サンの新しい隊長デ〜ス! そこんトコ、よろしくお願いしマ〜ス!』だもんな」
褐色の優男が、言って快活に笑う。
ネイが口真似をしてみせたのは、森崎の隊長就任を知らせたときのルーカスである。
「ああ……俺だっていきなりのことで、何がなんだかわかんなかったぜ。
正直今も、実感は薄いんだ」
ややぎこちなく手綱を握りながら答える森崎。
省26
[447]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:56:42 ID:???
「いや……それが、基本、まだ何もしてねえ」
「なにィ!?」
驚愕するネイに、森崎が困ったように告げる。
「人員と物資の確認、それからルーカス大佐の持ってきた書類にサインして……ってくらいでよ。
他の教官たちは上の雇いだから、とりあえずヤングのおっさんの頃と同じように、つー感じかな。
正直、隊長室なんて部屋だけあてがわれても、何していいのかわかんねえんだよ」
「……まあ、俺らもヤング教官が普段どんな仕事してたのか、よく知らねえからなあ」
省40
[448]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/09/01(土) 12:58:55 ID:???
イリハ会戦の惨状を思い起こしたか、ネイが遠い目をする。
「ヴァルファの半分くらいだったもんなあ……」
「ああ。それで騎士団の大規模な再編成やら、退役騎士の招集、戦時増員なんかも検討してるらしい」
「なるほど……こっちに回すような指揮官の余りはいねえってことか」
「そういうこった。将校としての訓練受けてる騎士なんざ、ただでさえ少ないからな」
言った森崎に、ネイが得心したように首肯する。
「ならまあ、隊長のお鉢はお前に回ってくるわな、モリサキ」
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0ch BBS 2007-01-24