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1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[583]森崎名無しさん:2015/01/16(金) 17:00:03 ID:???
若林の脳内w

[584]森崎名無しさん:2015/01/16(金) 22:09:11 ID:???
なるほど、イタリアとアルゼンチンの立場が逆になるんだね。
アイツはまさか…

[585]森崎名無しさん:2015/01/16(金) 23:15:47 ID:???
翼という分かりやすいスタープレイヤーに価値を見出して
全日本入りしない岬とかはありえそう。

関係ないけどカリオストロはやはり名作

[586]森末(仮):2015/01/17(土) 00:17:41 ID:???
>>579-580 乙ありです。
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それから数十秒……岬は唖然としたまま、件の男――恐らくは自分と同年代であろう少年を見つめ続けていたのだが、
岬太郎のその最大の長所は誰よりも素早く回転をする頭脳である。
すぐさま平静を取り戻すと、彼は謎の少年の身なり、年齢を即座に分析し自身が知る人物であるかどうかを脳内で整理。 省61

[587]森末(仮):2015/01/17(土) 00:19:22 ID:???
???「……信じられなかったけど、本当に俺の事を覚えてないんだね」
岬「(覚えてない……という事は、やっぱり一度会っているのか? まずい、これだけの実力者と仲たがいになる訳には……)
  い、いや、そんな事ないよ! ただ、突然の事でビックリして……」
???「ううん、いいんだ! 岬くんも、石崎くんも……誰も、俺の事を知らない。
    ここはそういう世界だって、神様が言っていたから!」
岬「……は?」
省73

[588]森末(仮):2015/01/17(土) 00:20:36 ID:???
???「頑張ってね、岬くん! フランス国際Jrユース大会、必ず優勝してくれ!
    そしていつかまた……いつかまた、一緒にプレー出来る時を待ってるから!」

大声で――ともすれば絶叫とも取れる声量で、わざとらしく両手を口にあてて叫ぶ謎の少年。
もしもこれが普通ならば――いつもの岬ならば、どこか照れた様子(勿論演技)ながらその声に応える。
或いはこのように相当"アレ"そうな人物に大声で話しかけられれば、全速力で逃げていただろう。 省34

[589]森末(仮):2015/01/17(土) 00:21:50 ID:???
やがて我に返り、自身の反応に自ら驚く岬を尻目に、
少年はニコッとこれまたわざとらしすぎる程に清々しい笑みを浮かべてそのまま立ち去って行った。
後に残ったのは茫然とする岬に、転々と転がる少年が置いて行った"トモダチ"。
しばらく呆けていた岬だったが……それでもようやく転がるボールを回収すると、
改めて少年が去って行った方角を見つめ、物思いに耽る。

岬「(一体……一体、なんだったんだ……? 省51

[590]森末(仮):2015/01/17(土) 00:22:57 ID:???
タッタッタッタッ

???「ただいま、神様!」
眼鏡の男性「ああ、おかえり。 どうだった、久しぶりの再会は?」

一方、岬の元から立ち去った少年は、やがてこのフランス……パリにある公園へとやってくると、
そこで待ち構えていた男性――眼鏡をかけ、やや痩せた体型の壮年の男へと駆け寄り、首尾を報告していた。

???「やっぱり、岬くんが俺の事を覚えてないのは悲しいよ……。 省79

[591]森末(仮):2015/01/17(土) 00:24:00 ID:???
絶世の美女「はぁ……やはりあのイタリアの強化は貴方の仕業でしたか」
眼鏡の男性「おや? 君たちは……」

和気藹々と、これから変わってゆく世界について話しあう少年たち。
そんな少年たちに呆れたような声をかけたのは――かつて中山が全日本Jrユースの合宿に参加する直前に出会った少年。
その少年の隣についていた、誰もが見惚れるかの如き美貌を備えた絶世の美女であった。

絶世の美女「あまり派手に動かれると困るんですけどね……。 省48

[592]森末(仮):2015/01/17(土) 00:25:46 ID:???
眼鏡の男性「……だから、アルゼンチンを弱体化させる事でバランスを取ろう、と?」
絶世の美女「これでバランスになってるかどうかはわかりませんけどね。
      ただ私の世界でのアルゼンチン戦での絶望感が、イタリア戦で味わえ……。
      イタリア戦でのそれなりに勝てるという感じがアルゼンチン戦で味わえると思いますよ」

美女もまた、この世界を変革しようとする者の1人であった。
森末の力が弱まり、板野が主人公でなくなろうとしているこの世界。 省52

[593]森末(仮):2015/01/17(土) 00:26:47 ID:???
???「そんな! どうしてそんな事を言うのさ!」
???「うげーっ、気持ちわりぃ! そんな顔してそんな事言うんじゃねぇよ! ホモじゃねぇのか!?」

逆にテバサキ頭の少年にとっては、目の前の少年は友人の一人だった為に悲鳴を上げ……。
大人2人は同時にため息を吐きながら、両者の肩を持ち諌める。

絶世の美女「落ち着きなさい、今は我慢する時よ。
      いずれこの世界が貴方のものになったら……その時は、全てがあなたの思うがままになるのだから。 その時までは、ね」 省45


0ch BBS 2007-01-24