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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[173]森崎名無しさん:2015/01/27(火) 01:05:15 ID:???
アルゼンチン戦は勝つだけじゃなく得失点差もできれば稼ぎたいところ
そうすればイタリア戦は最悪引き分けでも許されるし
[174]森末(仮):2015/01/27(火) 01:50:56 ID:???
>★井沢のタックル練習→( 4 + 6 )=スキル・タックル+1習得!
> 井沢のパスカット練習→( 5 + 4 )=パスカットフラグ習得!★
>★滝のドリブル練習→( 4 + 6 )=「スキルステップ」習得!★
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井沢守は劣等感をバネに出来る男である。
言い換えれば、感情をそのままプレイに変換するタイプの選手だった。
時にそれは頭に血が上りすぎ、逆にプレイに精彩を欠いてしまう事もあるものの……。
省66
[175]森末(仮):2015/01/27(火) 01:52:00 ID:???
〜 沢田 小池 〜
沢田「よし、今日もお願いします小池さん!」
小池「うむ、東邦学園キャプテンとしては後輩の頼みは聞かねばなるまい。 任せておけ、タケシ!」
修哲トリオが彼らだけで固まって練習をしていたのと同様、同じ出身校同士で練習を組む者が存在をした。
東邦学園から選出された若島津、沢田、反町、小池の4人組である。
彼らは孤立をしているという程ではないが、部屋も反町以外は同室。
それぞれが色々思う所はあれど、若島津を支持しているという共通点があった。
省52
[176]森末(仮):2015/01/27(火) 01:53:02 ID:???
〜 若島津 反町 〜
バコッ バシュウウウッ!
若島津「ハァ……ハァ……」
反町「だ、大丈夫か若島津? 汗だくじゃないか。 そろそろやめておいた方が……」
若島津「いいから、もう一度だ反町! もう時間が無い……!
大会までに、なんとかモノにしなければならないんだ!!」
そして東邦学園のストライカー、反町一樹。
東邦学園の守護神にして、現在一応全日本の守護神という地位にある若島津健。
彼らはゴール前でシュートとセービングの練習に励んでいた。
省41
[177]森末(仮):2015/01/27(火) 01:54:07 ID:???
若島津「(反町のシュートを軽く跳ね返せんで、シュナイダーのシュートを止められるものか! くそっ!)」
若島津の信じるものは力である。
暴力にしろ権力にしろ、人は力には到底抗えない。
それがわかっているからこそ、若島津は更なる力を得ようと必死にもがいていた。
幼い頃から空手道場で育ち、幾多の年上の者達と戦ってきた若島津にとって、
自身よりも圧倒的な力を持つ敵が出てきても決して怯む事が無いというのは強みでもある。
省47
[178]森末(仮):2015/01/27(火) 01:55:45 ID:???
手で浮きあげたボールを、そのまま蹴りつけ地面に叩きつけてゴールを狙う反町。
もう何度も繰り返してきたこの練習。
その最後の最後で、若島津健の努力は実を結ぼうとしていた。
若島津「(まずは純粋な跳躍力……! これについては問題ない、俺のジャンプ力は全日本の中でも高水準だ!)」
ボールが蹴られたのを見てから、若島津は跳んだ。ボールに向かってではなく、垂直に。
省47
[179]森末(仮):2015/01/27(火) 01:56:49 ID:???
若島津「出来た……! 出来たぞ……!!」
それは本来、体勢を崩した際に間に合わない逆側へのシュートを止める為に編み出した技。
ゴールポストを蹴る事での反動を利用して、一気に逆側へと向かいボールを止めるだけの技である。
しかし、若島津はその反動――ポストを蹴る事によって生まれるただ跳躍しただけでは到底生み出せない強い推進力に注目したのである。
板野のマグナムボレー、シュナイダーのファイヤーショット。
省69
[180]森末(仮):2015/01/27(火) 01:58:09 ID:???
こうして5日間の練習が終わり、一同は西ドイツ最後の夜を過ごしていた。
とはいえ、決して楽しいものではない。
明日は朝からフランス入りをしなければならず、最後の夜も荷造りの為にのんびり過ごす事は出来ない。
板野もまたそれは同じであり、彼は松山や石崎らと共にせっせと鞄に荷物を詰め込んでいた。
松山「フランスか〜。 岬と会えるのが楽しみだな」
石崎「岬が入ってくれりゃ百人力だぜ! 小学生時代から、アイツのテクニックはピカイチだったもんな!」
省43
[181]森末(仮):2015/01/27(火) 01:59:32 ID:???
板野「これは友達から買ったんだよ、全国大会の前、お守り代わりにね」
石崎「買ったぁ? 貰ったじゃなくて? 随分ケチな奴だな」
板野「しょうがないよ、向こうも商売だもん」
松山「商売? ……板野、もしかしてそれを売ったのって」
板野「ああ、うん、矢車くんだよ」
松山「や、やっぱりか……」
板野からその人物の名を聞いて、明らかに引きつった笑みを浮かべる松山。
板野がふらのに転入した初期の初期、カードがあらぶった事によって出現した彼は何故か板野の事を気に入り、
省32
[182]森末(仮):2015/01/27(火) 02:00:33 ID:???
石崎「なぁ、ちょっとそれ俺に貸してくれよ。 なんかかっこいいじゃん」
板野「えー?」
なんと石崎はその顔に似合わず、アクセサリーなどに興味があったのか、酷くこの板野の持つネックレスを気に入った。
当然板野からしてみれば大切な思い出の品な為、簡単に貸したくはないのだが……石崎は両手を合わせて懇願する有様である。
石崎「なっ、なっ、頼むよ。 失くさないし汚さないし、ちゃんと返すからさ」
板野「(ここまで頼むなら貸してあげた方がいいかなぁ? どうしよう)」
省9
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0ch BBS 2007-01-24