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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[630]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:16:48 ID:???
小悪魔「すみません、パチュリー様。私が力不足だったばかりに……」

パチュリー「気にしないで。あそこまでのパスカット技術があるんだったら、
私が魔理沙達のタックルを掻い潜ってパスを出していた所で、きっと弾かれていたわ。
確率的には、決して分が悪い勝負では無かった」

中里「――そしてご婦人。理論はまさしく完璧のようでゴザるが……。
実戦では雑談をする一瞬の隙が命取りになると心得よ! 『分身ドリブル』!」

タッ、ギュウン! ブウウウウウンッ!
省38

[631]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:18:05 ID:???
アリス「(紅魔の十六夜咲夜はパスカットにやや弱い筈。だったら……)針妙丸ちゃん。
ここから一気にワンツーで前線まで向かいましょ」

針妙丸「えー、いいけど大丈夫? アリスって確か、友達居ないんでしょ?」

アリス「少ないだけよ。私は群れるのが嫌いだからね。でもしょうがないわね、あんたがそこまで言うなら……」

針妙丸「まあアリスはパス霊夢の次に上手いから大丈夫だよね。やろっか!」

アリス「………(ど、どうしてそこで話を切るのよぉ……! 省35

[632]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:21:11 ID:???
針妙丸「――いっけぇぇぇっ、これが私の必殺シュート。妖剣・『輝針剣』だ!」

……グワァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ、バシュッ!
シュパァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!

美鈴「う、うひゃあっ! は、早すぎですこのシュート!
(――でも、お嬢様のシュートと比べて威力は大した事ない! これだったら、今の陸君なら……!)」

陸「ちぇっ、地上シュートとはめんどくさいアルね。でも、この程度……」
省32

[633]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:23:09 ID:???
アリス「まだボールは生きているわ。食らいなさい、『ドールズウォー』!」

グワァァッ、バシュウウウウウウウウウウッ!

陸「なんのなんのーっ! これもパンチングで充分!」

バチイッ、ポーーーンッ!

小町「……んあ。 起き抜けだけど、良い所にハイボールがあるねぇ。
そんなら一発食らいな! ……これが私の新技、『ヒガンスカイライン』さ!」

グワァァッ! バゴオオオオオオオオオオオッ!

陸「むー。これは流石に『雷斬脚』程度は必要アルか……?」
省28

[634]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:25:14 ID:???
***


佳歩(観客席)「う、うわぁ。凄い守備力です! ああまでシュートを撃たれても、びくともしないなんて!」

つかさ(観客席)「『紅魔は攻撃と中盤はともかく、守備陣はイマイチ』……という昔の評価は、
もはや改めるべきかもしれませんね」

てゐ(観客席)「まあ、攻めっぱなしにされてて、カッチリ守り切れてないのはご愛嬌って気もするけど……」

霞(観客席)「そこは博麗連合の必殺シューターの多さもありますし。一概には言いきれませんよ」


***
省30

[635]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:31:28 ID:???

魔理沙「くそっ、粘るな! メイド業で鍛えた足腰は伊達じゃないって事か。でも、この位置なら……!」

グググッ……ポロッ。
――ピィイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「おっとここでホイッスル!
魔理沙選手のタックルに咲夜選手は持ち堪えきれず、ボールを後方へと零してしまいました!
よってここは、博麗連合のコーナーキックで試合再開となります!」

パチュリー「(……やはりこうなってしまったわね。チーム力の差もあって、 省41

[636]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/13(木) 00:33:27 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
まだ前半5分かよって感じですが、このシーンが終わったら、結構時間が経つと思います。
皆さん、本日もお疲れ様でした。

[637]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/14(金) 00:37:29 ID:???
――ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

そして、スカーレットムーンズメンバーによる懸命の努力も虚しく。
前半6分、彼女達は改めて博麗連合の強さに戦慄する事となった。
ホイッスルと共にアリスから打ち上げられたボールは、
ポストプレイヤーとして覚醒した(本人談)博麗連合のFW・小野塚小町へと届き。

小町「ポストプレイって良いよねぇ……。前線で突っ立ってても怒られないし、
シュートと違って体力もそんな消費しないし。まさにあたいの為に作られたプレーだわ……」 省42

[638]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/14(金) 00:38:37 ID:???
魔理沙「ナイスだ小町! これで決めてやる!!」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

そんな中をお構い無しに突っ走る一陣の閃光。構えとしてはダイビングボレーと同じ。
しかし、努力の天才である霧雨魔理沙の脚力は、魔法による強化を合わせれば既に常人をも凌駕しており、
その為に低いボールに動きを合わせる魔理沙の周囲の空気は、摩擦で燃えて光に見える。

魔理沙「『ドラゴンメテオ』がダメなら、お次は低い球で勝負だ! 省47

[639]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/14(金) 00:39:51 ID:???
魔理沙「ぐぁぁっ!」

陸「あだーーーーっ!」

スカーレットムーンズは、この時点でも辛うじてではあるが堅守を貫いていた。
小町のポストプレイこそ通したものの、そこからの魔理沙の『ブレイジングスター』すらも、
大人数でのクリアとレミリアのフィジカルによる威力減衰もあって、陸は辛うじて弾けてはいた。
……しかし、これがスカーレットムーンズの限界中の限界だった。

霊夢「……決める!」
省38

[640]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/14(金) 00:41:33 ID:???
咲夜「(その『巫女サマーソルト』ですら、私一人では大きく不利!
おそらく、『プライベートスクウェア』を上手く放てたとしても勝率は五分以下……!
だけど、やるしかない!)……紅魔の名にかけて! ――プライベート……」

霊夢「それっ!」

バギュウウウウウウウウウウウウウウン!
 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

咲夜「――スクウェア!!」

バァァァッッ! グルウウウンッ…………! 
省43


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