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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[593]森崎名無しさん:2015/12/30(水) 05:57:41 ID:???
>上記ルールについては、今後変更の可能性があります。
やっぱりチーム数の変化かな。自分たち、ハイパーカンピオーネ、イヌカマッセ王国etc
乙です

[594]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:00:37 ID:dummy0o2
こんばんは、書いてる途中ですが長くなったので一旦切って更新します。
>>593
乙ありがとうございます。チーム数については16のままにして、
新チームやハイパーカンピオーネは、既存の国枠(カナダ、マレーシア等)を後から買収したという形で登場させようと思っています。

[595]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:02:13 ID:???
鈴仙「一体、今度は何なんですか!?」

永琳「……あんたがプロジェクト・カウンターハクレイに合流したら困ると思っていて。
なおかつ、銃器を持った私兵を雇える余裕のある勢力の仕業ね」

鈴仙「そ、その位は推測できます。それがどこかが……って、きゃわわわっ!」

パァン、パァン!!

永琳「考えるのはその位にして、あんたは早く姫様と合流しなさい。
姫様が、ここからあんたを送り出す手段を持っているから!」

鈴仙「は、はい……! 師匠は……!」
省37

[596]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:05:39 ID:???
兵士A「いたぞ! あれが鈴仙・優曇華院・イナバだーっ!」

兵士B「生死は問わん、必ず捕まえろ!!」

パン、パァン!

鈴仙「よ、容赦ないわね! それっ!」

シュンッ、スカッ。パン、パァン!

兵士C「こっちか!」

鈴仙「甘いわ。鈴仙キックを食らいなさい!」

ブン、ドゴオオッ!

兵士D「ならば――」

兵士E「三人掛かりだ!」

兵士F「三人に勝てる訳ないだろ!!」
省27

[597]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:06:53 ID:???
〜永遠亭・玄関口〜

ワアアアアアア……!? ガヤガヤ……!

アナウンサー「て、テロが発生しました! 我々の侵入に呼応して、現地の警察が動いたのでしょうか!?
しかし彼らは我々に匹敵する程高度な文明機器を手にしており、幻想郷地区の政治体制の謎が、ますます深まりました!
か、カメラマン。早く我々も避難を……ぎゃわーーーっ!?」

ボーンッ! パン、パン、パァン!!

ウサギD「うわーーん、つかさちゃーーん!」
省45

[598]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:08:15 ID:???
鈴仙「師匠が仰ってました。姫様が私を送り出す手段を持っているって………!」

輝夜「ええ。えーりんは今日の展開すらお見通しだったからね。
ちゃーんと、永遠亭の倉に用意しといてたのよ。あんたを外へ送り出す手段!。
……てなわけで、後の現場は宜しくね、てゐ!」

てゐ「――チッ。折角人畜無害なウサギTちゃんのフリをしてたのに。
……ま。私もイナバ達を決して死なせたくは無いからね。頑張るよ」

輝夜達と合流した鈴仙は、後の防衛をてゐに任せて永遠亭の蔵へと向かう。 省46

[599]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:09:47 ID:???

鈴仙「(――師匠。永遠亭の財政はいつもカツカツって言ってたのに。姫様にどんだけ貢いじゃってるんですか……!)」

輝夜の説明を聞いて、正直言ってブン殴りたい衝動に駆られる鈴仙だったがここは敢えて堪える。
この車がどうやら、永琳が言っていた脱出の手段である事には違い無いようだったからだ。

輝夜「そんなワケで。イナバはこの私が責任を持って外まで送ってあげるからね!
コスタ・コンコルディアに乗ったつもりで安心して乗んなさい!!」
省41

[600]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:11:03 ID:???
鈴仙「ひ、姫様ぁ……!? 私、先に交通事故で死んじゃいますう……!」

輝夜「人間も妖怪も、そんな簡単には死なないって! さぁ、今から外の世界に向かってゴーよ!」

ブロロロロロロッ、ギャリッ、ギャリギャリギャリッ!!

……鈴仙の永遠亭からの脱走劇は、時速365キロで竹林を駆け抜ける一台の高級車によって成功した。

〜迷いの竹林〜

ブロロロロロ……

輝夜「――さーて。これで追手どもは大体撒けたわね」
省36

[601]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:12:34 ID:???
鈴仙「……でも。外の世界の報道機関はともかく。さっきの兵士は何だったんでしょうか。
永琳様は、私がプロジェクト・カウンターハクレイに合流したら困ると思っていて。
なおかつ、銃器を持った私兵を雇える余裕のある勢力の仕業と言っていましたが」

輝夜「んー、私はその辺詳しく分かんないけれど……、聖徳ホウリューズの連中の差し金かもしんないわね。
漁夫の利狙いのハイエナ集団だし、今まで幻想郷に姿を見せなかったし、外界との繋がりも強いっぽいし。 省64

[602]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:13:41 ID:???
輝夜「……イナバ。あんたビビってるわね。これからの自分を待ち受ける運命ってヤツに」

そんな風に考えていた鈴仙の内心を見透かしたように、
輝夜はハンドル片手に、助手席の鈴仙に身を乗り出し問いかける。
鈴仙がそれにゆっくりと首を縦に振ると。

輝夜「はぁー。若いわねぇ。若い若い。私より十億才くらい若いわー」

鈴仙「何ですか。その唐突かつ雑な年長者アピールは……」

輝夜はフロントガラスを見るのも忘れて鈴仙を見据え、こう言い放った。 省30

[603]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:15:15 ID:???
鈴仙「ひ、姫様……!」

輝夜「ちょっとちょっと、まだ泣いちゃダメよイナバ。まだカンドーのプレゼントも渡せて無いんだから。
……はい、これ」

感極まる鈴仙に追い打ちを掛けるように、輝夜は鈴仙に一つのプレゼントを渡してくれた。
それは――いつしか鈴仙が難題として輝夜に献上した「しゃべるボール」だった。

輝夜「ドタバタしてたから、お別れがテキトーになってたでしょ?
そうなると思ったから、永琳が事前にこんなものを書かせてたのよ。このボール君にね。 省15


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