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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[446]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 21:25:03 ID:kPTPIhvQ
>にとり、ナズーリン

鈴仙はにとりとナズーリンに声をかけた。
元来より親愛の情を抱いてくれているナズーリンはそれに快く応じてくれて、
にとりは「えー、折角引き籠って発明しようと思ったのにー」と文句を言いつつも、
なんだかんだで義理堅くついて来てくれた。

にとり「んでさ、この天才発明家の頭脳が入り用って事は、何か重大事件が起きたって事で良いかい?
    地球上からキュウリが絶滅しつつあるとか」
省45

[447]森崎名無しさん:2018/03/25(日) 21:33:40 ID:rksgOVrA
F

[448]森崎名無しさん:2018/03/25(日) 21:41:32 ID:g6Rkv6FY
F

[449]森崎名無しさん:2018/03/25(日) 22:45:25 ID:???
チーズときゅうりって相性良いよね

[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:09:33 ID:kPTPIhvQ
F:にとりの発明品を見せてもらう。

にとり「おっ! 見ちゃう! 神の叡智見ちゃう!? 十二番目の理論知っちゃう!?」

鈴仙「何を言ってるのか意味不明だけど、嬉しそうで助かるわ…」

鈴仙がふとそう提案したところ、にとりはノリノリで受け入れてくれた。

ナズーリン「しかし、改めて疑問に思うが。君は一体どこでそんな発明をしているんだい?
       幸いにも私達の私室には、君の発明は浸食していないのだけど」
省37

[451]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:11:16 ID:kPTPIhvQ
にとり「ここ、ここ」

一見すると古びた、しかしちょっとした蔵くらいの大きさはある納戸に辿り着いた。
にとりがガラリと引き戸を開けると、油や塗料のにおいが鼻をつく。
彼女は勝手知ったる雰囲気で納戸に入り、照明スイッチらしき物を押したところ。

鈴仙「……ガラクタだらけね。掃除したら?」

にとり「開口一番の感想がそれ!? もっと科学への高揚感とか醸し出そうよっ!?」

……そこには納戸に本来あるべきであろう荷物は隅に追いやられ、 省57

[452]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:12:20 ID:kPTPIhvQ

にとり「さあ! この辺りでそろそろ私の最新発明品のお披露目といこうか!」

にとりも遠慮なく(誰が相手でも遠慮なかったと思うけど)、鈴仙達に発明品を見せつけてくれた。
その発明品とは――。


先着1名様で、

★魔界ガジェット研究所→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→メカニトリ「ヨロシク ヨロシク」鈴仙「メカだったー!?」
ダイヤ→にとり「スーパートレーニングウェア〜」鈴仙「普通にすごそう!」 省16

[453]森崎名無しさん:2018/03/25(日) 23:15:23 ID:???
★魔界ガジェット研究所→ クラブ9

[454]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:03:13 ID:e13Ujbso
★魔界ガジェット研究所→ クラブ9 ★
クラブ→にとり「全自動キュウリの皮むき機〜」ナズーリン「あっと驚く主婦の味方だな…」

機械類が散乱するラボの中に、丁重に鎮座する大型機械が一つ。

鈴仙「これは……?」

にとり「おっ! お目が高いねぇ、盟友! そう。これこそが、私の最新発明品!
    世界を変革し、摂理すら凌駕する伝説の――」

ナズーリン「……で。一体何なんだい、これは」

にとり「むぅ。つ、冷たいじゃないか、我が助手よぉ……」
省26

[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:04:30 ID:e13Ujbso
にとり「え?? な、なんだよぉお前ら。この私の発明が凄くないのかぁ……?」

じわりと目に涙を浮かべながらそうにじり寄るにとりだが、
泣き落とし(主にてゐの嘘泣き作戦)には慣れている鈴仙は動じない。

鈴仙「え。うん。だって……え? キュウリの皮を剥いて、え……それだけ?
    なんかちょっとしたスーパーコンピューターみたいな機械なのに?」

月においても機械工学は盛んである。そのため、こうした大型の演算機械は見覚えはあったのだが、 省51

[456]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:06:18 ID:e13Ujbso

ナズーリン「まあ。愉快な発明であるのは良く分かったよ。今度は全自動卵割り機でも作ってはどうかな?
       これなら主婦の方のニーズをガッチリ確保して、大儲け間違い無し……」

鈴仙「……ナズーリンって、自炊してないでしょ。なんか亭主関白なイメージ」

ナズーリン「い、今の発言で、どうしてそんな結論になるんだい!?」

発明自体には興味なし、と言った感じで鈴仙とナズーリンが談笑し始める様子が気に入らなかったのか。 省43


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