キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】

1 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:46:05 ID:GR3Yjac6
この話はフィールドの貴公子 三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きるスレです。
本スレ(キャプテン森崎)とはフランス国際Jrユースを日本が優勝し、森崎と翼がブラジルに
スカウトされた展開まで共通しています。ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの
判定結果によって変化しながら進行します。

※この物語はキャプテン森崎のパラレルワールドです。
※ストーリーはキャプテン翼5 覇者の称号カンピオーネを参考に、オリジナルで展開します。
※この世界にはワールドユースという大会は存在しません、御注意ください。
※各キャラクターのイメージが変わることを望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※サッカー以外の要素は予定されておりません。

2 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:46:58 ID:???
【これまでのあらすじ】
三杉淳は、リハビリ後の3年間をジョアンに委ねる事を代償に心臓病を完治させた。
ジョアンの召集を受け、イタリア・フィレンツェでサッカー人生をリスタートした。
新たなチームメイト、ライバル、ジョアンとの出会い、交流、ぶつかり合い、そして鍛錬の日々。
これら全てが手術とリハビリで衰えた三杉を成長させていく。2年後、ついに三杉は
公式の舞台に舞い戻る。コッパ・イタリア・プリマヴェーラ・・・イタリアサッカー界の次代を担う
このカップ戦で三杉の真価が今試される。緒戦の相手はジノ・ヘルナンデス率いるインテル。
鉄壁に相応しい堅守を見せるヘルナンデスに苦戦するが、三杉達は中盤を支配し波状攻撃を加える。
そして前半終了間際と後半28分に得点を重ね、ついに2−0で残り時間15分をきった。

【1行あらすじ】
ヘルナンデス堅ええええええ!!!!


【過去ログ】

キャプテン森崎外伝スレ5 >>474〜534
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1254122160

【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1263266057

【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】 ←New!
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266232321

3 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:50:02 ID:???
【主な登場人物】

〜フィオレンティーナの選手達〜

☆三杉淳
本編の主人公で自他共に認めるS。(という設定になっている)
満足な体と引き換えに人生を売ったサッカー馬鹿だが非常に充実した日々を送っている。
手術と半年のリハビリにより相当弱体化したが、数々の出会いや鍛錬により当時の技量を
取り戻した。しかし世界トップクラスのライバル達はまだ手強いようだ。
新世代のレジスタという才能を秘めているようで、インテル戦でその片鱗を見せた。

☆中山政男
三杉と同じような経緯のもとイタリアでサッカー人生を再スタートした。日常はその辺の
高校生男子と変わらない思春期メンタルで傷付き易い。だが、フィールドに立てば誰よりも
頼れるCB(センターバック)である。ケガのリハビリにより関節の可動域が広がり、
ボールにスクリュー回転を与えるシュートを撃てるようになった。

☆ジョバンニ・マンフレディーニ(バンビーノ)
イタリアJrユースの10番を背負うはずだった男。フランス国際Jrユース開催直前、
不幸な事故により選手生命を失いかけた。三杉とはお互い尊敬しあえるチームメイトであり、
ライバルでもある。そのドリブルは三杉と互角の鋭さを持ち、守備もチーム有数である。
しかし試合から長く離れていたせいか、判断力と観察力が多少鈍っている感がある。

4 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:51:25 ID:???
☆シンプラサート・ブンナーク
元ムエタイ選手でチャンピオンすら狙えると言われた男。圧倒的なフィジカルと、それによって
繰り出される必殺ヘッド“ブンナークキャノン”が得意技である。基本的に自信家で傲慢だが、
FCボルドー戦後は自分や他のメンバーの担う役割を把握できるようになり、選手として成長した。
だがFWとして誰にも負けたくないという戦意は今も強く保っている。

☆新田瞬
大胆不敵な野心家だったが、フランス国際Jrユースでシュナイダーのような世界屈指のストライカー
を目にし、シューターとしての自分の限界を考えるようになった。その結果、俊足を生かしたFWを
目指すようになり、三杉やジョアンの指導の下で鍛錬・・・コッパ・イタリア・フィオレンティーナで
その実力を羽ばたかせようとしている。

☆ジャン=マリー・ラムカーネ
人智を超える反射神経、瞬発力を持つGK。
前半はほぼ無敵だが、後半は(建前上)スタミナ不足によりポストの方がまだマシになる。かつて
ベルギーの反政府組織のエージェントとして育て上げられたスペシャルズであり、ZEROシステムと
いう未来予測システムを脳に植え付けられている。後半、彼が一歩も動けない時は「敵ストライカー
を殺せ」というZEROシステムの命令に対し必至で抗っているのです。ガンダム?知りません。

5 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:52:37 ID:???
☆マルコ・オジオ
山椒は小粒でもピリリと辛い。メインキャラには能力が劣る物の、分析力が高く活躍できるMF。
パスコントロールに優れ、またボールキープやマークが得意という根性の座ったプレイスタイル。
カードの神様に愛されているのか、何気にすごいパワーアップフラグを持っている。
同じタイプで自分よりも上の実力を持つASローマのフィッツウォルタをライバル視している。

☆アルフレッド・ミュラー
元アメフト選手で紳士的な少年。体格は決して恵まれていないが判断力に優れた柔のDF。
必殺クリアのダニッシュ・ギャンビットは他人のガッツと引き換えに補正を得るズルイ技。
根性はやたらとある。裏設定によるとチェスが趣味。ユルゲン・コーラーを尊敬している。

☆ヴェネチアーノ・レントゥルス
幼い頃にオーストリアの貴族のもとに雑用係として売られた経歴をもつ。
単独の実力はまだまだだが、実は兄である、ダラピッコラと息の合ったパスワークを展開できる。
北イタリア男子のヘタレっぷりを象徴するかのようなヘタレ。合言葉は「パスター!」

☆ロマーノ・ダラピッコラ
幼い頃にスペインのマフィアの元に売られた経歴を持つ。
単独の実力はまだまだだが、実は弟である、レントゥルスと息の合ったパスワークを展開できる。
南イタリアのガラの悪さを象徴するかのように口が悪い。でも根本的にヘタレ。

☆イヴァン・スペルマン
クラブチームに所属してたが、怪我により解雇され、チンピラ紛いのことをしていた経歴を持つ。
当時の経験を生かしたチンピラ殺法というラフディフェンス技術で左SBを守る。
普段はのんびりとしているが時々妙な迫力があるよ。

6 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:56:32 ID:???
〜これまでに出会った主なライバル達〜

☆ジノ・ヘルナンデス(インテル)
黄金の右腕の通り名を持つイタリアNo.1GK。PK、ハイパーオーバーヘッド、ブンナークキャノン、
ノートラップランニングボレー隼シュートを次々にキャッチし、参加者達を震え上がらせた。
だがフィオレンティーナの手数の多さに負け、2失点を喫する。そして残り時間15分…どうなる?

☆ルーベン・ソサ・アルダイス(インテル)
トライアウトでインテルに入団した経歴をもつウルグアイ人。優れたプレイヤーだがその人間性は
非常に傲慢である。三杉の事を“落ちこぼれのエース”と評した。高いテクニックとパワーを持ち、
反則ギリギリのラフプレイで三杉達を苦しめるが、いまだゴールは敗れず。

☆葵新伍(インテル)
単身でイタリアに乗り込み、トライアウトでインテルに入団した少年。ルーベンからは下手くそな
サルと呼ばれている。ドリブル技術は折り紙つきだが、この試合ではイマイチ奮っていない。
なぜならここの葵は異常なくらい股抜き(+1補正)が好きだから。直角はどうした。

☆マッテオ・デストロ☆(インテル)
葵と信頼関係を持つインテルのFWで、実力はある。テトラヒドロンシュートに必要な人材。

7 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 11:58:52 ID:???
☆マルク・イスラス☆(レッチェ)
トライアウトでレッチェに入団した経歴をもつオランダ人。人並み外れた脚力を持ち、縦横無尽に
攻めにも守りにも顔を出す。ドリブルはスピードに任せた物からテクニックを使った物まで使いこなし
ダイレクトシュートも高低いずれにも強いらしい。ルーベンとは顔見知りなもよう。

☆フランツ・ディッテンベルガ☆
トライアウトでレッチェに入団した経歴をもつドイツ人。よくイスラスと一緒に行動している。
ベッケンバウアーの再来と呼ばれる程のリベロであり、守備力の高さはもちろん、チャンスと見た時の
オーバーラップにも定評がある。オフサイドトラップは職人芸と呼ばれるくらい成功率が高いらしい。

☆ロベルト・マンチーニ☆
レッチェのキャプテン。トップ下であり、クレバーにゲームを組み立てていくオールラウンダー。

☆ジョバンニ・リベリ(レッチェ)
レッチェのボランチ。かなりの実力者な予感がする。

☆ジャシント・ファバッリ(レッチェ)
レッチェのボランチ。かなりの実力者な予感がする。

☆ベニート・カルネバーレ(レッチェ)
重戦車と呼ばれるレッチェFW。おそらく梃入れされている。

8 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:00:03 ID:???
☆エル・シド・ピエール(FCボルドー)
フランスの将軍やフィールドのアーティストの名で呼ばれる世界屈指のMF。
フィオレンティーナとの練習試合では、チームとして負けはした物の、個人としての活躍は
低く見積もってもMVPというレベル。三杉のキャプテン、司令塔としての資質を認めており、
お互いに再戦を誓い合った。

☆エマニュエル・フランシス(FCボルドー)
守備だけならばピエールに匹敵する実力者。優れた左脳と動体視力を持ち、相手のドリブルの
ファーストタッチを見切る事ができる。かつてジョアンの教えを受けており、芸術的なドリブル
を身につけている。軽薄なノリの言動をするが、そのプレイは献身的である。
外見のイメージはエマニュエル・プティ。

☆ボッシ(FCボルドー)
フランス国際Jrユース時に比べてパワーアップしてる。だが必殺シュートを全て
中山に止められており、そのせいで中山に対して並々ならぬ敵愾心を向けるに至った。

☆アモロ(FCボルドー)
フランス国際Jrユース時に比べてパワーアップしており、ピエールの助けなくブンナークの
ブンナークキャノンを弾く実力を手に入れた。しかしメンタル的には所詮アモロである。

9 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:06:19 ID:???
〜選手以外の人々〜

☆ジョアン
三杉達をフィオレンティーナに召集した張本人。かつてロベルト本郷を一流のプロに育てた。
世界最高峰のコーチと呼ばれる男であったが、ロベルトが試合中に怪我で選手生命を失った
後に失踪し、伝説のコーチと呼ばれるようになった。フィオレンティーナ上層部とは特別な
コーチ契約を結んでいるようで、数々の特権を与えられている。

☆アルシオン
ジョアンと行動している少年。三杉が意志を発し、チームがそれを汲み、一体となった攻撃に
何か感じる物が合った様子。三杉の顔を覚えたが、その後のプレイには少々落胆している。

☆ナジーブ・ユプンタイ
アラブの石油王。ナジーブ(傑出した)の名に相応しく有能なビジネスプロフェッショナル。
ジョアンとはビジネスパートナーらしい。裏工作によりワールドトーナメントの出場枠を
個人的に手に入れた。

☆アンザーニ監督
フィオレンティーナの監督。デップリと太った体、白髪、メガネ、口ひげが印象的な初老監督。
警戒心の強い三杉をして、赤子のように信頼させてしまう不思議な魅力を持つ。

☆青葉弥生
三杉の恋人で献身的な少女。今は日本で三杉の活躍を祈っている。出番は全く無い。
しかし、中の人に代わりシステム説明やアドバイス役を担ってくれている。

10 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:09:09 ID:???
現在の能力値
☆最大ガッツ:830
ドリブル:65、パス:64、シュート:62
タックル:63、パスカット:64、ブロック:58
トラップ:61、クリア:57、せりあい:60
高い球補正:+3、低い球補正:+2

☆必殺技・特殊能力
芸術的なドリブル(1/4でドリブル+4)
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
ストップフェイク(1/4でドリブル+1)※対応する練習効果が一定値で更に変化します。
バックスピンパス(1/2でパス+3)
アップキックボレー(シュート+4、1/2で敵がバランスを崩す(-1ペナ)。)150消費
ハイパーオーバーヘッド(高シュート力+5)250消費
ディレイドタックル(1/2でタックル+2)
スプリットパスカット(1/4でパスカット+2)
オーバーヘッドクリア(高いクリア+1)80消費
ファストブレイク(全キャラガッツ消費が1.5倍で全行動+1 1試合中1回のみ使用可能)
O.S.トラップ(最終ラインへの縦パスを10割、あるいは横のセンタリングを8割の確率で
       オフサイドにする。ただし失敗した場合は敵をフリーに…!)200消費
スキル・キープ+1
スキル・頭脳的なドリブルLV1(ドリブル時にダイヤ、ハートで敵を抜いた場合、次の行動に+1補正)
フラグD、フラグE、フラグG、フラグH(※)、フラグJ、フラグK(※)

11 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:10:20 ID:???
【ルールについて】
本スレと違う部分がありますのでひととおり御確認下さい。
しかも前スレから変更・追記があったりします。
書いてない部分については本スレと共通と思ってください。
またバランス調整の為に急なルール変更や必殺技能力の変更の可能性があります。
手探りで始める為、どうか御了承下さい。

<三杉の成長>
練習の時間にカードを引き、その数値によって成長します。
マスクドデータとして走力、キック力、技術力、守備力、フィジカル、判断力の基礎能力があり、
この数値の上昇によって、対応したサッカー能力が上昇します。(上昇する係数は様々です。)
基礎能力が規定値上昇すると必殺技が強くなったりフラグが立ったりします。

<チーム内支持率(マスクドデータ)>※重要
この物語ではキャプテン争い、派閥等の概念はありませんが、支持率は存在します。
支持率が高い程味方は指示に従い、逆に低いと指示を出しても無視される場合があります。
さらにこれが高いとピンチの時にチームワークという補正が発生する可能性があります。
勝利のためのビジョンがぶれなければ上がっていくはず。
スタンドプレーばかりしてると下がるかも。

<感情値(マスクドデータ)>※重要
この物語ではキャプテン争い、派閥等の概念はありませんが、チームメイトの感情値が存在します。
この数値が高いほど協力を得られたり、一定の数値に達するとコンビ技のフラグが立ったりします。

12 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:11:29 ID:???
<スキル、必殺技およびフラグ取得について>
三杉を除く味方選手は判定のカード判定でKを出す度にその行動に応じたフラグを獲得し、
もう一回同じ行動でKを出すとフラグを回収し行動に応じたスキルや必殺技を習得します。
カードでJOKERが出た場合は一発でその行動に応じたスキルや必殺技を習得できます。
これは行動の成否に関わりません。ある規定数を超えるとフラグも技も得られなくなる事があります。

<LVアップについて>
三杉を除く味方選手は判定のカードでKを出し、攻撃側は≧2以上の勝利、守備側は最低でも
こぼれ玉に出来た場合にLVが1上がり、その選手の全ての能力が1上がります。JOKERの場合は
行動の成否関わらず必ずLVが1上がります。ある規定数を超えると能力の成長幅が1未満に低下したり、
その行動に応じた能力しか上がらなくなります。

<マーク、キープについて>
タックルあるいはドリブル能力を用いる時間稼ぎの行動です。通常の行動より+1の補正を得られます。
必殺技の判定もあり、選手によってはさらに補正スキルを持っている場合があります。
成功した場合、時間を稼いで味方の布陣を整えたり、フリーの選手をつくったり出来ます。
また、追加効果として≧2以上の勝利で敵の必殺作戦を強制終了させます。

<ブロック失敗時のシュート威力減少>
シュートをブロックしきれなかった場合でも、シュート力−ブロック力=2だった場合はシュートの威力が
−2されます。また3〜6の場合は-1されます。この効果は複数のブロッカーが上記の数値を出した場合は
重複されます。尚、便宜上シュートに対するクリアも同じく威力減少を発生させられる物とします。

13 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:12:37 ID:???
<カードの強弱及びJOKERの扱い>
カードの強弱はダイヤ>ハート>スペード>クラブとしており、数字はそのまま13〜1として様々な
判定に使われます。JOKERは特に注釈が無い場合はダイヤの15扱いです。カードと6面ダイス2個が
同時に使われている判定ではダイスの数値が能力値に加算され、カードはマーク毎の必殺技発動判定
などに使われます。JOKERが出た場合はダイスの数値が自動で7ゾロ=14になります。

<ケガの発生について>
このスレでは自チームのメンバーが11人きっかりなのでケガによる負担が大きいです。
したがってケガのランダム発生はありません。
ただし、敵の特殊な必殺技によってはケガをし、“その試合限定で”ペナを受ける事があります。

<レッドカード、イエローカードでの退場について>
このスレでは自チームのメンバーが11人きっかりなので、退場やカード累積の負担が大きいです。
なので、カードの効果はその試合でのみ有効というルールにします。累積もありません。
ある試合で退場した選手は、その試合にはもう出られませんが、次の試合には出られます。

<PA内の反則について>
アドバンテージは一切なく、シューターと守備の全行動キャンセル(全員ガッツ消費なし)で、
FKあるいはPKが与えられるだけになります。
クリアや競合いで守備側の反則が発生→数値ではシューターがGKからゴールを決めている。
こんな場合でも得点は無効です。

14 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:25:05 ID:???
テンプレはここまでになります。
ルールのマイナーチェンジがあったりしますので、どうぞ一読下さいませ。


あと、スレタイ案や質問・要望を出して下さった方にこの場を借りてお礼申し上げます。
このスレでもどうぞ宜しくお願い致します。

15 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 12:27:24 ID:???
またまたスレタイ採用やらせて頂いちゃったYO!
前回ともども一案しか出してないのに主とはいい友人になれる気がするよ…感性的な意味で
新スレ乙です!

16 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 15:35:21 ID:???
新スレ乙。
スレタイどおりに体育座りさせてやるかなw

17 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/21(日) 17:49:39 ID:???
新スレ乙です。
自チーム11人きっかりという事は、迂闊に怪我や退場は出来ませんね。
名門クラブほど、スケジュールを楽にこなすためや
怪我などに備えて過剰戦力を抱えているものですが、
そういった余裕がない中でどう試合運びをするかが重要ですね。
味方に厳しいカードが出ない試合になるといいですね。
そして、三杉たちが強敵のジノやルーベンをスレタイどおりに
倒せる事を願っています。

18 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/21(日) 20:39:01 ID:???
新スレ乙です!
黄金の右腕に違わぬ活躍してたロ……ヘルナンデスですが、定番の体育座り来る!?
全員とイメージ共有したファストブレイク〜PKの流れは手に汗握りました!
その後のブンナークへの叱咤激励といい(没反応も見たかったり) 試合どう決着するか楽しみにしてます!

19 :キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/03/21(日) 21:53:39 ID:???
新スレ乙です。
ヘルナンデスの鉄壁さかげんに苦労しながらも、優勢に試合終盤まで来れて、
どうやら勝ちが見えてきたかな?
それともここからインテルの怒涛の攻撃が…?
最後まで目が離せませんですね。
他のチームのライバル候補たちも気になりますし、このスレも楽しみです。

20 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 23:29:44 ID:???
>>15
マジですかw前回共々スレタイありがとうございました、かなりピンと来ましたw
なんていうか…本当に気がうかも知れませんねー。

>>16
乙どもです。名シーン再現なるか!?w

>>17
レミリアありがとうです。
特殊なチーム体制だからペナルティの厳しさが堪えるんですよね。
始めた頃はケガの想定を完全に怠っていたゆえのルール変更という…
三杉達が無事に試合を終えてほしいものです。

>>18
松山さん乙感謝です。Jokerが出たのは想定外でしたが、急遽あんな感じになりました。
受け容れてもらえて良かったです。ブンナークのヘソ曲げもあったり、スレ主が描いていた
絵の本当に斜め上をいってますが、このスレもこんな感じで頑張っていきたいと思いますw

>>19
正美さん乙ありがとうございます。ヘルナンデスは本当にヘタれなくて良かったと思いつつ、
あまりのダイス運に内心ドキドキしてました。このまま試合が集束していって欲しいですw
ライバルもまだまだ控えているので今後の展開も見てあげて下さい。

21 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 23:37:01 ID:???
マッテオはこぼれたボールを拾い、ルーベンに集める。ルーベンの傲慢な振る舞いに
内心では腹を立てている彼だが、今はそんな事も忘れて勝利のための行動を取るのだった。

マッテオ「ルーベン、まず1発だ!とにかくテトラヒドロンシュートを1発撃つぞ!」

ルーベン「(1発じゃ勝てねえんだよ…!)よし、お前ら上がるぞ!!」

三杉&新田「やらせるか!」

ギンッ!
ルーベンがボールを持つや否や取り囲む三杉達。

ルーベン「落ちこぼれ共に負けるオレ様じゃねえんだよおっっっ!!!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ルーベン ドリブル(! card)64+(! dice + ! dice)=★
★三杉 タックル(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
新田 タックル(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(隼ダッシュ+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→新ルーベンがドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(イゴールがフォロー)(レントゥルスとガリアの競合い)(バンビーノがフォロー)
≦-2→インテルボールに。

【基本ルール以外の補足・補正・備考】
ルーベンのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」、
ハートかスペードで「ごういんなドリブル(+2&吹飛係数2)」 が発動します。
三杉のマークがダイヤかハートで「ディレイドタックル(+2)」が発動します。

22 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 23:38:22 ID:???
★ルーベン ドリブル( ダイヤA )64+( 21 )=★

23 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/21(日) 23:39:17 ID:???
★三杉 タックル( ダイヤA )63+( 42 )+(人数補正+1)=

24 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 23:39:44 ID:???
★三杉 タックル( ダイヤA )63+( 52 )+(人数補正+1)=
新田 タックル( ハートJ )59+( 12 )+(人数補正+1)+(隼ダッシュ+1)=★

25 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 23:41:29 ID:???
ガラスのAからダイヤのAか

26 :森崎名無しさん:2010/03/21(日) 23:42:46 ID:???
3レス続けてダイヤAを引いたり
4人全員ダイスで2を出したり
仲がいいですな

27 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 00:11:01 ID:???
最近こういう事多いですねw


ルーベン ドリブル( ダイヤA )64+( 2 + 1 )+(芸術的なドリブル+4)=71
三杉 タックル( ダイヤA )63+( 5 + 2 )+(人数補正+1)+(ディレイドタックル+2)=73
新田 タックル( ハートJ )59+( 1 + 2 )+(人数補正+1)+(隼ダッシュ+1)=64

【攻撃】−【守備】≦-2→インテルボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ルーベン「(もう出し惜しみはしねぇ!)」

ダダダ!!クンッ!フワ…

己の技術の粋を尽くしたドリブルを仕掛けるルーベン。
そのフェイントは速く、力強く、そして相手に動き読ませない独特のリズムを持っていた。
しかし三杉はそのドリブルに奇妙な既視感を見る。

三杉「(このドリブルは…!?)」

ルーベン「おらっ!どきやがれ!」

三杉「(やはり似ている…ならばこのタイミングだ!)」

ズザアアァァァァ!!
ガシィッ!!

ルーベン「な、なにぃっ!?」

三杉「……」

28 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 00:13:16 ID:???

ルーベンのドリブルは似ていた…
ジョアンが指導していた芸術的と称するに相応しいあのドリブルに。
ルーベンが自分の事をはじめから知っていた事実、あの態度と言動、そして今のドリブル。
それは三杉が抱いていた一つの予測を裏付けるように思われた。
が…三杉はその考えを一瞬で振り払い、試合に集中する。

A このままドリブルで攻め上がるぞ!
B バンビーノにパスだ、ディノに勝たせて完璧に試合を貰いたい。
C レントゥルスにパスだ、サイドアタックさせるぞ!
D 僕がサイドアタック…と見せかけてボールキープだ。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

29 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 00:24:21 ID:yXCdILjA
A

30 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 00:26:32 ID:n99z7L5Q
A

31 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 00:55:04 ID:???
>A このままドリブルで攻め上がるぞ!

三杉は軽く深呼吸して、猛然とドリブルを開始した。

放送「おっと、三杉くんエース対決に勝利するや否やドリブル突破を計る!
ここにきて強気に攻めてきたフィオレンティーナ、逆にインテルには厳しい状況!」

三杉「(残り13分…あと一点取る!)」

ルーベン「ま…まずい!誰か当たれ!」

葵「わ、分かってる!」

なりふり構わず攻めなければいけない状況で逆に攻められている。
インテルの憤怒は徐々に焦りに変わり始めていた。
葵とガリアは自分の持ち場を離れて懸命に三杉を取り囲む。

三杉「いいのかい、陣形がズタズタだよ?」

葵「うるさい!(やばい、やばいぞ…)」

32 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 00:58:35 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
★葵 タックル(! card)62+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ガリア タックル(! card)58+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノがフォロー)(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン)
≦-2→インテルボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
三杉のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
三杉のマークがスペードで「ストップフェイク(+1)」が発動します。
三杉のマークがダイヤかハートで勝利した場合、頭脳的なドリブル(次の行動に+1)が発動します。
葵のマークがダイヤで「新幹線タックル(+2)」が発動します。

33 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 00:59:08 ID:???
★三杉 ドリブル( スペード7 )65+( 33 )=★

34 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 01:00:04 ID:???
★葵 タックル( クラブ10 )62+( 46 )+(人数補正+1)=
ガリア タックル( スペード6 )58+( 33 )+(人数補正+1)=★

35 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 01:16:42 ID:???
三杉 ドリブル( スペード7 )65+( 3 + 3 )+(ストップフェイク+1)=72
葵 タックル( クラブ10 )62+( 4 + 6 )+(人数補正+1)=73
ガリア タックル( スペード6 )58+( 3 + 3 )+(人数補正+1)=65

【攻撃】−【守備】=-1→ラインを割ってスローイン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

葵「うおおおお!!!!」

三杉「(速い…!)」

葵のタックルは気持ち良いほどに形振りを構っていなかった。
初太刀を見切られたら終わりと言って良いほど、抜かれた後の事を考えなかった。
それが功を奏した。

パシッ…!
ボールは大きく弾かれ、右サイドに飛んでいった。
レントゥルスがフォローに間に合わず、ラインを割ってスローインとなる。
すぐにスローインでリスタートとなるが…

A ダラピッコラに渡せ!そのまま二人で攻め上がるんだ!
B マルコに渡せ!(次の判断はマルコ次第)
C (この時間帯…よし、最後のファストブレイクだ!)僕だ、僕に持ってこい!

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

36 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 01:17:57 ID:SO3WSpK6


37 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 01:18:06 ID:n99z7L5Q
A

38 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 01:18:32 ID:RdobXoZk
C

39 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 01:28:33 ID:Sz7EJA8Y
C

40 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/03/22(月) 01:30:45 ID:???
遅ばせながら新スレ乙です
ヘルナンデスは本当に硬かったですねぇ。それだけに新田、ブンナークの得点には手に汗握りました
後はこのままラムちゃんの弱点がおおっぴらにならずに試合終了がベストかな?
それとどうでもいいですが個人的にはアンザーニ監督に大いに期待してます。迷じゃなくて名監督的な意味で
このスレも応援してます

41 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 01:58:37 ID:???
>>40
滝さんありがとうございます、強いGKへの得点シーンは何度繰り返しても良い物ですw
後半にシュートを撃たせない意思が徹底してますし、このままいけばウマイですね。
アンザーニ監督は今後どうなっていくでしょうか?私もカードの神様に期待ですw
関係ないけど人気投票開催おめでとうですwさっそく投票に行ったのですw


>C (この時間帯…よし、最後のファストブレイクだ!)僕だ、僕に持ってこい!

三杉「(この時間帯…よし、最後のファストブレイクだ!)僕だ、僕に持ってこい!」

レントゥルス「お、おっけー、頼むよ。」

ポーン、ポスッ…!

三杉「よし…みんな、ファストブレイクだ!」
フィオメンバー「「おう!!」」

フィオレンティーナの掛け声がグラウンドに響き、三杉のドリブルが開始された。

ダダダ!
ポン!ポン!ポン!
ダダ!ポン!ポン!ダダダ!

ドリブルから一転、素早いパス回しが始まった。
マルコ、バンビーノ、三杉、マルコ、ダラピッコラ、レントゥルス…
ボールを持つ者が目まぐるしく入れ替わり、インテルは的を絞れない。
アッという間に自陣深くまで攻められていく様はまさに悪夢だった。

42 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 02:01:51 ID:???

放送「は…速い速い!このパスワーク、誰が持っているのか分からなくなるほど速い!
実況が追いつけません!」

ヘルナンデス「(こ、これは…ヘタに指示が出せん…!)」
ディノ「(成す術がない…ゴール前を固めるしかないぞこれは!)」
ルーベン「時間が…時間がない!」

バンビーノ「(ミスギ…!)」

三杉「(ああ、頃合いだ。よし…!)」

A ブンナークにラストパスだ!
B 新田にラストパスだ!
C バンビーノとワンツーでハイパーオーバーヘッドでフィニッシュだ!
D 中山にラストパスだ!

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


と言った所でニコ動の時報が聞こえてきましたので、本日は更新終了とします。
どうもありがとうございました、明日もそこそこ更新できると思いますので宜しくお願いします。

43 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 02:04:06 ID:n99z7L5Q
D

44 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 02:04:37 ID:???
乙でした

45 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 02:05:02 ID:RdobXoZk
C

46 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 02:05:42 ID:SO3WSpK6


47 :小田ジュニア:2010/03/22(月) 02:19:34 ID:???
新スレ乙です!

結果だけなら(まだ終わってないですが)快勝といっても問題ない勝利でしたが、
内容は手に汗握る好ゲームでしたね。
最後にこのワンツーからのハイパーオーバーヘッドで華麗に決める貴公子を楽しみにしてます。

48 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 11:35:51 ID:???
>>47
乙感謝です、数字には現れない厳しさがあったゲームでした。
それもこれもラムカーネの仕様のお陰w
フィニッシュが決まるかどうか…ここは決めてほしいものです。


>C バンビーノとワンツーでハイパーオーバーヘッドでフィニッシュだ!

三杉「(ラストパスは頼んだぞバンビーノ!)」

バンビーノ「(任せろ!)」

ルーベン「(あのアイコンタクト…!もう一か八かだ!)」


ブワ…
  ポーーーーン!!

ダダダッ!!!

49 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 11:37:36 ID:???
放送「おおっと、ここでルーベンくんが動いた!つられてイゴールくんも走る!
三杉くんからバンビーノくんへのパスは通るか!?」

ルーベン「(ここで取ってカウンター仕掛けなきゃ…終わる…)」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ワンツー(! card)64+(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+1)=
バンビーノ ワンツー(! card)63+(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+1)=★

★ルーベン パスカット(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
イゴール パスカット(! card)61+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

【攻撃】−【守備】
≧2→ワンツー突破!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(ブンナークがフォロー)(新田がフォロー)(葵がフォロー)
≦-2→インテルボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のカードがJokerまたはKでフラグDが開花します。

50 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 11:40:07 ID:6GrNe+1U
すみませんageときます

51 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 11:42:03 ID:???
★三杉 ワンツー( スペードK )64+( 15 )+(ファストブレイク+1)=
バンビーノ ワンツー( クラブ5 )63+( 56 )+(ファストブレイク+1)=★

52 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 11:47:19 ID:???
★ルーベン パスカット( ハート7 )63+( 61 )+(人数補正+1)=
イゴール パスカット( ハートK )61+( 34 )+(人数補正+1)=★

53 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 12:51:29 ID:???
おお、三杉覚醒!

54 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 12:52:10 ID:???
三杉 ワンツー( スペードK )64+( 1 + 5 )+(ファストブレイク+1)+(覚醒技+2)=73 ※K開花
バンビーノ ワンツー( クラブ5 )63+( 5 + 6 )+(ファストブレイク+1)+(覚醒技+2)=77
ルーベン パスカット( ハート7 )63+( 6 + 1 )+(人数補正+1)=71
イゴール パスカット( ハートK )61+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=69

【攻撃】−【守備】≧2→ワンツー突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ポンッ!
ダダダッ!

三杉「(分かるぞ…バンビーノの次に描く絵が)」

ポンッ!
ダダダッ!

トニーニョ「(パスに意志を込められた意志を読み取る…か。今なら分かるぜ、ミスギ。)」

ダダッ!

55 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 12:53:18 ID:???
〜回想〜

ボルドー戦を数カ月後に控え、三杉とバンビーノは通常練習の後に二人で居残りをしていた。
すでに周囲が暗くなっているにも関わらず、ライトもほとんど灯さずに、である。
この視野が不十分な中、二人はワンツーの練習をする。当然それはなかなかうまくいかない。
相手のモーションもぼんやりとしか見えず、ボールの白さだけが頼りであった。

バンビーノ「うまくいかんな…」

三杉「そう簡単にはいかないさ。君は僕と似すぎている。」

バンビーノ「と、言うと?」

三杉「同じチーム内に近い実力を持つMFがいなかった。意志共有が必要なコンビプレイを
するには周囲の実力が足りない、ゆえに自分が切り込み役になるしかなかった。」

バンビーノ「切り込む事ばかりを磨いてきたドリブラーか…」

三杉「僕たちは意志を発する事には長けている…だが、その意志を読み取る事に対して未熟だ。
自分が意志を投げるだけではキャッチボールは成り立たない。サッカーはコミュニケーションの
スポーツなのにね。」

バンビーノ「意志を発するだけ…か。確かにその通りだな…」

三杉「それにドリブル突破ばかりでは攻撃手段もワンパターンになる。
僕らのドリブルを止められる奴がそうそういるとは思えないけどね。
…とにかく、やり続けるしかない。」

バンビーノ「ああ、失敗したなら成功するまで続けるだけだな。」

ポンッ!
ポンッ!ポンッ………

56 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 12:55:45 ID:???
〜回想終了〜

バンビーノ「(結局ボルドー戦には間に合わなかったな。)」

三杉「(ああ、だけど…!)」

ポンッ!

バンビーノ「ミスギ!」

ダダダッ!

三杉「バンビーノ!」

二人の意志は今まさしく共有していた。相手のモーションを確認する事なく、
次のパスが出される位置が読める。それは、お互いのパスに込められた意志を
読み取ることが可能になった二人だけのコンビネーションだった。

※フラグDが開花し「フィオレンティーナコンビ(ワンツー+2)消費80」になりました。
※覚醒ではなくフラグ開花なので残念ながらレベルは上がりません、さーせんw

57 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 12:57:08 ID:???
ルーベン「な…なんだと!?こいつらアイコンタクトすらしていねぇ!」

放送「な…なんと凄いパスワークでしょうか!?流れるようにスムーズです、相手の2手3手先を
お互いが把握しているかのように、予め決まっていたかのように展開されていく!
そして…これがバンビーノくんのラストパスか!高い浮き球が放られた!」

三杉「決めるぞバンビーノ!」

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ハイパーオーバーヘッド(! card)70+(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+1)=★

★ディノ ブロック(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ジャンカルロ ブロック(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
カレーラ ブロック(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★ヘルナンデス 黄金の右腕(! card)71+(! dice + ! dice)+(ガッツ300以下ペナ-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(新田がフォロー)(マルコがフォロー)(マロッキがフォロー)
≦-2→インテルボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→ハイパーオーバーヘッドがゴールに突き刺さった!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(ブンナークがねじ込み)(新田がフォロー)(マロッキがフォロー)
≦-2→ヘルナンデスがボールをがっちりキャッチ!

58 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:11:59 ID:???
★三杉 ハイパーオーバーヘッド( クラブ6 )70+( 24 )+(ファストブレイク+1)=★

59 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:12:30 ID:???
★三杉 ハイパーオーバーヘッド( クラブ4 )70+( 41 )+(ファストブレイク+1)=★

60 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:12:59 ID:???
54 トニーニョ?

61 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:15:10 ID:???
★ディノ ブロック( ハート10 )63+( 53 )+(人数補正+1)=
ジャンカルロ ブロック( クラブQ )59+( 66 )+(人数補正+1)=
カレーラ ブロック( クラブ7 )59+( 35 )+(人数補正+1)=★

62 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:15:18 ID:???
★ヘルナンデス 黄金の右腕( ダイヤ10 )71+( 36 )+(ガッツ300以下ペナ-1)=★
バグったw

63 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 13:15:37 ID:???
★ヘルナンデス 黄金の右腕( クラブ6 )71+( 14 )+(ガッツ300以下ペナ-1)=★

64 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 13:42:37 ID:???
色々な意味で決まりませんでしたwww
誤植すみません。

というかインテルディフェンス気合い入りすぎ…!

65 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 14:17:45 ID:???
なんだかんだ言ってヘルナンデス絶好調なんだよな


66 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 14:21:59 ID:???
友人とカラオケしにいく事になったので、更新の間が空きます。
もしかしたら今日はもう更新お終いかも…すみません。



関係ないゲームの話。
最近ウイイレを引っ張り出してマスターリーグをやってます。
勿論EDITを駆使してフィオレンティーナのこのメンバーで。
ブンナークのシュートが弾かれる→新田がねじ込むパターンが再現されまくりで笑いましたw

67 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 14:27:08 ID:???
乙でした
「(ブンナーク…良い表情だよ…)」

68 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/22(月) 18:05:35 ID:???
新スレ乙です〜。
ヘルナンデスのなんというカチカチぶり……。
ガッツペナががありながらもゴールを守るとは正にイタリアの誇る守護神ですね。
それでもこの試合は勝てそうですがこの先三杉達を待ち受けるライバルも。
ヘルナンデス並の手強さを持っていると思いますので、果たしてそのライバルを打ち破れるかどうか……。
期待をしております。

69 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 19:47:50 ID:???
ただいまです。カラオケ楽しすギルぜ!
最近は普通にボカロ曲が入ってて嬉しい限りなんですねこれ。
さて、眠たいけれどもう少しだけ更新します。


>>67
イヤ、ホントに良い表情してますよブンナーク。
存在感は凄いんですが点を取るのは素早い新田…哀れ…

>>68
ポイズンさん乙感謝です!リグルが言いたいことを言って欲しいですw
本当に予想以上に希望通りの鉄壁っぷりを発揮してくれました。
でもインテルはライバルチームの中でも比較的楽な相手という設定でした…
はてさて今後やっていけるのかどうかw

70 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 19:49:17 ID:???

三杉 ハイパーオーバーヘッド( クラブ6 )70+( 2 + 4 )+(ファストブレイク+1)=77
ディノ ブロック( ハート10 )63+( 5 + 3 )+(人数補正+1)=72
ジャンカルロ ブロック( クラブQ )59+( 6 + 6 )+(人数補正+1)=72
カレーラ ブロック( クラブ7 )59+( 3 + 5 )+(人数補正+1)=68
【シューター】−【DF】=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。

三杉 ハイパーオーバーヘッド( クラブ6 )70+( 2 + 4 )+(ファストブレイク+1)+(ブロック-2)=75
ヘルナンデス 黄金の右腕( ダイヤ10 )71+( 3 + 6 )+(ガッツ300以下ペナ-1)=79
【シューター】−【GK】≦-2→ヘルナンデスがボールをがっちりキャッチ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

放送「これは三杉くん、ハイパーオーバーヘッドの体勢だ!三杉くん、最も得意なシュートで
再度インテルゴールを狙う!これは決まったか!?」

ヘルナンデス「(くそ…これまでか?)」

バシィイイイイッッッッッッ!!!!!

三杉のハイパーオーバーヘッドは力強く放たれた。
並みのDF、GKでは反応する事もできない強力なシュートである。
だが、今回ばかりはインテルDF陣の気合いが違った。

ディノ「2失点…ジノを擁するこのインテルがホームで2失点…!」
カレーラ「オレ達DF陣があまりに不甲斐なかったせいだ!」
ジャンカルロ「あと1点でも許したら、オレたちはもう地元を歩けねえんだよ!」

ダダダ!!!
パシィ!!

ヘルナンデス「み、みんな!」

71 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 19:50:37 ID:???
三杉「な…なにっ!」

放送「おおーっと!インテルDF陣、必死にボールに食らいつく!
これは確実に勢いを弱まらせているぞ!!」

ディノ達の死に物狂いのブロックはハイパーオーバーヘッドの軌道に追いつき、身体をかすめていく。
この厳しいシュートの勢いを確実に弱らせ、ヘルナンデスに望みを繋いだのだ。
それだけでない、その姿は折れかけていたヘルナンデスの心をもう一度奮い立たせた。

ヘルナンデス「グラッツェ…止めるぞみんなああぁぁぁ!!!!!」

ガッシイイイイイッッ!!

ヘルナンデスの右手はボールをしっかりと掴んでいた。
三杉の渾身を込めた必殺オーバーヘッドはインテル守備陣の意地を砕けなかったのだ。

三杉「くっ!だがこれで彼の腕はもう限界のはずだ!(…僕の足もだが…!)」

放送「と、止めたぁぁぁぁ!!インテル守備陣、まさしく一丸となってこのシュートを止めた!」

観客「よくやったぞ!!」「諦めんなまだいける!!」「気持ちの問題だ!」
   「勝てる勝てる勝てる勝てる!」「あ、ジ…ジノの様子が!?」

ヘルナンデス「(や、やった…けど、もう右腕が上がらない…)

72 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 19:52:41 ID:???
三杉とヘルナンデス、ほぼ同時に限界が来ていた。着地の後に走り出せるだけ、
三杉には多少の余力はあったが、ヘルナンデスにはもうパスする力も残っていなかった。

葵「ジノ!!俺だ!俺に!」

ヘルナンデス「(…シンゴ!)ディノ、頼む!シンゴだ、シンゴに渡してくれ!」

ディノ「お、おう!」

スパァァァン!

ディノのロングパスは間違いなく葵に渡った。
ここに来て絶好のカウンターチャンス、インテルにとって待ち望んでいた時間が来たのである。
だが、後半ずっと葵の傍を離れなかった勤勉な彼がそれを阻もうとする。

マルコ「ここは通さない!」

葵「どけえぇぇ!!!」

73 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/22(月) 19:54:20 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★葵 ドリブル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
★マルコ マーク(! card)61+(! dice + ! dice)+(スキル・マーク+1)+(解析+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→葵がドリブル突破。
=1、0、-1→マルコは抜かれた、だが時間が稼がれそして左から順に
(レントゥルスが来た)(レントゥルスが来た)(レントゥルスと新田が来た)
≦-2→マルコ、レントゥルス、新田が葵を囲んだ。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
葵のマークがダイヤで「直角フェイント(+4)」が発動します。
葵のマークがハートで「シャペウ(+3)」が発動します。
葵のマークがスペードで「股抜き(+1)」が発動します。
葵のマークがクラブで「直角フェイント大失敗(強制敗北)」が発動します。
マルコのマークがダイヤで「するどいタックル(+1)」が発動します。

74 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 19:55:53 ID:???
★葵 ドリブル( スペード10 )63+( 46 )=★
よし!股を抜くぞ

75 :森崎名無しさん:2010/03/22(月) 19:56:38 ID:???
★マルコ マーク( ハート4 )61+( 15 )+(スキル・マーク+1)+(解析+1)=★

76 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 00:27:38 ID:???
すげえ有言実行だww

77 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 06:40:11 ID:???
股抜き以外も使えよ葵w

78 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 08:47:30 ID:???
もうクラブは股抜き大失敗でいいんじゃないかな

79 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 12:16:30 ID:???
>>74 お見事!
>>77 全くですw股抜き選択率100%とかw


葵 ドリブル( スペード10 )63+( 4 + 6 )+(股抜き+1)=74
マルコ マーク( ハート4 )61+( 1 + 5 )+(スキル・マーク+1)+(解析+1)=69

【攻撃】−【守備】≧2→葵がドリブル突破。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ズダダダダ!!!

マルコ「速い・・・!!」

放送「これは速い!!葵くん一瞬でマルコくんを抜き去ったぞ!」

マルコを抜いた葵はニコリともせず走り続ける。
今の葵は文字通り必死の形相であった。
2点差・・・このインテルに入団して以来初めての屈辱。
これまでジノが無失点で抑えてくれる限り、自分達は余裕を持って攻められた。
そういう環境によって忘れ去られていた“必死さ”がここで顔を出していた。

葵「(問題はここから先だ・・・どうする!)」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★葵の選択→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート、スペード→テトラヒドロンシュートだ、ルーベンが上がるのを待つぞ。
クラブ→全員抜く!
JOKER→見ていてくれフーリアさん!


80 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 12:18:36 ID:???
★葵の選択→ ハート9

81 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 12:40:33 ID:???
>ハート→テトラヒドロンシュートだ、ルーベンが上がるのを待つぞ。

葵「(テトラヒドロンシュートだ、ルーベンが上がるのを待つぞ。)」

ルーベン「(それでいい、オレ様が行くまでボールを取られるなよ。)」

腹を決めた葵はドリブルの速度を緩め、最終ライン以前の微妙な位置でボールキープする。
あわよくばディフェンスを引き付けてブロックを甘くさせようという考えだった。
だが、アンザーニの指示でルーベンだけを警戒する事に決めているDF陣は揺るがない。
焦れる葵の右後方にルーベンが迫ってくるが、それより先にレントゥルスが追いついた。

レントゥルス「こ、これ以上は攻めさせないぞ!」

葵「(DF陣がチェックに来ないなんて予想外だ・・・
くそ、仕方ない!こいつを抜いて予定通りルーベンにパスだ!)」

82 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 12:42:00 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★葵 ドリブル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
★レントゥルス タックル(! card)59+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→葵がドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(ルーベンがフォロー)(ガリアがフォロー)(バンビーノがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
葵のマークがダイヤで「直角フェイント(+4)」が発動します。
葵のマークがハートで「シャペウ(+3)」が発動します。
葵のマークがスペードで「股抜き(+1)」が発動します。
葵のマークがクラブで「直角フェイント大失敗(強制敗北)」が発動します。

83 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/23(火) 12:42:26 ID:???
★葵 ドリブル( ダイヤJ )63+( 33 )=★


84 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 12:48:41 ID:???
★レントゥルス タックル( ダイヤ3 )59+( 45 )=★

85 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 16:51:50 ID:???
葵 ドリブル( ダイヤJ )63+( 3 + 3 )+(直角フェイント+4)=73
レントゥルス タックル( ダイヤ3 )59+( 4 + 5 )=68

【攻撃】−【守備】≧2→葵がドリブル突破。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

放送「さあボールをキープしている葵くんにレントゥルスくんが迫る・・・おおっと!
葵くん、なんとレントゥルスくんに向かっていく!これはどういうつもりなのか!?」

葵「(未完成だからって出し惜しみして・・・俺は何やってるんだ!
そんな甘い気持ちだったから負けてるんだ!クソ、クソ!!)」

数ヶ月前、ユベントスとの試合で葵はサルバトーレ・ジェンティーレに完全に抑えられた。葵は涙を
流して悔しがり、彼へのリベンジを誓った。コッパ・イタリア・プリマヴェーラという大舞台で
必ずやジェンティーレを抜き、チームを勝利に導いてやろうと。だがしかし、いくら練習を重ねても
ジェンティーレを抜けるイメージは掴めぬ儘で、葵はスランプに陥ってしまった。そんな葵を元気付け
ようとチームの雑用係であるカリメロがミラノダービーの観戦を誘った。そこで葵はルート・フーリアの
ドリブルを目にする。その野性味溢れる豪快なプレイは葵を魅了した。そして葵は誓った。フーリアが
得意とする豪快なフェイント、これを自分の物にしてジェンティーレを抜いてみせると。
改めて挑戦する気概がその時に生まれた。だが今日の試合、ここまでその勇気は成りを潜めていた。
未完成ゆえに失敗を怖れたのか、ジェンティーレ以外にこの技は必要ないと侮ったのか、どちらにせよ
葵はここまで新必殺技を使ってこなかったのだ。

ダダダッ!
 グンッ!・・・グンッ!
       ダダダッ!

そんな後悔を叩きつけるかのように葵は豪快な突破を決めた。
これから先、葵が世界の並み居るDFを抜き去っていく直角フェイント。
公式戦で成功させたのはこれが初めてである。

86 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 16:57:56 ID:???
レントゥルス「う・・・な、なに今の!?」

放送「豪快なフェイント!これは初めてみるぞ、葵くんこんな秘密兵器を隠していたのか!」

観客「いいぞシンゴー!!」「さすが太陽王子!」「頼む、まだいけるぞ!!」

ジェンティーレ「(ギリッ・・・)」

この葵のプレイにサポーターは沸いたが葵にとってはそれどころではなかった。
レントゥルスを抜くや否や、ボールをルーベンへと蹴りだし、自身はゴール方向に切り替えす。
まず1点、フィオレンティーナからもぎ取る為に葵は走った。

ルーベン「よし・・・待ちわびたぜ、この時を!」

バンビーノ「くそ、間に合わん!」
中山「ここは止める!」
ラムカーネ「クッ・・・黙れZERO!!」

三杉「(テトラヒドロンシュート・・・あのシュートには重大な欠陥がある。葵に向かって蹴りだす一瞬、
そのタイミングのみオフサイドトラップが可能だ。だがこの瀬戸際で、その厳しいタイミングで成功
するのは難しい。どうする、どう指示する!?)」

A 全員ブロックだ!
B 全員クリアだ!
C 中山以外は全員クリアだ!
D オフサイドトラップだ!(今回は成功率20%くらい)
E いや、ここでは何も言える事はない。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

87 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 17:01:00 ID:fVlT/kbg


88 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 17:20:46 ID:obLYtmB+

テトラの威力は71
可能性があるのはミュラーのダニッシュ、中山のソウルのみ。
中山頼むぞ!

89 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 18:17:33 ID:???
>C 中山以外は全員クリアだ!

やはりオフサイドトラップは悪手だ・・・それが三杉の出した結論だった。
ハーフタイム中にDF達と打ち合わせる事が出来れば話は違ったかも知れない。
現実には、テトラヒドロンシュートを手玉に取るのは難しいのだ。
結局三杉は正道を選んだ。DF達のポテンシャルを最大限に信じる事だ。
そしてもう一つの可能性についても・・・

三杉「テトラヒドロンシュートが来る!中山以外は全員クリアだ!」

ダラピッコラ「うん!?」
スペルマン「迷ってる暇はないよ!」
ミュラー「2人とも、力を借ります!」

ルーベン「小細工しても無駄だぜ!」

90 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 18:18:55 ID:???
先着3名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ルーベン テトラヒドロンシュート(! card)71+(! dice + ! dice)=★

★ダラピッコラ 低いクリア(! card)62+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
スペルマン 低いクリア(! card)61+( ! dice + ! dice )+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュギャンビット(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山 ブロック(! card)65+( ! dice + ! dice )+(人数補正+1)=★

★ラムカーネ シャドーシールド(! card)74+( ! dice + ! dice )+(システム限界-10)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(葵がフォロー)(ペルッツィがフォロー)(ラインを割ってコーナーキック)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→テトラヒドロンシュートがゴールに突き刺さった!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(葵のねじ込み)(ペルッツィのねじ込み)(ラインを割ってコーナーキック)
≦-2→ラムカーネがボールをがっちりキャッチ!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)」が発動します。

91 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:19:32 ID:???
★ルーベン テトラヒドロンシュート( ハート10 )71+( 5 + 2 )=★

92 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:19:44 ID:???
★ルーベン テトラヒドロンシュート( スペードJ )71+( 2 + 2 )=★


93 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:20:28 ID:???
★ダラピッコラ 低いクリア( スペード2 )62+( 1 + 4 )+(人数補正+1)=
スペルマン 低いクリア( ダイヤA )61+( 56 )+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュギャンビット( クラブJ )66+( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
中山 ブロック( ダイヤ8 )65+( 21 )+(人数補正+1)=★

94 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:21:16 ID:???
★ラムカーネ シャドーシールド( ダイヤK )74+( 22 )+(システム限界-10)=★

95 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:27:28 ID:???
危ねー、ミュラーが食い止めてなかったら決まってたな。
中山の壁はまだあるから少しは有利になるか?

96 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 18:52:33 ID:???
ルーベン テトラヒドロンシュート( ハート10 )71+( 5 + 2 )=78
ダラピッコラ 低いクリア( スペード2 )62+( 1 + 4 )+(人数補正+1)=68
スペルマン 低いクリア( ダイヤA )61+( 5 + 6 )+(人数補正+1)=73
ミュラー ダニッシュギャンビット( クラブJ )66+( 6 + 5 )+(人数補正+1)=78
中山 ブロック( ダイヤ8 )65+( 2 + 1 )+(人数補正+1)=行動キャンセル

【シューター】−【DF】=0→ペルッツィがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スパァァァン!!!
ルーベンは速い弾道のパスを葵に放った。
そこからダイレクトにボールは繋がれ、軌道が大三角形を描く。

ポンッ!
  ゴォッ!

その間、ボールにはそれぞれの運動エネルギーが蓄積され、
ルーベンのダイビングボレーでそのエネルギーは爆発の時を見る。

放送「さあ、ここでついにテトラヒドロンシュートが放たれる!
空間に描かれる三角錐がついにフィオレンティーナゴールに突き刺さるのか!?」

97 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 18:53:39 ID:???
ルーベン「くらえぇぇっっっっ!!!!」

ミュラー「やらせるか!!!」

ガシィィィィィィィッッ!!!!!!

両者が空中で激しくぶつかりあった。
葵とマッテオのシュート力を蓄積したテトラヒドロンシュート、
スペルマンとダラピッコラの突進力を借りたダニッシュギャンビット。
この二つの技は全く互角の威力を見せる。

ギリッギリッギリッ・・・
    バシュウゥゥゥゥ!!!

ルーベン「な・・・なんだとおっっ!?」

放送「こ、これは互角だ!!ルーベンくん、シュートを撃てない!
ボールは弾かれて・・・あぁっと!これがペルッツィくんの足元に!」

ペルッツィ「お、オレのシュートが通じるのか!?」

葵「こっちだペルッツィ!俺が決める!」

ペルッツィ「シンゴ・・・頼む!!」

放送「ここに来て再び、いや三たび葵くんだ!
この試合3度目の低空ロベッシャータ、3度目の正直なるかぁぁっ!?」

98 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 18:54:45 ID:???
葵「いけえぇぇぇぇ!!!」

バッシュウゥゥゥゥッッッ!!!!

先着3名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★葵 低空ロベッシャータ(! card)66+(! dice + ! dice)=★

★中山 ブロック(! card)65+( ! dice + ! dice )=★

★ラムカーネ シャドーシールド(! card)74+( ! dice + ! dice )+(システム限界-10)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(マッテオがフォロー)(ミュラーとルーベンが競合い)(ダラピッコラがフォロー)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→葵の低空ロベッシャータがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(マッテオがねじこみ)(スペルマンがフォロー)(ダラピッコラがフォロー)
≦−2→ラムカーネががっちりキャッチ。

【基本ルール以外の補足・補正・備考】
葵のマークがダイヤで「股抜きロベッシャータ」に変化し、+2の補正が付きます。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)」が発動します。

99 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:57:20 ID:???
★葵 低空ロベッシャータ( スペード6 )66+( 1 + 1 )=★

100 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:57:35 ID:???
★中山 ブロック( クラブ4 )65+( 25 )=★

101 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 18:58:24 ID:???
★ラムカーネ シャドーシールド( スペード7 )74+( 55 )+(システム限界-10)=★
一応

102 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 19:20:01 ID:???
葵が体育座り

103 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 19:22:58 ID:???
ミュラーが神引きしたからこその結果だな。

104 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 20:00:23 ID:???
>>102 間違いなくそんな心境でしょうね。
>>103 今回のミュラーの引きはドラマチックでした。


葵 低空ロベッシャータ( スペード6 )66+( 1 + 1 )=68
中山 ブロック( クラブ4 )65+( 2 + 5 )=72

【シューター】−【DF】≦−2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

葵「・・・!?」

集中の連続による疲労、もう後が無いというプレッシャー、単純な焦り・・・
何がどう作用したかは分からない。ともかくとして、葵のシュートは芯を外していた。
全くインパクトが伝わっていないシュートが放たれてしまった。そして・・・

中山「止 め る !」

それは名手中山の後ろに通るようなシュートではなかった。

パシィィッ!!!

イスラス「見事・・・」

ディッテンベルガ「DF陣も雑魚じゃない・・・か。」

105 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 20:02:26 ID:???
放送「止めた、中山君止めたぁ!!!フィオレンティーナの堅守がここで爆発!
並みの守備陣なら2点取られようかという連続攻撃を見事に凌ぎました!
そしてここで残り時間は0、ロスタイムを残すのみです!!」

中山「俺達は守ったぞ!もう1点・・・」

グワァ・・・

中山「取って来い!!!!」

スパァァァァン!!

中山のロングクリアでボールは中央に戻された。
これが奇しくも三杉の足に収まる。
足に痙攣が走り始めている三杉だが、ここは止まる事はできない。

三杉「ありがとう中山・・・僕も意地を見せるぞ!」

放送「さあここで三杉くんが中央をゆく、フィオレンティーナの勝ちは決定的だがまだ攻めます。
おそらくこの攻撃が最後になるでしょう。さあ当然の如くガリアくんとイゴールくんが囲みます。」

106 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 20:05:25 ID:???
【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノがフォロー)(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン)
≦-2→インテルボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
三杉のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
三杉のマークがスペードで「ストップフェイク(+1)」が発動します。
三杉のマークがダイヤかハートで勝利した場合、頭脳的なドリブル(次の行動に+1)が発動します。


試合の大勢が完全に決したところで本日は終了です。
どうもありがとうございました。

107 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 20:09:39 ID:c6n0njWk
しかしラムカーネの致命的弱点がバレなくて助かったな

108 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 20:40:17 ID:???
書き忘れだね。

109 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 20:43:31 ID:???
何をどう引けばいいのか分からないのでとりあえず体育座りでもして待つか

110 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/23(火) 22:08:16 ID:???
>>107
点を取らせないだけでなく、取らせ方を考えるという手もありました。
まあ今回は最高の結果になりましたけどね。

>>108−109
うわーあ、ごめんなさい!
体育座り乙です!



先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)+(ガッツ300以下ペナ−1)=★

★イゴール タックル(! card)62+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ガリア タックル(! card)58+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

以下、>>106

111 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 22:10:08 ID:???
★三杉 ドリブル( ハート6 )65+( 42 )+(ガッツ300以下ペナ−1)=★

112 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 22:11:15 ID:???
★イゴール タックル( ハートQ )62+( 35 )+(人数補正+1)=
ガリア タックル( スペード4 )58+( 36 )+(人数補正+1)=★

113 :森崎名無しさん:2010/03/23(火) 22:11:28 ID:???
★イゴール タックル( ハートK )62+( 45 )+(人数補正+1)=
ガリア タックル( ハート8 )58+( 53 )+(人数補正+1)=★
三杉振るわないな〜

114 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 09:56:27 ID:???
三杉 ドリブル( ハート6 )65+( 4 + 2 )+(ガッツ300以下ペナ−1)+(華麗なドリブル+3)=73
イゴール タックル( ハートQ )62+( 3 + 5 )+(人数補正+1)=71
ガリア タックル( スペード4 )58+( 3 + 6 )+(人数補正+1)=68

【攻撃】−【守備】≧2→三杉がドリブル突破。(※頭脳的なドリブル発動)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「・・・・・・見えた!」

ダダダッ!!
 クルンッ・・・スパッ!

イゴール「な、なにぃ!?」
ガリア「まだこんなドリブルができるのかよ!」

放送「出た!蝶のように舞い蜂のように刺す華麗なドリブルだ!」

スピードとテクニックを活かした華麗なドリブルがここで火を吹いた。
小学生時代からの三杉の得意技である。だが、さらに小学生時代には無かった物が今はある。
ただ相手を抜くだけでなく、次の一手でゴールを狙える位置に向かう先見・・・
頭脳的なドリブルである。

115 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 09:57:33 ID:???
ディノ「・・・!?あの位置!」

ヘルナンデス「(いつの間にかシュートコースががら空きだ!)」

ジョアン「む、今のは良いドリブルだ・・・!」

三杉「(あと1点・・・あと1点だ!)」


A キックアップボレーだ!
B ブンナークに撃たせるぞ!
C 新田に撃たせるぞ!
D 全員抜く!

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

116 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 10:09:34 ID:cs5DFazg
C

117 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 10:09:52 ID:XGgTXSbk


118 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 10:28:23 ID:???
>>C 新田に撃たせるぞ!

三杉は思い出す…
ハーフタイムでブンナークに放った言葉を。

三杉『後半はヘルナンデス相手に2ゴールを目指せ。
喜んでいる新田に、まだまだ自分は甘い、と凹ませてやろうじゃないか。』

ニヤ…
ここで三杉は怪しい笑みを浮かべた。
“敵を騙すには味方から…”


三杉「いくぞブンナーク!」

ブンナーク「来い!」

スパァァァァン!

119 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 11:06:40 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★擬似スルー効果→! card

ダイヤ、JOKER→ヘルナンデスがバランスを崩し、新田が完璧に反応している。
ハート→ヘルナンデスは万全、新田も完璧に反応している。
スペード→ヘルナンデスは万全、新田は反応がやや遅れた。
クラブ→ヘルナンデスは万全、新田は反応が遅れた

★三杉 センタリング(! card)64+(! dice + ! dice)+(頭脳的なドリブル+1)+(ガッツ200以下ペナ−2)=★

★ジャンカルロ パスカット(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ディノ パスカット(! card)61+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→新田に低い浮き球…そして?
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして試合終了。
≦-2→インテルボールになり試合終了。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤ
かハートで「バックスピンパス(+3)」が発動します。

120 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/24(水) 11:08:52 ID:???
★擬似スルー効果→!card


121 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/24(水) 11:09:55 ID:???
★擬似スルー効果→ クラブQ


122 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 11:10:10 ID:???
★擬似スルー効果→ スペード5

123 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 11:11:50 ID:???
★三杉 センタリング( ダイヤ7 )64+( 52 )+(頭脳的なドリブル+1)+(ガッツ200以下ペナ−2)=★

124 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 11:23:50 ID:???
★ジャンカルロ パスカット( スペードQ )59+( 34 )+(人数補正+1)=
ディノ パスカット( ハート6 )61+( 53 )+(人数補正+1)=★

125 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 11:47:08 ID:???
三杉 センタリング(ダイヤ7 )64+( 5 + 2 )+(頭脳的なドリブル+1)+(ガッツ200以下ペナ−2)+(バックスピンパス+3)=73
ジャンカルロ パスカット(スペードQ)59+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=67
ディノ パスカット(ハート6)61+( 5 + 3 )+(人数補正+1)=70

【攻撃】-【守備】≦-2→新田に低い浮き球…そして?

クラブ→ヘルナンデスは万全、新田は反応が遅れた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

放送「さあ、三杉くんのセンタリング!
この高いパス、狙うはブンナークくんのヘディングか!」

ディノ「(ジノは限界だ!ここはファウル貰ってでも撃たせんぞ!)」

三杉のセンタリングは速く高い…いや、高すぎるた弾道だった。
それに合わせてポジショニングしたブンナークは目を疑った。

ブンナーク「(これは…!?)」

ズザッ…!

ブンナーク「(オレへのパスじゃねえ…ミスギ、テメェ!!)」

跳躍するものの、無論それに合わせられる筈もない。
ボールカットの競り合いに向かったディノとジャンカルロも同様に抜かれる。

126 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 12:06:20 ID:???
ヘルナンデス「(これは…11番へのパスか!)」

このトリックプレイに対してもヘルナンデスは冷静だった。
正確に相手の意図を読み取り、新田の飛び込みにドッシリと備えたのである。
逆に新田の反応が遅れていた。ここがヘルナンデスと新田の経験の差である。

新田「す、スルーだって!?」

これまで攻撃はパターン化されてきた。
ブンナークへの高い浮き球、あるいは新田への低い浮き球…FWは来たボールを撃つのみである。
それゆえ新田は三杉のセンタリングを見た瞬間、ブンナークへのパスと思い込んだ。
そしてパスの軌道やボールにかけられた回転を観察する事を怠ってしまったのだ。

新田「く、くそっ!間に合え!(何やってるんだ俺は!)」

三杉「甘いぞ新田、今の反応はストライカー失格だ。」

三杉は新田の焦りをしっかり読み取っていた。
このパスは三杉から新田への喝を与えるパスだったのだ。

1点は欲しかった。
だが、新田の成長…チームの成長を三杉はそれ以上に欲っしたのだ。

127 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 12:44:40 ID:???
先着3名様で
★新田 隼ボレー(! card)65+(! dice + ! dice)+(隼ダッシュ+1)+(反応遅れペナ−3)=★

★カレーラ ブロック(! card)59+(! dice + ! dice)+=★

★ヘルナンデス パンチング(! card)69+(! dice + ! dice)+(ガッツ100以下ペナ−5)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になり試合終了。
≦-2→インテルボールになり試合終了。

【シューター】−【GK】
≧2→隼ボレーがゴールに突き刺さった!
=1、0、-1、2→ボールはこぼれ球になり左から順に…
(バンビーノのねじ込み)(試合終了)(試合終了)(試合終了)
≦-3→ヘルナンデスがボールを大きく弾いて試合終了。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のカードが7〜13でノートラップランニングボレー隼シュートに変化します。
威力+2&ディフェンスのマークがダイヤ以外で問答無用に振り切ります。
全員振り切った場合、さらにフリー補正(+1)が加わります。

128 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 12:46:16 ID:???
★新田 隼ボレー( スペード10 )65+( 31 )+(隼ダッシュ+1)+(反応遅れペナ−3)=★
これを決めなきゃエースじゃないぜ!

129 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 12:48:56 ID:???
★カレーラ ブロック( クラブA )59+( 23 )+=★

130 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 12:53:02 ID:???
★ヘルナンデス パンチング( ハート6 )69+( 35 )+(ガッツ100以下ペナ−5)=★

131 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 12:53:14 ID:???
★ヘルナンデス パンチング( ハート9 )69+( 15 )+(ガッツ100以下ペナ−5)=★
4以下出したらマリーと取りにいってもいいぞ!

132 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 12:54:42 ID:4X69HfFo
★ヘルナンデス パンチング( ハートQ )69+( 65 )+(ガッツ100以下ペナ−5)=★

133 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 13:00:43 ID:???
新田も体育座りw

134 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 14:45:42 ID:???
このパスはやってよかったのか
ブンナークとの関係悪化が心配。

135 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 17:45:43 ID:???
理由付けはいくらでも出来るが
三杉らしい切り返しはなんだろうな。
「新田にも世界の壁を改めて体感して貰おうと思ってね(ニヤリ)」とか?

136 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 21:21:48 ID:???
>>133
体育座りは飛躍へのステップ!…と、思いたいですw

>>134−135
ラストパスが新田になった時点でまあ少しわだかまりそうではありますが…
そこはそれ、三杉の腕の見せどころかも知れません。

とは言え、これは派閥ゲーではないので厳しいペナルティ等は控えるつもりと言っておきます。
それやると試合のバランスが厳しくなっていきますので。

137 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 21:43:46 ID:???
新田 NRB隼シュート(スペード10)67+( 3 + 1 )+(隼ダッシュ+1)+(反応遅れペナ−3)=69
カレーラ ブロック(クラブA)59+( 2 + 3 )+=振り切られた
【シューター】−【DF】→シュートは邪魔される事なく放たれた。

新田 NRB隼シュート(スペード10)67+( 3 + 1 )+(隼ダッシュ+1)+(反応遅れペナ−3)=69
ヘルナンデス パンチング(ハート6)69+( 3 + 5 )+(ガッツ100以下ペナ−5)=72
【シューター】−【GK】≦-3→ヘルナンデスがボールを大きく弾いて試合終了。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

新田が冷静であれば、ボールにかけられたバックスピンに気付く事が出来ただろう。
そしてバウンド直後、急失速して合わせ易くなったボールを悠々と蹴り出す事が出来たろう。
今の新田にはそれが見えなかった。飛び込んでくるボールに対してノートラップで蹴り出しただけだった。
芯を外した軽いシュート…トップスピードの状態で撃てたのがせめてもの慰めであろう。

バシュウゥゥゥゥゥゥ!
新田「くっ、なんて事だ…」

138 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 21:54:09 ID:???
シュートと同時にうめいてしまう程に情けない威力だった。
万が一これが決まっていたとしても、新田は己の不覚を悔いたであろう。
思い込みがFWの本分を怠らせた事、その視野の狭さに新田は気付き、そして叩きのめされた。
前半ヘルナンデスからゴールを奪った満足感はこの瞬間に消え失せてしまった。
そして…

ヘルナンデス「腕が砕けようと3点目は許さん!!」

バシィィィィッッ!!

最後までGKとしての自覚がブレなかったヘルナンデスが見事にこのシュートを防いだ。
と、同時に試合終了を告げる笛が鳴り響く。




ビッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!!



フィオレンティーナ 2 − 0 インテル

139 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 22:20:04 ID:???
放送「試合終了ー!なんと2対0!試合前の予想を大きく覆したフィオレンティーナの勝利です!
コッパ・イタリア・プリマヴェーラ!オープニングゲームからまさかの大波乱です!」

ワアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!

観客「ま、マジかよ!」「ジノはパーフェクトGKなんだぞ!?」「こ…こんな…」

観客は目の前に突きつけられた結果が信じられないかのように騒ぎ立てる。
そして、これを観ていたライバル達もそれぞれにショックを受けていた。

ジェンティーレ「ジノのヤロウが…負けやがった…(ギリギリギリッ)」

ランピオン「ジノ…オレ達で優勝を争い、そしてオレ達でイタリアユースを
ワールドトーナメント優勝に導こうって言ったのは貴様だろうに…!」

ジェンティーレ「フィオレンティーナ!!」

ランピオン「貴様らはオレが倒す!!」


シューマッハ「結局…後半はラムカーネのプレイを見られなかったか。」
クスタ「DFの動きが前半とは別物だった。インテルの作戦を全て読み切っていたかのように、
実にシステマチックに対応していた…技術云々よりも厄介と言える。」

シューマッハ「ああ、強いぞこいつら。」

シニョーリ「Zzz………ん…試合……終わった…?」

140 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/24(水) 22:23:18 ID:???
中途半端ですが本日の更新はこれで終了します。
どうもお付き合い感謝でした。
また次回宜しくお願いしますね〜

141 :森崎名無しさん:2010/03/24(水) 22:26:56 ID:???

シニョーリがシショーニョに見えてしょうがない

142 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 12:15:30 ID:???
カルネバーレ「(ゴクリ・・・)強えな・・・フィオレンティーナ。」

リベリ「攻撃も守備も曲者揃いだな。」

イスラス「だが・・・」

ディッテンベルガ「ああ、チームとしては未完成だ。」

ジャシント「そこに付け入る隙があるって言うのか?」

イスラス「さてな・・・奴らは試合中にも成長している・・・。」

ディッテンベルガ「確実に言えるのは、ボランチのお前達が鍵だと言う事だけだ。」

ジャシント「10番と7番をオレたちで止めろってか。」

リベリ「責任重大だな。」

マンチーニ「基本に立ち返るという事だ。相手の攻撃チャンスを減らし、こちらがより多くの
攻撃をしかける、と言うな。オレ達は中盤でやつらに勝つ!」

レッチェメンバー「「 おう! 」」

143 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 12:37:13 ID:???
>>141 乙感謝です。



レッチェの戦意が高まりを見せる中、イスラスとディッテンベルガは難しい顔をしていた。
そして2人で小声で話し合う・・・

イスラス「(果たしていけるか・・・?)」

ディッテンベルガ「(あれで・・・か。)」


あれ → ブルノ


2人はコッソリと、後ろに座ってポケーっとしてるザルキーパーの顔を盗み見た。
と、同じタイミングで後方をチラ見しようとしているジャシント、リベリと目が合った。
気持ちは同じらしい。そして4人は一斉にマンチーニに強い視線を向けた。


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★4人の目が怪しく光った!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→だがマンチーニは気付かない。
ハート、スペード→マンチーニは視線に気付き、意を汲むかのように頷いた。
クラブ→マンチーニ「監督!実力のある奴が出られないのはどう考えてもおかしいぜ!」
JOKER→ジョアン「(む・・・あれはレッチェか。ふむ・・・)」

144 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 12:41:17 ID:???
★4人の目が怪しく光った!→ ダイヤ5

145 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 17:11:37 ID:???
この鈍感!

ジョーカー引いて実はブルノが隠れた実力者という展開ですね
分かります。

146 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 18:36:01 ID:???
>>145 マンチーニの昼行灯w


>ダイヤ→だがマンチーニは気付かない。

彼ら4人の視線にマンチーニは全く気付かなかった。
何故なら彼は自己陶酔の真っ只中にいたからだ。

マンチーニ「(よし、チームは完璧にまとまっている!さすがオレだ!
これならフィオレンティーナもインテルも・・・いや、優勝だって夢じゃない!)」

カルネバーレ「(あ・・・なんか分かる。マンチーニの考えてる事が分かる・・・)」

ジャシント「(ダメだこいつ・・・)」
リベリ「(早くなんとか・・・)」
ディッテンベルガ「(しないと・・・)」
イスラス「(クク・・・)」

サッカーはクレバーだが空気を読まないキャプテンに対し、4人は引き攣った笑みを浮かべたのだった。
さて、グラウンドにおいては勝利者と敗者がそれぞれの表情・態度で結果を噛み締めていた。
大声で泣き叫ぶ者、気持ちよい笑顔を見せる者、狼狽する者、怒気を発する者・・・

葵「うわああああ!!!!くそおおおお!!!!」

ミュラー「(良し、今日は決定的なシュートを2本止められた。)」

ルーベン「バカな・・・こんな奴らに・・・も、もうミスれない・・・・・・」

新田「(くそ!俺はなんであの時気を抜いてしまったんだ・・・!)」

様々な人間模様が繰り広げられていた。
そして、勝利したフィオレンティーナのキャプテン、我らが三杉はと言えば・・・

147 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 18:37:09 ID:???
三杉「(新田・・・前半はナイスゴールだったぞ、掛け値なしにな。だが満足するには早すぎる。
お前は中途半端にやっていては勿体無い素材なんだ。それと・・・・)」

ブンナーク「ミスギィイィィッッッ!!!」

三杉「(フッ・・・分かっていたさ、こうなる事は。)」

ブンナーク「テメェ!ハーフタイムでオレに言った言葉はウソだったのか!?」

三杉「(さて・・・)」


A 4本・・・2本・・・2本・・・この数字が何を示しているか分かるか?
B 力押しだけで世界を奪えると思ったら大間違いだ。
C すまなかった。
D その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

148 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 18:39:26 ID:8yvxZJ3E


149 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 18:40:33 ID:DfKL4JoA
A

150 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 20:07:23 ID:???
>A 4本・・・2本・・・2本・・・この数字が何を示しているか分かるか?

三杉「4本・・・2本・・・2本・・・この数字が何を示しているか分かるか?」

ブンナーク「はぁっ!?何を言ってやがる!!」

三杉「君と僕と新田に出された決定的なラストパスの数だ。
もちろん、最後の僕のパスを含めて・・・だ。」

ブンナーク「な!?」

ブンナークは三杉の言葉にハッと驚き、そしてやや落ち着きを取り戻す
そして改めて三杉の目を見据える・・・そこには怒りに似た光が宿っていた。

三杉「この数字はそのままストライカーとしての期待を意味している。
僕だけじゃない、メンバー全員の総意と思ってくれていい。」

ブンナーク「・・・!」

151 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 20:08:36 ID:???
三杉「僕は0本だ、ブンナーク。今日の結果に誰よりも納得できていないのは僕だ。
自分で自分が許せない気持ちが分かるだろう、ボルドー戦でこれを知ったお前なら。」

ブンナーク「だ、だから何だってんだ!」

三杉「新田を見ろ、あいつも自分で自分を責めている。
さっきのミスはあいつを更に成長させるぞ。」

ブンナーク「クッ・・・!」

三杉「最後のパスは僕の新田への期待だ。そしてブンナーク、君への期待でもある。
あの場面で君がゴールを奪えるのは必然だった。君を喜ばせる為だけのパスを僕は出すつもりはないぞ。
世界一に繋がるパスしか出さない。もっと餓えろブンナーク、僕達には満足している暇なんてないぞ。」

ブンナーク「クソッ、やってやるさ!見ていやがれ!」

ブンナークは憤慨しながらも三杉の話を受け入れた。
三杉はブンナークを強く見据えながら、内心1点も取れなかった自分を戒めた。
自身の実力アップが必要だと誰よりも強く感じていた。
そこに・・・

152 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 20:10:09 ID:???
ヘルナンデス「フィオレンティーナ!」

ブンナーク「・・・!?」

三杉「ヘルナンデス。」

ヘルナンデス「強かった・・・見事に負けたよ。」

三杉「・・・」

インテルのキャプテン、ヘルナンデスが三杉に対して握手を求めてきたのである。
体力、精神力の限界を向かえながらもGKとしての使命を全うした男である。
三杉は彼に対して高い敬意を払わずにはいられなかった。


A フフ、いい顔だねヘルナンデス。
B (?・・・・・・ヘルナンデスの右手・・・)
C 素晴らしいセービングだった、尊敬するよ。
D イタリアNo.1・・・君を倒した僕達が手にする事を約束する。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

153 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 20:11:46 ID:gvHvAuGI
C

154 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 20:12:07 ID:XxE62nXs
B

155 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 20:14:17 ID:8yvxZJ3E


156 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/25(木) 20:27:08 ID:???
綺麗な三杉がヘルナンデスに敬意を示した所で本日の更新を終わります。
お付き合い下さり有り難うございました。

明日は関東から新潟に行くので更新できないと思います。
それでは。

157 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 20:59:24 ID:???
乙でした

158 :森崎名無しさん:2010/03/25(木) 22:03:27 ID:???
ブンナーク苛めすぎるとその内切れるんじゃないかw

159 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 11:56:50 ID:???
>>157 乙感謝なんです。
>>158 ブンナークを苛めるのが三杉の趣味になりつつありますw


>C 素晴らしいセービングだった、尊敬するよ。

三杉「素晴らしいセービングだった、尊敬するよ。」


三杉は素直な思いを言葉で告げ、ヘルナンデスの握手に応えた。
左手の握手に三杉はなんとなく違和感を感じたが、特に言葉はなかった。

ヘルナンデス「そっちも素晴らしいゲームメイクだった。シンゴとルーベンがあれ程まで
抑えられるとは思わなかった。だが、この先オレ達が勝ち続ければ決勝でもう一度当たる。
その時はこうはいかんぞ。」

三杉「楽しみにしているよ、その時は僕が君からゴールを奪うよ。」

ヘルナンデス「フフフ…(さて、この右手がレッチェ戦までに治るかどうか。)」

やや自嘲気味な表情でチラリと右手に目を落とし、そして強気な瞳で三杉を見返すヘルナンデス。
続いて彼はブンナークの方を向いた。

160 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 11:58:38 ID:???
ヘルナンデス「凄い威力のヘッドを持っているんだな、正直参ったぜ。
(ランピオンのロケットヘッドどっちが上かな…)」

ブンナーク「だが、4本中3本も止められた。オレはまだ甘い。」

ヘルナンデス「フフ、オレとしては1本入れた事を誇って欲しいくらいだがな。」

ブンナーク「ヘヘ、無理だな。オレの器はイタリアNo.1くらいじゃ納まらねえ。」

ヘルナンデス「フッ、それ以上強くなられたら困るぜ。こっちの身体が持たない。
……それじゃあな!次に戦う時まで他の誰かに負けるなよ!」

そう言って、ヘルナンデスは味方ベンチに戻っていく。
彼のユニフォームは右腕だけボロボロになっていた。
そのボロボロになったユニフォームが三杉の記憶に強く強く残った。

161 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 11:59:43 ID:???
三杉「ジノ・ヘルナンデス…とんでもないGKだった。最初に彼と戦えて良かった、
自分のシューターとしての甘さを早々に知ることが出来るとはね…」

ブンナーク「ふぅ、全く…強い敵と戦えて嬉しいなんてマゾかよ。」

三杉「君に言われたくはないね。」

ブンナーク「どういう意味だよ。」

三杉「さてね…(もうブンナークは放っておくとして、これからどうしようか。)」


A ルーベンに声をかける(彼に言いたい事があればご自由にお書きください。)
B 葵に声をかける(彼に言いたい事があればご自由にお書きください。)
C 感染しているレッチェを挑発する(彼らに言いたい事があればがあればご自由にお書きください。)
D 味方ベンチに戻る

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

162 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 12:01:08 ID:???
ageときます

163 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 12:04:23 ID:Za9mSB5U
A 落ちこぼれに負けた気分はどうだい?

164 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 12:09:35 ID:mYgjJN5+
A (自分の頭を指差して)君はもう少しココを鍛えた方が良いよ(ニコッ

165 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 12:26:00 ID:Za9mSB5U
A (自分の頭を指差して)君はもう少しココを鍛えた方が良いよ(ニコッ に変更します。

166 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 14:27:20 ID:???
>A ルーベンに声をかける。

三杉「(そうだ、あそこで落ち込んでいるルーベンを笑いにいくとしよう。)
ブンナーク、先にベンチに戻ってくれ、僕は敵のエースに話がある。」

ブンナーク「ああ、お前も早く戻ってクールダウンしろよ。」

ブンナークを先に戻らせ、三杉の目には久々に光りが灯る。
落ちこぼれだ、雑魚とか散々な口を叩いてくれた敵のエースことルーベン…
彼の健闘をキャプテンとして称えてあげたくなるのは当然の事と言えた。

三杉「やあルーベン、いいプレイだったよ。」

ルーベン「て、テメェ!心にもない事を…!」

三杉「そうだね、では今度は心を込めた言葉を贈ろう…
落ちこぼれに負けた気分はどうだい?」

ルーベン「グァッ、こ…この!」

ルーベンのリクエストに応え、建前をかなぐり捨てる三杉。
見る見る紅潮していくルーベンの表情に、三杉は心が満たされていくのを感じた。

167 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 14:28:37 ID:???
三杉「ふむ、まだ敗北のショックから切り替えられていないようだね。
それじゃあ次は勝てるようにアドバイスをあげよう。」

ルーベン「アドバイス…だと?」

三杉「テトラヒドロンシュート…あのシュートはダメだ。」

ルーベン「な…!テトラヒドロンシュートを舐めやがるのか…!」

三杉「理由は2つある。1つはジョアンコーチのこの言葉に示されている。
実績がチームメイトに頼った物であるとしたら、違うチームで同じ輝きを放てるのか?常に同じ
輝きを発し続けようとするならば、それはキミ個人の輝きでなければならない。」

ルーベン「ななな…!」

三杉「分かって貰えたかな?それじゃ、もう1つの理由は自分で考えなよ。
レッチェ戦で明らかになると思うけど。」

ルーベン「ちょっと待て!ジョアンコーチが…!?」

三杉「(自分の頭を指差して)君はもう少しココを鍛えた方が良いよ(ニコッ」

ルーベン「!!!!」

紅潮していた顔を青ざめさせたルーベンを尻目に三杉はベンチに戻っていった。
ルーベンは口をアワアワと震わせ、暫し棒立ちとなっていたのだった。

168 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 14:31:01 ID:???
〜フィオレンティーナ ベンチ〜

アンザーニ「皆さんお疲れ様でした。この初戦でキミ達の名はイタリア中に響き渡った筈です。
期待通りヘルナンデスくんからゴールを奪った攻撃陣、そしてルーベンくんや葵くんの攻撃を
防ぎきった守備陣、いずれも堂々たる戦い方でした。」

ブンナーク「…」
新田「…」
中山「…」

アンザーニ「おや、どうしたんですか?」

中山「監督、守備が機能したのはハーフタイム中の監督の指示が的確だったからです。
この試合、オレ達の力だけでは難しかったと思います。」

アンザーニ「ふむ、それでも実際に守りきったのはキミ達だ。キミ達が私の指示の
意味を噛み砕き、それを理解して次に生かせるようになったならば、それはもうキミ達の力だ。」

ミュラー「監督…」

アンザーニ「私の指示の意味…理解をしてくれていましたか?」

三杉「(ふむ…監督の指示の意味か。何て言っていたかな?)」

169 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 14:33:17 ID:???
三杉はハーフタイム中のアンザーニの指示を思い出し、暫し考えた。

(アンザーニ『DF陣、後半は私が指示するまでルーベンくん以外は基本的に無視しなさい。
MF陣、レントゥルスくんとマルコくんはポジションチェンジです。ただしレントゥルスくんは
なるべく低い位置でプレイすること、サイドアタックする場合はダラピッコラくんとの
パスワークでいきなさい。』)

三杉「(前半の試合展開と照らし合わせれば…そうだな。)」


A 前半での葵の消耗が激しかった事から、ルーベンで仕掛けてくると睨んだんですよね。
B テトラヒドロンシュートでしかゴールを奪えそうにない…ラムカーネへの警戒を逆手に取ったんですね。
C 葵のドリブル突破を誘ったんですよね。
D ま、ここは黙っておこう。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

170 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 14:36:00 ID:Za9mSB5U


171 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 14:38:07 ID:SxolfWYo
C

172 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 14:56:33 ID:hNXwxMZU
B

173 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 15:15:54 ID:HSr5op+E
B

174 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 16:47:08 ID:???
>B テトラヒドロンシュートでしかゴールを奪えそうにない…ラムカーネへの警戒を逆手に取ったんですね。

三杉「テトラヒドロンシュートでしかゴールを奪えそうにない…ラムカーネへの警戒を逆手に取ったんですね。」

ミュラー「!」

アンザーニ「その通り。前半戦ではDFの連携が上手くいっていなかった。
それが、インテルに対してラムカーネくんの実力を見せつける事となった。」

ダラピッコラ「確かに前半はボロボロだった…」

アンザーニ「前半の様子から、インテルは半端な攻撃では点が取れないと思った筈です。
ゆえに、彼らは最終的にルーベンくんに集めてテトラヒドロンシュートを狙う。」

中山「万が一、葵が突破してきた時も…」

三杉「後半序盤ならばまだラムカーネが止める可能性があった。こちらが2点を取った後ならば、
相手に1点取られても良かった。それが今後の布石になり得ただろうからね。」

175 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 16:48:12 ID:???
アンザーニ「そう、ラムカーネくんの弱点は何なのか?
これから先、多くのチームがそれを調査してくるでしょう。」

中山「もしも葵のドリブルで点を取られていた場合、1対1が弱点と思わせられたと…。」

アンザーニ「そういう意味では今日の試合運びは完璧でした。
今後の試合は点の取られ方という物を、今日以上に考えていかなければならない。」

三杉「具体的には…オフサイドトラップを効果的に使っていく方法がある。成功すれば良し、
失敗しても相手がフリーの状態で決めれば、それはラムカーネの実力を疑う事にはならない。」

スペルマン「なるほど〜それならPKで決められ場合も止むなしって事になるね〜。」

アンザーニ「その通りです。ただ、それは現状あまりに運頼みになります。」

スペルマン「(ん〜)」

中山「それ以前に、俺達は俺達で相手の作戦を読み切って止めにいく…」

三杉「それが最善だ。相手の攻撃を限定していく事が全ての一歩目だ。
MFの僕達が敵の攻撃を減らし、FWのブンナーク達が点を取り、DFが守り抜く。
これを順調にこなしていけば相手はラムカーネの弱点に辿り着かない。」

ブンナーク「それには点を取る力がまだまだ不足してる。」

新田「…!!」

176 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 16:50:33 ID:???
ブンナーク「攻撃パターンが単調すぎる…ニッタ、決勝トーナメントまでに
グラウンダーのシュートを完成させやがれ。」

新田「ああ、分かってる…!」

三杉「マルコ、レントゥルス。君達はドリブルとセンタリングを磨いてくれ。」

マルコ「うん、分かってる」

レントゥルス「おっけー。」

バンビーノ「オレは早く試合勘を完璧に取り戻さねばなるまい。」


こうして、試合後のミーティングは戦勝を喜ぶ物ではなく、今後の課題を確認する場となった。
その活発な議論をアンザーニは温かい目で見守るのであった。

アンザーニ「(ほっほ、良いチームだ。)」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

※初戦を勝利した経験でメンバー全員のLVが1上がりました。
※後半戦の三杉のプレイにより、貴公子ポイントが6上がりました。(38→44)

177 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 17:24:13 ID:???



その後、着替えを済ませたフィオレンティーナメンバーは観客席に座っていた。
次の試合を観戦するためである。

三杉「マルコ、第2試合の組み合わせは?」

マルコ「C組のローマ対サンプドリアだよ…」

三杉「ローマか…彼の試合が見られるわけだ。」

マルコ「そう、フィッツウォルタ。彼のプレイを観るのはボクも久し振りだ…
それからブンナークはFWのランピオンをよく観ておくといいよ。」

ブンナーク「ああん?気にするような腕なのか?」

マルコ「彼のロケットヘッドはキミのブンナークキャノン(笑)に劣らない威力だ。」

三杉「ロケットヘッド…それに比べて。」

中山「ブンナークキャノン(笑)…」

ブンナーク「テ…テメェらな…!」

マルコ「真面目な話、ランピオンはイタリアでトップクラスのストライカーだ。
それだけじゃなくポストプレイも1級品…そのプレイは観ておいて損はないよ。」

178 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 17:26:42 ID:???
ダラピッコラ「サンプドリアは大したことないのか?」

マルコ「一応C組の中じゃ2番手チームかな…DFは粒が揃ってる。アカイって名の日本人が
守備の中心らしいけれど、総合力じゃ勝負にならないと思う。」

三杉「日本人が他にも居るのか…」

中山「知らない名前だけど少し気になるな。」

フィオレンティーナメンバーが次の試合の予備知識を仕入れていると、両チームの入場が始まった。
三杉は選手の顔ぶれをチェックした。青くはねた髪に猛々しい顔つきのランピオン。
対照的に穏やかな顔つきをした金髪のフィッツウォルタ、そして…

中山「あ、あれ…あいつ!岸田だ、岸田じゃないか!」

三杉「ええ!?そんなバカな!」

中山「どう見たって岸田だよ、あの髪形…間違いない!」

179 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/28(日) 17:31:50 ID:???
中山の指差した先には、例のフカヒレヘアーがあった。
それだけではない肌の色と黒髪…どう見ても日本人だった。

三杉「ま、まさかそんな!」

マルコ「二人ともどうしたの!?」

中山「絶対だ、間違いないよ!」

戸惑った三杉は次に取るべき行動を迷った。

A 「岸田ー!」名前を呼ぶ。
B 手を振ってみる。
C い、いや…落ち着くんだ。まずは瞑想だ。
D 新田に確認を取ってみる。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)



本日の更新はこれでおしまいです。
また次回、どうぞ宜しくお願い致します。

180 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 17:33:41 ID:XKPexnoA


181 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 17:42:38 ID:YRIIhvoM
C
素数を数えろ。

182 :森崎名無しさん:2010/03/28(日) 19:04:07 ID:???
岸田!!意外すぎる!!wwww
是非、本物の岸田であって欲しい

183 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/29(月) 01:22:56 ID:???
本日(月曜日)は丸っと更新できそうにありませんので、その旨予めお伝えしておきます。
フカヒレヘッドの展開はどうなるでしょう。
問題なく流されるか、トンデモ展開か、はたまた超トンデモ展開か…
どうぞ次回更新も呆れず見守って下さい。


関係ない話ですが、フィオレンティーナ対インテル、どうだったでしょうか?
前半と比べ、後半は盛り上がりに欠けてつまらなかったのではないかと心配しています。
後学の為にご意見・ご感想を随時募集していますので、時間があれば1、2行ご協力下さいませ。

では皆さん、良きキャプ森ライフを。

184 :森崎名無しさん:2010/03/29(月) 03:05:02 ID:???
乙でしたー
リアルサッカーだって前半スペクタクルでも後半退屈な試合あるし問題なし

185 :森崎名無しさん:2010/03/29(月) 16:39:09 ID:???
ラストのゴール前の攻防が熱かった。

186 :森崎名無しさん:2010/03/29(月) 18:42:57 ID:???
プレイヤー側としてみたら「後半はGK無しで戦え」って言われてるも同然なので
どんなプレイ内容になろうとも緊張感がハンパねぇんだぜ
ようするに後半に入ったというだけで盛り上がるんだぜ

187 :森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:53:22 ID:???
これって赤井じゃね?

188 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 00:16:36 ID:???
年度末で世の中が忙しい時期でしたね。
私も例に漏れず忙しく、お陰で更新できませんでした。
多忙はまだ継続しますが、合間の時間で少しでも更新できたらと思います。



さておき、感想を書いて下さった方々、どうもありがとうございますた。
参考と励みになるのです。

189 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 01:27:24 ID:???
乙です。
三杉が本編で・・・

190 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 08:39:44 ID:???
>>189
乙感謝です。
本編の三杉は大変な事になっていますね。
でもきっと三杉のパワーアップフラグだと思いますし、
本戦でクライフォートをぶち抜いてリベンジを果たすとも思います。

しかしオランダユースは悪役ですねー。
先にこっちの三杉でリベンジさせたくなるくらいですw

191 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 10:12:11 ID:???
>>C い、いや…落ち着くんだ。まずは瞑想だ。

三杉「い、いや…落ち着くんだ。まずは瞑想だ。」

思い込みのある状況であれば、何度見直そうと意味がない。
狭まった視野では見える物が見えず、見えない物が見えてしまう…その事を三杉は知っていた。
故に心を落ち着かせるため、彼は瞑想を開始した。

まぶたを閉じ、耳を閉ざし、口を閉ざし…
3つの感覚を自ずから封じる事により、他の感覚が研ぎ澄まされていく、

全ての時間がゆっくりと流れ、焦りも怒りも悲しみもその一切が過ぎ去っていく。
そして…


先着で
★瞑想の果てに→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ→これは…悟りに近づいたかも知れない。
ハート、スペード→よし、取り敢えず落ち着いたぞ。
クラブ→ふぁ〜あ…いけない、眠たくなってきた。
JOKER→見えた!水のひとしずく!

192 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 10:16:24 ID:???
★瞑想の果てに→ ハート7

193 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 13:44:14 ID:???

>ハート→よし、取り敢えず落ち着いたぞ。

三杉はこの瞑想の中でで明鏡止水の境地に辿り着いたわけでもなく、
セブンセンシズに目覚めたわけでもなく、HPが500回復したわけでもない。
ただ、サッカー選手として落ち着きを取り戻した。
これで良いのだ、彼はガンダムファイターでもなければ聖闘士でもない。
ましてゴレムスのような存在なんて事はある筈がない。

三杉「(よし、取り敢えず落ち着いたぞ。)」

カッと目を開き、そして再びフィールドを見渡す。
三杉は先ほど見た人物の顔をマジマジと観察した。

先着で
★Who is he?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ→あの顔、あの髪型・・・どう見ても岸田です。本当にありがとうございました。
ハート、スペード、クラブ→いや・・・岸田ではない。髪形は似てるが別人だ。
JOKER→よ・・・よく見たらフカヒレヘッドが3人もいる・・・

194 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 13:45:20 ID:???
★Who is he?→ ダイヤJ

195 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 13:48:42 ID:???
本当に岸田かよww

196 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 13:59:49 ID:???
このスレでは赤井は存在しなかったことになるのか?

197 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 14:59:47 ID:???
三杉、よく知ってるね。岸田とかwww

198 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 15:10:01 ID:???
もしくは岸田と赤井の二人いるとか

199 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 15:25:23 ID:???
見たことあるにしても小学生の時なんだが、よく覚えているものだな。

200 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 16:18:27 ID:???
髪型だ、髪型のせいだ
沢木とは対戦してないので

201 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:41:58 ID:???
>三杉「ま、あの髪型は皆が思っている以上にインパクトがあるからね。
>それに中山の部屋に大友中メンバーとの写真もあったし・・・うん、見間違える筈がないよ。」
>
>以上、どう見ても後付けです。本当にありがとうございました。


>ダイヤ→あの顔、あの髪型・・・どう見ても岸田だ。本当にありがとうございました。

三杉は自分の目を疑いたかったが、今度はそうはいかなかった。
その顔は岸田本人という事実以外は示唆していなかったのだ。

三杉「岸田だ・・・」

中山「だろ!?新田も見ろよ!」

新田「ま、間違いありません・・・って、あれ?フカヒレヘッドがもう一つ!?」

三杉&中山「な・・・なんだってぇぇぇ!!!!」

三杉と中山は新田の指差す方向を注視する。そこには確かに岸田以外にフカヒレヘッドが存在した。
実は彼こそが赤井止也、サンプドリアのディフェンスエースなのであった。
三杉達が観客席で驚く中、グラウンドではチームメイト同士のサイン確認などが行われていた。
その選手間のチェックがある中、フカヒレAがフカヒレBに話かける光景が見られた。

202 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:44:35 ID:???
岸田「・・・赤井、ありがとな。」

赤井「え、どうしたんすか岸田さん?」

岸田「俺はこんなに早くプリマヴェーラとしてこのグラウンドに立てるとは思わなかった。
どうしても世界でプレイしたくて自費留学という道を選んだ俺だけど・・・
お前が先にサンプドリアで道を切り開いてくれていなければ正直無理だったぜ。」

赤井「何言ってるんすか!サンプドリアのトライアウトで認められたのは岸田さんの実力です!
俺はずっと、岸田さんが牙を隠したサメだって思っていた・・・その通りだったじゃないですか!
俺がこの髪型にしてるのは南葛小のシャーク岸田に憧れたからなんですよ!」

岸田「はは、そうだったな。その期待はランピオンを抑え込む事で応えてみせるぜ。
俺のフカヒレクリアが空中を制し、お前のクリムゾンタックルが地上を制す・・・
ランピオンのロケットヘッドもヘルマーのドライブシュートも通用しなければ
ローマは必ず焦ってくる筈だ。そうすれば勝ちの目が見えてくる。」

赤井「はい、あてにしてますからね!」

203 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:47:41 ID:???
マルコ「・・・という訳で、あれがアカイだよ。」

中山「そうか・・・驚いたぜ全く。」

三杉達はマルコの説明で、もう一人のフカヒレが赤井である事を確認していた。
急に視覚のみで事実を把握するのは困難だったが、ちゃんと説明されれば受け入れるのは難しくない。

マルコ「まあボクも驚いたけれどね・・・あの髪型は日本で流行っているのかい?」

三杉「いや・・・あれが日本人のスタンダードだと誤解しないで欲しい。」

マルコ「う、うん分かった。それとキシダについてはデータが不足しているんだけど・・・
彼についてはキミ達の方が詳しいんだよね?」

新田「ああ、でも大友中で一緒だった時はそこまでの選手とは・・・」

中山「それについては試合を観ていれば分かるだろう、」

そう、いつのまにか試合開始が間もなくという所まで迫ってきていたのだった。

204 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:48:50 ID:???
放送「グループCのローマ対サンプドリア、間も無くキックオフです!攻めのローマと守備のサンプドリア、
前者はイタリアが誇る爆撃機 ランピオンくんが、後者はディフェンスエースの赤井くんが鍵を握るでしょう。
前評判ではローマ有利の予想が出ていますが・・・果たしてどうなる!?」


ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さあサンプドリアのキックオフで試合が始まります!」

サンプドリアは手堅くパス回しで攻撃を始めた。
だが、ローマの選手は素早い動きですぐさまボールをカットした。

放送「おっと、ローマの動きが良い!早くも攻守が入れ替わりました!」

中山「うん・・・?今のは・・・」

三杉「反応が早すぎる・・・単に動きが良いだけではないね。」

マルコ「・・・」

サンプドリアの短い攻撃とは対照的に、ローマの攻撃は長かった。
パスは面白いように通り、ドリブル突破も高確率で成功していた。
点はなかなか動かないが、序盤からローマのペースで試合は繰り広げられる。
しかしそこにローマの選手とサンプドリアの選手の実力差があるようには思えなかった。
三杉の目には、個々の技術は拮抗しているように映っていたのである。

205 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:51:54 ID:???
中山「これは実力云々じゃない、ローマの選手は相手の動きを高確率で読んでいる・・・」

マルコ「そう、試合前からサンプドリアは丸裸にされていた。フィッツウォルタによって。
(しかも、彼自身はまだ全然本気を出していない・・・)」 

三杉「データサッカーとでも言うべきかな・・・」


ポーン!

この状況の中、右SHのモンドニコから決定的なセンタリングが放たれた。

放送「ああっと、ここでついにランピオンくんのロケットヘッドが火を噴くか!?」


ランピオン「くらえ!ロケットへ…(なにィ!?)」

岸田「打たせん!」

ランピオン「み、見えん・・・!」

ガチガチに固められた岸田の前髪が高い打点に割り込んだ。
ランピオンに競り負けない跳躍力とフィジカルはそれだけで称賛に値したが、
勝負を決定付けたのはランピオンの視界からボールの行方を遮った前髪だった。

206 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:53:01 ID:???
バコーン!

放送「岸田くん強い、当たりの強さとジャンプ力を見せ付けました!私の目からはこの競り合いは互角、
或いはランピオンくんが勝っているように見えましたが、最後の最後でランピオンくんがバランスを
崩しました!ボールは大きくはじき返って中盤に戻ります!」

ランピオン「クソッ、なんて事だ!」

岸田「浦辺と同じ髪型の奴に負けてたまるか!」

しかし、この岸田のファインクリアも虚しくサンプドリアは簡単にボールを奪われる。
パスによる連携もドリブル突破も通用せず、中盤はローマが完全に圧倒していた。
サンプドリアは水際でゴールを奪われるのを阻止していたが、勝負の行方は明らかだった。

赤井「だりゃあああああ!!!!」

ズザァァァァァ!!!

ヘルマー「なにっ・・・!」

赤井「よし・・・でもこれじゃキリがないぜ。」

岸田「油断するな赤井!!!」

赤井「え!?」

207 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 16:59:18 ID:???
ズザァァァァ!!!!!

放送「フィッツウォルタくん、ヘルマーくんのすぐ後方に詰めていた!
すぐにボールを奪い返してそのままランピオンくんに上げるか!?」

フィッツウォルタ「(あのクリアは初めて見たが中々強力だ・・・
もう少しデータが欲しいが、このプレイで無力化してしまえば関係ない。)」

ダダダッ!

岸田「なに・・・!」

フィッツウォルタはボールを上げずにドリブルで突破を図った。
軽快なドリブルでサンプドリアDFを抜き、GKとの1対1を迫る。
これにはランピオンを徹底マークしていた岸田も対応せざるを得ない。

岸田「クソッ、フカヒレタックルだ!」

フィッツウォルタ「甘い。」

ポンッ

岸田「なにィ!」

ここでフィッツウォルタがボールを左サイドに振った。
いつの間にかヘルマーが左サイドに待ち構えている。

208 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 17:14:52 ID:???
ヘルマー「いくぜ、ドライブパスだ!」

岸田「まずい、クリアしないと・・・!」

だがドライブパスの軌道は岸田の頭、いや髪を遥かに超えていく。
そしてランピオンは既にドライブパスを想定したポジショニングで構えていた。

ランピオン「まずは1点!」

バッギャアアアアアアアアアアアアン!!!
シュピィィィィン!!!!

放送「決まったああああああ!前半20分、ランピオンくんのロケットヘッドがサンプドリアゴールに
突き刺さりました!しかしローマのこの連携、見事としか言い様がありません!」

試合が動いたこの1点目のプレイ・・・だが、これは勝負を決める1点としての意味を持っていた。
三杉達の目には、これから先に繰り広げられるであろう虐殺ゲームが既に見えていた。

209 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 17:15:57 ID:???
一旦ここまでです。

210 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 17:19:40 ID:???
宙を泳ぐシャーク
地に仕掛けられたストッパー

211 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 19:12:34 ID:???
バンビーノ「決まったな・・・」

ブンナーク「・・・」

中山「ああ。サンプドリアはランピオン、ヘルマーだけでなくフィッツウォルタを
チェックしなければならない・・・岸田と赤井だけでは対応しきれないだろう。」

バンビーノ「加えてあの連携だ・・・キシダとやらがランピオンのマークに集中出来なくなれば、
特別なプレイがなくてもロケットヘッドが決まり始めるだろう。」

三杉「そう、サンプドリアがこれ以上点をやらないためには赤井もゴール前に張り付く以外にない。
しかしそうなればボランチは機能しなくなり、ますます中盤はローマが制する。
サンプドリアに反撃の機会はこの先一度も来ないだろう。」

そこから先はフィオレンティーナのメンバーが予想した通りだった。
先取点を奪ったローマは益々ワイドな攻撃を繰り広げ、サンプドリアを翻弄した。
対するサンプドリアはPA内に人数を集めてコンパクトな守備を割く以外に無く、
次々にローマのサイドアタックを許してしまう。
そしてランピオンのロケットヘッドはPAに人数を割いても関係ない威力だった。
赤井も岸田も懸命に守ったが、その後3発放たれたロケットヘッドを1発しか止められなかった。
そして止めはランピオンのポストプレイから放たれたヘルマーのドライブシュートだった。
4−0という大差がついたところで試合は終了を迎えた。

212 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 19:14:25 ID:???
ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「試合終了!ローマの完勝です!ボールの支配率でもシュート数でもサンプドリアを圧倒しました!
中盤を支配するチームがゲームを支配する、まさにその通りの展開でした。しかしそれにしてもローマ
の選手には隙が全く見られませんでした。これほど完璧な試合運びを私は見た事がありません。
このCグループの1位通過チームはもはやローマで疑いないでしょう。」

観客「いいぞランピオン!」「っていうか中盤が半端なかったぜ!」「優勝しちゃうんじゃね!?」

赤井「(クッ・・・まだだ、予選なんかじゃ終われない!)」

岸田「(フィッツウォルタ・・・あいつの動きに完全にやられた。)」

バンビーノ「さすがはランピオンだ、あの強力なDF陣からハットトリックとは。」

マルコ「…けど、それをお膳立てしたのは間違いなく・・・」

三杉「ああ…あのフィッツウォルタだ。」

中山「(岸田・・・強くなっていたな・・・)」

完全に試合を支配していたローマに対し、実況も観客もライバル達も驚愕を隠さない。
そして一部の選手はアシストもゴールも決めていないフィッツウォルタに戦慄を覚えたのだった。

213 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 19:15:29 ID:???
ジェンティーレ「相変わらず気にくわねえ展開だったぜ!」

ディーノ「だが、うちと試合した時も中盤は完全に支配された・・・」

ミハエル「フフン、関係ない。この展開はこのユベントス相手に再現される事は2度とありませんよ。」

バティン「フッ・・・確かにあの時はお前が出てから流れが変わったしな。」

ディーノ「(果たしてそうなのか・・・?)」

ファケッティ「どこが来たって構わん、オレ達はオレ達のプレイをするだけだ。
さあ、次はオレ達の番だ!優勝の大本命がどのチームか観客に思い出させるぞ!」

ユーベメンバー「「おう!」」


第3試合のユヴェントス対ジェノアは、ユヴェントスの横綱相撲であった。
FW、MF、DF、GKの全てにタレントを揃えたユヴェントスが力を温存しながらも終始ペースを握り、
バティンが3点、そしてオーバーラップしたジェンティーレが1点を決め、4-0で試合を終えた。
ミハエルはというと・・・

ミハエル「なんでボクがベンチなんだ・・・」

ユヴェントスの秘密兵器という扱いなのか、温存されてしまっていた。

214 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 19:16:47 ID:???
ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイ!!

ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

放送「試合終了!スコアは4−0、ユヴェントスの圧倒的な勝利です!しかもユヴェントスは
まだ力を温存しているような雰囲気でした。流石は優勝候補筆頭と言われるチームですね。」

観客「つ・・強い!」「大人と子供の試合みたいだったぜ・・・」「はぁ〜やっぱユーベはパネェッ!」

ファケッティ「よし、出来は上々だ。」

ジェンティーレ「弱すぎて張り合いがないぜ・・・」

ディーノ「ユヴェントスのユニフォームでプレイして勝利する・・・これだけで十分じゃないか。」

バティン「オレは得点王を貰うけどな。」

ミハエル「納得いかない・・・」

ユヴェントスイレブンは終始余裕を崩さずにフィールドから去っていった。
観客席では彼らを称賛する声が止まず、ライバル達も感嘆の声をあげるのみである。

バンビーノ「ジェンティーレ、相変わらず良い動きだった。」

三杉「実力が違いすぎて真価は見えなかったが・・・彼もずば抜けたセンスを持っている。」

中山「ジェンティーレか・・・」

215 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/02(金) 19:22:13 ID:???
>>210
なんだか格好良い呼び名をつけて下さり感謝ですw
この大会ではチーム力不足でそこまで輝けそうにないですが、
この2人の活躍の場がいつかきっとある筈です。


本日の更新はここまでと致します。
次の更新まで間隔が開くやもですが、どうぞ宜しくお願い致します。

216 :森崎名無しさん:2010/04/02(金) 21:45:39 ID:???
ダブルフカヒレ!
鼻傷の浦辺と糸目の西尾はまだですかっ!?

217 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/04(日) 12:41:26 ID:???
第4試合はナポリとシエナの試合が行われた。これまでの3試合と比べ、強烈なインパクトを持った
選手のいない試合であり、2チームとも堅い守備と素早いカウンターでゴールを狙いあった。
この結果、総合力に勝ったナポリが2ゴールを奪い、そのまま勝利を決める展開となった。

この日のスケジュールはこれで滞りなく消化され、明日はレッチェ対ボローニャ、パルマ対ラツィオ、
トリノ対リヴォルノ、ミラン対アタランタの4試合が行なわれる。
更に1日開けて、翌週から2日間の連戦を行ない、一気に予選リーグの全行程が行なわれる。
ミラン、インテルをそれぞれ含むA組とD組は、ここミラノのサンシーロで試合を行い、
B組、C組はパルマに移動し、エンニオタルディニスタジアムにて試合を行なうのである。

三杉「マルコ、僕達の次の相手は?」

マルコ「っと…3日後のボローニャだね。」

三杉「ふむ…という事は先にレッチェ対インテルを観る事ができるのか…」

バンビーノ「どうした三杉?」

三杉「(…ハッキリ言って明日は強敵の実力を推し量れる程、拮抗したカードじゃない。)」


A ゆえに明日を練習に当てられないだろうか?
B だがやはりレッチェとパルマの試合は観ておくべきだろうか?

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

218 :森崎名無しさん:2010/04/04(日) 12:46:55 ID:TCkM1Wzc


219 :森崎名無しさん:2010/04/04(日) 12:49:09 ID:65JzCS1k
A

220 :森崎名無しさん:2010/04/04(日) 13:34:58 ID:???
ブルノヘタレ伝説が見たかったような

221 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/04(日) 14:51:08 ID:???
>A ゆえに明日を練習に当てられないだろうか?

三杉「皆、僕から提案がある。明日は観戦じゃなく練習しないか?」

バンビーノ「なに!敵の情報を集めないと言うのか!?」

三杉「そこなんだが…マルコ、明日の試合で強敵と言えるチームは?」

マルコ「レッチェと…パルマ。」

三杉「対戦相手のボローニャとラツィオは彼らの真価を引き出せそうかい?」

マルコ「無理…だと、思うな。2チームとも、お世辞にも優勝を狙えるチームじゃない。」

バンビーノ「偵察と言えるような情報は集まらないと…?」

三杉「ああ、僕としてもレッチェとパルマの試合は観ておきたかったが、僕達には予想以上に
課題が多い。偵察の効果が期待できそうにないならば、課題の克服を優先すべきだ。」

バンビーノ「なるほど…いや、しかし…」

ブンナーク「いいんじゃねーの?オレは賛成だぜ。」

222 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/04(日) 14:53:07 ID:???
相手が誰であろうと高めた自分の力を見せつけるだけ、と考えているブンナークが賛成した。
そして、自らの課題を重く見ているFWの新田も続けて賛同する。

新田「オレも…グラウンダーからのシュート練習をしたい。」

バンビーノ「ふむ…オレは少しでも敵の動きを観ておきたいが…」

三杉「この際、練習組と偵察組で分かれよう。他の皆はどうだい?」


先着で
★どうすっぺ?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ→中山「オレも敵の動きを研究したい。」
ハート、スペード→中山&ミュラー「オレも敵の動きを研究したい。」
クラブ→中山&ミュラー、マルコ「オレも敵の動きを研究したい。」
JOKER→岸田「どうせならオレ達と一緒に練習しないか?」 中山「なにぃ!!!!」

223 :森崎名無しさん:2010/04/04(日) 14:53:59 ID:???
★どうすっぺ?→ スペード4

224 :森崎名無しさん:2010/04/04(日) 14:54:07 ID:???
★どうすっぺ?→ クラブ10

225 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/05(月) 17:56:03 ID:???
先週末から体調をガッツリ悪くしており、更新ができずにおります。
大変申し訳ありませんが、まだ暫くはちゃんとした更新が出来そうにありません。
体調が戻れば、もう少しマシなペースの更新を再開できると思います。

ってな訳ですみませ〜ん。

226 :森崎名無しさん:2010/04/06(火) 00:31:45 ID:???
お大事に!

227 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/08(木) 09:55:00 ID:???
>>226 ありがとうございます。まだあまり完全ではないですが、少しずつ更新を再開します。


>スペード→中山&ミュラー「オレも敵の動きを研究したい。」

課題を克服したい者、相手を分析したい者、チームにはそれぞれ存在した。
後者についてはジョカトーレとして模範生と言えるバンビーノ以外では、CBの2人だった。

中山「オレも敵の動きを研究したい。インテル戦では情報収集が疎かだったせいで何度も裏をかかれた。
CBがブロックにもクリアにもいけない状況を作らせるなんて情けない話だよな。」

ミュラー「同感です。ボクも同じ理由で相手の攻撃パターンを少しでも見ておきたい。」

三杉「よし、それじゃあ明日の偵察は君達3人に委ねよう。他の者は各々で練習に励む事。」

レントゥルス「おっけーい。」

バンビーノ「任せて貰おう。」

228 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/08(木) 09:56:36 ID:???
三杉「では今日はもうホテルに戻ろう、近郊で使える練習場を探さなくてはいけないからね。マルコ、
練習場の探索と手配を手伝ってくれないか?バンビーノはビデオカメラを確保してくれ。それから・・・」

明日のために必要な事項を各自にテキパキと振り分け、三杉はホテルへの帰館を急いだ。
今日1日だけで、予想以上にレベルの高いライバルチームを次々と目の当たりにしてしまった。
甘く見ていたつもりは更々無かったが、それでもこれまで以上に気が引き締まる思いであった。

こうして三杉達フィオレンティーナメンバーは帰館の徒についた。
サンシーロを後にしようとした三杉達に声をかける者がいた。それは・・・


先着で
★な、なにぃー!貴様は!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ、ハート→岸田 with サンプドリアだ
スペード、クラブ→ランピオン with ローマだ
Joker→「ミスギー!」「Giovane nobile in Firenze!」なんと三杉のファンクラブ(フィレンツェ産)だ

229 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 10:03:41 ID:ayynSp+2
★な、なにぃー!貴様は!→ ダイヤK

230 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/08(木) 19:25:56 ID:???
>ダイヤ→岸田 with サンプドリアだ

???「おぉい!フィオレンティーナ!」

サンシーロを後にしようとした三杉達を呼び止める声があがった。
声の方を振り向くと、そこには岸田の姿があった。

中山「岸田!」
新田「岸田さん!」

大友中で鎬を削った仲である中山と新田が真っ先に反応し、岸田の方へ駆けていく。
やれやれ、と思いながらも三杉は2人を咎めず、再会の挨拶に喜ぶ3人を眺めていた。
挨拶が落ち着くと、岸田は三杉の方に声をかけてきた。

岸田「ちゃんとした挨拶は初めてだよな?岸田猛だ、宜しく。
中山や新田とは大友中で一緒だった。」

三杉「よろしく岸田、まさか君がイタリアでプレイしているなんて思わなかったよ。」

231 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/08(木) 19:26:59 ID:???
岸田「へへ、こっちのセリフだぜ。自費留学で必死に頑張ってきて、ついに試合に出れるって時に
中山に新田、おまけに武蔵の三杉淳がフィオレンティーナのスタメンを張っているなんてさ。」

三杉「フフ、お互い色々あるさ。」

中山「そーゆー事、経緯はどうだっていい。お互いサッカーを続けていて、そして再会できた。
これだけあれば後はフィールドの上で語り合えるってもんさ。」

岸田「相変わらずアバウトだな、中山は。」

中山「放っとけよ、へへ。」

赤井「あの、岸田さん・・・俺の事も紹介してくれないかなー・・・なんて。」

岸田「あ、ワリぃ!みんな、こいつは赤井だ。俺の遠縁に当たる奴だけど、宜しくしてやってくれ。
地上のDF技術はピカイチだぞ、こいつがサンプドリアに加入したから俺がここに居れるようなもんだ。」

中山「そうか、宜しく赤井。確かにタックルもパスカットも抜群に鋭かったぜ。」

赤井「よ、宜しくお願いします。(うお〜・・・シャーク岸田さんにエース中山の揃い踏み・・・!)」

232 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/08(木) 19:28:42 ID:???
岸田「そうそう、遅れたけど初戦での勝利おめでとう。見事すぎるゲームメイクだったぜ。」

三杉「ああ、ありがとう。まだまだ課題は多いけれどね・・・。」

中山「岸田達は残念だったな・・・」

岸田「ああ・・・あれだけ中盤を思うようにやられてたら仕方ねえ、今回は完敗だ。でも俺達はまだ
決勝トーナメント進出を諦めたわけじゃないからな。お前らと当たる可能性だってあるんだぜ?」

初戦は敗れた物の、まだまだ戦意が衰えない事を示す岸田。

三杉「・・・」


A 僕達はA組を一位で通過する。だから当たるとしたら決勝戦になるね。
B フィッツウォルタ・・・実際に当たった君は彼のプレイをどう思った?
C ブンナークとランピオン、君はどちらが強力だと思ったかい?
D その他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

233 :小田ジュニア:2010/04/08(木) 19:31:49 ID:YcpNv6F6
A

234 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 19:33:06 ID:uwwccTCY


235 :森崎名無しさん:2010/04/08(木) 19:35:28 ID:ayynSp+2


236 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 16:44:46 ID:???
>B フィッツウォルタ・・・実際に当たった君は彼のプレイをどう思った?

中盤を思うようにやられていた・・・その岸田の言葉に、三杉はローマとサンプドリアの試合を思い出す。
マルコから得ていた予備知識と異様な展開から、サンプドリア選手のプレイが分析し尽くされていた
のは理解できた。だが、それを抜きにしてもローマの攻撃はスピーディーで多彩だったのだ。
ローマというチームの主幹となっている人物はおそらくフィッツウォルタ・・・その男のプレイについて、
三杉は彼と実際に相対した岸田の感想を聞いておきたかった。

三杉「フィッツウォルタ・・・実際に当たった君は彼のプレイをどう思った?」

岸田「・・・・・・。さすが三杉淳、チームの肝をよく掴んでいるな。」

赤井「ロバート・デニス・フィッツウォルタ・・・あいつにはやられましたよ。
パスが正確なだけの守備的MFだと思っていたら、とんだ司令塔でした。」

岸田「ああ・・・ローマはランピオンとヘルマーだけのチームだと聞いていたが、見事に裏切られたぜ。
一言で言えば“極めてやりにくい”相手だったよ。ランピオンとヘルマーを徹底的に抑える作戦が、
たったの1プレイでオジャンにされちまった・・・」

赤井「戦術眼が半端なかったっすね・・・こっちの作戦の穴をすぐさま見抜いて封じ込めに入るとか、
そうそう出来るもんじゃない。」

237 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 16:47:42 ID:???
三杉「ふむ・・・目立ったプレイは少なかったが、相当にクレバーな選手という事だね。」

岸田「ああ、ハットトリックを達成したランピオンと2アシストのヘルマー。数字だけを追えば
どうしてもこの2人に目が行きがちだが、本当に厄介な奴は中盤の底に隠れていやがったってわけさ。」

赤井「ディフェンス、パス、ドリブル・・・どれも一級品とか、正直妬ましいくらいっすよ。」

岸田「(・・・・・・赤井はオフェンスが下手くそだもんな。)」

三杉「(こんなところか・・・)なるほど・・・ありがとう、参考になったよ。」

岸田「いや、この程度は安い話だ。」

どうやら聞ける内容は全て出切ったという様子を察し、三杉は岸田達に礼を言った。
その後、二言三言で互いの健闘を祈り、サンプドリアの面々と別れた。

岸田らと別れてからも三杉はフィッツウォルタのプレイが何か頭に引っかかっていたのだった。
だがこの日、それが何なのか判る事はなかったのである。

238 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 16:59:49 ID:???
〜翌日〜
昨日中に練習スペースを確保し得た三杉達は、予定通り練習組と偵察組に別れて
与えられた少ない時間の有効利用に励むのであった。

三杉「さて…正直言ってあまり時間はない。
レッチェを打ち破るために磨いておかなければならないのは…」


A ドリブル
B パス
C シュート
D パスカット
E ブロック
F トラップ
G クリア
H せりあい

上げたい能力を二つ選んで下さい、3票決定です。(投票はメル欄空白で。)

三杉の現在能力値
☆最大ガッツ:830
ドリブル:66、パス:65、シュート:63
タックル:64、パスカット:65、ブロック:59
トラップ:62、クリア:58、せりあい:61
高い球補正:+3、低い球補正:+2

239 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:01:27 ID:jazYvJog
C

240 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:02:24 ID:L8m3mmAE
C

241 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:02:52 ID:ON7IzOoM
C

242 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 17:11:38 ID:???
シュート力決定ですね。
あともう一つお願い致します。


それから次の更新は夜になります。

243 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:12:33 ID:???
そういえばタックルはないんですか?

244 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 17:17:41 ID:???
あ…タックルあります。
すみません、出かける直前で焦って更新しましたので…



※追加項目
I タックル

245 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:19:08 ID:L8m3mmAE
I 乙!

246 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:19:44 ID:ccmXvURs


247 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:27:18 ID:lGbhFQNc
H

248 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 17:34:09 ID:WzBgjjUc
T

249 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 20:23:14 ID:AI19W4CU


250 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/10(土) 23:56:12 ID:???
>C シュート
>I タックル

三杉「いざ、と言う時のシュート力、そして高い位置で相手のチャンスを刈るタックル…
世界レベルのチームと闘うには、まだ安心できるレベルではない筈だ。」
こう考えた三杉はシュートとタックルに磨きを入れる事にした。
三杉がグラウンドに立ってボールを蹴り始めると、合同練習を志願してきた者がいた。

先着二名様で
★シュート練習相手→! card
★タックル練習相手→! card
と(!とcardの間の空白を埋めて)書き込んで下さい。カードやダイスで分岐します。

結果→シュート練習相手/タックル練習相手

ダイヤ、ハート→スペルマン/マルコ
スペード、クラブ→ダラピッコラ/レントゥルス
JOKER→ラムカーネ/新田&ブンナーク

251 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:57:14 ID:???
★シュート練習相手→ スペードJ

252 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:57:25 ID:???
★シュート練習相手→ スペード4

253 :森崎名無しさん:2010/04/10(土) 23:57:55 ID:???
★タックル練習相手→ ダイヤ3

254 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 02:36:39 ID:???
>>245 乙感謝なのです!


>スペード→ダラピッコラ
>ダイヤ→マルコ

ダラピッコラ「ミスギ、シュート練習をするのか?」

三杉「ダラピッコラ…ああ、インテル戦でキック力不足を痛感したんでね。」

ダラピッコラ「それならオレがディフェンスをやろう、手を貸すぜ。
なんて…オレ自身の練習のためだがな、ハハ。」

三杉「む、正直それは有り難い。ぜひ宜しく頼むよ。」

ダラピッコラの申し出を受けた三杉は早速シュート練習を始める。
言うまでもなく、ダラピッコラの実力は三杉に劣っている。
最初は三杉のシュートへの反応が悪く、ほとんど壁としての役割にしかならなかった。
だが、ダラピッコラの反応は徐々に良くなり、自然とポジショニングや動作が洗練されていく。
三杉もただ蹴るだけでなく、ディフェンスの動きを先読みしてシュートを撃つ練習になっていった。

255 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 02:37:40 ID:???
先着二名様で
★三杉のシュート→! card
★ダラピッコラのディフェンス→! card
と(!とcardの間の空白を埋めて)書き込んで下さい。カードやダイスで分岐します。


※結果→三杉のシュート/ダラピッコラのディフェンス

10〜13→シュート力+1(&?)/ブロック+2、クリア+1
5〜9→シュート力+1/ブロック+1、クリア+1
1〜4→シュート力+0.5/ブロック+1
Joker→シュート力+1.5(&?)/ブロック+2、クリア+2(&?)

256 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 02:38:23 ID:???
★三杉のシュート→ スペードA

257 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 02:38:43 ID:???
★ダラピッコラのディフェンス→ ハートK

258 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 03:35:43 ID:???
>1→シュート力+0.5(三杉)
>13→ブロック+2、クリア+1(ダラピッコラ)

三杉「これで最後だ!」

スパアァァァァン!!

ダラピッコラの動きを読み切った三杉が絶妙なコースにシュートを放つ。
だが、その三杉の予想を覆す反応をダラピッコラは見せた。

ダラピッコラ「こなくそおぉぉ!!!」

ポンッ!

三杉「(ほう…!)ナイスブロック!」

ダラピッコラ「よっしゃ!今のはイイ感じだったぜ!」

三杉「予想以上の成長だなダラピッコラ。」

ダラピッコラ「グラッツェ!…って、なんかオレの方の練習ばっかになってなかったか?」

三杉「うむ、だがいいんだ。君の練習に重きを置いたのは僕自身の判断なのだから。
大会で勝ち残っていくためにはDFの成長は欠かせないしね。」

ダラピッコラ「そうか、済まないな。この借りは試合で必ず返すぜ。」

三杉「ああ、期待させて貰おう。では僕はこの後はタックル練習をするよ。」

ダラピッコラ「ああ、それじゃあな。またディフェンスが必要な時にはいつでも声をかけてくれよな。」

259 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 03:38:03 ID:???
練習が一段落し、ダラピッコラは休憩に入っていった。
三杉はタックル練習のパートナーを探すべく、周囲を見回す。
うってつけのタイミングでマルコがドリブル練習に精を出していた。
マルコもサイドアタッカーに必要なドリブルテクニックの不足を補うべく試行錯誤していたのである。
そんなマルコに三杉は声をかける事にした。

三杉「マルコ、ドリブル練習にはディフェンスがいた方が良いだろう。」

マルコ「ハァ、ハァ…あ、ミスギ。そうだね、コーンだけじゃちょっとね。」

三杉「丁度良く僕はタックルの練習をしたいと思っているんだ。一緒にどうかな?」

マルコ「ああ、ぜひお願いするよ!」

三杉「よし、手加減はしないぞ?」

マルコはキープ力にはやや定評があるが、突破力という意味ではやや力不足である。
そういう意味ではマルコのドリブル力が上がる事は攻撃のバリエーションを広げる事になる。
三杉はマルコのドリブルを容赦なく止め、そしてフェイントのアドバイスを入れる。
徐々に練習が熱を帯び、三杉のタックルをマルコの突破力が押し返し始めた。

260 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 03:39:20 ID:???
先着二名様で
★三杉のタックル→! card
★マルコのドリブル→! card
と(!とcardの間の空白を埋めて)書き込んで下さい。カードやダイスで分岐します。


※結果→三杉のタックル/マルコのドリブル

12〜13→タックル力+1.5(&?)/ドリブル+1.5(&?)
9〜11→タックル力+1(&?)/ドリブル+1.5(&?)
4〜8→タックル力+0.5(&?)/ドリブル+1.5(&フラグ)
1〜3→タックル力+0(&?)/ドリブル+1(&フラグ)
Joker→タックル力+2(&?)/ドリブル+2(&?)

261 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 03:40:56 ID:???
★三杉のタックル→ スペード6

262 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 03:41:07 ID:???
★三杉のタックル→ スペードQ

263 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 05:25:39 ID:???
★マルコのドリブル→ ダイヤ8

264 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:03:46 ID:???
>6→タックル+1 & ダイヤのディレイドタックルがクリップタックルに!
>8→ドリブル1.5 & フラグB取得!

もともとパスコントロールの良いマルコは、ボールを蹴りだす強さの調整が絶妙であった。
三杉との練習のなかで、マルコはその技術をドリブルへと応用する事を考え付く。

マルコ「(よし、ここで背を向けてボールを…)」

三杉「(ほう、ボールを相手の視界から外して…次はどうする?)」

マルコ「(これだ!)」

ポーンッ!
マルコはボールを自らの背面に半月状に蹴りだした。
そのボールは三杉の頭上を越えていく、ボールが視界から外れていた三杉は一瞬反応に遅れるが…

三杉「そのフェイントはもっとライナー状に蹴りださなければ相手に追いつかれるぞ!」

シュッ!
三杉はマルコの足元に落ちてきたボールめがけてタックルを放つ。

265 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:05:41 ID:???
マルコ「クッ!まだだ!」

三杉「(やるな…だがボールがこぼれないように足首でボールを挟み込めば!)」

体勢が不十分な三杉相手なら押し切れると見たマルコは、そのまま力で押しこもうとする。
その判断力に感心しつつも、三杉はボールをキープする術をその場で実行した。

ズザアァァァァァ!!!!

マルコ「くぁっ…!」

三杉「もう一歩ってところかな。」

マルコ「はは、ミスギ相手じゃなければ抜けてたんだけどな。」

三杉「ボールを蹴り出す距離は完璧だった、後はキックの質だ…ライナー状の速い球をだすならば、
インステップよりもつま先で蹴るといいんじゃないか?コントロールが難しくなるだろうけど、
そこはキミの得意分野だろう?」

マルコ「あ、なるほど…!ありがとう、少し試してみるよ。」

三杉「こちらこそ良い練習になった。」

266 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:21:18 ID:???
それぞれに成果を得た満足の中、この日の練習は終了となった。
短時間ではあったが、各自が明確な意識を持ちながらの練習は十分有意義であったと言える。
宿舎に戻ると、丁度バンビーノ達が帰館したところであった。
差し当たって、三杉は試合の結果を訪ねてみる事にした。

三杉「お疲れ様、バンビーノ。試合の結果はどうだった?」

バンビーノ「ああ、特に波乱はない。A組は3-0でレッチェ、B組は5-0でパルマ。」

三杉「順当な結果ってところか…しかしパルマの5-0は凄まじいな。」

バンビーノ「とにかくシニョーリという奴の独壇場さ。
ボールを持ったら最後、ラツィオの選手は誰も奴を止められなかった。」

三杉「ふむ…ではレッチェの方は?」

バンビーノ「ボランチとDF陣の質が高く、基本的にはレッチェが攻めっぱなしだったな。
マンチーニがボールを運び、奴のラストパスをカルネバーレがパワーヘッドで決めて3点だ。」

三杉「(カルネバーレが3点…?)マルク・イスラスの活躍はどうだったんだい?」

バンビーノ「明らかに下がった位置でプレイしていたな。マンチーニのフォローという意味では
目立っていたと言えなくもないが…正直それほど活躍はしていなかったな。」

267 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:26:06 ID:???
三杉「ふむ…温存したのだろうか?」

バンビーノ「そうかも知れん。だがそれは即ち、レッチェはイスラスが実力を温存しても
尚強いという事実を示す事になるな。」

三杉「そういう事だな。明後日のインテル対レッチェの試合で真価を見る事が出来ればいいが…」

バンビーノ「まあインテル相手ならばレッチェも手を抜けまい…まあオレ達は、
他のチームを気にする前にボローニャを倒さねばならないのだがな。」

三杉「ふふ、そうだった。明後日までに疲労を完全に抜いておかなくてはね。」

バンビーノ「ああ、それじゃあな。」

バンビーノと別れ、三杉はホテルの自室に戻りベッドに身体を横たえた。
そしてローマ、ユヴェントスの試合ぶりを思い出し、どう対するかを考えようとする。
が…蓄積した疲労のせいか、十分な思考を発揮する前に睡魔に飲み込まれてしまった。

コッパ・イタリア・プリマヴェーラ…予選における最大の難敵との試合が少しずつ迫っていた。

268 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:43:15 ID:???
間に一日空き、予選再開の日がやってきた。
初戦こそ波乱のあったコッパ・イタリア・プリマヴェーラだが、その後の予選試合は
順当そのものという結果の積み重ねであった。
フィオレンティーナはこの日、ボローニャ相手に2戦目を予定されていた。
インテルを破ったフィオレンティーナの評価は高く、ボローニャはすでに格下扱いと言えた。
実際フィオレンティーナに敗北要素はなく、観客の興味も三杉の興味もインテル対レッチェ戦
に対して向けられていた。

三杉「(ボローニャ戦では明日に疲労を残さない試合を心がけなくては。)」

※ボローニャ戦をスキップしますが、 試合内容をある程度判定します。

269 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 14:46:28 ID:???
先着5名様で
★フィオレンティーナの得点→! dice★

★ブンナークの活躍→! card
新田の活躍→! card★

★三杉の活躍→! card
バンビーノの活躍→! card
マルコの活躍→! card
レントゥルスの活躍→! card★

★中山の活躍→! card
ミュラーの活躍→! card
ダラピッコラの活躍→! card
スペルマンの活躍→! card★

★ラムカーネの活躍→! card★
と(!とcardの間の空白を埋めて)書き込んで下さい。カードやダイスで分岐します。

Joker、K→覚醒しちゃった?
12→大活躍しちゃったぜ!
8〜11→期待通りの活躍と言える。
4〜7→仕事はしたよ、うん。
1〜3→ちょっと流し過ぎだろコラ。

270 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 14:47:17 ID:???
★フィオレンティーナの得点→ 1

271 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 14:48:18 ID:???
★ブンナークの活躍→ クラブA
新田の活躍→ JOKER

272 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 14:48:47 ID:???
★三杉の活躍→ ダイヤ10
バンビーノの活躍→ クラブ2
マルコの活躍→ ハート3
レントゥルスの活躍→ スペード4

273 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 14:50:11 ID:???
★中山の活躍→ スペード8
ミュラーの活躍→ ハート10
ダラピッコラの活躍→ スペード2
スペルマンの活躍→ クラブ3


274 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/04/11(日) 14:51:30 ID:???
★ラムカーネの活躍→ ハート7


275 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 14:55:08 ID:???
さぼりが多い中新田が最高のシュートを放ち一点だけ取ったぞ!

276 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 16:04:11 ID:???
>フィオレンティーナの得点→ 1

>ブンナークの活躍→ 1(最低)
>新田の活躍→ JOKER(覚醒)
>三杉の活躍→ 10(活躍)
>バンビーノの活躍→ 2(サボリ)
>マルコの活躍→ 3(サボリ)
>レントゥルスの活躍→ 4(それなり)
>中山の活躍→ 8(活躍)
>ミュラーの活躍→ 10(活躍)
>ダラピッコラの活躍→ 2(サボリ)
>スペルマンの活躍→ 3(サボリ)
>ラムカーネの活躍→ 7(それなり)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

波乱はない…観客もライバルもそう確信していたフィオレンティーナvsボローニャ。
だが、試合開始早々とんでもない事態が発生し、会場を驚かせる事になる。
ボローニャのキックオフに始まり、相手のエースにボールが渡った所でブンナークが強烈な
プレイを見せた。ボール越しに相手のどてっ腹を蹴り込む、通称ムエタイディフェンスである。
相手は激しく吹っ飛ばされ、痛みにもがく事となった。このプレイに対して審判は笛を吹き、
なんとブンナークに1発レッド!試合開始たったの2分で退場処分となった。

277 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 16:07:37 ID:???
ブンナークの足は完全にボールに行っていたので明らかなミスジャッジなのだが、抗議した
ところで覆る事はなかった。この1プレイでフィオレンティーナは完全に出鼻を挫かれてしまった。
この悪い雰囲気において奮闘したのが新田である。敵中盤のパス回しを自慢の足で見事にカット。
そのまま隼シュートであわや1点という展開を作り出した。残念ながらこのシュートはポストに弾かれ、
先制点は未遂に終わってしまった。このプレイに肝を冷やしたボローニャは、5-4-1というガチガチの
カテナチオを組み、カウンターによるゴールを狙った。PAをこれだけ固められると、流石の新田も
思うようにセンタリングを生かせず、何度もシュートをクリアされる事となった。そのうちの
何本かが運良くボローニャの前線に渡り、カウンターの形を見せる。だが、それも中山とミュラーが
シュートを撃たせる前にシャットアウト…破れかぶれに放たれたロングシュートもラムカーネが
軽々とキャッチし、フィオレンティーナの堅守をアピールさせる結果となった。

278 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 16:08:41 ID:???
前半終了間際、敵エースからボールを奪ったレントゥルスは、敵のフォーメーションが左サイド寄り
になっているのに気付く。ここで手薄な中央と右サイドの間のスペースにボールを蹴り出した。
この意図に気付き、反応したのが三杉である。自由なスペースでボールを得た三杉は敵のチェックを
物ともせず、プレッシャーの厳しいバイタルエリアで40秒もの時間ボールキープを成功させる。
これに対して浮足立ったボローニャディフェンスの隙を付き、ここで三杉は新田へのスルーパスを通す。
パスを受けた新田はここでシュートに行かず、敢えてGKとの1対1に臨んだ。
GKのプレッシャーを目の前にして新田は冷静だった。
ジョアンから教わってきたテクニック、それを最大限に発揮したドリブル…芸術的なドリブルを
この場で初めて披露し、そして成功させた。GKを見事に抜き去り、貴重な1点をあげたのである。

※新田がJokerを出したため、ごういんなドリブルが芸術的なドリブルに進化しました。
 またLVが上がり、全能力が1ずつ上昇します。

279 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/11(日) 16:10:25 ID:???
後半に入り、ボローニャはさらに守備を固めた。0-4-6という形振り構わないフォーメーション…
1人少ないフィオレンティーナは流石に攻めあぐね、仕方なく強引な攻めを諦めた。
まだ攻める方法は幾つか残っていたが、レッチェを前にそれを見せるのも癪であったし、
ラムカーネにボールが行くカウンターの芽を強引な攻撃でわざわざ誘発する気にもならなかった。
結局、試合はそれ以上大きな動きがなく、最終スコア1-0で試合終了を迎えた。
観客もライバルもやや拍子抜けした様子だったが、その興味はすぐに次の試合に移って行った。

本日のメインイベントとも言えるレッチェvsインテル戦の火蓋が今切られようとしていた。




※一旦ここまでです。

280 :森崎名無しさん:2010/04/11(日) 17:37:25 ID:???
乙です。
通常ルールだったら、敗退決定でしたね。正直焦ってしまいました。

281 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 17:59:31 ID:???
>>280
乙感謝です!スレ内ルールを存分に活用しましたw
今のメンバーで雑魚相手に1-0はまず有り得ない感じですし・・・
それ言ったらダイスで1は出ないだろと高をくくった自分が悪いのですけどねw
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

放送「さあグループA予選、本日第二試合はインテル対レッチェです。勝ち点で言えばレッチェが1勝、
インテルが1敗となっています。フィオレンティーナが既に2勝を決めているため、インテルはこの試合
で敗北すると予選敗退が決定します。もう後がないインテル・・・今日ここで踏みとどまり、なんとか
決勝トーナメント進出の可能性を残して欲しいものです。」

観客「勝てインテルー!!」「予選敗退なんて勘弁だぞー!」「信じてるぞジノ!」

観客はほとんど悲痛な願いを込めたような声でインテルを鼓舞している。地元チームでしかも名門の
インテルが予選敗退の危機に瀕している上に、今日の相手は新参チームのレッチェ・・・新参と言っても
ボローニャ相手に3-0という大差で勝利しており、その実力は十分侮れない物であった。彼らは皆、
胃と喉を痛めながら必死で声援を送るしかなかった。

三杉「いよいよだな。(イスラス・・・お前の実力は如何ほどのものか?)」

バンビーノ「ミスギ、ボランチのジャシントとリベリを観ておけ。あいつらは厄介だぞ。」

282 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:00:38 ID:???
ジョアン「さてアルシオン、レッチェの戦術をよく観ておくがいい。要はCBのディッテンベルガだ。
(・・・まあ、ルーベン相手では全てを出し切らんかも知れぬが。)」

アルシオン「はい、コーチ。(さて・・・今日は心躍るようなプレイは観られるだろうか?)」


アップとミーティングが終了し、程なくキックオフの時間が迫ってきていた。
定例通り、キャプテンのヘルナンデスとマンチーニの間でコイントス行わる。
そんな中、ルーベンがイスラスに対して早速噛み付いていた。

ルーベン「イスラス!!」

イスラス「・・・・・・・・・」

ルーベン「無視すんじゃねえ!テメェ今日は最後まで立ってられると思うなよ!」

イスラス「フン・・・」

ディッテンベルガ「プレイで示せよルーベン、出来るものならな。」

ルーベン「なめやがって・・・見てろよ、カンピオーネでエース張るのが誰だか白黒付けてやるぜ!」

283 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:01:58 ID:???
放送「さあコイントスによりレッチェボールとなったようです。この試合はどのようなドラマが待っている
のでしょうか?おっと、レッチェのフォーメーションは昨日までの3-5-2とは異なり、変則の3-4-3となって
います。イスラスくんがやや高めでプレイするようですね、ヘルナンデスくんを相手に攻撃的に行くという
意思表示でしょうか?」


インテル 4-4-2

−−−−−
−J−H− Jペルッツィ Hマッテオ
−−−−−
EG−IF Eガリア G葵 Iルーベン Fイゴール
−−−−−
C−−−D Cマロッキ Dディノ
−A−B− Aジャンカルロ Bカレーラ
−−@−− @ヘルナンデス


レッチェ 3-4-3(?)

−−H−− Hカルネバーレ
J−−−F Jイスラス Fモゼ
−−I−− Iマンチーニリ
−−−−E Eミケーレ
−D−G− Dリべリ Gジャシント
−−−−−
A−C−B Aドミーニコ Cディッテンベルガ Bチェーザレ
−−@−− @ブルノ

284 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:04:18 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

放送「さあグループAの予選ハイライトとも言えるインテル対レッチェ、今試合開始です!
この試合にインテルが勝てばグループAは更に混戦の様相を呈します。逆にインテルが負ければ
決勝トーナメント進出チームがその時点で決定となってしまいます。崖っぷちのインテルは
序盤からボールを奪いたいところ!さあ太陽王子こと葵くんが早くもチェックに行く!」

ダダダダダダダ!

葵「ウオォォォォ!!」

マンチーニ「そうがっつくなよ、まだ試合は始まったばかりだ。」

葵「なに!」

ポン!ポン!ポン!

放送「おっと、レッチェここはショートパスで確実に繋げていきます。」

ポン!ポン!


ゾクゥ・・・
三杉「(な・・・なんだ今の寒気は・・・。)」

285 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:05:37 ID:???
レッチェのパスワークに対し、三杉は只ならぬ物を感じた。
あまりに綺麗に繋がるパスは確かに驚くに値したが、それだけに留まらぬ何かを三杉は感じ取っていた。
それは三杉の記憶の片隅に存在する、あの戦術に類似していたからかも知れない。

ポン!ポン!ポン!

インテルメンバー「く、くそ!」「もっとプレスをかけていけ!」

ディッテンベルガ「(甘いな・・・)」

放送「こ、これはどういう事でしょう!?レッチェ、インテル側のプレスを物ともしません!
ボランチのジャシントくんとリベリくんも・・・いや、DF陣もどんどんラインを上げて徐々に
インテル陣営の領地を侵して行きます!不気味だ、これは不気味だ!」

三杉「そうか、これは・・・!」

マンチーニ「決めろカルネバーレ!!」

カルネバーレ「任せろ!!!」

ポーン!
三杉が絶句したところでレッチェのラストパスが入った。練習通りの理想的な高い浮き球に対し、重戦車
カルネバーレがベストポジションでパワーヘッドにいく。

286 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:07:27 ID:???
ドゴオォォォォォォォ!!!!

ヘルナンデス「舐めるな!!」

バチィッ!!

放送「ヘルナンデスくんナイスパンチング!ボールを大きく弾いた!そう、インテルには彼がいます!
黄金の右腕ジノ・ヘルナンデスくん、彼がいる限りそう簡単にゴールは割れません!」

ルーベン「ハッ、調子に乗ってラインを上げやがって!カウンターの餌食だぜ!」

こぼれ球をフォローしたインテルは当然如くカウンターを狙った。
不用意なまでにラインを押し上げていたレッチェは慌てて戻らなければならない事態である。
だが、ディッテンベルガを中心とした最終ラインはハーフラインのやや後方を維持したままだった。
ボールは素早く回され、あっという間にハーフライン付近のルーベンにまで届く。
ボランチのジャシントがチェックに行くが、ルーベンはすかさず最終ライン直前のマッテオへロングパスを放る。

マッテオ「(よし、こんな隙だらけなディフェンスは初めてだぜ!)」

三杉「無駄だ・・・」

287 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:09:32 ID:???
ピィイイイイイイ!!


ルーベン、マッテオ「何ィいい!!!」

葵「今のって・・・!」

ディッテンベルガ「ふん、道化が。」

放送「おっと、これはオフサイドです!これはインテル、絶好のチャンスを潰しました!」

ヘルナンデス「(・・・そういう事か!)」


あまりにも狙いすまされたオフサイドトラップだった。レッチェが最終ラインを異常なまでに
高く維持したのは、ディッテンベルガの芸術とも言えるオフサイドトラップがあっての事だったのである。
レッチェSBのドミーニコは素早くボールを拾い、右SHのミケーレへのパスでリスタートする。
そしてまたレッチェのパス回しが再開されるのだった。

288 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:11:17 ID:???
三杉「やはり似ている、トータルフットボールに・・・!」

バンビーノ「な・・・!ミスギ、今なんと言った!?」

三杉「トータルフットボールと言ったのさ。かつてヨハン・クライフがオランダナショナルチームで
実現させた未来のサッカー・・・」

バンビーノ「ま、まさか!こんなプリマヴェーラの大会で・・・」

三杉「ああ、確かにこれは似て非なる物だ。トータルフットボールの象徴である渦巻き理論が、
彼らの動きからは全く観られない。だが、このパスワークや守備構想は非常に近い物がある・・・
何なんだこれは・・・」

トータルフットボール・・・チームの選手一人一人が思いのままポジションチェンジをし、刻々と変化する状況に
おいて、各自が的確な役割のポジションをとり、最適のフォーメーションを瞬時に構成する戦術である。
この戦術には絶対に必要な前提が2つあった。1つめは、選手全員が全てのポジションをこなせる
オールラウンドプレーヤーであり、更にはフィールド全体の試合状況から、その時々の状況に対し自らが
何をしなければ見抜ける高い戦術眼を持っている事。2つめは、試合状況を冷静に観察し、相手の攻撃戦術、
守備戦術を分析しそれにあわせてチーム全体の作戦をフィールド内でコントロールするフィールド内の監督
と言うべき司令塔が存在する事である。

289 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/12(月) 18:16:24 ID:???
前者はニースケンス、レップ、レンセンブリンクと言ったアヤックス由来の優れたオールラウンダー達。
そして後者はオランダが・・・いや、世界が誇った究極の司令塔、ヨハン・クライフである。

レッチェはこの両者のいずれも満たしてはいない。だが、彼らのパスワークはトータルフットボールの
それを思わせた。その秘密はパスを運ぶためのトライアングルにあった。トータルフットボールにおいては
選手がピッチ上に均等に配置され、パスを運ぶためのトライアングルが多数出来ている物である。そして、
この多数の大小のトライアングルが、その関係を保ったまま伸縮、あるいは回転し、攻撃・守備を実施する。
レッチェに目立って観察されたのは、このトライアングルの伸縮である。

レッチェの戦術は、現代で言うポゼッションフットボールに近い存在であった。
だが当然の事ながら、今の三杉にとってはまだその名も認識も未知の物である。
彼にはただ、トータルフットボールに準ずる恐るべき戦術である事しか解らない。
今の彼には、戸惑いつつもこれを受け入れ、有効な対策を考える以外に出来ることはなかった。

だがレッチェの戦術の脅威はまだここからであった。



※一旦ここまでです。

290 :森崎名無しさん:2010/04/12(月) 18:35:51 ID:???
まだ描写が続くから分からんが
レッチェ戦でのキーポイントはブンナークの必殺シュートか。
オフサイドトラップせいでセンタリングどころかパス・ワンツー・ファストブレイクもうまくいかないかも。
守備面はゴール前を固めるしかない?
カルネバーレのヘッド・イスラスのドリブルがあるし、パスカットは難しそうだ。
むこうのパスに対抗してこっちもオフサイドトラップ仕掛けるか。

291 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:00:07 ID:???
レッチェは次の攻撃もシュートを放つ事に成功する。だが、それは再びヘルナンデスのパンチングに
防がれ、インテルゴールを割るに到らなかった。逆にインテルが再度のカウンターアタックに挑む。
レッチェの守備陣は相変わらずの態勢を維持しており、インテルの攻撃を待ち構えていた。

ルーベン「チッ、下手な縦パスは通用しねえんだろ・・・」

マンチーニ「ご名答、悪いけど・・・グァッ!!!」
ルーベン「だったらやる事は一つだよなぁっ!!」

ルーベンの独り言に答え終わる前にマンチーニは吹っ飛ばされた。
獲物を狙う狼のように嫌な笑みを浮かべながらルーベンは強引なドリブルで中央突破を図る。
パスが出来ないならば自分が抜き続ければ良い、彼は単純にそう考えたのである。
ルーベンの実力を持ってすればそれで攻略可能な筈であった。
だがレッチェのディフェンス陣はそれ以上のパフォーマンスを要求してきた。

292 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:01:23 ID:???
リベリ「くらえっ!!」

ズザァァァァァァ!!!!

ルーベン「おっと!そんなタックルで・・・」

ズザァァァァァァ!!!!

ジャシント「はい、ごくろうさん。」

ルーベン「な・・・!?」

次なる壁はレッチェのダブルボランチが誇る見事なツインタックルであった。
リベリとジャシントの2人は息の合った連携がルーベンのドリブルをシャットアウトしたのだ。
だが、ジャシントがボールを奪った直後、守備から攻撃へ切り替わる一瞬の隙を突いた者がいた。
プリンチペ・デル・ソーレこと葵新伍である。

葵「これが新幹線タックルだぁぁぁぁ!!!」

ズザァァァァァァ!!!!

293 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:02:23 ID:???
ジャシント「うおっ!」

ルーベン「でかしたぞサル!」

葵「誰がサルだぁぁぁぁ!!!!」

ジャシントからボールを奪うと、今度は葵が中央を突き進んだ。残るは最終ラインのみである。
だが葵の前にディッテンベルガが悠然と立ちはだかった。

ディッテンベルガ「なかなかやるな日本人、だがここは通行止めだぞ?」

ダダダダ!

葵「(ちょっ・・・なんだこいつ、先に進めない・・・!)」

ディッテンベルガ「お前のドリブルはスピードが落ちれば威力半減だな。」

葵「・・・!」

ジャシント「オラ、お返しだぜ!」

ガシィィィッッ!!

葵「く、くそ!」

294 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:03:31 ID:???
ディッテンベルガの執拗なディレイマークは葵のドリブルを停滞させる。その隙にジャシントが後方から
追いつき、死角からのタックルでボール奪取を成功させるそしてまたレッチェのパスワークが始まるのだった。
攻めても攻めても潜り抜ける事のできないレッチェの守備にバンビーノが思わず溜息をついた。

バンビーノ「参ったな、昨日の守備戦術とは全く違う。これほど二重三重に網を張り巡らせたディフェンスを
隠しているとは正直思わなかったぞ。」

中山「ああ、こいつは先の先まで対応が考えられている。まさにパーフェクトミッションって奴だ。」

三杉「・・・」

マルコ「でも・・・この見事なディフェンスは、逆にレッチェの弱点をハッキリ指し示していると思う。」

ミュラー「どういうですか・・・?」

マルコ「本当の意味での最終ラインなんだよ、ディッテンベルガが。」

三杉「ふむ・・・GKか。」

中山「・・・!」

295 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:13:42 ID:???
マルコ「そう、ミスギには以前話したよね。レッチェのブルノはザルキーパーだって。」

バンビーノ「なるほど・・・。」

三杉「フッ・・・」

マルコの一言で三杉の瞳に希望の光が灯った。試合開始からレッチェの戦術に圧倒され、
口数の少なくなっていた三杉だが、ここで彼は不敵な笑みを取り戻す。

三杉「そうだな、攻略できないディフェンスなんて物は存在しない。」

具体的な案はまだ見えていない。だが、それでも彼は自信たっぷりに凛とした声で言い放ったのである。
この声にフィオレンティーナメンバーは勇気づけられた。不敵なキャプテンの存在は、しばしば暗くなった
チームの雰囲気を一変させる力を持つのである。
ここで、メンバーの一人が具体的な対策案を挙げてきた。

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★誰の案かな?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→マルコだ!
ハート→中山だ!
スペード→ブンナークだ!
クラブ→新田だ!
JOKER→なんとアンザーニ監督だ!

296 :森崎名無しさん:2010/04/13(火) 10:27:45 ID:???
★誰の案かな?→ スペード7

297 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:23:39 ID:???
>スペード→ブンナークだ!

ブンナーク「そう言えばミスギよ・・・お前言っていたな。」

三杉「・・・・・・君の新必殺シュートの事かい?」

新田「!!」
中山「!?」

ブンナーク「そうだ。レッチェを倒す鍵になるとかって、インテル戦じゃ温存させてたけどよ・・・
まさかこいつを想定して言っていた訳じゃねえよな?」

三杉「ああ・・・あの時はまさかこんな戦術があるとは思っていなかった。ただ、ディッテンベルガが
高い浮き球へのケアを苦手としている情報、彼のオフサイドトラップが芸術品と呼ばれるくらいに
精度が高いという情報、そしてGKがザルだという情報から、レッチェは何よりもまず君の
ブンナークキャノンを封じ込めるためにオフサイドトラップを使ってくると考えたのさ。」

ブンナーク「ゆえに、オレはグラウンダーの必殺シュートでレッチェと対する事になる。
そんな技がある事を、あの時点でわざわざ奴らに教えてやる事はないって腹だったわけか。」

三杉「ああ・・・まさかこんな根本からの対策をされるとは思っていなかったけどね。」

298 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:24:48 ID:???
そうやって眉間にシワを寄せながら答える三杉に対し、ブンナークはあっけらかんとぶちまけた。

ブンナーク「変わんねーよ。」

三杉「は?」

ブンナーク「何処からだろうがオレが蹴ってぶち込めばゴールだ。」

中山「おい、奴らの最終ラインから何メートルあると思ってるんだ!」
マルコ「その必殺シュートがどれだけ凄いか知らないけど、そんな非常識な・・・」

ブンナーク「知るか!相手がヘルナンデスじゃなけりゃ何処から撃ったって止められる気はしねえ!
お前らサッカーかぶれの常識がこのオレに通用すると思うなよ!」

バンビーノ「ダメだこいつ、早くなんとかしないと・・・」

ブンナークの根拠のない自信に対し猛烈に反論するメンバー達。
だが三杉の左脳は現実的な計算を始め、右脳はイメージ映像を映し出していた。

299 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:28:38 ID:???
三杉「最初の1発だな・・・」

バンビーノ「なに!?」
ミュラー「ええ!?」

三杉「正直言ってブンナークの案は悪くない。シュートが“キャッチされなければ”十分得点の目がある。」

新田「って、言うと・・・?」

三杉「そのまま入れば良し。弾かれた場合は・・・新田、お前の足が拾って1点だ。
また、コーナーキックにでもなればオフサイドを気にせずセットプレイが出来る。」

ブンナーク「ああ!?決めるっつってんだろうが!!」

中山「ブンナーク、ちょっと黙ろうか。」

マルコ「続けてミスギ、最初の1発というのは?」

三杉「言葉通りさ。今の作戦は、流れの中では1回きりしか通用しない。
その次からは、ディッテンベルガか他のDFがブンナークにフェイスガードを仕掛けてくるだろう。
至近距離でディフェンスをされたらシュートを撃つ事は不可能だ。」

300 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:33:11 ID:???
バンビーノ「なるほど・・・では、それ以外ではフリーキックを狙うしかないか。」

三杉「まあそうだろう。最初の1発も新田のラインコントロールが必須だし、簡単にはいかない。
(何か一工夫・・・もっとブンナークにシュートを撃たせる方法はないだろうか?)」



ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



一つ・・・たったの一つだが、フィオレンティーナに攻略の目が見えた所で前半が終了となった。
レッチェが攻めて攻めて攻めまくった前半戦と言える。そのシュート数はなんと7本!
だが、それは全てヘルナンデスのパンチングによって防がれる結果となった。

ブンナーク「妙だな・・・」

新田「え、何が?」

ブンナーク「ヘルナンデスの奴、今日一度もキャッチングを使ってねえ。」

301 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:34:20 ID:???
それは三杉も気にしていた事だった。ブンナークキャノンもハイパーオーバーヘッドもガッチリと
キャッチしていたヘルナンデスである。それが、今日はどんなシュートも全てパンチングで弾いていたのだ。

新田「スタミナ温存とか・・・?」

ブンナーク「それにしたって楽々キャッチにいけるシュートだってあったぜ。
特に前半終盤のイスラスのシュートなんてヘロヘロだったじゃねえか。」

三杉「そうか・・・!!」

ブンナーク「うぉ、どうしたんだよミスギ。」

三杉「ヘルナンデスはキャッチングをしないんじゃない、出来ないんだ!
おそらく・・・右手をケガしているに違いない。」

ブンナーク「な、なんだと・・・!!」

インテル戦の後、ヘルナンデスとの握手をした時の事を三杉は思い出す。“左手の握手”に三杉は
違和感を感じていたのだった。その違和感が示す事実を彼はようやく理解したのだった。

三杉「(イスラスはそれに気付いた、それでワザと適当なシュートを撃って確かめたんだ。)」



※一旦ここまでです

302 :森崎名無しさん:2010/04/13(火) 22:06:57 ID:???
乙です!

303 :sage:2010/04/14(水) 00:50:07 ID:???
>>302
乙感謝なのです。判定も何もない地味な文章ばっかりですみませんです(´・ω・`)

週末までには次の試合行きたいものです(´−ω−`)

304 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 00:51:38 ID:???
間違えた…↑のはスレ主です…

今夜の更新はもうありません、お騒がせしました(´・ω・`)

305 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:56:48 ID:???
乙です。
インテル…。虐殺ゲームになりませんように…。

306 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:15:27 ID:???
>>305
乙感謝です。インテルにとっては厳しい展開ですが・・・どうなるでしょうか?
話の大筋は変わりませんがちょっとばかり今日は判定を入れてみます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

前半はインテルにとって絶望的な試合展開だった。ハーフタイムが間もなく終わろうという時間が来ても、
観客達の声援は盛り上がってはこない。たまに挙がる声も悲痛そのもので、インテルサポーター達の諦め
が窺える光景であった。

放送「さあ選手達がグラウンドに戻って参りました。前半は圧倒的なレッチェペース。ヘルナンデスくんの
奮闘でスコアは0-0のイーブンですが、後半もこのままレッチェペースが続くのか、それともインテルの
フィールダー陣が一矢報いるのか?後半戦も楽しみです。」

葵「ジノ、汗が全然引いてないぜ・・・」

ヘルナンデス「大丈夫だシンゴ。あと45分、オレは守りきってみせる・・・」

葵「ごめんジノ、俺達が情けないばっかりに・・・」

ヘルナンデス「そんな顔するな、お前はインテルの太陽王子だろ?」

葵「・・・ああ。」

307 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:17:19 ID:???
ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「後半はインテルボールでキックオフです!ボールを受けたのはルーベンくん・・・今日は彼のプレイに
精彩がありません、後半は持ち直すのでしょうか?」

レッチェの戦術に翻弄されたルーベンは冷静な判断が出来なくなっていた。いや、レッチェに翻弄された
事だけが原因ではない。彼にとってこの試合は負けるわけにはいかない物だった。絶壁に追い込まれた末
の混乱・・・彼のプレイはすでに“勝利への意志”というサッカー選手に必要な絶対的な柱を失っていた。

ルーベン「クッ・・・こうなったらとにかく活躍するしかねえ。戦術で負けても個人技で勝てば・・・
そうだ、そうに違いねえ。試合の勝ち負けなんて意味ねえぜ、きっとコーチはオレを・・・」

308 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:19:11 ID:???

カルネバーレ「ゴチャゴチャと何を言ってやがる!!!」

ルーベン「ふん、邪魔だ!」

ズザアァァァァァァ!!!
チッ!

ルーベン「な、なに!?このオレがこんなザコに!」

雑念に満たされたルーベンのプレイは尚鈍い。通常のパフォーマンスに程遠いプレイを続ける彼を、
かつての指導者は呆れる様な目で観ていた。

アルシオン「ひど・・・観ていられない・・・」

ジョアン「ダメだな・・・技術を与えても愚物は愚物という事か。技術を活かすのは判断力、
そして安定した技術を供給するのは精神力だと教えた筈だのに。」

309 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:21:14 ID:???
放送「カルネバーレくん、パワータックルでボールを弾きました。ボールはサイドに転がり
イゴールくんがフォローしました。」

イゴール「ふう・・・華麗で素晴らしいオレ様でも、こいつはどうしようもないな。そーらよ!」

ほとんど投げやりなイゴールはボールキープを試みず、取り合えず敵陣に蹴り込むのだった。
ポーン・・・


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★バカと天才は紙一重 in Italy→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ディッテンベルガ「は?このタイミングで縦パス!?」 イゴール「あれ?」
ハート、スペード、クラブ→ピィイイイイ!! イゴール「そりゃオフサイドですよね。」
JOKER→???

310 :森崎名無しさん:2010/04/14(水) 13:29:17 ID:???
★バカと天才は紙一重 in Italy→ ハート4

311 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:26:38 ID:???
>ハート→ピィイイイイ!! イゴール「そりゃオフサイドですよね。」

ピィイイイイ!!

イゴール「( '=ω=`)」

放送「おっとまたもオフサイド、レッチェDF陣の一糸乱れぬラインコントロールが魅せました。
イゴールくんの奇策に対しても冷静に対処、全く隙が見当たりません。」

ディッテンベルガ「フッ、戦意も落ちる所まで落ちたようだな。」

イスラス「(頃合いか・・・)」

ディッテンベルガとイスラスが一瞬のアイコンタクトを交わした。

ポンッ!ポンッ!ポンッ!

リベリ、ミケーレ、マンチーニ、ジャシント・・・ボールを持つ者が次々に入れ替わり、ゆっくりと、
だが確実にレッチェの侵攻が進んでいく。そして左サイドのイスラスにボールが渡った。

312 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:28:11 ID:???
昨日のボローニャ戦、そして今日のインテル戦と、イスラスはその駿足を前面に押し出していなかった。
(勿論、彼はWGとSHの位置を行き来するなど、オフザボールの動きは見る者が見れば驚嘆のレベルにある。)
パスサッカーを基本スタイルとしているレッチェでは、当然彼のようなドリブラーの存在は浮いてしまう。
突出した能力者がその持ち味を発揮できないのは、ともすれば不満、不和を養ってしまうものである。
だが、彼の本質は“司令塔”でも“スター”でもなく“スナイパー”だった。

イスラス「行くぞ・・・!」

ズダダダダダダダダッッ!!!!

三杉「(来た)」
ラムカーネ「ほう・・・」
新田「は、速い!!!」

ついに高速ドリブルというがサンシーロに吹き荒れた。
この時、サンシーロにいた観客は強風が吹き荒れたような錯覚を覚えたという。

313 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:29:14 ID:???
ここまでの緩やかな展開から急激にスピードが変化を起こした。インテルメンバー達はこのスピードの
変化に目が追いつかない。いや、この急激な変化がなくとも彼らは対応出来なかったかも知れない。
それほど、イスラスのスピードは尋常ではなかった。
ここで、イスラスに対してずっと目を光らせていたルーベンが立ちはだかった。

ルーベン「イスラスゥゥゥゥ!!!!!」

イスラス「・・・」

ルーベン「テメェ!!!戦術での勝利をコーチが認めると思うなよ!」

シュッ・・・!!

ルーベン「えっ・・・(ぬ、抜かれたのか・・・!?)」

既にイスラスはルーベンを一瞥すらしなかった。彼の目にはインテルのゴールと、そしてその前に立つ
ジノ・ヘルナンデスしか見えていなかったのだ。

314 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:31:31 ID:???
ヘルナンデス「来い!必ず止めてみせるぞ!」

イスラス「(まだ目が死んでいないか・・・。ヘルナンデス、お前の強靭な精神力には正直感服する。)」

ポンッ!

放送「おっと、イスラスくんここでバックパス!これを受けるのはマンチーニくん!」

ラムカーネ「あの位置・・・イスラスがブラインドになってGKは見えていないぞ。」

マンチーニが、このパスに合わせて脚を振り上げる。
だが、その光景はヘルナンデスの視界には映っていなかった。

マンチーニ「普通ならオレ程度のシュートは通用しないが、これなら!」

スパアァァァァァァンッ!!!

ボールは空間に大きな弧を描いてゴールに迫った。バナナシュートである。
イスラスがブラインド役になった事でヘルナンデスは反応が遅れてしまう。

315 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:33:51 ID:???
ヘルナンデス「くそ・・・だがゴールは許さん!!!」

バチィィィィ!!!!
パンチングによってボールは上空高くに弾かれた。ヘルナンデスの反応が遅れてさえいなければ、
もっと大きく、遠くへと弾かれていただろう。

イスラス「(ほとほと感服する・・・お前に敬意を表し、オレの本気を見せてやろう。)」

ダッ・・・!!
イスラスは上空のボールに向かって走り出した。そしてその軌道に合わせて踏み切る・・・。
この高い浮き球に対し、イスラスが狙ったシュートはヘディングでもバイシクルシュートでもなかった。
それはボレーシュートだった。

三杉「あれは・・・!!!」

ドゴォォォォォッッッ!!!!!

イスラスのこのボレーシュートはヘルナンデスに反応を許さなかった。
万全の状態で、全力で対しても止められたか・・・とヘルナンデスに思わせたそのシュートは、
一瞬の後にゴールの左隅に突き刺さったのだった。

ヘルナンデス「・・・・・・」


ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



※一旦ここまで

316 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 22:40:12 ID:???
皆様、いつもお世話になっております。
さて、インテル対レッチェも終結が近づいてきました。
これが終われば間を開けずにフィオレンティーナ対レッチェとなります。
次の試合は戦略・戦術を全面に押し出してみようと思います。
新しい試みなのでうまく回らず失敗するかも知れませんが、どうか宜しくお付き合い下さい。

さて、レッチェが面倒くさいチームだというのはここまでの描写で解って頂けてると思います。

この面倒くさいレッチェに対し、
@こんな攻撃を試してみたい。
Aこんな守備を試してみたい。
を募集します、期限はフィオレンティーナ対レッチェ終了まで…
思い付いた事があればどうぞお気軽にお書き下さい。


では次回更新も宜しくお願いします、キャプテン三杉でした。

317 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 00:42:32 ID:???
乙です。

…うーん、1と2、両方になりますが…
4-4-2のスクエアで、ゾーンディフェンス。
基本戦術は、自軍内のショートカウンター。
レッチェは、パス多用。という事は、それだけ選手はスペースに走らないといけない。
ゾーンディフェンスにより、こちらのスペースを消す事。
自軍内のショートカウンターにより、相手の運動量を増やし、攻撃陣のスタミナ切れを狙う。そして守備陣を間延びさせる狙いも。

ショートカウンターが成功し、サイドがボールをキープして相手軍内に入れば…
新田はライン裏への飛び出し、ブンナークはターゲットマンとして、相手ディフェンスラインの分断にかかる。
サイドは、オフサイドが取りづらいアーリークロスをFWに供給。
相手がアーリークロスに警戒してくれば、ドリブル突破に切り替える。
レッチェはGKに不安があるので、ブンナーク、新田は、徹底してシュートを狙う。
入れば儲け、入らなくても、攻撃に手数を加えていないので、カウンターは喰らいにくい。
ディフェンスラインが下がれば、後はMFの仕事。空いたスペースに走り、FWへパスを供給する。
地味ですが、レッチェには相当嫌な対策かと思います。

私信…
三杉さんの書かれるレッチェは、ゼーマンのレッチェを思い出しますね。
5−0で勝ったかと思えば、次は0−5で負けるという、ド派手なチームだった覚えがあります。
これからも、更新楽しみにしています。
頑張って下さい。

長々と失礼しました。

318 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 02:55:36 ID:???
まぁ、ラインをガン上げしてくるんだったらアーリークロス安定ですよね。
後は、両チーム中盤が物凄い事になりますが
こちらも対抗してラインを上げて、ガチンコのプレスの掛け合いを挑むとか…ですかね?

後はやや卑怯と言うかフィジカル頼りの物なんですが、
相手CBとFWを競らせてボールを落とさせて、ポストした選手に向けてスルーパスとか…
まぁ大抵競り勝てばラインの裏にボールが行きます、ラインコントロールの盲点を突かれる形になるので。

319 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 07:14:52 ID:???
−−H−− H新田
−F−J− F中山 Jブンナーク
−−I−− I三杉
−−−−− 
−EDG− Eマルコ Dバンビーノ Gレントゥルス 
−B−C− Bスペルマン Cダラピッコラ
−−A−− Aミュラー
−−@−− @ラムカーネ

対レッチェ戦のフォーメーションってわけじゃないけどこんなのも面白そうだな。
各々の役割は
J   敵ラインコントロール ねじ込み 場合によってはドリブル
FJ  高い守備力による前線からのプレス ミドルシュート
I    FJのボール供給 Iの出来が攻撃力に特に影響する負担半端ない
EDG 基本は人数に物を言わせた守備 Iのサポートの為に誰かしら頻繁に上がってもらう
BC  EDGとボールカットAとのゴール前と幅広く守ってもらう 
     Bは緊急時にはわざと反則してもらう場面がくるかも CはGとの連携期待
A    ゴール前だけじゃなくオフサイドトラップを狙うためにラインを上げてもらう
@    前半だけ最強の男、後半は通常のフォーメーションに戻したほうが良いかもしれない

名前をつけるとしたら「ツインライフル」というのはどうかなw
まあシステムを決めるのはアンザー二監督なんだが。
うーむ、ずれてなければ良いが。

320 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:45:13 ID:???
>>317
早速の回答どうもありがとうございました。ロジカルな対策に感服致します!
私信については嬉しいお言葉です。特にモデルを意識したわけではなかったのですが、
ザルキーパーでどうやってフィオレンティーナと戦わせるかと考えた末、こんな事になりました。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。

>>318
回答感謝です、試合展開の参考にさせて頂きます。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。

>>319
これは面白い・・・!
このシステムは全く想定外でしたが、なかなか熱いかもしれませんね!
こう言ったアイデアは大歓迎です、また何か思いついたら是非!




321 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:46:22 ID:???
放送「決まったぁぁぁぁ!!!後半12分、イスラスくんの捻じ込みでついにレッチェが先取!!
黄金の右腕、ついに敗れる!!」

三杉「捻じ込み・・・?違う、あれはフライングボレーだ。」



アルシオン「フライングボレーシュート?」

ジョアン「うむ、クライフの代名詞となった“フライングダッチマン(空飛ぶオランダ人)”、
その名はあのフライングボレーシュートから生まれたとも言われている。」

アルシオン「へぇ・・・よく分からないけど凄いシュートなんですね。」

ジョアン「一つの時代を終わらせたシュートだからな・・・」

ジョアンは瞼を伏せ、思い出すように話し始めた。
その表情は苦しみとも悲しみともつかないものだったが、アルシオンはそれに気付かないフリをした。

ジョアン「あれは1974年・・・ワールドカップ西ドイツ大会の準決勝、オランダ対ブラジルの後半20分だった・・・」

322 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:48:29 ID:???
三杉「ブラジルは前回大会の70年メキシコで優勝、そして58年と62年も優勝していて通算3度ワールドカップ
を制した。当時のカナリア軍団は卓越した個人技で欧州の組織サッカーを完全に圧倒した存在だったんだ。
ところがオランダ対ブラジルでは、クライフによって纏め上げられたトータルフットボールがブラジルを
一蹴し、南米の個人技の終焉を見せた。」

ブンナーク「あーあー、前置きはいいよ。それで?」

三杉「(イラッ)拮抗した展開で前半を0-0で折り返し、後半早々にニースケンスが奇跡的なゴールを決めた。
そこから攻めに出るしかなくなったブラジルをトータルフットボールが翻弄し始め、後半の20分ポストの
レンブリンクがワンツーで折り返したボールをSBがセンタリングで上げた。そのセンタリングにクライフが
空中を飛翔して合わせたのがフライングボレー・・・ブラジルのGKは反応すら出来なかったという。
それがトドメとなってブラジルはオランダに敗北した。」

中山「伝説級のシュートってわけか・・・」

三杉「単独であれだけの威力のシュートはなかなかお目にかかれないだろうね・・・。
とにかく、その74年大会以降ブラジルのワールドカップ優勝はいまだ無い。最強カナリア軍団の時代は
そこで終わったんだ。一つの次代を終わらせたシュートと言うのはそういう意味さ。」

323 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:50:06 ID:???
話を終えてジョアンは深い溜息をついた。

ジョアン「(だがロベルトを・・・白いペレとさえ呼ばれたロベルトをケガで失わなければ・・・ブラジルは
今も最強で在り続けただろう・・・。史上最強と言われた黄金カルテット・・・レジスタ“ソクラテス”から
トニーニョあるいはファルカンを介してファンタジスタ“ジーコ”に送られたボール・・・その終着点は
史上最高のクラッキ“ロベルト”だった筈なのだ・・・)」

うなだれた様子のジョアンに気付かないフリをして、アルシオンは明るい声で言葉を紡いだ。

アルシオン「なるほど・・・彼はそのシュートを現代に蘇らせたというんですね。
・・・イスラスって言いましたっけ、彼。彼のプレイはオレのイマジネーションをかきたてる気がする・・・」

他人のプレイを観ている時には聞く事のできないアルシオンの明るい声・・・
ジョアンは思わずアルシオンの方を向いた。
そこには楽しそうに笑っているアルシオンがいた。

ジョアン「(そうだ・・・今の私にはアルシオンがいる。この子を最高のプレイヤーに育て上げ、
そして伝説に導いてやる・・・そう決めたのだったな。)」

ジョアンの顔に笑みが戻る。そして彼は再びグラウンドに目を戻したのだった。

324 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:51:06 ID:???
ヘルナンデス「何故だ・・・」

イスラス「・・・」

ヘルナンデス「それほどのシュートを何故今まで・・・!貴様はオレを嘗めていたのか!?」

イスラス「あいにくオレはストライカーじゃない、スナイパーだ・・・
今のシュートはオレからの最大級の賛辞と思っていい・・・」

ヘルナンデス「クッ・・・」

イスラス「もう拳を収めろ・・・ワールドトーナメントに響く・・・」

ヘルナンデス「・・・!」

イスラス「また会おう・・・」

背向けて自軍に戻っていくイスラスと、ゴール前で項を垂れるヘルナンデス。
黄金の右腕が完璧であれば結果は違っていただろうか?
いや、遅かれ早かれゴールは割られていただろう。
それほどまでに、この試合におけるヘルナンデスの負担は大きかった。

325 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:53:29 ID:???
ヘルナンデス「(・・・・・・ここまでか・・・)」

スクッ

放送「おっとヘルナンデスくん、左腕を上げてベンチに何やらアピール・・・
おっと!交代、交代だ!此処に来てインテルの大黒柱がベンチに下がっていく!!!」

ザワ・・・ザワザワ・・・ザワ・・・

観客「ど、どうしたんだよジノ!!」「諦めたのか!?」「え、ちょっと待った、放送聞けよ!」

放送「只今入ってきた情報によりますと、どうやらヘルナンデスくんは前回の試合で右手の中指と親指を
脱臼していたそうです。この試合は痛み止めを打ち、テーピングで拳を固めてって強硬出場したとのこと。
そんな状態であれだけのシュートを防いでいたとは、いやはや驚きです。」

326 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 19:54:29 ID:???
ブンナーク「終わりだな。」

マルコ「うん、もうインテルには万が一にも勝ちの目はない。」

三杉「みんな、集中力は切らすな。レッチェのプレイを最後の一瞬まで見逃してはダメだ。」

バンビーノ「ああ、分かっているさ。」


ヘルナンデスが交代した後もレッチェは手を抜く事はなかった。攻撃でも守備でもフィールドを
最後まで支配し続けた。葵、ディノ、マッテオまでもが必死で走り回ったが、レッチェの戦術を
攻略する事は遂に出来なかったのである。


ビッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!!


観客「負けた・・・インテルが・・・」「くそっくそっくそっ!」「ジノはよくやったよ・・・でも・・・」
 「バカヤロー、情けないぞ!」「やめろよ、もっと情けなくなる・・・」「畜生・・・」

放送「試合終了です。最終スコアは3-0、レッチェの圧倒な勝利。インテルまさかの大敗・・・この瞬間、
決勝トーナメントの進出チームはレッチェとフィオレンティーナに決定しました。両チームは明日、
1位進出をかけて予選最終戦を行ないます。本日は不調だったフィオレンティーナ、レッチェの戦術を
相手にどう戦っていくのでしょうか?」

327 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/15(木) 20:02:19 ID:???
葵「(悔しい・・・オレってこんなものだったのか・・・)」

マッテオ「チクショウ!チクショウ・・・!」

ディノ「結局・・・ジノが居なければインテルのカテナチオは開きっ放しなんだ・・・」

ルーベン「(決勝トーナメントに上がれなかった者は落第・・・。もうカンピオーネに入れねぇ・・・
オレが・・・このオレが・・・・・・?どうしてこうなった・・・どうして・・・・・・)」

ヘルナンデス「黄金の右腕・・・何が黄金なものか・・・!」

インテルのメンバーは皆涙を流していた。途中で交代したヘルナンデスも例外ではない。
優勝候補と言われた自分達・・・その自分達は弱かった。この事実は彼らにとってあまりにも辛い現実だった。
葵とヘルナンデスはコッパ・イタリア・プリマヴェーラの舞台から退場した。
だが彼らは再び牙を磨くのだった・・・もう一度、ワールドトーナメントという舞台に立つ為に。

この夜ルーベンは真っ暗な部屋の中、体育座りの態勢のままかたまっていたという。
一晩中何も口にせず、何も言葉を発する事無く、呆然とした表情を保っていたらしい。
これはルーベンに限った話ではない。
葵もヘルナンデスも皆、程度の差はあれど同じように敗北のショックを引きずった筈である。


※一旦ここまでです。今日の更新は終了となります。

328 :森崎名無しさん:2010/04/15(木) 21:32:41 ID:???
乙です。
スレタイの体育座りは(笑)な意味で付けたんだろうけど・・・・・・まさかここまで重いとは。
ざまぁwと笑ったら明日は我が身な強さだからなレッチェは。
といっても有効的な戦略が分からない。
ブンナークの新必殺シュートを生かすには、ツインタックルは、
名将ディッテンベルガのオフサイドトラップはどこまで対応するのか。
流動的なパスワークをどう攻略するか。
・・・・・・・・・他の人に丸投げするよ!

329 :森崎名無しさん:2010/04/16(金) 00:53:34 ID:???
乙です
こういうときサッカー素人の自分が情けなくなりますね。何も思い付けなくて
前に書きそびれましたが、少し前のジノと葵のやりとりが個人的に凄く気に入ってます

330 :森崎名無しさん:2010/04/16(金) 18:27:34 ID:???
レッチェがフィールダー10人でサッカーをするなら
こっちはキーパー込みの11人サッカーをする。

F−H−− Fバンビーノ H新田
−−−JI Jブンナーク I三杉
−G−−− G中山
−−ED− Eマルコ Dレントゥルス
B−A−C Bスペルマン Aミュラー Cダラピッコラ
−−−−− 
−−−−− 
−−@−− @ラムカーネ

前半にけりをつける、そんなオーダーがいる気がする。
バンビーノと三杉のサイドアタックで相手ボランチを分散、無理やりラインを下げさせ
ブンナーク・中山のミドルで点を取る。
守備はオフサイドとラムカーネに頼る。

331 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/18(日) 19:29:33 ID:???
>>328
乙感謝でございます。インテルの敗北は確定事項だったので、スレタイに採用しました。
ともすればネタバレの域だったんですが、ギャグ的にも受け取れるしって事でw
レッチェ対策は、皆さんの案を組み合わせれば成ると思います。
検討してみて下さいw

>>329
乙感謝です。作品を見て下さって本当にありがたく思います。
気にいって頂けるような場面を書けて嬉しく思います。
実は葵にはもう少しレッチェ戦で活躍の余地があったんですが、止めておいたんですよね。
これから這い上がって貰う為にどん底に行って貰いました。今後また頑張って欲しいものです。

>>330
戦術、フォーメーションの案をありがとうございます。
試合展開の参考とさせて頂きますね。

332 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/18(日) 19:32:44 ID:???
この日はインテル対レッチェの後、グループDの2試合が行われた。
しかしフィオレンティーナの面々はほとんど試合内容を覚えていなかった。
頭にはインテル対レッチェの試合がチラつき、目の前の試合に集中できなかったのである。
その後、フィオレンティーナ勢はホテルへと帰館したが、その時も同様に心ここにあらずだった。
自室に戻った三杉はベッドに横たわり、暫しの時間を思考に費やした
ある程度考えをまとめ、そして部屋を出た。行く先は監督であるアンザーニの部屋である。


コンコン…

三杉「監督、三杉です。少しお時間を頂けないでしょうか?」

アンザーニ「入りなさい、用件は分かっています。」

三杉「はい…お邪魔致します。」

アンザーニはテーブルを前にし、小型のホワイトボードと格闘している際中であった。
その姿に三杉は頼もしさと共に、明日の試合への不安感を感じたのだった。

333 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/18(日) 19:36:06 ID:???
アンザーニ「明日の試合で使う戦術の相談ですね。」

三杉「ええ…。レッチェの戦術はもう?」

アンザーニ「うむ、バンビーノくんが撮影した映像で確認しました。DFラインを極端に上げた戦術…
一見、無謀に見えるこの戦術は非常に深く考えられています。下手な対策では、底なし沼のように
足を取られてしまいますよ?」

三杉「分かっています。」

アンザーニ「では、まずキミの意見を聞かせて貰おう。」

三杉「(…さて、まずはフォーメーションだ。ボクの案は…)」


A 普段通り、4-4-2のダイヤモンドだ。
B 4-4-2のスクエア…>>317さんの言うようにゾーン守備、ショートカウンター、アーリークロスだ。
C 4-4-2のフラット…プレスをかけやすい陣形だ。無論、DFラインも上げていく。
D >>319さんのツインライフル、超攻撃的な布陣でいくぞ。サポートはバンビーノしかいない。
E >>330さんのフォーメーションだ。変則的だがサイドアタックメインになるか…?
F いや、まずは基本的な戦術を話し合わなければ。フォーメーションが決まるのは最後だ。
G その他

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※非常に短いですが本日の更新は多分これだけになるかと思います。
 また明日の更新はありませんのでゆっくり検討してみてください。

334 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/18(日) 19:46:15 ID:???
ちなみに、この選択は明らかに間違えていても何とかなります。
アンザーニ監督がそこからインスピレーションを貰って、試合までに善処してくれます(多分)

それでは暫し失礼します。

335 :森崎名無しさん:2010/04/18(日) 19:54:36 ID:FPAXg+6k


ポゼッションサッカーに対して
プレッシング仕掛けて高い位置からのショートカウンターやディフェンスラインとキーパーの間へのアーリークロスはかなり有効。

特にブルノみたいに判断力の悪そうなGKが飛び出す状況は相手にとってはいつ踏むのか分からない地雷みたいな感じかと。

336 :森崎名無しさん:2010/04/18(日) 19:57:28 ID:atGMZCdU


337 :森崎名無しさん:2010/04/18(日) 20:33:23 ID:b1YfjUpw

棒立ちしたら新田が駆け抜け、下がったらブンナークでぶち抜く。
そういうことですか先生?

338 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 00:17:07 ID:???
ついでにムリして下手に突っ込むとハイボールの処理ミスってポロリもあるよw

339 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 00:20:44 ID:???
乙です。

インテル戦ですが、ラインブレーカーとして葵が機能すれば、面白いゲームになったと思います。

インテル敗退は残念でしたが、久々に
ヘタレジャナインデス@パーフェクトGK(`・ω・´)シャキーン
を見られて嬉しかったです。

葵@股抜き「(´;ω;`)ジノ…ゴメン…オレタチガモット…!」
と、
ルーベン@戦犯「('A`)ドウシテコウナッタ!」
のコントラストが、ルーベンの未来を暗示している気がしますね。

アンザーニ先生の戦略が、どうなるかわかりませんが…これから先の展開が楽しみです。

ゲームバランスを取るのも難しいでしょうが、どうか頑張って下さい。

次の更新を楽しみにしています。
本当に乙でした。

340 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/19(月) 03:15:25 ID:???
ちょっとだけ頑張るっす、夜中だけど。


>>339
全くその通りで、葵を生かすパスをルーベンが出せばもう少しマシな試合になった可能性がありました。
イゴールがダイヤかJOKERを出していればね…w
まあ1スレ目から登場してくれたルーベンは見事に役割を果たしてくれたと言えます。
個人的にはお疲れ様でしたと言ってあげたいです。

葵やジノはキャラとしての格が違うので今後に期待してあげて下さい。

341 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/19(月) 03:28:03 ID:???
>B 4-4-2のスクエア…>>317さんの言うようにゾーン守備、ショートカウンター、アーリークロスだ。

三杉は自分の考えた対策案を懸命に、論理的に説明した。
敵のパスサッカーを崩していくため、高い位置からゾーンでプレッシャーをかけ、奪ったら即カウンター。
カウンターはサイドからのアーリークロスをメインにし、オフサイドトラップのミス誘発を狙う。
新田には敵の上がりきったラインの裏をガンガン狙わせ、ブンナークは囮として働いてもらう。
無論、来たるべき時にはブンナークのロングシュート一閃でゴールを狙う…

三杉は重ね上げた考えを、アンザーニに惜しみなくぶつけた。
それに対し、アンザーニは一切口を挟まず三杉の言葉に耳を傾けたのだった。

342 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/19(月) 03:39:05 ID:???
三杉が全ての説明を終えて一息つくと、ようやくアンザーニは口を開いた。
だが、発せられた言葉はレッチェ戦における戦術議論とはおよそ関係あるとは思えない内容だった。

アンザーニ「クライフくんがトータルフットボールを世に知らしめた時、私は…
いや、世界中の人間が彼のトータルフットボールを“未来のサッカー”と評したものだ。」

三杉「(む…監督?)」

アンザーニ「それまで机上の空論、絵空事と言われていたトータルフットボール理論…
クライフくんが率いたオランダはそれを完成させせていた、熟成されたワインのようなレベルでね。
そこには新規の技術に必ず見られる危うさ、見落としと言った物が一切なかった。
あの衝撃から間もなく20年…私は今でも疑っているよ。
クライフくんはトータルフットボールの完成形を知りながら現れた未来人であるとね。」

三杉「かん…とく?」

343 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/19(月) 04:01:51 ID:???
三杉はアンザーニの言葉の真意が掴めず、思わず戸惑いを態度に出した。
だが次のアンザーニの言葉で、彼は一瞬の安堵を得る。

アンザーニ「クライフくんが“トータルフットボールの完成形はこうなんんだよ”と最初から
知っていたのかと思わせてくれたように…三杉くん、キミはレッチェの
戦術の破り方を最初から知っていたのではないかと私に思わせた。」

三杉「監督…それじゃあ?」

アンザーニ「ホッホッ、慌ててはいけないよ。話は最後まで聞きなさい。
レッチェの戦術はおよそ未来のサッカーの戦術であるかのように思え、
しかもそれは既に完成されていると言っても過言ではない。
だが三杉くん、キミはそれを破る戦術を既に完成させている…
ただし、実現出来ればという仮定の上でね。」

三杉「えっ…」

一瞬、三杉は言葉を失った。
アンザーニは手放しで三杉の戦術を誉めた後、最後の最後で“ただし”と限定を示す物としたのである。
それが意味する所を三杉は見いだせなかった。

344 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/19(月) 04:04:46 ID:???
三杉「アンザーニ監督…それは何を…?」

アンザーニ「ふむ…」


先着で
アンザーニの回答→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

クラブ→いや、まだ私にも朧気にしか分からないんだ。明日はキミの戦術を採用しましょう。
スペード→守備について重大な見落としがあります。
ダイヤ、ハート→チームの皆をロビーに集めて下さい。
JOKER→三杉くん、キミの案から完璧な対抗策が見えました。





※以上です。お休みなさい。

345 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 05:04:23 ID:???
アンザーニの回答→ ハート5

346 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 05:56:12 ID:???
あっそうかチームメイトがこの戦術を理解しないと意味がないのか。
あまりに時代を先取りしすぎてるし、
フィオレンティーナのメンバーの大半ははまだ2回しか試合をしていないから経験不足だ。
なぜコレが有効なのかという戦術理解を深める時間がない
そういうことですね安西・・・ゲフンゲフン、アンザーニ監督!

347 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 10:56:09 ID:???
クライフのいたオランダに勝ったチームって西ドイツだったよね。どうやって勝ったんだろ!

348 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 11:05:58 ID:???
マンマークでクライフを潰した
あとベッケンバウアーがほぼ攻撃せずに守備に徹してたってのもある
後外的要因としてはホスト国相手の決勝、オランダは36年ぶりのWC出場そして決勝進出なんてのも

349 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 11:24:24 ID:???
クライフをマンマークて潰すって西ドイツにしか出来ないな。

350 :森崎名無しさん:2010/04/19(月) 22:14:20 ID:???
クライフだけでなく、結局の所一対一で勝負せにゃならん場面はどうしても出る。
それをドイツが抑えたのが勝因だったと思うな

351 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/20(火) 00:40:14 ID:???
>>346
That's right、お見事っすー。
現状、フィオレンティーナは各ポジションのスペシャリスト集団…
ジョアンの指導の下、明らかに戦術よりも個の力を重視してきてますからね。
ゾーンプレスのやり方どころか名前も知らないのです。

色々と見切り発車で始めたキャプテン三杉、こんな時代を考えた作品にするとは思いませんでした。
1スレ目から読み返すと矛盾があるかもです、ハハハ。


>>347-350
このスレでそのような議論がされているなんて、スレ主的には嬉しい限りです。
私も色々と資料を読んで推察しています。
昔のサッカー選手や出来事を調べるのは本当に楽しいですよ。
たまにキャプテン翼(ゲーム含む)の登場キャラのモデルとなってる選手を見つけたりしますしねw

352 :森崎名無しさん:2010/04/20(火) 18:54:28 ID:???
乙です。

ジョアンにしてみれば、三杉は面白い存在ではないでしょうね。

『個の力あっての戦術(システム)』

『戦術(システム)に対抗する為の戦術(システム)』
は、全く別の物でしょうし、今回のケースについては、後者と見えなくもない。
個としての力があまり無くとも、三杉にはそれをカバーする、クレバーな頭脳がある。
ジョアンにしてみれば、三杉がいれば、チームに間違いなくプラスになる。
しかし、自分のメソッドに沿った選手ではない。
となるのでは。
戦術理解能力、戦略性に優れた三杉を、ジョアンが、異彩を放つ奇才と見るか、はたまた落ちこぼれと見るか。
ジョアンの反応も、三杉のこれからも楽しみです。

353 :森崎名無しさん:2010/04/20(火) 21:55:11 ID:???
チームのために優れた個性を生かす監督か
優れた個人(アルシオン)のためにチームを作ろうとするコーチか

354 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:49:50 ID:???
>>352
乙感謝です。
深い所まで読み取って下さっていて光栄です。
ジョアンの心の内は物語の舵ですからね・・・色々とあるものです。
あまり喋っているとネタバレをしちゃいそう・・・w

>>353
お前の為にチームがあるんじゃねぇ、チームの為にお前がいるんだ。」
・・・なんてセリフを言った事ないですよ、監督は。
生粋のイタリア人なのです(遠い目)



355 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:50:51 ID:???
>ハート→チームの皆をロビーに集めて下さい。

アンザーニ「チームの皆をロビーに集めて下さい。」

三杉「(・・・?)分かりました、すぐに集合をかけます。」

三杉は手早く内線でメンバーに連絡を入れた。都合よくメンバー全員と連絡がつき、
10分後には誰も欠ける事なくロビーに集まる事をアンザーニに報告する事ができた。
その間、アンザーニはホワイトボードにフォーメーションを書き出していた。

アンザーニ「ふむ・・・前半はこれで。さあミスギくん、ロビーに向かいましょう。」

三杉「ええ、そろそろみんな集まっている頃です。」

2人は伴なって部屋を出た。ロビーに向かう途中、アンザーニはこんな事を三杉に
こんな事を話したのだった。

アンザーニ「キミの言った戦術を完璧に実行出来れば、レッチェを倒す事は難しくないでしょう。」

三杉「(そう・・・だな、おそらくそうである筈だ。)」

アンザーニ「だが、その為にはキミが10人必要だ。」

三杉「・・・・・・あ!」

356 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:51:53 ID:???
アンザーニ「覚えておきなさい、もしもキミが只の選手ではなくフィールド上の監督とも言うべき、
それこそクライフくんのような高みを望むならば、メンバー全員の出来る事、出来ない事を正しく
把握していなければならない。そして・・・」

三杉「そして・・・?」

アンザーニ「11人の個性が揃えば、出来る事は無限大です。個性の繋がりに中に生まれる
創造性をキミが感じ取れるならば、キミはもっと素晴らしい選手になる。」

三杉「繋がりの中に生まれる創造性・・・」

アンザーニ「ホッホッホ、後半は年寄りの戯言ですけどね。」

話し終わると、アンザーニはイタズラっぽい笑顔を三杉に向けるのだった。
だが、三杉にとってアンザーニが話した後半の内容こそが深く刺さった。
この日の言葉が三杉に大きな影響をもたらす事になるのだが、それはまだ先の話である。

357 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:53:01 ID:???
〜フィオレンティーナ寄宿ホテル・ロビー〜

ロビーに着くと、すでにメンバーが揃っているのが分かった。全員がピリピリとした空気を発している。
これがレッチェ戦への不安の現われである事が明らかに見て取れた。

アンザーニ「ホッホ、皆さん緊張してますね。適度な緊張はパフォーマンスの向上を生みますが、
そんな空気では実力を出す事ができませんよ。」

レントゥルス「とは言ってもね〜」

ダラピッコラ「こらヴェネチアーノ、監督の前だぞ!」

張り詰めた雰囲気の中、とても緊張してるとは思えない様子でレントウルスが声を上げ、
ダラピッコラが咎める。ちょっとした事だが、この2人のやり取りが多少空気を柔らかくした。
それを感じ取ったのか、ブンナークが本題をアンザーニに問うた。

ブンナーク「なあ監督、オレ達全員を集めたって事は明日の対策が決まったって事だよな?」

アンザーニ「まあ、そういう事です。」

バンビーノ「今日のうちに伝えておかなければならない内容・・という事なんでしょうね。」

358 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:54:06 ID:???
アンザーニ「・・・まあ、まずは前半のフォーメーションから伝えていきましょう。」

そう言って、アンザーニは手にしたホワイトボードを選手に見せた。


−−−−H−− Hブンナーク
−−J−−−− J新田
−G−−−I− Gマルコ I三杉
−−F−E−− Fバンビーノ Eレントゥルス
−−−−−−−
−A−C−B− Aスペルマン Cミュラー Bダラピッコラ
−−−D−−− D中山(リベロ)
−−−@−−− @ラムカーネ


バンビーノ「これは・・・4-4-2のボックス型?」

マルコ「80年代ブラジルの4-2-2-2に近い・・・」

アンザーニ「これは守備の基本形です。まずは思い出して下さい、レッチェのパスワークを。彼らは
守備のラインを押し上げる事でショートパスの選択肢を増やし、確実なパス回しを繰り返す事で敵の守備を
切り崩しています。闇雲に戦っていては、まずあのパスワークの中からボールを奪う事はできない。」

三杉「・・・・・・」

359 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:55:47 ID:???
アンザーニ「打開の鍵は4対2です。」

バンビーノ「4対2・・・パスとインターセプトの練習を言ってるんですか?」

アンザーニ「そう、4人の攻撃に対して2人の守備がボールを奪うにはどうすれば良いでしょうか?」

マルコ「一方がパスコースを1つ潰して、もう一方が2択のカットを狙う・・・」

アンザーニ「そうです。」

バンビーノ「なるほど、それならば対抗できる・・・か?」

ブンナーク「実際の試合でそれをやろうってのか?自慢じゃないがそんな連携を咄嗟に出来る自信ないぜ?」

バンビーノ「む、確かに・・・。」

アンザーニ「その心配は当然です。今すぐに試合でそんな事を出来そうなメンバーは2人だけです。」

三杉「ボクと・・・バンビーノですか?」

360 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:57:37 ID:???
アンザーニ「そう、そこでミスギくんはブンナークくんとニッタくんに、バンビーノくんは
マルコくんとレントゥルスくんに指示を出して貰います。“彼らがどのコースを潰すか”をね。
そうすればフィールド上に2つの5対3が生まれる。」

バンビーノ「その上でオレとミスギが2択でのカットを狙う、という訳ですか・・・」

アンザーニ「キミ達は常にゴールに対して半身に立ち、敵5人と味方2人の位置を把握しなければならない。
そしてカットに向かう時は味方との間を通されないポジショニングが必要になってくる。
またミスギくんの守備ゾーンからバンビーノくんの守備ゾーンへの移項は何より重要だが・・・
インテル戦で見せたような意思の疎通がキミ達の間で為されているならば不可能じゃない。
かかる負担は大きいが、これはキミ達の司令塔としての資質がなければできない事なんだ。」

バンビーノ「分かりました、やるしかないですね。」

アンザーニ「ふむ。それから指示を受ける4人も、ただ指示通りに漫然と動くだけではいけない。」

レントゥルス「え、なになにー?」

361 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:59:36 ID:???
アンザーニ「しっかりと間合いを詰める事、でも突っ込みすぎてもいけない。相手にプレッシャーを
感じさせながら、隙を見せてもいけないのです。その距離感は身体で覚えていくしかありません。それから
その時は相手に対して正対してはいけない。股の間を抜かれる事だけは絶対に許してはいけませんよ?」

レントゥルス「うぇ、難しそう・・・」

アンザーニ「ほっほ、まだまだあるので覚悟して下さい。」

ブンナーク「gfhg;lsdfyh・・・」

アンザーニ「前半の間、キミ達は常に敵の持っているパスコースを二つ以上考えて下さい。
そしてキミ達がパスコースを潰したら、敵は残ったコースのどちらを選択するかを予想しなさい。
選択には必ず理由があります。ゴールに近いから、あの選手にださなければいけないから、
あちらの方がスペースが広いから・・・敵の行動の何故を考える事が後半生きてくる。」

マルコ「あ、そういうのは得意です。」

アンザーニ「うむ、マルコくんは後半のキーになる可能性がある。どうか宜しく頼みますよ。
最後にDFもゾーンとみせかけて基本的にマンツーです。例外を除いてガッチリゴールを守って下さい。

362 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 17:00:36 ID:???
ここまで喋って、アンザーニは一息ついた。

三杉「(ゾーンプレス・・・の範疇なのだろうか?だがACミランのトップで実践されているそれとは異なる。
あれはミランのスター軍団のパフォーマンスと戦術理解があってこそ出来る戦術・・・。
それに比べてこちらの方が圧倒的に現実的だ。)」

これを聞いている間、三杉は内心で舌を巻きっぱなしであった
戦術を理解させ、実践させる事は短時間では決して出来ない事だ。だが少なくともアンザーニは、自分と
バンビーノの出来次第で形になるかも知れない、という所に落とし込んだ。これほど高レベルな戦術を、
不完全ながらも実践の目途を立たせるとは並みの手腕ではない。さらに、細かい指示は全て戦術理解の
ステップに繋がっている事も理解できた。

(アンザーニ「11人の個性が揃えば、出来る事は無限大です。」)

いまアンザーニは先ほど三杉に教えた言葉を実際にやってみせていた。
このあと攻撃に対する指示と後半への展望を聞いてゆくうち、三杉はそれを理解するのであった。




※一旦ここまでです

363 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 17:03:19 ID:???
かなり無理のある事を書いているかもですが、どうか生温かい目で見てあげて下さい。
こんだけ引き伸ばしといてトンデモ戦術で大変申し訳ありませぬ。

364 :森崎名無しさん:2010/04/21(水) 17:58:57 ID:???
まぁキャプテン翼の世界じゃよくあること☆

365 :森崎名無しさん:2010/04/21(水) 20:07:26 ID:???
むしろ、少年漫画の王道に近いんじゃないかなあ。
サッカー詳しくない私でも、なんとなくイメージが沸きます。
バスケ知らないのに、スラムダンク読んで何となくわかるような感じの。

366 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 21:38:55 ID:???
>>364
てへ☆

>>365
ありがとうございます、イメージが沸くと言って貰えて安心しました。
読んで下さってる方にシーンを想像して貰えるように書きたいといつも思ってるので…
でもスラダンのような超大作の名前が出ると怖じ気づいてしまいますw



仕事がべらぼーに忙しく、今日もこれだけになってしまいました。
すみません。

早く帰ってご飯食べて寝たいよう(´・ω・`)

367 :森崎名無しさん:2010/04/22(木) 00:33:29 ID:???
乙でしたー
「早くご飯食べたいからって おいなりさん のこと見すぎだぞ」

368 :森崎名無しさん:2010/04/22(木) 00:34:16 ID:???
アッー

369 :森崎名無しさん:2010/04/22(木) 00:36:37 ID:???
変態仮面「それは私のおいなりさんだ」

370 :森崎名無しさん:2010/04/22(木) 00:39:25 ID:???
そんなに欲しいのなら
おいなりさんを分けてあげましょう
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1230214845/738

371 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:21:35 ID:???
>>367-370 ちょww乙感謝ですが、この流れwww 石崎のおいなりさんは勘弁して下さい!w



アンザーニ「さて・・・攻撃についてですが、肝はサイドアタックになります。
相手のDFラインが上がり、フィールド中央に人数が集まった時、中央突破は非常に分が悪い。
何しろ敵のチェックが360℃押し寄せますからね。体力的にも精神的にも持たないでしょう。
それを避けるにはサイドアタック以外に道はありません。」

マルコ「確かにそうですが・・・ボクは左サイドの経験がなく、成功率が高いとは思えません。」

アンザーニ「そうかも知れません。ゆえにサイドアタックと言ってもドリブル突破は封印です、
少なくとも前半はね。まず中央のプレッシャーを避けるようにサイドへとボールを運び、敵の
チェックが入る前にアーリークロスでDFラインの裏を狙う。無論、本来はある程度サイドを
えぐらなければディッテンベルガくんのオフサイドトラップを高い確率で決められるでしょう。
そこで、ニッタくんが1.5列目から飛び出す。最終ラインとニッタくんの距離を考えれば彼の
オフサイドトラップの成功率も下がる筈・・・。そしてボールの追いかけっこであればニッタくんは
必ず勝つ。」

新田「任せて下さい!!(俺の足の出番・・・やるぞ!)」

372 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:30:44 ID:???
三杉「右サイドを攻める僕も同じ戦術ですか?」

アンザーニ「基本的にはね。恐らくキミはジャシントくんとリベリくんに集中マークされる。
また、後方からはイスラスくんがプレッシャーをかけて来るだろう。彼らの連携ディフェンスを
抜き去るのは恐らく相当苦しい、キミの実力を把握した上でもね。」

バンビーノ「オレがサイドアタックをすれば三杉へのプレッシャーが減るのでは?」

アンザーニ「確かにそうだがそれは無理だ。何故ならば、キミがサイドアタックをしたら守備への
切り替えが出来なくなるからだ。この試合はボールを奪われた後の攻守の切り替えの早さが重要になる。
不完全な守備戦術で、中心となるキミの態勢が崩れていてはパニックになるだけだ。」

バンビーノ「なるほど・・迂闊に攻めれば敵の戦術にハマってしまうのか。」

三杉「そうか・・・・・・そこでマルコなんですね。」

マルコ「え!?」

予想していなかったタイミングで自分の名前が出され、マルコは一瞬戸惑いを見せる。
だが次のアンザーニの言葉で、彼は自分の重要性を認識させられる。

373 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:33:15 ID:???
アンザーニ「うむ・・・先ほど言ったようにマルコくんが後半戦のキーマンになる。キミが敵の癖を解析し、
少なくともレントゥルスくんに指示を出せるくらいになれば、バンビーノくんはオーバーラップで
左サイドを狙えるようになる。逆にそれが出来ない間は我々の攻撃能力は発揮できないままだ。」

マルコ「・・・!!」

アンザーニ「キミがそこまで到達する事ができれば本格的なサイドアタックを解禁できます。
明日はキミの分析力、対応力、勤勉さにかかっています。」

マルコ「はい!(やるしかない・・・やってみせる!)」

アンザーニ「うむ、キミがレッチェの戦術に対応できれば負ける要素はありません。」

「オォ・・・」という声が漏れた。気付けばピリピリとした空気が明らかに変わっている。
勝てるかも知れないという思いが徐々に強くなってきたのだろう。
この空気の変化を感じながら、三杉も高揚していく自分の心に酔い始めていた。

三杉「(すごい、これがアンザーニ監督の持つ“個性を生かす力”か。)」

374 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:35:41 ID:???

アンザーニ「それと前半の攻撃にアクセントを入れる為、中山くんは積極的にオーバーラップしなさい。
リベロの真骨頂ですよ。MFはアーリークロスを狙うと見せかけて、彼にボールを入れなさい。」

中山「分かりました。(よし、遂にスクリューショットを披露する時が来た。)」

アンザーニ「その間、残りの3人とラムカーネくんは負担を覚悟してもらいたい。」

三杉「その時は僕もオフサイドトラップでフォローする。」

アンザーニ「うむ、しかし乱発はしないように。キミはOMF、ディッテンベルガくんはCB・・・
同じようにDFラインを統率する事はできない。精度も消費ガッツも分が悪いと思っておきなさい。」

三杉「了解です。」

375 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:38:27 ID:???
ブンナーク「ニッタとナカヤマに活躍の目がありそうなのはイイ・・・で、オレはいつシュートを撃てる?」

三杉「サイドアタックが解禁されてからのお楽しみになるだろうな。だが僕としては前半中に1度は敵の
度肝を抜いてやりたい思っているんだ。基本的に前半はレッチェの戦術の対応に追われっ放しになる・・・
その間、レッチェは自分達の優位を確信しているだろうね。(ニヤ)」

ブンナーク「その余裕な顔を歪ませたいって事か。ハハ、そりゃいいぜ。」

バンビーノ「(悪そうな顔をしているな・・・)」
マルコ「(何だかんだであの2人はウマが合うよ・・・ボクの解析に間違いはない。)」
スペルマン「(ふふ、ボクも一口噛みたい雰囲気だな〜♪)」
レントゥルス「(ヴェ・・・ヴェ〜・・・・・・)」
ダラピッコッラ「(なんだかスペルマンから妙な圧力を感じるぜ・・・)」

376 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/22(木) 19:40:31 ID:???
アンザーニ「ホッホッホ、いつもの皆さんですね。これならば明日の試合は心配なさそうです。
後はミスギ班、バンビーノ班、DFに分かれ、サインの打合せやマーク相手になりそうな敵メンバーの
確認を十分にしておきなさい。」

フィオメンバー「「「 ハイ! 」」」

この後、各グループに分かれて更に細かい打ち合わせが行われた。
試合前に出来る対策はほぼ全て為されたと言っていい。
半ば絶望気味だった選手達の表情は既に戦意溢れる物になっている。
あとはレッチェの戦術を目の前にして勝利への意志を保ち続けられるか、だけだった。
イメージと現実のギャップに心を折られる事なく、
そのギャップを埋め続けた者にこそ勝利の資格があるのである。
フィオレンティーナに、三杉に、その強さが今試されようとしていた。


    そして・・・
        ついに試合の始まる刻がやってきた。




※一旦(と言うか、多分今日は)ここまでです。

377 :森崎名無しさん:2010/04/23(金) 01:30:15 ID:???
乙でしたー。

アンザーニ「…ムニャムニャ…君達は強い…。」

378 :森崎名無しさん:2010/04/23(金) 05:01:48 ID:???
もうジョアンはいらないんじゃないかな

379 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:03:34 ID:???
>>377 乙感謝です。それは寝言で言ったかも知れませんw
>>378 確かに…とは言え要る要らないを選択できるのはジョアン側なんですよね…


大会4日目、コッパ・イタリア・プリマヴェーラも序盤のハイライトを迎えていた。
予選リーグ最終戦、この日の結果で決勝トーナメントの組み合わせが決定する。
ミラノ“スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ”ではグループA、グループDが・・・
パルマ“スタディオ・エンニオ・タルディーニ”ではグループB、グループCが・・・
それぞれのブロックの覇者を決めるべく、戦地に赴いていた。

レッチェ対ボローニャ、ミラン対ナポリ、シエナ対アタランタの試合が既に終了し、
サンシーロスタジアムの観客はフィオレンティーナとレッチェの戦いを待っている。
この試合を待たず、グループAは既にレッチェとフィオレンティーナが予選勝ち抜けを決めている。
これから彼らは1位と2位を決めるべく戦うのだ。
予選勝ち抜けが決まっているとはいえ、選手達は決して手を抜くことはない。
何故ならプリマヴェーラの彼らにとって、トップチームへアピールするビッグチャンスだからだ。
この大会で活躍した者にトップチームとの契約や他チームからのオファーがある事は稀ではない。
それゆえ選手達にとって流して良い試合は一つもなかった。

380 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:04:40 ID:???
放送「さあグループA予選最終戦フィオレンティーナ対レッチェが間もなく行われます。
選手達はアップを終え、控え室で最後のミーティングに入っています。戦前の予想ですが、
これは圧倒的にレッチェ有利となってます。2-0、1-0と接戦を制してきたフィオレンティーナに対し、
レッチェは2試合とも3-0!圧倒的な強さを見せつけてきました。しかも昨日の試合戦では、
これまでに見た事のないフォーメーションでインテルを圧倒しました。専門家の意見は
フィオレンティーナがレッチェに対してどこまで戦えるのかという見方が大半を占めていますが…
さてこれから15分後、どんなドラマが待っているのでしょうか。」


〜フィオレンティーナ控え室〜

アンザーニ「さて皆さん、今日の試合の作戦は既に伝えてあります。内容に変更はありません。
そしてキミ達の表情からは程良い緊張と期待が窺える・・・私から言うべき事は何もなさそうです。」

フィオレンティーナの選手達は、デップリ太った老監督の言葉を静かに聞いていた。
そこには、最高の精神状態与えてくれた目の前のアンザーニへの尊敬と、
想像ができない類の強敵を前に湧き出る高揚感があった。

アンザーニ「一つだけ・・・この試合を楽しんできなさい。
そうすればきっと、この試合を終えた後にキミ達はもっと強くなっている。」

選手達「「ハイ!!」」

バンビーノ「さあ時間だ…。」

三杉「よし行こう、行こうぜみんな!」

381 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:32:32 ID:???
☆青葉弥生のワンポイントアドバイス☆

弥生「皆さんこんにちは、青葉弥生です。今回の相手はポゼッションフットボールのレッチェです。
彼らの戦術は現代から見れば未完成で弱点もありますが、時代が時代な為、また如何せんフィオレン
ティーナの戦術理解が不十分ですから、彼らが試合中にどこまで理解を深められるかが鍵になります。
正直、前半は皆さんに我慢を強いる事に成るかも知れません…。
それから敵のメンバーで注意したいのはイスラスです。彼の動きによって3-4-3にも3-5-2にもなる
自在なフォーメーションも厄介だと感じる事になるでしょう。それからリベリ・ジャシントも危険です。
真正面から彼らを抜くのは相当厳しいです、ゲーム版Wを体験した事がある人なら分かりますかね?
それからマンチーニとカルネバーレも梃入れされてそこそこ強力ですので注意してください。
またディッテンベルガのモデル、ベッケンバウアーがリベロと言うのを忘れないで下さい。
それでは厳しい試合ですが、どうか皆さん頑張ってください。」


レッチェ 3-4-3(?)

−−−H−−− Hカルネバーレ
−J−−−F− Jイスラス Fモゼ
−−−I−−− Iマンチーニ
−−−−−E− Eミケーレ
−−D−G−− Dリべリ Gジャシント
−A−C−B− Aドミーニコ Cディッテンベルガ Bチェーザレ
−−−−−−−
−−−@−−− @ブルノ

※チームBGM:ミラン戦(キャプテン翼4)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628 (67:54〜69:07)

382 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:33:47 ID:???
フィオレンティーナ 4-4-1-1

−−−−H−− Hブンナーク
−−J−−−− J新田
−G−−−I− Gマルコ I三杉
−−F−E−− Fバンビーノ Eレントゥルス
−−−−−−−
−A−C−B− Aスペルマン Cミュラー Bダラピッコラ
−−−D−−− D中山(リベロ)
−−−@−−− @ラムカーネ

※チームBGM:味方チーム海外修行編(キャプテン翼3)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628 (34:17〜35:01)


チームガッツ

残り/最大
780/780 新田
830/830 三杉
880/880 ブンナーク
740/740 マルコ
810/810 バンビーノ
720/720 レントゥルス
810/810 中山
760/760 ミュラー
720/720 ダラピッコラ
720/720 スペルマン
880/880 ラムカーネ

383 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:35:15 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

放送「さあ選手達が入場してまいりました!どちらも2連勝でこの試合に臨みます!
選手達の顔つきはいつにも増して精悍に見えるぞ!フィオレンティーナ対レッチェ、
グループA予選最終戦は間も無く開始されます!」

入場の最中、三杉はイスラスとディッテンベルガを見ていた。プレイスタイルが異なるとはいえ、
自らの尊敬するヨハン・クライフに劣らないパフォーマンスを見せたイスラス。
ドイツの皇帝ベッケンバウアーの再来と呼ばれ、クモの巣のようなディフェンスシステムの
指揮を執る男ディッテンベルガ。それまでイタリア人だけで構成されてきたレッチェに
トライアウトで入ったイレギュラーの二人…

三杉「(イスラスとディッテンベルガか…)」

ディッテンベルガ「あまり睨んでくれるな、まだ試合前だぞ。」

三杉「む…いや、そういうつもりではないんだがな。」

384 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 16:37:46 ID:???
強い視線に気づいたディッテンベルガに話しかけられ僅かに動揺する三杉。
だが、そのディッテンベルガの余裕そうな口調は少々鼻についた。
と、同時にジワジワと闘争心が漏れ出してくるのを三杉は感じた。
これまで理性を100%に保った戦術家である自分から、選手としての自分に切り替わっていく。

ディッテンベルガ「まあ、いい試合をしよう。試合になればの話だが…」

三杉「(フッ…)」


A 「試合になれば、か…GKがザルだと苦労するみたいだね?」弱点を指摘して動揺を誘ってやろう。
B 「教えてあげるよ。この三杉淳に見せてしまった戦術は二度と通用しない事を。」聖闘士なめんな。
C 「それよりフランス国際Jrユースには何故出て来なかったんだい?」ふと思ったんだ。
D 「ルーベンとは違うのだよ、ルーベンとは。」一応彼の事もたまには思い出してあげよう。
E 「ヘルナンデスの鉄壁に比べればキミ達の守備を破る事なんて訳はないよ」宜しい、挑発だ。

2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。

385 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 16:40:01 ID:Tq5nVT9w


386 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 16:41:20 ID:nYQk98gI
B

387 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 16:47:44 ID:zT/wFn5w


388 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 16:56:45 ID:JorCW9Is


389 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 17:09:32 ID:a+9pFHJI
C

390 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 18:09:36 ID:???
>C 「それよりフランス国際Jrユースには何故出て来なかったんだい?」ふと思ったんだ。

挑発、それも悪くなかっただろう。だが、三杉の口から出た言葉はそれではなかった。
彼が口にしたのは不意に頭に浮かんできた疑問だった。

三杉「それよりフランス国際Jrユースには何故出て来なかったんだい?ベッケンバウアーの再来と
呼ばれているからには国籍は西ドイツなのだろう?もしキミが出場していれば、あの大会の結果は
違ったものになっていたかも知れないだろうに。」

ディッテンベルガ「まあ一言で言えば未熟だったからだな、今のお前達と同じさ。」

三杉「……と言うと?」

ディッテンベルガ「コーチの指導を受けている時期だったという事だ、オレもイスラスもな。」

三杉「そうか…やはりジョアンコーチが絡んでいる訳だな。」

ディッテンベルガ「試合には何の関係もない事さ…。フッ、しかしイスラスの言う通り悠長な奴だ。
駆け引きも仕掛けて来ないとはな…これは期待できそうもないな。」

そう言い放ち、ディッテンベルガは三杉に背を向けて行ってしまった。

三杉「(む…確かに試合後でも聞けた事だな、今は試合に集中しなくては。)」

391 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 18:11:11 ID:???
フィールドにメンバーが散っていき、審判と両チームのキャプテンがセンターサークルに残った。
三杉とマンチーニの間で無難な挨拶が交わされ、そしてコイントスが行なわれた。


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★実は初コイントス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→フィオレンティーナボールで試合開始
スペード、クラブ→レッチェボールで試合開始
JOKER→審判が指で弾いたのはコインではない、指弾だ。

392 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:11:49 ID:???
★実は初コイントス→ クラブ5

393 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:12:41 ID:???
★実は初コイントス→ ハートJ

394 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:17:18 ID:???
試合開始!

395 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 18:45:19 ID:???
>クラブ→レッチェボールで試合開始

放送「どうやらボールはレッチェが取りました!レッチェのキックオフで試合が始まります!」


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

観客「レッチェ!もうお前ら優勝しちまえ!」「バカ言え、フィオレンティーナだ!」
 「両チームともインテルに勝ったんだ、恥ずかしい試合はするなよ!」

両チームともインテルを破った猛者。彼らへの観客の声援はホームもアウェーもなくイーブンだった。
スタジアムに大きな声援が鳴り響く中、今試合開始のホイッスルが吹かれた。


ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さァ審判のフエの音が高々と鳴り響き、いよいよ試合開始です!
レッチェは昨日と同じく試合開始と同時に選手全員が上がっていくもうよう…
さあインテルと同じようにハマってしまうかフィオレンティーナ!?」

396 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 18:47:42 ID:???
ジョアン「さて、始まったが…フィオレンティーナのフォーメーションはボックス型か。」

アルシオン「これまでと形を変えてきましたね、有効な対策が立っているんでしょうか?」

ジョアン「何も考えて来なかったわけではないだろうが…少なくとも私の想定にはこの形はない。
(フフ…策士、策に溺れなければ良いがな。)」


三杉「さてと…バンビーノ」
バンビーノ「(コクン)」

三杉&バンビーノ「行くぞ!」

メンバー「「(おう!)」」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのポジショニング→! card
新田のポジショニング→! card★

★マルコのポジショニング→! card
レントゥルスのポジショニング→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

Joker→ジョアン「エクセレント、完璧なプレスだ…!」
ダイヤ10以上→一応出来ている…相手のパスを限定させられたぞ。
ダイヤ10以下、ハート、スペード→全然プレッシャーを与えられていない。
クラブ→バンビーノ「突っ込みすぎだ!」
クラブA→三杉「足を出すな、正対するな、突っ込みすぎるな!言ったろう!?」

397 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:48:45 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ スペード4
新田のポジショニング→ スペードK


398 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:48:58 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ スペード6
新田のポジショニング→ スペード2

399 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 18:49:13 ID:???
★マルコのポジショニング→ クラブ8
レントゥルスのポジショニング→ JOKER

400 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 19:15:32 ID:???
これはいきなり勝利フラグ

401 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 19:36:16 ID:???
ブンナークのポジショニング→ 全然プレッシャーを与えられていない。
新田のポジショニング→ 全然プレッシャーを与えられていない。
マルコのポジショニング→バンビーノ「突っ込みすぎだ!」
レントゥルスのポジショニング→ジョアン「エクセレント、完璧なプレスだ…!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

新田もブンナークも三杉との打ち合わせ通り、パスコースを防ぎに走った。
二人とも理屈では理解出来ていたが、実際にやるとなれば話は別だ。
彼らはパスコース上に乗ったはいいが、パスの相手が動けばすぐに外れてしまう。
その修正に追われるのにイッパイイッパイとなってしまっていた。

三杉「(コースを塞ぐと同時に、ボールホルダーに絶妙な距離でプレスをかける…か。)」

バンビーノ「(やれと言われてすぐに出来る物ではない…慣れていくしか!)」

フィオレンティーナのプレスはチグハグで、逆にレッチェのパスワークは整然としていた。
面白いくらいに繋がるショートパスに、一際体格の小さいマルコは焦りを感じてしまった。

402 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 19:37:34 ID:???
ジャシント「ミケーレ!」

ポンッ!

ミケーレ「よし!(中央に戻すぞ…うん?)」

マルコ「(もっと近づかなければ、もっと…!)」

バンビーノ「いけないマルコ!突っ込みすぎだ!」

ミケーレ「ははっ、隙だらけだぜ!」

ポンッ!

マルコ「し、しまった!」

相手にプレッシャーをかける事に意識が偏ったマルコはパスコースをがら空きにしていた。自分の
真後ろのRWGモゼにボールが渡る。このままではサイドアタック、中央突破と好きに攻められてしまう。
バンビーノがすぐさまフォローし、モゼの前方を防ぎに行く。だがモゼは冷静に、バンビーノの
フォローにより完全にコースが開けたマンチーニへのパスコースにボールを通した。

マンチーニ「オレをフリーにするとはな…(よし、カルネバーレ!)」

カルネバーレ「(まずは一点!!)」

403 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 19:38:36 ID:???
だが、ここで予想もしなかった伏兵が素晴らしいカバーを見せた。
普段はボーっとしていて頼りない少年。彼は“感覚”でリスクマネジメントを遂行した。

レントゥルス「(ヴェ…こ、この辺が危ない気がする〜…)」

マンチーニ「な、こいついつの間に!」

レントゥルスはLSHに下がっているイスラスへのマークを破棄し、カルネバーレのコースを塞いだ。
そして天才的な感覚で距離感を保ち、マンチーニにプレッシャーをかけていく。


ジョアン「エクセレント、完璧なプレスだ…!驚いたな、レントゥルスがこんな感覚を
有しているとは思ってもみなかったぞ。」

※レントゥルスがJokerを出し、完璧なフォロー&プレスを実行しました。今後レントゥルスは
 判定なしにプレスを成功させます。さらに「スキル・マーク+1」を得ました。

404 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 19:40:00 ID:???
マンチーニ「(仕方ない!ここは…)」

三杉「(イスラスをフリーにさせておくわけにはいかない、パスは防げないが…)」

三杉はレントウルスが動いた事で空いた大きなスペースを埋めに走った。
後方に戻されて翻弄される危険があったが、それは無視した。

先着で
★マンチーニの判断→! card★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

ダイヤ、ハート→イスラスに出してもうひと崩しだ。
スペード→一旦リベリに出すか…。
クラブ→リベリに戻し…いや、ワンツーをかけよう。
Joker→序盤だが…行け、イスラス。

405 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 19:44:04 ID:???
★マンチーニの判断→ card★

406 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 19:45:04 ID:???
★マンチーニの判断→ クラブA

407 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 20:25:09 ID:???

>クラブ→リベリに戻し…いや、ワンツーをかけよう。

マンチーニは三杉が下がっていく姿をルックアップで一瞬だが確認した。
無論それで自らがフリーになったリベリも分かっている。
マンチーニはごく短いサインで自分の意志をリベリに告げた。

リベリ「(ワンツーだろ?分かってるぜ!)」

三杉を追走するかの如く前に出るリベリ。正直な話、三杉はここまで正確で迅速な判断を相手が
下してくるとは思っていなかった。イスラスに対するスペースを埋めた後、三杉はリベリの位置取り
に気づいて愕然とした。

三杉「ボランチがここまで不用意に上がって!?」

リベリ「もう遅い!」

三杉「(そうか、僕の行動に呼応して…!決して不用意な判断ではないのか…手強い。)」


アンザーニ「相手も思った以上に粒揃い…これは一筋縄ではいきませんね。」

408 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/24(土) 20:27:47 ID:???
レントゥルス「ヴェ…ど、どうしよ。」

マンチーニ「リベリ!」

リベリ「オーライ!」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニ ワンツー(! card)62+(! dice + ! dice)=
リベリ ワンツー(! card)61+(! dice + ! dice)=★

★レントゥルス パスカット(! card)60+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ワンツー成功、大ピンチだぜ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(イスラスがフォロー)(モゼがフォロー)(中山がフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。



※これはピンチっぽいなと言う所で本日の更新は終了です。
 また明日お会いしましょう…頑張れヴェネチアーノ!

409 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 20:28:34 ID:???
★マンチーニ ワンツー( スペードJ )62+( 54 )=
リベリ ワンツー( スペード10 )61+( 62 )=★

410 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 20:31:56 ID:???
★レントゥルス パスカット( クラブ9 )60+( 24 )=★

411 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 20:33:12 ID:???
★レントゥルス パスカット( ハート4 )60+( 3 +! dice)=★

もう一度奇跡を・・・


412 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 21:18:33 ID:???
1人じゃ対応しきれないか・・・だがレントゥルスがこれから確定プレスするのは大きくプラスだ。

413 :森崎名無しさん:2010/04/24(土) 23:20:02 ID:???
乙でした!

414 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 13:25:08 ID:???
>>412 まさかのJokerでしたwレントゥルスにこんな才能があろうとはw
>>413 乙感謝です!


マンチーニ ワンツー( スペードJ )62+( 5 + 4 )=71
リベリ ワンツー( スペード10 )61+( 6 + 2 )=69
レントゥルス パスカット( クラブ9 )60+( 2 + 4 )=66

【攻撃】−【守備】≧2→ワンツー成功、大ピンチだぜ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ポンッ!ポンッ!

レントゥルス「わー、ムリです。」

マンチーニ「(侮れんが…チグハグな奴だな。)」

放送「リベリくんのオーバーラップに合わせて出されたパス、これがそのままマンチーニくんに
折り返される。これは見事なワンツーリターンだ!レントゥルスくんも必死でカットに行くが
これは流石に追いつけない!」

パスサッカーを基本としてるだけあり、マンチーニとリベリのワンツーはかなり高水準だった。
レントゥルスの動作にミスは無かったが、一人でこのクラスの連携を止めるには無理があった。
レッチェの最初の攻撃は、これでフィオレンティーナの中盤を完全に突破した事になる。

415 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 13:26:08 ID:???
アルシオン「チグハグなポジショニング、中途半端なマーク…彼らは一体何をしたいんでしょうか…?」

ジョアン「まさか…アリーゴ・サッキのゾーンプレスに近い事を狙っているのか?」

アルシオン「サッキと言うとACミランのゾーンプレスですか?それにしてはあまりにも…」

ジョアン「まあ、そのままズバリではなく、簡易的にやろうとしているのだろうが…。」

アルシオン「…に、しては酷い体たらくですね。ポゼッション・パスサッカーとゾーンプレス…
トータルフットボールの攻撃と守備の流れを汲む二つの戦術。お互いが完成していれば面白い試合に
なったかもしれないけれど…こうも完成度に差があっては。(これも彼の意志なのだろうか…)」

ジョアン「(ふむ…だがブンナークとニッタはゾーンディフェンスの基礎も良く分かっていない筈。
それにしてはまずまずのポジショニンだった。少なくとも一夜漬けの動きではない…)
……アルシオン、まだ評価を下すのは早急かも知れんぞ。もう少し注意深く観察しなさい。」

アルシオン「え…?はい、わかりました。」


マンチーニ「(よし、多少驚かされたが突破成功だ。予定通りカルネバーレに……)」

イスラス「フッ…」

416 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 13:27:28 ID:???
ダダダダダ

三杉「!?」

ダラピッコラ「来やがった!」

三杉がイスラスをケア出来る位置まで下がった途端、イスラスが最前線へとダッシュを開始した。
これ以上イスラスを追って下がるとショートカウンターに参加できなくなってしまう。
だが彼を放っておいて良いのかという思いもよぎり、三杉は一瞬の判断を迫られた。

A 僕のゾーンはここまで…後はDFとGKを信じるんだ!
B いや、このままイスラスを放っておくのは危険な気がする!

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

417 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 13:31:02 ID:wbIiKJUc


418 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 13:39:40 ID:/qpDXxGE


419 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 14:11:37 ID:???
>A 僕のゾーンはここまで…後はDFとGKを信じるんだ!

三杉「そうだ、勝手な判断で作戦をふいにして良いはずがない。
それに後ろにはDFが控えている。僕のゾーンはここまで…後はDFとGKを信じるんだ!」

三杉はグッと堪え、スピードを多少緩める。そしてマンチーニと逆サイドの動きを確認する。
バンビーノも同様にモゼのマークをスペルマンに引き渡そうとしていた。

マンチーニ「(モゼもイスラスも動いたか…ここまで突破したんだ、オフサイドトラップも警戒しておくか。)」

三杉「スペルマン、パスが行くぞ!ダラピッコラは中央だ、イスラスが詰めに行く!」

マンチーニ「なに!」

マークを引き渡す、その隙を縫ってマンチーニがモゼにパスを狙った。寸前、三杉はDFに指示を出した。
足を振りかぶっているマンチーニはパスを止められない。

ポンッ!

420 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 14:12:40 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニ パス(! card)62+(! dice + ! dice)+(ポゼッションサッカー+1)=★
★スペルマン パスカット(! card)59+(! dice + ! dice)+(コーチング+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→モゼにパスが通り、センタリングへ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(ミケーレがフォロー)(ラインを割ってスローイン)(バンビーノがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マンチーニのマークがダイヤで「スライドパス(+2)」が発動します。
マンチーニのマークがハートで「鋭いパス(+1)」が発動します。
三杉のコーチングはイベントによる物です。

421 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 14:13:50 ID:???
★マンチーニ パス( ハート6 )62+( 36 )+(ポゼッションサッカー+1)=★

422 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 14:18:17 ID:???
★スペルマン パスカット( ダイヤ3 )59+( 24 )+(コーチング+1)=★
ステ上げしてないスペルマンになんてことを!

423 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 14:36:49 ID:???
マンチーニ パス( ハート6 )62+( 3 + 6 )+(ポゼッションサッカー+1)+(鋭いパス+1)=73
スペルマン パスカット( ダイヤ3 )59+( 2 + 4 )+(コーチング+1)=66

【攻撃】−【守備】≧2→モゼにパスが通り、センタリングへ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ヒュンッ!!!

パスサッカーチームのキャプテンを張っているだけあり、マンチーニのパスはかなりの鋭さだった。
スペルマンも懸命に食らいつくが、対抗できるほどにはクイックネスが足りていない。

スペルマン「うわ、はや…!」

モゼ「ナイスパス!」

マンチーニ「(ホッ)」

放送「ここでRWGのモゼくんに恰好のパスが通ったぞ!
勿論ここは間を置かずにセンタリングだ!中には二人いるぞ!どちらに合わせるのか!?」

モゼ「うちの稼ぎ頭に決まってるだろ!!」

パコォォォン!!

カルネバーレ「ハッハァー、オレ様の出番だぜ!」

424 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 14:39:43 ID:???
ダラピッコラ「(ヴェネチアーノ…頼むぜ。)」
ミュラー「(よし、ダラピッコラが来ている。)」
中山「来い!」
ラムカーネ「(戦闘レベル確認…問題ない。)」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆前半はラムカーネに指示できます。
どのセービングをさせますか?

A キャッチ(67)消費ガッツ40
通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。

B パンチング(69)消費ガッツ80 
キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手弾けば高確率でマイボールです。

C シャドーシールド(75)消費ガッツ150
必殺キャッチです。使用すると、その試合中のセーブ力が2下がります。

D 飛び出し(68)消費ガッツ60
敵が打つ前にボールを抑えます。うまくいけば完全にマイボールです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルネバーレのパワーヘッドの威力:69
ラムカーネにはZEROシステムによって現在“+5”の補正がつきます。
ラムカーネが行動すればするほど“後半”弱体化します。

425 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 14:40:21 ID:ITDtff0A


426 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 14:46:44 ID:qE6HdHTg


427 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 15:03:04 ID:???
>A キャッチ(67)消費ガッツ40

カルネバーレ「うらああああああああっっ!!!」

ブルノ「向こうのキーパー可哀想にww痛いんだぞアレはーwww」



イスラス「(ま、入るまい…)」

ダダダダダダッ!

レントゥルス「っと…ロマーノも言ってたし、フォローしないと。」

シュタタタタタタン!

428 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 15:05:46 ID:???
先着3名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★カルネバーレ パワーヘッド(! card)69+(! dice + ! dice)=★

★ダラピッコラ 高いクリア(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山 ブロック中山 ブロック(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★ラムカーネ キャッチ(! card)67+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(イスラスがフォロー)(やや離れてイスラスがフォロー)(レントゥルスがフォロー)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→パワーヘッドがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(イスラスが高いボールを捻じ込み)(イスラスが低いボールを捻じ込み)(レントゥルスがフォロー)
≦−2→ラムカーネがガッチリキャッチ。

【基本ルール以外の補足・補正・備考】
カルネバーレのパワーブロックは吹飛係数3を有しています。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)」が発動します。

429 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 15:10:14 ID:???
★カルネバーレ パワーヘッド(! card)69+( 1 + 2 )=★

430 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 15:12:06 ID:???
★カルネバーレ パワーヘッド( クラブ9 )69+( 6 + 4 )=★

431 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 15:12:48 ID:???
★ダラピッコラ 高いクリア( ハートQ )64+( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( ハートQ )66+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=
中山 ブロック中山 ブロック( ハートK )66+( 2 + 5 )+(人数補正+1)=★


432 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 15:14:25 ID:???
★ラムカーネ キャッチ( スペード6 )67+( 5 + 4 )+(ZEROシステム+5)=★


433 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 16:01:49 ID:???
カルネバーレ パワーヘッド( クラブ9 )69+( 6 + 4 )=79
ダラピッコラ 高いクリア( ハートQ )64+( 6 + 1 )+(人数補正+1)=72
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( ハートQ )66+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=74
中山 ブロック( ハートK )66+( 2 + 5 )+(人数補正+1)+(バックスウェイブロック+4)=78

【シューター】−【DF】=1→イスラスがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ダラピッコラ&ミュラー「撃たせるか!!」

カルネバーレの跳躍に呼応して、ダラピッコラとミュラーも跳ぶ。
ミュラーはその際にダラピッコラの肩に手を乗せ、跳躍力を上乗せする。
高さとタイミングは互角…いや、若干ミュラーに分があった。
しかしパワー…これが圧倒的に違っていた。

カルネバーレ「無駄な事をぉぉぉぉ!!」

ダラピッコラ「グアァッ!」

ミュラー「この威力…!」

放送「おおっと!!カルネバーレくん、多少のポジショニングの不利を物ともしない!
フィオレンティーナの包囲網を軽々と吹き飛ばしてパワーヘッドがいま放たれる!!」


ドゴオォォォォッッ!!

434 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 16:03:18 ID:???
カルネバーレの恵まれた体躯はミュラーとダラピッコラのフィジカルを寄せ付けず、
ほとんど威力を抑える事も出来ぬままシュートを許してしまう。
吹き飛ばされながら、落ち着いた動作でシュートコースに走り込む中山の姿をミュラーは目にした。

ミュラー「(ダメです、いくらナカヤマでもこれは…!)」

中山「静かなること林の如く…」

ガシィィィッッ!

中山の身体は見事にボールを捕えた。そして後方に跳躍してボールの運動エネルギーを吸収しようとする。
しかしボールは中山の予想を超えた突進力を宿していた。

ギュルルルルル…

中山「なにッ…勢いが……衰えない…!(クソッ、仕方ない)」

グルリッ
  ポーン…

カルネバーレ「おっ、オレのパワーヘッドが!!!」

中山は咄嗟に身体を捻り、ボールをサイド方向に弾き出した。
その思惑は成功したものと観客は一息つくが、その暇もなくイスラスがボールを押さえる。

435 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 16:09:25 ID:???
イスラス「1対1…それも悪くないな…」

「捻じ込みに詰めていた筈の男が何故そこにいる?」フィオレンティーナの面々は一瞬理解力が無効化された。
フィールド内で目にして初めて分かる、常識を超えたイスラスの高速。
フィオレンティーナの面々はイメージと現実のギャップをここで一つ叩き込まれる事になった。

イスラス「ラムカーネか…フフ、どれくらい力を出せばお前のゴールは割れる?」


スゥ……
   ……ズダダダダダダ!!!!


スピードを一瞬だけ緩め、直後に猛ダッシュを見せるイスラス。
ボールを持っているとは思えない加速に観客も中山達も目を疑った。

中山「(こ、こんなに速いのか!!)」

放送「さあイスラスくん、ここは勿論GKと1対1!決定的なチャンスだ!」


ラムカーネ「…」

イスラス「(焦りも恐怖も全く表情に無い…お前は何だ…?)」

436 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 16:11:36 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★イスラスの判断→! card クラブでシュート、その他はドリブル。
ラムカーネの判断→! card ダイヤかハートでドリブル、スペードかクラブでシュートに備える。★

★イスラス ドリブル/一人時間差シュート(! card)65/67+(! dice + ! dice)=★

★ラムカーネ ドリブル/シュートに備える(! card)68/68+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【攻撃】-【守備】
≧2→イスラスがゴールを決めた!
=1、0、-1→ボールは弾かれた。左から順に(モゼがねじ込み)(マンチーニがフォロー)(レントゥルスがフォロー)
≦-2→ラムカーネがボールを押さえた!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
イスラスがドリブルを選択した場合、マークがダイヤで「高速ドリブル(+4)」、
ハートで「クライフターン(+3)」が発動します。
イスラスがシュートを選択した場合、カードの数値が10以上でGKの態勢を崩します。
ZEROシステムの恩恵で、ラムカーネは予想を外してもペナは-1で済みます。

437 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:12:07 ID:???
★イスラスの判断→ ハート4 クラブでシュート、その他はドリブル。
ラムカーネの判断→ クラブA ダイヤかハートでドリブル、スペードかクラブでシュートに備える。★

438 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:12:19 ID:???
★イスラスの判断→ クラブ9 クラブでシュート、その他はドリブル。
ラムカーネの判断→ ダイヤQ ダイヤかハートでドリブル、スペードかクラブでシュートに備える。★

439 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:13:22 ID:???
★イスラス ドリブル/一人時間差シュート( クラブ7 )65/67+( 2 + 3 )=★

440 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:13:37 ID:???
★ラムカーネ ドリブル/シュートに備える( ダイヤK )68/68+( 1 + 6 )+(ZEROシステム+5)=★

441 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:15:42 ID:???
イスラスのフォロー自重してない

442 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:40:22 ID:???
中山さんは覚醒しないの?

443 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:54:08 ID:???
判定がダイスだから、出目が11か12じゃないと駄目だったような。

444 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 16:56:24 ID:???
と思ったら、K出してこぼれ球だから覚醒か。

445 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 17:01:15 ID:???
>>441
彼は今後も自重しない困った奴です。

>>442
もちろん覚醒します。うっかりしてました。
そして今言われなければラムカーネの覚醒もスルーするとこでした。

>>443-444
フォローありがとうございます。困ったスレ主の参謀として宜しくお願いします。
…とか、言ってみる。


テレテテッテッテッテー

中山「うん?」

※中山はレベルが上がった、全能力に+1のボーナス。さらにフラグAをゲットした。

446 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 18:39:28 ID:???
ん、ブルノが喋った!

447 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 18:46:48 ID:???
イスラスの判断→ ハート(ドリブル)
ラムカーネの判断→ クラブ(シュートに備える)

イスラス ドリブル( クラブ7 )65+( 2 + 3 )=70
ラムカーネ シュートに備える( ダイヤK )68+( 1 + 6 )+(ZEROシステム+5)+(予想失敗-1)=79(※)
【攻撃】-【守備】≦-2→ラムカーネがボールを押さえた!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イスラスの狙いはドリブルだった。
ただし完全なトップスピードを見せるわけではなく、ラムカーネの動作を見切る余裕を残してである。
それでも並みのプレイヤーなら一瞬で抜き去る事が出来るはずだった。

イスラス「(おかしい…)」

鍛え上げられた脚をストライドさせ、ゴールへと迫るイスラス。十分過ぎる重圧を与えているにも拘らず、
目の前のラムカーネからは何の反応も感じられなかったほとんど身構えもせずジッと自分の目だけを見ている
ラムカーネの姿に、やがてイスラスの精神は呑まれていく。隙だらけに見えて全く隙がないという矛盾。

イスラス「(クッ…!)」

イスラスは何かとてつもなく大きな物を相手にしているような錯覚を覚えていた。
それを振り払うように視線を一瞬だけ外し、もう一度ラムカーネの方に向き合う。
だが、そこにはもう誰も居なかった。

448 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 18:48:27 ID:???
ガッ…!
イスラス「(…!!)」

イスラスの脳が驚愕の信号を発したのと、ラムカーネがボールを押さえたのと、
一体どちらが速かったであろうか?当のイスラス本人にも判断が出来なかった。
彼がハッキリと現状を把握した時には、敵は既に落ち着き払って独り言を呟いていた。

ラムカーネ「任務完了…」

イスラス「(こいつの精神力…常人のそれとは掛け離れている……)面白い…。」


※ラムカーネがKで勝利しました。LVが上がり、全能力が1上昇します。
 さらにフラグAをゲットしました。1対1で再びK以上を引くと回収されます。

※イスラスの本気度が上がりました。ラムカーネに対しては今後本気モードになります。



一方その頃…


〜スタディオ・エンニオ・タルディーニ〜

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

観客「バティゴールが!!」「流石ミラクルウォールだぜ、ミラクルパルマの代名詞!」
 「いや、本当の殊勲者はクスタさ」「くそ、もっと崩してけよファケッティ!」「オーバーラップだ!」

449 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 18:50:53 ID:???
チャーリー「さあグループB予選最終戦のユヴェントス対パルマ、激しい序盤の攻防が続いております!
現在まではユヴェントスが中盤を支配し、シュートを2本放っております!しかしパルマの守備は堅い!
クスタくんの指示によるディフェンスの連携は、ユヴェントスにPA内までボールを持ちこませません。
PA外からバティンくんが必殺のバティゴールを放ちましたが、これもシューマッハくんが見事にキャッチ!
これは暫くゲームが停滞しそうだ!」

ファケッティ「ふう…流石に強いな。やはり奴の力が必要なのか…」

放送「おっと、ここでユヴェントス側は選手交代です!ミハエル、ミハエル・ドノヴァンくんが遂に登場!
天才ドリブラーと言われるその実力はどの程度の物なのか!?」

ミハエル「やっと出番か……ま、ボク抜きでクスタの守備は崩せないと思ってましたけどね。」

同時刻に行なわれているユヴェントス対パルマ、今のところはユヴェントスのペースで試合が進んでいた。
だがユヴェントスもパルマのディフェンスを思うように崩せず、無理なシュートを撃たされている状況…
ユヴェントスは遂に秘密兵器であるミハエルを投入していた。
勝負の行方はまだ見えていない。



〜スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ〜

放送「止めたあああ!1対1という絶望的な状況にも全く揺るがないラムカーネくん!
そしてDFもカルネバーレくんのパワーヘッドを見事に防いでいます!やはり堅い
フィオレンティーナのディフェンス陣、これはまだまだ勝負は分かりません!」

観客「SUGEEEEEEE!!!!!」「い、今の見えたかよ!?」「イスラスの加速も無茶苦茶だがラムカーネもヤベェ!」
 「おい、こりゃ勝負は読めんぞ!?」「いや、ジノも点取られてるし…」「このまま中盤がやられちゃな…」



※本日の更新はここまでです、ありがとうございました。

450 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 19:53:51 ID:???
乙でした!

451 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/25(日) 20:15:10 ID:???
関係ないですが、チャットログを読ませて頂きました。(うpして下さった47さんに感謝!)

なんかアンザーニ監督の事が話題に出ていてとても嬉しかったのです。
いつも読んで参加して下さって皆さんありがとうなのです。

452 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 20:27:13 ID:???
乙でした。

ログうpは48です。
47はチャットを設置した698さんですよ〜。

453 :森崎名無しさん:2010/04/25(日) 23:54:45 ID:???
ラムカーネが生きている前半のうちにどれだけ経験をためられるか・・・
アンザーニの説明で難しいそうといっていたレントゥルスの覚醒、意外と実線派?
でも前々からやれる奴とは思っていた!
それに比べるとスペルマンとダラピッコラは覚醒しないし機会も少ないな
強敵ばかりが突撃するから辛い、運を味方につけてほしい。

454 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 16:38:58 ID:???
>>450、452
乙感謝です、いつもありがとうございます。
そして勘違い…( ̄◇ ̄;)

改めて、698様およびログを上げて下さった48様に感謝致します。


>>453
レントゥルスは並外れた怖がり・ヘタレなキャラなのです。
ゆえに危険に対する察知能力(生存本能)が高いのかも知れません。
これを「スキル・ヘタレーダー」としましょう、こんな能力がレントゥルスに付与されるかも?

その通り、スペルマンらは活躍できてないんです。
もう少し展開を工夫しないといけないと思っています。

それ以前に、うちのスレでは覚醒するのが強者ばかりという傾向が…
むーん…

455 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 16:47:56 ID:???
ジョーカーは別としてK引いてもダイスが悪ければ意味ないからね

456 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 17:02:20 ID:???
>>455
そのK引きすら起こってなく、何かしらコツを掴む描写すら書けないのでテコ入れも出来ない状況ですね。
取り敢えず、もう少し登場の機会をどうにかしようと思います。

…っと、重大な(守備)展開下手に今更気づきました。

457 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 17:08:18 ID:???
1対1の絶望的なピンチを救ったのはGKのラムカーネだった。しかも止めた相手は高速のイスラスである。
このスーパープレイにサンシーロス・タジアムが沸いた。しかも、どよめくのは観客だけではなかった。

リベリ「イスラスが1対1で止められた・・・だと!?」

マンチーニ「ヘルナンデスよりは楽な相手だと思いたかったが・・・。」

カルネバーレ「ハッ!DFもGKも骨がありやがる、潰し甲斐がありそうだ!」

ブルノ「うっそぉぉ!?なんでパワーヘッドで点取れないんだよ!
このオレ様でも今のじゃ2点取られてるところだぜ!?」

ジャシント「ブルノ、ちょっと黙れ(ニコ)」

ブルノ「ひぎいぃぃぃ!!!」

レッチェの面々は一筋縄ではいかない相手である事を再確認し、警戒を深めていた。
そしてフィオレンティーナもまた、レッチェの連携やイスラスの高速に舌を巻いた。

458 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 17:09:31 ID:???
ミュラー「(あのイスラス・・・あれだけカバー範囲が広いとは。)」

スペルマン「(ボクのパスカットじゃレッチェの相手にならないか・・・)」

ダラピッコラ「(くそっ、また止められなかった・・・ミスギの練習時間を奪っといてこの様かよ!)」

中山「切り替えるんだ、攻撃だぞ皆!」

ラムカーネ「・・・」

中山の言葉が終るや否や、ラムカーネはボールを蹴り出した。レッチェの攻撃はシュートの後に
イスラスの1対1を経た終わり方なので、十分に下がる時間を稼がれている。勿論フィオレンティーナの
攻撃はカウンターにならない。中継役のレントゥルスにボールは渡り、そこから緩やかに崩すしかない。

三杉「さて、この攻撃はどうする・・・?」

A ボクがボールキープで敵を右サイド寄りに引き付けて、一気にサイドチェンジで崩そう。
B バンビーノに中盤で勝負させて、そのままマルコに出させよう。
C 中山にオーバーラップを仕掛けさせて敵を混乱させるか?
D シンプルにサイドから裏へボールを出し、新田を走らせよう。

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

459 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 17:11:14 ID:AuEbwZNk


460 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 17:19:08 ID:fYv93RVs
A

461 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 17:36:38 ID:zfXGhW5+


462 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 19:19:20 ID:???
>D シンプルにサイドから裏へボールを出し、新田を走らせよう。

三杉「(カウンターじゃなくても基本的な戦術は同じ・・・よしレントゥルス。)」

レントゥルス「(オッケー)」

三杉の指示に頷き、レントゥルスはルックアップして広くグラウンドを見た。
と、同時に三杉とマルコが両サイドに広がる。この動きにつられて敵も拡がる。
マンチーニがやや引いて、中央からマルコ寄りのポジショニングを。
リベリは三杉の進行方向を塞ぎ、ジャシントも中央から三杉寄りの態勢を見せる。
レントゥルスはレッチェの戦力バランスから、直感でコースを決定した。

レントゥルス「うーん・・・こっちかな?」

ポンッ!

放送「さあレントゥルスくんが左サイドのマルコくんにボール流した!おっと、WGのモゼくんが
これをカットに行くぞ!?レッチェ、前線から積極的にボールを奪いに行く姿勢を見せます!」

463 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 19:20:24 ID:???
モゼ「見え見えだぜ!!」

レントゥルス「多分大丈夫な気がする・・・かも?」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★レントゥルス パス(! card)62+(! dice + ! dice)=★
★モゼ パスカット(! card)57+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→マルコにパスが通った。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノとカルネバーレの競合い)(ミケーレがフォロー)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

464 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:21:28 ID:???
★レントゥルス パス( クラブ9 )62+( 42 )=★

465 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:25:50 ID:???
★モゼ パスカット( ダイヤA )57+( 41 )=★

466 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:26:13 ID:???
★モゼ パスカット( クラブJ )57+( 64 )=★

467 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 19:50:02 ID:???
レントゥルス パス( クラブ9 )62+( 4 + 2 )=68
モゼ パスカット( ダイヤA )57+( 4 + 1 )=62

【攻撃】−【守備】≧2→マルコにパスが通った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シュゥゥゥゥゥン・・・

モゼ「クッ・・・!」

レントゥルスの予感は的中し、見事にパスが通る。
攻撃では目が回るほどの連携を見せていたレッチェだが、守備ではそれほど光っていない。

レントゥルス「やった!オレってもしかして上手くなってる?」

無論、レントゥルスの成長あっての事ではあるが・・・ともかくレントゥルスは基点として役割を果たした。
これでレッチェの最終ラインはサイドからの攻撃に曝される事になる。
・・・にも関わらず、レッチェの中心選手たちは笑みを崩していなかった。

マンチーニ「(サイドアタックか・・・)」

ディッテンベルガ「(なるほど、少しは考えてきたようだ。だが・・・)」

468 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/26(月) 19:51:54 ID:???
ポスッ!
マルコ「ナイスパス!」

ミケーレ「マークしてて良かったぜ・・・っと。ここは通さないぜ。」

マルコ「(すぐ側にマンチーニが迫ってきている・・・モタモタしてられないぞ。)」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マルコ ドリブル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
★ミケーレ タックル(! card)59+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ドリブル突破!アーリークロスだ!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノがフォロー)(ラインを割ってスローイン)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。



※本日の更新はここまでです。ありがとうございました。

469 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:54:13 ID:???
★マルコ ドリブル( スペード4 )63+( 26 )=★

470 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:54:42 ID:???
★ミケーレ タックル( card)59+( 61 )=★

471 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:56:04 ID:???
★ミケーレ タックル( ダイヤ2 )59+( 13 )=★

472 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 20:14:50 ID:???
あれ?
レッチェの雑魚の中じゃそれなりに強かった(と思う)モゼとミケーレが
そんなに強くないね。それが救いではある。


つか、ブルノさんより、控えのゴールキーパーばっかり使ってたあの頃

473 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 20:30:15 ID:???
モゼは運び屋としては便利だが守備は上手くなかったしな。


控えGKのオテッロも飛び出しは得意だが、セーブ力はブルノよりひどいし。
何より経験値引き継ぎがなくて育てても意味ないから使わなかったな。

474 :森崎名無しさん:2010/04/26(月) 21:53:46 ID:???
ブルノは、ルックスだけはゲーム中屈指ですよねぇ…。

アモロコールでお馴染みの人気者、『フランスの恋人』アモロよりイケてるし…。

ウイイレネタになりますが、マスターリーグ初期GKのイヴァロフ。
彼のように、ルックス先行で見られるから腐ってる、というネタ。

まぁ…どちらにせよ、ただの笑い者にしかならないですが。

475 :書記:2010/04/26(月) 22:45:24 ID:???
>>454
乙でした&どういたしましてです

それとできれば様付けはやめてもらいたいです
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1268736642/52

476 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 12:10:24 ID:???
>>472
逆に考えるんだ!カンピオーネのレントゥルス達が強いと・・・!
そして控えGKを使っていたのは私も同じですw
あと、ヘッドだけ強いアロンネも個人的に好きでした。

>>473
経験値引継ぎとか知らなかったあの頃・・・
ってか、あれですね。今回のレッチェの数値はバランス優先でした。
ジャシントやリベリをそのままの数値で使ったらムリゲーというw

>>474
ブルノは確かにイケメン・・・何故テクモはイケメンの無駄使いをしたし?
関係ないですが個人的にオルダスはオルヘスに脳内変換して使ってます。

>>475
おお、なるほど把握しました。
ではアルシオン書記、今後もどうぞよしなに・・・

477 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 12:16:36 ID:???
マルコ ドリブル( スペード4 )63+( 2 + 6 )=71
ミケーレ タックル( ダイヤ2 )59+( 1 + 3 )=63

【攻撃】−【守備】≧2→ドリブル突破!アーリークロスだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

インテル戦後の合同練習で三杉はマルコの成長をその目で見ていた。
それゆえ、パスを受けた後の体勢から、三杉はマルコの突破を確信する。

シュンッ・・ダダダダ!!

ミケーレ「くっ、上手いじゃないか!」

マルコ「(ここまではいい・・・問題は馴れないサイドからのパス出し!)」

ミケーレを抜いたマルコはすぐにさま足を振り上げた。
僅かな瞬間で新田とのアイコンタクトを確認し、そのまま蹴りだす。
不完全なアーリークロスと新田のダッシュ力、これがオフサイドトラップに対抗できるのか・・・
フィオレンティーナ側はそういう勝負だと思っていた。

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★アーリークロスの行方→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ハート、スペード、クラブ→イベント発生
ダイヤ→ディッテンベルガのオフサイドトラップ判定へ
JOKER→ 問 答 無 用 に 成 功 !

478 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 12:17:40 ID:???
★アーリークロスの行方→ ダイヤ10

479 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 13:16:04 ID:???
>ダイヤ→ディッテンベルガのオフサイドトラップ判定へ

ミケーレを抜いたら間を置かずにクロスを上げてくる・・・ディッテンベルガはそう考えていた。
DFラインを上げてプレイエリアをコンパクトにした時、対抗策として相手が狙ってくるのは何か?
答えはサイドアタックである。


90年代最大のトレンドになったゾーンプレス戦術。この戦術が世界に与えた衝撃は大きい。
欧州の数多くのチームに採用され、ここにゾーンプレス対ゾーンプレスの構図が出来上がった。
その結果生まれたのは中盤の飽和である。フィールドに対して選手達の密度が上がりすぎ、
味方へのパスも360度で考えなければならない、敵からのチェックも360度備えなければならない・・・
その状況は精神的にも肉体的にも選手達を追い詰め、サッカーの限界を見せる事になる。
だが、その限界を超える為の戦術が2000年代に生まれた・・・
それこそがサイドアタックとゾーンプレスの融合であり、ウインガーの復活である。
クリスティアーノ・ロナウド、オーフェルマルス達は中盤の限界をサイドから超えていった。

三杉はラインを上げたポゼッション・ゾーンプレスに対し、すでにこの絵を見据えていた。
そして、ディッテンベルガもまた同じような絵を見ていた。

480 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 13:17:49 ID:???
ディッテンベルガ「そんな中途半端なサイドアタックが通用すると思うな!」


先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
@・・・★新田のダッシュ→! card★
A・・・★マルコのアーリークロス→! card★
B・・・★ディッテンベルガのオフサイドトラップ→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

@はマークがクラブの5以下で失敗します。
Aはマークがクラブで失敗します。
Bは数値が1〜3で失敗します。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで「隼ダッシュ」発動、Bの失敗範囲が1つ広がります。
マルコのマークがダイヤで「ピンポイントパス」発動、Bの失敗範囲が1つ広がります。
マルコの数値がAで「不慣れな左サイド」発動、自動的に失敗します。

481 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 13:23:23 ID:???
@・・・★新田のダッシュ→ クラブJ

482 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 13:23:30 ID:???
ちなみに今回は

@・・・★新田のダッシュ→! card★

これを記入する一列とします。
すみません、混乱させますが今回はこれでお願いします。

483 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 13:26:11 ID:???
A・・・★マルコのアーリークロス→ スペード8

484 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 13:33:14 ID:???
B・・・★ディッテンベルガのオフサイドトラップ→ スペード9

485 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 13:33:22 ID:???
B・・・★ディッテンベルガのオフサイドトラップ→ ダイヤ3

486 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 19:11:00 ID:???
@・・・★新田のダッシュ→ クラブJ ★(※ノーミス)
A・・・★マルコのアーリークロス→ スペード8 ★(※ノーミス)
B・・・★ディッテンベルガのオフサイドトラップ→ スペード9 ★(※ノーミス)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マルコ「(ペナルティエリアと最終ラインの中間に・・・!)」

新田「(あそこへ走りこめば・・・今だ!)」

マルコの蹴り出すコース、位置。
新田の走り出そうというタイミング、ボールの着地点。
アイコンタクトの通り・・・いずれも大きな誤差を生じてはいなかった。

バッ!
イスラスに勝るとも劣らぬダッシュ力を新田は観客に見せつけ、
マルコの絶妙なアーリークロスをその足に収める事に成功する。

観客「来たー!!」「2試合連続得点してるあいつだ!」「ニッタくん可愛いー!!!」

だが、相手が普通ではなかった。ディッテンベルガがしかけた巧妙な罠は、
新田のポジションをいつの間にかオフサイドラインの内側に変えていたのである。

487 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 19:12:03 ID:???
新田「(よし!!ここは隼シュートで・・・)」

ピィィィィィィ!!!!


放送「おっと、これは残念!オフサイドの旗が上がっています!
フィオレンティーナは絶好のチャンスを潰しました!」

新田「そんな!?タイミングは完璧だったのに・・・」

ディッテンベルガ「(シュン・ニッタ・・・警戒に値するダッシュ力だな。
流石はジョアンコーチのお気に入りという事か。)」

ディッテンベルガのオフサイドトラップはまさしく職人芸という名に相応しく、
同じくオフサイドトラップを操る三杉もこのタイミングに驚愕せざるを得なかった。

三杉「(試合の中であのタイミングを決めてくるのか・・・並みの心臓じゃないぞ。
これはそう簡単に裏を取れそうにない・・・かと言って、他の策も有効とは言い難い・・・)」

中山「三杉下がれ!カウンターを狙ってくるぞ!」

三杉「ああ!(そうだな・・・十分に考えて到達した作戦、これを完璧に遂行するしかない。
今はプレッシングの精度を上げ、完璧なサイドアタックを出来るまで・・・我慢の時間だ。)」

三杉は考える事を中断し、守備へと意識を傾けた。
チームが機能しさえすれば必ず対策は成る、そう信じて。

488 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 19:14:07 ID:???
ブルノ「ハッハァー!お前ら用意はいいか!」

放送「さあレッチェの間接フリーキックです。ボールを蹴るのはボールに一番近かったGKブルノくん・・・
えっと、GKがこんなに前に出て大丈夫なんでしょうか・・・?」

リベリ「うちにはGKなどいない。」

ジャシント「ま、そーゆーこった。」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★フィオレンティーナ対レッチェのランダムイベント→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→アンザーニ「む、これは・・・もしかして。」なんか気付いたんすか?
ハート、スペード→イスラス「フッ、オレに持ってこい・・・!」おや、イスラスがやる気だ
クラブ→新田「ブツブツ・・・さっきのタイミングはオフサイドじゃ・・・」ちょ、さっきの引き摺ってるよ!
Joker→おや?スペルマンとダラピッコラの様子が・・・

489 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:17:19 ID:???
★フィオレンティーナ対レッチェのランダムイベント→ ダイヤ4

490 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 19:52:57 ID:???
>ダイヤ→アンザーニ「む、これは・・・そうか!」なんか気付いたんすか?

アンザーニはこの間接フリーキックに違和感を覚えていた。
フリーキックをGKが蹴る例は確かにある。敵ゴール前の直接フリーキックを蹴るGKだって存在する。
だが、間接フリーキックをGKが蹴る・・・ペナルティエリア内もしくはその付近であれば問題ないが、
場所はゴールから25mほど・・・万が一カットされたら失点の危険が大きい位置である。

アンザーニ「(ふむ・・・レッチェは何故このようなリスクを・・・?)」

思い浮かんだ疑問をアンザーニは反芻し、場面を振り返って思索した。
その疑問は他の疑問を次々に生み、これまでの情報と組み合わさって一つの仮説を導き出す。

アンザーニ「もしや・・・ふむ、これはマズイかも知れませんね。」

この間にブルノのフリーキックで試合は再開され、レッチェのパスがフィールドを蹂躙していた。
指示を出している三杉、バンビーノ、そして何故だか神がかり的な直感でプレスを成功させる
レントゥルスを除いた3人は、このパスワークに対して目を回す勢いだった。
しかしそれでも何とか勘を掴んでやろうと懸命に走る。

491 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/27(火) 19:56:00 ID:???
==============MISSION==============
マルコ、ブンナーク、新田のポジショニング判定に、それぞれダイヤを出せ。

※今のままではフィオレンティーナの守備が機能せず、攻撃にも影響がある。
 この試合中、なるべく早く彼らにコツを掴ませてチーム戦術を機能させよ。 
==============MISSION============== 


先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのポジショニング→! card
★新田のポジショニング→! card★
★マルコのポジショニング→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→そうか、この距離感だ!
ハート、スペード→遠すぎる・・・
クラブ→近すぎる!危険だ!
Joker→新田「ボールを寄越せエエ!!」チェーザレ「うわ、ちょ!」敵のトラップミスだ!



※本日の更新はここまでです、どうもありがとうございました。
 スレ内でキャプ翼5の雑談されてて個人的に嬉しいです。

492 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:56:30 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ ダイヤ8

493 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:57:14 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ ハート6

494 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:58:03 ID:???
★新田のポジショニング→ ダイヤK


495 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:58:18 ID:???
★新田のポジショニング→ クラブJ

496 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:58:23 ID:???
★マルコのポジショニング→ スペードK

497 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 19:59:47 ID:???
マルコが一番得意そうなイメージあったんだけどね
これは意外な結果にw

498 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 20:01:52 ID:???
あとマルコだけw
ジョアンが集めただけはあるw
マルコも早くコツ掴めよ!

499 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 20:05:59 ID:???
ブルのは本当に使わなかった。
池面でへたれというのが本当に腹が立ったので。
パルマ戦でイベントで自殺点をかましやすいこととか。

で、経験値引き継がないから、その怒りはやはりブルノへ向かった。

500 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 20:23:53 ID:???
GKとしてはダメダメなブルノは
実はパサーとしては優秀というオチですか監督?

501 :森崎名無しさん:2010/04/27(火) 21:44:45 ID:???
毎試合オテッロ使ってたのに森崎の判断力がAだったなあ
あと最終的に若林のレベルが52になったし特に問題は無かった

502 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 01:12:43 ID:???
控えでもLV(と判断力)は上がるしな。
シニョーリ道場でGKとDFを鍛えたのが懐かしいぜ。

503 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:10:52 ID:???
>>497-498
FWのダイヤ2連は完全に予想外でしたwもう少し手こずるかと思っていたんですが。
結構ドSな展開にしたのにフィオレンティーナは強くて困りますw

>>499
イケメンへタレは本当にガッカリでしたwとにかく初戦のミランでのトラウマ。
バンビーノが球持ったら失点が鉄板という・・・オフサイドの有効利用を発見するまでは
とにかく負けまくりでした。

>>500
まだ内緒ですw

>>501-502
皆さん詳しいなあ・・・漫然とプレイしてた過去の自分に教えてやりたいです。

504 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:11:53 ID:???
ブンナークのポジショニング→ダイヤ(※そうか、この距離感だ!)
新田のポジショニング→ダイヤ(※そうか、この距離感だ!)
マルコのポジショニング→スペード(※遠すぎる・・・)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

完全な手探りで始まったフィオレンティーナの戦術は予想よりも短時間で完成度を上げていた。
新田とブンナークは危うさを残しながらも相手へ圧力を与えられるようになっている。
最初の攻防との差は目に見えて明らか・・・アルシオンはこの戦術の浸透速度に驚きの声を漏らした。

アルシオン「全体の動きが良くなっている、しかも驚くべき速さで・・・
コーチ、これは貴方の魔術によるものですか?」

ジョアン「いや、私は彼らにゾーンプレスを教えてない。無論、知識もな。
だだ、敵に圧力を与える動作や1対1の間合いはインチ単位で例外なく全員に叩き込んできた。」

アルシオン「なるほど・・・動作の基盤は既に与えていたんですね。」

ジョアン「ただ、この場でそれを実践できるのは私の想定外だ。
甘く見ていたかもしれんな、ジュン・ミスギを。」

アルシオン「ジュン・ミスギ・・・(あの彼か。)」

505 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:13:12 ID:???
ジョアン「見ろ、ミスギとバンビーノは周囲に細かくサインを出しているだろう・・・
パスコースを塞ぐ指示は彼らが出している筈だ。そこまでの判断力と連携力は奴らにはない。
彼らはただ指示に従い、効果的な動作を実践するだけだ。」

アルシオン「なるほど・・・でもコーチ、まだ穴があるようです。」

ジョアン「うむ。」

アルシオンが指摘した選手はマルコだった。先ほどは近付きすぎてパスを出されてしまったマルコ。
今度は逆に慎重になりすぎたのか、そのパジショニングは相手から離れすぎていて、プレッシャーを
与えられていない状況になってしまっていた。

マルコ「パスは出させないぞ!」

ジャシント「コースは潰せてるよ、確かにな。でもオレをこんなに自由にしちゃダメだろう?」

ダダ・・・・! ・・・ササッ!

マルコ「クッ!」

506 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:14:24 ID:???
ジャシント「そら、ミケーレ!」

ポンッ!

ミケーレ「よし、返すぜ!」

ポンッ!

マルコ「ああ・・・(くそ、ダメだ・・・)」

放送「ジャシントくん上手い!マルコくんをスピードとフェイントで揺さぶり、
強引にパスコースをこじ開けた!そして返す刀のワンツー、見事な連携です!」

観客「なにやってるんだー!」「またあいつの所からだ!」「しっかり守れ!」

ジョアン「・・・マルコは理性的で優秀な選手だ。だが今はその理性が邪魔をしてしまっている。」

507 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:15:32 ID:???
ジョアンのこの言葉にアルシオンは首を傾げた。

アルシオン「チーム戦術で理性が邪魔を?おかしな話ですね。」

ジョアン「ベストなプレイは理性と本能のバランスが良い時に実施出来るものだ。まず、根源となる
理性の無いプレイは獣のプレイだ、その時の反射任せで役に立たん。だが理性だけのプレイもダメだ。
一旦思考を終えてから動作に移行するというクッションを置く為、やはり反応は遅れる。
今回のような距離感の誤差修正を細かく考えねばならない事態には最悪の相性だ。」

アルシオン「FWは理性と本能のバランスが取れていると・・・?
あの黒くてデカイのに理性があるとは、オレには思えませんが。」

ジョアン「奴らの場合は個々の動作が本能を経由して理性に叩き込まれ、それを身体が覚えている。
それにFWは敵へプレッシャーを与える仕事のポジションだ。意識は常にその事に向けられてきた。
対してマルコはそこまでの中継点にしかない、この差は大きい。」

アルシオン「なるほどね・・・ハハハ。」

ジョアン「何が可笑しい?」

508 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 13:17:29 ID:???
アルシオン「だって、教え子の事をすごく理解してるじゃないですか?
流石はコーチですよ。それに、いずれ教えるつもりだったんですね?ゾーンプレスを。」

ジョアン「いや、私は“このチームに”ゾーンプレスを教えるつもりはなかった。
ただ、今後世界のスタンダードになるだろう戦術だ。いつかは知らなければならなかった。」

アルシオン「(え・・・?コーチ?)」

ジョアンとアルシオンの会話の間中にも攻防は続いている。
マルコの動きを無効化したジャシントはボールを持って前に出た。
そして再びそれはマンチーニに渡り、次のパス体勢に入っていた。
三杉は周囲の状況から飛び込むパスコースを見定めた。

三杉「(またリベリが上がってきている・・・モゼとカルネバーレにバンビーノとレントゥルスが
付いている今、このパスはリベリとイスラスとの2択になるか?)」

A リベリへのパスコースを塞ぐ
B イスラスへのパスコースを塞ぐ

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※正解率は約1/3です。(マルコがミスったので)

509 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 13:27:57 ID:UBUcIdTQ


510 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 13:39:09 ID:ZuqeiXGQ



511 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 13:48:45 ID:???
イスラスやばいしね。
カルネバーレがヘッド連発して息切れしてくれればそれだけ守りやすくなる。
イスラスがスタミナ切れするほど攻めさせたら失点しかねないw

512 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 14:06:36 ID:???
着実にvsカンピオーネルートの伏線が張られてるなあ…
やはり三杉はシュウよろしく「僕を操ろうとは許せませんね」なのか?w

513 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 15:25:00 ID:???
>B イスラスへのパスコースを塞ぐ

三杉「(よし、ここはイスラスに絞る・・・!)」

イスラスにボールが渡った時のリスクを本能的に怖れた三杉は、迷う事なく狙いを絞った。


先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニのパスの行く先→! card★ 数字が1〜4:ジャシント、5〜9:リベリ、10〜13:イスラス

★マンチーニ パス(! card)62+(! dice + ! dice)+(ポゼッションサッカー+1)=★
★三杉 パスカット(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パス成功、またもピンチ到来だ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(イスラスorリベリがフォロー)(ドミーニコがフォロー)(ダラピッコラがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マンチーニのマークがダイヤで「スライドパス(+2)」が発動します。
マンチーニのマークがハートで「鋭いパス(+1)」が発動します。
三杉のマークがダイヤで「スプリットパスカット(+2)」が発動します。
パス相手がリベリなら「読み違いペナ(-7)」、ジャシントなら「自動失敗」が付きます。

514 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 15:29:44 ID:???
★マンチーニのパスの行く先→ ハート5 ★ 数字が1〜4:ジャシント、5〜9:リベリ、10〜13:イスラス

515 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 15:31:16 ID:???
★マンチーニ パス( ダイヤ5 )62+( 25 )+(ポゼッションサッカー+1)=★

516 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 15:31:27 ID:???
★三杉 パスカット( スペード5 )65+( 35 )=★

517 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 17:47:06 ID:???
マンチーニのパスの行く先→5(※リベリ)

マンチーニ パス( ダイヤ5 )62+( 2 + 5 )+(スライドパス+2)+(ポゼッションサッカー+1)=72
三杉 パスカット( スペード5 )65+( 3 + 5 )+(読み違いペナ-7)=66
【攻撃】−【守備】≧2→パス成功、またもピンチ到来だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マンチーニ「(よし、ここはワンテンポ置く・・・リベリ!)」

リベリ「(任せろ)」

ポンッ!
ブァァァァァ・・・ックン!

三杉「クッ、そっちか・・・!」

放送「おっと、三杉くんここは逆を突かれたか!?急転換してパスを追いすがるも届かない!
そしてオーバーラップしたリベリくんがパスをキャッチ。フィオレンティーナの誇る中盤が
今日はズタズタに引き裂かれています!」

518 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 17:48:13 ID:???
リベリ「他愛ない・・・だが、ここからが難しいんだったな。」

中盤を突破したレッチェはここで改めて気を引き締める。
フィオレンティーナの堅守を先ほどの攻撃で思い知っていたからだ。
リベリは攻め方を一瞬だけ検討し、それを行動に移した。

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★リベリはリベリ、ピピンさんじゃないよ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→リベリ「ジャシント!オフェンス1031だ!」
ハート→リベリ「やはりカルネバーレに撃たせるか・・・」
スペード、クラブ→リベリ「もちろんイスラスだ、頼むぞ!」
JOKER→リベリ「見えたぁ、ホーミングショット!」 ジャシント「えええええええ!?」

519 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 17:50:59 ID:???
★リベリはリベリ、ピピンさんじゃないよ→ クラブ6

520 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 17:51:10 ID:???
★リベリはリベリ、ピピンさんじゃないよ→ ハート2
二択なら取れそうだけど、イスラスに渡す可能性が若干低いな。
イスラス以外にヤマを張れば取りやすいけど、奴にボールを渡すのは極めて危険

521 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 18:12:03 ID:???
レッチェつええなぁ
キャプ翼5の最弱さが嘘みたいだぜ

522 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 19:13:09 ID:???
>>521 これが魔改造です・・・

>クラブ→リベリ「もちろんイスラスだ、頼むぞ!」

リベリ「もちろんイスラスだ、頼むぞ!」

リベリの判断は迷うところがなかった。
カルネバーレという点取り屋の存在は大きいが、レッチェの攻撃の中心は間違いなくイスラスだった。
三杉の体勢が整っていない今なら簡単にパスが通る。そして、敵のSBは彼の相手になりそうもなかった。

ポンッ!

放送「リベリくん、すぐにボールを置いた!そこに走るのはやはりこの人、イスラスくん!」

ダラピッコラ「(うちのディフェンスはこっからマンツーマン・・・オレが止めなきゃならねえ!)」

イスラスにたいして敢然と向かっていくダラピッコラ。だが、その目には焦りの色があった。
中山はダラピッコラの焦りに気付いていた。

523 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 19:16:18 ID:???
中山「(ダラピッコラのあの様子・・後ろからフォローしてやるべきかも知れない。
モゼにはスペルマン、カルネバーレにはミュラーがマンツーマンで付いている。
俺はリベロ(自由)・・・攻撃への参加だけじゃない、守備にも多くの選択肢を与えられているんだ。)」

イスラス「フンッ・・・」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★中山の判断→! card★
★イスラスの攻撃→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

ダイヤ、ハート→ここは、ダラピッコラをフォローだ。(中山)/DFを抜いて1対1だ・・・(イスラス)
スペード、クラブ→いや、PAを守るぞ。(中山)/あれをやるか・・・(イスラス)
JOKER→???/???

524 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:18:26 ID:???
★中山の判断→ スペード4

525 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:19:38 ID:???
★イスラスの攻撃→ ハートK

526 :キャプテン三杉:2010/04/28(水) 19:34:08 ID:???
ダイヤ、ハート→ここは、ダラピッコラをフォローだ。(中山)/DFを抜いて1対1だ・・・(イスラス)
スペード、クラブ→いや、PAを守るぞ。(中山)/あれをやるか・・・(イスラス)
JOKER→???/???

>中山の判断→ スペード(※いや、PAを守るぞ。)
>イスラスの攻撃→ ハート(※DFを抜いて1対1だ・・・)

中山「(いや・・・やはりポイントゲッターはカルネバーレ、こいつのパワーヘッドは無視できない。)」

先ほどのパワーヘッドの威力を思い出し、中山はカルネバーレから離れるべきでないと判断した。
しかしその判断は誤りだった。イスラスはパスを出す気などなく、ゴールに対して最短距離を
抜けようとしていたのだ。一度機を逃して立ちはだかれるようなスピードではない。
この時点でラムカーネまでの最後の壁はダラピッコラのみとなった。

イスラス「(一人か、嘗められたな・・・)」

ダラピッコラ「(止める、、止める、、、止める!)」

527 :キャプテン三杉:2010/04/28(水) 19:36:00 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★イスラス ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
★ダラピッコラ タックル(! card)61+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→イスラスがドリブル突破、ラムカーネと1対1だ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(ラインを超えてコーナーキックに)(カルネバーレとミュラーが競り合い)(中山がフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
イスラスのマークがダイヤで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
イスラスのハートで「クライフターン(+3)」が発動します。

528 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:36:50 ID:???
★イスラス ドリブル( クラブA )65+( 43 )=★

529 :キャプテン三杉:2010/04/28(水) 19:38:06 ID:???
本日の更新はここまでになります、どうもありがとうございました。
また次回も宜しくお願い致します。

GW中の更新はあまり出来ないかも知れません。
申し訳ありませんが、どうぞゆっくり待っていて下さると嬉しいです。

530 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:41:11 ID:???
★ダラピッコラ タックル( ハート2 )61+( 12 )=★

531 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:41:26 ID:???
★ダラピッコラ タックル( スペード10 )61+( 44 )=★

532 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 19:57:08 ID:???
技を使うまでもない、ということですな

533 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 21:50:20 ID:???
>>532
ここまでレッチェにはカス引きがありません。
敵チームの引きが強いのは板全体の流れなの?


独り言
明日は結構更新できそうだー!
ガンガン書いて、空いた時間はポイズンスレを1から見返したいと思います。
自由サイコー!

534 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 22:25:16 ID:???
ポイズンスレってなんぞ?
ファイナルファイト?

535 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/28(水) 22:29:04 ID:???
あ…幻想のポイズンなのです。
ちょっと軌跡を振り返ってみたくなりましてw

536 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 22:50:25 ID:???
幻想のポイズン全33スレ好評連載中!

イスラスもっとスロゥリーに走ってくれw中山達が間に合わないw

537 :森崎名無しさん:2010/04/28(水) 22:56:57 ID:???
乙です。

レッチェのメンバーは…

カルネバーレ「俺がレッチェの点取り屋だ(来生的な意味で)!」

マンチーニ「井沢のコンパチ言うな!バビントンを返せ言うな!」

イスラス「…………2ではともかく、3、4では空気………。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
驕れる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
猛き者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
……か………。鬱だ氏のう……。」

ディッテンベルガ「今日もまた、ベンチを暖める仕事が始まるお……」

リベリ、ジャシント「必殺シュートが欲しいお……」

という、ゲームで活躍出来ない鬱憤を、ここで晴らしている感じがしますw
明日を楽しみにしてます。
乙でした。

538 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 01:24:12 ID:???
特にイスラスは2ではシュナイダーに匹敵すると言われていたのに、
3では遠征の練習試合で軽くあしらわれ、4では代表落ちしてしまい登場しないルートもある始末。
そして5で完全に姿を消してと、まさにフェードアウト人生。
暴れたくなるのも仕方ないな。


???「クラブチームで登場しているだけお前はまだいいよ。
俺なんか、ストーリーからも外されて、オールスターにしか出番ないんだぜ……」
????「ケッ、ゲーム(4)に出られる分いいじゃねぇか。
あの茶髪野郎が来て以来、代表どころかゲームでの居場所までなくなっちまった俺に比べればよお……(泣)」

539 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 11:58:14 ID:???
>>536
ゲームでも本スレでも止まらないのがイスラスですw
そして下手な必殺技より強いオーバーヘッドキック…

>>537
イマイチ不遇だったキャラの大逆襲www
確かにそうかも知れません。
ジャシント&リベリなんて、技がツインタックルのみなのにFWとか…

>>538
一人はきっとリブタですね?
もう一人は誰だろうw

コインブラ「5では選手生命が危ない怪我を負ってただけです。
完成されたスーパーストライカーはオレだけのはずなのに…」

540 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 13:31:16 ID:???
イスラス ドリブル( クラブA )65+( 4 + 3 )=72
ダラピッコラ タックル( ハート2 )61+( 1 + 2 )=64

【攻撃】−【守備】≧2→イスラスがドリブル突破、ラムカーネと1対1だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ダラピッコラ「うおおおおぉぉぉ!!!」

ズザァァァァァァァ!!!

ダラピッコラは唸り声を上げ、気合い諸共に激しくタックルを繰り出した。
だがその目にはイスラスの動きは映っておらず、めくら滅法なタックルに過ぎない

イスラス「(そんな勢いだけのタックルに怯みはしない…)」

イスラスはドリブル速度を80%程度に抑え、確実なボールコントロールを心がけた。
ダラピッコラのタックルを冷静にやり過ごし、そして再び速度を開放する。

新田「やはり速い…!」

三杉「(いや、それよりも…)」

アルシオン「(冷静だ。)」

541 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 13:33:49 ID:???
放送「かわしたあぁぁ!!!!イスラスくん、そのままゴールへ一直線!これは再び1対1になるか!?」

イスラスのドリブル速度は増す一方である。
普通ならWGがSBを抜いたらCBがカバーに行く、その余裕くらいはある。
そうしてDFを引きつけて決定的なパスを出すのが定石であろう。
だが、そのスピードは定石など軽々と破壊してしまうのだった。

中山「カバーが間に合わない…!(イスラスは捻じ込みとフォローでくると思い込んで…オレはバカか!?)」

イスラス「(ラムカーネ…今度は全力で行くぞ…!)」

ラムカーネ「(戦闘レベル確認…危険だ…)」



542 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 13:34:54 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★イスラスの判断→! card クラブでシュート、その他はドリブル。
ラムカーネの判断→! card ダイヤかハートでドリブル、スペードかクラブでシュートに備える。★

★イスラス ドリブル/一人時間差シュート(! card)65/67+(! dice + ! dice)+(高速+2)=★

★ラムカーネ ドリブル/シュートに備える(! card)68/68+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【攻撃】-【守備】
≧2→イスラスがゴールを決めた!
=1、0、-1→ボールは弾かれた。左から順に(モゼがねじ込み)(マンチーニがフォロー)(レントゥルスがフォロー)
≦-2→ラムカーネがボールを押さえた!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
イスラスがドリブルを選択した場合、マークがダイヤで「高速ドリブルFD(+5&吹飛係数4)」、
ハートで「クライフターン(+3)」、スペードで「ごういんなドリブル(+2&吹飛係数2)」、
クラブ10以下で「ボール制御不能(-4)」が発動します。
イスラスがシュートを選択した場合、カードの数値が10以上でGKの態勢を崩します。
ZEROシステムの恩恵で、ラムカーネは予想を外してもペナは-1で済みます。

543 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 13:35:18 ID:???
★イスラスの判断→ ハート3 クラブでシュート、その他はドリブル。
ラムカーネの判断→ クラブK ダイヤかハートでドリブル、スペードかクラブでシュートに備える。★


544 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/04/29(木) 13:38:05 ID:???
★イスラス ドリブル/一人時間差シュート( ダイヤQ )65/67+( 4 + 5 )+(高速+2)=★

545 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 13:38:25 ID:???
★ラムカーネ ドリブル/シュートに備える( ハート2 )68/68+( 4 + 2 )+(ZEROシステム+5)=★

546 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 13:40:18 ID:???
ポスト?

547 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 13:47:00 ID:???
ポストですねこれw

548 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 13:51:49 ID:???
なんか自分がGK引くとポストか枠外ばかりになるなあww

549 :538:2010/04/29(木) 14:04:05 ID:???
速過ぎて止まれなかったってオチかw

>>539
リベリオ「お前だよ! お前のせいじゃねぇか!
何の脈絡もなくユース大会決勝に突然出てきやがって!
それまで、全試合でトップ下張って活躍していたのに
晴れ舞台でポッと出の野郎に交代させられた俺の気持ちがわかるかあぁぁっ!!」
サトルステギ「もうよせよ……こっちまで泣きたくなってくるぜ……」
(↑こいつも4で姿を消した)

550 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 14:14:29 ID:???
>>548 あなたがポスト神か!
>>549 おや…誰でしたかな?ブラジルの10番は一人だけのはず…w

イスラスの判断→ ハート(※ドリブル)
ラムカーネの判断→ クラブ(※シュートに備える)

イスラス ドリブル( ダイヤQ )65/67+( 4 + 5 )+(高速ドリブルFD+5)+(高速+2)=81
ラムカーネ シュートに備える( ハート2 )68/68+( 4 + 2 )+(ZEROシステム+5)+(予想失敗-1)=78
【攻撃】-【守備】≧2→イスラスがゴールを決め…! ※両者のカード数値の合計が14なのでポストです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イスラス「これがオレの…全力だ!」

グォォォォォ…ズガガガガガガガガガガ!!

イスラスのドリブルは轟音を巻き上げてペナルティーエリアに吹き荒れた。
観客はもはや目で追うのがやっとであり、選手達は追いすがる事すらできない。

ラムカーネ「!!」

三杉「(ま、まだ速くなるのか!)」

中山「ラムカーネ!!」

551 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 14:15:34 ID:???
ズダァ――――

その瞬間、ラムカーネは完全に抜かれた。
彼がフィオレンティーナのゴールを守っているとき、その後ろにボールが存在した事はこれまで一度もなかった。
動けば必ずボールに触れ、その手の中に収め、あるいは前方に弾き返してきたラムカーネの絶対守備。
フィオレンティーナのメンバーすら初めてみる光景がサンシーロに映し出された。

ブンナーク「ラムカーネが…抜かれた!?」

新田「前半…この時間帯で……」

イスラス「勝った!!」

だがイスラスの全力はその異常な速度ゆえ、イスラス自身もボディコントロールしきれない事があった。
そこに鉄壁のラムカーネを抜いた安心感も重なり、ボールへの蹴り出しがぶれてしまったのは必然かもしれない。
だがフィオレンティーナにとっては奇跡のような幸運であった。

ボーーン!!

放送「ポ…ポストだああああ!!ラムカーネくんが抜かれ、遂に均衡が動くと思われましたがまさかのゴールポスト!
だ、だがまだボールは生きている!フィオレンティーナのゴールは空っぽの状況、こぼれたボールに飛びつくのは!?」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→中山がクリアだ!
ハート→ミュラーとカルネバーレが競り合いだ!
スペード→モゼがフォロー!だがスペルマンがすぐに付いた!
クラブ→カルネバーレがパワーヘッドに行く!!
JOKER→???

552 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 14:20:55 ID:???
すみません訂正させてください

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ボールの行方→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→中山がクリアだ!
ハート→ミュラーとカルネバーレが競り合いだ!
スペード→モゼがフォロー!だがスペルマンがすぐに付いた!
クラブ→カルネバーレがパワーヘッドに行く!!
JOKER→???

こちらで…

553 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 14:21:23 ID:???
★ボールの行方→ クラブ5

554 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 14:46:01 ID:???
>クラブ→カルネバーレがパワーヘッドに行く!!

ポストで跳ね返ったボールの角度は非常に大きかった。
これはレッチェにとっては不幸中の幸い、フィオレンティーナにとっては最悪な、絶好の高い浮き球となった。
もちろんそれを見逃すようなカルネバーレではない。ボールに対して駆け寄り…そして跳んだ。

ダッ!

カルネバーレ「ナイスパスだイスラスー!!!」

無論フィオレンティーナDFも黙って撃たせるつもりはなかった。
スペルマンが、ミュラーが、中山が必死でゴールを守りに行く…!

スペルマン「(気に入らないなあこいつ。)」

ミュラー「(撃たせてたまるか…!)」

中山「(ボールを見ろ、奴を見ろ…全身の毛穴をぶち開けろよ…!)」

555 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 14:47:08 ID:???
先着2名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★カルネバーレ パワーヘッド(! card)69+(! dice + ! dice)=★

★スペルマン 高いクリア(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山 ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!ゴールは空っぽなので…
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちて…でもゴールは空っぽだ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(モゼがフォロー)(ラインを割ってコーナーキック)(レントゥルスとマンチーニが競り合い)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

カルネバーレのパワーブロックは吹飛係数3を有しています。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)消費200」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)消費120」が発動します。

556 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 14:48:51 ID:???
★カルネバーレ パワーヘッド( スペード5 )69+( 4 + 4 )=★

557 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 14:51:02 ID:???
★スペルマン 高いクリア( クラブ8 )63+( 4 + 1 )+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( クラブ9 )66+( 5 + 1 )+(人数補正+1)=
中山 ブロック( クラブK )67+( 6 + 2 )+(人数補正+1)=★

558 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 14:51:16 ID:???
★スペルマン 高いクリア( ダイヤQ )63+( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( クラブ5 )66+( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
中山 ブロック( スペード8 )67+( 6 + 6 )+(人数補正+1)=★

559 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 15:16:12 ID:???
旗色悪いな。
DF全部クラブも恐ろしい。一瞬ケガしたかと思った。
だが、中山が覚醒したのは救いだ。

560 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 15:18:34 ID:???
中山が跡部ってるのはさておき
イスラス→失点の流れこれは不味いよ〜
二択パスになっても実質イスラス一択の守備をしないと…

561 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 16:06:13 ID:???
>>559 中山さんが歪みないのです。


カルネバーレ パワーヘッド( スペード5 )69+( 4 + 4 )=77
スペルマン 高いクリア( クラブ8 )63+( 4 + 1 )+(人数補正+1)= 69
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( クラブ9 )66+( 5 + 1 )+(人数補正+1)=73
中山 ブロック( クラブK )67+( 6 + 2 )+(人数補正+1)+(覚醒技+2)=78 (※)
【シューター】−【DF】 =−1→レントゥルスとマンチーニが競り合い
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルネバーレ「かっ消す!!」

ドゴオォォォォッッ!!

スペルマン「(これは強力…!)」
ミュラー「(と、止められない!)」

スペルマンとミュラーを吹き飛ばしてパワーヘッドを放つカルネバーレ。
その目にはゴールへの確信で満たされていた。観客も「これは決まった」と思わざるを得なかった。
だが…

562 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 16:08:09 ID:???
>>560 中山さんはいつかきっと氷の世界を…ないない


中山「(この威力…下手に胸で受けるよりも!)」

ダダッ!

中山「(撃ち返す…!!)」

ガガァッ!!!

中山はこれをボレーキックのような体勢で撃ち返しを狙った。だがその動作は圧倒的に稚拙であり、
頭に描くようなブロックは出来ていない。とはいえ、ゴールを守るという急務を果たす事にはなんとか成功する。

カルネバーレ「なにぃ!?オレのパワーヘッドがまたしても!?」

中山「(こんなんじゃない、もっと遣り様があるはずだ。)」

※中山がKを出しました。前回のKと合わせてフラグAが開花し「ボレーブロック(+2)消費80」を覚えました。
 中山のレベルはすでに頭打ちしているのでレベルは上がりません。ただし、ボーナスとして判断力が1上がりました。

563 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 16:09:09 ID:???
放送「中山くん、見事にブロック!空っぽになっているフィオレンティーナゴールを見事に守りました!
だが、ああっと…これはクリアが小さい!ペナルティエリアの外、これをマンチーニくんが狙っている!」

マンチーニ「まだだ!このルーズボールを拾ってすぐにシュートを撃てば、もう守備は誰も居ない!」

レントゥルス「好きにさせちゃマズイよね…だ、ダメだよ!」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニ 低いトラップ(! card)62+(! dice + ! dice)=★
★レントゥルス 低い競り合い(! card)62+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→マンチーニがトラップした。フリーでシュートを撃ちそうだ!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(モゼがフォロー)(バンビーノとミケーレの競り合い)(三杉がフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

564 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 16:09:47 ID:???
★マンチーニ 低いトラップ( クラブ7 )62+( 54 )=★

565 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 16:10:06 ID:???
★レントゥルス 低い競り合い( スペード6 )62+( 41 )=★

566 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 16:29:19 ID:???
マンチーニ 低いトラップ( クラブ7 )62+( 5 + 4 )=71
レントゥルス 低い競り合い( スペード6 )62+( 4 + 1 )=67

【攻撃】−【守備】≧2→マンチーニがトラップした。フリーでシュートを撃ちそうだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フィオレンティーナにとって綱渡りをしているようなギリギリの展開。
一つ一つが重いレッチェ攻撃を怒涛のように受け続け、それを紙一重で返してきた。
その命運もここで尽きようとしていた。

マンチーニ「(うちのトップチームはセリエAに上がったばかり、しかも既にセリエBに落ちかけている…
だがオレ達の代はレッチェを優勝できるチームに押し上げる!レッチェをエレベーターチームになどしてたまるか!)」

レントゥルス「(す、凄い気迫…!あ、ダメだ!)」

トン……

放送「マンチーニくん執念で競り勝った、このボールを見事にトラップ!これはそのままシュートに行くぞ!?」

マンチーニ「(油断はしない…しっかり決めさせてもらうぞ、フィオレンティーナ)」

スパァァァァァァァァ!!!!


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★誰か跳び込める?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→体勢を崩しながらもラムカーネがダイビング。
ハート→ダラピッコラが飛び込んでるぞ
スペード、クラブ→誰も飛び込めない…ゴール!
JOKER→???

567 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 16:29:57 ID:???
★誰か跳び込める?→ スペード7

568 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 16:43:58 ID:???
>スペード7→誰も飛び込めない…ゴール!

マンチーニが満を持して放ったバナナシュート。その軌道はペナルティエリアの右端に蹴りだされ、
そして左側へと滑らかに曲がってゴール右隅をねらった。ラムカーネが倒れている左前方、
中山らが倒れている中央を避けたボールは、誰にも阻まれる事なくゴール右隅へと綺麗にへと飛び込んだのだった。



ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



ゴールを告げる笛がサンシーロスタジアムに大きく鳴り響いた。
三杉の、バンビーノの、中山の耳に笛の音が入り、そして彼らは失点した事を理解した。


フィオレンティーナ  0−1  レッチェ

569 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 16:44:46 ID:???
結果がジョジョを思わせるな。だが現実は非常である。

570 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 17:48:24 ID:???
前半に失点・・・・・・痛すぎる・・・
スペードクラブ、読み負け相手がへたれない。
戦術が完成しないと流れがどんどん悪くなるぞ。

571 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 17:50:06 ID:???
ブンナークに一発やってもらう?

572 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 18:11:55 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

観客「す、すげっ!」「なんて連続攻撃だ!」「レッチェ!レッチェ!レッチェ!」

放送「決まったーーー!!ゴーーーーーーーーール!!前半19分、均衡が動きました!
決めたのはレッチェキャプテンのマンチーニくん、見事なコントロールのバナナシュートでした。
レッチェ、まずイスラスくんがラムカーネくんを誘い出し、次にカルネバーレくんがDF陣を蹂躙し、
そして最後はキャプテンが冷静にゴールを決める…なんとも凄まじい波状攻撃を見せました。
対するフィオレンティーナ、これはショックが大きいでしょう。さあ初めてビハインドを背負った
フィオレンティーナ、ここはどう戦っていく!?」

…実況の言うとおり、フィオレンティーナが今大会ビハインドを負ったのは初めてである。いや、
このチームにとっては失点すら初めての経験なのだ。ラムカーネが守っている以上前半での失点は無い。
そういう信仰めいた安心感が彼らにはあった。それが打ち崩された衝撃は大きかった。

ミュラー「前半に失点…」
ダラピッコラ「……」
スペルマン「強い、ね…」

茫然としたまま黙り込むDF陣。そんな時、落ち込む彼らの耳に聞き慣れない声が入ってきた。
それは普段誰とも口を利く事がないラムカーネの声であった。

ラムカーネ「すまない、オレのミスだ。」

ダラピッコラ「!!」
中山「!!」
ミュラー「!!」

573 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 18:13:11 ID:???
中盤が崩され、DFが崩されて負った失点。誰を責める事もできないこの状況で、GKの彼は
「自分の責任だ」という意味の発言を言い放ったのだ。そして続く言葉は更に彼らを驚かせた。

ラムカーネ「もう点はやらん…死んでしまおうともな。」

ラムカーネの目は心底本気であった。彼の身体についての秘密を知っている者はここに誰も居ない。
だがラムカーネのこの言葉を聞いた者は、それが比喩や過剰な表現であるとは何故だか思えなかった。
このラムカーネの只ならぬ言葉に対し、誰も口を開く事が出来なかった…この男を除いて。

中山「違う…」

ラムカーネ「?」

中山「それは違うぞ、ラムカーネ。」

ミュラー「ナカヤマ!?」
ダラピッコラ「お、おい!」

中山「フィオレンティーナのゴールを守っているのはお前だけじゃない!お前一人の責任だなんて思うな!
いや違う!今のは簡単に1対1の状況を作らせたオレ達DFの…そして、選択するタイミングがあったにも関わらず、
それを見過ごしてイスラスへのカバーを怠ったオレの責任だ!」

ラムカーネ「…」

574 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 18:14:11 ID:???
中山「次はオレがリベロとしてキッチリ働く。お前だけに負担をかけさせやしない、約束する。
だから…無茶な事はするな、ラムカーネ。」

ダラピッコラ「お、オレだって…下手に飛び込んで抜かれるなんてDFとして失格だった!次はムザムザ抜かせねえ!」

スペルマン「ボクも…足引っ張ってばかりはいられないな〜」

中山の言葉に引っ張られるように、ダラピッコラが…スペルマンがラムカーネに言葉をぶつけた。
彼らも自分自身の不甲斐なさに真正面からぶつかり、そして冷静に自分のミスを振り返ったのだ。
そんな彼らの目の炎はラムカーネへと注がれた。そして…

ラムカーネ「……好きにしろ。」

暫しその視線を受け止めたラムカーネは、素っ気ない言葉を返して彼らに背を向けた。
自分達の気持ちが伝わったかどうか、それはよく分からない。
だがそれでも構わなかった。彼らの内に灯った炎が発するのは言葉ではない…プレイなのだ。
各自が冷静に、大胆にベストを尽くす…それだけであった。

※ダラピッコラとスペルマンが冷静に燃え上がり、彼らに覚醒スイッチが付与されました。
 通常よりも覚醒しやすくなりますが、一回使われたらこれを失います。

575 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 18:15:52 ID:???
フィオレンティーナのベンチにたった一人残されているアンザーニ。
彼にとってもこのタイミングでの失点は全くの想定外であった。
しかし監督の彼は結果を見て溜息だけをついている訳にはいかなかった。

アンザーニ「これほど早い時間で点を奪われるとは…やはりレッチェの実力は並み外れている。
だがそればかり言ってもいられない、この機を利用して彼らに伝えなくては…。」

スタ…

アンザーニ「みなさん!」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★アンザーニ監督が指令を出すぞ!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート、スペード→よしみんなきけ
クラブ2〜13→観客の声にかき消され、なんとアンザーニの呼びかけに誰も気づかない!
クラブA→アンザーニ「…ぐっ、こんな時に心臓が!?」
JOKER→この瞬間、さらに天啓のような思いつきがアンザーニに飛び込んできた!(※今から考えます。)

576 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 18:17:04 ID:???
★アンザーニ監督が指令を出すぞ!→ ハート8
スイッチきた!


577 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 18:27:00 ID:???
うう、頭の糖分が足らんくなってきた・・・
ちょっと御飯とかチョコとかなんか食べにいってきます・・・

(アンザーニ先生の発作が出なくて良かった…)

578 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 19:33:50 ID:???
クラブAwやめてえw

579 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 20:04:34 ID:???
>ハート→よしみんなきけ

バンビーノ「完全にやられたな。」

三杉「ああ、中盤を完全に突破された…しかも2度連続で。」

バンビーノ「かと言って、守備も攻撃も特効薬のようなものはない…」

三杉「続けるしかないさ、ゾーンプレスとサイドアタックを。」

バンビーノ「ああ、下手な奇策は逆効果だろう。この試合中…必ず正面から破ってやるさ。」

バンビーノと三杉はお互いに意志確認をし合った。
確認するまでもない、戦術に何ら変わりない内容だったが、それでも彼らは確認した。
そうしなければ不安によって冷静プレイが阻害されるかも知れなかったからである。

アンザーニ「み…さん…」

観客の声にかき消されそうになりながら、その声はフィールドを漂い、なんとか彼らの耳に届いた。
たった11人しか居ないフィオレンティーナ。伝言を頼む相手もないその寂しいベンチから、
重そうな身体を揺らして出てきた監督は、出せる限りの声でメンバーに呼び掛けていた。

580 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 20:05:37 ID:???
三杉「さて…このキックオフどう攻めるか。」

バンビーノ「ん、待てミスギ!監督だ、監督がサインを出している!」

三杉「なんだって!?」

驚いてアンザーニの方を向く三杉。その先には自分の呼びかけが伝わり、安堵の表情見せているアンザーニがいた。
三杉は監督の表情を見て理屈ではなく安心を覚える。が、頭は切り替えてサインの解読をした。
アンザーニからのサインは明快であった。

アンザーニ「(現状でアーリークロスは出さないで下さい。)」

バンビーノ「(か、監督…?)」

三杉「(監督…!?これは一体どういう意図だ…?)」

理由は不明であるが、アンザーニは主戦術となるアーリークロスを禁じてきた。
サインではそれ以上の事、詳細を伝達する事は出来ない。ただ意志だけを伝えられ、三杉は戸惑わざるを得なかった。
しかし長く考える時間はない、早く試合を再開しなければならなかった。

三杉「(分からない…だが、もう時間がない。攻め方を決めなければ)」

A バンビーノとのパスワークで中央から切り崩してみるか?
B 監督はああ言っているが、やはり有効なのはアーリークロスの筈…サイドから攻めるぞ。
C 分が悪いかも知れないが…ブンナークにキックオフ直後にシュートを撃たせるか?
D 僕が囮になって敵を右に集め…サイドチェンジで一気に崩すか。
E チラッ)中山、来るか?

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

581 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:07:27 ID:XwFbyy1I
C 思い切って

582 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:12:03 ID:I4Xgkc/E
D

583 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:12:04 ID:S4Oe/k5k


584 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:17:41 ID:jaDAoqT+
A

585 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:19:55 ID:/n0L1s+w


586 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:20:37 ID:YjE9d4qc
E

587 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 20:21:54 ID:xFDxusKQ


588 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 21:06:30 ID:???
>E チラッ)中山、来るか?

三杉は考えをまとめると、後方を振り返って中山にサインを出した。

三杉「(中山、来るか?)」

中山「(オーバーラップか…点を取られた直後、このタイミングなら逆に相手が油断するかも知れない)」

中山は軽く頷き返し、それとなくポジションにつく。
ここで、二人のコンタクトを見たバンビーノが軽く注意を促してきた。

バンビーノ「いいのか、カウンターを食らったら一転ピンチだぞ?」

三杉「中山のシュートで終わればカウンターを食らう事はない、ゆえにそこまでの誘導力が全てだ。
という訳でこちらのサイドへのパスを期待しているよ、バンビーノ。」

バンビーノ「ふう、仕方ない奴だ。だがやるしかないな、奴らの意識が中山に行くようになれば…」

三杉「その先、攻めやすくなるかも知れない。」

お互いに視線を交わし、三杉とバンビーノはお互いの定位置に走って行った。

589 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 21:08:11 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さあ新田くんのキックオフで試合再開です。ボールを持つブンナークくん、まずはバックパス。
レントゥルスくん、マルコくんとパスが繋がって行きます。フィオレンティーナ、ビハインドを負っているが
ここは焦らず攻めようという構えか。その間、レッチェも徐々にラインを上げて行っているぞ?」

三杉「(まずはショートパスで敵を散らす…ここまでは良し。)」

バンビーノ「(よし、ここで戻せマルコ。)」

マルコ「(任せたよ。)」

放送「さあマルコくんここでバンビーノくんにバックパ…おっと、このパスにモゼくんが走り込もうとする!」

モゼ「取れなくてもプレッシャーを与えていけば…!」

マルコ「そんなメチャクチャな動きで!」

590 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 21:09:26 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マルコ パス(! card)63+(! dice + ! dice)=★
★モゼ パスカット(! card)57+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→バンビーノにパスが通った。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マルコのマークがダイヤで「ピンポイントパス(+2)」が発動します。

591 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 21:10:34 ID:???
★マルコ パス( スペード6 )63+( 11 )=★

592 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 21:10:42 ID:???
★モゼ パスカット( クラブ4 )57+( 32 )=★

593 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 21:16:09 ID:???
今のうちにピンゾロをだしておく作戦

594 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 21:20:55 ID:???
ピンゾロwこらー!これ以上この試合のパフォーマンス悪いようなら
ちびマルコと呼ぶぞ!

595 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/29(木) 21:40:14 ID:???
さて…厄を祓ったところで本日の更新を終了致します。
今日はどうもありがとうございました。

また明日(?)宜しくお願いします。

596 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 21:50:32 ID:???
乙でした。

マルコ「厄払いに、頭を丸めてみたよ。」

三杉、新田「(マルコメ?!)」

アンザーニ「ほっほっほ。良い手触り(ナデナデ)。」


レッチェ、嫌なチームですねぇ…。

597 :森崎名無しさん:2010/04/29(木) 23:11:46 ID:???
乙です!
新田がラインディフェンスに対応した裏への抜け出し(斜めの動き)を身に付けないと
アーリークロス戦法がなかなか決まらず次の段階に行けないのが何とももどかしい。

逆にラインディフェンスを崩せば長距離砲で一気にひっくり返せそうなので前半は本当に我慢の展開になりそうです。
こういう水面下の攻防はゾクゾクしますね。

マルコ「あたしゃなさけないよ…」

598 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 14:34:54 ID:???
>>596 なんというマッタリ雰囲気w マルコ「かってに坊主にしないでよー!(汗」
>>597 おお・・・サッカー素人のスレ主にとって描写の参考になりますw まだまだ試合はこれから!


マルコ パス( スペード6 )63+( 1 + 1 )=65
モゼ パスカット( クラブ4 )57+( 3 + 2 )=62

【攻撃】−【守備】≧2→バンビーノにパスが通った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

…正味のところ、マルコのプレイは精彩を欠いていた。
敵との間合いを上手く取れず、ミスなく放ったアーリークロスもオフサイドを取られる・・・
重なる失敗に対して動きに修正をかけるも、元々のプレイが不慣れなポジションゆえの
誤差が気付かぬ程度に入っているため、本来のプレイから遠ざかる一方であった。
だが今回は、それでも日々の努力が彼を後押しした。

ポンッ!

マルコ「(違和感だらけだ!コースも距離も思ったところに行かない・・・!)」

モゼ「っと・・・!クソッ!」

トンッ!
バンビーノ「心配するなマルコ!お前が考える以上に、お前の身体は正しい動きを覚えている!」

マルコ「バンビーノ・・・」

599 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 14:37:56 ID:???
普段のキレが見られなくとも、何とかそのパスはバンビーノの足に届いた。
次はここで些少の時間を稼ぎ、敵を焦らすと共に、その意識をボールへと引き付ける。

バンビーノ「(・・・それがオレの役目だ、来い!)」

マンチーニ「(バンビーノ、アズーリの元10番か・・・・・・面白い!)」

バンビーノにボールが渡ると、マンチーニが近付いてきた。
互いの射程距離ギリギリの所で速度を落とし、ジリジリと歩み寄る。
バンビーノにとっては予定通りではあったが、目の前の男の目が気になった。

バンビーノ「ボールよりもオレに用があるようだな。」

マンチーニ「お前が居ればJrユースでアズーリの名は地に墜ちる事は無かったと言われている。
だが、本当にそうか?今度のアズーリにお前は必要ない、その事をオレが証明する。」

バンビーノ「ふふ、嘗めてくれるな。」

600 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 14:38:59 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★バンビーノ キープ(! card)66+(! dice + ! dice)=★
★マンチーニ タックル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

【攻撃】−【守備】
≧2→バンビーノが見事にボールキープ!更に判定へ!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になり…。そして左から順に
(スペルマンがフォロー)(ミケーレとマルコが競合い)(カルネバーレがフォロー)
≦-2→マンチーニにボールを奪われた!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
バンビーノのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
ハートかスペードで「ショットガンドリブル(+3&吹飛係数3)」が発動します。

601 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 14:46:55 ID:???
★バンビーノ キープ( ハート3 )66+( 31 )=★

602 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 14:48:46 ID:???
★マンチーニ タックル( クラブA )63+( 56 )=★

603 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 14:55:43 ID:???
バンビーノが止められるなんて・・・・・・

604 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 16:47:38 ID:???
>>603 レッチェはもはや私の手を離れ、自らの執念で動き出してしまったようです。
    ゲームで不遇だった者達の挽歌・・・これ程とは・・・


バンビーノ キープ( ハート3 )66+( 3 + 1 )+(ショットガンドリブル+3)=73
マンチーニ タックル( クラブA )63+( 5 + 6 )=74

【攻撃】−【守備】=-1→カルネバーレがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

油断をしていたわけではない。まして実力が劣っていた訳ではない。
彼は・・・いやフィオレンティーナというチーム全体がこの空気に呑まれてしまっていたのだ。

サササッ・・・シュッ、、ダダッ!
バンビーノ「(このフェイント・・・見切れまい!)」

「いつもと違うぞ?」「何か噛みあわない・・・」このような違和感の積み重ねは肥大し、
いつしか彼らから平常心を奪っていた。そしてそれは彼らに必要以上の緊張を強いる。

マンチーニ「(・・・思わず見とれそうになる技術だ。だけど、)動きが堅いぞ!」

ズザアァァァァァァ!!!
             ・・・チッ!!

605 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 16:48:40 ID:???
三杉「う・・・!」
中山「な!?」

放送「おーっと、この勝負はマンチーニくんに軍配か!
バンビーノくんの足元からボールは離れ、それがカルネバーレくんの元に!」

バンビーノ「な、なんだと・・・!」

マンチーニ「勝負あったな、バンビーノ!いくら卓越した技術があっても、
ハートが弱い奴にはアズーリは務まらん!」

バンビーノ「クッ・・・!」

カルネバーレ「ハッ、全く相手にならねえな!」

ボールを持ったカルネバーレは不敵に笑った。
彼はこれまでの経験から、この試合の勝利を確信したのだ。
自分達を相手にしたチームは、一旦崩れたらそこでお終い。
そこから建て直し、再び抗う事の出来たチームはないのだ。

606 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 16:49:50 ID:???
カルネバーレ「オレ達レッチェは最強だ、このチームが負ける筈がねえ!」

カルネバーレが吼えた!
そしてフィオレンティーナの戦意を刈り取るべく攻撃を開始した!


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★カルネバーレの獣性→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート、スペード→ハッハァー!オレを止められるか!
クラブ→ミケーレ、センタリングを上げろ!
JOKER→このオレは獣性と知性を併せ持つのだ!くらえ、アイスロックシュート!

607 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 16:51:46 ID:???
★カルネバーレの獣性→ スペード6

608 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 17:43:31 ID:???
>スペード→ハッハァー!オレを止められるか!

ミケーレ「よし、こっちだカル・・・」
カルネバーレ「ハッハァー!オレを止められるか!」

圧倒的な優勢・・・得点差以上にプレイの質や空気から、それは明らかであった。
ここに至ってカルネバーレの獣性を押し止める要素は何もなかった。
全てのフィジカルを解放し、カルネバーレはドリブルを開始した。
対するフィオレンティーナDFは、ミュラーと・・・そして中山がチェックに入る。

中山「(作戦は失敗か・・・いや、まだここからだ!)」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★カルネバーレ ドリブル(! card)60+(! dice + ! dice)=★
★中山 タックル(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミュラー タックル(! card)62+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→カルネバーレがドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(モゼがフォロー)(ミケーレがフォロー)(スペルマンがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
カルネバーレのマークがダイヤ、ハート、スペードで「ごういんなドリブル(+2吹飛係数2)」が発動します。
中山のマークがダイヤで「グランドタックル(+4)」が発動します。

609 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 17:44:47 ID:???
★カルネバーレ ドリブル( ダイヤ10 )60+( 54 )=★

610 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 17:45:27 ID:???
★中山 タックル( クラブ10 )66+( 45 )+(人数補正+1)=
ミュラー タックル( クラブJ )62+( 64 )+(人数補正+1)=★

611 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 18:17:33 ID:???
カルネバーレ ドリブル( ダイヤ10 )60+( 5 + 4 )+(ごういんなドリブル+2)=71
中山 タックル( クラブ10 )66+( 4 + 5 )+(人数補正+1)=76
ミュラー タックル( クラブJ )62+( 6 + 4 )+(人数補正+1)=73

【攻撃】−【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルネバーレ「はっはっは、邪魔だどけ!!」

重戦車と揶揄されるカルネバーレの突進。試合の流れに後押しされ、
カルネバーレはまさに水を得た魚のようであった。
この圧倒的な流れの中、普通ならば勢いに呑まれて吹き飛ばされてしまうだろう。
事実、これまでの試合はずっとそうだった。だが―――

この男は既に立ち直っている。


中山「力には技!」

ズザアアアアアアアア!!

カルネバーレ「な、なんだと!?」

612 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 18:18:36 ID:???
放送「中山くんボールを奪った!悪い流れを一蹴するかのような見事なタックル!
力技だけではこの男を抜く事はできません!」

中山「三杉!(頼む、敵の目を引きつけてくれ!)」

ポンッ!

三杉「中山・・・任せろ!」

ボールの所有者が激しく入れ替わる中盤の争いの中、ついに三杉へパスが通る。
だがフィオレンティーナの希望を打ち砕くべく、三杉の前にこの男が立ちはだかった。

イスラス「ようやく対決か・・・」

三杉「イスラスか・・・黙って通してくれないかな?(・・・なんてね、通るつもりはないよ)」

イスラス「通るがいいさ・・・見合う実力があればな!」

613 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 18:19:55 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 キープ(! card)67+(! dice + ! dice)=★
★イスラス タックル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がボールキープ、中山が上がる時間を稼いだ!さらに判定へ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン、遅攻状態へ)(リベリがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
三杉のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
三杉のマークがスペードで「ストップフェイク(+1)」が発動します。
イスラスのマークがダイヤ、ハートで「高速タックル(+3吹飛係数3)」が発動します。

614 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 18:21:00 ID:???
★三杉 キープ( ハート7 )67+( 31 )=★

615 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 18:21:25 ID:???
★イスラス タックル( ダイヤ3 )65+( 53 )=★

616 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 18:23:05 ID:???
本スレ・サンパウロ戦の悪夢が……!

617 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 18:24:59 ID:???
勝てるのに勝てない・・・!?

618 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 18:53:34 ID:???
三杉 キープ( ハート7 )67+( 3 + 1 )+(華麗なドリブル+3)=74
イスラス タックル( ダイヤ3 )65+( 5 + 3 )+(高速タックル+3)=76

【攻撃】−【守備】≦-2→レッチェボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉の意図はイスラスを抜き去る事になかった。たとえ抜き去ってもすぐにリベリ・ジャシントに
囲まれるという厳重な包囲網に対しては、それよりもボールキープで敵の守備陣を誘致しつつ、
中山のオーバーラップの時間を稼ぐ・・・間違いなく有効な一手であった。

三杉「クッ!(ボールをキープするのがやっとだ・・・!僕のテクニックが通用しない!?)」

イスラス「遅い、遅いぞ!」

三杉は自分の持つ華麗なテクニックを出し惜しみせず繰り出した。
シザース、エラシコのような足技や視線や上体のみのフェイント、チェンジオブペース・・・
それは誰が見ても溜息が漏れるようなテクニックだった。
だがイスラスは暴力のようなスピードでその全てに先回りしてみせたのだ。

三杉「(くっ!こんな・・・全てを蹂躙するようなスピードがあるというのか!)」

イスラス「もっとだ・・・もっと集中しろ、ジュン・ミスギ・・・!」


619 :キャプテン三杉:2010/04/30(金) 18:55:43 ID:???
ズザアアアアアア!!!

三杉「ああっ!」

バンビーノ「ば、バカな!」
新田「三杉さんが・・・!」

放送「イスラスくんお見事!三杉くんの華麗なテクニックをスピードだけで捻じ伏せました!
彼の足に対抗できる者はもう誰も居ないのか!?」

チームの要となる三杉が真っ向からボールを奪われた。
この光景がフィオレンティーナに与えたダメージは計り知れない。
メンバーに大きな動揺が走る・・・

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★だがそこに?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ブンナーク「余裕かましてんじゃねえよ!」 
ハート、スペード→中山「うろたえるなみんなぁぁぁっ!」
クラブ→新田「新田です、チームの雰囲気が最悪です。」
JOKER→???


※本日の更新は終了致します、どうもありがとうございました。
 カード神とダイス神が完全にレッチェにつきましたw翼が所属したチームには勝てないのでしょうか?

620 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 18:56:52 ID:???
★だがそこに?→ スペードJ

621 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 19:01:17 ID:???
力には技
技には魔法
魔法には力か

622 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/30(金) 19:07:19 ID:???
>>621
分かって下さる方がいるようで
(・∀・)ニヤニヤ

623 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 21:19:10 ID:???
ええっと
内藤ガンダム物語だっけ

624 :森崎名無しさん:2010/04/30(金) 21:34:32 ID:???
うはw(ry おkw(ry
とかなりそうな名前だな

625 :森崎名無しさん:2010/05/01(土) 01:07:21 ID:???
乙です。

どうやらクラブA達が、フィオレンティーナに恋をしたようですね。


|\_/ ̄ ̄\_/|
\_|  ▼ ▼ |__/ 大好きなフィオレンティーナの判定に
   \  皿 /    ガンガン参加するつもりなのでよろしく
   /  A  \

626 :森崎名無しさん:2010/05/01(土) 07:35:17 ID:???
アルガス騎士団…

627 :森崎名無しさん:2010/05/01(土) 18:20:47 ID:???
強力な選手 確かな戦術 初めてのビハインド
チームが試されるな。

628 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 00:54:27 ID:???
>>623、626
懐かしいのです。今思えば、力には技、技にはスピード、スピードには力…と言ったように、
選手や技に属性を付けて得手・不得手な相手を作ってもゲーム的には良かったかなと思います。
いや、三杉の技がイスラスのスピードに封じられて思ったんですけどねw

>>624
その内藤はダメですwww

>>625
ギャー!ついにあなた様がうちのスレに…!
ど、どうかお手柔らかに…

>>627
初めての危機らしい危機ですからね。
チームの脆さがでるか、硬さがでるか…


さて、GWはほっとんど更新出来ない感じです。
ショボショボ

629 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 02:40:06 ID:???
>スペード→中山「うろたえるなみんなぁぁぁっ!」

その動揺はフィオレンティーナメンバーの目に絶望の色を浮かばせた。
『勝てないかも知れない』そんな思いに心を今にも支配されようと言うとき…
それを振り払う檄がフィールドを駈け巡った。

中山「狼狽えるなみんなぁぁぁっ!」

イスラス「(ム…?)」

中山「今のは攻撃が一度失敗した、それだけの事だ!
三杉がボールを奪われたらフィオレンティーナは負けるのか!?違うだろう俺達は!
しっかりしろ!流れは自分達で引き込む物なんだ!」

マルコ「ナカヤマ…」
新田「中山さん……」

630 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 03:07:56 ID:???
中山「俺は…俺達はもう点をやらん!何度だってボールを送ってやる!
だから何度でも攻めろ、みんな!」

バンビーノ「(そうだ…諦めてどうなる。)」
三杉「(ありがとう中山…今叫んでくれなければ、チームが危うかった。)」

イスラス「(ナカヤマか………フッ…)」

この中山の檄により、フィオレンティーナの士気は何とか保たれた。
一時的にだが、選手達の心が折れる事を防げたのである。
だが、それでレッチェの猛攻が和らぐわけではない。
とりわけ、敵が強いほどに実力を発揮するこの男は、フィオレンティーナの戦意が挫けない事に喜び勇んだ。

イスラス「おもしろい……」


先着で
★どうする、イスラス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→ならばナカヤマ、相手をして貰うぞ…
スペード、クラブ→マンチーニ、奴らの戦意を刈り取るぞ…
JOKER→このシュートを見ても同じ事が言えるか…?

631 :森崎名無しさん:2010/05/02(日) 03:09:38 ID:???
★どうする、イスラス→ ダイヤ6

流石はキャプテン中山!!

632 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 17:47:59 ID:???
>>631
原作西ドイツ戦、若林の「うろたえるなみんなぁぁぁっ!」をちょいとイメージして書きました。
翼が倒れても若林がキャプテンシーを出せる全日本のように、
フィオレンティーナは三杉が倒れても中山さんがキャプテンシーを出します。


>ダイヤ→ならばナカヤマ、相手をして貰うぞ…

イスラスは強気な瞳に口もとをほころばせ、これ以上ない不敵な笑みでドリブルを開始した。
そのドリブルは左サイドではなく、中央やや左寄りの位置を突き進んで行く。
それは明らかに“中山がチェックに行ける”コースであった。

イスラス「絶望的なほど不利な流れの中でも崩れない…本当の強者の言葉を口にしたか…。
ならばナカヤマ、相手をして貰うぞ…?」

633 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 17:59:56 ID:???
その意図を中山は瞬時に読み取り、イスラスの挑戦を受けるべく動き出す。

中山「(イスラス…お前の思い通りにはさせない!)
ミュラー、俺はダラピッコラと一緒に奴に当たる。後ろは任せたぞ。」

ミュラー「(コクン)任されました。」

ダッ!
2人は同時に走り出す。ミュラーはスペルマンにサインを出し、マークを外して共にゴール前を固めた。
中山はダラピッコラとタイミングを合わせてイスラスに立ち向かって行く。

中山「踏ん張り所だ、ダラピッコラ!」

ダラピッコラ「ああ、分かっているぜ!」

イスラス「抜く…」

634 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/02(日) 18:09:57 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★イスラス ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
★ダラピッコラ タックル(! card)61+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山 タックル(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→イスラスがドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ミュラーがフォロー)(マンチーニがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
イスラスのマークがダイヤで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
イスラスのマークがハートで「クライフターン(+3)」が発動します。
中山のマークがダイヤで「グランドタックル(+4)」が発動します。
ダラピッコラのダイスの合計が9〜10でK、11〜12でJOKER相当の覚醒が起こります。(一度だけ)

635 :森崎名無しさん:2010/05/02(日) 18:13:59 ID:???
★イスラス ドリブル( クラブ5 )65+( 53 )=★

636 :森崎名無しさん:2010/05/02(日) 18:17:03 ID:???
★ダラピッコラ タックル( クラブ7 )61+( 32 )+(人数補正+1)=
中山 タックル( クラブ10 )66+( 63 )+(人数補正+1)=★

637 :森崎名無しさん:2010/05/02(日) 18:21:55 ID:???
イスラスの反則か

638 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/03(月) 02:23:40 ID:???
イスラス ドリブル(クラブ5 )65+( 5 + 3 )=73(※反則発生)
ダラピッコラ タックル(クラブ7)61+( 3 + 2 )+(人数補正+1)=67
中山 タックル(クラブ10)66+( 6 + 3 )+(人数補正+1)=76

【攻撃】-【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イスラスの狙いは中山ただ一人であり、ダラピッコラは単なるノイズとしか思っていなかった。
先にダラピッコラを抜き去った時、彼の実力は自分より遥かに格下と把握したからだ。

イスラス「(人数合わせは退いていろ…)」

イスラスは先ほどと同様に減速し、相手の動きに対応したボールコントロールを狙った。
ただし、この“相手”は中山のみを対象としており、ダラピッコラについては上体フェイントと
サイドステップを見せれば、迂闊なタックルを出してきてやり過ごせると読んだ。
だが、今度はダラピッコラの方がイスラスの動きを見ていた。

ダラピッコラ「(嘗めやがって…だが今度は焦らねぇぞ!)」

639 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/03(月) 02:45:01 ID:???
イスラスの意図を察し、ダラピッコラは重心を後方に移した。
焦らず、突っ込まず、足を出さずにイスラスの進路を塞いだのだ。

イスラス「なに…?」

中山「(ダラピッコラ、いいディフェンスだ。)」

予想外の冷静な対応に、イスラスが逆に焦れた。それでは…と、素早い加速で
置いていこうとドリブルの質を変化させたが、なんとここで身体が流れてしまった。
ダラピッコラはこの加速に反応しきれず、流れたイスラスからチャージを受けてしまう。

ダラピッコラ「うぁ…!」

イスラス「チィッ…」

中山「(今しかない!)」

ズザァァァァァァ!!
その隙を見逃さず中山はタックルでボールを奪った。そして…


先着で
★審判の笛→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ、ハート→笛が鳴った!(数字が1=イエロー、2〜4=警告、5〜8=注意、9以上=お咎めなし)
スペード、クラブ→笛が鳴らない、流された。
JOKER→なんとダラピッコラがシミュレーションを取られた。

640 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 02:47:38 ID:???
★審判の笛→ ダイヤ10

641 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/03(月) 03:21:00 ID:???
>ダイヤ10→笛が鳴った&お咎めなし

ピイィィィィィィィィィィッ!!


ほぼ同時に審判の笛が鳴り、イスラスの反則を告げた。
ただ、カードや警告は無いようでフィオレンティーナはフリーキックを得たのみである。
中山はプレイを止め、すぐにボールをキッキングエリアに置いた。
ここにおいて、このフリーキックの攻め方を三杉は瞬時に検討し、指示を入れた。
それは…


A クイックスタートで僕にパスだ!
B クイックスタートでマルコにパスだ!
C クイックスタートでバンビーノにパスだ!
D クイックスタートで前に大きく蹴り出せ!
E ボクが蹴る!落ち着いて攻めるぞ!(※誰にパスを出すか選べて、確実に実行できます。)

4票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白でお願い致します。)

642 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 03:35:02 ID:INBdF/lc
D

643 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 05:48:40 ID:UVPk/xSQ
A
大きく蹴ってオフサイドになっていやだし
イスラスがいないから隙ができてる筈。

644 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 06:25:37 ID:j9oJdBk2
B

645 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 09:23:40 ID:XhfQ8RpI


646 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 09:55:57 ID:yPXXsAec


647 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 10:04:48 ID:1Mh8q2Rk


648 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 10:28:26 ID:Vz5GF0wY
D
三杉の近くにはジャシントとリベリがまだ残っているはずだからAは罠っぽい。
あとフリーキックはオフサイドにならないはず。

649 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 12:30:01 ID:KCTAHnVs
B

650 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 13:04:39 ID:YKdDrLTs

ここで隼ダッシュが生きるはず

651 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 16:59:05 ID:qP9BqXXw
B アーリークロス禁止ってブルノの守備に何かあるかも?

652 :643:2010/05/03(月) 17:59:44 ID:UVPk/xSQ
A→Bに変更していいですか。

>>648の言ったとおりジャシントとリベリが三杉よりに寄っているはありえる
ただ大きく蹴るのも何かありそうだし…
さいわい相手中盤の守備はそれほどでもない、マルコからじっくり組み立てよう。

653 :652:2010/05/03(月) 18:03:49 ID:???
誤字ってるでごわす

三杉よりに寄っているはありえる
→三杉よりに寄っている《こと》はありえる

654 :森崎名無しさん:2010/05/03(月) 22:21:16 ID:???
わかった

ブルノ、こいつかなり前に出てきてるな?

655 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/04(火) 11:38:25 ID:???
>>652 変更了解しました、これでBに決まりですね。


>B→クイックスタートでマルコにパスだ!

三杉「クイックスタートでマルコにパスだ!」

中山「分かった!」

ポンッ!

三杉の指示通り、中山は速攻でマルコにパスを出した。
そのパスは予想外と言っていいほど何の妨害もなくマルコに渡る。此処までは良かった。
だが、三杉にはこの指示にゴールまでの明確なビジョンは無かった。
ポジション、敵マークのバランスからマルコにパスを出すべき…と考えただけだった。

イスラスのファウル宣告の後 強張っていたディッテンベルガの表情が、
いつの間にか安堵の色を見せていた事にはフィオレンティーナメンバーは気付かなかった。

656 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/04(火) 12:02:52 ID:???
パスを受けたマルコはここで戸惑う事になった。
これは三杉の指示による“クイックスタート”だった。
クイックスタートならば速攻を期待している筈なのである。
だがこのパスには具体的な意図が込められておらず、
さらに自分の速攻手段は限りなく制限されている状況だった。

マルコ「(パスを受けたはいいけど、三杉がボクに何をさせたいのか…彼の意図が分からない。
アーリークロスは撃つべきじゃなく、中山がオーバーラップしていないこの状況…
ドリブル突破しかないけど…1対1ならともかく、囲まれたら絶対に不利だ。
左サイドラインを気にしなければならない、その違和感は相手が多いほど顕著になる…)」

ちなみにマルコがこの現状把握思考に要した時間は1.5秒。
彼はさらにルックアップで周囲を視覚で確認し、次の行動を決断した

先着で
マルコの苦悩→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

ダイヤ10以上→あれ、敵のラインが…そうか!
ダイヤ9以下→新田「こっちだマルコ!」
ハート、スペード→ドリブル突破…しかないか。
クラブ→一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。
JOKER→ブンナーク「おらぁ!こっちだ、寄越せ!」

657 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 12:06:12 ID:???
マルコの苦悩→ クラブ5
頼む気付いてくれ……!

658 :森崎名無しさん:2010/05/04(火) 15:24:53 ID:???
ドリブルするだけでもよかったんだぜ。

659 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:02:58 ID:???
>クラブ→一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。

ディッテンベルガは、フィオレンティーナがフリーキックを得た直後に最終ラインを下げていた。
言うまでもなく、オフサイドトラップが使えない故の苦肉の策としてである。
だがそのキックがマルコに出されるのを確認すると、すかさずラインの位置を元に戻した。
この切り替えは驚く程スムーズに遂行されており、マルコがルックアップした時には
既にレッチェのラインは元の位置に到達しつつあった。

フィオレンティーナFWの2人はこの敵ラインの動きを逆手に取るべきだった。
フリーキックに際して一方が最前線に上がり、もう一方が距離を取るなど…である。
そうすれば、マルコにはパスの選択肢があったであろう。

660 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:12:29 ID:???
だが実際にはFWにそこまでの動きは出来ていなかった。
ただ今回は、敵の手際があまりに見事であったせいかも知れない。

マルコはルックアップで、さらに自分が早くも囲まれつつある事を把握した。
後方からモゼ、前方の左右からミケーレとマンチーニが近づいて来ていた。
マルコには選択の余地、考える余地など無かったに等しい。

マルコ「クイックスタートの意味がないくらい対応が早い…!?
どこまで組織力を高めているんだ、このチームは…
今、一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。」

そう呟いて、マルコは足を振り上げた。
その視線は最終ラインとペナルティエリアの中間である。

661 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:56:09 ID:???
【イベント】
その瞬間 新田の目には緊張感が走り、ディッテンベルガの目には自信が溢れた。

スパァァァァァン!!

蹴り出されたボールは狂いなく最終ラインとペナルティエリアの間に向かっていた。
この寸前まで、新田は敵最終ラインとの駆け引きに集中していた。
オフサイドにならぬよう敵との間合いを十分に測り、そして慎重なスタートを切った。
やや遅めのスタートだが、それでもボールに一番に追いつくのは自分の筈だと彼は信じていた。

だが…
最初にボールに触れたのはは新田では無かった。

662 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 12:26:40 ID:???
ブルノ「ハッハァー!オレがレッチェの超攻撃的キーパー ブルノだぁぁ!!」

新田「なにィ!?」

マルコ「なんでGKがあんな位置に居るんだ!?」

レッチェGKブルノはペナルティエリアを大胆に飛び出して、ボールを迎えに行っていた。
それは好判断の範疇を遥か後方に投げ捨てた、GKポジションの放棄に近かった。
これもディッテンベルガの指示によるものである。

ディッテンベルガ「(ブルノのGKとしての能力はハッキリ言ってカス。
セービングなど、横の動きに対してここまでノーセンスなヤツはそう居ない。
ならば…GKとして働く機会を与えなければいい!)」

この逆転の発想により、ブルノの狂気じみたポジションと飛び出しが生まれた。
だが現代サッカーにおいて、ブルノのこの役割は列記とした戦術として存在する。
押し上げたDFラインの後ろにある広大なスペースを守れるGKの事をセカンドリベロと呼ぶ者もいるのだ。

663 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 13:38:04 ID:???
アンザーニ「まさかとは思いましたが…やはりそういう事でしたか。」

アンザーニは自分の悪い予想が的中した事を心の中で呪っていた。
先の間接フリーキックを蹴ったのは、キッキングポイントに最も近かった選手、即ちブルノであった。
何故、PA遥か外のフリーキックをブルノが蹴ったのか?……ブルノが一番ポイントに近かったからだ。
何故、GKがポイントに一番近いなんて事が起こった?……ブルノがPAを放棄しているからだ。

アンザーニ「サッカーの常識を悉く退け、それを機能させている…。
私でさえこれほど驚いているんだ、フィールドの彼らのショックは計り知れないものだろう…」

アンザーニの懸念の通り、フィオレンティーナの選手達は衝撃を受けていた。
しかも、その後のプレイに悪影響を及ぼしてしまう程に。

マルコ「こんな…メチャクチャな戦術が…」
ダラピッコラ「これはサッカーなのか…!?」
スペルマン「同じ競技をやっているようには到底思えないね…」
バンビーノ「これがアンザーニ監督の危惧していた事か…」
ブンナーク「…」

664 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 13:55:48 ID:???
フィオレンティーナ選手達が不安になっている中、この3人は別であった。

新田「(冷静に考えてみれば、別に驚くほどの奇行じゃない…!)」

中山「(日本にはもっと常識に外れた最高のGKが居るんだ!)」

そう、日本にはブルノよりも遥かにスケールの大きな奇行をするGKがいた…勿論我らが森崎である。
彼を知っている日本人選手達はブルノのプレイへのショックはなかった。

三杉「(森崎…まさか君のかつての奇行が僕を勇気付けているとはね。
そう、所詮は同じサッカー…完璧な戦術など有り得ない、必ず打ち破る術があるハズだ。)」


※制止されていたアーリークロスを放ち、最悪なイベントが発生しました。
しばらくの間、日本人及びラムカーネを除く選手達の全能力に、-1のペナが発生します。

665 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 14:08:45 ID:???
その後、レッチェの間接フリーキックで試合は再開された。
レッチェにはやや攻め疲れが見え、無理に攻めようとして来なかった。
しかしフィオレンティーナも全体的に動きが悪く、消極的な守備になってしまっていた。
こんな両者の状況の中、互いの遅攻の応酬が何度か繰り返される。
そして数分後…再び試合が動き始める。


先着で
ボールを持ったのは?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ、ハート→フィオレンティーナボール
スペード、クラブ→レッチェボール
JOKER→???
※数値が高い程、ボールを持ったチームに有利な展開になります。

666 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 14:14:24 ID:???
ボールを持ったのは?→ ハート2

667 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 14:20:22 ID:???
と言うわけで>>654さんの洞察が見事に正解でした。お見事です。
そしてハートで良かった…

多分、今日もこれだけで更新終了です。
GW中に全然進められなくて申し訳ありませんでした。

668 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 16:23:46 ID:???
こんなことなら最初からキックオフシュートでもかませばよかったか?
GKは味方にもカス扱いされてるしw

669 :森崎名無しさん:2010/05/05(水) 19:36:16 ID:???
乙です。

ブルノが極端に上がるなら、それこそ中盤で勝負する意味が無い気が。

ロングシュートか、新田がウイングになり、
中盤の底からサイドにロングボールを出して、サイドアタック。

オフサイドトラップは、乱発出来るものではないし
ブルノのカバーも、サイドは絶対に無理(出来たら人間超えてます)。
イスラスあたりが下がってくれば、ラインも下げざるを得ない。

670 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/05/06(木) 01:24:39 ID:???
>>667
わーい、当たったw

何か商品は(ry

671 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 03:45:27 ID:???
あーそういえば森崎も比良戸戦でも似たようなことやってたな
やはり森崎は時代の最先端を突っ走っているようですな
普通に考えると狂気の沙汰な戦術に対して動揺の欠片もみられない日本勢に各人はどんな反応を示すのやら(特にレッチェ陣営)

672 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 09:16:06 ID:???
>>670
「賞品」ではなくて「商品」ですか
買い物したいんですねわかります

673 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/06(木) 10:06:09 ID:???
>>668
キックオフシュートはディッテンベルガに対して距離ペナが響くかも知れません。
けれど、普通に有りな戦術とも言えます。

>>669
参加者が鋭すぎる件ww
そこまで把握していれば説明不要でしょうが、フリーキックで正解に近い選択肢は、
前に大きく蹴り出すか、三杉が蹴ってブンナークに出すか、でした。
そろそろフィオレンティーナも反撃を開始できるかも知れません。

>>670
さすがはvs幻想さん、感服致します。
これがリアル経験からくる洞察というヤツでしょうか?
と言うか、こんな描写でここまで洞察下さって本当に嬉しいです。
普通に一杯おごりたいw
あとは裏話とか制作秘話とか聞きたい事あれば答えちゃいますよ、とか…

>>671
森崎はエキセントリックに最先端を行ってますよね。
常識にとらわれない自由なサッカーを体現しているのは我等が森崎。
中学時代の破天荒さは凄まじかった…

>>672
へいらっしゃい!
アートサロン三杉へようこそ!
実はこんな感じでやってます。

674 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 12:41:29 ID:???
更新の前に>>665に訂正があります。
「その後、レッチェの間接フリーキックで試合は再開された。」
→「ブルノは見事アーリークロスをクリアしてみせた。(競合う相手が居なかったお陰だが。)」
という感じです、オフサイドじゃないのに何故間接フリーキックなのかと自分に聞きたい。


>ハート2→フィオレンティーナボール(あまり有利ではない状況から)

それはマンチーニのパスからだった。
彼のパスは右サイドのモゼに対して狙った物であり、それをバンビーノがカットに行った。
低空の軌道を取るそのパスは滑るように曲がり、バンビーノの足をすり抜けていく。
マンチーニの妙技・スライドパスである。
モゼはパスを確実に受け取り、センタリングを上げにかかった・・・
が、ここでスペルマンが見事なチェックを見せ、センタリングを上げさせない。
モゼは止む無くドリブル突破に切り替えたが、これもスペルマンに阻まれボールを奪われた。

スペルマン「(よし、いい感じ〜。さて、中盤に出さなきゃだけど・・・
バンビーノが動いたからレントゥルスしかいないかな?)」

675 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 12:43:05 ID:???
スペルマンはレントゥルスへのパス出しを決め、うまく体勢を整える。
だが同時に、このパスに飛び込もうと準備をしている選手がいた。
スペルマン「(スパシー)バッ!!!」

ポンッ!

カルネバーレ「そろそろ攻めさせろコラァ!」

スペルマン「うわ、あいつ邪魔。死ねばいいのに。」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★スペルマン パス(! card)58+(! dice + ! dice)+(イベントペナ-1)=★
★カルネバーレ パスカット(! card)59+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パス成功、さあここからだ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(中山がフォロー)(ミュラーがクリアー@ランダム)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

676 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 12:47:02 ID:???
★スペルマン パス( ハート10 )58+( 13 )+(イベントペナ-1)=★

677 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 13:09:20 ID:???
★カルネバーレ パスカット( クラブ8 )59+( 21 )=★

678 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 13:38:08 ID:???
スペルマン パス( ハート10 )58+( 1 + 3 )+(イベントペナ-1)=61
カルネバーレ パスカット( クラブ8 )59+( 2 + 1 )=62

【攻撃】−【守備】=-1→マンチーニがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スペルマンのパスはカルネバーレの飛び込みを想定しておらず、コースも甘かった。
尚且つ先ほどのショックが抜けきらず、消極的になっていたのだ。
普通に考えれば誰でも容易くカットできる程度のパスになってしまっていた。

スペルマン「(これはヒドイ・・・迂闊なパスを出しちゃったな・・・)」

だがカルネバーレのパスカットの下手さも大概であった。
このパスに対してなんとか触れてこぼす事が出来た程度という・・・

カルネバーレ「うおりゃああああ!!」

チッ!

カルネバーレ「ハッハァー!見たかあ!」

マンチーニ「(まあ・・・通さなくて良かった。うん、そう思うようにしよう。)」

呆れながらもマンチーニはこぼれ球をフォローし、次の手を考える。
無理に攻める気のない今、自分で強引に切り込む選択肢はなかった。
と・・・あれば手段は一つである。

679 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 13:39:40 ID:???
マンチーニ「イスラス、走りこめ!」

イスラス「言われるまでもない・・・」

マンチーニの指示が出されるよりも前にイスラスがペナルティエリアに走りこんでいた。
即座に中山とミュラーがコースを妨害しダラピッコラが追走したが、イスラスは怯まない。
そしてマンチーニも同様に強気の姿勢を崩さずパスを出しに行った・・・。

マンチーニ「(あいつが走るだけの男だと思うなよ!?)」

ポンッ!

レントゥルス「(ナカヤマ達が防いでくれると思うけど・・・でも一応インターセプト!)」

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニ パス(! card)62+(! dice + ! dice)=★
★レントゥルス パスカット(! card)60+(! dice + ! dice)+(イベントペナ-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→イスラスに低い浮き球が通った。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(ダラピッコラがクリア)(ミュラーがクリア)(モゼがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マンチーニのマークがダイヤで「スライドパス(+2)」が発動します。
マンチーニのマークがハートで「鋭いパス(+1)」が発動します。
ポゼッションの流れが切れているので「ポゼッションサッカー(+1)」は発動しません。

680 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 13:48:53 ID:???
★マンチーニ パス( スペード6 )62+( 24 )=★

681 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 13:49:42 ID:???
★レントゥルス パスカット( ダイヤ10 )60+( 12 )+(イベントペナ-1)=★

682 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 13:51:16 ID:???
イベント関係なしに負けにいってる!

683 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 15:43:10 ID:???
>>682 これが流れの力・・・!おそろしや!


マンチーニ パス( スペード6 )62+( 2 + 4 )=68
レントゥルス パスカット( ダイヤ10 )60+( 1 + 2 )+(イベントペナ-1)=62

【攻撃】−【守備】≧2→イスラスに低い浮き球が通った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

レントゥルス「無理だぁ・・・なんか身体も重いし。」

レントゥルスもやはりスペルマンと同様にショックを引き摺っていた。
何処となく身体が重く、反応も遅れ気味・・・インターセプト失敗は当然と言えた。
そのレントゥルスの足の横をすり抜けて行ったボールは、イスラスにとっての
低い浮き球となり、彼の進行方向に向かって飛んで行った。
だが、そこには勿論DFの網がかかっている。

ダラピッコラ「ガッチリ囲んでやるぜ!」
ミュラー「シュートもトラップも自由にはさせませんよ!」

イスラス「(混戦か・・・。このシチュエーションで有効なのは技術・・・!)」

684 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 15:47:29 ID:???
ダダダッ・・・タッ・・・!
クルンッ!

イスラスはそのままダイビングヘッドに繋げるかのようにボールへ走りこみ、跳ぶ・・・!
だがそのまま頭からは突っ込まず、空中で身体を捻らせて背面跳びの体勢に変化させた!

ミュラー「な・・・これは!」
ダラピッコラ「ダイビングでオーバーヘッドを狙うか普通!?」
中山「なんてボディコントロールだ・・・!」

三杉「(あれはダイビングオーバー!?僕の構想中の技と全く同じだ・・・!)」

イスラス「決める・・・!」


685 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 15:48:36 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆前半はラムカーネに指示できます。どのセービングをさせますか?
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

A キャッチ(68)消費ガッツ40
通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。

B パンチング(70)消費ガッツ80 
キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手弾けば高確率でマイボールです。

C シャドーシールド(76)消費ガッツ150
必殺キャッチです。使用すると、その試合中のセーブ力が2下がります。

D 飛び出し(69)消費ガッツ60
敵が打つ前にボールを抑えます。うまくいけば完全にマイボールです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イスラスのダイビングオーバーの威力:70
ラムカーネにはZEROシステムによって現在“+5”の補正がつきます。
ラムカーネが行動すればするほど“後半”弱体化します。(現在2回行動済み)

686 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 15:52:27 ID:cr7skYpU

こりゃあ後半動けんな

687 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 15:55:35 ID:LVYQm8/s
A

688 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 15:57:34 ID:PM0dZElA


689 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 16:50:07 ID:???
>A キャッチ(68)消費ガッツ40

ミュラー「(この狭い場所であれほど・・・)」
ダラピッコラ「(くそ、勝てねえのか!?)」

中山「(ここで決められたらほぼ終わり・・・だけど!!)」

ラムカーネ「(超えるぞ、ZERO・・・奴のスピードを!)」



放送「さあ、イスラスくんがボールに飛び込む!レッチェ再び得点なるか!?」

ヘルナンデス「(イスラス・・・この男の器は・・・・・・)」

スタジアム全体に緊張が走る中、黄金の右腕の名を持つ彼も瞬き一つせず見定めていた。
ヨーロッパNo.1選手、ドイツの若き皇帝と呼ばれた男のプレイを脳裏に重ねながら。

690 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 16:51:16 ID:???
先着3名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★イスラス ダイビングオーバー(! card)70+(! dice + ! dice)=★

★ダラピッコラ 低いクリア(! card)64+(! dice + ! dice)+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット(! card)66+(! dice + ! dice)+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
中山 ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★ラムカーネ キャッチ(! card)68+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(モゼがフォロー)(マンチーニとバンビーノの競合い)(スペルマンがフォロー)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→ダイビングオーバーがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(モゼが捻じ込み)(ラインを割ってコーナーキックに)(スペルマンがクリア)
≦−2→ラムカーネがガッチリキャッチ。

【基本ルール以外の補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)」が発動します。
中山のマークがスペードで「ボレーブロック(+2)消費80」が発動します。

691 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 16:54:04 ID:???
★イスラス ダイビングオーバー( クラブ4 )70+( 5 + 3 )=★

692 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/05/06(木) 16:55:53 ID:???
★ダラピッコラ 低いクリア( ダイヤJ )64+( 1 + 2 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( ハート3 )66+( 4 + 6 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
中山 ブロック( ダイヤ10 )67+( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

693 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 16:56:00 ID:???
★ダラピッコラ 低いクリア( ハートJ )64+( 1 + 1 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( クラブ5 )66+( 4 + 5 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)=
中山 ブロック( クラブ7 )67+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★

694 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 16:58:03 ID:???
★ラムカーネ キャッチ( クラブ2 )68+( 3 + 6 )+(ZEROシステム+5)=★
任務了解

695 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 16:58:20 ID:???
★ラムカーネ キャッチ( スペード9 )68+( 4 + 3 )+(ZEROシステム+5)=★

696 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:03:19 ID:???
78−80で中山の勝利!
とはいえ中山のガッツも減ってきたか?
どうにかしてブンナークにつながないと…

697 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:09:10 ID:???
もう適当なところでロングがいいかな?

それにしてもGKのオーバーラップか…
ラムカーネも上がらせて密かに用意されているであろう
隠し必殺シュート・バスターライフルの出番かな?www

698 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:15:17 ID:???
ディッテンベルガさえ抜けばゴールだ

699 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:31:15 ID:???
ただ単にゴールに向けて大きく蹴れば、ブルノがポカして点取れそうな気がするw

700 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:45:22 ID:???
三杉「しまった! ミスキックだ!
これじゃ新田も追いつけないぞ……」
ブルノ「へへっ、ラッキー!」
ディッテンベルガ「あれなら奴でも確保できるな」

バチッ! テンテンテン……
ピピーッ!

一同「…………」
ブルノ「アレ?」
ディッテンベルガ「……ザルにも、程がある……(怒)」

ええ、ゲームでもこんな目に遭いましたよ……(遠い目)

701 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:46:27 ID:???
確かにそういうことあったなあ(笑)

702 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:56:16 ID:???
というかレッチェはもうディッテンベルガにGKやらせた方がいいんじゃね?

703 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 17:57:33 ID:???
小ネタ失礼します。

本日空気のブンナーク…

彼は、故郷へ思いを馳せていた…。

『じぃじぃ────

いつかのじぃじぃの言葉が近ごろ、よく頭にうかびます。

『お前の為にリングがあるんじゃねえ リングの為にお前がいるんだ』

サッカーでは、誰も僕にパスをくれません。リングより孤独です。

じぃじぃやみんなに迷惑をかけておきながら、今おめおめとムエタイに戻るわけにはいきません。

いつか僕のプレイでみんなに借りを返せるようになるまで、頑張るつもりです。

カルチョの国、イタリアの──────

その空気を吸うだけで僕はサッカー出来ると思っていたのかなあ……』



704 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 19:48:08 ID:???
なにこの文才の集合体!
何というか皆さん、コメントも面白いし小ネタクオリティ高い!
そしてセリフ回しも上手いなあ・・・
と・・・取り合えず本日ラス更新だけしておきます。
各自へのコメレスは後ほどか明日・・・!

705 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 19:50:27 ID:???
イスラス ダイビングオーバー( クラブ4 )70+( 5 + 3 )=78
ダラピッコラ 低いクリア( ダイヤJ )64+( 1 + 2 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)= 67
ミュラー ダニッシュ・ギャンビット( ハート3 )66+( 4 + 6 )+(イベントペナ-1)+(人数補正+1)= 76
中山 ブロック( ダイヤ10 )67+( 3 + 1 )+(ソウルオブヤマト+8)+(人数補正+1)=80

【シューター】−【DF】≦−2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミュラー「間・・・に合え!」

イスラス「(ム、際どい・・・が)」

ドゴォォォォォッッッ!!!!!

ミュラーの会心に近い突進にも怯まず、イスラスはダイビングオーバーを蹴り放った。
あれだけ囲まれた密集地帯において、一際輝いたテクニック。
他者を圧倒する脚力・瞬発力に加え、技術と精神力も明らかに一流だった。

ヘルナンデス「もはや疑いない。マルク・イスラス、奴の器はシュナイダーに匹敵する。
奴の名が欧州中に駆け巡るのにもう時間は必要ないだろう・・・。」

ギリッ・・・
ヘルナンデスは歯噛みして悔しがっていた。この男と万全の状態で戦えなかった事に。
負傷していたとは言え、チームの敗北が見えたとは言え、退いてしまった事に。

706 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 20:02:14 ID:???
一方中山は、この絶望的な状況に置かれて尚も燃え上がってくる魂の奮えを感じていた。

中山「(全く未知の戦術、悪魔のように猛威を奮うWG、死神のようにチャンスを刈り取るCB・・・
ラムカーネが抜かれた、バンビーノが・・・三杉が止められ、アーリークロスも封じられた。
そして自分達の常識を覆し続ける敵の作戦に、みんなの戦意は折られかけている。
勝利の女神は俺達に“負けろ”って言っているんだ、間違いない。 でも・・・)」

クス・・・
中山の口から笑みがこぼれた。

中山「(そうはいくか!)」

中山は素直に敗北してやるつもりはなかった。いや、負けるつもりはなかった。
この状況でも彼はチームの勝利を一片も疑っていなかったのである。
そして彼は身体の筋力を限界まで使い、週発力を爆発させた。
まるで森崎のがんばりセービングのように。

ズダダダダダ!!!!!!

中山「(動くこと雷霆(らいてい)の如し!)」

イスラスのダイビングオーバーは、誰が見ても、理屈の上でも世界レベルのシュートだった。
にも関わらず、目にも止まらぬ一瞬を超え、白きボールは中山の足に収まっていた。

観客「え、ボールは?」「あのDFが持っている・・・」「ブロック成功したのか!?」

スタジアムの誰もそれを見切れず、ざわめきだけが残る。
動くことで雷の如く四方を震撼させる・・・まさに雷霆(らいてい)の如しであった。

707 :キャプテン三杉:2010/05/06(木) 20:06:11 ID:???
ラムカーネ「(常人のリミットまで搾り出している動き・・・だな。)」

バンビーノ「ナカヤマ!」
新田「流石です!」
ブンナーク「(くそ、やっぱアイツとも闘いてえ・・・)」

ピンチの雰囲気を吹き飛ばすような完璧な勝利、しかもイスラスを相手にである。
フィオレンティーナの面々は思わず中山を称えた。
だが今は、マンチーニのパスをイスラスがシュートを放ち、それを防いだ直後・・・
即ち、またとないカウンターのチャンスである。
三杉は喜び称える前に攻撃の指示を出さなければならなかった。

三杉「(ここは・・・)」

A まずはレントゥルスに!そしてそのままスルーパスだ!・・・ただしOMFにね!
B まずはバンビーノに!そしてそのままスルーパスだ!・・・ただしOMFにね!
C ブンナーク!大きく下がってパスを受けに行くんだ!
D 中山、そのままオーバーラップして来い!
E その他(やってみたい作戦をどうぞ!)

4票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※本日の更新はここまでで終了です。なんか沢山コメントや雑談や小ネタ頂いて大歓喜すぐる!
また明日もどうぞお付き合い下さい!

708 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 20:08:09 ID:0Y20BDVo
C

709 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 20:09:03 ID:PM0dZElA


710 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 20:35:26 ID:cr7skYpU


大事な選択だな、そして気になること
OMFってだれさ。
敵のラインの位置は上がっているよね、
こっちに強力なシュートはないと思っているはずだし。
ブンナークはどこまで下がるのか、下がった場合ディッテンベルガに気付かれないか?
肝心のブロック値はいくつ?
と、そこそこ考えてまずブンナークで一発撃ってみる。

711 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/06(木) 20:55:51 ID:???
ありゃ…確かにこれじゃ分からないですね。
すみません、不親切な選択肢でした。


説明を加えます。

OMFは三杉、あるいはマルコを指しています。
マンチーニとイスラスが前のめって敵中盤が薄いんで、それを埋めなきゃいけない
ジャシントやリベリの裏へスルーパスしようって思想の作戦ですね。

ちなみにブンナークが下がるとカード分岐があります。
中山のオーバーラップでもカード分岐があります。

712 :森崎名無しさん:2010/05/06(木) 21:13:54 ID:???
なるほど〜
Aがレントゥルスから三杉
Bがバンビーノからマルコ……かな
パス成功率は知っての通りだが、ディッテンベルガを出し抜けるのは三杉が可能性高い
どっち道そこまで行けばチャンスか。

713 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 09:11:30 ID:???
>>696
この試合の中山さんの信頼度は異常ですwそして確かにガッツはガンガン消費されてます。
攻められっぱなしなのでディフェンシブハーフ〜ディフェンダーの消耗が激しいですね。


>>697
バスターライフルとかwwなんて事を考えるんですかww
というか、試合に負けそうになるとスタジアム諸共自爆します(嘘です)


>>698
そうです、まだまだ諦める状況じゃないですね。

>>699-701
5のトラウマwww私の周囲では彼をSBGK(スーパーぼんくらゴールキーパー)と呼んでましたw
そして>>700の方のセリフ回しがやっぱり上手いですwGMの中の誰かなんでしょうか?w

>>702 
レッチェ監督「む・・・いや、この試合ブルノを外すわけにはいかん。」
ブルノさんはレッチェの象徴なのです。

>>703
SUGEEEE!! 鬼才現る!!!
ブンナークが可哀相すぎてどうしよう・・・リングより孤独とかw
早くパスを繋げてやりたいところですよね。
小ネタありがとうございました!


さて、票数集まらんとでしたね。参加者が選び難い選択肢にしてしまったようで反省しています。
一応今日のAM12:00で投票を締め切り、最も票数の多かった物で進めようと思います。御了承下さい。

714 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/05/07(金) 09:13:53 ID:/10kbTDs
C

715 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 09:54:58 ID:zI6FdB3A
C

716 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 09:56:34 ID:Q5VCP9Ao
B

717 :700:2010/05/07(金) 10:43:29 ID:???
>>713
GMにお褒めの言葉を頂けるとは……ありがとうございます。
(残念ながら私はただの一参加者です)
あの文章はこの板を見続けてきた経験からでしょうかね。
実体験の衝撃が余りに大きかったのもありますけどw
(インテル戦で翼のガッツが切れて膠着状態になり、700が決勝点になってしまった)

718 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 13:07:02 ID:???
>>717
なるほど、歴戦の住人というわけですね。流石でした。
インテル戦はGKがミューラーでしたからね、ゴールするには
ドライブオーバーが必要になるから翼のガッツがもたないんですよね。


>C ブンナーク!大きく下がってパスを受けに行くんだ!

三杉「(ブンナークになんとしてもシュートを撃たせる・・・それにはこれだ!)

ここで三杉はトリックプレイを発案した。
敵の思考をシンプルから複雑に切り替えさせ、本当の狙いを隠すために。

三杉「ブンナーク!大きく下がってパスを受けに行くんだ!」

ブンナーク「な!?」

ディッテンベルガ「(なに!どうするつもりだ!)」

三杉「マルコは左サイドに走り出せ!(そしてバンビーノ、頼むぞ!)」

マルコ「(ミスギ・・・?考え合っての事だよね、信じてるよ!)」
バンビーノ「(あのサイン・・・なるほど。)」

719 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 13:15:30 ID:???
マルコが左サイドへと広がっていくのを確認すると、指示を出した三杉自身も
右サイドに走った。いかにもサイドアタック狙いの様相にボランチの目が引き寄せられる。
明らかに中央が手薄になっていく様を見て、指示に半信半疑であったブンナークも覚悟を決めた。

ブンナーク「仕方ねえ、オレは動くぞ!」
新田「わ、分かった!」

ジャシント「サイドか中央か・・・サイドも怖えが中央をがら空きにできんのか!?」
リベリ「オレはミスギから離れんぞ!9番が怖いのはゴール前だけ、そして
11番はディッテンベルガが必ず止める!」

ディッテンベルガ「(奴らの狙いはなんだ・・・?)」


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ディッテンベルガの指示→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→9番(ブンナーク)はヘディングだけだ、奇策に飲まれずサイドアタックに備えろ!
スペード、クラブ6以上→くそっ・・・!ディフェンスをマンツーマンに切り替えろ!
クラブ5以下→考えたくはないが・・・あの9番(ブンナーク)は強力なミドルシュートを・・・?
JOKER→ブルノ「オレが9番をマークしてやるぜ!」 ディッテンベルガ「ばかやろおおおおお!!!」

720 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 13:25:07 ID:???
★ディッテンベルガの指示→ ハート6

721 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 14:28:15 ID:???
>>713
GM、ありがとうございますm(_ _)m

どうにもこうした小ネタが好きでして、今回はブンナークをいじくってみましたf^_^;
時々こうした茶々を入れる事をお許し下さい。

しかし、JOKERのブルノが見たかったw

ブルノ「男は度胸!何でも試してみるもんさ(ニコッ)!」

的なw

722 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 14:40:49 ID:???
>>721 また何か思いついた際は是非!次も期待しちゃいますw


>ハート→9番(ブンナーク)はヘディングだけだ、奇策に飲まれずサイドアタックに備えろ!

ディッテンベルガ「9番(ブンナーク)はヘディングだけだ、奇策に飲まれずサイドアタックに備えろ!
リベリ、ジャシント!ミスギを自由にさせるな!ニッタはオレが封じる!ミケーレはマルコだ!
(チェーザレ、ミケーレの後方に備えろ。絶対にサイドを抉らせるな)」

レッチェディフェンス陣「分かったぜ!」「中央は頼むぞ!」「(オレはサイドをケアだな!)」

前述の通り、この試合の大きな鍵を握る戦術は“サイドアタック”である。
ディッテンベルガが最も怖れたのはサイドを抉られた時に生じる非常に大きなリスクだった。
このリスクについては後に語る機会があるかも知れないので、ここでは伏せておく。
ともかく彼の意識はカウンターにおけるサイドアタックへの警戒で満たされており、
それに対する備えを万全に見た指示を出したのだった。
この時点で、三杉の作戦は半ば以上成功していた。

放送「さあフィオレンティーナ、ここで攻撃フォーメーションが大きく動いた!
レッチェもそれに対応するが・・・どうやら中央よりもサイドを固めます!」

中山「(よし、中央がほとんどがら空きだ!)いくぞブンナーク!」

マンチーニ「これを通させて・・・たまるか!」
カルネバーレ「雑魚がジタバタしやがって!」

放送「さあ中山くん、満を持してカウンターパスを出します!そのパスの行き先はブンナークくんか!?
だがマンチーニくんとカルネバーレくんがコースを塞ぎに行くぞ!?」

723 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 14:42:52 ID:???
中山「(2人来ようがここは絶対通す!!・・・・・・ん!?)」

バンビーノ「ナカヤマ!(2択のパスだ。やられた事をやり返す・・・そうだろ、ミスギ?)」

マンチーニ「なっ!しまった、バンビーノか!(くそ、直接か中継か・・・どっちだ・・・)」

中山「そこだ!」

ポーーーンッ!

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★中山のパスの行方→! card(ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)
マンチーニの読み→! card(ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)
カルネバーレの読み→! card(ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)★

★中山 パス(! card)64+(! dice + ! dice)=★

★マンチーニ パスカット(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
マンチーニ パスカット(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パスが通った、ボールはブンナークへ・・・!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(モゼとスペルマンが競合い)(イスラスとミュラー、ダラピッコラが競合い)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
中山のマークがダイヤで「するどいパス(+1)」が発動します。
守備側がパス相手を読み違えた場合「読み違いペナ(-7)」が付きます。

724 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 14:43:27 ID:???
★中山のパスの行方→ ダイヤ4 (ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)
マンチーニの読み→ クラブ7 (ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)
カルネバーレの読み→ ハート3 (ダイヤ・ハートでバンビーノ/スペード・クラブでブンナーク)★

725 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/07(金) 14:45:46 ID:???
すみません
マンチーニが二人いますが、59の方はカルネバーレです

でもそのままコピペしてお引き下さい。
結果だけ使わせて頂きます。

726 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 14:47:16 ID:???
★中山 パス( ダイヤA )64+( 16 )=★

727 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 14:58:32 ID:???
★マンチーニ パスカット( ダイヤ10 )63+( 31 )+(人数補正+1)=
マンチーニ パスカット( ダイヤ7 )59+( 41 )+(人数補正+1)=★

728 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 17:49:07 ID:???
人数補正なし距離補正もそこまでじゃない、決まる!

729 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 18:16:25 ID:???
中山のパスの行方→ ダイヤ(※バンビーノ)
マンチーニの読み→ クラブ(※ブンナーク)
カルネバーレの読み→ ハート(※バンビーノ)

中山 パス( ダイヤA )64+( 1 + 6 )+(するどいパス+1)=72
マンチーニ パスカット( ダイヤ10 )63+( 3 + 1 )+(読み違いペナ-7)+(人数補正+1)=61
カルネバーレ パスカット( ダイヤ7 )59+( 4 + 1 )+(人数補正+1)=65
【攻撃】−【守備】≧2→パスが通った、ボールはブンナークへ・・・!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マンチーニ「(カウンターは拙速が肝要・・・ならば直接パスを繋ぐ筈!)」
カルネバーレ「(DF風情がロングパスのコントロールを出来るとは到底思えねえな!)」

思惑はそれぞれであったが、彼らは一方に狙いを絞って動いた。
戦術的に裏打ちされた理由を考えたマンチーニの方が読みを外したのは皮肉と言える。

シュッ・・・!

マンチーニ「そ、そっちか!」」

放送「あっと、マンチーニくんパスとは別方向に動いてしまった!
これは反転しても追いつけない!そしてカルネバーレくんは・・・」

カルネバーレ「さすがはオレ、大正解!!!貰っ・・・・・・あ・・・?」

スカッ!

放送「ダメだぁぁぁ!!!全然届いていない!」

730 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 18:17:56 ID:???
バンビーノ「ナイスパスだ、ナカヤマ!(DFなのに見事なパスだ、オレ達が形無しだぜ。)」

中継点となるバンビーノにパスが渡った。フィオレンティーナとしては最良の形である。
中盤の底である彼からは、中央にもサイドにもどちらにも出せる選択肢が広がっていた。
ゆえにレッチェはさらにフィオレンティーナの狙いがサイドアタックにあると確信を持つ。

ディッテンベルガ「(やはり!そこからサイドに振る、それしか手はあるまい!)」

三杉「(パーフェクトミッションだな・・・。)」

ブンナーク「(全く、こんなノーマークでパスを受けるとはな・・・嘗められたもんだぜ。
いや・・・ミスギの野郎の策がヤツ等を手玉に取ったのか・・・。)」

バンビーノ「(仕上げだ)頼むぞ!」

ポンッ!

レッチェディフェンス陣 「「 !!! 」」

731 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 18:21:14 ID:???
前半39分、バンビーノのラストパスがついにブンナークに渡った。
驚愕の表情に包まれるレッチェディフェンスの面々。
この試合で初めて見せたディッテンベルガ達の本当の動揺である。

ブンナーク「ようやくオレにパスを寄越しやがったな?そして・・・」

完全にフリーでボールを受けたブンナークは余裕で反転し、獲物を見定めるようにゴールまでの障害を見回す。
ドミーニコ、ブルノ、そしてディッテンベルガ・・・たったの3人である。

ブンナーク「テメェらオレを・・・ムエタイを嘗めた・・・。この落とし前はつけて貰う。
喰らええぇぇぇぇぇ!!!!テメェら如き、センターサークル(ここ)からで十分だ!!」


グォォォォォォ・・・!!!
ブンナークは脚を限界まで振り上げ、鞭のようにしならせた。
異様な音が幻聴のように聞こえてくる中、ディッテンベルガはようやく自分の誤りに気付いた。

ディッテンベルガ「(あったと言うのか、この男に・・・怖れるべきミドルシュートが!!)
下がれブルノ!!チェーザレはゴール前に走れ!!!」

ブンナーク「無駄だっ!!!!」


ドゴォォォォォォォォ!!!!

732 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 18:25:33 ID:???
先着3名様で
★ブンナーク アトミックショット(! card)71+(! dice + ! dice)+(完全フリー+2)=★

★ドミーニコ ブロック(! card)63+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ ブロック(! card)65+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★ブルノ 鉄くずの両腕(! card)65+(! dice + ! dice)+(50m距離補正+4)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事なく放たれた。
=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(新田がフォロー)(三杉とリベリが競合い)(チェーザレがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→アトミックショットがゴールに突き刺さった!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球になった。そして左から順に
(新田がねじ込み)(ラインを割ってコーナーキックに)(チェーザレがフォロー)
≦-2→ブルノさんが奇跡のセービング!!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ブンナークのアトミックショットは吹飛係数2を有しています。
ディッテンベルガのマークがダイヤで「ゲルマンスピリッツ(+6)」が発動します。
ディッテンベルガのマークがハートかスペードで「クリークブロック(+3)」が発動します。

733 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:26:05 ID:???
★ブンナーク アトミックショット( クラブQ )71+( 23 )+(完全フリー+2)=★

734 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:26:12 ID:???
★ブンナーク アトミックショット( クラブ3 )71+( 56 )+(完全フリー+2)=★

男のロマン…それはセンターサークルからのシュート!

735 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:27:02 ID:???
★ドミーニコ ブロック( スペードJ )63+( 23 )+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ ブロック( ダイヤA )65+( 31 )+(人数補正+1)=★

736 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:27:56 ID:???
★ブルノ 鉄くずの両腕( ダイヤ5 )65+( 32 )+(50m距離補正+4)=★

737 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:29:44 ID:???
決まった?

738 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:37:04 ID:???
ザルというほど弱くはない気もするな

739 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:40:37 ID:???
別にざるではなくね?
決して一流GKではないが…

740 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:41:06 ID:???
でも鉄くず扱いww

741 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:43:59 ID:???
鉄くずの両腕が必殺セーブなのかもしれないぞ
セービング補正+ 3  の

742 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 18:55:14 ID:???
それにしてもブンナークは魅せるなぁ

743 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 19:07:06 ID:???
それでもなお、ブルノ死亡確認…。

思い出補正からすると、Aならファンタジスタ(マイナス15補正)発動でもいい位ですが。

744 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 19:16:04 ID:???
ディッテンベルガのブロックは中山と互角以上か。
三杉の戦略眼と中山の守備力、それに+αされたのがディッテンベルガなのか。

745 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 19:28:48 ID:???
>>737-743
ブルノの強さについては、まあちょっとバランス的にお察し下さい。
一応救済の必殺技を与えないとキックオフシュート安定なレベルになっちゃうんで・・・。
でもブルノジスタ(Aで-15)はあっても良かったですねw

>744
モデルとしたのベッケンバウアーが、既存の常識を破壊した戦術開発能力と
オールラウンダーとしての能力を兼ね備えた選手だと思っていますので。


ブンナーク アトミックショット( クラブQ )71+( 2 + 3 )+(完全フリー+2)=78
ドミーニコ ブロック( スペードJ )63+( 2 + 3 )+(人数補正+1)=69
ディッテンベルガ ブロック( ダイヤA )65+( 3 + 1 )+(ゲルマンスピリッツ+6)+(人数補正+1)=76
【シューター】−【DF】=6〜2→シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。

ブンナーク アトミックショット( クラブQ )71+( 2 + 3 )+(ブロック効果-2)+(完全フリー+2)=76
ブルノ 鉄くずの両腕( ダイヤ5 )65+( 3 + 2 )+(50m距離補正+4)=74
【シューター】−【GK】≧2→アトミックショットがゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

センターサークルから撃ち放たれたブンナークの新必殺技“アトミックショット”。
軸足寄りに体重をかけつつ上体をスウェーし、ややボレー状の体勢で放たれるシュートは、
ブンナークのムエタイで培ったミドルキックの技術が利用されている。
さらにサッカーで培われたボディバランスとシュートの基礎技術が地盤として支え、
ブンナークにしか撃つ事ができないスーパーショットを形成していた。

ディッテンベルガ「(凄まじい・・・だが、ゲルマン民族の闘争心はこんな物では砕かれん!!)」

746 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 19:30:28 ID:???
一目見て、ディッテンベルガはこのシュートの威力を把握し、背筋を冷やしていた。
だがそれでも彼は一片の怯みなく、そのシュートに向かって言ったのだ。

ガッ・・・!!グアアアアアァァァン!!!

闘争心をそのまま乗せたブロックは、ブンナークのアトミックショットを捕らえた。
だがそれも一瞬の事・・・次の瞬間にはディッテンベルガを激しく吹き飛ばし、ゴールへと飛んで行く。

ディッテンベルガ「ゲフッ・・・(だが、威力は・・・落とした・・・・・・!)」

ブオオォォォォ・・・・・・!!

ブルノ「はんっ、バカじゃないのか?センターサークルからシュートとか(笑)
んなろー!!アニメの世界じゃないんだyxcvfbんjml;fgvんh・・・・・・」

アトミックショットは50mの距離を物ともせず、ブルノの両腕、身体を薙ぎ倒す。
そしてボールはそのまま激しくゴールネットに突き刺さったのだった。



ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



キックオフからここまで、長く長く我慢と消耗を強いられてきたフィオレンティーナ。
ここでついに同点に追いついた。ブンナークは大きな反撃の狼煙を上げる事に成功したのである。


フィオレンティーナ  1−1  レッチェ

747 :キャプテン三杉:2010/05/07(金) 19:32:42 ID:???
本日はこれで更新を終了致します。
前半終了間際にフィオレンティーナが同点に追いつきました。
時間帯としては相手に最も重く圧し掛かるタイミングかもですね。
ブンナークよくやったw

748 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 19:35:05 ID:???
アトミック乙でした

749 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 19:44:27 ID:???

とんでもサッカーを行っているのに気付いてないブルノ君ww

750 :森崎名無しさん:2010/05/07(金) 23:25:26 ID:???
男のロマン超ロングシュートはやっぱいいねー

751 :森崎名無しさん:2010/05/08(土) 00:47:07 ID:???
イスラスVS中山からの流れが劇的だな


752 :森崎名無しさん:2010/05/08(土) 13:54:35 ID:???
乙です。
またつまらない小ネタを…

『スーパーレッチェ行進曲』
敵がきた 球がきた
急いでチェック 潰さなきゃ
(てーへんだ てーへんだ
てーへんだったら てーへんだ)
シュートきた ロングシュート
もはや味方も 見当たらない
(どーしましょ どーしましょ
どーしましょったら どーしましょ)
急いでまた走る
(急いでまた走る)
間違いなく無理
(間違いなく無理)
ブルノに 叫んで
指示出そうと 思ったら 鉄屑の両手が 砕けてる

オワタ\(^o^)/
大切なリードなのに…
オワタ\(^o^)/
なんていいわけをしよう……
オワタ\(^o^)/
ブルノが目の前で飛んだ……
オワタ\(^o^)/
前半終了まで1分……

ディッテンベルガ「…という歌を作った。」
イスラス「……自虐は良くない。お前はよくやった。」
ブルノ「あんなシュート取れるわけないよね〜(キラリ☆)」
ディッテンベルガ、イスラス「(^ω^#)ビキビキ」

753 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 06:55:33 ID:???
数値的な質問
イベント効果がないのはブンナークはせっかくのチャンスで萎縮するような男ではないことでOK?
ブロック効果は1人妨害されるだけで−2になるの?(有効範囲2〜6)

ラムカーネ終了お知らせ
ブンナークにマークが付く
マルコはパスワークに対処できてない
中山はゴール前でイスラスと戦わないといけない
バンビーノと三杉のサイドアタックに懸かってる?
キックオフから重要だな。

754 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 08:06:07 ID:???
ブンナーク「おめーらサッカーかぶれの常識はオレらには通用しねえ!」

ミュラー「だってボクたち」

「「シロートだもんげwww」」

755 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 13:28:31 ID:???
>>748-749 乙感謝です!

>>750-751 シナリオとしてはスレ主的にも満足していますw

>>752 小ネタ感謝です!これはいい替え歌wスレ主も替え歌が好きで良く作ってました。
   んで動画作ってニコ動うpとかしたりw替え歌最高ですw

>>753 あ、シュート判定の補足説明で以下が抜けていました。混乱させてすみません。
   ※ブンナークの滾る戦意にイベペナ(-1)さんがログアウトしました。
   それとブロック効果についてはテンプレ>>12の通りなのです。
   本スレと違う仕様で混乱させてます、すみません。

>>754 しろーとブンナークに常識は通用しないw 

756 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 13:29:32 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

放送「決……決まったああぁぁぁ!!信じられません、決まってしまいました!!
センターサークルからの超ロングシュート、まさか決まるとは思いませんでした。
カルチョの常識を破壊したのはブンナークくんです。ともかくフィオレンティーナ、
待望のゴールです。前半終了間際に同点に追い付きました。」

観客「なんであの距離で入るんだ!?」「あいつも真っ向からジノの黄金の右腕を破ったんだよな…」
 「クレイジーだぜ!」「フォーメーション展開も流れるようだったぜ。」「どっちが勝つよこれ?」

ヘルナンデス「イスラスのシュートをナカヤマが止め、サイドを囮に中央(カテナチオ)を解錠した。
そしてあのブンナークが扉をぶち破る…と。フィオレンティーナのカウンターの鋭さも流石だな。
フッ、まったくとんでもない奴らと同じグループに回されてしまっていたんだな。
(敵の情報収集…その重要性を低く見積もり過ぎていた。これからの時代はそれではいけない。)」

試合を観戦していたヘルナンデスは両者のハイレベルな攻防に舌を巻きつつ、十分な戦略を用意せず
大会に臨んだ自分の甘さを確認していた。確認した。という事は善処されるという事である。
黄金の右腕ヘルナンデスは自分の磨くべき牙をこの試合で見定めつつあった。
そして、他の観客とは異なる視点で観ているこの二人は――――

757 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 13:30:56 ID:???
アルシオン「賭けに勝ちましたね、フィオレンティーナは。これで試合は分からなくなった。」

ジョアン「賭け…か。それは少々違うぞアルシオン。」

アルシオン「えっ?」

ジョアン「あれが10番、ミスギの持つ“レジスタ”の真価だ。…まだまだ未完成だが…な。」

アルシオン「レジスタ…(また、あのジュン・ミスギか。)」

ジョアン「ヤツはブンナークがシュートを放つ時点でのレイアウトを計算で導き出していた。
誰を動かし自分がどう動けば、レッチェがどの様に動かざるを得ないかを把握していたのだ。
ビリヤードにおいて、球を放つ速度とベクトルから、その後のレイアウトを予測するように、な。」

アルシオン「サイドと中央…どちらを相手がケアするかはギャンブルだったように思えます…オレには。」

ジョアン「そうか、お前は全てを理解しているようだな。確かにギャンブルの要素も生じていた。
それは、あやつの能力が未完成ゆえの事だ。それでもヤツは己と敵を知り、確率を引き上げたのだ。」

758 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 13:32:53 ID:???
ジョアンは一息つき、さらに言葉を続けた。

ジョアン「ディッテンベルガもミスギも相当な戦術眼を有しており、その事をお互いが理解して臨んでいる。
この試合の焦点がサイドアタックになる事もどうやら予想済みだったろう。ミスギはここまでサイドアタックに
こだわり、或いはこだわっているように見せかけた。で、あればサイドを可能な限りケアする戦術で組み立ててきた
ディッテンベルガも、今のような不測な事態においてもサイドへのケアを第一に考えざるを得ない。
この両者の心理戦の末に生まれたゴールだという事だ。」

アルシオン「なるほど…。では彼がレジスタとやらに完成してしまえば、試合の流れを
コントロールできる存在になると言うわけですね。」

ジョアン「ふふ、そうかも知れん。だがまあ今回は出来過ぎだな。あまりに特殊な試合だ、他のチーム相手に
同じように出来るかと言えばNoだろう。それに、レジスタの力はもう少し広義に渡る…。」

アルシオン「オレにはそこまで分かりません。でも…彼はオレと組む事になるんでしょう?」

ジョアン「さて……な。レジスタの候補はまだ他にいる。」

アルシオン「そうですか。(ま…敵なら敵でも構わないか。ミスギも…ディッテンベルガも、イスラスも。)」

759 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 13:34:04 ID:???
フィールド上では笑顔がこぼれるフィオレンティーナと、苦渋が隠せないレッチェの対照的な絵が見られた。
長い時間を我慢に費やしてきた者の成功、長時間思い通りに進めてきた者の失敗…
それはさながら人生の縮図であった。

ブンナーク「見たかああぁぁ!!!」

レントゥルス「見たー!すっげーブンナーク!!」
ダラピッコラ「全く、心強いったらねーぜコノヤロー!」
バンビーノ「最高のムードメーカーだな、ブンナークよ。」
三杉「ナイスシュート、期待以上の威力だったぞ!」

ブンナーク「ったりめーだぁぁ!!!(ああ、くそ。リングでKOした相手を見下ろすのも最高だったが、
こうして仲間が喜び称えてくれるってのも、また別次元に嬉しいもんぜ…ちくしょう!!)」

新田「(さすがだぜ!…でも褒め称えているだけじゃダメだ、俺だってストライカーなんだ。)」

三杉「(よし、いい雰囲気だ。前半はあと…8分弱かな。まだレッチェは1プレイ出来る時間がある。
ここは誰かに何か言っておこうかな。)」

A 「万が一シュートが外れていたらお前が決めていたんだ、2点目はお前の脚に期待しているぞ。」to新田
B 「プレッシングのコツはどうだ、マルコ」toマルコ
C 「僕の意図を完璧に理解してくれていたな、流石だ」toバンビーノ
D 「前半は君に助けられてばかりだった、ありがとう中山」to中山
F その他(誰か又は全体に何か言いたい事があれば)

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

760 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 13:48:51 ID:q+gjpqVY


761 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 14:12:08 ID:6QU5yny2


762 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 14:17:39 ID:iTzFdcQo
b

763 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 15:27:46 ID:???
>B 「プレッシングのコツはどうだ、マルコ」toマルコ

三杉「(そうだな…ブンナークの奇襲は成功したが、次からは警戒されるだろう。
この後の戦術の基礎となるのはマルコと新田…特にマルコが肝となる。)」

今後の攻撃方針を頭の中で確認し、三杉はマルコに対して言葉をかけてみる事とした。
もちろんプレスへの理解度の確認と、可能であればアドバイスをするためにである。

三杉「プレッシングのコツはどうだい、マルコ?苦労しているようだけれど…」

マルコ「ミスギ、んと…そうだねぇ。」


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★遅攻の間におけるマルコの学習結果→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→あと1回、ポジショ二ングを微調整すればいけるよ。 
ハート→多くとも( 6 ÷2)回、ポジショ二ングを調整すれば大丈夫。(※端数切り上げ、最低1)
スペード→多くとも( 0 )回、ポジショ二ングを調整すれば大丈夫。
クラブ→ごめん、正直全然掴めていないよ…
JOKER→完璧だよ、次のレッチェキックオフから対応できる。

764 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 15:35:18 ID:???
★遅攻の間におけるマルコの学習結果→ スペード5

765 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 15:37:26 ID:???
0回w

766 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 16:02:53 ID:???
流れがきた☆

767 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 16:23:19 ID:???
>>765-766 まさかJokerと同じ効果になるとは…風向きが完全に変わりましたかね。


>スペード→多くとも 0 回、ポジショ二ングを調整すれば大丈夫。

三杉の問いに対し、マルコは悪戯っぽい笑みを返しながらこう答えたのである。

マルコ「心配かけちゃったけどもう大丈夫、相手が遅攻を繰り返している間にキッチリ修正したよ。
このキックオフから対応できる、後半は任せて。」

三杉「そうか、安心したよ。空気が悪い間に、逆襲の準備を整えているのは流石だな。」

マルコ「アハハ、今日はここまで本当にスランプだったからね。でも諦めの悪さには自信があるんだ。」

三杉「ふふ、頼もしいよ。さて…みんな聞け!前半残り時間、レッチェは死に物狂いで攻めてくるぞ!
ここを守れるどうかで後半の流れが大きく変わる、ターニングポイントだ!絶対に守りきって終わるぞ!」

フィオレンティーナメンバー「「 おう!! 」」

768 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 16:25:17 ID:???
一方、レッチェサイドでは――――

イスラス「大丈夫か…?」

ディッテンベルガ「ケホッ……まったく、息が止まるかと思ったぜ。」

イスラス「フフ…タフだな。しかしこれでフィオレンティーナ対インテルから得た公算と大きく狂ったかな…?」

ディッテンベルガ「まあな…あの試合を見た限りでは、11番(新田)さえ止めれば後はシステムで完封できる筈だった。
だがこれで9番の位置にもこの先は気にしなければならなくなった。マンチーニもやたらと上げさせられん…厄介だ。」

イスラス「フフ、弱気だな…」

ディッテンベルガ「ああ、だが負けるとは思っていない……お前がいればな。」

そう言って、ディッテンベルガはイスラスに対して信頼の目を向けた。
イスラスは困ったような苦笑いを返したが、やがて熱を伴った空気と言葉を発するのであった。

イスラス「怖いな…では期待に応えるとしよう…。」

ディッテンベルガ「(点の取り合いならお前が負けるわけがない、そうだろイスラス。)」

769 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 16:28:39 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さあ前半も残り少ないこの時間帯のキックオフ。同点に追い付かれたレッチェボールで試合再開です。
この攻撃が前半最後になるか、それともフィオレンティーナの反撃があるか…。」

マンチーニ「みんな、ここでもう1点取って引き離しておくぞ!もうすぐハーフタイムだ、惜しまず動け!」

レッチェメンバー「「 おう!! 」」

ポンッ!ポンッ!ポーン!
伝家の宝刀ポゼッション、それによるパスワークがまたも展開される。
だがフィオレンティーナもこれまでになく落ち着いてパスの軌道を見ていた。


先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのポジショニング→! card
★新田のポジショニング→! card★
★マルコのポジショニング→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

クラブ7以下→新田、ブンナークの場合ミスします
クラブA→マルコの場合ミスします
それ以外→グッドポジショニングです
Joker→???

※ブンナークが嫌な空気を消し炭にしましたので、イベペナ(-1)さんが全員分ログアウトしてます。

770 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 16:29:34 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ スペードA

771 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 16:29:56 ID:???
★新田のポジショニング→ ダイヤ3

772 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 16:32:19 ID:???
★マルコのポジショニング→ ハート2

773 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 19:03:09 ID:???
ブンナークのポジショニング→ スペード(※グッドポジショニングだ)
新田のポジショニング→ ダイヤ (※グッドポジショニングだ)
マルコのポジショニング→ ハート(※グッドポジショニングだ)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここに至り、フィオレンティーナのディフェンスは試合開始時と比較出来ない程に良い連携を見せた。
三杉とバンビーノの指示の元、敵のボールホルダーへのチェックとパスコースチェックが両立する。
レッチェの面々はこれまでと違った感触、息苦しさに間もなく気付く事になった。

マンチーニ「(ヤツらの動きがこれまでと違う!?)」

ジャシント「(くそ、生意気にコースを塞いできやがる…!)」

バンビーノ「(いいぞ…これはいける!)」


774 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 19:05:42 ID:???
着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ジャシントのパスの行方→! card(ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)
バンビーノの読み→! card(ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)★

★ジャシント パス(! card)62+(! dice + ! dice)=★

★バンビーノ パスカット(! card)64+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→パスが通った!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン)(マンチーニorミケーレがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
守備側がパス相手を読み違えた場合「読み違いペナ(-7)」が付きます。

775 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 19:07:03 ID:???
★ジャシントのパスの行方→ ダイヤ2 (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)
バンビーノの読み→ ハートQ (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)★

776 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 19:07:08 ID:???
★ジャシントのパスの行方→ クラブ5 (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)
バンビーノの読み→ ハート9 (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでマンチーニ)★

777 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 19:08:23 ID:???
★ジャシント パス( ハート3 )62+( 35 )=★

778 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 19:10:15 ID:???
★バンビーノ パスカット( ハート6 )64+( 33 )=★

779 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 20:03:19 ID:???
ジャシントのパスの行方→ ダイヤ(※ミケーレ)
バンビーノの読み→ ハート(※ミケーレ)

ジャシント パス( ハート3 )62+( 3 + 5 )=70
バンビーノ パスカット( ハート6 )64+( 3 + 3 )70=
【攻撃】−【守備】=0→ラインを割ってスローイン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ジャシント「(パスコースが二つしか残ってねえ…くそ、通ってくれ!)」

バンビーノ「(来る…!)」

ジャシントが脚を振り上げる様を確認し、バンビーノは意識を集中させた。
そして読みを気取られぬよう、自分からのアクションを極力抑え…

ポンッ!
ダダダダダ!
パスが放たれると同時にダッシュを開始した!

バンビーノ「ビンゴだ!」

ジャシント「なに!?オレ達のパスワークを読み切りやがっただと!!」

パシィッ…!……ポン、ポン、ポン…

バンビーノ「(完璧なカットは無理だったか・・!)」

ボールを奪う事は出来なかったが、今まで何の手も付けられなかったレッチェのパスワークをついに読み切った。
ここでフィオレンティーナは勝負のスタート地点に立ったと言える。

780 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 20:04:54 ID:???
ディッテンベルガ「(まさか、このパスワークが見切られるとは…仕方ない!)」

ダッ…!

放送「バンビーノくんのカットは惜しくも実らず、ラインを割ってスローインです。
さてここからレッチェはどう組み立てていくのでしょうか?」

ジャシント「そらミケーレ!(すぐ戻せよ…)」
ミケーレ「(よし、頼んだ。)」

ジャシント「(さて…ボールは持ったがどう攻める?)」

スローインにより再びボールを持ったジャシント、彼は次の行動を決めあぐねていた。
だが後方から聞こえてきた声により、意識の停滞が終了する。

ダダダダダダダ!!!

バンビーノ「うっ…!」
三杉「まさかと思ったが…来たのか!」

ディッテンベルガ「ジャシント、こっちだ!」

ジャシント「(オーバーラップ…!この時間帯だからこその判断か、迷ってる暇はねえな!)」

ポンッ!

781 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/09(日) 20:08:44 ID:???
ジャシントのパスはノーマークとなっていたディッテンベルガに渡った。
そしてディッテンベルガを起点とした前半最後の攻撃が火蓋を切る。

ディッテンベルガ「(フィオレンティーナ、このレッチェのパスワークを攻略した気になるのは早いぞ!)」

ポンッポンッポンッ!
ディッテンベルガが中央に入る事で、レッチェのパスワークは再び鋭い音色を奏で始めた。
フィオレンティーナのメンバーも必死に対応するが、ディッテンベルガの動きによってパスのトライアングルが
不規則に変化する。これには全員が舌を巻くしかなかった。

三杉「(クソッ…!ヤツが動くだけで、これほど手がつけられなくなるとは…!
これは途中のパスコースを見切るのは不可能だ、フィニッシャーを抑えるしか…)」

三杉はフィニッシャーを予想し、それに対応すべく指示を出す。
この時間帯におけるフィニッシャー、三杉が目を付けたのは…

A イスラス
B カルネバーレ
C ディッテンベルガ
D ジャシント&リベリ

項目を2つ選んで下さい。3票選ばれた選択肢を主選択肢、次点を副選択肢とします。
副選択肢が同票だった場合はサドンデスを実施して下さい。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※本日の更新は終了となります、ご参加下さりどうもありがとうございました。
 前半が終わらなかった…

782 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 20:10:21 ID:q+gjpqVY



783 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 20:10:28 ID:FTYpoYho
AC

GKのオーバーラップはまだー?w

784 :森崎名無しさん:2010/05/09(日) 20:29:13 ID:wermrInY



ジョアン組を野放しにするとかないっすよ

785 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 10:34:33 ID:???
>AC(イスラス・ディッテンベルガ)

・・・もちろん、イスラスとディッテンベルガであった。
レッチェというチームで最も得点能力が高いのがイスラスなのは明白である。
高速を前面に押し出したドリブル、ダイビングオーバーだけでも十分脅威な上、さらに
まだフライングボレーという大技を持っているのだ、警戒するなという方が無理だ。
ディッテンベルガについては得点能力という意味では未知だが、何しろベッケンバウアーの
再来と呼ばれている男である。そんな男が満を持してオーバーラップするからには、
ゴール破る術の一つや二つ持っていても何ら不思議ではなかった。

三杉「(みんな、フィニッシャーを抑えるぞ!イスラスとディッテンベルガを網にかけろ!)」

中山「(奴らか・・・確かに嫌な空気をビシバシ発している気がするぜ。)」
ミュラー「(カルネバーレを野放しにするのは不安ですが・・・。)」
新田「(多分、次のワンプレイで終わる。カウンターが無理ならオレも下がって守る!)」

三杉のサインがフィールド上に行き渡り、フィオレンティーナの動きが変化した。
中途半端なマーク・チェックを諦め、自陣に引いて行く。全員守備の構えである。

786 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 10:37:49 ID:???
ディッテンベルガ「(機を見るに敏、守り所も心得ているな。だがここは圧し切らせて貰う!)」

ディッテンベルガは敵の状況判断に感嘆しつつも、着々とフィニッシュの準備を整えていた。
既に彼の意志は発っせられた後である。彼の見込んだ道筋通りのラストパスが放たれるであろう。
そして――彼の指示通りの位置にボールは放たれ、そこにフィニッシャーが走りこんだ。
その男は・・・


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★レッチェのフィニッシャー→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ディッテンベルガだった。
ハート→イスラスだった。
スペード→カルネバーレだった。
クラブ→ジャシント・リベリだった。
JOKER→ブルノ「オレの顔面ボレーが火を噴くぜ!」 スレ主「想定外です。」

787 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 10:40:29 ID:???
★レッチェのフィニッシャー→ スペード7

788 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 11:26:51 ID:???
>スペード→カルネバーレだった。

カルネバーレ「ハッハッハッ、3度目の正直だぜ!」

・・・カルネバーレだった。無論、高い浮き球への走り込みである。
フィオレンティーナの心理の裏を突いたディッテンベルガの指示だった。

ディッテンベルガ「既にパワーヘッドを2本放っているカルネバーレに撃たせるのは効率が悪い。
しかも最も警戒すべき男は他にいる・・・“だからこそカルネバーレで行く”」

三杉「(一番無いと思っていたパターンで来たか・・・だけど奇策は失敗すればそのツケは大きいぞ?)」

フィオレンティーナの守備の網にカルネバーレは掛からなかった。ペナルティエリアの中でイスラスらを
警戒していた中山、ミュラー、スペルマンが体勢を崩しながらようやくブロックに入れる程度である。
このシュートの結果が試合を左右する事は明らかであり、中山らは絶対に止めなければならなかった。

789 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 11:28:41 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆前半はラムカーネに指示できます。どのセービングをさせますか?
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

A キャッチ(68)消費ガッツ40
通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。

B パンチング(70)消費ガッツ80 
キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手弾けば高確率でマイボールです。

C シャドーシールド(76)消費ガッツ150
必殺キャッチです。使用すると、その試合中のセーブ力が2下がります。

D 飛び出し(69)消費ガッツ60
敵が打つ前にボールを抑えます。うまくいけば完全にマイボールです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルネバーレのパワーヘッドの威力:69
ラムカーネにはZEROシステムによって現在“+5”の補正がつきます。
ラムカーネが行動すればするほど“後半”弱体化します。(現在2回行動済み)

790 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 11:32:19 ID:pcC7xAeE
A

791 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 11:33:13 ID:2VJ/M6Yg


792 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 11:45:40 ID:jKDpX4JI


793 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 11:50:38 ID:gGt8DWUU
B
ラムカーネの残りガッツは?

794 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 12:32:18 ID:???
>>793 ハーフタイムにおいて回復後のガッツが確認できます。
   それ以外では、“三杉が”任意で必殺技を放つ際に確認できる仕様です。


>A キャッチ(68)消費ガッツ40

三杉「(このシュートを止めれば前半終了・・・ラムカーネ、踏み止まってくれよ?)」

ラムカーネ「了解・・・」

三杉とのアイコンタクトを交わし、ラムカーネはグッと身構える。
その視線の先では、今まさにカルネバーレのパワーヘッドが放たれようとしていた。

放送「さあ前半最後の攻防を飾るのはカルネバーレくん!フィオレンティーナの守備を打ち崩せるか!?」

カルネバーレ「そんな崩れた体勢で止めさせるか!」

ドゴオォォォォッッ!!

795 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 12:36:47 ID:???
先着3名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★カルネバーレ パワーヘッド(! card)69+(! dice + ! dice)=★

★ミュラー ブロック(! card)63+(! dice + ! dice)+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
スペルマン ブロック(! card)62+(! dice + ! dice)+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
中山 ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=★

★ラムカーネ キャッチ(! card)68+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。

【シューター】−【DF】
≧7→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=6〜2→シュートは放たれた。しかし有効ブロック分の威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(イスラスがフォロー)(ディッテンベルガと競合い)(ダラピッコラがフォロー)
≦−2→フィオレンティーナボールに。

【シューター】−【GK】
≧2→パワーヘッドがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジャシントらが捻じ込み)(ディッテンベルガがフォロー)(レントゥルスがクリア)
≦−2→ラムカーネがガッチリキャッチ。

【基本ルール以外の補足・補正・備考】
カルネバーレのパワーブロックは吹飛係数3を有しています。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)消費200」が発動します。
中山のマークがハートで「バックスウェイブロック(+4)消費120」が発動します。
中山のマークがスペードで「ボレーブロック(+2)消費80」が発動します。
ミュラーのマークがスペードで「ラインズスピリッツ(+4)消費150」が発動します。

796 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:37:13 ID:???
★カルネバーレ パワーヘッド( ハートQ )69+( 6 + 6 )=★

797 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 12:38:27 ID:???
すみません、備考・補足で訂正します

×ミュラーのマークがスペードで「ラインズスピリッツ(+4)消費150」が発動します。
○ミュラーのマークがダイヤで「ラインズスピリッツ(+4)消費150」が発動します。

798 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:38:40 ID:???
す、すまねえ…誰か止めてくれー!

799 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:40:46 ID:???
★ミュラー ブロック( スペード6 )63+( 4 + 3 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
スペルマン ブロック( ハートQ )62+( 3 + 3 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
中山 ブロック( ダイヤ7 )67+( 5 + 5 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=★

800 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:41:36 ID:???
★ミュラー ブロック( クラブ3 )63+( 1 + 2 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
スペルマン ブロック( スペードA )62+( 5 + 1 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=
中山 ブロック( ハート3 )67+( 6 + 6 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=★

801 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:42:36 ID:???
中山さん男前すぎるでしょ

802 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:44:23 ID:???
★ラムカーネ キャッチ( クラブQ )68+( 3 + 6 )+(ZEROシステム+5)=★
中山さんは本当に頼れる男

803 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 12:52:51 ID:???
が、中山もガッツ切れか……ハーフタイム挟んでも後一回が限度か。

804 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 17:57:10 ID:???
カルネバーレ パワーヘッド( ハートQ )69+( 6 + 6 )=81
ミュラー ブロック( スペード6 )63+( 4 + 3 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=68
スペルマン ブロック( ハートQ )62+( 3 + 3 )+(体勢崩し-3)+(人数補正+1)=66
中山 ブロック( ダイヤ7 )67+( 5 + 5 )+(体勢崩し-3)+(ソウルオブヤマト+8)+(人数補正+1)=83

【シューター】−【DF】≦−2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルネバーレ「(自分でも身震いがする・・・これは誰にも防がれる気がしねえぞ!)」

跳躍のために膝を深く落とした瞬間から、今までにない手応えがあった。
普段よりも高く速い跳躍、十分な滞空時間、背筋の反り・・・
まさに会心の一発が、最も重要な前半の最後に出たのである。
カルネバーレは限界まで発揮された自分のパフォーマンスに酔いしれた。

ドガァ!!ズシャアァァァァッ!!!
ミュラー「ゲッ・・・ホ」
スペルマン「ここまでの衝撃は久々か・・・も・・・・・・・・・」

805 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 17:59:26 ID:???
彼の感触に違いはなく、ミュラーもスペルマンも石ころのように跳ね飛んでいった。
それは確かにディッテンベルガも目を見張る程の一撃であったと言える。
このボールが内包する莫大なエネルギー、それは勿論 中山の背筋を冷やすにも十分であった。

中山「グッ・・・・・・」

無茶の連続で、既に身体が重くなりかけている状態・・・思わず足がすくんだ。
だがそれでも闘争心は沸々と漏れ出し、彼自身を支えているのが分かった。
中山はその魂を震わせ、力に替えて身体を動かした。

中山「日本男児を・・・嘗めんじゃねえぞぉぉおっ!!!」

ガシィッッッ!!!
溢れ出す闘争心は、普段の穏やかな彼を埋め尽くし、荒々しさを以って発現した。
それはこの強烈なシュートの威力をも呑み尽くし、完全なるブロックにて完成を見る。

806 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:02:31 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

観客「すげえ!!あいつマジすげえ!」「オリエンタルファイター!!」「あれを止めるのか!」

観客も思わず唖然とする、八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍。
これを見た者は、誰もが中山に対する評価を高めに修正した。
それほどに中山の見せたパフォーマンスはミラクルを感じさせた。



ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイ!



そして前半終了を告げる笛がスタジアムに鳴り響いた。
・・・と、同時に膝をつく中山。大量の汗が、彼の体中から噴き出しているのが判る。
それはミラクルに相応しいパフォーマンスを度々見せた代償を、ありありと示していた。

ダラピッコラ「ナカヤマ!大丈夫かよ!」
レントゥルス「すごい汗だよ・・・」

中山「大丈夫・・・体力を使いすぎただけ・・・・・・ハーフタイム中に回復するから・・・」

807 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:05:19 ID:???
明らかに大丈夫な様子ではないが、それでも中山は笑ってみせた。
そして立ち上がろうとするが、膝がすでに笑っており、上手く立ち上がれない。
そんな彼に対し、意外な人物が立ち上がる手助けをした。
周囲の人間はその人物の姿を見て、思わず驚きの声を上げる。

ラムカーネ「ムリをするな・・・肩を貸してやる。」

中山「ラムカーネ・・・お前だって苦しいだろう・・・・・・。」

ラムカーネ「気にするな・・・」

ラムカーネは中山に肩を貸しながら、瞼を閉ざしてこの前半の事を思い出していた。

中山『次はオレがリベロとしてキッチリ働く。お前だけに負担をかけさせやしない、約束する。』
ダダダダダ!!!!!!
中山『(動くこと雷霆(らいてい)の如し!)』
ガシィィィィイッッ!!!
中山『日本男児を・・・嘗めんじゃねえぞぉぉおっ!!!』

808 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:06:38 ID:???
ラムカーネ「(コイツの言葉に偽りはなかった・・・コイツは誰よりも戦士として闘った。)」

ラムカーネは目を開け、一人 心に誓いを立てた。
(BGM:Rhythm Emotion)

ラムカーネ「(ならば、オレも兵士としてコイツに報いなければならない。
ZERO・・・お前にも地獄へ付き合って貰うぞ)」

ラムカーネはかつての戦場を思い出していた。
そして誰よりも体制と、戦争と闘い続けた少女を思い出していた。

ラムカーネ「命なんて安い物だ・・・特に、オレのは。」

最後の戦場で彼女に言い放った言葉を、再び彼は口にしたのだった。

※限界まで心身を削って闘った中山の姿を見てラムカーネの精神が戦場に戻りました。
 この試合に限りシステム暴走を起こしません。(ただしガッツ消費は2倍でシステム恩恵も受けません。)



一旦ここまでっす。

809 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 18:10:00 ID:???
ヒイロ…じゃなかったラムカーネがんばれ!乙でした

810 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 18:30:55 ID:???
「違うな。俺達の命は奴らに高く売りつけてやる必要がある」
某ゲームでのピエロのお言葉
レッチェに叩き付けてやろうぜ!

811 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:28:33 ID:???
カルネバーレ「バカな・・・バカなバカな!!なんでアレが決まりやがらねえ!?
それどころかGKにも届かねえなんて・・・オレは悪い夢でも見ているのか!?」

マンチーニ「信じられんが現実だ。どうやらオレ達の見積りはまだ甘かったようだな。」

カルネバーレ「マ、マンチーニ・・・」

マンチーニ「だがヤツはもう後半使い物になるまい、少し動いたら動けなくなる。」

ディッテンベルガ「その通りだ。ゴールを奪えなかったのは残念だが、後半の布石としては上等だ。」

カルネバーレ「ディッテンベルガ、布石ってなんだよ・・・?」

ディッテンベルガ「あいつらは普通にやっても勝てやしない。オレの戦術にも対応し、
イスラスの技術もお前のパワーも撥ね退けて見せた。もはや一手ずつ追い詰めて行くしかなかった。
DFの要となっている5番をお前が潰してくれたお陰で、後半あと2点は取れるだろう。」

ディッテンベルガの言葉にレッチェ一同はある程度落ち着きを取り戻した。
ディッテンベルガ自身は、あのタイミングで点を取れなかった事に心底痛手を感じたのだが、
中山の膝をつく様を見て、その痛手は勝利への確信と変わった。
それほどまでに、中山は(少なくともこの試合では)フィオレンティーナの精神的支柱となっていた。
だがディッテンベルガは気付いていなかった。
本当に1手ずつ追い詰められているのは誰なのか、という事に。

812 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:29:34 ID:???
〜フィオレンティーナ ベンチ〜

アンザーニ「皆さんお疲れ様でした、前半戦は苦しい状況をよく耐えましたね。
特にナカヤマくん・・・よく踏ん張り、皆の心を支えてくれました。キミがいてくれて良かった。」

中山「はは・・・後半もまだやれますよ、俺は・・・」

アンザーニ「フフ、頼もしいです・・・が、キミにだけ頼っているようではこの先闘っていけない。
ここから先は他のみんなに踏ん張って貰わなければなりません。三杉くん、いいですか?」

三杉「勿論です。バンビーノ、マルコ、新田、ブンナーク、そしてレントゥルスも体力は有り余っているな?」

ブンナーク「当たり前よ・・・」
新田「全然走り足りないですよ!」
マルコ「前半は足を引っ張ったけど、後半はやるよ!」
レントゥルス「お、オレも頑張るよ〜。」
バンビーノ「オレも全てを出し切ってみせるさ・・・!」

アンザーニ「宜しいです。それでは後半、キミ達はこれまで以上に走り回ってもらいます。
具体的には、プレスの結果 相手がパスを出した後“ボールに振られて”追い回して下さい。」

813 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:31:04 ID:???
新田「ボールに振られて・・・?」

三杉「パスを受ける次の選手に対しても続けてプレスをかける、という事だ。
昨日監督が“敵の持っているパスコースを二つ以上考え、次のパスを予測しておけ”
と言っていたのは、即ち連続でのプレス、連動した守備を実行する為の布石だったんだ。」

アンザーニ「その通り、今回の守備はそこまで出来て完成です。勿論、今のままでも
それなりには対処出来ます・・・が、守備陣にこれ以上負担をかけられますか?」

FW&MF全員「否(いな)!」

アンザーニ「宜しい、それでは成功を期待しています。ミスギくん、攻撃に関してはキミに一任します。」

三杉「了解しました。みんな、後半は打って変わって攻勢に転じるぞ。
僕の見通しが正しければ、これまで打ってきた布石が次々に活きてくる筈だ。
まずは新田に対してパスが通るようになる。これは敵最終ラインの裏を狙った物ではなく、
新田の手前に出す縦に近いショートパスだ。ブンナークのミドルシュートによって、
敵はブンナークの動向を気にするようになる。そして、場合によってはディッテンベルガが
マンツーマンで付いてくる。新田に対するリスク管理が甘くなればパスは通るし、通って
しまえばそのまま新田がドリブルで突破すれば良い。ただし、ボクやマルコの位置からは
相変わらず警戒が大きいだろう、状況判断が必要だ。」

マルコ「分かった!」
新田「俺、やってやりますよ!」

814 :キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:32:52 ID:???
三杉「それからマルコ、キミはプレスのコツを掴み、相手の癖もそれなりに把握したね?
レントゥルスと君には後半バンビーノの指示は要らないだろう。
即ちバンビーノ、君には早い時間帯でその突破力を見せ付けてもらう。」

バンビーノ「フッ、待っていたぞ。」

三杉「君が一度サイドアタックを成功させれば、ジャシントとリベリがそちらに行く。
そうすれば僕の方のサイドアタックも格段に成功しやすくなるだろう。
そこまで状況が進めばもはやアーリークロスを放つ必要もない。
敵のオフサイドトラップは完全に封じ込められる。」

アンザーニ「ミスギくん・・・イスラスくんに勝てますか?」

三杉「それは・・・」

A 勝ちますよ、必ず。中山があれだけやってくれたんです、これで燃えなきゃ男じゃありません。
B 正直・・・不安です。でも逃げるのだけは嫌なんです、僕は彼に挑みたい。
C ・・・勝負のためには・・・・・・僕が囮になるのが良いかも知れませんね。
D その他

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


※本日の更新は以上です。それからコメ感謝です、レスは明日か後ほど・・・

815 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:33:50 ID:1/QRYjvs


816 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:38:07 ID:2VJ/M6Yg


817 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:40:39 ID:bI7fijqc
C

818 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:42:16 ID:WNNwd9cY
A
結果はどうあれここは引けぬ

819 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:43:18 ID:???
中山さんはどのスレでも男前乙でした

820 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 21:31:35 ID:???
乙です。

堅守速攻、相手を蜘蛛の巣にかけるように追い込む、イタリア的なサッカー……
読んでいてドキドキします。

執筆は大変でしょうが、更新頑張って下さい。
楽しみにしています。

821 :森崎名無しさん:2010/05/10(月) 22:11:43 ID:???
乙乙

イスラスの厄介なところはその圧倒的なスピード。
ドリブル時でも振り切られかねず、守備でも高速で追いかけてくるだろう。
強敵と書いて友状態になったら高速化する。

普段の倍速く動き、倍思考を加速させないときつめ
ガッツをガンガン消耗してもいいから何らかの補正が欲しくなる相手。

822 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 13:08:29 ID:???
>>809-810
何ていうかラムカーネを書いていると胸が熱くなってきます。
そしてコメントを見て、やっぱウイングはいいなーと思うのです。
昨夜は久々にTWO-MIXを聞きましたw

>>819
各スレで中山さんが活躍すると胸が熱くなってきます。
もうイメージが“漢”なんですよね。

>>820
乙感謝です。ひとに喜んで貰える内容が書けているようで安心します。
前半戦の耐える展開についてきて下さりありがとうございます。


>>821
乙乙感謝です。イスラスはシュナイダーに匹敵する評価の男・・・!
皇帝並にディフェンス陣へ脅威を与える程度の能力です。

823 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 13:09:59 ID:???
>A 勝ちますよ、必ず。中山があれだけやってくれたんです、これで燃えなきゃ男じゃありません。

三杉「勝ちますよ、必ず。中山があれだけやってくれたんです、これで燃えなきゃ男じゃありません。」

アンザーニの問いに対し、三杉はハッキリとした口調でそう答えた。
チームメイトがその回答を待っていたかのように、頼もしそうに三杉を見た。

アンザーニ「その言葉が聞ければ十分です。皆さんの後半の活躍を期待しています。」

三杉「(監督・・・。)よしみんな、攻撃については今の2本柱で攻めていく!
後半は僕達の本当の力を見せ付けるぞ!!」

フィオレンティーナメンバー「「「 おう! 」」」

三杉の掛け声をまとめとしてミーティングは終わった。
そしてメンバーと共に、三杉は控え室を後にした。

824 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 13:11:10 ID:???
本当のところ、三杉の心には“自分が囮になるべきかも知れない”という思いが2割ほど占めていた。
イスラスの能力と器はそれほどに大きく、絶対に勝てる確信を三杉は持っていなかった。
心臓病と長期リハビリが生んだかつての弱い自分、チャレンジ精神の欠如が不意に襲ってきたのである。
だが、彼はそれでも“必ず勝つ”とハッキリ口に出した。
彼は自分に代わりメンバーの戦意を支えてくれた中山の戦いに応えたかったのである。
その思いが彼に、イタリア最初の夜に決めた事・・・“目の前に高い壁があるならば、
この身体を存分に使って乗り越えてやろう”というあの日の初心を思い出させたのである。


チームメンバーの中に、三杉のこの葛藤に気付く者は誰もいなかった。
だが、アンザーニ・・・彼だけは分かっていた。
人が持つ心の弱さと、それを乗り越える強さ・・・
この白髪の老監督だけが理解していた。

アンザーニ「力を恐れないのは、ただの蛮勇。力を怖れるのは臆病者。だがミスギくん・・・
キミは力を恐れてもなお、向かっていく心の強さがある。それがこそが勇気。
キャプテンとして、仲間を・・・チームを支えていくのに最も重要な力だ。
勝てますよ、このチームは。ミスギくん、キミがキャプテンなのだからね。」

誰も居なくなった控え室で、アンザーニは独り言のように呟いていた。


※一旦ここまで。ちょっとしたフラグが立ちました。場合によっては何もなく消滅します

825 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:28:11 ID:???
チームガッツ

残り/最大
780/780 新田
830/830 三杉
860/880 ブンナーク
740/740 マルコ
810/810 バンビーノ
720/720 レントゥルス
370/810 中山
730/760 ミュラー
670/720 ダラピッコラ
705/720 スペルマン
880/880 ラムカーネ

※ハーフタイムで敵味方のガッツが200回復しました。
※前半戦における貴公子ポイントの増加はありません。
※後半は味方チームBGMが“全日本ユース 0(キャプテン翼3)”になります。脳内再生推奨。
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628 (39:29〜40:39)

826 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:30:42 ID:???
〜観客席〜

片桐「驚きましたよ、賀茂さん・・・」

賀茂「バカ野郎、俺だって驚いているぞ!なんだこのレベルの高さは!
プロの下部組織がここまでレベル高ぇなんて聞いてねえぞ!!」

観客席では日本サッカー協会の重要人物2人が観戦していた。
片桐は3日前に賀茂に国際電話で叩き起こされ、急遽呼びつけられたのである。

片桐「この大会の優勝チームを、と思っていたジャパンカップのゲストチームですが・・・
このフィオレンティーナに決めて良いレベルだ。十分に大きな話題性を持っています。」

賀茂「ああ・・・何しろ行方知れずになっていた3人がイタリアで修行していたんだからな。
大空翼に劣らぬ才能と言われた中山、翼の次の世代で小・中と日本一を獲った新田、
そしてガラスのエース三杉淳・・・日本に今一度サッカーフィーバーが訪れるぞ!」

片桐「ええ、最初はいきなりミラノに呼びつけて一体何事かと思いましたけれど、
これは確かに来た甲斐があったというものだ。」

827 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:31:59 ID:???
賀茂「・・・と、言うわけで明日にでも早速コンタクトを頼むぞ。
ジャパンカップと・・・そしてワールドトーナメント召集のリザーブをかけるんだ。」

片桐「ハハッ。そうそう、自分が面識がないからって私を呼んだんでしたね。
顔に似合わず商談の進め方はマメですね。」

賀茂「放っとけ、知らぬ顔のヒゲオヤジがいきなり行っても警戒されるだけだろが。」

・・・などと言う会話が観客席の隅では繰り広げられていた。
日本サッカー協会の片桐と賀茂は子供のような笑顔で未来の展望を話し合っていた。
フィオレンティーナのジャパンカップ参加と、ワールドトーナメントへの三杉らの招集、
プロジェクト・カウンターウイングの成功、そして日本サッカーにおけるプロリーグの発足・・・
だがしかし・・・この時に話された彼等の展望は、残念ながらその全てが叶う代物ではなかった。

828 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:33:33 ID:???

アルシオン「そう言えば・・・」

ジョアン「どうした、アルシオン?」

アルシオン「コーチはレッチェの守備とパスワークに対し、
フィオレンティーナがどうやって戦うものと予想していたんですか?

ジョアン「フフ・・・外れた答えを聞いてくるとは、お前も意地が悪いなアルシオン。
まあ構わんか・・・・・・私の想定では、奴らは完全なマンツーマンで来ると思っていた。
1974年メキシコワールドカップ決勝を再現するために。」

アルシオン「メキシコワールドカップ決勝・・・この間話してくれたオランダ対西ドイツですか。」

ジョアン「そう、レッチェのパスワークは“決勝戦のオランダ”に近いと言える。
オランダが決勝戦で敗れた理由の一つが“渦巻き理論の沈黙”にある。
準決勝までに見せていた雄大なポジションチェンジが、決勝戦では成りを潜めたのだ。」

アルシオン「ポジションチェンジ・・・ですか。」

829 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:35:20 ID:???
ジョアン「オランダのトータルフットボールの優位性は敵の守備を混乱させ無効化した事にある。
当時はマンツーマンディフェンスの最盛期、フォーメーションにほとんど意味はなく、試合前にマーク相手
を決めておく1対1特化の守備スタイルだった。4-3-3等も敵の攻撃の数に合わせて形式で書いていただけだ。」

アルシオン「なるほど・・・マンツーマンだったから、常識を超えたポジションチェンジが有効だったと・・・」

ジョアン「そうだ。自分が誰をマークすればいいのか、自分が何処を守っているのか、オランダの
トータルフットボールを相手にしたチームは分からなくなり、それが守備の混乱を生んだ。」

アルシオン「そうですか・・・では決勝ではなぜそのポジションチェンジが成りを潜めたんでしょう?」

ジョアン「それは・・・闘った彼等自身にしか分からぬよ。後世の専門化が幾度と無く想像し、議論した。
だが最早そこに本質があるとは私は思っていない。それよりも西ドイツの強さに目を向けるべきだ。
オランダが敗れたもう一つの理由、そしてフィオレンティーナが対抗出来る理由もそこにある。」

ジョアンの言葉に熱が篭り始め、アルシオンも改めて真剣に耳を傾けた。

ジョアン「ベッケンバウアー、ミュラー、ブライトナー、フォクツ・・・西ドイツは各ポジションに世界最高の
スペシャリストを選んでいた。まともに局地戦を行えば、全員がオランダの上を行っていたというわけだ。
フィオレンティーナのブンナークはゲルト・ミュラーになれる。ミスギとバンビーノはネッツァーと
ブライトナーだ。まあネッツァーは本戦には居なかったがな。中山もベッケンバウアーの役を担えただろう。」

830 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:36:33 ID:???
アルシオン「なるほど、確かに決勝のオランダと西ドイツですね。でも・・・」

ジョアン「なんだ・・・?」

アルシオン「・・・という事は、コーチの想定ではフィオレンティーナの負けでしたね。

ジョアン「何故・・・そう思う?」

アルシオン「クライフを抑えたという選手が居ないからです。」

ジョアン「フフ・・・そうだ、その通りだアルシオン。
フィオレンティーナにはフォクツになれる選手が居ない、少なくとも今の時点ではな。」

ジョアンはアルシオンの回答に満足げに笑った。
自分の愛弟子が自分と同じ結論を出した事が満足だったのである。
だがそれも束の間、ジョアンはすぐに厳格な顔に戻った

ジョアン「しかし・・・ヤツらはその想定を超えてきた。場合によってはレッチェを食うな。」

アルシオン「後半・・・楽しみですね。」

ジョアン「(ほう、アルシオンが闘いたがっている・・・これは思わぬ収穫だ。)」

この試合がアルシオンの闘志を掻き立てている事にジョアンは内心喜んだ。
コッパ・イタリア・プリマヴェーラ・・・この大会は彼にとって選定であった。
アルシオンに用意する味方、味方、味方・・・そして、敵。

831 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:39:22 ID:???
ハーフタイムを終え、両軍の選手達がフィールドに戻ってきた。
間もなくキックオフの時間、後半はフィオレンティーナボールで始まる。

三杉「(ふむ・・・最初の攻撃はどうしようか?)」


A 僕がキープしながら下がろう。そのあと敵の様子から判断し、新田かバンビーノにパスだ。
B よし、イスラスと勝負しよう。勝ったら敵ボランチが寄ってくるからバンビーノにパスだ。
C ブンナークにシュートを撃たせてみよう。
D 新田にドリブル突破させてみようか?
E バンビーノとパスワークで攻めてみるか。
F その他(なにかあれば)

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)



※一旦ここまでです。
 オランダ対西ドイツに関する考察は個人的に何となく思った物です。
 ストーリの都合上で書いてますので、あまり鵜呑みにしないでねw

832 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 17:57:18 ID:v9UeYqiI


833 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 18:15:57 ID:???
システム暴走ない状態なら、ラムカーネに指示は出せますか?

834 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 18:23:09 ID:n4AN/7IM
E

835 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/11(火) 18:26:57 ID:???
>>833
出せます。
説明してませんでしたね、すみません。

836 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 18:51:05 ID:???
乙です。
失礼ながら指摘ですが…74年はメヒコではありませんよ。
74年は西ドイツで、70年がメヒコです。

837 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/11(火) 18:56:24 ID:???
うぉっ、そうです。
74年の西ドイツはホスト国優勝じゃないですか。
なんでメキシコって書いちゃったんだろう…

すみません、指摘ありがとうございました。

838 :キャプテン三杉:2010/05/11(火) 19:52:00 ID:???
それでは本日の更新はここまでです、ありがとうございました。
投票はまだ継続中ですので、どうぞ宜しくお願い致します。
ではまた!


関係ないウイイレ話
うちのフィオレンティーナの中盤が白金のカルテットになりました。
三杉、翼、カルロス、アルシオン
俺TUEEEEEという痛々しく楽しい中二病してます。

でもバイエルンがシュナイダー、肖、レヴィンに加え、
カルツ、シェスター、オワイラン、若林というチート軍団なので勝てません。
あとインテルのジノが3年以上試合に出してもらえず可哀相です。

839 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 19:53:16 ID:oVbpLLr6
A
乙です

840 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 19:54:11 ID:LFyncIdE
A
ジノwwゲルティスのせいかww

841 :森崎名無しさん:2010/05/11(火) 20:41:47 ID:RTNNvVGQ


842 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 09:26:23 ID:???
乙ありがとっす!


>A 僕がキープしながら下がろう。そのあと敵の様子から判断し、新田かバンビーノにパスだ。

三杉「(よし・・・まずは陣形の展開だ。あわよくば敵が施してきた対策を見切る・・!)

ブンナークと新田に対してキックオフ直後にパスを要求、その後は敵陣に上がる指示を出した。
この後半戦は前半とは違う有利な展開になる。それは確信に近いが、世の中に絶対は無い。
不安と緊張が少しだけ大きくなる。

三杉「(落ち着け、大丈夫だ。よしんば敵に新たな作戦があろうと、このチームなら対処出来る。)」

そう自分に言い聞かせ、三杉は生まれてくる不安を取り去った。
そうこうしながら、遂に後半開始の時間がやって来た。泣いても笑ってもこの45分で決着である。


ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さあ後半戦スタート!フィオレンティーナのキックオフで始まりましたが・・・ボールを持った
新田くんがまずは三杉くんにバックパス、そしてFWは前線に上がって行きます。
三杉くんは・・・ボールキープをしていますね、どうやら落ち着いて攻撃を組み立てる模様。」

843 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 09:28:50 ID:???
カルネバーレ「チッ!ちんたらやってんじゃねぇよ!」

ダァッ!!
勢いよく攻めて来ない敵に対し、早速焦れたカルネバーレがやってくる。

三杉「(まずは彼を手玉に取らないと話にならない。)」


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 キープ(! card)67+(! dice + ! dice)=★
★カルネバーレ タックル(! card)62+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がボールキープ成功、少しずつ下がっていく!さらに判定へ。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(バンビーノがフォロー)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
三杉のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
三杉のマークがスペードで「ストップフェイク(+1)」が発動します。
三杉のマークがダイヤかハートで勝利した場合、頭脳的なドリブル(次の行動に+1)が発動します。
カルネバーレのマークがダイヤ、ハートで「パワータックル(+2&吹飛係数4)」が発動します。

844 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 09:34:20 ID:???
★三杉 キープ( ダイヤ8 )67+( 61 )=★

845 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 09:46:49 ID:???
★カルネバーレ タックル( ダイヤA )62+( 35 )=★

846 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 12:36:45 ID:???
三杉 キープ( ダイヤ8 )67+( 6 + 1 )+(芸術的なドリブル+4)=78
カルネバーレ タックル( ダイヤA )62+( 3 + 5 )+(パワータックル+2)=72

【攻撃】−【守備】≧2→三杉がボールキープ成功、少しずつ下がっていく!さらに判定へ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

サッ…ダダダッ!
フワリ…

カルネバーレ「クソッ・・・!よこしやがれ、チクショウがっ!!」

三杉のボールタッチ、フェイントは十分なポテンシャルを発揮した。
圧倒的な技術の差は、まるで闘牛のような風景を写し出す。

放送「これは・・まるで相手になりません、カルネバーレくんが翻弄されています!
そしてこれは徐々に位置を下げています・・・ボールを取られたら危険は目の前ですが、
どうやらこれはそんな展開になりそうにありません。」

847 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 12:39:12 ID:???
三杉「(ここまでは想定どおり。ディッテンベルガとイスラスは・・・?)」

カルネバーレの相手をしながら、三杉はフィールドの配置確認を試みる。
視線を周囲に配るとそこには・・・

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★眼前に広がった光景→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ボランチは右サイド寄り、ディッテンベルガはブンナークをマーク、
    イスラスのチェックも遅い・・・どちらにパスするにせよ、今しかないタイミングだ!
ハート→ディッテンベルガは新田もチェック出来る位置取りだが、ボランチが右サイド寄りか・・・
スペード→ボランチがバランスの取れた位置か・・・でも新田のマークは甘い!
クラブ→イスラス「周囲を観回す余裕があるのか・・・?」イスラス!!いつの間にこんなに近くに・・・!
JOKER→何だこれは・・・?遠くのスペースとパスの道筋が見える・・・

848 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 12:42:53 ID:???
★眼前に広がった光景→ スペードK

849 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 13:03:51 ID:???
>スペード→ボランチがバランスの取れた位置か・・・でも新田のマークは甘い!

三杉が下がる事によって、ジャシントとリベリの対三杉用右サイドシフトが解除されていた。
だがそのバランスの取れた配置が、逆に新田へのマークを甘くした。
『ボランチが新田へのパスを塞いでくれる=自分はブンナークへの警戒に集中できる。』
このような思考がディッテンベルガに働いたのだ。
これを観た三杉は、一瞬の間も置かずにロングパスを決断した。

三杉「(縦パスが通るなら2〜3人程度のギャンブルは・・・!)」

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 パス(! card)65+(! dice + ! dice)+(頭脳的ドリブル効果+1)=★

★カルネバーレ パスカット59(! card)+(! dice + ! dice)+(マーク失敗-2)=★

★リベリ パスカット63(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ジャシント パスカット62(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→ボランチの隙間を通し、見事にボールが新田の足元に。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(バンビーノがフォロー)(マルコとミケーレが競り合い)(マンチーニがフォロー)
≦-2→インテルボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤ・ハートで「バックスピンパス(+3)」が発動します。

850 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 13:05:11 ID:???
★三杉 パス( ハートK )65+( 63 )+(頭脳的ドリブル効果+1)=★

851 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 13:06:02 ID:???
★カルネバーレ パスカット59( ハート9 )+( 44 )+(マーク失敗-2)=★

852 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 13:06:54 ID:???
★リベリ パスカット63( ダイヤ5 )+( 45 )+(人数補正+1)=
ジャシント パスカット62( ダイヤ8 )+( 13 )+(人数補正+1)=★

853 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/12(水) 13:07:06 ID:???
訂正です

2以上の差で負けた時…×インテルボールに
○レッチェボールに

854 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 15:28:35 ID:???
三杉 パス( ハートK )65+( 6 + 3 )+(バックスピンパス+3)+(頭脳的ドリブル+1)=78
カルネバーレ パスカット59( ハート9 )+( 4 + 4 )+(マーク失敗-2)=65
リベリ パスカット63( ダイヤ5 )+( 4 + 5 )+(人数補正+1)=73
ジャシント パスカット62( ダイヤ8 )+( 1 + 3 )+(人数補正+1)=67

【攻撃】−【守備】≧2→ボランチの隙間を通し、見事にボールが新田の足元に。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

カルネバーレ「クソがぁっ!!!」

三杉「(その巨体、利用させて貰うよ。)」

見過ぎはボールキープしながらカルネバーレの位置を誘導する。
ボランチにパス出しのモーションを見せないよう、カルネバーレをブラインドに使う意図だった。
仕込みが整うと、新田の位置を確認し・・・思い切ったパスを打ち放った。

リベリ「な・・・!」
ジャシント「・・・んだとぉっ!?」

ディッテンベルガ「あの2人の間を!!」

観客「うぁっ、速い・・・!」「な、何した!?」「凄いコースを通したぞ!」

855 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 15:29:49 ID:???
放送「キ・・・キラーパス一閃!!!三杉くん、糸を針の穴に通すような凄いパス!
ジャシントくんとリベリくんによる守備ゾーンの隙間を切り裂きました!!
これはあまりの高速パスにレシーバーがトラップミスをするかと思いましたが、
新田くんがスムーズなトラップ!」

新田「(三杉さんのパスは弾道が速くとも、強烈なバックスピンがかかっている・・・
ワンバウンドで急激なブレーキがかかり、この上なくトラップしやすいパスに変わるんだ!)」

パスを受けた新田は即座に反転し、ドリブルを開始する。
レッチェの守備はブンナークへのマークと中盤対策に偏っており、すぐさま新田に対応できるDFは
チェーザレしかいない。絶叫のようなディッテンベルガの指示が走った。

ディッテンベルガ「攻撃を遅らせろチェーザレ!!ボールを奪う必要はない!!」

チェーザレ「わ、分かった!」

新田「させるかよ!!」

856 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 15:32:16 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★新田 ドリブル(! card)63+(! dice + ! dice)=★
★チェーザレ マーク(! card)61+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→新田がドリブル突破、ブルノと1対1だ。
=1、0、-1→チェーザレを抜いたが時間が稼がれた…。そして左から順に
(ペナありドミーニコが来た)(ペナありディッテン&ドミが来た)(普通にディッテン&ドミが来た)
≦-2→抜けない!ディッテンベルガ、ドミーニコ、チェーザレの3人に囲まれた。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」「隼ダッシュ(消費1.2倍で全行動+1)」が発動します。
新田のマークがハートで「俊足ドリブル(+2)」が発動します。

857 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 15:33:28 ID:???
★新田 ドリブル( ダイヤJ )63+( 12 )=★

858 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 15:33:45 ID:???
★新田 ドリブル( スペード3 )63+( 13 )=★

859 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 15:37:15 ID:???
★チェーザレ マーク( クラブK )61+( 53 )=★

860 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 16:09:46 ID:???
三杉は覚醒しないの?

861 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 16:27:07 ID:???
しないよ、テンプレに書いてある。

862 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 17:04:48 ID:???
出目がひどいな
なんとか抜いたからいいけど

863 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 17:18:59 ID:???
ザコ試合でジョーカーなかったら抜けなかったな

864 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 19:09:10 ID:???
>>860-861
私に代わり説明ありがとうございました。
三杉は特別な記述が無い限り試合中の覚醒はありません。
フラグ取得や開化もありません。>>11をご参照下さい。

>>862
いやホント、必殺技やスキルがフル発動でギリギリとかw

>>862
新田は地道な成長が身を結んでいるようです。
ブンナークより大分劣る能力なのにヘルナンデスからも点取りましたし・・・
今後も頑張って実力をつけて欲しいところです。

865 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 19:13:08 ID:???
>>864の一番下のレスは>>863殿へでした。

ついでに、ずっと間違えてた事を発見しましたので訂正を・・・
×ドミーニコ  ○ドメーニコ でした、すみませんでした。


新田 ドリブル( ダイヤJ )63+( 1 + 2 )+(芸術的なドリブル+4)+(隼ダッシュ+1)=71
チェーザレ マーク( クラブK )61+( 5 + 3 )=69

【攻撃】−【守備】≧2→新田がドリブル突破、ブルノと1対1だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

新田にとって、今がこの試合初めてのボールを扱ったプレイだった。
しかも抜けば絶好のゴールチャンス、前半の苦戦を一気に覆せるのだ。
当然ながら新田はこれを意識してしまった、そしてそれは彼の動きを硬く鈍らせる・・・
だが彼が持つ天性のスタートダッシュと、そして日々の練習がそのプレイを後押しした。

ダダダダ!!シュッ・・・・・・ブワッ!

チェザーレ「うわっ、ちょっ、速くて上手い・・・!!」

ダッシュからの急停止にジョアンから授けられたボールコントロールを加えたドリブルは、
身体や目線のフェイントが多少ぎこちなくとも、そんじょそこらのDFには止められない。

新田「(ちょっと危なかったぜ・・・でも今ので硬さが取れた!)」

※隼ダッシュが発動しました。以後、俊足ドリブル(+2)がストレートドリブル(+3)になります。
 この試合中はずっと継続します。

866 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 19:14:26 ID:???
ディッテンベルガ「(最悪だ・・・せめてドメーニコをマークにつけるべきだった・・・!)」
リベリ「(終わった・・・)」
ジャシント「(頼む・・・とか言うのも虚しいぜ・・・)」

新田のドリブル突破はレッチェの面々に等しく絶望を与えた。
ただ一人例外がいたが、それは彼だから仕方がない。

ブルノ「来いチビスケ(シービスケット)!お前にとっての下克上は此処にはないんだよ!!」

新田「( ´_ゝ`)・・・・・・」

ダダダダダダッッ!!!
新田は挑発(?)を全く意識することなく、全速でゴールに迫った。
GKブルノに対して完全な1対1である。

867 :キャプテン三杉:2010/05/12(水) 19:15:53 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★新田の判断→! card (ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュート)
ブルノの判断→! card (ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュートに備える)★

★新田 ドリブル/急停止隼シュート(! card)63/66+(! dice + ! dice)=★

★ブルノ ドリブル/シュートに備える(! card)60/60+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

【攻撃】-【守備】
≧2→新田がゴールを決めた!
=1、0、-1→ボールは弾かれた。左から順に
(ブンナークがねじ込み)(イスラスがクリア)(ディッテンベルガがフォロー)
≦-2→なんとブルノさんがボールを押さえた!

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
新田がドリブルを選択した場合、マークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」、
ハートで「ストレートドリブル(+3)」が発動します。
守備側が読みを外すと-2のペナルティが付きます。

868 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:16:54 ID:???
★新田の判断→ スペード6 (ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュート)
ブルノの判断→ クラブ4 (ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュートに備える)★

869 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:17:40 ID:???
★新田 ドリブル/急停止隼シュート( クラブK )63/66+( 1 + 1 )=★

870 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:18:54 ID:???
★ブルノ ドリブル/シュートに備える( ダイヤ6 )60/60+( 3 + 2 )=★

871 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:19:04 ID:???
★ブルノ ドリブル/シュートに備える( JOKER )60/60+( 5 + 3 )=★

872 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:19:58 ID:???
なんだこの偏ったネタ引きはww

873 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:20:45 ID:???
入った?

874 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:24:00 ID:???
一応入ってるかな
1ゾロで入れられるとか本当に笊すぎる

875 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/12(水) 19:24:21 ID:???
書き忘れましたが、新田には「隼ダッシュ(+1)」が付きます。
結果に影響しなくて良かった…まさかピンゾロ出すとはw


新田が蹴り損ないながらもゴールを決めた所で、本日の更新を終了致します。
お付き合い頂きありがとうございました。間違いがやたら多くてごめんなさい。

876 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:26:02 ID:???
必殺セービングで救済しないとまずいと思ったGMの気持ちがよくわかるww

ピンゾロ乙でしたw

877 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:38:56 ID:???
あれ?
まさかピンゾロで覚醒?

878 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 19:56:24 ID:???
これほど描写に困る覚醒もなかろうwww

879 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 20:00:23 ID:???
新田にドリブルフラグあったっけ?

880 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 20:05:09 ID:???
すばらしい!彼はエンターテイナーだ!!

881 :森崎名無しさん:2010/05/12(水) 21:19:47 ID:???
仮に読み当てボーナスがあっても得点してるw

882 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:07:26 ID:???
みなさん、乙やコメントありがとうございました。

>>876
気持ちが分かって頂けて良かったw
ブンナークとブルノのコンビは完全にバランスプレイカーっすw

>>878
天が与えてくれた覚醒ですw
このスレの構想段階からずっと温めていた特殊フラグのイベントが書けましたw

>>879
新田にはドリブルフラグないんです。



いやー、しかしブルノさん流石です。
ピンゾロとJokerにマジ動揺しました。

883 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:08:30 ID:???
新田の判断→ スペード (シュート)
ブルノの判断→ クラブ (シュートに備える)

新田 急停止隼シュート( クラブK )66+( 1 + 1 )+(隼ダッシュ+1)=69
ブルノ シュートに備える( ダイヤ6 )60+( 3 + 2 )=65
【攻撃】-【守備】≧2→新田がゴールを決めた!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

チェーザレを抜いて硬さが取れたと感じた新田・・・。
それに間違いはなく、彼の視野と想像力(イマジネーション)は大きく拡がっていた。
試合中、そしてビッグチャンスであるというシチュエーションを忘れるかのように、
新田の脳裏に新しいプレイへのイメージが、ゴールへの絵が描かれていく。

新田「(急停止隼シュートは、隼ダッシュからの急停止によるチェンジオブペースが要の技・・・
だがもし・・・“もう一段階 敵のタイミングを翻弄する術(すべ)があったとしたら”?)」

スタジアムの歓声、選手達のコーチング、敵GKの挑発・・・全ての雑音が新田の耳に届かなくなる。
新田にとっては自分の鼓動と吐息だけが音であり、ボールの感触だけがリアルだった。

884 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:10:53 ID:???
ザシュッ!!
ブルノ「おおっ!?」

放送「おっと新田くん!!俊足によるダッシュからの急ブレーキ、ブルノくんは目算を誤っている!
脚を振り上げてシュートにいく、これは決ま・・・・・・」

トンッ!・・・・・・・フワァ・・・

放送「シュ、シュートじゃない!キックフェイント!何という柔らかいボールタッチ・・・!」

新田が放ったのは隼シュートではなかった。フォームも振り切る脚の勢いもそのままに、
直前でソフトタッチに切り替えて、ボールをフワリと浮かせたのだ。

アルシオン「!」

ガタッ!
観客席でこのプレイを観ていたアルシオンは意図せず立ち上がってしまった。

885 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:13:29 ID:???

マンチーニ「ああ!!」
ディッテンベルガ「あれは一人時間差シュート・・・!?」
イスラス「・・・・・・!」

ブルノ「あばば???」

タイミングを二度外されたブルノはあえなくすっ転んだ。
新田はそのまま左脚で隼シュートを放つ・・・!!

カスッ!
新田「(ハッ・・・!!)」

その瞬間、新田の感覚が現実に引き戻された。
ボールは足の先端に触れただけで、ほんの少しボールを前に押し出しただけ・・・。
完全なる蹴り損ない、ボールを押しただけのシュートを撃ってしまった事に気付いた。

886 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:14:35 ID:???
ソフトに放ったフェイントキックは軌道が大きくなりすぎていた。
そして新田は左足で隼シュートを放つ事が出来ない。
この二つの要因が、新田のシュートを蹴り損ないにしてしまったのだ。

ポン・・・ポン・・・パサァ・・・・・・・・

ディッテンベルガ「(ああ・・・入ってしまったか・・・・・・)」
マンチーニ「(ミスキックだったのに・・・)」

新田の蹴り損ないは、2度のバウンドの後にゴールに吸い込まれていった。
ミスキックには違いないが、完全にゴールインである。
レッチェ選手は落胆と共に笛の音を確認する事になった。



ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



フィオレンティーナ  2−1  レッチェ

887 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:15:38 ID:???
ざわざわ・・・ざわ・・・ざわ・・

放送「えっと・・・決まった、決まりました!フィオレンティーナ、後半早々に逆転!
前半戦にあれだけプレイをさせて貰えなかったのが嘘のようです!1点目も2点目も
引き気味からの一瞬の速攻で決めています、このチームの攻撃はなんと切れ味の鋭い事か!」

観客「うん・・・いや、凄かったよ。」「でもなんか拍子抜けだよな…」「蹴り損ないだし。」
 「その前のキラーパスは良かったよな。」「おう、アレは背筋がゾォッとした!」
  

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

観客の反応は暫し煮え切らない感じであった。最も興奮が高まったシチュエーションで、
全くの肩透かしを食らった気分だったからである。しかしそこはイタリア、何よりも結果を
評価する国民性である。ざわめきは少しの時間を以って歓声に変化した。

現在サンシーロ・スタジアムに居るの85000人が肩透かしに白けていた短い時間、
この85000人の中において、たった2人だけ新田のプレイに鼓動を早くする者達が居た。
フィールドに立っている三杉淳と、観客席で思わず立ち上がったアルシオンである。

888 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:16:41 ID:???
三杉「(なんだろう、蹴り損ないの筈の今のプレイ・・・)」
アルシオン「(すごい絵が見えた気がしたぞ・・・あいつ、ニッタというのか・・・)」

図らずも、この2人のイマジネーションにエネルギーをぶつけていた当の新田は、
今ほどのプレイの失敗要因を自分なりに考えていたのだった。

新田「今のは・・・フェイントのキックが大きかったのか。ブレーキをかけた後のボールの扱いが
まだまだ荒いんだな・・・あとメンタルも・・・。それから左足・・・思わず左で蹴ったけれど、
出来るわけなかったよな・・・でも、左でも右と同じように蹴れたらと思うと・・・。)」

ドクンッ・・・
新田の胸が高鳴った。自分の思い描いたプレイにドキドキしてしまったのだ。
そう簡単に実現できないと分かっていたが、いつかの完成を密かに誓った。

※新田がKで勝利しました。LVが上がり、全能力に+1されます。また、フラグBを得ました。
 それと複数の選手に特殊なフラグが立ちました。

889 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:18:21 ID:???
ブンナーク「なに呆けてんだ、もっと喜べよ!」

バシィッ!
新田「げふぅっ!!」

新田の背中を思い切り叩くブンナーク。
小柄な新田は軽く吹っ飛ばされた。

新田「さ、サンキュー・・・けど痛いって!!!」

ブンナーク「カカッ、悪い悪い。」

バンビーノ「確かによく決めたぞ、少し危なかったがな。」

新田「うう・・・すまん。」

890 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:21:47 ID:???

マルコ「ハハっ、決まったんだからいいじゃないか。」
ミュラー「そうです、これでチームはかなり助かりましたぞ。」
レントゥルス「さっすがニッター!」
ダラピッコラ「やってくれたぜ!」

何だかんだでフィオレンティーナにとっては大きな1点である。
冗談めいた口調で祝福できるほどにメンバーをリラックスさせた功績は大きい。
消耗のせいで顔色が悪くなっている中山も笑顔である。

三杉も新田に対して何か声をかけることにした。

A 「にったー・・・なんだ今のシュートは」 敢えてドS降臨、さらに空気を和ませよう。
B 「よくやった新田!」 普通に褒めようかな。
C 「速度転換が甘い、フォームも崩れてた、酷いゴールだったぞ!・・・だが、ワクワクしたぞ。」鞭と飴だ!
D 「まあ特に何か言う事は無いか」ここだ、ここで隼(を)スルーだ!
E その他(内容によっては却下せざるを得ないやも知れません。)

891 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 12:23:34 ID:???
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


892 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:27:08 ID:QwqpnO6Q
C

893 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:28:59 ID:1lNbIMt2


894 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:31:15 ID:KKtyf8g+
A

895 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:32:15 ID:jSYnGPus
C

896 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:34:21 ID:8wYZlyeo
E …新田、試合が終わったら特訓な。

897 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 12:38:57 ID:DontGOJk
C

898 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 15:33:00 ID:???
新田が少しずつだけど開花し始めてるな

899 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:34:28 ID:???
>C 鞭と飴

三杉「新田、さっきのシュートは一体どういうつもりだったのかな?(ニコッ)」

新田「ウッ・・・み、三杉さん・・・。」

三杉「スピードの転換が甘かった、キックフォームも崩れてた、おまけにいきなり左足のシュート・・・」
ゴゴゴゴゴゴ・・・

新田「いや、あの・・・そのですね・・・」

三杉は笑顔を絶やさず口調も柔らかいが、発する圧力が尋常ではなかった。
新田は気圧されて足が一歩下がる。

ブンナーク「(なんだこのプレッシャーは・・・)」
バンビーノ「(ミスギが大きく見えるのは錯覚か・・・?)」
レントゥルス「(ガタガタガタガタガタ・・・)」

900 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:35:40 ID:???
三杉「あれは咄嗟の思いつきかい?」

新田「は、はい。突然イメージが湧いてきて、周りが静かになって・・・」

三杉「(ふむ・・・)確実に決めなければいけないシチュエーションにおいて感覚に任せたプレイは感心しない。
特にあのGKはザルだ、普通に蹴れば普通にゴールを奪えたんだ。酷いゴールだったぞ。」

新田「は・・・ハイ。すみませんでした・・・(チェッ・・・ゴール決めたのに・・・)」

あまりにもな正論に対し、目に見えてショボくれる新田。
このタイミングで三杉は笑顔の質を変えた。

三杉「でも・・正直言ってワクワクしたぞ。とても創造的なプレイだった。」

新田「・・・え!?」

901 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:37:07 ID:???
三杉「サッカーは自由だ、咄嗟のイメージの大切さは僕も分かっている。
展開によっては好きなように暴れろ、だが確実さが求められる時は理性を強く保て。
お前が“何かをやらかしてくれそうな選手”になってくれるのを期待しているぞ。」

新田「は、はい!」

小言から祝福への急激な転換、新田のショボくれた顔もパァっと明るくなった。
落として持ち上げるという古来より伝わる人身掌握テクノロジー。
話術『鞭と飴』が火を噴いたのである。鍛錬時においては逆に、持ち上げて落として
アドバイスを与える『飴と鞭とサプリメント』を三杉は採用している。汚いなさすが三杉きたない。
とは言え、話の構成・手順を考えるだけで、出てくる言葉は全て三杉の本心である。
本心の言葉だからこそ新田の心に響いた、という事を付け加えておこう。


一方、レッチェ側はと言えば・・・


ディッテンベルガ「皆すまない、今のはオレの指示と判断のミスだ。」

902 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:38:14 ID:???
マンチーニ「いや・・・守備のバランスを任せっきりにしているオレ達に、お前を責める資格はない。」

リベリ「ああ、それよりも敵の打つ手の対応を考えるべきだ。」

ブルノ「そうそう、臨機応変にやってくれなきゃ困るぜ?」
ジャシント「あ゛あ゛!!?」

ダダダッ!
ブルノはにげだした。

イスラス「(ゴゴゴゴゴ・・・・・・)」
ブルノ「ひぎいいいい!!」

だがまわりこまれた。


ディッテンベルガ「ふう・・・イスラス、それよりも作戦だ。またお前に苦労をかける。」

イスラス「構わん、ピンチも少なからず面白い・・・・。」

ディッテンベルガ「フッ、気分屋め。策と言っても単純な話さ、即ち・・・・・・・・・・・・・・・・」

903 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:39:23 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!


放送「さあ、前半5分で再びのキックオフ。今度はレッチェボールで試合開始となります。
打って変わってビハインドを負ったレッチェがどう攻めるか、注目していきましょう。」

マンチーニ「みんな、ビハインドを負っても平常心だ!焦ることは無い、しっかりパスを繋げていけ!」

マンチーニが冷静ながらも強いリーダーシップを見せる。
メンバーはそれに頷き、ショートパスを繋げ始めた。

ポンッポンッ・・・ポンッ!
レッチェのパスワークはこれまで同じく流麗であり、逆転に対する動揺は見られない。
しかしフィオレンティーナの対策も十分に発揮し始めており、中盤の争いは互角と言えた。

三杉「(よし、そろそろこちらも動くぞ・・・みんな!)」

フィオレンティーナメンバー「「「(おぉっ!)」」」

904 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 16:40:25 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのポジショニング→! card
新田のポジショニング→! card★

★マルコのポジショニング→! card
レントゥルスのポジショニング→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→ゾーンプレスが部分的に機能
クラブ7以下→新田、ブンナークの場合、プレスをミス。
クラブA→マルコ、レントゥルスの場合、プレスをミス。
Joker→???
上記以外→プレスのポジショニングだけは適正。

905 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 16:42:31 ID:???
★ブンナークのポジショニング→ ダイヤA
新田のポジショニング→ スペード4

906 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 16:42:55 ID:???
★マルコのポジショニング→ スペード9
レントゥルスのポジショニング→ ダイヤ8

907 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 18:52:26 ID:???
ブンナークのポジショニング→ ダイヤ(※ゾーンプレスが部分的に機能)
新田のポジショニング→ スペード(※プレスのポジショニングだけは適正)
マルコのポジショニング→ スペード(※プレスのポジショニングだけは適正)
レントゥルスのポジショニング→ ダイヤ8(※ゾーンプレスが部分的に機能)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フィオレンティーナのプレスは十分に機能していた。
三杉とバンビーノの意図した所に必要な選手がチェックに行き、的確にパスコースを塞ぐ。
さらにブンナークは獲物を狩る獅子のようにボールを追い込み、
レントゥルスのリスクマネージメントも相変わらずの冴えを見せていた。

ディッテンベルガ「(間違いない、パスの選択肢が減らされている・・・。)」

ジャシント「グゥッ・・・(しかも、あのデカイのがすぐに迫ってくるから、
落ち着いたルックアップも出来やしねえ・・・。)」


908 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 18:54:13 ID:???
ハーフタイムの指示に対するブンナークの動きは適格だった。
予想以上に相手の精神を疲弊させ、ワンサイドカットの下ごしらえとなっていた。
この中で三杉はパスワークの流れを読み、タイミングを測っていた。

三杉「(ミケーレ、マンチーニ、ジャシント、ディッテンベルガ、リベリ・・・よし!)」

リベリから放たれるパスに対して狙いを絞る。
やや引き気味のイスラスか、またはマンチーニへのパスに間違いなかった。
三杉は狙いを絞り、走り出しに備えようとした。
そして・・・

三杉「(今だ・・・!)」


A マンチーニへのパスと読んでカットに行く
B イスラスへのパスと読んでカットに行く

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

909 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 18:58:31 ID:cc9XkjMU
B

910 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 19:07:29 ID:9qp2IAVM
B

911 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 19:15:06 ID:???
左足での隼は課題かな

912 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 19:31:11 ID:???
>>911 そうですね、今後の展開や覚醒次第です。


>B イスラスへのパスと読んでカットに行く

リベリ「(イスラスとマンチーニが空いているか、よし!)」

ブンナーク「うおおおぉぉ!!」

パスを出す体勢のリベリに対し、後方からブンナークがプレッシャーをかける。
これは見事にリベリに伝わっており、パス出しに対して影響を与え得る物だった。

リベリ「くそっ、しつこい奴だ・・・!いい加減諦めろ!!」

913 :キャプテン三杉:2010/05/13(木) 19:33:41 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★リベリのパスの行方→! card(ダイヤ・ハートでイスラス/スペード・クラブでマンチーニ)

★リベリ パス(! card)62+(! dice + ! dice)+(ポゼッションサッカー+1)=★
★ブンナーク プレス(! card)60+(! dice + ! dice)=
三杉 パスカット(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【プレス】
5≧パスは邪魔される事なく放たれた。
=4〜2→パスは放たれたが、威力に-1の減少。
=1〜-1→パスは放たれたが、威力に-2の減少。
≦-2→リベリがパスミス!三杉の読みが自動正解&威力に-3の減少。

【攻撃】−【守備】
≧2→パスが通った!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(マンチーニorイスラスがフォロー)(ジャシントがフォロー)(レントゥルスがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「スプリットパスカット(+2)」が発動します。
守備側がパス相手を読み違えた場合「読み違いペナ(-7)」が付きます。
プレスについては“パスカット”の数値を使用しています。

914 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 19:34:25 ID:PNZxjUsM
★リベリのパスの行方→ ダイヤQ (ダイヤ・ハートでイスラス/スペード・クラブでマンチーニ)

915 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 19:34:55 ID:???
★リベリ パス( スペード5 )62+( 43 )+(ポゼッションサッカー+1)=★

916 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 19:37:44 ID:???
★ブンナーク プレス( クラブ10 )60+( 22 )=
三杉 パスカット( ダイヤJ )65+( 53 )=★

917 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/13(木) 19:41:17 ID:???
三杉がイスラスへのパスをカットしたところで、本日の更新は終了致します。
どうもありがとうございました。

918 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 20:13:39 ID:???
隼乙

919 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 20:22:22 ID:???
ハヤブサファンタジーXII乙でした。


新田は…きっとアレだ。
本当は左足の方が筋力があるけど謙虚な隼だからコントロールが出来ないんだ、うん。

920 :森崎名無しさん:2010/05/13(木) 21:54:10 ID:???
シャドウストライクのフラグか?

921 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 12:38:47 ID:???
皆さん乙感謝です。新田の根強い人気が伝わってきますねw


リベリのパスの行方→ ダイヤ (※イスラス→読み的中)

リベリ パス( スペード5 )62+( 4 + 3 )+(ポゼッションサッカー+1)=70
ブンナーク プレス( クラブ10 )60+( 2 + 2 )=64
【攻撃】−【プレス】5≧パスは邪魔される事なく放たれた。

リベリ パス( スペード5 )62+( 4 + 3 )+(ポゼッションサッカー+1)=70
三杉 パスカット( ダイヤJ )65+( 5 + 3 )+(スプリットパスカット+2)=75
【攻撃】−【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人間の動作は「停止している状態」から動こうとすると始動に時間を必要とし、逆に「動きのある状態」
から別の動きをしようとすると反応が良くなる。つまりは初動負荷理論である。
とは言え、「動きのある状態」の平面ベクトルが「初動」と異なれば、それも負荷となってしまう。
ニュートラルの状態で初動負荷だけを取り除きたい・・・三杉はこの課題を解決する為に、独自で
スポーツサイエンス理論を勉強した。その結果導き出した手段がこれである。

922 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 12:39:59 ID:???
三杉「(スタートダッシュは主動筋による《弛緩−伸張−短縮》の3拍子・・・この理論なら、
動き出しに相当する“短縮”に対し、予備動作として“弛緩”と“伸張”を用意してやれば!)」

三杉はカットの予備地点でリベリのパス出しを待ち構え、彼が足を振り上げたと同時に小さく真上に
跳ねた。空中に浮いている瞬間がまさに“弛緩”であり、着地動作が“伸張”に当たる。
そしてリベリがボールを蹴り放つ瞬間、着地の反動で筋肉の短縮を爆発させた。

ポーンッ!(ダッ!)

リベリ「うっ!反応が早い!?」

三杉「(計算通り!これならば、初速だけなら新田の足にも負けない!)」

パシィッ!
三杉は横っ飛びして、イスラスへのパスを見事にインターセプト!
フィオレンティーナは遂にレッチェのポゼッションフットーボールを完全に破ったのである。

ディッテンベルガ「ミスギ・・・どんな魔法を使った・・・!」

イスラス「思い通りにならない、か・・・。フッ、面白いぞ・・・!」

ズダァァァァァッ!!
ボールカットした三杉に対してイスラスが襲い掛かった。

923 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 12:43:52 ID:???
トリックも戦術も関係ないエース同士の真っ向勝負・・・
三杉にとっては避けられない、いや避けるつもりのない勝負であった。

三杉「そう来ると思っていたぞ、イスラス!」

イスラス「いい目だな、前半とは違うようだ・・・だが!」

前半の対決で、三杉のテクニックはイスラスのスピードに蹂躙された。
だが三杉はそれを引き摺っていない。迫ってくるイスラスに対し、臆すことなく迎え撃った。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)=★
★イスラス タックル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→三杉がドリブル突破。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ラインを割ってスローイン)(マンチーニがフォロー)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
三杉のマークがハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
三杉のマークがスペードで「ストップフェイク(+1)」が発動します。
イスラスのマークがダイヤ、ハートで「高速タックル(+3吹飛係数3)」が発動します。

924 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 12:44:58 ID:???
★三杉 ドリブル( クラブQ )66+( 31 )=★

925 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 12:53:36 ID:???
ここで裏切るダイス神&カード神

926 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 12:56:50 ID:???
★イスラス タックル( ハート3 )65+( 22 )=★
俺がピンゾロを出せば!

927 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 12:58:17 ID:???
すまん、ギリで盗られた

928 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 15:31:36 ID:???
ダイス神よ…オンドゥルルラギッタンディスカー!

929 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 17:32:00 ID:???
「我々ダイスはいつでも公平だ」(キリッ)

930 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 17:36:58 ID:???
>>927 いえ、ナイスファイトっす!
>>929 あのダイス神・・・レッチェびいきだけじゃないのか


三杉 ドリブル( クラブQ )66+( 3 + 1 )=70
イスラス タックル( ハート3 )65+( 2 + 2 )+(高速タックル+3)=72

【攻撃】−【守備】≦-2→レッチェボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「(この男の高速に先回りされない為には、初動を見切って逆を突く必要がある・・・。)」

ササッ・・・!クルンッ!

イスラス「(少しずつスピードに目が慣れ始めているか・・・?しかしまだ遅い・・・!)」

ズザァァァァッ・・・・・・ガシィっ!!!

三杉「くぁっ・・・!!」

931 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 17:38:06 ID:???
放送「エース対決はまたもイスラスくんに軍配!再びレッチェの攻撃ですが、
ここはイスラスくんのドリブル突破が始まるのか!?」


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★攻撃から守備へ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ→三杉「(ドリブルは始めさせないっ!)」転んでも只では起きません。
ハート、スペード→イスラス「フッ・・・」 普通に高速ドリブルタイムです。
クラブ→イスラス「よし、行くぞっ・・・!」 みんなー、イスラスの本気タイムが始まるよ!
JOKER→ダラピッコラとレントゥルスが詰めている!これは・・・!?

932 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 17:38:22 ID:???
★攻撃から守備へ→ ダイヤQ

933 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 17:48:19 ID:???
流れが変わってるな

934 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 18:19:16 ID:???
>ダイヤ→三杉「(ドリブルは始めさせないっ!)」転んでも只では起きません。

三杉「詰めるんだブンナーク、レントゥルス!イスラスに加速させるスペースを与えるな!」

ブンナーク「任せろよ!」
レントゥルス「ヴェ・・・!」

ボールを取られた直後、三杉はブンナークとレントゥルスに指示を出していた。
加速するスペースが無ければイスラスの高速は持ち腐れ、足元の技術頼りになる。
それを持たないイスラスでは無いが、機先が制されたのは否めなかった。

イスラス「貴様・・・」

三杉「僕が負けた後の事を考えないタイプと思ったかい?」

イスラス「チッ・・・」

ポンッ!

忌々しげな顔でイスラスはパスを選択した。
ボールはマンチーニに渡り、もう一度パスワークが組み立てられようとするが・・・。

レントゥルス「うりゃー!」

マンチーニ「こいつ・・・前半からずっと目障りだな!」

バンビーノ「(む・・・来るな?)」

935 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 18:20:26 ID:???
反転したレントゥルスがマンチーニに対してプレスをかけた。ゾーンプレスがここでも機能していたのだ。
マンチーニは急ぎ足でパスを繋げようとするが、ここはバンビーノがインターセプトを狙っていた。

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マンチーニのパスの行方→! card(ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでモゼ)
バンビーノの読み→! card(ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでモゼ)★

★マンチーニ パス(! card)62+(! dice + ! dice)+(ポゼッションサッカー+1)=★
★レントゥルス プレス(! card)60+(! dice + ! dice)=
バンビーノ パスカット(! card)64+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【プレス】
5≧パスは邪魔される事なく放たれた。
=4〜2→パスは放たれたが、威力に-1の減少。
=1〜-1→パスは放たれたが、威力に-2の減少。
≦-2→マンチーニがパスミス!バンビーノの読みが自動正解&威力に-3の減少。

【攻撃】−【守備】
≧2→パスが通った!
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(レントゥルスがフォロー)(ジャシントがフォロー)(モゼorミケーレがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マンチーニのマークがダイヤで「スライドパス(+2)」が発動します。
マンチーニのマークがハートで「鋭いパス(+1)」が発動します。
守備側がパス相手を読み違えた場合「読み違いペナ(-7)」が付きます。

936 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:21:05 ID:???
★マンチーニのパスの行方→ ダイヤK (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでモゼ)
バンビーノの読み→ クラブ2 (ダイヤ・ハートでミケーレ/スペード・クラブでモゼ)★

937 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:21:28 ID:???
★マンチーニ パス( スペード6 )62+( 11 )+(ポゼッションサッカー+1)=★

938 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:22:26 ID:???
★レントゥルス プレス( JOKER )60+( 62 )=
バンビーノ パスカット( スペード6 )64+( 24 )=★

939 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:23:55 ID:???
素晴らしい。

940 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:25:19 ID:???
なんという完璧なプレス

941 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:28:13 ID:???
レントゥルスはこの試合で一気に輝いたな

942 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 18:29:03 ID:???
マンチーニのピンゾロより
レントゥルスの天性の才能に戦慄する

943 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 19:10:10 ID:???
マンチーニのパスの行方→ ダイヤ(※ミケーレ)
バンビーノの読み→ クラブ(※モゼ)

マンチーニ パス( スペード6 )62+( 1 + 1 )+(ポゼッションサッカー+1)=65
レントゥルス プレス( JOKER )60+(自動7ゾロ)=74 ※Joker覚醒
【攻撃】−【プレス】≦-2→マンチーニがパスミス!バンビーノの読みが自動正解&威力に-3の減少。

マンチーニ パス( スペード6 )62+( 1 + 1 )+(ポゼッションサッカー+1)+(ゾーンプレス-3)=62
バンビーノ パスカット( スペード6 )64+( 2 + 4 )=70
【攻撃】−【守備】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

レントゥルスは生来のヘタレである。その上、幼い頃に売られるなどの苦難を味わってきていた。
この経験が、ヘタレントゥルスに元々備わっていた防衛本能を育ててきたのである。
それは非常に鋭い危険察知能力となり、これまでにない強敵(戦術)を前に開花の時をみた。

レントゥルス「(ここを好きにさせたら危険な気がする・・・!)ずんずんずん!遅いよー!!!」

マンチーニ「うっ!・・・ク、クソ!」

ポンッ!
マンチーニはレントゥルスのプレスに気圧され、碌に体勢も整えられずにパスを強いられた。
その結果、ボールはマンチーニ狙いから大きく外れてしまう。
そしてそれは見事にバンビーノの走りこむコース上であった。


944 :キャプテン三杉:2010/05/14(金) 19:11:11 ID:???
ガシィッ・・・!!
バンビーノ「ナイスプレスだレントゥルス!」

マンチーニ「お、オレがこんなミスを・・・!?」

レントゥルス「やったねー!」


※レントゥルスがJokerを出しました。LVが上がり、全能力に+1されます。
 またスキル・ヘタレーダーをゲットしました。フォロー率のアップとプレスに+2の効果です。
 さらにボーナスとして・・・

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★レントゥルスの真の開花・・・!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

ダイヤ、ハート→クイックダッシュ・カット(1/4でパスカット+2)をゲット!
スペード、クラブ→するどいパスカット(1/4でパスカット+1)をゲット!
JOKER→ラドゥーロ・ディ・ナポリ(1/4でタックル或いはパスカットに+3)をゲット!

945 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:12:40 ID:???
★レントゥルスの真の開花・・・!→ スペード5

946 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:13:13 ID:???
ヘタレーダーw

947 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:13:27 ID:???
★レントゥルスの真の開花・・・!→ クラブ6

948 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:14:19 ID:???
レントゥルスの真の開花?レントゥルスの進化はまだまだこれからさ

949 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:20:11 ID:???
マルコ でかいフラグ持ち
ダラピッコラ 
スペルマン  覚醒スイッチ
ちょーがんがれ

950 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/14(金) 19:31:04 ID:???
レントゥルスが見事に覚醒したところで本日の更新を終了とします。
コメント等いつもありがとうございますね。


それから、950を超えましたのでスレタイ募集をしたいと思います。

【】キャプテン三杉5【】

次スレはレッチェ戦の決着、やや長めのNPC、決勝トーナメント一回戦(前半)となる予定です。

ではまた次回更新でお会い致しましょう☆

951 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/14(金) 19:33:30 ID:???
すみません、
【キャプテン三杉4】
でした

952 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/14(金) 19:36:38 ID:???
うぐぅ…

…無かった事にして、こちらが雛型でーす、ハハハ。

【】キャプテン三杉4【】

どうぞ宜しくなのです!

953 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:43:06 ID:???
乙にごわす
【ヘタレにも】キャプテン三杉4【五分の意地】
フィオレンティーナの略称ってなんだろうな?

954 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:48:45 ID:???
ヴィオラだったんじゃないかな?

955 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:52:52 ID:???
フィオとかヴィオラとか。

【開眼?】キャプテン三杉4【兎の本能】
【ハヤブサ】キャプテン三杉4【ファンタジー】

956 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 19:53:27 ID:???
【レジスタへの】キャプテン三杉4【兆し現る】
おつおつ

957 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 21:10:37 ID:???
乙です。

【防錆を】キャプテン三杉4【忘れた鉄腕】

【ジョアンの心と】キャプテン三杉4【秋の空】

【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】

958 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 21:24:06 ID:???
【フィオの気迫】キャプテン三杉4【イスラスの本気】
【兎は】キャプテン三杉4【伏龍の牙を持つか?】

959 :森崎名無しさん:2010/05/14(金) 21:28:35 ID:???
乙ですです
【滾れ】キャプテン三杉4【獣の力】
【猛獣なような】キャプテン三杉4【オーラ】
【超進化】キャプテン三杉4【止まらない】
【最後まで】キャプテン三杉4【フィールドに立つ者】
【振るいは終わり】キャプテン三杉4【強豪集結】

960 :959:2010/05/15(土) 21:01:11 ID:???
すみません、訂正です
【篩は終わり】キャプテン三杉4【強豪集結】

961 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 03:07:08 ID:???
>スペード→するどいパスカット(1/4でパスカット+1)をゲット

レントゥルス「(うーん…なんかインターセプトのコツが解ってきたかも?)」

レントゥルスはこの試合で目覚ましい成長を遂げている。
それは本人の実感だけでなく、指導者の目からも明らかな程であった。

ジョアン「(フィオレンティーナの不完全なゾーンプレスの中において、レントゥルスだけが
違う次元で戦術を実行している…。しかも驚くべきは奴のポジションがボランチだと言う事だ。
今後プレッシングサッカーが世界を席巻した時、ディフェンスの最前線・攻撃の起点として、
最も重要視されるであろうポジションだ。これは単なる偶然か、それとも時代の寵児の誕生か…
フフフ、これだからサッカーは面白い。)」

レントゥルスのプレスが見事に決まり、フィオレンティーナは
再びレッチェのパスワークを破る事に成功した。
試合前はレッチェ有利と見ていた観客も、これにはその認識を改めざるを得ない。

観客「お、おい!レッチェのパスがまた止められたぞ!!」「ああ、あいつらスゲーよ…!」
「どちらが勝ってもおかしくない!」「いけいけー!」「バンビーノ頑張れー!」

962 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 03:27:04 ID:???
アンザーニ「ふむ…どうやら風向きが変わったようですね。」

三杉「(バンビーノ、待たせたね。)」

ここで三杉は左手を振り上げた…サイドアタック解禁の合図である。
フィオレンティーナ選手達が待ちに待った瞬間であった。

バンビーノ「(とうとう来たか!)」

レントゥルス「(見せ付けちゃえバンビーノー!)」
マルコ「(守備は任せて!)」

バンビーノ「フッ…期待には応えねばなるまい。」

ダッ…!

放送「おっと!DMF(デイフェンシブミッドフィルダー)のバンビーノくん、ここでオーバーラップ!
これまでに無かった攻撃パターン…左サイドをぐんぐん上がっていくぞ!?
さあレッチェはどう対応するのか!?」

マンチーニ「(ここでサイドアタック…!次々に急所を突いてくるか!!)」

ディッテンベルガ「(バンビーノが上がると言う事は、アーリークロス狙いではないな。
左サイドを限界まで抉り尽くすつもりだろう…どうやら喉元に噛みつかれたらしいな。
この展開…貴様はどこまで読んでいたのだ、ジュン・ミスギ。)」

963 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 03:44:07 ID:???
革新的なまでの戦術眼…ベッケンバウアーの再来と呼ばれるに足るその能力は、
レッチェの弱点を補い、パスサッカーという力を与え、チームを勝利に導いてきた。
それはディッテンベルガの誇りであり、“戦術”では誰にも負けないという自負に繋がっていた。
しかし、ここでディッテンベルガは“戦略”での敗北を意識せざるを得なかった。

ディッテンベルガ「(だが…それでもレッチェは負けんぞ!)」

先着で
ディッテンベルガの意地→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。

ダイヤ→ラインを下げるぞ!守備を固めろ!
ハート→ミケーレ、ジャシント!攻撃を遅らせろ!
スペード→ミケーレ、ジャシント、ドミーニコも行け!ニッタもブンナークもオレがマークする!
クラブ→(ラインコントロールしながら…バンビーノを止める!)



※一旦ここまでです。また数時間後にお会いしましょう。
皆さん、スレタイ案感謝です。まだまだ募集してますのでどうぞ宜しくお願いします。

964 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 03:50:08 ID:???
age忘れー(´・ω・`)

965 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 03:55:25 ID:???
ディッテンベルガの意地→ クラブ9
乙乙

966 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 11:44:06 ID:???
>>965 乙感謝ッす!


>クラブ→(ラインコントロールしながら…バンビーノを止める!)

ディッテンベルガ「ミケーレ当たるな、付かず離れずで下がって来い!ジャシント、リベリはニッタと
ブンナークのパスコースを塞ぎつつ詰めてこい!!ドミーニコ、チェーザレはマークを外すなよ!」

ディッテンベルガは素早く守備の指示を出し、左サイドに身体を寄せた。
ミケーレを使ってバンビーノの挟み撃ちを図りつつ、しかもオフサイドを保っている。
非常に困難なプレイだが、彼の意地はそれを両立させていた。
FWへのパスが不可能となり、バンビーノには前進(サイドアタック)と後退(バックパス)の選択肢が残る。

バンビーノ「皇帝(カイゼル)自らお出ましか…逃げるわけにはいかないな。」

ディッテンベルガ「ベルリンの壁…そう易々と通れると思うな!」

967 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 11:45:38 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★バンビーノ ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★
★ミケーレ マーク(! card)60+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ ベルリーナ・マウアー(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→バンビーノがドリブル突破!
=1、0、-1→二人を抜いたが時間が稼がれた…。そして左から順に
(ペナありでジャシントが来た)(ペナありでジャシント・リベリが来た)(普通にジャシント・リベリが来た)
≦-2→抜けない!ディッテンベルガ、ミケーレ、ジャシント、リベリの4人に囲まれた。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
バンビーノのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
バンビーノのマークがハートかスペードで「ショットガンドリブル(+3&吹飛係数3)」が発動します。
ディッテンベルガのマークがダイヤで「クリークタックル(+3吹飛係数1)」が発動します。
クリークタックルに対し、クラブの奇数で負けると軽傷を負います。

968 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 11:46:18 ID:???
★バンビーノ ドリブル( クラブ10 )65+( 23 )=★

969 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 11:50:09 ID:???
★ミケーレ マーク( スペード5 )60+( 23 )+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ ベルリーナ・マウアー( ダイヤK )66+( 55 )+(人数補正+1)=★

970 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 11:53:00 ID:???
ディッテンベルガ本気出し過ぎw

タックル発動しているからボール取られたかな?

971 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 11:55:16 ID:???
ボールをとられるという描写はないからまだチャンスはあるんじゃない?

972 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 11:56:25 ID:???
すみません、ベルリーナマウアーはガッツ消費ありの必殺マークであり、クリークタックルは発動しません。
バンビーノは飛ばされない物の、結果は変わりませんので、このまま続けます。

973 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 12:06:28 ID:???
わかりました。
なら、ここがバンビーノの見せ場になるな。

974 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 12:08:53 ID:???
イスラスとディッテンベルガは能力も引きも並以上で手強いのう……
だがそれがいい

975 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 12:20:34 ID:???
バンビーノ ドリブル( クラブ10 )65+( 2 + 3 )=70
ミケーレ マーク( スペード5 )60+( 2 + 3 )+(人数補正+1)=66
ディッテンベルガ ベルリーナ・マウアー( ダイヤK )66+( 5 + 5 )+(人数補正+1)=77

【攻撃】−【守備】≦-2→抜けない!ディッテンベルガ、ミケーレ、ジャシント、リベリの4人に囲まれた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ディッテンベルガは腰を深く落とし、バンビーノのフェイント全てに反応できる体勢を取った。
インテルの葵も止められたベルリーナ・マウアー(ベルリンの壁)…向かい合った者は、そこに
高く越え難い壁を感じ、立ち尽くすしかないような感覚に襲われるという。
これはドリブル巧者のバンビーノの目からも全く隙が見出せない程で、足を止めざるを得なかった。

バンビーノ「(これがゲルマン民族の勝利への執念なのか!?全く隙が無い…!)」

ディッテンベルガ「(ここを通したらレッチェは終わる…!だが、オレのしぶとさはそれを許さん!)」

バンビーノは幾度かフェイントを見せてディッテンベルガの隙を誘ったが、読まれているのか反応がない。
かと言って、本気で抜きにかかると、それは見事にドリブルコースの前に立たれた。
そうこう小競り合いを強いられるうちに、最悪な状態まで追い詰められてしまった。

ジャシント「さすがだぜ、ディッテンベルガ!」

リベリ「悪いがボールは貰うぞ、ジョバンニ・マンフレディーニ!!」

バンビーノ「4人か…!」

976 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 12:23:03 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★バンビーノ ドリブル(! card)65+(! dice + ! dice)=★

★ミケーレ タックル(! card)59+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ タックル(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

★リベリ ツインタックル(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ジャシント ツインタックル(! card)66+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃】−【守備】
≧2→バンビーノがドリブル突破、これはゴール貰っただろう。
=1、0、-1→ボールはこぼれ球に…。そして左から順に
(新田がダッシュ&フォロー)(ブンナークとチェーザレ、ドミーニコの競合い)(大きく零れてブルノがクリア)
≦-2→レッチェボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
バンビーノのマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+4)」が発動します。
ハートかスペードで「ショットガンドリブル(+3&吹飛係数3)」が発動します。
ディッテンベルガのマークがダイヤで「クリークタックル(+3吹飛係数1)」が発動します。
クリークタックルに対し、クラブの奇数で負けると軽傷を負います。
ツインタックルは2人で1人として計算されますので、人数補正は3人分(+1)となっています。

977 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 12:24:18 ID:???
★バンビーノ ドリブル( スペード4 )65+( 63 )=★

978 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 12:24:51 ID:???
★ミケーレ タックル( ハート10 )59+( 55 )+(人数補正+1)=
ディッテンベルガ タックル( クラブ6 )64+( 15 )+(人数補正+1)=★


979 :森崎名無しさん:2010/05/16(日) 12:27:57 ID:???
★リベリ ツインタックル( ダイヤ6 )67+( 53 )+(人数補正+1)=
ジャシント ツインタックル( ハートA )66+( 44 )+(人数補正+1)=★

980 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:16:04 ID:???
バンビーノ ドリブル( スペード4 )65+( 6 + 3 )+(ショットガンドリブル+3)=77
ミケーレ タックル( ハート10 )59+( 5 + 5 )+(人数補正+1)=70
ディッテンベルガ タックル( クラブ6 )64+( 1 + 5 )+(人数補正+1)=71
リベリ ツインタックル( ダイヤ6 )67+( 5 + 3 )+(人数補正+1)=76
ジャシント ツインタックル( ハートA )66+( 4 + 4 )+(人数補正+1)=75

【攻撃】−【守備】=1→新田がダッシュ&フォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ミケーレ「うるぁぁぁぁぁ!」
ディッテンベルガ「貰うぞ…!!」

波のように連続で襲ってくるタックルの嵐…その突き出た脚の一つ一つが、自分の足を傷つける槍に見える。
今、バンビーノは自分の選手生命を奪いかけたプレイ…スライディングタックルが、再び自分を窮地に
陥れているのを感じていた。恐れが一瞬 心を支配する。だがバンビーノは目を見開き、振り払った。

バンビーノ「ストラット…オレは…オレは負けん!!」

先程とは異質と言って良いほど切れ味の鋭いフェイントが繰り出される。

ディッテンベルガ「(そんなフェイント…)そこだ!!」

ジャシントとリベリが来た事により、ディッテンベルガの心に僅かな隙が生まれていた。
そしてそれをバンビーノは見逃さない…クルリと反転し、逆を突いた。
バンビーノが長きに渡って磨いてきたショットガンドリブルである。

981 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:17:41 ID:???
バンビーノ「押し通るぞ!」

ディッテンベルガ「なにぃ!?」

ズガガッ!

ミケーレ「うああっ!」
ディッテンベルガ「ま、マズイ!」

ジャシント「心配ない!」

チッ…!
一人、二人と吹き飛ばした直後に3人目…ジャシントのタックルがボールを掠める。
これによってボールがバンビーノの足元から僅かに離れた。

バンビーノ「うっ…!」

ジャシント「くそっ、奪えなかったか!」
リベリ「計算通りだ、後は任せろ!」

零れたボールをリベリが奪って仕上げである…そうなる筈だった。
しかしバンビーノの執念は身体を…足を動かし、こぼれたボールをフォローしていた。
リベリのタックルとバンビーノのフォローがボールを介してぶつかり合う。

ドガアァァァァっ!!
バンビーノ「計算でサッカーが出来るものかぁっ!!」

リベリ「バ、バカな!!」

982 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:19:03 ID:???
バンビーノ「(前に…前にこぼせば“アイツ”が拾ってくれる!)」

互角なぶつかり合いの中、バンビーノは足の甲でボールを挟み、強引にボールを前に転がした。
リベリもバンビーノも転倒し、ボールを追えない…
このボールに向かって誰よりも早く走り出したのはこの男だった。

ニッタ「バンビーノの執念…俺が無駄にはしない!!」

バンビーノ「フッ、信じていたぞニッタ!」

バンビーノは倒れながらその光景を確認し、笑った。
イスラスが「チームとしては未完成」と評したフィオレンティーナ。
確かにレッチェの強大な戦術を前に、一度はチームの心が折れかけた…
だがフィオレンティーナは、それを乗り越えて今、一つのチームとして機能し始めている。

バンビーノが執念で繋いだこのチャンス、新田は物にできるのか?
まだ底を見せていないイスラスはここからどんなプレイを見せるのか?
フィオレンティーナはレッチェを倒す事ができるのか?
そして…もう一つの予選最終戦、パルマとユヴェントスの勝負の行方は…?


                       To be continued 〜Captain Misugi 4〜

983 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:21:04 ID:???
このスレの更新はここで終了です。
以降は落ちるまでスレタイ募集および感想、要望、質問コーナーになります。
内容は必ず目を通し、今後に役立たせて頂きます。

あと埋めネタが前回のが中途半端になってます。
これは明日の投下になりますかね…

984 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 18:52:56 ID:???
新スレを立てましたのでご報告申し上げます。

【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1274002200/

今後は上のスレで物語が進行致します。
このスレを見て下さった皆さん、本当にありがとうございました。

985 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 17:20:07 ID:???
【埋め的なスレ末短編:イタリア三銃士の誓い】

※一行あらすじ…ローマvsユーベのテストマッチを観ているジノ。


ヘルナンデス「後半15分、残り30分か…このままランピオン達が最後まで押しきるのだろうか?」

ここまで観た限り、どうやらローマのペースは動きそうになかった。
それならそれで面白い…とヘルナンデスは考えていた。
ユヴェントスで恐ろしいのはファケッティとバティンのホットラインである。
…勿論ユヴェントスは他の選手も強い。だが肝心のファケッティを抑える事でユヴェントスの
攻撃力をここまで落とせるという事実は、ある意味 目から鱗が落ちる思いであった。
そしてヘルナンデスには、そのファケッティを抑えられそうな選手にも心当たりがあった。
ルーベン・ソサ・アルダイス…2年半前にトライアウトでインテルに入団してきたウルグアイ人、
言動には多少問題が見られるが、その腕はヘルナンデスの目からも確かであった。

ヘルナンデス「とは言え、あのジェンティーレから点を取るのも厳しそうだけれどな、ハハ。」

グラウンドでは、ヘルマーのドライブシュートをジェンティーレがブロックしている所だった。
敵としては非常に厄介な存在だが、味方になれば頼もしい事この上ない。

…そう、ヘルナンデスが本当に見ようとしているのは来月開催されるカップ戦ではなかった。
その先…ワールドトーナメントである。

986 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 17:44:34 ID:???
ヘルナンデスにとって国際大会は苦い思い出しかなかった。
フランス国際Jrユースでの歴史的予選敗退…今でも鮮明に思い出せる屈辱の記憶である。

大会の後、何よりも勝敗を重んじる国民達は、ヘルナンデスを戦犯として責め立てた。
この代のアズーリは恥知らずだ、黄金はメッキだった、カテナチオは失われた、と…
しかしヘルナンデスは堪えた…一片の言い訳もせず、その評価を受け入れたのだ。

ヘルナンデスは、この評価を覆すのに言葉は無力であると知っていた。
そして、恥辱を叩き返すのは正しい場でなければいけない事を知っていた。
そして、その場は来年遂に訪れるのだ。

ワールドトーナメント…ヘルナンデスはその大会の為に牙を磨き続けていた。

ヘルナンデス「ふう…いけないな、また入れ込んでしまっている。
GKは常に冷静に、中庸に…そう決めているんだが…。」

ヘルナンデスは頭を振って試合に目を戻す。
ローマの選手がまたもパスカットを決めるシーンだった。
このローマに対しても、ヘルナンデスは何となく対抗できる予感がしていた。

ヘルナンデス「どんな魔法を使ったかは判らないが、ローマの選手達は相手の動きを高確率で
読んでくる。しかし、個々の技術はそこまで圧倒的には見えない…それならば、相手の読みを
上回るドリブルで突破してしまえば良い…シンゴならそれが可能な筈だ、なにしろ…」

クス…
思い出し笑いが漏れた。

987 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 18:51:28 ID:???
ヘルナンデス「シンゴの奴は何をやらかすか分からないからな、いつもオレの想像の外に行く。」

単身での渡伊、詐欺、引ったくり被害、靴磨きにリフティングパフォーマンス・・・そしてトライアウト。
聞いた事、この目で見た事、ヘルナンデスはチームメイトの“過去の偉業(笑)”に記憶を巡らせ始める。
・・・が、その時だった。ゲームが違った顔を見せようとしていたのは。

放送「おっと、ここでユヴェントスが選手交代を行なうもよう・・・」

ヘルナンデス「(交代・・・?いつの間にかもう残り20分を切っているな。ここから一体何をしようというんだ?)」

先着(順番通りでない書き込みは無効)で
★ユヴェントスの交代→! card
と(!とcardの間の」スペースを埋めて)書き込んでください、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ→2人交代でシステム変更
ハート、スペード→2人交代
クラブ→1人交代
Joker→まさかの4人交代だとぉ!?

988 :森崎名無しさん:2010/05/17(月) 18:52:41 ID:???
★ユヴェントスの交代→ スペードJ

989 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 11:19:06 ID:???
>スペード→2人交代

放送「ユヴェントスの選手交代をお知らせ致します。ファントランくんに代わりましてミハエルくん。
それからユルゲンくんに代わりましてカルバリョくん。」

交代は2人であった。左のボランチとLSB(左サイドバック)が抜ける。
それまでトップ下であったファケッティがボランチに下がり、ミハエルがトップ下に・・・
そしてLSBはそのままカルバリョが入った。どちらの選手もヘルナンデスにとっては知らない顔である。

ヘルナンデス「(ファケッティをボランチに下げるというのは守備の強化が意図か・・・?
と、なると引き分け狙い・・・まあファケッティが抑えられているから止む無しか。
それにテストマッチだ、怪我のリスクを負ってまでムリな攻めもすまい・・・)」

ヘルナンデスはそう分析し、試合の落とし所をある程度見切ったつもりになった。
結論がある程度読めると、集中も切れてくる。ヘルナンデスは喉が渇いているのを思い出した。

ヘルナンデス「(・・・何かドリンクを買ってくるか?)」


先着(順番通りでない書き込みは無効)で
★早まるなジノ!→! card
と(!とcardの間の」スペースを埋めて)書き込んでください、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ、ハート、スペード→いや、試合はいつ動くか分からない。最後まで観ておこう。
クラブ→ん〜!もう我慢できない! 
Joker→というか、ぶっちゃけ腹減った・・・なにか食べに行くか。

990 :森崎名無しさん:2010/05/20(木) 11:20:53 ID:???
★早まるなジノ!→ ハート3

991 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 12:01:19 ID:???
>ハート→いや、試合はいつ動くか分からない。最後まで観ておこう。

だがヘルナンデスは思い留まった。不意に妙な感覚に襲われたのだ。
ここは観ておかなければならない・・・理由はないが、それでも確信を持ってヘルナンデスは留まる。
それは一流のGKの第六感というべき物かも知れなかった。

ヘルナンデス「集中を戻そう・・・まずはユヴェントスのフォーメーションの再認だ。」


ユーベ 4-2-3-1

−−−H−−− Hバティン
−−−−−−−
−F−I−E− Fスカラ Iミハエル(←ファケッティ) Eマニコーネ
−−−−−−− 
−−D−G−− Dファケッティ(フォントラン) Gパガニン
A−−−−−B Aカルバリョ(←ユルゲン) Bシレア
−−C−D−− Cセザール Dジェンティーレ
−−−@−−− @ディーノ

992 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 12:02:22 ID:???
ヘルナンデス「そう・・・まずユヴェントスは本来のフォーメーションではない。
ローマがあまりに中盤を支配するから、枚数を増やして対抗したんだった。
だが、それでも肝心要のファケッティが抑えられた為バティンにラストパスが行かない・・・
かと言ってマニコーネは力不足、スカラもパスは強いが相手の動きが良すぎる。
他に状況を打開できる選手は居なかった。一方ディフェンスはSBが下がりきりで堅く守ってきた。
まあ本来はCBのユルゲンがSBをやっていたんだ、いつもよりは違和感があったかも分からない。
それでもここまで堅守を通して来れたのはジェンティーレの力が大きいだろう。」

ヘルナンデスはユヴェントスのゴール前に視線を向ける。
ビアンコネーロ(白と黒)のユニフォームがチームで最も似合っているダンディな男がそこに居た。

ヘルナンデス「さて、ここからだ・・・。普通に考えればファケッティを後方に下げるという事は、
攻撃を諦めて守備に力を入れる事になるが・・・果たしてそうか?」

ヘルナンデスは自分が最初に出した答えに疑問をぶつけた。
彼は自身が持っている情報の不十分さに気付き、認識を新たにしたのだ。
情報は全てが揃い、左脳で噛み砕かなければならない。右脳を働かせるのはそれからであった。
・・・が、ヘルナンデス自身の答えが出ぬまま、目の前に解答が導き出される事になった。


993 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 12:03:54 ID:???
放送「さあ試合再開です、ユヴェントスのゴールキックで始まります。」

ヘルナンデス「・・・っと、始まるか。」


先着(順番通りでない書き込みは無効)で
★ユヴェントスが見せる攻撃→! card
と(!とcardの間の」スペースを埋めて)書き込んでください、ダイスやカードで分岐します。

ダイヤ←ミハエルの突破+α+β
ハート←ミハエルの突破+α
スペード、クラブ→ミハエルの突破のみ。 
Joker→ミハエル「奥の手まで全部見せますよ!」 ファケッティ「待てミハエル!!」

994 :森崎名無しさん:2010/05/20(木) 12:11:13 ID:???
★ユヴェントスが見せる攻撃→ ハートJ

995 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 20:11:34 ID:???
>ハート←ミハエルの突破+α

ディーノの蹴り出したゴールキックはローマのボランチが押し返し、そのセカンドボールは
パガニンが拾った。これまでファケッティに付いていたフィッツウォルタはミハエルをマーク、
ファケッティにはヘルマーが付く形を取っていた。敵エースに対してのローマのマークは実に
執拗であり、パスが通せるようにはヘルナンデスには思えなかった。状況は変わらず・・・
パガニンは少しだけドリブルし、その後にマニコーネにパスを出した。
マニコーネはダイレクトにボールを中央に出す・・・ヘルナンデスはボールの行方を目で追っていたが、
ここで目を疑った。交代したばかりのミハエルがフリーでボールを受け取ったのだ。

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!

スタジアムのユヴェントスサポーターが歓声を上げた。
この試合始めてトップ下がボールをフリーで受けた、大チャンス到来なのである。
だが、ヘルナンデスはそれどころではない。ミハエルがいつフリーになったのか、
そのタイミングを全く掴めなかったのだ。
そして、その後のミハエルのドリブルで更に驚愕する事となった。

996 :キャプテン三杉:2010/05/20(木) 20:15:09 ID:???
ミハエル「いきますよ・・・!」

ト・・・トン、スッ、フワッ、トン・・・!
これまでに見た事のないドリブル、それはドリブルというより舞踏を踊っているようであった。
バランスを崩しそうで崩さない上体の大きな動作、軸がぶれているようで安定した跳躍、
何故これでボールをコントロールできるのかヘルナンデスは理解できなかった。
そして何よりも驚いた事に“ミハエルは相手を視ていなかった”のである。
ボールを奪いにくる相手を視ずに、抜くタイミングを測れる筈がない・・・常識である。
相手がフェイントにかかったかどうかの判断は、相手を視ずに出来る筈がない・・・常識である!

だがその常識が非常識と思わせるほど、自然の摂理が裏切ったと感じさせるほど、
ミハエルはローマの選手を3人、4人と抜き去った。
そしてGKまで抜かれ、最後にミハエルのシュートが無人のゴールに突き刺さったのである。
この1点でユヴェントスは流れを掴み、優勢に試合を展開させていった。


※一旦ここまでっす。

997 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/24(月) 12:34:30 ID:???
その後、ミハエルのドリブルを怖れたローマは徹底マークでボールが渡らないよう対策した。
しかしミハエルへのマークが増えれば他の選手がフリーになる。
そこで存在感を見せたのはボランチに下がったファケッティである。
やや下がり目の位置からフリーの選手へのロングパスをバシバシ通し始める。
左右にボールを散らし、戦況が優位になるよう導く様は見事の一言であった。
そして、少しずつローマディフェンスの網の目に穴を開け・・・
ついにファケッティのピンポイントパスがバティンに届いた。
レオーネ(獅子)と呼ばれるバティンのバティゴール・・・一度放たれてしまえば止められる者はいない。
後半終了間際、ユヴェントスは2点目を得る事に成功した。
ヘルナンデスは思わず拍手を送ってしまうほどに感嘆していた。
ファケッティを抑えたらチームが機能しなくなる?とんでもない話だったのだ。

そして・・・
終わってみれば2-0。だが、点差以上にチーム力の差が顕となった試合と言えた。
ローマは中盤をガッチリと押さえ、中心選手のファケッティを封じる事に成功した。
しかしジェンティーレ・ディーノを中心とする堅守に対しては破るに到らなかった。
さらに絶対的なドリブラーの投入により、ローマは守備の自由度を徐々に失い、
封じていたはずのファケッティの復活を許す結果になってしまった。

998 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/24(月) 12:55:26 ID:???
ミハエルの突破力は守備陣を切り裂き、ファケッティのパスは深い所からでも輝ける、
そしてバティンの必殺シュートはまさに至宝の一撃。
ユヴェントスに穴は無い、そう思い知らされる内容だった。

ヘルナンデスは少々頭を悩ましたが、戦術的な対策についてはすぐに投げ出してしまうのだった。
要は自分が1点もやらなければ負けやしないのだ、と・・・。この辺りは彼の悪い癖である。
しかし今の時点において、彼の意識は戦術よりも圧倒的に個人の実力へ傾いていたのだ。
そして、そう考えても許される程の実力を彼が有しているのも事実である。


翌日・・・街の中心部から外れたカフェで、怒鳴り声が聞こえた。

ジェンティーレ「貴っ様は!相変わらず練習試合では手心を加えやがって・・・1点くらい取って見せろ!」

ランピオン「手心なんて加えちゃいない!あれは正真正銘、本気のロケットヘッドだ!」

ジェンティーレ「分かっちゃいねえ・・・くそっ、ジノも何とか言いやがれ!観てたんだろうが!?」

ヘルナンデス「(相変わらずだ・・・)まあ確かにランピオンは本番じゃない時は無意識に力をセーブしてる。
外から観てても分かるくらいだ。・・・・・・まあ、あの時の事件が尾を引いてるんだろうがな。」

ランピオン「そんなつもりは無い!」

ジェンティーレ「チッ・・つもり、じゃなくとも実際に尾を引いてたら一緒なんだよ・・・くだらん。」

ヘルナンデス「だが公式戦でのランピオンの鬼気迫るプレイも確かだ・・・あれが本来の姿なのは疑いない。
・・・・・・もしかしたら、あいつもそうだったかも知れん。試合さえ始まれば・・・」

ランピオン「ストラットか・・・」

999 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/24(月) 12:56:27 ID:???
ジェンティーレ「やめろ!あんな腑抜けをランピオンと一緒にするつもりか!?」

ヘルナンデス「いや、すまん・・・今のは失言だった。」

ランピオン「(どちらかと言えば今のはオレが怒る所だろう・・・空気読めよジェンティーレ。)」

ジェンティーレ「チッ、久方ぶりにプライベートで顔を合わせてるんだ、もっとマシな話はないのか!」

ヘルナンデス「そうだな・・・ジェンティーレ、お前うちのシンゴ・アオイの事は知ってるな。」

ジェンティーレ「あのすばしっこいだけのサルか・・・そいつがどうした。」

ヘルナンデス「あいつから聞いた話だが、どうやら今度のカップ戦の優勝チームに対して
日本が主催する大会にゲストチームとしてオファーをかけるらしい。」

ジェンティーレ「それがどうした・・・」

ヘルナンデス「分からないか?日本に対して一足早くリベンジできるチャンスなんだよ。」

ランピオン「それは最近に無い面白い話だ・・・。」

ジェンティーレ「悪くないな・・・。」

ヘルナンデス「オレは勿論、優勝を狙っている・・・この話を聞いて益々な。まずは次の大会で優勝し、
そして日本に殴りこんでリベンジをかける!その後はワールドトーナメントでアズーリの誇りを取り戻す!
それがオレの今の目標だ。お前達に邪魔はさせんぞ。」

ランピオン「こちらも譲れんな、身体が熱くなってきたぜ・・・」

ジェンティーレ「ふん、聞いておいて良かったぜ。テメェらとの勝負が更に楽しみになった!」

1000 :キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/24(月) 13:00:57 ID:???
ヘルナンデス「オレが伝えたかったのはそれだけだ、2人ともミラノの地で待っているぞ。」

ランピオン「首を洗って待っていろよ、立ち上がれなくしてやるぜ。」

ジェンティーレ「ハンッ!その闘志を昨日見たかったぜ、腑抜けヤロウ。」

ランピオン「言ってろ、それじゃあオレも行くぜ。」

3人の少年はたいした交流も無く散った。彼等は大きな目標を同じくしている。時には競い、潰し合い・・・
時には共に肩を並べ、その目標に向かって走るであろう。今日の誓いは彼等の闘志をこれまでになく
奮い立たせる事になった。結果が幾ら残酷であろうと、彼等が止まる事は無い。
コッパ・イタリア・プリマヴェーラまで・・・あと3ヶ月。  
                             〜fin〜



という訳でこの短編は終了です。
2スレ目で葵がジャパンカップの事を知ったのは“7月”なんですが・・・
本当は“5月以前”でした。この話が5月なんで・・・
すみません、脳内訂正をお願い致します。ダメですね、着地点を決めずに始めるのは。
それでは皆さん、また本編でお会いしましょう。キャプテン三杉でした。

1001 :1001:Over 1000 Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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0ch BBS 2007-01-24