キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/03(木) 10:05:02 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティアカップ最終日。森崎たちアリティア選抜は反町率いる東邦タイガースを打ち破り悲願の全勝優勝を成し遂げる。
だが、大会中様々な妨害工作を仕掛けてきた超モリサキことラムカーネたちの策略により
森崎は残念なことに大会ベストイレブンに選ばれることはなかった。
それでも森崎は大切な仲間たちと勝ち取った優勝という栄冠以上のものはないのだと満足する。
その後、交流会のフードバトル大会が行われたり、上の世代の中心選手小豆沢に激励を送られたりと
アリティア王国で過ごす最後の夜は静かに終わろうとしていた……が!

ついにラムカーネが己の力と身体を取り戻すために森崎に襲いかかる。
手下である暗殺組織の一員を使い、森崎を攫ったラムカーネはサッカーの勝負を持ちかけてくる。
たった一人での孤独な戦いを強いられる森崎。闇の中に助けを呼ぶ声を聞きつけたのは
彼がこのアカネイア大陸で培い、育て上げてきた堅い信頼で結ばれた絆の力の象徴だった。
アカネイア騎士団、ブレーメントリオや早田たちと力を合わせ、森崎はラムカーネと宿命の対決を繰り広げる。


☆前スレ
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

689 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:10:06 ID:???
ですよねー

690 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:25:45 ID:???
さすがだ

691 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 17:41:07 ID:???
シーダ姫……貴様、イカサマをしているなッ!

692 :森崎名無しさん:2012/06/29(金) 21:35:04 ID:???
この二人の運は異常w

693 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:02:32 ID:???
>>689-692
原作でもこの二人の間には誰も入り込む余地がありませんからねぇ…
===========
★誰と誰?→ 0 & 2 ★→マルス&シーダ



マルス「シーダ、大丈夫かい」

シーダ「私なら平気です。この子の翼が魔法から守ってくれてますし」

マルス「そうじゃなくて。カタリナのことだよ。
    君は第七小隊のメンバーの中でも特に彼女のことを気にかけていたからね」

最終試験の模擬戦の直前に、カタリナがなかなか部隊に合流してこないという事態が起こったことがあった。
その時カタリナを捜索し、森の木陰に不安そうな顔で佇む彼女を励ましたのはほかでもないシーダである。
それ以来だろう。彼女に妹のように接し、共に料理を作る仲にまで至ったのは。
少しでもシーダの不安を取り除きたいマルスは、カタリナのことを聞き出して見ることにした。

シーダ「……あの子、最終試験での模擬戦の時に自分の出生のことを私に話してくれたんです。
    自分はノルダの街の出身で、家畜同然の扱いをされていたと」

マルス「奴隷市場ノルダか。前大戦で訪れたことがあったけど、酷い場所だった……」

シーダ「そんなあの子を助けてくれた人がいたらしいんです。そして、その人に自分は生きる意味をもらったとも」

ペガサスに乗りながら、背中越しに語りかけてくる彼女の言葉を思い出しながらシーダは語る。
あの時どうしてあんなに必死に謝ってきたのか。その真意が今、ようやく理解できた。
こうなることが彼女は初めから分かっていたのだ。だが、だからこそあの時のカタリナの涙に悔しさを感じれずにはいられない。

694 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:03:43 ID:???
何も分かってあげられていなかった。『誰にも譲れないものがあるのならそれを守ったって構わない』と
偉そうに語った自分が恥ずかしい。だから彼女は選んだのだ。
自分を地獄のような世界から救ってくれた人、おそらく暗殺組織の者だろう。
これまでのかけがえの無い思い出は全て夢だったと切り捨て、その者によるマルスの暗殺という指示を優先したのだ。

シーダ「私、悔しい。あの子に何もしてあげられなかった自分が情けなくて悔しいの。
    マルス様お願い。私にあの子と話をさせて。もう手遅れかもしれないけれど、
    ただ一言謝りたい。あなたの苦しみを取り除くことも和らげることもできなくて、ごめんって……」

マルス「……大丈夫だよシーダ。従騎士訓練で見た彼女の真剣な瞳は嘘偽りのないものだった。
    クリスたち第七小隊との絆もそうだ。少なくとも僕はそう信じている。
    それにまだ手遅れなんかじゃないさ。何故彼女は君の背中に涙を流したと思う?
    何故君に対して謝っていたんだ?迷っているから、後悔しているからじゃないのか?」

シーダ「!」

マルス「信じよう。確かにこうして裏切られることもあるかもしれないけれど。
    だからって信じることをやめてしまったらきっとそこまでなんだ。
    諦めちゃダメだシーダ。カタリナは僕達の仲間。大事な近衛騎士の一人なのだから」

それならばまだやり直せる可能性はあるはずだ。自分たちが紡いできたのは、
信用を得るためだけの上辺だけの偽りの絆ではなかったことを証明するためにも、
必ず彼女を救い出してみせると二人は強く決意する。

シーダ「(カタリナ。今のあなたの望みと私の望みは絶対に相容れるものじゃないわ。
    だから変えてみせる。あなたを組織という暗闇から救うことで、その願いを、夢を変えてみせるの)」


※マルスとシーダの互いの評価が上がりました。

695 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:05:43 ID:???
カタリナ「……もうすぐ敵部隊と接触します。各員、装備をもう一度確認してください」

魔道士「へへへ、英雄王だかなんだか知らねぇが俺たちの魔法であっという間に消し炭にしてやるぜ」

盗賊「なぁ隊長、折角だから城の宝物庫から何かちょろまかしちゃいましょうよ。
   確か何とかのオーブって国宝がこのアリティア城にあるとかないとか聞きやしたよ」

カタリナ「ダメです。私達の任務はあくまでもマルス様……アリティア王子の暗殺。
     余計なことをする余裕も時間も、私達にはありません」

長期間の潜伏行動の末、ようやく手に入れた最大にして唯一のチャンスなのだ。
あのアリティア王宮騎士団の半数以上を無力化させ、玉座の間に追い込むことが出来たこの機会を逃す訳にはいかない。

カタリナ「私たちはただ忠実に与えられた任務をこなすだけでいいんです。余計な事は考えてはいけません」

魔道士「……だよな。だからこうして何ヶ月もかけて綿密に暗殺作戦を遂行してきたんだもんな」

盗賊「逃走経路の方も準備万端。あとはサクッとあの王子様をやっちまうだけ。キヒヒッ!」

カタリナ「(クリス、ごめんなさい。でも、やっぱり私の夢、願いは……
     私をあの家畜同然の日々から助けだしてくれてあのお方……
     エレミヤ様の望みを叶えてあげる事。それだけなんです)」

頭の中に浮かぶ従騎士訓練の淡い思い出。せめてこの思い出だけは大切に取っておこう。
自分が歩めたかもしれないもう一つの世界。大切な仲間との日々だけは忘れずに心のなかにしまっておこう。

カタリナ「前方に目標確認。これより任務の最終段階を開始します」

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:07:45 ID:???
★VSアイネ隊→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アイネ、魔道士2人、盗賊1人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
ハート→アイネ、魔道士2人、盗賊2人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
スペード→アイネ、魔道士3人、盗賊2人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
クラブ→アイネ、魔道士3人、盗賊3人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)
JOKER→ローロー「ウキキ、大変だアイネー」仮面の大男が慌てた(?)様子で飛び込んでくる

697 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 06:09:05 ID:???
★VSアイネ隊→ クラブ8

698 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 10:28:37 ID:???
うえ、ここでクラブか
増援にいけるまで大丈夫だろうか

699 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 11:01:09 ID:???
一部でもサクサク死んでいたからな……

700 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 11:24:12 ID:???
まあ、魔導師を先手で二人も潰せれば大丈夫かな。
カタリナのエルファイアーが直撃しても一発退場はないでしょ。

HP+魔防だとマルスとルークが28で一番脆いけど、HP32あるロディも
守備7だと盗賊の攻撃も結構通りそうで前衛には出しづらいねえ。
姫様+オグマのツートップ安定かな?
序章だから死亡はないと割り切って経験稼がせるのも手だけども。

701 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 13:25:11 ID:???
マルス、シーダ、オグマといる部隊だから、六人相手でもそこまで心配ではないかな。
これ先手を取られてたら最悪死者も覚悟だが、そうでもなかったし。

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 14:01:01 ID:???
>>698-699
従騎士から正騎士に昇格した彼らの活躍に期待したいですね。
>>700-701
とにかくカタリナの攻撃が一番の難題ですね。うまく避けておきたいところですが…
===========
★VSアイネ隊→ クラブ8 ★
>クラブ→アイネ、魔道士3人、盗賊3人の構成だ!(K〜4でマルス隊の先制)


マルス「やはり戦力はこちらに多く集めてきたようだね」

オグマ「気をつけろよマルス。奴らの狙いはお前だ。いざとなったらお前だけでも裏口あたりから…」

マルス「いや、それはできない。……もう4年前の無力な僕じゃない。
    この国の君主として相応しい指揮を最後までとってみせるよ」

オグマ「…だったら任せるぜ。さァ、攻撃の指示をお出し下さい。
    あの程度の連中ならば、まじめに訓練していたあいつらならあっという間に片付けられるはずですから」

マルス「ああ。よし、みんな聞け。まず狙うべき敵は…」



★マルスの指示→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→先に魔道士たちを攻撃だ
スペード・クラブ→先に盗賊たちを攻撃だ
JOKER→裏口といえば、あそこの扉には盗賊よけのしかけが施されていたはず…いや、今は戦闘に集中だ

703 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 14:02:57 ID:???
★マルスの指示→ クラブ3

704 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 14:14:01 ID:???
★マルスの指示→ クラブ3 ★
>スペード・クラブ→先に盗賊たちを攻撃だ

マルス「先に盗賊を片付けておきたい。反撃で倒す算段もあったけど、
    確実に敵の戦力を減らすためにも、この先制のチャンスを活かして欲しい」

ルーク「うっしゃあ!ならば一番槍はこの明日の聖騎士ルークにおまかせを!」

ダダッ!

ロディ「先走るなよルーク。剣に有利な武器は覚えているか?」

ルーク「当たり前よ。俺たちゃもう『正騎士』なんだ。行くぜ賊ども。
    俺の輝かしいデビュー戦のためにも、やっつけさせてもらうぜ!」

盗賊A「顔からして頭が悪そうなやつだな。キヒヒッ」

ルーク「はんっ、悪いがそんな安い挑発に乗る以前の俺様じゃないんだよ。こいつを食らえ!」

ルークが取り出したのは間接攻撃も可能な『手槍』である。
後の魔道士たちの反撃のことも考えた武器の選択に、オグマは口笛を鳴らす。

オグマ「あのヒヨッコどもも日々成長してるってね。模擬戦で俺を追い込んだ時のように派手にぶちかましてやりな、ルーク!」

ルーク「見ててくださいよオグマさん!ずえりゃああああっ!!」

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 14:15:47 ID:???
先着『2名』様で

★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→! card+10+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
攻撃判定→! card+22+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=★

★盗賊A 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
回避判定→! card+8+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ルークの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+5
ルークの攻撃判定がクラブかつHPが半分以上で『突撃』で戦闘続行
盗賊Aの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

706 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 14:42:12 ID:???
★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ハート6 +10+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
攻撃判定→ スペードA +22+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=★

707 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 14:45:42 ID:???
★盗賊A 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
回避判定→ ダイヤ2 +8+指揮(3)=
守備判定→ クラブ9 +5+指揮(3)=★

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 15:24:25 ID:???
★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ハート6 +10+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=22
攻撃判定→ スペードA +22+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=29★

★盗賊A 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
回避判定→ ダイヤ2 +8+指揮(3)+3『俊敏』=16
守備判定→ クラブ9 +5+指揮(3)=17★

ルークの攻撃!盗賊Aに12ダメージ!
ルークは10の経験値を得た
===========
バヒュウウッ バスッ!!

盗賊A「げひぃ!…ま、まだまだァ!」

ルークの投げた手槍は盗賊Aを大きくのけぞらせる。が、倒すには至らなかった。

ルーク「くそっ、ちょっと距離があったのか?」

ロディ「私が追撃を仕掛ける。…覚悟!」

すかさずロディが鉄の槍を掲げて盗賊Aの側へと切り込んでいく。

盗賊A「おのれ、こんなガキどもなんかにこの俺様が!」

ロディ「アリティア王宮正騎士としての初任務。必ず遂行してみせる」

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 15:25:55 ID:???
先着『2名』様で

★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→! card+15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
回避判定→! card+11+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
守備判定→! card+7+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=★

★盗賊A 10/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(3)=
追撃判定→! card+14+指揮(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(3)=
回避判定→! card+8+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ロディの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
盗賊Aの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

710 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 15:33:25 ID:???
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→ クラブ3 +15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
攻撃判定→ JOKER +15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
回避判定→ JOKER +11+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=
守備判定→ スペードJ +7+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=★

711 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 15:38:45 ID:???
★盗賊A 10/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペードQ +14+指揮(3)=
追撃判定→ ハートQ +14+指揮(3)=
攻撃判定→ スペード6 +15+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤ9 +8+指揮(3)=
守備判定→ ダイヤ9 +5+指揮(3)=★

712 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 15:45:05 ID:???
なんだこれw

713 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 15:47:17 ID:???
>>712
ダブルJOKERとは縁起がいいですねw
============
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→ クラブ3 +15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=24
攻撃判定→ JOKER +15+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=36
回避判定→ JOKER +11+指揮(2)+支援(1)+有利(3)+3『集中』=35
守備判定→ スペードJ +7+指揮(2)+支援(1)+有利(3)=24★

★盗賊A 10/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペードQ +14+指揮(3)=29
追撃判定→ ハートQ +14+指揮(3)=29
攻撃判定→ スペード6 +15+指揮(3)=24
回避判定→ ダイヤ9 +8+指揮(3)+3『俊敏』=23
守備判定→ ダイヤ9 +5+指揮(3)=17★

ロディの攻撃!盗賊Aに19ダメージ!盗賊Aは倒れた
ロディは40の経験値を得た
※ロディがJOKERを出したので覚醒します
===========
★ロディ攻撃覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→力+1
ハート→力成長率+5
スペード→スキル『練気』習得(1/2で攻撃判定+2)
クラブ→スキル『剛力』習得(1/4で攻撃判定+3)
JOKER→ダイヤ・ハート+スキル『発勁』習得(1/2で攻撃判定+4)

714 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 15:48:46 ID:???
★ロディ攻撃覚醒→ スペード10

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 15:56:16 ID:???
★ロディ攻撃覚醒→ スペード10 ★
>スペード→スキル『練気』習得(1/2で攻撃判定+2)
※ロディがスキル『練気』を習得しました!


★ロディ回避覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→(奇数)速さ+1(偶数)幸運+1
ハート→(奇数)速さ成長率+5(偶数)幸運成長率+5
スペード→スキル『捌き』習得(1/4で回避判定のカード数値を守備合計に加算)
クラブ→スキル『俊敏』習得(1/2で回避判定+3)
JOKER→ダイヤ・ハート+スキル『疾走』習得(攻撃速度+3)

716 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 15:57:29 ID:???
★ロディ回避覚醒→ クラブ8

717 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 16:09:19 ID:???
★ロディ回避覚醒→ クラブ8 ★
>クラブ→スキル『俊敏』習得(1/2で回避判定+3)
※ロディがスキル『俊敏』を習得しました!
===========
これまで結果こそ残してきたものの、中々自身の成長を実感できずに苦しんできたロディ。
だが、彼の積み重ねてきた努力は決して無駄なものではなかった。
将来有数の聖騎士に成長するであろうその素質を遺憾なく発揮する堂々とした戦いで盗賊Aを圧倒する。

ロディ「ふっ!ハァ!たあーっ!!」

バキィン!!

盗賊A「ぎゃあーーーっ!!」

武器を折られながら吹き飛ぶ盗賊A。壁に頭をぶつけ気を失ったようだ。

ロディ「まずは一人、か」

ルーク「ちきしょう、美味しい所を持って行きやがって」

ロディ「いや、お前の攻撃で奴のバランスが崩れていたからこそさ。この調子で敵を殲滅させていくぞ」

ルーク「へへ…嬉しいこと言ってくれやがって。しゃあ!俺とお前のコンビネーションでマルス様をお守りするぞ!」

すっかり一人前の騎士としての貫禄が出てきている若武者たちの姿を見て、オグマはほころんでいた。

オグマ「教官役を務めた一人としてこれほど嬉しいことはないねぇ。さて、俺も負けちゃいられねぇか」

鉄の剣を背中の鞘から引き抜き構えを取る。そして一度息を強く吐くと高く跳躍する。

盗賊B「くっ…あの頬の傷はまさか!?だ、だがここで引くわけにはいかねぇんだ!」

718 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 16:11:05 ID:???
先着『2名』様で

★オグマ 32/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→! card+19+指揮(2)+支援(1)=
追撃判定→! card+19+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→! card+14+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→! card+12+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→! card+12+指揮(2)+支援(1)=★

★盗賊B 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(3)=
回避判定→! card+8+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
オグマの攻撃判定がダイヤで『月光』で相手の守備合計を半分(切り捨て)にする
オグマの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
盗賊Bの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

719 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 16:12:28 ID:???
★オグマ 32/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ スペード4 +19+指揮(2)+支援(1)=
追撃判定→ ハート8 +19+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→ クラブQ +14+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→ クラブ6 +12+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→ スペード6 +12+指揮(2)+支援(1)=★

720 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 16:16:01 ID:???
★盗賊B 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペード6 +14+指揮(3)=
攻撃判定→ クラブ8 +15+指揮(3)=
回避判定→ ハート2 +8+指揮(3)=
守備判定→ クラブ8 +5+指揮(3)=★

721 :森崎名無しさん:2012/07/04(水) 16:16:07 ID:???
★盗賊B 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ クラブ9 +14+指揮(3)=
攻撃判定→ クラブ4 +15+指揮(3)=
回避判定→ ハート10 +8+指揮(3)=
守備判定→ ハート10 +5+指揮(3)=★

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 05:29:29 ID:???
★オグマ 32/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ スペード4 +19+指揮(2)+支援(1)=26
追撃判定→ ハート8 +19+指揮(2)+支援(1)=30
攻撃判定→ クラブQ +14+指揮(2)+支援(1)=29
回避判定→ クラブ6 +12+指揮(2)+支援(1)=21
守備判定→ スペード6 +12+指揮(2)+支援(1)=21★

★盗賊B 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ スペード6 +14+指揮(3)=23
攻撃判定→ クラブ8 +15+指揮(3)=26
回避判定→ ハート2 +8+指揮(3)+3『俊敏』=16
守備判定→ クラブ8 +5+指揮(3)=16★

オグマの攻撃!盗賊Bに13ダメージ!
盗賊Bの反撃!オグマに5ダメージ!
オグマの追撃!盗賊Bに13ダメージ!
盗賊Bは倒れた。オグマは40の経験値を得た
============
オグマの高い跳躍からの兜割りが盗賊Bの肩を貫く。
悲鳴を上げながらの必死の反撃でなんとか振り解くが、すぐに追撃の刃が袈裟懸けに放たれた。

オグマ「ちっ、くらっちまったか。連中、中々腕が立つようだな。
    暗殺組織か……厄介なものに目をつけられちまったなマルス」

マルス「やはりドルーアの残党の関係の者が放った者たちなのだろうか?」

オグマ「タリス島での紛争騒ぎにも奴らと似たような戦い方の敵がいてな。
    きな臭いものをプンプン感じるぜ。とにかくまずはこいつらを片付けてからだ」

マルス「そうだね。よし、次は僕が仕掛けるよ」

723 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 05:30:58 ID:???
先着『2名』様で

★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→! card+18+指揮(2)+支援(4)=
攻撃判定→! card+13+指揮(2)+支援(4)=
回避判定→! card+12+指揮(2)+支援(4)=
守備判定→! card+12+指揮(2)+支援(4)=★

★盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(3)=
回避判定→! card+8+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
マルスの攻撃判定がダイヤで『破砕』で相手の守備合計を半分(切り捨て)にし守備スキルを無効化
マルスの攻撃判定がハートで『連続』で2回攻撃
盗賊Cの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

724 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 05:51:34 ID:???
★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペードK +18+指揮(2)+支援(4)=
攻撃判定→ ダイヤ6 +13+指揮(2)+支援(4)=
回避判定→ ハートK +12+指揮(2)+支援(4)=
守備判定→ クラブQ +12+指揮(2)+支援(4)=★

725 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 06:02:24 ID:???
★盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ダイヤ4 +14+指揮(3)=
攻撃判定→ スペードK +15+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤ9 +8+指揮(3)=
守備判定→ スペード2 +5+指揮(3)=★

726 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 06:20:26 ID:???
★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペードK +18+指揮(2)+支援(4)=37
攻撃判定→ ダイヤ6 +13+指揮(2)+支援(4)=25『破砕』
回避判定→ ハートK +12+指揮(2)+支援(4)=31
守備判定→ クラブQ +12+指揮(2)+支援(4)=30★

★盗賊C 22/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ダイヤ4 +14+指揮(3)=21
攻撃判定→ スペードK +15+指揮(3)=31
回避判定→ ダイヤ9 +8+指揮(3)+3『俊敏』=23
守備判定→ スペード2 +5+指揮(3)=10→5★

マルスの攻撃!盗賊Cに20ダメージ!
盗賊Cの反撃!マルスは素早く身をかわした!
マルスは10の経験値を得た
===========
マルス「はっ!」

盗賊C「なな、なんだと!?まさかこれほどの剣の使い手だったとは…!」

華麗な冴えの剣技が盗賊Cの荒々しい剣をいなし、追い詰めていく。

シーダ「マルス様、後はシーダにお任せください!」

マルス「分かった!」

阿吽の呼吸で位置を入れ替え、シーダは槍を振り回しながら突撃する。

727 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 06:21:50 ID:???
★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤ)
命中判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
追撃判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
攻撃判定→! card+17+指揮(2)+支援(5)=
回避判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→! card+9+指揮(2)+支援(5)=★

★盗賊C 2/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(3)=
回避判定→! card+8+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
シーダの攻撃判定がダイヤで『貫通』で相手の守備数値を0にする
シーダの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
盗賊Cの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

728 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 07:03:27 ID:???
★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤ)
命中判定→ スペードA +18+指揮(2)+支援(5)=
追撃判定→ ハート7 +18+指揮(2)+支援(5)=
攻撃判定→ スペード6 +17+指揮(2)+支援(5)=
回避判定→ クラブ10 +18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→ ダイヤQ +9+指揮(2)+支援(5)=★

729 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 07:34:46 ID:???
★盗賊C 2/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ハート4 +14+指揮(3)=
攻撃判定→ クラブA +15+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤJ +8+指揮(3)=
守備判定→ ダイヤ6 +5+指揮(3)=★

730 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 07:46:28 ID:???
★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤ)
命中判定→ スペードA +18+指揮(2)+支援(5)=26
追撃判定→ ハート7 +18+指揮(2)+支援(5)=32
攻撃判定→ スペード6 +17+指揮(2)+支援(5)=30
回避判定→ クラブ10 +18+指揮(2)+支援(5)=35
守備判定→ ダイヤQ +9+指揮(2)+支援(5)=28★『カウンター』

★盗賊C 2/22 鋼の剣(攻速…10 係数…)
命中判定→ ハート4 +14+指揮(3)=21
攻撃判定→ クラブA +15+指揮(3)=19
回避判定→ ダイヤJ +8+指揮(3)+3『俊敏』=25
守備判定→ ダイヤ6 +5+指揮(3)=14★

シーダの攻撃!盗賊Cに16ダメージ!
盗賊Cは倒れた。シーダは40の経験値を得た
シーダのレベルが11に上がった!
===========
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

★シーダ ペガサスナイト レベル11
     成長率
H 22 60+! numnum=
力 10 40+! numnum=
技 12 60+! numnum=
速 20 90+! numnum=
運 16 70+! numnum=
武 14 70+! numnum=
守 9 20+! numnum=
魔 8 3+! numnum=★

※合計が100を超えれば1アップです。

731 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 07:52:32 ID:???
★シーダ ペガサスナイト レベル11
     成長率
H 22 60+ 21 =
力 10 40+ 10 =
技 12 60+ 90 =
速 20 90+ 33 =
運 16 70+ 99 =
武 14 70+ 77 =
守 9 20+ 85 =
魔 8 3+ 82 =★

732 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:05:11 ID:???
★シーダ ペガサスナイト レベル11
     成長率
H 22 60+ 21 =81
力 10 40+ 10 =50
技 12 60+ 90 =150→+1
速 20 90+ 33 =123→+1
運 16 70+ 99 =169→+1
武 14 70+ 77 =147→+1
守 9 20+ 85 =105→+1
魔 8 3+ 82 =85★

シーダ   ペガサスナイト  レベル11 EXP30 0戦0勝0敗
        成長率
HP22/22     60
力 10       40
技 13      60
速 20       90
運 17      70
武 15      70
守 10      20
魔  8       3

以上のようになりました

733 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:06:19 ID:???
シーダ「それっ!」

バシィッ!!

盗賊C「ぎにゃあっ!?」

すれ違いざまに側頭部に槍の柄を力強く叩きつけられ、盗賊Cは気絶する。
これで前衛を任されていた盗賊たちは全て無力化出来た。残すはカタリナたち魔導使いが4人だけである。

アイネ「…流石はマルス様。ご自身の腕前もさることながら、それを支える騎士の実力も見事です」

マルス「君の狙いは僕の暗殺だといったね。……いったい誰の命令でこんなことを?」

アイネ「そう簡単に雇い主のことを喋る間者がいるとでも?聞きたければ私達を倒すなり捕まえるなりしてみてください」

マルス「(やはり戦うしか無いというのか?いや、まだ何か方法があるはずだ…)」

シーダ「(カタリナ、あなたともう一度話がしたい。何も力になってあげられないかもしれないけれど、それでも…!)」

アイネ「魔導部隊、相手の射程範囲に気を配りつつ攻撃を開始してください。
    標的はアリティア王子。ですが壁になろうとするものがいるというのなら遠慮無く焼き払ってください」

マルス「くっ…とにかく防御を固めるぞ。みんな、陣形を整えるんだ!」

734 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:09:24 ID:???
防御の指示→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→魔防の高いシーダと反撃可能なルークを盾にする
ハート→魔防の高いシーダを盾にする
スペード→反撃可能なルークを盾にする
クラブ→アイネ隊の行動が早い。平均的に狙われてしまう!
JOKER→ジェイガン「マルス様、ご無事ですか!」本隊を率いていたジェイガンが戻ってきた!?

735 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:14:11 ID:???
防御の指示→ スペード4

736 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:16:23 ID:???
「ミンナ…マルスサマヲ…タノム…!」

737 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:20:14 ID:???
色々ハマりすぎてマズいわw

738 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:34:02 ID:???
>>736-737
一応まだやられても大丈夫な時期ですのでご安心を。
ここまでの成長が試される展開ですね。頑張れルーク!
===========
防御の指示→ スペード4 ★
>スペード→反撃可能なルークを盾にする


マルス「ルーク、君の武器ならば魔法相手でも反撃ができる。前衛を頼めるかい?」

ルーク「うひょ〜!主君自らの勅命とはこのことかぁ!お任せあれ!」

ロディ「ルーク、気をつけろ。魔法攻撃は盾や鎧では防ぐのは難しい。
    武器で払ったり、とにかく避けるなどしてやり過ごすことを念頭に置くんだ」

ルーク「わーってるよ。森崎さんとやったスピード特訓の成果をここに示すぜ!」

アイネ「…ルーク、立派ですね。あなたのように自信に満ち溢れた人は周りを動かせる力を持っています。
    あながちエースというのも間違ってはいないのかもしれませんね」

ルーク「カタリナ。お前がどうしてもマルス様の敵に回るってんなら容赦はしねぇよ。
    絶対にふんづかまえて目ェ覚ましてやっからな。覚悟しやがれ!」

アイネ「……目を覚まさせる、ですか。ふふ、あなたも私のことを……ありがとうルーク。
    もしも生まれる時代が違えば、きっといい友人になれたと思います」

ルーク「そんな悲しいこと言うんじゃねぇ!俺とお前は第七小隊の仲間だ!それは嘘もヘチマもねぇ事実なんだよ!
    クリスのためにもお前には絶対に俺たちのところに戻ってきてもらう。さァかかって来やがれ!」

アイネ「…………攻撃、開始してください」

739 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:35:31 ID:???
★魔道士Aの狙い→! card
魔道士Bの狙い→! card
魔道士Cの狙い→! card
アイネの狙い→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜7→ルーク
6〜5→シーダ
4〜3→オグマ
2→ロディ
A→マルス
JOKER→全員

740 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:36:09 ID:???
★魔道士Aの狙い→ ダイヤ2
魔道士Bの狙い→ ダイヤK
魔道士Cの狙い→ スペード5
アイネの狙い→ ダイヤ7

741 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:44:05 ID:???
★魔道士Aの狙い→ ダイヤ2→ロディ
魔道士Bの狙い→ ダイヤK→ルーク
魔道士Cの狙い→ スペード5→シーダ
アイネの狙い→ ダイヤ7→ルーク ★
===========
魔道士A「おい、あの前に出てきた馬鹿っぽい奴の武器をよく見てみろ」

魔道士C「ああ。あれは投擲可能な小型の槍。迂闊に手を出すと反撃されるぞ」

組織の中でも特に視力に優れる二人はルークの武装を見極め、他の者に標的を移す。

ルーク「お、おいこら!せっかくかっこよく決めたのになんでそっちに行くんだよお前らー!」

魔道士A「任務を持続するためにも、無駄なダメージは受けたくないのさ。さァ、避けられるかな?」

ロディ「ルークにあれだけ言った手前、無様な姿は見せられん。かわしてみせるさ」

742 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:46:27 ID:???
★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=★

★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…)
回避判定→! card+11+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→! card+0+指揮(2)+支援(1)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
魔道士Aの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
ロディの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
ロディの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

743 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:47:50 ID:???
★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK)
命中判定→ ダイヤ4 +15+指揮(3)=
攻撃判定→ ハート9 +10+指揮(3)=★

744 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 08:49:11 ID:???
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…)
回避判定→ ダイヤQ +11+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→ クラブ2 +0+指揮(2)+支援(1)=★

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 08:57:37 ID:???
★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK)
命中判定→ ダイヤ4 +15+指揮(3)+3『集中』=25
攻撃判定→ ハート9 +10+指揮(3)=22★

★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…)
回避判定→ ダイヤQ +11+指揮(2)+支援(1)+6『集中・俊敏』=32
守備判定→ クラブ2 +0+指揮(2)+支援(1)=5★

魔道士Aの攻撃!ロディは素早く身をかわした!
============
魔道士A「いかづちよ!我が叫びを聞けいかづちよ!」

ロディ「叫びを聞くのは構わないが、肝心の魔法には当たってはやれん」

バヒュッ!

瞬時に馬を交代させ、雷球をやりすごすロディ。

ロディ「まあこれが無難なお手本といったところだ。しっかりやれよルーク」

ルーク「へ、へんだ!俺だってあれくらいできらぁ!」

魔道士B「俺はさっきのやつとは一味違うぜ。こんがりいい色に焼かせてもらうぜ!」

746 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 09:00:42 ID:???
先着『2名』様で

★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜7)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
追撃判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→! card+10+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→! card+22+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→! card+8+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→! card+0+指揮(2)+支援(1)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
魔道士Bの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
ルークの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+5
ルークの回避判定がダイヤで『捌き』でカード数値を守備に加算
ルークの攻撃判定がクラブかつHPが半分以上で『突撃』で戦闘続行
戦闘計算式は>>8を参照してください

747 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 09:02:12 ID:???
★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜7)
命中判定→ ダイヤ7 +15+指揮(3)=
追撃判定→ ハート5 +15+指揮(3)=
攻撃判定→ ダイヤ9 +10+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤ5 +5+指揮(3)=
守備判定→ スペード7 +5+指揮(3)=★

748 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 09:06:13 ID:???
★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ダイヤ7 +10+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→ クラブJ +22+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→ ハートQ +8+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→ ハート5 +0+指揮(2)+支援(1)=★

749 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 09:15:54 ID:???
黒焦げになってしまった

750 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 09:23:47 ID:???
>>749
幸運の低いルークの弱点が露呈してしまいましたね。
必殺の出やすくなる雷魔法には今後注意したいところです。
===========
★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜7)
命中判定→ ダイヤ7 +15+指揮(3)+3『集中』=28『必殺』
追撃判定→ ハート5 +15+指揮(3)=23
攻撃判定→ ダイヤ9 +10+指揮(3)=22
回避判定→ ダイヤ5 +5+指揮(3)=13
守備判定→ スペード7 +5+指揮(3)=15★

★ルーク 28/28 手槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ダイヤ7 +10+指揮(2)+支援(1)=20
攻撃判定→ クラブJ +22+指揮(2)+支援(1)=36
回避判定→ ハートQ +8+指揮(2)+支援(1)=23
守備判定→ ハート5 +0+指揮(2)+支援(1)=8★

魔道士Bの攻撃!必殺の一撃!ルークに42ダメージ!
ルークは倒れた
===========
ルーク「さァかかってこい!このルーク様が弾き返してやるぜ!」

魔道士B「くっ、舐めた口をききやがって…」

呪文の詠唱が終わり、雷球を放とうとしたその時。後ろにいたアイネが制止する。

アイネ「まだです。ルークは正面からの反応に特に優れていますが、横からの動きには散漫です」

ルーク「なっ…!?」

魔道士B「へぇ、さっすが諜報員様だぜ。貴重な情報ありがとよ!」

751 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 09:25:44 ID:???
バッ!

ルーク「しまっ…」

ズギャーーーーン!!

ルーク「うわああああああっ!!」

回避行動の反応が大幅に遅れてしまったのが運の尽きだった。
練りに練られた雷の魔法をまともに受けてしまったルークは落馬して床を転げまわる。

アイネ「ここが本来の戦場でしたら今ので命を落としていましたよ。
    私達の任務はあくまでマルス王子の暗殺。今回は特別に見逃してあげます。…元仲間のよしみですし」

ルーク「くっ……て、テメェ…カタリナァ…!!」

ロディ「ルーク、下がっていろ。あとは私達がなんとかする」

ルーク「だ、だけど!」

マルス「ここで君を失う訳にはいかない。お願いだ、退いてくれルーク」

ルーク「……主君の勅命ならば。(くっ……情けねぇ。みんなで力を合わせて掴みとった夢がこんな結果なんてあんまりだ)」

ルークは這うようにして後衛へとなんとか引き返してくる。だが、アイネ隊の猛攻はまだ止む気配はない。

魔道士C「ククク…この調子で一人ずつ確実に倒させてもらいますよ。次はあなたです!」

シーダ「(きっとあの子の指揮が彼らの戦闘力を増加させているんだわ。……やっぱり本気なのね、カタリナ)」

752 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 09:27:25 ID:???
★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=★

★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→! card+8+指揮(2)+支援(5)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
魔道士Cの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
シーダの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
戦闘計算式は>>8を参照してください

753 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 09:29:48 ID:???
★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→ ハート10 +15+指揮(3)=
攻撃判定→ クラブA +10+指揮(3)=★

754 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 09:33:03 ID:???
★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→ クラブ9 +18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→ ダイヤ7 +8+指揮(2)+支援(5)=★

755 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 11:21:30 ID:???
パビスの守りやっぱりほしいなあ
ゲームだと必殺あるやつとは戦わないとか出来るけど

756 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 15:37:38 ID:???
>>755
今回は森崎(プレイヤー)の采配が仲間の運命を左右するかもしれないというケースでしたね。
仲間に指揮レベルを楽に習得させるか、的確な相手と戦わせるかを考えていきたいですね。
===========
★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→ ハート10 +15+指揮(3)=28
攻撃判定→ クラブA +10+指揮(3)=14★

★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→ クラブ9 +18+指揮(2)+支援(5)=34
守備判定→ ダイヤ7 +8+指揮(2)+支援(5)=22『カウンター』★

魔道士Cの攻撃!シーダは素早く身をかわした!
===========
魔道士Cの雷の魔法を空中でひらりと翻して避けるシーダ。

アイネ「さすがはシーダ様です。標的を倒す上で、あなたが一番の障壁になりそうですね」

壁役のルークが倒されたことで、カタリナは標的のマルスめがけて一気に接近を試みる。
だが、そうはさせまいとシーダはエルカイトを急降下で着地させて二人の間に割って入る。

シーダ「カタリナ、お願い待って!話を聞いて!」

アイネ「お願いします。そんな顔をしないでください。私はあなたの一番大事な人を殺そうとするただの賊なんです。
    ……止めに来てください。倒しに来てください。それが今のシーダ様の一番の望みのはずなんです」

シーダ「違うっ…!!確かにマルス様を失うことは私にとって一番耐え難いことよ。
    だけどカタリナ。あなたも私の大事な人ということには変わらないの!」

757 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 15:39:55 ID:???
アイネ「そんな都合のいい事……譲れないものがあるならそれを守っても良いと言ったのはシーダ様ですよ?
    だから私は選んだんです。クリスや皆さんとの思い出を犠牲にすることで、
    あの方の、マルス様の暗殺という任務をより有利にした。それだけなんです」

シーダ「それは……そうね。あのときの私の言い方が悪かったのは謝るわ。ごめんなさい。
    でもね、私は諦めたくない。マルス様もカタリナも、二人共失いたくなんか無いの。
    カタリナ。あなたの本当の気持ちを聞かせて。本当にこの任務はあなた自信がやろうとしていることなの?
    もしもただ組織の命令というだけで動いているというのなら、私はそんなの認めない。
    クリスたちと一緒に一生懸命訓練に励んでいたあの日々を、ただの演技になんかさせないわ!」

アイネ「……私にも」

シーダ「え?」

アイネ「私にもシーダ様のようにはっきりと自分の意志を示すことができたらどんなに素晴らしいか……
    でも、こうすることしかできないのが私なんです。それを理解してくださらないのなら……戦う以外の道はありません。
    シーダ様。私のような裏切り者にこれ以上そんな優しい言葉をかけないでください。
    私はただの暗殺者アイネ。第七小隊のカタリナなんて初めからいなかった……いなかったんですよ!!」

ボボボボボボゥッ!!

頭上に幾つもの炎の線が現れる。滝のように火球を降り注がせる上級魔法、エルファイヤー。

シーダ「そんなの、私にはできない。短い数日だったけれど、あなた達と過ごしたあの日々を……無かった事になんかさせない!」

今度こそ。彼女の言葉の底にある心の叫びを聴きとってみせる。シーダは手綱を強く握りしめ、上空の炎へと目を向ける。

758 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 15:41:52 ID:???
★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→! card+16+指揮(3)=
攻撃判定→! card+17+指揮(3)=★

★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→! card+8+指揮(2)+支援(5)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
カタリナの攻撃判定がダイヤで『瘴気』で相手の守備合計を半分にする
シーダの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
戦闘計算式は>>8を参照してください

759 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 15:44:31 ID:???
★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→ スペードQ +16+指揮(3)=
攻撃判定→ スペードQ +17+指揮(3)=★

760 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 15:49:05 ID:???
★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→ クラブ3 +18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→ スペードK +8+指揮(2)+支援(5)=★

761 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 16:06:37 ID:???
★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→ スペードQ +16+指揮(3)=31
攻撃判定→ スペードQ +17+指揮(3)=32★

★シーダ 22/22 鉄の槍(攻速…14 係数…)
回避判定→ クラブ3 +18+指揮(2)+支援(5)=28
守備判定→ スペードK +8+指揮(2)+支援(5)=28★

カタリナの攻撃!シーダに4ダメージ!
===========
バヒュウ!ボヒュッ!ドヒュウ!!

雨のように降り注ぐ炎の滝を巧みに避け回るシーダ。
だが、カタリナの魔道士としての力量は暗殺者の名に相応しく優れたものだった。

シーダ「だ、駄目…避け切れない」

ボウンッ!!

シーダ「……ごめんねエルカイト。また羽汚しちゃったね」

羽を屋根のように上げることで、シーダを庇うエルカイト。黒ずんだ羽を、申し訳なさそうにシーダは撫でる。

アイネ「ふぅ……やはり天馬に魔法は効きづらいですね」

シーダ「そうよ。従騎士の講義で習う基本的なことじゃない。忘れちゃったのカタリナ?」

アイネ「……その名前で呼ばないでください。お願いです。これ以上私に……夢を見させないで……」

マルス「(やはりカタリナは躊躇っている。それでも任務をこなそうとするほど、彼女を縛っている組織の力は大きなものだというのか?)」

762 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/06(金) 16:08:20 ID:???
自分に暗殺を命じた組織の人物とは一体どのような者なのだろうか。
ドルーア帝国が倒れた今、再び大陸に戦乱を呼び戻そうとする影の正体をマルスは考えていた。

マルス「カタリナから事情を聞くためにも、まずは彼女たちを無力化しなければ。みんな、攻撃の準備だ!」


★攻撃の指示→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎隊が合流したぞ!クリスがカタリナに説得を試みる!
ハート・スペード・クラブ→周囲の魔道士を倒した後、カタリナに接触を図るぞ
JOKER→ローロー「ウキキ、大変だアイネー」仮面の大男が慌てた(?)様子で飛び込んでくる

763 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 16:08:36 ID:???
★攻撃の指示→ クラブA

764 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 16:08:56 ID:???
★攻撃の指示→ ダイヤJ

765 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 16:12:26 ID:???
クラブA分岐無くて良かった…

766 :森崎名無しさん:2012/07/06(金) 16:15:35 ID:???
最近クラブAさんがんばりすぎ
もっと休んで手を抜いて!

767 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/07(土) 13:47:06 ID:???
>>765-766
クラブAの分岐が少ないこのスレで、他のスレの不幸を吸えるだけ吸うのだー!
===========
★攻撃の指示→ クラブA ★
>ハート・スペード・クラブ→周囲の魔道士を倒した後、カタリナに接触を図るぞ


マルス「あのルークをも倒すほどの実力者揃いだ。みんな、油断しないでいこう」

マルスは隊長のカタリナを守るようにして動く3人の魔道士を倒すように指示を出す。

オグマ「まずは俺が切り込もう。坊主、俺に続け!」

ロディ「坊主……まぁ、そう言われても仕方ない歳の差かもしれませんが」

一応一人前の正騎士となったからには名前で呼んで欲しいという自尊心を抑えつつ、ロディはオグマの後ろに続く。

オグマ「退きな!なます切りになりたくなかったらな!」

魔道士A「大陸一の剣闘士オグマか。貴様を倒せば俺も幹部に昇格できるかもな。ヒャッハー!」

768 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/07(土) 13:48:21 ID:???
先着『2名』様で

★オグマ 32/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→! card+19+指揮(2)+支援(1)=
追撃判定→! card+19+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→! card+14+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→! card+12+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→! card+12+指揮(2)+支援(1)=★

★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
追撃判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
オグマの攻撃判定がダイヤで『月光』で相手の守備合計を半分(切り捨て)にする
オグマの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
魔道士Aの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

769 :森崎名無しさん:2012/07/07(土) 13:49:06 ID:???
★オグマ 32/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ クラブQ +19+指揮(2)+支援(1)=
追撃判定→ ハート10 +19+指揮(2)+支援(1)=
攻撃判定→ ハートQ +14+指揮(2)+支援(1)=
回避判定→ ダイヤQ +12+指揮(2)+支援(1)=
守備判定→ クラブ2 +12+指揮(2)+支援(1)=★

770 :769:2012/07/07(土) 13:50:15 ID:???
やった、絵札のスリーカードだ

771 :森崎名無しさん:2012/07/07(土) 13:51:57 ID:???
★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ クラブA +15+指揮(3)=
追撃判定→ クラブQ +15+指揮(3)=
攻撃判定→ スペード3 +10+指揮(3)=
回避判定→ クラブ8 +5+指揮(3)=
守備判定→ クラブ3 +5+指揮(3)=★

772 :森崎名無しさん:2012/07/07(土) 13:53:04 ID:???
引いといてなんだが、魔道士A追撃できないな

773 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/07(土) 13:58:58 ID:???
オグマのHP及び守備判定、魔道士Aの追撃判定を修正いたします。
>>770
フォーカードかフルハウスか…ポーカーなら次の引きにワクワクしますねw
>>772
すみません、こちらのミスですね。修正いたしました。
===========
★オグマ 27/32 鉄の剣(攻速…14 係数…ダイヤK〜3)
命中判定→ クラブQ +19+指揮(2)+支援(1)=34
追撃判定→ ハート10 +19+指揮(2)+支援(1)=32
攻撃判定→ ハートQ +14+指揮(2)+支援(1)=29
回避判定→ ダイヤQ +12+指揮(2)+支援(1)=27
守備判定→ クラブ2 +0+指揮(2)+支援(1)=5★

★魔道士A 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ クラブA +15+指揮(3)=19
攻撃判定→ スペード3 +10+指揮(3)=16
回避判定→ クラブ8 +5+指揮(3)=16
守備判定→ クラブ3 +5+指揮(3)=11★

オグマの攻撃!魔道士Aに18ダメージ!
魔道士Aの反撃!オグマは素早く身をかわした
オグマの追撃!魔道士Aに18ダメージ!
魔道士Aは倒れた。オグマは40の経験値を得た
オグマのレベルが12に上がった!

774 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/07(土) 14:00:04 ID:???
★オグマ 傭兵 レベル12
     成長率
H 32 80+! numnum=
力 9 40+! numnum=
技 14 40+! numnum=
速 16 30+! numnum=
運 9 40+! numnum=
武 9 70+! numnum=
守 12 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=★

※合計が100を超えれば1アップです。

775 :森崎名無しさん:2012/07/07(土) 14:03:29 ID:???
★オグマ 傭兵 レベル12
     成長率
H 32 80+ 49 =
力 9 40+ 94 =
技 14 40+ 56 =
速 16 30+ 44 =
運 9 40+ 73 =
武 9 70+ 86 =
守 12 30+ 23 =
魔 0 3+ 57 =★

776 :森崎名無しさん:2012/07/07(土) 14:21:40 ID:???
オグマつええ
1部で死んでなかったらどんだけ活躍してたんだろうな
つくづく惜しいな

777 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 05:12:54 ID:???
そういえば1部だと勇者証つかってないよね傭兵ナバール以外死んだし
ナバールは空気だったし
パルティアも使ってないな、せっかくニーナ様が直々に渡してくれたのにな
2部だと大陸一が持ってるんだっけ

778 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 12:22:20 ID:???
大陸一は十分強かったのにいつの間にかレギュラー落ちしてたな
支援相手が少なかったのが原因かな

779 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 12:40:11 ID:???
弓使いがちょっと使いにくい(原作と違って絶対反撃受けない場所に立てない)、というのがあったからね。
特に終盤は一部隊にひとりは司祭かシスターを入れたいし、そうするとどうしても弓使いの居場所は狭くなる。
カシムだけは主人公の親友補正で優遇されたけど、大陸一とは縁も薄かったしねえ。

780 :779:2012/07/08(日) 12:41:54 ID:???
すまん、言葉間違い。×反撃→○攻撃。

781 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/08(日) 23:35:05 ID:???
>>776
原作でも彼は強キャラの代表格ですからね。
>>777-778
拠点パートでジョルジュと道具を交換するなどしてパルティアを使うこともできましたね。
ミディアやトムス、ミシェランなどアカネイア組同士で部隊を組めば使いやすかったと思います。
>>779
綿密な配置や指示が取れないゲームシステムのため、どうしても弓兵は割を食ってしまう職業ですね。
ドラゴンナイトなどの能力値の高い飛兵に大して優位に立てるという
メリットはあるにはあるのですが、どうしても限定的な戦力になってしまいますね。
彼らのためにも根本的なルールの改定をする必要があるかもしれません。
なにか良さ気なアイディアがあれば、是非知恵をおかしくだされば助かります。

782 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/08(日) 23:36:08 ID:???
★オグマ 傭兵 レベル12
     成長率
H 32 80+ 49 =129→+1
力 9 40+ 94 =134→+1
技 14 40+ 56 =96
速 16 30+ 44 =74
運 9 40+ 73 =113→+1
武 9 70+ 86 =156→+1
守 12 30+ 23 =53
魔 0 3+ 57 =60★

オグマ   傭兵  レベル12 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP27/33     80
力 10       40
技 14      40
速 16       30
運 10      40
武 10      70
守 12      30
魔  0       3

以上のようになりました

783 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/08(日) 23:37:57 ID:???
オグマのような傭兵の戦い型の基本は、軽装の歩兵が持つ身軽さを最大限に活かしたものである。
手数で圧倒しつつ、相手の反撃を避けながら次々と敵軍を殲滅していく。
そんな彼らの戦闘スタイルは稀に『地雷』や『無双』と称されている。
もっとも未熟な傭兵では打たれ弱さが災いし『やっつけ負け』ることもままあるのだが。

オグマ「とはいえ、この程度の連中ならそんなドジはふまんぜ」

魔道士A「ぐへぇあ!?」

斬り上げと斬り下ろしの二段攻撃であっという間に魔道士Aを倒すオグマ。
あまりの早業に後ろに待機しているロディは一瞬呆けてしまうほどに彼の剣に見惚れてしまっていた。

ロディ「私もいつかはあなたのような強さを手に入れることは出来るのだろうか…」

オグマ「どうだかな。だが、お前の素質は俺の見る限り本物だ。
    それを発揮できるかどうかはお前次第だがな。さァ、やってみな」

ロディ「はいっ!」

ロディは鉄の槍を構えると、馬を走らせ接近戦を仕掛けに行く。

魔道士B「貴様もさっきの騎士のように黒焦げにしてやるよ。ヒャハハッ」

ロディ「戦場での驕りは視野を狭めるだけだ。そんな奴に私は…負けない!」

784 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/08(日) 23:39:22 ID:???
先着『2名』様で

★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→! card+15+指揮(2)=
攻撃判定→! card+15+指揮(2)=
回避判定→! card+11+指揮(2)=
守備判定→! card+0+指揮(2)=★

★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜Q)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ロディの攻撃判定がダイヤ・ハートで『練気』で+2
ロディの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
ロディの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
魔道士Bの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

785 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 23:40:30 ID:???
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→ ダイヤ10 +15+指揮(2)=
攻撃判定→ スペード10 +15+指揮(2)=
回避判定→ クラブQ +11+指揮(2)=
守備判定→ クラブ9 +0+指揮(2)=★

786 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 23:40:30 ID:???
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→ ハートK +15+指揮(2)=
攻撃判定→ ハートJ +15+指揮(2)=
回避判定→ ダイヤ3 +11+指揮(2)=
守備判定→ クラブ9 +0+指揮(2)=★

787 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 23:40:36 ID:???
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→ クラブ10 +15+指揮(2)=
攻撃判定→ スペード6 +15+指揮(2)=
回避判定→ クラブQ +11+指揮(2)=
守備判定→ ハート5 +0+指揮(2)=★


788 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 23:42:20 ID:???
★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜Q)
命中判定→ クラブ8 +15+指揮(3)=
攻撃判定→ スペードA +10+指揮(3)=
回避判定→ ハート5 +5+指揮(3)=
守備判定→ ダイヤ3 +5+指揮(3)=★

789 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 23:51:14 ID:???
>弓使い救済
一番手っ取り早いのは「先制攻撃チャンス」を多めに取ることじゃない?
まず最初に弓使いたちが殴りあってから通常の攻撃処理に入る(もちろんここでも弓使いたちは殴る)。
戦闘の雰囲気としてはリアルになるし、弓使い救済にもなるけど、
@それはちょっと強過ぎないか
A魔法使いたちはどうする(彼らにも適用すると強くなりすぎる)
という問題もあるよね。まあ、あくまで案の一つと考えていただければ。

790 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 00:43:44 ID:???
>>789
提案ありがとうございます。攻撃や命中判定にある程度のマイナス補正をかければ、弓兵の先制ルールはいいかもしれません。

私の方で考えていたのは部隊編成の際の攻撃目標の割り振りをもっと明確にし、
部隊の人数が一定以上いることでJOKER以外では絶対に攻撃されないポジションを設定できる新たなルールです。

もう一つの案としては単純に弓兵の性能やスキルの強化ですね。反撃が難しい、打たれ弱い弓兵ですが
『攻撃のスペシャリスト』と割り切り、ダメージ効率の高いスキルを習得しやすいように設定し直します。
先制を心がけることで殲滅力の高い部隊を作れるが、撃ち漏らすと無力化されてしまう。
そんなハイリスクハイリターンな兵種にすることで魔道士系とうまく分けていきたいところです。

第2部に本格的に入る前に、戦闘パートとサッカーのルールをもう一度見なおしてみますね。
この他にもバランスが気になるところがあればお気軽にレスをくだされば嬉しいです。
===========
★ロディ 32/32 鉄の槍(攻速…4 係数…ダイヤK〜9)
命中判定→ ダイヤ10 +15+指揮(2)+3『集中』=30『必殺』
攻撃判定→ スペード10 +15+指揮(2)=27
回避判定→ クラブQ +11+指揮(2)=25
守備判定→ クラブ9 +0+指揮(2)=11★

★魔道士B 20/20 サンダー(攻速…7 係数…ダイヤK〜Q)
命中判定→ クラブ8 +15+指揮(3)=26
攻撃判定→ スペードA +10+指揮(3)=14
回避判定→ ハート5 +5+指揮(3)=13
守備判定→ ダイヤ3 +5+指揮(3)=11★

ロディの攻撃!必殺の一撃!魔道士Bに48ダメージ!
魔道士Bは倒れた。ロディは40の経験値を得た
ロディのレベルが11に上がった!

791 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 00:45:21 ID:???
先着『1名』様で

★ロディ ソシアルナイト レベル11
     成長率
H 32 75+! numnum=
力 8 40+! numnum=
技 9 55+! numnum=
速 10 50+! numnum=
運 12 40+! numnum=
武 11 60+! numnum=
守 7 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=★

792 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:45:50 ID:???
★ロディ ソシアルナイト レベル11
     成長率
H 32 75+ 04 =
力 8 40+ 53 =
技 9 55+ 43 =
速 10 50+ 56 =
運 12 40+ 14 =
武 11 60+ 35 =
守 7 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=★

793 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:45:57 ID:???
★ロディ ソシアルナイト レベル11
     成長率
H 32 75+ 60 =
力 8 40+ 18 =
技 9 55+ 54 =
速 10 50+ 92 =
運 12 40+ 04 =
武 11 60+ 06 =
守 7 30+ 38 =
魔 0 3+ 00 =★

794 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:52:32 ID:???
>>789さんの案は
第1ターンの前に長距離射撃のみの第0ターンを置いて
敵部隊発見→弓兵(魔法使い)長距離射撃→敵部隊と接触、通常通りの戦闘に入る
という理解でいいんですかね。
命中を下げることにするなら『必中』『必的』の価値が上がりますね

他にバランスとりとしては
・天侯、地形などの条件が良い戦場のみで可能とする
(あるいはそういった条件が厳しいほど命中が下がる)
・騎兵のみの隊など、起動力の高い部隊は長距離射撃のターンをとばして接敵できる
こんなところですかね。ちと複雑すぎるかもしれませんが

795 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 09:30:32 ID:???
>>794
部隊の組み合わせによって発動するスキルがあっても面白そうですね。
森崎(プレイヤー)による部隊編成のメリットも高まり、良い感じになるかもしれません。
0ターン射撃について、私的な感想で恐縮ですが一番初めにイメージしたのはFCソフトのガチャポン戦記3です。
戦闘開始と同時に両軍が射撃で攻撃してから戦闘開始するのが楽しかった記憶がありますw
===========
★ロディ ソシアルナイト レベル11
     成長率
H 32 75+ 60 =135→+1
力 8 40+ 18 =58
技 9 55+ 54 =109→+1
速 10 50+ 92 =142→+1
運 12 40+ 04 =44
武 11 60+ 06 =66
守 7 30+ 38 =68
魔 0 3+ 00 =3★

ロディ    ソシアルナイト  レベル11 EXP30 0戦0勝0敗
        成長率
HP32/33     75
力  8       40
技 10      55
速 11       50
運 12      40
武 11      60
守  7      30
魔  0       3

以上のようになりました

796 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 09:31:37 ID:???
ロディ「(この魔道士だけは私が倒さなければならない)」

ルークは自ら部隊の屋台骨として裏側を支えようとする冷静で控えめな性格をしている。
だが、この瞬間の彼の胸中は雷のように荒ぶっていた。
色々と気をもまれることもあったが、大事な相棒であるルークを馬鹿にされたことに腹が立たないことなど無い。
いい加減な気質を振りまく彼の本当の姿を知る数少ない人物だからこそ、ロディはこの魔道士を許せなかった。

ロディ「何も知らない貴様が…ルークを馬鹿にするなーーーっ!!」

ドギャアッ!!

魔道士B「ぐぎゃああああ!?」

ロディ「奴の実力は第七小隊の中でも屈指。それは奴の努力が物語っているんだ。
    それを……それを踏みにじるような言動をしたこいつだけは私が!」

オグマ「へぇ…ライアンのときももそうだったが、こいつらの真価の発揮所はなかなか面白いな……」

それは単にルークの尊厳を守りたかっただけではない。共に訓練に励み苦労してきた従騎士時代の道程を失いたくなかったのだ。
暗殺者アイネが捨て去った軍師見習いカタリナという存在を無かった事にしないためにも。

ロディ「カタリナ。私が君の立場だったら相手の戦力を潰すことに躊躇はしない。
    私は信じている。君がルークを見逃したのは私達に対して本気で牙を向けないからだということを」

アイネ「…………見くびらないでください。私は……私は本気です」

ロディ「なら何故ルークを討たない!カタリナ。君も本当は気づいているんじゃないのか。
    カタリナという少女がいなかったことなど無い。あの時あの瞬間、私たちは確かに共に戦い共に生きていたんだ!」

アイネ「……そんな……ことは……」

797 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 09:33:13 ID:???
マルス「その通りだ。君は迷っている。そして迷いのある暗殺者に命を奪われるほど僕は甘くはない」

マルスはロディと位置を入れ替え、残る1人の魔道士に攻撃を仕掛ける。

魔道士C「このっ…標的自らのこのこ出てきやがって!舐めるなぁーっ!!」



先着『2名』様で

★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→! card+18+指揮(2)+支援(4)=
追撃判定→! card+18+指揮(2)+支援(4)=
攻撃判定→! card+13+指揮(2)+支援(4)=
回避判定→! card+12+指揮(2)+支援(4)=
守備判定→! card+0+指揮(2)+支援(4)=★

★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→! card+15+指揮(3)=
攻撃判定→! card+10+指揮(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)=
守備判定→! card+5+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
マルスの攻撃判定がダイヤで『破砕』で相手の守備合計を半分(切り捨て)にし守備スキルを無効化
マルスの攻撃判定がハートで『連続』で2回攻撃
魔道士Cの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

798 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2012/07/09(月) 09:34:36 ID:???
★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペード2 +18+指揮(2)+支援(4)=
追撃判定→ クラブ7 +18+指揮(2)+支援(4)=
攻撃判定→ ダイヤK +13+指揮(2)+支援(4)=
回避判定→ クラブ9 +12+指揮(2)+支援(4)=
守備判定→ スペード6 +0+指揮(2)+支援(4)=★

799 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 09:44:36 ID:???
★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→ クラブ4 +15+指揮(3)=
攻撃判定→ ダイヤ8 +10+指揮(3)=
回避判定→ スペード2 +5+指揮(3)=
守備判定→ クラブ10 +5+指揮(3)=★

800 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 10:28:05 ID:???
★マルス 28/28 レイピア(攻速…12 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペード2 +18+指揮(2)+支援(4)=26
追撃判定→ クラブ7 +18+指揮(2)+支援(4)=31
攻撃判定→ ダイヤK +13+指揮(2)+支援(4)=32『破砕』
回避判定→ クラブ9 +12+指揮(2)+支援(4)=27
守備判定→ スペード6 +0+指揮(2)+支援(4)=12★

★魔道士C 20/20 サンダー(攻速…7 係数…)
命中判定→ クラブ4 +15+指揮(3)=22
攻撃判定→ ダイヤ8 +10+指揮(3)=21
回避判定→ スペード2 +5+指揮(3)=10
守備判定→ クラブ10 +5+指揮(3)=18→9★

マルスの攻撃!魔道士Cに23ダメージ!
魔道士Cは倒れた。マルスは40の経験値を得た
===========
マルスの鋭い踏み込みからの突きが、魔道士Cの防御を弾き吹き飛ばす。
これでマルスたちとアイネを阻む壁は全て崩されたことになる。

アイネ「……さすがはマルス様です。私の目論見が甘かったですね。
    もっと戦力を用意しておくべきでした……」

マルス「だが、今回のような裏工作をするにあたって大人数で仕掛けるのは難しかったはずだ。
    把握できる人数が多くなればなるほどその末端にまで気を配るのは大変だからね」

アイネ「おっしゃるとおりです。ですが、私も任務のために途中で諦めるわけにはいかないんです。
    ……そうでしょうロディ。私達の教官だった人もそんなことを言ってませんでしたか?」

ロディ「そうだ。だがあの人の教えが君の中で息づいているということは、
    やはりカタリナという存在は君の中にいるんだ。確実に」

801 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 10:29:17 ID:???
アイネ「何故ですか?あなた方を騙すためだけのカタリナという少女のために、どうしてそこまで必死になれるんですか?
    村人を山賊から守ろうとしたのも、小隊全員で合格しようと力を合わせたのも
    全部、全部信用を得て仕事をこなしやすくするための嘘だったのに。どうして……」

シーダ「それはあなたがカタリナだからよ。私達の大切な仲間。それだけじゃ理由にならない?」

アイネ「……それでも私にはアイネという名前と与えられた使命があります。
    このアリティアで過ごした時間の何倍も何倍も……共にしてきた大切な人たちがいます」

オグマ「それが一国の王子の暗殺という任務を言いつけるような奴でもか?」

アイネ「はい。この思いに迷いなんてありません。あるはずがないんです。
    私は人形。ただ忠実に任務をこなす、それだけの存在……」

シーダ「そんなのおかしいよ!あなた自身が考えて行動しないでどうするの!
    命令?任務?そんな言葉があなたを縛っているというのなら、私はそれを断ち切ってみせる!
    エルカイト、私にあの子を…カタリナを柵から解き放つ力を貸してちょうだい」

激しい嘶きを放つペガサスとともに、シーダは魔道士の少女…アイネへと向かっていく。

アイネ「シーダ様。ありがとうございます。でも、私は知らないんです。できないんです。
    家畜同然の生き方しかできなかった私にはあなた達のような生き方は許されない……」

夢見たり憧れたりすることはあっても、それは全て妄想の中の出来事でしか無い。
辛く悲しい現実に引き戻される悲しみを負うくらいなら初めからそんな世界など無かった事にしたほうが楽だから。

シーダ「許す許さないの問題じゃない!あなた自身のことをあなた以外の人がどうして決められるの!
    カタリナ……いいえ、アイネ。あなた自身の気持ちを私にぶつけてきて。
    やり方がわからないならこれから一緒に学んでいこう。やり直すことを怖がらないで!」

802 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 10:31:22 ID:???
アイネ「私は……私の任務は……マルス王子の……」

シーダ「任務や命令じゃない、あなたの本当のやりたいことを私に教えて。
    それが出来るのはこの世のだれでもない、あなただけなのだから…!」



★シーダ 18/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤK〜6)
命中判定→! card+19+指揮(2)+支援(5)=
追撃判定→! card+19+指揮(2)+支援(5)=
攻撃判定→! card+17+指揮(2)+支援(5)=
回避判定→! card+18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→! card+8+指揮(2)+支援(5)=★

★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→! card+16+指揮(3)=
攻撃判定→! card+17+指揮(3)=
回避判定→! card+18+指揮(3)=
守備判定→! card+8+指揮(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
シーダの攻撃判定がダイヤで『貫通』で相手の守備数値を0にする
シーダの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分(切り捨て)を相手に与える
カタリナの攻撃判定がダイヤで『瘴気』で相手の守備合計を半分にする
カタリナの守備判定がダイヤ・ハートで『障壁』で+3 さらにカードの数値の半分(切り捨て)のダメージを与える
カタリナの回避判定がダイヤ・ハートで『観察』で相手の攻撃・命中スキルを無効化
戦闘計算式は>>8を参照してください

803 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 10:33:02 ID:???
★シーダ 18/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤK〜6)
命中判定→ クラブ4 +19+指揮(2)+支援(5)=
追撃判定→ クラブJ +19+指揮(2)+支援(5)=
攻撃判定→ ハートJ +17+指揮(2)+支援(5)=
回避判定→ クラブQ +18+指揮(2)+支援(5)=
守備判定→ ハート3 +8+指揮(2)+支援(5)=★

804 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 10:33:31 ID:???
★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→ JOKER +16+指揮(3)=
攻撃判定→ スペードQ +17+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤ9 +18+指揮(3)=
守備判定→ クラブK +8+指揮(3)=★

805 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 10:35:07 ID:???
カタリナ本気すぎるwwwww

806 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 10:44:39 ID:???
>>805
マルスが同じ部隊じゃなかったりシーダの回避判定があと3低かったら直撃してましたね。
ギリギリまで体力を削れたり相手の本気を引き出したりと、いつかのライアン戦が嘘のような状況ですw
===========
★シーダ 18/22 鉄の槍(攻速…14 係数…ダイヤK〜6)
命中判定→ クラブ4 +19+指揮(2)+支援(5)=30
追撃判定→ クラブJ +19+指揮(2)+支援(5)=37
攻撃判定→ ハートJ +17+指揮(2)+支援(5)=35
回避判定→ クラブQ +18+指揮(2)+支援(5)=37
守備判定→ ハート3 +8+指揮(2)+支援(5)=13★

★カタリナ 24/24 エルファイヤー(攻速…8 係数…)
命中判定→ JOKER +16+指揮(3)=34『必殺』
攻撃判定→ スペードQ +17+指揮(3)=32
回避判定→ ダイヤ9 +18+指揮(3)=30『観察』
守備判定→ クラブK +8+指揮(3)=24★

シーダの攻撃!カタリナに11ダメージ!
カタリナの反撃!必殺の一撃!シーダは素早く身をかわした!
シーダの追撃!カタリナに11ダメージ!
シーダは10の経験値を得た
※カタリナがJOKERを出したので覚醒します
===========
★カタリナ命中覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→技+1
ハート→技成長+5
スペード→スキル『怒り』HP半分以下で必殺係数にクラブを追加
クラブ→スキル『必中』命中判定がダイヤで必ず命中
JOKER→ダイヤ+ハート+スペード

807 :森崎名無しさん:2012/07/09(月) 10:47:46 ID:???
★カタリナ命中覚醒→ ハート4

808 :森崎名無しさん:2012/07/10(火) 00:27:31 ID:???
久しぶりに言わせて
乙でしたと

809 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 21:23:15 ID:???
>>808
なんだかちょっと照れくさいですねwありがとうございます。
===========
★カタリナ命中覚醒→ ハート4 ★
>ハート→技成長+5
※カタリナの技成長率が70→75にあがりました!


多くの兵士を薬により昏倒させ、君主の暗殺を企てたにもかかわらず
何故彼らはこうまでして自分のことを心配してくれるのだろうか。

アイネ「(どうして私なんかのために……どうして、どうしてどうしてどうして…!)」

あれはいつの頃だろうか。ノルダの奴隷商人たちに家畜のように虐げられ、
何かあると面白半分にぶたれる日々。痛いのは嫌だから、目を閉じて耳をふさぎ、
心の奥に閉じこもることだけが辛い現実から逃れる唯一の手段だった。

アイネ「(そんな私を……シーダ様やロディたち第七小隊の仲間たちが…なか、ま……)」

そうだ、仲間。彼らは自分のことを仲間と呼び、手を取り合ってくれた。
騙されているのも知らず、純真な心で触れ合い『カタリナ』という軍師見習いと絆を深めてくれた。

シーダ「あなたの暗殺者としての意思が本物だというのなら、その魔法で私を好きにしなさい。
    マルス様の命を護るためなら、この身が灰になろうとも後悔はしないから。
    ……でも、ほんの少しでも迷いがあるのなら私にその魔法は当たりはしないわ。
    カタリナ。もう辛い思いをしなくてもいいの。あなたは自分の意志で幸せになる権利があるの」

シーダは天馬から降り、肩を震わせるアイネへとゆっくりと近づいていく。

アイネ「う……ああぁ……ああーーーーーっ!!」

810 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 21:24:21 ID:???
ボボボボボッ……ボシュウッ!!

マルス「危ないシーダ!」

細長い閃光の炎が糸のように絡み合い、聖母のようなほほ笑みを浮かべるシーダの首元へと迫る。
だが、その糸は術者の意識が途切れてしまったかのように突然掻き消えてしまった。

アイネ「…………」

肩を抱きながら崩れ落ちるカタリナ。シーダは天馬から降りると震えるカタリナの頭を優しく撫でる。

シーダ「カタリナ……私、もっとあなたのことが知りたい。話してくれる?
    きっともっとあなたのことが好きになれるかもしれないから」

アイネ「…………シーダ様。私、私は…………」

ロディ「よかった。万事解決というわけにはならないだろうがとりあえず騒ぎは収まりそうだ。
    ……しかし、噂には聞いていましたがシーダ様の説得は見事なものですね」

マルス「前大戦でも、シーダの呼びかけで武器を納めてくれた多くの兵士がいた。
    シーダは武器を振るい同盟軍の先頭で道を切り開いてくれたけど、
    奪わなくとも良い命を奪わずに済む道も切り開いてくれたんだよ」

オグマ「ん……おい、何やら足音が近づいてくるぜ。それもかなりの数だ」

ロディ「ジェイガン様が本隊を引き連れて戻ってきてくれたのでしょうか?」

811 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 21:25:56 ID:???
★運命の足音→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→森崎隊が合流した!クリスもカタリナに話しかけ、これにて一件落着…?
スペード・クラブ→仮面をつけた大男の大群が裏口から一挙に押し寄せてきた!
JOKER→ジェイガンが戻ってきた。何やら大勢の仮面の大男たちを引っ捕らえているが…?

812 :森崎名無しさん:2012/07/11(水) 21:26:20 ID:???
★運命の足音→ スペード2

813 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:20:50 ID:???
★運命の足音→ スペード2 ★
>スペード・クラブ→仮面をつけた大男の大群が裏口から一挙に押し寄せてきた!

ド ガ シ ャ ー ン ! !

裏口の壁を破壊しながらなだれ込んできたのは筋肉隆々の仮面の男たちだった。
その集団の先頭に立つ、一際巨大な男が図体に似合わない幼稚な口調で喋り出す。

ローロー「ウキキ、アイネー助けに来たぞー」

アイネ「あっ……」

オグマ「貴様、何者だ。カタリナを助けに来たと言ったな。お前も暗殺組織の手先か」

ローロー「テサキ?違う違う、俺はローロー。いい名前だろぉ?ウッキッキー」

全く臆せずにふざけた態度で言葉を返す姿に、オグマは鋭い視線を向け緊張を崩さない。

オグマ「(数が思った以上に多いな。さすがにこの状況じゃ姫や王子たちを庇いながら戦うのは無理か…?)」

ローロー「ささ、逃げ道は確保しといたからさー。今回は失敗したけど、また今度殺そう。今はとにかく逃げろ逃げろー」

アイネ「で……でも、私…私は……」

ローロー「またクライネに怒られるぞー。エレミヤ様にも怒られるぞー。ウキッ」

アイネ「!」

ローローと名乗った男の言葉を聞いた瞬間、アイネの表情が変わるのをマルスは見逃さなかった。

マルス「(クライネ……エレミヤ。それがカタリナに暗殺を命じた人間なのか?)」

814 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:21:50 ID:???
アイネ「(そうだ……私はなんて身勝手なことをしようとしてたんだろう。
    ごめんクライネ。ごめんローロー。あなた達を置いて私だけ幸せになろうとしてただなんて……
    エレミヤ様。こんな出来損ないな私ですみません。少し夢の世界に浸りすぎておかしくなっていただけです)」

初めて残飯以外の食べ物を与えてくれた人。それこそ先ほどのシーダ以上に聖母のような温かみのある微笑みで
自分だけでなく、似たような境遇の大勢の子供達に別け隔てなく慈悲を授けてくれた大事な大事な……

アイネ「すみませんシーダ様。あなたがマルス様を一番に考えているように、私にも一番に考えなくてはいけない人が……いたんです。
    その人を守るためならばこの身が灰になろうとも構わない。……そんな人が」

シーダ「カタリナ…!ま、待って!待ちなさい!」

シーダの手をするりと交わし、ローローの側へと駆け寄るアイネ。

アイネ「ごめんなさいみなさん。やっぱり私は『カタリナ』ではなく『アイネ』なんです。
    皆さんと過ごした楽しかった日々は絶対に忘れません。…それでも私は私でありたい。
    私に生きる意味を教えて下さったあの人のために生きていたいから。
    それがたとえ、大事な人達を傷付けるような命令を下すような人でも」

マルス「……それが君の答えなのか、カタリナ」

アイネ「すみませんマルス様。この証はお返しします。私はどう足掻いてもあなたの近衛騎士になることはできませんので」

明日の叙勲式で正式に受け取るはずだった正騎士の勲章を、アイネはマルス達の方へと放り投げる。

アイネ「(そう。これでいいんだ。私はあの人の教えを守ると心に誓ったんだから。
    たとえ血のつながりがなくたって、私たちは家族。
    家族の幸せを願わずに、自分の幸せだけを追い求めるなんて私には……できない)」

ローロー「ウキ?なんだかアイネ様子がおかしいぞ。あいつらに何か言われたのか?」

815 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:23:30 ID:???
アイネ「いいえ、なんでもありません。とにかく今は退きましょう。
    もっと戦力を集めなければ彼らを倒すのは困難です。今回はそれが分かっただけでも良しとしましょう」

ローロー「アイアイサー。マルスー、今度は俺とも遊ぼうなー。ウッキッキー!」

ロディ「ま、待て!カタリナ!待つんだ!私たちは一緒に近衛騎士になると誓い合ったんじゃなかったのか!
    あの夢の語らいも!全てが嘘だったというのか!カタリナーーーっ!!」

オグマ「ちいっ、駄目だ!この仮面の連中を片付けんうちにはとても近づけんよ!」

シーダ「……どうして」

悔しさに唇を震わせながら、床に拳を叩きつけることしかできない。
シーダにとってマルスが一番大事という言葉に対してまたしても何も言い返すことができなかったからだ。

シーダ「どうして言ってあげられなかったの?大事なものに順序なんてつけられないって……
    誰が大事じゃない。何が大事なのかってどうして言えなかったんだろう……」

この心の弱さを克服しない限り、自分に彼女を説得する権利なんて無いとシーダは悟った。
そして彼女の心の扉を開けるのは、きっと。同じ従騎士としてもっとも苦労を長く共にしたクリスにしかできないと思うのだった。

816 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:25:27 ID:???
その後、森崎隊とジェイガン率いる本隊が合流したことでなんとか賊たちを一掃することに成功する。
だが、肝心のカタリナには逃げられてしまった。彼女を取り戻すことができなかったとクリスは酷く落ち込んでいた。

マルス「クリス、これを預かっておいてくれないか」

クリス「……これは?」

マルス「明日の叙勲式で使うカタリナ用の勲章だ。……僕はまだ諦めたくない。
    君たち第七小隊を近衛騎士にしたいと願ったのは何より僕自身なんだ。
    だから、いつの日か彼女がここに戻ってきた時に君の手から渡して欲しい」

クリス「私が……」

マルス「彼女の任務は僕の暗殺。きっとまた近いうちに現れるはずだ。
    君には僕を護衛して欲しい。そしてもし出来るなら…彼女を救ってあげて欲しい。
    それはきっと、君にしかできないことだ。アリティア王宮近衛騎士特別部隊の隊長として。
    いや、彼女の親友として。クリス、君の手で……」

クリス「……はい。いつの日か……必ず」

817 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 22:26:29 ID:???
アリティア城での賊侵入の騒ぎは夜明け前にはすっかりと収まっていた。
幸いなことに地球側からの招待者たちには気取られること無く、
事件はアリティアの既視たちの胸の中だけに秘められることになる。


翌日。クリスたち従騎士にとって、待望の夢だった正騎士昇格の儀式の日。
そして森崎にとって、アカネイア大陸に別れを告げ己の夢の挑戦のために新たな異国へと旅立つ日でもあった。


★それぞれの出発→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→受勲式が終わるまで時間が出来た。最後のあいさつをして回ろう
スペード→すぐに戻らないといけなかったが、受勲式を後回しにしてまでみんなが見送りに来てくれた
クラブ→もうフライトの時間が迫っていてすぐに戻らないといけない?そ、そんなァ…
JOKER→受勲式の会場にて。森崎はマルス達から聞いた仮面の男のことを思い出していた。

818 :森崎名無しさん:2012/07/11(水) 22:27:02 ID:???
★それぞれの出発→ スペード5

819 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:24:19 ID:???
★それぞれの出発→ スペード5 ★
>スペード→すぐに戻らないといけなかったが、受勲式を後回しにしてまでみんなが見送りに来てくれた


片桐「では、我々はそろそろ失礼致します」

ニーナ「サッカーという文化に、共に実りあらんことを遠い異国の地から祈っています」

アリティアカップを終え、肉体的にも精神的にも『プロ』としての力を身に付け始めている日本リーグの選手たち。
そしてドイツ・ブンデスリーガへと挑戦する森崎有三。
彼とチームを共にする若き司令塔シェスター、核弾頭マーガス、黒豹ビクトリーノ。
そして引き続き日本サッカー協会とアカネイアサッカー協会のパイプとなるべくモロドフが日本へと戻る時間がすぐそこまで迫っていた。

森崎「今頃あいつらはマルスから勲章をもらっている頃かな?」

シェスター「俺たちドイツの人間からしてみれば、異例の事態だけどな。
      腕っ節さえ良ければ出生を問わずに騎士の位を授けるだなんてイカれてるとしか思えない」

マーガス「だな。まぁここらの話はそれぞれのお国柄の事情もあるはずだろう。
     2年前の戦争で多くの兵士が傷つき倒れたのが原因って話だったし」

ビクトリーノ「……紛争ってのはどこの国にもあるからな。この間のワールドユース大会も
       噂じゃ紛争のせいで中止になるまで追い込まれたって聞いてるぜ」

森崎「えっ、それってマジかよ」

片桐「マジもマジさ。一時は開催地を日本に移すことも検討されたが、
   ブラジルの協会の方が尽力されてな。特にロベルト本郷氏の力がなければ大会自体がなくなっていた可能性もあった」

森崎「へ、へ〜。あのおっさんにそんな権力があったとはね」

820 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:25:57 ID:???
片桐「おいおい、仮にも元ブラジルの10番を背負った男になんて口の聞き方だ。
   確かに少々奇異な噂も聞いているが、彼のような選手としても監督としても大成した人物は稀だぞ」

森崎「(まぁそんなロベルトが指揮したブラジルユースを倒したのが俺たち全日本ユースなんだけどな。ウッシッシ)」

ニーナ「それではモロドフ殿、よろしくお願い致します。なれない異大陸の生活を押し付けてしまうことになってすみませんが…」

モロドフ「いえいえ、住めば都という言葉もあります。今ではすっかり日本食が口にあうようになってしまいまして。
     森崎殿、私も暫くの間はお主と共にドイツに滞在する予定となっております。
     以前のように手紙の受け渡しなどもお任せください」

森崎「そうか、モロドフさんは一緒に来てくれるんだ。なんだかちょっとホッとしてるよ」

アカネイア大陸のあらゆるものと別れる覚悟もあっただけに、内心安心する森崎。
だが、肝心の別れの瞬間に見送りが一部の人間だけというのも少しさみしいところである。

森崎「……いろんなことがあったなァ。辛いことも悲しいこともあったけど、それでも俺はこの大陸のことが好きだったんだと思う」

目を閉じればすぐにでも思い出せる数々の風景。もしかすれば幸運だったかもしれない。
なぜなら、いざ彼らに見送られては別れが名残惜しくなり夢へと足を踏み出す勇気が鈍ってしまうかもしれなかったから。

森崎「……よし、そろそろ行こうか。俺の次の戦場はドイツ・ブンデスリーガなんだから!」

最後にアリティアの雄大なアンリの丘を瞳に焼き付けてから地球へと続く異界の扉に足を踏み入れようとする森崎。だが、その時――


バ コ ォ ン ! !

821 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:28:14 ID:???
ボールが蹴りこまれる音が耳に入ってくる。反射的に振り向きそれをキャッチする。
ふと顔を上げたその視界に飛び込んできたのは、本来ならこの場にいないはずの見知った顔、顔、顔だった。

森崎「み……みんな!!」


アベル「森崎、しっかりな!」

カイン「がんばってこいよ、森崎!!」

トーマス「ドイツのやつらに負けるなよ!!」

マリク「君なら大丈夫だ、森崎!!」

オグマ「森崎!俺たちアカネイア大陸の代表としてがんばってこいよ!!」

ライアン「世界一のサッカー選手になってください!!」

クリス「私も…いいえ、私達みんな、みんなが応援しています!!」

マルス「だから君は夢を…自分の夢を叶えてくるんだ!僕も夢を叶えてみせる!
    それが僕達の新しい『誓い』だ!忘れるな森崎!また、いつか必ず――」

森崎「……ああ。またいつか一緒に――」


『『いつかまた一緒に、サッカーしような!!』』


別れを告げるにはあまりにも短すぎる時間だった。互いの思いを伝えるにはとても足りない。
それでも。彼らの想い、願いはこの手にしっかりと伝わったから。だからきっとこれからも負ける気はしない。

822 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:31:37 ID:???
森崎「いつまでも忘れることはないさ。お前たちと共に戦った日々は。絶対に」







『前日編』第2回アリティアカップ大会編 おわり






拝啓 親愛なるアリティア王国王子マルス殿

考える暇もないほどの忙しさに身を委ねなければならない時、時の流れはあっという間だ。
俺を待ちうけていたのはプロの厳しい世界だけではなかった。
日本ともアカネイアともまた違うドイツでの生活は、少しずつ、だが確実に俺の数少ない体力を奪う要因になっていた。
それでも俺は仲間たちとの誓いを胸に、必死に戦いを続けている。今回はその戦いを少しだけお前に教えたいと思う。


★ブレーメンでの待遇→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→なんと初日から正GKを任されることになったんだ。すごいだろ!
スペード・クラブ→カタネッチ、アルバートなどの先輩たちとレギュラーの座を争ってるぜ。※数字が高いほど森崎が優遇
クラブA→調整も兼ねて2軍からのスタートだと。フロントはまるで見る目がなっちゃいないぜ…
JOKER→ここ数試合俺の大活躍のお陰で無失点記録が続いちゃってリーグ制覇も夢じゃないぜ!

823 :森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:31:56 ID:???
★ブレーメンでの待遇→ スペードJ

824 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:48:18 ID:???
★ブレーメンでの待遇→ スペードJ ★
>スペード・クラブ→カタネッチ、アルバートなどの先輩たちとレギュラーの座を争ってるぜ。※数字が高いほど森崎が優遇


監督「…今日のスタメンは森崎で行くぞ」

森崎「う、うっす!(よっしゃ、これで4試合連続スタメン。こりゃあレギュラー安泰も近いかな)」

監督「お前の課題は分かっているな。貴重な交代枠をGKのために使うほどうちのチームは層に余裕はない。
   フルタイムゴールマウスを守れるペース配分を実践で学んでこい」

カタネッチ「(どうせまたミドルシュートボカボカ撃たれてハーフタイムまでが限界でしょー)」

アルバート「(若い選手特有の豊富なスタミナが欠けているというのも珍しいが…
      彼のセービングスキルは間違いなく本物だ。無論、体力の続く限りではあるが)」


二人の先輩選手を押しのけ、一軍のゴールを任されることも多くなってきたんだぜ。
まぁこれも俺の努力の賜物ってやつかな、ナハハ。
ところでうちのブレーメンってチームは正直なところそんなに強くない。
弱いってわけじゃないんだが、どうにも他のチームほどに優れた所が少ないのが現状でさ。

……悔しいが、さすがは『プロ』の選手たちだ。既に俺の弱点は研究しつくされてしまっていて、
ミドルシュート攻勢で攻め立てられると正直厳しい。
DFの柱を任せられる選手がいないってのは厳しいものだって実感してるぜ。
そうそう、DFといえばクリスたちはどうしてるんだ?近衛騎士としてしっかりと働いてるのかね?
一応俺も教官として指導した身だからな。……ま、あんまり褒められた指導はできなかったけどな。

そうそう、話は戻るけどうちのチーム事情のことな。上位にふんぞり返っていやがる
『ハンブルガー』や『バイエルン』を打ち負かすために、ついにうちのフロントも動き出してな。
チームを補強するべく、この間俺たち選手一人ひとりに提案を聞きに来たんだよ。確かその時は――

825 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/11(水) 23:51:21 ID:???
☆なんて答えたかな?

A 守りは俺がいるからきっと大丈夫。もっともっと高い得点力が必要だ
B 中盤をシェスター一人に負担をかけすぎです。コントロールタワーが欲しいかも
C マーガス、ビクトリーノと尖った能力の選手ばかりなのが悪いのかも。オールラウンダーな便利屋がいれば…
D やっぱり頼りになるブロッカーが欲しい。ちょっと悔しいがDFの補強を頼むべきだろうか
E ポジションを奪われる覚悟で、勉強のためにも一流のGKを呼ぶべきなのかもしれない…
F この際はっきり言わせてくれ。そっちの大陸から誰か派遣してくれませんか?お願いします。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

826 :森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:52:44 ID:Ofx2O78k
D

827 :森崎名無しさん:2012/07/11(水) 23:53:26 ID:nJu5QgbU


828 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 00:07:06 ID:???
>D やっぱり頼りになるブロッカーが欲しい。ちょっと悔しいがDFの補強を頼むべきだろうか


今の俺の実力じゃ悔しいがプロの世界のシュートを一人で防ぐには限度がある。
世界一のGKを目指すって意気込んだはいいものの、現実ってのは辛いものなんだよな。
……おっと、気にすんな。そう簡単に俺が夢を諦める質じゃないってのはお前が一番わかってるだろ?

で、だ。フロントの方針は運良く俺が提案した方向でまとまってくれたようでな。
他の海外リーグの優秀選手や、下部組織からの有望株を引っこ抜きに行った結果……



★新たな仲間→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ブラジルリーグのバスコ・ダ・ガマからクスタという若い有望株を引っ張ってきたんだ。
ハート→セリエAのユベントスからきたサルバトーレ・ジェンティーレ。気難しいやつだが実力は本物だ。
スペード→元ムエタイ選手!?シンプラサート・ブンナークというとんでもない男が加わったぞ。
クラブ→スウェーデン出身で鋼のような腹筋を持つブローリンという選手が仲間になったな。
JOKER→サンプドリアの下部組織から来た俺と同じ日本人、赤井止也だったかな。こんな奴が黄金世代以外にいたんだな…

829 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 00:08:16 ID:???
★新たな仲間→ クラブ10

830 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 00:16:48 ID:???
ブローリンか、そろそろ森崎板で本家のレヴィンシュートが見たいですね

831 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 00:44:27 ID:???
分岐が黒スートばっかじゃないか(驚愕)

832 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 00:58:12 ID:???
>>830
レヴィンは設定からして『闇の軍団』に最適な人物ですからねw
これも何かの縁。チームメイトのブローリン含め、シナリオに深く関わってくれると思います。
>>831
必ずしも赤スートが良い結果になるとは限らない…かも?いや、この分岐に関してはダイヤが一番だったかなぁ…
===========
★新たな仲間→ クラブ10 ★
>クラブ→スウェーデン出身で鋼のような腹筋を持つブローリンという選手が仲間になったな。
===========
放送「現在リーグ首位を走るケルンを追うために、ハンブルガーSV、今日も大量得点を狙いに行きます!」

ポブルセン「どけどけっ!俺の久々のお楽しみタイムの邪魔をするなっ!!」

ドカッ!ズギャギャッ!

放送「こ、これは無残〜!ハンブルガーの狂犬ことポブルセンくんのフレームドリブルが
   ブレーメンの守備を焼きつくしながら突き進む〜!!」

ポブルセン「ククク…まさかテメェがこのブンデスリーガに来てくれるだなんて夢にも思わなかったぜ。
      ワールドユース大会のあの一戦だけじゃ俺の怒りは収まらなかったんだ。
      さァ!さァさァさァ!今日も派手に吹き飛んで俺の得点王の礎になりやがれ〜〜〜っ!!」

森崎「ぐぐ……体力万全ならばあんな小僧に調子に乗らせたりはしないのに…」

ポブルセン「しね!森崎!マーダーショットだ〜〜〜〜っ!!」

ドッゴォッ!!      バグシャッ!!

ポブルセン「なっ…なにィ!」

833 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 00:59:25 ID:???
ブローリン「……温いな。ブンデスリーガのレベルとはこんなものなのか?
      (これでは折角の『バイキング計画』も意味が無い。他のリーグの奴らはどうしているだろうか…)」

森崎「おおーっ!ナイスブロックだぜブローリン!」

ブローリン「シュナイダーのネオ・ファイヤーショットに比べたらマッチの燃えカスのようだったぜ。
      そらっ、相手の守備が堅くてしんどいだろうがなんとか1点取ってきてくれよ!」

ドカァッ!!

『ライジングバズーカ』と呼ばれるほどの強靭なキック力から放たれる鋭いクリアボールが一直線にビクトリーノへと繋がる。

ビクトリーノ「若林相手にPA外からのシュートは無意味だぜ。ラインを上げてとにかく押し込め!いつかは隙を見せてくれるはずだ!」

マーガス「ああ!任せろ!(浮き球勝負でも正直厳しいところがあるんだけどな。早くあの新技を完成させなければ)」

シェスター「(軸となるDFが加わってチーム力が上がったのはいいんだけど…
      なんだかアイツの行動は不気味なんだよな。執拗に俺たちの練習メニューや日課を尋ねてきたり…
      まさか『あの大会』に備えて良からぬことを企んでいるんじゃなかろうな)」



結局その試合は0対0の引き分け。若林の奴め、ユースチームじゃ俺の控えだったくせに…
まぁよく考えてみれば奴はもう5年も前からプロとして戦ってきてるんだよな。
代表選とはまた違った『プロリーグ』の戦い方ってのを熟知してやがるんだろう。

834 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 01:00:59 ID:???
そうそう、近々特別な大会が行われるらしくてな。
なんでもドイツのサッカー協会が躍起になって計画している『もう一つのワールドカップ』だとかなんとか。
その大会に備えてヨーロッパ遠征するって話も出来上がってるんだ。
俺みたいな外国人もドイツ代表として選ばれる可能性があるって聞いたからにはもう驚きだぜ。
そりゃあ俺のような完全無欠の鉄壁キーパーのことだ。もちろん日本代表に招集されるのは見て取れる。
でもなんだかんだで気のいいこいつらと一緒に日本の奴らと戦うのも中々面白そうではあるんだよなァ。
アカネイア大陸でも何か大きな大会が計画されてるんだろ?流石に観戦に行ける余裕は無さそうだが、
またこうして手紙でお互いの近況を報告できることを心待ちにしてるぜ。そんじゃ、頑張りなよ王子様!



森崎「……ふぅ。でーきた。モロドフさん、これまた頼んだよ」

モロドフ「はいはい。ところで手紙にも書かれていた『もう一つのワールドカップ』とは何のことですかな?」

森崎「ああ、それか。なんでも『ユニバーサル・カップ』っていってさ、
   元はドイツの偉い貴族が第2のワールドカップとして始めようとした大会らしいんだけど、
   戦争が始まって、開催どころじゃなくなった夢の大会のことさ」

モロドフ「なるほど。長い戦乱を乗り越え、こうして悲願かなって開催されるのは
     アカネイアワールドカップと似たような所がありますのう」

森崎「まぁ確かにそんな感じかな。でも、アカネイア大陸もついに世界規模の大会が開催されるのかァ。
   ほんの数年前はサッカーのサの字も知らない国が、よくもまぁ驚きだぜ」

モロドフ「これもマルス様やニーナ王女、ミネルバ王女など各国の要人たちの熱意の賜物ですじゃ。
     戦乱の世が終わり、スポーツによって武を競い合う新たな時代の幕開け……
     きっとそのフォン・シュタイン伯爵も喜んでいることでしょう」

森崎「へ?なんでモロドフさんそんな詳しいことまで知ってるんだよ。
   主催者の名前まで知ってるのなんて俺たちを除けば一部の関係者くらいだぜ」

835 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 01:04:47 ID:???
モロドフ「……これでも一応日本サッカー協会に身を置いているのでな。
     それくらいの情報は座っているだけでも入ってくるのじゃよ。ホッホッホ」

森崎「ふーん、そんなもんかね。俺も将来引退することになったらサッカー協会で働くのも楽しそうかも」

モロドフ「これこれ、まだまだ若い現役選手が引退後のことなんて考えてはいけませんぞ。
     あまりにも失礼極まりない。怪我や病気でどうしても辞めざるを得ない選手もいるのじゃから」

森崎「へいへい分かってますって。(俺だって破滅のツボの治療に毎日苦労してるから痛いほどわかってるっての)
   そういえばこの間知り合ったバイエルンのMFの肖俊光(しょう しゅんこう)とかいったっけ。
   なんでも鍼治療に精通してるから怪我したら気軽に尋ねに来てくれとか言ってたなぁ」

シュナイダーのチームメイトであり、ブレーメンがバイエルンに中々勝てない要因でもある中国の一流選手。
昨年のワールドユース大会には出場しておらず、まだまだ世界には凄い選手が隠れていることを森崎は痛感していた。

モロドフ「ほほう、鍼治療とな。それはまた珍しいのう。最近わしも腰痛がひどくてひどくて。今度治療をお願いしてみようかのう」

森崎「モロドフさんもあんまり人のこと言えないですね。ムリはしないでくださいよ、どう見ても若くないんですから」

モロドフ「ほほほ、それじゃあ年寄りはそろそろ退散しますかの。森崎殿、次の試合も頑張ってくだされ」

森崎「ああ。上位の順位に食い込めるかどうかの大事な試合なんだ。絶対に勝ち上がってやるさ」


森崎のブンデスリーガでの戦いは決して楽なものではなかった。
だが、この困難さえも森崎にとっては成長するための貴重な体験なのである。
破滅へと堕ちていくこの体でどこまで戦っていけるのかは本人にもわからない。
それでも。親友である中山への勇気になると信じ、今日も森崎はゴールの前に立つのである。

森崎「今日の相手は……バイエルン。シュナイダー。今日こそ完封してみせるぜ!」

836 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 01:06:52 ID:???
★優勝争いへ食い込め→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シュナイダーを零封しつつ勝利!チームの調子も上がってきたぞ!
ハート→流石はドイツの皇帝!なんとか勝ったが失点を許してしまう。やはりチーム力にまだ差があるのか…?
スペード→シュナイダーに力負けしてしまう。チームの調子も下降気味だ…
クラブ→おや?シュナイダーが削られて担架で運ばれていってしまったぞ…?
JOKER→監督「よし、ここで今日登録したばかりのあの選手を使うぞ」森崎「お、お前はまさかー!?」

837 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 01:09:38 ID:???
★優勝争いへ食い込め→ ダイヤK

838 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 01:22:31 ID:???
いいところでダイヤKひいたな

839 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 08:45:23 ID:???
>>838
キャプ翼系のキャラの今後の展開を占う大事な分岐点です。
せっかくのブンデスリーガシナリオが有利になる選択を選びたいですね。
===========
★優勝争いへ食い込め→ ダイヤK ★
>ダイヤ→シュナイダーを零封しつつ勝利!チームの調子も上がってきたぞ!


バイエルンはシュナイダーの爆発的な得点力だけでなく、
肖の得意とする『反動蹴速迅砲』と呼ばれるカウンターシュートも侮れない。
何より監督を務めるルディ・シュナイダーの指揮がこのチームの強豪ポジションを揺るぎないものにしている。

森崎「シュナイダーを徹底マーク!他の奴らならある程度フリーに撃たせても構わん!」

ブローリン「(これは願ってもいないチャンス!ドイツの実力を調べ、持ち帰らせてもらおうか)」

シュナイダー「……これしきのマークを苦にしているようでは俺は『皇帝』の名を継ぐことなどできん!」

ダダッ!

シェスター「おっとぉ!君への中継パスはこの俺がぜーんぶ奪っちゃうよ〜」

シュナイダー「! シェスターか。相変わらず敵には回したくない男だ」

肖「ちっ、しかたねぇ。一旦こっちに回せ!シュナイダーとは逆のサイドから展開していくぞ!」

森崎「(どれだけシュナイダーのシュートチャンスを減らせるかどうか。これが俺がたどり着いたバイエルン戦の対策だ)」

本音を述べるならば、できる事ならシュナイダーとの全力勝負を何度も楽しみたいところである。
だが、今の自分の体力では彼のシュートを受けきるのは精々一試合2発が限度だ。
チーム力、監督の采配力全てにおいて上を行かれる格上チームを相手にするにはどこかで自分の意志を抑制する必要があった。

840 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 08:46:32 ID:???
森崎「それでもこんな子供だましでアイツを抑えられるのは30分が限界だ。…あとは、俺が止めなくちゃいけない!」

グアアアアッ!!

シュナイダー「HA!」

森崎「さぁ来いシュナイダー!止めてやるぞ!」

ドガァッ!!ズギュギュギュギュギュギュオオオォォォッ!!!

森崎「こ こ だ あ ぁ ぁ ぁ っ ! !」


バシィーーーーン!!ドッガァッ!!


放送「試合終了〜〜!!2対0でブレーメン、バイエルンに快勝だ〜!
   これでブレーメン、順位を6位から5位へと上げ優勝争いの一角へと名乗り出る形となりました!」

ビクトリーノ「おっしゃあ!マーガス、今日も複数得点か。調子上がってきたんじゃねぇの?」

シェスター「これでケルン、ハンブルガー、バイエルン、シュツットガルトの4強の背中が見えてきたね」

マーガス「へへへ…ようやく完成した新技ヘディングのおかげさ。
     俺はこの『ナパームヘッド』で後期の試合もガンガン点を奪ってきてやるよ」

ブレーメンは全員で足りない所を補い合うことでそのポテンシャルを何倍にも高めていた。
マーガスの得点力の増加だけではない。ビクトリーノも課題出会った前線での指揮を立派に取れるようになり、
シェスターはその守備力に更に磨きがかかり、ボランチとしての技量を堅実なものにしていく。
何より強力なブロッカーであるブローリンの存在が試合終盤の競り合いにも勝てるようにしてくれた。
彼のお陰で森崎も最後までゴールを守るためのペース配分を学ぶことが出来たのである。

841 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/12(木) 08:48:23 ID:???
ブローリン「ナイスだキーパー。シュナイダーを零封出来る実力があるキーパーは俺の知る限りでは北欧には一人しかいなかったぞ」

森崎「へっへっへ、アイツとは中学の頃からの付き合いだからな。流石に対抗策みたいなものを掴めてきたんだよ。
   ……それより、その実力があるキーパーってのはもしかしてマンチェスターの?」

ブローリン「なんだ、知ってたのか。デンマークの奇跡を呼ぶ男シューマッハのことだ。
      今度のヨーロッパ遠征では確かイングランドも回る予定だったから運が良ければ対戦できるかもな」

森崎「(そうか。ヨーロッパ遠征では各国の強豪たちと顔合わせできる機会があるってことか。
   イタリアにいる翼や日向、フランスにいる岬やオランダにいる三杉と対戦できるかもしれないな)」

森崎のブンデスリーガでの戦いは決して楽なものではない。
だが少しずつ、確実に彼の夢である世界一のGKという目標へと近づくことを実感できているのである。
そしてリーグ戦もいよいよ終盤。ブレーメンは度重なる連勝で勢いをつけ、ついには3位にまで順位を上げていく。

森崎「今日の相手は同率3位のシュツットガルトだ。優勝争いに優位に立つためにも負けられない一戦。気合を入れていくぞー!」


★がんばれ!ブレーメン→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→調子の上がったブレーメンは無敵だ!大差で勝利し優勝争いに勢いをつける!
ハート→成長したくましくなったブレーメンが僅差ながらも勝利をおさめる!
スペード→韓国の若虎コンビ、李龍雲(い よんうん)と車仁天(ちゃ いんちょん)そして大ベテランミッターマイヤーの猛攻に屈してしまう 
クラブ→試合中、急に体の調子が悪くなる。…まさか、ついに『破滅のツボ』の影響が…!?
JOKER→ブレーメンが快勝!しかも噂では森崎に『バロンドール』の話が出ているとか出ていないとか…!?
※数字が7〜Aで試合後にイベントが発生します。

842 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 08:54:29 ID:???
★がんばれ!ブレーメン→ ダイヤ3

843 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 09:22:27 ID:???
引きが良い感じですね

844 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 09:48:54 ID:???
しかし7〜Aでイベント発生だからちょっと怖いな

845 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 17:48:38 ID:???
腰か?ツボで忘れてたが森崎は元々そうだったし

846 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 18:24:11 ID:???
そのイベントは本来ワールドユースで起きるものだし、起きるならとっくに起きてるんじゃない?

847 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 18:47:38 ID:???
どうして悪いほうに考えるんだ。
赤スートが必ずしもいいとは限らないように数値が低くても良イベントかもしれないから(震え声)

848 :森崎名無しさん:2012/07/12(木) 19:36:41 ID:???
ドイツの科学力は世界一ぃぃぃとか、肖俊光が塩を送りに来るとか?

849 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:00:13 ID:???
>>843
ここまで来ればリーグ制覇も夢じゃないかも!
>>844
そこまで悪いイベントではないかもしれませんが、
森崎にとっては結構重要な分岐点になるかもしれません。
>>845-846
ここの森崎は背中と後頭部も何度もポストにぶつけてますからねぇ…
>>847
良い方に転がるか悪い方に傾くかはまだわかりませんね。
今回の幕間はあまり時間をかけずにサクサクと進行していきたいですw
>>848
ワールドユース編のキャラもボチボチ出てきます。
もしも活躍させたいキャラタイルならば、積極的に交流していくことをおすすめします。
===========
★がんばれ!ブレーメン→ ダイヤ3 ★
>ダイヤ→調子の上がったブレーメンは無敵だ!大差で勝利し優勝争いに勢いをつける!


七色のシュートを持つドイツの大ベテランミッターマイヤー。
かつてはあの『皇帝』フランツとチームを共にし、欧州の列強に数えられる優れた選手だった。
また、テクニシャンの李とパワーの車という韓国の若きコンビの突破力も相当なものである。
だが、ここまで破竹の勢いで連勝を重ねているブレーメンの勢いは彼らをも飲み込むほどだった。

森崎「(あの韓国の二人はアジア版のピエールとナポレオンってイメージかな。
   しかし、何処の国にもああいった柔と剛の二人組ってのはいるもんなんだなぁ)」

技の黒豹と力の猛牛。アベルとカイン。あの二人は元気にしているだろうか。
無事に強豪シュツットガルトにも大勝し、優勝争いの天王山に向けて大きく前進した試合後のことである。

850 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:01:34 ID:???
ビクトリーノ「お、おい、森崎聞いたか?」

森崎「ん?なんだよそんな慌てた様子で」

ビクトリーノ「ハンブルガーのシュナイダーが試合中に激しいタックルを受けて負傷したそうだ。今シーズンはもう絶望的らしいぜ…」

森崎「なにィ!シュナイダーが……怪我だって!?」

ブローリン「なんてことだ…。彼とはもっと戦いたかったのに…
      (これではわざわざブンデスに移籍してきた意味が無いではないか…!)」

マーガス「……アイツには悪いけれど、これでバイエルンの優勝はほぼ無くなっただろうな。
     残すは首位のケルンと2位のハンブルガーだけ。今の俺達の勢いなら優勝だって夢じゃない」

シェスター「ああ。残酷だがこれも『プロ』の世界なんだ。シュナイダーには可哀想だが
      長年の夢だったブレーメンの優勝が今目の前に、手が届きそうな位置にあるんだから…!」

明後日のケルン戦に備えて、各々がチームの優勝のために行動を開始する。
ビクトリーノはここ数試合無失点記録を持続しているGKヘルナンデスの対抗策を模索し、
ブローリンはエースストライカーのエッフェンベルクの特徴を入念にチェックする。
そしてシェスターは膨大な数の資料をまとめ、ここまで隙のない試合を組み立てきているケルンの弱点を探していた。

森崎「(みんなチームの優勝のために必死なんだな。俺は何が出来る?ブレーメンの、チームのために俺ができる事は……)」

851 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:03:18 ID:???
☆どうしますか?

A 難しい顔で膨大な資料とにらめっこするシェスターに付き合う
B ヘルナンデスのデータを解析するマーガスとビクトリーノに付き合う
C パワープレイの練習を繰り返すブローリンに付き合う
D 『破滅のツボ』対策のために肖の家に行ってみる
E シュナイダーの怪我が心配だ。病院にお見舞いに行こう
F こういう時こそ気分転換。街に繰り出して素敵な出会いに期待しよう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

852 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:04:11 ID:A7o+39NU
D

853 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:05:32 ID:PrYXlXjY
D

854 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:21:47 ID:???
>D 『破滅のツボ』対策のために肖の家に行ってみる


森崎「俺がチームのためにできる事。それはやっぱりシュナイダーのように
   途中リタイアするようなことがないように体のケアを怠らないことだよな」

他の同年代の選手に比べて虚弱体質になっていることを否めない森崎は、
以前バイエルンと対戦した際に知り合った肖のことを思い出していた。

森崎「たしかアイツは自分自身の怪我さえも鍼治療で治してしまうほどの腕だと聞く。
   同じ『ツボ』に刺激を与えるということから、もしかして俺の破滅のツボも治せるかも…!」

僅かな淡い期待を抱きつつ、森崎は肖の家へと足を運ぶ。
サッカー仲間の間でも彼の治療は有名らしく、今日も彼の家の前には結構な人だかりができていた。

森崎「(医者とサッカー選手を兼業していた選手もいたらしいけれど、これじゃあどっちが本業か分からんぜ)」

ちょっとした豪華なサロンにでも入る気分で行列に並ぼうとする森崎に話しかけてくる人影がいた。


★チクチクパラダイス→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→肖「おーす、来たか」肖が快く迎え入れてくれる。どうやら森崎は『特別』らしい。
ハート→ヘルナンデス「君は…!」ヘルナンデスと出会う。思わず緊張が走る。
スペード→車「…よぉ」肖とはライバルの車がいる。付き添いで李もいるようだ。
クラブ→肖「何のようだテメェ、俺は今忙しいんだよ!」シュナイダーの件もあり激しく苛立っている…
JOKER→BJ「おや、君はたしか何処かで…」黒マントの怪しい出で立ちの男と出会う

855 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:22:34 ID:???
★チクチクパラダイス→ スペード4

856 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:50:05 ID:???
★チクチクパラダイス→ スペード4 ★
>スペード→車「…よぉ」肖とはライバルの車がいる。付き添いで李もいるようだ。

車「…よぉ」

森崎「あ、お前たちはシュツットガルトの…」

李「こんにちは。こんなところで会うなんて偶然だね」

先ほどの試合中に足を踏まれ負傷した車も肖のところに治療を受けに来たらしい。
ジュニア時代からアジア圏で何度も対戦してきた彼とは腐れ縁であり、良きライバルだという。

車「今日はコテンパンにやられたが次は見ていろ。この怪我を直し万全の状態でリベンジしてやる」

李「まだ僕達も優勝争いから脱落したわけじゃないからね。またすぐに追いついてみせるさ」

森崎「今の俺達の勢いを止められるチームはいやしないぜ。何度来ようとたたき落としてやる」

車「…ところで、お前もここに来ているってことはどこか怪我でもしてるのか?」

李「見たところいたって健康そうに見えるけど」

森崎「ん……まぁ、お前たちも知っているだろうから今更だけど。
   今日のシュナイダーの負傷離脱の話を聞いてたらいてもたってもいられなくなってさ」

体のケアを徹底的に行うことがきっとチームのためになるはず。
正GKを任されているこの身をもっと大事にしたいと思いここに来たと森崎は語った。

車「そいつはわざわざご苦労なことだな。だが知ってるか?アイツは昔から気分屋でな、
  少しでも気に入らないことがあると治療をほっぽり出して何処かに消えちまう困ったやつなんだぜ」

857 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 00:51:46 ID:???
李「特に今日はシュナイダーが今季絶望の怪我をしたってんだろ?ちゃんと治療してくれればいいんだけど」

森崎「(げっ…ってことは無駄足になる可能性もなきにしもあらずってことか。大丈夫かな)」

車「じゃあ俺は先に治療を受けに行くぜ。李、肩を貸してくれ」

李「ああ。……ねぇ車。君またちょっと重くなってない?パワーを付けるのもいいけどもうちょっとテクニックを磨くことも…」

車「だー、はいはい。お前の小言はいい加減聞き飽きてるっての」

森崎「(仲がいいんだなあの二人。確かに今日の試合もあの二人のコンビプレーには何度も肝を冷やされたっけ)」

しばらくして。予め受け取っておいた森崎の診察券の番号札が呼ばれる。

森崎「お、ついに俺の順番か。さて、車が言うには気まぐれな所があるらしいが、ちゃんと治療してもらえるのかな?」


★鍼屋『龍凰』→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→肖「おーす、来たか」快く出迎えてくれる。見慣れない金髪の男も一緒にいるぞ
ハート→見慣れない金髪の男がいる。バイエルンのジャージを着てるが、肖のチームメイトだろうか?
スペード→肖「悪い、ちょっと急な用事ができちまった」シュナイダーの入院している病院に行くらしいが…?
クラブ→肖「本日の診察は終了いたしました」 なん…だと…?
JOKER→シュナイダー「森崎じゃないか」森崎「あれ?お前入院してたんじゃ…!?」肖「それなら俺が治した」森崎「えっ」

858 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:53:24 ID:???
★鍼屋『龍凰』→ ダイヤK

859 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:53:29 ID:???
★鍼屋『龍凰』→ スペード8

860 :837=858:2012/07/13(金) 00:55:57 ID:???
前回に引き続きまたダイヤK引いてしまったぜ

861 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:57:03 ID:???
女神じゃー女神の加護じゃー

862 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 00:59:36 ID:???
女神の加護といえばいつぞやの傭兵か

863 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 01:16:14 ID:???
乙でしたー
幕間とはいえ群雄割拠のブンデスリーガマイスターシャーレの行方も楽しみにしてます。
シュナイダーも皇帝として森崎のライバルでいてほしいのでつ鶴

864 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 01:27:48 ID:???
スウェーデン…?ミューラー炎上、立ちつくすシュナイダー、皇帝無残…
うっ、頭が…

865 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 01:33:17 ID:???
バイキング作戦とかVドイツの丸パクリですしおすし〜

866 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 02:00:31 ID:???
YTSになるフラグですねわかりたくありません

867 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 09:49:10 ID:???
森崎にしては引きが良すぎるw

868 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:28:22 ID:???
>>860
なんという強運の持ち主!この調子で次もお願いしますw
>>861-862
第3小隊の従騎士たちも、後に優秀な正騎士として取り立てられたそうです。
>>863
本当なら正GK争いだとかドイツでの生活の情景とかもっと詳しくやりたいところなんですけどねw
プロクラブの戦いをテーマにしているスレ主さんにお任せしたいと思います。
>>864
あの試合においては色々と語られていますが、スウェーデンの選手たちの意気込みが勝ったのだと私は思います。
>>865
違うところといえばドイツはユースチームへの研修、バイキング作戦はトップチームへの移籍というところですね。
>>866
どうして翼の活躍ばかり描写していくのか。憶測は様々ですが、私なりに一つの答えを出しました。
第2部ではその辺りも少しずつ紐解いていきたいと思っています。
>>867
最近改善の兆しが出てきていますね。スレの最初期のようにJOKER連打も夢じゃない!?
===========
★鍼屋『龍凰』→ ダイヤK ★
>ダイヤ→肖「おーす、来たか」快く出迎えてくれる。見慣れない金髪の男も一緒にいるぞ
===========
肖「お、来たか森崎」

森崎「(あれ?予想してたよりもずっと機嫌がよさそうだ。この様子ならちゃんと治療をしてくれそうだな)」

肖「そこの椅子に腰掛けて待っててくれ。こいつの膝を診終わったら次がお前の番だからな」

木造の作りがしっかりした長椅子に一瞬視線を向け、肖は先客の膝に手際よく針を刺していく。

森崎「うわっ…テレビとか雑誌で見たことはあるが、こうして間近で見ると結構来るものがあるな…」

肖「はっはっは、どれだけスゴイ凶弾シュートにも怯まないお前も流石にビビるか、この情景は」

869 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:29:50 ID:???
森崎「び、ビビってねーし!ちょっと珍しいから驚いてるだけだしー!」

肖「まぁ気にすんな。俺はお前のことを気に入ってんだよ。俺たちアジアのサッカーのレベルは
  欧州や南米に比べて明らかな格差があると言われ続けてきた。だが、近年この差は少しずつだが埋まってきている。
  俺や車、そしてお前。他にもサウジのオワイランやタイのブンナークなんかもそうだ。
  いつかアジアのサッカーが一番優れたサッカーだと言われるようになる日を俺は夢見ている。
  だからお前には途中で潰れてほしくないんだよ。アイツのようにな」

森崎「……シュナイダーのことは気の毒だったな」

肖「アイツを潰した選手は明らかに足を狙っていた。もちろんレッドカードで即退場したさ。
  ……だけどな、そいつは今日登録したばかりの名前も聞いたことのない無名の選手だった」

森崎「まさか……シュナイダーを潰すためだけにそいつは!」

肖「とんでもねぇ采配をしやがるよ。今季のケルンはなんだか不気味だ。
  特に昨季と大きく陣営が変わったわけでもねぇってのに……やけに迫力が増しやがった。
  明後日はお前らブレーメンがケルンと戦うんだったよな。一応注意しておけよ」

森崎「あ、ああ。覚えておくぜ。(なんてこった。いくらプロの世界だからってそんなのアリかよ…)」

まるで選手を使い捨ての駒のように扱うその采配に森崎は怒りすら覚えていた。
チームを勝たせるためならば相手の尊厳すらも平気で踏みにじるアンフェアな行為である。

森崎「ところで、今治療してもらっているその選手は?見たところお前のチームメイトっぽいが」

肖「ああ、紹介が遅れたな。こいつはレヴィン。シュナイダーの穴埋めに急遽引っ張ってきた選手さ」

レヴィン「…どうも」

片目が隠れるほどの長い前髪。その瞳を覗きこんだ森崎は何処かで会ったような冷たい感覚を思い出す。

870 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:31:39 ID:???
森崎「(…なんだ、この不気味な気分は。ああ、そうだ。あの夢の中での試合で戦った仮面選手に雰囲気が似てるんだ)」

レヴィン「君がブレーメンのGK、森崎か。北欧リーグにも君の名前は届いていたよ。
     jrユース世界大会MVP、WY世界大会でも優勝チームのキャプテンを務めていたらしいね。スゴイよ」

森崎「え、あ…ま、まぁな。(でも褒められて悪い気分はしないな。ウッシッシ)」

肖「シュナイダーの離脱は痛いが、こいつのキック力はアイツに勝るとも劣らねぇ。特にあの『シュート』に関しちゃ……」

レヴィン「肖、みだらに自チームの情報をひけらかさないほうがいいよ」

肖「! っと、悪い悪い。おしゃべりが過ぎちまったな。…………ほい、治療は終わりだ。あとは暖かくしておけばバッチリだぜ」

レヴィン「ありがとう。……でも、やっぱり僕にはあまり合ってないかなこの治療は」

肖「けっ、お前の国の最新の科学設備だかなんだか知らねぇが、この鍼治療には偉大な『歴史』があるんだよ。
  今日はサービスで無料でやってやったが次からはちゃんとお代をいただくからな」

レヴィン「気を悪くさせてすまない。そんなつもりじゃなかったんだ。ゴメン」

肖「お、おう……(なんというか捉え所の無いやつだぜ。少しは言い返してみろよ、張り合いがないじゃんか)」

レヴィン「おまたせ。時間を取らせて悪かったね」

森崎「いや、こればっかりは順番だからな。気にしちゃいねぇよ」

レヴィン「そう、良かった」

森崎「(…? なんなんだろうか、さっきから何か引っかかるようなこの嫌悪感は…)」

871 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:33:11 ID:???
言葉こそ物腰が低く丁寧で穏やかだが、どうにも森崎の彼への印象は悪い。その理由にはすぐに気がついた。
彼はこちらを『見ていない』のだ。先ほどの肖との会話も、今の森崎との会話でも。
目を合わさずに、空虚をぼんやりと眺めるかのようなフワフワとした表情でしか彼は話をしないのだ。

森崎「(不気味な奴だな。だが、シュナイダーに勝るとも劣らないシュート力を持つ選手らしいからな。一応覚えておくか)」

森崎はレヴィンと入れ替わる形で診察台に腰掛ける。レヴィンはというと長椅子に座り何かペンダントのようなものを見つめている。

肖「なんだ、奴のことが気になるのか?」

森崎「え、ああ。なんだか初めて見るタイプだからちょっと珍しいかなって」

肖「俺としてももっとオープンになって欲しいんだがね。なにせ俺の真価の発揮どころはお前もよく知ってるだろ?」

森崎「ああ。相手のシュートにタイミングよく足を振りぬいて強烈なカウンターシュートを放つ。
   お前の『反動蹴速迅砲』は、残念だが俺のチームに対しては相性は最悪だったな」

強力なミドルシューターがいないブレーメンにおいて、肖は中々自分の実力を発揮できずに困惑していた。
そんな時である。シュナイダーに自分に向けてシュートを撃たせ、その威力を利用してシュートを撃つ作戦を編み出したのだ。

肖「シュナイダーの代理とまでは言わんが、このままじゃバイエルンの得点力は大幅に減少しちまう。
  優勝争いから脱落しねぇためにも、なんとかして奴とコンタクトをとっていくのが俺のこれからの課題だな。
  …さて、そろそろ治療の方に取り掛かるか。で、何かお望みの治療の方向性とかはあるか?」

872 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:34:53 ID:???
☆どうしますか?

A 怪我をしにくくして欲しい
B 成長率を高めたい
C もっと強くなりた
D 『破滅のツボ』を治したい
E 鍼治療のことはよくわからないのでお任せする

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

873 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:37:47 ID:NUihRcAo


874 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:39:47 ID:PrYXlXjY
D

875 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:54:24 ID:???
Cを選ぶと成田選手がもっと強くなるのですねわかります

876 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:40:01 ID:???
>>875
( ゚ ρ ゚ )つ『い』オトシテシマイマシタ
===========
>D 『破滅のツボ』を治したい


森崎「なぁ肖。お前に一つ聞いておきたいことがあるんだが」

肖「なんだ?悪いが俺にはお前に紹介するような女友達はいないぜ」

森崎「『破滅のツボ』って聞いたことあるか」

肖「だから破滅の……なんだって?」

森崎「『破滅のツボ』。鍼治療に詳しいお前ならこの名前に聞き覚えがあると思って」

肖「……知ってるよ。そして俺たちスポーツマンにとっちゃ一生聞きたくもない名前だなそりゃ」

森崎「どういうことだよ、それ」

肖「んなの当たり前だろ?その名の通りにこのツボを刺激されたものは多くの運動能力を失うハメになる。
  リハビリで日常生活を取り戻すことは不可能じゃないが、それでもかなりの年月を要する。
  ましてやサッカーみたいな激しいスポーツなんて二度とやれないだろうさ」

森崎「……んだ」

肖「あ?なんだって?」

森崎「実は俺……破滅のツボを押してるんだ」

肖「なっ……!?」

877 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:41:01 ID:???
森崎は自分の首筋を指でそっと撫でる。闇に囚われた中山と共に押した痛々しいあとが浮かび上がっていた。

森崎「お前の話が本当なら、今こうしてブレーメンの正GKまでやってる俺はなんなんだ?
   なぁ肖!本当のことを教えてくれ!『破滅のツボ』で傷ついた肉体は治せるのか?」

肖「…………これは俺の爺ちゃんの話だから、俺自身確証があるって話じゃねぇ。
  だけど、この世に一人だけ『破滅のツボ』の治療を成功させた名医がいるらしい。
  その男の名はBJ。各国を飛び回っている高額の治療費をせしめる藪医者ってことしか分かっちゃいねぇ謎の男だ」

森崎「BJ……その男なら俺のこの体も治してもらえるってことなのか?」

肖「確証は持てんぜ。それにあくまで治療が成功しただけって話だ。
  その後、その患者がどうなったかまでは知らねぇし、ましてやスポーツマンとして復帰したかも定かじゃねぇ。
  それより気になっているのはお前の体だ。本当にお前は『破滅のツボ』を自ら押したのか?」

森崎「……あ、ああ。押した。押しちまった。俺は……昔、一番の親友を助けるために曖昧な知識でツボ押しに挑戦した。
   その結果、俺はアイツのサッカー人生を大きく狂わせちまったんだ。その償いのために……俺は……」

肖「……おい、待てよ。お前。それはちょっとおかしくねぇか?」

森崎「え?」

肖「その『一番の親友』の償いのためにお前は自ら『破滅のツボ』を押したんだよな。
  じゃあなんでいまお前はその『破滅のツボ』を治そうとする?
  お前は親友の償いのために自分に枷をはめたんじゃねぇのか?
  それを自分だけ治して欲しいだと?都合のいい事言ってんじゃねぇよ!」

森崎「ち…違う!俺はただ……破滅のツボのことが分かればアイツも、中山も助けてやれるんじゃないかって…」

878 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:42:13 ID:???
今日ここに来たのはあくまでもチームのために。仲間のために。中山のために。
自分の地位や実力など二の次だ。だから今までこの『破滅のツボ』に負けるものかと戦ってきたんじゃなかったのか。
森崎は声を震わせながらも、しっかりと肖を見据えて自分の意志を言い返す。

肖「…………悪いな。その答えを聞くためにちょっと誘導しちまったことを先に謝らせてくれ。
  ただ、お前がどうして自ら『破滅のツボ』を押すことになっちまったのかを詳しく聞きたくてな」

森崎「ああ、話すよ。こればかりはしっかりと話しておかないと…何より中山に悪いからな」

森崎は肖にワールドユース大会後の中山との顛末を話した。
ガーネフやラムカーネなどのアカネイア大陸の事はある程度ぼかしたが、
それでも自分に恨みを持つ存在がいて、そいつらに中山はそそのかされたと答えた。

肖「中山……中山、か。なるほど、なんとなくだが話が見えてきたぜ、今回の騒動の一件が」

大きく目を見開き、興奮した様子で息巻く肖の様子を見て森崎は首を傾げる。

森崎「ど、どうしたんだ肖。俺、何か変なこと言ったかな?」

肖「今日の試合、ケルンのトップチームに登録された無名の選手。
  そしてシュナイダーの足を削り今季絶望の怪我を負わせた奴。その名前が……」

森崎「ま……まさか――」

879 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:43:19 ID:???
〜バイエルン州 ミュンヘン中央病院〜

若林「よう、シュナイダー」

シュナイダー「若林!」

ケルン戦で足を負傷し、病院に搬送されたシュナイダーの病室を訪れたのは旧友かつライバルの若林だった。

若林「なんだ、渋い顔して」

シュナイダー「ふん、途中リタイヤだぜ、渋くもなる!」

若林「早く治せよ。リーグがつまらん」

シュナイダー「出来る事なら今すぐ出たいぜ…」

若林「確かにな。本当なら出れるんだろ?」

シュナイダー「……ああ。これも父さん……監督の指示さ。俺の膝はこの程度でイカれるほど脆くはない。
       テーピングで補強すれば無理をしなければ試合にも出られるだろう」

若林「……理由があるんだな」

シュナイダー「お前も知っているはずだ若林。俺を退場させた『あの男』のことを」

若林「……ああ。そして今回の一件は俺にも少なからず責任がある」

シュナイダー「聞かせてくれ。そろそろ俺たちは知らなければならない時が来ているのかもしれない。
       頭の中に眠る、あまりにも鮮明とした事実と異なる俺達の『ちぐはぐ』な記憶の正体を」

若林「ふっ、別に俺は構わんがな。次期皇帝が異国から来たいたいけな少年をチームメイトと共謀してリンチしてましたってな」

880 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:44:30 ID:???
シュナイダー「やめてくれ……俺にはまだ信じられないんだ。俺が……俺がそんな馬鹿げたことを……するはずがない……」

『あの一件』以来、シュナイダーはここぞという時に若林に頭が上がらない。実際ケンカではほぼ勝ち目がないからだ。
しかしシュナイダーもあの時の屈辱がきっかけで絶対に借りを返さずにはいられない強い反骨心を持つことが出来たのだが。

若林「お陰でお前との互角のシュート対決も、喧嘩だけなら俺の圧勝だからな。
   ……確かに当時はいろいろ荒れたさ。お互いにな。だが、こうして笑い話にできるくらいに俺たちは年をとった」

シュナイダー「じじ臭いことを……カルツじゃあるまいし」

若林「じゃあ、そろそろ話すか……カシム、入っていいぜ」

カシム「失礼します」

病室に入ってきたのは青髪のひょろっとした青年である。

シュナイダー「誰だ?この貧相な顔の男は」

若林「失礼しますって言ってるけどさすがにその言葉は失礼だろシュナイダー。
   こいつはカシム。俺の家で新しく雇った……まぁ、一種のボディーガードだな」

シュナイダー「若林……」

若林「ん?」

シュナイダー「いくら女に飢えているからってついにお前は道を踏み外してしまったというのか……
       いや、待て。だがいくらお前とはいえマリーだけは渡さん!しかし今ならまだ間に合う!
       マリーの友達にお前のファンが確かいたはずだ。その子に連絡して……」

若林「な、な、何を誤解してやがる!いいから落ち着け!
   カシム、こいつにも話してやってくれ。あの時……ワールドユース決勝後に起こったあのことを」

881 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:45:45 ID:???
カシム「はい。……まずは今回シュナイダーさんが怪我をしてしまった原因を話さなければなりませんね」

シュナイダー「原因…?」

カシム「…少し長くなりますがよろしいですか?」

シュナイダー「構わん。聞かせてくれ」

カシム「はい。では…………」






森崎「(嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ。これは何かの間違いだ。夢だ、幻だ)」

シュナイダー「(馬鹿な…馬鹿な馬鹿な馬鹿な。そんな夢物語のようなこと…ありえるのか)」



森崎「(中山が……あんなことをするわけがない!)」

シュナイダー「(あの男か……だが、思い返せば確かにそうかもしれん)」



森崎「(きっと他人の空似だ。そうに違いない。明後日のケルン戦で資料を確認すれば済む話じゃないか)」

シュナイダー「(ワールドユース大会の時もそうだったが…俺への恨み一つ、たったそれだけの想いで…)」

882 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:47:04 ID:???
森崎「俺は中山を信じている。どんなことがあっても……親友を、あいつを信じ続けてやる!」

シュナイダー「これは事態は急を要するな。今すぐ奴と……森崎と話をしなければ!」



また一つ、運命の歯車がギシリと鈍い音を立ててゆっくりと動き出す。
全てはこの日のために。たとえ何度やり直すことになろうとも。

〜???????〜


ガトー「……まもなくじゃな、モロドフ殿」

モロドフ「はい。ガトー司祭」

ガトー「早急に動かなければならん。既に『奴』も動き始めている。
    散り散りになった『星々』を集めなければ奴の闇は振り払えん」

モロドフ「ご安心を。我々には『彼』がいます。人の夢を支え、叶え、伸ばすことの出来る存在。
     あの男がいる限り……希望は、光は失われることはありますまい」

ガトー「……分かっておる。それではこれを。くれぐれも失ってはならぬぞ」

モロドフ「はい。確かに承りましたぞ。確実に渡しておきます」

ガトー「(人の子よ、見せてもらうぞ。絶望に、悲しみに暮れた『彼』を目覚めさせるには……
    お主たち『人』の力で成し遂げなければならない。こればかりは以前のように儂らが力を貸し与えるわけにはいかぬのだ…!)」

モロドフ「(森崎殿。お主に出来ますかな?たとえどんなに辛く悲しいことが起ころうとも……
     『トモダチ』を。大事なものを最後の最後まで信じ続けることができる覚悟を……持てますかな……?)」

883 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:48:26 ID:???
2日後。現在単独3位のブレーメンと、首位のケルンの注目の直接対決が行われようとしている。
2位のハンブルガーSVも含め、栄光のブンデスリーガマイスターシャーレの行方をドイツの全国民が注目していた。

★それでも目指すは優勝のみ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ケルンに快勝!試合後、ヘルナンデスに呼び止められる。
ハート→ケルンに快勝!ハンブルガーSVとの最終戦で全てが決まりそうだ!
スペード→ケルンに敗北。ラフプレー主体の強力サッカーに押し負けてしまう…
クラブ→ケルンに敗北。しかもシェスターたちチームメイトが負傷してしまう!
JOKER→ケルンに快勝!試合後、ヘルナンデスに呼び止められる。そして…

884 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:48:41 ID:???
★それでも目指すは優勝のみ→ クラブK

885 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:55:34 ID:???
ここでクラブ引くか…。

886 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:58:25 ID:???
ここでクラブ…反動かー

887 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 14:02:14 ID:???
最終戦ハンブルガーSVにも勝ちたいがケルンに優勝させるのも…って感じになったなあ

888 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 15:50:10 ID:???
いやむしろこれはケルンのラフプレーに嫌気が差した東洋のコンピューターが
ブレーメンに移籍してくるフラグ

889 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 16:44:56 ID:???
そういやこの世界には奥寺さんがいるんだよな。
でもケルンは=闇の軍団なので、今もいるかどうかは怪しいものだと思うんだが。
どっかで接触できるかな?

890 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 17:12:46 ID:???
>>889
現実なら奥寺さんの所属チームはケルン→ベルリン(2部)→ブレーメンだから
ケルンが闇の軍団になってたらもうブレーメンにいるのかもね

891 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 20:15:46 ID:???
よしみんなきけ
512KBが近いのでそろそろスレタイを募集する

【】ファイアーモリブレム39【】

892 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 20:26:02 ID:???
【崩壊の】ファイアーモリブレム39【足音】
【視界不良】ファイアーモリブレム39【状況悪化】

893 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 21:42:31 ID:???
【闇は】ファイアーモリブレム39【傍に】
【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】

894 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:14:50 ID:???
>>885-886
クラブ「俺達だって出番がほしい」ハート「最近引かれてないよう。寂しいよう」
>>887
ブレーメンの優勝の可能性は限りなく低くなってしまいましたね。果たしてどうなる…?
>>888-890
一応、原作に登場した奥寺康彦氏≠ヤスヒコとしています。
小豆沢から黄金世代以外の日本人について聞く機会がありましたね。
森崎の中に情報がないので接触するのは今のところ運頼みになっています。
>>891
お心遣い感謝します。私からも改めてスレタイ募集をいたします。

【】ファイアーモリブレム39【】

上記をコピペしてお使いください。お一人様何案でも構いません。
>>892-893
早速のスレタイ候補、ありがとうございます。39スレ…ずいぶん遠いところまで来たものだ。
===========
★それでも目指すは優勝のみ→ クラブK ★
>クラブ→ケルンに敗北。しかもシェスターたちチームメイトが負傷してしまう!


肖の忠告を受け、森崎は予めチームメイトにケルンのラフプレーに気をつけるよう指示を出していた。
だが、彼らを待っていたのは予想していても避ける事のできない絶望だった。

前半戦。共に優れたGKを擁するチームらしく、0対0のロースコアで試合は折り返されることになった。
森崎、ヘルナンデス共に何度もファインセーブを発揮し、互角の試合に観客も大いに沸く試合だった。そう、前半までは。
後半戦。交代枠を惜しみなく使って新しく入ってきた選手たち。彼らは今日登録されたばかりのまったく実績のない無名選手だった。

森崎「みんな気をつけろ!シュナイダーが潰された時と同じパターンだ」

シェスター「おいおい、ここまで来て臆するとか冗談でしょ?ここで勝ち点取っとかないと首位のケルンには追いつけないんだよ?」

895 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:16:58 ID:???
ビクトリーノ「俺のスピードで反則なんかさせる暇も与えねぇよ。大丈夫だ森崎。今の俺達ならやれるって」

マーガス「それに彼らだってそうそう無茶なことばかりしないって。折角のプロデビューを棒に振りたい奴なんているわけないよ」

森崎「(違う。もしも……もしも奴が、ラムカーネがあの一件に絡んでいるのだとしたらそんな甘いことは……
   な、何を考えてるんだ俺は。それじゃあ中山がシュナイダーをわざと怪我させたことを認めることになるじゃないか!)」

その後の展開は前半のクリーンな試合など無かったことにされたような荒れた試合になった。
いくら相手のホームゲームとはいえ、こうも露骨な反則に相応の対応がされないことに
ブレーメンの選手たちの精神力はどんどんすり減らされる。
疲弊した体力に追い打ちをかけるように、ケルンは大きく戦術を代えてきた。そしてついに――

シェスター「うわあああっ!!」

マーガス「ぐああああっ!!」

ビクトリーノ「ぎゃあああっ!!」

今日はじめて知るような無名選手の執拗なチャージを受け、ブレーメンの主力3人は交代を余儀なくされる怪我を負ってしまった。
チーム力が著しく下がったブレーメンに、これまで首位を守ってきたケルンの組織力に対抗する手段は残されていなかった。

ピッピッピィ〜〜〜〜!!

放送「試合終了間際に値千金の1点をもぎ取ったケルン、ブレーメンの追撃を振り切り首位の座を守りきりました!」

森崎「…………負けた。完膚なきまでに。実力じゃ負けてなかったはずだ。それなのに……!」

896 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:18:25 ID:???
☆どうしますか?

A これがお前たちのサッカーなのか!?ヘルナンデスたちに抗議をしにいく
B 負傷したシェスターたちが気がかりだ。病院に行こう
C 唯一無事だったブローリンと今後のことを相談する
D 森崎自身も相当な接触プレイで傷ついていた。肖の鍼屋に行こう
E これが『プロの世界』なんだ。割りきって次のハンブルガー戦のことを考えよう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

897 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:18:58 ID:qsiy2n56


898 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:21:37 ID:fc45aU+Q
B

899 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:21:57 ID:JdX2eukI


900 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:24:45 ID:???
>ハート「最近引かれてないよう。寂しいよう」
だってモテナイツだし

901 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:40:52 ID:???
>>900
第2部では森崎に春がやってくる日は来るのでしょうか…?
===========
>B 負傷したシェスターたちが気がかりだ。病院に行こう

重症を負ったシェスター、マーガス、ビクトリーノのことが心配な森崎は
自身の負傷の具合も見てもらうついでに病院へと向かう。
そこで彼は以外な人物と出会うことになる。

若林「よぉ、森崎。お前も来たのか」

シュナイダー「出来る事ならお前とはフィールドの上で会いたかったよ」

森崎「シュナイダー…それに若林まで。そ、その拳に巻かれた包帯は!?」

森崎は若林の右手を見て唖然とする。まるで『どうえもん』に出てくる子守りロボットの手のように
白い包帯でぐるぐる巻きにされた状態を見て痛々しさを感じる。

若林「お前たちブレーメンがケルンと戦ってる最中、俺達はバイエルンとの試合だったんだよ。
   で、こいつの代わりにスタメン入りしていたレヴィンって奴のシュートを止めた際に……な」

シュナイダー「悪いことをしたな。まさか俺のチームメイトにこのようなことをする奴がいようとは」

若林「なに、試合中のことだからな。それにお前自身も人のことは言えんぞ。
   腹にボールぶち当ててまでボールを奪おうとする奴なんてそうそういるもんじゃないしな」

シュナイダー「……こほん。俺達の話は置いといて、森崎はどうしてここに?」

森崎「ああ、今日の試合で俺のチームメイトもシュナイダーのように反則覚悟のプレイで潰されちまったんだ。
   俺も相当なチャージを受けて、ついでにちょっと治療してもらおうと思って」

902 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:42:55 ID:???
若林「……そうか。なぁ、良かったら話し相手になってくれよ。俺もこいつも退屈してたんだ」

シュナイダー「考えてみればこうしてお前とゆっくり話をする機会は今まで無かったかもしれん」

どうやら若林とシュナイダーは森崎と話をしたいらしい。だが、チームメイトたちの様子が気がかりでもある。


☆どうしますか?

A 先にシェスターたちの様子を見てくる
B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる
C まずは自分の治療が最優先。受付に行ってからだ

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903 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:46:28 ID:KtAJFIIs
B

904 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:49:42 ID:mxIJEmLg
B

905 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:53:09 ID:???
きれいなバヤシさんなんかこええ

906 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:00:27 ID:KtAJFIIs
【優勝を】ファイアーモリブレム39【諦めない】

907 :906:2012/07/14(土) 01:01:41 ID:???
sage忘れ申し訳ない

908 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:05:54 ID:???
>>905
チーム一丸となって優勝を勝ち取ったワールドユース大会を経て、全日本メンバーは本編に比べて大分丸くなってます。
光のオーブの影響もあるのでしょうが、森崎自身が拒まない限り原作同様彼は森崎の味方です。
もちろん代表GKを争う場があるならば全力で対抗してくるのは変わりありません。
===========
>B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる


森崎「仕方がないな。俺の豊富な話術でお前たちの退屈という退屈を根こそぎ滅ぼしてくれるわー」

シュナイダー「フッ、期待させてくれるな」

若林「(随分遠回りになっちまったが、お前とこうして腰を据えて話せる事ができてよかった……)」

談話用のフリースペースに場所を移し、適当な飲み物を買ってから3人は椅子に腰掛ける。
シュナイダーの足の具合は流石にまだ良くないらしく、手すりに掴まりながらゆっくりと足を伸ばしていた。

森崎「……やっぱり相当悪いようだな。今季も残り少ないが、さすがに復帰は無理そうか」

シュナイダー「無理を通せば出られんこともない。が、父親の方針で安静を言い渡された。
       むやみに選手生命を縮めたくなくば、こんな時くらい俺の言うことを聞いてくれとな」

若林「そこまで親から心配されちゃ言うことを聞くしか無いってか。お前、案外父親思いなトコあるんだな」

シュナイダー「母さんに当たり散らしていたあの時の父さんのことは、今でも簡単には許せない。
       でも、あの人も一人で苦労していたということを分かろうとすることは出来た。
       そういうお前はどうなんだ?ドイツに来た頃は親の束縛から開放されて清々するぜとか言ってたようだが」

若林「はは……確かに昔はそうだったかもな。だが、この歳になってようやく親父や兄貴達の気持ちも理解できるようになったよ。
   あの頃の俺は自分一人でなんでもできると思い込んでいたからなぁ、ははっ。
   ……家族っていいもんだよ。ホント、たまに来る手紙や餞別に救われたことは結構あるな。森崎、お前はどうだ?」

909 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:08:07 ID:???
☆どうしますか?

A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな
B 突飛もない行動を起こしたときは叱ってくれるしっかり者の両親だったな
C 俺がサッカーで活躍するたびに何度も応援してくれる頼り甲斐のある両親だったな
D あまり親の話題は出したくない。そこまで親子関係は良くなかったんだ…
E 親の話もいいけど、親を安心させるための準備は二人共出来てるのかい?ん?

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910 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:05 ID:vx9AUvqs
A

911 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:31 ID:KtAJFIIs
B

912 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:18 ID:fc45aU+Q
A
HP成長率上昇期待

本編通りなら「F:まあそこそこ、かな。少なくともサッカーへの理解はゼロさ」ってところかなw

913 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:21 ID:cWaquXSc
A

914 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:39:59 ID:???
>>912
原作でカバーできない情報の補完のための選択肢なのでそこまでの重要さは無いです。すみません…
実際はどんな両親だったんでしょうね。弱気なところもあれど、
いざというときは勇気を振り絞れる男なのでなかなか良い教育をしていたのではないかと個人的には思いたいです。
===========
>A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな

森崎「小さい頃から俺のことをやけに気にかけてくれた優しい両親だったな」

特に兄弟もなく、一人っ子だった森崎は両親の愛情を一心に受けて育った。
そのおかげか時折ワガママな一面もあり、困らせてしまったこともある。

森崎「(俺がプロと契約したときなんか腰を抜かして、でも手を叩いてはしゃいで喜んでくれたっけ)」

ドイツという不慣れな土地に旅立つときも、何度も持ち物をチェックしてくれたりと
少々うっとおしく感じるくらいに森崎のことを気遣う父親。
チームメイトと折り合いがつかず荒れながら家に帰った時、涙を流しながら慰めてくれた母親。
思い返せば、彼らが支えてくれたからこそ今の自分があると実感できる。
それこそ両親だけじゃない。学生時代に部活動に集中できたのは先生のおかげだし、
なによりもアカネイア大陸での冒険はいつも同盟軍の仲間たちとの協力で成り立っていたことだった。

森崎「……だよな。どんなにキツイ戦いだって力を合わせれば……なんとかなるはずなんだ」

優勝の望みが掻き消えそうになり、弱気になりかけていた心が少しずつ明るさを取り戻してくる。
少なくとも、先程までの絶望は無い。シェスターたちが怪我を治し、帰ってきてくれればきっとまた戦える。
諦めないことだけは昔から得意だったのだ。この誰にも譲れない性分も
自分を徹底的に甘やかしてくれた両親のおかげなのかもしれないと思った時、森崎は思わず吹き出した。

シュナイダー「その様子なら、家族とはうまくいっていたみたいだな。…正直少し羨ましい」

若林「俺たちなんか問題抱えまくりだったからな。まぁ、今となってはそのことすら誇れたりするけどな」

915 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:42:10 ID:???
えっへんとふんぞり返る若林。彼の立派な体格が、更に大きく膨らんだかのように思えるほど、その言葉は自信に満ちていた。

若林「にしても昔はいろいろあったよな。俺と4対1で喧嘩したこと、まだ覚えてるか」

森崎「忘れもしないさ。あの時はよくもやってくれたなこの野郎」

シュナイダー「な、なにィ?若林とケ、ケンカだと?ちょっとその話聞かせてくれないか」

森崎「ああいいぜ。こいつはホント傑作だから。遡ること今から10年前……」

周囲からは気弱な少年というイメージを押し付けられていた森崎のまさかの下克上人生に
シュナイダーは時折目を白黒させて、でも最後の最後まで興味深く話を聞いてくれた。

若林「でも気になってることが一つだけあるんだよ。どうしてお前はそこまでキャプテンになりたかったのか」

森崎「え?」

若林「俺からレギュラーを奪いたかったって気持ちはわかるぜ。折角代表に選ばれたからには試合に出たいのは誰だって同じだからな。
   だが、あの頃のお前は言っちゃ悪いが異常に思えた。どうしてそこまで『キャプテン』の座に執着してたんだ?」


☆どうしますか?

A キャプテンになれればお前や翼のようなスゴイ選手になれると思っていたから
B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから
C キャプテンになれればレギュラーも安泰だと思っていたから
D キャプテンになれれば嫌いなお前や翼を見下せると思っていたから
E ……俺にもよくわからない。でも、俺はただサッカーが好きだったんだと思う

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916 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:48:03 ID:fc45aU+Q
B
森崎、実は承認欲求強いほうなんじゃないかと思う。栄光と賞賛を意外と求めてるよね。

917 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 02:00:41 ID:vx9AUvqs
B

918 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:35:08 ID:???
>B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから


森崎「それは……キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思ったから」

若林「認めるって……誰が」

森崎「だから……城山監督や、その……お前や翼に。
   ずっと俺のことを下手くそだと見下してきた奴を見返せると、そう思ってたんだよ」

若林「……そっか。なるほどな。俺とお前の食い違いはそこから始まってたんだ」

森崎「え?」

若林「今更言っても信じちゃもらえんと思うが、俺はお前のことを見下した覚えはない。
   むしろ共感していた。どれだけ周りから罵られようともナニクソと立ち上がるお前の姿は……
   自分の思うような結果が出せないとすぐに投げ出していた俺には無かったものだったから」

シュナイダー「(若林のハングリー精神は森崎の影響で養われたものだというのか?)」

若林「俺が怪我してチームの離脱を余儀なくされた時も、お前ならゴールを任せられると思っていたんだ。
   ……まぁあの時は控えのキーパーはお前だけだったからそう考えるしかなかったんだけどな。
   背番号1。正GKの証の番号もお前から奪うつもりなんてこれっぽっちも無かったんだから。
   だけど、結局俺の気持ちはお前に届くことはなかった。俺や、周りの態度がお前を追い詰めてしまっていたのか」

森崎「若林……」

若林「お前のこと、ようやく少し分かった気がする。いや、今まで分かった気になっていたんだよな。
   こうして話をしてなきゃ一生分からなかったことだったと思う。
   改めて言いたい。お前こそ真の『SGGK』(スーパーがんばりゴールキーパー)だってな」

919 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:36:33 ID:???
シュナイダー「SGGK…若林。お前の通名でもあるそれは……」

スーパーグレートゴールキーパー。PA外からのシュートは絶対に許さない、東洋の守護神の証でもある称号。
スーパーがんばりゴールキーパー。どんな苦境でも決して諦めず、勝利を目指しチームを一番底から支える称号。
似ているようで少し違う。だけれども、それはゴールという最後の砦を守るに相応しい二つ名であることに変わりはない。

森崎「……なんじゃそりゃ。センスがないにも程が有るぜ。というか正直馬鹿にしてるだろ、そのあだ名」
若林「なにを言うか。俺と同じ、いや、あえて平仮名の頭文字を象った特別な称号だぞ。ありがたく受け取れ」
森崎「だーかーらー!その傍若無人な態度がむかつくから俺はお前のことが昔から嫌いだったんだー!」
若林「だからってうちの犬に落書きしたり汚いことしていいことにはならんぞ!」
森崎「汚いのはそっちだろうが!4人がかりで俺を取り囲んだこと、俺は一生忘れないぞ!」
若林「いいだろう、もうあの時の俺とは違う。ケンカ100段の実力とくとその身に味わわせてやらァ!」
森崎「上等ー!上等ー!表出ろコラァ!そのペタリハンドみたいなパンチで俺に勝つには一万光年早いっての」
若林「一万光年は距離だボケナスが!ちょっとはサッカーだけじゃなく一般常識も身に付けたらどうなんだお前は」
森崎「なにおー!」
若林「なにおー!」

シュナイダー「……漫才コンビSGGKでも名乗ったらどうなんだ、お二人さん」

シュナイダーが半ば呆れ、だが自分にも彼らのような本音でぶつかり合えるような友がいた事を思い出していた。

シュナイダー「(カルツ、どうしてるかな。俺がハンブルガーを去ったことをお前は快く思わなかっただろうが…
       いつか。いつかこの二人のように笑い合いながら語り合える日が来ればいいな)」

あの頃にはもう戻れない。でも、あの頃の日々は決して色あせること無く今の自分たちを輝かせている。
そう願わずにはいられなくないほどに、シュナイダーは森崎と若林が眩しく思えた。
それはまるで沢山の星々が燦々と光を放つがごとく。今自分たちに迫り来る闇を払ってくれると。

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