キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】

125 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/14(日) 13:29:26 ID:7bBgEy2A
岬父「ほう、どうした」
岬「その呼ばれた先の相手なんだけど、同じ日本人学校の同級生の早乙女聖薇っていう女の子なんだ。
  その子は愛っていう母親と2人暮らしで、これから3人でお昼を食べるんだけど、
  この母娘の名前、どこかで聞いた覚えがあるんだ」
岬父「愛、か。早乙女、愛……」

電話の先からくぐもった声が聞こえる。何か思いを巡らせている声だ。

岬「父さん何か知ってるの」
岬父「少し思い当たる節はある。ちょっと調べてみる、太郎が帰る頃には分かるはずだ」

岬「そう、大丈夫かな。ひょっとしたら危ないのかも」
岬父「いや、多分そうじゃない。安心して食べてきなさい」

少々の疑問がまたかすかに膨らんだ。父は何か知っているかもしれない。
ともかく危険はないと父に告げられてとりあえず安心して電話を終える事はできた。
受話器に電話を戻して廊下に出る。古びた木目のらせん階段をきしませながら昇り、指定された
ダイニングルームまで出向くと、部屋の端で何か銀色の円盤を手に持つ聖薇を見かけた。

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0ch BBS 2007-01-24