キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】

1 :キャプテン岬 ◆AE6MkoqxCE :2017/11/12(日) 12:38:42 ID:???
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏する。その2日後の日本人学校訪問後、
サッカー部員を探すべくブローニュの森のシュッセ運動場まで出かけ、
そこでサッカー部キャプテン天ケ瀬冬馬を発見する。
自己紹介代わりの手合わせで岬に完敗した天ケ瀬は、他のメンバーにも
紹介すべく急遽電話で呼び出す。そして呼びだしたメンバーとの1VS10勝負が
はじまった、といったところまで進んでいます。

641 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:24:55 ID:1d+YvWAA
そう言って今度は「5200」と印字されているカートリッジ(※)を上げ、ヒラヒラと左右に動かせる。
2回そう動かした後にポケットへ戻し、今度は2600の方のカートリッジを前に向ける。

シャルポワ「こっちがお姫様とプレイした後で拝領した、下賜品になりマス。いやはや、何とも凄まじい代物でしたネ。
出てくるのはトーロイド、ドモグラム、ザカート、バキュラの4体ダケ。
それはまあ作りかけの段階ですから仕方ないが、みんなコインや木の葉が舞っているようにしか見えないのは何とも。
ゲームをしてるというよりロールシャッハテストを受けているみたいでシタネ。
心眼というんデシタッケ?心の目で目に見えないものを見る力。これを駆使しないと」

そう言うなり2600のカートリッジもポケットにしまい、
その後目を閉じ右手を『考える人』みたいに軽く目じりに当て、語りだした。

シャルポワ「おお、見えた!我が心眼に映りしは、まさしくバキュラ!」

ぐるりと180度ターンして、ビシリと左手を前に突き出し人差し指で前を指す。
そうして突き出した指の先に、1人の少女が立っていた。


(※):アタリ5200版「ゼビウス」カセット
http://www.gamesdatabase.org/game/atari-5200/xevious

642 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:27:41 ID:1d+YvWAA
申し遅れていましたが、この16.3話は都合により物語の視点が1人称になったり
3人称になったりと、視点変更が何回か行われます。
ただスレ主の筆力が足りないだけですので、その事については気にしないでください。

643 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:29:52 ID:1d+YvWAA
少女「遅いわ」

テーブルをコツコツとこづきながら、1人そうつぶやく。
今日は母さんも父さんも帰りが遅い。だから今日は2人で食べる夕ご飯が作り置きしてある。
さらに午前午後とコーラス部で思い切り発声練習をしてきたため、お腹がすいて仕方がない。
できるならすぐにでも食べてしまいたいが、優が返ってこない以上1人では食べられない。

仕方ない。行き先は分かっている。迎えに行って早く連れて帰るしかない。
そう決めた私はコップ一杯の水を飲みほし、空腹をごまかしている間に連れてこようと決心した。

ドアを開ける。涼しい風が水色のポロシャツにそよいでくれて心地よい。
気分よく階段を下りていく途中、街路を歩く同じ年位の女の子達が歩いている姿が見えた。
顔つきは年相応に幼いにも関わらず、体つきは日本の中学生か、それ以上ありそうに見える程発育している。


くっ


胸の奥でチクリと痛みが響く。この頃そんな風に感じる事が増えた。
この頃は学校でも体の具合が話題になる事が増えてきている。今日出かけたコーラス部でもそうだ。
誰々はいくら大きくなった、あの子がクラス1大きいんじゃないかとか、そんな話が出ては
ワイワイキャアキャアと音楽室が賑わしくなっていた。
そのたびに自分のを見て触っては、じわりと焦りが浮かんでくる。
周りのみんなは何かしら成長しているが、自分のものはいつまでたっても変わっていない。

644 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:32:15 ID:1d+YvWAA
少女「(牛乳も飲み始めたしマッサージもしてるし、まだまだこれから。それより)」

早い所優を見つけないと。昔のように危ない目に合わないとも限らない。
そう気持ちを切り替えて、階段を降りパリの大通りへと歩き出した。

街路を歩いていくたびに、華麗で自然な着こなしをした年頃の女性や、映画のように街並みに溶けこんだようなハイセンスの美人と行きかう。
通り過ぎるたびに、彼女達が身にまとうパリの美観への憧れが高まっていくのが感じられる。

少女「(いいなあ。あんな素敵な服を着て歌ったら、優はもっと喜んでくれるかな)」

胸に浮かんだ憧れは、私の初めてのファンでもある優へと向かっていった。
小さい頃から優は私の歌が好きだった。コーラス部の人達も私の歌が上手いとほめてはいるが、
私の歌を聴いて手を叩き次をせがむ優の姿は、他の誰よりほめられるより嬉しい。
優の笑顔に心を馳せてニッコリとしていると、その当の優の姿を見つけた。
優は1人ではなく、私と同じぐらいの日本人らしき男の子と…スタイルのいいフランス人少女と一緒に歩いてきている。
早く挨拶を済ませて連れて帰ろう。そう思って小走りになって向かっていく途中、外人が私に暴言を吐いてきたのだ。


外人少女「おお、見えた!我が心眼に映りしは、まさしくバキュラ!」

645 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:33:58 ID:1d+YvWAA
シャルポワが指さした先には、僕と同じぐらいの全身スレンダーな少女がいた。
優と同じぐらい深い青みをおびた髪が肩よりも長く伸び、
上は水色のポロシャツ、下は灰色のスラックスとスニーカーを身に着けている。
そんな暗色系統の身づくろいの少女が、急に赤みを帯びはじめた。
それも桃や橙といった淡いものでは無く、赤旗のような正真正銘の赤色になってきている。

岬「(これは怒る寸前の顔だ。マズ……)」


少女「だっ、誰がバキュラよーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」


怒髪天を衝く。そんな言葉がふさわしい形相になって大いにヴォルテール通りを響かせる。
叫んだ後は口を閉ざしズンズンとこちらへと詰め寄り、むんずとシャルポワの胸倉をつかんだ。

少女「いきなり何のご挨拶?人の体を鉄板呼ばわりなんて、ねえ?」

口調こそ静かになっているが、シャルポワをつかみ上げる眼差しは傍目でも分かるほど、敵意に満ちている。
突然の因縁にシャルポワはあたふたしながら、ポケットからカートリッジを取り出す。

シャルポワ「な、何の事デスカ?バキュラとはゼビウスの第3ステージから出る敵キャラで」
少女「ぐるぐる回転する破壊不可能な銀色の板、でしょう。見ず知らずの人の胸を板呼ばわりなんて……」

そう言うなり目の前の少女は手に力を込め、グイとシャルポワを両手で持ち上げ上下にシェイクし始めた。
こんなほっそりとした体のどこにそんな力があるかと思える程、激しく体全体を揺らしている。

シャルポワ「ヒイッ!待ッテ!止めてクダサイッ!」
少女「ちょっと成長が早かったからって、思いあがらないようにね?
   私だっていつかきっと、あなたみたいに立派に成長するんだから、ね?」

もはや殺意になったのではないかと思える程の気迫を敵にぶつけている。
どうしようかと手をこまねいていると、横から優が袖を引いて制止した。

646 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:36:37 ID:1d+YvWAA
優「岬さん、今のお姉ちゃんに近づいちゃ危ないです」
岬「姉さん?あの人優の姉さんなの」
優「はい。いつもは優しいお姉ちゃんですけど、どうしてか時々あんなになって、
  ああなると怖いですから、危ないです」

ギュッと掴んで離そうとしない。確かにあの鬼気迫る表情を見ると、下手に触ると
こっちまで火の粉が飛んできそうだ。そう思って優と共に目の前のいざこざを眺めているうちに、
少女の手が勢い余ってシャルポワの手首をはたき、カートリッジが勢いよく宙を舞う。

あっ、と声を上げたのは優だ。そしてほとんど同時に、大事に抱えていたキャンパスなどの画材を僕に押し付ける。

優「すみません!」

言うなりバッと道路へ走り、最後はわき目もふらずに飛び込み2本とも無事にキャッチした。
だがそこは道路のど真ん中、それもパリ中心部の大通りである。車が来ない訳が無い。


グオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!
ギイイイイイッ!


案の定、大型トラックが優に向かってきている。相手も気付いたのだろう、
急いでブレーキを踏んでいるが、スピードが速すぎて到底間に合いそうにない。
1トンや2トンでは済まない大型車だ。轢かれたらひとたまりもないだろう。

647 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:38:21 ID:1d+YvWAA
少女「優!」
シャルポワ「ユー!」
岬「優君!(どうする!?)」

緊急事態だ。トラックの勢いそのままに思考回路を叩きつけて思案する。

岬「(案その1。今すぐ僕が飛び込んで優君を助ける。
   僕の運動神経と優君との距離、トラックのスピードから見て助けられる可能性が高いだろう。
   だけどその代わり僕が轢かれる可能性が否定できない。轢かれたら大怪我は免れないだろう。
   案その2。ここにあるキャンパスとイーゼルを蹴り飛ばして
   トラックのタイヤの間に挟ませ、トラックを強制的に挟ませる。
   僕の身は確実に無事に済むけど、そうしたところでちゃんと止められるか怪しいし、止められたところで
   大事なものを勝手に壊されたら、優君も素直には喜べないだろう。
   案その3。何もできない。現実は非常である。これは僕がどうこうできる事ではないんだ。
   ……女の子が助け出さないよう、取り押さえておくか)」

ほんの数瞬を何時間にも引き延ばしたように思考、逡巡、苦悩を何層にも折り重ね折り重ね、
人生の岐路になるであろう選択を、手遅れにならないうちに下した。

648 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 00:40:17 ID:1d+YvWAA
案1:直接優君を助けに行く
案2:画材をトラックのブレーキにして止める事で優君を助ける
案3:何もしない。いや、何もできなかったんだ
案4:その他、自由回答(要3票)


メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
人の生死に関わる判定であるため、今回に限り先に2票入った選択肢で進行します。
そして18日分の投稿は、これで終わりにいたします。

皆様、どうか熟慮の上投票をお願いいたします。

649 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 00:45:49 ID:/R4zQnFw
案1

650 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 00:52:13 ID:AOGDCg02
案1

651 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 10:48:07 ID:1d+YvWAA
2レスだけ投稿します。続きは夜に出せると思います。



案1:直接優君を助けに行く
――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「これ、持ってて!」

シャルポワと見知らぬ少女へ投げるように画材を押し付ける。
飛び出そうとしていた少女にはキャンパスとイーゼルを放り込む。一緒に飛び込んで巻き添えにならないように。
これで何の憂いも無くなった。思い切り跳躍する。僕が優に近づく以上の勢いでトラックが優に迫ってきている。

岬「(間に合え!)」

奇跡的にもこのトラック以外には車は通っていない。これさえかわせば助かるはずだ。
優に飛びつくようにして体を引き上げる。
トラックは手を伸ばせばひき潰される位まで迫っている。止まろうとして発せられるブレーキ音が
地獄の轟音のように僕達へ襲いかかってくる。

岬「(飛べ!飛べ!飛べえええええっ!!)」

全身全霊、これからの人生の跳躍力全てを投げ込む勢いで、優を抱え跳躍した。そして……

652 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 10:50:01 ID:1d+YvWAA
先着で
★岬たちよ 生きていてくれ! ! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。


JOKER→シャルポワ「トオッ!」後ろから来たシャルポワに助けられる!
         いつの間にか白いマントにコスチューム、鳥の帽子をかぶっているぞ?
ダイヤ絵柄→グゴオオオオオッ! 突然シンクホールが発生!トラックは穴にはまり込み、岬と優は無事で済んだ
ダイヤ〜スペード→岬の鍛え抜かれた脚力で脱出成功!優はキズ1つついていない

クラブ絵柄→岬「(間に合わない!なら……)」岬、優を放り投げる!優は向かいの街路に投げ出され
                      無事だが、岬はトラックと接触し、怪我をしてしまう
クラブ4〜10→岬「(間に合わない!なら……)」岬、優を放り投げる!優は向かいの街路に投げ出され
                      無事だが、岬はトラックに轢かれ、大怪我を負ってしまった
クラブ2・3→岬「(間に合わない!)」岬、優共に轢かれてしまう。優は軽傷だが岬は大怪我を負ってしまった
クラブA→岬「(間に合わない!)」岬、優共に轢かれてしまう。優は大怪我、そして……


BGM:Maximum Speed
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13279555

653 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 11:09:26 ID:???
★岬たちよ 生きていてくれ!  ダイヤA

654 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 21:14:50 ID:1d+YvWAA
★岬たちよ 生きていてくれ!  ダイヤA ★→岬の鍛え抜かれた脚力で脱出成功!優はキズ1つついていない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
行け!

ただその一念そのものになって優を抱え、再び飛び出す。
道路から右足が離れる。体がピンと伸びて道路と平行になり、コンクリートとキスをする寸前
左足が着き力の限り蹴りだす。

トラックは既に止まっていた。僕と優は中央分離線を越え五体のどこにも衝撃を感じなかった。

岬「(助かった!)」

駆けた勢いでそのまま反対側の歩道へ渡り、アパルトメンの壁に手をつく。
抱き取った男の子が怪我無い事を確認した途端、体中から冷や汗が爆発する。
同時にまるで憑き物が落ちたかのように脱力し、壁に背をつけズルズルと下へ滑り落ちた。

岬「(助かった……あっ、優だ)はあっ、はあっ、だ、大丈夫、ケガはない?」

荒い息を吐きながら安否を尋ねる。トラックが来た時には既に離れていたはずだが、優君は
ポカンと目を開けたまま返事をしない。

岬「(もしかしたらショックで意識を失った?)ゆうく」
優「あ!み、岬さん、カセットは大丈夫ですか!?」

急に大声で優が叫びだした。カセット。命をかけてまで守ろうとしたゼビウスのカートリッジの事だろう。
優が握りしめる両手を引き寄せ2つのカートリッジの具合を見る。本体も端子もカケラ1つ欠けていない。

岬「大丈夫。どっちも無事だよ」
優「そうですか、よかった」

ふうと大きく安堵のため息をついた後、僕の事に意識が向いたのか、
助けてくれてありがとうございますと、申し訳なさげにペコリとうなずきながらお礼をした。

655 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 21:15:58 ID:1d+YvWAA
岬「(命の危機に会って泣くでも震えるでもなくゲームの心配か。相当だなあ。ま、これでだいじょう……)」


ゾクン!


岬「(な、なんだ?この嫌な予感は?)」

胸をなでおろそうとした途端、その胸の奥から急速に悪寒が走った。
終わっていない。まだ始まってすらいない。
そんな得体のしれない、かつパリの空全体からプレスするように押し寄せてくる危機感が
突き刺すように僕へ襲い、そして消えた。

岬「(どうしたんだ。あわやという危機のショックがまた襲ってきた?)」

再び荒くため息を2度3度吐き、頭を振って動揺を振り払った。

岬「(大丈夫大丈夫。もう危険は去ったんだ。それよりも優君を姉の元へ連れてかないと)
気にしないで。もうすぐ僕の後輩君になるんだから、さ」

グッと優君を抱きかかえたまま、横断歩道へ向かう。頭と膝裏を両腕で抱えているので、
さながらお姫様抱っこの形となっている。

優「だ、ダメですよ岬さん、ちゃんと歩けますから」
岬「目に見えなくてもどこか痛めてるかもしれないし、無理は禁物。さ、行くよ」

親以外の人間に抱かれるのが恥ずかしいのだろう。そのまま歩くと、
視線をそらしてしまった。

656 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 21:17:23 ID:1d+YvWAA
少女「優!」
シャルポワ「ユウ!」

交差点を渡り切ると、優の姉とシャルポワが勢いよく駆け寄ってきた。
どちらも優の無事な姿を見て、喜色を満面に浮かべている。

岬「(全く、柄でもない事をするもんじゃないな、僕の顔までウズウスしちゃう。さて、どうしようかな)」


A 優の姉に預けよう。姉弟水入らずが良いだろう。
B シャルポワに預けよう。命がけで守り通した優の手からカートリッジを返しておかないとね。
C 岬「もう大丈夫。助かったんだよ」 優しく優の頭を撫でる。
D その他、自由回答(要3票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

657 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 21:22:14 ID:/R4zQnFw
A

658 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 21:54:56 ID:???
ひょっとして選択ミスったかも…
カートリッジをシャルポワに返し損ねる可能性があるかもしれない

659 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/19(日) 22:31:06 ID:1d+YvWAA
本日の投稿はこれまでにいたします。

658さんの意見についてですが、このスレでも投票した人に限りもう一度ID欄を空白にする事で、
投票の訂正が行えます。
選択をどう選ぶかはこれまでの描写から推測してください。また、今回の選択では
誰とどんな会話をするかという選択でもあります。
つまり優の姉を選んだらシャルポワと、シャルポワを選べば優の姉と選択つき会話をする事になります。

660 :森崎名無しさん:2018/08/19(日) 22:33:06 ID:/R4zQnFw
Bに変更します。すいませんでした

661 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/22(水) 19:24:57 ID:q0pGXksc
これより投稿を開始します。ただ、数スレ投稿した後で、数時間ほど間を置きます。
660さん、どうか気にしないでください。



B シャルポワに預けよう。命がけで守り通した優の手からカートリッジを返しておかないとね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(シャルポワに優を預けよう。幼いとはいえど、乙女の宝を命がけで守り切った
   騎士を凱旋させてやらないと、優の勇気が報われない)
はい、シャルポワさんにカセット、返してあげて」

優をシャルポワの前に下ろす。ぺこりと僕に一礼した後、優はシャルポワへと顔を向け、
カートリッジを握りしめた手を伸ばした。

優「はい。シャルポワさん、カセットはぶじ」
シャルポワ「ユウウウウウウウー!」
優「うわっ!うぶ、うぶっ」

お礼の言葉を満足に口に出す前に、シャルポワが優を抱き上げ力一杯胸へと抱きつけた。
胸に埋もれた優は言葉も出ない。

シャルポワ「オウ、モン プティ シェリ、モン シュヴァリエ!」

言葉は分からないが、瞳には敬意が灯り、顔は聖画でも仰ぎ見るような敬虔な表情で優を見つめている。
自分の宝物のためにここまでしてくれた小さな勇者に、人種も歳の差も関係ない敬意を払わずにはいられないのだろう。
優の顔を自分の顔の高さまで上げた後、どうしても感謝を伝達させたかったか、今度は日本語で話し始めた。

シャルポワ「ありがとう、私の小さな騎士様。ささやかだけれども、私から祝福を」

662 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/22(水) 19:27:08 ID:q0pGXksc
そう言うなりシャルポワは優の顔に近づき、頬に唇を重ねた。何秒もの間、頬に唇があるかのように、口を接し続ける。

シャルポワ「ありがとう、でももうあんな事はしないでクダサイ。大きくなった後の続きができませんカラ」
優「つ、続き?続きって」
シャルポワ「さあ、ナンデショウ?それは優がもっと大きくなってからの、おたのしみデスヨ」

長い祝福が終わり、ポカンとした顔の優にささやいている。

岬「(うわあ、フランスってやっぱり愛情表現がストレートだなあ。良いものが見れた。
   これで少しは、こっちも命を張った甲斐があるかな。あとは)」

少女「……」
岬「(この子だ。弟を取られちゃって、どうしていいか分からずにいるみたいだ。さて、何て話しかけよう?)」


A 岬「僕は岬太郎と言います。君は?(相手の名前も知らないからな、早いところ教えてもらおう)」
B 岬「(ここは黙ってほほ笑んで、相手の出方を見よう)」
C 岬「気にしないでください、当然の事をしたまでです
   (型どおりに。正道に。変な小細工はせずにいく。今回はこれでいい)」
D 岬「優君を誇りに思ってください、あの子は義務を果たしました(優君のフォローを入れておかないと)」
E 岬「そろそろ、優君を引き戻しましょうか(これ以上1人ぼっちだと姉の立場がなくなるな)」
F 岬「お礼はお茶一杯、お家でいただければ(もう少しこの姉弟と交流できないかな)」
G 岬「生きていてよかった。生きてないとこんな姿も見れませんよ
   (「無事だった」という事をもう一度意識してもらえば、素直になるだろう)」
H その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

663 :森崎名無しさん:2018/08/22(水) 19:30:36 ID:sODL0vZ2
C

664 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/22(水) 22:39:24 ID:q0pGXksc
今日は続きが書けそうにないので、これまでにします。

665 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:34:36 ID:YHZeuACI
これより投稿を開始します。あまりきちんと描写できている気がしませんが、なにとぞご容赦願います。
また展開の都合上、一部箇所で台本形式になっている箇所もありますが、その点につきましてもご容赦をお願いいたします。

666 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:39:28 ID:YHZeuACI
C 岬「気にしないでください、当然の事をしたまでです
(型どおりに。正道に。変な小細工はせずにいく。今回はこれでいい)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
優の姉はまるで無能な歌舞伎役者のように、じっと優を見つめたまま、表情を変えずに立ち尽くしていた。

岬「(うーん、このままじゃ話がしにくいなあ。何とかして関心をこっちに向けないと)」

状況をこちら側に良いものとすべく、密かに考えをめぐらせる。

岬「(そうだ。優を置いた後で少し引き下がったものだから、少し優・シャルポワとの間に距離が出来ている。なら)」

近づいてやり取りをよく見ようとする態で、2人と少女の間に入るようにし、少女の視界内に入る。
そうすれば否応なく弟の命の恩人たる僕の事に意識が向いて、何らかのアクションを起こしてくれるだろう。
そう思い定めてよっと体を少女の視線上に動かす。
チラリと眼球だけを動かしてみると、思惑通りハッとした表情になって、こちらに話をかけてきた。

少女「あの、弟を助けてもらいまして、ありがとうございました!」

グンと勢いよく頭を90度は傾けて、僕にお礼の言葉を告げてくれた。

667 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:42:31 ID:YHZeuACI
岬「気にしないでください、当然の事をしたまでです(型どおりに。正道に。小細工は無し。そうしておけば)」
少女「いえ、優の命を助けてくれた人に、そんな事はできません」

岬「大丈夫。それより優君を病院に連れてあげて。もしかしたら見えないところを痛めているかも
 (必然的に、こうなる。ここまでしておいて何もしない訳にもいかないところで「タメ」を作っておく)」

少女「いえ、そんな」
岬「(うんうん、するべき義務を相手が受けてくれないから、どうしていいか分からなくなってきた。
   これ以上僕が断っても角が立ち始めるから)」

シャルポワ「名残惜しいけれど、姉上の元へお帰りナサイ。私以上に心配しているでしょうカラ」
優「お姉ちゃん、危ないことしてごめんなさい!」
少女「優!」
岬「(優に任せた。あとは落ち着いた頃について行けば、如月姉弟の家も分かるし、
   自分の都合のいいタイミングで行けるようになる、と)」


ヴォルテール通りを過ぎ、如月姉弟の住むアパルトメンの前にたどり着く。

岬「それじゃあ今日はこの辺で。優君、今度来る時は絵を見せてくれるかな」
優「はい、僕の絵でよければ、いくつかありますから」
岬「楽しみにしてるよ、ありがとう。えっと」

ここで優に別れと次の再会の口実を作った後、姉の方へ顔を向ける。

668 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:45:08 ID:YHZeuACI
岬「千早さん、それではここで失礼します」
千早「今日は本当に済みませんでした。つまらない事で怒ったり、優の命を危ない所で救ってくれて」

如月千早。優の姉であり僕と同い年のクラスメートとなる。帰る道々言葉を交わし、
コーラス部に所属している事や、日本にいた頃も優が轢かれそうになった事など、
様々な情報を入手する事ができた。

シャルポワ「ビスー、ユウ!どうかご自愛アレ!」

チュッと投げキッスを優に横目にして、如月姉弟と分かれようとした。
その去り際に、ピンと針で刺したような痛みが、頭の奥を走った。

嫌な予感がする。なにかあの姉弟に危ない事でもあるんじゃないか。
そんな事がチラリと頭をかすめたが、この時の僕は特にそれ以上気にすることなく。
その場を離れていった。


**日常生活時間にて「如月家」が訪問可能になりました!
*登場人物間の感情が判明いたしました。

優→(命の恩人)→岬
千早→(優の恩人・借り)→岬
シャルポワ→(???)→優


669 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:46:30 ID:YHZeuACI
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

???「イイねえ、可愛いねえ、ゾクゾクするぜえ」
?????「なんだ、また持病が出たのか」
???「へっへっへ、お察しの通りで、ミスター・クリスマス」
クリスマス「発症はしばらく押さえておけ、我々がフランスに進出して以来一番の大仕事の準備を、しなくてはならんからな」
???「どうしてもダメですかい?俺はあの、いつか見つけた、年頃の小娘を楽しんだ後に隅々まで切り刻んだ、
あの感覚が忘れられねえんですよ。感情のある人間を叫ばせ、絶望させてから肉塊に変える快感」
クリスマス「おい」
???「そして!ズダボロの肉になった妹を警察に連れられて見せられた、兄貴の苦痛と憤怒の表情を!
    あれはただ絶頂だ!小娘の中に突っ込んだ時よりも!」
クリスマス「その辺にしておけ、貴様は今街中だろう、万が一聞かれると面倒になる。
いいな、あの『高性能爆撃機』を撃ち落とせればフランスのサッカー界は握ったも同然、サボるなよ」
???「ヘイヘイ分かりましたよミスター・クリスマス。病気の『治療』はその後という事で」

(ガチャリと男は受話器を置く)

???「カワいいガキンチョだなあ。あれをこの俺が……ヒヒヒ、興奮してきた」

(頬をかこうと左手を伸ばすも空を切る)

???「おっといけねえ、忘れていた、俺の左手は『右手』だった……」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

670 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:48:58 ID:YHZeuACI
第16.4話『フランス1のゴールキーパー』



しばらくしてシャルポワが走って僕の元へやってきた。

シャルポワ「つれないですネエ、乙女1人置き去りにして変えるナンテ」
岬「いや、優と楽しそうに話してたから、邪魔するといけないと思って」

シャルポワ「だとしても置いていくなんてヒドイデス!ミサキも私を助け出してくれた
      騎士様なんですから、お礼の1つ位しなければ」
岬「(助け…ああ、そういやそうだな。すっかり忘れてた。……ん)お礼って」
シャルポワ「その事について、1つ確認したい事が」

こっちの方に顔を向ける。確認と言ったが表情は確信しきっているといった風の、自信に満ちた顔をしている。

シャルポワ「あなた、サッカー選手デスネ」

岬「どうして、そう思ったの(見抜いたのか、何らかのルートから聞いたのか、どっちだろ)」
シャルポワ「私を助けた時の動きですよ、体の動かし方がサッカー選手のものでしたからネ。
      見慣れているからすぐ分かりマシタ。機敏な動きを見るに、相当上手いデショウ」

岬「凄い、その通りだよ。よく分かったね(見慣れている、という事は)」
シャルポワ「フフフ、ミサキは実にラッキーです!これから特別に魅せてあげましょう、
      フランス1のゴールキーパー、マリア・シャルロット・ポワロの実力を!」

671 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 10:50:55 ID:YHZeuACI
そうして僕はシャルポワ、本名マリア・シャルロット・ポワロに連れられて、とある
サッカーゴールのある公園へとやって来たのだ。

そのシャルポワは芝生の先を撫でたり摘まんだりした後、軽く足で周りを踏んだり、ポケットから何らかの電子機器を動かしている。

岬「何をしているの?」
シャルポワ「フィールド測定ですよ、芝生の長さと硬さ、土の粘り具合、風向きと風速、
      それらを完璧に把握しておく事で、セービングの成功確率が上がりますカラ」

メモを取りながら答えるシャルポワを見て、彼女について考える。
女子とはいえサッカー大国のフランスでナンバーワンを自称する程だ、
相当腕に自信があるのだろう。そう思っているとシャルポワが声をかけてきた。

シャルポワ「思ったのですが、ただ1回勝負するだけというのもツマラなくないデスカ?ちょっと賭けマセン?」
岬「賭け?」
シャルポワ「そうデス!2回勝負して1回もミサキが決められなかったら、何か私にプレゼント、
      っていうのはどうデス?来月の1日に私誕生日ですのデ。
      逆に2回目の対決でゴールを奪えたら、私を好きにしていい、っていうのはどうデショウ?」

岬「(好きにしていい、か。相当の自信があるんだな。賭けを別にしても興味があるな。
財布の持ち合わせも十分だし、賭けに乗るかな、どうするかな)」


A 乗る
B 乗らない
C その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

672 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 12:59:46 ID:pvDuDVfE
A

673 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 13:55:42 ID:YHZeuACI
A 乗る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「よし、その勝負、受けて立つ(そこまで言った以上、期待してるよ)」
シャルポワ「その言葉を待ってマシタ!早速いきマショウ!」
岬「シャルポワさん、ボールについてだけど……」


A 岬「距離はこの位?(普通のシュートにしよう。ただのシュートで決められれば、それだけ尊敬してくれるはず)」
B 岬「高い浮き球上げてくれる?(オーバーヘッドキックにしよう。見栄えのする技を決めて度肝を抜いてみよう)」
C 岬「低い浮き球上げてくれる?(ダイビングボレーで行く。相当できそうだ、全力でいかないと)」

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*岬の技(補正が低いほどシュート成功時のシャルポワの好感度が高まります。)
シュート(シュート値+0)
オーバーヘッドキック(高シュート値+2)
ダイビングボレー(低シュート値+3)

674 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 14:24:31 ID:pvDuDVfE
C

675 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 14:39:40 ID:YHZeuACI
C 岬「低い浮き球上げてくれる?(ダイビングボレーで行く。相当できそうだ、全力でいかないと)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シャルポワ「分かりマシタ。フフフ、ワクワクしてきましたヨ、デハ!」

僕が動きを止めたのを確認してから、シャルポワがボールを投げてきた。

岬「(いい高さだ。これならいけるぞ)行くよ、シャルポワ!」
シャルポワ「来なさい、ミサキ!」

バシュッ!

★岬 ダイビングボレー 25(! card) +(! dice +! dice)=
シャルポワ キャッチ 25(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
2≦X→シャルポワの手をすり抜け、ゴールに突き刺さる!
−2<X<2→シャルポワ「(速い!)」 シャルポワ、かろうじてボールを弾き出す
X≦−2→シャルポワ「遅いデスネ!」 ボールをキャッチされてしまった!

676 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 14:43:04 ID:???
★岬 ダイビングボレー 25( ハート6 ) +( 1 + 2 )=
シャルポワ キャッチ 25( スペード2 ) +( 2 + 2 )=★

677 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 15:50:05 ID:YHZeuACI
★岬 ダイビングボレー 25( ハート6 ) +( 1 + 2 )=28
シャルポワ キャッチ 25( スペード2 ) +( 2 + 2 )=29★
∸1→シャルポワ「(速い!)」 シャルポワ、かろうじてボールを弾き出す
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シュウウウウッ!

ボールに飛び掛かるようにして蹴りこむ。矢のような速さでゴールへと飛んでいく。

シャルポワ「(速い!今まで見た事ない速さデス!デスガ!)」

バッ!

シャルポワ「ハッ!(コースが甘いデスヨ!)」

バチイッ!

シャルポワ「(弾くのがやっとでしたカ、アレでコレとは……)」
岬「(弾かれた、女の子がここまでやるとは)」

左腕を伸ばしてボールを弾き出す。弾くというよりは辛うじて届いた指が
触れてコースが外れた、といった感じだったが、形はどうあれ僕が打てる中で
最も破壊力の強いシュートが阻まれてしまった。

岬「凄いなあ、結構サッカーには自信があったのに」
シャルポワ「当然デス!伊達でトリコロールを肩に付けてた訳じゃないんですヨ、それと」

体の芝生を払ってシャルポワが立ち上がる。向かい直った顔はムスッとしていて、
物足りないと不満を告げていた。どう答えるかと考えるうちに、相手が口で不満を告げてくる。

678 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 15:52:45 ID:YHZeuACI
シャルポワ「ミサキ、あなた手加減してましたネ、気がつかないと思ってマシタ?
      マナーとして勝ちを譲ったとしたら侮辱ですヨ!
      久しぶりに全力で闘える相手に出会えたのですカラ、遠慮や気配りは無用デス!」
岬「(言ってくれるね、それじゃ)体が温まってなかっただけだよ、次こそ決めてみせるさ」

シャルポワ「いい返事デス!それでこそ私のはじめて、見せる価値がありますネ!」
岬「(はじめて!?あ、いやいや、変な意味じゃない、きっと新技だ、油断はできないぞ)それっ!」


★岬 ダイビングボレー 25(! card) +(! dice +! dice)=
シャルポワ バックハンドキャッチ 29(! card) +(! dice +! dice)=★

と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
4≦X→岬「(シャルポワがこっちに来て……跪いたぞ!?)」
2≦X<4→シャルポワの手をすり抜け、ゴールに突き刺さる!
−2<X<2→シャルポワ「(さっきよりも速い!)」 シャルポワ、かろうじてボールを弾き出す
−4<X≦−2→シャルポワ「遅いデスネ!」 ボールをキャッチされてしまった!
X≦−4→シャルポワ「この私に勝つなんて百年早いデス!」 ボールをキャッチされ、格下とみなされてしまった

679 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 15:54:03 ID:???
★岬 ダイビングボレー 25( スペード4 ) +( 3 + 4 )=
シャルポワ バックハンドキャッチ 29( JOKER ) +( 4 + 6 )=★

680 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 15:57:38 ID:???
敵の覚醒もありでしたっけ?

681 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 18:42:47 ID:YHZeuACI
>>600
【覚醒設定】
いいえ、今まで記していませんでしたが、敵はJOKERを引いても覚醒しません。

それでは遅くなりましたが、投稿を再開いたします。

682 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 18:44:01 ID:YHZeuACI
★岬 ダイビングボレー 25( スペード4 ) +( 3 + 4 )=32
シャルポワ バックハンドキャッチ 29( JOKER ) +( 4 + 6 →12)=41★
X≦−4→シャルポワ「この私に勝つなんて百年早いデス」 ボールをキャッチされ、格下とみなされてしまった
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シュルルルルッ!

シャルポワ「(シュートの位置、発射角、最大弾道高……よし、計算完了シマシタ
       速さも強さも先程よりも速いですが、軌道が分かれば取るのは造作もない事。
       フランス1のゴールキーパーの秘儀、とくと御覧なさい)」

バッ!ギュルウッ!

岬「(左足を後ろに…回った!?)」
シャルポワ「(左脚を軸に回転し、トルクをセービングに活用する!私の計算能力と、
       シュート破壊力に対抗するセービングがあれば!)」

ギュルウウッ!
バシッ!

シャルポワ「この私に、取れないシュートはありませんッ!」
岬「くっ!(手加減も蹴りぞこないもないシュートがワンハンドキャッチ、か。ここまでとは)」

わずかの乱れもなく流れるようにボールは左手へ収まった。

岬「(ここまで差があるなんてね。若林君より強いんじゃないか?)まいったな、本気出したのに」
シャルポワ「フフフ、この私に勝とうなんて百年早いデスネ!ご心配なく、
      暇な時間があったらこのシャルポワが教えてあげますカラ」

683 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 18:47:52 ID:YHZeuACI
岬「(うーん完全に格下に見られちゃったな。ここまで強かったとは、誤算だった)」
シャルポワ「でもミサキも中々イケてましたよ。やはりあなたも、日本代表デシタ?」

岬「いや、別にそういうのは無かったよ。小学校の大会で優勝したチームにはいたけど」
シャルポワ「むむむ、残念デス。ミサキがフランスに生まれていれば、
      今頃私と互角の勝負ができてたでしょうに……さて、行きましょう」

岬「え、どこに」
シャルポワ「とぼける気デスカ?始める前に私と賭けたデショウ?
      2回とも止めたら私の誕生日プレゼント買うって。さ、行きマショウ!」

忘れたふりをしてやり過ごそうとするもそうもいかず、約束の履行として
シャルポワの誕生日プレゼントを買いに出かけた。そうして出かけた先は……


先着で
★シャルポワの無心先! ! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。

JOKER→宝石店に着いた。シャルポワ「小さな騎士様と生涯を共に……」岬「あっ(察し)」
ダイヤ→シャルポワ「なーんて、冗談デスヨ!本気を出させるための方便デス!」
ハート→スポーツ屋に着いた。シャルポワ「良いものばかりデスヨ、値は張りますケド」
スペード→アタリフランスに着いた。シャルポワ「アタリ次世代機前売り券1枚!」あずみ「あいよ!」
クラブ→洋服屋に着いた。シャルポワ「この お姫様ドレス 、ステキ!
                  でも サンバカーニバル も良いデスシ、 スリングショット も……」

684 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 18:48:27 ID:???
★シャルポワの無心先!  クラブ2

685 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 19:42:29 ID:YHZeuACI
★シャルポワの無心先!  クラブ2 ★
クラブ→洋服屋に着いた。シャルポワ「このお姫様ドレス 、ステキ!でもサンバカーニバルも良いデスシ、 スリングショット も……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
旅は人生を豊かにし、現地人との交流は視野を広くする。
洋服店に着いてからシャルポワを眺めるに、そんな言葉が頭に浮かんでくる。
ゼビウスの時もそうだったが、どうもこの少女、感性が常人とは少々ズレているようである。
フランス人と言えば日本にいた頃はファッションセンスの塊だと思っていたし、周りの人間も信じて疑わなかった。

シャルポワ「このお姫様ドレス 、ステキ!こんなキラキラ輝くドレスでダンスをしたら、きっとユウも……」

ウエディングドレスを簡素化したような具合の、鮮やかだが化織のテカりが痛々しいドレスを熱いまなざしで見つめたかと思うと、

シャルポワ「でも、サンバカーニバルもイイデスネ、これで踊れば嫌な事もすぐ忘れそうデス!」

派手派手しい飾り羽根に目に焼き付きそうなきわどい衣装を手に取って喜んでいる。
こんな格好でパリを歩けば3歩で野次馬に取り囲まれそうだが、そんな事は頭に無さそうだ。

686 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 19:43:58 ID:YHZeuACI
シャルポワ「まあ、こんな水着があるなんて!……これを着て絵のモデルになろうカシラ」
岬「(優の事想定してるんだろうな……目の毒だよ、千早は憤死するんじゃない?)」

ルンルンと服を眺め、選び取っている。特に目についた3着を手に取った後、僕に困り事を押し付けてきた。

シャルポワ「ミサキ、この中でどうしても1着にしぼれないのデスガ、どれがいいでショウ?」

どうでもいいよ。とは言えない。僕が金を出す以上、適当には選べない。
それにどうもこれらの衣装、優に向けてのアピールにも使うらしい。
下手をすると衣服選びのせいで僕にまで悪影響が出かねない。さて、何を薦めるべきか。


A お姫様ドレス。500フラン。他の2つに比べれば常識的だし、内々のパーティー用に使えばいいかな
B サンバカーニバル。800フランと値は張るけど、すぐ噂になって見つけられるようになるだろ
C スリングショット。100フランと一番安いし、水場で披露する際には問題ないはず
D その他、自由回答(要2票)

所持金:954フラン。

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

687 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 19:59:43 ID:pvDuDVfE
A

688 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 20:37:15 ID:YHZeuACI
A お姫様ドレス。500フラン。他の2つに比べれば常識的だし、内々のパーティー用に使えばいいかな
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(他の2つは遅かれ早かれ恥をかくから問題外、お姫様ドレスにするとしよう)
   これがいいんじゃないかな、買ってくるよ」
シャルポワ「まあ、ありがとうございます!これで再来週は…ウフフフフ……」

あれこれ愛のキャンバスを脳内に広げているのを置いといて、ドレスを持って行き会計を済ませる。
痛すぎる出費となったが、実力者とのコネを作るための先行投資だと自分を納得させ、500フランを支払った。

岬「はい、どうぞ」
シャルポワ「ありがとう、ミサキ!こんなにいい服買ってくれるナンテ!

岬「あ、いえ、どういたしまして」
シャルポワ「それでは私はここで失礼シマス、急いで招待状を作らなケレバ。
待っててねユウ、あなたのシャルポワがお待ちしていますわ」

最後は想像にどっぷりとつかりながら、僕の元から去ってしまった。
色んな事があり過ぎてポカンと気が抜けたような感じで家路に着き、家のドアを開けた時には
疲れがどっと押し寄せ、それから1時間、玄関で動けずに転がるはめになってしまった。


*岬の所持金
954→454フラン

689 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/26(日) 20:44:29 ID:YHZeuACI
【1983年9月第3週】
岬「はあ、1回もゲームしなかったのに、お金使っちゃったなあ……
  ま、いい、気持ちを切り替えないと。さ、どうしよう」

A サッカーの練習に出かける、あと2回選択可
B パリのどこかに出かける(さらに分岐、B1・B2含めあと2回選択可)
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、B含めあと2回選択可)

所持金:454フラン

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



固定イベントが終了したところで、今日はこれまでに致します。

何だかシャルポワが(割とその場のノリで)優LOVEになりましたが、
彼らの仲が進展すると、副作用として岬にも若干のプラスとなるので
積極的に応援してみるのも悪くないでしょう。

690 :森崎名無しさん:2018/08/26(日) 20:49:09 ID:pvDuDVfE
B

691 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/28(火) 20:46:32 ID:wBWswcxo
今日は1レスだけ投稿いたします。



B パリのどこかに出かける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A 日本人学校
B 【天ケ瀬家】
C ヴォルテール通り
D ル・エスト
E 【アタリフランス(早川家)】
F 双海家
G 如月家
 15・16区周辺を散歩する
H1 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。
            これが採用された場合、この週の日常生活は選択できなくなります)
H 2 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。交通機関(註)を利用します)
I その他、自由回答(要2票)


先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

【】の場所は出かける前に電話で確認する事が出来ます。電話確認で不在となった際には
自由行動の時間は消費されません。
(交通は地下鉄を使います。その際、1日乗り放題パス(Formule 1【フォルミュール・アン】40フランが必要になります。
またストライキが発生している場合(要判定)は選択不可となり、1回分の日常生活が消費されます)

692 :森崎名無しさん:2018/08/28(火) 20:52:15 ID:fOJ6FO/A
B

693 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/29(水) 23:03:22 ID:vvJC3Y1I
遅くなりましたが、前話で登場した3人を紹介いたします。

シャルポワ(マリア・シャルロット・ポワロ 出典:高円寺女子サッカー)
IQ300の頭脳を駆使したデータ解析力と分析力、天候や風向等の試合環境チェックも怠らない
堅実性を合わせ持つ天才キーパー。ただ、メイド服は日本の伝統衣装だという人の話を鵜呑みに
してしまうという、お人好しの面もあるようです。
元のゲームが残念極まりないだけに、彼女のエピソードが断片的にしか分からないのが、残念です。
あの時のテクモのゲーム開発スタッフが作っていれば、キャプテン翼+サクラ大戦テイストの
高円寺女子サッカーが大化けしていたんじゃないかという気がしてなりません。

如月優(出典:アニメ版アイドルマスター)
如月千早の弟。本来の世界では幼少期(3〜5歳位)に交通事故で命を落としてしまっている。
優の死によって如月家の家庭環境は崩壊し、幼い日の千早の歌を楽しんで聴いてくれた事から
アイドル活動で歌手であろうと執着していた等、如月千早の人間性と過去を考える上で絶対に
欠かせない人物です。また、年齢の割にしっかりした線と色使いの絵を描いていたので、
この物語ではゲーム世界の絵描き少年として、とある理由により事故にも遭わずに済んでいますが、
何やら行く末が危うくなってきたような…

余談ですが、スレ主がアイマスをしってから2番目に名前を覚えたのが
この優君であり、アイマス関連動画を見始めるきっかけになった子でもあるので、
こうして自分の物語に出せるようになったのが非常に感慨深いものがあります。
あと、こんな所には絶対来てないと思いますが、魅力的な優君の描写を行ってくれた
鈴木貫太郎Pとアスペクト比Pに、この場を借りてお礼申し上げます。

694 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/29(水) 23:33:05 ID:vvJC3Y1I
如月千早(出典:アイドルマスターシリーズ)

念力を押し固めて作った、板状の高純度のイル・ドークト(※)素材。
ひとりでに空へ浮かぶ性質がある。くるくると縦に回転しながら直進し、破壊不可能。
あまりにイル・ドークトの純度が高いため、イル・ドークトをエネルギー化したスパリオによる
ザッパー(空中弾)、ブラスター(地上弾)でも破壊できません。その防御力の高さを生かして
巨大戦艦アンドアジェネシスの装甲に使われたり、ガル・バーラ、ガル・デロータの土台として
活用されたが、バーラ、デロータの方は元のものより4096倍もの生成エネルギーを必要とする事が判明した
ため、途中で生産が打ち切られました。

破壊できないキャラクターという存在は、当時としては非常に斬新だったため、テイルズシリーズや
コナミのパロディウス・オトメディウス、最近では大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
にも出演するなど、会社、ゲーム機の壁を越えた非常に人気のある存在になっています。

※:生命体が持つサイキックエネルギー


人物紹介も終わりましたので、今日はあと1レスだけ投稿して、終わりにいたします。

695 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/29(水) 23:44:27 ID:vvJC3Y1I
B 【天ケ瀬家】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(天ケ瀬のところへ電話しよう)」そうして電話をかけてみると……

先着で
★天ケ瀬家への電話! ! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。マークで分岐します。

JOKER→???「やっほー!」聞き覚えのある声が電話に出た(さらに分岐)
クラブ→いくら待っても電話から応答はなかった。
クラブ以外→天ケ瀬「おう、岬か」ちゃんと出てくれた


もしクラブ以外が出ましたら、聞きたい内容について選択するために
こちらもメール欄を空白にして回答してください。要1票です。

A 今週も練習に参加していいか
B 家に遊びに行ってもいいか
C あずみの事について相談したい
D サッカー部以外の岬が知っている人について、知っている事は無いか
E サッカー部の今後の予定・目標について
F それ以外、自由回答(要2票)

696 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 00:13:56 ID:???
★天ケ瀬家への電話!  クラブ3

697 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 20:20:13 ID:???
一人の紹介が物質扱いな件
本棚の隙間に入りそう

698 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/30(木) 20:22:29 ID:nDXLKKfM
今日も短いですが、投稿を開始いたします。また、先日行いました人物紹介についてですが、
如月千早の紹介が別のキャラクターと間違って紹介してしまいました。後日正確な紹介文を投稿させていただきます。



★天ケ瀬家への電話!クラブ3 ★→いくら待っても電話から応答はなかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

通信音を耳に流して反応を待ったが、いくら待っても応答がない。仕方が無いので電話を切り、
代わりに何をするか考え、方針を固め直した。

A サッカーの練習に出かける、あと2回選択可
B パリのどこかに出かける(さらに分岐、B1・B2含めあと2回選択可)
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、B含めあと2回選択可)

所持金:454フラン

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

699 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 20:26:42 ID:4I5Xe4js
B1

700 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/30(木) 20:35:43 ID:nDXLKKfM
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、B含めあと2回選択可)
―――――――――――――――――――――――――――――――――

持ち物(日常時間消費無し)
A: ヤーの復讐(アタリ2600の「シューティング」ゲームソフト)
B: オリンピア(ソ連のスポーツ飲料。飲むとガッツを年齢性別問わず100回復させ、さらに最大ガッツを5上昇させる)
C: ソビエツキ・スポルト83年8月号(ソ連のスポーツ雑誌、毎月刊行。ソ連のサッカー訓練も扱う、内容把握済み)
D:この持ち物リストからは選ばない

持ち物(注!日常時間が消費されます)
T: ル・ミロワール・デ・フトバル83年8月号(フランス共産党発行サッカー雑誌、隔月刊行。東側ユースサッカー事情も扱う)
U: この持ち物リストからは選ばない


所持品:財布

先に1票入った選択肢で、何の持ち物を所持するか、持ち物を使うか、外すかについての選択を行います。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

701 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 20:38:10 ID:4I5Xe4js
T使用

702 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/30(木) 21:04:45 ID:nDXLKKfM
T使用 ル・ミロワール・デ・フトバル83年8月号(フランス共産党発行サッカー雑誌、隔月刊行。東側ユースサッカー事情も扱う)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着で
★ル・ミロワール・デ・フトバル83年8月号の記述! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→K+参加資格が「共産党員子弟+当該国居住」に変更された!
K→2年後のスパルタキアーダ参加のためのテスト申込書が添付されていた
Q→東ドイツの少年部(※)について紹介
J→ポーランドの少年部について紹介
10→ユーゴスラビアの少年部について紹介
9→ハンガリーの少年部について紹介
8→チェコスロバキアの少年部について紹介
7→ブルガリアのマル秘アイテムについて紹介
5・6→フランス国内の共産党子弟サッカー少年紹介
A〜4→特に興味を引く記事は見つからなかった

(※):西側諸国における「ジュニアユース」に該当する

703 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/30(木) 21:06:30 ID:nDXLKKfM
本日はこれまでといたします。

>>697
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14339347

704 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 21:13:37 ID:???
★ル・ミロワール・デ・フトバル83年8月号の記述 スペード3

705 :森崎名無しさん:2018/08/30(木) 21:31:56 ID:???
ああ、外してしまった…
ル・ミロワール・デ・フトバルをル・エストで買えたら買おう

706 :森崎名無しさん:2018/08/31(金) 12:59:37 ID:???
ブルガリアのマル秘アイテムを見てみたい

707 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/31(金) 20:01:16 ID:uJwgFBYA
これから訂正版如月千早のキャラクター紹介を上げてから、
投稿を開始いたします。

>>705
>>335で記述しましたように、父の人脈により2カ月に1度、フランス共産党から
無料で配布されるので、特に急ぐ必要はないかと。ただ、岬と聖薇の仲が進展すれば、
早乙女家として便宜を図ってくれるかも?

>>706
有体に言えば、今話題のブルガリアヨーグルトなのですが、サッカー選手用に特別加工された
ブルガリア政府謹製ヨーグルトとなります。話に聞いたところでは、ブルガリア人は
他におかずが無くてもヨーグルトだけで1食をすませる事があるそうです。
だからどうした、と言われるとアレですが。



708 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/31(金) 20:03:57 ID:uJwgFBYA
・如月千早(出典:アイドルマスターシリーズ)
アイドルマスター(以下アイマス)にてプレーヤーが所属する芸能事務所「765プロ」のアイドルにて、先述した如月優の姉。
幼い頃の弟が自分の歌を好きでいた事、その弟が
交通事故で死んだ後「本は投げるもの」とまでに崩壊した家庭環境からの逃避から
歌に注力し、その結果アマチュアのコンクールとはいえ
ロックと民謡で日本一、童謡で地区大会優勝という赫々たる実力を有しています。
ただその執念が強くなりすぎて、プロデュースを開始してしばらくの間は
歌以外のアイドルの仕事を無意味・無駄と考え、
プレーヤーであるプロデューサーと衝突するなど、良くも悪くも真面目で生一本な性格の人です。

また年齢不相当にすらりとし過ぎた胸を気にしている点が、
彼女を知る人が増えるにつけ愛情のこもったネタ的に取り扱われるようになった点も、
残念ながら彼女を紹介するにあたって欠かせない要素となっています。
どんな風に胸部の涼やかさが愛をもっていじられているかは事例が多すぎるのですが、
公式作品だけにしぼっても同僚から胸と背中を間違われ、
転びかけたとあるアイドルが千早を掴もうとするも胸の上で空振りして結局転倒したり、
年下の双海姉妹から「胸なんか飾りです、それが偉い人には分からんのです」とまで言われ、
アニメでも背景の看板や車のナンバープレートにたびたびバストサイズの数字が記されたりと散々な扱われよう。

誰か千早に「みんなの人権110番」について教えてあげるべきだと思うのですが。
(スレ主もついうっかり間違えてしまいました事を、重ねてお詫び申し上げます)

709 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/31(金) 20:05:23 ID:uJwgFBYA
A サッカーの練習に出かける、あと2回選択可
B パリのどこかに出かける(さらに分岐、B1含めあと1回選択可)
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、B含めあと1回選択可)

所持金:454フラン

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

710 :森崎名無しさん:2018/08/31(金) 20:30:21 ID:ahu8EZM2
A

711 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/31(金) 20:37:05 ID:uJwgFBYA
A サッカーの練習に出かける、あと2回選択可
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A ドリブル:23 凄く上がりやすい
B パス: 22 凄く上がりやすい
C シュート:19 凄く上がりやすい
D タックル:21 凄く上がりやすい
E パスカット:21 凄く上がりやすい
F ブロック:20 凄く上がりやすい
G せりあい:19 凄く上がりやすい
H ガッツ:705 凄く上がりやすい

*(初期状態の上昇ポテンシャル。()内はガッツ)
・上がりにくい
JOKER→1+&必殺技のフラグ習得!
11〜13→+1! (+5)
1〜10→効果がなかった

・少し上がりやすい
JOKER→+1&必殺技のフラグ習得!
9〜13→+1! (+5)
1〜8→効果がなかった

・凄く上がりやすい
JOKER→+2&必殺技のフラグ習得!
13→+2! (+10)
7〜12→+1! (+5)
1〜6→効果がなかった

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

712 :森崎名無しさん:2018/08/31(金) 20:46:05 ID:nGimlxtc
H

713 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/08/31(金) 21:00:42 ID:uJwgFBYA
H ガッツ:705 凄く上がりやすい
―――――――――――――――――――――――――――――――

先着で
★誰かいる? ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JORER: 呉俊仁 「混ざっていいか?」岬「(どこかで見たような……)」
ダイヤK:???「俺も参加させてもらえるかな?」金の長髪をなびかせる同年代の少年が挑んできた!
ハートK:???「退屈しのぎに、一勝負いかがかしら?」金髪ロールの同年代の少女が挑んできた!
スペードK:シャルポワ「私の計算結果を検証してもらえるかしら?」
クラブK:天ケ瀬「おう岬、練習付き合うぞ」キャプテンが(1人だけで)やってきた
それ以外:特に誰とも出会わなかった


先着で ★83年9月3週1回目の練習(ガッツ)! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→+10+スキルフラグ獲得!
13→+10
7〜12→+5
1〜6→効果がなかった


今日はここまでにいたします。

714 :森崎名無しさん:2018/08/31(金) 21:03:28 ID:???
★誰かいる?  ハート8

715 :森崎名無しさん:2018/08/31(金) 21:08:23 ID:???
★83年9月3週1回目の練習(ガッツ) スペード5

716 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 11:20:26 ID:rBXP2cuk
★誰かいる?  ハート8 ★→特に誰とも出会わなかった
★83年9月3週1回目の練習(ガッツ) スペード5 ★→効果がなかった
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(今日は1人でインターバルをしよう)」

そう思い定めて1人、パリの街並みを眺めながらインターバルをする事に決めた。
あずみちゃんと一緒に走った時は上手く行ったのだから、今回も上手く行くだろう。
事実、走り込みはこの上なく順調に進んでいる。まだ太陽がアパルトメンの上へと上がらずにいる
時間帯の街路では、どこからともなくパンを焼くにおいが流れてくる。
辻の節々にはアコーディオンやギターを抱えて演奏しようとする町の音楽師達、厚化粧をしたピエロのパントマイム、
珍しい所では歩道に脚立を置き、デロデロデロとおどろおどろしい太鼓の音を響かせながら、
角に花飾りをしたヤギが太鼓の調子に合わせて脚立の上まで上がっていく、という見世物もあった。
無事頂上まで登ると祝福とばかりに太鼓がかき鳴らされ、周りの観客達からは拍手とチップを交互に投げ入れていた。
後に父さんに尋ねたところ、あれはヨーロッパを股にかける放浪民族ロマ人がよくやる見世物だという。
中には芸を見る客の隙を狙ったスリにやられる事もあるから気をつけろと言われたが、
その時の僕は日本では見られない牧歌的な光景を、横目ではあるが楽しんでいるばかりだった。

そういう風景を眺めて心浮かれながら走っていると、急に左足から違和感を感じた。
石畳の感触ではありえない、柔らかいが決して心地よくない感触、
そして何よりも不快しか感じないアンモニアや尿素やその他物質が発しているであろう腐乱臭。

岬「(やっちゃった)」

犬のフンだ。道端のフンをつい踏んでしまった。

717 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 11:22:13 ID:rBXP2cuk
妻「なんで避けて歩かないの!?」
夫「糞は踏む為に存在する」

少し先の道路でも犬のフンを踏んだ人がいる。とにかくパリの道路は汚れている。
先に立たぬ後悔の念を発しながら歩道を見直すと、この犬のフンの他にパンくず、
チリ紙、空き箱、包装紙にタバコの吸い殻、食べかけのリンゴまで、街の景観などどこ吹く風といった様に転がっている。
勿論紙くず箱は道路に設置されてはいるが、とうに口まで一杯になっているし、
ダックスフンドの絵の下に矢印で指し示した犬の公衆便所も、使う人が無くフンが周囲に放置されている。

日本にいた頃はヨーロッパ文化の精髄、花の都としてのパリしか紹介されなかったものだから、こういった風景を見るのは
まるで芸能人のゴシップを直に目で見るような感じのようで。ある意味中々印象に残った。
これが、深い意味での異文化交流の第一歩になるのだろう。
ともかくこれ程までに踏んづけてしまっては走るどころではなく、近くの公園まで歩いて水洗いするほかない。
そうして何とか洗い落とした時にはもう走る気も起らなくなり、インターバルの顛末を話の土産にして、家へ帰った。


*特に成長はありませんでした。

718 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 11:27:59 ID:rBXP2cuk
岬「ひどい目にあったなあ、ま、これも外国での体験だ。気を入れ替えて次は何をしよう」


A サッカーの練習に出かける、あと1回選択可
B パリのどこかに出かける(さらに分岐、B1・B2含めあと1回選択可)
B1 所持品を使う・持ち歩く(さらに分岐、今回は時間消費無し)

所持金:454フラン

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


しばらく時間がかかると思われるので、一旦席を離れます。
それから、如月姉弟の説明で忘れていましたが、アニメ版アイドルマスターを観る時は必ず20話を見ましょう。
それから1〜19話、21話〜25話を見るようにしましょう。あのアニメは20話こそが一番の山場であり、
それ以前はプロローグ、21話からはエピローグなのです。

719 :森崎名無しさん:2018/09/01(土) 13:17:55 ID:U7uUF1y2
B

720 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 13:35:31 ID:rBXP2cuk
B パリのどこかに出かける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

A 日本人学校
B 【天ケ瀬家】
C ヴォルテール通り
D ル・エスト
E 【アタリフランス(早川家)】
F 双海家
G 如月家
 15・16区周辺を散歩する
H1 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。
            これが採用された場合、この週の日常生活は選択できなくなります)
H 2 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。交通機関(註)を利用します)
I その他、自由回答(要2票)


先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

【】の場所は出かける前に電話で確認する事が出来ます。電話確認で不在となった際には
自由行動の時間は消費されません。
(交通は地下鉄を使います。その際、1日乗り放題パス(Formule 1【フォルミュール・アン】40フランが必要になります。
またストライキが発生している場合(要判定)は選択不可となり、1回分の日常生活が消費されます)

721 :森崎名無しさん:2018/09/01(土) 13:50:34 ID:U7uUF1y2
A

722 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 14:12:47 ID:rBXP2cuk
A 日本人学校
――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(学校に行ってみるか。今のうちに1人でも友好関係を築かなければ)」

そう思って日本人学校に出かけた。そうして学校に着き、時刻を確認した。

★日本人学校へ着いた時間 ! card ★

JOKER→ダイヤ+岬「(途中で2人ずれになっちゃった)」 さらに分岐
ダイヤ→午後2時30分になっていた
ハート→午後3時になっていた
スペード→午後3時30分になっていた
クラブ→午後4時になっていた

723 :森崎名無しさん:2018/09/01(土) 14:14:38 ID:???
★日本人学校へ着いた時間  ハート7

724 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/01(土) 14:25:19 ID:rBXP2cuk
★日本人学校へ着いた時間  ハート7 ★
――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(15時ちょうど、この間よりは遅くなったけど、18時の門限まで3時間。
   十分探索できるな。さて、どこに行こうか)」


★移動時間 ! dice★
現在時刻は15:00です。


A:岬「(僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」
B:岬「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」
C:岬「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」
D:岬「(音楽室に行ってみよう)」
E:岬「(美術室に行ってみよう)」
F:岬「(情報室に行ってみよう)」
G:岬「(校庭をのぞいてみよう)」
G:その他、自由回答(要2票)


移動先についての選択は先に1票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。
移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

725 :森崎名無しさん:2018/09/01(土) 14:28:13 ID:U7uUF1y2
F ★移動時間  6

726 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 11:15:40 ID:c0897i8A
第17話『プリンセス・イン・マイコンワールド』


F ★移動時間  6 ★→岬「(情報室に行ってみよう)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
15:06分。再び情報室へとやってきた。あのマイコンルームと化したハイテク教室で双海姉妹がいる。
もう少し仲良くなって電話番号などの情報を入手しておきたいし、
彼女達を介して下級生たちの情報も掴みたい。そう考えてドアをのぞいて見る。

岬「(おや、誰か居る)」

部屋の奥で姉妹2人が、2人より背の高い少女の横でモニターと少女の顔を交互に眺めている。
少女はマイコンの前で何やら打ち込んでいる、以前2人から教わった
MECのPC‐6001mkUを使っているところを見ると、彼女がEA部部長の「えりちん」なのだろう。
遠くから見ても分かるほど、まるでピアニストが音楽を奏でるように、迷いなく軽やかにキーボードを操作している。

そうして眺めていると、「えりちん」がマイコンからフロッピーディスクを取り出し、真美へと渡す。
それから立ち上がって椅子からも離れ、1つ横の椅子に座り直した。
2人の様子を眺めていようというのだろう。表情はこちらからは見えないが、少なくとも姉妹は嫌いでないようだ。

真美「ありがと→えりちん!」
亜美「さっそく勝負だ真美隊員!長年つちかってきた亜美のドライバークテをみせてやるのだ!」

歓声を挙げながら真美は椅子を引き寄せ、亜美はもう1つのマウスをマイコンに取り付けている。
ドライバーがどうとか言っているところを見ると、これから2人でレースゲームをするのだろう。

727 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 11:19:41 ID:c0897i8A
岬「(うーん、これからゲームを始めるとなると、入るなら今すぐ入らないと。
   ただあの「えりちん」とか言う人、あまり学校に来てないって言ってたな。
   人付き合いが苦手で来てないのなら迂闊に入るとマズいかもしれない。どうしよう)」

行くべきか行かざるべきか。時間はかけられないのでぱっぱと結論を出した。


A ドアを開けて、双海姉妹の方へ向かう。もう1人は今日はいいや。
B ドアを開けて、「えりちん」の方へ向かう。退路を塞いでおけば何かしらの交流は出来るだろう。
C ドアを軽く叩いた後、3人の視界から外れる所まで下がって、双海姉妹が来るのを待つ。
D そっと壁に耳を当てながら、ガラス越しに様子を観察し続ける。
E その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

728 :森崎名無しさん:2018/09/02(日) 12:08:22 ID:gW9y/+tY
C

729 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 13:14:12 ID:c0897i8A
C ドアを軽く叩いた後、3人の視界から外れる所まで下がって、双海姉妹が来るのを待つ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(まずは姉妹を呼びだして、話をしてみよう)」

情報を引き出すのに必要なのは相手との信頼関係だ。少女の方については下手に警戒心を抱かれないよう、
3度ドアをノックした後で1歩後ろへ下がり、童女姉妹が来るのを待つ。

足をそろえた後すぐにドタドタと足音が聞こえ、ドアが開かれた。

真美「おっ、岬兄ちゃんじゃ→ん!どったの?」
亜美「亜美は今、実の姉とせ→しをかけた闘いにいども→としているのだ!冷やかしならたとえ兄ちゃんでもよ→しゃしないぞ!」
岬「(真美亜美はいつも通りっと。さて、何て話しかけようかな)」


A 岬「僕も闘いに参加させてくれるかな?(この子達とより関係を良くしよう)」
B 岬「部長さんに僕を紹介させてもらえないかな?(仲がいいこの姉妹に仲介してもらって、何とか交流の糸口を作ろう)」
C 岬「僕も見ていてもいいかな(無理せずまずは背景の一部になって、それから落ち着いたところで話をしよう)」
D 岬「この間できたゲームセンターはもう行った?(この2人なら関心ありそうだし、食いついてくるかも)」
E 岬「あずみちゃんに何か変化はあった?(練習してから何か変化したかどうか)」
F 岬「優君について何か知らない?(年も近いし、何か知っているかも)」
G その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

730 :森崎名無しさん:2018/09/02(日) 14:34:56 ID:mgZS9Awg
C

731 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 15:05:39 ID:c0897i8A
C 岬「僕も見ていてもいいかな(無理せずまずは背景の一部になって、それから落ち着いたところで話をしよう)」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(立ち話だとあまり多くは話せないし、こっちから話しかけるとこの姉妹はともかく、あっちの女の子の方が緊張するだろう。
   いったん場の空気に少しでも同化して、和やかになったところで話を切り出そう)」

そう思い定めて、まずは見学の意を表明する。この話しかけに対して姉妹は……


先着で ★双海姉妹の反応! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。カードで分岐します。

JOKER→亜美「えりちんの彼氏の願いとあらば、断る訳にはいきませんな」
   真美「えりちんの愛しのセンパイ様、どうぞこちらへ」岬「え?」
ダイヤ→亜美「後で一緒にえりちん家に行くならい→よ!」真美「真美達以外の友達、えりちんにもできた方が良いからね」
ハート→亜美「後でアタリフォースごっこやるなら良いよ!」真美「兄ちゃんはコレコングね」
スペード→亜美「い→けど、兄ちゃんはどっちに賭ける?」真美「もちろん真美だよね!」
クラブ→真美亜美「「オッケ→!大歓迎!さ、行こ!」」

732 :森崎名無しさん:2018/09/02(日) 15:12:47 ID:???
★双海姉妹の反応 ハート6

733 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 15:53:42 ID:c0897i8A
ちょっと時間がかかりそうなので、今日の夜に投稿いたします。
もしかしたら投稿できないかもしれませんが、その時はどうかご容赦願います。

あと、残り容量が20〜30キロバイト程しか無くなってきたので、そろそろ次のスレの
副題を募集いたします。

【】キャプテン岬2【】

好きなだけ応募してください。その中より良かったと思ったものを採用させていただきます。

734 :森崎名無しさん:2018/09/02(日) 17:10:17 ID:???
【嵐を呼ぶ女】キャプテン岬2【シャルポワ】
【花の都の】キャプテン岬2【色物】


735 :森崎名無しさん:2018/09/02(日) 17:53:30 ID:???
【優とシャルポワの】キャプテン岬2【ラブストーリー】

736 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:20:41 ID:c0897i8A
これより投稿を再開します。734さん、735さん、素敵な副題ご応募ありがとうございます。

シャルポワの活躍が色んな意味でだいぶ目立ったようですが、キーパーの実力はアモロよりずっと上です。
これからも様々な場面で岬と戦う事になるでしょう。

737 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:22:05 ID:c0897i8A
★双海姉妹の反応 ハート6 ★亜美「後でアタリフォースごっこやるなら良いよ!」真美「兄ちゃんはコレコングね」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
真美亜美「「ふーーーん……」」

わざとらしくワルそうな顔を作り、交互に僕の顔を近づいては眺めまわしている。
威圧をかけているつもりかは分からないが、既にこのやり取りも遊びのうちに入っているのだろう。

真美「2人の血の間には、誰も入る事はできぬ……」
亜美「神にすらこの宿命の対決の勝敗は見えぬ!!」

真美「そんな決闘の中に何の覚悟も無しに入っていこうなんて」
亜美「いくら岬兄ちゃんでも許せませんなあ〜どうする真美よ」

真美「それについてはこの真美、いい考えがあるのだよ。
   この前あずみお姉ちゃんからもらったアレを使う、良い機会ではないかね?」
亜美「おおう、さすがは我が良き強敵(とも)、我らの決闘後の素晴らしきヨキョーとなるであろうな」

ワイワイと騒がしい密談をかわした後、共に拳を目の前に突き出して、僕に呼びかけた。

亜美「という訳でに→ちゃん!アタリフォースごっこをするなら来ても良いよ!」
真美「に→ちゃんはコレコング役ね!正義の宇宙超人アタリフォースの宿命の敵だよ!」

何やら勝手に遊び相手になれという事のようだ。
どうせ時間は余っているし、ここで交流を深めれば確実に友達となれるだろう。

岬「分かった、ようし、アタリフォースなぞあっと言う間にやっつけてやるぞ」
亜美「その言葉が聞きたかった」
真美「悪のマグナ星人やマテル星人をやっつけた我らに、果たしてかなうかな?では、行こう!」

738 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:23:08 ID:c0897i8A
再びドアを開け、僕の手を引っ張りながら情報室へ入る。
そして部屋の奥にいる「えりちん」なる少女と目が合う。


ひうっ!


しゃっくりを鋭角にしたような、耳に感じぬ悲鳴がビンビンと伝わる。
手のひらを唇に当てて顔をこちらから遠ざける。顔は整った要望が崩れない程度だが引きつっていて、
どう見ても未知の異性の訪問者を歓迎していそうにない。

亜美「お客さん連れてきました→!」
真美「岬兄ちゃんだよ→!ゲーム好きだし、悪い人じゃないよ→!」

姉妹の挨拶にも油の切れたブリキ人形のように、ガク、ガクとぎこちなく相槌を振るばかりだ。

岬「大丈夫、僕が来ちゃって」
亜美「大丈夫、亜美達がついてるから。兄ちゃんは座って眺めてOKだよ」
真美「えりちんの凄さをもっと知ってもらいたいからね。これからやるの、えりちんが作ったんだよね!」
少女「え!?……あ、う、うん、いや、作ってない。私のは、移植?」

739 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:24:45 ID:c0897i8A
ビクッと震えた後、真美の方を向いて返事をする。知った相手だからか、僕よりは滑らかに反応が出来ている。
それにしても耳慣れない言葉だ。移植。ゲームに関する事だろうが、どういう事か。
分からないが本人の様子ではまともな返事が聞けそうにないので黙っておく。

亜美「ほい、これ」

真美がカチャカチャと準備をしている間、机の下にかけているランドセルから取り出して、僕に渡した。
いかにもアメコミといった感じの、白人男性、青髪マッシュルーム女性、赤毛白人女性、黒人、アジア人の
5人からなる、筋肉モリモリマッチョマンの変態どもが写っている。

亜美「それがアタリフォースだよ。今のうちに読んどいて、あ、もう準備できたんだ」
真美「おう、準備はできたぞ亜美!今こそ宿命の対決の時!」
亜美「あの悲しい呪縛を今こそ打ち破る、真美よ覚悟!」

少女を眺めている間に画面は初期の画面から切り替わっており、
ゲーム画面になっている。なにやら白黒のレースフラッグとサーキット図があるところを見ると、
レースゲームをするところなのだろう。

亜美「さ、岬兄ちゃん、よーく集中して聞いて!」
真美「えりちん会心のビックリ技術がサクレツだよ!凄いよ!COOLだよ!」

震える少女の技量をこうまで褒めたたえるとは。僕は画面を集中して見つめる事にした。

740 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:27:00 ID:c0897i8A

            POLE POSITION


FUJI SPEEDWAY
1LUP 4.359km


                  ⒸⓅ   1982 ATARI INC.
                            CREDIT


真美がボタンを押すと、効果音が流れ出す。

チャララリーン
パーッパラパパパパパーッパラパパパパパーン

コインを入れる音。ファンファーレ。そして。



           ヨセンスタートデス



ゲームが、しゃべった。

741 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:28:48 ID:c0897i8A
亜美「聞いた!?声が出たよ!ゲ→センじゃなくて普通のマイコンでだよ!」
真美「おんせ→ご→せ→っていうんだっけ?えりちんがたった1人で出したんだ!」

思いもよらない演出に、ほんの一瞬だが、言葉を失った。少し聞き取りずらかったが、
間違いなく意味の通じる日本語が、コンピューターから発せられた。
しかも僕と同じか僕よりも幼い目の前の少女が作り上げたというのだ。

岬「(たった1人でこんなのが作れるなんて、今すぐでもゲームの制作会社でやっていけるんじゃないか?)」
亜美「おっと勝負ははじまってるんだよ真美、今日も亜美の土台役になってもらうよ!」
真美「なにお→!今日は真美が勝って新技をひろ→してやるんだかんね!」

亜美と真美がマウスを左右縦横に振り回し、F1カーを操縦する。
あずみ家でプレーしたドッジ・エムとは違い、後ろからの見下ろし型というためか、異様な速さで縁石や看板が後ろに流れていく。

亜美「そおおりゃあああ!」
真美「ふふふ、そこっ!」

左回りのカーブで先行していた亜美の車が、大きく外側へと外れていく。それを横目に真美の車が、
内側へ綺麗に回り、亜美を負い抜かす。
亜美の方は勢い余って看板にぶつかり、爆破炎上してしまった。

真美「急ぎ過ぎだよ亜美君、急ぎ過ぎたらかえって遅くなるのだ」
亜美「むーっ、見てろよすぐに抜いてやる→!」

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